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JP2003033449A - ボールの製造方法 - Google Patents

ボールの製造方法

Info

Publication number
JP2003033449A
JP2003033449A JP2001222693A JP2001222693A JP2003033449A JP 2003033449 A JP2003033449 A JP 2003033449A JP 2001222693 A JP2001222693 A JP 2001222693A JP 2001222693 A JP2001222693 A JP 2001222693A JP 2003033449 A JP2003033449 A JP 2003033449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing layer
ball
manufacturing
shaped body
semi
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001222693A
Other languages
English (en)
Inventor
Zenjiro Shiozu
善治郎 潮津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikasa KK
Original Assignee
Mikasa KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mikasa KK filed Critical Mikasa KK
Priority to JP2001222693A priority Critical patent/JP2003033449A/ja
Priority to PCT/JP2002/003131 priority patent/WO2003009904A1/ja
Publication of JP2003033449A publication Critical patent/JP2003033449A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の補強層に代えて、簡単な構造の補強層
を用いることにより、また、従来の補強層の一部に、補
強層簡単な構造の補強層を用いることにより、製造工程
を改善することができるボールの製造方法を開発・提供
するものである。 【解決手段】 外皮Xと、内部のチューブYとの間に、
補強層1を形成するボールの製造工程において、該補強
層1に、袋状体、あるいは半完成筒状体に形成した一種
類又は複数の部材を用いて形成することを特徴とするボ
ールの製造方法であり、さらに、既存の補強層2に、袋
状体、あるいは半完成筒状体に形成した一種類又は複数
の部材を用いて、さらに、補強層1を形成することを特
徴とするボールの製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボールの製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、球技用のボールには、補強層に表
皮を設ける貼りボール、補強層へゴム層を設けるゴムボ
ール、そして、球形に縫製した表皮内に、チューブを挿
入し、表皮とバルブ部分を固定する縫いボールがある
が、いずれも、ボール本体の内部に、バルブを有し、内
部に空気を保持する,チューブと呼ばれるゴム体に、空
気を充填して球形にし、該球形にして補強層を被覆して
いる。
【0003】そして、この補強層は、チューブの形状を
維持し、強度保持のため、かつ、触感を与え、さらにリ
バウンドを変えるためのものであり、貼りボールの場合
には、所定の大きさの布をゴム糊などの接着剤を用いて
数層に貼りつけ補強したり、撚糸、フィラメントなどの
繊維を、糊をつけて数百〜数千メートルほどチューブに
巻いて補強をし、この補強されたチューブにゴム層を設
け、加硫した後、糊を塗布して表皮を貼って製造してい
た。
【0004】しかし、この補強層の形成に、布を用いる
場合には重量が重くなったり、また、固いボールとな
り、一方、糸を用いる場合には、大量の糸を使用するた
め、やはり、固くなり、しかも重量のあるボールとなる
という欠点があり、さらに、その工程が煩雑であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
従来の補強層に代えて、簡単な構造の補強層を用いるこ
とにより、また、従来の補強層の一部に、補強層簡単な
構造の補強層を用いることにより、製造工程を改善する
ことができるボールの製造方法を開発・提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、チューブに
補強層を設け、該補強層に被覆材を装着するボールの製
造工程において、該補強層を、完成された部材、あるい
は半完成された部材を用い、これらの部材を固定手段を
用いて形成するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の一実施例を図1に従っ
て説明すると、外皮(X)と、内部のチューブ(Y)と
の間に、補強層を形成するボールの製造工程において、
該補強層(1)に、袋状体、あるいは半完成筒状体に形
成した一種類又は複数の部材を用いて形成することを特
徴とするボールの製造方法から構成されるものである。
【0008】次に、この発明の他の実施例を図2に従っ
て説明すると、外皮(X)と、内部のチューブ(Y)と
の間に、補強層を形成するボールの製造工程において、
該既存補強層(2)の上面に、袋状体、あるいは半完成
筒状体に形成した一種類又は複数の部材を、補強層
(1)として用いて形成することを特徴とするボールの
製造方法から構成されるものである。
【0009】また、この発明の他の実施例を図3に従っ
て説明すると、外皮(X)と、内部のチューブ(Y)と
の間に、補強層を形成するボールの製造工程において、
該補強層(1)に、袋状体、あるいは半完成筒状体に形
成した一種類又は複数の部材を用い、固定手段(3)を
用いて形成することを特徴とするボールの製造方法から
構成されるものである。
【0010】さらに、この発明の他の実施例を図4に従
って説明すると、外皮(X)と、内部のチューブ(Y)
との間に、補強層を形成するボールの製造工程におい
て、該既存補強層(2)の上面に、袋状体、あるいは半
完成筒状体に形成した一種類又は複数の部材を、固定手
段(3)を用いて形成する補強層(1)を設けたことを
特徴とするボールの製造方法から構成されるものであ
る。
【0011】そして、補強層(1)に用いる袋状体、あ
るいは筒状体に形成した部材は、天然布、合成布、天然
糸、合成糸、天然ゴム糸、合成ゴム糸の単体、または複
合体を素材としたものである。
【0012】また、補強層(1)を構成する袋状体、あ
るいは、半完成筒状体に形成した部材が、天然糸、合成
糸、天然ゴム糸、合成ゴム糸を素材として網状・メッシ
ュ状の素材であれば、糸、ゴム糸の単体または複合体で
編み込んだり、かがって、外皮、あるいは空気が注入さ
れたチューブに挿入したり、沿って覆うように形成する
ものである。
【0013】さらに、袋状体が、完成された球体(1
a)、多面体(1b)、あるいは、なかば完成された多
面体(1b′)または、半球体(1c)である場合に
は、複数の布片を用いて、縫着して球体(但し、チュー
ブを挿入する穴はあけておく)に形成したものを用いた
り、半球体(1c)を二つ合わせて球体に形成したりす
るものであり、さらに、筒状体(1d)を用いて球体に
形成したものであってもよい。
【0014】
【発明の効果】この発明によると、外皮(X)と、内部
のチューブ(Y)との間に、補強層を形成するボールの
製造工程において、該補強層(1)に、あらかじめ、完
成した袋状体、あるいは、半完成した筒状体に形成した
部材を接着剤等の固定手段(3)で固定したり、糸で縫
着したり、かがったりすることにより、柔らかいボール
が得られ、衝撃値の変化(ソフト感)や耐久性の改良が
出来、また、素材も軽量であり、ボールの軽量化が果た
せ、さらに工程を簡素化できることにより、安価なボー
ルが製造出来る等極めて有益なる効果を奏するものであ
る。
【0015】さらに、この発明によると、外皮(X)
と、内部のチューブ(Y)との間に、補強層を形成する
ボールの製造工程において、既存の補強層(2)に、あ
らかじめ、完成した袋状体、あるいは、半完成した筒状
体に形成した部材を接着剤等の固定手段(3)で固定し
たり、糸で逢着したり、かがったりすることにより、補
強層(1)を形成することにより、柔らかいボールが得
られ、衝撃値の変化(ソフト感)や耐久性の改良が出
来、また、素材も軽量であり、ボールの軽量化が果た
せ、さらに工程を簡素化できることにより、安価なボー
ルが製造出来る等極めて有益なる効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す一部欠截正面図であ
る。
【図2】この発明の他の実施例を示す一部欠截正面図で
ある。
【図3】この発明のさらに他の実施例を示す一部欠截正
面図である。
【図4】この発明のさらに他の実施例を示す一部欠截正
面図である。
【図5】この発明に使用する補強材の一実施例をを示
し、(a)、(b)、(c)、(d)、(e)は、それ
ぞれで具体例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 補強層 1a 球体 1b 多面体 1b′なかば完成された多面体 1c 半球体 1d 筒状体 2 既存の補強層 3 固定手段 4 バルブ X 外皮 Y チューブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外皮と、内部のチューブとの間に、補
    強層を形成するボールの製造工程において、該補強層
    に、袋状体、あるいは半完成筒状体に形成した一種類又
    は複数の部材を用いて形成することを特徴とするボール
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 外皮と、内部のチューブとの間に、補
    強層を形成するボールの製造工程において、該既存の補
    強層に、袋状体、あるいは半完成筒状体に形成した一種
    類又は複数の部材を用いて、さらに、補強層を形成する
    ことを特徴とするボールの製造方法。
  3. 【請求項3】 外皮と、内部のチューブとの間に、補
    強層を形成するボールの製造工程において、該補強層
    に、袋状体、あるいは半完成筒状体に形成した一種類又
    は複数の部材を用い、固定手段を用いて形成することを
    特徴とするボールの製造方法。
  4. 【請求項4】 外皮と、内部のチューブとの間に、補
    強層を形成するボールの製造工程において、該既存の補
    強層に、袋状体、あるいは半完成筒状体に形成した一種
    類又は複数の部材を用い、固定手段を用いて、さらに、
    補強層を形成することを特徴とするボールの製造方法。
  5. 【請求項5】 補強層の袋状体、あるいは半完成筒状
    体に形成した部材の素材は、天然布、合成布、天然糸、
    合成糸、天然ゴム糸、合成ゴム糸の単体、または複合体
    で形成された部材であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項、または第2項または第3項または第4項記載
    のボールの製造方法。
  6. 【請求項6】 袋状体は、完成された球体、または多
    面体、半ば完成された球体、または多面体であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項または第
    3項または第4項または第5項記載のボールの製造方
    法。
JP2001222693A 2001-07-24 2001-07-24 ボールの製造方法 Pending JP2003033449A (ja)

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