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JP2003033063A - 建設機械の駆動装置、建設機械及び建設機械の駆動プログラム - Google Patents

建設機械の駆動装置、建設機械及び建設機械の駆動プログラム

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Publication number
JP2003033063A
JP2003033063A JP2001210578A JP2001210578A JP2003033063A JP 2003033063 A JP2003033063 A JP 2003033063A JP 2001210578 A JP2001210578 A JP 2001210578A JP 2001210578 A JP2001210578 A JP 2001210578A JP 2003033063 A JP2003033063 A JP 2003033063A
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signal
target
operation command
electric actuator
output torque
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JP2001210578A
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English (en)
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JP4647146B2 (ja
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Yukio Aoyanagi
幸雄 青柳
Toichi Hirata
東一 平田
Masami Ochiai
正巳 落合
Shuji Ohira
修司 大平
Eiji Egawa
栄治 江川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication of JP2003033063A publication Critical patent/JP2003033063A/ja
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】油圧ショベル等の建設機械において、トルク制
御から目標速度への制御の移行が適切に行え、電動アク
チュエータの加減速度の急変を防止して操作性を向上で
きるようにする。 【解決手段】電動アクチュエータの駆動方向、及びそれ
が加速中か減速中かに応じて、手順119,123,1
27,131で操作指令信号Xiから目標トルクTri
1,…を求め、手順120,124,128,132で
速度偏差信号ΔViから目標トルクTri2,…を求
め、手順121,125,129,133で実速度信号
Viから最大許容トルクTri3,…を求め、手順12
2,126,130,134でそれらのうち絶対値が最
も小さいものを選択して最終的な目標トルクTri0と
し、電動アクチュエータを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ショベル等の建
設機械の駆動装置、建設機械及び建設機械の駆動プログ
ラムに係わり、特に、電動アクチュエータを用いた電気
駆動式の建設機械の駆動装置、建設機械及び建設機械の
駆動プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、省エネ等の観点からアクチュエー
タとして電動アクチュエータを用いた電気駆動式の建設
機械の検討が進められている。ここで、電動アクチュエ
ータとしては、例えば電動機で直接旋回等の被駆動部材
を駆動するもの、電動機で油圧ポンプを回転して油圧ア
クチュエータを駆動するものなど、種々の方式がある。
例えば特開2000−283107号公報には両者の混
合方式が提案されており、特開2001−10783号
公報には電動機で直接旋回装置を駆動する方式が提案さ
れている。このような電気駆動式建設機械では、操作レ
バー装置として電気レバー方式を用い、その操作指令信
号をコントローラで演算処理しインバータを介して各電
動アクチュエータを駆動制御する。
【0003】また、操作レバー装置として電気レバー方
式を用い、その操作指令信号をコントローラで演算処理
して油圧ポンプの吐出量を制御し、アクチュエータを制
御するものとして特開昭58−72762号公報に記載
の油圧駆動装置の制御装置がある。このものでは、可変
容量型の油圧ポンプと油圧モータとを閉回路若しくは半
閉回路で接続し、油圧ポンプの吐出量を制御することに
より、操作レバーの操作量に応じて駆動圧力及び流量の
最大値を規定する所定の圧力流量制御パターンとなるよ
う制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には次のような問題がある。
【0005】特開2000−283107号公報や特開
2001−10783号公報に記載されるような電気駆
動式の建設機械において、操作レバー装置から出力され
る操作指令信号に基づいて各電動アクチュエータを駆動
制御する場合、その操作指令信号をコントローラで演算
処理しなければならない。そのとき、操作指令信号(レ
バー操作量)と電動アクチュエータの目標速度及び目標
出力トルクとの関係を適切に設定し、目標速度に至る前
は目標トルクになるように制御しかつ目標速度に近づく
と目標速度になるように制御し、その間を滑らかにつな
げ、加減速度の急変のない良好な操作性を得る必要があ
る。しかし、特開2000−283107号公報や特開
2001−10783号公報ではその点についての検討
がされていないか不十分である。特に、特開2001−
10783号公報では旋回用の電動アクチュエータの目
標速度信号と実速度信号の偏差(速度偏差)を用いてト
ルク制御を行っているが、目標トルクと最大加速トルク
と旋回速度との関係の検討がなされておらず、トルク制
御から目標速度への制御の移行が適切に行えず加減速度
が急変する可能性がある。また、旋回以外のアクチュエ
ータに適用した場合は、速度偏差が急に大きくなったと
きに急に大きなトルクが生じ、この点でも加減速度が急
変する可能性がある。
【0006】特開昭58−72762号公報では、操作
レバーの操作量を一定にして加減速する際、操作レバー
の操作量に対応した速度になるまでは一定の加減速度で
加減速が継続し、操作レバーの操作量に対応する速度に
達した途端に加減速度がゼロになるという経過を辿り、
ショックが発生して操作フィーリングを損ねる場合があ
る。これを操作によって防止しようとすると、目標速度
に近づくに従って操作レバーを微妙に操作して加減速度
を微少にコントロールすることが必要になり、オペレー
タの負担を増すことになる。
【0007】本発明の第1の目的は、油圧ショベル等の
建設機械において、トルク制御から目標速度への制御へ
移行が適切に行え、電動アクチュエータの加減速度の急
変を防止して操作性を向上することのできる建設機械の
駆動装置、建設機械及び建設機械の駆動プログラムを提
供することである。
【0008】本発明の第2の目的は、電動アクチュエー
タの駆動方向や加速中か減速中かに応じて最適の特性を
付与することを可能にし、更に良好な操作性を得ること
のできる建設機械の駆動装置を提供することである。
【0009】本発明の第3の目的は、電動アクチュエー
タ毎に最適の加速・減速の特性を付与することを可能に
し、更に良好な操作性を得ることのできる建設機械の駆
動装置を提供することである。
【0010】本発明の第4の目的は、電動アクチュエー
タの目標速度信号と実速度信号の偏差を用いてトルク制
御を行う場合に、その速度偏差が急に大きくなっても円
滑に電動アクチュエータを駆動することができる建設機
械の駆動装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】(1)上記第1の目的を
達成するために、本発明は、電動アクチュエータ、この
電動アクチュエータに対する操作指令信号を出力する操
作指令手段、電力供給手段、この電力供給手段からの電
力により前記電動アクチュエータを駆動する電力変換手
段を備え、前記操作指令手段からの操作指令信号に応じ
て前記電力変換手段に作動指令信号を出力し前記電動ア
クチュエータを駆動する建設機械の駆動装置において、
前記操作指令手段からの操作指令信号に対して予め定め
られた関数関係に基づき前記電動アクチュエータの目標
速度信号を出力する目標速度信号発生手段と、前記電動
アクチュエータの実際の速度を検出し実速度信号を出力
する実速度信号発生手段と、前記目標速度信号と前記実
速度信号との差を演算し速度偏差信号を出力する速度偏
差信号発生手段と、前記操作指令信号に対して予め定め
られた関数関係に基づき第1の目標出力トルク信号を出
力する第1の目標出力トルク信号発生手段と、前記速度
偏差信号に対して予め定められた関数関係に基づき第2
の目標出力トルク信号を出力する第2の目標出力トルク
信号発生手段と、前記第1及び第2の目標出力トルク信
号のうち絶対値が小さい方の目標出力トルク信号を目標
値として選択する目標信号選択手段とを備え、前記目標
信号選択手段で選択した目標値に基づいて前記電力変換
手段に前記作動指令信号を出力することにより前記電動
アクチュエータの駆動を制御するものとする。
【0012】このように目標速度信号発生手段、実速度
信号発生手段、速度偏差信号発生手段、第1の目標出力
トルク信号発生手段、第2の目標出力トルク信号発生手
段、目標信号選択手段を設け、目標速度信号から求めた
第1の目標出力トルク信号と速度偏差信号から求めた第
2の目標出力トルク信号のうち絶対値が小さい方のもの
を目標値として選択し、電動アクチュエータを駆動する
ことにより、例えば電動アクチュエータの加速操作時、
駆動初期は第1の目標出力トルク信号<第2の目標出力
トルク信号となり、第1の目標出力トルク信号に応じて
電動アクチュエータは加速され、操作指令手段の操作量
に応じて電動アクチュエータを増速でき、オペレータの
操作フィーリングに合った加速感が得られる。また、そ
の後、第1の目標出力トルク信号>第2の目標出力トル
ク信号になると第2の目標出力トルク信号に応じて電動
アクチュエータの速度は増大し、このとき、速度偏差信
号は実速度信号が目標速度信号に近づくにしたがい0に
近づくため、第2の目標出力トルク信号も実速度信号が
目標速度信号に近づくにしたがい小さくなり、実速度信
号が目標速度信号に達すると加速は0となる。このた
め、トルク制御から目標速度への制御の移行が適切に行
え、電動アクチュエータはショックを生じることなく目
標速度まで加速され、電動アクチュエータの加減速度の
急変を防止して操作性を向上することができる。
【0013】(2)また、上記第2の目的を達成するた
め、本発明は、上記(1)の駆動装置において、前記第
1及び第2の目標出力トルク信号発生手段は、前記電動
アクチュエータの駆動方向に応じて、かつそれが加速さ
れる場合と減速される場合とでそれぞれ異なる関数関係
に基づき前記第1及び第2の目標出力トルク信号を演算
するものとする。
【0014】これにより電動アクチュエータの駆動方向
や加速中か減速中かに応じて最適の特性を付与すること
が可能となり、更に良好な操作性を得ることができる。
【0015】(3)更に、上記第3の目的を達成するた
めに、本発明は、上記(1)の駆動装置において、前記
電動アクチュエータは複数あり、これに対応して前記操
作指令手段、電力変換手段、目標速度信号発生手段、実
速度信号発生手段、速度偏差信号発生手段、第1の目標
出力トルク信号発生手段、第2の目標出力トルク信号発
生手段、目標信号選択手段も複数あり、前記複数の第1
及び第2の目標出力トルク信号発生手段は、前記複数の
電動アクチュエータのそれぞれに対応した異なる関数関
係に基づき前記第1及び第2の目標出力トルク信号を演
算するものとする。
【0016】これにより電動アクチュエータ毎に最適の
加速・減速の特性を付与することが可能となり、更に良
好な操作性を得ることができる。
【0017】(4)また、上記第4の目的を達成するた
めに、本発明は、上記(1)において、前記目標速度信
号発生手段は、前記操作指令信号に対して予め定められ
た関数関係に基づいて演算した目標速度信号にその時間
的変化割合を所定の値に制限する処理を行い、その処理
を行った値を前記目標速度信号として出力するものとす
る。
【0018】このように目標速度信号の時間的変化割合
を所定の値に制限することにより、操作指令手段の急操
作などで目標速度と実速度の偏差が急に大きくなって
も、目標速度信号と実速度信号の差である速度偏差信号
は所定の値に制限され、電動アクチュエータの速度の急
変が防止され、より円滑に電動アクチュエータを駆動す
ることができる。
【0019】(5)また、上記(1)において、好まし
くは、前記実速度信号に対して予め定められた関数関係
に基づき許容最大トルク信号を発生する第3の目標出力
トルク信号発生手段を更に備え、前記目標信号選択手段
は、前記第1及び第2の目標出力トルク信号と前記許容
最大トルク信号のうち絶対値が最も小さいものを目標値
として選択する。
【0020】これにより第1及び第2の目標出力トルク
信号が許容最大トルク信号より大きい場合は目標値は許
容最大トルク信号に制限され、電動アクチュエータの出
力トルクが定格トルクを越えることが防止され、電動ア
クチュエータの寿命を向上できる。
【0021】(6)また、上記第1の目的を達成するた
めに、本発明は、電動アクチュエータ、この電動アクチ
ュエータに対する操作指令信号を出力する操作指令手
段、電力供給手段、この電力供給手段からの電力により
前記電動アクチュエータを駆動する電力変換手段を備
え、前記操作指令手段からの操作指令信号に応じて前記
電力変換手段に作動指令信号を出力し前記電動アクチュ
エータを駆動する駆動装置を有する建設機械において、
前記操作指令手段からの操作指令信号に対して予め定め
られた関数関係に基づき前記電動アクチュエータの目標
速度信号を出力する目標速度信号発生手段と、前記電動
アクチュエータの実際の速度を検出し実速度信号を出力
する実速度信号発生手段と、前記目標速度信号と前記実
速度信号との差を演算し速度偏差信号を出力する速度偏
差信号発生手段と、前記操作指令信号に対して予め定め
られた関数関係に基づき第1の目標出力トルク信号を出
力する第1の目標出力トルク信号発生手段と、前記速度
偏差信号に対して予め定められた関数関係に基づき第2
の目標出力トルク信号を出力する第2の目標出力トルク
信号発生手段と、前記第1及び第2の目標出力トルク信
号のうち絶対値が小さい方の目標出力トルク信号を目標
値として選択する目標信号選択手段とを備え、前記目標
信号選択手段で選択した目標値に基づいて前記電力変換
手段に前記作動指令信号を出力することにより前記電動
アクチュエータの駆動を制御するものとする。
【0022】これにより上記(1)で述べたように、電
動アクチュエータはショックを生じることなく目標速度
まで加速され、電動アクチュエータの加減速度の急変を
防止して操作性を向上することができる。
【0023】(7)更に、上記第1の目的を達成するた
めに、本発明は、電動アクチュエータ、この電動アクチ
ュエータに対する操作指令信号を出力する操作指令手
段、電力供給手段、この電力供給手段からの電力により
前記電動アクチュエータを駆動する電力変換手段を備え
た建設機械で、前記操作指令手段からの操作指令信号に
応じて前記電力変換手段に作動指令信号を出力し前記電
動アクチュエータを駆動するためにコンピュータを、前
記操作指令手段からの操作指令信号に対して予め定めら
れた関数関係に基づき前記電動アクチュエータの目標速
度信号を出力する目標速度信号発生手段、前記目標速度
信号と前記電動アクチュエータの実際の速度を検出する
実速度信号発生手段からの実速度信号との差を演算し速
度偏差信号を出力する速度偏差信号発生手段、前記操作
指令信号に対して予め定められた関数関係に基づき第1
の目標出力トルク信号を出力する第1の目標出力トルク
信号発生手段、前記速度偏差信号に対して予め定められ
た関数関係に基づき第2の目標出力トルク信号を出力す
る第2の目標出力トルク信号発生手段、前記第1及び第
2の目標出力トルク信号のうち絶対値が小さい方の目標
出力トルク信号を目標値として選択する目標信号選択手
段、として機能させ、前記目標信号選択手段で選択した
目標値に基づいて前記電力変換手段に前記作動指令信号
を出力することにより前記電動アクチュエータの駆動を
制御するための建設機械の駆動プログラムを提供する。
【0024】これにより上記(1)で述べたように、電
動アクチュエータはショックを生じることなく目標速度
まで加速され、電動アクチュエータの加減速度の急変を
防止して操作性を向上することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0026】図1は本発明の一実施の形態に係わる建設
機械の駆動装置の全体構成を示す図である。
【0027】図1において、本実施の形態に係わる建設
機械の駆動装置は、建設機械の所用部材を駆動する電動
アクチュエータ1〜6と、電動アクチュエータ1〜6に
対する操作指令信号を出力する電気式操作レバー装置7
〜12と、電動アクチュエータ1〜6を駆動する電力を
制御するインバータ13〜18と、電動アクチュエータ
1〜6の実際の速度を検出して実速度信号を出力する回
転数センサ19〜24と、電動アクチュエータ1〜6駆
動する電力をインバータ13〜18に供給するバッテリ
25と、インバータ13〜18に対する作動指令信号を
生成し出力するコントローラ26と、バッテリ25に電
力を充電する発電機27と、発電機27を回転させるエ
ンジン28とを備えている。
【0028】本実施の形態の駆動装置が係わる建設機械
は例えば油圧ショベルであり、電動アクチュエータ1〜
6は例えば油圧ショベルのブーム、アーム、バケット、
左走行、右走行、旋回の各アクチュエータであり、操作
レバー装置7〜12はブーム、アーム、バケット、左走
行、右走行、旋回の各操作指令信号を出力する。また、
電動アクチュエータ1〜6はそれ自身が直接ブーム、ア
ーム、バケット、左走行、右走行、旋回を駆動するもの
であってもよいし、電動アクチュエータで油圧ポンプを
駆動し、この油圧ポンプの吐出油で油圧アクチュエータ
を駆動し、ブーム、アーム、バケット、左走行、右走
行、旋回を駆動するものであってもよい。電動アクチュ
エータとしては、通常、電動機を用いる。
【0029】図2にコントローラ26の処理機能をフロ
ーチャートで示す。図2において、コントローラ26は
アクチュエータ1〜6に対応して手順101〜106で
順次それぞれの処理を行い、手順107でアクチュエー
タ1〜6に対応するインバータ13〜18にそれぞれ指
令を出力し、アクチュエータ1〜6に所望の作動を行わ
せる。
【0030】図3に手順101〜106の処理の詳細を
フローチャートで示し、図4に手順107の処理の詳細
をフローチャートで示す。これらフローチャートでは、
各アクチュエータに付された番号1〜6を「i」で代表
して示している。
【0031】図3において、まず、手順108で電気式
操作レバー装置7〜12の操作指令信号Xi、回転数セ
ンサ19〜24の実速度信号Viを読込む。次いで、手
順109で操作指令信号Xiから目標速度信号Vri0
を求める。この演算は、操作指令信号Xiに対して予め
定められた図5に示すような目標速度信号Vri0の関
数関係A1,B1,C1,D1,E1,F1をコントロ
ーラ26の記憶装置に記憶しておき、この関数関係を用
いて行う。ここで、関数関係A1,B1,C1は操作指
令信号Xiが正の場合のもの、関数関係D1,E1,F
1は操作指令信号Xiが負の場合のものであり、例え
ば、アクチュエータ1,2に対しては関数関係C及びF
を、アクチュエータ3,4,5に対しては関数関係B及
びEを、アクチュエータ6に対しては関数関係A及びD
を使用する。正負の符号は例えば前進走行方向であれば
+、後進走行方向であれば−、あるいは左方向旋回なら
ば+、右方向旋回であれば−、クラウド方向であれば
−、ダンプ方向であれば+というように、操作方向ある
いは作動方向を表す。これは以下の説明で用いる図6〜
図15についても同様である。
【0032】次に、手順110で目標速度信号Vri0
と実速度信号Viとの差信号(速度偏差信号)ΔViを
演算し、手順111に移り、速度偏差信号ΔViの絶対
値と予め定められた許容値δiとの大小関係を比較す
る。その結果、信号ΔViの絶対値が許容値δi以下で
あれば手順113へ、信号ΔViの絶対値が許容値δi
より大きければ手順112に進む。手順112では、信
号ΔViの正負を判別し、ΔVi<0であれば手順11
4へ、ΔVi>0であれば手順115へ移る。手順11
3では目標速度信号Vri0をそのまま有効目標速度信
号VriとするVri=Vri0の処理を行い、手順1
14では前回の有効目標速度信号Vriから規定時間毎
の増分ΔSiを差し引いてVri=Vri(前回)−Δ
Si、手順115では前回の有効目標速度信号Vriに
規定時間毎の増分ΔSiを加算してVri=Vri(前
回)+ΔSiの演算を行い、それぞれ今回の有効目標速
度信号Vriとする。次に、手順110Aで改めて有効
目標速度信号Vriと実速度信号Viとの差信号(速度
偏差信号)ΔViを演算する。
【0033】ここで、目標速度信号Vri0をそのまま
使用せず有効目標速度信号Vriに置き換えて速度偏差
信号ΔViを演算するのは、有効目標速度信号Vriの
変化割合の最大値をΔSiとすることで目標速度信号V
ri0の時間的変化を予め定められた値に制限し、オペ
レータが操作レバー装置の操作レバーを急操作し操作指
令信号Xiの変化(手順110で演算されたΔVi)が
大き過ぎるときのアクチュエータ速度の急変を防止する
ためである。なお、アクチュエータの特性によってはこ
の処理は必要でないアクチュエータがあり、このような
アクチュエータに対しては手順111〜110Aは省略
することができる。
【0034】次に、各アクチュエータに指令する目標ト
ルクを求める手順に移る。この演算は、操作指令信号X
iに対して予め定められた図6〜図9に示すような目標
トルクTri1の関数関係A2〜C2;A3〜C3;D
2〜F2;D3〜F3、速度偏差信号ΔViに対して予
め定められた図10〜図13に示すような目標トルクT
ri2の関数関係A4〜C4;D4〜F4;A5〜C
5;D5〜F6、実速度信号Viに対して予め定められ
た図14及び図15に示すような許容最大トルクTri
3の関数関係A6〜C6;A7〜C7;D6〜F6;D
7〜F7をコントローラ26の記憶装置に記憶してお
き、この関数関係を用いて行う。この場合も、関数関係
A2〜A7,B2〜B7,C2〜C7は操作指令信号X
i、速度偏差信号ΔVi、実速度信号Viが正の場合の
もの、関数関係D2〜D7,E2〜E7,F2〜F7は
操作指令信号Xi、速度偏差信号ΔVi、実速度信号V
iが負の場合のものである。
【0035】まず、手順116で操作指令信号Xiの正
負を判別し、負であれば手順117で速度偏差信号ΔV
iの正負を判別し、ΔVi≧0であればアクチュエータ
作動指令方向が正の方向であり、かつ加速中であると判
断して手順119へ、ΔVi<0であればアクチュエー
タ作動指令方向が正の方向であり、かつ減速中であると
判断して手順123へ移る。手順116で操作指令信号
Xiが負であれば手順118で速度偏差信号ΔViの正
負を判別し、ΔVi>0であればアクチュエータ作動指
令方向が負の方向であり、かつ減速中であると判断して
手順127へ、ΔVi≦0であればアクチュエータ作動
指令方向が負の方向であり、かつ加速中であると判断し
て手順1131へ移る。
【0036】手順119では図6に示した関数関係によ
り操作指令信号Xiから目標トルクTri1を求め、次
に手順120で図10に示した関数関係により速度偏差
信号ΔViから目標トルクTri2を求める。ここで、
例えばアクチュェータ1〜3に対しては図6及び図10
の関数関係B2,B4により、アクチュェータ4,5に
対しては図6及び図10の関数関係C2,C4により、
アクチュェータ6に対しては図6及び図10の関数関係
A2,A4により求めるものとし、これにより各アクチ
ュエータに相応したトルク特性を選択することができ
る。続いて手順121で図14に示した関数関係によ
り、主として使用動力を各アクチュエータの仕様に基づ
く最大出力以内に制限する観点から、実速度信号Viに
対して許容できる絶対値として最大となるトルク値Tr
i3を求める。ここでも例えばアクチュエータ1,2に
対しては図14の関数関係C6により、アクチュエータ
3〜5に対しては図14の関数関係B6により、アクチ
ュェータ6に対しては図14の関数関係A6により求め
るものとし、これにより各アクチュエータに相応した特
性を選択することができる。続いて手順122で、以上
のようにして求めたTri1,Tri2,Tri3のう
ち絶対値が最も小さいもの、即ち全て正の値であること
から符号を考慮した最小値を選択して最終的な目標トル
クTri0とする。
【0037】手順123では図7に示した関数関係によ
り操作指令信号Xiから目標トルクTri1を求め、次
に手順124で図11に示した関数関係により速度偏差
信号ΔViから目標トルクTri2を求める。ここで、
例えばアクチュエータ1〜3に対しては図7及び図11
の関数関係B3,E4により、アクチュエータ4,5に
対しては図7及び図11の関す関係C3,F4により、
アクチュェータ6に対しては図7及び図11の関数関係
A3,D4により求めるものとし、これにより各アクチ
ュエータに相応した特性を選択することができる。続い
て手順125で図15に示した関数関係により、主とし
て使用動力を各アクチュエータの仕様に基づく最大出力
以内に制限する観点から、実速度信号Viに対して許容
できる絶対値として最大となるトルク値Tri3を求め
る。ここでも例えばアクチュエータ1,2に対しては図
15の関数関係C7により、アクチュエータ3〜5に対
しては図15の関数関係B7により、アクチュェータ6
に対しては図15の関数関係A7により求めるものと
し、これにより各アクチュエータに相応した特性を選択
することができる。続いて手順126で、以上のように
して求めたTri1,Tri2,Tri3のうち絶対値
が最も小さいもの、即ち全て負の値であることから符号
を考慮した最大値を選択して最終的な目標トルクTri
0とする。
【0038】同様に、手順127では図8に示した関数
関係により操作指令信号Xiから目標トルクTri1を
求め、次に手順128で図12に示した関数関係により
速度偏差信号ΔViから目標トルクTri2を求める。
ここで、例えばアクチュエータ1〜3に対しては図8及
び図12の関数関係E2,B5により、アクチュェータ
4,5に対しては図8及び図12の関数関係F2,C5
により、アクチュェータ6に対しては図8及び図12の
関数関係D2,A5により求めるものとし、これにより
各アクチュエータに相応した特性を選択することができ
る。続いて手順129で図15に示した関数関係によ
り、主として使用動力を各アクチュエータの仕様に基づ
く最大出力以内に制限する観点から、実速度信号Viに
対して許容できる絶対値として最大となるトルク値Tr
i3を求める。ここでも例えばアクチュエータ1,2に
対しては図15の関数関係F7により、アクチュエータ
3〜5に対しては図15の関数関係E7により、アクチ
ュェータ6に対しては図15の関数関係D7により求め
るものとし、これにより各アクチュエータに相応した特
性を選択することができる。続いて手順130で、以上
のようにして求めたTri1,Tri2,Tri3のう
ちの絶対値の小さい方、即ち全て正の値であることから
符号を考慮した最小値を選択して最終的な目標トルクT
ri0とする。
【0039】手順1131では図9に示した関数関係に
より操作指令信号Xiから目標トルクTri1を求め、
次に手順132で図13に示した関数関係により速度偏
差信号ΔViから目標トルクTri2を求める。ここで
例えばアクチュエータ1〜3に対しては図9及び図13
の関数関係E3,E5により、アクチュエータ4,5に
対しては図9及び図13の関数関係F3,F5により、
アクチュェータ6に対しては図9及び図13の関数関係
D3,D5により求めるものとし、これにより各アクチ
ュエータに相応したトルク特性を選択することができ
る。続いて手順133で図14に示した関数関係によ
り、主として使用動力を各アクチュエータの仕様に基づ
く最大出力以内に制限する観点から、実速度信号Viに
対して許容できる絶対値として最大となるトルク値Tr
i3を求める。ここでも例えばアクチュエータ1,2に
対しては図14の関数関係F6により、アクチュエータ
3〜5に対しては図14の関数関係E6により、アクチ
ュェータ6に対しては図14の関数関係D6により求め
るものとし、これにより各アクチュエータに相応した特
性を選択することができる。続いて手順134で、以上
のようにして求めたTri1,Tri2,Tri3のう
ち絶対値が最も小さいもの、即ち全て負の値であること
から符号を考慮した最大値を選択して最終的な目標トル
クTri0とする。
【0040】図16は以上の処理を機能ブロック図で示
すものである。ただし、図16では、手順111〜11
5,110Aの処理は省略した。図16に示す各ブロッ
クと図3及び図4に示したフローチャートの各手順との
対応は次のようである。
【0041】ブロック31:手順109 ブロック32:手順110又は手順110A ブロック34:手順119,123,127,131 ブロック35:手順120,124,128,132 ブロック36:手順121,125,129,133 ブロック37:手順122,126,130,134 ブロック38:手順141〜136(図4) 以上を「i」に関して1から6まで繰り返すことによ
り、各アクチュエータに必要とされている所要トルク値
Tr10からTr60を求めることができる。
【0042】次に、図2の手順107において、図4に
示すような処理を行う。
【0043】まず手順141で各アクチュエータが必要
としているトルク値Tri0と各アクチュエータの実速
度信号Viから、各アクチュエータが必要としている所
要動力を求め、その全てを加算した合計所要動力Hを求
める。このとき、各アクチュエータ毎に加速状態にある
アクチュエータではその所要動力を正の値として、ま
た、減速状態にあるアクチュエータでは負の値として求
める。次に手順142に移り、アクチュェータ1から6
までを駆動するために許容される合計動力(バッテリ2
5の容量とエンジン28の出力とで決まる動力)H0と
比較し、H≦H0であれば手順143に移り、α=1と
して手順145に移る。手順142でH>H0であれば
手順144に移り、α=H0/Hを求めて手順145に
移る。手順145では各アクチュエータにて許容される
Tri=α×Tri0を求める。次に手順146に移
り、求められたTriを該当するインバータ13〜18
にそれぞれのトルク指令値として出力する。
【0044】以上のように構成した本実施の形態におい
ては、例えば、電動アクチュエータ1の駆動を意図して
操作レバー装置7の操作レバーを操作すると、コントロ
ーラ26では図3の例えば手順119,120,121
において目標トルクTri1,Tri2と許容最大トル
クTri3が計算され、そのうちの絶対値が最も小さい
もの、即ちそれらの最小値を選択して最終的な目標トル
クTri0とし、この目標トルクTri0が得られるよ
うインバータ13を制御し、電動アクチュエータ1を制
御する。
【0045】図17に、目標トルクTri1,Tri2
の小さい方を選択する場合の最終的な目標トルクTri
0(電動アクチュエータ1の出力トルク)と電動アクチ
ュエータ1の実速度Viの経時的変化を示す。操作レバ
ーの操作直後はTri1<Tri2で目標トルクTri
0としてTri1が選択され、電動アクチュエータ1は
目標トルクTri1に応じて加速される。ここで目標ト
ルクTri1は操作指令信号Xiから求められるもので
ある。したがって、このときは操作レバーの操作量に応
じて電動アクチュエータ1を増速でき、オペレータの操
作フィーリングに合った加速感が得られる。その後、T
ri1>Tri2になると目標トルクTri0としてT
ri2が選択され、電動アクチュエータ1の速度は目標
トルクTri2に応じて増大する。ここで、目標トルク
Tri2は速度偏差信号ΔViから求められる値であ
り、速度偏差信号ΔViは電動アクチュエータ1の実速
度Viが目標速度信号Vri0に近づくにつれて小さく
なり、実速度Viが目標速度信号Vri0に達すると0
となる。したがって、このときは電動アクチュエータ1
の加速度は電動アクチュエータ1の実速度Viが目標速
度信号Vri0に近づくにつれて小さくなり、実速度V
iが目標速度信号Vri0に達すると0となり、電動ア
クチュエータ1はスムーズに目標速度まで加速される。
【0046】図18に、比較例として、操作指令信号X
iから求めた目標トルクTri1のみで電動アクチュエ
ータ1を制御する場合の目標トルクTri1(電動アク
チュエータ1の出力トルク)と電動アクチュエータ1の
実速度Viの経時的変化を示す。この場合は、操作レバ
ーの操作量が一定であれば目標トルクTri1も一定で
あるため、電動アクチュエータ1の実速度Viが目標速
度信号Vri0に達するまで電動アクチュエータ1は一
定の加速度で増速し、電動アクチュエータ1の実速度V
iが目標速度信号Vri0に達すると加速度は0とな
る。このため電動アクチュエータ1が目標速度に達した
ときに意図しないショックを発生し、操作フィーリング
が損なわれる。
【0047】なお、図示はしないが、速度偏差信号ΔV
iから求めた目標トルクTri2のみで電動アクチュエ
ータ1を制御する場合は、操作レバーの操作直後もTr
i2(>Tri1)で目標トルクで加速されるため、加
速度が過大となり、意図する以上のショックを発生し、
やはり操作フィーリングが損なわれる。
【0048】また、本実施の形態では、上記のように目
標トルクTri1,Tri2だけでなく、これらと許容
最大トルクTri3の最小値を選択して目標トルクTr
i0とする。このため、もし、目標トルクTri1,T
ri2の小さい方の値が許容最大トルクTri3より大
きい場合は、目標トルクTri0はTri3に制限さ
れ、電動アクチュエータ1の出力トルクが電動アクチュ
エータ1の仕様に基づく最大出力(定格トルク)を越え
ることが防止される。このため、電動アクチュエータ1
はその定格トルクの範囲内で稼動することが保証され、
電動アクチュエータ1の寿命を向上できる。
【0049】更に、本実施の形態では、操作指令信号X
iから目標速度信号Vri0を求め、この目標速度信号
Vri0から速度偏差信号ΔViを求めるとき、目標速
度信号Vri0をそのまま使用するのではなく、手順1
11〜115で有効目標速度信号Vriに置き換えて速
度偏差信号ΔViを演算する。ここで、有効目標速度信
号Vriの増分はΔSiに制限されている。このため、
オペレータが操作レバーを急操作し操作指令信号Xiの
変化(手順110で演算されたΔVi)が大きくなり過
ぎる場合など、速度偏差が急に大きくなったとしても、
手順120で使用される速度偏差信号ΔViはΔSiに
制限され、電動アクチュエータ1の速度の急変を防止す
ることができ、より円滑に電動アクチュエータ1を駆動
することができる。
【0050】以上は電動アクチュエータ1を正の方向に
駆動した場合の加速時について述べたが、負の方向に駆
動した場合或いは減速時も同様である。
【0051】また、本実施の形態では、図6〜図15に
示したように、操作指令信号Xi、速度偏差信号ΔV
i、実速度信号Viが正の場合には関数関係A2〜A
7,B2〜B7,C2〜C7を用い、負の場合は関数関
係D2〜D7,E2〜E7,F2〜F7を用いると共
に、電動アクチュエータが加速中は関数関係A2,B
2,C2;A4,B4,C4;D3,E3,F3;D
5,E5,F5;A6,B6,C6;D6,E6,F6
を用い、電動アクチュエータが減速中は関数関係A3,
B3,C3;D4,E4,F4;D2,E2,F2;A
5,B5,C5;A7,B7,C7;D7,E7,F7
を用いて目標トルクを計算し、電動アクチュエータをト
ルク制御するので、電動アクチュエータの駆動方向に応
じ、また電動アクチュエータが加速中か減速中かに応じ
て最適の特性を付与することが可能となり、更に良好な
操作性を得ることができる。
【0052】更に、本実施の形態では、図6〜図15に
示したように、電動アクチュエータ毎に異なる関数関係
A2〜A7,B2〜B7,C2〜C7或いはD2〜D
7,E2〜E7,F2〜F7を用いて目標トルクを計算
し、電動アクチュエータをトルク制御するので、電動ア
クチュエータ毎に最適の加速・減速の特性を付与するこ
とができ、この点でも良好な操作性を得ることができ
る。
【0053】以上のように本実施の形態によれば、電動
アクチュエータはショックを生じることなく目標速度ま
で加速され、電動アクチュエータの加減速度の急変を防
止して操作性を向上することができる。
【0054】また、電動アクチュエータの駆動方向や加
速中か減速中かに応じて最適の特性を付与することがで
き、更に良好な操作性を得ることができる。
【0055】また、電動アクチュエータ毎に最適の加速
・減速の特性を付与することができ、この点でも良好な
操作性を得ることができる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、トルク制御から目標速
度への制御の移行が適切に行え、電動アクチュエータは
ショックを生じることなく目標速度まで加速され、電動
アクチュエータの加減速度の急変を防止して操作性を向
上することができる。
【0057】また、本発明によれば、電動アクチュエー
タの駆動方向や加速中か減速中かに応じて最適の特性を
付与することができ、更に良好な操作性を得ることがで
きる。
【0058】また、本発明によれば、電動アクチュエー
タ毎に最適の加速・減速の特性を付与することができ、
この点でも良好な操作性を得ることができる。
【0059】更に、本発明によれば、電動アクチュエー
タの目標速度と実速度の偏差が急に大きくなっても、目
標速度信号と実速度信号の差である速度偏差信号は所定
の値に制限されるため、円滑に電動アクチュエータを駆
動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係わる建設機械の駆動
装置の構成を示す図である。
【図2】図1に示したコントローラの処理機能を示すフ
ローチャートである。
【図3】図2に示したフローチャートにおける各アクチ
ュエータ処理の詳細を示すフローチャートである。
【図4】図2に示したフローチャートにおける各電力変
換手段への出力指令処理の詳細を示すフローチャートで
ある。
【図5】操作指令信号Xiに対して予め定められた目標
速度信号Vri0の関数関係を示す図である。
【図6】操作指令信号Xiに対して予め定められた目標
トルクTri1の関数関係を示す図である。
【図7】操作指令信号Xiに対して予め定められた目標
トルクTri1の関数関係を示す図である。
【図8】操作指令信号Xiに対して予め定められた目標
トルクTri1の関数関係を示す図である。
【図9】操作指令信号Xiに対して予め定められた目標
トルクTri1の関数関係を示す図である。
【図10】速度偏差信号ΔViに対して予め定められた
目標トルクTri2の関数関係を示す図である。
【図11】速度偏差信号ΔViに対して予め定められた
目標トルクTri2の関数関係を示す図である。
【図12】速度偏差信号ΔViに対して予め定められた
目標トルクTri2の関数関係を示す図である。
【図13】速度偏差信号ΔViに対して予め定められた
目標トルクTri2の関数関係を示す図である。
【図14】実速度信号Viに対して予め定められた許容
最大トルクTri3の関数関係を示す図である。
【図15】実速度信号Viに対して予め定められた許容
最大トルクTri3の関数関係を示す図である。
【図16】図3に示した処理を示す機能ブロック図であ
る。
【図17】目標トルクTri1,Tri2の小さい方を
選択する場合の最終的な目標トルクTri0と電動アク
チュエータの実速度の経時的変化を示す図である。
【図18】比較例として、操作指令信号から求めた目標
トルクTri1のみで電動アクチュエータを制御する場
合の目標トルクTri1と電動アクチュエータの実速度
の経時的変化を示す図である。
【符号の説明】
1〜6 電動アクチュエータ 7〜12 電気式操作レバー装置(操作指令手段) 13〜18 インバータ(電力変換手段) 19〜24 回転数センサ(実速度信号発生手段) 25 バッテリ(電力供給手段) 26 コントローラ
フロントページの続き (72)発明者 落合 正巳 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 大平 修司 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 江川 栄治 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D003 AA01 AB01 AB02 AB03 AB04 BA01 CA10 DA04 5H550 AA18 AA20 BB05 BB08 GG04 KK08 LL01 LL32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動アクチュエータ、この電動アクチュエ
    ータに対する操作指令信号を出力する操作指令手段、電
    力供給手段、この電力供給手段からの電力により前記電
    動アクチュエータを駆動する電力変換手段を備え、前記
    操作指令手段からの操作指令信号に応じて前記電力変換
    手段に作動指令信号を出力し前記電動アクチュエータを
    駆動する建設機械の駆動装置において、 前記操作指令手段からの操作指令信号に対して予め定め
    られた関数関係に基づき前記電動アクチュエータの目標
    速度信号を出力する目標速度信号発生手段と、 前記電動アクチュエータの実際の速度を検出し実速度信
    号を出力する実速度信号発生手段と、 前記目標速度信号と前記実速度信号との差を演算し速度
    偏差信号を出力する速度偏差信号発生手段と、 前記操作指令信号に対して予め定められた関数関係に基
    づき第1の目標出力トルク信号を出力する第1の目標出
    力トルク信号発生手段と、 前記速度偏差信号に対して予め定められた関数関係に基
    づき第2の目標出力トルク信号を出力する第2の目標出
    力トルク信号発生手段と、 前記第1及び第2の目標出力トルク信号のうち絶対値が
    小さい方の目標出力トルク信号を目標値として選択する
    目標信号選択手段とを備え、 前記目標信号選択手段で選択した目標値に基づいて前記
    電力変換手段に前記作動指令信号を出力することにより
    前記電動アクチュエータの駆動を制御することを特徴と
    する建設機械の駆動装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の建設機械の駆動装置におい
    て、前記第1及び第2の目標出力トルク信号発生手段
    は、前記電動アクチュエータの駆動方向に応じて、かつ
    それが加速される場合と減速される場合とでそれぞれ異
    なる関数関係に基づき前記第1及び第2の目標出力トル
    ク信号を演算することを特徴とする建設機械の駆動装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の建設機械の駆動装置におい
    て、前記電動アクチュエータは複数あり、これに対応し
    て前記操作指令手段、電力変換手段、目標速度信号発生
    手段、実速度信号発生手段、速度偏差信号発生手段、第
    1の目標出力トルク信号発生手段、第2の目標出力トル
    ク信号発生手段、目標信号選択手段も複数あり、前記複
    数の第1及び第2の目標出力トルク信号発生手段は、前
    記複数の電動アクチュエータのそれぞれに対応した異な
    る関数関係に基づき前記第1及び第2の目標出力トルク
    信号を演算することを特徴とする建設機械の駆動装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の建設機械の駆動装置におい
    て、前記目標速度信号発生手段は、前記操作指令信号に
    対して予め定められた関数関係に基づいて演算した目標
    速度信号にその時間的変化割合を所定の値に制限する処
    理を行い、その処理を行った値を前記目標速度信号とし
    て出力することを特徴とする建設機械の駆動装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の建設機械の駆動装置におい
    て、前記実速度信号に対して予め定められた関数関係に
    基づき許容最大トルク信号を発生する第3の目標出力ト
    ルク信号発生手段を更に備え、前記目標信号選択手段
    は、前記第1及び第2の目標出力トルク信号と前記許容
    最大トルク信号のうち絶対値が最も小さいものを目標値
    として選択することを特徴とする建設機械の駆動装置。
  6. 【請求項6】電動アクチュエータ、この電動アクチュエ
    ータに対する操作指令信号を出力する操作指令手段、電
    力供給手段、この電力供給手段からの電力により前記電
    動アクチュエータを駆動する電力変換手段を備え、前記
    操作指令手段からの操作指令信号に応じて前記電力変換
    手段に作動指令信号を出力し前記電動アクチュエータを
    駆動する駆動装置を有する建設機械において、 前記操作指令手段からの操作指令信号に対して予め定め
    られた関数関係に基づき前記電動アクチュエータの目標
    速度信号を出力する目標速度信号発生手段と、前記電動
    アクチュエータの実際の速度を検出し実速度信号を出力
    する実速度信号発生手段と、 前記目標速度信号と前記実速度信号との差を演算し速度
    偏差信号を出力する速度偏差信号発生手段と、 前記操作指令信号に対して予め定められた関数関係に基
    づき第1の目標出力トルク信号を出力する第1の目標出
    力トルク信号発生手段と、 前記速度偏差信号に対して予め定められた関数関係に基
    づき第2の目標出力トルク信号を出力する第2の目標出
    力トルク信号発生手段と、 前記第1及び第2の目標出力トルク信号のうち絶対値が
    小さい方の目標出力トルク信号を目標値として選択する
    目標信号選択手段とを備え、 前記目標信号選択手段で選択した目標値に基づいて前記
    電力変換手段に前記作動指令信号を出力することにより
    前記電動アクチュエータの駆動を制御することを特徴と
    する建設機械。
  7. 【請求項7】電動アクチュエータ、この電動アクチュエ
    ータに対する操作指令信号を出力する操作指令手段、電
    力供給手段、この電力供給手段からの電力により前記電
    動アクチュエータを駆動する電力変換手段を備えた建設
    機械で、前記操作指令手段からの操作指令信号に応じて
    前記電力変換手段に作動指令信号を出力し前記電動アク
    チュエータを駆動するためにコンピュータを、 前記操作指令手段からの操作指令信号に対して予め定め
    られた関数関係に基づき前記電動アクチュエータの目標
    速度信号を出力する目標速度信号発生手段、 前記目標速度信号と前記電動アクチュエータの実際の速
    度を検出する実速度信号発生手段からの実速度信号との
    差を演算し速度偏差信号を出力する速度偏差信号発生手
    段、 前記操作指令信号に対して予め定められた関数関係に基
    づき第1の目標出力トルク信号を出力する第1の目標出
    力トルク信号発生手段、 前記速度偏差信号に対して予め定められた関数関係に基
    づき第2の目標出力トルク信号を出力する第2の目標出
    力トルク信号発生手段、 前記第1及び第2の目標出力トルク信号のうち絶対値が
    小さい方の目標出力トルク信号を目標値として選択する
    目標信号選択手段、 として機能させ、前記目標信号選択手段で選択した目標
    値に基づいて前記電力変換手段に前記作動指令信号を出
    力することにより前記電動アクチュエータの駆動を制御
    するための建設機械の駆動プログラム。
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