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JP2003023596A - デジタル放送記録装置及びその方法 - Google Patents

デジタル放送記録装置及びその方法

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Publication number
JP2003023596A
JP2003023596A JP2001207123A JP2001207123A JP2003023596A JP 2003023596 A JP2003023596 A JP 2003023596A JP 2001207123 A JP2001207123 A JP 2001207123A JP 2001207123 A JP2001207123 A JP 2001207123A JP 2003023596 A JP2003023596 A JP 2003023596A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
information
video data
stream data
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001207123A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Kato
隆博 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001207123A priority Critical patent/JP2003023596A/ja
Publication of JP2003023596A publication Critical patent/JP2003023596A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速再生中のストリームデータにおいて、番
組が途中で切り替る場合であっても、高速再生が可能な
デジタル放送記録装置を提供する。 【解決手段】 特殊再生時に使用する特定映像データを
含む映像データ群を含むストリームデータを記録媒体に
記録する記録装置であって、2以上の連続する番組を構
成し、各番組の範囲を特定するための番組情報を含む前
記ストリームデータを外部より取得する受信部102
と、前記ストリームデータ上における特定映像データの
区間を特定するための区間情報を生成するIピクチャ検
出部106と、前記番組情報にもとづいて、前記ストリ
ームデータにおける各番組の範囲を示す範囲情報を生成
するプログラム変更点検出部111と、前記ストリーム
データと、前記区間情報と、各番組に対応する前記範囲
情報とを前記記録媒体に記録する合成部114とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に映像を
含むストリームデータを記録し、再生する装置に関し、
特に、記録した映像を高速再生する技術に関する。
【0002】
【従来技術】近年、複数の番組のデジタルデータをトラ
ンスポートストリームに多重し、無線で送信するデジタ
ル放送が開始されている。このようなデジタル放送サー
ビスの開始に伴い、デジタル放送のストリームデータを
受信して記録する装置が普及しつつあり、その1つとし
て、デジタル放送のストリームデータを受信し、映像及
び音声を出力するための信号をそれぞれTV受像機及び
スピーカなどに出力し、また、必要に応じて映像及び音
声をハードディスクなどの記録媒体に記録し、ユーザ操
作により記録した番組を再生するデジタル放送記録装置
がある。
【0003】この再生には、いくつかの種類があり、そ
の主たるものが通常のスピードで再生する通常再生及び
通常再生よりも速いスピードで映像のみを再生する高速
再生である。デジタル放送は、MPEG(Moving
Picture ExpertsGroup)2に従
がってストリームデータが構成されており、このストリ
ームデータに含まれる映像データは、I(Intra)
ピクチャ、B(Bidirectionslly)ピク
チャ、P(Predictive)ピクチャからなる。
【0004】高速再生では、映像データとしては画面の
全てを原画像と同じ順序でイントラ符号化した上述のI
ピクチャのみを用いて表示している。つまり、デジタル
放送記録装置は、VTRのように、番組を構成する全て
の画像を高速で再生するのではなく、画像を間引いて表
示している。ところで、有料放送などでスクランブルが
けられている場合などを除き、一般の民営放送において
は、放送されている番組のストリームデータは、暗号化
されておらず、番組をストリームデータのまま記録する
場合には、著作権上の要請により番組の映像及び音声を
暗号化しなければならない。
【0005】高速再生を実施する場合、全てのストリー
ムデータの暗号を解読し、それからIピクチャを検出し
て表示していたのでは時間がかかるため、デジタル放送
記録装置は、記録時に主としてIピクチャが含まれてい
るストリームデータ上の範囲を検出し、この範囲を特定
するための上述のストリームデータ先頭からこの範囲ま
でのオフセット量を示すオフセット情報を暗号化しない
状態でストリームデータと共に記録する。
【0006】上述の範囲は、映像としてはIピクチャの
みが含まれているが、音声データ、PCR(Progr
am Clock Reference)などの時刻情
報等を含む場合がある。これにより、高速再生を行う場
合、デジタル放送記録装置は、暗号化されていないオフ
セット情報を読みだし、これに示されている範囲のスト
リームデータのみを抽出して暗号化を解き、さらに、こ
れからIピクチャのみを抽出して表示することにより高
速再生を実施する。
【0007】上述の範囲からIピクチャのみを抽出する
ために、デジタル放送記録装置は、暗号化されているス
トリームデータ内に繰り返し挿入されているPAT(P
rogram Assosiation Table)
及びPMT(ProgramMap Table)の管
理情報を必要とし、これらは高速再生を行う直前のわず
かな時間に通常再生(映像は表示しなくてもよい)を行
い、暗号化を解いたストリームデータから得ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録さ
れている番組が複数ある場合、例えば、A番組の後にB
番組を連続して記録している場合には、高速再生の直前
に得られる管理情報は、通常再生を行った時点の番組、
例えば、A番組用の管理情報であり、上述の範囲からA
番組のIピクチャを抽出することはできても、B番組の
Iピクチャを抽出することができない。
【0009】このため、従来のデジタル放送記録装置
は、高速再生中に番組がAからBへと切り替るとき、即
ち、上述の範囲に含まれるIピクチャが、A番組のもの
からB番組のものへと切り替ったとき、Iピクチャを抽
出できなくなり、エラーが発生し、高速再生を継続でき
ないという問題がある。そこで本発明は、上記問題点に
鑑みてなされたものであり、高速再生中のストリームデ
ータにおいて、番組が途中で切り替る場合であっても、
高速再生が可能なデジタル放送記録装置及び記録方法を
提供することを目的とする。
【0010】また、上述の高速再生を達成可能なように
番組の記録を実施するためのプログラムを提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るデジタル放送記録装置は、特殊再生
時に使用する特定映像データを含む映像データ群を含む
ストリームデータを記録媒体に記録する記録装置であっ
て、2以上の連続する番組を構成し、各番組の範囲を特
定するための番組情報を含む前記ストリームデータを外
部より取得するデータ取得手段と、前記ストリームデー
タ上における特定映像データの区間を特定するための区
間情報を生成する区間情報生成手段と、前記番組情報に
もとづいて、前記ストリームデータにおける各番組の範
囲を示す範囲情報を生成する範囲情報生成手段と、前記
ストリームデータと、前記区間情報と、各番組に対応す
る前記範囲情報とを前記記録媒体に記録する記録手段と
を備えることを特徴とする。
【0012】また、本発明に係るデジタル放送記録方法
は、特殊再生時に使用する特定映像データを含む映像デ
ータ群を含むストリームデータを記録媒体に記録する記
録方法であって、2以上の連続する番組を構成し、各番
組の範囲を特定するための番組情報を含む前記ストリー
ムデータを外部より取得するデータ取得ステップと、前
記ストリームデータ上における特定映像データの区間を
特定するための区間情報を生成する区間情報生成ステッ
プと、前記番組情報にもとづいて、前記ストリームデー
タにおける各番組の範囲を示す範囲情報を生成する範囲
情報生成ステップと、前記ストリームデータと、前記区
間情報と、各番組に対応する前記範囲情報とを前記記録
媒体に記録する記録ステップとを含むことを特徴とする また、本発明に係るプログラムは、特殊再生時に使用す
る特定映像データを含む映像データ群を含むストリーム
データを記録媒体に記録するためのプログラムであっ
て、2以上の連続する番組を構成し、各番組の範囲を特
定するための番組情報を含む前記ストリームデータを外
部より取得するデータ取得ステップと、前記ストリーム
データ上における特定映像データの区間を特定するため
の区間情報を生成する区間情報生成ステップと、前記番
組情報にもとづいて、前記ストリームデータにおける各
番組の範囲を示す範囲情報を生成する範囲情報生成ステ
ップと、前記ストリームデータと、前記区間情報と、各
番組に対応する前記範囲情報とを前記記録媒体に記録す
る記録ステップとをコンピュータに実行させることを特
徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照しながら詳細に説明する。 <構成>図1は、本発明の映像記録装置100の記録に
関わる機能部を示す機能ブロック図である。
【0014】映像記録装置100は、デジタル放送を受
信し、ユーザからの指示に応じて放送番組を記録して再
生するSTB(Set Top Box)である。な
お、本発明は、映像における高速再生に関するものであ
るため、音声データを処理するための機能部についての
説明は省略する。映像記録装置100は、記録を実施す
るための機能部として、受付部101と、受信部102
と、プログラム抽出部103と、オフセット値算出部1
04と、管理情報抽出部105と、Iピクチャ検出部1
06と、暗号化部107と、オフセット値バッファ10
8と、カレントバッファ109と、バッファ110と、
プログラム変更点検出部111と、オフセット値管理情
報抽出部112と、付加部113と、合成部114と、
プログラム切替制御部115と、記憶部116とを有す
る。
【0015】受付部101は、操作スイッチなどからな
り、ユーザからの指示を受付ける。受信部102は、受
信回路やバッファ等からなり、MPEG2などの規格に
したがって圧縮されたストリームデータが含まれる、例
えば、BSデジタル放送などの放送電波を受信し、又
は、ケーブルテレビの有線などから上述のストリームデ
ータを含む信号を受信し、プログラム抽出部103に出
力する。
【0016】プログラム抽出部103は、多重分離回路
などを有し、プログラム切替制御部115からの指示に
従い、PAT、指示がなされた番組のデータ及びPMT
をTS(Transport Stream)パケット
単位でストリームデータの中から抽出し、オフセット値
算出部104に出力する。その際、プログラム抽出部1
03は、番組の抽出が開始された後のストリームデータ
及び番組の抽出中に抽出対象の番組が切り替えられた後
のストリームデータにおいて、前記抽出の開始及び前記
切り替え以降最初のIピクチャが含まれるTSパケット
よりもPMT(番組の切り替えにおいては、切り替り後
の番組に対応するPMT)の含まれるTSパケットが先
に位置するように、抽出の開始及び番組の切り替えを実
施する。
【0017】そして、プログラム抽出部103は、抽出
の開始に伴って、抽出開始通知をオフセット値算出部1
04及びプログラム変更点検出部111に出力する。オ
フセット値算出部104は、プログラム抽出部103か
らTSパケットが到来する毎に1づつカウント値をイン
クリメントするカウンタであって、プログラム抽出部1
03からの抽出開始通知が入力された場合、カウント値
を0にリセットし、上述のカウントアップを開始する。
【0018】そして、オフセット値算出部104は、プ
ログラム抽出部103から受け取ったTSパケットを管
理情報抽出部105に出力すると共に、上述のカウント
値(以下、「オフセット値」という。)をオフセット値
バッファ108に逐次書き込む。管理情報抽出部105
は、受け取ったTSパケットから管理情報、即ち、PA
T及びPMTをコピーし、カレントバッファ109に格
納する。
【0019】より具体的には、管理情報抽出部105
は、受け取ったTSパケットのパケットヘッダを参照
し、PIDの値が「000」のもの、即ち、PATを含
むTSパケットを検出し、このTSパケットをコピー
し、カレントバッファ109に格納する。このPATに
は、複数の番組に対応するPMTのPIDが示されお
り、管理情報抽出部105は、これにもとづいてプログ
ラム切替制御部115より入力された番組に対応するP
MTが含まれるパケットのPIDを把握し、パケットヘ
ッダにこのPIDを有するTSパケット、即ち、PMT
を含むTSパケットをコピーし、カレントバッファ10
9に格納する。
【0020】ところで、1フレーム分の映像を構成する
Iピクチャは、通常、複数のTSパケットに分割されて
格納されており、また、このようなTSパケット群に音
声データなどのIピクチャ以外のデータが含まれるTS
パケットが上述のTSパケット群に挿入された状態で存
在する場合がある Iピクチャ検出部106は、管理情報抽出部105から
TSパケットを受け取り、このTSパケットのパケット
ヘッダを参照して、まず、このTSパケットに映像デー
タが含まれているかどうかを判断し、映像データが含ま
れている場合、このTSパケットのペイロード、即ち、
エレメンタリーストリームに含まれているビデオシーケ
ンスヘッダ又はピクチャヘッダを参照することにより、
このTSパケットにIピクチャが含まれているかどうか
を把握して、上述のようにIピクチャが分割格納されて
いるTSパケット群の先頭のパケットに対応するオフセ
ット値及び最後尾のパケットに対応するオフセット値を
バッファ108から取得し、この2つのオフセット値の
組をIピクチャのオフセット値として付加部113に出
力する。
【0021】なお、Iピクチャが分割格納されているT
Sパケットの1つ1つについて、オフセット値を出力し
ないのは、オフセット値の出力回数を低減し、付加部1
13におけるメモリの圧迫を回避するためである。一
方、上述のTSパケットにIピクチャが含まれていない
場合、Iピクチャ検出部106は、該当するオフセット
値がないことを示すNONEコードを付加部113に出
力する。
【0022】そして、Iピクチャ検出部106は、受け
取ったTSパケットを暗号化部107に出力する。暗号
化部107は、著作権保護のために暗号化を実施する回
路などを有し、Iピクチャ検出部106から受け取った
TSパケット毎に暗号化を実施して合成部114に出力
する。
【0023】オフセット値バッファ108、カレントバ
ッファ109及びバッファ110は、データを一時的に
格納するためのバッファである。このうちオフセット値
バッファ108は、FIFOであって、新しいオフセッ
ト値が格納される毎に、それまで格納していたオフセッ
ト値をプログラム変更点検出部111に出力する。
【0024】また、カレントバッファ109及びバッフ
ァ110は、1つのPAT及び1つのPMTそれぞれを
格納する専用の記憶領域を有している。このため、同じ
種類のテーブルが新たに格納されない限り、見かけ上、
各テーブルは、カレントバッファ109及びバッファ1
10に保持されたままとなる。プログラム変更点検出部
111は、CPUなどを有し、オフセット値バッファ1
08からのオフセット値の入力をトリガにして、カレン
トバッファ109に格納されているPMTのバージョン
番号とバッファ110に格納されているPMTのバージ
ョン番号とを比較し、一致するか否かを判定し、不一致
の場合、カレントバッファ109に格納されている管理
情報、即ち、PAT及びPMTとトリガとなった上述の
オフセット値(以下、「プログラム変更点のオフセット
値」という。)とを付加部113に出力する。
【0025】一方、PMTのバージョン番号が一致する
場合、カレントバッファ109に格納されているPAT
及びPMTを付加部113に出力する。また、プログラ
ム変更点検出部111は、プログラム抽出部103から
抽出開始通知が入力されたとき、カレントバッファ10
9及びバッファ110のメモリを開放する。
【0026】付加部113は、レジスタなどのメモリを
有し、プログラム変更点検出部111から受け取った管
理情報及びプログラム変更点のオフセット値と、Iピク
チャ検出部106から受け取ったIピクチャのオフセッ
ト値とを対応づけたものを付加情報として合成部114
に出力する。合成部114は、暗号化部107から受け
取った暗号化されたストリームデータと、付加部113
から受け取った付加情報とを対応づけたものを固定のデ
ータサイズの単位(以下、「記録ブロック」という。)
にまとめ、記憶部116に格納する。
【0027】より具体的には、合成部114は、TSパ
ケットの定数倍の記憶領域(以下、「ストリームデータ
領域」という。)に暗号化されたストリームデータを格
納し、また、固定長のデータ領域(以下、「付加情報領
域」という。)に上述の付加情報を格納し、これらを合
わせたものを上述の記録ブロックとして記憶部116に
格納する。
【0028】プログラム切替制御部115は、カレント
バッファ109からPAT及びPMTを取得し、受付部
101から指示された番組の抽出指示、即ち、抽出する
番組に関連するデータそれぞれのPID及びPMTのP
IDをプログラム抽出部103に出力する。記憶部11
6は、ハードディスクなどの記録媒体であり、合成部1
14から出力された記録ブロックを格納する。
【0029】図2は、本発明の映像記録装置100の再
生に関わる機能部を示す機能ブロック図である。映像記
録装置100は、記録した映像を出力するための機能部
として、上述の機能部に加え、読み出し制御部117
と、付加情報抽出部118と、オフセット値算出部11
9と、Iピクチャ抽出部120と、復号部121と、管
理情報抽出部122と、カレントバッファ123と、プ
ログラム変更点検出部124と、バッファ125と、映
像抽出部126と、映像デコード部127と、付加情報
分離部128と、変更点オフセット値バッファ129
と、Iピクチャオフセット値バッファ130と、管理情
報バッファ131と、プログラム変更点検出部132
と、Iピクチャ検出部133と、管理情報提供部134
とを有する。
【0030】読み出し制御部117は、受付部101か
らの指示にもとづいて、記憶部116から記録ブロック
を読み出し、付加情報抽出部118に出力する。上述の
読み出しを開始する際、読み出し制御部117は、オフ
セット値算出部119及びプログラム変更点検出部12
4に読出開始通知を出力する。付加情報抽出部118
は、受け取った記録ブロックから付加情報を抽出し、抽
出した付加情報を付加情報分離部128に出力し、ま
た、抽出されずに残ったデータ、即ち、暗号化されてい
るストリームデータをオフセット値算出部119に出力
する。
【0031】オフセット値算出部119は、付加情報抽
出部118から上述のストリームデータに含まれている
TSパケットが到来する毎に1づつカウント値をインク
リメントするカウンタであって、読み出し制御部117
から読出開始通知が入力された場合、カウント値を0に
リセットし、上述のカウントアップを開始する。そし
て、オフセット値算出部119は、上述のカウントアッ
プに伴って、カウント値を読出開始位置からのオフセッ
ト値としてプログラム変更点検出部132及びIピクチ
ャ検出部133に出力する。
【0032】また、オフセット値算出部119は、受付
部101より、通常再生の指示又は高速再生の指示を受
け取り、通常再生の指示を受け取った場合、受け取った
ストリームデータを復号部121に出力する。一方、高
速再生の指示を受け取った場合、オフセット値算出部1
19は、受け取ったストリームデータをIピクチャ抽出
部120に出力する。
【0033】Iピクチャ抽出部120は、高速再生時の
みに処理を実施する機能部であって、Iピクチャ検出部
133から抽出指示にもとづいて、当該抽出指示に含ま
れる2つのオフセット値、即ち、Iピクチャのオフセッ
ト値により特定されるTSパケット群を抽出し、復号部
121に出力する。なお、抽出されたTSパケットに
は、Iピクチャ以外のデータが含まれている場合があ
る。
【0034】復号部121は、受け取ったTSパケット
の暗号を解くデコーダであって、受け取ったTSパケッ
トの暗号を解読し、解読したTSパケットを通常再生時
には、管理情報抽出部122へ、また、高速再生時に
は、映像抽出部126へそれぞれ出力する。 <通常再生>管理情報抽出部122は、復号部121か
ら受け取ったTSパケットのうち管理情報であるPAT
及びPMTが含まれるものがあれば、これらを抽出して
カレントバッファ123に格納する。
【0035】このPAT及びPMTの抽出は、管理情報
抽出部105と同様の方法で行われるため、詳細な説明
については省略する。また、管理情報抽出部122は、
上述の抽出を実施した残りのTSパケットを映像抽出部
126に出力する。カレントバッファ123及びバッフ
ァ125は、データを一時的に格納するためのバッファ
である。
【0036】これらカレントバッファ123及びバッフ
ァ125は、1つのPAT及び1つのPMTそれぞれを
格納する専用の記憶領域を有している。このため、同じ
種類のテーブルが新たに格納されない限り、見かけ上、
各テーブルは、カレントバッファ123及びバッファ1
25に保持されたままとなることは、カレントバッファ
109及びバッファ110と同様である。
【0037】プログラム変更点検出部124は、CPU
などを有し、カレントバッファ123に格納されている
PMTのバージョン番号とバッファ110に格納されて
いるPMTのバージョン番号とを比較し、一致するか否
かを判定し、不一致の場合、カレントバッファ123に
格納されているPMTを映像抽出部126に出力する。
【0038】また、プログラム変更点検出部124は、
読み出し制御部117から読出開始通知が入力されたと
き、カレントバッファ123及びバッファ125のメモ
リを開放する。前記比較を実施した後、プログラム変更
点検出部124は、カレントバッファ123に格納され
ているPAT及びPMTをバッファ125に書き込む。 <通常再生及び高速再生>映像抽出部126は、管理情
報抽出部122から受け取ったTSパケットの中から、
プログラム変更点検出部124から受け取った上述のP
IDを有するTSパケット、即ち、映像データが含まれ
るTSパケットを抽出する。
【0039】映像デコード部127は、TSパケットに
含まれるMPEG2によりコーディングされた映像デー
タをデコードし、その結果得られる映像信号を外部、例
えば、TV受像機などに出力する。付加情報分離部12
8は、付加情報抽出部118から付加情報を受け取り、
変更点のオフセット値、Iピクチャのオフセット値及び
PAT、PMTなどの管理情報に分離し、それぞれを変
更点オフセット値バッファ129、Iピクチャオフセッ
ト値バッファ130及び管理情報バッファ131に格納
する。
【0040】変更点オフセット値バッファ129、Iピ
クチャオフセット値バッファ130及び管理情報バッフ
ァ131は、データを一時的に格納するためのバッファ
である。このうち管理情報バッファ131は、1つのP
AT及び1つのPMTそれぞれを格納する専用の記憶領
域を有している。
【0041】このため、同じ種類のテーブルが新たに格
納されない限り、見かけ上、各テーブルは、カレントバ
ッファ123及びバッファ125に保持されたままとな
ることは、カレントバッファ109及びバッファ110
と同様である。プログラム変更点検出部132は、オフ
セット値算出部119からのオフセット値の入力をトリ
ガとして、変更点オフセット値バッファ129に格納さ
れているオフセット値、即ち、プロクラム変更点のオフ
セット値を取得し、これらオフセット値を比較する。
【0042】これらオフセット値が一致したとき、プロ
グラム変更点検出部132は、一致通知を管理情報提供
部134に出力する。Iピクチャ検出部133は、オフ
セット値算出部119から入力されるオフセット値を受
け取り、この入力をトリガとしてIピクチャオフセット
値バッファ130からIピクチャのオフセット値を取得
し、これらのオフセット値を比較する。
【0043】そして、これらオフセット値が一致する場
合、Iピクチャ検出部133は、抽出指示、即ち、Iピ
クチャのオフセット値をIピクチャ抽出部120に出力
する。一方、上述のオフセット値が不一致の場合、Iピ
クチャ検出部133は、該当するオフセット値がないこ
とを示すNONEコードをIピクチャ抽出部120に出
力する。
【0044】管理情報提供部134は、プログラム変更
点検出部132から一致通知を受け取ったとき、管理情
報バッファ131に格納されているPAT及びPMTを
取得し、映像データが含まれるTSパケットのPIDを
取得して映像抽出部126に出力する。これは、Iピク
チャ抽出部120により抽出されるTSパケットには、
Iピクチャ以外に音声データなどのデータが含まれる場
合があるため、これらを除外し、Iピクチャのみを抽出
するためである。 <データ>図3(a)は、受信部102において受信す
るストリームデータのデータ構成を示す図である。
【0045】1つのトランスポートストリームに複数の
番組のデータが多重されており、この図では3番組分の
データが多重されている。各番組は、番組固有のプログ
ラム番号が対応づけられている。図3(b)は、プログ
ラム抽出部103において抽出されたストリームデータ
のデータ構成を示す図である。
【0046】より具体的には、プログラム番号「01」
が対応づけられた番組Aの記録途中で、記録対象をプロ
グラム番号「02」が対応づけられた番組Bに切り替え
られた場合を示す図である。上述のプログラム変更点の
オフセット値は、抽出が開始されたストリームデータの
先頭から番組が切り替る点までのTSパケットの数に相
当するカウンタ値である。
【0047】図3(c)は、上述のプログラム変更点付
近における、より詳細なデータ構成を示す図である。各
番組に対応する管理情報、即ち、PAT及びPMTはカ
ルーセル送信されているため、ストリームデータ中にお
いて頻出している。図中において、プログラムの変更点
を境にして、左側に番組Aに対応するPAT及びPMT
が存在し、右側に番組Bに対応するPAT及びPMTが
存在し、番組AのPMTと番組BのPMTとではその内
容が異なる。
【0048】このような違いは、ユーザが記録対象、即
ち、抽出対象を途中で変更した場合に生じるが、記録対
象を変更しなかった場合であっても、例えば、A番組の
放送時間が終了し、次のB番組が続いて放送されるもの
を続けて記録した場合にも生じ、その場合、PAT及び
PMTの両テーブルどうしが異なる。つまり、PATは
ストリームデータ中の番組、つまり、複数のPMTを管
理するための唯一のテーブルであり、記録中にチャネル
を切り替えても、データの抽出に使用するPMTの選択
を変更しているにすぎず、各PMTの内容について変化
が生じた訳ではなく、従ってPATの内容に変化は生じ
ない。
【0049】しかし、同一チャネルにおいて、番組が終
了して次の番組に切り替る場合、PMTの内容が新たな
ものへと更新されるため、当然にPATの内容も更新さ
れる。PAT及びPMT以外の抽出されるストリームデ
ータとしては、Iピクチャ、Bピクチャ、Pピクチャな
どの映像データが存在し、さらに、図示しない音声デー
タなどの映像データ以外のデータも含まれている。
【0050】図3(d)は、PATのデータ構成を示す
図である。PATを格納するTSパケットのヘッダに
は、不変のPID「000」が示されている。また、ペ
イロードには、上述の各プログラム番号、即ち、各番組
に対応するPMTのPIDの値が示されている。
【0051】図3(e)は、番組AのPMTのデータ構
成を示す図である。このPMTは、各番組に固有の情報
であり、PMTが格納されたTSパケットのヘッダに
は、上述のPATに示されたPID「122」が格納さ
れている。また、ペイロードには、PMT毎に固有のバ
ージョン番号「Ver.3」、番組のプロクラム番号
「01」、映像データのPID「101」、音声データ
のPID「102」及びPCRのPID「103」など
が示されている。
【0052】図3(f)は、番組BのPMTのデータ構
成を示す図である。データ構成は、図3(e)と同様で
あるが、格納されている値が異なる。図4は、合成部1
14における記録ブロックのデータ構成を示す図であ
る。より具体的には、図4は、内包するストリームデー
タ内に、A番組からB番組へと切り替るプログラム変更
点を有する記録ブロックを示す図である。
【0053】暗号化部107より受け取った暗号化され
たストリームデータは、そのデータ構造を維持したまま
記録ブロック中のストリームデータ領域に格納される。
そして、これに続く付加情報領域に番組切り替り前の番
組、即ち、番組AのIピクチャのオフセット値と、プロ
グラム変更点のオフセット値と、切り替り後の番組、即
ち、番組BのPAT及びPMTと、Iピクチャのオフセ
ット値とが格納されている。
【0054】これらストリームデータ領域は、固定長で
TSパケットの定数倍のデータ容量を有し、TSパケッ
トで埋められている。一方、付加情報領域も固定長であ
るが、番組切り替り前のIピクチャのオフセット値、プ
ログラム変更点のオフセット値、切り替り後の番組のP
AT、切り替り後の番組のPMTと、切り替り後の番組
におけるIピクチャのオフセット値を格納するのに十分
な領域を確保するため未使用のデータ領域が存在する。
【0055】なお、プログラム変更点を有しない記録ブ
ロックの付加情報領域については、各記録ブロック内の
データが属している番組に対応するPAT及びPMTと
Iピクチャのオフセット値とが格納されている。図5
は、Iピクチャのオフセット値により示されるTSパケ
ットの範囲を示す図である。
【0056】この範囲は、1フレーム分のIピクチャに
おける、先頭データが含まれるTSパケットから最後尾
のデータが含まれるTSパケットまでの範囲であり、B
ピクチャ及びPピクチャは含まない。なお、図5に示す
ように、この範囲は、音声データなどの映像データ以外
のデータを含んでいる場合がある。
【0057】この範囲からIピクチャのみを抽出するた
めには、この範囲に含まれるIピクチャの番組Bに対応
するPMTに示されている映像データのPID、例えば
「101」をキーとして、Iピクチャを抽出する必要が
ある。 <動作>図6は、本発明の映像記録装置100の記録に
関わる処理を示すフローチャートである。
【0058】受信部102は、デジタル放送のストリー
ムデータを受信し、プログラム抽出部103に出力する
(ステップS601)。プログラム抽出部103は、プ
ログラム切替制御部115からの指示に従い、指示がな
されたプログラムのデータをTSパケット単位でストリ
ームデータの中から抽出して、オフセット値算出部10
4に出力する(ステップS602)。
【0059】そして、オフセット値算出部104は、上
述のデータの抽出が開始された場合、カウント値を0に
リセットし、上述のカウントアップを開始してオフセッ
ト値を生成すると共に、受け取ったTSパケットを管理
情報抽出部105に出力する(ステップS603)。プ
ログラム切替制御部115は、受付部101において記
録対象として新たな番組が指定されたか否かを判断し
(ステップS604)、このような指定がある場合、プ
ログラム抽出部103に対し、抽出対象を上述の新たな
番組へと変更するように指示する(ステップS60
5)。
【0060】管理情報抽出部105は、受け取ったTS
パケットから管理情報、即ち、PAT及びPMTを抽出
してコピーし、受け取ったTSパケットをIピクチャ検
出部106に出力する(ステップS606)。Iピクチ
ャ検出部106は、管理情報抽出部105からTSパケ
ットを受け取り、このTSパケットのパケットヘッダを
参照して、まず、映像データのTSパケットを検出し、
検出されたTSパケットのペイロード、即ち、エレメン
タリーストリームに含まれているビデオシーケンスヘッ
ダ又はピクチャヘッダを参照することにより、このTS
パケットにIピクチャが含まれているかどうかを把握し
て、Iピクチャが分割格納されているTSパケット群の
先頭のパケットに対応するオフセット値及び最後尾のパ
ケットに対応するオフセット値を取得し、この2つのオ
フセット値の組をIピクチャのオフセット値として生成
すると共に、受け取ったTSパケットを暗号化部107
に出力する(ステップS607)。
【0061】暗号化部107は、Iピクチャ検出部10
6からTSパケットを受け取り、受け取ったTSパケッ
ト毎に暗号化を実施する(ステップS608)。プログ
ラム変更点検出部111は、新しいオフセット値が生成
される毎に、現時点において最新のPMTのバージョン
番号と1つ前のPMTのバージョン番号とを比較し、一
致しないかどうかを判定する(ステップS609)。
【0062】この判定において、一致する場合、付加部
113は、現時点において最新の管理情報とIピクチャ
のオフセット値とを対応づけ、さらに、合成部114に
おいて、これらに暗号化されたストリームデータを対応
づける(ステップS610)。そして、合成部114
は、上述の対応づけがなされたデータを固定長の記録ブ
ロックに納め、記憶部116に記録し(ステップS61
1)、デジタル放送のストリームデータを受信するステ
ップS601に戻る。
【0063】一方、ステップS609の判定において、
一致しない場合、プログラム変更点検出部111は、現
在のオフセット値をプログラム変更点のオフセット値と
する(ステップS612)。そして、付加部113は、
プログラム変更点のオフセット値と現時点において最新
の管理情報とIピクチャのオフセット値とを対応づけ、
さらに、合成部114において、これらに暗号化された
ストリームデータを対応づける(ステップS613)。
【0064】そして、合成部114は、上述の対応づけ
がなされたデータを固定長の記録ブロックに納め、記憶
部116に記録し(ステップS611)、デジタル放送
のストリームデータを受信するステップS601に戻
る。図7は、本発明の映像記録装置100の高速再生に
関わる処理を示すフローチャートである。
【0065】読み出し制御部117は、記憶部116か
ら記録ブロックの読み出しを開始し、読み出した記録ブ
ロックを付加情報抽出部118に出力する(ステップS
700)。付加情報抽出部118は、受け取った記録ブ
ロックから付加情報を抽出し、抽出した付加情報を付加
情報分離部128に出力し、また、抽出されずに残った
データ、即ち、暗号化されているストリームデータをオ
フセット値算出部119に出力する(ステップS70
1)。
【0066】オフセット値算出部119は、記録ブロッ
クの単位で到来するTSパケット毎に、カウントアップ
を実施してオフセット値を生成し、プログラム変更点検
出部132及びIピクチャ検出部133に出力する(ス
テップS702)。そして、オフセット値算出部119
は、高速再生の指示がなされているかどうかを判断する
(ステップS703)。
【0067】高速再生の指示がなされていた場合、オフ
セット値算出部119は、受け取った記録ブロックをI
ピクチャ抽出部120に出力する。そして、Iピクチャ
検出部133は、オフセット値算出部119から入力さ
れるオフセット値を受け取り、付加情報に含まれている
Iピクチャのオフセット値と比較し、Bピクチャ及びP
ピクチャが含まれておらず、Iピクチャが含まれている
TSパケット群が到来したかどうかを判断する(ステッ
プS704)。
【0068】このTSパケット群が到来した場合、Iピ
クチャ検出部133は、このTSパケット群を抽出する
ようにIピクチャ抽出部120に指示し、その結果、I
ピクチャ抽出部120は、当該指示に含まれる2つのオ
フセット値、即ち、Iピクチャのオフセット値により特
定されるTSパケット群を抽出し、抽出したTSパケッ
ト群を復号部121に出力する(ステップS705)。
【0069】復号部121は、受け取ったTSパケット
の暗号を解いて映像抽出部126に出力する(ステップ
S706)。プログラム変更点検出部132は、オフセ
ット値算出部119からのオフセット値の入力をトリガ
として、こオフセット値と付加情報に含まれているプロ
グラム変更点オフセット値とを比較し、抽出された記録
ブロックに番組の切り替り点が存在するか否かを判断す
る(ステップS707)。
【0070】番組の切り替り点が存在する場合、管理情
報提供部134は、現時点で最新のPAT及びPMTを
参照し、これに示されている映像データが含まれるTS
パケットのPIDを映像抽出部126に出力する(ステ
ップS708)。映像抽出部126は、管理情報提供部
134より受け取ったPIDを有するTSパケット、即
ち、Iピクチャの映像データを抽出し、映像デコード部
127に出力する(ステップS709)。
【0071】映像デコード部127は、TSパケットに
含まれるMPEG2によりコーディングされた映像デー
タをデコードし(ステップS710)、その結果得られ
る映像信号を外部に出力し(ステップS711)、読み
出し制御部117よる記憶部116から記録ブロックを
読み出すステップS700に戻る。また、ステップS7
03の判断において、高速再生の指示がなされていな
い、即ち、通常の再生の場合、オフセット値算出部11
9は、受け取った記録ブロックを復号部121に出力す
る。
【0072】そして、復号部121は、受け取った全て
のTSパケットの暗号を解いて管理情報抽出部122に
出力する(ステップS712)。管理情報抽出部122
は、復号部121から受け取ったTSパケットのうち管
理情報であるPAT及びPMTが含まれるものがあれ
ば、これらを抽出する(ステップS713)。
【0073】プログラム変更点検出部124は、現時点
において最新のPMTのバージョン番号と1つ前のPM
Tのバージョン番号とを比較することにより、番組の切
り替り点が存在するか否かを判断し(ステップS71
4)、番組の切り替り点が存在する場合、最新の管理情
報、即ち、現時点において最新のPMTに示されてい
る、映像データのPID(I、B及びPピクチャを含む
TSパケットのPID)などを映像抽出部126に出力
する。
【0074】その結果、映像抽出部126は、常に最新
の管理情報を取得している(ステップS715)。映像
抽出部126は、この最新の管理情報にもとづいて映像
データ及び映像データを通常再生するために必要なPC
Rなどの他のデータを抽出する(ステップS716)。
【0075】そして、映像デコード部127による、T
Sパケットに含まれるMPEG2によりコーディングさ
れた映像データをデコードするステップS710に進
む。以上のように、本実施形態によれば、デジタル放送
記録装置において、高速再生中にストリームデータの番
組が途中で切り替る場合であっても、Iピクチャの抽出
に必要な情報及びストリームデータにおける番組の切り
替り位置を暗号化しないで予め格納しておくことによ
り、高速再生時にこれら情報を参照して暗号化がなされ
たストリームデータの範囲を抽出し、抽出した部分のみ
の暗号化を解き、それからIピクチャのみを抽出し、ま
た、番組の切り替り位置以降から抽出された上述の範囲
については、Iピクチャの抽出に用いるPMTを番組切
り替りのタイミングで更新するため、問題のないスムー
ズな再生が可能となる。
【0076】なお、本実施の形態では、合成部114か
ら出力される記録ブロックにおいて、プログラム変更点
を有しない記録ブロックの付加情報領域については、各
記録ブロック内のデータが属している番組のPAT及び
PMTとIピクチャのオフセット値とが格納されている
としたが、Iピクチャのオフセット値のみを格納すると
してもよい。
【0077】ただし、上述の付加情報領域に各記録ブロ
ック内のデータが属している番組のPAT及びPMTと
Iピクチャのオフセット値とを格納することにより、通
常再生を行わずに直接高速再生を開始するときであって
も、高速再生を開始する時点の番組のPAT及びPMT
を直ぐに取得でき、高速再生の指示から高速再生開始ま
での時間が短縮される効果は得られない。
【0078】また、本実施の形態では、合成部114か
ら出力される記録ブロックであって、プログラム変更点
を有するものの付加情報領域において、プログラム変更
点のオフセット値と、切り替り後の番組のPAT及びP
MTと、Iピクチャのオフセット値とが格納されている
としたが、プログラム変更点のオフセット値及びIピク
チャのオフセット値のみを格納しても構わない。
【0079】ただし、上述の付加情報領域にプログラム
変更点のオフセット値と、切り替り後の番組のPAT及
びPMTと、Iピクチャのオフセット値とを格納するこ
とにより、番組の切り替り位置を跨いで高速再生がなさ
れた場合であっても、新たな番組のPAT及びPMTを
容易に取得できる効果は得られない。しかし、このよう
な場合であっても、付加情報領域に示されたプログラム
変更点のオフセット値を予め参照可能な場合、番組の切
り替り位置を高速再生前に把握し、高速再生開始前又は
高速再生と並行して、番組切り替わり以降の高速再生に
必要なPAT及びPMTを、番組切り替わり位置におけ
る高速再生の開始時までに取得して用意しておくことに
より、番組が切り替る場合であっても、高速再生が可能
となる。
【0080】また、PMT中に年齢制限などの番組を視
聴するための資格要件を含ませ、さらに、受付部101
によりユーザからの前記年齢などの条件の入力を受付
け、映像デコード部127において、この条件が資格要
件に該当しているか否かを判断し、該当しているときの
み、映像データを出力するとしてもよい。
【0081】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るデジタル放送記録装置は、特殊再生時に使用する
特定映像データを含む映像データ群を含むストリームデ
ータを記録媒体に記録する記録装置であって、2以上の
連続する番組を構成し、各番組の範囲を特定するための
番組情報を含む前記ストリームデータを外部より取得す
るデータ取得手段と、前記ストリームデータ上における
特定映像データの区間を特定するための区間情報を生成
する区間情報生成手段と、前記番組情報にもとづいて、
前記ストリームデータにおける各番組の範囲を示す範囲
情報を生成する範囲情報生成手段と、前記ストリームデ
ータと、前記区間情報と、各番組に対応する前記範囲情
報とを前記記録媒体に記録する記録手段とを備えること
を特徴とし、また、本発明に係るデジタル放送記録方法
は、特殊再生時に使用する特定映像データを含む映像デ
ータ群を含むストリームデータを記録媒体に記録する記
録方法であって、2以上の連続する番組を構成し、各番
組の範囲を特定するための番組情報を含む前記ストリー
ムデータを外部より取得するデータ取得ステップと、前
記ストリームデータ上における特定映像データの区間を
特定するための区間情報を生成する区間情報生成ステッ
プと、前記番組情報にもとづいて、前記ストリームデー
タにおける各番組の範囲を示す範囲情報を生成する範囲
情報生成ステップと、前記ストリームデータと、前記区
間情報と、各番組に対応する前記範囲情報とを前記記録
媒体に記録する記録ステップとを含むことを特徴とし、
また、本発明に係るプログラムは、特殊再生時に使用す
る特定映像データを含む映像データ群を含むストリーム
データを記録媒体に記録するためのプログラムであっ
て、2以上の連続する番組を構成し、各番組の範囲を特
定するための番組情報を含む前記ストリームデータを外
部より取得するデータ取得ステップと、前記ストリーム
データ上における特定映像データの区間を特定するため
の区間情報を生成する区間情報生成ステップと、前記番
組情報にもとづいて、前記ストリームデータにおける各
番組の範囲を示す範囲情報を生成する範囲情報生成ステ
ップと、前記ストリームデータと、前記区間情報と、各
番組に対応する前記範囲情報とを前記記録媒体に記録す
る記録ステップとをコンピュータに実行させることを特
徴する。
【0082】これにより、特殊再生時に前記特定情報及
び前記範囲情報を参照し、番組の切り替り位置を事前に
把握し、番組切り替わり以降の特殊再生において必要と
される識別情報を特殊再生開始前又は特殊再生と並行し
て取得して用意しておき、番組切り替わり位置の特殊再
生が開始されたときに使用するとすれば、高速再生中の
ストリームデータにおいて、高速再生中に番組が途中で
切り替る場合であっても、問題なく特殊再生が実施され
る。
【0083】また、前記特定映像データは、TSパケッ
トに分割格納され、前記区間は、前記ストリームデータ
内の基準となるTSパケットから特定映像データの先頭
及び最後尾のデータそれぞれが格納されているTSパケ
ットまでのパケット数の組により示されるとしてもよ
い。これにより、TSパケットの定数倍のデータ単位で
の前記連続範囲の特定が容易に実施される。
【0084】また、前記番組情報は、さらに、番組毎に
映像データを特定する情報を含み、前記区間情報生成手
段は、映像データとしては特定映像データのみが含ま
れ、映像データ以外を含み得る範囲を前記区間とし、前
記デジタル放送記録装置は、さらに、特殊再生時におい
て、前記区間情報にもとづいて、前記記録媒体に記録さ
れたストリームデータから前記区間に存在するTSパケ
ットを抽出し、前記番組情報にもとづいて、前記抽出が
なされたTSパケットから映像データのみを取得する映
像データ取得手段と、前記範囲情報にもとづいて、前記
ストリームデータ上の番組の切り替り位置以降におい
て、最初の前記抽出が行われたとき、映像データ取得手
段により前記取得のために用いられる番組情報を、新た
な番組に対応する番組情報へと切り替える切り替え手段
と、前記映像データ取得手段により取得された映像デー
タを順次出力する出力手段とを備えるとしてもよい。
【0085】これにより、番組が切り替る位置を跨いで
高速再生する場合であっても、正常に特殊再生が達成さ
れる。また、前記区間情報生成手段は、取得した前記ス
トリーム情報から前記区間を検出することにより前記区
間情報を生成し、前記デジタル放送記録装置は、さら
に、取得したストリームデータから前記番組情報を抽出
する番組情報抽出手段と、前記区間情報生成手段による
前記生成、前記範囲情報生成手段による前記生成、及び
前記番組情報抽出手段における前記抽出の後から前記記
録の前までの間に、前記ストリームデータを暗号化する
暗号化手段と、前記映像データ取得手段による前記取得
がなされた映像データの暗号化を解く暗号解読手段とを
備え、前記記録手段は、暗号化がなされた前記ストリー
ムデータと、暗号化がなされていない前記区間情報と、
暗号化がなされていない各番組に対応する前記範囲情報
及び前記番組情報とを前記記録媒体に記録し、前記映像
データ取得手段は、暗号化がなされていない前記区間情
報を用いて暗号化がなされている前記ストリームデータ
から前記抽出を実施し、抽出されたストリームデータの
暗号を解読し、暗号化がなされていない前記番組情報を
用いて解読されたストリームデータから映像データの前
記取得を実施し、前記切り替え手段は、暗号化がなされ
ていない前記範囲情報を用いて前記切り替えを実施する
としてもよい。
【0086】これにより、特殊再生時における暗号の解
読を行うデータ量が低減され、特殊再生時におけるデー
タ処理の効率化が図られる。また、前記特定映像データ
は、Iピクチャであり、前記特殊再生は、高速再生であ
るとしてもよい。これにより、Iピクチャを用いる高速
再生の実施時に前記特定情報及び前記範囲情報を参照
し、番組の切り替り位置を事前に把握し、番組切り替わ
り以降の高速再生において必要とされる識別情報を高速
再生開始前又は高速再生と並行して取得して用意してお
き、番組切り替わり位置の高速再生が開始されたときに
使用するとすれば、番組が切り替る位置を跨いで高速再
生する場合であっても、問題なく高速再生が達成され
る。
【0087】また、前記番組情報は、PAT及びPMT
であるとしてもよい。これにより、PATにより番組に
対応するPMTを把握し、当該PMTに示されている映
像データのPIDを参照することにより、前記映像デー
タの特定がなされる。また、前記番組情報は、映像デー
タを特定する以外に、番組を視聴するための資格要件を
含み、前記デジタル放送記録装置は、さらに、前記資格
要件に対応する個人情報が記録されている個人情報記憶
手段と、前記映像データ取得手段により取得されたと
き、前記個人情報が前記資格要件に該当するか否かを判
断する判断手段とを備え、前記出力手段は、前記判断に
おいて、前記個人情報が前記資格要件に該当する場合に
のみ、映像データの前記出力を実施するとしてもよい。
【0088】これにより、特殊再生時であっても、前記
個人情報が前記資格要件に該当する場合にのみ、映像デ
ータの前記出力がなされる。また、前記記録手段は、暗
号化がなされていない前記切り替り後の番組の番組情報
及び前記範囲情報を前記切り替り位置を含む暗号化がな
されたTSパケット又はその近くに位置する暗号化がな
されたTSパケットに対応づけ、暗号化がなされていな
い前記区間情報を当該区間情報により特定される区間を
含む暗号化がなされたTSパケット又はその近くに位置
する暗号化がなされたTSパケットに対応づけて前記記
録を実施するとしてもよい。
【0089】これにより、前記識別情報、前記特定情報
及び前記範囲情報を予めストリームデータ読み出し事前
に把握することなく、これらが必要とされるときに読み
出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像記録装置の記録に関わる機能部を
示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の映像記録装置の再生に関わる機能部を
示す機能ブロック図である。
【図3】(a)は、受信部において受信するストリーム
データのデータ構成を示す図である。(b)は、プログ
ラム抽出部において抽出されたストリームデータのデー
タ構成を示す図である。(c)は、プログラム変更点付
近における、より詳細なデータ構成を示す図である。
(e)は、番組AのPMTのデータ構成を示す図であ
る。(f)は、番組BのPMTのデータ構成を示す図で
ある。
【図4】合成部における記録ブロックのデータ構成を示
す図である。
【図5】Iピクチャのオフセット値により示されるTS
パケットの範囲を示す図である。
【図6】本発明の映像記録装置の記録に関わる処理を示
すフローチャートである。
【図7】本発明の映像記録装置の高速再生に関わる処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 映像記録装置 101 受付部 102 受信部 103 プログラム抽出部 104 オフセット値算出部 105 管理情報抽出部 106 Iピクチャ検出部 107 暗号化部 108 オフセット値バッファ 109 カレントバッファ 110 バッファ 111 プログラム変更点検出部 112 オフセット値管理情報抽出部 113 付加部 114 合成部 115 プログラム切替制御部 116 記憶部 117 制御部 118 付加情報抽出部 119 オフセット値算出部 120 Iピクチャ抽出部 121 復号部 122 管理情報抽出部 123 カレントバッファ 124 プログラム変更点検出部 125 バッファ 126 映像抽出部 127 映像デコード部 128 付加情報分離部 129 変更点オフセット値バッファ 130 Iピクチャオフセット値バッファ 131 管理情報バッファ 132 プログラム変更点検出部 133 Iピクチャ検出部 134 管理情報提供部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/12 103 H04N 5/76 A H04N 5/76 5/91 Z 5/92 5/92 H 7/24 7/13 Z Fターム(参考) 5B065 BA01 CC01 CC03 CE01 5C052 AC05 5C053 GB38 HA24 5C059 KK40 KK43 MA00 PP05 PP06 PP07 RB02 RC24 RC35 SS12 SS19 UA02 UA05 5D044 AB07 BC01 BC04 CC04 DE25 DE37 DE49 DE57 EF05 FG18 FG24

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特殊再生時に使用する特定映像データを
    含む映像データ群を含むストリームデータを記録媒体に
    記録する記録装置であって、 2以上の連続する番組を構成し、各番組の範囲を特定す
    るための番組情報を含む前記ストリームデータを外部よ
    り取得するデータ取得手段と、 前記ストリームデータ上における特定映像データの区間
    を特定するための区間情報を生成する区間情報生成手段
    と、 前記番組情報にもとづいて、前記ストリームデータにお
    ける各番組の範囲を示す範囲情報を生成する範囲情報生
    成手段と、 前記ストリームデータと、前記区間情報と、各番組に対
    応する前記範囲情報とを前記記録媒体に記録する記録手
    段とを備えることを特徴とするデジタル放送記録装置。
  2. 【請求項2】 前記特定映像データは、TS(Tran
    sport Stream)パケットに分割格納され、 前記区間は、前記ストリームデータ内の基準となるTS
    パケットから特定映像データの先頭及び最後尾のデータ
    それぞれが格納されているTSパケットまでのパケット
    数の組により示されることを特徴とする請求項1記載の
    デジタル放送記録装置。
  3. 【請求項3】 前記番組情報は、さらに、番組毎に映像
    データを特定する情報を含み、 前記区間情報生成手段は、映像データとしては特定映像
    データのみが含まれ、映像データ以外を含み得る範囲を
    前記区間とし、 前記デジタル放送記録装置は、さらに、 特殊再生時において、前記区間情報にもとづいて、前記
    記録媒体に記録されたストリームデータから前記区間に
    存在するTSパケットを抽出し、前記番組情報にもとづ
    いて、前記抽出がなされたTSパケットから映像データ
    のみを取得する映像データ取得手段と、 前記範囲情報にもとづいて、前記ストリームデータ上の
    番組の切り替り位置以降において、最初の前記抽出が行
    われたとき、映像データ取得手段により前記取得のため
    に用いられる番組情報を、新たな番組に対応する番組情
    報へと切り替える切り替え手段と、 前記映像データ取得手段により取得された映像データを
    順次出力する出力手段とを備えることを特徴とする請求
    項1記載のデジタル放送記録装置。
  4. 【請求項4】 前記区間情報生成手段は、取得した前記
    ストリーム情報から前記区間を検出することにより前記
    区間情報を生成し、 前記デジタル放送記録装置は、さらに、 取得したストリームデータから前記番組情報を抽出する
    番組情報抽出手段と、 前記区間情報生成手段による前記生成、前記範囲情報生
    成手段による前記生成、及び前記番組情報抽出手段にお
    ける前記抽出の後から前記記録の前までの間に、前記ス
    トリームデータを暗号化する暗号化手段と、 前記映像データ取得手段による前記取得がなされた映像
    データの暗号化を解く暗号解読手段とを備え、 前記記録手段は、暗号化がなされた前記ストリームデー
    タと、暗号化がなされていない前記区間情報と、暗号化
    がなされていない各番組に対応する前記範囲情報及び前
    記番組情報とを前記記録媒体に記録し、 前記映像データ取得手段は、暗号化がなされていない前
    記区間情報を用いて暗号化がなされている前記ストリー
    ムデータから前記抽出を実施し、抽出されたストリーム
    データの暗号を解読し、暗号化がなされていない前記番
    組情報を用いて解読されたストリームデータから映像デ
    ータの前記取得を実施し、 前記切り替え手段は、暗号化がなされていない前記範囲
    情報を用いて前記切り替えを実施することを特徴とする
    請求項3記載のデジタル放送記録装置。
  5. 【請求項5】 前記特定映像データは、Iピクチャであ
    り、前記特殊再生は、高速再生であることを特徴とする
    請求項1記載のデジタル放送記録装置。
  6. 【請求項6】 前記番組情報は、PAT(Progra
    m Assosiation Table)及びPMT
    (Program Map Table)であることを
    特徴とする請求項1記載のデジタル放送記録装置。
  7. 【請求項7】 前記番組情報は、映像データを特定する
    以外に、番組を視聴するための資格要件を含み、 前記デジタル放送記録装置は、さらに、 前記資格要件に対応する個人情報が記録されている個人
    情報記憶手段と、 前記映像データ取得手段により取得されたとき、前記個
    人情報が前記資格要件に該当するか否かを判断する判断
    手段とを備え、 前記出力手段は、前記判断において、前記個人情報が前
    記資格要件に該当する場合にのみ、映像データの前記出
    力を実施することを特徴とする請求項3記載のデジタル
    放送記録装置。
  8. 【請求項8】 前記記録手段は、暗号化がなされていな
    い前記切替り後の番組の番組情報及び前記範囲情報を前
    記切り替り位置を含む暗号化がなされたTSパケット又
    はその近くに位置する暗号化がなされたTSパケットに
    対応づけ、暗号化がなされていない前記区間情報を当該
    区間情報により特定される区間を含む暗号化がなされた
    TSパケット又はその近くに位置する暗号化がなされた
    TSパケットに対応づけて前記記録を実施することを特
    徴とする請求項4記載のデジタル放送記録装置。
  9. 【請求項9】 特殊再生時に使用する特定映像データを
    含む映像データ群を含むストリームデータを記録媒体に
    記録する記録方法であって、 2以上の連続する番組を構成し、各番組の範囲を特定す
    るための番組情報を含む前記ストリームデータを外部よ
    り取得するデータ取得ステップと、 前記ストリームデータ上における特定映像データの区間
    を特定するための区間情報を生成する区間情報生成ステ
    ップと、 前記番組情報にもとづいて、前記ストリームデータにお
    ける各番組の範囲を示す範囲情報を生成する範囲情報生
    成ステップと、 前記ストリームデータと、前記区間情報と、各番組に対
    応する前記範囲情報とを前記記録媒体に記録する記録ス
    テップとを含むことを特徴とする記録方法。
  10. 【請求項10】 特殊再生時に使用する特定映像データ
    を含む映像データ群を含むストリームデータを記録媒体
    に記録するためのプログラムであって、 2以上の連続する番組を構成し、各番組の範囲を特定す
    るための番組情報を含む前記ストリームデータを外部よ
    り取得するデータ取得ステップと、 前記ストリームデータ上における特定映像データの区間
    を特定するための区間情報を生成する区間情報生成ステ
    ップと、 前記番組情報にもとづいて、前記ストリームデータにお
    ける各番組の範囲を示す範囲情報を生成する範囲情報生
    成ステップと、 前記ストリームデータと、前記区間情報と、各番組に対
    応する前記範囲情報とを前記記録媒体に記録する記録ス
    テップとをコンピュータに実行させるためのプログラ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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