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JP2003014889A - 放射性物質の輸送用容器、および密閉容器の装填方法 - Google Patents

放射性物質の輸送用容器、および密閉容器の装填方法

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JP2003014889A
JP2003014889A JP2001200175A JP2001200175A JP2003014889A JP 2003014889 A JP2003014889 A JP 2003014889A JP 2001200175 A JP2001200175 A JP 2001200175A JP 2001200175 A JP2001200175 A JP 2001200175A JP 2003014889 A JP2003014889 A JP 2003014889A
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container
main body
canister
lid
end opening
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JP2001200175A
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Kenichi Matsunaga
健一 松永
Iwaji Abe
岩司 阿部
Koichi Kami
弘一 上
Koji Enami
宏治 榎並
Seiichi Wakayama
精一 若山
Yoshinaga Kita
悦良 北
Shizuo Inoue
志津雄 井上
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F5/00Transportable or portable shielded containers
    • GPHYSICS
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    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F5/00Transportable or portable shielded containers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放射性物質およびキャニスタを装填する際、キ
ャニスタ外面の汚染を防止し、装填作業を簡素化するこ
とが可能な輸送用容器を提供する。 【解決手段】輸送用キャスクはほぼ円筒状の本体10を
備え、この本体内には、使用済燃料集合体を収納したキ
ャニスタ30が収納されている。キャニスタの容器本体
32の上端開口部は、一次蓋42および二次蓋44によ
って閉塞されている。本体の上端部内面と容器本体32
の上端部外面との間には、環状の弾性チューブ50が設
けられこれらの間を密閉し、本体の上端開口側からキャ
ニスタ外面と本体内面との間への流体の侵入を防止して
いる。本体の上端部内面と容器本体32の上端部外面と
の間には、一次蓋および二次蓋の溶接状態を検出するた
めの検査器を挿入可能な検査空間16が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発熱を伴う放射
性物質を収納し密閉容器、いわゆるキャニスタ、を輸送
するための輸送用容器、いわゆる輸送用キャスクに関す
る。
【0002】
【従来の技術】原子炉の使用済燃料に代表される高放射
性物質は、解体処理されるとともに、プルトニウム等の
再度燃料として使用可能な有用物質を回収するため、再
処理されるが、再処理されるまでに貯蔵される場合があ
る。通常、使用済燃料は、原子力発電所でキャニスタに
収納され、更に、このキャニスタを輸送用キャスクに収
納した状態で、船舶、トラック等により貯蔵施設に搬送
され貯蔵される。そして、このような使用済燃料は高放
射性物質であるため、これを収納した輸送用キャスク
は、放射性物質に対する高い密閉性および遮蔽性を有し
ていることが必要となる。
【0003】通常、キャニスタは、底面が閉塞した筒状
の金属製の容器本体と、この容器本体内に配置されたバ
スケットと、を有し、使用済燃料は、バスケットによっ
て支持された状態で、容器本体内に複数体封入されてい
る。また、容器本体の上部開口は、溶接された一次蓋お
よび二次蓋によって閉塞されている。
【0004】輸送用キャスクは、一般に、ステンレス、
炭素鋼等の金属によって形成されているとともに上端が
開口したキャスク本体と、例えば高分子材料の合成樹脂
により形成され容器本体の外周を覆った中性子遮蔽体
と、を備え、キャスク本体の上端開口は、ボルト止めさ
れた蓋体によって閉塞されている。
【0005】上記構成の輸送用キャスクを用いてキャニ
スタを発電所から所望の施設まで輸送する場合、使用済
燃料は、以下の工程によりキャニスタ内に収納され、更
に、輸送用キャスク内に収納される。
【0006】まず、除染ピットにおいて、キャニスタの
空の容器本体を、その上端が開口した状態で輸送用キャ
スクに収納し、燃料装填準備を行う。なお、容器本体内
には予めバスケットを装着しておく。続いて、容器本体
が収納された輸送用キャスクを、冷却水が漲水されたキ
ャスクローディングピット内へ移送し、冷却水の中に沈
める。これにより、キャニスタ内部、およびキャスク内
部が冷却水によって満たされる。
【0007】このキャスクローディングピットにおい
て、使用済燃料ピット内に保管されていた使用済燃料集
合体を、ピットクレーンにより1本ずつ引き出し、キャ
ニスタ容器本体内のバスケットに順次装填する。そし
て、所定本数の使用済燃料集合体を容器本体内に装填し
た後、容器本体の上端開口部内に遮蔽板を装着する。
【0008】続いて、天井クレーンにより、輸送用キャ
スクをキャスクローディングピットから引き上げ、前述
の除染ピットへ移送する。そして、除染ピットにおい
て、キャスク内の冷却水の水面が使用済燃料集合体の僅
か上方に位置するように、容器本体内から適量の冷却水
を水抜き取るとともに、キャニスタと輸送用キャスクと
の隙間に溜まっている水を抜き取る。
【0009】この状態で、キャニスタの容器本体に対し
て一次蓋を溶接し容器本体の開口を閉塞した後、完全脱
水、真空乾燥、不活性ガス置換、密封作業、溶接部検査
及び気密漏洩検査を行う。更に、二次蓋の溶接、および
一次蓋と二次蓋との間の空間における不活性ガス置換、
密封作業、溶接部検査、気密漏洩検査を行うことによ
り、キャニスタの蓋密閉溶接が終了し、使用済燃料を収
納したキャニスタが完成する。
【0010】その後、輸送用キャスクの上端開口を蓋に
よって閉塞し、搬出前確認検査を行うことにより、発送
前準備が完了する。そして、このようにキャニスタを収
納した輸送用キャスクは、発電所から貯蔵施設まで輸送
される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
輸送用キャスクでは、キャニスタ内に使用済燃料燃料集
合体を装填する際、キャニスタ表面および輸送用キャス
ク内面も冷却水に接触し放射能によって汚染される。そ
のため、輸送前のいずれかの段階で、キャニスタを輸送
用キャスクから一旦引き出し、その外面の洗浄および汚
染検査を行った後、再度、輸送用キャスク内に装填する
必要がある。
【0012】そのため、輸送用キャスクへのキャニスタ
の装填作業が非常に面倒であるとともに、輸送用キャス
クに対してキャニスタの引き上げ、装填作業を行う際、
誤ってキャニスタが落下し、キャニスタおよび輸送用キ
ャスクの損傷を生じる可能性が増えてしまう。
【0013】また、通常、上記のようにキャニスタの一
次蓋および二次蓋を溶接した後、例えば、超音波センサ
等を用いて溶接状態の検査を行う。しかしながら、この
場合、キャニスタは輸送用キャスク内に収納された状態
にあり、かつ、キャニスタ外面と輸送用キャスク内面と
の隙間も小さいため、キャニスタの上方からしか溶接部
の検査を行うことができず、溶接状態を正確に検査する
ことが難しい。
【0014】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、放射性物質およびキャニスタを装填す
る際、キャニスタ外面の汚染を防止し、装填作業を簡素
化することが可能な輸送用容器を提供することにある。
【0015】また、この発明の他の目的は、キャニスタ
の装填作業中に落下が生じた場合でも損傷の低減を図る
ことが可能な輸送用容器を提供することにある。更に、
この発明の他の目的は、蓋の溶接部を確実に検査可能な
輸送用容器を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る輸送用容器は、閉塞した下端部と上
端開口部とを有しているとともに内部に放射性物質が収
納されるほぼ筒状の金属製の容器本体と、上記容器本体
に溶接され上記容器本体の上端開口部を閉塞した一次蓋
および二次蓋と、を備えた密閉容器を収納して輸送する
ための輸送用容器であって、底壁および上端開口を有
し、その内部に、上記密閉容器を収納する収納部が設け
られた本体と、上記上端開口を閉塞した蓋体と、上記上
端開口の近傍で、上記密閉容器の外面と上記本体の内面
との間に設けられ、これら外面と内面との間を密閉し、
上記上端開口側から上記密閉容器と上記本体内面との間
への流体の侵入を防止する環状の密閉部材と、を備えた
ことを特徴としている。
【0017】また、この発明に係る輸送用容器に放射性
物質を収納した密閉容器を装填する密閉容器の装填方法
は、上端の開口した輸送用容器本体の収納部に、上端の
開口した空の密閉容器の容器本体を配置する工程と、上
記本体の上端開口の近傍で、上記容器本体外面と上記本
体の内面との間に設けられた環状の密閉部材により、容
器本体外面と本体内面との間を密閉し、上記本体の上端
開口側から上記容器本体と上記本体内面との間への流体
の侵入を防止する工程と、上記密閉部材により上記容器
本体外面と本体内面との間を密閉した状態で、上記容器
本体が収納された上記本体を水中に沈める工程と、上記
水中で、上記容器本体内に放射性物質を装填する工程
と、上記放射性物質の装填後、水中で、上記容器本体の
上端開口部内に遮蔽体を装着する工程と、上記遮蔽体の
装着後、上記本体を水中から引き上げ、上記容器本体内
および上記本体内から所定量の水を抜き取る工程と、上
記水の抜き取り後、上記一次蓋および二次蓋を上記本体
の内面に順次溶接する工程と、を備えたことを特徴とし
ている。
【0018】このように構成された輸送用容器、および
密閉容器の装填方法によれば、本体の上端開口部近傍
で、上記密閉容器の容器本体外面と上記本体の内面との
間に環状の密閉部材を設けて容器本体外面と本体内面と
の間を密閉することにより、上記上端開口側から上記容
器本体と上記本体内面との間への流体の侵入を防止する
ことができる。つまり、密閉容器の容器本体が収納され
た本体を水中に沈めて放射性物質の装填を行う際、この
水が、上記本体の上端開口側から上記容器本体と上記本
体内面との間へ流入することを防止でき、その結果、容
器本体の外面が上記水によって汚染されることを防止で
きる。従って、輸送用容器の本体から引き上げることな
く密閉容器の洗浄が可能となり、放射性物質および密閉
容器の装填が容易な輸送用容器、および密閉容器の装填
方法を提供することができる。
【0019】また、この発明に係る輸送容器によれば、
上記密閉部材は、膨張可能なチューブ状に形成され、こ
の上記密閉部材は、上記本体の内面に固定されている。
【0020】このような構成によれば、輸送用容器本体
の収納部に対して密閉容器の容器本体を装填あるいは引
き上げ操作する際、仮に容器本体が落下した場合でも、
上記密閉部材によって容器本体の落下速度を大幅に低減
することができ、密閉容器および本体の損傷を防止する
ことが可能となる。
【0021】更に、この発明に係る輸送用容器によれ
ば、上記本体の収納部は、上記上端開口側の端部で上記
密閉容器の一次蓋および二次蓋の外側に設けられている
とともに他の部分よりも大きな径を有し、上記密閉容器
の外面との間に、検査器を挿入可能な環状の検査空間を
形成した大径部を備え、上記密閉部材は上記大径部内に
配置されていることを特徴としている。
【0022】このような構成によれば、上記検査空間
に、例えば、超音波センサ等の検査器を挿入することが
可能となり、密閉容器の外面側で溶接部に対して垂直な
方向から溶接部の溶接状態を検査することができる。従
って、一次蓋および二次蓋の溶接状態を確実に検査で
き、信頼性の向上を図ることが可能となる。
【0023】また、この発明に係る輸送用容器によれ
ば、上記本体は、上記密閉部材によって密閉された空間
に連通し、上記本体の外部から上記空間内に流体を供給
可能な供給孔を備えていることを特徴としている。
【0024】このような構成によれば、上記密閉容器の
容器本体が収納された本体を水中に沈めて放射性物質の
装填を行う際、予め、上記供給孔から上記空間内に空
気、あるいは純水等の流体を注入しておくことにより、
汚染された水が上記空間内に侵入することを一層確実に
防止することができる。更に、一次蓋および二次蓋の溶
接時には、上記供給孔から空気等を供給して溶接部を冷
却することにより、溶接時間の短縮を図ることが可能と
なる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、この発
明の実施の形態に係る輸送用キャスクについて詳細に説
明する。図1に示すように、本実施の形態に係る輸送用
キャスク11は、ステンレス、炭素鋼等の金属によって
形成されたほぼ円筒状の本体10と、本体の外側に隙間
を置いて、かつ、本体10と同軸的に配置され、キャス
ク外面を構成した外筒12と、本体10と外筒12との
間に設けられ中性子遮蔽体として機能する、例えば、水
素を含有した高分子材料からなるレジン層14と、を備
えている。本体10はその上端が開口しているととも
に、下端は、この本体の下端に溶接された底壁18によ
って閉塞されている。これにより、本体10内には収納
部17が形成されている。
【0026】そして、図1および図2に示すように、輸
送用キャスク11の本体10内、つまり、収納部17に
は、密閉容器としてのキャニスタ30が収納され、更
に、このキャニスタ30内には、放射性物質としての使
用済燃料集合体が収納されている。
【0027】詳細に述べると、図1ないし図3に示すよ
うに、キャニスタ30は、下端が閉塞されているととも
に上端開口部30aを有したほぼ円筒状の容器本体32
を備えている。この容器本体32は、例えば、ステンレ
ス鋼等の金属によって形成されている。
【0028】そして、容器本体32は、輸送用キャスク
11側の本体10の内径よりも僅かに小さな外径を有
し、本体10内に挿入可能となっている。容器本体32
内には、バスケット34により支持された状態で、使用
済燃料集合体36が複数体封入されている。バスケット
34は、ボロン(B)とアルミニウム又はSUSとの複
合材料によって構成されている。使用済燃料集合体36
は、例えば、原子炉の使用済燃料であり、崩壊熱に伴う
発熱と放射線の発生を伴う放射性物質を含んでいる。そ
して、キャニスタ30は、封入された放射性物質が外部
に漏洩しないよう、溶接密閉構造を有している。また、
容器本体32内には、ヘリウムガスが負圧状態あるいは
正圧状態で充填されている。
【0029】すなわち、容器本体32の上端部内周面に
は複数、例えば4つの支持台38が固定され、円周方向
に沿って互いに等間隔離間して設けられている。この支
持台38上には、円環状の支持板を介して、円盤状の遮
蔽板40が載置され、容器本体32の上端開口部を閉塞
している。
【0030】そして、容器本体32の上端開口部32a
内には、遮蔽板40に重ねて円盤状の一次蓋42が装着
され、容器本体の上端開口32aを閉塞している。ま
た、一次蓋42の外周部の上端側部分は、全周に亘っ
て、容器本体32の内周面に溶接されている。
【0031】更に、容器本体32の上端開口部32aに
は、一次蓋42に重ねて円盤状の二次蓋44が装着され
ている。二次蓋44は、容器本体32の上端面上に載置
され、かつ、この上端面に溶接されている。二次蓋44
の内面には、複数の凹所46が形成されている。そし
て、二次蓋44の内面は、これらの凹所46を除き、一
次蓋42の上面に密着している。
【0032】これら複数の凹所46によって一次蓋42
と二次蓋44との間には、モニタリングの検査空間とし
て機能する密閉空間が形成され、この密閉空間内は負圧
あるいは正圧に維持されている。これにより、キャニス
タ30内部と外部との間に圧力障壁が形成され、モニタ
リングおよび気密漏洩検査が可能となる。
【0033】このように、容器本体32の上端開口32
aは、遮蔽板40、一次蓋42、および二次蓋44によ
って気密に閉塞されている。これら遮蔽板40、一次蓋
42、および二次蓋44は、例えばステンレス鋼等の金
属によって形成されている。
【0034】上記のように構成されたキャニスタ30
は、輸送用キャスク11の本体10の収納部17内に同
軸的に収納され、底壁18上に載置されている。この状
態において、キャニスタ30の外周面と本体10の内面
との間には、僅かな隙間が形成されている。
【0035】図1および図2に示すように、本体10の
収納部17の内径は、キャニスタ30の外径よりも僅か
に大きく形成されているとともに、収納部17の上端部
の内径は、他の部分よりも大きく設定され、段付き状に
形成されている。これにより、収納部17の上端部内に
は、検査器を挿入可能な環状の検査空間16が形成さ
れ、キャニスタ30の上端部外周、つまり、一次蓋42
および二次蓋44の外側に位置している。
【0036】また、この検査空間16内には、密閉部材
として機能する環状の弾性チューブ50が配設されてい
る。この弾性チューブ50は、例えば、中空ゴムによっ
て形成され、外部から加圧空気を供給することにより膨
らませることができる。そして、弾性チューブ50は、
本体10の内周面に固定され、検査空間16において、
本体の内周面およびキャニスタ30の外周面に液密に接
触している。これにより、弾性チューブ50は、本体1
0内面とキャニスタ外面との間を密閉し、本体10の上
端開口側から本体とキャニスタ30との間への流体の侵
入を防止している。
【0037】本体10の上端部外周には、弾性チューブ
50によって密閉された空間に連通した供給孔52が1
つあるいは複数形成されている。本実施の形態におい
て、供給孔52は、弾性チューブ50の下方で検査空間
16に連通している。そして、この供給孔52を通し
て、本体10の外側から、弾性チューブ50によって密
閉されたキャニスタ30外面と本体10内面との空間へ
流体を供給可能となっている。通常、供給孔52は、栓
体54によって閉じられている。
【0038】図1および図2に示すように、輸送用キャ
スク11の本体10の上端開口は、ステンレス、炭素鋼
等の金属からなる蓋体20によって閉塞されている。こ
の蓋体20は、複数のボルト21により本体10の上端
面にボルト止めされている。そして、蓋体20の内面
は、キャニスタ30の2次蓋44外面に密着している。
【0039】更に、輸送用キャスク11は、本体10の
上端部および下端部にそれぞれ装着された衝撃吸収体、
すなわち、ショックアブソーバ22、24を備えてい
る。これらのショックアブソーバ22、24は衝撃吸収
材として、例えば木材によってほぼ円板状に形成されて
いる。
【0040】そして、ショックアブソーバ22は、本体
10の上端部に嵌合およびねじ止めされ、蓋体20の外
面全体を覆っている。また、ショックアブソーバ24
は、本体10の下端部に嵌合およびねじ止めされ、底壁
18の外面全体を覆っている。
【0041】次に、上記のように構成された輸送用キャ
スク11に使用済燃料集合体36およびキャニスタ30
を装填する方法について説明する。図4に示すように、
除染ピット62において、キャニスタ30の容器本体3
2を、その上端が開口した状態で輸送用キャスク11の
本体10に収納する。なお、この段階において、ショッ
クアブソーバ22、24、および蓋体20は取り除かれ
ている。また、容器本体32内には予めバスケット34
を装着しておく。
【0042】続いて、本体10の上端部内面に固定され
た弾性チューブ50に加圧空気を供給して弾性チューブ
を膨らませ、本体10の内面およびキャニスタ30の容
器本体32の上端部外周に密着させる。これにより、本
体10内面とキャニスタ30外面との間を弾性チューブ
50によって密閉し、本体10の上端開口側から本体と
キャニスタ30との間への流体の侵入を防止する。
【0043】更に、供給孔52を通して、本体10の外
側から、弾性チューブ50によって密閉されたキャニス
タ30外面と本体10内面との空間へ、汚染されていな
い空気等の気体を充填し、栓体54によって供給孔52
を閉じる。これにより、弾性チューブ50によって密閉
された空間内を空気によって満たすとともに、この空間
内の圧力を外部の圧力と同等以上に維持し、一層確実に
流体の侵入を防止可能とする。以上の工程により、燃料
装填準備が終了する。
【0044】なお、充填する流体は、空気に限らず他の
気体としても、あるいは、純水等の液体を用いてもよ
い。
【0045】続いて、容器本体32が収納された輸送用
キャスク11の本体10を、図示しない天井クレーンに
より、冷却水64が漲水されたキャスクローディングピ
ット65へ移送し、冷却水の中に沈める。これにより、
容器本体32内部および本体10の上端部内が水によっ
て満たされる。この際、本体10内面とキャニスタ30
外面との間の空間は、弾性チューブ50によって密閉さ
れているとともに空気が充填されていることから、汚染
された冷却水64が、本体10の上端開口を通して本体
10と容器本体32との間へ流入することはない。
【0046】図4および図5に示すように、キャスクロ
ーディングピット65において、使用済燃料ピット66
内の使用済燃料ラック60に保管されていた使用済燃料
集合体38を、ピットクレーン67により、1本ずつ引
き出し、容器本体32内のバスケット34に順次装填す
る。そして、所定本数の使用済燃料集合体36を容器本
体32内に装填した後、容器本体32の上端開口部32
a内に支持板および遮蔽板40を順次装着する。
【0047】続いて、天井クレーンにより、輸送用キャ
スク11の本体10をキャスクローディングピット65
から引き上げ、前述の除染ピット62へ移送する。そし
て、除染ピット62において、冷却水64の水面が使用
済燃料集合体36の僅か上方に位置するように、容器本
体32内から適量の冷却水を水抜き取る。
【0048】この状態で、キャニスタ30の容器本体3
2の上端開口部32a内に一次蓋42を装着し、更に、
一次蓋42の上端周縁部を容器本体32の内面に溶接
し、容器本体の上端開口部を閉塞する。溶接後、図6に
示すように、本体10の上端開口側から検査空間16に
検査器、例えば、超音波センサ70を挿入し、溶接部の
外側に配置する。そして、この超音波センサ70によ
り、密閉容器32の外面側で一次蓋42の溶接部に対し
てほぼ垂直な方向から溶接部の溶接状態を検査する。な
お、検査器は、超音波センサに限らず、電磁センサ等の
検査器を用いてもよい。
【0049】その後、容器本体32内の完全脱水、真空
乾燥、不活性ガス置換、密封作業、溶接部検査及び気密
漏洩検査を行う。次に、容器本体32の上端開口部32
a内に二次蓋44を装着し、その外周縁部を容器本体の
内面に溶接した後、上記と同様の方法で、超音波センサ
70により溶接状態を検査する。
【0050】続いて、一次蓋42と二次蓋44との間の
空間における不活性ガス置換、密封作業、溶接部検査、
気密漏洩検査を行うことにより、キャニスタ30の蓋密
閉溶接が終了し、使用済燃料を収納したキャニスタが完
成する。
【0051】そして、輸送用キャスク11の本体10の
上端開口を蓋体20によって閉塞した後、本体10を洗
浄するとともに、栓体54を取り外し前述した密閉空間
に充填されていた空気あるいは純水等を抜き出す。最後
に、本体10の上端および下端にショックアブソーバ2
2、24を装着した後、搬出前確認検査を行うことによ
り、発送前準備が完了する。このようにしてキャニスタ
30を収納した輸送用キャスク11は、船舶、トラック
等により発電所から貯蔵施設まで輸送される。
【0052】以上のように構成された輸送用キャスク1
1によれば、本体10の上端開口部近傍で、キャニスタ
30容器本体32外面と本体10の内面との間に環状の
弾性チューブ50を設けて容器本体32外面と本体10
内面との間を密閉することにより、本体10の上端開口
側から容器本体32と本体10内面との間への流体の侵
入を防止することができる。つまり、キャニスタ30の
密閉容器32が収納された本体20を冷却水64に沈め
て使用済燃料集合体36の装填を行う際、この冷却水
が、本体10の上端開口側から容器本体32と本体10
内面との間へ流入することを防止でき、その結果、容器
本体32の外面が冷却水によって汚染されることを防止
できる。
【0053】また、上記構成の輸送用キャスクによれ
ば、キャニスタ30の容器本体32が収納された本体1
0を冷却水中に沈めて放射性物質の装填を行う際、予
め、供給孔52から上記密閉された空間内に空気、ある
いは純水等の流体を注入しておくことにより、汚染され
た冷却水が上記空間内に侵入することを一層確実に防止
することができる。
【0054】従って、使用済燃料集合体36を装填した
後、密閉容器32を本体10から引き上げて洗浄する必
要がなく、装填作業が容易な輸送用キャスクおよび装填
方法を得ることができる。更に、一次蓋および二次蓋の
溶接時、供給孔52から空気等を供給して溶接部を冷却
することにより、溶接時間の短縮を図ることも可能とな
る。
【0055】また、弾性チューブ50が輸送用キャスク
11の本体10内面に固定されていることから、本体1
0の収納部17に対してキャニスタ30を装填あるいは
引き上げ操作する際、仮にキャニスタ30が落下した場
合でも、弾性チューブ50によってキャニスタの落下速
度を大幅に低減することができ、キャニスタおよびキャ
スク本体10の損傷を防止することが可能となる。
【0056】一方、上記構成の輸送用キャスク11によ
れば、本体10の上端部とキャニスタ30の容器本体3
2上端部との間には環状の検査空間16が形成されてい
るため、この検査空間に超音波センサ70等の検査器を
挿入することができ、キャニスタ30における一次蓋4
2および二次蓋44の溶接部に対して垂直な方向から溶
接部の溶接状態を検査することができる。従って、一次
蓋42および二次蓋44の溶接状態を確実に検査でき、
信頼性の向上を図ることが可能となる。
【0057】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、流体の侵入を防止する環状の密閉部材
は、弾性チューブに限らず、中実の部材としてもよく、
その材質は必要に応じて選択可能である。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、放射性物質およびキャニスタを装填する際、キャニ
スタ外面の汚染を防止し、装填作業を簡素化することが
可能な輸送用容器および密閉容器の装填方法を提供する
ことができる。また、この発明によれば、キャニスタの
装填作業中に落下が生じた場合でも損傷の低減を図るこ
とが可能な輸送用容器および密閉容器の装填方法を提供
することができる。更に、この発明によれば、蓋の溶接
部を確実に検査可能な輸送用容器を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る輸送用キャスクの
縦断面図。
【図2】上記輸送用キャスクの本体上部、および輸送用
キャスクに収納されたキャニスタの上端部を拡大して示
す断面図。
【図3】上記キャニスタの一部を破断して示す斜視図。
【図4】上記キャニスタへの使用済燃料装填工程および
蓋溶接工程を概略的に示す図。
【図5】上記使用済燃料装填工程において、輸送用キャ
スク本体を水中に沈めた状態を示す断面図。
【図6】上記蓋溶接工程の後、溶接部を検査する状態を
示した、上記輸送用キャスクの本体上部、および輸送用
キャスクに収納されたキャニスタの上端部の断面図。
【符号の説明】
10…本体 11…輸送用キャスク 12…外筒 14…レジン層 16…検査空間 20…蓋体 22、24…ショックアブソーバ 30…キャニスタ 32…容器本体 32a…上端開口部 36…使用済燃料集合体 42…一次蓋 44…二次蓋 50…弾性チューブ 52…供給孔 70…赤外線センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上 弘一 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 榎並 宏治 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 若山 精一 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 北 悦良 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 井上 志津雄 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】閉塞した下端部と上端開口部とを有してい
    るとともに内部に放射性物質が収納されるほぼ筒状の金
    属製の容器本体と、上記容器本体に溶接され上記容器本
    体の上端開口部を閉塞した蓋と、を備えた密閉容器を収
    納して輸送するための輸送用容器において、 底壁および上端開口を有し、その内部に、上記密閉容器
    を収納する収納部が設けられた本体と、 上記上端開口を閉塞した蓋体と、 上記上端開口の近傍で、上記密閉容器の外面と上記本体
    の内面との間に設けられ、これら外面と内面との間を密
    閉し、上記上端開口側から上記密閉容器外面と上記本体
    内面との間への流体の侵入を防止する環状の密閉部材
    と、 を備えていることを特徴とする放射性物質の輸送容器。
  2. 【請求項2】上記密閉部材は、膨張可能なチューブ状に
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載の放射
    性物質の輸送容器。
  3. 【請求項3】上記密閉部材は、上記本体の内面に固定さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2に記載の放射
    性物質の輸送容器。
  4. 【請求項4】上記本体の収納部は、上記上端開口側の端
    部で上記密閉容器の蓋の外側に設けられているとともに
    他の部分よりも大きな径を有し、上記密閉容器の外面と
    の間に、検査器を挿入可能な環状の検査空間を形成した
    大径部を備え、 上記密閉部材は上記大径部内に配置されていることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の放射
    性物質の輸送容器。
  5. 【請求項5】上記本体は、上記密閉部材によって密閉さ
    れた空間に連通し、上記本体の外部から上記空間内に流
    体を供給可能な供給孔を備えていることを特徴とする請
    求項1ないし4のいずれか1項に記載の放射性物質の輸
    送容器。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれか1項に記載の
    輸送用容器に放射性物質を収納した密閉容器を装填する
    密閉容器の装填方法において、 上端の開口した輸送用容器本体の収納部に、上端の開口
    した空の密閉容器の容器本体を配置する工程と、 上記本体の上端開口の近傍で、上記容器本体外面と上記
    本体の内面との間に設けられた環状の密閉部材により、
    容器本体外面と本体内面との間を密閉し、上記本体の上
    端開口側から上記容器本体と上記本体内面との間への流
    体の侵入を防止する工程と、 上記密閉部材により上記容器本体外面と本体内面との間
    を密閉した状態で、上記容器本体が収納された上記本体
    を水中に沈める工程と、 上記水中で、上記容器本体内に放射性物質を装填する工
    程と、 上記放射性物質の装填後、水中で、上記容器本体の上端
    開口部内に遮蔽体を装着する工程と、 上記遮蔽体の装着後、上記本体を水中から引き上げ、上
    記容器本体内および上記本体内から所定量の水を抜き取
    る工程と、 上記水の抜き取り後、上記蓋を上記本体の内面に溶接す
    る工程と、 を備えたことを特徴とする密閉容器の装填方法。
  7. 【請求項7】上記密閉部材により密閉された空間に加圧
    された流体を充填した後、上記本体を水中に沈めること
    を特徴とする請求項6に記載の密閉容器の装填方法。
  8. 【請求項8】上記一次蓋の溶接後、上記溶接部の外側
    で、上記容器本体と上記本体との間に検査器を挿入し溶
    接状態を検査する工程を備えていることを特徴とする請
    求項6又は7に記載の密閉容器の装填方法。
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