JP2003009261A - オートメーションシステムにおけるルーティングテーブル構築および信号ルーティングのためのシステムおよび方法 - Google Patents
オートメーションシステムにおけるルーティングテーブル構築および信号ルーティングのためのシステムおよび方法Info
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Abstract
広範な多種多様の機能を制御するためのコントローラ1
7を有するワイヤレスホームオートメーションシステム
において、コントローラ17からデバイス41への信号
ルートを指定するフレキシブルな改良されたルーティン
グ法を提供すること。 【解決手段】 コントローラ17の処理ユニットが、コ
ントローラ17によって制御されるデバイス41のデバ
イス識別子を保持するデバイステーブルを包含する第1
の信号を送信することによって、第1のデバイス41に
自らのレンジ内で他のデバイスを発見するよう指図する
ようになっている。システム内のデバイス41は、命令
を受けると、コントローラ17から受け取ったデバイス
テーブルの中の各デバイス41にアドレス指定された発
見信号を送信することによって、自らのレンジ内で他の
デバイスの発見を行う。
Description
の双方向通信を介して広範な多種多様の機能を制御する
ためのコントローラを有するワイヤレスオートメーショ
ンシステムに関するものである。詳記するならば、本発
明は、コントローラからデバイスへの信号ルートを指定
するフレキシブルな改良ルーティング法に関するもの
で、これは、ルーティングテーブルなどの様々なテーブ
ルの構築を包含する。このフレキシブルな改良ルーティ
ング法は、ユーザをネットワーク内部のどのデバイスに
も高い信頼度で到達できるようにする。
ど様々な機能を持つデバイスを制御するためのホームオ
ートメーションシステムは、広範囲の機能を持つ各種の
入出力デバイスが中央のコントローラによって遠隔制御
される“スマートホーム”のコンセプトに向かって進化
してきた。このようなシステムは、コントローラ、入出
力デバイス、専用の信号中継器や増幅器など複数のコン
ポーネントを備えたネットワークとして組立てられる。
的に多数のパラメータによって定義することができる。
すなわち、 ・ 信頼度。信号が所期の受信器により誤って受信され
る、または全く受信されない頻度はどの程度か。信頼度
は、MTBF(平均故障間隔)やビット誤り率などのよ
うな方法で定量化することができ、多くの種類のエラー
をシステムにより自動的に検出、修正することができ
る。クオリティパラメータとしての信頼度は、システム
が所望のタスクを実行しないことをユーザが定常的に経
験するか否かの尺度であるとするのがベストである。 ・ レンジ/カバレージ。システムがどの程度の大きさ
のネットワークをサポートできるか、または、信号中継
器または信号増幅器に何らかの必要最小限の密度がある
か。また、ネットワークのレンジ内のどこでも信号を送
受信するデバイスをネットワークに接続することができ
るか、または、何らかの「デッドスポット」が存在する
か。 ・ 汎用性。どんな種類の入出力デバイスと機能がシス
テムにより制御できるか、また、ネットワークがこれら
の用途に使われる所要の信号をサポートできるか。ネッ
トワークトポロジーが過度の負担なしに新たな機能性を
もって拡張できるか、システム/ネットワークが多数の
デバイスをサポートするか。これらの考慮すべき問題
は、しばしばシステムの通信プロトコルに関係してお
り、その通信プロトコルが特定のアプリケーションを意
識して組立てられているか、特定の種類の入出力デバイ
スに合わせて最適化されているかによって答が違ってく
る。 ・ フレキシビリティ。システムは、設置、セットアッ
プ、交換および使用が容易であるのが望ましい。従っ
て、新しいデバイスの学習および信号伝送ルートの構築
は、少なくともある程度自動化されているのが望まし
い。また、プログラミング、機能の使用、ならびにシス
テムの拡張は、ユーザにとって単純明快なタスクである
のが望ましい。まさしく、個人家庭向けのホームオート
メーションシステムでますますそうなる。
ートメーションシステムは、前述の最初の3つのパラメ
ータにおいてハイクオリティを提供するが、4番目のパ
ラメータではごく低いものでしかない。ワイヤードネッ
トワークは、ハイクオリティが要求される高度のキャパ
シティと高度のセキュリティという点において真っ先に
選択されることが多い。しかしながら、ワイヤードネッ
トワークには多くの欠点がある。すなわち、 ・ 高い媒体依存性。重要なワイヤセクションが1つ断
線すると、ネットワーク全体がフリーズ状態になること
がある。 ・ 低いフレキシビリティ。ワイヤードネットワークは
フレキシビリティがきわめて低く、既存ネットワークの
外側の1つの一ポジション、または現在ワイヤードネッ
トワークに接続されていないネットワーク内部の1つの
ポジションに1つのデバイスが望まれた場合、新たなワ
イヤブランチを引き、ネットワークに接続しなければな
らない。 ・ 設置。ネットワークの最初の設置、布線、結線、な
らびに既存ネットワークの拡張は手間がかかり、しばし
ば専門技術者の補助を必要とする。 ・ 価格。ワイヤードネットワークの設置および拡張に
伴う費用は莫大である。オートメーションシステムのた
めのワイヤードネットワークをファミリーサイズの個人
家庭において設置しようとすると、布線と結線に要する
費用は、住宅建設中の設置の場合で最高10,000米
ドルにのぼり、既設住宅における設置の場合で最高2
5,000米ドルにのぼる。その中で最も高価であるの
が、コントローラ、入出力デバイス、および信号中継器
又は信号増幅器である。
り高いクオリティを提供するが、ワイヤレスネットワー
クが、安価である上に簡単にアクセスできることから、
ますますポピュラーになってきた。ワイヤレスネットワ
ークは、明らかに前述のワイヤードネットワークの欠点
を克服する。しかしながら、現に在る低コストのワイヤ
レスオートメーションシステムはほとんどが、他の前記
パラメータにおいて低いクオリティを示す。より大きい
帯域幅を持つワイヤレスオートメーションシステムの場
合は、典型的にきわめて複雑であり、より高い処理能力
を必要とし、そのため、ワイヤードネットワークに近い
価格になってしまう。
電源の取出し口から電気器具に電気を供給するために入
出力デバイスを制御する集中遠隔制御装置を備えたワイ
ヤレスオートメーションシステムを開示している。遠隔
制御装置と入出力デバイスは無線周波トランシーバから
なり、システムは、遠隔制御の領域外の入出力デバイス
に信号を中継するための専用の中継器ユニットからな
る。
ドネットワークにおいて中枢アーキテクチャを介して通
信を同期化するための方法を開示している。システムは
2つのコントローラに頼っているが、その一方がマスタ
で、他方は、マスタが非動作状態にあるときのみアクテ
ィブ化させられる代替マスタである。システム内の専用
の中継器デバイスと入出力デバイスは共にデバイスとし
て任用されているが、前後関係から、中継デバイスと入
出力デバイスの間に明確な機能上の差異があることは明
白である。
ビリティに富むメッセージルーティング機能を備えたワ
イヤレスオートメーションシステムを開示している。中
央ステーションが入出力デバイスのために信号を生成す
る。この信号は、ルートコード、アドレスコード、識別
コードおよびメッセージコードを含む。アーキテクチャ
内の専用中継器がこの信号を受信し、信号を中継するた
めの特定された手順に従う。また、例えばコントローラ
がルーティングテーブルをダウンロードするために、中
継器を終端デバイスとしてアドレス指定してもよい。
ド構成で組織された専用中継器を有する通信システムに
ついて記述している。中継器は、双方向アドレス指定可
能で、中継器にそれがチェーン内の最後の中継器である
ことを告げる問合せ信号を受信してもよい。中継器は、
電気器具に接続されておらず、信号の中継とルーティン
グ以外のいかなる機能も実行しない。
レスオートメーションシステムの不利な点は、これがシ
ステムのネットワークトポロジーを特定するのに放送信
号を使用することである。放送信号は、この信号を受信
するすべてのデバイスにアドレス指定された信号で、特
定の宛先を持たない。ワイヤレスネットワーク内のコン
ポーネントが放送信号に応答できるようにするため、信
号妨害を回避するために2つの手順の一方に従わなけれ
ばならない。すなわち、(1)ネットワーク内の各コン
ポーネントに専用のタイムスロットが割当てられ、結果
的として大きいネットワークにおいては処理が低速にな
ってしまう。または、(2)ネットワーク内の各コンポ
ーネントに専用の伝送周波数を割当てて、結果として大
きい帯域幅を必要とする。典型的には、システムのネッ
トワークトポロジーは、放送信号を使用してネットワー
ク全体を走査することによって特定される。その代わり
として、ネットワークは、個別に制御できる所定の固定
サブネットワークに分割されていてもよい。
るハイクオリティ、低コストのワイヤレスオートメーシ
ョンシステムを提供する。価格を下げるため、本発明に
よるシステムは、望ましくは、制御コマンドのため専用
となる帯域幅、すなわち10Kbps程度の帯域幅で動
作する。このような小さい帯域幅は、帯域幅の大きいシ
ステムのためのチップより低い価格で量産できるチップ
を使用可能とする。また、本システムのRF送信器とR
F受信器は、ライセンスが要求されない“公共”周波数
範囲の中で動作し、それにより、コストがさらに下げら
れる。
域幅動作を選択すると、システムのクオリティを下げか
ねない多数の問題が引き起こされる。すなわち、 ・ 小さい帯域幅は信号の中に含ませることができるデ
ータ量のキャパシティが小さい。 ・ 多数の装置を公共周波数範囲内で動作すると、結果
的に大量の無線周波干渉が生じることになる。 ・ RF送信器の許容伝送力が制限されることにより、
結果的に信号範囲が制限されることになる。
るシステムは、高い信頼度、広いレンジ/カバレージ、
高度の汎用性、および高度のフレキシビリティが確保さ
れるべく最適化されている。
度の汎用性、および高度のフレキシビリティを確保する
ため、本発明によるシステムは、先行技術によるシステ
ムと比べて、はるかに複雑な、フレキシビリティに富む
ルーティングスキームを可能にするワイヤレスネットワ
ークのための新しい独創的なルーティングアーキテクチ
ャを有するシステムを提供する。
ージ、汎用性、およびフレキシビリティの点でワイヤレ
スネットワークのクオリティを大いに向上させるホーム
オートメーションシステムを提供することである。
ラが場所を変えてよいことを考慮した上で、最も速く、
最も信頼できるルートを使って、コントローラからの信
号をネットワーク内のどのデバイスにも到達できるよう
にする改良されたルーティングスキームをコントローラ
とデバイスのネットワークに備えさせたワイヤレスホー
ムオートメーション システムを提供することである。
デバイスに到達し損なった場合、最も速く、最も信頼で
きる代替ルートを使って当該のデバイスに到達できるよ
うにするために代替ルートの優先順位をつけたリストを
提供する改良されたルーティングスキームをコントロー
ラとデバイスのネットワークに備えさせるワイヤレスホ
ームオートメーション システムを提供することであ
る。
使用し、それにより、コントローラとデバイスの物理的
配置にフレキシビリティを持たせ、その上、誤動作の場
合にフォールトトレランスまたはユーザフィードバック
をもたらすワイヤレス ホームオートメーション シス
テムを提供することである。
クの物理的な拡張または再配置の場合に、ユーザの直接
介入の一切ないままシステムが自らのルーティング情報
を自動的に更新する形で、ダイナミックに変わるトポロ
ジーに対して高度のフレキシビリティを示すワイヤレス
ホームオートメーション システムを提供することで
ある。
は、下記のものからなるデバイスのネットワークにおい
てデバイスを制御し、監視するためのオートメーション
システムを提供する。
のデバイス:信号を受信する無線周波受信器、信号を送
信する無線周波送信器、デバイスを識別するデバイス識
別子を表すデータを保存し、他のデータも保存するメモ
リ、信号の送受信を管理し、データをメモリから読み取
り、データをメモリに書き込むよようになっている処理
ユニット、下記のものからなるコントローラ:信号を送
信する無線周波送信器、信号を受信する無線周波受信
器、コントローラを識別するコントローラ識別子を表す
データを保存し、コントローラによって制御されるデバ
イスのデバイス識別子を保持するデバイステーブルを表
すデータを保存するメモリ、信号の送受信を管理し、デ
ータをメモリから読み取り、データをメモリに書き込む
ようになっている処理ユニット。
第1のデバイスに自らのレンジ内で他のデバイスを発見
するよう指図する第1の信号を発生させる手段からな
り、前記第1の信号が、宛先識別子としての第1のデバ
イス識別子と、少なくとも幾つかの、デバイステーブル
からのデバイス識別子からなる。
第1のデバイスの処理ユニットは、下記手段からなる。 ・ 宛先識別子として自らの識別子を持つ第1の信号を
受信した時、該第1の信号の中のデバイス識別子ごとに
第2の信号、詳記するならば、宛先識別子としての第1
の信号からのデバイス識別子と、ソース識別子としての
第1のデバイスのデバイス識別子からなる第2の信号を
発生させるための手段、 ・ 宛先識別子として受信された第2の信号のソース識
別子と、ソース識別子として受信された第2の信号の宛
先識別子からなる第3の信号を発生させることによって
第2の信号の受信に対して確認応答するための手段、お
よび ・ 宛先識別子として自らの識別子を持つ第3の信号を
受信した時、該第3の信号のソース識別子を表すデータ
を自らのメモリに保存するための手段。
らなるデバイスを制御し、監視するためのオートメーシ
ョンシステムネットワークにおいてネットワークトポロ
ジーを特定する方法を提供する。 ・ 制御すべき複数のデバイスで、各々、デバイスを識
別するデバイス識別子を表すデータを保存し、信号を首
尾よく送受信できる他のデバイスを表示するルーティン
グラインを表すデータを保存するメモリと、信号の送受
信を管理し、データをメモリから読み取り、データをメ
モリに書き込むようになっている処理ユニットからなる
デバイス、 ・ コントローラを識別するコントローラ識別子を表す
データを保存し、コントローラによって制御されるデバ
イスのデバイス識別子を保持するデバイステーブルを表
すデータを保存するメモリと、信号の送受信を管理し、
データをメモリから読み取り、データをメモリに書き込
むようになっている処理ユニットからなるコントロー
ラ。前記方法は下記のステップからなる。 ・ 第1のデバイスに自らのレンジ内で他のデバイスを
発見するよう指図するために、デバイステーブルからの
デバイス識別子からなる第1の信号をコントローラから
送信するステップ、 ・ 第1の信号を第1のデバイスで受信し、デバイステ
ーブル内のデバイスにアドレス指定された第2の信号を
第1のデバイスから送信するステップ、 ・ 自らにアドレス指定された第2の信号を受信した各
デバイスからの第2の信号の受信に対して確認応答する
第3の信号を送信するステップ、および ・ 第3の信号を第1のデバイスで受信し、この受信し
た第3の信号を送信したデバイスのデバイス識別子を表
すデータを第1のデバイスのメモリのルーティングライ
ンに保存するステップ。
に、複数のデバイスの各デバイスを示したルーティング
テーブルを表すデータを保存し、これらの各デバイスは
信号を首尾よく送受信できる他のデバイスであり、この
場合、その方法は下記のステップからなる。 ・ ルーティングラインを保持する第4の信号を第1の
デバイスからコントローラに送信するステップ、 ・ 第4の信号をコントローラで受信し、ルーティング
ラインをコントローラのメモリのルーティングテーブル
に保存するステップ。
ョンシステムにおけるデバイスを制御するための、下記
のものからなるコントローラを提供する。
信する無線周波受信器、コントローラを識別するコント
ローラ識別子を表すデータを保存し、コントローラによ
って制御されるデバイスのデバイス識別子を保持するデ
バイステーブルを表すデータを保存するメモリ、信号の
送受信を管理し、データをメモリから読み取り、データ
をメモリに書き込むのに適合した処理ユニット。
第1のデバイスに自らのレンジ内で他のデバイスを発見
するよう指図する第1の信号を発生させる手段からな
り、前記第1の信号が、宛先識別子としての第1のデバ
イス識別子、デバイステーブルからのデバイス識別子の
リスト、およびこのリストの中のどのデバイスに第1の
デバイスから到達できるかを特定するために信号を発生
させ、この信号を該デバイスに送信するよう第1のデバ
イスに指図する命令からなる。
スからなるオートメーションシステムにおいてコントロ
ーラによって制御されるデバイスを提供し、該デバイス
は下記のものからなる。
信する無線周波送信器、デバイスを識別するデバイス識
別子を表すデータを保存し、他のデータも保存するメモ
リ、信号の送受信を管理し、データをメモリから読み取
り、データをメモリに書き込むのに適合した処理ユニッ
ト。
段からなる。 ・ 宛先識別子としての自らの識別子、デバイス識別子
のリスト、およびこのリストの中のどのデバイスに該デ
バイスから到達できるかを特定するために該デバイスに
信号を発生させ、この信号を該デバイスに送信するよう
指図する命令からなる第1の信号を受信した時、リスト
の中のデバイス識別子ごとに第2の信号、詳記するなら
ば、宛先識別子としてのリストからのデバイス識別子
と、ソース識別子として該デバイスのデバイス識別子か
らなる第2の信号を発生させるための手段、 ・ 宛先識別子としての受信された第2の信号のソース
識別子と、ソース識別子としての受信された第2の信号
の宛先識別子からなる第3の信号を発生させることによ
って第2の信号の受信に対して確認応答するための手
段、および ・ 宛先識別として自らの識別子を持つ第3の信号を受
信した時、該第3の信号のソース識別子を表すデータを
自らのメモリに保存するための手段。
「処理ユニット」は、送受信されたデータの所要の管理
を行うことのできるCPUのような何らかのプロセッサ
またはマイクロプロセッサ、またはマイクロプロセッサ
にプログラムできるソフトウエアならびに、これらを組
み合わせたものからなるユニットを指し、この処理ユニ
ットはさらに、リード・オンリ・メモリ(ROM)、ラ
ンダム・アクセス・メモリ(RAM)、フラッシュRA
Mなど、プロセッサによって実行されるプログラムおよ
びルーチンを保存するためのメモリからなる。ユニット
は、望ましくはさらに、データを読み取り、メモリに保
存するインタフェース手段、信号を発生し、これを送信
器に送信するインタフェース手段、および、信号を受信
器から受信するインタフェース手段からなる。
するようになっている1つまたは幾つかのメモリエリア
を指す。望ましくは、メモリの中のデータを読み取り、
書き込み、削除することが可能である。メモリは、例え
ばアプリケーションプログラム保存および/またはデー
タ保存のために処理ユニットによって利用される幾つか
のメモリからなる大きいメモリ構造に割当てられている
こともある。メモリの幾つかの部分が不揮発性であって
もよい。
パルスなどの情報を搬送するものを指す。望ましくは、
信号は、搬送波波形の変調によって形成され、復調によ
って受信時に復元される。変調は、ディジタル情報を搬
送するようにディジタル変調であってよい。本発明によ
る信号の中の情報は、望ましくは、ディジタル通信フレ
ームからなり、このフレームを識別する多数のビット
と、送信された情報またはデータを担う多数のビットか
らなる。
たはその一部分を識別するデータストリングである。ま
た、識別子は、テーブルまたは専用メモリエリアなどの
データ構造を識別するものであってよい。識別子は、名
前、コードまたは番号であってよい。
は、ネットワーク内部の個々のコントローラまたはデバ
イスを単一、特定のコントローラまたはデバイスとして
識別するデータストリングである。コントローラ識別子
またはデバイス識別子は、望ましくは、ネットワーク内
部の通信において特定のコントローラまたはデバイスを
アドレス指定するのに使用される。望ましくは、コント
ローラ識別子またはデバイス識別子は、通信プロトコル
内部で特定のコントローラまたはデバイスを指定するの
に使用される。ここで、通信プロトコルは、コントロー
ラとデバイスの間でデータを伝送できるようにする1組
の合意された動作手順である。
は、ネットワークが、システム内部のあらゆる通信にお
いて使用される固有のシステム識別子によって特徴づけ
られる。固有の識別子とは、他のいかなるシステム、コ
ントローラまたはデバイスを識別するのに使用されるど
のデータストリングとも同一でないデータストリングの
ことである。固有の識別子は、望ましくは、製作中に設
定され、不揮発性メモリに保存される。従って、コント
ローラ識別子およびデバイス識別子は、第1の部分と第
2の部分からなり、第1の部分が固有のシステム識別子
で、第2の部分がシステム内部の各々特定のコントロー
ラまたはデバイスの識別子という形であってよい。この
場合、コントローラまたはデバイスを識別する2部分か
らなる識別子は、システム識別子が固有であれば固有で
ある。望ましくは、コントローラは、製作中に設定され
た固有の識別子を持ち、システムにおいて実現したコン
トローラの処理ユニットが、その固有の識別子を固有の
システム識別子にするようになっている。
記のものからなる。 ・ 信号が宛先として指定したコントローラまたはデバ
イスの識別子である1つ以上の宛先識別子、かかるコン
トローラまたはデバイスを宛先コントローラ/デバイス
と名付ける、および ・ 信号を送信するコントローラまたはデバイスの識別
子であるソース識別子、かかるコントローラまたはデバ
イスをソースコントローラ/デバイスと名付ける。
のからなってもよい。 ・ 宛先デバイスの動作に関連した命令、または宛先デ
バイスに接続された電気器具の動作に関連した情報、 ・ 信号を中継することになっているデバイスの識別子
である1つ以上の中継器識別子、かかるデバイスを信号
中継デバイス、中継デバイスまたは単純に中継器と名付
ける。
よび第2のタイプの信号は、望ましくは、上に述べた通
りの信号であり、ここで、望ましくは、第1のタイプの
信号が宛先デバイスへの命令からなるのに対し、第2の
タイプの信号はそれからならない。望ましくは、第1の
信号は、第1のデバイスのデバイス識別子を除いて、デ
バイステーブルからのすべてのデバイス識別子からな
る。あるいは、第1の信号は、デバイステーブルからの
すべてのデバイス識別子からなるが、第1のデバイスが
自分に第2の信号を送らないようになっている。
別子を表すデータは、第1のデバイスがどのデバイスに
信号を送信でき、どのデバイスから信号を受信できるか
システムが見分けるのを可能にする。よって、このデー
タは、第1のデバイスのレンジ内にあるネットワーク部
分のトポロジーを表す。このトポロジーを発見するため
にシステムが実行する機能を「発見」と呼ぶ。複数のデ
バイスのすべてが、自ら発見を実行するのを可能にする
手段からなるので、ネットワーク全体のトポロジーは、
デバイスに発見を代わるがわる実行させることによって
特定できることになる。
発見動作において他のどのデバイスを探すのが良いかを
指図するようになっていることである。これで、第1の
デバイスは、放送信号を使わずに、専用の信号に基づい
て直接、各デバイスを首尾よくアドレス指定することが
できる。タイムスロットまたは周波数ホッピングの不利
な点は、これによって回避される。
イスの各々について、各デバイスが他のデバイスに信号
を首尾よく送信でき、他のデバイスから信号を首尾よく
受信できることを表示したルーティングテーブルを構築
することにより、デバイスが収集した発見情報を使って
システムのネットワークトポロジーを学習することがで
きる。従って、コントローラのメモリはさらに、ルーテ
ィングテーブルを表すデータを保存するようになってい
てよく、複数のデバイスのどれであれ第1のデバイスの
処理ユニットは、宛先識別子としてのコントローラの識
別子、受信した第3の信号のソース識別子を表す保存デ
ータおよび、ソース識別子としての第1のデバイスのデ
バイス識別子からなる第4の信号を発生させるための手
段からなってよく、コントローラの処理ユニットはさら
に、第4の信号を制御すべきデバイスから受信し、ルー
ティングテーブルを形成するための手段からなってもよ
い。
バイスがその発見の機能を個別に実行することであり、
膨大な量の信号を必要とするかもしれない最初からネッ
トワーク全体を走査する代わりに、関連のネットワーク
部分、すなわち拡張または再配置されたネットワーク部
分のトポロジーだけを発見する。この特徴により、本発
明によるシステムは、ルーティングテーブル全体を更新
する代わりに、ルーティングテーブル内の信号ラインを
更新することが可能となる。
使って、その送信器のレンジの外側にある宛先デバイス
に送信すべき信号のルートを特定する。ルーティングテ
ーブルを使うことで、コントローラは、宛先デバイスに
到達できるデバイスを特定し、また、どのデバイスがか
かるデバイスに到達できるか等々を特定することができ
る。こうしてルーティングテーブルを使って、コントロ
ーラは、どのデバイスを通って宛先デバイスに到達でき
るか、場合によっては、その中間に1つ以上のさらなる
中継デバイスを使って到達できるか、そのデバイスを自
らのレンジ内で見つけられるように逆方向計算してもよ
い。本明細書において、用語「ルート」は、最初に信号
を送信した送信器のレンジを越えてデバイスまたはコン
トローラに到達できるようにするために、信号を受信
し、これを再び送信する一連の信号中継デバイスを指
す。また、信号中継デバイスによって1つのルートで送
受信される信号がルート指定信号で、このルート指定信
号は、そのルートにおいて連続したデバイスにアドレス
指定された結果としてルートを変えることがあり、従っ
て、内容次第では、同様の内容を有する一連の信号と見
なしてよい。
先の1つのデバイスに対して多数の異なるルートが存在
し得るので、コントローラは、自らのレンジ内のどのデ
バイスをルート入口ポイントとして使用してよいか、そ
のデバイスを見つけ出すのが良い。入口ポイントがルー
ト中の最初のデバイスになる。従って、コントローラ
は、先ずどのデバイスが自らのレンジ内にあるか見つけ
出し、それからルーティングテーブルを使って、自らの
レンジ内のデバイスを入口ポイントとして使用する宛先
デバイスへのルートを特定する。コントローラは典型的
に携帯型であるので、ネットワーク内で位置を変えるこ
とがあり、変えた場合、どのデバイスが自らのレンジ内
にあるか見つけ出す作業が複雑になる。
れた可能な方法のひとつが、コントローラに放送信号を
規則的な時間間隔で送信させ、自らのレンジ内でいずれ
かの信号中継器と対話させてコントローラにそれ自体を
識別させ、それで、コントローラがどの信号中継器を信
号のルーティングに使用するかを随時知るようにすると
いう方法である。しかしながら、これは、コントローラ
が放送信号を常時送信していることになるので、大量の
電力を必要とする上、大量の信号ノイズを生じさせるこ
とになる。
ラは、宛先デバイスへのルートとその入口ポイントを見
つけようとする時、学習に基づいた推定をしてもよい。
これで、コントローラのメモリはさらに、最多使用入口
ポイントリストを表すデータを保存するようになってい
てよく、コントローラの処理ユニットはさらに、ネット
ワーク内の各デバイスにコントローラから送信された信
号の送信に成功した数と失敗した数を記録することによ
って、最多使用入口ポイントリストを作成し、メモリに
保存するための手段からなってもよい。前述の最多使用
入口ポイントリストは、コントローラが定常的に通信す
る相手のデバイスのデバイス識別子を示している。
バイスを特定することにより、コントローラは、かかる
デバイスをルート入口ポイントとして使用でき、その入
口ポイントが自らのレンジ内にあると十分推定すること
ができる。
は、ネットワーク内の1つ以上のデバイスに関するデバ
イス識別子と、リストの中の各デバイス識別子に関連し
たカウンタ、すなわち、関連のデバイスへの送信に成功
した信号の数を示すカウンタからなる。最多使用入口ポ
イントリストを維持するため、望ましくは、最多使用入
口ポイントリストを形成する手段は、最多使用入口ポイ
ントリストにあるデバイスへの送信の場合、送信が成功
であればそのデバイスに関連のカウンタを増数し、送信
が失敗であればそのデバイスに関連のカウンタを減数す
るようになっている。
を形成する手段はさらに、最多使用入口ポイントリスト
にないデバイスへの送信の場合、送信が成功であればそ
のデバイスをリストに入れるようになっている。
ントローラのメモリはさらに、最多使用入口ポイントリ
ストを表すデータを保存するようになっていてよく、そ
の方法はさらに、ネットワーク内の各デバイスにコント
ローラから送信された信号の送信に成功した数と失敗し
た数を記録するステップ、および、最多使用入口ポイン
トリストにあるデバイスへの送信の後、送信が成功であ
ればそのデバイスに関連のカウンタを増数し、送信が失
敗であればそのデバイスに関連のカウンタを減数するス
テップからなってもよい。また、第2の態様による方法
は、望ましくは、最多使用入口ポイントリストにないデ
バイスへの送信の場合、送信が成功であればそのデバイ
スをリストに入れるステップからなる。
スよりネットワーク内の中心寄りに位置しており、この
中心寄りに位置するデバイスが、典型的に他の多くのデ
バイスに到達できるので、特に信号中継デバイスとして
適している。信号をネットワーク周辺に位置するデバイ
スを経由するルートで送信しようとするのは大抵、時間
の無駄になるので、所与の宛先デバイスへの効率的ルー
トを特定する時、中心寄りに位置するデバイスが選択さ
れるようにコントローラをプログラムしてもよい。
ントローラは、ルーティングテーブルにあるデバイスの
どれかからルーティングテーブルにある他のデバイスの
どれかに信号を回送できる1つ以上のデバイスを表示し
た好ましい中継器リストを構築してよい。よって、コン
トローラのメモリはさらに、好ましい中継器リストを表
すデータを保存するようになっていてよく、コントロー
ラの処理ユニットはさらに、好ましい中継器リストを形
成し、前記好ましい中継器リストをコントローラのメモ
リに保存すべくルーティングテーブルを分析するための
ルーチンからなってもよい。
ントローラのメモリはさらに、好ましい中継器リストを
表すデータを保存するようになっていてよく、この場
合、その方法はさらに、ルーティングテーブルにあるデ
バイスのどれかからルーティングテーブルにある他のデ
バイスのどれかに信号を回送できる1つ以上のデバイス
を識別するためルーティングテーブルを分析するステッ
プ、および、かかる1つ以上のデバイスのデバイス識別
子を表すデータを好ましい中継器リストに保存するステ
ップからなってもよい。
ロジーは、デバイスに発見を代わるがわる実行させるこ
とによって特定することができる。しかしながら、発見
が実行されるのは、望ましくは、送信される信号の数を
最小限に抑えるために必要がある時だけ、典型的にはネ
ットワークが拡張または変更される時だけである。よっ
て、第1の信号を発生させる手段は、所定のアクション
に応答して第1の信号を第1のデバイスに向けて発生さ
せるようになっているのが望ましい。
コントローラの処理ユニットは、その新しいデバイスの
デバイス識別子をデバイステーブルに追加することがで
きる。新しいデバイスが、ルーティング機能に入れられ
るようにルーティングテーブルに追加されることにな
る。従って、第1のデバイスをデバイステーブルに追加
することは、望ましくは、追加されたデバイスに向けて
第1の信号の発生をトリガーする所定のアクションであ
る。
れると、システムは、望ましくは、そのデバイスの発見
を実施すべきである。本発明の一実施例によれば、コン
トローラによって制御される各デバイスが、ひとまとめ
に制御されるデバイスの1つ以上のグループに含まれ、
各グループは少なくとも1つのデバイスからなる。この
実施例では、コントローラの処理ユニットは、デバイス
をグループに追加し、デバイスをグループから除去する
手段からなる。この手段が使用されるのは、典型的に
は、デバイスをネットワーク内のある位置から別の位置
に移動させる時である。そのため、このデバイスをグル
ープに追加し、デバイスをグループから除去する手段
は、望ましくはさらに、デバイスがグループから除去さ
れる時、そのデバイスに第1の処理ユニットのメモリに
おいて仮想マークを付けるようになっている。デバイス
は、これによって「疑念あり」とされ、できるだけ速や
かに発見を実行するよう指図される。これで、仮想マー
クを付けられたデバイスをグループに追加することが、
追加されたデバイスに向けて第1の信号の発生をトリガ
ーする所定のアクションということになる。デバイスが
直ぐに新しいグループに追加されない場合は、次回、コ
ントローラが仮想マークを付けられたデバイスと直接接
触する時に発見を実行するよう指図されることになる。
ましくは、デバイスがグループから除去される時に仮想
マークを付けられ、追加されたデバイスに仮想マークが
付けられていれば、そのデバイスのグループへの追加は
所定のアクションである。
デバイスが確認応答信号を送信するようになっており、
その時、宛先識別子とソース識別子が相互に交換される
(無論、このような確認応答信号の受信が別の確認応答
信号によって確認応答されないのは、通常、当然であろ
う)。このような確認応答信号は、望ましくは、受信さ
れた信号と同一の信号からなる。しかし、この信号が確
認応答信号であり、それゆえ、宛先識別子とソース識別
子が他の方法で読み取られるものとする所定の設定を除
く。従って、本発明による第3のタイプの信号は、この
ような確認応答信号であってもよい。
ロトコルからなる。プロトコルは、処理ユニットが所望
の機能を実行できるようにする動作手順の何らかのセッ
トである。従って、第1の信号を発生させる手段と、こ
の手段に包含される各種手段は、典型的には、プロトコ
ルの部分を形成するプログラムまたはルーチンである。
望ましくは、信号の形で送信すべきフレームを発生させ
るのが、送信コントローラ/デバイスのプロトコルであ
る。望ましくは、このようなフレームが、システム、ソ
ースコントローラ/デバイスおよび識別子による宛先コ
ントローラ/デバイスを指し示し、また、識別子による
1つ以上の信号中継デバイスも指し示す。また、プロト
コルは、フレームによって伝送されるコマンド、情報ま
たはデータを含む。同じく、望ましくは、受信されたフ
レームを読み取り、受信部分がそれを理解し、信号に応
答できるようにするのが、受信部分のプロトコルであ
る。
を減じるため、システムプロトコルは、望ましくは、フ
レームによってアドレス指定されたデバイスの識別子を
マスクする動作手順からなる。マスキング手順は、1つ
のデバイスに対応して各エントリに1つのレジスタを構
築する動作であり、そこで、各エントリの値は、対応す
るデバイスがフレーム内のコマンドに応答すべきか否か
を表す。フレーム内のコマンドに応答するデバイスにつ
いて識別子を全部含む代わりに、それはマスキングレジ
スタ、すなわち「ビットマスク」を含み、これにより、
デバイスの略記指名が行われることになる。従って、シ
ステムプロトコルは、望ましくは、各ビットが1つのデ
バイス識別子に対応するようにビットマスクを作り上げ
たビットストリングを発生させるためにテーブル内にデ
バイス識別子をマスクする手順からなり、その対応する
デバイス識別子に1つ以上のコマンドが当てはまるか否
かを各ビットの値が特定する。同様に、システムプロト
コルは、マスキング手順をフレーム内のコマンドまたは
データに当てはめる動作手順からなる。
ーラまたはデバイスの識別子からなると言う時、この信
号は、完全な桁数の識別子からなるのでなく、システム
の通信プロトコルにおいて規定された所定のビットマス
クを使用した識別子に対応するビットのような識別子を
表すストリングまたはコードだけからなってもよい。同
様に、識別子がメモリにセーブされる時、完全な桁数の
識別子がセーブされるのでなく、メモリが、所定のビッ
トマスクを使用した識別子に対応するビットのような識
別子を表すストリングまたはコードだけを保持してもよ
い。
ステムのコントローラは、望ましくは、ディスプレイ、
該ディスプレイの上に2つ以上のエントリを有する複数
のメニューを表示するための手段、前記メニューの中を
ナビゲートし、前記エントリを選択するための2つ以上
のアクチュエータ、および、適切なメニューにおいて適
切なエントリを選択することによってアクティブ化でき
るコントローラの処理ユニットに保存されたルーチンま
たはプログラムからなる。望ましくは、前記ルーチンま
たはプログラムは、ユーザがアクチュエータを使ってエ
ントリを選択することによってシステムを制御できるよ
うに1つ以上のデバイスに対しアドレス指定された信号
を発生させるための手段に接続されている。
バイスは、システム内で信号を中継する機能のみを実行
する専用の中継器であってもよい。但し、本発明の第1
および第2の態様による1つ以上のデバイスが、入出力
デバイスならびに中継器として活動できるように二重の
機能を有してよい。送信器の信号レンジは、デバイス/
コントローラが該デバイス/コントローラに向けてアド
レス指定された信号を受信し、処理できる物理的レンジ
である。デバイスが、そのデバイスの識別子を中継器識
別子として名指しする情報搬送信号を受信すると、該デ
バイスはその信号を中継する、すなわち、受信された信
号によって搬送された情報の少なくとも一部を担う信号
を送信する。これにより、中継デバイスの信号レンジの
内側にあるが、当初の送信器の信号レンジの外側にある
デバイスまたはコントローラが、中継デバイスによって
送信された信号を受信できる。望ましくは、システム内
の全部のデバイスが中継デバイスとして動作できる。こ
の機能は、出願人による国際特許出願PCT/DK01
/00253(公開番号は現在未入手)の主題である。
が、さらに、そのデバイスに動作できるように接続され
た電気器具に出力を提供し、そこから入力を受け取るた
めの手段からなる入出力デバイスであってよい。また、
コントローラの処理ユニットはさらに、宛先デバイスの
デバイス識別子に対応する少なくとも1つの宛先識別
子、該宛先デバイスの動作または該宛先デバイスに接続
された電気器具に関連した情報、および1つ以上の信号
中継デバイスに対応する中継器識別子からなる第5の信
号を発生させるための手段からなってもよい。この場
合、デバイスはさらに、その処理ユニットが、少なくと
も1つの宛先識別子が該デバイスのデバイス識別子に対
応する場合、第5の信号を受信した時に前記情報を処理
するための手段、および、1つ以上の中継器識別子の1
つが該デバイスのデバイス識別子に対応する場合、第5
の信号を受信した時に前記情報と少なくとも1つの宛先
識別子を保持する第6の信号を送信するための手段から
なる信号中継デバイスとして活動するのに適合した二重
の機能を有してもよい。
バイスとしても信号中継デバイスとしても機能する形で
二重機能を有してよい。望ましくは、すべてのデバイス
が入出力デバイスとしても信号中継デバイスとしても活
動するようになっている。
多数の重要な利点を有する。すなわち、 ・ 専用中継器ステーションの必要がなく、その結果、
下記の利点が得られる。システムは、包含するデバイス
の数が先行技術によるシステムより少なく、その分、シ
ステムは安価になり、ユーザが専用中継器ステーション
の均一分布をセットアップせずに済むので、システムは
設置がより容易になる。 ・ システムは、デバイスと同じ数の潜在的中継器を備
えたネットワークを有し、その結果、下記の利点が得ら
れる。所与のどのデバイスにとっても、デバイスへの可
能なルートの数が先行技術のネットワークに相対して飛
躍的に増大する。RFネットワークでは、ある一定の方
向からの信号を多数の環境上の特性がブロックする可能
性があるので、デバイスへの可能なルートの数はきわめ
て重要なパラメータである。RFシステムにおける送信
エラーの最も多く出会う原因のひとつは、金属物体であ
る。これがデバイスへのパスを塞ぐか、信号を反射する
デバイスの付近に位置するかどちらかであると、元の反
射されなかった信号の進路を妨害することになるのであ
る。この故に、信号送信エラーが生じた時、本発明によ
るシステムは宛先デバイスまでの多くの代替ルートから
選択可能であり、そのルートは他の方向/位置から送信
するだけゆえに成功する確率が高い。従って、二重機能
は、RFネットワークの信頼度、レンジ/カバレージを
大いに向上させる。また、ネットワークトポロジーが過
度の負担なしに変えられるので、それは、ネットワーク
の汎用性、拡張性およびフレキシビリティも大いに向上
させる。
べてのデバイスに到達できるネットワークを確立する。
しかしながら、あるデバイスまたはあるデバイスグルー
プが残りのネットワーク部分から離れた位置にある場合
は、信号をこの遠隔のデバイス/グループへ中継するだ
けの目的で1つ以上のデバイスを残りのシステムとこの
遠隔のデバイス/グループの間に入れることが必要であ
るかもしれない。挿入されたデバイスは、無論、電気器
具に接続されて、後に通常の入出力デバイスとして機能
してもよい。すぐれたカバレージを持つネットワークを
確立するためには、デバイスがほぼ均一に分布し、デバ
イス密度が最小のネットワークを構築するのが望ましい
かもしれない。そうすれば、確実にすべてのデバイスに
到達できることになる。そのような最小のデバイス密度
は、送信器の平均レンジに合わせて調整するのが良い
が、環境に大きく左右される。
出力は、デバイスに動作するように接続された電気器具
に対する信号であり、電気器具の動作状態に関連した1
つ以上の命令からなる。入出力デバイスに接続された電
気器具は、この電気器具とデバイスが同じユニットの部
分々々を形成すべくデバイスによりまとめられてよい。
これにより、ユーザは、第1のデバイスを制御すること
によって電気器具の動作を制御することができる。従っ
て、ユーザは電気器具を遠隔操作することができる。
テムは、所与の宛先デバイスへの最適ルートを特定する
のに使用できる情報を保持する様々なテーブルおよびリ
ストを構築してよい。第5の態様では、本発明は、オー
トメーションシステムネットワークにおいてかかる情報
を使って信号ルーティングを行う方法を提供する。
のからなる、デバイスを制御し、監視するためのオート
メーションシステムネットワークにおいて信号ルーティ
ングを行う方法を提供する。 ・ 制御すべき複数のデバイスで、各々、デバイスを識
別するデバイス識別子を表すデータを保存するメモリ
と、信号の送受信を管理する処理ユニットからなるデバ
イス、 ・ コントローラを識別するコントローラ識別子を表す
データを保存し、複数のデバイスの各々について、各デ
バイスが他のどのデバイスに信号を首尾よく送信でき、
どのデバイスから信号を首尾よく受信できるかを示すル
ーティングテーブルを表すデータを保存し、また、最多
使用入口ポイントリストを表すデータを保存するメモリ
と、信号の送受信を管理し、データをメモリから読み取
り、データをメモリに書き込むようになっている処理ユ
ニットからなるコントローラ。ここで、最多使用入口ポ
イントリストとは、(コントローラからデバイスへの送
信の成功した数)−(コントローラからデバイスへの送
信の失敗した数)、に相当する最高送信成功カウント数
を有するデバイスのデバイス識別子番号、Nを示す順序
付けられたリストである。前記方法は下記ステップから
なる。 A.指定されたデバイスの識別子を宛先識別子として包
含する第1の信号をコントローラから指定されたデバイ
スに少なくとも1回送信するステップ、 B.前記第1の信号が指定されたデバイスによって受信
された時、確認応答信号を指定されたデバイスからコン
トローラに送信するステップ、 C.確認応答信号がコントローラによって受信されない
時、最多使用入口ポイントリストの中から最初のデバイ
スを第1中継デバイスとして選択するステップ、 D.指定されたデバイスへのルートをルーティングテー
ブルにおいて特定するステップ、ここで、ルートは1つ
以上の中継デバイスを使用し、その最初のデバイスが第
1中継デバイスである、 E.指定されたデバイスの識別子を宛先識別子として包
含し、ステップDで特定されたルートからの1つ以上の
中継デバイスの識別子を中継器識別子として包含する第
2のルート指定信号をコントローラから少なくとも1回
送信するステップ、 F.第2のルート指定信号が指定されたデバイスによっ
て受信された時、確認応答信号をそのデバイスからコン
トローラに送信するステップ、および G.指定されたデバイスからの確認応答信号がコントロ
ーラによって受信されない時、最多使用入口ポイントリ
ストの中から2番目、3番目、...N番目のデバイス
を第1中継デバイスとして使って、ステップD、Eおよ
びFをN−1回反復するステップ。
スがコントローラの送信レンジ内にあるか否かを特定
し、否であれば、ステップC〜Gにおいて最多使用入口
ポイントリストを使って、どのデバイスを宛先デバイス
へのルートにおける入口ポイントとして使用するか学習
推定する方法を提供する。
に、ルーティングテーブルにあるデバイスのどれかから
ルーティングテーブルにある他のデバイスのどれかに1
つの信号を回送できる1つ以上のデバイスを表示した好
ましい中継器リストを表すデータを保存する。この場
合、前記方法はさらに下記ステップからなる。 H.N番目の第2のルート指定信号について指定された
デバイスからの確認応答信号がコントローラによって受
信されない時、最多使用入口ポイントリストにない好ま
しい中継器リストの中から、最初のデバイスを第1中継
デバイスとして選択するステップ、 I.指定されたデバイスへのルートをルーティングテー
ブルにおいて特定するステップ、ここで、ルートは1つ
以上の中継デバイスを使用し、その最初のデバイスが第
1中継デバイスである、 J.指定されたデバイスの識別子を宛先識別子として包
含し、ステップHで特定されたルートからの1つ以上の
中継デバイスの識別子を中継器識別子として包含する第
2のルート指定信号をコントローラから送信するステッ
プ、 K.第2のルート指定信号が指定されたデバイスによっ
て受信された時、ルート確認応答信号をそのデバイスか
らコントローラに送信するステップ、および L.指定されたデバイスからのルート確認応答信号がコ
ントローラによって受信されない時、好ましい中継器リ
ストの中から該当するデバイスを第1中継デバイスとし
て使って、ステップH、IおよびJを各デバイスについ
て反復するステップ。
るデバイスがコントローラの送信レンジ内に1つもない
場合、ステップH〜Kにおいて好ましい中継器リストを
使って、どのデバイスを宛先デバイスへのルートにおけ
る入口ポイントとして使用するか学習推定する方法を提
供する。
スは、望ましくは、第1の態様に関して述べた二重機能
を有する。ここで、複数のデバイスの各々の処理ユニッ
トはさらに、デバイスに動作するように接続された電気
器具に出力を供給し、そこから入力を受け取るようにな
っており、その場合、前記方法はさらに下記ステップか
らなる。 ・ 宛先デバイスまたは宛先コントローラの識別子に対
応する少なくとも1つの宛先識別子、デバイスの動作ま
たはデバイスに接続された電気器具に関連した情報、お
よび1つ以上の信号中継デバイスのデバイス識別子に対
応する1つ以上の中継器識別子からなる第3の信号をコ
ントローラから送信するステップ、 ・ 第3の信号を前記複数のデバイスの1つで受信する
ステップ、 ・ 少なくとも1つの宛先識別子が受信デバイスのデバ
イス識別子に対応する場合、前記情報を該デバイスの処
理ユニットで処理するステップ、および ・ 1つ以上の中継器識別子の1つが受信デバイスのデ
バイス識別子に対応する場合、前記情報と少なくとも1
つの前記宛先識別子を保持する第4の信号を送信するス
テップ、 ・ 第3の信号がコントローラによって送信される場
合、該第3の信号に含まれた少なくとも1つの宛先識別
子は、望ましくはデバイス識別子であり、該第3の信号
に含まれた情報は、望ましくは、宛先デバイスの処理ユ
ニットに、該宛先デバイスに接続された電気器具に出力
を供給し、そこから入力を受け取るよう指図する命令か
らなる。
信される場合、該第3の信号に含まれた少なくとも1つ
の宛先識別子は、望ましくはコントローラ識別子であ
り、この場合、該第3の信号によって保持された情報
は、該第3の信号を送信するデバイスの状態または読み
に関連するのが典型的である。
スが、確認応答信号をもってデバイスにアドレス指定さ
れたすべての受信信号に応答するようになっている。従
って、本発明の第5の態様による方法は、望ましくはさ
らに、第3の信号または第4の信号をデバイスで受信し
た時、該第3の信号または第4の信号を送信するデバイ
スまたはコントローラの識別子を宛先識別子として有す
る第1の確認応答信号を発生させ、送信するステップか
らなる。
中継された信号を受信していた場合、それは、確認応答
信号を、第3の信号を送信するコントローラと、第4の
信号を送信する中継デバイスの両方に送るのが望まし
い。第3の信号を送信するコントローラへの確認応答信
号は、望ましくは、1つの宛先識別子と1つ以上の中継
器識別子からなり、従って、前記方法は、望ましくはさ
らに、前記第1の確認応答信号をデバイスで受信し、1
つ以上の中継器識別子の1つが該デバイスのデバイス識
別子に対応する場合、そこで、前記宛先識別子を保持す
る第2の確認応答信号を送信するステップからなる。
方向通信を介して多種多様な機能を制御するためのコン
トローラを有するオートメーションシステムに関するも
のである。このコントローラにより、ユーザは、デバイ
スおよびデバイスによって実行される機能を制御するこ
とが可能となる。
して説明する。第1の好ましい実施例によれば、オート
メーションシステムは、デバイスとコントローラの単純
なアドレス指定を可能にする通信プロトコルからなる。
先ず、すべてのコントローラとデバイスが、システム内
部のほとんどすべての通信信号に含まれた固有のシステ
ム識別子によって特徴づけられた1つの固有の論理シス
テムに組み合わされている。システム内のコントローラ
とデバイスは、個々に特徴づけられ、システム内部でア
ドレス指定されている。図1は、コントローラとデバイ
スをそれぞれ信号でアドレス指定するための、そのよう
な2部分識別子101および102の例を示す。
ントローラとデバイスがそれぞれのシステムの固有のシ
ステム識別子からなる信号にしか応答しないので、ある
システムが隣接のシステムと干渉することはない。以
下、このシステム識別子をホームIDと呼ぶ。
ラ内のメモリに書き込まれた変更不可能な固有のプリセ
ット識別子を有する。これで、コントローラ識別子の固
有性は確保されている。システムをセットアップする
時、第1のコントローラの固有の識別子はホームIDと
して設立されることになる。コントローラ識別子が固有
であるので、それは割当てられたホームIDということ
になる。有利であるのは、システム自体が固有のホーム
IDを有し、そのため、システムをセットアップする時
にユーザがホームIDを指定せずに済むことである。こ
れで、システムの機能は大いに単純化される。
ントローラとデバイスが、製造中にメモリに書き込まれ
変更不可能な固有のプリセット識別子201および20
2を有する。システムのコントローラは、このコントロ
ーラによって制御されるすべてのデバイスから固有の識
別子を学習しなければならない。これら1部分識別子が
すべて固有であるので、システム識別子は必要ない。
レス指定されるので、デバイス識別子は、システム内部
のデバイスを識別するためにシステムのホームIDの拡
張である。デバイス識別子(以下、デバイスIDとも呼
ぶ)は、デバイスが初めてシステムに組み込まれる時
に、該デバイスにコントローラによって割当てられる。
デバイス識別子は、コントローラとデバイスそれ自体の
中に保存される。フレームスペースを最小限に抑えるた
めに、また、コントローラ側の記憶量を減じるために
も、デバイスを識別するデバイス識別子は、できるだけ
小さく抑えなければならない。 〔通信プロトコル〕コントローラとデバイスはすべて、
システム内部でデータを伝送し、管理するために少なく
とも共通プロトコルの部分からなる。プロトコルは、識
別子を管理し、システム内部で通信のためのフレームの
アドレス指定を管理する。
子が8ビット値である。上に述べた通り、デバイス識別
子は、通信プロトコルにあるフレーム内でホームIDに
関連して常に使用され、これにより、デバイスの全面的
な固有性は確保される。固有のコントローラ識別子のサ
イズ、従ってまた、ホームIDのサイズは、固有のアド
レスが付けられることから逸脱しないようなサイズでな
ければならない。よって、コントローラ識別子は、最大
4,294,967,295の固有ホームIDを与える
32ビット値である。
見られる通常の問題を克服すべく設計されている。最も
ありふれた問題はノイズで、これは、2つのデバイスの
間で通信されるデータの消失または改変を生ずることで
ある。伝送されるデータの量が少なければ少ないほど伝
送成功のチャンスは大きいというのが、一般的ルールで
ある。
フレームフォーマットのサイズは、典型的にフレームフ
ォーマットがデータビット量全体に占める割合がきわめ
て小さいので、さほど重要でない。ところが、短いコマ
ンドや命令を送るために本システムが使用されている本
発明では、フレームフォーマットは、送るべきデータビ
ットの量全体のかなりの部分を占めることが多い。それ
ゆえ、本発明の一つの好ましい実施例の通信プロトコル
において使用されるフレームの一般的フォーマットは、
データの量を減らすべく、すなわち、短いフレームを得
るべく設計されており、コマンドを単一のフレームで2
つ以上のデバイスに送信でき、かつ、かかるデバイスを
簡略な表記法でアドレス指定できるようになっている。
同様に、フレームに含まれるコマンドも最小限に抑えら
れるのが望ましい。本発明のために設計されたプロトコ
ルは、これらを考慮に入れ、データの圧縮と同様にデバ
イス識別子とコマンドのマスキングを提供する。
し、その機能を下記の通り種類別に分割することができ
る。
電力などの出力を、デバイスに接続された電気器具、例
えばコーヒメーカ、オーブン、監視システム、ドアロッ
ク、オーディオ機器などに提供すること。
どの器具またはキーボード、位置決め装置などの入力装
置からの入力を受け取り、保存し、処理し、および/ま
たは転送すること。システムのコントローラは、デバイ
スが入力を受け取った場合、例えば侵入者を検出した場
合、音響信号を発して、セキュリティを呼出すという場
合、そのデバイスからの信号に応答するようにプログラ
ムすることができる。
らの信号を中継し、それで、送信したコントローラまた
はデバイスの信号レンジの外側にあるデバイスに到達で
きるようにすること。
型ユニットであることも、器具に一体化した部分である
こともできる。デバイスは、機能を自ら果たすことも、
デバイスに接続された器具に機能を果たすのを許し、機
能を果たすよう指図し、または機能を果たし得るように
することもできる。
コントローラによって制御される各デバイスをユーザが
制御するのを可能にする。コントローラによって制御さ
れるデバイスは、2つ以上のデバイスが一緒に制御でき
るように異なる出力クラスで指示することができる。そ
のような出力クラスは、下記の通り1組の変数によって
特徴づけることができる。
出力クラスである。この出力クラスは、多数の出力デバ
イスを単一のコマンドで制御するのに利用される。ムー
ド(mood)は、主として、各グループおよび/また
は各デバイスがデバイスおよびグループに動作を特徴づ
ける特定の設定値を有する「グループのグループ」およ
び/または「デバイスのグループ」である。例えば、1
つのムードは、居間のランプに接続されたデバイスで構
成することができ、各デバイスによって各ランプに供給
される電力の調光レベルを設定値とすることができる。
このムードを選択することにより、居間の全部のランプ
を所定のレベルに調光し、それで、例えばテレビを見る
のに望ましい照明を得ることができる。デバイスまたは
グループの設定値は、各デバイスが果たす機能によって
異なり、デバイスごと、グループごとに個別に設定され
る。1つのデバイスが1つ以上のグループに属してよ
く、各グループが1つ以上のムードに属してもよい。 〔フレーム〕第1の実施例の通信プロトコルは、システ
ムのデバイス相互間で命令や情報を運ぶフレームについ
て一般的なフォーマットを有する。
は下記の通り記述することができる。
ズを与えるビットスケールを表す。その部分が現れる順
序は不同であり、異なる順序を使用することができる。 ・ ホームID(32ビット):このフレームを実行す
る/受け取るものとされたシステムのホームID。 ・ ソースID(8ビット):送信するコントローラま
たはデバイスの識別子(2部分識別子の第2の部分)。 ・ バージョン(3ビット):プロトコル/フレームフ
ォーマットのバージョン。これは、ソフトウェアプロト
コル更新または他のインフラストラクチャ向上に応じて
フレームフォーマットを変更する自由を与える。 ・ Dir.(1ビット):コマンドの方向;コマンド
発出の時 0、コマンド確認応答の時 1。 ・ タイプ(4ビット):フレームタイプによって、フ
レームの他の部分の内容、フレームがコマンドを含んで
いるのか、または例えば状態を含んでいるのか、また、
デバイスの指名がどのように行われるかが決定される。
指名の仕方は、どのデバイスが、また、どれだけの数の
デバイスがアドレス指定されるかによって異なる。可能
なフレームタイプの例は下記の通りである。
デバイスを単位として8つ刻みである。例:レンジ0=
1〜8、レンジ1=9〜16。 ・ 長さ(8ビット):最初のホームIDワードから始
まる、チェックサムのフィールドを除いた最後のデータ
バイトまでのフレーム内のバイトの量。 ・ コマンド(8ビット):実行するものとされたコマ
ンド。表3に記載のコマンドの例を参照。 ・ コマンド値(8ビット):発せられたコマンドに対
応する値。8ビットが典型的値であるが、コマンド次第
でより長くてもよい。 ・ データバイト(0〜n):フレームに含まれている
データ。 ・ チェックサム(8ビット):ホームIDとフレーム
の最後のバイトの間で計算されたチェックサム。チェッ
クサムのフィールド自体は計算されない。
できる一般フレームフォーマットを超えた情報の例を幾
つか示す。
ることのできるコマンド及びコマンド値のいくつかの例
を示す。
トより長いこともある。通信プロトコルは、コマンドご
とにコマンド値の長さを指定する。
発せられたアドレス指定先のデバイスを特定することが
重要である。1つのフレームの中でアドレス指定できる
デバイスの数次第で異なるタイプのフレーム(表2を参
照)を利用することができる。下記タイプのフレーム
は、コマンドと、受け取り側デバイスのグループの個別
アドレス、すなわち複数のデバイス識別子からなる。
取り側デバイスがコマンドに反応すべきか否かを指示す
る8ビットの宛先デバイス識別子のアレイ。 〔マスキング〕上記のフレームフォーマットで分かる通
り、デバイスをアドレス指定することは、送信されるデ
ータバイト全体のうちかなりの量を占めている。アドレ
ス指定データビットを減らす方策をもたらすことは、本
発明の第1の実施例である通信プロトコルの重要な特徴
である。フレームフォーマットにおいて宛先デバイスI
Dマスクを使用することにより、アドレス指定データビ
ットを劇的に減らすことができる。デバイス識別子のマ
スキングは、受信するデバイスのどれがコマンドに反応
すべきか否かを指示する動作である。各エントリ(en
try)が列挙順のデバイス識別子に対応し、このエン
トリレジスタが、マスクと呼ばれるビットパターンを保
持しており、そこで、対応するデバイス識別子を選択す
べき場合は各ビットが「1」に設定され、そうでない場
合は「0」に設定される。マスクレンジを規定するフレ
ームタイプを有するフレーム(表2を参照)を「宛先デ
バイスIDマスク」(受け取り側デバイスがコマンドに
反応すべきか否かを各ビットが指示する)と一緒に送信
することにより、各々のアドレス指定がさらに要するビ
ットは1つだけになる。
の例を示す。例は、本発明の第1の実施例によりフレー
ムフォーマットのマスクサイズ、タイプ、インデクシン
グおよびレイアウトを使用する。このようなマスキング
は、他のレイアウトや他のフォーマットを使っても行う
ことができ、第1の実施例は、いかなる通信ネットワー
クにおいてもデバイスグループをアドレス指定するため
にデバイスの指名においてマスキングを使用する考えを
限定しない。
を使えば、デバイス識別子1〜8の最大限8つのデバイ
スを単一のバイトでアドレス指定することができ、そう
することで、データの量は劇的に減らされる。もし、8
つのデバイスを、マスクされていないフレームフォーマ
ット(デバイスのグループのためのコマンド)でアドレ
ス指定するものとした場合、データの量を8バイトに増
やすことになる(「宛先デバイスIDマスク」ではな
く、8つのデバイス識別子と「デバイスの数」のフィー
ルド)。
ト):受け取り側デバイスがコマンドに反応するべきか
否かを各ビットが指示する1バイトの宛先デバイス識別
子マスク。最下位ビット(LSB)がデバイス1を表
す。
指定したい場合は、フレームフォーマットを他の値、一
般フレームフォーマットのタイプ別フィールドの値、す
なわち、表2における「0100」、に変えるだけ。する
と、マスクのLSBはデバイス識別子9となる。
16のレンジ内のデバイス識別子を有する場合、フレー
ムフォーマットは、フレームタイプが「マスクされたデ
バイスID1〜16」ということになる。これにより、
最初の16のデバイス識別子は、表6に示す通り、その
一部または全部が2バイトでアドレス指定できることに
なる。
ト):受け取り側デバイスがコマンドに反応するべきか
否かを各ビットが指示する2バイト宛先デバイス識別子
マスク。最下位ビット(LSB)がデバイス1を表す。
くがそのキャパシティのほとんどを最初の16のデバイ
スをカバーする8ビットマスクと16ビットマスクで賄
っている。ところが、大きいシステムでは、アドレス指
定すべきデバイスの数が16より多く、そのデバイスの
数にもよるが、よりフレキシビリティの高いマスキング
手順を有利に適用することができる。フレームタイプフ
ィールドが典型的にマスクに対応するデバイスを規定す
るが、フレームタイプ自体は、次に続く宛先デバイスI
Dマスクによってどの8つ(または別の数)のデバイス
がカバーされるかを規定するマスクインデクスレンジに
余裕を持たせてもよい。
スを8つ刻みでカバーする(フレームタイプ5は例
外)。フレームタイプ6のフレームフォーマットでは、
マスクインデクス(8ビット値)が、次に続く宛先デバ
イスIDマスクがどのマスクレンジをカバーするかを示
す。マスクレンジには通し番号が付けられており、マス
クインデクス「0」は、デバイス識別子1から8までの
デバイスに及ぶ宛先デバイスIDマスクを指す。マスク
インデクス1とあれば、これは、9から16までに及ぶ
宛先デバイスIDマスクを指す。この方法を使えば、デ
バイスIDで2040(255×8)までのデバイス識
別子をアドレス指定することができる。
クインデクスは、当該の宛先デバイスIDマスクがどの
デバイス識別子をマスクレンジとするかを示す。 ・ 宛先デバイスIDマスク(8ビット):受け取り側
デバイスがコマンドに反応すべきか否かを各ビットが指
示する1バイト宛先デバイス識別子マスク。最下位ビッ
ト(LSB)がデバイス識別子=マスクインデクス×8
+1を表す。
異なるデバイスに出されたコマンドに適用することがで
きる。これにより、フレームにあるようなコマンドを準
備することなく、1組の所定のコマンドから幾つかのコ
マンドを出すことができる。
ルで表3のような所定のコマンドのテーブルを準備する
ことにより、マスクは、各エントリが列挙順のコマンド
に対応するエントリレジスタになり、ここで、対応する
コマンドを選択しようとする場合は各ビットが「1」に
設定されたビットパターンを形成し、そうでない場合は
「0」に設定されたビットパターンを形成することにな
る。表3のコマンド値は、同様のマスキングをかけるこ
とがあり得る。
に、測定入力値などのデータ、プログラムストリングな
どのテキストストリングまたはイメージは、データ圧縮
をかけることがあり得る。プロトコルは、Zip、gz
ip、CAB、ARJ、ARCおよびLZHなど典型的
なソフトウェアディジタルデータ圧縮アーカイブフォー
マットを適用することができる。 〔確認応答〕典型的なホーム環境においてRF搬送周波
を使用するデータ送信は、送信失敗と疑念のあるエラー
導入の可能性を作り出す。エラー導入の原因には、一般
に他のRFトランシーバや電気器具からのRFノイズが
ある。本発明によるシステムは、送信したコマンドが受
信および/または実行された後、デバイスから確認応答
を返送してもらえるようにする双方向RFコンポーネン
トを使用する。この手順は、図3のフローチャートに示
す通りである。デバイスは、作成したフレームを送った
後、そのフレームを受け取ったデバイスからの確認応答
を待つ。送った側のデバイスは、確認応答を指定時間内
に受け取らなかった場合、データ送信を再トライし、デ
ータが首尾よく伝送され終わるまで、または再トライ回
数が最大限度に達するまで続ける。
た後、通信プロトコルから確認応答をするよう指示され
る。受け取り側デバイスは、フレームヘッダだけを設定
されたD(Dir)ビットと共に返送する。Dビットが
設定されていると、すべてのデバイスがソースIDを宛
先IDとみなすようにフレームを読み取る。
り側デバイス(中継デバイスまたは宛先デバイス)から
確認応答を受け取らなかった場合、信号を3回まで送
る。 〔ルーティング〕本発明によれば、第1の好ましい実施
例の通信プロトコルは、ネットワーク内のデバイスにコ
マンド信号を送る必要のあるコントローラがそのデバイ
スに直接到達できない場合にその事態を打開すべく設計
されたルーティング機能を有する。この場合の問題は、
コマンド信号が宛先デバイスに到達できるようにネット
ワーク内の1つ以上のデバイスを中継器として活動させ
ることによって解決される。この原理は図4に示す通り
で、そこでは、デバイス3がコントローラのRFレンジ
の外側にあり、そのため、デバイス1がコマンド信号を
デバイス3に向かわせる中継器として活動する。
システムにおいてハイクオリティを提供するために、ル
ーティング機能の性能および設計に関するクオリティ要
求として作用したポイントは、下記の通りである。 ・ ルータ機能は、コントローラが、信号路をブロック
または妨害する通常のRFレンジの内側のデバイスにも
その外側のデバイスにも到達できるようにするものとす
る。 ・ ネットワーク内のデバイスは普通、メモリ容量およ
びCPU能力がきわめて制限されているので、ルーティ
ングプロセスにおけるインテリジェンスはコントローラ
内にあるものとする。 ・ ルート指定されたフレームは、ルート指定されてい
ないフレームと同じ信頼度を保持するために確認応答さ
れなければならない。 ・ ルーティングと中継はユーザの介入なしに行われな
ければならない。なぜなら、ユーザにはネットワークの
セットアップについての理解が期待できないからであ
る。
号中継器がシステム内で適用される。第1の好ましい実
施例によれば、すべてのデバイスが、スタートポイント
として、コントローラによって然るべく命令された時に
中継器として活動できるようになっている。このデバイ
スの二重機能が、きわめて高い信頼度とフレキシビリテ
ィを持つネットワークに改良されたレンジ/カバレージ
を備えさせ、国際特許出願PCT/DK01/0025
3(出願番号は現在未入手)の主題となっている。しか
しながら、デバイスについては、様々な理由から例外を
設けることができる。例えば、ネットワーク内で定常的
に位置を変える携帯型デバイスであれば、中継器として
適当でないであろうし、また、電池を電源とするデバイ
スであれば、電池電力を節約するために中継から除外す
ることができる。それでも、本発明のルーティング機能
は、すべてのデバイスが中継器として活動するのに適合
したシステムに限定されるものでなく、専用の中継器デ
バイスを備えたシステムにおいても同様に活用すること
ができる。
ローラに下記の仕事をさせる1組の機能のことである。 ・ 各デバイスが他のどのデバイスに信号を首尾よく送
信でき、どのデバイスから信号を首尾よく受信できるか
をデバイスごとに示したルーティングテーブルを構築す
ること、 ・ 所与のエントリポイント、所与の宛先デバイスにつ
いて、そのエントリポイントから宛先デバイスまでの中
継器デバイスのルートを特定し、その特定されたルート
に沿って中継される信号を発生させること、 ・ 典型的な場所がネットワーク内のどこであるかを学
習し、自らのレンジの外側にある最後のデバイスへのル
ートを特定する時、学習に基づいてそれを推定できるこ
と、 ・ どのデバイスがネットワーク内の他のどのデバイス
にも到達できる中心寄りの位置にあるか特定し、所与の
宛先デバイスへのルートをより効率的に特定すること、 ・ ネットワークトポロジーが変わった時を特定し、ル
ーティングテーブルなどを自動的に更新すること。 〔中継器リストを持つフレーム〕ある宛先デバイスへの
ルートを指定する信号を発生する時、フレームは、何ら
かの仕方でルート内の中継器デバイスを指名しなければ
ならない。
は、ルート指定されたフレームを受け取り、これが中継
すべきものか否か特定し、そうである場合はそれを再送
することである。通信プロトコルは、RF媒体上で働く
べく設計されており、一時に1つのデバイスだけがフレ
ームを送る、よって、1つのデバイスだけが1つのフレ
ームを中継することが重要である。これは、宛先デバイ
スへの信号ルートを指定するのに使われるデバイス識別
子の中継器識別子を指名する中継器リストをフレームの
中に持つことによって実現させられる。中継器リスト
は、下記フィールドで構成される。
ス指定されたデバイスの宛先識別子、および中継器リス
トからなる。
だけの数の中継器を通過したかを示す1/2バイトフィ
ールド。これは、中継器によって中継器IDへのインデ
クスとして使用されるほか、自らが当該フレームを転送
しなければならないか否か見極めるのに使用されること
があり得る。 ・ 中継器の数(4ビット):フレームの中にある中継
器IDの数量。 ・ 中継器ID(8ビット):どのデバイスをフレーム
が通過するべきかを示す1バイト中継器ID。
ップ、中継器の数、および中継器ID)は、表2に記載
のすべてのフレームタイプに適用することができ、ま
た、受け取られたフレームの確認応答においても使用さ
れる。表5〜7に関して述べたマスキング手順は、多数
の中継器IDがフレームに含まれている時でも適用する
ことができる。ホップフィールドは、中継器IDリスト
へのインデックスとして使用できる。
て保持されるプログラムに関する、信号ルーティングの
手順を示すフローチャートである。この手順は、その信
号のフレームが本当にそのデバイスに関連するものであ
るか否か、すなわち、それが宛先デバイスとして指名さ
れたのか又は中継器デバイスとして指名されたのかを特
定し、フレームが関連するものであれば、デバイスは、
そのフレームを受け取ったことの確認応答を行うことに
なる。デバイスのプロセッサは、ルーティングリストを
調べてルーティング情報を分析し、それが宛先デバイス
として指名されたのか中継器デバイスとして指名された
のかを特定する。中継器デバイスとして指名されたので
あれば、プロセッサは、ホップのフィールドによって指
し示された中継器デバイスIDを調べ、それがデバイス
識別子と合致すれば、フレームヘッダにおける方向ビッ
ト(Dir)に応じてホップのカウンタを増数または減
数する。最後に、デバイスはフレームを再送する。デバ
イスが宛先デバイスとして指名されたのであれば、この
デバイスは、フレームの中の命令および/または情報を
処理する。
の中継器にフレームを送ることだけに責任があり、次の
中継器が受け取ったフレームに対して確認応答した後、
そのフレームをさらに先へ送るのは、その中継器の責任
である。フレームが宛先デバイスに到達すると、ルータ
の確認応答が全ての方面に返送され、コントローラは、
フレームが宛先に到達したことを知らされる。ルータの
確認応答こそまさしく、ルート状態における確認応答ビ
ットが設定されたデータなしのルート指定されたフレー
ムである。ルート指定信号とその確認応答のフレームの
流れは、図6に示す通りで、そこで、フレーム(1)お
よび(3)がルート指定フレーム、確認応答(2)および
(4)が通常の確認応答、ルータ確認応答(5)および
(7)がコントローラに返送されるルータ確認応答、そ
して、確認応答(6)および(8)が、ルート指定された
確認応答信号の受信に対して確認応答する通常の確認応
答信号である。 〔ルーティングテーブル構築〕フレームの中継器リスト
を作成できるようにするために、システム内のどれかの
入口ポイントから指定デバイスへのルートを特定する自
動化プロセスが実行される。重要なのは、応答時間をで
きるだけ短くし、信頼度をできるだけ高くするためにル
ート内の中継器の数を最小限に抑えることである。この
目的のため、コントローラは、ネットワーク内のすべて
のデバイスを走査し、どのデバイスが他のどのデバイス
に到達できるかを調べることによって1つのルーティン
グテーブルを構築する。
ネットワークトポロジーに関するデバイスからの情報を
保持する場所である。このテーブルは、互いに見ること
のできるデバイスについてすべての情報が保持されてい
るN×Nフィールドテーブルである。図7は、デバイス
1〜5を持つネットワークトポロジーを示し、表11は
そのルーティングテーブルを示す。
に共通であり、システム内の異なるコントローラの間で
共有してもよい。システム内のコントローラ相互間で情
報を共有する機能は、出願人による国際特許出願PCT
/DK01/00252(出願番号は現在未入手)の主
題である。
ワーク走査は、時間を浪費する複雑なプロセスである。
コントローラが放送信号を送り、これをそのレンジ内の
デバイスが受け取り、その命令に従い、専用のタイムス
ロットにおいて、受け取った放送信号をそのレンジ内に
さらに転送する。また、デバイスはコントローラに、ル
ーティングテーブルを構築できる情報について報告しな
ければならない。このような全ネットワーク走査は、ネ
ットワークが長時間ブロックされ、大量の電池電力が消
費されるので、回避するのが望ましい。
イスを個別的に、放送信号なしに、しかも、新しいデバ
イス、問題が見つかったデバイス、または他の方法で適
格にするデバイスの場合など、必要な時しか走査しな
い。 〔発見〕自らの領域のネットワークトポロジーを発見す
るために、各デバイスは、コントローラから命令を受け
ると、自らの付近に信号を首尾よく送受信できる他のデ
バイスが存在するか発見を行うようになっている。発見
の手順は、図8に示す通りで、各デバイスの処理ユニッ
トによって保持されたプログラムに従って実行される。
先ず、発見コマンド信号(1)をデバイスに送り、その
デバイスが探すことになる他のデバイスが何であるかを
教える。確認応答信号(2)を送った後、デバイスは、
NOP(ノーオペレーション、「空動作」信号)コマン
ド信号(3、5、6および8)を、発見コマンド信号
(1)で指定されたデバイスに順次送っていき、NOP
コマンドを受け取ったデバイスからの確認応答信号(4
および7)を待つ。図7に示したトポロジーでは、デバ
イス2および4が確認応答信号をもってデバイス3に応
答し、他方、デバイス1および5が応答しない。次に、
デバイスの処理ユニットが、NOP信号に対して確認応
答したデバイスの識別子をデバイスのメモリに保存す
る。デバイスは、自らが信号を首尾よく送受信できる他
のデバイスに関する情報を信号(9)でコントローラに
送ることができる。
ンド信号(1)は、表5および6に関連して述べた宛先
デバイスIDマスクと同様のビットマスクからなるコマ
ンド17を持つフレームタイプ1(表2および3を参
照)の信号で、これが、どのデバイスが探すことになっ
た他のデバイスかを教える。また、デバイスは、自らの
信号レンジの内側で他のデバイスから確認応答信号(4
および7)を受け取った時、対応するビットを自らのメ
モリの中にある別のビットマスクにおいて設定する。こ
のビットマスクは、コントローラにおけるルーティング
テーブルのラインと同様に順序づけられており、それゆ
え、ルーティングラインと呼ばれる。ルーティングライ
ン信号(9)をコントローラに送ることができるのは、
それが形成された後、すなわち、デバイスがデバイス5
からの確認応答信号を受け取った時か、NOP信号
(8)を3回、発見信号(1)のビットマスクで最後の
デバイスに送った時かどちらかである。
と、コントローラの処理ユニットは、ルーティングテー
ブルを更新する(現在あるラインとコラムを上書きす
る)か、拡張する(新しいデバイスに対応するラインと
コラムを追加する)か、どちらかをする。ルーティング
ラインは、デバイスにおいて適当なフォーマットで書か
れているので、ルーティングテーブルに直接保存するこ
とができる。
のトラックを保ち、ルーティングテーブルを維持し、デ
バイスへの最短ルートを計算する機能を果たす。コント
ローラはまた、デバイスのルータ機能も兼ね備えること
ができるが、典型的にその電源が常時受信モードにある
とは限らないので、それはオプションである。
トワーク内のすべてのデバイスに、各々、発見コマンド
を使ってどのデバイスに到達できるか質問することによ
って、ネットワークトポロジーのトラックを保つ。典型
的に、デバイスはさほど頻繁には移動せず、そこで、コ
ントローラがトリガされ、それでデバイスにある時期だ
け発見を行うよう指図する。発見を行う最良の時期は、
各デバイスがどれだけの機能を果たすかによって異なる
ほか、システム内のデバイスがどのような順序になって
いるかによっても異なる。例えば、デバイスに発見を開
始させるトリガ動作は、個人住宅のオートメーションシ
ステムと、工場施設や病院のアラームシステムやセキュ
リティシステムとで異なっていてよい。また、デバイス
の順序がグループ内およびムード内で第1の好ましい実
施例におけるケースと違っていてもよい。
導入した時、および、デバイスを移動するたびにコント
ローラがトリガされ、それでそのデバイスに発見を行う
よう指図する。しかしながら、第1の好ましい実施例で
は、もうひとつ別の図式が選択されている。第1の好ま
しい実施例において、コントローラがトリガされ、それ
でデバイスに発見を行うよう指図するのは、下記の時で
ある。 ・ デバイスが初めてシステムに導入され、これにコン
トローラがデバイス識別子を割当てる時、または、等価
のこととして、デバイスが初めてデバイスグループに追
加される時、 ・ デバイスがグループまたはムードから除去された時
およびデバイスが改めてグループまたはムードに追加さ
れる時。
デバイスがグループまたはムードから除去される時のよ
うにその構成が変更される時、そのデバイスを「疑念あ
り」とマークする。コントローラは次回、トリガされ、
マークされた疑念デバイスと直接対話する時、それでそ
のデバイスに発見を行うよう指図する。図9は、発見を
開始させるトリガ動作の手順を示し、各コントローラの
処理ユニットによって保持されたプログラムに関するフ
ローチャートである。疑念ありとマークされたデバイス
をルーティングテーブルから除外し、それが発見をし終
わるまで、マークを付けておく。マーキングは、単純に
デバイステーブルに設定される1つのビットであって
も、デバイスの識別子が付け加えられた専用マーキング
「疑念デバイスリスト」であってもよい。この方式が選
択されるのは、典型的にデバイスがネットワークトポロ
ジーに影響を加えるのに程よい距離(例えば5メートル
強)移動させられたからで、それより大きく移動させら
れる場合は、ユーザがそのデバイスについてグループお
よび/またはムードの構成を変更することもしばしばあ
る。
れる時もコントローラがトリガされ、それでそのデバイ
スに発見を行うよう指図するが、この場合は、デバイス
が移動させられた時を特定するルーチン、または、デバ
イスが移動させられたことをユーザが忘れずにデバイス
またはコントローラに知らせることが必要となる。ま
た、宛先デバイスに信号を送るのに失敗したルートにお
いてデバイスが所定の回数、中継器デバイスと指名され
ていた場合も、コントローラはトリガされ、それでその
デバイスに発見を行うよう指図することができる。その
代わりとして、ルーティングテーブルの各ラインにタイ
ムスタンプを与えることができ、所定の時間後、ライン
は期限切れになり、対応するデバイスは「疑念あり」と
マークされる。これで、ルーティングテーブルの定期的
なメンテナンスが確実になされることになる。
ことを検出するもうひとつの方法は、デバイスがルート
指定されたフレームの中継器リストにおける次の中継器
に到達できない場合にルート内の中継器デバイスをルー
トエラーのフレームとして戻すことである。この手順を
図10に示す。デバイスが位置を変えたのか、デバイス
がエラーを送ったのか、あるいは、それが中継器リスト
における次の中継器であるのか特定することは、必ずし
も可能であるとは限らず、そこで、この方法の場合は通
常、1つのデバイスが位置を変えた時に2つのデバイス
を「疑念あり」とマークすることが必要となろう。
とを確実にするもうひとつの方法は、デバイスが移動さ
せられた時に必ずデバイスをリセットすべしとするルー
ルをユーザに課すことである。そうすることで、移動さ
せられたデバイスは必ず、リセットされる時にルーティ
ングテーブルから除去され、再びコントローラに追加さ
れる時に再び挿入されることになる。 〔最多使用入口ポイントリスト〕システムのコントロー
ラは、典型的に、常時ネットワーク内で位置を変えるこ
とのでき、電池を電源とし、小型であり、携帯型であ
り、ハンドヘルドであるデバイスである。しかしなが
ら、現実の使用場面では、コントローラはほとんどの時
間、限られたエリア(例えば2,3の室またはワンフロ
ア)の中を動き回るということでありそうである。この
事実に基づき、自らのレンジの外側にある所与の宛先デ
バイスへのルートを特定する時、その場所がネットワー
ク内のどこであるか特定しようとする時、学習に基づい
た推定をすることができる。成功した送信と失敗した送
信を記録し、このデータについて統計分析を行うことに
より、コントローラは、ネットワーク内の最もありそう
な場所を学習することができる。こうして、ネットワー
クへの最多使用入口ポイントのリストがコントローラ内
に維持される。最多使用入口ポイントリストは、デバイ
スのデバイス識別子を保持するテーブルと、デバイスご
との送信履歴を教えるカウンタで構成される。デバイス
のカウンタは、フレームが首尾よく受信されるごとに増
数され、フレームが送信に失敗するごとに減数される。
詳記するならば、デバイスのカウンタは、フレームを受
信した旨の確認応答信号が当該デバイスから返送される
たびに増数され、その確認応答信号を出したデバイスが
中継器デバイスであるか宛先デバイスであるかは問題で
ない。同様に、デバイスのカウンタは、コントローラが
確認応答信号を受信しないまま信号を3回送るたびに減
数され、指名されたデバイスが中継器デバイスであるか
宛先デバイスであるかは問題でない。テーブルのエント
リがカウント値0であれば、それは空とみなされ、新た
なエントリと置き替えることができる。テーブルは、典
型的には、可能なエントリの内、限られた数Nしか保持
しない。
ントローラは、ルーティングが要求された時にネットワ
ーク内のその位置を特定するのに改めて全てに対して行
はなくて済むので、この最多使用入口ポイントリストは
多大な時間と労力の節約になる。コントローラが定常的
に自らネットワーク内の2つの離れた位置を見つけれ
ば、最多使用入口ポイントリストは、この両位置からの
デバイスを保有することになる。また、コントローラ
が、ネットワーク内の限られたエリアの中で長時間を費
やした後、別の離れた位置に移動させられると、最多使
用入口ポイントリストは、自らを更新するのに少し時間
を要することになり、初期の期間中は効率的な入口ポイ
ントを提供しないことになる。
は、システム内の各コントローラに特有のものとなり、
通常、最多使用入口ポイントリストをコントローラ相互
間で分け合うことは意味をなさない。 〔好ましい中継器リスト〕あるデバイスは、他のデバイ
スよりシステム内の中心寄りに位置し、この中心寄りに
位置するデバイスが、典型的に他の多くのデバイスに到
達できるので、特に中継器デバイスとして適している。
信号をネットワーク周辺に位置するデバイスを経由する
ルートで送信しようとするのは大抵、時間の無駄になる
ので、コントローラは、所与の宛先デバイスへの効率的
ルートを特定する時、学習に基づいた推定をするように
プログラムされている。そこで、好ましい中継器リスト
は、ルーティングテーブルから算出され、デバイスへの
ルートを見つけるのに使用されるべくコントローラの中
に保有される。好ましい中継器は、システムにおいて、
それがネットワーク内のどの中継器にも到達するため必
要となる唯一のデバイスであるというような仕方で選択
される。好ましい中継器リストは、ある位置のあるビッ
トが、その位置に対応するデバイスが好ましい中継器で
あると指名する形のビットマスクテーブルである。この
リストは、ルーティングテーブルが変更されるたびに再
計算される。
は、デバイス2および3が共にネットワーク内のすべて
のデバイスに到達できることから、これらが好ましい中
継器ということになろう。好ましい中継器リストは、ル
ーティングテーブルにとって特徴的であり、よって、ネ
ットワークトポロジーにとっても特徴的である。好まし
い中継器リストは、それゆえ、ネットワーク内のすべて
のコントローラが更新されたルーティングテーブルを有
するのであれば、すべてのコントローラに共通である。
い中継器リストを特定するための手順を与える擬似ソー
スコードである。ルーティングテーブル分析機能(Func
tionAnalyseRoutingTable())が、すべてのデバイスに
到達するのに必要なネットワーク内の中継器を見つけ、
好ましい中継器リストを構築する。この機能は、中継器
がネットワーク内でどれだけの数の新しいデバイスに到
達できるかに従い中継器を選択する方法に基づいてルー
ティングテーブルを分析する。
ラは、信号を所与のデバイスに送るよう指図されると、
先ず、信号をルーティングなしで宛先デバイスに直接送
る。確認応答を受け取らないと、コントローラは、複数
のステップを必要とするデバイスへのルートを特定す
る。図11は、各コントローラの処理ユニットによって
保持されたプログラムに関し、所与の宛先デバイスへの
ルートを特定する手順を示すフローチャートである。以
下の段落に述べる手順を図11に示してある。
のどこに自分が位置するかを特定しなければならない。
ネットワーク内のどこに自分が位置するかを見つけ出す
のに要する時間を制限するために、コントローラは最多
使用入口ポイントリストを使って学習に基づいた推定を
する。入口ポイントとして最多使用入口ポイントリスト
からの最初のデバイスを使って、コントローラは、ルー
ティングテーブルにおける幅第一探索(width first se
arch)をすることによって宛先デバイスへの最短ルート
を計算する。最後に、コントローラは、ルーティングテ
ーブル(表9を参照)をフレームの中で構築し、それを
送る。宛先デバイスからルーティング確認応答信号を受
け取られない場合、コントローラは、次の最多使用入口
ポイントにトライする。
ない場合(図11における「デバイス見つかった ?」=
No)、コントローラは、好ましい中継器リストからのデ
バイスを入口ポイントとして使用し、ルーティングテー
ブルを使って宛先デバイスへの最短ルートを計算する。
コントローラが好ましい中継器のどれにも到達できない
場合(図11における「中継器見つかったか ?」= N
o)、コントローラは、ネットワーク内のどれか他のデ
バイスを探そうとトライすることになる。最後の可能性
は、応答に長時間を要するので、回避するのが望まし
い。
法は、特に携帯型コントローラ(遠隔制御装置)を備え
たシステムにおいて有用であり、携帯型コントローラに
も定置型コントローラにもきわめて効率的に適用でき
る。固定型コントローラの場合は、きわめて効率的な最
多使用入口ポイントリストを構築することになるが、最
初のトライとして、明らかに自らのレンジの外側にある
宛先デバイスに直接信号を送ることになる。固定型コン
トローラとして使用されるコントローラは、オプション
として、宛先デバイスが最多使用入口ポイントリストか
らのデバイスでなければ、最初のトライとして、最多使
用入口ポイントリストからのデバイスを使ってルートを
見つけるように指図する設定値を有することになる。
先デバイス識別子を与えられたデバイスへのルートを特
定する手順を与える擬似ソースコードである。デバイス
への最良ルート見出機能(FindBestRouteToDevice())
が、スタートポイントから宛先デバイスまでの最良(最
短)ルートを見つける。この機能は、宛先に最も近い最
良の中継器を見つける幅第一探索最終中継器見出機能
(FindLastRepeater)を呼出し、その中継器へのホップ
の数を呼出す。この機能は次に、全経路が見つけられる
まで、宛先として新しい中継器と共に呼出される。
器と宛先デバイスに基づいてデバイスへの最良ルートを
見つける。見つけられるのは最後の中継器だけである
が、それは、幅第一探索アルゴリズムを使用する時にネ
ットワークを通る経路を記録することが不可能だからで
ある。
は、コントローラが先の試みの間に確認応答を受け取っ
ているか否かによる。コントローラが宛先デバイスから
ルート指定した確認応答を受け取っていない場合、入口
ポイントは、信号を受け取って、再送信したままになっ
ているかもしれず、その場合、信号はルート内のどこか
で止まっているかもしれない。ある環境、例えば工場や
作業所などでは、互いのレンジ内にある2つのデバイス
が、建物内部で動き回っている場合のように、金属など
の物体によって遮蔽されているかもしれない。従って、
デバイスが移動しなかったし、ルーティングテーブルに
従って通信できるはずだったとしても、その接続は一時
的に遮断されているかもしれない。コントローラが入口
ポイントデバイスから確認応答を受け取っているが、宛
先デバイスからはルート指定した確認応答を受け取って
いない場合は、同じ入口ポイントで新しいルートを特定
することができる。ルーティングテーブルを使って2つ
のデバイスの間の代替ルートを特定することは(それが
存在すれば)、当業者にとって簡単な仕事である。この
「同じ入口ポイントを使用する新しいルート」の方策
は、先に述べた「新しい入口ポイントを使用する新しい
ルート」の方策より時には、効率的であるかもしれな
い。コントローラが1つのデバイスにしか到達できない
ネットワーク内の位置にあるのなら、それは、その1つ
のデバイスを入口ポイントデバイスとして使用しなけれ
ばならない。信号がこの入口ポイントデバイスを通る最
初のルート上のどこかで止まっているのなら、システム
は代替ルートを特定するのが望ましく、その場合、それ
は、同じ入口ポイントデバイスを使用する代替ルートで
なければならない。
って1つ以上の代替ルートをトライした後、コントロー
ラがリスト(最多使用入口ポイントリストまたは好まし
い中継器リスト)の中の次の入口ポイントに行くことが
できる場合、2つの方策「新しい入口ポイントを使用す
る新しいルート」と「同じ入口ポイントを使用する新し
いルート」を組み合わせて使用することができる。
グテーブルがシステム内のすべてのデバイスに分配され
ており、それにより、所与の宛先デバイス識別子を持つ
信号を受け取ると、デバイス自体がルートを見つけ、所
与の宛先デバイスに対応するフレームを構築できるよう
になっている。
ステムのセットアップを管理し、それにより、ユーザの
ために、新しいデバイスの学習、グループおよびムード
のセットアップ、コントローラ間で共有された情報の更
新などの機能を果たせるようにする。以下、そのような
機能の幾つかについて述べる。かかる機能は、コントロ
ーラの処理ユニットに保存されたプログラムまたはルー
チンによって実行される。 〔新しいデバイスの学習〕第1の好ましい実施例による
システムはきわめてフレキシビリティに富み、時間の経
過につれて追加デバイスを容易に加えることができる。
新しいデバイスをシステムに追加する時は、どのホーム
IDとどのデバイスIDを使用するか知っていなければ
ならない。この手順は、ユーザによる3つの動作を必要
とするだけで、設置すべきデバイスと何か1つのコント
ローラを使用するだけである。何もかもシステムによっ
て差配され、システム内の他のどんなコントローラもデ
バイスも関与も影響もしない。第1の好ましい実施例で
は、システムは、新しいデバイスの存在を学習し、プロ
セスステップの後に続く自動化システムにおいてデバイ
ス識別子を割当てる(各コントローラの処理ユニットに
よって保持されたプログラムを図示する図9のフローチ
ャートも参照)。
グラミング状態にセットし、正しいホームIDを持つ信
号だけでなく、すべての信号を聴取できるようにする。
続ける。
IDのリクエストを項目1に述べた通りの聴取状態のコ
ントローラに送る。
ームIDとデバイスIDを持つフレームを待つ。
バイス識別子を調べ、ホームIDと割当てられたデバイ
スIDをデバイスに送る。
とデバイスIDを不揮発性メモリに保存する。
に追加され、発見コマンド信号が、すでにシステム内に
あるデバイスのリストと共にデバイスに送られる。
ープまたはムードの中に追加してもよく、名前を付けて
もよい。
たデバイスをプログラムした代替実施例では、プロセス
が幾分単純になろう。すなわち、 1. ユーザは、コントローラをデバイスプログラミン
グ状態にセットする。ユーザは、新しいデバイスをどの
グループに入れるか指定するようリクエストされる。
続ける。これで、デバイスは、自らのデバイス識別子を
項目1に述べた通りの聴取状態のコントローラに送る。
ムIDを待つ。
スに送る。
を不揮発性メモリに保存する。
存されたグループテーブルは、新しいデバイス識別子を
もって更新される。
ム内にあるデバイスのリストと共にデバイスに送られ
る。
のデバイスの固有アドレスに依る。すべてのデバイスが
個別にアドレス指定できることから、また、プロトコル
の機能のゆえに、各デバイスが個別にセットアップで
き、個別に包含/除外できるのである。
テーブルの中にあるが、新しいグループまたは既存のグ
ループに追加しなければならない場合、手順は下記ステ
ップからなる(各コントローラの処理ユニットによって
保持されたプログラムを図示する図9のフローチャート
も参照)。
プログラミング状態にセットする。ユーザは、新しいデ
バイスをどのグループに入れるか指定するようリクエス
トされる。
続ける。
を聴取状態のコントローラに送る。
ス識別子を選択されたグループテーブルに保存する。
念デバイスリストの中にあるか否かチェックし、リスト
に存在すれば、発見コマンド信号を、すでにシステム内
にあるデバイスのリストと共にデバイスに送る。
ってもよいが、システム全体の機能において、デバイス
とコントローラ自体が互いのIDを(割当てた上で)学
習することが重要である。デバイスは、複数のグループ
に属することができ、自らのデバイス識別子をコントロ
ーラのメモリに保存された関連のグループテーブルに追
加することによって単一のデバイスが1つのグループの
中に入れられるので、何時でも他のどのデバイスに対し
ても影響を受けることはない。 〔コントローラにおけるデータ構造〕信号を短くしかも
少数に保っておくために、第1の好ましい実施例による
システムは、信頼度、レンジ/カバレージ、汎用性およ
びフレキシビリティの点でクオリティを失うことなく可
能な限り単純に動作すべく最適化されている。以下、最
も適切かつ効率的な仕方で情報を共有し、機能を果たす
ことを見込んだコントローラのデータ構造について述べ
る。 (デバイステーブル)このテーブルは、システム一式の
中に現在設置されているすべてのデバイスに関する情報
を保持する。このテーブルはまた、システム内の新しい
デバイスにデバイス識別子を割当てるのにも使用され
る。このテーブルは、相異なるデバイスの特性値または
定まった設定値に関する情報も含んでいてもよい。 (グループテーブル)このテーブルは、デバイステーブ
ルからのどのデバイスが共にどのグループに属するかに
関する情報を保持する。このテーブルはまた、特定のグ
ループの現設定値に関する情報も保持する。 (ムードテーブル)ムードテーブルは、どのグループ、
および、どのデバイスが特定のムードのメンバーである
かに関する情報を保持し、ムード内の各データの特定の
設定値も保持する。 (グループ名テーブルおよびムード名テーブル)これら
2つのテーブルは、相異なるグループおよびムードのた
めのユーザ規定の英数字名を含む。 (コントローラテーブル)このテーブルは、現在システ
ム内にあるすべてのコントローラに関する情報を保持
し、オプションとして、他のコントローラから最後に学
習した日付と時刻も保持する。このテーブルはまた、相
異なるコントローラの特性値に関する情報も含んでもよ
い。 (ルーティングテーブル)複数のデバイスの各々につい
て、各デバイスが他のどのデバイスに信号を首尾よく送
信でき、どのデバイスから信号を首尾よく受信できるか
を示すテーブルである。 (好ましい中継器リスト)ルーティングテーブルにある
どのデバイスに対しても信号ルートを指定することので
きる1つ以上のデバイスを示すテーブルである。 (最多使用入口ポイントリスト)コントローラからの受
信に成功した信号の数が最も多いデバイスの番号Nであ
るデバイス識別子を示す順序付きリストである。 (トリガアクションテーブル)このテーブルは、1つ以
上の入力デバイスがトリガレベルに達した時にどんなア
クションを取るかに関する情報を保持する。 (イベントテーブル)このテーブルは、トリガアクショ
ンテーブルに類似する。これは、ある一定のイベント
を、所定の条件が満たされた時に実行される小さいプロ
グラムの形で保持する。イベントとは、例えば、タイマ
からある一定の時間が読み取られた時にコーヒメーカま
たはカーヒータをスイッチオンすることである。 (プログラムテーブル)このテーブルは、コマンドに従
って実行される大きいプログラム、マクロまたはルーチ
ンを保持する。 〔電力および照明〕第2の好ましい実施例(電力/照明
コントロールとも呼ぶ)では、システムは、デバイスに
接続された電気器具、例えばランプ、エアコンディショ
ナ、調理器具などに対して電力レベルを制御する1組の
製品からなる。
第2の好ましい実施例のシステムは、HVACコントロ
ール、アラームコントローラ、アクセスコントローラな
ど他のサブシステムを含むホームコントロールシステム
一式の基礎を形成するものである。
システムは、第1の好ましい実施例のオートメーション
システムと同じプラットフォームの上に構築される。従
って、第2の好ましい実施例について述べることは、第
1の好ましい実施例に関連して述べた機能の幾つかにつ
いてより詳細に述べることであり、第1の好ましい実施
例に関連して述べた特徴は第2の実施例にも当てはまる
ものと予想される。
の実現形態を示す。図16は、幾つか室がある住宅18
の1階平面図である。この住宅は、多数の電気引出口1
9(灰色の四角形)に通じる導電線からなる埋込み電気
格子を有する。これは、典型的な建物のための電気網に
匹敵する。電気引出口に接続された多数の異なる電気器
具が、住宅内の各所に配置されている。ランプ11、テ
レビ12、トースタ14、そして暖房機用サーモスタッ
ト15である。各器具がデバイス41に接続されてお
り、これが、RF信号16を介してコントローラ17に
よって遠隔制御できる。
うに電気器具と電気引出口19の間に接続することがで
き、あるいは、テレビ12の場合のように器具に合体さ
れた一部分であってもよい。こうして接続されたデバイ
スを制御することにより、器具の電源および/または器
具の機能を制御することができる。その制御の例として
は、ランプ11のオン/オフ、テレビのチャンネルなど
の動作状態の切換え、サーモスタット15の温度設定ま
たは盗難警報機39の作動が挙げられる。また、デバイ
スからコントローラに、サーモスタット15の室内温度
など器具の状態や盗難警報機39の状態を知らせること
もできる。
ドが、居間のランプ11に接続されたすべてのデバイス
からなり、その設定値は各デバイスによりランプに供給
される電力の量でありうる。このムードの選択により、
居間のすべてのランプが、所望の明るさを作り出す所定
のレベルに調光されることになろう。もうひとつの例で
は、ムードは、住宅内のすべてのサーモスタット15か
らなり、各室内の所望の室温が設定値である。従って、
このムードの選択により、住宅内の各所で所定の温度設
定ができることになる。
説明は、主として、第1の好ましい実施例によるオート
メーションシステムの説明の中で与えられた拡張性があ
り、概念的なシステムの一般的部分のハイレベルな説明
に包含されない側面を扱う。しかし、第2の実施例にの
み関連して述べる詳細および特徴は、第1の好ましい実
施例にも当てはまるものである。
のエレメントで構成される。 〔コントローラ〕電力/照明コントロールシステムにお
いて、コントローラは、リモートコントロールのような
移動式コントロールパネルであるので、このシステムの
使用またはプログラミングは、ある一定の場所に局限さ
れない。コントローラは、LCD(液晶ディスプレイ)
のようなディスプレイを有する。コントローラは、オプ
ションとして、コンピュータとインタフェースを取るこ
とができ、その上、コンピュータがシステム内のコント
ローラとして動作してもよい。デバイスの初期設定は、
また、往々にしてもっと後の設定も、デバイス付近で行
われる。データプロトコルはデバイス識別子を使用する
デバイスのアドレッシングを利用するが、プログラミン
グを行う人間は、器具が所与のデバイスに接続されてい
ることを自分の目で確認することができる。従って、プ
ログラミングインタフェースは、デバイスのコード、割
当てられた番号などを覚えるユーザの記憶力を頼りにし
ない。
ントローラを示す。コントローラは下記のボタンを有す
る。 ・ 構成上含まれないとされたデバイスを除くすべての
デバイスのオン/オフ切換えをするオールオン/オフボ
タン。この機能のセットアップについては後述する。 ・ 最も普通に使用されるグループまたはムードへの高
速アクセスのための8つの速度ボタン。 ・ 速度ボタンの状態をグループ別に設定するグループ
ボタン。 ・ 速度ボタンの状態をムード別に設定するムードボタ
ン。 ・ 主にメニューシステム内で使用されるOKボタン。 ・ なかでもメニューシステム内の操作に使用される左
右ボタン。
るアクションは下記の通りである。 ・ システムに属するデバイスのプログラミング(すな
わち、固有のホームID番号を使用するプログラミング) ・ 新しいデバイスへの識別子の割当て ・ 1つ以上のグループに属するデバイスのプログラミ
ング ・ 所与のグループにおけるオン/オフ機能の実行 ・ 所与のグループにおける調光機能の実行 ・ 1つ以上のムードに属するデバイスのプログラミン
グ ・ 所与のムードの実行 ・ 英数字を使用する所与のグループのネーミング ・ 英数字を使用する所与のムードのネーミング ・ デバイスに対する児童防護の設定 ・ タイマのプログラミング ・ キーロック機能の初期設定および中断 ・ その他 複数のコントローラをシステム内で利用することがで
き、第1のコントローラから第2のコントローラへの信
号を下記動作に関連させることができる。 ・ ホームIDの学習およびコントローラIDの割当て ・ コントローラに関する各種データの複製または更新 〔出力デバイス〕出力デバイスは、電源と電気器具の間
に、典型的には電源ソケットに接続された出口ソケット
の形で動作可能なように接続されている。出力デバイス
は、電気器具に供給される電力または電流の入り切り、
加減調節を行うことができ、また、オプションとして、
計量も行うことができる。出力デバイスはまた、システ
ム内の中継器として働くこともできる。
C出力デバイスなどに至るまで、多くの種類が使用可能
である。各出力デバイスが1つしかアクチュエータボタ
ンを持たない。このボタンは、プログラミング手順の間
にデバイスがコントローラに自らのデバイス識別子を知
らせるたびに使用される。ボタンはまた、コントローラ
を使用することなくデバイスによって供給された出力電
力の入り切りおよび加減にも使用される。但し、この機
能は、児童防護機能を使って電力調整の目的のためにボ
タンを働かなくすることによって統御することができ
る。ボタンの相異なる機能は、ボタンを押す時間を変え
ることによって利用できる。例えば、オン/オフの機能
を使いたい時はボタンを短時間押すだけとし、加減の機
能を使いたい時は押し続けるという具合である。
ションは下記の通りである。
ホームIDとデバイスIDを受け取る用意をする。
切りする。
する。
を実行する。
る ・ デバイスの状態をもって返答する ・ 出力デバイスに接続された電気器具に供給された電
力または電流を計量し、計量情報を保存し、処理し、伝
送する。
つかについて説明する。 (グループまたはムードのスイッチング)「グループボ
タン」を押すことにより、ユーザは、ランプなど単一ま
たは一群の器具を扱う機能を開始する。「ムードボタ
ン」を押すことにより、ユーザは、ムードを扱う機能
(例えば所定の室内照明の設定)を開始する。 (グループオン/オフ設定)ユーザは、速度ボタン1〜
8またはスクロールボタンを使って単一または一群の器
具をオン/オフすることができる。ボタン1〜8を使用
する場合は、短時間押すだけでよい。ボタンはトグルと
して働く。スクロールボタンを使用する場合は、ユーザ
が所望のグループにスクロールしてから、OKボタンを
押す。 (グループ調光設定)ユーザは、速度ボタン1〜8また
はスクロールボタンを使って、ランプなど単一または一
群の器具(オン/オフ機能の場合と同じグループ)への
電流を加減することができる。ボタン1〜8を使用する
場合は、ボタンを押し続けると、調光動作が行われる。
正しい調光レベルに達したら、ボタンを離す。スクロー
ルボタンを使用する場合は、所望のグループにスクロー
ルしてから、更なる調光加減ボタンを押す。 (ディスプレイでのコマンド確認)ユーザから出された
各コマンドに対し、ディスプレイを通して確認が行われ
る。典型的な確認は、例えば「全部のライトが今消え
た」ということである。デバイスを作動させた時、コン
トロールパネルは、デバイスから、コマンドを実行した
との確認応答を受けられるものと期待する。起こり得る
事態は3つある。すなわち、 ・ デバイスが確認応答をしない。
またはデバイス欠陥」を表示する。
「メインで電流を検出せず」をもって応答する。
ランプ欠陥」を表示する。
する。
K」を表示する。 (ムードプログラミング機能)異なるデバイスに所望の
電流レベルをプリセットし、その後、このレベルをコン
トロールパネルに保存することによって、ムードをコン
トロールパネルにプログラムすることができる。ムード
は、ボタン1〜8に保存することができるか、または、
スクロールボタンを使って付加貯蔵部に保存することも
できる。 (ムード設定機能)ユーザは、プリセットされたムード
(例えばテレビ視聴ムードまたは仕事ムード)を、コン
トロールパネルのボタン1〜8を使ってアクティブ化す
ることができる。スクロールボタンを使用する場合は、
所望のグループにスクロールしてから、OKボタンを押
す。 (オールオン/オフ設定)ユーザが「オールオン/オ
フ」ボタンを押すことにより全てのスイッチを入切する
ことができる。初期設定において、デバイスは「オール
オン/オフ」に応答するようにプログラムされている
が、このようにならないようにプログラムすることもで
きる。 (オールオン/オフ プログラミング)あるデバイスが
「オールオン/オフ」に応答しないようにすることをユ
ーザが要求する場合、これは、コントロールパネルでそ
の通りに設定することによって実現できる。これは、例
えば魚水槽や屋外灯にとって有益であろう。 (ランダムオン/オフ設定)ユーザは、コントロールパ
ネルを使って、あるデバイスをランダムにオン/オフさ
れるように設定することができる(例えば泥棒よけに使
用)。デバイスは、オン状態とオフ状態を例えば3時間
おきに保ち、次回、コントロールパネルから何らかの命
令を受け取ると、この動作を中止することになる。コン
トロールパネルがランダムにスイッチオンとスイッチオ
フを指図する時間帯も設定可能である(例えば18時か
ら23時まで)。 (ランダムオン/オフ プログラミング)あるデバイス
が「ランダムオン/オフ」に応答しないこととすること
をユーザが要求する場合、これは、コントロールパネル
でその通りに設定することによって実現できる。これ
は、例えば魚水槽や屋外灯にとって有益であろう。 (デバイスリセット)すべてのデバイスがリセットで
き、これによって、デバイスが保持するホームIDおよ
びデバイスIDが削除され、コントローラにおけるデバ
イス識別子に関するすべての参照が削除される。実施例
の電力/照明システムでは、リセットは、コントローラ
を「デバイスリセット」モードに設定し、デバイスのア
クチュエータボタンを押すことによって行われる。これ
により、コントローラへのデバイス送信情報が作られ、
これが、コントローラにリセットを実行させることにな
る。 (プログラミングおよび学習)以下、システム内部のプ
ログラミング機能および学習機能の幾つかを実行する手
順を図13〜15に則して説明する。ユーザインタフェ
ースでは、選択肢が、コントローラのLCDディスプレ
イ上にメニューとして表示され、ディスプレイ下のボタ
ンを使って選択することができる。 (グループメニュー)メインメニューにおいてグループ
メニューを選択すると、グループが新しいデバイスの追
加などで作成された後、そのグループについて下記の3
つのことが実行できる。
易くなるように、各グループに英数字で命名することが
できる。
なるデバイスを1つの特定グループに追加した場合、こ
のメニューの機能により、ユーザは、個々のスイッチを
1つの特定グループから除去することができる。この除
去の手順を図13に示す。先ず、ユーザはメニューオプ
ション「スイッチをグループから除去する」を選択す
る。すると、スイッチを除去しようとするデバイスの属
するグループの番号を知らせてくる。そこで、ユーザ
は、出力デバイスのボタンを押し、コントローラにデバ
イスIDを除去させる。出力デバイスのボタンが押され
た時、指定されたデバイスがグループテーブルから除去
され、メニューシステムはメインメニューに戻る。
目により、ユーザはグループを完全に削除することがで
きる。 (ムードメニュー)ムードとは、各デバイスが所望の電
流加減レベルに設定されるデバイスグループのことであ
る。メインメニューにおいてムードメニューを選択する
と、下記オプションがムードメニューセクションにおい
て使用可能である。
により、ユーザはデバイスをムードに追加することがで
きる。その手順を図14に示す。先ず、ユーザはメニュ
ーオプション「ムードを作成する」を選択する。する
と、ムードに追加すべきデバイスを選択するようメッセ
ージで指示される。そこで、ユーザは、ムードに追加す
べき出力デバイス全部のボタンを押し、押し終わったら
OKボタンを押す。出力デバイスは、そこでその電流加
減レベルをコントローラに送信する。すると、ユーザ
に、すでに選択されたデバイスに追加すべきムードの番
号を知らせてくる。そのムードがすでに使用中である場
合、ユーザは、そのムードの中味を選択されたデバイス
と置き替えるか、別のムード番号を選ぶか、決めなけれ
ばならない。ユーザはその時、ムードを命名するオプシ
ョンを有する。ユーザはそこで、トグルメニューにおい
て左右ボタンとOKボタンを使って英数字を選択するこ
とができる。名前を打ち込んだら、OKボタンを2秒よ
り長い時間押す。これで、ムード名前はコントローラに
よって保存され、メインメニューに戻る。
くなるように、各ムードに英数字で命名することができ
る。
るデバイスを1つの特定ムードに追加した場合、このメ
ニューの機能により、ユーザは、個々のスイッチを1つ
の特定ムードから再び除去することができる。この方法
は、スイッチをグループから除去する時に使用される方
法と同等である。
により、ユーザはムードを完全に削除することができ
る。
コントローラによって知覚されるすべてのデバイスに設
定されている。個々のスイッチをこの機能に追加した
り、再び除去したり繰り返し実行することができる。ま
た、ボタンをオン/オフ切換えに使用するか、単にスイ
ッチオフボタンとして使用するか、カストマイズするこ
とも可能である。 (コントローラ複製)同じホームID内で動作する複数
のコントローラの使用を簡単にするため、製品は、相異
なるテーブルおよび相異なる設定について互いに更新す
る機能を有する。この更新のプロセスを図15に示す。
ユーザは先ず、現コントローラがデータを他のコントロ
ーラに送信するか、データを他のコントローラから受信
するか、いずれであるかメッセージで指示をうながされ
る。ユーザがデータ受信の方を選択すると、コントロー
ラは、学習プログラミングモードに入り、更新データが
受信された時、メインメニューに戻ることになる。デー
タ送信の方を選択すると、ユーザは、自身が他のコント
ローラを更新したいのか、現コントローラの同一のコピ
ー/複製を作りたいのかを決めるようメッセージで指示
をうながされる。更新の方を選択すると、特定データだ
けが送信される。同一のコピー/複製の方を選択する
と、ホームIDと、グループ、ムードなどを含むすべて
のテーブルが送信される。更新または同一のコピー/複
製が完了すると、システムはメインメニューに戻る。 〔ハードウェア〕第1および第2の実施例によるコント
ローラとデバイスは、次の通り幾つか共通のハードウェ
アを有する。
モリ 第2の実施例、電力/照明システムでは、コントロール
パネルおよび出力デバイスはさらに下記のものからな
る。
るのに使用されるタイマクリップ。
10Vコンセントから引出された電力が3.3Vに降圧
した上で供給される。調光機能およびオン/オフ機能
は、きわめてパワフルなTRIACによって制御され
る。出力デバイスは、プログラミング手順で使用される
ほか、デバイスにより供給された電力を調整するのにも
使用される1つのアクチュエータボタンを有する。
要件は下記の通りである。 ・ コントローラコードは、3.7MHzで動作するA
tmel Mega 163および3MHzで動作する埋
込み型Synopsys 8051の上で動作すること
のできるのが望ましい。コードは、RAMの最大限度5
34バイトおよびフラッシュの最大限度2Kバイトを使
用するのが望ましい。 ・ デバイスコードは、3.7MHzで動作するAtm
el 4414および3MHzで動作する埋込み型Sy
nopsys 8051の上で動作することのできるの
が望ましい。コードは、RAMの最大限度32バイトお
よびフラッシュの最大限度512バイトを使用するのが
望ましい。
アドレス指定に使用されるコントローラおよびデバイス
に対する識別子を示す図である。
アドレス指定に使用されるコントローラおよびデバイス
に対する識別子を示す図である。
送信および確認応答の手順を示すフローチャートであ
る。
にあるデバイスへの信号のルーティングの原理を示す図
である。
順を示すフローチャートである。
受信に対する確認応答の原理を示す図である。
ロジーの一例を示す図である。
順を実行する原理を示す図である。
順をトリガーする手順を示すフローチャートである。
スを追加する原理を示す図である。
の宛先デバイスへのルートを特定する手順を示すフロー
チャートである。
ローラを示す図である。
おいてデバイスをグループから除去する手順を示すフロ
ーダイアグラムである。
おいてムードを作成する手順を示すフローダイアグラム
である。
学習の手順を示すフローダイアグラムである。
ムの実現形態を示す。
Claims (31)
- 【請求項1】 デバイスのネットワークにおいてデバイ
スを制御し、監視するためのオートメーションシステム
であって、 各々、下記のものからなる制御すべき複数のデバイス、 信号を受信する無線周波受信器、 信号を送信する無線周波送信器、 前記デバイスを識別するデバイス識別子を表すデータを
保存し、他のデータも保存するメモリ、 前記信号の送受信を管理し、前記データを前記メモリか
ら読み取り、前記データを前記メモリに書き込むように
なっている処理ユニット、下記のものからなるコントロ
ーラ、 前記信号を送信する無線周波送信器、 前記信号を受信する無線周波受信器、 前記コントローラを識別するコントローラ識別子を表す
データを保存し、前記コントローラによって制御される
前記デバイスのデバイス識別子を保持するデバイステー
ブルを表すデータを保存するメモリ、 前記信号の送受信を管理し、前記データを前記メモリか
ら読み取り、前記データを前記メモリに書き込むように
なっている処理ユニットからなり、 ここで、前記コントローラの処理ユニットが、第1のデ
バイスに自らのレンジ内で他のデバイスを発見するよう
指図する第1の信号を発生させる手段からなり、前記第
1の信号が、宛先識別子としての第1のデバイスのデバ
イス識別子と、少なくとも幾つかの、デバイステーブル
からのデバイス識別子からなり、かつ、 ここで、前記複数のデバイスのうちどれであれ第1のデ
バイスの前記処理ユニットが、 宛先識別子として自らの識別子を持つ前記第1の信号を
受信した時、該第1の信号の中の各デバイス識別子ごと
に第2の信号、詳記するならば、宛先識別子としての前
記第1の信号からのデバイス識別子と、ソース識別子と
しての前記第1のデバイスのデバイス識別子からなる第
2の信号を発生させるための手段、 宛先識別子として受信された前記第2の信号のソース識
別子と、ソース識別子として受信された前記第2の信号
の宛先識別子からなる第3の信号を発生させることによ
って前記第2の信号の受信に対して確認応答するための
手段、および宛先識別子として自らの識別子を持つ前記
第3の信号を受信した時、該第3の信号のソース識別子
を表すデータを自らのメモリに保存するための手段から
なるオートメーションシステム。 - 【請求項2】 前記コントローラの前記メモリがさら
に、ルーティングテーブルを表すデータを保存するよう
になっており、前記複数のデバイスのうちどれであれ前
記第1のデバイスの処理ユニットがさらに、宛先識別子
としてのコントローラ識別子、受信された前記第3の信
号のどれかのソース識別子を表す保存データ、およびソ
ース識別子として前記第1のデバイスのデバイス識別子
からなる第4の信号を発生させるための手段からなり、
また、前記コントローラの処理ユニットがさらに、制御
すべきデバイスから前記第4の信号を受信し、複数のデ
バイスの各々について、各デバイスが他のどのデバイス
に信号を首尾よく送信でき、どのデバイスから信号を首
尾よく受信できるかを示すルーティングテーブルを形成
するための手段からなる請求項1に記載のオートメーシ
ョンシステム。 - 【請求項3】 前記コントローラの前記メモリがさら
に、最多使用入口ポイントリストを表すデータを保存す
るようになっており、前記コントローラの処理ユニット
がさらに、前記ネットワーク内の各デバイスに前記コン
トローラから送信された信号の送信に成功した数と失敗
した数を記録することによって最多使用入口ポイントリ
ストを作成し、前記メモリに保存するための手段からな
り、前記最多使用入口ポイントリストは、前記コントロ
ーラが定常的に通信する相手のデバイスのデバイス識別
子を示している請求項1または2に記載のオートメーシ
ョンシステム。 - 【請求項4】 前記最多使用入口ポイントリストが、前
記ネットワーク内の1つ以上のデバイスに関するデバイ
ス識別子と、前記リストの中の各デバイス識別子に関連
したカウンタとからなり、前記カウンタが、関連のデバ
イスへの送信に成功した信号の数を指し示す請求項3に
記載のオートメーションシステム。 - 【請求項5】 前記最多使用入口ポイントリストを作成
するための手段が、前記最多使用入口ポイントリストに
あるデバイスへの送信の場合、送信が成功であればその
デバイスに関連のカウンタを増数し、送信が失敗であれ
ばそのデバイスに関連のカウンタを減数するようになっ
ており、前記最多使用入口ポイントリストを作成するた
めの手段がさらに、前記最多使用入口ポイントリストに
ないデバイスへの送信の場合、送信が成功であればその
デバイスを前記リストに入れるようになっている請求項
4に記載のオートメーションシステム。 - 【請求項6】 前記コントローラの前記メモリがさら
に、好ましい中継器リストを表すデータを保存するよう
になっており、また、前記コントローラの処理ユニット
がさらに、前記ルーティングテーブルにあるデバイスの
どれかから前記ルーティングテーブルにある他のデバイ
スのどれかに信号を回送できる1つ以上のデバイスを示
す好ましい中継器リストを形成し、前記好ましい中継器
リストを前記コントローラのメモリに保存すべく前記ル
ーティングテーブルを分析するためのルーチンからなる
請求項2に記載のオートメーションシステム。 - 【請求項7】 前記第1の信号を発生させる手段が、所
定のアクションに応答して前記第1の信号を前記第1の
デバイスに向けて発生させるようになっている請求項1
から6のいずれか一項に記載のオートメーションシステ
ム。 - 【請求項8】 前記コントローラの処理ユニットがさら
に、デバイスを前記デバイステーブルに追加するように
なっており、そこで、前記第1のデバイスを前記デバイ
ステーブルに追加することが所定のアクションである請
求項7に記載のオートメーションシステム。 - 【請求項9】 前記コントローラによって制御される各
デバイスが、ひとまとめに制御されるデバイスの1つ以
上のグループからなり、各グループが少なくとも1つの
デバイスを包含し、ここで、前記コントローラの処理ユ
ニットがさらに、前記デバイスをグループに追加し、前
記デバイスをグループから除去する手段からなり、この
前記デバイスをグループに追加し、前記デバイスをグル
ープから除去する手段は、前記デバイスがグループから
除去される時、第1の処理ユニットのメモリにおいてそ
の前記デバイスに仮想マークを付けるようになっている
請求項1から8のいずれか一項に記載のオートメーショ
ンシステム。 - 【請求項10】 前記第1のデバイスに仮想マークを付
けられた場合、前記第1のデバイスをグループに追加す
ることが、所定のアクションである請求項7〜9のいず
れか一項に記載のオートメーションシステム。 - 【請求項11】 前記第1の信号が、前記第1のデバイ
スのデバイス識別子を除いて、前記デバイステーブルか
らのすべてのデバイス識別子からなる請求項1から10
のいずれか一項に記載のオートメーションシステム。 - 【請求項12】 複数の前記デバイスの各々がさらに、
その前記デバイスに動作するように接続された電気器具
に出力を提供し、そこから入力を受け取るための手段を
包含し、ここで、前記コントローラの処理ユニットがさ
らに、前記宛先デバイスのデバイス識別子に対応する少
なくとも1つの宛先識別子、該宛先デバイスの動作また
は該宛先デバイスに接続された電気器具の動作に関連し
た情報、および1つ以上の信号中継デバイスに対応する
中継器識別子からなる第5の信号を発生させるための手
段からなり、またここで、複数の前記デバイスの1つ以
上はさらに、その前記処理ユニットが、少なくとも1つ
の宛先識別子が該デバイスのデバイス識別子に対応する
場合、前記第5の信号を受信した時に前記情報を処理す
るための手段、および、1つ以上の前記中継器識別子の
1つが該デバイスのデバイス識別子に対応する場合、前
記第5の信号を受信した時に前記情報と少なくとも1つ
の宛先識別子を保持する第6の信号を送信するための手
段とからなる信号中継デバイスとして活動するようにな
っている請求項1〜11のいずれか一項に記載のオート
メーションシステム。 - 【請求項13】 すべての前記デバイスが信号中継デバ
イスとして活動するようになっている請求項12に記載
のオートメーションシステム。 - 【請求項14】 前記コントローラの処理ユニットが、
所定の宛先識別子を有する前記第1の信号を中継するた
めおよび、デバイス識別子を前記第1の信号の中の前記
中継器識別子として含むためルーティングテーブルにお
ける前記デバイスのデバイス識別子を識別するための手
段からなる請求項2から12のいずれか一項に記載のオ
ートメーションシステム。 - 【請求項15】 デバイスを制御し、監視するためのオ
ートメーションシステムネットワークにおいてネットワ
ークトポロジーを特定する方法であって、該ネットワー
クが、 制御すべき複数の前記デバイスで、各々、前記デバイス
を識別するデバイス識別子を表すデータを保存し、信号
を首尾よく送受信できる他のデバイスを示すルーティン
グラインを表すデータを保存するメモリと、信号の送受
信を管理し、前記データを前記メモリから読み取り、前
記データを前記メモリに書き込むようになっている処理
ユニットからなるデバイス、 コントローラを識別するコントローラ識別子を表すデー
タを保存し、前記コントローラによって制御されるデバ
イスのデバイス識別子を保持するデバイステーブルを表
すデータを保存するメモリと、信号の送受信を管理し、
前記データを前記メモリから読み取り、前記データを前
記メモリに書き込むようになっている処理ユニットから
なるコントローラからなり、 前記方法が、 自らのレンジ内で他のデバイスを発見するよう第1のデ
バイスに指図するために、前記デバイステーブルからの
デバイス識別子からなる第1の信号を前記コントローラ
から送信するステップ、 前記第1の信号を前記第1のデバイスで受信し、前記デ
バイステーブル内のデバイスにアドレス指定された第2
の信号を前記第1のデバイスから送信するステップ、 自らにアドレス指定された前記第2の信号を受信した各
デバイスからの前記第2の信号の受信に対して確認応答
する第3の信号を送信するステップ、および前記第3の
信号を前記第1のデバイスで受信し、この受信された前
記第3の信号をルーティングラインにおいて送信したデ
バイスのデバイス識別子を表すデータを前記第1のデバ
イスのメモリに保存するステップからなる方法。 - 【請求項16】 前記コントローラのメモリがさらに、
複数のデバイスの各デバイスを示すルーティングテーブ
ルを表すデータを保存し、信号を首尾よく送受信できる
他のデバイスを示すルーティングテーブルを表すデータ
を保存するようになっており、前記方法がさらに、 前記ルーティングラインを保持する第4の信号を前記第
1のデバイスから前記コントローラに送信するステッ
プ、および前記第4の信号を前記コントローラで受信
し、前記ルーティングラインを前記コントローラのメモ
リのルーティングテーブルに保存するステップからなる
請求項15に記載の方法。 - 【請求項17】 前記コントローラのメモリがさらに、
前記コントローラが定常的に通信する相手のデバイスの
デバイス識別子と、リストにある各デバイス識別子に関
連したカウンタとを表示した最多使用入口ポイントリス
トを表すデータを保存するようになっており、前記カウ
ンタが、関連のデバイスへの送信に成功した信号の数を
指し示し、前記方法がさらに、前記ネットワーク内の各
デバイスに前記コントローラから送信された信号の送信
に成功した数と失敗した数を記録するステップ、およ
び、前記最多使用入口ポイントリストにあるデバイスへ
の送信の後、送信が成功であればそのデバイスに関連の
カウンタを増数し、送信が失敗であればそのデバイスに
関連のカウンタを減数するステップからなる請求項15
または16に記載の方法。 - 【請求項18】 前記最多使用入口ポイントリストにな
いデバイスへの送信の場合、送信が成功であれば該デバ
イスを前記最多使用入口ポイントリストに入れるステッ
プからなる請求項17に記載の方法。 - 【請求項19】 前記コントローラのメモリがさらに、
好ましい中継器リストを表すデータを保存するようにな
っており、前記方法がさらに、前記ルーティングテーブ
ルにあるデバイスのどれかから前記ルーティングテーブ
ルにある他のデバイスのどれかに信号を回送できる1つ
以上のデバイスを識別すべくルーティングテーブルを分
析するステップ、および、かかる1つ以上のデバイスの
デバイス識別子を表すデータを前記好ましい中継器リス
トに保存するステップからなる請求項16に記載の方
法。 - 【請求項20】 所定のアクションによって前記第1の
デバイスに自らのレンジ内で他のデバイスを発見するよ
う指図するために前記第1の信号を送信するよう前記コ
ントローラをトリガする請求項15〜19のいずれか一
項に記載の方法。 - 【請求項21】 前記コントローラの処理ユニットがさ
らに、前記デバイスをデバイステーブルに追加するよう
になっており、ここで、前記第1のデバイスのデバイス
テーブルへの追加が所定のアクションである請求項20
に記載の方法。 - 【請求項22】 前記コントローラによって制御される
各デバイスが、1つ以上のデバイスグループからなり、
各グループが少なくとも1つのデバイスを包含し、ここ
で、前記コントローラの処理ユニットがさらに、前記デ
バイスをグループに追加し、前記デバイスをグループか
ら除去する手段からなり、ここで、前記デバイスがグル
ープから除去される時、そのデバイスに仮想マークを付
けられ、ここで、この追加デバイスが仮想マークを付け
られていた場合には、前記デバイスをグループに追加す
ることが所定のアクションである請求項20に記載の方
法。 - 【請求項23】 オートメーションシステムにおいてデ
バイスを制御するコントローラであって、前記コントロ
ーラが、 信号を送信する無線周波送信器、 信号を受信する無線周波受信器、 前記コントローラを識別するコントローラ識別子を表す
データを保存し、前記コントローラによって制御される
デバイスのデバイス識別子を保持するデバイステーブル
を表すデータを保存するメモリ、 前記信号の送受信を管理し、前記データを前記メモリか
ら読み取り、前記データを前記メモリに書き込むための
処理ユニットからなり、 ここで、前記コントローラの処理ユニットが、第1のデ
バイスに自らのレンジ内で他のデバイスを発見するよう
指図する第1の信号を発生させる手段からなり、前記第
1の信号が、宛先識別子としての前記第1のデバイスの
デバイス識別子、前記デバイステーブルからのデバイス
識別子のリスト、およびこのリストの中のどのデバイス
に前記第1のデバイスから到達できるかを特定するため
に前記第1のデバイスに信号を発生させ、この信号を該
デバイスに送信するよう指図する命令からなるコントロ
ーラ。 - 【請求項24】 複数のデバイスからなるオートメーシ
ョンシステムにおいてコントローラによって制御される
デバイスであって、 信号を受信する無線周波受信器、 信号を送信する無線周波送信器、 デバイスを識別するデバイス識別子を表すデータを保存
し、他のデータも保存するメモリ、 前記信号の送受信を管理し、前記データを前記メモリか
ら読み取り、前記データを前記メモリに書き込むための
処理ユニットからなり、 ここで、前記デバイスの処理ユニットが、 宛先識別子としての自らの識別子、デバイス識別子のリ
スト、およびこのリストのどのデバイスに該デバイスか
ら到達できるかを特定するために前記リストからのデバ
イスに信号を発生させ、送信するよう指図する命令から
なる第1の信号を受信した時、該リストの中のデバイス
識別子ごとに第2の信号、詳記するならば、宛先識別子
としての前記リストからのデバイス識別子と、ソース識
別子としての該デバイスのデバイス識別子からなる第2
の信号を発生させるための手段、 宛先識別子として受信された前記第2の信号のソース識
別子と、ソース識別子として受信された前記第2の信号
の宛先識別子とからなる第3の信号を発生させることに
よって前記第2の信号の受信に対して確認応答するため
の手段、および宛先識別子として自らの識別子を持つ前
記第3の信号を受信した時、該第3の信号のソース識別
子を表すデータを自らのメモリに保存するための手段か
らなるデバイス。 - 【請求項25】 デバイスを制御し、監視するためのオ
ートメーションシステムネットワークにおい信号ルート
を指定する方法であって、該ネットワークが、 制御すべき複数のデバイスで、各々、デバイスを識別す
るデバイス識別子を表すデータを保存するメモリと、信
号の送受信を管理する処理ユニットからなるデバイス、 コントローラを識別するコントローラ識別子を表すデー
タを保存し、複数のデバイスの各々について、各デバイ
スが他のどのデバイスに信号を首尾よく送信でき、どの
デバイスから信号を首尾よく受信できるかを示すルーテ
ィングテーブルを表すデータを保存し、また、(前記コ
ントローラから前記デバイスへの送信の成功した数)−
(前記コントローラから前記デバイスへの送信の失敗し
た数)に相当する最高送信成功カウント数を有するデバ
イスの番号Nのデバイス識別子を示す順序付きリストで
ある最多使用入口ポイントリストを表すデータを保存す
るメモリと、前記信号の送受信を管理し、前記データを
前記メモリから読み取り、前記データを前記メモリに書
き込むための処理ユニットとからなるコントローラから
なり、 前記方法が、 A.指定されたデバイスの識別子を宛先識別子として包
含する第1の信号を前記コントローラから指定されたデ
バイスに少なくとも1回送信するステップ、 B.前記第1の信号が指定されたデバイスによって受信
された時、確認応答信号を指定されたデバイスから前記
コントローラに送信するステップ、 C.前記確認応答信号が前記コントローラによって受信
されない時、前記最多使用入口ポイントリストの中から
最初のデバイスを第1中継デバイスとして選択するステ
ップ、 D.指定されたデバイスへのルートを前記ルーティング
テーブルにおいて特定するステップ、ここで、該ルート
は1つ以上の中継デバイスを使用し、その最初のデバイ
スが第1中継デバイスである、 E.指定されたデバイスの識別子を宛先識別子として包
含し、ステップDで特定されたルートからの1つ以上の
中継デバイスの識別子を中継器識別子として包含する第
2のルート指定信号を前記コントローラから少なくとも
1回送信するステップ、 F.前記第2のルート指定信号が指定されたデバイスに
よって受信された時、ルート指定確認応答信号を該デバ
イスから前記コントローラに送信するステップ、および G.指定されたデバイスからの前記ルート指定確認応答
信号が前記コントローラによって受信されない時、前記
最多使用入口ポイントリストの中から2番目、3番
目、...N番目のデバイスを前記第1中継デバイスと
して使って、ステップD、EおよびFをN−1回反復す
るステップとからなる方法。 - 【請求項26】 前記コントローラのメモリがさらに、
前記ルーティングテーブルにあるデバイスのどれかから
前記ルーティングテーブルにある他のデバイスのどれか
に信号を回送できる1つ以上のデバイスを示す好ましい
中継器リストを表すデータを保存し、ここで、前記方法
がさらに、 H.N番目の第2のルート指定信号について指定された
デバイスからの確認応答信号がコントローラによって受
信されない時、前記第1中継デバイスとして前記最多使
用入口ポイントリストにない前記の好ましい中継器リス
トの中から最初のデバイスを選択するステップ、 I.指定されたデバイスへのルートを前記ルーティング
テーブルにおいて特定するステップ、ここで、ルートは
1つ以上の中継デバイスを使用し、その最初のデバイス
が第1中継デバイスである、 J.指定されたデバイスの識別子を宛先識別子として包
含し、ステップHで特定されたルートからの1つ以上の
中継デバイスの識別子を中継器識別子として包含する第
2のルート指定信号を前記コントローラから送信するス
テップ、 K.前記第2のルート指定信号が指定されたデバイスに
よって受信された時、ルート確認応答信号をそのデバイ
スから前記コントローラに送信するステップ、および L.指定されたデバイスからの前記ルート確認応答信号
が前記コントローラによって受信されない時、前記好ま
しい中継器リストの中から該当するデバイスを第1中継
デバイスとして使って、ステップH、IおよびJを各デ
バイスについて反復するステップからなる請求項25に
記載の方法。 - 【請求項27】 複数のデバイスの各々の前記処理ユニ
ットがさらに、デバイスに動作するように接続された電
気器具に出力を提供し、そこから入力を受け取るように
なっており、ここで、前記方法がさらに、 宛先デバイスまたは宛先コントローラの識別子に対応す
る少なくとも1つの宛先識別子、デバイスの動作または
デバイスに接続された電気器具の動作に関連した情報、
および1つ以上の信号中継デバイスのデバイス識別子に
対応する1つ以上の中継器識別子からなる第3の信号を
前記コントローラから送信するステップ、 前記第3の信号を前記複数のデバイスの1つで受信する
ステップ、 少なくとも1つの宛先識別子が受信側デバイスのデバイ
ス識別子に対応する場合、前記情報を該デバイスの前記
処理ユニットで処理するステップ、および1つ以上の中
継器識別子の1つが受信側デバイスのデバイス識別子に
対応する場合、前記情報と少なくとも1つの宛先識別子
を保持する第4の信号とを送信するステップとからなる
請求項25〜26のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項28】 前記第3の信号がコントローラによっ
て送信され、該第3の信号に含まれた少なくとも1つの
宛先識別子がデバイス識別子であり、ここで、該第3の
信号に含まれた情報が、宛先デバイスの前記処理ユニッ
トに、該宛先デバイスに接続された電気器具に出力を提
供し、又はそこから入力を受け取るよう指図する命令か
らなる請求項27に記載の方法。 - 【請求項29】 前記第3の信号がデバイスによって送
信され、該第3の信号に含まれた少なくとも1つの宛先
識別子がコントローラ識別子であり、ここで、該第3の
信号によって保持された情報が、該第3の信号を送信す
るデバイスの状態または読みに関連する、請求項27に
記載の方法。 - 【請求項30】 さらに、前記第3の信号または前記第
4の信号をデバイスで受信した時、該第3の信号または
該第4の信号を送信したデバイスまたはコントローラの
識別子を宛先識別子として有する第1の確認応答信号を
発生させ、送信するステップからなる請求項27に記載
の方法。 - 【請求項31】 前記第1の確認応答信号が、1つの宛
先識別子と1つ以上の中継器識別子からなり、前記方法
がさらに、前記第1の確認応答信号をデバイスで受信
し、1つ以上の中継器識別子の1つが該デバイスのデバ
イス識別子に対応する場合、そこで、前記宛先識別子を
保持する第2の確認応答信号を送信するステップからな
る請求項30に記載の方法。
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