JP2003005738A - 文字表示装置、文字表示方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
文字表示装置、文字表示方法、プログラムおよび記録媒体Info
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- G09G5/22—Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of characters or indicia using display control signals derived from coded signals representing the characters or indicia, e.g. with a character-code memory
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- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
に補正パターンを配置することができない場合であって
も、文字を高品位に表示することができる文字表示装置
を提供する。 【解決手段】 文字表示装置1は、複数のピクセル12
を有する表示面400を含む表示デバイス20と、表示
デバイス20を制御する制御部20とを備える。制御部
20は、第1の文字Hの基本部分に対応する第1のサブ
ピクセルの色要素レベルを所定の色要素レベルに設定
し、第1のサブピクセルの近傍の第1近傍サブピクセル
の色要素レベルを所定の色要素レベル以外の色要素レベ
ルに設定する。第1の文字の基本部分は、所定のサイズ
を有する第1のフレームに含まれており、第1のサブピ
クセルは、表示面400上の領域のうち第1のフレーム
に対応する第1の領域1501に含まれており、第1近
傍サブピクセルのうちの少なくとも1つ1602は、第
1の領域1501外にある。
Description
表示デバイスを用いて文字を高品位に表示することがで
きる文字表示装置、文字表示方法、プログラムおよび記
録媒体に関する。
文字を表示する従来技術として、特開2001−100
725号公報に記載される技術が知られている。この技
術では、文字の基本部分に対応するサブピクセルの色要
素の強さ(例えば、輝度レベル)が所定の値に設定さ
れ、基本部分に対応するサブピクセルの近傍のサブピク
セルの色要素の強さが所定の値以外の値に設定される。
色要素の強さが所定の値以外の値に設定されるサブピク
セルの個数およびそれぞれのサブピクセルの色要素の強
さは、補正パターンに従って決定される。
公報に記載の従来技術に従って文字「/」(スラッシ
ュ)の基本部分に対応するサブピクセルの強さを所定の
値に設定した例を示す。図43にハッチングで示される
矩形は、文字「/」の基本部分に対応するサブピクセル
を示す。サブピクセルの色要素の強さが、輝度レベル0
〜255で表される場合、文字「/」の基本部分に対応
するサブピクセルの色要素の強さは、例えば、「輝度レ
ベル0」(所定の値)に設定される。図43に白抜きで
示される矩形は、文字「/」の背景に対応するサブピク
セルを示す。文字「/」の背景に対応するサブピクセル
の色要素の強さは、例えば、輝度レベル255に設定さ
れる。
「/」の基本部分に対応するサブピクセルの近傍のサブ
ピクセルの色要素の強さを所定の値以外の値に設定した
例を示す。図44に示される例では、文字「/」の基本
部分に対応する特定のサブピクセルの左右に隣接する3
個のサブピクセルの色要素の強さが、予め定められた補
正パターンに従って、基本部分に対応するサブピクセル
からの距離が近い順から「輝度レベル73」、「輝度レ
ベル182」および「輝度レベル219」に設定され
る。以下、本明細書中で、補正パターンに従って文字の
基本部分に対応する特定のサブピクセルの近傍のサブピ
クセルの色要素の強さを設定することを「補正パターン
を配置する」という。
イズを抑制する(すなわち、文字が人間の眼に黒色に見
えるようにする)ことと、文字の線の太さを所望の太さ
に調節することである。
本部分に対応するサブピクセルに隣接して補正パターン
を配置することにより、文字が高品位に表示される。
定のサイズを有するフレームに含まれる。文字の基本部
分に対応するサブピクセルは、表示デバイスの表示面上
の領域のうち、そのフレームに対応する領域の内部に含
まれる。
るサブピクセルと、フレームに対応する領域との関係を
示す。図45にハッチングで示される矩形は、文字
「A」の基本部分に対応するサブピクセルを示す。領域
1021は、表示面上の領域のうち、文字「A」のフレ
ームに対応する領域を示す。
「A」の基本部分に対応するサブピクセルの近傍のサブ
ピクセルの色要素の強さを所定の値以外の値に設定した
例を示す。図46に示される例では、補正パターンを配
置するためには3個のサブピクセルが必要である。しか
し、文字「A」のフレームに対応する領域1021の内
部で、サブピクセル1031の右側には、2個のサブピ
クセル(サブピクセル1034およびサブピクセル10
35)しか存在しない。同様に、領域1021の内部
で、サブピクセル1032の右側には、1個のサブピク
セル(サブピクセル1036)しか存在しない。従っ
て、サブピクセル1031の右側と、サブピクセル10
32の右側とには、領域1021の内部に収まるように
補正パターンを配置することはできない。
のフレームに対応する領域の内部に収まるように、表示
デバイスに表示されていた。図46に示されるように、
領域1021の一部(図46に示される部分1033)
で補正パターンが領域1021の内部に収まるように配
置できない場合には、その部分およびその周辺にカラー
ノイズが発生し、および/またはその部分の文字の線が
所望の太さに見えなくなる。これにより、表示デバイス
に表示される文字が高品位に表示されないという問題が
あった。
「H」の基本部分に対応するサブピクセルの近傍のサブ
ピクセルの色要素の強さを所定の値以外の値に設定した
例を示す。図47に示される例では、文字「H」の右側
の縦線の部分(部分1041)において、フレームに対
応する領域1021の内部に収まるように補正パターン
を配置することはできない。従って、部分1041にお
いて、カラーノイズが発生し、文字の線が所望の太さに
見えなくなる。この例では、文字「H」の右側の縦線
が、文字「H」の左側の縦線に比較して細く見えてしま
う。これにより、表示デバイスに文字「H」が高品位に
表示されない。
たものであって、フレームに対応する領域の内部に収ま
るように補正パターンを配置することができない場合で
あっても、文字を高品位に表示することができる文字表
示装置、文字表示方法、プログラムおよび記録媒体を提
供することを目的とする。
は、複数のピクセルを有する表示面を含む表示デバイス
と、前記表示デバイスを制御する制御部とを備え、前記
複数のピクセルのそれぞれは、所定の方向に配列された
複数のサブピクセルを含み、前記複数のサブピクセルの
それぞれには複数の色要素のうち対応する1つの色要素
が予め割り当てられており、前記複数の色要素のそれぞ
れの強さは、複数の色要素レベルによって段階的に表わ
され、前記複数のサブピクセルのそれぞれは、前記複数
の色要素レベルのうちの1つを有しており、前記制御部
は、前記第1の文字の基本部分に対応する少なくとも1
つの第1のサブピクセルの色要素レベルを所定の色要素
レベルに設定し、前記少なくとも1つの第1のサブピク
セルの近傍の少なくとも1つの第1近傍サブピクセルの
色要素レベルを前記所定の色要素レベル以外の色要素レ
ベルに設定することにより、前記第1の文字を前記表示
面に表示するように前記表示デバイスを制御し、前記第
1の文字の基本部分は、所定のサイズを有する第1のフ
レームに含まれており、前記少なくとも1つの第1のサ
ブピクセルは、前記表示面上の領域のうち前記第1のフ
レームに対応する第1の領域に含まれており、前記少な
くとも1つの第1近傍サブピクセルのうちの少なくとも
1つは、前記第1の領域外にあり、これにより、上記目
的が達成される。
位置に第2の文字を前記表示面にさらに表示するように
前記表示デバイスを制御し、前記第2の文字の基本部分
は、所定のサイズを有する第2のフレームに含まれてお
り、前記第2の文字の基本部分に対応する少なくとも1
つの第2のサブピクセルは、前記表示面上の領域のうち
前記第2のフレームに対応する第2の領域に含まれてお
り、前記少なくとも1つの第1近傍サブピクセルのうち
の前記少なくとも1つは、前記第2の領域に含まれてい
てもよい。
の表示属性を有してもよい。
字の基本部分のそれぞれは、所定のサイズを有するフレ
ームに含まれており、前記少なくとも1つの第1近傍サ
ブピクセルのうちの前記少なくとも1つは、前記フレー
ムのそれぞれに対応する前記表示面上の領域のいずれに
も含まれなくてもよい。
近傍サブピクセルのうちの前記少なくとも1つの色要素
レベルを前記少なくとも1つの第1のサブピクセルから
の距離に応じて定められる色要素レベルと、前記少なく
とも1つの第2のサブピクセルからの距離に応じて定め
られる色要素レベルとに基づいて設定してもよい。
予め定められた少なくとも1つのサブピクセルの色要素
の強さを前記第1の文字の種類に関わらず所定の値に設
定してもよい。
3の文字を前記表示面に上書きするように前記表示デバ
イスを制御する際に、前記少なくとも1つの第1近傍サ
ブピクセルのうちの前記少なくとも1つの色要素レベル
を再設定してもよい。
セルを有する表示面を含む表示デバイスと、前記表示デ
バイスを制御する制御部とを備え、前記複数のピクセル
のそれぞれは、所定の方向に配列された複数のサブピク
セルを含み、前記複数のサブピクセルのそれぞれには複
数の色要素のうち対応する1つの色要素が予め割り当て
られており、前記複数の色要素のそれぞれの強さは、複
数の色要素レベルによって段階的に表わされ、前記複数
のサブピクセルのそれぞれは、前記複数の色要素レベル
のうちの1つを有しており、前記制御部は、第1の文字
の基本部分に対応する少なくとも1つの第1のサブピク
セルと、第2の文字の基本部分に対応する少なくとも1
つの第2のサブピクセルとを所定の色要素レベルに設定
し、前記少なくとも1つの第1のサブピクセルの近傍の
少なくとも1つのサブピクセルと、前記少なくとも1つ
の第2のサブピクセルの近傍の少なくとも1つのサブピ
クセルとの色要素レベルを前記少なくとも1つの第1の
サブピクセルからの距離に応じて定められる色要素レベ
ルと、前記少なくとも1つの第2のサブピクセルからの
距離に応じて定められる色要素レベルとに基づいて、前
記所定の色要素レベル以外の色要素レベルに設定するこ
とにより、前記第1の文字と前記第2の文字とを前記表
示面に表示するように前記表示デバイスを制御し、これ
により、上記目的が達成される。
を有する表示面に文字を表示する文字表示方法であっ
て、前記複数のピクセルのそれぞれは、所定の方向に配
列された複数のサブピクセルを含み、前記複数のサブピ
クセルのそれぞれには複数の色要素のうち対応する1つ
の色要素が予め割り当てられており、前記複数の色要素
のそれぞれの強さは、複数の色要素レベルによって段階
的に表わされ、前記複数のサブピクセルのそれぞれは、
前記複数の色要素レベルのうちの1つを有しており、前
記方法は、(a)前記第1の文字の基本部分に対応する
少なくとも1つの第1のサブピクセルの色要素レベルを
所定の色要素レベルに設定するステップと、(b)前記
少なくとも1つの第1のサブピクセルの近傍の少なくと
も1つの第1近傍サブピクセルの色要素レベルを前記所
定の色要素レベル以外の色要素レベルに設定するステッ
プとを包含し、前記第1の文字の基本部分は、所定のサ
イズを有する第1のフレームに含まれており、前記少な
くとも1つの第1のサブピクセルは、前記表示面上の領
域のうち前記第1のフレームに対応する第1の領域に含
まれており、前記少なくとも1つの第1近傍サブピクセ
ルのうちの少なくとも1つは、前記第1の領域外にあ
り、これにより、上記目的が達成される。
セルを有する表示面に文字を表示する文字表示方法であ
って、前記複数のピクセルのそれぞれは、所定の方向に
配列された複数のサブピクセルを含み、前記複数のサブ
ピクセルのそれぞれには複数の色要素のうち対応する1
つの色要素が予め割り当てられており、前記複数の色要
素のそれぞれの強さは、複数の色要素レベルによって段
階的に表わされ、前記複数のサブピクセルのそれぞれ
は、前記複数の色要素レベルのうちの1つを有してお
り、前記方法は、(a)第1の文字の基本部分に対応す
る少なくとも1つの第1のサブピクセルと、第2の文字
の基本部分に対応する少なくとも1つの第2のサブピク
セルとを所定の色要素レベルに設定するステップと、
(b)前記少なくとも1つの第1のサブピクセルの近傍
の少なくとも1つのサブピクセルと、前記少なくとも1
つの第2のサブピクセルの近傍の少なくとも1つのサブ
ピクセルとの色要素レベルを前記少なくとも1つの第1
のサブピクセルからの距離に応じて定められる色要素レ
ベルと、前記少なくとも1つの第2のサブピクセルから
の距離に応じて定められる色要素レベルとに基づいて、
前記所定の色要素レベル以外の色要素レベルに設定する
ステップとを包含し、これにより、上記目的が達成され
る。
有する表示面を含む表示デバイスを備えた情報表示装置
に文字表示処理を実行させるプログラムであって、前記
複数のピクセルのそれぞれは、所定の方向に配列された
複数のサブピクセルを含み、前記複数のサブピクセルの
それぞれには複数の色要素のうち対応する1つの色要素
が予め割り当てられており、前記複数の色要素のそれぞ
れの強さは、複数の色要素レベルによって段階的に表わ
され、前記複数のサブピクセルのそれぞれは、前記複数
の色要素レベルのうちの1つを有しており、前記文字表
示処理は、(a)前記第1の文字の基本部分に対応する
少なくとも1つの第1のサブピクセルの色要素レベルを
所定の色要素レベルに設定するステップと、(b)前記
少なくとも1つの第1のサブピクセルの近傍の少なくと
も1つの第1近傍サブピクセルの色要素レベルを前記所
定の色要素レベル以外の色要素レベルに設定するステッ
プとを包含し、前記第1の文字の基本部分は、所定のサ
イズを有する第1のフレームに含まれており、前記少な
くとも1つの第1のサブピクセルは、前記表示面上の領
域のうち前記第1のフレームに対応する第1の領域に含
まれており、前記少なくとも1つの第1近傍サブピクセ
ルのうちの少なくとも1つは、前記第1の領域外にあ
り、これにより、上記目的が達成される。
ルを有する表示面を含む表示デバイスを備えた情報表示
装置に文字表示処理を実行させるプログラムであって、
前記複数のピクセルのそれぞれは、所定の方向に配列さ
れた複数のサブピクセルを含み、前記複数のサブピクセ
ルのそれぞれには複数の色要素のうち対応する1つの色
要素が予め割り当てられており、前記複数の色要素のそ
れぞれの強さは、複数の色要素レベルによって段階的に
表わされ、前記複数のサブピクセルのそれぞれは、前記
複数の色要素レベルのうちの1つを有しており、前記文
字表示処理は、(a)第1の文字の基本部分に対応する
少なくとも1つの第1のサブピクセルと、第2の文字の
基本部分に対応する少なくとも1つの第2のサブピクセ
ルとを所定の色要素レベルに設定するステップと、
(b)前記少なくとも1つの第1のサブピクセルの近傍
の少なくとも1つのサブピクセルと、前記少なくとも1
つの第2のサブピクセルの近傍の少なくとも1つのサブ
ピクセルとの色要素レベルを前記少なくとも1つの第1
のサブピクセルからの距離に応じて定められる色要素レ
ベルと、前記少なくとも1つの第2のサブピクセルから
の距離に応じて定められる色要素レベルとに基づいて、
前記所定の色要素レベル以外の色要素レベルに設定する
ステップとを包含し、これにより、上記目的が達成され
る。
する表示面を含む表示デバイスを備えた情報表示装置に
よって読み取り可能な記録媒体であって、前記記録媒体
は、前記情報表示装置に文字表示処理を実行させるプロ
グラムを記録し、前記複数のピクセルのそれぞれは、所
定の方向に配列された複数のサブピクセルを含み、前記
複数のサブピクセルのそれぞれには複数の色要素のうち
対応する1つの色要素が予め割り当てられており、前記
複数の色要素のそれぞれの強さは、複数の色要素レベル
によって段階的に表わされ、前記複数のサブピクセルの
それぞれは、前記複数の色要素レベルのうちの1つを有
しており、前記文字表示処理は、(a)前記第1の文字
の基本部分に対応する少なくとも1つの第1のサブピク
セルの色要素レベルを所定の色要素レベルに設定するス
テップと、(b)前記少なくとも1つの第1のサブピク
セルの近傍の少なくとも1つの第1近傍サブピクセルの
色要素レベルを前記所定の色要素レベル以外の色要素レ
ベルに設定するステップとを包含し、前記第1の文字の
基本部分は、所定のサイズを有する第1のフレームに含
まれており、前記少なくとも1つの第1のサブピクセル
は、前記表示面上の領域のうち前記第1のフレームに対
応する第1の領域に含まれており、前記少なくとも1つ
の第1近傍サブピクセルのうちの少なくとも1つは、前
記第1の領域外にあり、これにより、上記目的が達成さ
れる。
を有する表示面を含む表示デバイスを備えた情報表示装
置によって読み取り可能な記録媒体であって、前記記録
媒体は、前記情報表示装置に文字表示処理を実行させる
プログラムを記録し、前記複数のピクセルのそれぞれ
は、所定の方向に配列された複数のサブピクセルを含
み、前記複数のサブピクセルのそれぞれには複数の色要
素のうち対応する1つの色要素が予め割り当てられてお
り、前記複数の色要素のそれぞれの強さは、複数の色要
素レベルによって段階的に表わされ、前記複数のサブピ
クセルのそれぞれは、前記複数の色要素レベルのうちの
1つを有しており、前記文字表示処理は、(a)第1の
文字の基本部分に対応する少なくとも1つの第1のサブ
ピクセルと、第2の文字の基本部分に対応する少なくと
も1つの第2のサブピクセルとを所定の色要素レベルに
設定するステップと、(b)前記少なくとも1つの第1
のサブピクセルの近傍の少なくとも1つのサブピクセル
と、前記少なくとも1つの第2のサブピクセルの近傍の
少なくとも1つのサブピクセルとの色要素レベルを前記
少なくとも1つの第1のサブピクセルからの距離に応じ
て定められる色要素レベルと、前記少なくとも1つの第
2のサブピクセルからの距離に応じて定められる色要素
レベルとに基づいて、前記所定の色要素レベル以外の色
要素レベルに設定するステップとを包含し、これによ
り、上記目的が達成される。
の実施の形態を説明する。
形態1の文字表示装置1の構成を示す。文字表示装置1
は、例えば、パーソナルコンピュータであり得る。パー
ソナルコンピュータとしては、デスクトップ型またはラ
ップトップ型などの任意のタイプのコンピュータが使用
され得る。あるいは、文字表示装置1は、ワードプロセ
ッサであってもよい。
可能な表示デバイスを備えた電子機器や情報機器などの
任意の情報表示装置であり得る。例えば、文字表示装置
1は、カラー液晶表示デバイスを備えた電子機器や、携
帯情報ツールである携帯情報端末や、PHSを含む携帯
電話機や、一般の電話機/FAXなどの通信機器などで
あってもよい。
デバイス10と、表示デバイス10に含まれる複数のサ
ブピクセルに対応する複数の色要素をそれぞれ独立に制
御する制御部20とを含む。制御部20には、表示デバ
イス10と、入力デバイス30と、補助記憶装置40と
が接続されている。
表示すべき文字を表す文字情報を制御部20に入力する
ために使用される。文字情報は、例えば、文字を識別す
る文字コードと文字の大きさを示す文字サイズとを含
む。入力デバイス30としては、文字コードおよび文字
サイズを入力することが可能な任意のタイプの入力デバ
イスが使用され得る。例えば、キーボードやマウスやペ
ン入力装置などの入力デバイスが入力デバイス30とし
て好適に使用され得る。文字表示装置1が携帯電話機で
ある場合には、通話先の電話番号を指定するための数字
キーが文字コードおよび文字サイズを入力するために用
いられてもよい。また、表示デバイス10に表示される
文字のサイズが予め1つに固定されている場合には、文
字サイズの入力は省略され得る。文字表示装置1がイン
ターネットを含む通信回線に接続するための手段を備え
ている場合には、その通信回線から受信した電子メール
に含まれるメッセージが表示デバイス10に表示されて
もよい。この場合には、その通信回線に接続するための
手段が、入力デバイス30として機能する。
ム41と、文字表示プログラム41を実行するために必
要なデータ42とが格納されている。データ42は、文
字の形状を定義する文字データ42aを含む。文字デー
タ42aは、例えば、文字の基本部分をサブピクセル単
位で定義するビットマップ(基本部分データ)を含む。
文字の基本部分とは、文字の芯に相当する部分である。
グラム41およびデータ42を格納することが可能な任
意のタイプの記憶装置が使用され得る。補助記憶装置4
0において、文字表示プログラム41およびデータ42
を格納する記録媒体としては、任意の記録媒体が使用さ
れ得る。例えば、ハードディスク、CD−ROM、M
O、MD、DVD、ICカード、光カードなどの記録媒
体が好適に使用され得る。
タ42は、補助記憶装置40における記録媒体に格納さ
れることに限定されない。例えば、文字表示プログラム
41およびデータ42は、主メモリ22に格納されても
よいし、ROM(図示せず)に格納されてもよい。RO
Mは、例えば、マスクROM、EPROM、EEPRO
M、フラッシュROMなどであり得る。このROM方式
の場合には、そのROMを交換するだけでいろいろな処
理のバリエーションを容易に実現することかできる。例
えば、ROM方式は、文字表示装置1が携帯型の端末装
置または携帯電話機である場合に好適に適用され得る。
ータ42を格納する記録媒体は、上記ディスクやカード
などの記憶装置や半導体メモリなどのようにプログラム
やデータを固定的に担持する媒体以外に、通信ネットワ
ークにおいてプログラムやデータを搬送するために使用
される通信媒体のようにプログラムやデータを流動的に
担持する媒体であってもよい。文字表示装置1がインタ
ーネットを含む通信回線に接続するための手段を備えて
いる場合には、その通信回線から文字表示プログラム4
1およびデータ42の少なくとも一部をダウンロードす
ることができる。この場合、ダウンロードに必要なロー
ダープログラムは、ROM(図示せず)に予め格納され
ていてもよいし、補助記憶装置40から制御部20にイ
ンストールされてもよい。後述する上書きプログラム4
3(図26)および文字表示プログラム41a(図3
7)も、文字表示プログラム41と同様に扱われ得る。
とを含む。
御および監視するとともに、補助記憶装置40に格納さ
れている文字表示プログラム41を実行する。
力されたデータや表示デバイス10に表示するためのデ
ータや文字表示プログラム41を実行するのに必要なデ
ータを一時的に格納する。主メモリ22は、CPU21
によって高速にアクセスされる。
各種のデータに基づいて文字表示プログラム41を実行
することにより、文字パターンを生成する。生成された
文字パターンは、主メモリ22に一旦格納された後、表
示デバイス10に出力される。文字パターンが表示デバ
イス10に出力されるタイミングは、CPU21によっ
て制御される。
10の表示面に含まれるサブピクセルの色要素の強さを
設定することにより、文字を表示面に表示するように表
示デバイス10を制御する。
の一例を示す。表示デバイス10は、X方向およびY方
向に配列された複数のピクセル12を有している。複数
のピクセル12のそれぞれは、X方向に配列された複数
のサブピクセルを有している。図1に示される例では、
1つのピクセル12は、3個のサブピクセル14R、1
4Gおよび14Bを有している。
るように色要素Rに予め割り当てられている。サブピク
セル14Gは、G(緑)を発色するように色要素Gに予
め割り当てられている。サブピクセル14Bは、B
(青)を発色するように色要素Bに予め割り当てられて
いる。
の色要素の強さ(例えば、輝度レベル)は、例えば、0
〜255(0x00〜0xff)の値によって表され
る。ここで、記号「0x」は、16進表示を示す。サブ
ピクセル14R、14Gおよび14Bのそれぞれが、輝
度レベルを示す0〜255の値のいずれかをとることに
よって、約1670万(=256×256×256)色
を表示することが可能である。
表示デバイスである。カラー液晶表示デバイスとして
は、パソコンなどに多く用いられている透過型の液晶表
示デバイスの他、反射型やリアプロ型の液晶表示デバイ
スが使用され得る。しかし、表示デバイス10は、カラ
ー液晶表示デバイスに限定されない。表示デバイス10
として、X方向およびY方向に配列された複数のピクセ
ルを有する任意のカラー表示装置(いわゆるXYマトリ
クス表示装置)が使用され得る。
ブピクセルの数は3には限定されない。1つのピクセル
12には、所定の方向に配列された複数のサブピクセル
が含まれ得る。例えば、N個の色要素を用いて色を表す
場合には、1つのピクセル12にN個のサブピクセルが
含まれ得る。
び14Bの配列順も図2に示される配列順には限定され
ない。例えば、X方向に沿ってB、G、Rの順にサブピ
クセルが配列していてもよい。
が配列する向きも、図2に示される向き(X方向)に限
定されない。サブピクセル14R、14Gおよび14B
が配列する向きは、例えば、Y方向であってもよい。
(赤)、G(緑)、B(青)に限定されない。例えば、
色要素としてC(シアン)、Y(イエロー)、M(マゼ
ンダ)を使用することもできる。
度テーブル42cの一例としての輝度テーブル392を
示す。
格納しておくことにより、サブピクセルの色要素レベル
を輝度レベルに容易に変換することができる。輝度テー
ブル392では、サブピクセルの8段階の色要素レベル
(レベル7〜レベル0)は、輝度レベル0〜255にほ
ぼ等間隔で割り当てられている。
文字の基本部分に対応するサブピクセルの色要素レベル
を「7」に設定し、文字の基本部分に対応するサブピク
セルの近傍のサブピクセルの色要素レベルを補正テーブ
ル42bに基づいて「1」〜「6」のいずれかに設定
し、文字の背景に対応するサブピクセルの色要素レベル
を「0」に設定する。
が、「通常表示(白色を背景として、黒色で文字を表示
する)」という表示属性である場合に用いられる。「反
転表示(黒色を背景として、白色で文字を表示する)」
という表示属性で文字を表示するためには、色要素R、
GおよびBのそれぞれについて、輝度テーブルに規定さ
れる色要素レベル「0」〜「7」に対応する輝度レベル
の順序を反転させた輝度テーブルを用いればよい。な
お、本明細書中で、文字の表示属性とは、文字の背景の
色と、文字の色との組み合わせをいう。輝度テーブルを
適切に設定することにより、任意の表示属性で文字を表
示することが可能になる。
要素レベルは8段階(レベル7〜レベル0)で表されて
いたが、サブピクセルの色要素レベルの段階の数はこれ
に限定されない。
は、サブピクセルの複数の色要素レベル(レベル7〜レ
ベル0)が輝度レベル0〜255にほぼ等間隔で割り当
てられるような対応関係に限定されない。さらに、色要
素R、GおよびBのそれぞれについて、色要素レベルと
輝度レベルとの対応関係が異なっていてもよい。例え
ば、色要素R、GおよびBのそれぞれについて、表示デ
バイスの特性を考慮して色要素レベルと輝度レベルとの
対応関係が適切に設定されてもよい。
正テーブル42bの一例としての補正テーブル390を
示す。補正テーブル390は、補正パターンを定義す
る。補正テーブル390によって定義される補正パター
ンは、文字の基本部分に対応するサブピクセルの左右の
(X方向または−X方向の)近傍に配置されるサブピク
セルの色要素レベルを文字の基本部分に近い側から遠い
側に向かって「5」、「2」、「1」の順に設定するこ
とを示す。説明のために、このような補正パターンをリ
スト表現を用いて、(5,2,1)と表す。また、この
リストの長さ(この例では、3)を補正パターンの長さ
という。基本部分に対応するサブピクセルの近傍のサブ
ピクセルとは、基本部分に対応するサブピクセルのX方
向または−X方向に位置し、その基本部分に対応するサ
ブピクセルからのX方向または−X方向に沿った距離を
サブピクセルの個数で数えた値が補正パターンの長さ以
内であるサブピクセルをいう。なお、補正テーブル42
bは、図4に示される補正テーブル390に限定されな
い。また、補正パターンの長さは「3」に限定されな
い。
部分に対応するサブピクセルの近傍に配置される少なく
とも1つのサブピクセルの色要素レベルを設定するため
に使用される。その色要素レベルは、その文字の基本部
分に対応するサブピクセルからの距離に応じて定められ
る。例えば、文字の基本部分に対応するサブピクセルの
近傍のサブピクセルの色要素レベルは、文字の基本部分
に対応するサブピクセルからの距離が大きくなるに従っ
て単調に減少するように設定される。
表現される文字表示処理の手順を示す。制御部20のC
PU21が文字表示プログラム41を実行することによ
って、文字のフレームに対応する表示面上の領域の内部
に収まるように補正パターンを配置することができない
場合(すなわち、補正パターンが文字のフレームに対応
する表示面上の領域からはみ出す場合)であっても、文
字が高品位に表示される。
らない限り、以下の〜を前提とする。ただし、これ
は説明を簡潔にするためのものであって、本発明を限定
するためのものと解釈されるべきではない。〜の前
提が成立しない場合であっても、本明細書で説明される
文字の表示原理を当業者が容易に想起し得る態様に従っ
て改変することにより、本発明の効果を得ることができ
るからである。
れる場合、文字は左から右へ(X方向に)順に表示され
る。
フレームに対応する表示面400上の領域が互いに接す
るように、各文字は表示デバイス10に表示される。
のみにはみ出す。
らない限り、補正テーブル42b(図1)として図4に
示される補正テーブル390を説明のために用い、輝度
テーブル42cとして図3に示される輝度テーブル39
2を説明のために用いる。
る。
れる。このフラグは、文字のフレームに対応する表示面
400上の領域の内部に収まるように補正パターンを配
置することができたか否かを示す。
示面400に表示すべき少なくとも1つの文字が入力さ
れる。この入力は、例えば、入力デバイス30を介し
て、文字コードと文字サイズとを入力することによって
行なわれ得る。
および文字サイズに対応する1文字分の基本部分データ
が取得され、主メモリ22に格納される。基本部分デー
タは、文字の基本部分をサブピクセル単位に定義するビ
ットマップである。すなわち、基本部分データを構成す
るそれぞれのドットはサブピクセルと対応する。
のX方向およびY方向のピクセル数がともに10ピクセ
ルである場合、文字サイズのX方向のサブピクセル数は
30サブピクセルであり、Y方向のサブピクセル数は1
0サブピクセルである。基本部分データを構成するそれ
ぞれのドットはサブピクセルと対応するので、ステップ
S102において取得される基本部分データは30ドッ
ト(X方向)×10ドット(Y方向)のサイズを有す
る。このサイズを有する領域をこの文字の「フレーム」
という。文字の基本部分は、このフレームに含まれる。
まれており、補助記憶装置40から読み出されることに
よって取得される。
するドットが表示デバイス10のサブピクセルに対応付
けられる。基本部分データを構成するドットのそれぞれ
は、表示デバイス10の1つのサブピクセルに対応付け
られる。この対応付けは、表示デバイス10に文字を表
示する位置を考慮して行なわれる。例えば、文字を表示
デバイス10の左上隅に表示する場合、基本部分データ
を構成する左上隅のドットは、表示デバイス10の左上
隅のサブピクセルに対応付けられる。基本部分データを
画定するフレームは、表示面400上の1つの領域に対
応付けられる。
するサブピクセルの色要素レベルが所定の色要素レベル
にセットされる。所定の色要素レベルとは、例えば、色
要素レベル「7」である。文字の基本部分に対応するサ
ブピクセルは、フレームに対応する領域に含まれる。
あるか否かが判定される。ステップS106における判
定の結果が「Yes」である場合には、処理はステップ
S107に進む。ステップS106における判定の結果
が「No」である場合には、処理はステップS108に
進む。
域に含まれるサブピクセルの色要素レベルが、保存バッ
ファに格納された色要素レベルと合成される。この合成
処理は、図12を参照して後述される。合成された結果
に基づいて、フレームに対応する領域に含まれるサブピ
クセルの色要素レベルが設定される。
クリアされる。
するサブピクセルの近傍のサブピクセルの色要素レベル
が設定される。すなわち、補正パターンが配置される。
この処理は、データ42に含まれる補正テーブル42b
に従って行なわれる。
まれるサブピクセルのうち、ステップS105、ステッ
プS107およびステップS109の何れでも色要素レ
ベルが設定されなかったサブピクセルは、文字の背景に
対応するサブピクセルとして、その色要素レベルが、例
えば、「0」に設定される。
理において、補正パターンがフレームに対応する領域か
らはみ出したか否かが判定される。ステップS110に
おける判定の結果が「Yes」である場合には、処理は
ステップS111に進む。ステップS110における判
定の結果が「No」である場合には、処理はステップS
114に進む。
セットされる。
理において、フレームに対応する領域からはみ出した補
正パターンの部分の色要素レベルが、保存バッファに格
納される。これは、次の文字を表示デバイス10に表示
する際に、ステップS107において使用する目的のた
めである。保存バッファは、例えば、主メモリ22内に
設けられ得る。
る。マーカーの意味およびそのセットの方法は、図15
を参照して後述される。
セットされる。
レベルが輝度レベルに変換される。この変換処理は、文
字のフレームに対応する領域に含まれるサブピクセルの
それぞれについて、データ42に含まれる輝度テーブル
42cを参照して行なわれる。
ベルを示す輝度データが表示デバイス10に転送され
る。これにより、表示デバイス10の表示面400の輝
度レベルがサブピクセル単位に制御される。
力されたすべての文字について、ステップS103〜ス
テップS116の処理が行なわれたか否かが判定され
る。ステップS117における判定の結果が「Yes」
である場合には、処理はステップS118に進む。ステ
ップS117における判定の結果が「No」である場合
には、次の文字についてステップS103からの処理が
行なわれる。
あるか否かが判定される。ステップS118における判
定の結果が「Yes」である場合には、処理はステップ
S119に進む。ステップS118における判定の結果
が「No」である場合には、処理は終了する。
される色要素レベルが輝度レベルに変換される。この変
換処理は、文字のフレームに対応する領域に含まれるサ
ブピクセルのそれぞれについて、データ42に含まれる
輝度テーブル42cを参照して行なわれる。
るサブピクセルの輝度レベルを示す輝度データが表示デ
バイス10に転送される。これにより、表示デバイス1
0の輝度レベルがサブピクセル単位に制御される。
列「HA」を表示デバイス10の表示面400に表示す
る場合を例に挙げて文字表示処理を説明する。
文字「H」の基本部分をサブピクセル単位に定義する基
本部分データ600を示す。図6にハッチングで示され
る矩形は、文字「H」の基本部分のドットを示す。図6
に白抜きで示される矩形は、文字「H」の基本部分では
ないドットを示す。基本部分データ600は30ドット
(X方向)×10ドット(Y方向)のサイズ(所定のサ
イズ)を有する。文字「H」の基本部分は、予め定めら
れた、所定のサイズを有するフレーム601内で定義さ
れている。すなわち、文字「H」の基本部分は、フレー
ム601内に含まれている。
に示されるステップS103において補助記憶装置40
から読み出され、主メモリ22に格納される。
サブピクセルの色要素レベルが所定の値(色要素レベル
「7」)に設定された状態を示す。このような設定は、
図5に示されるステップS105において行なわれる。
ただし、ステップS105における処理では、表示面4
00に含まれるサブピクセルの色要素レベルが実際に設
定されるわけではない。この設定は、主メモリ22上で
仮想的に行なわれる。従って、図7に示される領域70
1は、文字「H」のフレーム601に対応する主メモリ
22上の空間を示す。図7に示される矩形のそれぞれ
は、表示面400上のサブピクセルの1つに対応してい
る。また、主メモリ22上の空間である領域701は、
表示面400上の特定の領域(文字「H」(第1の文
字)のフレームに対応する第1の領域)に対応してい
る。
サブピクセルの近傍のサブピクセルの色要素レベルが所
定の値以外の値(色要素レベル「5」、「2」および
「1」のいずれか)に設定された状態を示す。このよう
な設定は、図5に示されるステップS109において、
補正パターンに従って主メモリ22上で仮想的に行なわ
れる。このように、補正パターンは、基本部分に対応す
るサブピクセルの近傍のサブピクセルを所定の色要素レ
ベル以外の色要素レベルに設定するためのパターンであ
る。内部に数字が示されない矩形に対応するサブピクセ
ルは、文字の背景に対応するサブピクセルとして色要素
レベルが「0」に設定される。
る領域701から補正パターンの一部がはみ出している
ことが分かる。すなわち、補正パターン(5,2,1)
のうち、(2,1)の部分が領域701の外部にある
(部分702)。領域701は、表示面400上の、文
字「H」のフレームに対応する第1の領域に対応してい
る。従って、補正パターン(5,2,1)は、表示面4
00上の、文字「H」のフレームに対応する領域(第1
の領域)からはみ出すことが分かる。従って、この例で
は、図5に示されるステップS110における判定の結
果は、「Yes」となる。フレームに対応する領域から
はみ出した補正パターンの部分の色要素レベルは、図5
に示されるステップS112において、保存バッファ9
01に格納される。
出した補正パターンの部分の色要素レベルが、保存バッ
ファ901に格納された状態を示す。
バイス10の1つのサブピクセルに対応する。矩形の内
部に示される「2」または「1」の数字は、そのサブピ
クセルに設定される色要素レベルを示す。内部に数字が
示されない矩形は、その矩形に対応するサブピクセルの
色要素レベルが「0」に設定されることを示す。
1は、表示面400上の3サブピクセル(X方向)×1
0サブピクセル(Y方向)のサイズを有する領域に対応
する。保存バッファのX方向のサイズは、補正パターン
の長さに応じて設定される。保存バッファのY方向のサ
イズは、基本部分データのY方向のサイズに応じて設定
される。
る文字「A」の基本部分をサブピクセル単位に定義する
基本部分データ610を示す。図10にハッチングで示
される矩形は、文字「A」の基本部分のドットを示す。
図10に白抜きで示される矩形は、文字「A」の基本部
分ではないドットを示す。基本部分データ610は、3
0ドット(X方向)×10ドット(Y方向)のサイズ
(所定のサイズ)を有する。文字「A」の基本部分は、
予め定められた、所定のサイズを有するフレーム611
内で定義されている。すなわち、文字「A」の基本部分
は、フレーム611内に含まれている。
に示されるステップS103において補助記憶装置40
から読み出され、主メモリ22に格納される。
るサブピクセルの色要素レベルが所定の値(色要素レベ
ル「7」)に設定された状態を示す。このような設定
は、図5に示されるステップS105において、主メモ
リ22上で仮想的に行なわれる。主メモリ22上の空間
である領域711は、表示面400上のある領域(文字
「A」(第2の文字)のフレームに対応する第2の領
域)に対応している。
る領域に含まれるサブピクセルの色要素レベルが、保存
バッファ901(図9)に格納された色要素レベルと合
成された状態を示す。この合成処理は、図5に示される
ステップS107において、主メモリ22上で仮想的に
行なわれる。
およびが成り立つので、第1の文字「H」の補正パ
ターンは、第2の文字「A」のフレームに対応する表示
面400上の領域(これはまた、主メモリ22上の空間
である領域711に対応する表示面400上の領域でも
ある)にはみ出す。従って、図9に示される保存バッフ
ァ901が、領域711の左側の部分(図11に示され
る部分1201)に重ね合わされる。保存バッファ90
1(図9)と、部分1201(図11)とに含まれるそ
れぞれの矩形に記された色要素レベルのうち、小さくな
い方の値が合成後の部分1201の色要素レベルとして
設定される。ただし、図9および図11において、図面
の明確化のために、色要素レベルが「0」であるサブピ
クセルに対応する矩形は、白抜きの矩形として示されて
いる。
るサブピクセルの近傍のサブピクセルの色要素レベルが
所定の値以外の値(色要素レベル「5」、「2」および
「1」のいずれか)に設定された状態を示す。このよう
な設定は、図5に示されるステップS109において、
主メモリ22上で仮想的に行なわれる。内部に数字が示
されない矩形に対応するサブピクセルは、文字の背景に
対応するサブピクセルとして色要素レベルが「0」に設
定されることを示す。
応するサブピクセルの近傍のサブピクセルの色要素レベ
ルは、補正テーブル42bに従って、基本部分に対応す
るサブピクセルからの距離に応じて設定される。基本部
分に対応する2つのサブピクセルの近傍に位置するサブ
ピクセルの色要素レベルは、基本部分に対応する2つの
サブピクセルの一方からの距離に応じて定められる色要
素レベルと、他方からの距離に応じて定められる色要素
レベルとのうち、小さくない方の値に設定される。例え
ば、サブピクセル1303は、文字「A」の基本部分に
対応するサブピクセル1301の近傍のサブピクセルで
あると同時に、文字「A」の基本部分に対応するサブピ
クセル1302の近傍のサブピクセルでもある。この場
合、サブピクセル1303の色要素レベルは、基本部分
に対応するサブピクセル1301からの距離(1サブピ
クセル)に応じて定められる色要素レベル(色要素レベ
ル「1」)と、基本部分に対応するサブピクセル130
2からの距離(1サブピクセル)に応じて定められる色
要素レベル(色要素レベル「5」)とのうち、小さくな
い方の値「1」に設定される。
サブピクセルは、文字「H」の基本部分に対応するサブ
ピクセルの近傍のサブピクセルである。これらのサブピ
クセルは、同時に、文字「A」の基本部分に対応するサ
ブピクセルの近傍のサブピクセルにもなり得る。例え
ば、サブピクセル1305は、文字「A」の基本部分に
対応するサブピクセル1306の近傍のサブピクセルで
ある。従って、領域1304に含まれるサブピクセルの
色要素レベルは、文字「H」の基本部分に対応するサブ
ピクセルからの距離に応じて定められる色要素レベル
と、文字「A」の基本部分に対応するサブピクセルから
の距離に応じて定められる色要素レベルとのうち、小さ
くない方の値に設定される。
ある領域711から補正パターンの一部がはみ出してい
ることが分かる(部分712)。領域701は、表示面
400上の、文字「A」のフレームに対応する第2の領
域に対応している。従って、補正パターン(5,2,
1)は、表示面400上の、文字「H」のフレームに対
応する領域(第2の領域)からはみ出すことが分かる。
従って、この例では、図5に示されるステップS110
における判定の結果は、「Yes」となる。フレームに
対応する領域からはみ出した補正パターンの部分の色要
素レベルは、図5に示されるステップS112におい
て、保存バッファ901に格納される。
み出した補正パターンの部分の色要素レベルが、保存バ
ッファ901に格納された状態を示す。その説明は、図
9を参照して行った説明と同様であるので省略する。
それぞれについて、図5に示される処理のステップS1
03〜ステップS116の処理が完了した時点における
表示面400の状態を示す。図15には、表示面400
上の領域のうち、文字「H」のフレーム601(図6)
に対応する領域1501と、文字「A」のフレーム61
1(図10)に対応する領域1502とを示す。図15
において、領域1501に含まれるピクセル1503
と、領域1502に含まれるピクセル1504との位置
に、マーカーを示す印が付されている。これは、領域1
501と領域1502とにマーカーがセットされている
ことが示されている。これらのマーカーは、それぞれ、
領域1501および領域1502において、補正パター
ンがそれぞれの領域からはみ出したことを意味する。マ
ーカーは、図5に示されるステップS113においてセ
ットされる。補正パターンがそれぞれの領域からはみ出
したことを示すマーカーをセットする理由は、その領域
に文字を上書きする場合に、補正パターンがそれぞれの
領域からはみ出したか否かに応じて上書き処理の手順が
異なるからである。上書き処理の詳細は、後述される実
施の形態2において、図27を参照して説明される。
(サブピクセル1505R、1505Gおよび1505
B)を含む。文字の背景色が白色である場合、文字の背
景に対応するサブピクセルの輝度レベルは、255に設
定される。この場合に、ピクセル1503の位置にマー
カーをセットすることは、例えば、ピクセル1503に
含まれるサブピクセル1505R、1505Gおよび1
505Bの輝度レベルをそれぞれ255(0xff)、
255(0xff)および254(0xfe)に設定す
ることによって行なわれる。ピクセル1503に含まれ
る3つのサブピクセルの輝度レベルをこのような値に設
定することは、「ピクセル1503の色を0xffff
fe(マーカーを示す値)に設定する」と略記される。
ピクセル1504にマーカーをセットすることも、ピク
セル1503にマーカーをセットすることと同様に行な
われる。
は、人間の目にはほとんど白色に見える。従って、人間
の目には、マーカーがセットされていることはほとんど
知覚されない。なお、背景色が、白色(0xfffff
f)以外の場合であっても、マーカーを示す値は、背景
色に設定されるピクセルと、マーカーがセットされてい
るピクセルとが、人間の目に、ほとんど区別がつかない
ような値に設定され得る。
セルの位置に設定されるものとしたが、サブピクセルの
位置に設定されてもよい。この例では、領域1501の
最下行のサブピクセルは、文字の基本部分として定義さ
れていない。これらのサブピクセルは、行間を確保する
ための空白として利用されるからである。従って、領域
1501の最下行のサブピクセルは、文字の背景に対応
する。領域1501から補正パターンがはみ出した場合
に、領域1501の最下行のサブピクセルのうち、予め
定められた位置の少なくとも1つのサブピクセルの輝度
レベル(色要素の強さ)を、領域1501にその基本部
分が表示される文字の種類に関わらず所定の値に設定す
ることにより、その少なくとも1つのサブピクセルの位
置には、領域1501から補正パターンがはみ出したこ
とを示すマーカーがセットされる。マーカーが設定され
るピクセルおよびサブピクセルの位置は、領域1501
の右下隅の位置に限定されない。例えば、領域1501
の左下隅の位置であってもよいし、最下行の中央部であ
ってもよい。
に示される処理が完了した時点における表示面400の
状態を示す。図16に示されるそれぞれの矩形は、表示
面400に含まれるサブピクセルを示す。
の領域のうち、図15に示される領域1501および領
域1502に加えて、領域1601が示されている。領
域1601に含まれるサブピクセル(保存バッファに対
応するサブピクセル)の輝度レベルは、図5に示される
ステップS120において設定される。
は、文字「H」(第1の文字)の基本部分に対応する少
なくとも1つの第1のサブピクセル(領域1501に含
まれ、色要素レベル7に対応するハッチングで示される
サブピクセル)の色要素レベルを所定の色要素レベル
(色要素レベル7)に設定し、その第1のサブピクセル
の近傍の少なくとも1つの第1近傍サブピクセル(領域
1501に含まれ、色要素レベル5、2または1に対応
するハッチングで示されるサブピクセルおよび領域16
02に含まれるサブピクセル)の色要素レベルを所定の
色要素レベル以外の色要素レベル(色要素レベル5、2
または1)に設定することにより、文字「H」を表示面
400に表示するように表示デバイス10を制御する。
ここで、上述した少なくとも1つの第1近傍サブピクセ
ルとは、文字「H」の基本部分に対応するサブピクセル
の近傍のサブピクセルであって、補正テーブルに従って
色要素レベルが設定されるサブピクセル、すなわち、補
正パターンが配置されるサブピクセルである。
有する第1のフレーム601(図6)に含まれており、
文字「H」(第1の文字)の基本部分に対応する少なく
とも1つの第1のサブピクセルは、フレーム601に対
応する表示面400上の領域1501(第1の領域)に
含まれており、少なくとも1つの第1近傍サブピクセル
のうち少なくとも1つ(領域1602に含まれるサブピ
クセル)は、領域1501の領域外にある。
01の内部に収まるように補正パターンを配置すること
ができない場合であっても、そのはみ出した補正パター
ンの部分は、フレームに対応する領域1501の領域外
(領域1602内)に配置されるので、文字「H」を高
品位に表示することができる。
「H」に隣接する位置に文字「A」(第2の文字)を表
示面400にさらに表示するように表示デバイス10を
制御する。文字「A」の基本部分は、所定のサイズを有
する第2のフレーム611(図10)に含まれており、
文字「A」(第2の文字)の基本部分に対応する少なく
とも1つの第2のサブピクセル(領域1502に含ま
れ、色要素レベル7に対応するハッチングで示されるサ
ブピクセル)は、表示面400の領域のうちフレーム6
11に対応する領域1502(第2の領域)に含まれて
いる。また、少なくとも1つの第1近傍サブピクセルの
うちの上述した少なくとも1つ(領域1602に含まれ
るサブピクセル)は、領域1502に含まれる。
01からはみ出した補正パターンの部分は、文字「H」
に隣接する文字「A」の領域(領域1502)内に配置
される。このような補正パターンの配置は、文字「H」
と文字「A」とが同一の表示属性を有している場合にの
み行なわれることが好ましい。文字「H」と文字「A」
とが同一の表示属性を有しているか否かを判定するため
には、保存バッファに文字の表示属性を格納するエリア
を追加的に設ければよい。
明らかなように、文字表示装置1の制御部20は、領域
1602に含まれるサブピクセルの色要素レベルを文字
「H」の基本部分に対応するサブピクセルからの距離に
応じて定められる色要素レベルと、文字「A」の基本部
分に対応するサブピクセルからの距離に応じて定められ
る色要素レベルとに基づいて設定する。
には、文字「H」および文字「A」のみが表示され、文
字「A」を第1の文字として解釈するものとする。この
ように解釈すると、文字「A」の基本部分に対応するサ
ブピクセルの近傍のサブピクセルのうち、領域1502
に含まれないサブピクセル(領域1603に含まれるサ
ブピクセル)は、文字「H」のフレームおよび文字
「A」のフレームのそれぞれに対応する表示面400上
の領域1501および1502のいずれにも含まれな
い。
ステップS120の処理が省略されてもよい。この場合
には、図15に示されるように表示面400には文字列
「HA」が表示される。図15に示される例では、図1
6に示される例と比較して、領域1603に含まれるサ
ブピクセルの補正テーブルに従った色要素レベルの設定
が行なわれていないために、文字「A」の右下部にカラ
ーノイズが発生し、文字の線が所望の太さに見えないと
いう現象が発生し、文字の表示品位が低下する。しか
し、このような現象が発生するのは、行末において補正
パターンのはみ出しが起こった場合だけであり、表示品
位が低下する文字もその行末の文字だけであるので、文
字の表示品位の低下は顕著ではない。
プS103における基本部分データの取得は、予め文字
データ42a内に準備された基本部分データを補助記憶
装置40から読み出すことにより行なわれた。しかし、
基本部分データの取得方法はこれに限定されない。基本
部分データの取得方法として、補助記憶装置40からの
読み出し以外に、例えば、ピクセル単位に文字の形状を
定義するビットマップデータ(ピクセル単位のビットマ
ップ)から基本部分データを生成する方法が採用されて
もよい。ピクセル単位のビットマップの例としては、例
えば、従来から用いられているドットフォントが挙げら
れる。
本部分データを生成する方法について、図17〜図23
を参照して説明する。
ら基本部分データを生成する処理の手順を示す。このよ
うな処理は、ステップS103(図5)における処理中
にCPU21によって実行される。以下、ピクセル単位
のビットマップから基本部分データを生成する処理の処
理手順をステップごとに説明する。
(図5)で入力された文字の文字コードおよび文字サイ
ズに対応する1文字分のピクセル単位のビットマップ
が、主メモリ22に格納される。このピクセル単位のビ
ットマップは、補助記憶装置40に格納された文字デー
タ42aに含まれる。
トマップに含まれるビットについて、そのビットが
「1」であるか否かの判定が行なわれる。ステップS1
002における判定の結果が「Yes」であれば、処理
はステップS1003へ進む。ステップS1002にお
ける判定の結果が「No」であれは、処理はステップS
1005へ進む。
傍のビットの「1」/「0」の配列パターンが調べられ
る。
パターンに応じて、注目するビットに対応するピクセル
に含まれるサブピクセルのうち、文字の基本部分に対応
するサブピクセルが定義される。基本部分に対応するサ
ブピクセルの定義は、所定の基本部分定義ルールによっ
て行なわれる。基本部分定義ルールは図20A、図20
B〜図22A、図22Bを参照して後述される。
トマップに含まれるすべてのビットについて、ステップ
S1002〜ステップS1004までの処理が完了した
か否かが判定される。ステップS1005における判定
の結果が「No」であれは、処理はステップS1002
へ戻る。ステップS1005における判定の結果が「Y
es」であれば、処理は終了する。
トマップの一部分を示す。D(x,y)は、注目してい
るビットである。D(x,y)の近傍のビットD(x+
a,y+b)をN(a,b)と表す。図13には、ビッ
トD(x,y)に縦、横または斜め方向に隣接する8個
の近傍のビットN(−1,−1)、N(0,−1)、N
(1,−1)、N(−1,0)、N(1,0)、N(−
1,1)、N(0,1)およびN(1,1)が示されて
いる。これらの8個の近傍のビットを「8近傍」と呼
ぶ。ピクセル単位のビットマップに含まれるビットは
「1」または「0」の値を有し、「1」の値を有するビ
ットは文字の黒色の部分を表し、「0」の値を有するビ
ットは文字の白色の部分を表す。従って、N(a,b)
およびD(x,y)は、「1」または「0」の値を有す
る。
0の一部分を示す。P(x,y)は、表示面上の1つの
ピクセルである。図18に示されるビットD(x,y)
は、ピクセルP(x,y)と対応付けられる。ピクセル
P(x,y)は、3個のサブピクセルC(3x,y)、
C(3x+1,y)およびC(3x+2,y)を含む。
D(x,y)が「1」の値を有する場合に、3個のサブ
ピクセルC(3x,y)、C(3x+1,y)およびC
(3x+2,y)のうち、基本部分のサブピクセルが基
本部分定義ルールによって定義される。D(x,y)が
「0」の値を有する場合には、3個のサブピクセルはど
れも基本部分として定義されない。
(x,y)に含まれる3個のサブピクセルのそれぞれが
基本部分として定義されるか否かは、ピクセルP(x,
y)と対応付けられたビットD(x,y)の近傍のビッ
トN(a,b)の「0」および「1」の配列の条件によ
り決定される。基本部分定義ルールについて以下に説明
する。以下の説明ではビットD(x,y)は「1」の値
を有するものとする。
において注目しているビットD(x,y)の8近傍の例
を示す。ビットN(a,b)が「1」の値を有すること
をN(a,b)=1と表すと、図20Aは、N(0,−
1)=N(1,1)=1であり、N(1,0)=N
(0,1)=N(−1,1)=N(−1,0)=0であ
ることを示している。なお、図20Aに「※」が記され
たビットN(−1,−1)およびN(1,−1)は、
「0」または「1」の任意の値を有する。以下の図21
Aおよび図22Aにおいても同様に、「※」が記された
ビットは「0」または「1」の任意の値を有するものと
する。これらのビットは、基本部分定義ルールにおいて
考慮されないビットである。
のビットが図20Aに示される値を有している場合に、
基本部分定義ルールによって定義されるサブピクセルを
示す。ビットD(x,y)と対応付けられた表示面上の
ピクセルP(x,y)は、3個のサブピクセルC(3
x,y)、C(3x+1,y)およびC(3x+2,
y)を含む。これらのサブピクセルのうち、図20Bに
「1」で示されたサブピクセルが基本部分として定義さ
れるサブピクセルであり、「0」で示されたサブピクセ
ルが基本部分として定義されないサブピクセルである。
すなわち、サブピクセルC(3x+2,y)は基本部分
として定義され、サブピクセルC(3x,y)およびサ
ブピクセルC(3x+1,y)は基本部分として定義さ
れない。
本部分定義ルールは、論理式を用いて表現することがで
きる。
との論理積とし、「!A」をAの論理否定とすると、ビ
ットD(x,y)の8近傍のビットが図20Aに示され
る値を有している場合には、以下の論理式(数1)が満
たされる。
(1,0)*!N(−1,1)*!N(0,1)*N
(1,1)=1 また、図20Bに示されるようにサブピクセルC(3x
+2,y)を基本部分として定義し、サブピクセルC
(3x,y)およびサブピクセルC(3x+1,y)を
基本部分として定義しないという処理は、次の(数2)
により表すことができる。
0,C(3x+2,y)=1 文字の基本部分は、例えば、文字の芯に相当する部分で
ある。文字の芯として、文字に含まれるストローク(一
画)の中央部分を考えた場合、ピクセル単位のビットマ
ップではストロークの情報は失われているので、基本部
分は推測により定義しなければならない。基本部分は、
注目しているビットD(x,y)の情報だけからでは推
測することができないが、注目しているビットD(x,
y)の近傍のビットの情報に基づいて推測することがで
きる。例えば図20Aに示されるピクセル単位のビット
マップの場合、ストロークはビットN(0,−1)、D
(x,y)、N(1,1)に対応する領域を通る曲線で
あると推測される(図20Aに破線1301で示され
る)。このような曲線は、ビットD(x,y)に対応す
る領域内部の右側を通過すると考えられるので、ビット
D(x,y)に対応するピクセルP(x,y)(図20
B)に含まれる右側のサブピクセルC(3x+2,y)
が基本部分として定義される。基本部分はサブピクセル
単位に定義される。
が生成される。生成された基本部分定義ルールは論理式
によって表され、図17に示される処理手順のステップ
S1004において用いられる。
において注目しているビットD(x,y)の8近傍の他
の例を示す。
のビットが図21Aに示される値を有している場合に、
基本部分定義ルールによって定義されるサブピクセルを
示す。図21Aと図21Bとにより示される基本部分定
義ルールは、論理式を用いて(数3)のように記述され
る。
x+2,y)=1 図22Aは、ピクセル単位のビットマップにおいて注目
しているビットD(x,y)の8近傍の他の例を示す。
のビットが図22Aに示される値を有している場合に、
基本部分定義ルールによって定義されるサブピクセルを
示す。図22Aと図22Bとにより示される基本部分定
義ルールは、論理式を用いて(数4)のように記述され
る。
(1,0)*N(0,1)=1のとき、 C(3x,y)=0,C(3x+1,y)=1,C(3
x+2,y)=0 以上のような基本部分定義ルールを注目しているビット
D(x,y)の8近傍のビットのすべての「1」または
「0」の組み合わせについて設けることにより、文字の
基本部分がサブピクセル単位に定義される。
ル単位で定義する基本部分データが生成される。
「1」または「0」の組み合わせを示す。図23に示さ
れるそれぞれの矩形は、注目しているビットD(x,
y)およびその8近傍のビットを示す。矩形内部は9個
の領域に分割されており、黒色で示される領域は「1」
の値を有するビットに対応し、白色で示される領域は
「0」の値を有するビットに対応している。図23には
256個の矩形が示されている。8近傍のビットのそれ
ぞれが「0」または「1」の値を有するために、組み合
わせの数は28=256通りになるからである。しかし
基本部分定義ルールの個数は必ずしもこの組み合わせの
数と同じ数だけ必要ではない。すでに説明したように、
図20A、図21Aおよび図22Aにおいて、「※」が
記されたビットは「0」または「1」の任意の値を有
し、基本部分定義ルールにおいて考慮されないビットで
ある。このように、考慮されないビットを基本部分定義
ルールに含み得るので、1つの基本部分定義ルールによ
って図23に示される組み合わせの複数のケースをカバ
ーすることができる。例えば、図20Aと図20Bとに
示される基本部分定義ルールは、図23に示される組み
合わせのうち矩形1701、矩形1702、矩形170
3および矩形1704でそれぞれ示されるケースをカバ
ーする。このように、基本部分定義ルールが任意の値を
有するビットを含み得ることにより、必要な基本部分定
義ルールの数を減らすことができる。
論理式の形式で記述されてもよいし、テーブルデータと
して記述されてもよい。
のビットマップ2401の例を示す。ピクセル単位のビ
ットマップ2401は、10ドット×10ドットのサイ
ズを有する。図24にハッチングで示される矩形は、
「1」であるビットを示し、白抜きで示される矩形は、
「0」であるビットを示す。ビットのそれぞれは、表示
面400の1つのピクセルに対応する。ビットマップ2
401は、10ドット×10ドットのサイズを有する領
域2402によって画定される。
ップ2401に図17に示される処理を施すことによ
り、基本部分データ600(図6)が生成される。図2
4に示される領域2402が、図6に示されるフレーム
601に対応する。
のビットマップ2501の例を示す。ビットマップ25
01は、10ドット×10ドットのサイズを有する領域
2502によって画定される。図25に示されるピクセ
ル単位のビットマップ2501に図17に示される処理
を施すことにより、基本部分データ610(図10)が
生成される。図25に示される領域2502が、図10
に示されるフレーム611に対応する。
は、この他にも、文字の輪郭を表す文字輪郭情報から基
本部分データを生成する方法や、文字のストローク情報
を表すストロークデータから基本部分データを生成する
方法が知られている。これらの方法が、図5に示される
ステップS103において用いられてもよい。基本部分
データを生成するいずれの方法を用いた場合でも、基本
部分データのフレームは、用いられた生成方法に応じて
定義される。
の形態2の文字表示装置2の構成を示す。文字表示装置
2は、図1に示される文字表示装置1に比較して、上書
きプログラム43をさらに含む。図26において、図1
に示される構成要素と同一の構成要素には同一の参照番
号を付し、その説明を省略する。CPU21が上書きプ
ログラム43を実行することにより、文字の上書き処理
(上書きすることによって新たな文字を表示する文字表
示処理)が実現される。
現される上書き処理の手順を示す。以下の説明におい
て、表示面400にすでに表示されている文字と、上書
きする文字とはサイズが等しいものとする。図27にお
いて、図5に示されるステップと同一のステップには、
同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
示面400に上書きすべき少なくとも1つの文字が入力
される。
きする1文字分の領域にマーカーがセットされているか
が判定される。この判定は、上書きする1文字分の領域
の所定の位置のピクセルの値が、マーカーを示す値(例
えば、0xfffffe)であるか否かを調べることに
よって行なわれる。ピクセルの値は、例えば、VRAM
(図示せず)の値を参照することによって得られる。
る場合には、ステップS201〜ステップS205の処
理は、表示面400上の上書きする領域のうち、一番右
側の1文字分の領域について行なわれればよい。
「Yes」である場合には、処理はステップS202に
進む。ステップS201における判定の結果が「No」
である場合には、処理はステップS206に進む。
きする領域の右側の境界から右側へ4番目に位置するサ
ブピクセルの輝度レベルが色要素レベルに変換される。
ここで、輝度レベルが色要素レベルに変換されるサブピ
クセルの、上書きする領域の右側の境界からの位置は、
補正パターンの長さに応じて決められる。その位置は、
上書きする領域からはみ出した補正パターンが達するこ
とのない位置に決められる。好適には、その位置は、上
書きする領域の右側の境界から(補正パターンの長さ+
1)番目に決められる。ここでは、補正パターンの長さ
は「3」であるものとする。
きする領域の右側の境界から1〜3番目に位置するサブ
ピクセルの色要素レベルが設定される。
きする領域の右側の境界から1〜3番目に位置するサブ
ピクセルの色要素レベルが輝度レベルに変換される。
きする領域の右側の境界から1〜3番目に位置するサブ
ピクセルの輝度レベルを示す輝度データが表示デバイス
10に出力される。
される。ステップS206の処理は、図5を参照して説
明したステップS103〜ステップS120の処理と同
様の処理が行なわれる。ただし、ステップS120にお
いて、保存バッファに対応するサブピクセルの輝度デー
タを表示デバイスに出力する際に、この輝度データによ
って示される輝度レベルと、すでにそれらのサブピクセ
ルのそれぞれについて設定されている輝度レベルとがサ
ブピクセルごとに比較され、この場合(背景色が白色で
文字色が黒色の場合)、輝度レベルの高くない方の値が
新たな輝度レベルとして設定される。
字列「HA」が表示デバイス10の表示面400に表示
されており、文字「H」の位置に文字「V」を上書きす
る場合を例に挙げて文字の上書き処理を説明する。
10の表示面400に表示されている状態を示す。図2
7に示されるステップS202において、表示面400
上の上書きする領域1501の右側の境界2802から
4番目に位置するサブピクセル(領域2801に含まれ
るサブピクセル)の輝度レベルが色要素レベルに変換さ
れる。なお、サブピクセルの輝度レベルは、VRAM
(図示せず)の値を参照することによって得られる。
に含まれるサブピクセルの輝度レベルを示す。図29に
示されるそれぞれの矩形は領域2801に含まれる1つ
のサブピクセルに対応し、矩形の中に示される数値は、
そのサブピクセルの輝度レベルを示す。
対応関係を規定したテーブル3001の一例を示す。テ
ーブル3001は、図27に示されるステッブS202
において、サブピクセルの輝度レベルを色要素レベルに
変換するために用いられる。テーブル3001を用いて
行なわれる変換は、図3に示される輝度テーブル392
を用いて行なわれる変換の逆変換である。なお、図3に
示される輝度テーブル392において、色要素R、Gお
よびBのそれぞれについて色要素レベルと輝度レベルと
の対応関係が異なる場合には、テーブル3001は色要
素R、GおよびBのそれぞれについて輝度レベルと色要
素レベルとの対応関係を規定するように変更される。
01を用いて、図29に示されるサブピクセルの輝度レ
ベルを色要素レベルに変換した例を示す。矩形の中に示
される数値は、サブピクセルの色要素レベルを示す。
レベルと、その注目するサブピクセルに隣接するサブピ
クセルの色要素レベルとの関係を規定するテーブル32
01を示す。テーブル3201は、図27に示されるス
テップS203において、表示面400上の上書きする
領域の右側の境界から1〜3番目に位置するサブピクセ
ルの色要素レベルを設定する際に用いられる。
ブピクセル(この例では、表示面400上の上書きする
領域の右側の境界から4番目のサブピクセル)の色要素
レベルが「5」である場合に、その注目するサブピクセ
ルの左側に隣接する3つのサブピクセル(表示面400
上の上書きする領域の右側の境界から1〜3番目に位置
するサブピクセル)の色要素レベルが、左から順に
「0」、「1」、「2」に設定されることを示す。
01を用いて、表示面400上の上書きする領域の右側
の境界から1〜3番目に位置するサブピクセル(図28
に示される領域2803に含まれるサブピクセル)の色
要素レベルを設定した例を示す。矩形の中に示される数
値は、サブピクセルの色要素レベルを示す。
クセルの色要素レベルを輝度レベルに変換した例を示
す。このような変換は、図27に示されるステップS2
04において、輝度テーブル392(図3)を用いて行
なわれる。
に、ステップS202〜S205の処理を行なうことに
よって、領域2803に含まれるすべてのサブピクセル
の色要素レベルが再設定される。これにより、文字
「H」の基本部分に対応するサブピクセルの近傍のサブ
ピクセルのうち、文字「H」のフレームに対応する領域
(上書きする領域1501)の外側にあるサブピクセル
の色要素レベルは、再設定される。なぜなら、そのよう
なサブピクセル(図16に示される領域1602内のサ
ブピクセル)は、領域2803に含まれるからである。
処理によって、文字列「HA」が表示されている表示面
400の文字「H」の位置に文字「V」を上書きした例
を示す。
処理において、ステップS202〜ステップS205の
処理が行なわれなかった場合の表示面400の例を示
す。この場合には、文字「H」の基本部分に対応するサ
ブピクセルの近傍のサブピクセルのうち、文字「H」の
フレームに対応する領域1501の外側にあるサブピク
セルの色要素レベルが再設定されない。このため、目障
りなノイズ3601が残ってしまい、好ましくないこと
が分かる。
の形態3の文字表示装置3の構成を示す。文字表示装置
3は、図1に示される文字表示装置1の文字表示プログ
ラム41に代えて、文字表示プログラム41aを含む。
図37において、図1に示される構成要素と同一の構成
要素には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
CPU21が文字表示プログラム41aを実行すること
により、文字表示処理が実現される。
り表現される文字表示処理の手順を示す。図38におい
て、図5に示されるステップと同一のステップには同一
の参照番号を付し、その説明を省略する。
および文字サイズに対応する1文字分の基本部分データ
が取得され、主メモリ22に格納される。ステップS1
02において入力された文字の数が複数である場合に
は、ステップS300とステップS301とがその文字
の数だけ繰り返される。この場合に、各文字の基本部分
データは、主メモリ22に、それらの文字の位置関係を
示す情報とともに格納される。例えば、文字列「HA」
を表示面400に表示する場合には、基本部分データ
は、文字「A」が文字「H」の右側に表示されることを
示す情報とともに主メモリ22に格納される。
0から読み出すことによって行なわれてもよいし、ピク
セル単位に文字の形状を定義するビットマップデータか
ら生成することによって行なわれてもよい。あるいは、
文字の輪郭を表す文字輪郭情報から基本部分データが生
成されてもよいし、文字のストローク情報を表すストロ
ークデータから基本部分データが生成されてもよい。
あるか否かが判定される。ステップS301における判
定の結果が「Yes」である場合には、処理はステップ
S300に戻る。ステップS301における判定の結果
が「No」である場合には、処理はステップS104に
進む。
字列「HA」を表示デバイス10の表示面400に表示
する場合を例に挙げて文字表示処理を説明する。
と、文字「A」の基本部分データとが、主メモリ22上
の領域3901に格納された状態を示す。図39に示さ
れる矩形のそれぞれは、表示面400のサブピクセルの
1つに対応づけられている。図39にハッチングで示さ
れた矩形に対応付けられるサブピクセルは、文字「H」
または文字「A」の基本部分に対応する。
るサブピクセルと、文字「A」の基本部分に対応するサ
ブピクセルとの色要素レベルが所定の値(色要素レベル
「7」)に設定された状態を示す。このような設定は、
図38に示されるステップS105において、主メモリ
22上で仮想的に行なわれる。
るサブピクセルの近傍のサブピクセルと、文字「A」の
基本部分に対応するサブピクセルの近傍のサブピクセル
との色要素レベルが所定の値以外の値(色要素レベル
「5」、「2」および「1」のいずれか)に設定された
状態を示す。このような設定は、図5に示されるステッ
プS109において、主メモリ22上で仮想的に行なわ
れる。内部に数字が示されない矩形に対応するサブピク
セルは、文字の背景に対応するサブピクセルとして色要
素レベルが「0」に設定されることを示す。
ルの設定の際には、文字「H」(第1の文字)の基本部
分に対応するサブピクセルの近傍のサブピクセルと、文
字「A」(第2の文字)の基本部分に対応するサブピク
セルの近傍のサブピクセルとの色要素レベルは、文字
「H」の基本部分に対応するサブピクセルからの距離に
応じて定められる色要素レベルと、文字「A」の基本部
分に対応するサブピクセルからの距離に応じて定められ
る色要素レベルとのうち、小さくない方の値に設定され
る。従って、本発明の実施の形態3の文字表示装置3に
よれば、文字「H」の補正パターンが右側に(文字
「A」の側に)はみ出した場合、および、文字「A」の
補正パターンが左側に(文字「H」の側に)はみ出した
場合のいずれの場合でも、その補正パターンにより色要
素レベルが設定されるべきサブピクセルの色要素レベル
は、文字「H」の基本部分に対応するサブピクセルから
の距離と、文字「A」の基本部分に対応するサブピクセ
ルからの距離との両方を考慮した上で適切に設定され
る。すなわち、はみ出した補正パターンの部分が他方の
文字の領域内に配置される。これにより、文字が高品位
に表示される。
8に示される処理が完了した時点における表示面400
の状態を示す。図16に示されるそれぞれの矩形は、表
示面400に含まれるサブピクセルを示す。
面400に表示する場合を例に挙げて本発明の実施の形
態3の文字表示処理を説明したが、表示デバイス10の
表示面400に表示される文字列に含まれる文字の個数
は2に限定されないことはいうまでもない。
は、英語のアルファベットを表示デバイス10の表示面
400に表示する場合を例にとり説明した。しかし、本
発明の適用は、英語のアルファベットに限定されない。
他の任意の言語の文字(例えば、中国語の文字、英語の
文字、韓国語の文字)に本発明を適用することも可能で
ある。
部20は、第1の文字の基本部分に対応する少なくとも
1つの第1のサブピクセルの色要素レベルを所定の色要
素レベルに設定し、その第1のサブピクセルの近傍の少
なくとも1つの第1近傍サブピクセルの色要素レベルを
所定の色要素レベル以外の色要素レベルに設定すること
により、第1の文字を表示面400に表示するように表
示デバイス10を制御する。第1の文字の基本部分は、
所定のサイズを有する第1のフレームに含まれており、
第1の文字の基本部分に対応する少なくとも1つの第1
のサブピクセルは、そのフレームに対応する表示面40
0上の領域(第1の領域)に含まれており、少なくとも
1つの第1近傍サブピクセルのうち少なくとも1つは、
第1の領域外にある。
域の内部に収まるように補正パターン(サブピクセルを
所定の色要素レベル以外の色要素レベルに設定するため
のパターン)を配置することができない場合であって
も、そのはみ出した補正パターンの部分がフレームに対
応する第1の領域外に配置されるので、第1の文字を高
品位に表示することができる。
を示すブロック図である。
図である。
2cの一例としての輝度テーブル392を示す図であ
る。
2bの一例としての補正テーブル390を示す図であ
る。
字表示処理の手順を示すフローチャートである。
基本部分をサブピクセル単位に定義する基本部分データ
600を示す図である。
の色要素レベルが所定の値(色要素レベル「7」)に設
定された状態を示す図である。
の近傍のサブピクセルの色要素レベルが所定の値以外の
値(色要素レベル「5」、「2」および「1」のいずれ
か)に設定された状態を示す図である。
ターンの部分の色要素レベルが、保存バッファ901に
格納された状態を示す図である。
の基本部分をサブピクセル単位に定義する基本部分デー
タ610を示す図である。
ルの色要素レベルが所定の値(色要素レベル「7」)に
設定された状態を示す図である。
れるサブピクセルの色要素レベルが、保存バッファ90
1(図9)に格納された色要素レベルと合成された状態
を示す図である。
ルの近傍のサブピクセルの色要素レベルが所定の値以外
の値(色要素レベル「5」、「2」および「1」のいず
れか)に設定された状態を示す図である。
パターンの部分の色要素レベルが、保存バッファ901
に格納された状態を示す図である。
いて、図5に示される処理のステップS103〜ステッ
プS116の処理が完了した時点における表示面400
の状態を示す図である。
理が完了した時点における表示面400の状態を示す図
である。
ータを生成する処理の手順を示すフローチャートであ
る。
部分を示す図である。
示す図である。
しているビットD(x,y)の8近傍の例を示す図であ
る。
20Aに示される値を有している場合に、基本部分定義
ルールによって定義されるサブピクセルを示す図であ
る。
しているビットD(x,y)の8近傍の他の例を示す図
である。
21Aに示される値を有している場合に、基本部分定義
ルールによって定義されるサブピクセルを示す図であ
る。
しているビットD(x,y)の8近傍の他の例を示す図
である。
22Aに示される値を有している場合に、基本部分定義
ルールによって定義されるサブピクセルを示す図であ
る。
「0」の組み合わせを示す図である。
プ2401の例を示す図である。
プ2501の例を示す図である。
成を示すブロック図である。
き処理の手順を示すフローチャートである。
400に表示されている状態を示す図である。
ブピクセルの輝度レベルを示す図である。
定したテーブル3001の一例を示す図である。
て、図29に示されるサブピクセルの輝度レベルを色要
素レベルに変換した例を示す図である。
の注目するサブピクセルに隣接するサブピクセルの色要
素レベルとの関係を規定するテーブル3201を示す図
である。
て、表示面400上の上書きする領域の右側の境界から
1〜3番目に位置するサブピクセルの色要素レベルを設
定した例を示す図である。
素レベルを輝度レベルに変換した例を示す図である。
て、文字列「HA」が表示されている表示面400の文
字「H」の位置に文字「V」を上書きした例を示す図で
ある。
て、ステップS202〜ステップS205の処理が行な
われなかった場合の表示面400の例を示す図である。
成を示すブロック図である。
文字表示処理の手順を示すフローチャートである。
の基本部分データとが、主メモリ22上の領域3901
に格納された状態を示す図である。
ルと、文字「A」の基本部分に対応するサブピクセルと
の色要素レベルが所定の値(色要素レベル「7」)に設
定された状態を示す図である。
ルの近傍のサブピクセルと、文字「A」の基本部分に対
応するサブピクセルの近傍のサブピクセルとの色要素レ
ベルが所定の値以外の値(色要素レベル「5」、「2」
および「1」のいずれか)に設定された状態を示す図で
ある。
処理が完了した時点における表示面400の状態を示す
図である。
従来技術に従って文字「/」(スラッシュ)の基本部分
に対応するサブピクセルの強さを所定の値に設定した例
を示す図である。
応するサブピクセルの近傍のサブピクセルの色要素の強
さを所定の値以外の値に設定した例を示す図である。
ルと、フレームに対応する領域との関係を示す図であ
る。
部分に対応するサブピクセルの近傍のサブピクセルの色
要素の強さを所定の値以外の値に設定した例を示す図で
ある。
部分に対応するサブピクセルの近傍のサブピクセルの色
要素の強さを所定の値以外の値に設定した例を示す図で
ある。
Claims (14)
- 【請求項1】 複数のピクセルを有する表示面を含む表
示デバイスと、 前記表示デバイスを制御する制御部とを備え、 前記複数のピクセルのそれぞれは、所定の方向に配列さ
れた複数のサブピクセルを含み、前記複数のサブピクセ
ルのそれぞれには複数の色要素のうち対応する1つの色
要素が予め割り当てられており、 前記複数の色要素のそれぞれの強さは、複数の色要素レ
ベルによって段階的に表わされ、 前記複数のサブピクセルのそれぞれは、前記複数の色要
素レベルのうちの1つを有しており、 前記制御部は、 前記第1の文字の基本部分に対応する少なくとも1つの
第1のサブピクセルの色要素レベルを所定の色要素レベ
ルに設定し、 前記少なくとも1つの第1のサブピクセルの近傍の少な
くとも1つの第1近傍サブピクセルの色要素レベルを前
記所定の色要素レベル以外の色要素レベルに設定するこ
とにより、前記第1の文字を前記表示面に表示するよう
に前記表示デバイスを制御し、 前記第1の文字の基本部分は、所定のサイズを有する第
1のフレームに含まれており、 前記少なくとも1つの第1のサブピクセルは、前記表示
面上の領域のうち前記第1のフレームに対応する第1の
領域に含まれており、 前記少なくとも1つの第1近傍サブピクセルのうちの少
なくとも1つは、前記第1の領域外にある、文字表示装
置。 - 【請求項2】 前記制御部は、前記第1の文字に隣接す
る位置に第2の文字を前記表示面にさらに表示するよう
に前記表示デバイスを制御し、 前記第2の文字の基本部分は、所定のサイズを有する第
2のフレームに含まれており、 前記第2の文字の基本部分に対応する少なくとも1つの
第2のサブピクセルは、前記表示面上の領域のうち前記
第2のフレームに対応する第2の領域に含まれており、 前記少なくとも1つの第1近傍サブピクセルのうちの前
記少なくとも1つは、前記第2の領域に含まれている、
請求項1に記載の文字表示装置。 - 【請求項3】 前記第1文字と、前記第2文字とは、同
一の表示属性を有する、請求項2に記載の文字表示装
置。 - 【請求項4】 前記表示デバイスに表示されるすべての
文字の基本部分のそれぞれは、所定のサイズを有するフ
レームに含まれており、 前記少なくとも1つの第1近傍サブピクセルのうちの前
記少なくとも1つは、前記フレームのそれぞれに対応す
る前記表示面上の領域のいずれにも含まれない、請求項
1に記載の文字表示装置。 - 【請求項5】 前記制御部は、前記少なくとも1つの第
1近傍サブピクセルのうちの前記少なくとも1つの色要
素レベルを前記少なくとも1つの第1のサブピクセルか
らの距離に応じて定められる色要素レベルと、前記少な
くとも1つの第2のサブピクセルからの距離に応じて定
められる色要素レベルとに基づいて設定する、請求項2
に記載の文字表示装置。 - 【請求項6】 前記制御部は、前記第1の領域に含まれ
る予め定められた少なくとも1つのサブピクセルの色要
素の強さを前記第1の文字の種類に関わらず所定の値に
設定する、請求項1に記載の文字表示装置。 - 【請求項7】 前記制御部は、前記第1の文字の位置に
第3の文字を前記表示面に上書きするように前記表示デ
バイスを制御する際に、前記少なくとも1つの第1近傍
サブピクセルのうちの前記少なくとも1つの色要素レベ
ルを再設定する、請求項1に記載の文字表示装置。 - 【請求項8】 複数のピクセルを有する表示面を含む表
示デバイスと、 前記表示デバイスを制御する制御部とを備え、 前記複数のピクセルのそれぞれは、所定の方向に配列さ
れた複数のサブピクセルを含み、前記複数のサブピクセ
ルのそれぞれには複数の色要素のうち対応する1つの色
要素が予め割り当てられており、 前記複数の色要素のそれぞれの強さは、複数の色要素レ
ベルによって段階的に表わされ、 前記複数のサブピクセルのそれぞれは、前記複数の色要
素レベルのうちの1つを有しており、 前記制御部は、第1の文字の基本部分に対応する少なく
とも1つの第1のサブピクセルと、第2の文字の基本部
分に対応する少なくとも1つの第2のサブピクセルとを
所定の色要素レベルに設定し、 前記少なくとも1つの第1のサブピクセルの近傍の少な
くとも1つのサブピクセルと、前記少なくとも1つの第
2のサブピクセルの近傍の少なくとも1つのサブピクセ
ルとの色要素レベルを前記少なくとも1つの第1のサブ
ピクセルからの距離に応じて定められる色要素レベル
と、前記少なくとも1つの第2のサブピクセルからの距
離に応じて定められる色要素レベルとに基づいて、前記
所定の色要素レベル以外の色要素レベルに設定すること
により、前記第1の文字と前記第2の文字とを前記表示
面に表示するように前記表示デバイスを制御する、文字
表示装置。 - 【請求項9】 複数のピクセルを有する表示面に文字を
表示する文字表示方法であって、 前記複数のピクセルのそれぞれは、所定の方向に配列さ
れた複数のサブピクセルを含み、前記複数のサブピクセ
ルのそれぞれには複数の色要素のうち対応する1つの色
要素が予め割り当てられており、 前記複数の色要素のそれぞれの強さは、複数の色要素レ
ベルによって段階的に表わされ、 前記複数のサブピクセルのそれぞれは、前記複数の色要
素レベルのうちの1つを有しており、 前記方法は、 (a)前記第1の文字の基本部分に対応する少なくとも
1つの第1のサブピクセルの色要素レベルを所定の色要
素レベルに設定するステップと、 (b)前記少なくとも1つの第1のサブピクセルの近傍
の少なくとも1つの第1近傍サブピクセルの色要素レベ
ルを前記所定の色要素レベル以外の色要素レベルに設定
するステップとを包含し、 前記第1の文字の基本部分は、所定のサイズを有する第
1のフレームに含まれており、 前記少なくとも1つの第1のサブピクセルは、前記表示
面上の領域のうち前記第1のフレームに対応する第1の
領域に含まれており、 前記少なくとも1つの第1近傍サブピクセルのうちの少
なくとも1つは、前記第1の領域外にある、文字表示方
法。 - 【請求項10】 複数のピクセルを有する表示面に文字
を表示する文字表示方法であって、 前記複数のピクセルのそれぞれは、所定の方向に配列さ
れた複数のサブピクセルを含み、前記複数のサブピクセ
ルのそれぞれには複数の色要素のうち対応する1つの色
要素が予め割り当てられており、 前記複数の色要素のそれぞれの強さは、複数の色要素レ
ベルによって段階的に表わされ、 前記複数のサブピクセルのそれぞれは、前記複数の色要
素レベルのうちの1つを有しており、 前記方法は、 (a)第1の文字の基本部分に対応する少なくとも1つ
の第1のサブピクセルと、第2の文字の基本部分に対応
する少なくとも1つの第2のサブピクセルとを所定の色
要素レベルに設定するステップと、 (b)前記少なくとも1つの第1のサブピクセルの近傍
の少なくとも1つのサブピクセルと、前記少なくとも1
つの第2のサブピクセルの近傍の少なくとも1つのサブ
ピクセルとの色要素レベルを前記少なくとも1つの第1
のサブピクセルからの距離に応じて定められる色要素レ
ベルと、前記少なくとも1つの第2のサブピクセルから
の距離に応じて定められる色要素レベルとに基づいて、
前記所定の色要素レベル以外の色要素レベルに設定する
ステップとを包含する、文字表示方法。 - 【請求項11】 複数のピクセルを有する表示面を含む
表示デバイスを備えた情報表示装置に文字表示処理を実
行させるプログラムであって、 前記複数のピクセルのそれぞれは、所定の方向に配列さ
れた複数のサブピクセルを含み、前記複数のサブピクセ
ルのそれぞれには複数の色要素のうち対応する1つの色
要素が予め割り当てられており、 前記複数の色要素のそれぞれの強さは、複数の色要素レ
ベルによって段階的に表わされ、 前記複数のサブピクセルのそれぞれは、前記複数の色要
素レベルのうちの1つを有しており、 前記文字表示処理は、 (a)前記第1の文字の基本部分に対応する少なくとも
1つの第1のサブピクセルの色要素レベルを所定の色要
素レベルに設定するステップと、 (b)前記少なくとも1つの第1のサブピクセルの近傍
の少なくとも1つの第1近傍サブピクセルの色要素レベ
ルを前記所定の色要素レベル以外の色要素レベルに設定
するステップとを包含し、 前記第1の文字の基本部分は、所定のサイズを有する第
1のフレームに含まれており、 前記少なくとも1つの第1のサブピクセルは、前記表示
面上の領域のうち前記第1のフレームに対応する第1の
領域に含まれており、 前記少なくとも1つの第1近傍サブピクセルのうちの少
なくとも1つは、前記第1の領域外にある、プログラ
ム。 - 【請求項12】 複数のピクセルを有する表示面を含む
表示デバイスを備えた情報表示装置に文字表示処理を実
行させるプログラムであって、 前記複数のピクセルのそれぞれは、所定の方向に配列さ
れた複数のサブピクセルを含み、前記複数のサブピクセ
ルのそれぞれには複数の色要素のうち対応する1つの色
要素が予め割り当てられており、 前記複数の色要素のそれぞれの強さは、複数の色要素レ
ベルによって段階的に表わされ、 前記複数のサブピクセルのそれぞれは、前記複数の色要
素レベルのうちの1つを有しており、 前記文字表示処理は、 (a)第1の文字の基本部分に対応する少なくとも1つ
の第1のサブピクセルと、第2の文字の基本部分に対応
する少なくとも1つの第2のサブピクセルとを所定の色
要素レベルに設定するステップと、 (b)前記少なくとも1つの第1のサブピクセルの近傍
の少なくとも1つのサブピクセルと、前記少なくとも1
つの第2のサブピクセルの近傍の少なくとも1つのサブ
ピクセルとの色要素レベルを前記少なくとも1つの第1
のサブピクセルからの距離に応じて定められる色要素レ
ベルと、前記少なくとも1つの第2のサブピクセルから
の距離に応じて定められる色要素レベルとに基づいて、
前記所定の色要素レベル以外の色要素レベルに設定する
ステップとを包含する、プログラム。 - 【請求項13】 複数のピクセルを有する表示面を含む
表示デバイスを備えた情報表示装置によって読み取り可
能な記録媒体であって、 前記記録媒体は、前記情報表示装置に文字表示処理を実
行させるプログラムを記録し、 前記複数のピクセルのそれぞれは、所定の方向に配列さ
れた複数のサブピクセルを含み、前記複数のサブピクセ
ルのそれぞれには複数の色要素のうち対応する1つの色
要素が予め割り当てられており、 前記複数の色要素のそれぞれの強さは、複数の色要素レ
ベルによって段階的に表わされ、 前記複数のサブピクセルのそれぞれは、前記複数の色要
素レベルのうちの1つを有しており、 前記文字表示処理は、 (a)前記第1の文字の基本部分に対応する少なくとも
1つの第1のサブピクセルの色要素レベルを所定の色要
素レベルに設定するステップと、 (b)前記少なくとも1つの第1のサブピクセルの近傍
の少なくとも1つの第1近傍サブピクセルの色要素レベ
ルを前記所定の色要素レベル以外の色要素レベルに設定
するステップとを包含し、 前記第1の文字の基本部分は、所定のサイズを有する第
1のフレームに含まれており、 前記少なくとも1つの第1のサブピクセルは、前記表示
面上の領域のうち前記第1のフレームに対応する第1の
領域に含まれており、 前記少なくとも1つの第1近傍サブピクセルのうちの少
なくとも1つは、前記第1の領域外にある、記録媒体。 - 【請求項14】 複数のピクセルを有する表示面を含む
表示デバイスを備えた情報表示装置によって読み取り可
能な記録媒体であって、 前記記録媒体は、前記情報表示装置に文字表示処理を実
行させるプログラムを記録し、 前記複数のピクセルのそれぞれは、所定の方向に配列さ
れた複数のサブピクセルを含み、前記複数のサブピクセ
ルのそれぞれには複数の色要素のうち対応する1つの色
要素が予め割り当てられており、 前記複数の色要素のそれぞれの強さは、複数の色要素レ
ベルによって段階的に表わされ、 前記複数のサブピクセルのそれぞれは、前記複数の色要
素レベルのうちの1つを有しており、 前記文字表示処理は、 (a)第1の文字の基本部分に対応する少なくとも1つ
の第1のサブピクセルと、第2の文字の基本部分に対応
する少なくとも1つの第2のサブピクセルとを所定の色
要素レベルに設定するステップと、 (b)前記少なくとも1つの第1のサブピクセルの近傍
の少なくとも1つのサブピクセルと、前記少なくとも1
つの第2のサブピクセルの近傍の少なくとも1つのサブ
ピクセルとの色要素レベルを前記少なくとも1つの第1
のサブピクセルからの距離に応じて定められる色要素レ
ベルと、前記少なくとも1つの第2のサブピクセルから
の距離に応じて定められる色要素レベルとに基づいて、
前記所定の色要素レベル以外の色要素レベルに設定する
ステップとを包含する、記録媒体。
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