JP2003005304A - 定型シートホルダ及び画像読み取り装置 - Google Patents
定型シートホルダ及び画像読み取り装置Info
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Abstract
れている画像読み取り装置において複数種類の定型の原
稿シートを原稿台の盤面に容易に位置決めできる定型シ
ートホルダを提供する。 【解決手段】 原稿ガイド16に当接する第一位置決め
部58、62及び第二位置決め部52、68を板状部材
の対角に配置し、それぞれの位置決め部を基準にして互
いに異なる形状の透過原稿シートを位置決めすることで
1つのフィルムホルダ50を少なくとも2通りに使用す
ることができる構成を採用する。すなわち、第一位置決
め部58、62と第二位置決め部52、68について、
当該位置決め部が原稿ガイド16に当接しているとき読
み取り領域19に位置する開口部54、64と、開口部
54、64にストリップフィルム又はマウントフィルム
を保持する保持部とを設け、それぞれの開口部54、6
4の形状を互いに異なるものとする。
Description
型の原稿シートを保持するための定型シートホルダ及び
画像読み取り装置に関する。
クシミリ等の画像読み取り装置にあって、写真フィルム
等に記録された透過原稿を読み取る機能を有するものが
知られている。フラットベッド型イメージスキャナ等、
原稿台に原稿シートを載置する画像読み取り装置(以
下、フラットベッド型画像読み取り装置という。)にお
いては、写真フィルム等の透過原稿が記録された透過原
稿シートの大きさに対して原稿台がかなり広いため、原
稿台に複数の透過原稿シートを載置して一度に複数の透
過原稿を読み取ることが可能である。フラットベッド型
画像読み取り装置において写真フィルム等の定型の透過
原稿シートを原稿台の盤面に位置決めする際には一般に
透過原稿シートを保持するための所謂フィルムホルダが
用いられる。図2(A)に従来のフィルムホルダ90を
示した。開口部92は4行形成され、1行につき1枚の
35mmストリップフィルムを保持する。開口部92は
仕切93により2列に区分されている。開口部91はシ
ェーディング補正のための白基準データを検出するため
に形成されている。
読み取り装置では、反射原稿については原稿台のほぼ全
域を読み取り領域としているのに対し、透過原稿につい
ては光源の照射範囲を限定して読み取り領域を原稿台の
一部に限定したものが知られている。このようなフラッ
トベッド型画像読み取り装置において使用されるフィル
ムホルダでは、読み取り領域の広さに合わせ、図2
(B)に示すフィルムホルダ94のように、一般に透過
原稿シートを保持する数が少なくなっており、また、保
持する透過原稿の種類が1つのフィルムホルダにつき1
種類に限定されている。
稿台の一部に限定されているフラットベッド型画像読み
取り装置で多種類の透過原稿シートを読み取ろうとする
と、1つのフィルムホルダに装着できる透過原稿シート
の種類が1つであるため、フィルムホルダを頻繁に交換
しなければならず、原稿と定型シートホルダの脱着が煩
雑である。
一部に限定されている画像読み取り装置において複数種
類の定型の原稿シートを原稿台の盤面に容易に位置決め
できる定型シートホルダを提供することを目的とする。
本発明は、複数種類の定型の原稿シートを原稿台の盤面
に容易に位置決めできる画像読み取り装置を提供するこ
とを目的とする。
ると、概ねL字型に配置されている第一ガイド部及び第
二ガイド部に当接する位置決め部を板状部材の対角に配
置し、それぞれの位置決め部を基準にして互いに異なる
形状の原稿を位置決めすることで1つの定型シートホル
ダを少なくとも2通りに使用することができる構成を採
用する。すなわち、第一位置決め部と第二位置決め部と
を板状部材の対角に設け、それぞれの位置決め部につい
て、当該位置決め部が第一ガイド部及び第二ガイド部に
当接しているとき読み取り領域に位置する開口部と、開
口部に定型の透過原稿シートを保持する保持部とを設
け、それぞれの開口部の形状を互いに異なるものとす
る。請求項1に係る発明によると、第一保持部で第一開
口部に原稿シートを保持し第一位置決め部を第一ガイド
部及び第二ガイド部に当接させて原稿を読み取る使い方
と、第二保持部で第二開口部に原稿シートを保持し第二
位置決め部を第一ガイド部及び第二ガイド部に当接させ
て原稿を読み取る使い方との2通りの使い方ができるた
め、複数種類の定型の原稿シートを原稿台の盤面に容易
に位置決めできる。
前記原稿台の周囲に概ねL字型に配置される第一ガイド
部及び第二ガイド部と、前記原稿台の盤面上の一部の読
み取り領域を照射する透過原稿用光源と、前記透過原稿
用光源に照射された原稿画像の透過光像の濃淡に応じた
画像信号を出力する撮像部と、前記原稿台の盤面に載置
される板状の定型シートホルダとを備える。請求項2に
係る発明によると、定型シートホルダは、前記第一ガイ
ド部及び前記第二ガイド部に当接可能な第一位置決め部
と、前記第一位置決め部が前記第一ガイド部及び前記第
二ガイド部に当接しているとき前記読み取り領域に位置
する第一開口部と、前記第一開口部の周囲に設けられ定
型の原稿シートを前記第一開口部に保持する第一保持部
と、前記第一位置決め部の対角に形成され前記第一ガイ
ド部及び前記第二ガイド部に当接可能な第二位置決め部
と、前記二位置決め部が前記第一ガイド部及び前記第二
ガイド部に当接しているとき前記読み取り領域に位置し
前記第一開口部と異なる形状を有する第二開口部と、前
記第二開口部の周囲に設けられ定型の透過原稿シートを
前記第二開口部に保持する第二保持部とを有するため、
複数種類の定型の原稿シートを原稿台の盤面に容易に位
置決めできる。
リニアセンサと、主走査線を主走査線に垂直な方向に移
動させる副走査駆動部とを有し、定型シートホルダは、
第一開口部と副走査方向に並ぶ切り欠き又は開口部と、
第二開口部と副走査方向に並ぶ切り欠き又は開口部を有
する。請求項3に係る発明によると、これらの切り欠き
又は開口部を形成することで、光学系のシェーディング
を検出するための光路を確保することができる。
センサに前記透過原稿用光源に照射された原稿画像の主
走査線上の透過光像を結像するレンズを有し、前記読み
取り領域は主走査線の中央部軌跡の全部又は一部である
ため、透過光像の歪みを低減することができる。
複数の実施例を図面に基づいて説明する。図3及び図4
は、本発明の一実施例による画像読取装置としてのイメ
ージスキャナ10を示している。
12の上面に原稿台14を備えた所謂フラットベッド型
であって、撮像素子20と、撮像素子20に原稿像を結
像させる光学系30と、撮像素子20の出力信号を処理
する処理部100と、撮像素子20を駆動する駆動部4
0と、制御部110とを備えている。特許請求の範囲に
記載された撮像部は撮像素子20、処理部100、制御
部110等から構成される。
れ、その盤面上に原稿シートが載置される。原稿台14
の縁部には、図3に示すように高反射率均一反射面を有
する白基準28が設けられている。原稿台14の周縁部
には、図1、図3、図5及び図6に示すように原稿台1
4の盤面に反射原稿シートを位置決めするための原稿ガ
イド16が設けられている。原稿ガイド16はロの字形
又はL字形を呈し少なくとも互いに直交する2辺のガイ
ド部17を有する。
ユニット38が設けられている。この透過原稿ユニット
38は、透過原稿用光源37を有し、透過原稿の読み取
り時には原稿台14の上方位置に装着され、反射原稿の
読取り時には取り外される。本実施例における透過原稿
用光源37は、図示しない蛍光ランプ等の管照明と図示
しない反射板および拡散板とから構成される面光源であ
り、管照明からの光は拡散板により原稿台14上の透過
原稿読み取り領域19にほぼ面均一に照射される。透過
原稿用光源37により照射された原稿台14上の透過原
稿の透過光像は光学系30により撮像素子20の受光部
に結像される。尚、透過原稿用光源として、蛍光ランプ
が主走査線とともに副走査方向に移動するものを用いて
もよい。
及び図6に示すように主走査線の中央部軌跡の一部とす
ることが望ましい。後述する集光レンズ36は光軸近傍
で光学像の歪みが少なく、周縁部で光学像の歪みが大き
いことから、原稿台14の主走査方向中央部に透過原稿
読み取り領域19を限定することでリニアセンサ20に
結像される透過光像の歪みを低減することができるから
である。また、照射範囲を小さくできることから、透過
原稿用光源37を小型で簡素にできるからである。
ルダとしてのフィルムホルダ50は、図1又は図6に示
すように原稿台14の盤面に載置される。フィルムホル
ダ50はプラスチック等からなる薄板状部材であり複数
の開口部が形成されている。
点対称の形状である。フィルムホルダ50の輪郭の大き
さは、原稿ガイド16の読み取り原点側(図1の右上
側)のガイド部17の2辺から透過原稿読み取り領域1
9までを覆う大きさである。特許請求の範囲に記載され
た第一位置決め部は短手側の端面58と長手側の端面6
2で構成され、第二位置決め部は端面58の向かいに位
置する端面68及び端面62の向かいに位置する端面5
2で構成される。すなわち、第一位置決め部58、62
と第二位置決め部68、52とはそれぞれL字形を形成
しており互いに対角の位置に形成されている。第一位置
決め部58、62と第二位置決め部68、52の角部に
はそれぞれ三角形のマーク60、70が形成されてい
る。これらのマーク60、70は、原稿ガイド16に形
成しているマーク18と対応させることでフィルムホル
ダ50の位置決めの方法をユーザに案内するものであ
る。
第一位置決め部58、62が原稿ガイド16の読み取り
原点側の2辺のガイド部17に当接するとき読み取り領
域19になる位置に切り欠き56と第一開口部54を有
する。
プフィルム4〜6コマ分の露光範囲を囲む大きさの長方
形である。第一開口部54の長手方向軸は副走査方向軸
(図1の上下方向軸)に平行である。図1及び図7に示
すように第一開口部54の周囲には、特許請求の範囲に
記載された第一保持部としての凹部55と概ねコの字形
の溝53とが形成されている。35mmストリップフィ
ルムは第一開口部54をまたいで凹部55に掛け渡され
る。35mmストリップフィルムの両長辺は溝53に係
止される。
置決め部58、62が原稿ガイド16の読み取り原点側
の2辺のガイド部17に当接するとき、読み取り領域1
9の一部を占める位置で副走査方向軸上に第一開口部5
4とともに並んで形成され、原稿台14が読み取り領域
19の一部において透過原稿用光源37に直接照射され
るように形成されている。切り欠き56の副走査方向
(図1の左右方向)の幅は第一開口部54の副走査方向
の幅より広い。以下、読み取り領域19のうち透過原稿
用光源37に常に直接照射される領域をシェーディング
検出領域という。
第二位置決め部68、52が原稿ガイド16の読み取り
原点側の2辺のガイド部17に当接するとき読み取り領
域19になる位置に切り欠き66と4つの第二開口部6
4を有する。
ムの枠部が嵌合する大きさの正方形である。4つの第二
開口部64は第一開口部54の長手方向軸と平行に整列
している。第二開口部64を形成しているロの字形の端
面が特許請求の範囲に記載された第二保持部に相当す
る。第二開口部64の周縁の一部に半円状の凹部63が
形成されている。この凹部63はマウントフィルムの枠
部に指先を引っかけやすくするものである。
置決め部68、52が原稿ガイド16の読み取り原点側
の2辺のガイド部17に当接するとき、読み取り領域1
9の一部を占める位置で副走査方向軸上に第二開口部6
4とともに並んで形成され、マウントフィルムを読み取
るときのシェーディング検出領域を確保している。尚、
本実施例ではシェーディング領域を切り欠き56、66
で確保しているが、方形の開口部で確保しても良い。
アセンサを用いるが、密着型2次元センサを用いてもよ
い。リニアセンサ20は、複数の光電変換素子がキャリ
ッジ24の移動方向に対して垂直にほぼ直線状に並ぶ姿
勢でキャリッジ24に搭載されている。光電変換素子と
してはフォトダイオード等が使用される。リニアセンサ
20の光電変換素子の配列方向が主走査方向を規定し、
キャリッジ24の移動方向が副走査方向である。リニア
センサ20としては、可視光、赤外光、紫外光等、所定
の波長領域の光を光電変換して得られる電荷を一定時間
蓄積し、受光量に応じた電気信号をCCD(Charge Cou
pled Device)、MOSトランジスタスイッチ等を用い
て出力するものが使用される。本実施例では、リニアセ
ンサ20としてレンズ縮小形リニアイメージセンサを用
いるが、密着型リニアイメージセンサを用いてもよい。
を採用し、受光部にカラーフィルタアレイをオンチップ
で形成したRGB各1ラインの3ライン又はRGB各2
ラインの6ラインで構成されるリニアセンサ20を用い
る。尚、カラー出力方式についてダイクロイックミラー
方式、光源切り換え方式、フィルタ切り換え方式のいず
れを採用してもよい。また、モノクロ出力の画像読み取
り装置についても当然に本発明を適用できる。
30は、反射原稿用光源22、透過原稿用光源37、ミ
ラー34、集光レンズ36等で構成されている。図1に
破線で示すように、透過原稿用光源37により照射され
た原稿台14上の透過原稿シートAの透過光像はミラー
34及び集光レンズ36によりリニアセンサ20の受光
部に結像される。ミラー34は、原稿からリニアセンサ
20に至る光路長を長くするためのものである。
は、主に電子的に作動する主走査駆動部102と主に機
械的に作動する副走査駆動部26とから構成される。
を駆動するために必要なシフトパルス、転送パルス等の
駆動パルスを生成し、リニアセンサ20に出力する電子
回路である。この主走査駆動部102は、例えば同期信
号発生器、駆動用タイミングジェネレータ等から構成さ
れる。
駆動部26は、キャリッジ24、キャリッジ24に係止
されたベルト、このベルトを回転させる例えば制御の容
易なステッピングモータ等を備える。キャリッジ24
は、シャフト等にスライド自在に係止し、原稿台14の
板面に対し平行な方向(図3においてa方向)に往復移
動自在に設けている。キャリッジ24は例えばベルト駆
動によりリニアセンサ20と反射原稿用光源22とを原
稿台14の盤面に対して平行に運搬する。
査駆動部102、アナログ信号処理回路104、A/D
変換器106、ディジタル信号処理部108から構成さ
れている。本実施例では、処理部100のうち主走査駆
動部102、アナログ信号処理回路104およびA/D
変換器106がキャリッジ24に搭載され、ディジタル
信号処理部108は筐体12に固定されている。キャリ
ッジ24に搭載された回路と筐体12に固定された回路
との接続は図示しないフレキシブルフラットケーブル
(FFC)により実現されている。
ンサ20から出力されたアナログの電気信号に対して増
幅、雑音低減処理等のアナログ信号処理を施し、その処
理された信号をA/D変換器106に出力する。A/D
変換器106は、アナログ信号処理回路104から出力
されたアナログの電気信号をディジタルの画像信号に変
換し、その画像信号をディジタル信号処理部108に出
力する。
換器106から出力された画像信号に対して各種の処理
を施し、イメージスキャナ10に接続される画像処理装
置150へ転送する画像データを出力するものである。
具体的には、ディジタル信号処理部108はシェーディ
ング補正部120、ガンマ補正部122および欠陥画素
補正部124を有している。なお、ディジタル信号処理
部108で施す各種の処理は、制御部110または画像
処理装置150で実行するコンピュータプログラムによ
る処理に置き換えることができる。
ンサ20の画素ごとまたは数画素からなるブロックごと
の感度のばらつきや、反射原稿用光源22または透過原
稿用光源37の主走査方向における照射光量分布、集光
レンズ36の光学特性等に起因するシェーディングを補
正する。透過原稿読み取り時のシェーディング補正は、
原稿の読み取り前に透過原稿用光源37から照射される
光をシェーディング領域を通し透過原稿シートを透過さ
せずにリニアセンサ20に入射させることで得られる白
基準データを用いて、その白基準データとメモリ(例え
ば後述するROM134)にあらかじめ記憶されている
黒基準データとを併用して行われる。
0のガンマ特性に応じて画像信号のガンマ補正を行うも
のである。欠陥画素補正部124は、画素補間法により
欠陥画素の信号を隣接画素の信号で補間して生成するも
のである。
2、ROM134を有するマイクロコンピュータであ
る。制御部110は、ROM134に記録されたコンピ
ュータプログラムを実行することでキャリッジ24の移
動(すなわち副走査駆動部26の駆動)の制御、光源2
2、37の点滅および光量の制御、処理部100の各要
素の動作制御等、イメージスキャナ10全体の制御を行
う。
るインターフェイス140を介してパーソナルコンピュ
ータ等の画像処理装置150に接続可能とされている。
制御部110は、それに接続された画像処理装置150
からの読取指令信号に基づき、ROM134に記憶され
ているコンピュータプログラムのうち原稿の読み取りに
関するものを実行する。
した。以下、イメージスキャナ10の使用方法及び作動
について説明する。なお、以下の説明では、イメージス
キャナ10が画像処理装置150に接続されているもの
とする。
シートに記録された透過原稿を読み取るときにはフィル
ムホルダ50を使用する。フィルムホルダ50は35m
mストリップフィルム(以下ネガフィルムという。)及
び35mmマウントフィルム(以下ポジフィルムとい
う。)を保持し原稿台14の盤面に位置決めすることが
できる。
4の周縁に形成された溝53に端部を係止してネガフィ
ルムの露光部分を第一開口部54に位置決めする。図1
に示すように、第一位置決め部58、62を原稿ガイド
16の読み取り原点側の2辺のガイド部17に当接さ
せ、第一開口部54を透過原稿読み取り領域19に位置
させる。これによりネガフィルムの露光部分は透過原稿
読み取り領域19に位置決めされる。
うに、第二位置決め部68、52を原稿ガイド16の読
み取り原点側の2辺のガイド部17に当接させ、4つの
第二開口部64を透過原稿読み取り領域19に位置させ
る。第二開口部64のそれぞれにポジフィルムをはめ込
むと、ポジフィルムの枠部が原稿台14の盤面及び第二
開口部64の内壁面によって保持され、これによりポジ
フィルムの露光部分は透過原稿読み取り領域19に位置
決めされる。
うに透過原稿シートを原稿台14の盤面上に位置決めし
た後、画像処理装置150への入力操作により、原稿の
読み取り範囲および読み取り解像度を指定しイメージス
キャナ10に対して原稿の読み取りを指令する。その指
令に応答してイメージスキャナ10は以下のように作動
する。 (1) 透過原稿用光源37を点灯して原稿台14の盤面上
のシェーディング領域を照射し、白基準データを取得す
る。 (2) 透過原稿用光源37を点灯させ、ネガフィルム又は
ポジフィルムの透過光像を光学系30によりリニアセン
サ20の受光部に結像させる。 (3) 主走査駆動部102によりシフトパルス等の駆動パ
ルスをリニアセンサ20に所定のシーケンスで入力す
る。これにより、透過光像の濃淡に相関した量の電荷
(信号電荷)がリニアセンサ20に蓄積され、さらに蓄
積された電荷がCCD等により電気信号として処理部1
00(アナログ信号処理回路104)に出力される。 (4) リニアセンサ20から出力された電気信号を処理部
100により処理し、その結果出力される画像データを
画像処理装置150に転送する。 (5) キャリッジ24を一定速度で移動させつつ透過原稿
読み取り領域19内の各主走査線について(2)〜(4)を繰
り返し実行する。これにより、ネガフィルム又はポジフ
ィルムに記録された透過原稿像の光学的濃淡情報を表す
画像データが画像処理装置150に転送される。
10によると、1つのフィルムホルダを2通りに使える
ため、ネガフィルムとポジフィルムのそれぞれについて
フィルムホルダを使い分ける必要がない。したがってイ
メージスキャナ10によると、フィルムホルダを交換す
る煩雑さを低減することができる。すなわちイメージス
キャナ10によると、複数種類の定型の原稿シートを原
稿台の盤面に容易に位置決めできる。また、イメージス
キャナ10によると、透過原稿の読み取り領域19を主
走査線の中央部軌跡に限定しているため、集光レンズ3
6の周縁部での像の歪みが透過原稿の読み取り解像度に
影響を与えない。また、透過原稿用光源37を小型で簡
素にすることができる。また、フィルムホルダ50の2
辺と原稿ガイド16の2辺とを当接させて原稿台14に
フィルムホルダ50を位置決めするため、正確な位置に
フィルムを位置決めすることができる。
が、これはあくまでも例示であって、本発明はそのよう
な実施例の記載によって何ら限定的に解釈されるもので
はない。例えば、上述の実施例ではフィルムホルダ50
に2つの位置決め部を対角に形成し、1つのフィルムホ
ルダ50で2通りの使い方ができる構成を採用している
が、概ね正方形の輪郭を有するフィルムホルダに4つの
位置決め部を各角部に形成し、1つのフィルムホルダで
4通りの使い方ができる構成を採用しても良い。
ィルムホルダを示す平面図である。
す模式図である。
すブロック図である。
す斜視図である。
ィルムホルダを示す平面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 概ねL字型に配置されている第一ガイド
部及び第二ガイド部で原稿台の盤面に位置決めして載置
される原稿シートに記録された原稿画像を撮像素子に結
像させ原稿画像の濃淡に応じた画像信号を出力する画像
読み取り装置の読み取り領域に定型の原稿シートを保持
する定型シートホルダであって、 前記原稿台の盤面に載置される板状部材を備え、 前記板状部材は、 前記第一ガイド部及び前記第二ガイド部に当接可能な第
一位置決め部と、 前記第一位置決め部が前記第一ガイド部及び前記第二ガ
イド部に当接しているとき前記読み取り領域に位置する
第一開口部と、 前記第一開口部の周囲に設けられ定型の原稿シートを前
記第一開口部に保持する第一保持部と、 前記第一位置決め部の対角に形成され前記第一ガイド部
及び前記第二ガイド部に当接可能な第二位置決め部と、 前記第二位置決め部が前記第一ガイド部及び前記第二ガ
イド部に当接しているとき前記読み取り領域に位置し前
記第一開口部と異なる形状を有する第二開口部と、 前記第二開口部の周囲に設けられ定型の透過原稿シート
を前記第二開口部に保持する第二保持部と、 を有することを特徴とする定型シートホルダ。 - 【請求項2】 原稿台と、 前記原稿台の周囲に概ねL字型に配置される第一ガイド
部及び第二ガイド部と、 前記原稿台の盤面上の一部の読み取り領域を照射する透
過原稿用光源と、 前記透過原稿用光源に照射された原稿画像の透過光像の
濃淡に応じた画像信号を出力する撮像部と、 前記原稿台の盤面に載置される板状の定型シートホルダ
とを備え、 前記定型シートホルダは、 前記第一ガイド部及び前記第二ガイド部に当接可能な第
一位置決め部と、 前記第一位置決め部が前記第一ガイド部及び前記第二ガ
イド部に当接しているとき前記読み取り領域に位置する
第一開口部と、 前記第一開口部の周囲に設けられ定型の原稿シートを前
記第一開口部に保持する第一保持部と、 前記第一位置決め部の対角に形成され前記第一ガイド部
及び前記第二ガイド部に当接可能な第二位置決め部と、 前記二位置決め部が前記第一ガイド部及び前記第二ガイ
ド部に当接しているとき前記読み取り領域に位置し前記
第一開口部と異なる形状を有する第二開口部と、 前記第二開口部の周囲に設けられ定型の透過原稿シート
を前記第二開口部に保持する第二保持部とを有すること
を特徴とする画像読み取り装置。 - 【請求項3】 前記撮像部は、リニアセンサと、主走査
線を前記主走査線に垂直な方向に移動させる副走査駆動
部とを有し、 前記定型シートホルダは、前記第一開口部と副走査方向
に並ぶ切り欠き又は開口部と、前記第二開口部と副走査
方向に並ぶ切り欠き又は開口部を有することを特徴とす
る請求項2記載の画像読み取り装置。 - 【請求項4】 前記撮像部は、前記リニアセンサに前記
透過原稿用光源に照射された原稿画像の主走査線上の透
過光像を結像するレンズを有し、 前記読み取り領域は主走査線の中央部軌跡の全部又は一
部であることを特徴とする請求項3記載の画像読み取り
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001193459A JP3770312B2 (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | 定型シートホルダ及び画像読み取り装置 |
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