[go: up one dir, main page]

JP2003003310A - 袖付手袋 - Google Patents

袖付手袋

Info

Publication number
JP2003003310A
JP2003003310A JP2001189457A JP2001189457A JP2003003310A JP 2003003310 A JP2003003310 A JP 2003003310A JP 2001189457 A JP2001189457 A JP 2001189457A JP 2001189457 A JP2001189457 A JP 2001189457A JP 2003003310 A JP2003003310 A JP 2003003310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glove
annular
grooved ring
ring
annular fastener
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001189457A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Ida
幸弘 伊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2001189457A priority Critical patent/JP2003003310A/ja
Publication of JP2003003310A publication Critical patent/JP2003003310A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gloves (AREA)
  • Details Of Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手袋本体部と延長袖部との接続構造におい
て、容易に交換作業を行なうことのできる接続構造を有
する袖付手袋を提供する。 【解決手段】 手袋本体部2の開口端部に設けられる第
1環状留具100と、延長袖部3の開口端部に設けられ
る第2環状留具200とがネジ構造(115,214)
により連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、袖付手袋に関
し、より特定的には、手袋本体部と延長袖部との接続構
造に関する。
【0002】
【背景の技術】手袋は、たとえば家庭での水仕事の際
に、手に水または湯が接触することを防ぎ、接触による
手荒れを防止し、手へのダメージを緩和することができ
る。近年においては、袖付手袋は、製造上便利で経済的
な塩化ビニル製の手袋本体部と、延長袖部とを一体に溶
着した構造を有するものが主流となってきており、手袋
本体部と延長袖部とを高周波溶着(熱溶着)などで溶着
させて一体成形されている。
【0003】しかし、この高周波溶着を用いた製法は、
塩ビ樹脂材料に最も多く使用されているが、ポリエチレ
ン等の他の材料からなる手袋の場合は、高周波溶着を用
いた実用的な溶着ができない問題がある。
【0004】このような問題点を解決するために、本出
願の発明者は鋭意研究開発の結果、特願2000−25
2235において、手袋本体部と延長袖部とを溶着する
ことなく、容易に両者の接続を可能とする袖付手袋を発
明した。
【0005】この出願に開示された袖付手袋の構造は、
手袋本体部と延長袖部とを備える袖付手袋において、手
袋本体部の開口端部と延長袖部の開口端部とを環状留具
により挟み込み、手袋本体部と延長袖部とを一体に接続
した構造を特徴としている。
【0006】この構成からなる袖付手袋によれば、環状
留具を用いて手袋本体部と延長袖部との間に生じる摩擦
力に基づいて、手袋本体部と延長袖部とを接続すること
が可能になり、また、一方で、手袋本体部と延長袖部と
の接続を解除することも可能であるため、手袋本体部ま
たは延長袖部のいずれか一方が破損した場合にも、破損
した方の部材を交換することで、他方の部材をそのまま
使用することが可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記出願に開
示した袖付手袋の構成においては、手袋本体部と延長袖
部との接続構造が複雑であるため、手袋本体部または延
長袖部のいずれかを交換する必要が生じたときに交換作
業を容易に行なうことができず、無理に交換作業を行な
う場合、手袋本体部または延長袖部が破損してしまうお
それがあった。
【0008】したがって、この発明の目的は、上記問題
点を解決するためになされたものであり、手袋本体部と
延長袖部との接続構造において、容易に交換作業を行な
うことのできる接続構造を有する袖付手袋を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に基づいた袖付
手袋においては、手袋本体部と延長袖部とを備える袖付
手袋であって、上記手袋本体部の開口端部を挟み込む第
1環状留具と、上記延長袖部の開口端部を挟み込む第2
環状留具とを備え、上記第1環状留具と上記第2環状留
具とを連結することにより、上記手袋本体部と上記延長
袖部とを一体に接続した構造を有する。
【0010】また、上記発明において好ましい形態とし
て、上記第1環状留具は、環状溝部を有する第1溝付リ
ングと、上記手袋本体部の開口端部を上記溝部において
挟み込むとともに上記溝部に嵌合し、長手方向に直交す
る断面形状が略L字形状の領域を含む第1嵌合リングと
を有し、上記第2環状留具は、環状溝部を有する第2溝
付リングと、上記手袋本体部の開口端部を上記溝部にお
いて挟み込むとともに上記溝部に嵌合し、長手方向に直
交する断面形状が略L字形状の領域を含む第2嵌合リン
グとを有する。
【0011】上記構成からなる袖付手袋によれば、手袋
本体部および延長袖部のそれぞれに環状留具が設けられ
るため、手袋本体部および延長袖部への環状留具の接続
は容易に行なえる。また、手袋本体部と延長袖部との接
続においては、環状留具同士の接続構造が採用されてい
るために、環状留具同士の接続も容易に行なうことがで
きる。その結果、手袋本体部と延長袖部との接続構造に
おいて、容易に手袋本体部または延長袖部の交換作業を
行なうことが可能になる。
【0012】また、上記発明において好ましい形態とし
て、上記第1溝付リングまたは上記第2溝付リングの、
いずれか一方の外周面には周方向に沿って雄ネジが設け
られ、上記第1溝付リングまたは上記第2溝付リングの
いずれか他方には、上記雄ネジに螺合する雌ネジが設け
られる。
【0013】また、上記発明において好ましい形態とし
て、上記第1溝付リングおよび前記第2溝付リングの外
周面には周方向に沿って雄ネジが設けられ、上記第1溝
付リングおよび上記第2溝付リングの前記雄ネジに螺合
する雌ネジを有する連結部材がさらに設けられる。
【0014】このように、環状留具同士の接続にネジに
よる接続構造を採用することにより、容易にかつ確実
に、環状留具の接続および切離しを行なうことが可能に
なる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明に基づいた各実施
の形態における袖付手袋の構造について、図を参照しな
がら説明する。
【0016】(実施の形態1) (袖付手袋1Aの外観構造)図1を参照して、実施の形
態1における袖付手袋1Aの外観構造について説明す
る。なお、図1は、袖付手袋1Aの外観構造を示す全体
図である。この袖付手袋1Aは、手袋本体部2と延長袖
部3とを備える。手袋本体部2は、作業用布付き手袋あ
るいは家庭用の手袋が用いられ、素材としてはゴム、合
成ゴム、ビニール、アクリロニトリルブタジエンなどが
挙げられる。延長袖部3は、ポリオレフィン系樹脂、ウ
レタン、酢酸ビニル樹脂などの軟質素材が用いられる。
【0017】手袋本体部2と延長袖部3との接続構造
は、手袋本体部2の開口端部に設けられる第1環状留具
100と、延長袖部3の開口端部に設けられる第2環状
留具200とを連結する構造が採用されている。以下、
第1環状留具100および第2環状留具200の詳細構
造について、図2〜図6を参照して説明する。なお、図
2は第1環状留具100の構造を示す全体斜視図であ
り、図3は第1環状留具100の長手方向(周方向)に
直交する断面形状を示す図であり、図4は第2環状留具
200の構造を示す全体斜視図であり、図5は第2環状
留具200の長手方向(周方向)に直交する断面形状を
示す図であり、図6は第1環状留具100と第2環状留
具200との連結状態を示す断面図である。
【0018】(第1環状留具100の構造)まず、図2
および図3を参照して、第1環状留具100の構造につ
いて説明する。この第1環状留具100は、図2(b)
に示す第1溝付リング110と、図2(a)に示す第1
嵌合リング120とを有する。
【0019】第1溝付リング110は、図2(b)に示
すように、全体としては環状部材からなり、その断面形
状は、図3(b)に示すように、環状の本体部111、
この環状の本体部111と同一の外周を有し、下方に延
びる延長部114、および本体部111の内周面側に設
けられ、本体部111とともに環状の溝部112を形成
する内周壁部113を有する。また、延長部114の内
周面には、周方向に沿って雌ネジ115が形成されてい
る。
【0020】一方、第1嵌合リング120は、第1溝付
リング110と同様に、図2(a)に示すように、全体
としては環状部材からなり、その断面形状は、図3
(a)に示すように、本体部121と、本体部121の
一方端から半径方向に延びる縁部122とを有し、全体
として略L字状の断面形状を有している。なお、図に示
す第1嵌合リング120は全周にわたって略L字状の断
面形状を有しているが、部分的に略L字状の断面形状を
なすように形成することも可能である。
【0021】第1嵌合リング120の本体部121は、
第1溝付リング110に設けられる溝部112に嵌合可
能な寸法に設定されている。また、第1溝付リング11
0の内周壁部113の高さは、第1嵌合リング120の
本体部121を第1溝付リング110の溝部112に嵌
合させた場合に、第1嵌合リング120の縁部122の
上面と第1溝付リング110の本体部111の上面とが
略同一高さとなるように設定されている。第1溝付リン
グ110および第1嵌合リング120はともにポリエチ
レン樹脂またはポリプロピレン樹脂等から成形されてい
る。
【0022】なお、第1溝付リング110および第1嵌
合リング120の他の形状としては、図3(c)の断面
図に示す構造の採用も可能である。図3(c)は、第1
溝付リング110の環状の溝部112を形成する本体部
111に環状溝部116が設けられるとともに、第1嵌
合リング120に、環状溝部116を受け入れるための
環状突部123が設けられる構造の採用も可能である。
この構成により、第1溝付リング110に対する第1嵌
合リング120の引き抜き抵抗を向上させることが可能
になる。なお、本体部111にのみ環状溝部116を設
ける構成、内周壁部113側に、環状溝部116および
環状突部123を設ける構成の採用も可能である。
【0023】(第2環状留具200の構造)次に、図4
および図5を参照して、第2環状留具200の構造につ
いて説明する。この第2環状留具200は、図4(a)
に示す第2溝付リング210と、図4(b)に示す第2
嵌合リング220とを有する。
【0024】第2溝付リング210は、図4(a)に示
すように、全体としては環状部材からなり、その断面形
状は、図5(a)に示すように、環状の本体部211、
および本体部211の内周面側に設けられ、本体部21
1とともに環状の溝部212を形成する内周壁部213
を有する。また、本体部211の外周面には、周方向に
沿って、第1溝付リング110の雌ネジ115に螺合す
る雄ネジ214が形成されている。
【0025】一方、第2嵌合リング220は、第2溝付
リング210と同様に、図4(b)に示すように、全体
としては環状部材からなり、その断面形状は、図5
(b)に示すように、本体部221と、本体部221の
一方端から半径方向に延びる縁部222とを有し、全体
として略L字状の断面形状を有している。なお、図に示
す第2嵌合リング220は全周にわたって略L字状の断
面形状を有しているが、部分的に略L字状の断面形状を
なすように形成することも可能である。
【0026】第2嵌合リング220の本体部221は、
第2溝付リング210に設けられる溝部212に嵌合可
能な寸法に設定されている。また、第2溝付リング21
0の内周壁部213の高さは、第2嵌合リング220の
本体部221を第2溝付リング210の溝部212に嵌
合させた場合に、第2嵌合リング220の縁部222の
下面と第2溝付リング210の本体部211の上面とが
略同一高さとなるように設定されている。第2溝付リン
グ210および第2嵌合リング220はともにポリエチ
レン樹脂またはポリプロピレン樹脂等から成形されてい
る。
【0027】なお、上記図3(c)に示す構成と同様
に、第2溝付リング210と第2嵌合リング220との
間に、環状溝部、およびこの環状溝部を受け入れるため
の環状突部を設ける構成の採用も可能である。
【0028】(接続構造)上記構造からなる第1環状留
具100と第2環状留具200による袖付手袋1A接続
構造について、図6を参照して説明する。袖付手袋1A
の手袋本体部2の開口端部には第1環状留具100が取
付けられ、袖付手袋1Aの延長袖部3の開口端部には第
2環状留具200が取付けられている。
【0029】第1環状留具100の取り付けは、手袋本
体部2の開口端部が第1溝付リング110に設けられる
溝部112に、第1嵌合リング120の本体部121と
ともに挟み込まれるようにして嵌合されている。第2環
状留具200の取り付けは、延長袖部3の開口端部が第
2溝付リング210に設けられる溝部212に、第2嵌
合リング220の本体部221とともに挟み込まれるよ
うにして嵌合されている。
【0030】第1環状留具100と第2環状留具200
とは、第2環状留具200の本体部211の外周面に設
けられた雄ネジ214と、第1溝付リング110に設け
られた雌ネジ115とが螺合することにより連結され
る。
【0031】(作用・効果)以上、本実施の形態におけ
る袖付手袋1Aによれば、手袋本体部2および延長袖部
3のそれぞれに環状留具100,200が設けられるた
め、手袋本体部2への環状留具100の接続、および延
長袖部3への環状留具200の接続は容易に行なえる。
また、手袋本体部2と延長袖部3との接続においては、
環状留具100,200同士のネジ115,214によ
る接続構造が採用されているために、環状留具100,
200同士の接続も容易に行なうことができる。
【0032】なお、第1溝付リング110および第1嵌
合リング120の他の形状としては、図3(c)の断面
図に示す構造の採用も可能である。図3(c)は、第1
溝付リング110の環状の溝部112を形成する本体部
111に環状溝部116が設けられるとともに、第1嵌
合リング120に、環状溝部116を受け入れるための
環状突部123が設けられる構造の採用も可能である。
この構成により、第1溝付リング110に対する第1嵌
合リング120の引き抜き抵抗を向上させることが可能
になる。なお、本体部111にのみ環状溝部116を設
ける構成、内周壁部113側に、環状溝部116および
環状突部123を設ける構成の採用も可能である。
【0033】(実施の形態2) (袖付手袋1Bの外観構造)図7を参照して、実施の形
態2おける袖付手袋1Bの外観構造について説明する。
なお、図7は袖付手袋1Bの外観構造を示す全体図であ
る。この袖付手袋1Bは、実施の形態1と同様の素材か
らなる手袋本体部2と延長袖部3とを備える。
【0034】手袋本体部2と延長袖部3との接続構造
は、手袋本体部2および延長袖部3の開口端部に設けら
れる第3環状留具400と、手袋本体部2および延長袖
部3の第3環状留具400を連結する連結部材300と
を有する。
【0035】以下、連結部材300および第3環状留具
400の詳細構造について、図8〜図12を参照して説
明する。なお、図8は連結部材300の構造を示す全体
斜視図であり、図9は連結部材300の長手方向(周方
向)に直交する断面形状を示す図であり、図10は第3
環状留具400の構造を示す全体斜視図であり、図11
は第3環状留具400の長手方向(周方向)に直交する
断面形状を示す図であり、図12は連結部材300と2
つの第3環状留具400との連結状態を示す断面図であ
る。
【0036】(連結部材300の構造)まず、図8およ
び図9を参照して、連結部材300の構造について説明
する。この連結部材300は、図8に示すように、全体
としては環状部材からなり、その断面形状は、図9に示
すように、環状の本体部311を備え、この本体部31
1の内周面には、周方向に沿って雌ネジ312が形成さ
れている。なお、連結部材300はポリエチレン樹脂ま
たはポリプロピレン樹脂等から成形されている。
【0037】(第3環状留具400の構造)次に、図1
0および図11を参照して、第3環状留具400の構造
について説明する。この第3環状留具400は、図10
(b)に示す第3溝付リング410と、図10(a)に
示す第3嵌合リング420とを有する。
【0038】第3溝付リング410は、図10(b)に
示すように、全体としては環状部材からなり、その断面
形状は、図11(b)に示すように、環状の本体部41
1、および本体部411の内周面側に設けられ、本体部
411とともに環状の溝部412を形成する内周壁部4
13を有する。また、本体部411の外周面には、周方
向に沿って、連結部材300の雌ネジ312に螺合する
雄ネジ414が形成されている。
【0039】一方、第3嵌合リング420は、第3溝付
リング410と同様に、図10(a)に示すように、全
体としては環状部材からなり、その断面形状は、図11
(a)に示すように、本体部421と、本体部421の
一方端から半径方向に延びる縁部422とを有し、全体
として略L字状の断面形状を有している。なお、図に示
す第3嵌合リング420は全周にわたって略L字状の断
面形状を有しているが、部分的に略L字状の断面形状を
なすように形成することも可能である。
【0040】第3嵌合リング420の本体部421は、
第3溝付リング410に設けられる溝部412に嵌合可
能な寸法に設定されている。また、第3溝付リング41
0の内周壁部413の高さは、第3嵌合リング420の
本体部421を第3溝付リング410の溝部412に嵌
合させた場合に、第3嵌合リング420の縁部422の
下面と第3溝付リング410の本体部411の上面とが
略同一高さとなるように設定されている。第3溝付リン
グ410および第3嵌合リング420はともにポリエチ
レン樹脂またはポリプロピレン樹脂等から成形されてい
る。
【0041】なお、上記図3(c)に示す構成と同様
に、第3溝付リング410と第3嵌合リング420との
間に、環状溝部、およびこの環状溝部を受け入れるため
の環状突部を設ける構成の採用も可能である。
【0042】(接続構造)上記構造からなる連結部材3
00と第3環状留具400による袖付手袋1Bの接続構
造について、図12を参照して説明する。袖付手袋1B
の手袋本体部2および延長袖部3の開口端部には、それ
ぞれ第3環状留具400が取付けられている。
【0043】第3環状留具400の取り付けは、手袋本
体部2および延長袖部3の開口端部が第3溝付リング4
10に設けられる溝部412に、第3嵌合リング420
の本体部421とともに挟み込まれるようにして、それ
ぞれ嵌合されている。
【0044】2つの第3環状留具400と連結部材30
0とは、第3環状留具400の本体部411の外周面に
設けられた雄ネジ414と、連結部材300に設けられ
た雌ネジ312とが螺合することにより連結される。
【0045】(作用・効果)以上、本実施の形態におけ
る袖付手袋1Bによれば、手袋本体部2および延長袖部
3のそれぞれに環状留具400が設けられるため、手袋
本体部2への環状留具400の接続、および延長袖部3
への環状留具400の接続は容易に行なえる。また、手
袋本体部2と延長袖部3との接続においては、環状留具
400と連結部材300とのネジによる接続構造が採用
されているために、環状留具400と連結部材300と
の接続も容易に行なうことができる。
【0046】なお、今回開示した実施の形態はすべての
点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲
は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって画定
され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのす
べての変更が含まれることが意図される。
【0047】
【発明の効果】この発明に基づいた袖付手袋によれば、
手袋本体部および延長袖部のそれぞれに環状留具が設け
られるため、手袋本体部および延長袖部への環状留具の
接続は容易に行なえる。また、手袋本体部と延長袖部と
の接続においては、環状留具同士の接続構造が採用され
ているために、環状留具同士の接続も容易に行なうこと
ができる。これにより、手袋本体部と延長袖部との接続
構造において、容易に手袋本体部または延長袖部の交換
作業を行なうことのできる接続構造を有する袖付手袋を
提供することが可能になる。その結果、手袋本体部およ
び延長袖部の装着、交換作業が誰でも容易に行なうこと
が可能になり、交換が面倒による袖付手袋の破棄を防止
し、使用可能部品の最大限利用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1における袖付手袋1Aの外観構
造を示す全体図である。
【図2】 実施の形態1における第1環状留具100の
構造を示す全体斜視図である。
【図3】 実施の形態1における第1環状留具100の
長手方向(周方向)に直交する断面形状を示す図であ
る。
【図4】 実施の形態1における第2環状留具200の
構造を示す全体斜視図である。
【図5】 実施の形態1における第2環状留具200の
長手方向(周方向)に直交する断面形状を示す図であ
る。
【図6】 実施の形態1における第1環状留具100と
第2環状留具200との連結状態を示す断面図である。
【図7】 実施の形態2における袖付手袋1Bの外観構
造を示す全体図である。
【図8】 実施の形態2における連結部材300の構造
を示す全体斜視図である。
【図9】 実施の形態2における連結部材300の長手
方向(周方向)に直交する断面形状を示す図である。
【図10】 実施の形態2における第3環状留具400
の構造を示す全体斜視図である。
【図11】 実施の形態2における第3環状留具400
の長手方向(周方向)に直交する断面形状を示す図であ
る。
【図12】 実施の形態2における連結部材300と2
つの第3環状留具400との連結状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1A,1B 袖付手袋、2 手袋本体部、3 延長袖
部、100 第1環状留具、200 第2環状留具、1
10 第1溝付リング、120 第1嵌合リング、11
1,121,211,221,311,411,421
本体部、114延長部、112,212,412 溝
部、113,213,413 内周壁部、115,31
2 雌ネジ、122,222,422 縁部、210
第2溝付リング、220 第2嵌合リング、214,4
14 雄ネジ、300 連結部材、400 第3環状留
具、410 第3溝付リング、420 第3嵌合リン
グ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手袋本体部と延長袖部とを備える袖付手
    袋であって、 前記手袋本体部の開口端部を挟み込む第1環状留具と、 前記延長袖部の開口端部を挟み込む第2環状留具とを備
    え、 前記第1環状留具と前記第2環状留具とを連結すること
    により、前記手袋本体部と前記延長袖部とを一体に接続
    した構造を有する、袖付手袋。
  2. 【請求項2】 前記第1環状留具は、 環状溝部を有する第1溝付リングと、 前記手袋本体部の開口端部を前記溝部において挟み込む
    とともに前記溝部に嵌合し、長手方向に直交する断面形
    状が略L字形状の領域を含む第1嵌合リングとを有し、 前記第2環状留具は、 環状溝部を有する第2溝付リングと、 前記手袋本体部の開口端部を前記溝部において挟み込む
    とともに前記溝部に嵌合し、長手方向に直交する断面形
    状が略L字形状の領域を含む第2嵌合リングとを有す
    る、請求項1に記載の袖付手袋。
  3. 【請求項3】 前記第1溝付リングまたは前記第2溝付
    リングの、いずれか一方の外周面には周方向に沿って雄
    ネジが設けられ、 前記第1溝付リングまたは前記第2溝付リングのいずれ
    か他方には、前記雄ネジに螺合する雌ネジが設けられ
    る、請求項2に記載の袖付手袋。
  4. 【請求項4】 前記第1溝付リングおよび前記第2溝付
    リングの外周面には周方向に沿って雄ネジが設けられ、 前記第1溝付リングおよび前記第2溝付リングの前記雄
    ネジに螺合する雌ネジを有する連結部材がさらに設けら
    れる、請求項2に記載の袖付手袋。
JP2001189457A 2001-06-22 2001-06-22 袖付手袋 Pending JP2003003310A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001189457A JP2003003310A (ja) 2001-06-22 2001-06-22 袖付手袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001189457A JP2003003310A (ja) 2001-06-22 2001-06-22 袖付手袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003003310A true JP2003003310A (ja) 2003-01-08

Family

ID=19028372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001189457A Pending JP2003003310A (ja) 2001-06-22 2001-06-22 袖付手袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003003310A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101379886B1 (ko) * 2013-10-25 2014-04-01 주식회사 산청 손목 커플러를 구비한 화학보호복

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60152619A (ja) * 1984-01-19 1985-08-10 Nec Corp 電子ビ−ムにより材料の熱処理を行う装置
JPS63127918A (ja) * 1986-11-15 1988-05-31 Ikegami Tsushinki Co Ltd 電子部品収納用ステイツクの搬送装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60152619A (ja) * 1984-01-19 1985-08-10 Nec Corp 電子ビ−ムにより材料の熱処理を行う装置
JPS63127918A (ja) * 1986-11-15 1988-05-31 Ikegami Tsushinki Co Ltd 電子部品収納用ステイツクの搬送装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101379886B1 (ko) * 2013-10-25 2014-04-01 주식회사 산청 손목 커플러를 구비한 화학보호복
WO2015060688A3 (ko) * 2013-10-25 2015-06-18 주식회사 산청 손목 커플러를 구비한 화학보호복
CN105813488A (zh) * 2013-10-25 2016-07-27 株式会社山凊 设置有腕部连接件的化学防护服

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2003240144B2 (en) Snap fastener for use with fabrics
US2180960A (en) Nipple structure
US11396965B2 (en) Restraint gripper cover with lockout breakaway
US2895199A (en) All plastic separable fastener of the press button type
US20120297586A1 (en) Female Snap Button
US4091539A (en) Scissors
US3869766A (en) Plastic snap fastener
US2882780A (en) Snap-in stud with deformable plastic engaging means
US20150239487A1 (en) Steering wheel cover
KR20200067557A (ko) 첨예단부가 형성된 압착링이 구비된 이종관 연결구
US6557788B1 (en) Hose connector
JP2003003310A (ja) 袖付手袋
JPH04296291A (ja) 管継手
JP2015014339A (ja) 長尺体カバーの接続構造
CN223089756U (zh) 一种防变形紧固件
CN207890260U (zh) 用于密封袋的密封组件和具有该密封组件的密封袋
JPH0735183Y2 (ja) リブ付管の挿口構造
JP4920485B2 (ja) サニタリー配管継手
JPH10192076A (ja) 脚用保護キャップ
JPH10213265A (ja) 管 枕
JP3246883U (ja) 一体型プラスチック床材
CN220069577U (zh) 锥面与锥面配合的淋浴房连接结构及淋浴房
JP3476444B2 (ja) 袖付手袋
KR200385727Y1 (ko) 파이프 연결장치
JP2002013683A (ja) 管継手

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101116

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110412