JP2002524960A - 情報ワードのエントロピーコード化のための装置及び方法並びにエントロピーコード化された情報ワードのデコード化のための装置及び方法 - Google Patents
情報ワードのエントロピーコード化のための装置及び方法並びにエントロピーコード化された情報ワードのデコード化のための装置及び方法Info
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Abstract
Description
ド化された情報ワードのデコード化のための着想に関する。特に、本願発明はオ
ーディオ信号の誤り耐性エントロピーコード化及び対応するデコード化に関する
。
びデコード化の方法は、各々、オーディオ信号のデータレートを、その品質を著
しく劣化させることなく、たとえば12の因子によって圧縮することが可能であ
る。そのような高データ圧縮を達するために、オーディオ信号がサンプリングさ
れ、それによって時間離散サンプリング値のシーケンスが得られる。技術におい
て公知のように、この時間離散サンプリング値のシーケンスは、時間サンプリン
グ値の窓がけされたブロックを得るために、適当な窓関数の手段で窓がけされる
。時間窓がけサンプリング値のブロックはその後、全体でオーディオ信号すなわ
ち時間離散サンプリング値のブロックにより構成された時間窓を周波数ドメイン
において表すスペクトル値を得るために、フィルタバンク、変形離散コサイン変
換(MDCT)または他の適当な手段で周波数ドメインに変換される。ふつう、
50%重複している時間ブロックが生成されてMDCTの手段で周波数ドメイン
に変換され、その結果、MDCTの特性により、たとえば1024の時間離散サ
ンプリング値は常に1024のスペクトル値となる。 人の耳の感受性がオーディオ信号自体の瞬時スペクトルに依存することは公知
である。この依存性は、瞬時スペクトルに従ってマスキング閾値を計算すること
をかなりの間可能にした、いわゆる心理音響学モデルにおいて注目される。マス
キングとは、たとえば隣接するスペクトル領域が比較的高エネルギーである場合
、特定の音またはスペクトル成分が隠されることを意味する。このマスキングの
事実は、変換後に存在するスペクトル値をできるだけ粗く量子化するのに利用さ
れる。従って、一方で再デコード化されたオーディオ信号における可聴の妨害を
避けるため、他方でオーディオ信号のコード化、または今の場合では量子化のた
めにできるだけ少ないビットを利用するために、努力がなされている。量子化に
よって導入される妨害すなわち量子化雑音は、マスキング閾値より低くあるべき
であり、よって非可聴であるべきである。公知の方法に従えば、人の耳の周波数
グループに相当するとされる、いわゆるスケールファクタバンドへのスペクトル
値の分類が実行される。1つのスペクトル値グループ内の複数のスペクトル値は
、1つのスケールファクタバンドの複数のスペクトル値を全体でスケーリングす
るために、1つのスケールファクタによって乗算される。それから、前記スケー
ルファクタによってスケーリングされたスケールファクタバンドは量子化され、
その後すぐに量子化されたスペクトル値が形成される。もちろん、スケールファ
クタバンドへのグループ化は決定的に重要ではない。しかし、それは標準MPE
Gレイヤー3及び標準MPEG−2 AAC(AAC=Advanced Au
dio Coding)において使用される。 データ圧縮の非常に本質的な側面は、量子化の後に起こる、量子化されたスペ
クトル値のエントロピーコード化に存する。エントロピーコード化のために、ふ
つうハフマンコード化が用いられる。ハフマンコード化は可変長コード化すなわ
ちコード化される値のコードワードの長さはその発生確率に依存すると理解され
ている。最も確率のあるシンボルは論理的に最短コードすなわち最短コードワー
ドが割り当てられ、その結果、非常に良好な冗長度削減がハフマンコード化によ
って達成できる。平均長の周知のコード化技術は、たとえばモースコードである
。 オーディオコード化において、ハフマンコードが量子化されたスペクトル値の
コード化に用いられる。たとえば標準MPEG−2 AACによって作動する現
代のオーディオコーダは、量子化されたスペクトル値のコード化のために、特定
の基準に従って組み合わせ式でスペクトルに割り当てられた様々なハフマンコー
ドテーブルを使用する。1つのコードワードにおいて、共通してコード化された
2または4のスペクトル値が常にある。
々なスケールファクターバンドすなわち様々なスペクトル値が、任意の数のスペ
クトル区分にグループ化されるという点にある。AACの場合、スペクトル区分
は、少なくとも4つのスペクトル値、しかし好ましくは4よりも多いスペクトル
値を含む。よって、スペクトル値の全体の周波数レンジは隣接する区分に分割さ
れ、そこでは、全部の区分が共に変換後のスペクトル値によって包含される全体
の周波数レンジを含むように、1つの区分が1つの周波数バンドを表す。 最大限の冗長度削減を達するために、ちょうどMPEGレイヤー3の方法にお
けるように、複数のそのようなテーブルのうち1つのいわゆるハフマンテーブル
が、1つの区分に割り当てられる。ふつう1024のスペクトル値を有するAA
C方法のビットストリームにおいて、ある上昇周波数シーケンス中のスペクトル
値についてハフマンコードワードが存在する。各周波数区分において用いられる
テーブル上の情報は、サイド情報において伝送される。
1/SC29/WG11 IS 13818.7)において、伝送されるビット
の量を更に削減するために、スケールファクタもハフマンコード化の対象となる
。更に効率を増すために、1フレーム内の、すなわちサンプリング値の関連の窓
がけされたブロックが周波数ドメインに変換されているスケールファクタは、差
分コード化の対象となる。典型的に定数項で与えられる、あるフレームの第1の
スケールファクタである始動値から始まって、差が確認される。これは、1つの
スケールファクタから次のものへの変化はたいてい小さいと思われるので、圧縮
について特に効率的である。 使用されるハフマンコードにおいて不都合なのは、ほとんど冗長がないという
ことである。これはビットの節約とデータ圧縮のためには実に望ましいのである
が、誤り耐性が達成され得る冗長が入手できないという結果となる。 ハフマンコード化された信号が誤りを被ったチャネルを介して伝送された場合
、デコーダにおいて、誤り発生後に、有効である可能性のある値をなお「救う」
可能性はほとんどない。これは、ハフマンコード化されたスケールファクタの方
法で簡単に説明される。前述のように、ハフマンコードは可変長コードである。
これは、非常に頻繁に発生する値には非常に短いコードワードが割り当てられ、
発生頻度がより少ない値にはより長いまたは非常に長いコードワードが割り当て
られるというハフマンコードの骨子である。言及されているオーディオコーダの
ビットストリームシンタクスにおいて、ハフマンコードワードはあるフレームに
ついてビットストリーム中に連続的に書きこまれる。あるスケールファクタにつ
いてのコードワードの始まりは、対応する先行のコードワードが正確に認識すな
わちデコード化された場合にのみ確認できる。
って、1つのフレームに存在するスケールファクタは40から100の間である
ことを意味する。これはまた、バンド毎に約40から約100のスケールファク
タがハフマンコード化の対象となることを意味する。個々のスケールファクタに
ついてのコードワードは、上昇シーケンスのビットストリーム中にただ連続的に
書きこまれる。たとえばラジオチャネル等の誤りを被ったチャネルを介するビッ
トストリームの伝送が、まさしく最初のスケールファクタに割り当てられたコー
ドワードの長さを変えるビット誤りをもたらす場合、デコーダには第2のスケー
ルファクタについてのコードワードの始まりを確認する可能性がないので、誤り
の無い方法でフレーム全体のスケールファクタをデコード化することは不可能で
ある。よって、本例において妨害を受けた最初のスケールファクタ以外の全ての
スケールファクタがおそらく正確に伝送されていたとしても、コーダにはもはや
正確に伝送されたスケールファクタをデコード化する可能性がない。 アメリカ合衆国特許第5,488,616号は、可逆可変長コードをもたらす
システムに関する。この目的のために、非対称的な可逆コードが、暫定的な方法
でのみ生成される非可逆可変長コードから生成される。更に、非可逆可変長コー
ドは、対称的な可逆コードに変換される。選択手段は非対称的可逆コードまたは
対称的可逆コードのいずれかを出力信号として選択する。すべての枝が対称的コ
ードワードまたは分岐点のいずれかによって完結されており、これらの分岐点は
順に対称的コードワードで完結されているかまたは更なる分岐点につながってい
る、完全なコードツリーによって対称的可逆コードが表される。よって、コード
ツリーは専ら有効な、すなわち対称的なコードワードを含む。 Goeran Bang及びGoeran Rothによる技術文献“A tool for generating bit er
ror resilient VLC tables”, 1996年7月のISO/IEC JTC 1/
SC29/WG11への提案は、可変長コード(VLC)を用いるビデオ情報及
びオーディオ情報のコード化及びデコード化のための着想に関し、これは誤りの
影響を受けやすいチャネルに関する使用に適している。受信されたビットストリ
ームの順方向においてビット誤りが検出された場合、デコード化が反対方向で起
きる。反対方向におけるデコード化の間でも同様にビット誤りが検出された場合
、反対方向におけるデコード化も終了される。使用されるコードは非相称的な固
定長コードであり、固定長コードワードの特定数のビットの後に対称的な可変長
コードワードの1つのビットが続くという方法で、対称的な可変長コードが混入
されている。対称的な可変長コードワードは単に誤り耐性をもたらすのに役立つ
のであり、有効情報は搬送しない。受信機側では、対称的な可変長コードワード
がまず抽出され、伝送誤りに関して解析される。 この混合コードに関して不都合なのは、対称的な可変長コードワードのみが調
べられるので、固定長コードワードで発生する誤りを確認できないことである。
他方、関連の可変長コードワードが妨害を含む場合、妨害の無い固定長コードワ
ードが誤りを被っているとして同定される可能性がある。 本願発明の目的は、エラーを被ったチャネルを介するエントロピーコード化さ
れた情報ワードの伝送の場合に改良された誤り認識を可能にする、情報ワードの
エントロピーコード化及びエントロピーコード化された情報ワードのデコード化
のための着想を利用可能にすることである。 この目的は、請求項1または36に記載のエントロピーコード化のための装置
、請求項10に記載のエントロピーコード化された情報ワードのデコード化のた
めの装置、請求項24に記載のエントロピーコード化の方法、及び請求項33に
記載のデコード化の方法によって達成される。
ワードのみが、効率的なエラー耐性方法で伝送できるという洞察に基づく。可逆
コードワードのみが、明らかに情報ワードのシーケンスと関連しているコードワ
ードのシーケンスの順方向及び逆方向コード化を可能にする。非対称的なコード
ワードを有するがデータ圧縮のためにはほぼ最適であるハフマンコードとは対照
的に、対称的なコードは高い冗長度を有する。この冗長度は、誤り認識に有利に
利用できる。しかし、エラーの無い状態を達するためにあまりにも多くの圧縮利
得を犠牲にしないように、本願発明によれば、すべての情報ワードが対称的なコ
ードワードの手段でコード化されるのではなく、特定の情報ワード領域内の情報
ワードだけがコード化される。本願発明の実施例によれば、前記領域外にある情
報ワードは、対称的なコードの手段ではコード化されず、ハフマンコード化でき
る。よって、一方は誤り耐性、他方はデータ圧縮の間で妥協がなされる。 対称的なコードワードによりコード化される情報ワードの領域のサイズに関す
る他の重要な側面は、誤りの局在化のためには短いコードすなわち小さいコード
テーブルが望ましいということである。テーブルにおけるコードワードの数が増
えるにつれて、有効コードワードもまた増加するので、領域のサイズは暗に最長
コードワードの長さを決定する。 本願発明による誤り局在化は、デコーダが無効すなわち非可逆のコードワード
を認識し、そこから、定義上そのようなコードワードはコーダで生成されなかっ
たのでここに伝送誤りが存在すると結論するという点において実行される。妨害
が無効コードワードにつながる確率は、少数のコードワードしか存在しないとき
に最も高い。非常に多数のコードワードが存在する場合、無効ワードの長さもま
すます長くなるので、無効ワードとなる妨害の確率はますます低くなる。 本願発明による方法は、コード化される情報ワードが実質的に1つの領域内に
あり、この領域外に情報ワードがある確率がほとんどないような場合において、
特に有利である。この領域が小さいほど、必要な対称的なコードワードが少なく
なって誤りの検出が向上し、それは人工無効コードワードの付加により一層増大
され得る。よって、対称的なコードワードによってコード化される情報ワードの
領域は、効率的な誤り局在化の意味でできるだけ小さく、しかし全体として十分
な誤り耐性をもたらすように、情報ワードが高い確率でこの領域内に存在して対
称的にコード化される程度に大きく選択することが試みられる。 本願発明の好ましい使用は、変換−コード化されたオーディオ信号のスケール
ファクタのエントロピーコード化に存する。なぜなら、この使用では、統計的に
見て、発生するスケールファクタ値の98%は、まだ過剰な長さでない対称的な
コードワードによってコード化できる把握可能な領域内にあるからである。この
領域外の情報ワードがエントロピーコード化される場合、「エスケープ」と呼ば
れる付加値が伝送される。エスケープ値はハフマンコード化され、オーディオビ
ットストリームにおいて、対称的にコード化されたスケールファクタとは別に伝
送されることが好ましい。 よって、本願発明によるエントロピーコード化の意味は、比較的小さいRVL
Cテーブルにも関わらず、良好な誤り認識特性を有する大きなコードワード領域
を網羅することが可能である点に存する。エスケープ−コード化された値はそこ
では稀にしか発生しないので、前述の好ましい適用において、コード化効率はほ
とんど損なわれない。 変換−コード化されたオーディオ信号のスケールファクタへの本願発明の適用
は、公知のようにスケールファクタが増倍可能な方法で数本のスペクトル線を重
みづけするために、既により小さい非理想チャネルが原因のスケールファクタで
の妨害が顕著に可聴である妨害につながるので、特に有益である。更に、コード
化されたスペクトル値と比較して、スケールファクタは、全体のビット量のうち
比較的小さい部分しか構成しないので、冗長コードによるスケールファクタの保
護が、相当量のビットの付加的な消費となることはない。このようなわずかな付
加的消費は、そのビット量に比べてはるかに高い妨害をオーディオ信号に導入す
るかもしれないスケールファクタが誤りに強くなるということにより、正当化さ
れてしかるべきである。 しかし、本願発明はスケールファクタのエントロピーコード化とデコード化に
限定されず、顕著な効率の損失なく比較的短い対称的コードワードを処理できる
ように、ある領域内に高い確率で存在する情報ワードがコード化され、前記領域
外の値はエスケープシーケンスによってコード化できる全ての状況において有利
である。
れる。
ムの図解図である。 図4Aから4Cは、従来技術による対称的なコードを示す。 図5は、本願発明による可逆コードを示す。
な側面について説明する。特に、対称的なコードワードおよびエスケープ値によ
るコード化と有利に結合できる、差分コード化された値のコード化における特別
な側面を説明する。 本願発明によるコードは、頻繁に用いられるハフマンコードと同様に、頻繁に
発生する値には短いコードワードを割り当て、稀に発生する値には長いコードワ
ードを割り当てるエントロピーコードを表す。しかし、本願発明によるコードは
、以下の点でハフマンコード化とは異なる: 使用されるコード化は、ハフマンコード化とは対照的に、まず両側(順方向及
び逆方向)からのデコード化を可能にする。これは技術において「可逆可変長コ
ード化(RVLC)」とも呼ばれる。たとえば対称的なコードワード等の可逆コ
ードワードが使用される場合、すなわち可逆コードワードのコードブックまたは
コードテーブルが使用される場合、逆方向デコード化が可能である。 それに加えて、RVLコードの使用は、コードテーブルすなわち利用可能なコ
ードワードの量が「完全なツリー」を構成しないという効果をもたらす。よって
、有効なコードワードを生じない、すなわち対称的でないコードワードを生ずる
コードシンボルシーケンスが存在する。ツリーにおいて生ずるギャップは、ある
受信されたコードワードが伝送器によって生成されたことがないことを示すので
、伝送誤りの検出に利用できる。
タ圧縮の最大化がただひとつの目的である場合には、異なるコードを使用するこ
とに意味はない。しかし、できるだけ小さい圧縮効率の損失で誤りの非感受性を
増強することが目的である場合、ハフマンコードは有利ではない。可変長コード
ワードでのコード化により、妨害されたコードワードから続く全てのコードワー
ドへ、誤りが伝播する可能性がある。よって、ビット誤りはコードワードの長さ
を歪め、そのことは、どこから対応するコードワードが始まるのかについてデコ
ーダが認識していないために、コードワードシーケンスにおける後続の全てのコ
ードワードがもはやデコード化できないという影響をもたらす。 たとえばハフマンコードのような可変長コードの代わりに、可逆可変長コード
が使用される場合、概してコードの長さを変更する誤りは、無効コードワードの
存在により非常にすばやく診断できる。無効コードワードが明らかになると、デ
コード化が停止される。全てのコードワードが有効であり、よって無効なコード
ワードが存在しないので、ハフマンコード化においては、これは不可能である。
それに加えて、RVLCは逆方向コード化を可能にし、それによって改良された
誤りの局在化が可能である。これは以下の例によって説明される。本願発明によ
るコードテーブルは、たとえば次のとおりであり得る:
ード化できる情報ワードの領域は、−2から+2である。これらの限界外の値、
すなわちその量において2より大きい値には、各々−3及び+3についての対称
的なコードワードに加えてエスケープ値が与えられる。 示されるコードテーブルにおいて生じ得ないコードワードは、以下のものであ
る: 10000 11000 110010 11010
考察が参照される。 以下において、数字のシーケンス1、−3、1、2、−1は、エラーを被った
チャネルで伝送される、以下の架空の例とみなされる:
だいである。公知の誤り修整技術では、誤りの値をその隣接する無傷の値によっ
て単純に置換する。他方、誤りに隣接する両方の無傷の値が認識されている場合
は、左端または右端からの重みづけされた平均値が、誤りの値の人工的な置換す
なわち修整に使用されてよい。更に他の誤り修整技術は、間に誤りが存在する2
つの隣接する値を用いる内挿を使用する。誤りの値を「おそらく比較的無傷な」
値によって置換するために、前方または後方から一側性の予測を利用することも
可能である。
れる情報ワードは、決定手段10に入力される。前述の表において、情報ワード
は、簡潔にするだけの目的で、整数で構成されている。オーディオエンコーダに
おいて、たとえばスケールファクタ等のエントロピーコード化される情報ワード
は、たとえば8ビット値の形で存在する。よって、「情報ワード」という表現は
、コード化される情報を表すことができるあらゆる種類の表示を含むこととする
。 前記決定手段10において、前記情報ワードが、ある情報ワード領域内にある
か、または前記情報ワード領域外にあるかが決定される。前記領域は、コーダに
おいて実行されるコードテーブルによって決定される。前記決定手段において、
コード化されるある情報ワードが前記領域内にあると決定される場合、前記情報
ワードは、対称的なコードワードのグループすなわちコードテーブルから対称的
なコードワードを割り当てる手段12に移送されて、前記情報ワードに対称的な
コードワードが割り当てられる。しかし、決定手段10が、前記情報ワードはコ
ードテーブルにより定義される前記領域外にあると決定する場合、この情報ワー
ドは、決定手段10によって付加値を生成する手段14に伝送され、前記手段1
4は、本願発明の実施例におけるエスケープ値を確認する。原則的に、手段14
は、2つの入力すなわちエスケープ値をビットストリームのエスケープ領域に書
きこむための出力及び、他方、決定手段10の入力に供給される情報ワードのシ
ーケンスに関連づけられるコードワードのストリームまたはコードワードのシー
ケンスを生成するビットストリームフォーマッタ16に接続される出力を有する
。 図1において参照番号14が付されている、付加値またはエスケープ値を生成
する手段の動作モードのより詳細な説明について、図3に言及する。図3は、「
潜在的に」対称的なコードワードの連続的なストリーム30を示し、「潜在的に
」という表現は、たとえばラジオパス等の非理想的チャネルで既にストリームが
伝送され、それによってビット妨害が生じているかもしれないことを示すものと
する。ストリームは、対称的なコードワードを含むコードテーブルによって定義
される領域内に全て存在する、個々の対称的なコードワード30a、30b、3
0c等で構成される。しかし、潜在的に対称的なコードワードのストリームは、
更に領域の端部の情報ワードを表す対称的なコードワード31、32を含む。コ
ードワード30a乃至30cは、割当手段12によって生成され、ビットストリ
ームフォーマッタ16に供給される。本願発明の実施例において、領域端部の情
報ワードに関して存在するコードワードは、手段14によって生成され、そこか
ら図3に示されるストリーム30を形成するビットストリームフォーマッタ16
へ供給される。コードワード30a乃至30c並びに31及び32は、−7から
+7の情報ワードすなわち対称的なコードワードが割り当てられている情報ワー
ドを表す。コード化される情報ワードはたとえば+12の値を有し、対称的なコ
ードワード31とエスケープ値の和は+12を生ずる。 コードワード31に行き当たったデコーダは、これは領域端部にあるコードワ
ードであるとただちに認識し、従ってデコーダは、情報ワードをデコード化する
ために、リンクAの手段でエスケープ領域に「行き」、本例では5であるエスケ
ープ値がそこに存在するかを調べる。よって、本願発明の実施例によれば、生成
手段14は2つの機能を行う。一方で、それは領域の端部に関するコードワード
を対称的なコードワードのストリーム30へ伝達する。他方で、それはコード化
される情報ワードと領域端部のコードワードとの差を形成し、差を表すエスケー
プ値を生成する。もちろん、本願発明によるコード化の方法の手段で、エスケー
プ値が再びエントロピーコード化されてよい。しかし、データ圧縮の理由で、エ
スケープ値はハフマンコードの手段でコード化することが好ましい。更に、図3
から、エスケープ値は対称的なコードワードのストリームに書きこまれるのでは
なく、ビットストリームにおける異なる位置に書かれることが分かる。 −12の値がコード化される場合、決定手段10は、この値が対称的なコード
ワードのコードテーブルによって定義される領域外にあることを決定する。よっ
て、付加値を生成する手段14は、一方で値−7に関するコードワードをビット
ストリームフォーマッタ16へ出力し、他方で差すなわち5をエスケープ領域に
書きこむ。その後、矢印Bで示されるリンクを介して、たとえばコードワード3
2等の図3における値−7とエスケープ値34の組み合わせから、値−12が生
ずる。 本願発明の実施例における値+7は、+7に関するコードワードとして、すな
わちコードワード31として、及びエスケープ領域における0すなわちエスケー
プ値33としてコード化される。 記述される実施例とは異なり、付加値を生成する手段14が、コード化される
情報ワードと領域端部の情報ワードとの差を確立して、一方で対称コードワード
のストリーム30に対称的なコードワードを書きこみ、他方でエスケープ領域に
差を書きこむということは適切ではない。代わりの方法として、手段14または
ビットストリームフォーマッタ16のいずれかによって、情報ワード全体がエス
ケープ領域に書きこまれ、対称的なコードワードのストリームは単にそこに挿入
されるダミーまたは特定のビットの組み合わせ等のみを有することで、ビットス
トリームにおけるこの位置でエスケープ領域に切り換えなければならないことを
下流のデコーダに警告するようにすることも可能である。しかし、示される方法
は、少なくとも領域において対称的なコードワードにより占められる情報ワード
の部分が、対称的なコードワードの手段でコード化され、それによって、たとえ
ばハフマンコードの手段でコード化される差のみが確保されるか、またはより小
さい範囲で誤り耐性であるという利点をもたらす。それとは対照的に、代わりの
方法は、差の追加または形成を実行する必要がなく、より冗長でないコードが領
域外の情報ワードに使用されるという利点を有する。しかし、領域外にある情報
ワードがその後逆方向コード化できないことは不都合である。しかし、ここでも
安全な状態を作り出すために、従来技術において公知の方法またはエスケープ領
域を保護するための本願発明による方法を利用することも可能である。
または「潜在的に対称的なコードワード」のストリーム30は、メモリ20に記
憶されるシーケンスを解析する解析器21によってアクセスできる、メモリ20
に供給される。解析器21は、一方でコードワードのシーケンス30から対称的
なコードワードを検出する手段、他方でコードワードのシーケンス30における
所定のコードを検出する手段を含む。解析器21が無傷の対称的なコードワード
を検出した場合、コーダ(図1)で用いられるコードテーブルに対応しなければ
ならない公知のコードテーブルに基づいて特定の情報をコードワードに割り当て
る手段22に、それを伝送する。しかし、解析器21が、本例において領域端部
に関するコードワードである所定のコードを検出した場合、このコードワードを
、領域外の付加情報ワードを確認する手段23に渡す。実施例において、手段2
3は、ストリーム30におけるコードワード31の発生時に、エスケープ領域に
アクセスし、対応するエスケープ値をそこで検索し、それをコードワード31に
対応する情報値から、付加または各々減算する。 所定のコード、すなわち実施例では端部の情報ワードに関するコードワードの
エスケープ領域におけるコードワードへの割当が、異なる方法で実行できる。最
も単純な可能性は、エスケープ領域及びストリーム30が同期された状態での、
連続的なポインタの使用である。スケールファクタがエントロピーコード化され
る、本願発明の実施例におけるこの同期化は、常に処理されたオーディオ信号の
1つのブロックまたはフレームがあるという点において確立される。各ブロック
について、エスケープ領域及び対称的なコードワードのストリーム30は初期化
され、それゆえに連続的なポインタは正確な結果をもたらす。 本願発明によるコーダは更に、解析器21によって駆動されるデコーダシーケ
ンスを逆転させる手段24を含む。解析器21がストリーム30において非対称
的なコードワードを認識した場合、非対称的なコードワードは潜在的に対称的な
コードワードのストリーム30では生じ得ないので、シーケンスを逆転させる前
記手段24を駆動する。その後、割当手段22及び確認手段23は、逆方向デコ
ード化によって誤りを局在化するために、コードワードのシーケンスの他端から
逆シーケンスで作動し、それによって、できるだけ少ない値のみが誤り修整によ
って置換されることを要する。 現実には、妨害が無効コードワードにならなかったために、エントロピーデコ
ーダがただちに誤りのコードワードを認識しないこともあり得る。よって、デコ
ード化は、後続の誤りのために、デコーダが無効コードワードに行き当たってコ
ード化を止めるまで誤りを過ぎて行われる。その後、逆方向デコーダは、おそら
くまたも誤りのコードワードを過ぎて他端からデコード化し、無効コードワード
のところでいつか止まる。よって、エントロピー順方向デコーダ及びエントロピ
ー逆方向デコーダの両方が出力値を伝送した重複領域が形成された。よって、誤
りは重複領域に局在化され、重複領域外のデコード化された値は正確であること
が確実にできる。 差分コード化がエンコーダにおいて行われた場合、対応のデコーダは、コーダ
において生成された差分コード化を取り消す差分デコーダ25を更に含む。本願
発明による差分デコーダ25も、シーケンス逆転手段24によって駆動されて、
手段22及び23により手段25に伝送された差分コード化情報ワードから逆方
向に完全にデコード化された情報ワードを生成するように逆方向差分デコード化
を実行する。逆方向差分デコーダおよび順方向差分デコーダは、別々の手段であ
ってもよいし、単一の手段によって実行されてもよいのであって、順方向差分デ
コード化においては加算を、逆方向差分デコード化においては減算が実行される
ことを指摘しておく。 本願発明によるコード化方法と差分コード化との組み合わせは、差形成の適切
に選択された始動値での差分コード化のみが、たとえばゼロに対称な領域によっ
て「シフト」されるべき絶対情報ワードをもたらすので、特に有利である。 しかし、情報ワードのシーケンスの他端から逆方向での差分デコード化25を
可能にするため、差分デコーダがどこで逆方向差分コード化が始められるべきか
を認識するように、コーダにおいて付加値が情報ワードのシーケンスの端部に付
加されなければならない。固定始動値が差分コード化で用いられた場合、最後の
情報ワードから固定または所定の始動値までの差を示す、差分コード化された情
報ワードのシーケンスの端部の付加差分値によって、付加値が形成できる。もち
ろん、差も同様にエントロピーコード化され、好ましくは、この値が逆方向コー
ド化できる程度にしっかりと保護されるように、対称的なコードワードの手段で
エントロピーコード化される。情報ワードのシーケンスの最初の情報ワードが、
コーダにおける差分コード化に始動値として使用される場合、シーケンスの端部
の付加値として、最後の情報ワードの絶対値を加えることが好ましい。この最後
の値は、対称的なコードワードでコード化された情報ワードの領域内には確実に
存在しない。 前述のように、本願発明の好ましい適用は、以前はまず差分コード化の対象で
ありその後ハフマンコード化の対象であったスケールファクタのコード化に存す
る。従来技術は、−60から+60の領域における値をコード化することが可能
になるために、121のコードワードを有するハフマンテーブルを利用する。コ
ード化されるべきスケールファクタの数が、40を典型的な値として、スペクト
ル値の数と比較して非常に小さいために、比較的「高速な」誤り検出が絶対的に
必要であり、それによってデコーダはほんの少しの値をデコード化した後に停止
し、その結果、比較的良好な誤りの局在化が可能となる。これこそ「小さい」コ
ードテーブルが使用される理由であり、対称的なRVLCコードワードの数が小
さくあるべきであることを意味する。 コードテーブルまたはコードブックが小さいほど、誤りの認識が早くなる可能
性が高くなる。従って、対称的にコード化された情報ワードの領域は、−7から
+7に及ぶ。7から60までの領域における値について、エスケープ値が伝送さ
れる。それはハフマンコード化の対象であることが好ましい。よって、「エスケ
ープ」テーブルは、0から53までの値に関する54のエントリーから構成され
る。よって、受信機が−7または+7の値をデコード化するたびに、関連のエス
ケープ値をデコード化してその加算及び減算を各々行わなければならない。 統計の見地から、−7から+7までの間隔は、生ずるスケールファクタ値の9
8%を網羅し、それゆえにエスケープ値はそれほど頻繁に生じない、。より頻繁
にエスケープ値が生ずる場合、または誤り耐性に対してより注意を払う場合、よ
り高い誤り耐性を有するエスケープ値をももたらすために、本願発明による方法
とともに、公知の様々な方法が用いられてよい。
Goeran BangとGoeran Rothによる技術文献において開示された公知の対称的なコ
ードを示す図4Aがまず扱われる。このコードは、根40及び分岐点42を有す
るコードツリーによって定義される。2進コードが含まれるので、根はそこにつ
いている2つの枝43、44を有し、枝43は根40を有効コード「1」を定義
する端点に接続している。枝44は、根40を分岐点42に接続し、そこから2
つの枝45、46が延びている。枝46は、このコードの2番目の有効コードワ
ード「00」を定義する端点に接続され、枝45はこのコードの無効コードワー
ドすなわち「01」を定義する。コードワード「01」は非対称なので無効であ
る。これから先の表示に関して、図4A、4Bとともに図5における無効コード
ワードは枠で囲まれていることを指摘しておく。よって、図4Aで示されるコー
ドは、2つの有効コードワードすなわち「1」及び「00」のみ、及び2番目の
有効コードワード「00」と同じ長さを持つただ1つの無効コードワードすなわ
ち「01」のみを含む。 幾分長いコードが図4Bに示される。図4Aとは対照的に、図4Bのコードは
、付加有効コードワード「010」とともに、付加有効コードワードと同じく3
ビット長で「011」の値を有する無効コードワードを含む。図4Aとは異なり
、枝45は、端点ではなく、2つの枝が延びている付加分岐点47に接続されて
おり、その一方の枝は付加有効コードワード「010」に、他方の枝は単独の無
効コードワード「011」へと延びている。 図4Cは、分岐点47が付加分岐点48に接続され、そこから再び2つの枝が
伸び、1つの枝は付加対称コードワード「0110」を、他方の枝の端点はコー
ドツリーすなわちコードテーブルのうち最長のコードワードと同じ長さ(4ビッ
ト)を有する単独の無効コードワード「0111」を定義するので、図4A及び
4Bの論理的延長である。 加えて、図4Cは同じ長さの有効コードワードがないことを示す。これは図4
A及び4Bのコードについてもいえる。 図4Aから4Cに示されるコードは、Goeran BangとGoeran Rothによる技術文
献において、単に安全パターンとして利用されているのであって、情報のコード
化のためのコードとしてではない。なぜなら図面に示されるコードの論理的延長
によって容易に認知できるように、そのようなコードは、コードワードが十分高
い数で非常に長くなるからである。更に、常に1つの無効コードワードしか存在
せず、更にこの無効コードワードは最長有効コードワードと同じ長さを持つので
、対応してより長いコードのエラー耐性は非常に低い。よって、情報値のしかる
べき領域がコード化される場合コードワードが非常に長くなり、それに加えて非
常に長いただ1つのコードワードのみが常に存在するので、公知のコードでの情
報のコード化は賢明でない。よって、デコーダはすぐに誤りを認識せず、無効コ
ードワードに行き当たってデコード化を停止するまでに多数の後続の誤りを逃し
てしまう。従って、誤りの局在化は不十分である。
に接続される2つの枝が発している、少なくとも1つの分岐点をコードツリーが
有する点で、これらの不都合を克服する。図5に示される可逆可変長コードにつ
いての実施例において、これらは分岐点50a、50b、50c及び50dであ
る。図5のコードツリーは更に、2つの枝53と54が延びている根52を含み
、枝53は、実施例では情報値「0」が割り当てられている最初で最短のコード
ワード0を定義する端点に接続されている。コードワード0は最短の長さを持ち
、よってエントロピーコード化に関して最も頻繁に生ずる情報値に関連づけられ
ている。情報値が差分コード化される本願発明による実施例では、スケールファ
クタの差分コード化において値0が最も高い確率で生ずることが判明した。 本願発明による根52から発する他方の枝すなわち枝54は、2ビット長のコ
ードワードで終わるのではなく、2つの枝55、56を介して付加接続点57、
58に順に接続される分岐点50aにつながっている。接続点57及び58は、
対応する枝59、60を介して、有効コードワード101及び111を定義する
端点に順に接続される。従来技術とは対照的に、2ビット長のコードワードを省
くことによって、等しい長さすなわち図5における3ビットの2つのコードワー
ドを得ることが可能であることがここで分かる。これらはコードワード101及
び111である。図5で示されるコードテーブルにおいて、これらには情報値「
−1」及び「1」が割り当てられている。エントロピーコード化の観点では、同
じ頻度で生ずる可能性が高い2つの情報値についても等しい長さのコードワード
を与えることが有利である。 図5から、接続点50cはそこから始まる2つの枝62、63を有し、枝63
は、複数の枝を介して有効コードワード110011及び無効コードワード11
0010に接続される接続点64に接続されていることが分かる。たとえば、そ
の後デコーダが無効コードワード110010に行き当たった場合、そのような
コードは可逆でなくコーダでは決して生成されていないので、コード化動作を停
止する。 付加コードワードの形成と情報値への割当は、図5から分かる。しかし、ある
特別な側面に言及しておく。図5に示される本願発明によるコードの好ましい適
用は、エスケープ値と組み合わせて可逆コードを利用することにある。既に指摘
したように、「−7」から「+7」までの領域外の情報値は、領域の端部の対応
する情報値についてのコードワードによってコード化され、それを超える差は、
エスケープテーブルにおいてコード化される。よって、コード化されたビットス
トリームにおいて、領域端部の値すなわち「−7」と「+7」は、各々コード化
されなければならない確率が高い。更に、「−7」または「+7」が生ずるとい
う可能性は等しく高い。本願発明の実施例によれば、情報値「−7」と「+7」
は、等しい長さのコードワードすなわち1000001及び1100011によ
って各々コード化され、同時にこれらのコードワードは、エントロピーの観点か
らできるだけ良好なコードテーブルをもたらすように、本例では「−6」及び「
+6」についてのコードワードである最長の発生コードワードより短い。 更に、図5から66aから66hの8つの無効コードワードがあることが分か
り、一方、従来技術による可逆コードは、常にただ1つのコードワードのみを有
する、または有し得る。多数の無効コードワード、特に、たとえばコードワード
66e、66fのような比較的短い無効コードワードは、誤り情報値の後ででき
るだけ早くデコーダがデコード化を停止し、それによって誤りができるだけ狭い
範囲内で局在化できるという方法で、高い誤り耐性をもたらす。 最後に、図5に示される可逆可変長コードは、一方で比較的多くの短い無効コ
ードワードが存在しており、他方で1つのより短いコードワード(本例ではコー
ドワード「11」)を犠牲にすることで、より長くはあるが同じ確率である2つ
のコードワード(本例では101及び111)が得られるために、情報ワードの
誤り耐性エントロピーコード化に特に適する。有効な短いコードワードを省略す
ることは、エントロピーコード化の観点から実際には避けるべきであるが、エラ
ー耐性のエントロピーコード化が実行され、加えて比較的高い確率、特にほぼ同
じ確率の2つの情報値が生ずるという適用において、本願発明による良好な解決
をもたらす。ツリーの形状でのコードテーブルの表示に関して、前記の省略は、
端点に接続される代わりに付加分岐点に共に接続される2つの枝が発するところ
の特別な分岐点があることより達成される。
々なスケールファクターバンドすなわち様々なスペクトル値が、任意の数のスペ
クトル区分にグループ化されるという点にある。AACの場合、スペクトル区分
は、少なくとも4つのスペクトル値、しかし好ましくは4よりも多いスペクトル
値を含む。よって、スペクトル値の全体の周波数レンジは隣接する区分に分割さ
れ、そこでは、全部の区分が共に変換後のスペクトル値によって包含される全体
の周波数レンジを含むように、1つの区分が1つの周波数バンドを表す。 最大限の冗長度削減を達するために、ちょうどMPEGレイヤー3の方法にお
けるように、複数のそのようなテーブルのうち1つのいわゆるハフマンテーブル
が、1つの区分に割り当てられる。ふつう1024のスペクトル値を有するAA
C方法のビットストリームにおいて、ある上昇周波数シーケンス中のスペクトル
値についてハフマンコードワードが存在する。各周波数区分において用いられる
テーブル上の情報は、サイド情報において伝送される。
って、1つのフレームに存在するスケールファクタは40から100の間である
ことを意味する。これはまた、フレーム毎に約40から約100のスケールファ
クタがハフマンコード化の対象となることを意味する。個々のスケールファクタ
についてのコードワードは、上昇シーケンスのビットストリーム中にただ連続的
に書きこまれる。たとえばラジオチャネル等の誤りを被ったチャネルを介するビ
ットストリームの伝送が、まさしく最初のスケールファクタに割り当てられたコ
ードワードの長さを変えるビット誤りをもたらす場合、デコーダには第2のスケ
ールファクタについてのコードワードの始まりを確認する可能性がないので、誤
りの無い方法でフレーム全体のスケールファクタをデコード化することは不可能
である。よって、本例において妨害を受けた最初のスケールファクタ以外の全て
のスケールファクタがおそらく正確に伝送されていたとしても、コーダにはもは
や正確に伝送されたスケールファクタをデコード化する可能性がない。 Goeran Bang及びGoeran Rothによる技術文献“A tool for generating bit er
ror resilient VLC tables”, 1996年7月のISO/IEC JTC 1/
SC29/WG11への提案は、可変長コード(VLC)を用いるビデオ情報及
びオーディオ情報のコード化及びデコード化のための着想に関し、これは誤りの
影響を受けやすいチャネルに関する使用に適している。受信されたビットストリ
ームの順方向においてビット誤りが検出された場合、デコード化が反対方向で起
きる。反対方向におけるデコード化の間でも同様にビット誤りが検出された場合
、反対方向におけるデコード化も終了される。使用されるコードは非相称的な固
定長コードであり、固定長コードワードの特定数のビットの後に対称的な可変長
コードワードの1つのビットが続くという方法で、対称的な可変長コードが混入
されている。対称的な可変長コードワードは単に誤り耐性をもたらすのに役立つ
のであり、有効情報は搬送しない。受信機側では、対称的な可変長コードワード
がまず抽出され、伝送誤りに関して解析される。 この混合コードに関して不都合なのは、対称的な可変長コードワードのみが調
べられるので、固定長コードワードで発生する誤りを確認できないことである。
他方、関連の可変長コードワードが妨害を含む場合、妨害の無い固定長コードワ
ードが誤りを被っているとして同定される可能性がある。 アメリカ合衆国特許第5,488,616号は、可逆可変長コードをもたらす
システムに関する。この目的のために、非対称的な可逆コードが、暫定的な方法
でのみ生成される非可逆可変長コードから生成される。更に、非可逆可変長コー
ドは、対称的な可逆コードに変換される。選択手段は非対称的可逆コードまたは
対称的可逆コードのいずれかを出力信号として選択する。すべての枝が対称的コ
ードワードまたは分岐点のいずれかによって完結されており、これらの分岐点は
順に対称的コードワードで完結されているかまたは更なる分岐点につながってい
る、完全なコードツリーによって対称的可逆コードが表される。よって、コード
ツリーは専ら対称的なコードワードを含む。 EP 0 732 855 A2は、可変長コードワードを用いるビデオイメ
ージのコード化及び/またはデコード化のシステムを開示する。コーダは、ソー
スシンボルの領域におけるソースシンボルについてのコードワードテーブルを有
する第1のコーダを含み、このコードテーブルは、ソースシンボルに割り当てら
れる可変長コードワードを含む。第1のコードテーブルの可変長コードワードに
よってコード化できるソースシンボルは、比較的高い発生確率を有する。固定長
コードワードをソースシンボルに割り当てるために、第1のコードテーブルから
のコードワードが無いソースシンボルが、固定長コードワードのコードテーブル
を有する第2のコーダに入力される。それに加えて、固定長コードワードの上流
及び下流にエスケープコードが置かれ、前記エスケープコードは、可変長コード
ワードを有する第1のコーダのコードテーブルから取られる。第1のコーダの可
変長コードワードは可逆コードワードであり、第2のコーダのコードワードは固
定長である。これは、可逆可変長コードワード及びエスケープコードからなる単
一のデータストリームを生成し、1つの固定長コードワードが、2つ毎のエスケ
ープコードの間に配される。このデータストリームは、順方向及び逆方向の両方
でデコード化でき、デコーダは、グループ内のビットの数すなわち固定長コード
ワードの長さに関する情報を持っているので、エスケープコードに行き当たるな
り、エスケープコードに続くビットのグループを固定長コードワードとして認識
する。 本願発明の目的は、エラーを被ったチャネルを介するエントロピーコード化さ
れた情報ワードの伝送の場合に改良された誤り認識を可能にしつつ、最適可能コ
ード化効率をももたらす、情報ワードのエントロピーコード化及びエントロピー
コード化された情報ワードのデコード化のための着想を利用可能にすることであ
る。 この目的は、請求項1に記載のエントロピーコード化のための装置、請求項1
0に記載のデコード化のための装置、請求項19に記載のエントロピーコード化
の方法、及び請求項20に記載のデコード化の方法によって達成される。
Claims (46)
- 【請求項1】 情報ワードのエントロピーコード化のための装置であって、
以下を含む: 情報ワード領域内に位置する情報ワードに対して、可逆コードワードのグルー
プから可逆コードを割り当てる手段(12)であって、前記可逆コードワードの
グループは、前記領域内の各情報ワードについて、各々1つの特定の可逆コード
ワードが与えられているように設計されている、手段(12);および 前記情報ワード領域外に位置する情報ワードについて、付加値(33,34)
を生成するための手段(14)。 - 【請求項2】 前記可逆コードワードは対称的なコードワードである、請求
項1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記生成のための手段(14)は、前記情報ワード領域の境
界上に位置する情報ワードについても付加値を生成するように設けられている、
請求項1または2に記載の装置。 - 【請求項4】 高い確率で発生する情報ワードは前記領域内に位置するよう
に設計されている、先行するいずれかの請求項に記載の装置。 - 【請求項5】 高い確率のコードワードの妨害が、前記妨害のためにこのコ
ードワードが非可逆コードワードになる効果を有するように、前記領域のサイズ
が、コード化される情報ワード次第で決定されるように、前記割当手段が設けら
れている、先行するいずれかの請求項に記載の装置。 - 【請求項6】 前記付加値を生成する手段(14)は、前記情報ワードと前
記領域の最も近接する境界上の前記情報ワードとの差を付加値として形成するよ
う設けられている、先行するいずれかの請求項に記載の装置。 - 【請求項7】 コードワードの付加グループから、前記付加値(33、34
)にコードワードを割り当てる手段を更に含む、先行するいずれかの請求項に記
載の装置。 - 【請求項8】 前記領域の前記境界上または前記領域外に位置する情報ワー
ドのエントロピーコード化のために、前記割当手段(12)は、この情報ワード
に、前記領域の最も近接する境界上の情報ワードに対応するコードワードを割り
当て; 前記生成手段(14)は、コード化される情報ワードと前記領域の前記境界上
の前記情報ワードとの差を生成し、前記コード化される情報ワードが前記領域の
前記境界上の前記情報ワードのための可逆コードワード及び付加値(33、34
)としてのサインの無い差によって表されるように、前記差のサインが前記領域
の前記境界上の前記情報ワードの前記サインによって決定されるよう設けられて
いる、請求項7に記載の装置。 - 【請求項9】 ビットストリームの第1の領域(30)に前記可逆コードワ
ードを書きこみ、前記ビットストリームの第2の領域(33、34)に前記付加
値を書きこむためのビットストリームフォーマッティング手段(16)を更に含
む、先行するいずれかの請求項に記載の装置。 - 【請求項10】 始動値に基づいて、差分コード化された情報ワードを生成
する、情報を差分コード化するための手段を更に含み、連続的な差分コード化さ
れた情報ワードは差分値シーケンスを表している、先行するいずれかの請求項に
記載の装置。 - 【請求項11】 前記差分コード化のための手段は、前記差分値シーケンス
の端部に付加エレメントを加えるための手段を更に含み、前記付加エレメントは
、前記差分値シーケンスの逆方向デコード化が実行できるように定められている
、請求項10に記載の装置。 - 【請求項12】 可逆コードワードを用いてエントロピーコード化されてい
る情報ワードのデコード化のための装置であって、情報ワードの領域には可逆コ
ードワードが割り当てられており、前記領域外に位置する情報ワードは付加値に
よって表されており、以下を含む: コードワードのシーケンス(30)から、可逆コードワード(30a、30b
、30c)を検出するための手段(21); コードテーブルに基づいて、前記検出されたコードワードに特定の情報ワード
を割り当てるための手段(22); コードワードの前記シーケンス(30)における所定のコード(31、32)
を検出するための手段(21);及び 前記所定のコード(31、32)に基づいて、前記領域外の付加情報ワード(
33、34)を確認するための手段(23)。 - 【請求項13】 前記可逆コードワードは対称的なコードワードである、請
求項12に記載の装置。 - 【請求項14】 前記付加エレメント(33、34)は非対称的なコードワ
ードであるように設けられた、請求項12または13に記載の装置。 - 【請求項15】 前記非対称的なコードワードはハフマンコードワードであ
る、請求項14に記載の装置。 - 【請求項16】 前記可逆コードワードを検出するための手段(21)は、
前記コードワードシーケンス(30)における非可逆コードワードが確認できる
ように設けられている、請求項13乃至15のいずれかに記載の装置。 - 【請求項17】 前記検出手段(21)が前記コードワードシーケンス(3
0)を処理する、シーケンスを逆転させる手段(24)を更に含み、前記逆転手
段(24)は確認されている非可逆コードワードに反応する、請求項16に記載
の装置。 - 【請求項18】 前記情報ワードは差分コード化されており、前記差分コー
ド化された情報ワードの差分デコード化のための手段(25)を更に含む、請求
項13乃至17のいずれかに記載の装置。 - 【請求項19】 前記情報ワードのシーケンスは、始動値から始まって、差
分コード化され、前記シーケンスは更に、その他端部において、逆方向差分デコ
ード化が他端部から実行できるよう選択されている付加値を有し、前記差分デコ
ード化のための手段(25)は、前記シーケンスを逆転するための手段に反応し
て前記他端から差分デコード化を実行するよう設けられている、請求項17また
は18に記載の装置。 - 【請求項20】 前記所定のコード(31、32)は、前記情報ワード領域
の境界上の情報ワードに割り当てられたコードワードである、請求項13乃至1
9のいずれかに記載の装置。 - 【請求項21】 前記所定のコード(31、32)は可逆コードである、請
求項13乃至20のいずれかに記載の装置。 - 【請求項22】 前記確認手段(23)は、前記領域外に位置する情報ワー
ドを得るように、前記領域の境界上の前記情報ワードと前記領域外の前記付加情
報ワードとの和を形成するよう設けられている、請求項20または21に記載の
装置。 - 【請求項23】 前記情報ワードは変換−コード化されたオーディオ信号の
スケールファクタである、先行するいずれかの請求項に記載の装置。 - 【請求項24】 情報ワードのエントロピーコード化のための方法であって
、以下のステップを含む: 情報ワード領域内に位置する情報ワードに対して、可逆コードワードのグルー
プから可逆コードを割り当てるステップ(12)であって、前記可逆コードワー
ドのグループは、前記領域内の各情報ワードについて、各々1つの特定の可逆コ
ードワードが与えられているように設計されている、ステップ(12);および 前記情報ワード領域外に位置する情報ワードについて、付加値(33,34)
を生成するステップ(14)。 - 【請求項25】 前記可逆コードワードは対称的なコードワードである、請
求項24に記載の方法。 - 【請求項26】 前記領域は高い確率で発生する情報ワードを含む、請求項
24または25に記載の方法。 - 【請求項27】 前記付加値を生成するステップ(14)は、前記情報ワー
ドと前記領域の最も近接する境界上の前記情報ワードとの差を付加値として形成
するステップを含む、請求項24乃至26のいずれかに記載の方法。 - 【請求項28】 コードワードの付加グループから、前記付加値(33、3
4)にコードワードを割り当てるステップを更に含む、請求項24ないし27の
いずれかに記載の方法。 - 【請求項29】 前記割当ステップは、 前記領域の前記境界上または前記領域外に位置する情報ワードをエントロピー
コード化し、この情報ワードに、前記領域の最も近接する境界上の情報ワードに
対応するコードワードを割り当てるステップ(12)を含み、 前記生成ステップは、 コード化される前記情報ワードと前記領域の前記境界上の前記情報ワードとの
差を生成し(14)、前記コード化される情報ワードが前記領域の前記境界上の
情報ワードについての可逆コードワード及び付加値(33、34)としてのサイ
ンの無い差によって表されるように、前記差のサインが前記領域の前記境界上の
前記情報ワードの前記サインによって決定されるステップを含む、請求項28に
記載の方法。 - 【請求項30】 ビットストリームの第1の領域(30)に前記可逆コード
ワードを書きこみ、前記ビットストリームの第2の領域(33、34)に前記付
加値を書きこむステップをさらに含む、請求項24乃至29のいずれかに記載の
方法。 - 【請求項31】 始動値から始まって、差分コード化された情報ワードが生
成される、情報の差分コード化のステップを更に含み、連続的な差分コード化さ
れた情報ワードは差分値シーケンスを表している、請求項24乃至30のいずれ
かに記載の方法。 - 【請求項32】 前記差分値シーケンスの端部に付加エレメントを加えるス
テップを更に含み、前記付加エレメントは、前記差分値シーケンスの逆方向デコ
ード化が実行できるように定められている、請求項31に記載の方法。 - 【請求項33】 可逆コードワードを用いてエントロピーコード化されてい
る情報ワードのデコード化の方法であって、前記情報ワードの領域には可逆コー
ドワードが割り当てられており、前記領域外に位置する情報ワードは1つの付加
値によって表されており、以下のステップを含む: コードワードのシーケンス(30)から可逆コードワード(30a、30b、
30c)を検出するステップ(21); コードテーブルに基づいて、前記検出されたコードワードに特定の情報ワード
を割り当てるステップ(22); コードワードのシーケンス(30)における所定のコード(31、32)を検
出するステップ(21);及び 前記所定のコード(31、32)に基づいて、前記領域外の付加情報ワード(
33、34)を確認するステップ(23)。 - 【請求項34】 前記検出手段(21)が非可逆コードワードへの反応とし
て前記コードワードシーケンスを処理する、シーケンスを逆転させるステップ(
24)を更に含む、請求項33に記載の方法。 - 【請求項35】 前記情報ワードは変換−コード化されたオーディオ信号の
スケールファクタである、請求項24乃至35のいずれかに記載の方法。 - 【請求項36】 複数の相互に異なる可逆可変長コードワードを有するコー
ドテーブルから、コードワードを情報値に割り当てる手段(12)であって、前
記コードテーブルの前記コードワードはコードツリー(図5)によって定義され
る、手段(12); 根(52); 多数の枝(53、54、55、56、59、60、62、63); 1つの枝が各分岐点へ延び、2つの枝が各分岐点から発している、多数の分岐
点(50a乃至50d、57、58);及び 可逆である有効コードワードまたは非可逆である無効コードワードを定める多
数の枝の端点(66a乃至66h)を含み、 2つの枝(53、54)が前記根(52)から発しており、 枝の端点の代わりに分岐点(57、58)に共に接続されている2つの枝(5
5、56)が、前記コードツリーの少なくとも1つの分岐点(50a、50d)
から発している、 情報値のエントロピーコード化のための装置。 - 【請求項37】 前記根(52)に接続されている枝(53)は、同時に第
1のオーダーの端点に接続されており、前記第1オーダーの前記端点は、最も確
率のある情報ワードに割り当てられている最短有効コードワードを定義している
、請求項36に記載の装置。 - 【請求項38】 前記根(52)から始まって前記他方の枝(54)に接続
されている前記分岐点(50a)は、2つの付加分岐点(57、58)に接続さ
れている、請求項37に記載の装置。 - 【請求項39】 等しい長さの2つの有効コードワードは、その長さが最短
コードワードの長さの3倍であり、2番目に高い確率で発生し且つほぼ等しい確
率である情報値に各々割り当てられるよう定められるように、前記2つの他の分
岐点(57、58)に接続されている前記2つの枝(59、60)は各々、1つ
ずつ第2のオーダーの1つの端点に接続されている、請求項38に記載の装置。 - 【請求項40】 最長有効コードワードより短い少なくとも1つの無効コー
ドワード(66e、66f)が存在する、請求項36乃至39のいずれかに記載
の装置。 - 【請求項41】 前記有効コードワードは対称的である、請求項36乃至4
0のいずれかに記載の装置。 - 【請求項42】 前記コードワードは2進ワードであり、前記最短コードワ
ードは1ビット長であり、3ビット長の2番目に短い2つのコードワードがある
、請求項36乃至41のいずれかに記載の装置。 - 【請求項43】 1より多い無効コードワード(66a乃至66h)が存在
する、請求項36乃至42のいずれかに記載の装置。 - 【請求項44】 前記コードテーブルは、 と定義されている、請求項36乃至43のいずれかに記載の装置。
- 【請求項45】 前記コードテーブルは、領域内の情報ワードをコードワー
ドに割り当て、前記領域の境界上の情報ワードに割り当てられた前記コードワー
ドは、前記コードテーブルの他のコードワードより短い、請求項36乃至44の
いずれかに記載の装置。 - 【請求項46】 前記領域外の前記情報ワードは、前記領域の境界上の前記
コードワード及び付加エスケープ値によってエントロピーコード化されている、
請求項45に記載の装置。
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