JP2002373729A - 丸形コネクター - Google Patents
丸形コネクターInfo
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 取扱いやすいと共に多数回の接続、分離に耐
え、且つ感電の危険がなく、安全な丸形コネクターを提
供する。 【解決手段】 プラグ4は中心導体10とそれを包囲す
る筒状の外側導体11とよりなり、またレセプタクル5
は中心導体20とそれを包囲する筒状の外側導体21と
よりなり、中心導体10の他端はケーブル3の一方の導
線1を接続し、外側導体11の他端はケーブル3の他方
の導線2を接続し、またプラグ4の中心導体10はレセ
プタクル5の中心導体20と夫々電気的に接続し、プラ
グ4の外側導体11はレセプタクル5の外側導体21と
夫々電気的に接続するようにし、電圧の作用する導体部
分は樹脂により被覆した。
え、且つ感電の危険がなく、安全な丸形コネクターを提
供する。 【解決手段】 プラグ4は中心導体10とそれを包囲す
る筒状の外側導体11とよりなり、またレセプタクル5
は中心導体20とそれを包囲する筒状の外側導体21と
よりなり、中心導体10の他端はケーブル3の一方の導
線1を接続し、外側導体11の他端はケーブル3の他方
の導線2を接続し、またプラグ4の中心導体10はレセ
プタクル5の中心導体20と夫々電気的に接続し、プラ
グ4の外側導体11はレセプタクル5の外側導体21と
夫々電気的に接続するようにし、電圧の作用する導体部
分は樹脂により被覆した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクター、更に詳
細には老人,身体障害者等の電動車椅子の充電用ケーブ
ル等に好適な丸形コネクターに関する。
細には老人,身体障害者等の電動車椅子の充電用ケーブ
ル等に好適な丸形コネクターに関する。
【0002】
【従来の技術】老人になると目は悪くなり、力も弱くな
り、従来の2本の平行な導線をそのまま接続するコネク
ターではそれら端子の向きを合わせるのが困難でプラグ
を押すのにも強い力を要し、その操作は面倒になる。而
して2本の平行な導線を丸形の導線にして接続するもの
は従来のテレビのアンテナのフィーダーにあるが、これ
は微電力用のもので、頻繁に接続、分離を繰り返すもの
ではなく、多数回の接続、分離には耐えられない。また
丸形コネクターはイアホーンのジャック,アンプ,キー
ボード等の丸形ケーブルの接続コネクターにみられる
が、これらは軸方向にずれた2つの導体部分よりなり、
導体部分は露出し、感電の危険がある。
り、従来の2本の平行な導線をそのまま接続するコネク
ターではそれら端子の向きを合わせるのが困難でプラグ
を押すのにも強い力を要し、その操作は面倒になる。而
して2本の平行な導線を丸形の導線にして接続するもの
は従来のテレビのアンテナのフィーダーにあるが、これ
は微電力用のもので、頻繁に接続、分離を繰り返すもの
ではなく、多数回の接続、分離には耐えられない。また
丸形コネクターはイアホーンのジャック,アンプ,キー
ボード等の丸形ケーブルの接続コネクターにみられる
が、これらは軸方向にずれた2つの導体部分よりなり、
導体部分は露出し、感電の危険がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる問題を
解決するもので、取扱い易いと共に多数回(10000
回以上でも接触抵抗が不変)の接続、分離に耐え、且つ
感電の危険がなく、安全な丸形コネクターを提供するも
のである。
解決するもので、取扱い易いと共に多数回(10000
回以上でも接触抵抗が不変)の接続、分離に耐え、且つ
感電の危険がなく、安全な丸形コネクターを提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、プ
ラグ4は中心導体10とそれを包囲する筒状の外側導体
11とよりなり、またレセプタクル5は中心導体20と
それを包囲する筒状の外側導体21とよりなり、中心導
体10の他端はケーブル3の一方の導線1を接続し、外
側導体11の他端はケーブル3の他方の導線2を接続
し、またプラグ4の中心導体10はレセプタクル5の中
心導体20と夫々電気的に接続し、プラグ4の外側導体
11はレセプタクル5の外側導体21と夫々電気的に接
続するようにし、電圧の作用する導体部分は樹脂により
被覆したことを特徴とする丸形コネクターである。
ラグ4は中心導体10とそれを包囲する筒状の外側導体
11とよりなり、またレセプタクル5は中心導体20と
それを包囲する筒状の外側導体21とよりなり、中心導
体10の他端はケーブル3の一方の導線1を接続し、外
側導体11の他端はケーブル3の他方の導線2を接続
し、またプラグ4の中心導体10はレセプタクル5の中
心導体20と夫々電気的に接続し、プラグ4の外側導体
11はレセプタクル5の外側導体21と夫々電気的に接
続するようにし、電圧の作用する導体部分は樹脂により
被覆したことを特徴とする丸形コネクターである。
【0005】本発明の請求項2は、プラグ4は中心導体
10とそれを包囲する筒状の外側導体11とよりなり、
中心導体10は筒状の硬質樹脂よりなる絶縁筒12内に
嵌合し、外側導体11はこの絶縁筒12の外側に嵌合
し、このプラグ4の外側導体11の外側には硬質樹脂よ
りなる絶縁筒13を嵌合し、この中心導体10の先端は
前面が開放した筒状をなし、レセプタクル5の中心導体
20の先端を嵌合し、またこのプラグ4の外側導体11
と絶縁筒12の間の先端は前面が開放した筒状をなして
レセプタクル5の筒状の外側導体21の先端を嵌合し、
レセプタクル5は中心導体20とそれを包囲する筒状の
外側導体21とよりなり、中心導体20は耐熱硬質樹脂
よりなる絶縁筒23内に嵌合してなる請求項1記載の丸
形コネクターである。
10とそれを包囲する筒状の外側導体11とよりなり、
中心導体10は筒状の硬質樹脂よりなる絶縁筒12内に
嵌合し、外側導体11はこの絶縁筒12の外側に嵌合
し、このプラグ4の外側導体11の外側には硬質樹脂よ
りなる絶縁筒13を嵌合し、この中心導体10の先端は
前面が開放した筒状をなし、レセプタクル5の中心導体
20の先端を嵌合し、またこのプラグ4の外側導体11
と絶縁筒12の間の先端は前面が開放した筒状をなして
レセプタクル5の筒状の外側導体21の先端を嵌合し、
レセプタクル5は中心導体20とそれを包囲する筒状の
外側導体21とよりなり、中心導体20は耐熱硬質樹脂
よりなる絶縁筒23内に嵌合してなる請求項1記載の丸
形コネクターである。
【0006】本発明の請求項3は、上記絶縁筒12,絶
縁筒13の先端12a,13aは略同一面に合わせて、
各中心導体10,外側導体11の先端を覆うように内側
に僅か突出させ、中心導体20の先端は首部を形成して
絶縁片22を嵌合し、絶縁筒23の先端23aは外側導
体21の先端を覆うように外側に僅か突出させ、これに
よって電圧の作用する導体部分が露出しないようにして
なる請求項2記載の丸形コネクターである。
縁筒13の先端12a,13aは略同一面に合わせて、
各中心導体10,外側導体11の先端を覆うように内側
に僅か突出させ、中心導体20の先端は首部を形成して
絶縁片22を嵌合し、絶縁筒23の先端23aは外側導
体21の先端を覆うように外側に僅か突出させ、これに
よって電圧の作用する導体部分が露出しないようにして
なる請求項2記載の丸形コネクターである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1(イ)は本発明の一実施の形
態のプラグの垂直方向縦断面図、(ロ)はその本発明の
一実施の形態のプラグの水平方向縦断面図、図2(イ)
はその側面図、(ロ)はその左端面図、図3(イ)は本
発明の一実施の形態のレセプタクルの縦断面図、(ロ)
はその側面図である。
態のプラグの垂直方向縦断面図、(ロ)はその本発明の
一実施の形態のプラグの水平方向縦断面図、図2(イ)
はその側面図、(ロ)はその左端面図、図3(イ)は本
発明の一実施の形態のレセプタクルの縦断面図、(ロ)
はその側面図である。
【0008】本発明の丸形コネクターは図1(イ),
(ロ)示のように2本の平行な導線1,2よりなるケー
ブル3の先端に設けたプラグ4とそれを挿入する機体側
に設けた図3示のレセプタクル5とよりなる。
(ロ)示のように2本の平行な導線1,2よりなるケー
ブル3の先端に設けたプラグ4とそれを挿入する機体側
に設けた図3示のレセプタクル5とよりなる。
【0009】図1(イ),(ロ)示のようにプラグ4は
中心導体10とそれを包囲する筒状の外側導体11とよ
りなり、中心導体10は筒状の硬質樹脂よりなる絶縁筒
12内に嵌合し、外側導体11はこの絶縁筒12の外側
に嵌合し、このプラグ4の外側導体11の外側には硬質
樹脂よりなる絶縁筒13を嵌合する。この中心導体10
の先端は前面が開放した筒状をなし、縦溝を入れて弾力
を与え、以下に述べるレセプタクル5の中心導体20の
先端を嵌合するものとする。またこのプラグ4の外側導
体11と絶縁筒12の間の先端は前面が開放した筒状を
なし、以下に述べるレセプタクル5の筒状の外側導体2
1の先端を嵌合するものとする。またこれら中心導体1
0,外側導体11はベリリウム銅のような磨耗に強い耐
磨性材で形成し、多数回の接続、分離に耐えられるよう
にする。なお導体部分は総て金メッキする。これら絶縁
筒12,絶縁筒13の先端12a,13aは略同一面に
合わせて、各中心導体10,外側導体11の先端を覆う
ように内側に僅か突出させる。これによって電圧の作用
する導体部分が露出しないようにする。
中心導体10とそれを包囲する筒状の外側導体11とよ
りなり、中心導体10は筒状の硬質樹脂よりなる絶縁筒
12内に嵌合し、外側導体11はこの絶縁筒12の外側
に嵌合し、このプラグ4の外側導体11の外側には硬質
樹脂よりなる絶縁筒13を嵌合する。この中心導体10
の先端は前面が開放した筒状をなし、縦溝を入れて弾力
を与え、以下に述べるレセプタクル5の中心導体20の
先端を嵌合するものとする。またこのプラグ4の外側導
体11と絶縁筒12の間の先端は前面が開放した筒状を
なし、以下に述べるレセプタクル5の筒状の外側導体2
1の先端を嵌合するものとする。またこれら中心導体1
0,外側導体11はベリリウム銅のような磨耗に強い耐
磨性材で形成し、多数回の接続、分離に耐えられるよう
にする。なお導体部分は総て金メッキする。これら絶縁
筒12,絶縁筒13の先端12a,13aは略同一面に
合わせて、各中心導体10,外側導体11の先端を覆う
ように内側に僅か突出させる。これによって電圧の作用
する導体部分が露出しないようにする。
【0010】図1(ロ)示のように中心導体10の他端
は絶縁筒12より長く延長させてケーブル3の一方の導
線1を接続し、外側導体11の他端は絶縁筒12より延
長させてケーブル3の他方の導線2を接続する。絶縁筒
13の他端は最も短くする。かくして中心導体10,絶
縁筒12,絶縁筒13の他端およびケーブル3の先端は
ポリエチレンのような軟質樹脂14で一体に成形する。
さらにこれらの外側は軟質樹脂15を成形して、外覆1
6,ベントレリーフ17,18を形成する。図2(イ)
示のように外覆16の外側両側には指で保持し易いよう
に凹み19,19を形成する。これによってプラグ4は
軟質樹脂14と外覆16との2回の成形によって製造す
ることが出来る。
は絶縁筒12より長く延長させてケーブル3の一方の導
線1を接続し、外側導体11の他端は絶縁筒12より延
長させてケーブル3の他方の導線2を接続する。絶縁筒
13の他端は最も短くする。かくして中心導体10,絶
縁筒12,絶縁筒13の他端およびケーブル3の先端は
ポリエチレンのような軟質樹脂14で一体に成形する。
さらにこれらの外側は軟質樹脂15を成形して、外覆1
6,ベントレリーフ17,18を形成する。図2(イ)
示のように外覆16の外側両側には指で保持し易いよう
に凹み19,19を形成する。これによってプラグ4は
軟質樹脂14と外覆16との2回の成形によって製造す
ることが出来る。
【0011】図3示のようにレセプタクル5は中心導体
20とそれを包囲する筒状の外側導体21とよりなり、
中心導体20の先端は首部を形成して絶縁片22を嵌合
する。中心導体20は耐熱硬質樹脂よりなる絶縁筒23
内に嵌合する。外側導体21はこの絶縁筒23の外側に
嵌合する。なお導体部分は総て金メッキする。中心導体
20,外側導体21,絶縁筒23の他端の外側には耐熱
硬質樹脂よりなる外覆25で一体に成形する。外覆25
の前面には金属よりなる取付具26を螺合する。27は
その取付具26を挿入する孔である。絶縁筒23の先端
23aは外側導体21の先端を覆うように外側に僅か突
出させる。これによって電圧の作用する導体部分が露出
しないようにする。
20とそれを包囲する筒状の外側導体21とよりなり、
中心導体20の先端は首部を形成して絶縁片22を嵌合
する。中心導体20は耐熱硬質樹脂よりなる絶縁筒23
内に嵌合する。外側導体21はこの絶縁筒23の外側に
嵌合する。なお導体部分は総て金メッキする。中心導体
20,外側導体21,絶縁筒23の他端の外側には耐熱
硬質樹脂よりなる外覆25で一体に成形する。外覆25
の前面には金属よりなる取付具26を螺合する。27は
その取付具26を挿入する孔である。絶縁筒23の先端
23aは外側導体21の先端を覆うように外側に僅か突
出させる。これによって電圧の作用する導体部分が露出
しないようにする。
【0012】中心導体20と絶縁筒23の先端の間には
前記プラグ4の中心導体10が入る前面が開放した筒状
の空間を形成し、また外側導体21と外覆25,取付具
26の先端の間には前記プラグ4の外側導体11が入る
前面が開放した筒状の空間を形成する。外側導体21の
外面は太鼓状に膨らむ筒状のスプリングに形成する。こ
れにより外側導体21と外側導体11の電気的接続を確
実にする。これによってレセプタクル5は外覆25の1
回の成形によって製造することが出来る。
前記プラグ4の中心導体10が入る前面が開放した筒状
の空間を形成し、また外側導体21と外覆25,取付具
26の先端の間には前記プラグ4の外側導体11が入る
前面が開放した筒状の空間を形成する。外側導体21の
外面は太鼓状に膨らむ筒状のスプリングに形成する。こ
れにより外側導体21と外側導体11の電気的接続を確
実にする。これによってレセプタクル5は外覆25の1
回の成形によって製造することが出来る。
【0013】この装置はかかる構成よりなるものである
から、これを接続するにはプラグ4の凹み19,19を
指でつかんで、レセプタクル5に向かって押すと、プラ
グ4の中心導体10がレセプタクル5の中心導体20に
嵌合して接続し、またプラグ4の外側導体11がレセプ
タクル5の外側導体21に嵌合して接続する。而して両
者の接続部は筒状をなすので、方向を合わせる必要がな
く、360°任意の位置で接続でき、またプラグ4は凹
み19,19によって掴み易いので、弱い力で容易に接
続、分離を繰り返すことが出来るものである。また総て
の電圧の作用する導体部分が露出しないので、感電の危
険がなく、静電気が人体または機器に帯電している場合
でも安心して使用でき、多数回の接続、分離には耐えら
れるものである。導体部分は総て金メッキ処理している
ので、腐食等がなく、また電気特性の劣化もない。プラ
グ4の絶縁筒12,絶縁筒13の他端およびケーブル3
の先端はポリエチレンのような軟質樹脂14で一体に成
形しているので、ショート,断線がなく、またケーブル
3とレセプタクル5の外側は軟質樹脂15を成形してい
るので、両者は完璧に固定密着すると共にスマートな外
観でいかなる機器にもフィットし、ケーブル3の付け根
部分にはベントレリーフ17,18を形成しているの
で、折り曲げ、引っ張りに強く、耐久性がさらに増すも
のである。
から、これを接続するにはプラグ4の凹み19,19を
指でつかんで、レセプタクル5に向かって押すと、プラ
グ4の中心導体10がレセプタクル5の中心導体20に
嵌合して接続し、またプラグ4の外側導体11がレセプ
タクル5の外側導体21に嵌合して接続する。而して両
者の接続部は筒状をなすので、方向を合わせる必要がな
く、360°任意の位置で接続でき、またプラグ4は凹
み19,19によって掴み易いので、弱い力で容易に接
続、分離を繰り返すことが出来るものである。また総て
の電圧の作用する導体部分が露出しないので、感電の危
険がなく、静電気が人体または機器に帯電している場合
でも安心して使用でき、多数回の接続、分離には耐えら
れるものである。導体部分は総て金メッキ処理している
ので、腐食等がなく、また電気特性の劣化もない。プラ
グ4の絶縁筒12,絶縁筒13の他端およびケーブル3
の先端はポリエチレンのような軟質樹脂14で一体に成
形しているので、ショート,断線がなく、またケーブル
3とレセプタクル5の外側は軟質樹脂15を成形してい
るので、両者は完璧に固定密着すると共にスマートな外
観でいかなる機器にもフィットし、ケーブル3の付け根
部分にはベントレリーフ17,18を形成しているの
で、折り曲げ、引っ張りに強く、耐久性がさらに増すも
のである。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1によれ
ば、プラグ4は中心導体10とそれを包囲する筒状の外
側導体11とよりなり、またレセプタクル5は中心導体
20とそれを包囲する筒状の外側導体21とよりなり、
中心導体10の他端はケーブル3の一方の導線1を接続
し、外側導体11の他端はケーブル3の他方の導線2を
接続し、またプラグ4の中心導体10はレセプタクル5
の中心導体20と夫々電気的に接続し、プラグ4の外側
導体11はレセプタクル5の外側導体21と夫々電気的
に接続するようにしているので、プラグ4とレセプタク
ル5の両者の接続部は筒状をなし、接続するには両者の
方向を合わせる必要がなく、360°任意の位置で接続
でき、電圧の作用する導体部分は樹脂により被覆してい
るので、感電の危険がなく、静電気が人体または機器に
帯電している場合でも安心して使用できるものである。
ば、プラグ4は中心導体10とそれを包囲する筒状の外
側導体11とよりなり、またレセプタクル5は中心導体
20とそれを包囲する筒状の外側導体21とよりなり、
中心導体10の他端はケーブル3の一方の導線1を接続
し、外側導体11の他端はケーブル3の他方の導線2を
接続し、またプラグ4の中心導体10はレセプタクル5
の中心導体20と夫々電気的に接続し、プラグ4の外側
導体11はレセプタクル5の外側導体21と夫々電気的
に接続するようにしているので、プラグ4とレセプタク
ル5の両者の接続部は筒状をなし、接続するには両者の
方向を合わせる必要がなく、360°任意の位置で接続
でき、電圧の作用する導体部分は樹脂により被覆してい
るので、感電の危険がなく、静電気が人体または機器に
帯電している場合でも安心して使用できるものである。
【0015】また本発明の請求項2によれば、プラグ4
は中心導体10とそれを包囲する筒状の外側導体11と
よりなり、中心導体10は筒状の硬質樹脂よりなる絶縁
筒12内に嵌合し、外側導体11はこの絶縁筒12の外
側に嵌合し、このプラグ4の外側導体11の外側には硬
質樹脂よりなる絶縁筒13を嵌合し、この中心導体10
の先端は前面が開放した筒状をなし、レセプタクル5の
中心導体20の先端を嵌合し、またこのプラグ4の外側
導体11と絶縁筒12の間の先端は前面が開放した筒状
をなしてレセプタクル5の筒状の外側導体21の先端を
嵌合しているので、プラグ4は軟質樹脂14と外覆16
との2回の成形によって製造することが出来、プラグ4
の絶縁筒12,絶縁筒13の他端およびケーブル3の先
端はポリエチレンのような軟質樹脂14で一体に成形し
ているので、ショート,断線がなく、レセプタクル5は
中心導体20とそれを包囲する筒状の外側導体21とよ
りなり、中心導体20は耐熱硬質樹脂よりなる絶縁筒2
3内に嵌合しているので、感電の危険がない。
は中心導体10とそれを包囲する筒状の外側導体11と
よりなり、中心導体10は筒状の硬質樹脂よりなる絶縁
筒12内に嵌合し、外側導体11はこの絶縁筒12の外
側に嵌合し、このプラグ4の外側導体11の外側には硬
質樹脂よりなる絶縁筒13を嵌合し、この中心導体10
の先端は前面が開放した筒状をなし、レセプタクル5の
中心導体20の先端を嵌合し、またこのプラグ4の外側
導体11と絶縁筒12の間の先端は前面が開放した筒状
をなしてレセプタクル5の筒状の外側導体21の先端を
嵌合しているので、プラグ4は軟質樹脂14と外覆16
との2回の成形によって製造することが出来、プラグ4
の絶縁筒12,絶縁筒13の他端およびケーブル3の先
端はポリエチレンのような軟質樹脂14で一体に成形し
ているので、ショート,断線がなく、レセプタクル5は
中心導体20とそれを包囲する筒状の外側導体21とよ
りなり、中心導体20は耐熱硬質樹脂よりなる絶縁筒2
3内に嵌合しているので、感電の危険がない。
【0016】さらに本発明の請求項3によれば、絶縁筒
12,絶縁筒13の先端12a,13aは略同一面に合
わせて、各中心導体10,外側導体11の先端を覆うよ
うに内側に僅か突出させ、中心導体20の先端は首部を
形成して絶縁片22を嵌合し、絶縁筒23の先端23a
は外側導体21の先端を覆うように外側に僅か突出させ
ているので、プラグ4とレセプタクル5の両者の端面
も、電圧の作用する導体部分が露出せず、非常に安全で
ある。
12,絶縁筒13の先端12a,13aは略同一面に合
わせて、各中心導体10,外側導体11の先端を覆うよ
うに内側に僅か突出させ、中心導体20の先端は首部を
形成して絶縁片22を嵌合し、絶縁筒23の先端23a
は外側導体21の先端を覆うように外側に僅か突出させ
ているので、プラグ4とレセプタクル5の両者の端面
も、電圧の作用する導体部分が露出せず、非常に安全で
ある。
【図1】(イ)は本発明の一実施の形態のプラグの垂直
方向縦断面図、(ロ)はその水平方向縦断面図である。
方向縦断面図、(ロ)はその水平方向縦断面図である。
【図2】(イ)はその側面図、(ロ)はその左端面図で
ある。
ある。
【図3】(イ)は本発明の一実施の形態のレセプタクル
の縦断面図、(ロ)はその側面図である。
の縦断面図、(ロ)はその側面図である。
1,2 導線 3 ケーブル 4 プラグ 5 レセプタクル 10,20 中心導体 11,21 外側導体 12,13,23 絶縁筒 12a,13a,23a 先端 22 絶縁片
Claims (3)
- 【請求項1】 プラグ(4)は中心導体(10)とそれ
を包囲する筒状の外側導体(11)とよりなり、またレ
セプタクル(5)は中心導体(20)とそれを包囲する
筒状の外側導体(21)とよりなり、中心導体(10)
の他端はケーブル(3)の一方の導線(1)を接続し、
外側導体(11)の他端はケーブル(3)の他方の導線
(2)を接続し、またプラグ(4)の中心導体(10)
はレセプタクル(5)の中心導体(20)と夫々電気的
に接続し、プラグ(4)の外側導体(11)はレセプタ
クル(5)の外側導体(21)と夫々電気的に接続する
ようにし、電圧の作用する導体部分は樹脂により被覆し
たことを特徴とする丸形コネクター。 - 【請求項2】 プラグ(4)は中心導体(10)とそれ
を包囲する筒状の外側導体(11)とよりなり、中心導
体(10)は筒状の硬質樹脂よりなる絶縁筒(12)内
に嵌合し、外側導体(11)はこの絶縁筒(12)の外
側に嵌合し、このプラグ(4)の外側導体(11)の外
側には硬質樹脂よりなる絶縁筒(13)を嵌合し、この
中心導体(10)の先端は前面が開放した筒状をなし、
レセプタクル(5)の中心導体(20)の先端を嵌合
し、またこのプラグ(4)の外側導体(11)と絶縁筒
(12)の間の先端は前面が開放した筒状をなしてレセ
プタクル(5)の筒状の外側導体(21)の先端を嵌合
し、レセプタクル(5)は中心導体(20)とそれを包
囲する筒状の外側導体(21)とよりなり、中心導体
(20)は耐熱硬質樹脂よりなる絶縁筒(23)内に嵌
合してなる請求項1記載の丸形コネクター。 - 【請求項3】 上記絶縁筒(12),絶縁筒(13)の
先端(12a,13a)は略同一面に合わせて、各中心
導体(10),外側導体(11)の先端を覆うように内
側に僅か突出させ、中心導体(20)の先端は首部を形
成して絶縁片(22)を嵌合し、絶縁筒(23)の先端
(23a)は外側導体(21)の先端を覆うように外側
に僅か突出させ、これによって電圧の作用する導体部分
が露出しないようにしてなる請求項2記載の丸形コネク
ター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001177966A JP2002373729A (ja) | 2001-06-13 | 2001-06-13 | 丸形コネクター |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001177966A JP2002373729A (ja) | 2001-06-13 | 2001-06-13 | 丸形コネクター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002373729A true JP2002373729A (ja) | 2002-12-26 |
Family
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---|---|---|---|
JP2001177966A Pending JP2002373729A (ja) | 2001-06-13 | 2001-06-13 | 丸形コネクター |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2002373729A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2001-06-13 JP JP2001177966A patent/JP2002373729A/ja active Pending
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