JP2002372402A - シートポジションセンサ - Google Patents
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- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/0224—Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation
- B60N2/0244—Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation with logic circuits
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- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バイアス磁石によって漏れ磁束の影響を小さ
くでき、また、磁束密度をコントロールして磁電変換素
子の切換を確実にすると共に、幅広い磁電変換素子を使
用して歩留まりの高いシートポジションセンサを提供す
ること。 【解決手段】 筐体1と、所定の磁界強度で出力の切換
を行う磁電変換素子4と、該磁電変換素子に対向する位
置で筐体に保持された磁石7とを備え、磁電変換素子4
と磁石7との間に形成された間隙部1dには遮蔽板14
が出入り可能であり、磁電変換素子4を挟んで磁石7側
と反対側には、磁石7に対して逆方向の磁界をかける逆
バイアス磁石6が設けられた構成とした。
くでき、また、磁束密度をコントロールして磁電変換素
子の切換を確実にすると共に、幅広い磁電変換素子を使
用して歩留まりの高いシートポジションセンサを提供す
ること。 【解決手段】 筐体1と、所定の磁界強度で出力の切換
を行う磁電変換素子4と、該磁電変換素子に対向する位
置で筐体に保持された磁石7とを備え、磁電変換素子4
と磁石7との間に形成された間隙部1dには遮蔽板14
が出入り可能であり、磁電変換素子4を挟んで磁石7側
と反対側には、磁石7に対して逆方向の磁界をかける逆
バイアス磁石6が設けられた構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等のシート
の位置検出に用いられ、エアバックの膨張等を制御する
のに用いられるシートポジションセンサに関する。
の位置検出に用いられ、エアバックの膨張等を制御する
のに用いられるシートポジションセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシートポジションセンサの図面を
説明すると、図10は従来のシートポジションセンサが
取り付けられた状態を示す斜視図、図11は従来のシー
トポジションセンサが取り付けられた状態を示す拡大斜
視図、図12は従来のシートポジションセンサが取り付
けられた状態を示す要部断面図、図13は従来のシート
ポジションセンサの要部断面図である。
説明すると、図10は従来のシートポジションセンサが
取り付けられた状態を示す斜視図、図11は従来のシー
トポジションセンサが取り付けられた状態を示す拡大斜
視図、図12は従来のシートポジションセンサが取り付
けられた状態を示す要部断面図、図13は従来のシート
ポジションセンサの要部断面図である。
【0003】従来のシートポジションセンサを図10〜
図13に基づいて説明すると、第1のレール51は、金
属板を略U字状に折り曲げられたものから構成され、シ
ート60の下面の両側に一対固定されている。遮蔽板5
4は、金属板をL字状に折り曲げられたものから構成さ
れ、細長い平板状の基部54aと、該基部54aの端部
から下方に折り曲げられて形成された側壁部54bとを
有し、基部54aが第1のレール51に固定されて、こ
の遮蔽板54は第1のレール51と共にスライド移動可
能となっている。
図13に基づいて説明すると、第1のレール51は、金
属板を略U字状に折り曲げられたものから構成され、シ
ート60の下面の両側に一対固定されている。遮蔽板5
4は、金属板をL字状に折り曲げられたものから構成さ
れ、細長い平板状の基部54aと、該基部54aの端部
から下方に折り曲げられて形成された側壁部54bとを
有し、基部54aが第1のレール51に固定されて、こ
の遮蔽板54は第1のレール51と共にスライド移動可
能となっている。
【0004】第2のレール52は、金属板を略U字状に
折り曲げられたものから構成され、図12に示すように
第1のレール51と逆凸状を形成するように組み合わさ
れている。この第2のレール52は、L字状に折り曲げ
られた保持脚53によって車両の室内の床面に固定され
ている。
折り曲げられたものから構成され、図12に示すように
第1のレール51と逆凸状を形成するように組み合わさ
れている。この第2のレール52は、L字状に折り曲げ
られた保持脚53によって車両の室内の床面に固定され
ている。
【0005】シートポジションセンサ55は、合成樹脂
の成型品からなり、U字状に形成された基体55aと、
該基体55aの第1の側壁部55bに埋設された矩形状
の磁石56と、第1の側壁部55bに対向して形成され
た第2の側壁部55cに埋設されると共に、磁石56と
対向する矩形状のホールIC57とを有している。磁石
56は、例えばサマリウム,コバルト等の強力なものが
用いられている。そして、このシートポジションセンサ
55は、ステー58によって第2のレール52に取り付
けられている。
の成型品からなり、U字状に形成された基体55aと、
該基体55aの第1の側壁部55bに埋設された矩形状
の磁石56と、第1の側壁部55bに対向して形成され
た第2の側壁部55cに埋設されると共に、磁石56と
対向する矩形状のホールIC57とを有している。磁石
56は、例えばサマリウム,コバルト等の強力なものが
用いられている。そして、このシートポジションセンサ
55は、ステー58によって第2のレール52に取り付
けられている。
【0006】シートポジションセンサ55が取り付けら
れると、第1、第2の側壁部55b、55cの間隙55
dに遮蔽板54の側壁部54bが出入り可能となり、遮
蔽板54が間隙55d内に位置すると、磁石56によっ
て形成された磁界が該遮蔽板54によって遮られ、ホー
ルIC57が受ける磁束密度が低下して、ホールIC5
7の出力の切換が行われるようになっている。
れると、第1、第2の側壁部55b、55cの間隙55
dに遮蔽板54の側壁部54bが出入り可能となり、遮
蔽板54が間隙55d内に位置すると、磁石56によっ
て形成された磁界が該遮蔽板54によって遮られ、ホー
ルIC57が受ける磁束密度が低下して、ホールIC5
7の出力の切換が行われるようになっている。
【0007】従来のシートポジションセンサ55は、上
記のような構成、取付状態となり、次にその動作につい
て説明すると、シート60が移動すると、遮蔽板54が
シートポジションセンサ55の間隙55dを出入りし、
ホールIC57の出力の切換が行われて、該信号の切換
によって例えばエアバック(図示せず)の膨脹時の気体
の流出量を変更し、エアバックの調節が行われる。
記のような構成、取付状態となり、次にその動作につい
て説明すると、シート60が移動すると、遮蔽板54が
シートポジションセンサ55の間隙55dを出入りし、
ホールIC57の出力の切換が行われて、該信号の切換
によって例えばエアバック(図示せず)の膨脹時の気体
の流出量を変更し、エアバックの調節が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のシートポジショ
ンセンサは上記のような構成、動作をなし、上記説明の
ように遮蔽板54が間隙部55d内に位置するとホール
IC57が受ける磁束密度が低下するようになっている
が、遮蔽板54の側壁部54bと間隙部55dとの間に
はギャップが形成されており、このギャップから磁気が
漏れることになる。ところで、ホールIC57は感度に
相当のバラツキ、即ち、切換り時の磁束密度にバラツキ
があり、感度の良いホールIC(小さい磁束密度で切換
るホールIC)が使用されると、漏れ磁束の影響で、ホ
ールICの出力の切換が行われないという問題がある。
このような問題に対処するために、感度の悪いホールI
C(大きい磁束密度で切換るホールIC)を使用するこ
とが考えられるが、歩留まりが非常に落ちるという問題
がある。
ンセンサは上記のような構成、動作をなし、上記説明の
ように遮蔽板54が間隙部55d内に位置するとホール
IC57が受ける磁束密度が低下するようになっている
が、遮蔽板54の側壁部54bと間隙部55dとの間に
はギャップが形成されており、このギャップから磁気が
漏れることになる。ところで、ホールIC57は感度に
相当のバラツキ、即ち、切換り時の磁束密度にバラツキ
があり、感度の良いホールIC(小さい磁束密度で切換
るホールIC)が使用されると、漏れ磁束の影響で、ホ
ールICの出力の切換が行われないという問題がある。
このような問題に対処するために、感度の悪いホールI
C(大きい磁束密度で切換るホールIC)を使用するこ
とが考えられるが、歩留まりが非常に落ちるという問題
がある。
【0009】本発明のシートポジションセンサは、バイ
アス磁石によって漏れ磁束の影響を小さくでき、また、
磁束密度をコントロールして磁電変換素子の切換を確実
にすると共に、幅広い磁電変換素子を使用して歩留まり
の高いシートポジションセンサを提供することを目的と
する。
アス磁石によって漏れ磁束の影響を小さくでき、また、
磁束密度をコントロールして磁電変換素子の切換を確実
にすると共に、幅広い磁電変換素子を使用して歩留まり
の高いシートポジションセンサを提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の手段として、本発明のシートポジションセンサ
は、筐体と、前記筐体に保持されると共に、所定の磁界
強度で出力の切換を行う磁電変換素子と、該磁電変換素
子に対向する位置で前記筐体に保持された磁石とを備
え、前記磁電変換素子と前記磁石との間に形成された間
隙部には遮蔽板が出入り可能であり、前記磁電変換素子
を挟んで前記磁石側と反対側には、前記磁石に対して逆
方向の磁界をかける逆バイアス磁石が設けられた構成と
した。
の第1の手段として、本発明のシートポジションセンサ
は、筐体と、前記筐体に保持されると共に、所定の磁界
強度で出力の切換を行う磁電変換素子と、該磁電変換素
子に対向する位置で前記筐体に保持された磁石とを備
え、前記磁電変換素子と前記磁石との間に形成された間
隙部には遮蔽板が出入り可能であり、前記磁電変換素子
を挟んで前記磁石側と反対側には、前記磁石に対して逆
方向の磁界をかける逆バイアス磁石が設けられた構成と
した。
【0011】また、第2の解決手段として、本発明のシ
ートポジションセンサの前記筐体は第1の側壁部と該第
1の側壁部に対向する第2の側壁部と、この第1、第2
の側壁部を繋ぐと共に、前記間隙部を凹部に形成する連
結壁とを有し、前記磁電変換素子及び前記磁石は、前記
第1、第2の側壁部の何れかにそれぞれ設けられ、前記
遮蔽板は板状をなすと共に、前記凹部の開口側から前記
連結壁に向かって前記凹部内に配設可能とされ、該遮蔽
板の前記連結壁側の端面が前記磁石よりも前記連結壁側
に位置している構成とした。
ートポジションセンサの前記筐体は第1の側壁部と該第
1の側壁部に対向する第2の側壁部と、この第1、第2
の側壁部を繋ぐと共に、前記間隙部を凹部に形成する連
結壁とを有し、前記磁電変換素子及び前記磁石は、前記
第1、第2の側壁部の何れかにそれぞれ設けられ、前記
遮蔽板は板状をなすと共に、前記凹部の開口側から前記
連結壁に向かって前記凹部内に配設可能とされ、該遮蔽
板の前記連結壁側の端面が前記磁石よりも前記連結壁側
に位置している構成とした。
【0012】また、第3の解決手段として、本発明のシ
ートポジションセンサの前記間隙部の前記凹部の前記開
口側を下方に位置させて、前記筐体を配置した構成とし
た。
ートポジションセンサの前記間隙部の前記凹部の前記開
口側を下方に位置させて、前記筐体を配置した構成とし
た。
【0013】また、第4の解決手段として、本発明のシ
ートポジションセンサの前記磁電変換素子が設けられた
前記第1、或いは第2の側壁部には前記バイアス磁石が
配置され、該バイアス磁石と前記磁電変換素子と前記磁
石とが一直線上に位置している構成とした。
ートポジションセンサの前記磁電変換素子が設けられた
前記第1、或いは第2の側壁部には前記バイアス磁石が
配置され、該バイアス磁石と前記磁電変換素子と前記磁
石とが一直線上に位置している構成とした。
【0014】また、第5の解決手段として、本発明のシ
ートポジションセンサの前記磁電変換素子はホール素子
から構成され、前記磁石の着磁面が前記遮蔽板と平行で
ある構成とした。
ートポジションセンサの前記磁電変換素子はホール素子
から構成され、前記磁石の着磁面が前記遮蔽板と平行で
ある構成とした。
【0015】また、第6の解決手段として、本発明のシ
ートポジションセンサの前記間隙部に出入り可能な前記
遮蔽板の出方向、或いは入方向の移動において、前記磁
電変換素子の出力の切換が1回のみ行われる構成とし
た。
ートポジションセンサの前記間隙部に出入り可能な前記
遮蔽板の出方向、或いは入方向の移動において、前記磁
電変換素子の出力の切換が1回のみ行われる構成とし
た。
【0016】また、第7の解決手段として、本発明のシ
ートポジションセンサの前記筐体はシートを含む可動部
材側に配置され、前記遮蔽板は前記可動部材を移動可能
に保持する固定部材側に配置され、前記可動部材が移動
することで前記筐体がスライド移動して前記間隙部に前
記遮蔽板が出入り可能になっている構成とした。
ートポジションセンサの前記筐体はシートを含む可動部
材側に配置され、前記遮蔽板は前記可動部材を移動可能
に保持する固定部材側に配置され、前記可動部材が移動
することで前記筐体がスライド移動して前記間隙部に前
記遮蔽板が出入り可能になっている構成とした。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明のシートポジションセンサ
Sの図面について説明すると、図1は本発明のシートポ
ジションセンサの正面図、図2は本発明のシートポジシ
ョンセンサの斜視図、図3は本発明のシートポジション
センサの内部を示す上面図、図4は図3の4−4線にお
ける断面図、図5は図3の5−5線における断面図、図
6は本発明のシートポジションセンサの取付状態を示す
斜視図、図7、8は本発明のシートポジションセンサの
動作を説明するための説明図、図9は磁電変換素子が検
知する磁束密度と遮蔽板の位置との関係を示すグラフで
ある。
Sの図面について説明すると、図1は本発明のシートポ
ジションセンサの正面図、図2は本発明のシートポジシ
ョンセンサの斜視図、図3は本発明のシートポジション
センサの内部を示す上面図、図4は図3の4−4線にお
ける断面図、図5は図3の5−5線における断面図、図
6は本発明のシートポジションセンサの取付状態を示す
斜視図、図7、8は本発明のシートポジションセンサの
動作を説明するための説明図、図9は磁電変換素子が検
知する磁束密度と遮蔽板の位置との関係を示すグラフで
ある。
【0018】本発明のシートポジションセンサを図1〜
5に基づいて説明すると、筐体1は、合成樹脂の成型品
からなり、コ字状に形成された第1の側壁部1aと、こ
の第1の側壁部1aに対向して設けられた第2の側壁部
1bと、この第1、第2の側壁部1a、1bとを繋ぐ連
結壁1cとを有し、この第1、第2の側壁部1a、1b
と連結壁1cとで、凹部からなる間隙部1dが形成され
ており、また、第1の側壁部1aの中間部から下方にか
けて矩形状からなる第1の凹部1eが形成されいると共
に、連結壁1cから第2の側壁部1bにかけて第2の凹
部1fが形成されている。また、第2の側壁部1bには
取付孔1hを有する取付板1gが一体に形成されている
と共に、この第2の側壁部から外方に向かって突起1k
が形成されている。
5に基づいて説明すると、筐体1は、合成樹脂の成型品
からなり、コ字状に形成された第1の側壁部1aと、こ
の第1の側壁部1aに対向して設けられた第2の側壁部
1bと、この第1、第2の側壁部1a、1bとを繋ぐ連
結壁1cとを有し、この第1、第2の側壁部1a、1b
と連結壁1cとで、凹部からなる間隙部1dが形成され
ており、また、第1の側壁部1aの中間部から下方にか
けて矩形状からなる第1の凹部1eが形成されいると共
に、連結壁1cから第2の側壁部1bにかけて第2の凹
部1fが形成されている。また、第2の側壁部1bには
取付孔1hを有する取付板1gが一体に形成されている
と共に、この第2の側壁部から外方に向かって突起1k
が形成されている。
【0019】挿入部材2は、略L字状の合成樹脂の成型
品からなり、蓋部2aと、該蓋部2aから下方に延びて
形成された取付部2bとを有する。
品からなり、蓋部2aと、該蓋部2aから下方に延びて
形成された取付部2bとを有する。
【0020】基板3は、薄板状の絶縁基板からなり、挿
入部材2の取付部2bの表面にカシメ等の手段によって
取り付けられている。磁電変換素子たるホールIC4
は、ホール素子及びアンプ、コンパレータ等の各種の電
気部品が実装されたICから構成され、略矩形状を呈
し、端子部4aが取り付けられている。このホールIC
4は、基板3の中央下方に半田付けされている。また、
基板3の中央上方には2本のハーネス5の芯線部分が半
田付けされ、挿入部材2の蓋部2aを貫通して外方に突
出している。
入部材2の取付部2bの表面にカシメ等の手段によって
取り付けられている。磁電変換素子たるホールIC4
は、ホール素子及びアンプ、コンパレータ等の各種の電
気部品が実装されたICから構成され、略矩形状を呈
し、端子部4aが取り付けられている。このホールIC
4は、基板3の中央下方に半田付けされている。また、
基板3の中央上方には2本のハーネス5の芯線部分が半
田付けされ、挿入部材2の蓋部2aを貫通して外方に突
出している。
【0021】バイアス磁石6は、矩形状を呈した磁石か
らなり、挿入部材2の取付部2bの凹部内に収納され
て、基板3と、取付部2bとで挟持された状態になって
いる。このバイアス磁石6は、基板3を介してホールI
C4と対向した状態になっている。このバイアス磁石6
は、磁力を非常に小さいものにするため、合成樹脂に含
率を低くしたフェライト粉末を混ぜて構成されている。
らなり、挿入部材2の取付部2bの凹部内に収納され
て、基板3と、取付部2bとで挟持された状態になって
いる。このバイアス磁石6は、基板3を介してホールI
C4と対向した状態になっている。このバイアス磁石6
は、磁力を非常に小さいものにするため、合成樹脂に含
率を低くしたフェライト粉末を混ぜて構成されている。
【0022】このように基板3、ハーネス5及び、バイ
アス磁石6が取り付けられた挿入部材2は、図3に示す
ように、基板3が第2の凹部1fの側面に対向して設け
られたガイド溝1mガイドされて、筐体1の第2の凹部
1f内に挿入され、図4に示すように、蓋部2aが第2
の凹部1fを封止し、ハーネス5が外方に延出した状態
になっている。
アス磁石6が取り付けられた挿入部材2は、図3に示す
ように、基板3が第2の凹部1fの側面に対向して設け
られたガイド溝1mガイドされて、筐体1の第2の凹部
1f内に挿入され、図4に示すように、蓋部2aが第2
の凹部1fを封止し、ハーネス5が外方に延出した状態
になっている。
【0023】磁石7は、矩形状を呈し、例えばサマリウ
ム,コバルト等の数100mT(ミリテスラ)の強力な
ものからなり、筐体1の第1の凹部1e内に埋め込まれ
て、固定されている。そして、図示しないが、磁石7の
上方の凹部1e及び蓋部2a上方の凹部1fには接着剤
が充填されて硬化するようになっている。このように磁
石7が固定されると、この磁石7と、バイアス磁石6の
間にホールIC4が配置された状態になると共に、これ
ら磁石7,ホールIC4、及びバイアス磁石6は一直線
上に並んだ状態になっている。そして、磁石7とバイア
ス磁石6は、上記直線状に着磁されており、互いに対向
する面の磁極が同極になるようになっている。このよう
な配置とすることで、バイアス磁石6は磁石7に対する
逆バイアス磁石となり、このバイアス磁石6のオフセッ
ト磁界によって磁石7の磁力が弱められる関係になる。
また、このバイアス磁石6の磁力を変更することで、ホ
ールIC4が検知する磁束密度を自由に変化させること
ができる。
ム,コバルト等の数100mT(ミリテスラ)の強力な
ものからなり、筐体1の第1の凹部1e内に埋め込まれ
て、固定されている。そして、図示しないが、磁石7の
上方の凹部1e及び蓋部2a上方の凹部1fには接着剤
が充填されて硬化するようになっている。このように磁
石7が固定されると、この磁石7と、バイアス磁石6の
間にホールIC4が配置された状態になると共に、これ
ら磁石7,ホールIC4、及びバイアス磁石6は一直線
上に並んだ状態になっている。そして、磁石7とバイア
ス磁石6は、上記直線状に着磁されており、互いに対向
する面の磁極が同極になるようになっている。このよう
な配置とすることで、バイアス磁石6は磁石7に対する
逆バイアス磁石となり、このバイアス磁石6のオフセッ
ト磁界によって磁石7の磁力が弱められる関係になる。
また、このバイアス磁石6の磁力を変更することで、ホ
ールIC4が検知する磁束密度を自由に変化させること
ができる。
【0024】本発明のシートポジションセンサSは上記
のような構成を有し、次にその取付状態、及び動作を図
6〜図8に基づいて説明すると、シート11は座板11
aと、背もたれ11bとを有する汎用のシートからな
り、自動車の室内に設置されるものである。第1のレー
ル12は、L字状の細長の金属材が2つ重ねられたもの
から構成され、上下方向に延びる基部12aと、該基部
12aの下端部からコ字状に折り曲げられて形成された
一対の折曲部12bとを有し、この第1のレール12
は、座板11aの下面に一対取り付けられている。この
シート11と第1のレール12とで可動部材が構成され
ている。そして、一方の第1のレール12の基部12a
の側壁には、本発明のシートポジションセンサSの筐体
1の取付板1gの取付孔1hにボルト(図示せず)が挿
通されてナット(図示せず)で締結されると共に、突起
1kが第1のレール12の基部12aに設けられた貫通
孔12cに挿通されて、シートポジションセンサSが固
定されている。このようにシートポジションセンサSが
取り付けられると、筐体1の間隙部1dの開口側が下方
たる床面側に開放した状態になり、ゴミ、塵等が間隙部
1d内にたまることが防止される。
のような構成を有し、次にその取付状態、及び動作を図
6〜図8に基づいて説明すると、シート11は座板11
aと、背もたれ11bとを有する汎用のシートからな
り、自動車の室内に設置されるものである。第1のレー
ル12は、L字状の細長の金属材が2つ重ねられたもの
から構成され、上下方向に延びる基部12aと、該基部
12aの下端部からコ字状に折り曲げられて形成された
一対の折曲部12bとを有し、この第1のレール12
は、座板11aの下面に一対取り付けられている。この
シート11と第1のレール12とで可動部材が構成され
ている。そして、一方の第1のレール12の基部12a
の側壁には、本発明のシートポジションセンサSの筐体
1の取付板1gの取付孔1hにボルト(図示せず)が挿
通されてナット(図示せず)で締結されると共に、突起
1kが第1のレール12の基部12aに設けられた貫通
孔12cに挿通されて、シートポジションセンサSが固
定されている。このようにシートポジションセンサSが
取り付けられると、筐体1の間隙部1dの開口側が下方
たる床面側に開放した状態になり、ゴミ、塵等が間隙部
1d内にたまることが防止される。
【0025】第2のレール13は、U字状の細長の金属
材から構成され、平板状の基部13aと、該基部13a
の両端から上方に折り曲げられて形成された折曲部13
bとを有し、この第2のレール13は、自動車の室内の
床面に一対所望の固定手段で固定され、固定部材を構成
している。遮蔽板14は、金属製の平板からなり、一方
の第2のレール13の折曲部13bと平行に所望の手段
で取り付けられており、第2のレール13と共に固定さ
れた状態なっている。
材から構成され、平板状の基部13aと、該基部13a
の両端から上方に折り曲げられて形成された折曲部13
bとを有し、この第2のレール13は、自動車の室内の
床面に一対所望の固定手段で固定され、固定部材を構成
している。遮蔽板14は、金属製の平板からなり、一方
の第2のレール13の折曲部13bと平行に所望の手段
で取り付けられており、第2のレール13と共に固定さ
れた状態なっている。
【0026】このような構成の第2のレール13には、
第1のレール12が移動可能に組み込まれ、この組み込
みは折曲部12bと折曲部13bとが組み合わされるこ
とによってなされる。そして、シート11が第2のレー
ル13上でスライド移動可能に保持される。
第1のレール12が移動可能に組み込まれ、この組み込
みは折曲部12bと折曲部13bとが組み合わされるこ
とによってなされる。そして、シート11が第2のレー
ル13上でスライド移動可能に保持される。
【0027】そして、シート11がスライド移動する
と、該移動に伴って、シートポジションセンサSが移動
し、図8に示すように、相対的に遮蔽板14が間隙部1
d内に進入し、磁石7の磁力が除々に遮蔽されて、図9
の曲線Mに示すように、ホールIC4のホール素子が配
置された位置の磁束密度、即ちホール素子が検知する磁
束密度が除々に低下する。そして、ホールIC4は自身
が有するしきい値Boの磁束密度になった位置で、出力
が切換が行われて、ハーネス5からの信号が切換わり、
エアバック(図示せず)の膨脹時の気体の流出量を変更
し、エアバックの調節が行われる。このようにホールI
C4の出力が切換わる時の遮蔽板14の位置を切換地点
Xとして、図9に示してある。この切換地点Xは、所定
のシート11の位置であり、これより前方側、後方側で
エアバックの制御を変更して行う必要があるために設定
されたものであり、特定の車種により一定値である。
と、該移動に伴って、シートポジションセンサSが移動
し、図8に示すように、相対的に遮蔽板14が間隙部1
d内に進入し、磁石7の磁力が除々に遮蔽されて、図9
の曲線Mに示すように、ホールIC4のホール素子が配
置された位置の磁束密度、即ちホール素子が検知する磁
束密度が除々に低下する。そして、ホールIC4は自身
が有するしきい値Boの磁束密度になった位置で、出力
が切換が行われて、ハーネス5からの信号が切換わり、
エアバック(図示せず)の膨脹時の気体の流出量を変更
し、エアバックの調節が行われる。このようにホールI
C4の出力が切換わる時の遮蔽板14の位置を切換地点
Xとして、図9に示してある。この切換地点Xは、所定
のシート11の位置であり、これより前方側、後方側で
エアバックの制御を変更して行う必要があるために設定
されたものであり、特定の車種により一定値である。
【0028】また、磁石7と対向してバイアス磁石6が
設けられているので、図9に示すように、バイアス磁石
がない時の磁束密度曲線M1より、バイアス磁石6(逆
バイアス)を設けた磁束密度曲線Mのほうが、平均的に
磁束密度が低下している。また、遮蔽板14が進入する
と、曲線Mの磁束密度がほぼ0になることから、バイア
ス磁石6によって漏れ磁束の影響が殆どなくなったこと
が示されている。このように、磁束密度曲線はバイアス
磁石6により自由に平行移動させることができる。
設けられているので、図9に示すように、バイアス磁石
がない時の磁束密度曲線M1より、バイアス磁石6(逆
バイアス)を設けた磁束密度曲線Mのほうが、平均的に
磁束密度が低下している。また、遮蔽板14が進入する
と、曲線Mの磁束密度がほぼ0になることから、バイア
ス磁石6によって漏れ磁束の影響が殆どなくなったこと
が示されている。このように、磁束密度曲線はバイアス
磁石6により自由に平行移動させることができる。
【0029】また、ホールIC4は、感度の良いもの、
悪いもの等非常にばらつきがあるものであり、しきい値
Boも非常に異なってくる、また、切換地点Xも車種等
により異なってくるものである。しかし、磁束密度曲線
を自由に移動させることができるので、様々なホールI
C4を使用でき、歩留まりが高まる。さらに、磁束密度
を0にすることもできるので、非常に感度の良いホール
IC4も使用可能となり、歩留まりがさらに向上する。
そして、様々な切換地点Xで、ホールIC4の出力の切
換をすることも可能になる。
悪いもの等非常にばらつきがあるものであり、しきい値
Boも非常に異なってくる、また、切換地点Xも車種等
により異なってくるものである。しかし、磁束密度曲線
を自由に移動させることができるので、様々なホールI
C4を使用でき、歩留まりが高まる。さらに、磁束密度
を0にすることもできるので、非常に感度の良いホール
IC4も使用可能となり、歩留まりがさらに向上する。
そして、様々な切換地点Xで、ホールIC4の出力の切
換をすることも可能になる。
【0030】また、本発明のシートポジションセンサで
は、図7に示すように、遮蔽板14の連結壁1c側(高
さ方向)の端面14aが、磁石7よりも連結壁側に位置
して高くなっており、漏れ磁束の影響を最小限にするこ
とができる。さらに、磁石7の着磁面が遮蔽板14と平
行であるので、有効に漏れ磁束を遮蔽板14で遮蔽する
ことができる。
は、図7に示すように、遮蔽板14の連結壁1c側(高
さ方向)の端面14aが、磁石7よりも連結壁側に位置
して高くなっており、漏れ磁束の影響を最小限にするこ
とができる。さらに、磁石7の着磁面が遮蔽板14と平
行であるので、有効に漏れ磁束を遮蔽板14で遮蔽する
ことができる。
【0031】また、バイアス磁石6を設けることで、磁
束密度曲線を移動させることができるので、例えば切換
地点Xを決め、ホールIC4を感度の良いものH1、通
常感度のものH2、感度の悪いものH3とに分類し、バ
イアス磁石6も磁力が強いものB1、通常磁力のものB
2、磁力が弱いものB3に分類し、感度の良いホールI
CであるH1を用いる場合には磁力の強い磁石B1を設
け、この切換地点Xでの磁束密度がホールICH1の切
換が行われる磁束密度と一致するようにすれば、効率的
に、精度良く切換地点でホールIC4の出力の切換が行
われる信頼性の高いシートポジションセンサを提供で
き、且つ、歩留まりを向上させることができる。なお、
ホールICの切換の磁束密度がBOの2倍程度であれ
ば、バイアス磁石は不要であり、さらに、磁束密度BO
が大きくなれば、順方向のバイアス磁石を設ければよ
く、あらゆる感度のホールICを用いることが可能であ
る。
束密度曲線を移動させることができるので、例えば切換
地点Xを決め、ホールIC4を感度の良いものH1、通
常感度のものH2、感度の悪いものH3とに分類し、バ
イアス磁石6も磁力が強いものB1、通常磁力のものB
2、磁力が弱いものB3に分類し、感度の良いホールI
CであるH1を用いる場合には磁力の強い磁石B1を設
け、この切換地点Xでの磁束密度がホールICH1の切
換が行われる磁束密度と一致するようにすれば、効率的
に、精度良く切換地点でホールIC4の出力の切換が行
われる信頼性の高いシートポジションセンサを提供で
き、且つ、歩留まりを向上させることができる。なお、
ホールICの切換の磁束密度がBOの2倍程度であれ
ば、バイアス磁石は不要であり、さらに、磁束密度BO
が大きくなれば、順方向のバイアス磁石を設ければよ
く、あらゆる感度のホールICを用いることが可能であ
る。
【0032】更に、シート11をスライド移動させる
と、シートポジションセンサSに遮蔽板14がさらに入
方向に進入するが、この入方向の移動において遮蔽板1
4は一旦間隙部1dに位置すると、常に間隙部1d内に
位置するので、磁束密度が逆に大きくなって、ホールI
C4の切換が行われる恐れはなく、ホールIC4の出力
の切換は一回のみ行われ、シート11が切換地点Xから
前方にあることが確実に検知できる。
と、シートポジションセンサSに遮蔽板14がさらに入
方向に進入するが、この入方向の移動において遮蔽板1
4は一旦間隙部1dに位置すると、常に間隙部1d内に
位置するので、磁束密度が逆に大きくなって、ホールI
C4の切換が行われる恐れはなく、ホールIC4の出力
の切換は一回のみ行われ、シート11が切換地点Xから
前方にあることが確実に検知できる。
【0033】また、シート11を反対方向にスライド移
動させると、遮蔽板14が相対的に出方向に移動して、
除々に間隙部1dから退出し、磁束密度もこれに連動し
て除々に増加する。すると、切換地点XでホールIC4
の出力が切換り、エアバック(図示せず)の膨脹時の気
体の流出量を変更し、エアバックの調節が行われる。
動させると、遮蔽板14が相対的に出方向に移動して、
除々に間隙部1dから退出し、磁束密度もこれに連動し
て除々に増加する。すると、切換地点XでホールIC4
の出力が切換り、エアバック(図示せず)の膨脹時の気
体の流出量を変更し、エアバックの調節が行われる。
【0034】そして、出方向の場合も、入方向の場合と
同様に、一旦遮蔽板14が間隙部1dから退出すれば、
出方向の移動において、再び間隙部1d内に遮蔽板14
が進入することがないので、ホールIC4の出力の切換
は一回のみ行われて、シート11が切換地点Xから後方
にあることが確実に検知できる。
同様に、一旦遮蔽板14が間隙部1dから退出すれば、
出方向の移動において、再び間隙部1d内に遮蔽板14
が進入することがないので、ホールIC4の出力の切換
は一回のみ行われて、シート11が切換地点Xから後方
にあることが確実に検知できる。
【0035】本発明のシートポジションセンサSは上記
のような、構成、動作をするが、上記実施の形態に限ら
れないことはいうまでもなく、磁電変換素子として実施
の形態ではホールIC3を設けたが、GMR(Giant Mag
neto Resistence )等のMR素子を利用しても良い。M
R、GMRは水平成分(第1のレール12等が延びる方
向と平行な方向)の磁束密度を検知するので、このとき
は、磁石及びバイアス磁石は第1のレール12等が延び
る方向に着磁しておき、遮蔽板14の進入方向から見た
磁極面が互いに異なるようにしておけば、バイアス磁石
は逆バイアス磁石となる。また、本実施の形態では、第
1の側壁部1aに磁石7を設け、第2の側壁部1bにバ
イアス磁石6を設けたが、反対に配置しても良い。
のような、構成、動作をするが、上記実施の形態に限ら
れないことはいうまでもなく、磁電変換素子として実施
の形態ではホールIC3を設けたが、GMR(Giant Mag
neto Resistence )等のMR素子を利用しても良い。M
R、GMRは水平成分(第1のレール12等が延びる方
向と平行な方向)の磁束密度を検知するので、このとき
は、磁石及びバイアス磁石は第1のレール12等が延び
る方向に着磁しておき、遮蔽板14の進入方向から見た
磁極面が互いに異なるようにしておけば、バイアス磁石
は逆バイアス磁石となる。また、本実施の形態では、第
1の側壁部1aに磁石7を設け、第2の側壁部1bにバ
イアス磁石6を設けたが、反対に配置しても良い。
【0036】
【発明の効果】本発明のシートポジションセンサは、筐
体と、筐体に保持されると共に、所定の磁界強度で出力
の切換を行う磁電変換素子と、該磁電変換素子に対向す
る位置で筐体に保持された磁石とを備え、磁電変換素子
と磁石との間に形成された間隙部には遮蔽板が出入り可
能であり、磁電変換素子を挟んで磁石側と反対側には、
磁石に対して逆方向の磁界をかける逆バイアス磁石が設
けられた構成としたため、漏れ磁束の影響を小さくで
き、感度の良い磁電変換素子を使用することができるの
で、歩留まりが向上する。また、磁束密度をコントロー
ルすることができるので、しきい値の異なる幅広い磁電
変換素子を使用して歩留まりの高いシートポジションセ
ンサを提供することができる。
体と、筐体に保持されると共に、所定の磁界強度で出力
の切換を行う磁電変換素子と、該磁電変換素子に対向す
る位置で筐体に保持された磁石とを備え、磁電変換素子
と磁石との間に形成された間隙部には遮蔽板が出入り可
能であり、磁電変換素子を挟んで磁石側と反対側には、
磁石に対して逆方向の磁界をかける逆バイアス磁石が設
けられた構成としたため、漏れ磁束の影響を小さくで
き、感度の良い磁電変換素子を使用することができるの
で、歩留まりが向上する。また、磁束密度をコントロー
ルすることができるので、しきい値の異なる幅広い磁電
変換素子を使用して歩留まりの高いシートポジションセ
ンサを提供することができる。
【0037】また、本発明のシートポジションセンサの
磁電変換素子及び磁石は、第1、第2の側壁部の何れか
にそれぞれ設けられ、遮蔽板は板状をなすと共に、凹部
の開口側から連結壁に向かって凹部内に配設可能とさ
れ、該遮蔽板の連結壁側の端面が磁石よりも前記連結壁
側に位置している構成としたため、漏れ磁束影響を更に
が少なくすることができる。
磁電変換素子及び磁石は、第1、第2の側壁部の何れか
にそれぞれ設けられ、遮蔽板は板状をなすと共に、凹部
の開口側から連結壁に向かって凹部内に配設可能とさ
れ、該遮蔽板の連結壁側の端面が磁石よりも前記連結壁
側に位置している構成としたため、漏れ磁束影響を更に
が少なくすることができる。
【0038】また、本発明のシートポジションセンサの
間隙部の凹部の開口側を下方に位置させて、筐体を配置
した構成としたため、凹部が下方を向くので、ゴミ、塵
等が間隙部内に溜まらず、信頼性のあるシートポジショ
ンセンサを提供することができる。
間隙部の凹部の開口側を下方に位置させて、筐体を配置
した構成としたため、凹部が下方を向くので、ゴミ、塵
等が間隙部内に溜まらず、信頼性のあるシートポジショ
ンセンサを提供することができる。
【0039】また、本発明のシートポジションセンサの
磁電変換素子が設けられた第1、或いは第2の側壁部に
はバイアス磁石が配置され、該バイアス磁石と前記磁電
変換素子と前記磁石とが一直線上に位置している構成と
したため、バイアス磁石のオフセット磁界が最も効率的
に作用して、より確実に磁束密度をコントロールするこ
とができる。
磁電変換素子が設けられた第1、或いは第2の側壁部に
はバイアス磁石が配置され、該バイアス磁石と前記磁電
変換素子と前記磁石とが一直線上に位置している構成と
したため、バイアス磁石のオフセット磁界が最も効率的
に作用して、より確実に磁束密度をコントロールするこ
とができる。
【0040】また、本発明のシートポジションセンサの
磁電変換素子はホール素子から構成され、磁石の着磁面
が遮蔽板と平行である構成としたため、漏れ磁束を更に
少なくすることができる。
磁電変換素子はホール素子から構成され、磁石の着磁面
が遮蔽板と平行である構成としたため、漏れ磁束を更に
少なくすることができる。
【0041】また、本発明のシートポジションセンサの
間隙部に出入り可能な遮蔽板の出方向、或いは入方向の
移動において、磁電変換素子の出力の切換が1回のみ行
われる構成としたため、所定の位置から一方向のシート
の移動と、他方向シートの移動を検知できるポジション
センサを簡単に提供できる。
間隙部に出入り可能な遮蔽板の出方向、或いは入方向の
移動において、磁電変換素子の出力の切換が1回のみ行
われる構成としたため、所定の位置から一方向のシート
の移動と、他方向シートの移動を検知できるポジション
センサを簡単に提供できる。
【0042】また、本発明のシートポジションセンサの
筐体はシートを含む可動部材側に配置され、遮蔽板は可
動部材を移動可能に保持する固定部材側に配置され、可
動部材が移動することで筐体がスライド移動して間隙部
に遮蔽板が出入り可能になっている構成としたため、簡
単に間隙部に遮蔽板が出入りする構成を実現できる。
筐体はシートを含む可動部材側に配置され、遮蔽板は可
動部材を移動可能に保持する固定部材側に配置され、可
動部材が移動することで筐体がスライド移動して間隙部
に遮蔽板が出入り可能になっている構成としたため、簡
単に間隙部に遮蔽板が出入りする構成を実現できる。
【図1】本発明のシートポジションセンサの正面図
【図2】本発明のシートポジションセンサの斜視図
【図3】本発明のシートポジションセンサの内部を示す
上面図
上面図
【図4】図3の4−4線における断面図
【図5】図3の5−5線における断面図
【図6】本発明のシートポジションセンサの取付状態を
示す斜視図
示す斜視図
【図7】本発明のシートポジションセンサの動作を説明
するための説明図
するための説明図
【図8】本発明のシートポジションセンサの動作を説明
するための説明図
するための説明図
【図9】磁電変換素子が検知する磁束密度と遮蔽板の位
置との関係を示すグラフ
置との関係を示すグラフ
【図10】従来のシートポジションセンサが取り付けら
れた状態を示す斜視図
れた状態を示す斜視図
【図11】従来のシートポジションセンサが取り付けら
れた状態を示す拡大斜視図
れた状態を示す拡大斜視図
【図12】従来のシートポジションセンサが取り付けら
れた状態を示す要部断面図
れた状態を示す要部断面図
【図13】従来のシートポジションセンサの要部断面図
1 筐体 1a 第1の側壁部 1b 第2の側壁部 1c 連結壁 1d 間隙部 1e 第1の凹部 1f 第2の凹部 1g 取付板 1h 取付孔 2 挿入部材 2a 蓋部 2b 取付部 3 基板 4 ホールIC(磁電変換素子) 4a 端子部 5 ハーネス 6 バイアス磁石 7 磁石 11 シート 12 第1のレール 13 第2のレール 14 遮蔽板 14a 端面
Claims (7)
- 【請求項1】 筐体と、前記筐体に保持されると共に、
所定の磁界強度で出力の切換を行う磁電変換素子と、該
磁電変換素子に対向する位置で前記筐体に保持された磁
石とを備え、前記磁電変換素子と前記磁石との間に形成
された間隙部には遮蔽板が出入り可能であり、 前記磁電変換素子を挟んで前記磁石側と反対側には、前
記磁石に対して逆方向の磁界をかける逆バイアス磁石が
設けられたことを特徴とするシートポジションセンサ。 - 【請求項2】 前記筐体は第1の側壁部と該第1の側壁
部に対向する第2の側壁部と、この第1、第2の側壁部
を繋ぐと共に、前記間隙部を凹部に形成する連結壁とを
有し、前記磁電変換素子及び前記磁石は、前記第1、第
2の側壁部の何れかにそれぞれ設けられ、前記遮蔽板は
板状をなすと共に、前記凹部の開口側から前記連結壁に
向かって前記凹部内に配設可能とされ、該遮蔽板の前記
連結壁側の端面が前記磁石よりも前記連結壁側に位置し
ていることを特徴とする請求項1に記載のシートポジシ
ョンセンサ。 - 【請求項3】 前記間隙部の前記凹部の前記開口側を下
方に位置させて、前記筐体を配置したことを特徴とする
請求項2に記載のシートポジションセンサ。 - 【請求項4】 前記磁電変換素子が設けられた前記第
1、或いは第2の側壁部には前記バイアス磁石が配置さ
れ、該バイアス磁石と前記磁電変換素子と前記磁石とが
一直線上に位置していることを特徴とする2、又は3の
何れかに記載のシートポジションセンサ。 - 【請求項5】 前記磁電変換素子はホール素子から構成
され、前記磁石の着磁面が前記遮蔽板と平行であること
を特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のシートポジ
ションセンサ。 - 【請求項6】 前記間隙部に出入り可能な前記遮蔽板の
出方向、或いは入方向の移動において、前記磁電変換素
子の出力の切換が1回のみ行われることを特徴とする請
求項1〜5の何れかに記載のシートポジションセンサ。 - 【請求項7】 前記筐体はシートを含む可動部材側に配
置され、前記遮蔽板は前記可動部材を移動可能に保持す
る固定部材側に配置され、前記可動部材が移動すること
で前記筐体がスライド移動して前記間隙部に前記遮蔽板
が出入り可能になっていることを特徴とする請求項1〜
6の何れかに記載のシートポジションセンサ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001179317A JP2002372402A (ja) | 2001-06-13 | 2001-06-13 | シートポジションセンサ |
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EP02012945A EP1270314B1 (en) | 2001-06-13 | 2002-06-11 | Seat position sensor |
DE60210371T DE60210371T2 (de) | 2001-06-13 | 2002-06-11 | Sitzpositionssensor |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=19019894
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Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP1270314B1 (ja) |
JP (1) | JP2002372402A (ja) |
DE (1) | DE60210371T2 (ja) |
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JP2010164594A (ja) * | 2003-02-21 | 2010-07-29 | Fisher Controls Internatl Llc | 集積化ホール効果スイッチを備える磁気式位置センサ |
JP2014528085A (ja) * | 2011-09-29 | 2014-10-23 | タイコ エレクトロニクス アンプ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハウツンク | ホールセンサによる相対位置の非接触測定のための方法 |
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JP2017515110A (ja) * | 2014-04-29 | 2017-06-08 | デーナ、オータモウティヴ、システィムズ、グループ、エルエルシー | 電磁気アクチュエータ・アセンブリ用非接触センサ |
JP2022160054A (ja) * | 2021-04-06 | 2022-10-19 | 三菱電機株式会社 | 回転角度検出装置 |
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