JP2002368614A - A/d変換器及びd/a変換器の変換誤差の補正方法 - Google Patents
A/d変換器及びd/a変換器の変換誤差の補正方法Info
- Publication number
- JP2002368614A JP2002368614A JP2001174738A JP2001174738A JP2002368614A JP 2002368614 A JP2002368614 A JP 2002368614A JP 2001174738 A JP2001174738 A JP 2001174738A JP 2001174738 A JP2001174738 A JP 2001174738A JP 2002368614 A JP2002368614 A JP 2002368614A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 予め誤差補正のデータを不揮発性メモリに蓄
えておいたり、出荷時の調整時間を必要とせずに、精度
の高い制御ができるA/D変換器及びD/A変換器変換
誤差の補正方法の提供。 【解決手段】 アナログ信号をデジタル信号に変換して
制御を行う制御機器において、入力されたアナログ信号
をA/D変換器3によりデジタル信号に変換した値と、
デジタル信号をD/A変換器に6よりアナログ信号に変
換後、A/D変換器3によりデジタル信号に変換した値
との差分により、A/D変換器3及びD/A変換器6の
誤差を常に補正する。
えておいたり、出荷時の調整時間を必要とせずに、精度
の高い制御ができるA/D変換器及びD/A変換器変換
誤差の補正方法の提供。 【解決手段】 アナログ信号をデジタル信号に変換して
制御を行う制御機器において、入力されたアナログ信号
をA/D変換器3によりデジタル信号に変換した値と、
デジタル信号をD/A変換器に6よりアナログ信号に変
換後、A/D変換器3によりデジタル信号に変換した値
との差分により、A/D変換器3及びD/A変換器6の
誤差を常に補正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、A/D変換器及び
D/A変換器の変換誤差の補正方法に関する。
D/A変換器の変換誤差の補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にA/D変換器及びD/A変換器は
非直線性誤差、オフセット誤差を含んでおり、この誤差
が制御精度に影響を与える。
非直線性誤差、オフセット誤差を含んでおり、この誤差
が制御精度に影響を与える。
【0003】そこで、A/D変換器の誤差を低減あるい
は一掃してより高精度化を達成するため、特開平11−
088166号公報においては、図2に示すように、予
め用意された誤差補正のためのデータを不揮発性メモリ
15に蓄えておき、変換後の値をそのデータに基づいて
補正演算部16で補正演算し、制御部17に送るという
方法が採られている。
は一掃してより高精度化を達成するため、特開平11−
088166号公報においては、図2に示すように、予
め用意された誤差補正のためのデータを不揮発性メモリ
15に蓄えておき、変換後の値をそのデータに基づいて
補正演算部16で補正演算し、制御部17に送るという
方法が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来例に
おいては、予め誤差補正のデータを用意して不揮発性メ
モリに蓄えておかなければならず、また製品出荷時に調
整時間が必要になるという問題があった。
おいては、予め誤差補正のデータを用意して不揮発性メ
モリに蓄えておかなければならず、また製品出荷時に調
整時間が必要になるという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、予め誤差補正のデータ
を不揮発性メモリに蓄えておいたり、出荷時の調整時間
を必要とせずに、精度の高い制御ができるA/D変換器
及びD/A変換器変換誤差の補正方法を提供するもので
ある。
を不揮発性メモリに蓄えておいたり、出荷時の調整時間
を必要とせずに、精度の高い制御ができるA/D変換器
及びD/A変換器変換誤差の補正方法を提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、アナログ信号
をデジタル信号に変換して制御を行う制御機器におい
て、入力されたアナログ信号をA/D変換器によりデジ
タル信号に変換した値と、前記デジタル信号をD/A変
換器によりアナログ信号に変換後、前記A/D変換器に
よりデジタル信号に変換した値との差分により、A/D
変換器及びD/A変換器の誤差を常に補正するものであ
る。
をデジタル信号に変換して制御を行う制御機器におい
て、入力されたアナログ信号をA/D変換器によりデジ
タル信号に変換した値と、前記デジタル信号をD/A変
換器によりアナログ信号に変換後、前記A/D変換器に
よりデジタル信号に変換した値との差分により、A/D
変換器及びD/A変換器の誤差を常に補正するものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1に基
づいて説明する。図1はA/D変換器及びD/A変換器
の変換誤差の補正方法の一実施例を示す図である。
づいて説明する。図1はA/D変換器及びD/A変換器
の変換誤差の補正方法の一実施例を示す図である。
【0008】アナログデータとして入力された制御指令
1は、マルチプレクサ2のch1を介してA/D変換器
3に渡され、A/D変換器3のch1用の出力スイッチ
4を介してデジタルデータの制御指令5となる。制御指
令5は、D/A変換器6に入力されアナログデータの制
御指令7が出力される。
1は、マルチプレクサ2のch1を介してA/D変換器
3に渡され、A/D変換器3のch1用の出力スイッチ
4を介してデジタルデータの制御指令5となる。制御指
令5は、D/A変換器6に入力されアナログデータの制
御指令7が出力される。
【0009】D/A変換器6から出力された制御指令7
は、マルチプレクサ2のch2を介してA/D変換器3
に渡され、その出力はch2用のスイッチ4を介して制
御指令8となる。なお、スイッチ4は、制御対象やシス
テムによって切り替えの周期は変わるが、補正を行いた
いときだけ、例えば1秒毎にch2に切り換える。
は、マルチプレクサ2のch2を介してA/D変換器3
に渡され、その出力はch2用のスイッチ4を介して制
御指令8となる。なお、スイッチ4は、制御対象やシス
テムによって切り替えの周期は変わるが、補正を行いた
いときだけ、例えば1秒毎にch2に切り換える。
【0010】制御指令5と制御指令8の差がA/D変換
器3とD/A変換器6の変換誤差の和に相当するので、
その値を制御補正値9として制御指令5に加算し、制御
指令10として制御部11に入力される。なお、制御指
令5,9は、スイッチ4に切り離されている間もメモリ
に保持される。
器3とD/A変換器6の変換誤差の和に相当するので、
その値を制御補正値9として制御指令5に加算し、制御
指令10として制御部11に入力される。なお、制御指
令5,9は、スイッチ4に切り離されている間もメモリ
に保持される。
【0011】制御部11より出力された値は、D/A変
換器12によりアナログデータへ変換され制御対象13
に与えられる。
換器12によりアナログデータへ変換され制御対象13
に与えられる。
【0012】上記方法により、予め誤差補正のデータを
不揮発性メモリに蓄えておいたり、出荷時の調整時間が
必要になるという問題がなくなる。
不揮発性メモリに蓄えておいたり、出荷時の調整時間が
必要になるという問題がなくなる。
【0013】また、常に誤差補正を行っているのでオフ
セット誤差の補正にとどまらず非直線性誤差も補正でき
精度の高い制御ができるという作用がある。
セット誤差の補正にとどまらず非直線性誤差も補正でき
精度の高い制御ができるという作用がある。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように本発明では、A/D変
換器及びD/A変換器の誤差を常に補正することによ
り、予め誤差補正のデータを不揮発性メモリに蓄えてお
いたり、出荷時の調整時間が必要になるという問題がな
くなる。
換器及びD/A変換器の誤差を常に補正することによ
り、予め誤差補正のデータを不揮発性メモリに蓄えてお
いたり、出荷時の調整時間が必要になるという問題がな
くなる。
【0015】また、常に誤差補正を行っているのでオフ
セット誤差の補正にとどまらず非直線性誤差も補正でき
精度の高い制御ができるという効果がある。
セット誤差の補正にとどまらず非直線性誤差も補正でき
精度の高い制御ができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】従来例のブロック図
1・・・制御指令 2・・・マルチプレクサ 3・・・A/D変換器 4・・・スイッチ 5・・・制御指令 6・・・D/A変換器 7・・・制御指令 8・・・制御指令 9・・・制御補正値 10・・・制御指令 11・・・制御部 12・・・D/A変換器 13・・・制御対象 14・・・A/D変換器 15・・・不揮発性メモリ 16・・・補正演算部 17・・・制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 アナログ信号をデジタル信号に変換して
制御を行う制御機器において、入力されたアナログ信号
をA/D変換器によりデジタル信号に変換した値と、前
記デジタル信号をD/A変換器によりアナログ信号に変
換後、前記A/D変換器によりデジタル信号に変換した
値との差分により、A/D変換器及びD/A変換器の誤
差を常に補正することを特徴とするA/D変換器及びD
/A変換器の変換誤差の補正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001174738A JP2002368614A (ja) | 2001-06-08 | 2001-06-08 | A/d変換器及びd/a変換器の変換誤差の補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001174738A JP2002368614A (ja) | 2001-06-08 | 2001-06-08 | A/d変換器及びd/a変換器の変換誤差の補正方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002368614A true JP2002368614A (ja) | 2002-12-20 |
Family
ID=19015980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001174738A Pending JP2002368614A (ja) | 2001-06-08 | 2001-06-08 | A/d変換器及びd/a変換器の変換誤差の補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002368614A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7382299B2 (en) | 2005-11-11 | 2008-06-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of calibrating digital-to-analog converter input based on analog-to-digital converter output and analog encoding apparatus employing the method |
CN104158543A (zh) * | 2013-05-13 | 2014-11-19 | 瑞萨电子株式会社 | 电子系统及其操作方法 |
-
2001
- 2001-06-08 JP JP2001174738A patent/JP2002368614A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7382299B2 (en) | 2005-11-11 | 2008-06-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of calibrating digital-to-analog converter input based on analog-to-digital converter output and analog encoding apparatus employing the method |
CN104158543A (zh) * | 2013-05-13 | 2014-11-19 | 瑞萨电子株式会社 | 电子系统及其操作方法 |
JP2014222800A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-11-27 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 電子システムおよびその動作方法 |
CN104158543B (zh) * | 2013-05-13 | 2018-12-28 | 瑞萨电子株式会社 | 电子系统及其操作方法 |
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