[go: up one dir, main page]

JP2002363083A - 創傷面被覆用エアゾール剤 - Google Patents

創傷面被覆用エアゾール剤

Info

Publication number
JP2002363083A
JP2002363083A JP2001163617A JP2001163617A JP2002363083A JP 2002363083 A JP2002363083 A JP 2002363083A JP 2001163617 A JP2001163617 A JP 2001163617A JP 2001163617 A JP2001163617 A JP 2001163617A JP 2002363083 A JP2002363083 A JP 2002363083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molecular weight
chitosan
low molecular
aerosol
regenerated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001163617A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihisa Katsumata
寿久 勝間田
Yoshihide Kawamura
佳秀 川村
Shigehide Kusakai
茂秀 草皆
Hiroaki Yabe
博昭 谷邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujibo Holdings Inc
Original Assignee
Fuji Spinning Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Spinning Co Ltd filed Critical Fuji Spinning Co Ltd
Priority to JP2001163617A priority Critical patent/JP2002363083A/ja
Publication of JP2002363083A publication Critical patent/JP2002363083A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少量の付着量で創傷面を被覆することが可能
である創傷面被覆用エアゾール剤を提供し、更に、創傷
部を適切に被覆しているか否か目視で明確することの可
能なエアゾール剤を提供する。 【解決手段】 平均分子量が10,000〜200,0
00である低分子化再生キトサンの、乾燥時の平均粒子
直径が1.0〜11.0μm、粒子直径の分布の変動係
数が0.50〜1.35である微小粒状体を分散溶液と
噴射剤と共に容器に充填した創傷面被覆用エアゾール剤
であり、また、低分子化再生キトサン微小粒状体が着色
剤で着色されている創傷面被覆用エアゾール剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアゾール剤に関す
るものであり、さらに詳しくは、低分子化再生キトサン
の微小粒状体を用いたエアゾール剤であり、少量の付着
量で創傷面を被覆し優れた被覆効果があり、また、被覆
範囲を目視で明確に確認でき、任意の付着量を付着させ
るために好適である創傷面被覆用エアゾール剤に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】止血効果、抗炎症作用、創傷治癒効果を
兼ね備えたスプレー剤として特開平9−328432号
公報には、キチンと噴射剤をエアゾール容器に収納した
スプレー剤が開示されている。スプレー剤に使用するキ
チンは、粉末,顆粒,ビーズ,繊維を微細にしたもので
あり、粒子の大きさが1〜500メッシュ通過、好まし
くは30〜300メッシュ通過、更に好ましくは100
〜250メッシュ通過のものを、噴射剤と共に、噴射用
ノズルを有する耐圧容器に充填し使用する。しかし、該
公報に記載のスプレー剤は、スプレー剤に含まれるキチ
ンの粒子が大きく種々の欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のキチ
ン粒子を用いたスプレー剤の欠点を克服するため、低分
子化再生キトサンを用いて、キトサンの微粒子化を行
い、更に、キトサン微小粒状体の平均粒子直径、粒子直
径の分布の変動係数、平均分子量を規定することによっ
て、切創,擦過創,剥削創,削皮創等の外創や手術等の
創傷部にエアゾール剤を噴霧、付着させた場合に、少量
の付着量で創傷面を被覆することが可能である創傷面被
覆用エアゾール剤を提供することを目的とし、更に、創
傷部を適切に被覆しているか否か目視で明確に確認する
ことの可能な、低分子化再生キトサン微小粒状体を用い
た創傷面被覆剤のエアゾール剤を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、平均分子量が
10,000〜200,000である低分子化再生キト
サンの、乾燥時の平均粒子直径が1.0〜11.0μ
m、粒子直径の分布の変動係数が0.50〜1.35で
ある微小粒状体を分散溶液と噴射剤と共に容器に充填し
た創傷面被覆用エアゾール剤であり、また、低分子化再
生キトサン微小粒状体が着色剤で着色されている創傷面
被覆用エアゾール剤である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に用いるキトサンは、甲殻
類や昆虫から得られたキチンを、アルカリ水溶液等で脱
アセチル化してキトサンとした後、このキトサンを単に
機械的手段のみで破砕し微小粒状体としたものではな
く、このキトサンを酸性水溶液中に溶解し、キトサン酸
性水溶液とし、塩基性水溶液中で凝固再生した再生キト
サンであり、天然に存在している状態の平均分子量を持
つキトサンを分解して得られる低分子化再生キトサンで
ある。キトサンは、低分子化して凝固再生することによ
り、微小粒状体として本発明のスプレー剤として使用す
る際に、水分吸湿度と水分放湿度を大きくすることが出
来る。
【0006】低分子化キトサンは、キトサンを過硼酸ソ
ーダ水溶液中で加熱処理することで得られるが、この時
使用されるキトサンの脱アセチル化度は酸性溶液に溶解
できる範囲であれば、特に問題はないが、脱アセチル化
度が60〜100%の範囲のものが好ましい。
【0007】低分子化キトサンを溶解させるために用い
る酸は、例えば酢酸,ジクロル酢酸,蟻酸等の単独、ま
たは混合物を使用することができ、その時の酸性水溶液
の濃度は特に制限はなく、低分子キトサンが溶解する範
囲であればよい。
【0008】低分子化キトサン酸性水溶液を、塩基性水
溶液中で凝固再生し低分子化再生キトサンを得るが、そ
の時の塩基性水溶液の組成は、再生凝固した低分子化再
生キトサンを粉砕する際に懸濁し乳状液となりやすい状
態、すなわち、脆い状態の低分子化再生キトサン凝固物
が得られるようなものが好ましく、例えば、アンモニ
ア,エチレンジアミン,水酸化ナトリウム等の水溶液、
または、この塩基性水溶液にメタノール,エタノール等
の極性を有するアルコールを添加したものであっても、
酢酸ナトリウム,酢酸カリウム等の塩類を適宜加えたも
のでもよい。
【0009】塩基性水溶液中で凝固再生した低分子化再
生キトサンは水で中性になるまで十分洗浄した後、水中
でホモジナイサー等で粉砕,分散,微細化し、乳状の懸
濁液とする。この懸濁液を高温雰囲気中に加圧空気と共
に吐出・乾燥して、低分子化再生キトサン微小粒状体を
得ることができる。得られた低分子化再生キトサン微小
粒状体は、そのまま用いてもよいし、更に、気流式衝突
粉砕機等を用いて粉砕し、微細化したものを用いてもよ
い。また、得られた低分子化再生キトサン微小粒状体を
分級したものを用いてもよいし、この時、分級使用する
機械類には特に制限はなく、例えば、風力分級機、篩分
級機等を用いることができる。
【0010】本発明に用いる低分子化再生キトサンの平
均分子量は、10,000〜200,000の範囲のも
のが好ましい。平均分子量が200,000より大きい
ものは湿潤時の直径膨張率が小さく、少量の付着量で創
傷面を被覆できないので好ましくない。平均分子量が1
0,000より小さいものは水に可溶性となるため、創
傷面に付着させても体内浸出液に溶解し、創傷面を十分
に被覆できないので好ましくない。
【0011】エアゾール剤に用いる低分子化再生キトサ
ン微小粒状体の乾燥時の平均粒子直径は1.0〜11.
0μmの範囲であり、好ましくは3.0〜7.0μmの
範囲の平均粒子直径が好適である。なお、本発明でいう
平均粒子直径とは、体積換算した場合の直径の幾何平均
である。乾燥時の平均粒子直径が11.0μmより大き
い場合には体内浸出液を吸収し、湿潤した際の直径膨張
率が小さく、少量の付着量で創傷面を被覆することが難
しいので好ましくない。また、1.0μmより小さい場
合には、エアゾール剤として噴射し創傷面に被覆させる
時に、内容物が大気中に浮遊し、飛散してしまい、対象
とする創傷面を被覆できないので好ましくない。また、
浮遊し飛散した内容物が環境を汚染するので好ましくな
い。
【0012】エアゾール剤に用いる低分子化再生キトサ
ン微小粒状体は乾燥時の粒子直径の分布の変動係数が
0.50〜1.35の範囲、好ましくは0.6〜1.0
の範囲のものが好適である。なお、本発明でいう変動係
数とは粒子直径の分布の標準偏差を、平均粒子直径で除
した値である。変動係数が1.35より大きい場合に
は、粒子直径の大きいものが混入することにより、粒子
一個一個の水分吸湿・放湿速度に差がでるため、素早く
体内浸出液を吸湿・放湿できないため、創傷面はジクジ
クした状態となり、治癒が遅れ、また、不快であり好ま
しくない。変動係数が0.50より小さい場合には、創
傷面を被覆した低分子化再生キトサン微小粒状体が密に
積層・付着し、この粒状体間の空隙が小さくなり、体内
浸出液を吸収・湿潤した時の膨張を妨げるため、多量の
低分子化再生キトサン微小粒状体が必要となり好ましく
ない。
【0013】本発明で用いる低分子化再生キトサン微小
着色粒状体は、上述の方法で得られた低分子化再生キト
サンを着色剤と共に、水中で攪拌し、ホモジナイザー等
で粉砕,分散,微細化し、懸濁液とした後、この懸濁液
を高温雰囲気中に加圧空気と共に吐出・乾燥することで
得られる。
【0014】着色剤としては、酸化チタン,チタン酸コ
バルト等の無機緑色系顔料、群青,紺青等の無機青色系
顔料、酸化チタンコーティッド雲母,酸化チタンコーテ
ィッドオキシ塩化ビスマス,オキシ塩化ビスマス,酸化
チタンコーティッドタルク,アルミニウムパウダー,カ
ッパーパウダー等の金属粉末顔料、赤色201号,赤色
202号,赤色204号,赤色205号,赤色220
号,赤色226号,赤色228号,赤色405号,橙色
204号,黄色205号,黄色401号及び青色404
号等の有機顔料、赤色3号,赤色104号,赤色106
号,赤色106号,赤色227号,赤色230号,赤色
401号,赤色505号,橙色205号,黄色4号,黄
色5号,黄色202号,黄色203号,緑色3号及び青
色1号のジルコニウム,バリウム又はアルミニウムレー
キ等の有機顔料、クロロフィル,βカロチン,カテキ
ン,シコニン,リグニン等の天然色素等が挙げられ、こ
れらの中から創傷面に悪い影響を与えずに、そして被覆
されたことが目視で十分に確認可能なものから適宜選択
される。また、低分子化再生キトサンと着色剤との混合
比については特に制限はなく、着色が確認できる程度で
あればよい。
【0015】エアゾール容器は特に制限されず、その材
質はプラスチック,ガラス,アルミニウム,鉄等から適
宜選べばよい。また、使用されるバルブとしては、流路
中やステムガスケットのシール部に粉体の堆積が起こり
にくいパウダーバルブが好適である。
【0016】創傷被覆用エアゾール剤は、分散溶液に低
分子化再生キトサン微小粒状体または低分子化再生キト
サン微小着色粒状体を分散させた溶液と、加圧下で液化
した噴射剤を、常法により一般にエアゾール容器として
用いる容器に充填することで得られる。
【0017】分散溶液としては、エタノール,メタノー
ル,イソプロピルアルコール等のアルコール類等が好ま
しく、用いる低分子化再生キトサン微小粒状体または低
分子化再生キトサン微小着色粒状体が乾燥状態の粒子を
保つことが重要である。低分子化再生キトサン微小粒状
体または低分子化再生キトサン微小着色粒状体と分散溶
液との重量比は、良好な分散状態が得られる1:1.0
〜2.0の範囲が好ましい。
【0018】また、この溶液中に長期保存に耐える様に
保存剤または防腐剤を添加させてもよい。保存剤または
防腐剤の種類としては、塩化ベンザルコニウム,パラオ
キシ安息香酸メチル,パラオキシ安息香酸エチル,パラ
オキシ安息香酸プロピル,パラオキシ安息香酸ブチル等
のパラベン類等が挙げられ、これらから適宜選択して用
いられる。
【0019】用いる噴射剤は特に制限はないが、ブタ
ン,プロパン,液化石油ガス等の炭化水素類、ジメチル
エーテル等のエーテル類、フロロカーボン,クロロフロ
ロカーボン,ブロモクロロフロロカーボン等のフロロカ
ーボン類、また、これ等の混合物,窒素,炭酸ガス,圧
縮空気,亜酸化窒素等の圧縮ガス類が挙げられ、これら
から適宜選択して用いられる。
【0020】噴射剤と低分子化再生キトサン微小粒状体
または低分子化再生キトサン微小着色粒状体の混合比は
特に制限はなく、重量比で2:1〜1000:1の範囲
が好ましい。エアゾール剤の内部圧力は内容物が粉末製
剤を対象として一般的に使用される圧力であればよく、
25℃で0.1〜1.0MPaの範囲から適宜選択すれ
ばよい。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例をあげて具体的に説明
するが、本発明はこの範囲に限定されるものではない。
尚、実施例で測定した直径膨張率,水分吸湿度,水分放
湿度,スプレーパターンによる付着面積の測定法は以下
に示した方法で測定した。
【0022】・直径膨張率の測定方法 (1)低分子化再生キトサン微小粒状体をエタノール中
で超音波分散し、これをレーザー回析散乱法測定装置
(ベックマンコールター株式会社製、LS130)を用
い、平均粒子直径をμm単位で測定し、これを未膨張直
径とした。 (2)低分子化再生キトサン微小粒状体を水中で超音波
分散し、前記レーザー回析散乱法測定装置を用い平均粒
子直径をμm単位で測定し、これを膨張直径とした。 (3)直径膨張率は以下の式で求めた。
【数1】
【0023】・水分吸湿度の測定方法 (1)乾燥状態の低分子化再生キトサン微小粒状体約
0.5gを重量既知の秤量瓶に入れ、蓋を開いた状態で
105℃で1時間放置した後、シリカゲル入りのデシケ
ーターに入れ、25℃中で1時間放置して冷却し、重量
を秤量した。秤量瓶重量の差からこの低分子化再生キト
サン微小粒状体の重量を求め、乾燥重量とした。 (2)次いで、37℃、相対湿度90%に調整した恒温
恒湿器内に秤量瓶の蓋を開けて入れ1時間静置した後、
蓋を閉めて秤量瓶を取出し重量を秤量した。秤量瓶重量
の差からこの低分子化再生キトサン微小粒状体の重量を
求め、吸湿後重量とした。 (3)水分吸湿度は以下の式により求めた。
【数2】
【0024】・水分放湿度の測定方法 (1)乾燥状態の低分子化再生キトサン微小粒状体約
0.5gを重量既知の秤量瓶に入れ、蓋を開いた状態で
105℃で1時間放置した後、シリカゲル入りのデシケ
ーターに入れ、25℃中で1時間放置して冷却し、重量
を秤量した。秤量瓶重量の差からこの低分子化再生キト
サン微小粒状体の重量を求め、乾燥重量とした。 (2)次いで、37℃、相対湿度90%に調整した恒温
恒湿器内に秤量瓶の蓋を開けて入れ1時間静置した後、
蓋を閉めて秤量瓶を取出し重量を秤量した。秤量瓶重量
の差からこの低分子化再生キトサン微小粒状体の重量を
求め、吸湿後重量とした。 (3)次いで、37℃、相対湿度40%に調整した恒温
恒湿器内に秤量瓶の蓋を開けて入れ1時間静置した後、
蓋を閉めて秤量瓶を取出し重量を秤量した。秤量瓶重量
の差からこの低分子化再生キトサン微小粒状体の重量を
求め、放湿後重量とした。 (4)水分放湿度は以下の式により求めた。
【数3】
【0025】・スプレーパターンによる付着面積の測定
方法 (1)3%の寒天水溶液を調製し、縦8cm,横8c
m,深さ2mmの容器に流延し、室温下に静置し凝固さ
せた。 (2)凝固した寒天板を垂直にセットし、寒天板から1
0cm離れた位置にエアゾール剤の噴射口が来るように
エアゾール剤を固定した。 (3)エアゾール剤を寒天板に1秒間噴射した。 (4)寒天板を元に戻し、付着物上に1目盛り1mmか
らなる透明な方眼紙をかぶせ、付着面積を目視にて確認
し、この面積を計測した。
【0026】〔実施例1〕50℃の温湯10l中に15
g/lとなるように過硼酸ソーダを添加・溶解させた
後、脱アセチル化度82%、平均分子量230,000
のキトサン700gを加え、攪拌しながら1時間反応さ
せた。反応後、このキトサンを取り出し、水で十分水洗
し、脱アセチル化度82%、平均分子量35,000の
低分子化キトサン650gを得た。酢酸325gを含む
水9,350gに得られた低分子化キトサン650gを
溶解して、25℃で粘度4,000cPの低分子化キト
サン酸性水溶液を得た。次いで、この低分子化キトサン
酸性水溶液を6%苛性ソーダ、20%メタノール、74
%水からなる塩基性水溶液中に孔径0.25mmφのノ
ズルより一定量ずつ落下させ低分子化キトサン酸性水溶
液を粒状多孔質に凝固再生し、中性になるまで十分水洗
し、粒状多孔質低分子化再生キトサン101を得た。
【0027】その後、これに水5lをを加え、ホモジナ
イザーを用いて11,900rpmで1分攪拌しキトサ
ン濃度4.3%の乳状の懸濁液を得た。次いで、この懸
濁液を25ml/分の流速で3.0kg/cm2の加圧
空気と共に175℃の恒温雰囲気中に吐出・乾燥させた
後、サイクロンコレクターで捕集し、低分子化再生キト
サン微小粒状体600gを得た。その後、この低分子化
再生キトサン微小粒状体を風力分級機(株式会社セイシ
ン企業製、スペディック250)を用いて分級した。次
いで、この低分子化再生キトサン微小粒状体を用いて供
給量を1.5kg/時間とし、分級盤回転数を表1に示
す値に調節し、試料1〜11の分級された乾燥状態の低
分子再生キトサン微小粒状体11種を得た。
【0028】得られた試料1〜11を用いて球相当直径
の幾何平均である平均粒子直径,粒子直径の分布の変動
係数,直径膨張率の測定を行い、その結果を表1に示し
た。
【0029】
【表1】
【0030】表1から明らかなように、直径膨張率は平
均粒子径が大きくなる程増え、試料4の平均粒子直径
5.2μmの近傍をピークにバラツキながら徐々に減じ
た。得られた試料1〜11を夫々0.5g採取し、夫々
塩化ベンザルコニウム1,000ppmを含有するエタ
ノール溶液0.8gに分散させた後、金属製で耐圧のエ
アゾール容器に入れ、次いで、LPG49.5gを加え
25℃で0.28MPaとなるよう常法により充填し、
エアゾール剤1´〜11´を得た。
【0031】夫々のエアゾール剤を用いて、秤量瓶内に
内容物を噴射し、内容物を秤量瓶内に付着させた。その
後、内容物中のLPGが蒸発され、低分子化再生キトサ
ン微小粒状体のみが付着した秤量瓶を用いて、水分吸湿
度及び水分放湿度を測定し、その結果を表2に示した。
【0032】次いで、体重20.5kgの雑種成犬1頭
の後背部体毛を剃毛した後、手術用メスにより縦1c
m,横1cm,深さ1mmの十字の切創を1カ所作成
し、出血させた部位に対し、10cmの距離から2秒間
エアゾール剤2´を噴射し、止血するまでの時間を計測
し、その結果を表2に示した。同様の方法でエアゾール
剤1´,3´〜11´を用いて止血するまでの時間を計
測して、その結果を表2に示した。
【0033】
【表2】
【0034】表2から明らかなように、水分吸湿度及び
水分放湿度は平均粒子径が大きくなる程漸増し、試料4
の平均粒子直径5.2μmのエアゾール剤4´の近傍を
ピークに漸減した。また、試料2〜9の平均粒子直径が
1.0〜10.9の範囲のエアゾール剤2´〜9´では
止血時間が8分以下であり好ましかった。特に、エアゾ
ール剤10´及び11´はエアゾール剤3´〜8´と比
べて水分吸湿度及び水分放湿度が著しく減少し、これに
伴い、止血時間も長くなった。尚、エアゾール剤1´は
噴射した際に内容物の低分子化再生キトサン微小粒状体
の平均粒子直径が小さいため大気中に飛散し、創傷面を
被覆できなかったため、止血時間の計測はできなかっ
た。
【0035】〔実施例2〕実施例1と同様の操作を行っ
て、低分子化再生キトサン微小粒状体600gを得た。
その後、この低分子化再生キトサン微小粒状体を風力分
級機(株式会社セイシン企業製、スペディック250)
を用い分級した。次いで、この低分子化再生キトサン微
小粒状体の供給量を1.5kg/時間とし、分級盤回転
数を2,400rpmに調節し、試料12〜17の乾燥
状態の低分子化再生キトサン微小粒状体6種を得た。
【0036】得られた試料12〜17を用いて低分子化
再生キトサン微小粒状体夫々について同様に球相当直径
の幾何平均である平均粒子直径、 粒子直径の分布の変
動係数、直径膨張率の測定を行い、その結果を表3に示
した。
【0037】
【表3】
【0038】表3から明らかなように、低分子化再生キ
トサン微小粒状体の平均粒子直径が10.2〜10.8
の範囲では、粒子直径の分布の変動係数が大きくなる程
直径膨張率は漸増し、変動係数が1.00の近傍をピー
クに漸減した。
【0039】得られた試料12〜17を夫々0.5g採
取し、夫々塩化ベンザルコニウム1,00ppmを含有
するエタノール溶液0.8gに分散させた後、金属製の
耐圧エアゾール容器に入れ、次いで、LPG49.5g
を加え25℃で0.28MPaとなるよう常法により充
填し、エアゾール剤12´〜17´を得た。
【0040】夫々のエアゾール剤を用い、秤量瓶内に内
容物を噴射し、内容物を秤量瓶内に付着させた。その
後、内容物中のLPGが蒸発され、低分子化再生キトサ
ン微小粒状体のみが付着した秤量瓶を用いて、水分吸湿
度及び水分放湿度を測定し、その結果を表4に示した。
【0041】次いで、上記エアゾール剤の性能を以下の
方法により評価した。体重15.3kgの雑種成犬1頭
の後背部体毛を剃毛した後、手術用メスにより縦1c
m,横1cm,深さ1mmの十字の切創を1カ所作成
し、出血させた部位に対し、10cmの距離から2秒間
エアゾール剤12´を噴射し、止血するまでの時間を計
測し、その結果を表4に示した。同様の方法でエアゾー
ル剤13´〜17´を用いて止血するまでの時間を計測
して、その結果を表4に示した。
【0042】
【表4】
【0043】表3と表4から明らかなように、粒子直径
の分布の変動係数を0.50〜1.35とした試料13
〜16を用いたエアゾール剤13´〜16´は、粒子一
個一個の水分吸湿度及び水分放湿度が高くなり、すなわ
ち、水分を素早く吸放湿できるため、これに伴い、止血
時間も短縮できた。変動係数が0.3の試料12を用い
たエアゾール剤12´は、粒子一個一個の水分吸湿度及
び水分放湿度が小さいので、止血時間も長くなった。ま
た、変動係数が1.40の試料17を用いたエアゾール
剤17´は、粒子一個一個の大きさの違いが大きいこと
から水分吸湿度及び水分放湿度が小さくなり、止血時間
も長かった。
【0044】〔実施例3〕5つの50℃の温湯10l中
に表5に記載した量の過硼酸ソーダを添加・溶解させた
後、脱アセチル化度82%、平均分子量230,000
のキトサンを夫々700gを加え、攪拌しながら表5に
記載の条件に見合う時間反応させた。反応後、夫々のキ
トサンを取り出し、水で十分水洗し、測定した処、脱ア
セチル化度82%、平均分子量7,000〜226,0
00の5種類の低分子化キトサンを得た。得られた低分
子化キトサン夫々を実施例1と同様の操作で酢酸に溶解
させた後、塩基性水溶液中に凝固再生させ、十分に水洗
し、次いで、ホモジナイザーで乳状の懸濁液とし、高温
雰囲気中に吐出・乾燥させた後、風力分級機(株式会社
セイシン企業製、スペディック250)を用い分級し、
低分子化再生キトサン微小粒状体を得た。次いで、夫々
の低分子化再生キトサン微小粒状体の供給量を1.5k
g/時間とし、分級盤回転数を3,200rpmに調節
し、平均直径が5.0μmの分級された乾燥状態の低分
子化再生キトサン微小粒状体5種類の試料18〜22を
得た。
【0045】得られた試料18〜22を用いて球相当直
径の幾何平均である平均粒子直径,粒子直径の分布の変
動係数,直径膨張率の測定を行い、その結果を表5に示
した。
【0046】
【表5】
【0047】表5から明らかなように、低分子化再生キ
トサン微小粒状体の平均分子量が増えるにしたがって、
直径膨張率は漸増し試料20の平均分子量80,000
の近傍でピークとなり、その後漸減した。試料18は水
中で低分子化再生キトサン微小粒状体の粒子が極度に膨
張し、一部溶解したため直径膨張率の測定ができなかっ
た。
【0048】得られた試料18〜22を夫々0.5g採
取し、それぞれ塩化ベンザルコニウム1,000ppm
を含有するエタノール溶液0.8gに分散させた後、金
属製の耐圧エアゾール容器に入れ、次いで、LPG4
9.5gを加え25℃で0.28MPaとなるよう常法
により充填し、エアゾール剤18´〜22´を得た。
【0049】夫々のエアゾール剤を用いて、秤量瓶内に
内容物を噴射し、内容物を秤量瓶内に付着させた。その
後、内容物中のLPGが蒸発され、低分子化再生キトサ
ン微小粒状体のみが付着した秤量瓶を用いて、水分吸湿
度及び水分放湿度を測定し、その結果を表6に示した。
【0050】次いで、体重16.5kgの雑種成犬1頭
の後背部体毛を剃毛した後、手術用メスにより縦1c
m,横1cm,深さ1mmの十字の切創を1カ所作成
し、出血させた部位に対し、10cmの距離から2秒間
エアゾール剤19´を噴射し、止血するまでの時間を計
測し、その結果を表6に示した。同様の方法でエアゾー
ル剤18´、20´〜12´を用いて止血するまでの時
間を計測して、その結果を表6に示した。
【0051】
【表6】
【0052】表5及び表6から明らかなように、平均分
子量が10,000〜200,000の範囲での試料1
9〜21を用いたエアゾール剤19´〜22´の水分吸
湿度及び水分放湿度は、試料22の平均分子量226,
000の値よりも高く良好であり、これに伴い、止血時
間も短く好ましかった。一方、エアゾール剤18´は噴
射した時、内容物の低分子化再生キトサン微小粒状体が
創傷面に付着したが、体内滲出液により極度に膨潤し、
溶解したため、創傷面の被覆が不十分となった。
【0053】〔実施例4〕実施例1と同様の操作を行い
粒状多孔質低分子化再生キトサン10lを得た。これ
に、食用色素黄色4号(ダイワ化成(株)製)2gを含
む水5lを加えホモジナイザーを用い11,900rp
mで1分攪拌し、キトサン濃度4.3%の着色された懸
濁液を得た。
【0054】この懸濁液を25m/分の流速で3.0k
g/cm2の加圧空気と共に175℃の高温雰囲気中に
吐出・乾燥させ、サイクロンコレクターで捕集し、低分
子化再生キトサン微小着色粒状体600gを得た。
【0055】この低分子化再生キトサン微小着色粒状体
を風力分級機(株式会社セイシン企業製、スペディック
250)を用い分級した。この低分子化再生キトサン微
小着色粒状体の供給量を1.5kg/時間とし、分級盤
回転数を3,200rpmに調節して試料23の乾燥状
態の低分子化再生キトサン微小着色粒状体を得た。
【0056】得られた乾燥状態の低分子化再生キトサン
微小着色粒状体の球相当直径の幾何平均である平均粒子
直径、粒子直径の分布の変動係数、直径膨張率の測定を
行い、その結果を表7に示した。参考までに、実施例1
の試料4の結果も付記した。
【0057】次いで、得られた試料23を0.5g採取
し、塩化ベンザルコニウム1,000ppmを含有する
エタノール溶液0.8gに分散させた後、金属製の耐圧
エアゾール容器に入れ、次いで、LPG49.5gを加
え25℃で0.28MPaとなるよう常法により充填
し、エアゾール剤23´を得た。
【0058】エアゾール剤23´を用いて、秤量瓶内に
内容物を噴射し、内容物を秤量瓶内に付着させた。その
後、内容物中のLPGが蒸発され、低分子化再生キトサ
ン微小着色粒状体のみが付着した秤量瓶を用いて、水分
吸湿度及び放湿度を測定し、その結果を表8に示した。
参考までに、実施例1のエアゾール剤4´の結果も付記
した。
【0059】次いで、体重6.0kgの雑種成犬1頭の
後背部体毛を剃毛した後、手術用メスにより縦1cm,
横1cm,深さ1mmの十字の切創を1カ所作成し、出
血させた部位に対し、10cmの距離から2秒間エアゾ
ール剤23´を噴射し、止血するまでの時間を計測し、
その結果を表8に示した。参考までに、実施例1のエア
ゾール剤4´の結果も付記した。次いで、エアゾール剤
23´をスプレーパターンによる付着面積の測定方法に
より計測し、その結果を表8に示した。参考までに、実
施例1のエアゾール剤4´の結果も付記した。
【0060】
【表7】
【0061】
【表8】
【0062】表7及び表8から明らかなように、エアゾ
ール剤4´と23´は平均粒子直径、粒子直径の分布の
変動係数,直径膨張率,水分吸湿度,水分放湿度,止血
時間がほぼ等しいエアゾール剤であるが、低分子化再生
キトサン微小着色粒状体を充填したエアゾール剤23´
は着色された低分子化再生キトサン微小粒状体を用いて
いるため、スプレーされた部分が明確であり、付着部分
が無着色のエアゾール剤4´より明確に認識された。し
たがって、付着した範囲を目視にて確認するには好適で
ある。
【0063】〔比較例1〕脱アセチル化度82%、平均
分子量35,000、粒子の平均直径が300μmのキ
トサン1,000gに水15lを加えホモジナイザーを
用い11,000rpmで10分攪拌し、キトサン微小
破砕体の懸濁液を得た。
【0064】この懸濁液を25m/分の流速で3.0k
g/cm2の加圧空気と共に175℃の高温雰囲気中に
吐出乾燥させ、乾燥物をサイクロンコレクターで捕集
し、キトサン微小粒状体800gを得た。
【0065】このキトサン微小粒状体を風力分級機(株
式会社セイシン企業製、スペディック250)を用い分
級した。その後、4分割したキトサン微小粒状体の供給
量を1.5kg/時間とし、分級盤回転数を表9記載の
値に調節して乾燥状態のキトサン微小粒状体の試料24
〜27を得た。得られた夫々のキトサン微小粒状体の球
相当直径の幾何平均である平均粒子直径、粒子直径の分
布の変動係数、直径膨張率の測定を行い、その結果を表
9に示した。
【0066】
【表9】
【0067】表9から明らかなように、試料24〜27
の直径膨張率は113〜124%で実施例1の試料6〜
9の直径膨張率130〜138%と比較して値が低く好
ましくない。
【0068】次いで、得られた試料24〜27の夫々
0.5gを採取し、夫々塩化ベンザルコニウム1,00
0ppmを含有するエタノール溶液0.8gに分散させ
た後、金属製の耐圧エアゾール容器に入れ、次いで、L
PG49.5gを加え25℃で0.28MPaとなるよ
う常法により充填し、エアゾール剤24´〜27´を得
た。
【0069】エアゾール剤24´〜27´を用いて、秤
量瓶内に内容物を噴射し、内容物を秤量瓶内に付着させ
た。その後、内容物中のLPGが蒸発され、キトサン微
小粒状体のみが付着した秤量瓶を用いて、水分吸湿度及
び水分放湿度を測定し、その結果を表10に示した。
【0070】次いで、体重16.1kgの雑種成犬1頭
の後背部体毛を剃毛した後、手術用メスにより縦1c
m,横1cm,深さ1mmの十字の切創を1カ所作成
し、出血させた部位に対し、10cmの距離から2秒間
エアゾール剤24´を噴射し、止血するまでの時間を計
測し、その結果を表10に示した。同様の方法でエアゾ
ール剤25´〜27´を用いて止血するまでの時間を計
測して、その結果を表10に示した。
【0071】
【表10】
【0072】エアゾール剤24´〜27´の水分吸湿度
が17.1〜17.8%で実施例1のエアゾール剤6´
〜9´の水分吸湿度20.2〜20.9%に比較して値
が低く好ましくない。また、エアゾール剤24´〜27
´の水分放湿度も61.5〜62.8%で実施例1のエ
アゾール剤6´〜9´の水分吸湿度65.0〜66.8
%に比較して値が低く好ましくない。止血時間も実施例
1のエアゾール剤6´〜9´は7〜8分に対してエアゾ
ール剤24´〜27´は10分で大幅に長かった。
【0073】エアゾール剤として用いられるキトサン微
小粒状体は、低分子化再生キトサン微小粒状体に比べ水
分吸湿度と水分放湿度が共に小さいため、止血時間が長
くなったり、エアゾール剤として使用することは好まし
くないことが明らかである。
【0074】
【発明の効果】本発明によるエアゾール剤は、水分吸湿
度と水分放湿度が大きい低分子化再生キトサン微小粒状
体または低分子化再生キトサン微小着色粒状体を用いた
エアゾール剤であるため、止血時間を短くし、止血効
果,抗炎症効果,創傷治癒効果があり、切創,擦過創,
剥削創,削皮創等の外創や手術等の創傷部にエアゾール
剤を噴霧,付着させた場合に、少量の付着量で創傷面を
被覆し優れた被覆効果があり、また、創傷面がジクジク
せず良好であり、着色した低分子化再生キトサン微小粒
状体を用いると、散布範囲を目視で明確に確認でき、任
意の付着量を付着させることができる等の効果がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 佳秀 静岡県駿東郡小山町小山89−5 (72)発明者 草皆 茂秀 静岡県駿東郡小山町藤曲142−3 (72)発明者 谷邊 博昭 静岡県御殿場市東田中1959−37 Fターム(参考) 4C076 AA24 BB31 CC19 DD19 DD34 DD37 4C086 AA01 EA23 MA03 MA05 MA13 NA05 ZA89

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均分子量が10,000〜200,0
    00である低分子化再生キトサンの、乾燥時の平均粒子
    直径が1.0〜11.0μm、粒子直径の分布の変動係
    数が0.50〜1.35である微小粒状体を分散溶液と
    噴射剤と共に容器に充填することを特徴とする創傷面被
    覆用エアゾール剤。
  2. 【請求項2】 低分子化再生キトサンの微小粒状体が着
    色剤で着色されていることを特徴とする請求項1に記載
    の創傷面被覆用エアゾール剤。
JP2001163617A 2001-05-31 2001-05-31 創傷面被覆用エアゾール剤 Pending JP2002363083A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001163617A JP2002363083A (ja) 2001-05-31 2001-05-31 創傷面被覆用エアゾール剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001163617A JP2002363083A (ja) 2001-05-31 2001-05-31 創傷面被覆用エアゾール剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002363083A true JP2002363083A (ja) 2002-12-18

Family

ID=19006550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001163617A Pending JP2002363083A (ja) 2001-05-31 2001-05-31 創傷面被覆用エアゾール剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002363083A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003062057A (ja) * 2001-08-29 2003-03-04 Next:Kk 止血・癒着防止性のバイオポリマーの微細粒子
WO2010109588A1 (ja) * 2009-03-23 2010-09-30 財団法人函館地域産業振興財団 医療用及び基礎化粧用(スキンケア用)高分子材料並びにその製造方法
CN102824308A (zh) * 2012-08-31 2012-12-19 广州润虹医药科技有限公司 一种壳聚糖抗菌成膜喷剂及其制备方法
JP2020534267A (ja) * 2017-09-12 2020-11-26 シルパ メディケア リミテッドShilpa Medicare Limited 膝関節形成のためのトラネキサム酸噴霧

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003062057A (ja) * 2001-08-29 2003-03-04 Next:Kk 止血・癒着防止性のバイオポリマーの微細粒子
WO2010109588A1 (ja) * 2009-03-23 2010-09-30 財団法人函館地域産業振興財団 医療用及び基礎化粧用(スキンケア用)高分子材料並びにその製造方法
JP5615804B2 (ja) * 2009-03-23 2014-10-29 公益財団法人函館地域産業振興財団 医療用及び基礎化粧用(スキンケア用)高分子材料並びにその製造方法
CN102824308A (zh) * 2012-08-31 2012-12-19 广州润虹医药科技有限公司 一种壳聚糖抗菌成膜喷剂及其制备方法
JP2020534267A (ja) * 2017-09-12 2020-11-26 シルパ メディケア リミテッドShilpa Medicare Limited 膝関節形成のためのトラネキサム酸噴霧
JP2023002661A (ja) * 2017-09-12 2023-01-10 シルパ メディケア リミテッド 膝関節形成のためのトラネキサム酸噴霧

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3805654B2 (ja) 止血・癒着防止性のバイオポリマーの微細粒子
EP0376104B1 (en) Aerosol composition
JP2627642B2 (ja) 粉末化粧料
CA2224722A1 (en) Process for making gel microbeads
JP2002363083A (ja) 創傷面被覆用エアゾール剤
WO2009006377A1 (en) Granular composites of inorganic particulates and redispersible latex powders and methods
Kong et al. Preparation of gelatin microparticles using water-in-water (w/w) emulsification technique
Zheng et al. Preparation and properties of a new core–shell-modified gel dry-water powder
JPH02242858A (ja) 吸水剤およびその製造方法
US4173538A (en) Extinguishing product comprising an uninflammable powder and liquid
CA3214671A1 (en) Fire retardant compositions and other compositions containing one or more biopolymers and colloidal silica
JPH08283457A (ja) 球状セルロース及びその製造法
JPH02255889A (ja) エアゾール組成物
CN112120943B (zh) 一种粉底用球形变色粒子
JPH0331389A (ja) 後発泡性ゲル組成物
WO2020102897A1 (en) Fire suppressing pellets
GB2224652A (en) Gelled haemostatic agents
JPH026734B2 (ja)
CA2600405C (en) In situ formed aerosol sustained release fragrance system
Pinto et al. A relationship between surface free energy and polarity data and some physical properties of spheroids
JPH026732B2 (ja)
KR20100040247A (ko) 흡수성 수지의 흡수 속도를 조절하는 방법 및 그에 의해 흡수 속도가 조절된 흡수성 수지
US12258463B2 (en) Method of geoengineering to reduce solar radiation
JPH10158589A (ja) 抗菌性および防ダニ性を有するワックス用添加剤
JPH03148212A (ja) 人体用エヤゾール製品

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071022

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080303