JP2002361692A - ディスク成形装置、ディスク基板製造方法 - Google Patents
ディスク成形装置、ディスク基板製造方法Info
- Publication number
- JP2002361692A JP2002361692A JP2001176718A JP2001176718A JP2002361692A JP 2002361692 A JP2002361692 A JP 2002361692A JP 2001176718 A JP2001176718 A JP 2001176718A JP 2001176718 A JP2001176718 A JP 2001176718A JP 2002361692 A JP2002361692 A JP 2002361692A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- mold
- movable mold
- movable
- resin material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 title claims abstract description 34
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 12
- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims abstract description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 title abstract description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 56
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 56
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 53
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 14
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 7
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 4
- 239000000155 melt Substances 0.000 claims 1
- 239000000356 contaminant Substances 0.000 abstract 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 6
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 6
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 4
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 3
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 3
- 230000009477 glass transition Effects 0.000 description 2
- 238000001721 transfer moulding Methods 0.000 description 2
- 102100033029 Carbonic anhydrase-related protein 11 Human genes 0.000 description 1
- 101000867841 Homo sapiens Carbonic anhydrase-related protein 11 Proteins 0.000 description 1
- 101001075218 Homo sapiens Gastrokine-1 Proteins 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 235000012489 doughnuts Nutrition 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/38—Cutting-off equipment for sprues or ingates
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/56—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding
- B29C45/561—Injection-compression moulding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D17/00—Producing carriers of records containing fine grooves or impressions, e.g. disc records for needle playback, cylinder records; Producing record discs from master stencils
- B29D17/005—Producing optically read record carriers, e.g. optical discs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2017/00—Carriers for sound or information
- B29L2017/001—Carriers of records containing fine grooves or impressions, e.g. disc records for needle playback, cylinder records
- B29L2017/003—Records or discs
- B29L2017/005—CD''s, DVD''s
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 可動側筐体を縮小することができ、かつ、偏
心、バリ、カジリ、コンタミの発生を防止することが可
能であって、さらには、超薄型のディスク基板を容易か
つ効率的に生成することが可能なディスク成形装置、デ
ィスク基板製造方法を提供する。 【解決手段】 成形されるディスクの厚さ方向に型閉め
および型開き可能な固定金型および可動金型を備え、前
記固定金型および可動金型にて形成されるキャビティに
充填された溶融樹脂材を、前記可動金型によりプレスし
て前記ディスクを成形するとともに、当該ディスクの中
心部を打ち抜いてホールを形成するディスク成形装置で
あって、前記可動金型の鏡面板上に、前記ディスクの中
心部を打ち抜くための突起部を当該可動金型と一体的に
形成するように構成する。
心、バリ、カジリ、コンタミの発生を防止することが可
能であって、さらには、超薄型のディスク基板を容易か
つ効率的に生成することが可能なディスク成形装置、デ
ィスク基板製造方法を提供する。 【解決手段】 成形されるディスクの厚さ方向に型閉め
および型開き可能な固定金型および可動金型を備え、前
記固定金型および可動金型にて形成されるキャビティに
充填された溶融樹脂材を、前記可動金型によりプレスし
て前記ディスクを成形するとともに、当該ディスクの中
心部を打ち抜いてホールを形成するディスク成形装置で
あって、前記可動金型の鏡面板上に、前記ディスクの中
心部を打ち抜くための突起部を当該可動金型と一体的に
形成するように構成する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(Compact Di
sc)や、DVD(Digital Versatile Disc)などの情報
記録用のディスクを成形するディスク成形装置に関す
る。
sc)や、DVD(Digital Versatile Disc)などの情報
記録用のディスクを成形するディスク成形装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図7に、従来のディスク(例えば、DV
D)成形装置の主要部分の断面図の一例を示す。図示の
ように、従来のディスク成形装置は、固定側筐体45と
可動側筐体46とから構成されている。固定側筐体45
には固定金型52が、可動側筐体46には可動金型53
が、それぞれ備えられ、型閉めしたとき、固定金型52
と可動金型53との間に、ディスクを成形するためのキ
ャビティ(空隙部)51が形成される。また、固定金型
52および可動金型53には、それぞれ、キャビティ5
1側が鏡面加工された鏡面板が形成されている。
D)成形装置の主要部分の断面図の一例を示す。図示の
ように、従来のディスク成形装置は、固定側筐体45と
可動側筐体46とから構成されている。固定側筐体45
には固定金型52が、可動側筐体46には可動金型53
が、それぞれ備えられ、型閉めしたとき、固定金型52
と可動金型53との間に、ディスクを成形するためのキ
ャビティ(空隙部)51が形成される。また、固定金型
52および可動金型53には、それぞれ、キャビティ5
1側が鏡面加工された鏡面板が形成されている。
【0003】固定金型52の中心部には、ディスクを成
形するための溶融樹脂材を注入するためのスプルー54
がスプルーブッシュ55を介して組み込まれている。ま
た、固定金型52のキャビティ51側には、ディスクの
信号ピットを転写成形するためのスタンパー56が、ス
タンパー押さえ57により固定される。
形するための溶融樹脂材を注入するためのスプルー54
がスプルーブッシュ55を介して組み込まれている。ま
た、固定金型52のキャビティ51側には、ディスクの
信号ピットを転写成形するためのスタンパー56が、ス
タンパー押さえ57により固定される。
【0004】一方、可動金型53の中心部には、成形さ
れたディスクの中心部を打ち抜き、ホールを形成するた
めの可動パンチ58が摺動自在に設けられている。この
可動パンチ58には、パンチユニット59が連結されて
おり、可動パンチ58は、パンチユニット59内部に備
えるピストン(図示せず)の往復運動に応じて、進退す
る。
れたディスクの中心部を打ち抜き、ホールを形成するた
めの可動パンチ58が摺動自在に設けられている。この
可動パンチ58には、パンチユニット59が連結されて
おり、可動パンチ58は、パンチユニット59内部に備
えるピストン(図示せず)の往復運動に応じて、進退す
る。
【0005】このような構成において、加熱シリンダ6
0内で加熱、溶融させられ、ノズル61から射出された
溶融樹脂材は、スプルー54によりキャビティ51に注
入、充填され、スタンパー56に刻まれた凹凸が溶融樹
脂材に転写されるとともに、ディスクが成形される。そ
の後、パンチユニット59の駆動により、可動パンチ5
8がキャビティ51方向に突き出され、成形されたディ
スクの中心部が打ち抜かれ、冷却された後、型が開い
て、ディスク基板が取り出される。
0内で加熱、溶融させられ、ノズル61から射出された
溶融樹脂材は、スプルー54によりキャビティ51に注
入、充填され、スタンパー56に刻まれた凹凸が溶融樹
脂材に転写されるとともに、ディスクが成形される。そ
の後、パンチユニット59の駆動により、可動パンチ5
8がキャビティ51方向に突き出され、成形されたディ
スクの中心部が打ち抜かれ、冷却された後、型が開い
て、ディスク基板が取り出される。
【0006】図8は、図7の破線にて示すA部分を拡大
した図であり、成形されたディスクの中心部を打ち抜く
際のようすを示すものである。可動パンチ58が、成形
されたディスクの中心部を打ち抜くためには、可動パン
チ58にて打ち抜く部分(ゲート)の厚み(以下「型開
き量」という)を超えて、可動パンチ58を前進する必
要がある。例えば、図8では、型開き量を、約0.53
mmとしており、この場合、成形されたディスクの中心
部を打ち抜くには、可動パンチ58が、さらに、0.1
mm程度前進することが必要となる。つまり、可動パン
チ58の前進量は、約0.63mmとなる。
した図であり、成形されたディスクの中心部を打ち抜く
際のようすを示すものである。可動パンチ58が、成形
されたディスクの中心部を打ち抜くためには、可動パン
チ58にて打ち抜く部分(ゲート)の厚み(以下「型開
き量」という)を超えて、可動パンチ58を前進する必
要がある。例えば、図8では、型開き量を、約0.53
mmとしており、この場合、成形されたディスクの中心
部を打ち抜くには、可動パンチ58が、さらに、0.1
mm程度前進することが必要となる。つまり、可動パン
チ58の前進量は、約0.63mmとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のデ
ィスク成形装置では、可動パンチ58を摺動させること
により、成形されたディスクの中心部を打ち抜くように
しているが、可動パンチ58および、これを摺動させる
ためのパンチユニット59の存在により、可動側筐体4
6の奥行きZ1が非常に大きくなるため、ディスク成形
装置全体の寸法を小さくするのには限界があるという問
題があった。また、ディスク基板を生成する毎に、スプ
ルー54内で固化された樹脂を破棄しなければならない
ため、スプルー54はできるだけ短くし、固定側筐体4
5の奥行きZ2を小さくした方が好ましいが、固定側筐
体45の奥行きZ2ばかりを小さくすると、固定側筐体
45と可動側筐体46との熱のバランスが悪くなるとい
う問題があった。
ィスク成形装置では、可動パンチ58を摺動させること
により、成形されたディスクの中心部を打ち抜くように
しているが、可動パンチ58および、これを摺動させる
ためのパンチユニット59の存在により、可動側筐体4
6の奥行きZ1が非常に大きくなるため、ディスク成形
装置全体の寸法を小さくするのには限界があるという問
題があった。また、ディスク基板を生成する毎に、スプ
ルー54内で固化された樹脂を破棄しなければならない
ため、スプルー54はできるだけ短くし、固定側筐体4
5の奥行きZ2を小さくした方が好ましいが、固定側筐
体45の奥行きZ2ばかりを小さくすると、固定側筐体
45と可動側筐体46との熱のバランスが悪くなるとい
う問題があった。
【0008】また、可動パンチ58およびパンチユニッ
ト59の存在により、可動側筐体46における中空部分
が多くなるため、剛性が弱くなり、型の撓みも大きくな
るという問題があった。
ト59の存在により、可動側筐体46における中空部分
が多くなるため、剛性が弱くなり、型の撓みも大きくな
るという問題があった。
【0009】さらに、可動パンチ58は、摺動するた
め、偏芯しやすく、また、バリ(成形されたディスクの
打ち抜き部分の樹脂の糸状のとげ)が多く発生しやすい
という問題があった。また、可動パンチ58の摺動によ
って、カジリが発生しやすく、かかるカジリによって生
じる金属の粉がディスクに付着する(以下、「コンタ
ミ」という)という問題があった。
め、偏芯しやすく、また、バリ(成形されたディスクの
打ち抜き部分の樹脂の糸状のとげ)が多く発生しやすい
という問題があった。また、可動パンチ58の摺動によ
って、カジリが発生しやすく、かかるカジリによって生
じる金属の粉がディスクに付着する(以下、「コンタ
ミ」という)という問題があった。
【0010】加えて、従来のディスク成形装置では、例
えば、DVDのディスク基板厚を0.6mmと規定して
いたため、スプルー54によりキャビティ51に注入さ
れた溶融樹脂材は、キャビティ51内の隅々まで十分行
き渡る(充填される)が、将来的に、超薄型ディスク基
板(例えば、0.3mm以下のディスク基板)を生成す
ることとなると、ディスク基板厚が小さいため、スプル
ー54によりキャビティ51に注入、溶融樹脂材は、キ
ャビティ51内の隅々まで十分行き渡らないという問題
が生じる。
えば、DVDのディスク基板厚を0.6mmと規定して
いたため、スプルー54によりキャビティ51に注入さ
れた溶融樹脂材は、キャビティ51内の隅々まで十分行
き渡る(充填される)が、将来的に、超薄型ディスク基
板(例えば、0.3mm以下のディスク基板)を生成す
ることとなると、ディスク基板厚が小さいため、スプル
ー54によりキャビティ51に注入、溶融樹脂材は、キ
ャビティ51内の隅々まで十分行き渡らないという問題
が生じる。
【0011】本発明は、以上の問題に鑑みてなされたも
のであり、可動側筐体を縮小することができ、かつ、偏
心、バリ、カジリ、コンタミの発生を防止することが可
能であって、さらには、超薄型のディスク基板を容易か
つ効率的に生成することが可能なディスク成形装置、デ
ィスク基板製造方法を提供することを目的とする。
のであり、可動側筐体を縮小することができ、かつ、偏
心、バリ、カジリ、コンタミの発生を防止することが可
能であって、さらには、超薄型のディスク基板を容易か
つ効率的に生成することが可能なディスク成形装置、デ
ィスク基板製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、成形されるディスクの厚
さ方向に型閉めおよび型開き可能な固定金型および可動
金型を備え、前記固定金型および可動金型にて形成され
るキャビティに充填された溶融樹脂材を、前記可動金型
によりプレスして前記ディスクを成形するとともに、当
該ディスクの中心部を打ち抜いてホールを形成するディ
スク成形装置であって、前記可動金型の鏡面板上に、前
記ディスクの中心部を打ち抜くための突起部を当該可動
金型と一体的に形成するように構成する。
め、請求項1に記載の発明は、成形されるディスクの厚
さ方向に型閉めおよび型開き可能な固定金型および可動
金型を備え、前記固定金型および可動金型にて形成され
るキャビティに充填された溶融樹脂材を、前記可動金型
によりプレスして前記ディスクを成形するとともに、当
該ディスクの中心部を打ち抜いてホールを形成するディ
スク成形装置であって、前記可動金型の鏡面板上に、前
記ディスクの中心部を打ち抜くための突起部を当該可動
金型と一体的に形成するように構成する。
【0013】請求項1に記載の発明によれば、可動金型
の鏡面板上に、ディスクの中心部を打ち抜きホールを形
成するための突起部を当該可動金型と一体的に形成する
ように構成したので、当該突起部のみを摺動させるシリ
ンダ等の駆動装置を削減することができ、その結果、可
動側筐体の大幅な縮小化を図ることができる。ひいて
は、固定側筐体と可動側筐体との熱のバランスを保ちつ
つ、これら筐体の寸法を縮小させ、ディスク成形装置全
体の寸法の縮小化を図ることができる。
の鏡面板上に、ディスクの中心部を打ち抜きホールを形
成するための突起部を当該可動金型と一体的に形成する
ように構成したので、当該突起部のみを摺動させるシリ
ンダ等の駆動装置を削減することができ、その結果、可
動側筐体の大幅な縮小化を図ることができる。ひいて
は、固定側筐体と可動側筐体との熱のバランスを保ちつ
つ、これら筐体の寸法を縮小させ、ディスク成形装置全
体の寸法の縮小化を図ることができる。
【0014】また、可動側筐体の縮小化により、中空部
分を減少させることができるので、剛性を強化し、型の
撓みも小さくすることができる。また、型板数を減少さ
せ、寸法精度が向上させることができる。
分を減少させることができるので、剛性を強化し、型の
撓みも小さくすることができる。また、型板数を減少さ
せ、寸法精度が向上させることができる。
【0015】また、突起部は、可動金型の鏡面板上に一
体的に形成され、突起部自体が摺動することがないの
で、偏心、カジリ、バリ、コンタミを防止することがで
きる。
体的に形成され、突起部自体が摺動することがないの
で、偏心、カジリ、バリ、コンタミを防止することがで
きる。
【0016】さらに、溶融樹脂材をキャビティに充填し
た後、当該溶融樹脂材を可動金型によりプレスしてディ
スクを成形するとともに、上記突起部により当該ディス
クの中心部を打ち抜き、ホールを形成するので、超薄型
(例えば、0.3mm厚み以下)のディスク基板も容易
かつ効率的に生成することができる。
た後、当該溶融樹脂材を可動金型によりプレスしてディ
スクを成形するとともに、上記突起部により当該ディス
クの中心部を打ち抜き、ホールを形成するので、超薄型
(例えば、0.3mm厚み以下)のディスク基板も容易
かつ効率的に生成することができる。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のディスク成形装置において、前記型閉め状態における
前記固定金型と前記可動金型との間隔は、少なくとも前
記突起部の長さより長く、かつ、前記キャビティに前記
溶融樹脂材が充填可能な長さであるように構成する。
のディスク成形装置において、前記型閉め状態における
前記固定金型と前記可動金型との間隔は、少なくとも前
記突起部の長さより長く、かつ、前記キャビティに前記
溶融樹脂材が充填可能な長さであるように構成する。
【0018】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のディスク成形装置において、前記型閉め状態における
前記固定金型と前記可動金型との間隔は、0.1mm以
上5mm以下であるように構成する。
のディスク成形装置において、前記型閉め状態における
前記固定金型と前記可動金型との間隔は、0.1mm以
上5mm以下であるように構成する。
【0019】請求項2または3に記載の発明によれば、
可動金型の鏡面板上に形成された突起部により、溶融樹
脂材の流れが妨害されずに、当該溶融樹脂材をキャビテ
ィに充填することができる。
可動金型の鏡面板上に形成された突起部により、溶融樹
脂材の流れが妨害されずに、当該溶融樹脂材をキャビテ
ィに充填することができる。
【0020】請求項4に記載の発明は、成形されるディ
スクの厚さ方向に型閉めおよび型開き可能な固定金型お
よび可動金型を備え、前記固定金型の鏡面板上にのせら
れた溶融樹脂材を、前記可動金型により上方からプレス
してディスクを成形するとともに、当該ディスクの中心
部にホールを形成するディスク成形装置であって、前記
固定金型の鏡面板上に、前記ディスクの中心部にホール
を形成するための突起部を当該固定金型と一体的に形成
するように構成する。
スクの厚さ方向に型閉めおよび型開き可能な固定金型お
よび可動金型を備え、前記固定金型の鏡面板上にのせら
れた溶融樹脂材を、前記可動金型により上方からプレス
してディスクを成形するとともに、当該ディスクの中心
部にホールを形成するディスク成形装置であって、前記
固定金型の鏡面板上に、前記ディスクの中心部にホール
を形成するための突起部を当該固定金型と一体的に形成
するように構成する。
【0021】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明と同様の効果を得ることができることに加
えて、重力による影響を受けないので、偏心のないディ
スク基板を生成することができる。
に記載の発明と同様の効果を得ることができることに加
えて、重力による影響を受けないので、偏心のないディ
スク基板を生成することができる。
【0022】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
の何れか1項に記載のディスク成形装置において、前記
突起部の長さは、前記ディスクの厚さより長いように構
成する。
の何れか1項に記載のディスク成形装置において、前記
突起部の長さは、前記ディスクの厚さより長いように構
成する。
【0023】請求項5に記載の発明によれば、当該突起
部により、ディスクの中心部を確実に打ち抜くことがで
きる。
部により、ディスクの中心部を確実に打ち抜くことがで
きる。
【0024】請求項6に記載の発明は、ディスクの厚さ
方向に型閉めおよび型開き可能な固定金型および可動金
型にて形成されるキャビティに溶融樹脂材を射出、充填
してディスク基板を製造するディスク基板製造方法であ
って、前記キャビティに充填された前記溶融樹脂材を前
記可動金型によりプレスして前記ディスクを成形すると
ともに、前記可動金型の鏡面板上に一体的に形成された
突起部により前記ディスクの中心部を打ち抜き、ホール
が形成されたディスク基板を製造するように構成する。
方向に型閉めおよび型開き可能な固定金型および可動金
型にて形成されるキャビティに溶融樹脂材を射出、充填
してディスク基板を製造するディスク基板製造方法であ
って、前記キャビティに充填された前記溶融樹脂材を前
記可動金型によりプレスして前記ディスクを成形すると
ともに、前記可動金型の鏡面板上に一体的に形成された
突起部により前記ディスクの中心部を打ち抜き、ホール
が形成されたディスク基板を製造するように構成する。
【0025】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明と同様の効果を得ることができることに加
えて、偏心、カジリ、バリ、コンタミを防止つつディス
ク基板を製造することができる。
に記載の発明と同様の効果を得ることができることに加
えて、偏心、カジリ、バリ、コンタミを防止つつディス
ク基板を製造することができる。
【0026】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
のディスク基板製造方法において、前記キャビティへの
前記溶融樹脂材の射出から、前記可動金型によりプレス
して前記ディスクを成形するまでの間、前記固定金型お
よび可動金型の温度を前記溶融樹脂材が固化しない所定
温度に保ち、前記溶融樹脂材の充填後、前記固定金型お
よび可動金型の温度を、前記溶融樹脂材が固化する所定
温度まで下げるように構成する。
のディスク基板製造方法において、前記キャビティへの
前記溶融樹脂材の射出から、前記可動金型によりプレス
して前記ディスクを成形するまでの間、前記固定金型お
よび可動金型の温度を前記溶融樹脂材が固化しない所定
温度に保ち、前記溶融樹脂材の充填後、前記固定金型お
よび可動金型の温度を、前記溶融樹脂材が固化する所定
温度まで下げるように構成する。
【0027】請求項7に記載の発明によれば、固定金型
と可動金型との間隔が、従来に比べ、非常に大きな値を
とっても、溶融樹脂材が固化することなく、キャビティ
の隅々まで行き渡らせることができる。
と可動金型との間隔が、従来に比べ、非常に大きな値を
とっても、溶融樹脂材が固化することなく、キャビティ
の隅々まで行き渡らせることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施
形態におけるディスク成形装置の主要部分の断面図の一
例を示すものである。図1に示すように、ディスク成形
装置100は、固定側筐体1と可動側筐体2を含んで構
成されており、この例では、型閉め状態にあるときを示
している。固定側筐体1には固定金型3が、可動側筐体
2には可動金型4が、それぞれ備えられ、型閉めしたと
き、固定金型3と可動金型4との間に、ディスクを成形
するためのキャビティ5が形成される。なお、本実施形
態にかかるディスク成形装置100は、横型射出成形器
としての機能を有する。
を添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施
形態におけるディスク成形装置の主要部分の断面図の一
例を示すものである。図1に示すように、ディスク成形
装置100は、固定側筐体1と可動側筐体2を含んで構
成されており、この例では、型閉め状態にあるときを示
している。固定側筐体1には固定金型3が、可動側筐体
2には可動金型4が、それぞれ備えられ、型閉めしたと
き、固定金型3と可動金型4との間に、ディスクを成形
するためのキャビティ5が形成される。なお、本実施形
態にかかるディスク成形装置100は、横型射出成形器
としての機能を有する。
【0029】可動側筐体2は、図示しない制御機構から
の指示に応じ、矢印方向に往復移動することが可能であ
り、これにより、型閉めおよび型開きを行う。さらに、
可動金型4は、可動側筐体2内を矢印方向に移動可能で
あり、これにより、後述するキャビティ5内に充填され
た溶融樹脂材をプレスすることができる。
の指示に応じ、矢印方向に往復移動することが可能であ
り、これにより、型閉めおよび型開きを行う。さらに、
可動金型4は、可動側筐体2内を矢印方向に移動可能で
あり、これにより、後述するキャビティ5内に充填され
た溶融樹脂材をプレスすることができる。
【0030】また、固定金型3および可動金型4には、
それぞれ、キャビティ5側が鏡面加工された鏡面板が形
成されている。
それぞれ、キャビティ5側が鏡面加工された鏡面板が形
成されている。
【0031】固定金型3の中心部には、従来と同様、デ
ィスクを成形するための溶融樹脂材(例えば、ポリカー
ボネート)をキャビティ5に注入するためのスプルー6
がスプルーブッシュ7を介して組み込まれている。ま
た、固定金型3のキャビティ5側には、ディスクの信号
ピットを転写成形するためのスタンパー8が、スタンパ
ー押さえ9により固定される。
ィスクを成形するための溶融樹脂材(例えば、ポリカー
ボネート)をキャビティ5に注入するためのスプルー6
がスプルーブッシュ7を介して組み込まれている。ま
た、固定金型3のキャビティ5側には、ディスクの信号
ピットを転写成形するためのスタンパー8が、スタンパ
ー押さえ9により固定される。
【0032】さらに、固定金型3には、複数のヒーター
10および複数の冷却水路11が設けられている。ヒー
ター10は、上記溶融樹脂材が、キャビティ5内に充填
されるまで、溶融樹脂材が固化しない温度(例えば、ガ
ラス転移温度Tg:146℃)以上に、固定金型3を熱
するためのものである。一方、冷却水路11は、溶融樹
脂材を固化させる場合に、ヒーター10により熱せされ
た固定金型3を冷却するためのものであり、かかる冷却
水路11には、常時、例えば、100℃の冷却水が通流
している。
10および複数の冷却水路11が設けられている。ヒー
ター10は、上記溶融樹脂材が、キャビティ5内に充填
されるまで、溶融樹脂材が固化しない温度(例えば、ガ
ラス転移温度Tg:146℃)以上に、固定金型3を熱
するためのものである。一方、冷却水路11は、溶融樹
脂材を固化させる場合に、ヒーター10により熱せされ
た固定金型3を冷却するためのものであり、かかる冷却
水路11には、常時、例えば、100℃の冷却水が通流
している。
【0033】一方、可動金型4の中心部の鏡面板上に
は、ディスクの中心部を打ち抜くための突起部としての
固定パンチ4aが、当該可動金型4と一体的に形成され
ている。図2(A)は、図1における固定金型3および
可動金型4を抜き出して示したものである。図2(A)
の例では、固定パンチ4aの長さTを0.2mm程度に
規定する一方、型閉め状態における固定金型3と可動金
型4との間隔Sを、約2mm程度に規定している。ま
た、図2(B)は、図2(A)において、矢印方向から
見た可動金型4を示したものであり、可動金型4の鏡面
板4bの中心部には、円形上の固定パンチ4aが形成さ
れている。
は、ディスクの中心部を打ち抜くための突起部としての
固定パンチ4aが、当該可動金型4と一体的に形成され
ている。図2(A)は、図1における固定金型3および
可動金型4を抜き出して示したものである。図2(A)
の例では、固定パンチ4aの長さTを0.2mm程度に
規定する一方、型閉め状態における固定金型3と可動金
型4との間隔Sを、約2mm程度に規定している。ま
た、図2(B)は、図2(A)において、矢印方向から
見た可動金型4を示したものであり、可動金型4の鏡面
板4bの中心部には、円形上の固定パンチ4aが形成さ
れている。
【0034】固定パンチ4aの長さTは、生成するディ
スク基板の厚さ応じた長さに設定する。図2(A)の例
の場合、固定パンチ4aの長さTを0.2mm程度に規
定したのは、約0.1mmのディスク基板を生成するた
めである。即ち、従来技術にて、説明したように、ディ
スクの中心部を打ち抜くためには、約0.1mmのディ
スク基板よりも、さらに、0.1mm程度前進する必要
があるからである。
スク基板の厚さ応じた長さに設定する。図2(A)の例
の場合、固定パンチ4aの長さTを0.2mm程度に規
定したのは、約0.1mmのディスク基板を生成するた
めである。即ち、従来技術にて、説明したように、ディ
スクの中心部を打ち抜くためには、約0.1mmのディ
スク基板よりも、さらに、0.1mm程度前進する必要
があるからである。
【0035】このように、ディスクの中心部を打ち抜く
ための固定パンチ4aを可動金型4と一体的に形成する
ことにより、従来、ディスクの中心部を打ち抜くために
必要であった可動パンチが不要となる。
ための固定パンチ4aを可動金型4と一体的に形成する
ことにより、従来、ディスクの中心部を打ち抜くために
必要であった可動パンチが不要となる。
【0036】また、型閉め状態における固定金型3と可
動金型4との間隔Sは、固定パンチ4aの長さTを考慮
し、溶融樹脂材がキャビティ5内に充填されるのに十分
な長さに設定すればよく、例えば、0.1mm以上5m
m以下の範囲が望ましい。
動金型4との間隔Sは、固定パンチ4aの長さTを考慮
し、溶融樹脂材がキャビティ5内に充填されるのに十分
な長さに設定すればよく、例えば、0.1mm以上5m
m以下の範囲が望ましい。
【0037】なお、図1に示すように、可動金型4に
も、固定金型3と同様に、ヒーター10および冷却水路
11が設けられており、可動金型4を熱したり、冷却し
たりする。
も、固定金型3と同様に、ヒーター10および冷却水路
11が設けられており、可動金型4を熱したり、冷却し
たりする。
【0038】次に、このようなディスク成形装置100
の構成におけるディスクの成形について、以下に説明す
る。図3は、ディスク基板の製造工程を示すフローであ
る。
の構成におけるディスクの成形について、以下に説明す
る。図3は、ディスク基板の製造工程を示すフローであ
る。
【0039】先ず、可動側筐体2を、図示しない制御機
構により、固定側筐体1方向に移動させ、型閉めを行う
(ステップS1)。このときの固定金型3と可動金型4
との間隔Sは、上述したように、2mm程度とする。続
いて、ヒーター10の電源(図示せず)をオンにし、固
定金型3および可動金型4を、複数のヒーター10によ
り、溶融樹脂材が固化しない所定温度、例えば、ポリカ
ーボネートのガラス転移温度Tgである146℃以上に
均一に熱する(ステップS2)。続いて、図1に示す加
熱シリンダ12内で、加熱、溶融させた樹脂材(例え
ば、ポリカーボネート)を、加熱シリンダ12内に配設
された図示しないスクリューを前進させることによっ
て、例えば、射出速度100〜2000mm/秒でノズ
ル13から射出し、スプルー6を介してキャビティ5に
注入、充填する(ステップS3)。
構により、固定側筐体1方向に移動させ、型閉めを行う
(ステップS1)。このときの固定金型3と可動金型4
との間隔Sは、上述したように、2mm程度とする。続
いて、ヒーター10の電源(図示せず)をオンにし、固
定金型3および可動金型4を、複数のヒーター10によ
り、溶融樹脂材が固化しない所定温度、例えば、ポリカ
ーボネートのガラス転移温度Tgである146℃以上に
均一に熱する(ステップS2)。続いて、図1に示す加
熱シリンダ12内で、加熱、溶融させた樹脂材(例え
ば、ポリカーボネート)を、加熱シリンダ12内に配設
された図示しないスクリューを前進させることによっ
て、例えば、射出速度100〜2000mm/秒でノズ
ル13から射出し、スプルー6を介してキャビティ5に
注入、充填する(ステップS3)。
【0040】このように、固定金型3および可動金型4
を、溶融樹脂材が固化しない所定温度まで熱することに
より、固定金型3と可動金型4との間隔Sが、従来のそ
れ(型開き量)と比べて、非常に大きな値をとっても、
溶融樹脂材が固化することなく、キャビティ5の隅々ま
で行き渡らせることができる。また、固定金型3と可動
金型4との間隔Sは、固定パンチ4aの長さよりも十分
長いので、固定パンチ4aが始めから突き出した状態
で、型閉め、射出しても、溶融樹脂材の流れの妨害をせ
ずに充填することができる。
を、溶融樹脂材が固化しない所定温度まで熱することに
より、固定金型3と可動金型4との間隔Sが、従来のそ
れ(型開き量)と比べて、非常に大きな値をとっても、
溶融樹脂材が固化することなく、キャビティ5の隅々ま
で行き渡らせることができる。また、固定金型3と可動
金型4との間隔Sは、固定パンチ4aの長さよりも十分
長いので、固定パンチ4aが始めから突き出した状態
で、型閉め、射出しても、溶融樹脂材の流れの妨害をせ
ずに充填することができる。
【0041】次に、キャビティ5に充填された溶融樹脂
材を、可動金型4によりプレスしてディスクを成形する
とともに、可動金型4の鏡面板上に一体的に形成された
固定パンチ4aにより、当該ディスクの中心部を打ち抜
いてホールを形成する(ステップS4)。図4に、溶融
樹脂材を可動金型4によりプレスしてディスクを成形す
る時のディスク成形装置100のようすを示す。図4
(A)は、当該プレス前の状態を、図4(B)は、当該
プレス後の状態を、それぞれ示している。さらに、図4
(B)の破線で示すB部分を拡大したものを図5に示
す。図5に示すように、キャビティ5に充填された溶融
樹脂材は、プレスされ、ディスク20が成形されると、
ほぼ同時に、当該ディスク20の中心部が打ち抜かれ、
ホールが形成される。このときの、ディスク20の厚さ
は、約0.1mmであり、従来のディスクより格段と薄
いものとなっている。
材を、可動金型4によりプレスしてディスクを成形する
とともに、可動金型4の鏡面板上に一体的に形成された
固定パンチ4aにより、当該ディスクの中心部を打ち抜
いてホールを形成する(ステップS4)。図4に、溶融
樹脂材を可動金型4によりプレスしてディスクを成形す
る時のディスク成形装置100のようすを示す。図4
(A)は、当該プレス前の状態を、図4(B)は、当該
プレス後の状態を、それぞれ示している。さらに、図4
(B)の破線で示すB部分を拡大したものを図5に示
す。図5に示すように、キャビティ5に充填された溶融
樹脂材は、プレスされ、ディスク20が成形されると、
ほぼ同時に、当該ディスク20の中心部が打ち抜かれ、
ホールが形成される。このときの、ディスク20の厚さ
は、約0.1mmであり、従来のディスクより格段と薄
いものとなっている。
【0042】次に、ヒーター10の電源(図示せず)を
オフにして、固定金型3および可動金型4を、複数の冷
却水路11により、溶融樹脂が固化する所定温度まで、
均一的に冷却、例えば、80℃〜140℃の間に均一冷
却する(ステップS5)。これにより、ディスク20
は、冷やされ固化されてディスク基板が生成される。続
いて、可動側筐体2を、固定側筐体1から引き離すこと
により、型開きを行い(ステップS6)、その後、図示
しないエジェクターにより、ディスク基板を固定金型3
上のスタンパー8から剥離する(ステップS7)。こう
して、ディスク基板が製造されることとなる。
オフにして、固定金型3および可動金型4を、複数の冷
却水路11により、溶融樹脂が固化する所定温度まで、
均一的に冷却、例えば、80℃〜140℃の間に均一冷
却する(ステップS5)。これにより、ディスク20
は、冷やされ固化されてディスク基板が生成される。続
いて、可動側筐体2を、固定側筐体1から引き離すこと
により、型開きを行い(ステップS6)、その後、図示
しないエジェクターにより、ディスク基板を固定金型3
上のスタンパー8から剥離する(ステップS7)。こう
して、ディスク基板が製造されることとなる。
【0043】以上説明したように上記実施形態によれ
ば、可動金型4の鏡面板上に、ディスクの中心部を打ち
抜きホールを形成するための固定パンチ4aを当該可動
金型4と一体的に形成するように構成したので、当該固
定パンチ4aのみを摺動させるシリンダ等の駆動装置を
削減することができ、その結果、可動側筐体2の大幅な
縮小化を図ることができる。ひいては、固定側筐体1と
可動側筐体2との熱のバランスを保ちつつ、これら筐体
の寸法を縮小させ、ディスク成形装置全体の寸法の縮小
化を図ることができる。
ば、可動金型4の鏡面板上に、ディスクの中心部を打ち
抜きホールを形成するための固定パンチ4aを当該可動
金型4と一体的に形成するように構成したので、当該固
定パンチ4aのみを摺動させるシリンダ等の駆動装置を
削減することができ、その結果、可動側筐体2の大幅な
縮小化を図ることができる。ひいては、固定側筐体1と
可動側筐体2との熱のバランスを保ちつつ、これら筐体
の寸法を縮小させ、ディスク成形装置全体の寸法の縮小
化を図ることができる。
【0044】また、可動側筐体2の縮小化により、中空
部分を減少させることができるので、剛性を強化し、型
の撓みも小さくすることができる。また、型板数を減少
させ、寸法精度が向上させることができる。
部分を減少させることができるので、剛性を強化し、型
の撓みも小さくすることができる。また、型板数を減少
させ、寸法精度が向上させることができる。
【0045】また、固定パンチ4aは、可動金型4の鏡
面板上に一体的に形成され、固定パンチ4a自体が摺動
することがないので、偏心、カジリ、バリ、コンタミを
防止することができる。
面板上に一体的に形成され、固定パンチ4a自体が摺動
することがないので、偏心、カジリ、バリ、コンタミを
防止することができる。
【0046】さらに、型閉め時に、固定金型3と可動金
型4との間隔Sを十分大きく取って、溶融樹脂材をキャ
ビティ5に充填した後、当該溶融樹脂材を可動金型4に
よりプレスしてディスクを成形するとともに、上記固定
パンチ4aにより当該ディスクの中心部を打ち抜き、ホ
ールを形成する構成としたので、超薄型(例えば、0.
3mm厚み以下)のディスク基板も容易かつ効率的に生
成することができる。
型4との間隔Sを十分大きく取って、溶融樹脂材をキャ
ビティ5に充填した後、当該溶融樹脂材を可動金型4に
よりプレスしてディスクを成形するとともに、上記固定
パンチ4aにより当該ディスクの中心部を打ち抜き、ホ
ールを形成する構成としたので、超薄型(例えば、0.
3mm厚み以下)のディスク基板も容易かつ効率的に生
成することができる。
【0047】なお、上記実施形態においては、固定パン
チ4aを備えた可動側筐体2を移動させる構成したが、
別の例として、可動側筐体2を固定とし、スプルー6等
が組み込まれた固定側筐体1を移動させ、溶融樹脂材を
プレスするように構成してもよい。
チ4aを備えた可動側筐体2を移動させる構成したが、
別の例として、可動側筐体2を固定とし、スプルー6等
が組み込まれた固定側筐体1を移動させ、溶融樹脂材を
プレスするように構成してもよい。
【0048】また、上記実施形態においては、横型射出
成形器を例にとって説明したが、縦型射出成形器であっ
ても同様の効果を奏する。縦型射出成形器とした場合、
さらに、上記にて説明したディスク成形装置100の変
形例として、以下に説明する構成とすることができる。
成形器を例にとって説明したが、縦型射出成形器であっ
ても同様の効果を奏する。縦型射出成形器とした場合、
さらに、上記にて説明したディスク成形装置100の変
形例として、以下に説明する構成とすることができる。
【0049】図6は、ディスク成形装置100とは、別
のディスク成形装置の実施形態を示す図である。なお、
図6の例では、ディスク成形装置の主要な部分のみを示
しており、可動側筐体および固定側筐体等は省略してい
る。
のディスク成形装置の実施形態を示す図である。なお、
図6の例では、ディスク成形装置の主要な部分のみを示
しており、可動側筐体および固定側筐体等は省略してい
る。
【0050】図6に示すディスク成形装置200では、
固定金型30の鏡面板30a上に、ディスクの中心部に
ホールを形成するための突起部としての固定パンチ30
bを当該固定金型と一体的に形成している。固定金型3
0の鏡面板30a上の固定パンチ30bの周囲には、ノ
ズル32から射出された溶融樹脂材がドーナツ上にのせ
られる(配置)。そして、固定金型30の鏡面板30a
(キャビティを形成)上にのせられた溶融樹脂材が、可
動金型31により上方からプレスされてディスクが成形
されるとともに、図1に示すディスク成形装置100と
同様、固定パンチ30bにより、当該ディスクの中心部
にホールが形成される。なお、ノズル32からの溶融樹
脂材の射出から可動金型31によるプレスまでの間、固
定金型30および可動金型31は、図1に示すディスク
成形装置100と同様、ヒーターにより熱せられ、溶融
樹脂材の充填後、冷却水により冷却される。
固定金型30の鏡面板30a上に、ディスクの中心部に
ホールを形成するための突起部としての固定パンチ30
bを当該固定金型と一体的に形成している。固定金型3
0の鏡面板30a上の固定パンチ30bの周囲には、ノ
ズル32から射出された溶融樹脂材がドーナツ上にのせ
られる(配置)。そして、固定金型30の鏡面板30a
(キャビティを形成)上にのせられた溶融樹脂材が、可
動金型31により上方からプレスされてディスクが成形
されるとともに、図1に示すディスク成形装置100と
同様、固定パンチ30bにより、当該ディスクの中心部
にホールが形成される。なお、ノズル32からの溶融樹
脂材の射出から可動金型31によるプレスまでの間、固
定金型30および可動金型31は、図1に示すディスク
成形装置100と同様、ヒーターにより熱せられ、溶融
樹脂材の充填後、冷却水により冷却される。
【0051】このような構成によれば、図1に示すディ
スク成形装置100と同様の効果を得ることができるこ
とに加えて、さらに、重力による影響を受けないので、
偏心のないディスク基板を生成することができる。
スク成形装置100と同様の効果を得ることができるこ
とに加えて、さらに、重力による影響を受けないので、
偏心のないディスク基板を生成することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、可
動金型の鏡面板上に、ディスクの中心部を打ち抜きホー
ルを形成するための突起部を当該可動金型と一体的に形
成するように構成したので、当該突起部のみを摺動させ
るシリンダ等の駆動装置を削減することができ、その結
果、可動側筐体の大幅な縮小化を図ることができる。ひ
いては、固定側筐体と可動側筐体との熱のバランスを保
ちつつ、これら筐体の寸法を縮小させ、ディスク成形装
置全体の寸法の縮小化を図ることができる。
動金型の鏡面板上に、ディスクの中心部を打ち抜きホー
ルを形成するための突起部を当該可動金型と一体的に形
成するように構成したので、当該突起部のみを摺動させ
るシリンダ等の駆動装置を削減することができ、その結
果、可動側筐体の大幅な縮小化を図ることができる。ひ
いては、固定側筐体と可動側筐体との熱のバランスを保
ちつつ、これら筐体の寸法を縮小させ、ディスク成形装
置全体の寸法の縮小化を図ることができる。
【0053】また、可動側筐体の縮小化により、中空部
分を減少させることができるので、剛性を強化し、型の
撓みも小さくすることができる。また、型板数を減少さ
せ、寸法精度が向上させることができる。
分を減少させることができるので、剛性を強化し、型の
撓みも小さくすることができる。また、型板数を減少さ
せ、寸法精度が向上させることができる。
【0054】また、突起部は、可動金型の鏡面板上に一
体的に形成され、突起部自体が摺動することがないの
で、偏心、カジリ、バリ、コンタミを防止することがで
きる。
体的に形成され、突起部自体が摺動することがないの
で、偏心、カジリ、バリ、コンタミを防止することがで
きる。
【0055】さらに、型閉め時に、固定金型と可動金型
との間隔を十分大きく取って、溶融樹脂材をキャビティ
に充填した後、当該溶融樹脂材を可動金型によりプレス
してディスクを成形するとともに、上記突起部により当
該ディスクの中心部を打ち抜き、ホールを形成する構成
としたので、超薄型(例えば、0.3mm厚み以下)の
ディスク基板も容易かつ効率的に生成することができ
る。
との間隔を十分大きく取って、溶融樹脂材をキャビティ
に充填した後、当該溶融樹脂材を可動金型によりプレス
してディスクを成形するとともに、上記突起部により当
該ディスクの中心部を打ち抜き、ホールを形成する構成
としたので、超薄型(例えば、0.3mm厚み以下)の
ディスク基板も容易かつ効率的に生成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるディスク成形装置の
主要部分の断面図の一例を示す図である。
主要部分の断面図の一例を示す図である。
【図2】(A)は、図1における固定金型3および可動
金型4を抜き出して示した図である。(B)は、図2
(A)において、矢印方向から見た可動金型4を示した
図である。
金型4を抜き出して示した図である。(B)は、図2
(A)において、矢印方向から見た可動金型4を示した
図である。
【図3】ディスク基板の製造工程を示すフローである。
【図4】溶融樹脂材を可動金型4によりプレスしてディ
スクを成形する時のディスク成形装置100のようすを
示す図である。
スクを成形する時のディスク成形装置100のようすを
示す図である。
【図5】図4(B)の破線で示すB部分を拡大した図で
ある。
ある。
【図6】ディスク成形装置100とは、別のディスク成
形装置の実施形態を示す図である。
形装置の実施形態を示す図である。
【図7】従来のディスク(例えば、DVD)成形装置の
主要部分の断面図の一例を示す図である。
主要部分の断面図の一例を示す図である。
【図8】図7の破線にて示すA部分を拡大した図であ
る。
る。
1 固定側筐体 2 可動側筐体 3、30 固定金型 4、31 可動金型 4a、30b 固定パンチ 4b、30a 鏡面板 5 キャビティ 54 スプルー 55 スプルーブッシュ 8 スタンパー 9 スタンパー押さえ 10 ヒーター 11 冷却水路 12 加熱シリンダ 13、32 ノズル 20 ディスク基板 45 固定側筐体 46 可動側筐体 51 キャビティ 52 固定金型 53 可動金型 54 スプルー 55 スプルーブッシュ 56 スタンパー 57 スタンパー押さえ 58 可動パンチ 59 パンチユニット 60 加熱シリンダ 61 ノズル 100、200 ディスク成形装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 7/26 511 G11B 7/26 511 521 521 // B29L 17:00 B29L 17:00 Fターム(参考) 4F202 AF01 AG01 AG05 AG28 AH38 AH79 AR06 AR12 CA11 CB01 CK11 CK25 CK43 CK84 CN01 4F206 AF01 AG01 AG05 AG28 AH38 AH79 AR065 AR12 JA07 JL02 JN43 JQ81 JW23 5D121 DD05 DD18
Claims (7)
- 【請求項1】 成形されるディスクの厚さ方向に型閉め
および型開き可能な固定金型および可動金型を備え、前
記固定金型および可動金型にて形成されるキャビティに
充填された溶融樹脂材を、前記可動金型によりプレスし
て前記ディスクを成形するとともに、当該ディスクの中
心部を打ち抜いてホールを形成するディスク成形装置で
あって、 前記可動金型の鏡面板上に、前記ディスクの中心部を打
ち抜くための突起部を当該可動金型と一体的に形成する
ことを特徴とするディスク成形装置。 - 【請求項2】 前記型閉め状態における前記固定金型と
前記可動金型との間隔は、少なくとも前記突起部の長さ
より長く、かつ、前記キャビティに前記溶融樹脂材が充
填可能な長さであることを特徴とする請求項1に記載の
ディスク成形装置。 - 【請求項3】 前記型閉め状態における前記固定金型と
前記可動金型との間隔は、0.1mm以上5mm以下で
あることを特徴とする請求項1に記載のディスク成形装
置。 - 【請求項4】 成形されるディスクの厚さ方向に型閉め
および型開き可能な固定金型および可動金型を備え、前
記固定金型の鏡面板上にのせられた溶融樹脂材を、前記
可動金型により上方からプレスしてディスクを成形する
とともに、当該ディスクの中心部にホールを形成するデ
ィスク成形装置であって、 前記固定金型の鏡面板上に、前記ディスクの中心部にホ
ールを形成するための突起部を当該固定金型と一体的に
形成することを特徴とするディスク成形装置。 - 【請求項5】 前記突起部の長さは、前記ディスクの厚
さより長いことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1
項に記載のディスク成形装置。 - 【請求項6】 ディスクの厚さ方向に型閉めおよび型開
き可能な固定金型および可動金型にて形成されるキャビ
ティに溶融樹脂材を射出、充填してディスク基板を製造
するディスク基板製造方法であって、 前記キャビティに充填された前記溶融樹脂材を前記可動
金型によりプレスして前記ディスクを成形するととも
に、前記可動金型の鏡面板上に一体的に形成された突起
部により前記ディスクの中心部を打ち抜き、ホールが形
成されたディスク基板を製造することを特徴とするディ
スク基板製造方法。 - 【請求項7】 前記キャビティへの前記溶融樹脂材の射
出から、前記可動金型によりプレスして前記ディスクを
成形するまでの間、前記固定金型および可動金型の温度
を前記溶融樹脂材が固化しない所定温度に保ち、前記溶
融樹脂材の充填後、前記固定金型および可動金型の温度
を、前記溶融樹脂材が固化する所定温度まで下げること
を特徴とする請求項6に記載のディスク基板製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001176718A JP2002361692A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | ディスク成形装置、ディスク基板製造方法 |
US10/164,379 US20020185760A1 (en) | 2001-06-12 | 2002-06-10 | Disk molding apparatus and disk substrate manufacturing method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001176718A JP2002361692A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | ディスク成形装置、ディスク基板製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002361692A true JP2002361692A (ja) | 2002-12-18 |
Family
ID=19017666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001176718A Pending JP2002361692A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | ディスク成形装置、ディスク基板製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020185760A1 (ja) |
JP (1) | JP2002361692A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008186509A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Taiyo Yuden Co Ltd | 光情報記録媒体及びその製造方法 |
CN115782072A (zh) * | 2023-01-31 | 2023-03-14 | 广东伊之密高速包装系统有限公司 | 防偏心注塑模具 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1809465B1 (de) * | 2004-11-08 | 2010-10-06 | Georg Kaufmann Formenbau AG | Verfahren zum herstellen eines verbundteils durch spritzgiessen oder spritzprägen oder hinterpressen von kunststoffmaterial |
ATE457221T1 (de) * | 2004-11-08 | 2010-02-15 | Georg Kaufmann Formenbau Ag | Verfahren zum hinterspritzen, hinterpressen oder quellflussprägen und entsprechendes formwerkzeug |
TWI310942B (en) * | 2005-12-19 | 2009-06-11 | Daxon Technology Inc | Disc injection mold and related cooling system capable of reducing tracking errors |
JP4903015B2 (ja) * | 2006-06-06 | 2012-03-21 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置、電気ヒューズの切断方法、および電気ヒューズの判定方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5427520A (en) * | 1992-01-31 | 1995-06-27 | Sony Corporation | Mold device for fabricating disc substrate |
DE19639678B4 (de) * | 1996-09-26 | 2007-08-23 | Mitsubishi Materials Corp. | Formwerkzeug für den Einsatz in einer Spritzgussmaschine und Verfahren |
EP1063644B1 (en) * | 1999-06-25 | 2005-08-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of compensating for tilt and/or defocus and apparatus therefor |
JP2001219440A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-08-14 | Sony Disc Technology Inc | 多数個取り用成形装置およびその成形方法 |
-
2001
- 2001-06-12 JP JP2001176718A patent/JP2002361692A/ja active Pending
-
2002
- 2002-06-10 US US10/164,379 patent/US20020185760A1/en not_active Abandoned
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008186509A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Taiyo Yuden Co Ltd | 光情報記録媒体及びその製造方法 |
CN115782072A (zh) * | 2023-01-31 | 2023-03-14 | 广东伊之密高速包装系统有限公司 | 防偏心注塑模具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20020185760A1 (en) | 2002-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7837915B2 (en) | Injection molding process, resin molded product and mold | |
JP2002361692A (ja) | ディスク成形装置、ディスク基板製造方法 | |
JP3162522B2 (ja) | 半導体装置の樹脂モールド方法及び樹脂モールド装置 | |
JP2000141413A (ja) | プラスチック成形品の製造方法 | |
JP2014151449A (ja) | 射出成形用金型及び射出成形方法 | |
US20090232930A1 (en) | Disk Molding Mold, Mirror Surface Disk, and Method of Manufacturing Mirror Surface Disk | |
JP2000052390A (ja) | プラスチック部品の成形方法およびその金型 | |
JPH11333898A (ja) | 射出成形用金型 | |
US20210069952A1 (en) | Method for producing an optical lens and optical lens produced by said method | |
JP3350581B2 (ja) | 金型内振動加工方法及び装置 | |
EP1724084A1 (en) | Disc molding die, adjusting member and disc board molding method | |
JPH09104048A (ja) | 金型の加熱装置、加熱冷却装置及びその方法 | |
JPH08127032A (ja) | プラスチック成形品の製造方法 | |
JP2560231Y2 (ja) | 圧縮成形用金型 | |
JP2005231239A (ja) | 成形方法、射出成形装置、射出圧縮成形装置、成型用金型、光ディスク原盤および光ディスク | |
JP2003220635A (ja) | 射出成形装置および射出成形方法 | |
JPH09277014A (ja) | 樹脂中子を用いた軽合金ダイカスト製造法及び中空状軽合金ダイカスト鋳造品 | |
JP3006989B2 (ja) | 光ディスク用基板の製造方法 | |
JP2002347093A (ja) | 射出成形金型 | |
JPH11353720A (ja) | 光ディスク基板の製造方法 | |
JP2603056B2 (ja) | 光ディスク基板の製造法 | |
JPH1142684A (ja) | 射出成形方法 | |
JPH01139231A (ja) | プラスチツク光学部品の成形装置 | |
JPS63182119A (ja) | 樹脂成形用金型 | |
JP2000052372A (ja) | 射出成形品の製造方法及び製造装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090519 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090929 |