JP2002351997A

JP2002351997A - 携帯電話を用いたｉｃカード保険証システム

Info

Publication number: JP2002351997A
Application number: JP2001158966A
Authority: JP
Inventors: Tei Nomoto; 禎野本
Original assignee: Higashi Nihon Medicom Co Ltd
Current assignee: Higashi Nihon Medicom Co Ltd
Priority date: 2001-05-28
Filing date: 2001-05-28
Publication date: 2002-12-06
Anticipated expiration: 2021-05-28
Also published as: JP5086504B2

Abstract

(57)【要約】【課題】被保険者が、保険証カードを携帯していな
いときに医療機関を受診しても、保険診療を受けること
ができるばかりか、医療機関では、携帯電話によって保
険証情報を提示した被保険者に対しても、保険証カード
を提示された場合と同様に事務手続きを行うことができ
る。【解決手段】ＩＣカードによる保険証カード２１と、
ＩＣカード読み取り部と記憶装置とを備えた携帯電話２
２と、医療機関等３に設置されて保険証カード２内の情
報の読み書きができるＩＣカードドライブ３１およびそ
のＩＣカードドライブ３１の制御装置とからなるＩＣカ
ード保険証システムであり、保険証カード２１に記録さ
れている保険証情報を、被保険者が所有する携帯電話２
２の記憶装置へ記憶させて、携帯電話２２保険証機能を
持たせる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ＩＣカードによる
健康保険証および介護保険証の保険証情報を、被保険者
が所有する携帯電話に記憶させて、携帯電話を保険証の
代用として用いることができるシステムに関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】病院や診療所等の医療機関を受診する際
には、自分が加入している保険組合や地方自治体等の保
険者が発行した健康保険証を医療機関に提示し、保険の
種類に応じて、患者の自己負担額が決定される。同様
に、介護サービスを受ける場合には、介護保険証を提示
する。

【０００３】そして、各医療機関または介護サービス機
関では、保険の種類や保険番号等の保険証情報および被
保険者への医療サービスや介護サービス等の内容を記録
して管理するとともに、それぞれの保険者へ、報酬の保
険者負担分を請求するレセプト等の事務処理を行ってい
る。

【０００４】また、従来より、保険証は、紙に保険証情
報が印刷されたものが用いられているが、医療機関等に
おいて、保険証情報を手で書き写したり目視で確認する
作業を電子化するために、近年、全国統一規格のＩＣカ
ードによる保険証カードとすることが検討されており、
例えば特開平１１−２５０１４０号公報において、ＩＣ
カード保険証を利用したシステムが提案されている。

【０００５】上記公報が開示するシステムは、被保険者
が提示した保険証カードを、保険証情報を管理する機関
に設置されたサーバに照合することによって、保険証カ
ードが失効中でないかどうかを容易且つ迅速に調べるこ
とができるため、事務効率の向上のみならず、防犯の上
でも大きな効果を有するものである。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】ところが、保険証をＩ
Ｃカード化しても、従来の紙の保険証と同様、医療機関
等へ行く際に保険証カードを忘れた場合や、保険証カー
ドを携帯していないときに事故や急病で医療機関を受診
する場合には、保険が適用されなかった。

【０００７】しかも、高齢者等で身分証明書を所持しな
い患者に対しては、患者の病歴や薬歴が不明なままで診
療を行わなければならないばかりか、身元の特定も困難
な場合があった。

【０００８】また、保険証カードを常時携帯している
と、紛失し、保険証情報を他人に読み取られて個人情報
が流出する恐れがあった。

【０００９】

【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、ＩＣ
カードによる保険証カードと、ＩＣカード読み取り部と
記憶装置とを備えた携帯電話と、医療機関等に設置され
て保険証カード内の情報の読み書きができるＩＣカード
ドライブおよびそのＩＣカードドライブの制御装置とか
らなり、保険証カードに記録されている保険証情報を、
被保険者が所有する携帯電話の記憶装置へ記憶させて、
携帯電話に保険証機能を持たせることとした。

【００１０】被保険者が、保険証カードの内容を自分の
携帯電話に記憶させておくことによって、保険証カード
を携帯していないときに医療機関を受診しても、保険診
療を受けることができる。

【００１１】そして、携帯電話からＩＣカードドライブ
の制御装置へ保険証情報を送信できれば、医療機関で
は、携帯電話によって保険証情報を提示した被保険者に
対しても、保険証カードを提示された場合と同様に事務
手続きを行うことができる。

【００１２】また、保険証カードが、健康保険証または
介護保険証の少なくとも一方の機能を有し、殊に、携帯
電話に両方の保険証情報を記憶させれば、利用範囲が拡
がる。

【００１３】更に、医療機関に設けられた通信装置や被
保険者が所有する携帯電話から、保険証情報を管理する
管理機関のサーバへ、通信網を介して接続し情報の送受
信ができることによって、医療機関等では保険証が失効
していないかどうかを迅速に照会したり、診療記録等を
入力してレセプトに要する事務手続きを簡略化させるこ
とができる。また、被保険者は、携帯電話を用いて自分
の保険証情報を照会したり、保険証カードを紛失した際
に、所定の情報をサーバへ送信することによって、迅速
に保険証カードが無効になるように設定することができ
る。

【００１４】また、サーバに記録された保険証情報を読
み書きする際、電子鍵等の認証手段を必要とすることに
より、他人にサーバ内の保険証情報が漏れたり改竄され
たりするのを防ぐ。

【００１５】更に、サーバに検診、診療録や薬歴、介護
歴が記録されると、医療機関では、保険証カードを通じ
てサーバ内の情報を読み込むことによって、被保険者の
病歴等が漏れなく照会できるので、被保険者が従来と異
なる医療機関や診療科を受診する際でも、病歴や薬歴を
申請し直す必要がなく、安全且つ十分な医療サービスを
受けることができる。しかも、介護サービス機関と医療
機関との連携もスムーズに行える。

【００１６】更に、サーバ内に記憶された医療、薬剤、
介護に関する各種情報を、被保険者の携帯電話へ文字ま
たは音声で提供することにより、管理機関や各種サービ
ス機関から特定の被保険者へ必要な情報を送信したり、
被保険者が所望する情報を受信したりすることができ
る。

【００１７】

【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。

【００１８】図１は本発明の実施の形態を示すものであ
る。

【００１９】保険証情報を統括管理する管理機関１には
サーバ１１が設置され、サーバ１１へは、所定の通信
網、例えばインターネットを介して外部通信機器から接
続可能とされている。また、サーバ１１には、図２に示
すように、被保険者毎の健康保険証情報や介護保険証情
報、無効保険証情報、診療録や臨床検査結果等の病歴情
報、投薬歴やアレルギー体質等の薬歴情報、介護歴情
報、そして、医療機関や保険組合等から提供される医療
情報や薬局等から提供される薬剤情報、介護サービス業
者や地方自治体等から提供される介護サービス情報等の
各情報が記憶されていて、これらの各情報は制御装置１
２によって制御され、インターネットを介して、被保険
者２や医療機関３等へ提供される。尚、通信網はインタ
ーネットに限らず、ＬＡＮ等の専用通信網や、携帯電話
会社固有の通信網などでも構わない。

【００２０】病院や診療所等の医療機関３や薬局、介護
サービス機関には、ＩＣカードによる保険証カード２１
のデータを読み書きできるＩＣカードドライブ３１が設
置され、ＩＣカードドライブ３１には、制御装置、通信
装置、モニタ、入力装置を備えたパソコン３２が接続さ
れていて、保険証カード２１から読み込んだ保険証情報
をモニタに表示させたり、キーボードやマウス等の入力
装置によって保険証カード２１へ所定の情報を入力した
りする。また、パソコン３２からは、インターネットを
介してサーバ１１へ接続し、サーバ１１内の情報を読み
書きすることができる。

【００２１】被保険者２は、地方自治体や保険組合等の
保険者から、ＩＣカードによる保険証カード２１を交付
され、保険証カード２１には、図３に示すように、カー
ドＩＤやパスワード等の識別情報、被保険者の氏名や住
所、生年月日、血液型、写真等の個人情報、保険種別や
保険証記号等の保険証情報、検診、診察を受けた医療機
関や診療科、検診情報、診療録等の病歴情報、アレルギ
ー体質や投薬歴等の薬歴情報、そして、これらの情報を
管理しているサーバ１１へ接続するためのアクセス先情
報が、各エリアに分けて記憶されている。また、被保険
者２が介護保険の被保険者に該当する場合には、保険証
カード２１の右方譲歩あ介護保険証情報や介護歴情報も
記憶される。

【００２２】そして、被保険者２が所有する携帯電話２
２には、繰り返し読み書き可能な記憶装置が内蔵されて
いるとともに、接触式または非接触式で保険証カード２
１の情報を読み取ることができるＩＣカード読み取り部
が設けられていて、自分の保険証カード２１の内容を読
み取って携帯電話２２に内蔵された記憶装置に記憶さ
せ、その内容をモニタに表示させることができる。

【００２３】また、携帯電話２２は、管理機関１のサー
バ１１へ接続するための所定の通信網、例えばインター
ネットへの接続が可能であり、サーバ１１へ接続してパ
スワード等の識別情報を送信することによって、サーバ
１１内に記憶された自分の保険証情報や病歴、医療情報
等を閲覧することができる。この場合、自分に関する全
ての情報を閲覧可能としてもよいし、管理機関１によっ
て、被保険者２が自由に閲覧できるエリアを制限しても
よい。

【００２４】以下、本発明のシステムの利用例を説明す
る。

【００２５】被保険者２は、保険者によってＩＣカード
による保険証カード２１が交付されると、自分の携帯電
話２２のＩＣカード読み取り部によって保険証情報を読
み取り、携帯電話２２の記憶装置に記憶させる。

【００２６】そして、被保険者２は、通常、医療機関３
を訪れる際には保険証カード２１を提示するが、日常的
に保険証カード２を携帯していると紛失する恐れがある
ため、普段は自宅等に保管する場合が多い。

【００２７】一方、近年では、多くの人々が携帯電話を
所有しており、このような人々は、外出時には必ず携帯
電話を携帯する。従って、被保険者２は、保険証情報を
記憶させた携帯電話２２を携帯することにより、保険証
カード２１を携帯していないときに不慮の事故や急病に
遭っても、携帯電話２２を保険証カード２１の代用とし
て用いることができる。

【００２８】図４は、被保険者２が携帯電話２２を保険
証カード２１の代わりに提示して受診する場合の医療機
関３における事務処理の手順であり、医療機関３の受付
に携帯電話２２が提示されると、先ず、携帯電話２２か
ら有線またはる無線で、医療機関３に設置されたパソコ
ン３２内に、インターフェイスを介して保険証情報を読
み込む。次に、医療機関３のパソコン３２から、管理機
関１のサーバ１１へ接続し、保険証情報を照会して被保
険者２の保険証カード２１が失効していないかどうかを
調べる。保険証カード２１が有効であれば、被保険者２
はそのまま受診できるが、無効になっている場合には、
他の手段で本人の確認を行ってから診察を行う。また、
被保険者２が初診の場合や他の医療機関を同時に受診し
ている場合には、病歴や薬歴等を確認し、被保険者２に
対して、安全で適切な医療サービスを効率的に行えるよ
うにする。

【００２９】被保険者２の受診履歴は、医療機関３のパ
ソコン３２からサーバ１１へ送信してサーバ１１内に記
録しておく。そして、図５に示すように、後日、被保険
者２が保険証カード２１を提示して受診するときに、サ
ーバ１１内に保険証カード２１への未入力情報がある場
合には、その情報を読み込んでＩＣカードドライブ３１
を介し、被保険者２の保険証カード２１へ記録する。

【００３０】また、医療機関３や薬局では、保険者に診
療報酬等の保険金負担分を請求するために、サーバ１１
へ被保険者２毎の診療情報や投薬情報を送信し、サーバ
１１でこれらの情報を各保険者へ送信することによっ
て、レセプトに要する事務処理を効率的に行うことがで
きる。

【００３１】一方、被保険者２は、携帯電話２２を用い
て管理機関１のサーバ１１へ接続し、自分の病歴情報等
を閲覧可能であることに加えて、サーバ１１内に、必要
に応じて被保険者２自身が情報を入力可能なエリアを設
けてもよい。更に、保険証カード２１を紛失したときに
は、携帯電話２２からサーバ１１へ所定の情報を送信
し、自分の保険証カード２１が使用不能となるようにす
ることができる。

【００３２】尚、被保険者２が保険証カード２１を紛失
したために携帯電話２２を提示して受診し、サーバ１１
から保険証カード２１が無効との判定が示された場合、
携帯電話２２に記憶されている保険証情報の中に被保険
者２の写真が含まれているので、その写真画像を読み込
むことによって、本人を確認することができる。

【００３３】また、携帯電話２２を用いてサーバ１１に
接続し、自分の病歴情報等を読み出す際には、必ず電子
鍵等の認証手段を必要とし、その認証手段を、予めサー
バ１１へ登録しておく。認証手段としては、識別記号お
よびパスワードを入力する方法の他に、例えば自分の指
紋や声紋等の身体的特徴部分をデジタル化した認識パタ
ーンを予め登録しておいて、それらを照合して本人であ
ることを確認する方法があり、これらの認証手段を単独
で或いは併用して用いて、認証手段を厳格なものとする
ことにより、他人に保険証情報が流出することを防ぐ。

【００３４】尚、携帯電話２２内の記憶装置に記憶され
た保険証情報を読み出す際にも、パスワード等の認証手
段を用いれば、携帯電話２２を紛失したときに保険証情
報が流出するのを防ぐことができる。但し、携帯電話２
２の所有者が例えば要介護者である場合等は、認証手段
を用いることなく誰にでも介護保険証情報を引き出せる
ようにしてもよい。

【００３５】また、サーバ１１には、例えば契約してい
る全国の医療機関の診療科や設備、診療時間、休診の案
内等や、病気に関する知識等の医療情報、薬剤に関する
注意事項等の薬剤情報、介護サービス情報が記憶されて
いて、これらの各種情報は、被保険者２へのサービスと
して提供される。被保険者２は、自分の病歴情報を照会
する場合と同様、携帯電話２２によってサーバ１１へ接
続し、必要な情報を検索しながら閲覧することができ
る。

【００３６】更に、保険証カード２１の更新時期が近づ
くと、サーバ１１から通信網を介して、携帯電話２２に
文字情報等で更新案内を送ったり、検診や投薬等の時期
を、医療機関３に代わって、サーバ１１から被保険者２
の携帯電話２２へ送信するようなサービスを行うことも
できる。

【００３７】以上、本発明の健康保険証における利用例
を示したが、本発明は介護保険証としても、同様に利用
することができる。この場合、携帯電話２２に介護保険
証情報を記憶させて高齢の被保険者２が携帯電話２２を
常時携帯するようにすれば、緊急時の連絡手段として利
用したり被保険者２の居場所を探知したりすることがで
きるうえ、会話が不自由な被保険者２であっても、文字
情報によって情報を送受信することもできるので、利用
範囲が広い。

【００３８】

【発明の効果】本発明によると、保険証カードを携帯し
ていないときでも、保険証情報を記憶した携帯電話を提
示することによって、保険証カードを提出したときと同
様に、医療や介護等のサービスを受けることができる。
しかも、携帯電話からＩＣカードドライブの制御装置へ
保険証情報を送信すれば、医療機関等での事務手続きが
面倒になることがない。

【００３９】そして、保険証情報として、被保険者の写
真画像を記憶させておくと、被保険者本人の確認が容易
且つ確実となり、保険証カードや保険証情報の不正使用
を防ぐことができる。しかも、医療機関等では、例えば
会話が不自由な患者であっても、患者の確認を確実に行
うことができる。

【００４０】また、本発明のシステムは、健康保険証お
よび介護保険証の両方の機能を兼用させることによっ
て、利用対象が拡がるうえ、医療機関と介護サービス業
者との間で情報を共有することができる。

【００４１】更に、医療機関に設けられた通信装置や被
保険者が所有する携帯電話から管理機関のサーバへ接続
して、情報の送受信ができることによって、医療機関等
では保険証が失効していないかどうかを迅速に照会した
り、診療記録等を入力してレセプトに要する事務手続き
を簡略化させることができるうえ、被保険者は、例えば
保険証カードを紛失した際に、保険証カードが無効にな
るように自分でサーバへ送信することができる。

【００４２】また、サーバに記録された保険証情報を読
み書きする際に、本人を確認する認証手段を必要とする
ことで、他人がサーバ内の保険証情報を読んだり改竄し
たりするのを防ぐことができる。

【００４３】更に、サーバに診療録や薬歴、介護歴が記
憶されると、例えば医療機関では、保険証カードを通じ
てサーバ内の情報を読み込むだけで、被保険者の健康状
態に関する各種情報が漏れなく照会できるので、被保険
者が従来と異なる医療機関や診療科を受診する際でも、
病歴や薬歴等を申請し直す必要がなく、安全且つ十分な
医療サービスを受けることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態を示すシステム構成図であ
る。

【図２】本発明のサーバの内部を示すデータ構成図であ
る。

【図３】本発明の保険証カードの内部を示すデータ構成
図である。

【図４】本発明において携帯電話を提示して受診する際
の事務処理の流れを示すフローチャート図である。

【図５】本発明において保険証カードを提示して受診す
る際の事務処理の流れを示すフローチャート図である。

【符号の説明】

１管理機関、２被保険者、３医療機関、１１サ
ーバ、１２制御装置、２１保険証カード、２２携
帯電話、３１ＩＣカードドライブ、３２パソコン

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｇ０６Ｋ 17/00 Ｇ０６Ｋ 17/00 Ｌ 19/00 19/00 Ｑ 19/07 Ｊ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ＩＣカードによる保険証カードと、ＩＣ
カード読み取り部と記憶装置とを備えた携帯電話と、医
療機関等に設置されて前記保険証カード内の情報の読み
書きができるＩＣカードドライブおよびそのＩＣカード
ドライブの制御装置とからなるＩＣカード保険証システ
ムであり、前記保険証カードに記録されている保険証情
報を、被保険者が所有する前記携帯電話の前記記憶装置
へ記憶させて、前記携帯電話に保険証機能を持たせるこ
とを特徴とする携帯電話を用いたＩＣカード保険証シス
テム。
【請求項２】前記携帯電話から、有線または無線で前
記制御装置へ保険証情報を送信できる請求項１記載の携
帯電話を用いたＩＣカード保険証システム。
【請求項３】前記保険証情報として被保険者の写真画
像が記憶されている請求項１または２記載の携帯電話を
用いたＩＣカード保険証システム。
【請求項４】前記保険証カードが、健康保険証または
介護保険証の少なくとも一方の機能を有している請求項
１，２または３記載の携帯電話を用いたＩＣカード保険
証システム。
【請求項５】管理機関に設置されたサーバにおいて前
記保険証情報が統括管理され、医療機関等に設けられた
通信装置および前記携帯電話から、通信網を介して前記
サーバに接続することによって、前記サーバ内の情報を
送受信可能である請求項１，２，３または４記載の携帯
電話を用いたＩＣカード保険証システム。
【請求項６】前記サーバ内の保険証情報を読み書きす
る際に認証手段を必要とする請求項５記載の携帯電話を
用いたＩＣカード保険証システム。
【請求項７】医療機関において、前記サーバに被保険
者毎の診療録を記録する請求項５または６記載の携帯電
話を用いたＩＣカード保険証システム。
【請求項８】薬局において、前記サーバに被保険者毎
の薬歴を記録する請求項５，６または７記載の携帯電話
を用いたＩＣカード保険証システム。
【請求項９】介護サービス機関において、前記サーバ
に被保険者毎の介護歴を記録する請求項５，６，７また
は８記載の携帯電話を用いたＩＣカード保険証システ
ム。
【請求項１０】前記サーバ内に、医療、薬剤、介護に
関する各種情報が記憶され、被保険者の前記携帯電話へ
前記各種情報が文字または音声で提供される請求項５，
６，７，８または９記載の携帯電話を用いたＩＣカード
保険証システム。