JP2002350962A - カメラのフィルム給送装置 - Google Patents
カメラのフィルム給送装置Info
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- JP2002350962A JP2002350962A JP2001159122A JP2001159122A JP2002350962A JP 2002350962 A JP2002350962 A JP 2002350962A JP 2001159122 A JP2001159122 A JP 2001159122A JP 2001159122 A JP2001159122 A JP 2001159122A JP 2002350962 A JP2002350962 A JP 2002350962A
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Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】フィルムパトローネからフィルムを給送オート
ローディングにおいて、オートローディング成功時の検
出認識が不十分である課題があった。 【解決手段】 フィルムを巻取りスプールに向けて送り
出すスプロケット9と、巻取りスプールに到達したフィ
ルムを巻き取るスプール軸22と、スプロケット9によ
るフィルムの給送速度よりもスプール軸22によるフィ
ルムの給送速度の方が高速であり、フィルムの移動量を
検出するパーフォレーションセンサ29からの検出信号
と、少なくともスプール軸22を駆動するモータの回転
量を検出するモータセンサ30とからなり、送り出され
たフィルムがスプール軸22に到達したか否かをパーフ
ォレーションセンサ29から所定のタイミングで得た一
定のフィルム移動量に対し、モータセンサ30で得たモ
ータ回転量からフィルムの給送速度を求め、給送速度が
同じになった時点でローディング成功と判定するカメラ
のフィルム給送装置。
ローディングにおいて、オートローディング成功時の検
出認識が不十分である課題があった。 【解決手段】 フィルムを巻取りスプールに向けて送り
出すスプロケット9と、巻取りスプールに到達したフィ
ルムを巻き取るスプール軸22と、スプロケット9によ
るフィルムの給送速度よりもスプール軸22によるフィ
ルムの給送速度の方が高速であり、フィルムの移動量を
検出するパーフォレーションセンサ29からの検出信号
と、少なくともスプール軸22を駆動するモータの回転
量を検出するモータセンサ30とからなり、送り出され
たフィルムがスプール軸22に到達したか否かをパーフ
ォレーションセンサ29から所定のタイミングで得た一
定のフィルム移動量に対し、モータセンサ30で得たモ
ータ回転量からフィルムの給送速度を求め、給送速度が
同じになった時点でローディング成功と判定するカメラ
のフィルム給送装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、135フォーマッ
トフィルムを用いるカメラのフィルム給送装置に関し、
詳しくはカメラに装填されたフィルムパトローネの内部
に収納されたロール状フィルムを送り出し、送り出され
たフィルムの巻上を行うカメラのオートローディングに
関するものである。
トフィルムを用いるカメラのフィルム給送装置に関し、
詳しくはカメラに装填されたフィルムパトローネの内部
に収納されたロール状フィルムを送り出し、送り出され
たフィルムの巻上を行うカメラのオートローディングに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルムが巻回され、そのフィル
ムのリーダー部がフィルム送出口から突出している13
5フォーマットのフィルムパトローネを装填し、フィル
ムを巻取りスプールに向けて送出し、巻取りスプールに
到達したフィルムを巻き取るオートローディング機能を
有するカメラが実用化されている。
ムのリーダー部がフィルム送出口から突出している13
5フォーマットのフィルムパトローネを装填し、フィル
ムを巻取りスプールに向けて送出し、巻取りスプールに
到達したフィルムを巻き取るオートローディング機能を
有するカメラが実用化されている。
【0003】このフィルムのオートローディング機能を
有するカメラにおいて、フィルムパトローネから送り出
されたフィルムが巻取りスプールに巻き取られないで、
オートローディング失敗が生じることがある。
有するカメラにおいて、フィルムパトローネから送り出
されたフィルムが巻取りスプールに巻き取られないで、
オートローディング失敗が生じることがある。
【0004】このオートローディングの失敗を解消した
カメラが特開平6−123912号公報に開示されてい
る。
カメラが特開平6−123912号公報に開示されてい
る。
【0005】この公報に開示されているカメラは、フィ
ルムパトローネから巻取りスプールに向けて給送する際
のフィルム給送速度に対して、巻取りスプールに到達し
たフィルムを巻き取る速度を高速にするオートローディ
ングが用いられている。
ルムパトローネから巻取りスプールに向けて給送する際
のフィルム給送速度に対して、巻取りスプールに到達し
たフィルムを巻き取る速度を高速にするオートローディ
ングが用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平6−123
912号公報に開示されたカメラのオートローディング
は、送出されたフィルムが途中で詰まり巻取りスプール
に到達しない、また、送出されたフィルムが巻取りスプ
ールに巻き付かない等のローディング失敗を解消するも
ので、もし仮にローディングに失敗した際には、フィル
ムの使用状態に応じて、再ローディングの回数を制限す
るようにしている。
912号公報に開示されたカメラのオートローディング
は、送出されたフィルムが途中で詰まり巻取りスプール
に到達しない、また、送出されたフィルムが巻取りスプ
ールに巻き付かない等のローディング失敗を解消するも
ので、もし仮にローディングに失敗した際には、フィル
ムの使用状態に応じて、再ローディングの回数を制限す
るようにしている。
【0007】しかしながら、フィルムパトローネからフ
ィルムを給送してオートローディングが成功した際の成
功検出に対して何ら開示されていなく、オートローディ
ング成功時の検出認識が不十分である課題があった。
ィルムを給送してオートローディングが成功した際の成
功検出に対して何ら開示されていなく、オートローディ
ング成功時の検出認識が不十分である課題があった。
【0008】本発明は、上記課題に鑑み、フィルムパト
ローネから送り出されたフィルムを巻き取りスプールに
巻き取られるオートローディング成功を検出し、速やか
に撮影動作を可能とするカメラのフィルム給送装置を提
供することを目的とする。
ローネから送り出されたフィルムを巻き取りスプールに
巻き取られるオートローディング成功を検出し、速やか
に撮影動作を可能とするカメラのフィルム給送装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のカメラのフィル
ム給送装置は、フィルムを巻取りスプールに向けて送り
出す送出手段と、上記巻取りスプールに到達したフィル
ムを上記巻取りスプールによって巻き取る巻取手段と、
上記送出手段によるフィルムの給送速度よりも、上記巻
取手段によるフィルムの給送速度の方が高速であるカメ
ラのフィルム給送装置において、上記フィルムの移動量
を検出するフィルム移動量検出手段と、少なくとも上記
巻取手段を駆動するモータの回転量に応じて、パルス信
号を出力するモータ回転量検出手段と、送り出されたフ
ィルムがスプールに到達したか否かを判定する判定手段
と、を具備し、上記判定手段によって、フィルムがスプ
ールに到達していると判定された場合は、フィルムのオ
ートローディング成功とすることを特徴とした。
ム給送装置は、フィルムを巻取りスプールに向けて送り
出す送出手段と、上記巻取りスプールに到達したフィル
ムを上記巻取りスプールによって巻き取る巻取手段と、
上記送出手段によるフィルムの給送速度よりも、上記巻
取手段によるフィルムの給送速度の方が高速であるカメ
ラのフィルム給送装置において、上記フィルムの移動量
を検出するフィルム移動量検出手段と、少なくとも上記
巻取手段を駆動するモータの回転量に応じて、パルス信
号を出力するモータ回転量検出手段と、送り出されたフ
ィルムがスプールに到達したか否かを判定する判定手段
と、を具備し、上記判定手段によって、フィルムがスプ
ールに到達していると判定された場合は、フィルムのオ
ートローディング成功とすることを特徴とした。
【0010】また、本発明のカメラのフィルム給送装置
の上記判定手段は、上記フィルムの移動量検出手段から
所定のタイミングで得た一定のフィルム移動量に対す
る、上記モータ回転量検出手段から得たモータ回転量を
測定し、フィルムの給送速度を求めることを特徴とす
る。
の上記判定手段は、上記フィルムの移動量検出手段から
所定のタイミングで得た一定のフィルム移動量に対す
る、上記モータ回転量検出手段から得たモータ回転量を
測定し、フィルムの給送速度を求めることを特徴とす
る。
【0011】さらに、本発明のカメラのフィルム給送装
置の上記判定手段の判定基準は、送り出し動作中に、フ
ィルムの給送速度が上記巻取手段によるフィルムの給送
速度と同じになったか否かによって判定することを特徴
とした。
置の上記判定手段の判定基準は、送り出し動作中に、フ
ィルムの給送速度が上記巻取手段によるフィルムの給送
速度と同じになったか否かによって判定することを特徴
とした。
【0012】本発明により、フィルムパトローネから巻
取りスプールに向けてフィルム送出手段で送り出され、
このフィルム送出手段よりも高速で巻取りスプールを駆
動させた巻取手段で巻き取られた際に、フィルムの移動
量または給送速度と、モータ回転量検出手段で検出した
回転量が一致したことを判定することにより、オートロ
ーディングの成功検出をより確実に検出可能となった。
取りスプールに向けてフィルム送出手段で送り出され、
このフィルム送出手段よりも高速で巻取りスプールを駆
動させた巻取手段で巻き取られた際に、フィルムの移動
量または給送速度と、モータ回転量検出手段で検出した
回転量が一致したことを判定することにより、オートロ
ーディングの成功検出をより確実に検出可能となった。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
カメラのフィルム給送機能を示すブロック図で、図2は
本発明に係るカメラの内部構成を示す背面図である。
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
カメラのフィルム給送機能を示すブロック図で、図2は
本発明に係るカメラの内部構成を示す背面図である。
【0014】図2に示すように、カメラ本体1の裏蓋
(図示せず)を開状態とすると、カメラ本体1の背面側
の内部には、図中右側に後述するフィルムパトローネ2
(図1参照)を収納するためのパトローネ室3が形成さ
れている。このフィルムパトローネ室3の内部の一方の
端部には、フォーク部材25が回動自在に配設されてい
る。このフォーク部材25は、フィルムパトローネ2の
フィルム巻き付け軸に嵌合する。
(図示せず)を開状態とすると、カメラ本体1の背面側
の内部には、図中右側に後述するフィルムパトローネ2
(図1参照)を収納するためのパトローネ室3が形成さ
れている。このフィルムパトローネ室3の内部の一方の
端部には、フォーク部材25が回動自在に配設されてい
る。このフォーク部材25は、フィルムパトローネ2の
フィルム巻き付け軸に嵌合する。
【0015】上記パトローネ室3の近傍にはスプロケッ
ト9が設けられている。このスプロケット9は、上記パ
トローネ室3に装填されたフィルムパトローネ2の内部
から引き出されたフィルム(図示せず)を後述するスプ
ール室24の側へと送出するもので、このスプロケット
9の図中上部には、フィルムパトローネ2に内装されて
いるフィルムのパーフォレーションに噛み合う爪部9b
を有しており、上記フィルム2の送出手段(ローディン
グ手段)となる。
ト9が設けられている。このスプロケット9は、上記パ
トローネ室3に装填されたフィルムパトローネ2の内部
から引き出されたフィルム(図示せず)を後述するスプ
ール室24の側へと送出するもので、このスプロケット
9の図中上部には、フィルムパトローネ2に内装されて
いるフィルムのパーフォレーションに噛み合う爪部9b
を有しており、上記フィルム2の送出手段(ローディン
グ手段)となる。
【0016】なお、前記パトローネ室3のフォーク部材
25と、上記スプロケット9は、後述するフィルム給送
機構の駆動源となるモーター23(図1参照)の回転駆
動力により必要に応じて回転するように構成されてい
る。
25と、上記スプロケット9は、後述するフィルム給送
機構の駆動源となるモーター23(図1参照)の回転駆
動力により必要に応じて回転するように構成されてい
る。
【0017】カメラ本体1の図中左側には、スプール室
24が設けられ、このスプール室24には、スプール軸
22が配置されている。このスプール軸22は、上記パ
トローネ室3に装填されたフィルムパトローネ2の内部
から引き出されたフィルムを巻取り巻き上げるための巻
取手段であり、後述するモータ23が内蔵されている。
24が設けられ、このスプール室24には、スプール軸
22が配置されている。このスプール軸22は、上記パ
トローネ室3に装填されたフィルムパトローネ2の内部
から引き出されたフィルムを巻取り巻き上げるための巻
取手段であり、後述するモータ23が内蔵されている。
【0018】上記パトローネ室3と上記スプール室24
との問には、撮影用開口部81が形成されており、この
撮影用開口部81の上端縁部及び下端縁部の近傍には、
それぞれフィルムの走行路を形成するフィルムレール8
2a、82bが形成されている。
との問には、撮影用開口部81が形成されており、この
撮影用開口部81の上端縁部及び下端縁部の近傍には、
それぞれフィルムの走行路を形成するフィルムレール8
2a、82bが形成されている。
【0019】この上端縁部のフィルムレール82a上
で、上記スプール室24寄りの所定の位置には、フィル
ムのパーフォレーションを検出するパーフォレーション
センサー(Pセンサー)29が配置されている。なお、
上端縁部のフィルムレール82aから、パトローネ室3
の側に向けて延ばした延長線上には、スプロケット9の
爪部9bが配置されている。
で、上記スプール室24寄りの所定の位置には、フィル
ムのパーフォレーションを検出するパーフォレーション
センサー(Pセンサー)29が配置されている。なお、
上端縁部のフィルムレール82aから、パトローネ室3
の側に向けて延ばした延長線上には、スプロケット9の
爪部9bが配置されている。
【0020】さらに、カメラ本体1の背面側には、ファ
インダー接眼部6が配設されている。このファインダー
接眼部6は、後述する撮影レンズ5aで取り込んだ被写
体を撮影者が確認するためのもので、従来の一般的な小
型カメラに採用されていると同様の構成からなってい
る。なお、カメラ本体1には、上述した以外の各種機能
が備えられているが、本発明とは直接関連しない要素で
あり、それらの詳細な説明も省略する。
インダー接眼部6が配設されている。このファインダー
接眼部6は、後述する撮影レンズ5aで取り込んだ被写
体を撮影者が確認するためのもので、従来の一般的な小
型カメラに採用されていると同様の構成からなってい
る。なお、カメラ本体1には、上述した以外の各種機能
が備えられているが、本発明とは直接関連しない要素で
あり、それらの詳細な説明も省略する。
【0021】次に、本発明のカメラの内部構成につい
て、図1を用いて説明する。なお、本カメラのフィルム
給送装置に関する構成のみを図示し、これ以外の本発明
に関連しない構成については、説明は省略する。
て、図1を用いて説明する。なお、本カメラのフィルム
給送装置に関する構成のみを図示し、これ以外の本発明
に関連しない構成については、説明は省略する。
【0022】カメラ本体1に内蔵されている各種駆動機
能の駆動制御は、制御手段である制御回路21によって
行われる。この制御回路21は、所謂マイクロプロセッ
サーで、内部には、例えば、ROM、RAM、タイマー
(計時手段)、カウンター(計数手段)、ADコンバー
ター(アナログ信号をデジタル信号に変更する手段)等
から構成されている。この制御回路21は、ROMに予
め設定記憶されている所定のプログラムに従って、カメ
ラ本体1の各種駆動制御機能を駆動制御するようになっ
ている。
能の駆動制御は、制御手段である制御回路21によって
行われる。この制御回路21は、所謂マイクロプロセッ
サーで、内部には、例えば、ROM、RAM、タイマー
(計時手段)、カウンター(計数手段)、ADコンバー
ター(アナログ信号をデジタル信号に変更する手段)等
から構成されている。この制御回路21は、ROMに予
め設定記憶されている所定のプログラムに従って、カメ
ラ本体1の各種駆動制御機能を駆動制御するようになっ
ている。
【0023】この制御回路21には、上記スプール室2
4のスプール軸22内に設けられたモーター23の回転
方向や回転速度等を制御するフィルム給送回路31と、
フィルムに設けられているパーフォレーションを検出す
るパーフォレーションセンサ(Pセンサ)29からの検
出信号を電気的に処理するパーフォレーション検出回路
33と、上記モータ23の回転駆動を検出するモーター
センサ(Mセンサ)30からの検出信号を電気的に処理
するモーター回転検出回路34が接続されている。
4のスプール軸22内に設けられたモーター23の回転
方向や回転速度等を制御するフィルム給送回路31と、
フィルムに設けられているパーフォレーションを検出す
るパーフォレーションセンサ(Pセンサ)29からの検
出信号を電気的に処理するパーフォレーション検出回路
33と、上記モータ23の回転駆動を検出するモーター
センサ(Mセンサ)30からの検出信号を電気的に処理
するモーター回転検出回路34が接続されている。
【0024】なお、上記モータ23の回転駆動は、上記
スプール軸22の回転駆動以外に、図示していない各種
歯車からなる回転駆動伝達歯車群によって、上記パトロ
ーネ室3のフォーク部材25及びスプロケット9も回転
駆動するようになっている。
スプール軸22の回転駆動以外に、図示していない各種
歯車からなる回転駆動伝達歯車群によって、上記パトロ
ーネ室3のフォーク部材25及びスプロケット9も回転
駆動するようになっている。
【0025】さらに、上記制御回路21には、スイッチ
入力回路36を介して、各種スイッチが接続されてい
る。この各種スイッチとは、カメラ本体1に駆動電源の
供給をオン・オフする電源スイッチ37、カメラ本体1
の裏蓋の開閉を検出するためのバックスイッチ(BKS
W)38、ニ段式スイッチからなるシャッターレリーズ
ボタン(図示せず)の一段目の操作でオン状態となるフ
ァーストレリーズスイッチ(1RSW)39、上記シャ
ッターレリーズボタンの二段目の操作でオン状態となる
セカンドレリーズスイッチ(2RSW)40、フィルム
の使用中において強制的に巻き戻しの指示を行う途中巻
き戻しボタン(図示せず)のオン操作に連動するリワイ
ンドスイッチ(RWSW)41等が接続されている。
入力回路36を介して、各種スイッチが接続されてい
る。この各種スイッチとは、カメラ本体1に駆動電源の
供給をオン・オフする電源スイッチ37、カメラ本体1
の裏蓋の開閉を検出するためのバックスイッチ(BKS
W)38、ニ段式スイッチからなるシャッターレリーズ
ボタン(図示せず)の一段目の操作でオン状態となるフ
ァーストレリーズスイッチ(1RSW)39、上記シャ
ッターレリーズボタンの二段目の操作でオン状態となる
セカンドレリーズスイッチ(2RSW)40、フィルム
の使用中において強制的に巻き戻しの指示を行う途中巻
き戻しボタン(図示せず)のオン操作に連動するリワイ
ンドスイッチ(RWSW)41等が接続されている。
【0026】これら各種のスイッチ37〜41の操作状
態信号がスイッチ入力回路36を介して制御回路21へ
と出力される。
態信号がスイッチ入力回路36を介して制御回路21へ
と出力される。
【0027】さらに、上記制御回路21には、電気的に
書き換え自在に形成された不揮発性のメモリーであるE
EPROM62が接続されている。この、EEPROM
62は制御回路21に対して通信ラインによって電気的
に接続されている。そして、この通信ラインを介して制
御回路21からの所定のデータ等を記憶したり、制御回
路21に向けて所定のデータ等を出力するようになって
いる。
書き換え自在に形成された不揮発性のメモリーであるE
EPROM62が接続されている。この、EEPROM
62は制御回路21に対して通信ラインによって電気的
に接続されている。そして、この通信ラインを介して制
御回路21からの所定のデータ等を記憶したり、制御回
路21に向けて所定のデータ等を出力するようになって
いる。
【0028】使用者が上記電源SW37をオンさせる
と、図示していない電源から上記制御回路21を始めと
するフィルム給送回路31、パーフォレーション検出回
路33、モータ回転検出回路34、スイッチ入力回路3
6及び図示していない各種駆動制御回路などに駆動電源
が供給されると共に、上記電源SW37のオン情報は、
上記スイッチ入力回路36を介して上記制御回路21に
供給される。この電源SW37のオン情報により、上記
制御回路21は、使用者がカメラ本体1で撮影動作を行
うと判定して、撮影レンズ5aを内蔵した撮影レンズ鏡
筒5を沈胴状態から所定の撮影状態まで移動させるため
に図示していない撮影レンズ鏡筒駆動回路と駆動機構を
駆動制御する。
と、図示していない電源から上記制御回路21を始めと
するフィルム給送回路31、パーフォレーション検出回
路33、モータ回転検出回路34、スイッチ入力回路3
6及び図示していない各種駆動制御回路などに駆動電源
が供給されると共に、上記電源SW37のオン情報は、
上記スイッチ入力回路36を介して上記制御回路21に
供給される。この電源SW37のオン情報により、上記
制御回路21は、使用者がカメラ本体1で撮影動作を行
うと判定して、撮影レンズ5aを内蔵した撮影レンズ鏡
筒5を沈胴状態から所定の撮影状態まで移動させるため
に図示していない撮影レンズ鏡筒駆動回路と駆動機構を
駆動制御する。
【0029】上記BKSW38は、使用者がカメラ本体
1の裏蓋を開いて、上記パトローネ室3の内部にフィル
ムパトローネ2を装填した後、上記裏蓋を開状態から閉
状態へと変位させることにより、オンからオフに変化す
る。このBKSW38のオンからオフへの変化を上記ス
イッチ入力回路36を介して受信した制御回路21は、
フィルムの一連の初期送出し動作を実行するようになっ
ている。
1の裏蓋を開いて、上記パトローネ室3の内部にフィル
ムパトローネ2を装填した後、上記裏蓋を開状態から閉
状態へと変位させることにより、オンからオフに変化す
る。このBKSW38のオンからオフへの変化を上記ス
イッチ入力回路36を介して受信した制御回路21は、
フィルムの一連の初期送出し動作を実行するようになっ
ている。
【0030】上記1RSW39は、シャッターレリーズ
ボタンの一段目のオン操作に連動してオンされると、こ
の1RSW39のオン情報は、上記スイッチ入力回路3
6を介して、制御回路21に供給される。上記制御回路
21は、1RSW39のオン情報の基で、所定の撮影準
備動作を実行するようになっている。この撮影準備動作
とは、例えば、所定の測距回路及び測光回路(いずれも
図示せず)等を用いた被写体測距計測動作及び測光動作
等である。この測距と測光の結果得られたデータは、上
記1RSW39のオン信号が継続して出力している間、
すなわち、レリーズボタンの−段目の操作がなされてい
る問は、保持されるようになっている。
ボタンの一段目のオン操作に連動してオンされると、こ
の1RSW39のオン情報は、上記スイッチ入力回路3
6を介して、制御回路21に供給される。上記制御回路
21は、1RSW39のオン情報の基で、所定の撮影準
備動作を実行するようになっている。この撮影準備動作
とは、例えば、所定の測距回路及び測光回路(いずれも
図示せず)等を用いた被写体測距計測動作及び測光動作
等である。この測距と測光の結果得られたデータは、上
記1RSW39のオン信号が継続して出力している間、
すなわち、レリーズボタンの−段目の操作がなされてい
る問は、保持されるようになっている。
【0031】上記2RSW40は、シャッターレリーズ
ボタンの二段目のオン操作に連動してオンされると、こ
の2RSW40のオン情報は、上記スイッチ入力回路3
6を介して、制御回路21に供給される。上記制御回路
21は、上記2RSW40のオン情報の基で、上述の1
RSW39のオン時に実行された撮影準備動作で取得さ
れた各データに基いて、撮影レンズ鏡筒5を繰り出し移
動させて焦点調節すると共に、絞り機構・シャッター機
構(図示せず)等を制御して、フィルムに対して被写体
を露光させる動作を行い、かつ、撮影レンズ鏡筒5を所
定の位置に復帰させる。さらに、撮影露光されたフィル
ムのフレームを上記フィルム給送回路31を介して、モ
ータ23を駆動制御して、撮影露光済の1フレーム分巻
上動作を実行し、次ぎの撮影動作に待機するようになっ
ている。
ボタンの二段目のオン操作に連動してオンされると、こ
の2RSW40のオン情報は、上記スイッチ入力回路3
6を介して、制御回路21に供給される。上記制御回路
21は、上記2RSW40のオン情報の基で、上述の1
RSW39のオン時に実行された撮影準備動作で取得さ
れた各データに基いて、撮影レンズ鏡筒5を繰り出し移
動させて焦点調節すると共に、絞り機構・シャッター機
構(図示せず)等を制御して、フィルムに対して被写体
を露光させる動作を行い、かつ、撮影レンズ鏡筒5を所
定の位置に復帰させる。さらに、撮影露光されたフィル
ムのフレームを上記フィルム給送回路31を介して、モ
ータ23を駆動制御して、撮影露光済の1フレーム分巻
上動作を実行し、次ぎの撮影動作に待機するようになっ
ている。
【0032】上記RWSW41は、強制的にフィルムの
巻き戻しの指示を行う途中巻き戻しボタンのオン操作に
連動するスイッチである。このRWSW41のオン情報
は、上記スイッチ入力回路36を介して上記制御回路2
1に供給されると、上記制御回路21は、上記フィルム
給送回路31を介してモータ23を駆動制御して、フィ
ルムの巻き戻し動作を行う。
巻き戻しの指示を行う途中巻き戻しボタンのオン操作に
連動するスイッチである。このRWSW41のオン情報
は、上記スイッチ入力回路36を介して上記制御回路2
1に供給されると、上記制御回路21は、上記フィルム
給送回路31を介してモータ23を駆動制御して、フィ
ルムの巻き戻し動作を行う。
【0033】上記EEPROM62は、上記制御回路2
1からの所定のデータ等を記憶したり、上記制御回路2
1に対して所定のデータ等を出力するようになってい
る。
1からの所定のデータ等を記憶したり、上記制御回路2
1に対して所定のデータ等を出力するようになってい
る。
【0034】次に、カメラ本体1のフィルム給送装置
は、上記パトローネ室3内に装填されたフィルムパトロ
ーネ2の内部から引き出されたフィルムを巻取り巻き上
げるためのスプール軸22と、このスプール軸22内に
配置されたモーター23と、スプール軸22の外周部に
巻き取られたフィルムを収納するためのスプール室24
とからなるフィルム巻き取りまたは巻き上げ手段と、上
記フィルムパトローネ2を装填するためのパトローネ室
3と、上記フィルムパトローネ2の巻取軸を所定の方向
に回動させるフォーク部材25とからなるフィルム巻き
戻し手段と、上記フィルムパトローネ2から引き出され
たフィルムのパーフォレーションに係合し、当該フィル
ムを送出すための複数の爪部9bを外周面上に備えたス
プロケット9と、フィルムのパーフォレーションを検出
するPセンサ29とからなるフィルム給送手段と、上記
モータ23の回転を検出するMセンサ30等によって構
成される。
は、上記パトローネ室3内に装填されたフィルムパトロ
ーネ2の内部から引き出されたフィルムを巻取り巻き上
げるためのスプール軸22と、このスプール軸22内に
配置されたモーター23と、スプール軸22の外周部に
巻き取られたフィルムを収納するためのスプール室24
とからなるフィルム巻き取りまたは巻き上げ手段と、上
記フィルムパトローネ2を装填するためのパトローネ室
3と、上記フィルムパトローネ2の巻取軸を所定の方向
に回動させるフォーク部材25とからなるフィルム巻き
戻し手段と、上記フィルムパトローネ2から引き出され
たフィルムのパーフォレーションに係合し、当該フィル
ムを送出すための複数の爪部9bを外周面上に備えたス
プロケット9と、フィルムのパーフォレーションを検出
するPセンサ29とからなるフィルム給送手段と、上記
モータ23の回転を検出するMセンサ30等によって構
成される。
【0035】上記Pセンサ29は、フォトリフレクタ等
からなる反射型の光センサーで、このPセンサ29の出
力は、パーフォレーション検出回路33を介して制御回
路21へ伝達されるようになっている。そして、制御回
路21はこれを受けることによって、フィルムの給送情
報を取得する。
からなる反射型の光センサーで、このPセンサ29の出
力は、パーフォレーション検出回路33を介して制御回
路21へ伝達されるようになっている。そして、制御回
路21はこれを受けることによって、フィルムの給送情
報を取得する。
【0036】また、Mセンサ30は、フォトインタラプ
タ等からなる対向型の光センサであり、このMセンサ3
0の出力は、モーター回転検出回路34を介して制御回
路21へと伝達されるようになっている。これを受けて
制御回路21は、モータ23の回転速度や回転量等の様
々なデータや情報を取得する。
タ等からなる対向型の光センサであり、このMセンサ3
0の出力は、モーター回転検出回路34を介して制御回
路21へと伝達されるようになっている。これを受けて
制御回路21は、モータ23の回転速度や回転量等の様
々なデータや情報を取得する。
【0037】なお、本実施形態のカメラ本体1における
フィルム給送装置においては、スプール軸22によって
フィルムを巻き取る際の給送速度は、スプロケット9に
よってフィルムを送出す際の給送速度よりも高速となる
よう設定されている。
フィルム給送装置においては、スプール軸22によって
フィルムを巻き取る際の給送速度は、スプロケット9に
よってフィルムを送出す際の給送速度よりも高速となる
よう設定されている。
【0038】つまり、カメラ1のパトローネ室3に装填
されたフィルムパトローネの内部に収納されているフィ
ルムは、まず、スプロケット9の爪9bとパーフォレー
ションを嵌合させてスプロケット9の回転駆動によりス
プール室24に向けて送出される。そして、当該フィル
ムがスプール室24の内部に到達し、同フィルムがスプ
ール軸22の外周面に巻き付くと、そのスプール軸22
に巻き付いた時点以降は、フィルムはスプール軸22に
よって巻き取られるようになっている。
されたフィルムパトローネの内部に収納されているフィ
ルムは、まず、スプロケット9の爪9bとパーフォレー
ションを嵌合させてスプロケット9の回転駆動によりス
プール室24に向けて送出される。そして、当該フィル
ムがスプール室24の内部に到達し、同フィルムがスプ
ール軸22の外周面に巻き付くと、そのスプール軸22
に巻き付いた時点以降は、フィルムはスプール軸22に
よって巻き取られるようになっている。
【0039】上述したフィルム給送装置において、スプ
ロケット9によるフィルム送り出し時と、スプール軸2
2によるフィルム巻取り時のPセンサ29とMセンサ3
0の出力信号の関係を図8と図9を用いて説明する。図
8は、上記フィルムパトローネ2から引き出されたフィ
ルムが上記スプロケット9で上記スプール室へと送り出
している際の上記Pセンサ29とMセンサ30の出力信
号を示し、図9は、上記スプール軸22に上記フィルム
が巻回されて巻き上げる際のPセンサ29とMセンサ3
0の出力信号を示している。
ロケット9によるフィルム送り出し時と、スプール軸2
2によるフィルム巻取り時のPセンサ29とMセンサ3
0の出力信号の関係を図8と図9を用いて説明する。図
8は、上記フィルムパトローネ2から引き出されたフィ
ルムが上記スプロケット9で上記スプール室へと送り出
している際の上記Pセンサ29とMセンサ30の出力信
号を示し、図9は、上記スプール軸22に上記フィルム
が巻回されて巻き上げる際のPセンサ29とMセンサ3
0の出力信号を示している。
【0040】つまり、図8に示すように、上記スプロケ
ット9でフィルムを送り出している際のPセンサー29
で検出したフィルムのパーフォレーション1個分のフィ
ルム長Lに対して、モータ23の回転量を表すMセンサ
30の出力パルス数mが検出される。
ット9でフィルムを送り出している際のPセンサー29
で検出したフィルムのパーフォレーション1個分のフィ
ルム長Lに対して、モータ23の回転量を表すMセンサ
30の出力パルス数mが検出される。
【0041】一方、図9に示すように、フィルムがスプ
ール軸22に巻き取られると、フィルムのパーフォレー
ション1個分のフィルム長Lに対して、モータ23の回
転量を表すMセンサ30の出力パルス数nが検出され
る。
ール軸22に巻き取られると、フィルムのパーフォレー
ション1個分のフィルム長Lに対して、モータ23の回
転量を表すMセンサ30の出力パルス数nが検出され
る。
【0042】つまり、スプロケット9によるフィルムの
給送速度よりもスプール軸22による巻き取り際のフィ
ルム給送速度を高速にしてMセンサ30の検出するフィ
ルムのパーフォレーション1個分のフィルム長L当たり
のパルス数はm>nとなるように設定されている。
給送速度よりもスプール軸22による巻き取り際のフィ
ルム給送速度を高速にしてMセンサ30の検出するフィ
ルムのパーフォレーション1個分のフィルム長L当たり
のパルス数はm>nとなるように設定されている。
【0043】このような構成のカメラのフィルム給送装
置の動作について図3乃至図7のフローチャートを用い
て説明する。
置の動作について図3乃至図7のフローチャートを用い
て説明する。
【0044】図3は、カメラ本体1の基本的な動作を示
すフローチャートである。カメラ本体1に電池が装填さ
れ、使用者によって電源SW37がオン操作されると、
これを受けた制御回路21は、内部ROMに予め記憶さ
れているプログラムが実行され図3のフローチャートに
おけるスタートが開始される。このカメラ本体1の制御
回路21のROMに記憶されたプログラムが開始される
と、まず、ステップSlにおいて、EEPROM62か
らの所定のデータを読み込み、これを内部RAMに展開
する処理を行う。ここで、EEPROM62から読み込
まれるデータは、例えば、(1)フィルムの巻き戻し動
作の実行を指示するフラグ(REWINDF)、(2)
フィルムの巻き戻し動作が終了したことを示すフラグ
(REWINDEF)、(3)フィルムの給送動作(フ
ィルムローディング処理)の実行を指示するフラグ(L
OADF)、(4)フィルムの給送動作が失敗した際に
フィルムの給送動作を再試行指示するフラグ(LOAD
RTF)、(5)フィルムの給送動作が完全に失敗した
ことを示すフラグ(LOADERF)、及び(6)フィ
ルムの1フレーム分の巻上動作を指示するフラグ(WI
NDF)等のデータである。
すフローチャートである。カメラ本体1に電池が装填さ
れ、使用者によって電源SW37がオン操作されると、
これを受けた制御回路21は、内部ROMに予め記憶さ
れているプログラムが実行され図3のフローチャートに
おけるスタートが開始される。このカメラ本体1の制御
回路21のROMに記憶されたプログラムが開始される
と、まず、ステップSlにおいて、EEPROM62か
らの所定のデータを読み込み、これを内部RAMに展開
する処理を行う。ここで、EEPROM62から読み込
まれるデータは、例えば、(1)フィルムの巻き戻し動
作の実行を指示するフラグ(REWINDF)、(2)
フィルムの巻き戻し動作が終了したことを示すフラグ
(REWINDEF)、(3)フィルムの給送動作(フ
ィルムローディング処理)の実行を指示するフラグ(L
OADF)、(4)フィルムの給送動作が失敗した際に
フィルムの給送動作を再試行指示するフラグ(LOAD
RTF)、(5)フィルムの給送動作が完全に失敗した
ことを示すフラグ(LOADERF)、及び(6)フィ
ルムの1フレーム分の巻上動作を指示するフラグ(WI
NDF)等のデータである。
【0045】次に、ステップS2において制御回路21
は、上記ステップS1でEEPROM62から読み込ん
だデータから上記フィルム巻き戻し指示フラグ(REW
INDF)を確認する。ここで、フィルム巻き戻し動作
指示フラグがフィルム巻き戻し動作を行わないREWI
NDF=0である場合には、ステップS7の処理に進
む。また、フィルム巻き戻し動作指示フラグがフィルム
巻き戻しを行うREWINDF=1である場合には、次
のステップS3の処理に進む。
は、上記ステップS1でEEPROM62から読み込ん
だデータから上記フィルム巻き戻し指示フラグ(REW
INDF)を確認する。ここで、フィルム巻き戻し動作
指示フラグがフィルム巻き戻し動作を行わないREWI
NDF=0である場合には、ステップS7の処理に進
む。また、フィルム巻き戻し動作指示フラグがフィルム
巻き戻しを行うREWINDF=1である場合には、次
のステップS3の処理に進む。
【0046】上記ステップS2で、フィルム巻き戻し動
作を行うと判定されると、ステップS3において制御回
路21は、上記フィルム給送回路31を介して、前記モ
ータ23を逆転駆動させると共に、そのモータ23の逆
転駆動により、上記スプロケット9と上記パトローネ室
3のフォーク部材25をフィルム巻き戻し方向に駆動さ
せて、上記スプール軸22に巻き上げられていたフィル
ムの巻き戻しを実行する。
作を行うと判定されると、ステップS3において制御回
路21は、上記フィルム給送回路31を介して、前記モ
ータ23を逆転駆動させると共に、そのモータ23の逆
転駆動により、上記スプロケット9と上記パトローネ室
3のフォーク部材25をフィルム巻き戻し方向に駆動さ
せて、上記スプール軸22に巻き上げられていたフィル
ムの巻き戻しを実行する。
【0047】このステップS3のフィルム巻き戻しが終
了すると、ステップS4において制御回路21は、上記
フィルム巻き戻し動作指示フラグ(REWINDF)を
初期化(クリア)し、ステップS5で制御回路21は、フ
ィルム巻き戻し終了フラグ(REWINDEF)の設定
(セット)を行う。このステップS5のフィルム巻き戻
し終了フラグをREWINDEF=1に設定終了する
と、ステップS6で制御回路21は、上記ステップS4
とS5で設定された各フラグの設定データをEEPRO
M62に記憶させ、ステップS7以降の処理に進む。
了すると、ステップS4において制御回路21は、上記
フィルム巻き戻し動作指示フラグ(REWINDF)を
初期化(クリア)し、ステップS5で制御回路21は、フ
ィルム巻き戻し終了フラグ(REWINDEF)の設定
(セット)を行う。このステップS5のフィルム巻き戻
し終了フラグをREWINDEF=1に設定終了する
と、ステップS6で制御回路21は、上記ステップS4
とS5で設定された各フラグの設定データをEEPRO
M62に記憶させ、ステップS7以降の処理に進む。
【0048】ステップS7において制御回路21は、上
記ステップS1でEEPROM62から読み込んだデー
タの内、フィルム給送動作指示フラグ(LOADF)の
確認を行う。ここで、フィルム給送動作を行わないフラ
グLOADF=0であることが確認された場合には、ス
テップS12以降の処理に進む。また、フィルム給送動
作を行うフラグLOADF=1であることが確認される
と、ステップS8において制御回路21は、フィルムの
給送動作(フィルムローディング処理)を行う。このフ
ィルムローディング処理についての詳細は後述する。
記ステップS1でEEPROM62から読み込んだデー
タの内、フィルム給送動作指示フラグ(LOADF)の
確認を行う。ここで、フィルム給送動作を行わないフラ
グLOADF=0であることが確認された場合には、ス
テップS12以降の処理に進む。また、フィルム給送動
作を行うフラグLOADF=1であることが確認される
と、ステップS8において制御回路21は、フィルムの
給送動作(フィルムローディング処理)を行う。このフ
ィルムローディング処理についての詳細は後述する。
【0049】上記ステップS8のフィルムローディング
処理が終了すると、ステップS9で制御回路21は、フ
ィルム給送動作指示フラグ(LOADF)を初期化(ク
リア)し、ステップS10において制御回路21は、フ
ィルム巻き戻し動作フラグ(REWINDEF)を初期
化(クリア)する。
処理が終了すると、ステップS9で制御回路21は、フ
ィルム給送動作指示フラグ(LOADF)を初期化(ク
リア)し、ステップS10において制御回路21は、フ
ィルム巻き戻し動作フラグ(REWINDEF)を初期
化(クリア)する。
【0050】このステップS10のフィルム巻き戻し動
作終了フラグの初期化REWINDEF=0が終了する
と、ステップS11において制御回路21は、上記ステ
ップS9とS10で設定された各フラグの設定データを
EEPROM62に記憶させる。
作終了フラグの初期化REWINDEF=0が終了する
と、ステップS11において制御回路21は、上記ステ
ップS9とS10で設定された各フラグの設定データを
EEPROM62に記憶させる。
【0051】上記ステップS11のEEPROM62へ
の各フラグの設定データの記憶が終了すると、ステップ
S12で制御回路21は、フィルムの1フレーム分の巻
き上げ動作を指示するフラグ(WINDF)の確認を行
う。このステップS12で、1フレーム分巻き上げを行
わないフラグWINDF=0であると判定されると、ス
テップS18以降が実行され、1フレーム分の巻き上げ
を行うフラグWINDF=1であると判定されると、ス
テップS13以降が実行される。
の各フラグの設定データの記憶が終了すると、ステップ
S12で制御回路21は、フィルムの1フレーム分の巻
き上げ動作を指示するフラグ(WINDF)の確認を行
う。このステップS12で、1フレーム分巻き上げを行
わないフラグWINDF=0であると判定されると、ス
テップS18以降が実行され、1フレーム分の巻き上げ
を行うフラグWINDF=1であると判定されると、ス
テップS13以降が実行される。
【0052】上記ステップS12で1フレーム分巻き上
げを行うフラグWINDF=1と判定されると、ステッ
プS13で制御回路21は、上記フィルム給送回路31
を介して、上記モータ23を回転駆動させて、上記スプ
ール軸22にフィルムの1フレーム分巻き上げる処理を
実行する。このフィルム巻上処理は、上記レリーズスイ
ッチの2RSW40がオンされて、撮影レンズ鏡筒5に
内蔵されている図示していない絞り機能やシャッタ機能
を駆動させて、被写体像をフィルムに露光させた後、前
記モータ23の回転駆動により上記スプール軸22にフ
ィルムを巻き上げて、その露光済のフレームを移動さ
せ、次の未撮影露光フレームをカメラ本体1の内部にお
ける所定の位置に設定するための処理である。
げを行うフラグWINDF=1と判定されると、ステッ
プS13で制御回路21は、上記フィルム給送回路31
を介して、上記モータ23を回転駆動させて、上記スプ
ール軸22にフィルムの1フレーム分巻き上げる処理を
実行する。このフィルム巻上処理は、上記レリーズスイ
ッチの2RSW40がオンされて、撮影レンズ鏡筒5に
内蔵されている図示していない絞り機能やシャッタ機能
を駆動させて、被写体像をフィルムに露光させた後、前
記モータ23の回転駆動により上記スプール軸22にフ
ィルムを巻き上げて、その露光済のフレームを移動さ
せ、次の未撮影露光フレームをカメラ本体1の内部にお
ける所定の位置に設定するための処理である。
【0053】なお、このステップS13のフィルム巻き
上げ処理の際に、フィルムの終端部(以下、フィルムエ
ンドという)に達した場合の制御回路21は、フィルム
エンドになった旨を示すフラグ(FLMEDF)を設定
(セット)する。
上げ処理の際に、フィルムの終端部(以下、フィルムエ
ンドという)に達した場合の制御回路21は、フィルム
エンドになった旨を示すフラグ(FLMEDF)を設定
(セット)する。
【0054】上記ステップS13のフィルム巻き上げ処
理動作が終了すると、ステップS14で制御回路21
は、フィルム巻き上げフラグWINDFを初期化(クリ
ア)し、次に、ステップS15で制御回路21は、フィ
ルムエンドフラグFLMEDFが設定されているか否か
判定する。
理動作が終了すると、ステップS14で制御回路21
は、フィルム巻き上げフラグWINDFを初期化(クリ
ア)し、次に、ステップS15で制御回路21は、フィ
ルムエンドフラグFLMEDFが設定されているか否か
判定する。
【0055】上記ステップS15で、フィルムエンドに
達していないフィルムエンドフラグがFLMEDF=0
であるとステップS17以降が実行され、フィルムエン
ドに達しているフィルムエンドフラグがFLMEDF=
1であると、ステップS16で制御回路21は、フィル
ム巻き戻し動作指示フラグ(REWINDF)を設定
(セット)する。
達していないフィルムエンドフラグがFLMEDF=0
であるとステップS17以降が実行され、フィルムエン
ドに達しているフィルムエンドフラグがFLMEDF=
1であると、ステップS16で制御回路21は、フィル
ム巻き戻し動作指示フラグ(REWINDF)を設定
(セット)する。
【0056】ステップS16のフィルム巻き戻し動作指
示フラグの設定(REWINDF=1)が終了すると、
ステップS17で制御回路21は、上記ステップS16
で設定したフラグ等の設定データをEEPROM62に
記憶させて、その後、ステップS18(図4参照)の処
理に進む。
示フラグの設定(REWINDF=1)が終了すると、
ステップS17で制御回路21は、上記ステップS16
で設定したフラグ等の設定データをEEPROM62に
記憶させて、その後、ステップS18(図4参照)の処
理に進む。
【0057】ステップS18において制御回路21は、
フィルム巻き戻し動作指示フラグ(REWINDF)の
確認を行う。ここで、フィルム巻き戻し動作指示フラグ
REWINDF=1である場合には、ステップS1の処
理に戻り、ステップS2において制御回路21は、フィ
ルム巻き戻し動作指示フラグ(REWINDF=1)の
確認を行い、次ぎのステップS3において、フィルム巻
き戻し処理を実行する。
フィルム巻き戻し動作指示フラグ(REWINDF)の
確認を行う。ここで、フィルム巻き戻し動作指示フラグ
REWINDF=1である場合には、ステップS1の処
理に戻り、ステップS2において制御回路21は、フィ
ルム巻き戻し動作指示フラグ(REWINDF=1)の
確認を行い、次ぎのステップS3において、フィルム巻
き戻し処理を実行する。
【0058】また、ステップS18で、フィルム巻き戻
し動作指示フラグ(REWINDF)がフィルム巻き戻
し動作を行わないREWINDF=0である場合には、
次のステップS19において制御回路21は、スイッチ
入力回路36を介して入力される裏蓋スイッチのBKS
W38の状態を確認する。ここで、BKSW38の出力
信号がオン信号からオフ信号へと(ON→OFF)変化し
たことを制御回路21が確認すると、フィルムパトロー
ネ2が使用者によってパトローネ室3の内部に装填され
た後、同使用者によって裏蓋が閉状態にされたものと判
断されて、ステップS20において制御回路21は、フ
ィルム給送フラグLOADFの設定(セット)を行い、
続いて次ぎのステップS23で制御回路21は、フィル
ム給送フラグLOADF=1をEEPROM62に記憶
させた後、ステップS1に戻り、以降の処理を繰り返
す。
し動作指示フラグ(REWINDF)がフィルム巻き戻
し動作を行わないREWINDF=0である場合には、
次のステップS19において制御回路21は、スイッチ
入力回路36を介して入力される裏蓋スイッチのBKS
W38の状態を確認する。ここで、BKSW38の出力
信号がオン信号からオフ信号へと(ON→OFF)変化し
たことを制御回路21が確認すると、フィルムパトロー
ネ2が使用者によってパトローネ室3の内部に装填され
た後、同使用者によって裏蓋が閉状態にされたものと判
断されて、ステップS20において制御回路21は、フ
ィルム給送フラグLOADFの設定(セット)を行い、
続いて次ぎのステップS23で制御回路21は、フィル
ム給送フラグLOADF=1をEEPROM62に記憶
させた後、ステップS1に戻り、以降の処理を繰り返
す。
【0059】一方、ステップS19において制御回路2
1による裏蓋スイッチのBKSW38の出力信号に変化
無しと判定されると、ステップS22において制御回路
21は、スイッチ入力回路36を介して入力されるRW
SW41の状態を確認する。ここで、RWSW41の出
力信号がオフ信号からオン信号へと(OFF→ON)変
換したと判定されると、フィルムの最終フレームまでの
撮影露光を行う以前のフィルムの途中で強制的に巻き戻
し動作をさせるための操作が使用者によって行われたと
判定される。このステップS23で制御回路21は、フ
ィルム巻き戻し動作指示フラグ(REWINDF)の設
定(セット)を行い、次のステップS24で制御回路2
1は、上記ステップS23で設定したフィルム巻き戻し
動作指示フラグREWINDF=1をEEPROM62
に記憶させた後、ステップS1の処理に戻り、以降の処
理を繰り返す。
1による裏蓋スイッチのBKSW38の出力信号に変化
無しと判定されると、ステップS22において制御回路
21は、スイッチ入力回路36を介して入力されるRW
SW41の状態を確認する。ここで、RWSW41の出
力信号がオフ信号からオン信号へと(OFF→ON)変
換したと判定されると、フィルムの最終フレームまでの
撮影露光を行う以前のフィルムの途中で強制的に巻き戻
し動作をさせるための操作が使用者によって行われたと
判定される。このステップS23で制御回路21は、フ
ィルム巻き戻し動作指示フラグ(REWINDF)の設
定(セット)を行い、次のステップS24で制御回路2
1は、上記ステップS23で設定したフィルム巻き戻し
動作指示フラグREWINDF=1をEEPROM62
に記憶させた後、ステップS1の処理に戻り、以降の処
理を繰り返す。
【0060】一方、上述のステップS22において制御
回路21は、巻き戻しスイッチRWSW41の出力信号
に変化無しと判定されると、ステップS25において制
御回路21は、スイッチ入力回路36を介して入力され
る電源SW37の状態を確認する。ここで、電源SW3
7の出力信号がオフ(OFF)信号であることを制御回
路21が判定すると、使用者は撮影が終了したものと判
断し、ステップS26において制御回路21は、上記撮
影レンズ鏡筒5をカメラ本体1の所定の内部位置に収納
させるための沈胴動作を行う。この撮影レンズ鏡筒5の
沈胴動作は、カメラ本体1の不使用時等に携帯するのに
便利な形態とするためのものである。この沈胴動作の構
成などについては、本発明に直接関係しない部分であ
り、その説明は省略する。このステップS26の沈動動
作が終了すると、消費電流を抑えるために制御回路21
は、停止状態に設定される(ストップ)。
回路21は、巻き戻しスイッチRWSW41の出力信号
に変化無しと判定されると、ステップS25において制
御回路21は、スイッチ入力回路36を介して入力され
る電源SW37の状態を確認する。ここで、電源SW3
7の出力信号がオフ(OFF)信号であることを制御回
路21が判定すると、使用者は撮影が終了したものと判
断し、ステップS26において制御回路21は、上記撮
影レンズ鏡筒5をカメラ本体1の所定の内部位置に収納
させるための沈胴動作を行う。この撮影レンズ鏡筒5の
沈胴動作は、カメラ本体1の不使用時等に携帯するのに
便利な形態とするためのものである。この沈胴動作の構
成などについては、本発明に直接関係しない部分であ
り、その説明は省略する。このステップS26の沈動動
作が終了すると、消費電流を抑えるために制御回路21
は、停止状態に設定される(ストップ)。
【0061】一方、上述のステップS25において制御
回路21による電源SW37の出力信号の判定の結果、
電源SW37の出力信号がオン信号であることが確認さ
れると、ステップS27で制御回路21は、フィルム巻
き戻し終了フラグ(REWINDEF)の確認を行う。
ここで、フィルム巻き戻し動作が終了したフラグREW
INDEF=1であることが確認された場合には、既に
フィルムの巻き戻し動作が終了していることを示すこと
になるので、以降の撮影動作に関する処理は実行しな
い。したがって、上述のステップS19の処理に戻り、
以降の処理を繰り返す。
回路21による電源SW37の出力信号の判定の結果、
電源SW37の出力信号がオン信号であることが確認さ
れると、ステップS27で制御回路21は、フィルム巻
き戻し終了フラグ(REWINDEF)の確認を行う。
ここで、フィルム巻き戻し動作が終了したフラグREW
INDEF=1であることが確認された場合には、既に
フィルムの巻き戻し動作が終了していることを示すこと
になるので、以降の撮影動作に関する処理は実行しな
い。したがって、上述のステップS19の処理に戻り、
以降の処理を繰り返す。
【0062】上述のステップS27において、フィルム
巻き戻し動作終了フラグREWINDEF=0であるこ
とが確認された場合には、ステップS28において制御
回路21は、撮影レンズ鏡筒5が撮影準備状態にあるか
否かの確認を行う。この撮影準備状態の確認は、図示し
ていない撮影レンズ鏡筒5の位置検出手段より、カメラ
本体1の内部から撮影レンズ鏡筒5が繰り出されて、撮
影可能な所定の位置に配置されているかの確認である。
ここで、制御回路21によって撮影レンズ鏡筒5が繰り
出されている状態(レンズ繰り出し済み状態)にあると
判断された場合には、ステップS30以降が実行され、
撮影レンズ鏡筒5が繰り出し済でないと判定されると、
ステップS29において制御回路21は、撮影レンズ鏡
筒5の繰り出し駆動手段を駆動制御して、撮影レンズ鏡
筒5を撮影動作を実行し得る撮影準備状態となるように
所定位置に移動させる。
巻き戻し動作終了フラグREWINDEF=0であるこ
とが確認された場合には、ステップS28において制御
回路21は、撮影レンズ鏡筒5が撮影準備状態にあるか
否かの確認を行う。この撮影準備状態の確認は、図示し
ていない撮影レンズ鏡筒5の位置検出手段より、カメラ
本体1の内部から撮影レンズ鏡筒5が繰り出されて、撮
影可能な所定の位置に配置されているかの確認である。
ここで、制御回路21によって撮影レンズ鏡筒5が繰り
出されている状態(レンズ繰り出し済み状態)にあると
判断された場合には、ステップS30以降が実行され、
撮影レンズ鏡筒5が繰り出し済でないと判定されると、
ステップS29において制御回路21は、撮影レンズ鏡
筒5の繰り出し駆動手段を駆動制御して、撮影レンズ鏡
筒5を撮影動作を実行し得る撮影準備状態となるように
所定位置に移動させる。
【0063】上記ステップS28で、撮影レンズ鏡筒5
がレンズ繰り出し済と判定され、または上記ステップS
29で撮影レンズ鏡筒5が所定の位置に繰り出された
後、ステップS30において制御回路21は、スイッチ
入力回路36を介して1RSW39の入力信号を確認す
る。ここで、1RSW39の出力信号がオフ信号からオ
ン信号へと(OFF→ON)変化したことが制御回路2
1により確認されると、使用者がカメラ本体1のシャッ
ターレリーズボタンの第−段目の操作を行って撮影準備
操作を行ったものと判断して、次のステップS31にお
いて制御回路21は、図示していない測距手段を駆動制
御して被写体までの距離を測定し、その測距結果に基い
て、撮影レンズ鏡筒5の繰り出し量を算出する。このス
テップS31の測距動作が終了すると、ステップS32
において制御回路21は、図示していない測光手段を駆
動制御して被写体輝度を測定し、その測光結果を基にシ
ャッター速度や絞り値等を算出する。
がレンズ繰り出し済と判定され、または上記ステップS
29で撮影レンズ鏡筒5が所定の位置に繰り出された
後、ステップS30において制御回路21は、スイッチ
入力回路36を介して1RSW39の入力信号を確認す
る。ここで、1RSW39の出力信号がオフ信号からオ
ン信号へと(OFF→ON)変化したことが制御回路2
1により確認されると、使用者がカメラ本体1のシャッ
ターレリーズボタンの第−段目の操作を行って撮影準備
操作を行ったものと判断して、次のステップS31にお
いて制御回路21は、図示していない測距手段を駆動制
御して被写体までの距離を測定し、その測距結果に基い
て、撮影レンズ鏡筒5の繰り出し量を算出する。このス
テップS31の測距動作が終了すると、ステップS32
において制御回路21は、図示していない測光手段を駆
動制御して被写体輝度を測定し、その測光結果を基にシ
ャッター速度や絞り値等を算出する。
【0064】上記ステップS30で1RSW39がオン
されていないと判定されると、上記ステップS19に戻
り、処理を繰り返す。
されていないと判定されると、上記ステップS19に戻
り、処理を繰り返す。
【0065】上記ステップS32の測光処理が終了する
と、図5のステップS33において制御回路21は、ス
イッチ入力回路36を介して2RSW40の状態を確認
する。ここで、2RSW40の出力信号がオン信号であ
ると確認されると、使用者が実際の撮影動作を実行すべ
くカメラ本体1のシャッターレリーズボタンの第二段目
の操作を行ったものと判断し、次のステップS35以降
の処理に進む。また、2RSW40の出力信号がオフ信
号のままである場合には、ステップS34において制御
回路21は、スイッチ入力回路36を介して入力される
1RSW39の状態を再度確認する。ここで、1RSW
39の出力信号がオン状態のまま継続している場合に
は、上述のステップS33の処理に戻り、以降の処理を
繰り返す。また、1RSW39の出力信号がオフ信号で
あると確認すると、使用者によるシャッターレリーズボ
タンの操作が解除されたものと判断し、上記ステップS
19の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
と、図5のステップS33において制御回路21は、ス
イッチ入力回路36を介して2RSW40の状態を確認
する。ここで、2RSW40の出力信号がオン信号であ
ると確認されると、使用者が実際の撮影動作を実行すべ
くカメラ本体1のシャッターレリーズボタンの第二段目
の操作を行ったものと判断し、次のステップS35以降
の処理に進む。また、2RSW40の出力信号がオフ信
号のままである場合には、ステップS34において制御
回路21は、スイッチ入力回路36を介して入力される
1RSW39の状態を再度確認する。ここで、1RSW
39の出力信号がオン状態のまま継続している場合に
は、上述のステップS33の処理に戻り、以降の処理を
繰り返す。また、1RSW39の出力信号がオフ信号で
あると確認すると、使用者によるシャッターレリーズボ
タンの操作が解除されたものと判断し、上記ステップS
19の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
【0066】上記ステップS33において、制御回路2
1が2RSW40のオン信号を確認すると、ステップS
35において制御回路21は、上記ステップS31の測
距で計測演算された被写体距離値の基で、上記撮影レン
ズ鏡筒5の撮影レンズ5aを構成する複数のレンズの
内、焦点調節用のレンズ(以下、焦点レンズという)を
図示していない焦点調節駆動手段を駆動制御して、焦点
調整の為の撮影レンズの繰り出し処理を行う。
1が2RSW40のオン信号を確認すると、ステップS
35において制御回路21は、上記ステップS31の測
距で計測演算された被写体距離値の基で、上記撮影レン
ズ鏡筒5の撮影レンズ5aを構成する複数のレンズの
内、焦点調節用のレンズ(以下、焦点レンズという)を
図示していない焦点調節駆動手段を駆動制御して、焦点
調整の為の撮影レンズの繰り出し処理を行う。
【0067】上記ステップS35の焦点レンズの繰り出
し処理が終了すると、ステップS36において制御回路
21は、フィルムの1フレーム巻き上げフラグ(WIN
DF)の設定(セット)を行い、次のステップS37に
おいて制御回路21は、上記ステップS36で設定した
フィルムの1フレーム巻き上げフラグWINDF=1の
設定をEEPROM62に記憶させる。
し処理が終了すると、ステップS36において制御回路
21は、フィルムの1フレーム巻き上げフラグ(WIN
DF)の設定(セット)を行い、次のステップS37に
おいて制御回路21は、上記ステップS36で設定した
フィルムの1フレーム巻き上げフラグWINDF=1の
設定をEEPROM62に記憶させる。
【0068】上記ステップS37のEEPROM62へ
のフィルムの1フレーム巻き上げフラグWINDF=1
の記憶が終了すると、ステップS38において制御回路
21は、上記ステップS32で測光処理された被写体測
光値の基で、図示していないシャッター機構や絞り機構
等を駆動させて、カメラ本体1の所定位置に配置されて
いるフィルムのフレームに被写体露光処理を実行する。
のフィルムの1フレーム巻き上げフラグWINDF=1
の記憶が終了すると、ステップS38において制御回路
21は、上記ステップS32で測光処理された被写体測
光値の基で、図示していないシャッター機構や絞り機構
等を駆動させて、カメラ本体1の所定位置に配置されて
いるフィルムのフレームに被写体露光処理を実行する。
【0069】上記ステップS38の露光処理が終了する
と、ステップS39において制御回路21は、焦点レン
ズを繰込ませて、所定の初期位置へと移動させ、次にス
テップS40において制御回路21は、フィルムを露光
済のフレームを巻き上げる為に、上記フィルム給送回路
31を介して、モータ23を回転駆動させて、1フレー
ム分のフィルム巻上処理を行う。このフィルム巻上処理
が完了すると、ステップS41において制御回路21
は、フィルムの1フレーム巻き上げフラグ(WIND
F)を初期化(クリア)した後、ステップS42の処理
に進む。
と、ステップS39において制御回路21は、焦点レン
ズを繰込ませて、所定の初期位置へと移動させ、次にス
テップS40において制御回路21は、フィルムを露光
済のフレームを巻き上げる為に、上記フィルム給送回路
31を介して、モータ23を回転駆動させて、1フレー
ム分のフィルム巻上処理を行う。このフィルム巻上処理
が完了すると、ステップS41において制御回路21
は、フィルムの1フレーム巻き上げフラグ(WIND
F)を初期化(クリア)した後、ステップS42の処理
に進む。
【0070】ステップS42において制御回路21は、
内部RAMを参照して、フィルムエンドフラグFLME
DFの状態を確認する。このフィルムエンドフラグ(F
LMEDF)は、上述のステップS40のフィルム巻上
処理において、フィルムの巻き上げ動作中にフィルムエ
ンドの検出がなされた場合にフィルムエンドフラグ(F
LMEDF)が設定(セット)され、一方、フィルムが
正常に1フレーム分の巻上処理が完了した場合には、フ
ィルムエンドフラグ(FLMEDF)初期化(クリア)
される。
内部RAMを参照して、フィルムエンドフラグFLME
DFの状態を確認する。このフィルムエンドフラグ(F
LMEDF)は、上述のステップS40のフィルム巻上
処理において、フィルムの巻き上げ動作中にフィルムエ
ンドの検出がなされた場合にフィルムエンドフラグ(F
LMEDF)が設定(セット)され、一方、フィルムが
正常に1フレーム分の巻上処理が完了した場合には、フ
ィルムエンドフラグ(FLMEDF)初期化(クリア)
される。
【0071】上記ステップS42で、フィルムエンドに
達していないフィルムエンドフラグがFLMEDF=0
であるとステップS44以降が実行され、フィルムエン
ドに達しているフィルムエンドフラグがFLMEDF=
1であると、ステップS43で制御回路21は、フィル
ム巻き戻し処理を実行させるために、フィルム巻き戻
し、動作指示フラグ(REWINDF)を設定(セッ
ト)する。
達していないフィルムエンドフラグがFLMEDF=0
であるとステップS44以降が実行され、フィルムエン
ドに達しているフィルムエンドフラグがFLMEDF=
1であると、ステップS43で制御回路21は、フィル
ム巻き戻し処理を実行させるために、フィルム巻き戻
し、動作指示フラグ(REWINDF)を設定(セッ
ト)する。
【0072】上記ステップS42で、フィルムエンドフ
ラグFLMEDF=0と判定されたり、または上記ステ
ップS43でフィルム巻き戻し動作指示フラグがREW
INDF=1に設定されると、ステップS44において
制御回路21は、上記ステップS42のフィルムエンド
フラグFLMEDF=0、またはステップS43のフィ
ルム巻き戻し動作指示フラグREWINDF=1をEE
PROM62に記憶させる。
ラグFLMEDF=0と判定されたり、または上記ステ
ップS43でフィルム巻き戻し動作指示フラグがREW
INDF=1に設定されると、ステップS44において
制御回路21は、上記ステップS42のフィルムエンド
フラグFLMEDF=0、またはステップS43のフィ
ルム巻き戻し動作指示フラグREWINDF=1をEE
PROM62に記憶させる。
【0073】上記ステップS44のEEPROM62へ
の記憶処理が終了すると、ステップS45において制御
回路21は、内部RAMを参照してフィルム巻き戻し動
作指示フラグ(REWINDF)の状態確認を行う。こ
こで、フィルム巻き戻し動作指示フラグREWINDF
=1であると、ステップS1の処理に戻り、以降の処理
を繰り返す。
の記憶処理が終了すると、ステップS45において制御
回路21は、内部RAMを参照してフィルム巻き戻し動
作指示フラグ(REWINDF)の状態確認を行う。こ
こで、フィルム巻き戻し動作指示フラグREWINDF
=1であると、ステップS1の処理に戻り、以降の処理
を繰り返す。
【0074】また、上記ステップS45で、フィルム巻
き戻し動作指示フラグREWINDF=0であることが
確認されると、上記ステップS19に戻り、以降の処理
を繰り返す。
き戻し動作指示フラグREWINDF=0であることが
確認されると、上記ステップS19に戻り、以降の処理
を繰り返す。
【0075】次に、上記ステップS8のフィルムローデ
ィング動作の第一の実施形態の詳細について、図6を用
いて説明する。このフィルムローディング動作は、図4
のステップS19において、カメラ本体1の裏蓋状態検
出スイッチのBKSW38がオン信号からオフ信号へ
(ON→OFF)変化検出された場合、すなわち、使用
者によってフィルムパトローネ2がカメラ本体1のパト
ローネ室3に装填され、裏蓋が閉状態とされたものと判
断され、上記ステップS20でフィルム給送フラグLO
ADF=1に設定され、かつ、上記ステップS21でE
EPROM62にフィルム給送フラグLOADF=1を
記憶させた後、ステップS1に戻り、このステップS1
で前記EEPROM62に記憶された各種フラグデータ
を読み込み、上記ステップS2でフィルム巻き戻し動作
指示フラグがREWINF=0と判定されて、かつ、ス
テップS7でフィルム給送フラグがLOADF=1と判
定された場合に、ステップS8の実行されるフィルムロ
ーディング処理である。
ィング動作の第一の実施形態の詳細について、図6を用
いて説明する。このフィルムローディング動作は、図4
のステップS19において、カメラ本体1の裏蓋状態検
出スイッチのBKSW38がオン信号からオフ信号へ
(ON→OFF)変化検出された場合、すなわち、使用
者によってフィルムパトローネ2がカメラ本体1のパト
ローネ室3に装填され、裏蓋が閉状態とされたものと判
断され、上記ステップS20でフィルム給送フラグLO
ADF=1に設定され、かつ、上記ステップS21でE
EPROM62にフィルム給送フラグLOADF=1を
記憶させた後、ステップS1に戻り、このステップS1
で前記EEPROM62に記憶された各種フラグデータ
を読み込み、上記ステップS2でフィルム巻き戻し動作
指示フラグがREWINF=0と判定されて、かつ、ス
テップS7でフィルム給送フラグがLOADF=1と判
定された場合に、ステップS8の実行されるフィルムロ
ーディング処理である。
【0076】このフィルムローディングに処理が移行す
ると、ステップS51において制御回路21は、モータ
23を回転駆動させる駆動電圧を設定するため電圧設定
処理を実行する。ここで設定する電圧は、スプール軸2
2によるフィルム巻取り時のモータ23に供給する駆動
電圧より低い駆動電圧を設定する。つまり、モータ23
の回転駆動をスプロケット9に回転駆動伝達し、上記M
センサ30で検出されるモータ23のパルス数mは、P
センサ29で検出するパーフォレーションの出力信号の
フィルム長Lは、図8を用いて説明した関係となるよう
に設定する。
ると、ステップS51において制御回路21は、モータ
23を回転駆動させる駆動電圧を設定するため電圧設定
処理を実行する。ここで設定する電圧は、スプール軸2
2によるフィルム巻取り時のモータ23に供給する駆動
電圧より低い駆動電圧を設定する。つまり、モータ23
の回転駆動をスプロケット9に回転駆動伝達し、上記M
センサ30で検出されるモータ23のパルス数mは、P
センサ29で検出するパーフォレーションの出力信号の
フィルム長Lは、図8を用いて説明した関係となるよう
に設定する。
【0077】このステップS51のモータ23の駆動電
圧設定が終了すると、ステップS52で制御回路21
は、上記ステップS51で設定されたモータ23の駆動
電圧を用いて、上記フィルム給送回路31を介して、モ
ータ23を回転駆動させて、その回転駆動により上記ス
プロケット9を用いてフィルムパトローネ2からフィル
ムを繰り出し、スプール軸方向に給送されるように駆動
させる。
圧設定が終了すると、ステップS52で制御回路21
は、上記ステップS51で設定されたモータ23の駆動
電圧を用いて、上記フィルム給送回路31を介して、モ
ータ23を回転駆動させて、その回転駆動により上記ス
プロケット9を用いてフィルムパトローネ2からフィル
ムを繰り出し、スプール軸方向に給送されるように駆動
させる。
【0078】上記ステップS52でモータ23を回転駆
動開始させると、制御回路21は、ステップS53で、
制御回路21の自己の内部に有するカウンターの第1の
カウンターを初期化(クリア)するカウンター1のリセ
ット処理を実行する。このカウンター1は、Pセンサ2
9で検出するパーフォレーションを計数するためのもの
である。
動開始させると、制御回路21は、ステップS53で、
制御回路21の自己の内部に有するカウンターの第1の
カウンターを初期化(クリア)するカウンター1のリセ
ット処理を実行する。このカウンター1は、Pセンサ2
9で検出するパーフォレーションを計数するためのもの
である。
【0079】上記ステップS53のカウンター1のリセ
ットが終了すると、ステップS54において制御回路2
1は、制御回路21内のタイマーによる計時を開始する
タイマースタート処理を実行する。このタイマーは、フ
ィルムのパーフォレーションがPセンサ29によって検
出された際に生じる出力変化の間隔を計時するためのも
のであり、最初は、フィルム先端から最初のパーフォレ
ーションがPセンサ29で検出されるまでの比較的長い
時間が設定される。
ットが終了すると、ステップS54において制御回路2
1は、制御回路21内のタイマーによる計時を開始する
タイマースタート処理を実行する。このタイマーは、フ
ィルムのパーフォレーションがPセンサ29によって検
出された際に生じる出力変化の間隔を計時するためのも
のであり、最初は、フィルム先端から最初のパーフォレ
ーションがPセンサ29で検出されるまでの比較的長い
時間が設定される。
【0080】つまり、このタイマーによって計時される
所定の時間内に、Pセンサ29の出力信号に変化が生じ
ない場合には、フィルムの送出し動作、もしくはスプー
ル軸22への巻上(巻取り)動作に異常があったと判断
することができる。
所定の時間内に、Pセンサ29の出力信号に変化が生じ
ない場合には、フィルムの送出し動作、もしくはスプー
ル軸22への巻上(巻取り)動作に異常があったと判断
することができる。
【0081】上記ステップS54のタイマースタートが
実行されると、ステップS55で制御回路21は、上記
Pセンサ29が検出して、上記パーフォレーション検出
回路33を介して、Pセンサ29の出力信号がロー(L
o)レベルからハイ(Hi)レベルヘの切り替わり検出
されたか判定する。
実行されると、ステップS55で制御回路21は、上記
Pセンサ29が検出して、上記パーフォレーション検出
回路33を介して、Pセンサ29の出力信号がロー(L
o)レベルからハイ(Hi)レベルヘの切り替わり検出
されたか判定する。
【0082】上記Pセンサ29によって、最初のパーフ
ォレーションが検出される際の出力状態は、図8に示す
ように、まずハイ(Hi)レベルからロー(Lo)レベ
ルに切り替わり、所定の時間ロー(Lo)レベルが継続
した後、ハイ(Hi)レベルに切り替わる。したがっ
て、このステップS55においては、Pセンサ29の出
力信号がロー(Lo)レベルからハイ(Hi)レベル切
り替わったか否かを確認することで最初のパーフォレー
ションが検出確認が行われる。
ォレーションが検出される際の出力状態は、図8に示す
ように、まずハイ(Hi)レベルからロー(Lo)レベ
ルに切り替わり、所定の時間ロー(Lo)レベルが継続
した後、ハイ(Hi)レベルに切り替わる。したがっ
て、このステップS55においては、Pセンサ29の出
力信号がロー(Lo)レベルからハイ(Hi)レベル切
り替わったか否かを確認することで最初のパーフォレー
ションが検出確認が行われる。
【0083】この場合において、制御回路21によりP
センサ29の出力のロー(Lo)レベルからハイ(H
i)レベルヘの切り替わりが検出されない場合は、ステ
ップS65で制御回路21は、前記ステップS54で処
理したタイマー1のスタートから所定の時間経過したか
判定し、タイマー1が所定時間経過してなくタイムアッ
プしていない場合は、前記ステップS55に戻り、再度
Pセンサ29の出力がロー(Lo)レベルからハイ(H
i)レベルになったか判定する。
センサ29の出力のロー(Lo)レベルからハイ(H
i)レベルヘの切り替わりが検出されない場合は、ステ
ップS65で制御回路21は、前記ステップS54で処
理したタイマー1のスタートから所定の時間経過したか
判定し、タイマー1が所定時間経過してなくタイムアッ
プしていない場合は、前記ステップS55に戻り、再度
Pセンサ29の出力がロー(Lo)レベルからハイ(H
i)レベルになったか判定する。
【0084】上記ステップS65で、タイマー1が所定
時間経過してタイムアップしたことが確認されると、フ
ィルムの送り出し、もしくは巻き取り(巻き上げ)等の
フィルムローディング動作が失敗したものと判断する。
このフィルムローディングに失敗したことを使用者に告
知する必要性があることから、ステップS66で、カメ
ラ本体1に設けられた図示していない液晶やLED等の
表示手段を用いて、フィルムのローディング失敗警告、
またはフィルムの再装填等の警告表示を行う。なお、こ
の警告表示として、発音部材を用いてローディング失敗
警告音を発するようにすることも可能である。
時間経過してタイムアップしたことが確認されると、フ
ィルムの送り出し、もしくは巻き取り(巻き上げ)等の
フィルムローディング動作が失敗したものと判断する。
このフィルムローディングに失敗したことを使用者に告
知する必要性があることから、ステップS66で、カメ
ラ本体1に設けられた図示していない液晶やLED等の
表示手段を用いて、フィルムのローディング失敗警告、
またはフィルムの再装填等の警告表示を行う。なお、こ
の警告表示として、発音部材を用いてローディング失敗
警告音を発するようにすることも可能である。
【0085】上記ステップS55において制御回路21
が、Pセンサ29の出力がロー(Lo)レベルからハイ
(Hi)レベルに切り替えられたことを検出すると、ス
テップS56において制御回路21は、自己の内部カウ
ンターによる計時を再開するタイマースタート処理を実
行する。ここで行われるタイマースタート処理は、Pセ
ンサ29に対向する所定の位置に1個目のパーフォレー
ションが通過するのに必要かつ十分な時間であって、上
記ステップS54の処理で設定される計時時間よりも相
当に短い時間が設定される。
が、Pセンサ29の出力がロー(Lo)レベルからハイ
(Hi)レベルに切り替えられたことを検出すると、ス
テップS56において制御回路21は、自己の内部カウ
ンターによる計時を再開するタイマースタート処理を実
行する。ここで行われるタイマースタート処理は、Pセ
ンサ29に対向する所定の位置に1個目のパーフォレー
ションが通過するのに必要かつ十分な時間であって、上
記ステップS54の処理で設定される計時時間よりも相
当に短い時間が設定される。
【0086】上記ステップS56のタイマースタートが
終了すると、ステップS57で制御回路21は、上述の
ステップS55で1個目のパーフォレーションが検出さ
れているので、制御回路21の自己の内部カウンター1
を加算するカウンター1カウントアップ処理を実行し、
ステップS58の処理に進む。
終了すると、ステップS57で制御回路21は、上述の
ステップS55で1個目のパーフォレーションが検出さ
れているので、制御回路21の自己の内部カウンター1
を加算するカウンター1カウントアップ処理を実行し、
ステップS58の処理に進む。
【0087】このステップS58において制御回路21
は、Mセンサ30の出力信号を計数するカウンタ2の計
数値をRAMに記憶する。制御回路21の自己内部カウ
ンターは、ハードウェアカウンターであり、モータ23
の回転駆動に応じてモータ回転検出回路34より出力さ
れるMセンサ30のパルス信号を自動的に計数するよう
に構成されている。前記フィルムがスプロケット9によ
り送り出されている(スプール軸22による巻き取り以
前)際のPセンサ29の出力信号とMセンサ30の出力
信号の波形は、図8に示すようになっている。
は、Mセンサ30の出力信号を計数するカウンタ2の計
数値をRAMに記憶する。制御回路21の自己内部カウ
ンターは、ハードウェアカウンターであり、モータ23
の回転駆動に応じてモータ回転検出回路34より出力さ
れるMセンサ30のパルス信号を自動的に計数するよう
に構成されている。前記フィルムがスプロケット9によ
り送り出されている(スプール軸22による巻き取り以
前)際のPセンサ29の出力信号とMセンサ30の出力
信号の波形は、図8に示すようになっている。
【0088】次にステップS59で制御回路21は、自
己内部カウンタ2を初期化(クリア)するカウンター2
リセットを実行する。この時、上記ステップS57とS
58でフィルムのパーフォレーションの1個目がPセン
サ29上を通過する間に発生したMセンサ30のパルス
数をRAMに記憶する。
己内部カウンタ2を初期化(クリア)するカウンター2
リセットを実行する。この時、上記ステップS57とS
58でフィルムのパーフォレーションの1個目がPセン
サ29上を通過する間に発生したMセンサ30のパルス
数をRAMに記憶する。
【0089】次に、ステップS60において制御回路2
1は、内部カウンター1が所定値A以上になったか否か
の確認を行う。ここで、カウンター1のカウンター数値
(パーフォレーション検出回路33からの出力信号の数
値)が所定値A未満である場合(<A)には、上述のステ
ップS55の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。ま
た、カウンター数値が所定値A以上である場合(A≦)に
は、フィルムがスプール軸22によって巻き取られ始め
るフィルムの長さ分だけ、送出されたと判断することが
でき、次のステップS61に移行される。この所定値A
は、スプロケット9によりフィルムが送り出され、スプ
ール軸22が巻き取るに十分なフィルム長に相当するパ
ーフォレーションの数値が設定される。
1は、内部カウンター1が所定値A以上になったか否か
の確認を行う。ここで、カウンター1のカウンター数値
(パーフォレーション検出回路33からの出力信号の数
値)が所定値A未満である場合(<A)には、上述のステ
ップS55の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。ま
た、カウンター数値が所定値A以上である場合(A≦)に
は、フィルムがスプール軸22によって巻き取られ始め
るフィルムの長さ分だけ、送出されたと判断することが
でき、次のステップS61に移行される。この所定値A
は、スプロケット9によりフィルムが送り出され、スプ
ール軸22が巻き取るに十分なフィルム長に相当するパ
ーフォレーションの数値が設定される。
【0090】ステップS61において制御回路21は、
内部カウンター2の値が所定値Bになったか否を確認す
る。この所定値Bは、フィルムがスプール軸22に到達
するのに十分なフィルム長に相当するパーフォレーショ
ン数が設定される。ここで、カウンター2のカウンター
数値(Pセンサ29で検出されたパーフオレーション1
個の出力信号の時間分に出力されるMセンサ30の信号
の数値)が所定値B以上(B≦)である場合に、既にフ
ィルムがスプロケット9に到達するのに十分な長さを送
り出しているにもかかわらず、スプール軸22による巻
き取りが行われていないと判定できるので、ステップS
66の処理に分岐する。
内部カウンター2の値が所定値Bになったか否を確認す
る。この所定値Bは、フィルムがスプール軸22に到達
するのに十分なフィルム長に相当するパーフォレーショ
ン数が設定される。ここで、カウンター2のカウンター
数値(Pセンサ29で検出されたパーフオレーション1
個の出力信号の時間分に出力されるMセンサ30の信号
の数値)が所定値B以上(B≦)である場合に、既にフ
ィルムがスプロケット9に到達するのに十分な長さを送
り出しているにもかかわらず、スプール軸22による巻
き取りが行われていないと判定できるので、ステップS
66の処理に分岐する。
【0091】また、カウンター数値が所定値B未満(<
B)である場合には、フィルムがスプール軸22によっ
て巻き取られていると判定することができ、次のステッ
プS62で以降が実行される。なお、この状態でのPセ
ンサ29の出力信号とMセンサ30の出力信号の波形は
図9に示すようになる。
B)である場合には、フィルムがスプール軸22によっ
て巻き取られていると判定することができ、次のステッ
プS62で以降が実行される。なお、この状態でのPセ
ンサ29の出力信号とMセンサ30の出力信号の波形は
図9に示すようになる。
【0092】前記ステップS61で、カウンタ2は、所
定値B未満であると判定されると、フィルムはスプール
軸22に巻き取られたと判定できるために、ステップS
62で制御回路21は、モータ23に供給する駆動電圧
を上げて、残りのローディング処理時間の短縮を図る為
のモータ23の駆動電圧設定を行う。
定値B未満であると判定されると、フィルムはスプール
軸22に巻き取られたと判定できるために、ステップS
62で制御回路21は、モータ23に供給する駆動電圧
を上げて、残りのローディング処理時間の短縮を図る為
のモータ23の駆動電圧設定を行う。
【0093】次に、ステップS63において制御回路2
1は、内部カウンター1が所定値Cになったか否かの確
認を行う。ここで、カウンター1のカウンター数値(パ
ーフォレーション検出回路33からの出力信号の数値)
が所定値C未満である場合(<C)には、上述のステッ
プS55の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。また、
カウンター数値が所定値C以上の場合(C≦)には、フ
ィルムがカメラ本体1の内部において所定の位置に配置
され、撮影準備状態にあるものと判断されて、次のステ
ップS64の処理に進む。
1は、内部カウンター1が所定値Cになったか否かの確
認を行う。ここで、カウンター1のカウンター数値(パ
ーフォレーション検出回路33からの出力信号の数値)
が所定値C未満である場合(<C)には、上述のステッ
プS55の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。また、
カウンター数値が所定値C以上の場合(C≦)には、フ
ィルムがカメラ本体1の内部において所定の位置に配置
され、撮影準備状態にあるものと判断されて、次のステ
ップS64の処理に進む。
【0094】上記ステップS63においてフィルムロー
ディング処理に成功したものと判断されると、制御回路
21は、ステップS64において、フィルム給送再試行
フラグ(LOADRTF)を初期化(クリア)する。
ディング処理に成功したものと判断されると、制御回路
21は、ステップS64において、フィルム給送再試行
フラグ(LOADRTF)を初期化(クリア)する。
【0095】上記ステップS64のフィルム給送再試行
フラグの初期化(LOADRT=0)、または、上記ス
テップS66のフィルムローディング失敗警告表示のい
ずれかの処理が終了すると、制御回路21は、ステップ
S67において、フィルム給送回路31を介してモータ
ー23に対するモーターブレーキ処理を実行し、ステッ
プS68において、モーターブレーキを開始した時点か
らの経過時間を計測するために、タイマー計測を開始す
るタイマースタート処理を実行する。
フラグの初期化(LOADRT=0)、または、上記ス
テップS66のフィルムローディング失敗警告表示のい
ずれかの処理が終了すると、制御回路21は、ステップ
S67において、フィルム給送回路31を介してモータ
ー23に対するモーターブレーキ処理を実行し、ステッ
プS68において、モーターブレーキを開始した時点か
らの経過時間を計測するために、タイマー計測を開始す
るタイマースタート処理を実行する。
【0096】上記ステップS68のタイマースタート処
理が終了すると、ステップS69において制御回路21
は、モーターブレーキが継続している所定の時間経過し
たか判定し、所定の時間が経過(タイムアップ)する
と、次のステップS70において制御回路21は、フィ
ルム給送回路31を制御して、モータ23の駆動電圧供
給を停止するモーターオフ処理を実行し、この一連のフ
ィルムローディング処理を終了させ、上述のステップS
9以降の処理が実行される。
理が終了すると、ステップS69において制御回路21
は、モーターブレーキが継続している所定の時間経過し
たか判定し、所定の時間が経過(タイムアップ)する
と、次のステップS70において制御回路21は、フィ
ルム給送回路31を制御して、モータ23の駆動電圧供
給を停止するモーターオフ処理を実行し、この一連のフ
ィルムローディング処理を終了させ、上述のステップS
9以降の処理が実行される。
【0097】以上説明したように、上述の第一の実施形
態によれば、オートローディング動作中に、パーフオレ
ーション1個分の出力信号時間における、モーター回転
信号数を測定することで、送出されたフィルムスプール
軸に巻き付いたか否かを確認することができる。
態によれば、オートローディング動作中に、パーフオレ
ーション1個分の出力信号時間における、モーター回転
信号数を測定することで、送出されたフィルムスプール
軸に巻き付いたか否かを確認することができる。
【0098】次に本発明の係るカメラのフィルムローデ
ィングの第二の実施形態を図7を用いて説明する。この
第二の実施形態は、スプロケット9によるフィルム送出
動作中のフィルム給送速度が安定した時点でのパーフォ
レーション1個分のフィルム長が給送される間に発生す
るモータ回転信号数、すなわちモータの回転量と、スプ
ール軸22に巻き付くのに十分な長さのフィルム長を送
出した時点、すなわちフィルムがスプール軸22による
巻き取りが開始されているであろう時点でのパーフォレ
ーション1個分のフィルム長が給送される間に発生する
モータ回転数値とを比較し、送出されたフィルムが充分
にスプール軸22に巻き取られていると判断できる数
値、例えば、フィルム給送動作中のパーフォレーション
1個分の給送中に発生したモータ一回転信号数を1/3
倍したものとを比較し、送出されたフィルムがスプール
軸22に巻き付いたか否かを確認するものである。
ィングの第二の実施形態を図7を用いて説明する。この
第二の実施形態は、スプロケット9によるフィルム送出
動作中のフィルム給送速度が安定した時点でのパーフォ
レーション1個分のフィルム長が給送される間に発生す
るモータ回転信号数、すなわちモータの回転量と、スプ
ール軸22に巻き付くのに十分な長さのフィルム長を送
出した時点、すなわちフィルムがスプール軸22による
巻き取りが開始されているであろう時点でのパーフォレ
ーション1個分のフィルム長が給送される間に発生する
モータ回転数値とを比較し、送出されたフィルムが充分
にスプール軸22に巻き取られていると判断できる数
値、例えば、フィルム給送動作中のパーフォレーション
1個分の給送中に発生したモータ一回転信号数を1/3
倍したものとを比較し、送出されたフィルムがスプール
軸22に巻き付いたか否かを確認するものである。
【0099】このフィルムローディングに処理が移行す
ると、ステップS71において制御回路21は、モータ
23を回転駆動させる駆動電圧を設定するため電圧設定
処理を実行する。ここで設定する電圧は、スプール軸2
2によるフィルム巻取り時のモータ23に供給する駆動
電圧より低い駆動電圧を設定する。つまり、モータ23
の回転駆動をスプロケット9に回転駆動伝達し、上記M
センサ30で検出されるモータ23のパルス数mは、P
センサ29で検出するパーフォレーションの出力信号の
フィルム長Lは、図8を用いて説明した関係となるよう
に設定する。
ると、ステップS71において制御回路21は、モータ
23を回転駆動させる駆動電圧を設定するため電圧設定
処理を実行する。ここで設定する電圧は、スプール軸2
2によるフィルム巻取り時のモータ23に供給する駆動
電圧より低い駆動電圧を設定する。つまり、モータ23
の回転駆動をスプロケット9に回転駆動伝達し、上記M
センサ30で検出されるモータ23のパルス数mは、P
センサ29で検出するパーフォレーションの出力信号の
フィルム長Lは、図8を用いて説明した関係となるよう
に設定する。
【0100】このステップS71のモータ23の駆動電
圧設定が終了すると、ステップS72で制御回路21
は、上記ステップS71で設定されたモータ23の駆動
電圧を用いて、上記フィルム給送回路31を介して、モ
ータ23を回転駆動させて、その回転駆動により上記ス
プロケット9を用いてフィルムパトローネ2からフィル
ムを繰り出し、スプール軸方向に給送されるように駆動
させる。
圧設定が終了すると、ステップS72で制御回路21
は、上記ステップS71で設定されたモータ23の駆動
電圧を用いて、上記フィルム給送回路31を介して、モ
ータ23を回転駆動させて、その回転駆動により上記ス
プロケット9を用いてフィルムパトローネ2からフィル
ムを繰り出し、スプール軸方向に給送されるように駆動
させる。
【0101】上記ステップS72でモータ23を回転駆
動開始させると、制御回路21は、ステップS73で、
制御回路21の自己の内部に有するカウンターの第1の
カウンターを初期化(クリア)する、カウンター1のリ
セット処理を実行する。このカウンター1は、Pセンサ
29で検出するパーフォレーションを計数するためのも
のである。
動開始させると、制御回路21は、ステップS73で、
制御回路21の自己の内部に有するカウンターの第1の
カウンターを初期化(クリア)する、カウンター1のリ
セット処理を実行する。このカウンター1は、Pセンサ
29で検出するパーフォレーションを計数するためのも
のである。
【0102】上記ステップS73のカウンター1のリセ
ットが終了すると、ステップS74において制御回路2
1は、制御回路21内のタイマーによる計時を開始する
タイマースタート処理を実行する。このタイマーは、フ
ィルムのパーフォレーションがPセンサ29によって検
出された際に生じる出力変化の間隔を計時するためのも
のであり、最初は、フィルム先端から最初のパーフォレ
ーションがPセンサ29で検出されるまでの比較的長い
時間が設定される。
ットが終了すると、ステップS74において制御回路2
1は、制御回路21内のタイマーによる計時を開始する
タイマースタート処理を実行する。このタイマーは、フ
ィルムのパーフォレーションがPセンサ29によって検
出された際に生じる出力変化の間隔を計時するためのも
のであり、最初は、フィルム先端から最初のパーフォレ
ーションがPセンサ29で検出されるまでの比較的長い
時間が設定される。
【0103】つまり、このタイマーによって計時される
所定の時間内に、Pセンサ29の出力信号に変化が生じ
ない場合には、フィルムの送出し動作、もしくはスプー
ル軸22への巻上(巻取り)動作に異常があったと判断
することができる。
所定の時間内に、Pセンサ29の出力信号に変化が生じ
ない場合には、フィルムの送出し動作、もしくはスプー
ル軸22への巻上(巻取り)動作に異常があったと判断
することができる。
【0104】上記ステップS74のタイマースタートが
実行されると、ステップS75で制御回路21は、上記
Pセンサ29が検出して、上記パーフォレーション検出
回路33を介して、Pセンサ29の出力信号がロー(L
o)レベルからハイ(Hi)レベルヘの切り替わり検出
されたか判定する。
実行されると、ステップS75で制御回路21は、上記
Pセンサ29が検出して、上記パーフォレーション検出
回路33を介して、Pセンサ29の出力信号がロー(L
o)レベルからハイ(Hi)レベルヘの切り替わり検出
されたか判定する。
【0105】上記Pセンサ29によって、最初のパーフ
ォレーションが検出される際の出力状態は、図8に示す
ように、まずハイ(Hi)レベルからロー(Lo)レベ
ルに切り替わり、所定の時間ロー(Lo)レベルが継続
した後、ハイ(Hi)レベルに切り替わる。したがっ
て、このステップS75においては、Pセンサ29の出
力信号がロー(Lo)レベルからハイ(Hi)レベル切
り替わったか否かを確認することで最初のパーフォレー
ションの検出確認が行われる。
ォレーションが検出される際の出力状態は、図8に示す
ように、まずハイ(Hi)レベルからロー(Lo)レベ
ルに切り替わり、所定の時間ロー(Lo)レベルが継続
した後、ハイ(Hi)レベルに切り替わる。したがっ
て、このステップS75においては、Pセンサ29の出
力信号がロー(Lo)レベルからハイ(Hi)レベル切
り替わったか否かを確認することで最初のパーフォレー
ションの検出確認が行われる。
【0106】この場合において、制御回路21によりP
センサ29の出力のロー(Lo)レベルからハイ(H
i)レベルヘの切り替わりが検出されない場合は、ステ
ップS86で制御回路21は、前記ステップS74で処
理したタイマー1のスタートから所定の時間経過したか
判定し、タイマー1が所定時間経過してなくタイムアッ
プしていない場合は、前記ステップS75に戻り、再度
Pセンサ29の出力がロー(Lo)レベルからハイ(H
i)レベルになったか判定する。
センサ29の出力のロー(Lo)レベルからハイ(H
i)レベルヘの切り替わりが検出されない場合は、ステ
ップS86で制御回路21は、前記ステップS74で処
理したタイマー1のスタートから所定の時間経過したか
判定し、タイマー1が所定時間経過してなくタイムアッ
プしていない場合は、前記ステップS75に戻り、再度
Pセンサ29の出力がロー(Lo)レベルからハイ(H
i)レベルになったか判定する。
【0107】上記ステップS86で、タイマー1が所定
時間経過してタイムアップしたことが確認されると、フ
ィルムの送り出し、もしくは巻き取り(巻き上げ)等の
フィルムローディング動作が失敗したものと判断する。
このフィルムローディングに失敗したことを使用者に告
知する必要性があることから、ステップS87で、カメ
ラ本体1に設けられた図示していない液晶やLED等の
表示手段を用いて、フィルムのローディング失敗警告、
またはフィルムの再装填等の警告表示を行う。なお、こ
の警告表示として、発音部材を用いてローディング失敗
警告音を発するようにすることも可能である。
時間経過してタイムアップしたことが確認されると、フ
ィルムの送り出し、もしくは巻き取り(巻き上げ)等の
フィルムローディング動作が失敗したものと判断する。
このフィルムローディングに失敗したことを使用者に告
知する必要性があることから、ステップS87で、カメ
ラ本体1に設けられた図示していない液晶やLED等の
表示手段を用いて、フィルムのローディング失敗警告、
またはフィルムの再装填等の警告表示を行う。なお、こ
の警告表示として、発音部材を用いてローディング失敗
警告音を発するようにすることも可能である。
【0108】上記ステップS75において制御回路21
が、Pセンサ29の出力がロー(Lo)レベルからハイ
(Hi)レベルに切り替えられたことを検出すると、ス
テップS76において制御回路21は、自己の内部カウ
ンターによる計時を再開するタイマースタート処理を実
行する。ここで行われるタイマースタート処理は、Pセ
ンサ29に対向する所定の位置に1個目のパーフォレー
ションが通過するのに必要かつ十分な時間であって、上
記ステップS74の処理で設定される計時時間よりも相
当に短い時間が設定される。
が、Pセンサ29の出力がロー(Lo)レベルからハイ
(Hi)レベルに切り替えられたことを検出すると、ス
テップS76において制御回路21は、自己の内部カウ
ンターによる計時を再開するタイマースタート処理を実
行する。ここで行われるタイマースタート処理は、Pセ
ンサ29に対向する所定の位置に1個目のパーフォレー
ションが通過するのに必要かつ十分な時間であって、上
記ステップS74の処理で設定される計時時間よりも相
当に短い時間が設定される。
【0109】上記ステップS76のタイマースタートが
終了すると、ステップS77で制御回路21は、上述の
ステップS75で1個目のパーフォレーションが検出さ
れているので、制御回路21の自己の内部カウンター1
を加算するカウンター1カウントアップ処理を実行し、
ステップS78の処理に進む。
終了すると、ステップS77で制御回路21は、上述の
ステップS75で1個目のパーフォレーションが検出さ
れているので、制御回路21の自己の内部カウンター1
を加算するカウンター1カウントアップ処理を実行し、
ステップS78の処理に進む。
【0110】このステップS78において制御回路21
は、Mセンサ30の出力信号を計数するカウンタ2の計
数値をRAMに記憶する。制御回路21の自己内部カウ
ンターは、ハードウェアカウンターで有り、モータ23
の回転駆動に応じてモータ回転検出回路34より出力さ
れるMセンサ30のパルス信号を自動的に計数するよう
に構成されている。前記フィルムがスプロケット9によ
り送り出されている(スプール軸22による巻き取り以
前)際のPセンサ29の出力信号とMセンサ30の出力
信号の波形は、図8に示すようになっている。
は、Mセンサ30の出力信号を計数するカウンタ2の計
数値をRAMに記憶する。制御回路21の自己内部カウ
ンターは、ハードウェアカウンターで有り、モータ23
の回転駆動に応じてモータ回転検出回路34より出力さ
れるMセンサ30のパルス信号を自動的に計数するよう
に構成されている。前記フィルムがスプロケット9によ
り送り出されている(スプール軸22による巻き取り以
前)際のPセンサ29の出力信号とMセンサ30の出力
信号の波形は、図8に示すようになっている。
【0111】次にステップS79で制御回路21は、自
己内部カウンタ2を初期化(クリア)するカウンター2
リセットを実行する。上記ステップS77とS78でフ
ィルムのパーフォレーションの1個目がPセンサ29上
を通過する間に発生したMセンサ30のパルス数をRA
Mに記憶する。
己内部カウンタ2を初期化(クリア)するカウンター2
リセットを実行する。上記ステップS77とS78でフ
ィルムのパーフォレーションの1個目がPセンサ29上
を通過する間に発生したMセンサ30のパルス数をRA
Mに記憶する。
【0112】次に、ステップS80において制御回路2
1は、内部カウンター1が所定値Dになったか否かの確
認を行う。ここで、カウンター1のカウンター数値(パ
ーフォレーション検出回路33からの出力信号の数値)
が所定値D以外である場合(≠D)には、ステップS82
の処理に進み、以降の処理を繰り返す。また、カウンタ
ー数値が所定値Dと等しい場合(D=)には、フィルムが
送り出されて、フィルムの給送速度が安定するフィルム
の長さ分だけ、送出されたと判断することができ、次の
ステップS81に移行される。
1は、内部カウンター1が所定値Dになったか否かの確
認を行う。ここで、カウンター1のカウンター数値(パ
ーフォレーション検出回路33からの出力信号の数値)
が所定値D以外である場合(≠D)には、ステップS82
の処理に進み、以降の処理を繰り返す。また、カウンタ
ー数値が所定値Dと等しい場合(D=)には、フィルムが
送り出されて、フィルムの給送速度が安定するフィルム
の長さ分だけ、送出されたと判断することができ、次の
ステップS81に移行される。
【0113】ステップS81において制御回路21は、
フィルムの給送速度が安定するフィルムの長さ分だけ、
送出された時点でのカウンター2のカウンター数値(P
センサ29で検出されたパーフォレーション1個の出力
信号の時間分に出力されるMセンサ30の信号の数
値)、すなわち、ステップS78でRAMに記憶した値
をEとして記憶する。
フィルムの給送速度が安定するフィルムの長さ分だけ、
送出された時点でのカウンター2のカウンター数値(P
センサ29で検出されたパーフォレーション1個の出力
信号の時間分に出力されるMセンサ30の信号の数
値)、すなわち、ステップS78でRAMに記憶した値
をEとして記憶する。
【0114】次にステップS82において制御回路21
は、スプール軸22に巻き付くまでのフィルム長を送出
したか否かの判断、すなわち、内部カウンター1が所定
値A以上になったか否かの確認を行う。ここで、カウン
ター1のカウンター数値(パーフォレーション検出回路
33からの出力信号の数値)が所定値A未満である場合
(<A)には、上述のステップS75の処理に戻り、以
降の処理を繰り返す。また、カウンター数値が所定値A
以上である場合(A≦)には、フィルムがスプール軸2
2によって巻き取られ始めるフィルムの長さ分だけ、送
出されたと判断することができる。
は、スプール軸22に巻き付くまでのフィルム長を送出
したか否かの判断、すなわち、内部カウンター1が所定
値A以上になったか否かの確認を行う。ここで、カウン
ター1のカウンター数値(パーフォレーション検出回路
33からの出力信号の数値)が所定値A未満である場合
(<A)には、上述のステップS75の処理に戻り、以
降の処理を繰り返す。また、カウンター数値が所定値A
以上である場合(A≦)には、フィルムがスプール軸2
2によって巻き取られ始めるフィルムの長さ分だけ、送
出されたと判断することができる。
【0115】このステップS82でカウンター1の数値
が所定値A以上(A≦)と判断されると、ステップS8
3において制御回路21は、フィルムがスプール軸22
による巻取られ始めたか否かの確認を行う。すなわち、
内部カウンター2がステップS81で記憶した数値Eの
1/3倍以下になった(E/3≧)場合には、ステップ
S84以降が実行され、また、制御回路21が、ステッ
プS81で記憶した数値Eの1/3倍に達していない
(>E/3)場合には、ステップS87の処理に進む。
が所定値A以上(A≦)と判断されると、ステップS8
3において制御回路21は、フィルムがスプール軸22
による巻取られ始めたか否かの確認を行う。すなわち、
内部カウンター2がステップS81で記憶した数値Eの
1/3倍以下になった(E/3≧)場合には、ステップ
S84以降が実行され、また、制御回路21が、ステッ
プS81で記憶した数値Eの1/3倍に達していない
(>E/3)場合には、ステップS87の処理に進む。
【0116】上記ステップS83で、カウンタ2の値
が、数値Eの1/3倍以下と判定されると、ステップS
84において制御回路21は、内部カウンター1が所定
値Cになったか否かの確認を行う。ここで、カウンター
1のカウンター数値(パーフォレーション検出回路33
からの出力信号の数値)が所定値C未満である場合(<
C)には、上述のステップS75の処理に戻り、以降の
処理を繰り返す。また、カウンター数値が所定値C以上
の場合(C≦)には、フィルムがカメラ本体1の内部に
おいて所定の位置に配置され、撮影準備状態にあるもの
と判断されて、次のステップS85の処理に進む。
が、数値Eの1/3倍以下と判定されると、ステップS
84において制御回路21は、内部カウンター1が所定
値Cになったか否かの確認を行う。ここで、カウンター
1のカウンター数値(パーフォレーション検出回路33
からの出力信号の数値)が所定値C未満である場合(<
C)には、上述のステップS75の処理に戻り、以降の
処理を繰り返す。また、カウンター数値が所定値C以上
の場合(C≦)には、フィルムがカメラ本体1の内部に
おいて所定の位置に配置され、撮影準備状態にあるもの
と判断されて、次のステップS85の処理に進む。
【0117】上記ステップS84においてフィルムロー
ディング処理に成功したものと判断されると、制御回路
21は、ステップS85において、フィルム給送再試行
フラグ(LOADRTF)を初期化(クリア)する。
ディング処理に成功したものと判断されると、制御回路
21は、ステップS85において、フィルム給送再試行
フラグ(LOADRTF)を初期化(クリア)する。
【0118】上記ステップS85のフィルム給送再試行
フラグの初期化(LOADRT=0)、または、上記ス
テップS87のフィルムローディング失敗警告表示のい
ずれかの処理が終了すると、制御回路21は、ステップ
S88において、フィルム給送回路31を介してモータ
ー23に対するモーターブレーキ処理を実行し、ステッ
プS89において、モーターブレーキを開始した時点か
らの経過時間を計測するために、タイマー計測を開始す
るタイマースタート処理を実行する。
フラグの初期化(LOADRT=0)、または、上記ス
テップS87のフィルムローディング失敗警告表示のい
ずれかの処理が終了すると、制御回路21は、ステップ
S88において、フィルム給送回路31を介してモータ
ー23に対するモーターブレーキ処理を実行し、ステッ
プS89において、モーターブレーキを開始した時点か
らの経過時間を計測するために、タイマー計測を開始す
るタイマースタート処理を実行する。
【0119】上記ステップS89のタイマースタート処
理が終了すると、ステップS90において制御回路21
は、モーターブレーキが継続している所定の時間経過し
たか判定し、所定の時間が経過(タイムアップ)する
と、次のステップS91において制御回路21は、フィ
ルム給送回路31を制御して、モータ23の駆動電圧供
給を停止するモーターオフ処理を実行し、この一連のフ
ィルムローディング処理を終了させ、上述のステップS
9以降の処理が実行される。
理が終了すると、ステップS90において制御回路21
は、モーターブレーキが継続している所定の時間経過し
たか判定し、所定の時間が経過(タイムアップ)する
と、次のステップS91において制御回路21は、フィ
ルム給送回路31を制御して、モータ23の駆動電圧供
給を停止するモーターオフ処理を実行し、この一連のフ
ィルムローディング処理を終了させ、上述のステップS
9以降の処理が実行される。
【0120】以上説明したように、この第二の実施形態
によれば、フィルム送出動作中のフィルム給送速度が安
定した時点でのパーフォレーション1個分の出力信号時
間におけるモータ一回転信号数を記憶しておき、さら
に、スプール軸に巻き付くまでのフィルム量を送出した
時点でのパーフォレーション1個分の出力信号時間にお
けるモーター回転信号数値と、フィルム送出動作中のパ
ーフォレーション1個分の出力信号時間におけるモータ
ー回転信号数を基にし、確実に送出されたフィルムがス
プールによって巻き取られていると判断できる数値、例
えばフィルム送出動作中のパーフォレーション1個分の
出力信号時間におけるモーター回転信号数を1/3倍し
たものとを比較し、送出されたフィルムがスプール軸に
巻き付いたか否かを確認することができ、フィルム給送
の負荷変動やフィルムの種類と低温時等の状態変化に対
しても充分にフィルムオートローディングの確認ができ
る。
によれば、フィルム送出動作中のフィルム給送速度が安
定した時点でのパーフォレーション1個分の出力信号時
間におけるモータ一回転信号数を記憶しておき、さら
に、スプール軸に巻き付くまでのフィルム量を送出した
時点でのパーフォレーション1個分の出力信号時間にお
けるモーター回転信号数値と、フィルム送出動作中のパ
ーフォレーション1個分の出力信号時間におけるモータ
ー回転信号数を基にし、確実に送出されたフィルムがス
プールによって巻き取られていると判断できる数値、例
えばフィルム送出動作中のパーフォレーション1個分の
出力信号時間におけるモーター回転信号数を1/3倍し
たものとを比較し、送出されたフィルムがスプール軸に
巻き付いたか否かを確認することができ、フィルム給送
の負荷変動やフィルムの種類と低温時等の状態変化に対
しても充分にフィルムオートローディングの確認ができ
る。
【0121】
【発明の効果】本発明により、フィルムを巻取スプール
に向けて送り出す送出手段と、巻取スプールに到達した
フィルムを巻取スプールによって巻き取る巻取手段とを
備え、送出手段によるフィルムの給送速度よりも、巻取
手段によるフィルムの輸送速度の方が高速であるカメラ
のフィルム給送装置において、送出手段のフィルムの送
出時の速度と巻取手段の巻き取り速度を比較すること
で、オートローディングの成功検出が確実に行うことが
でき、フィルムオートローディングの確実性が向上する
効果を有している。
に向けて送り出す送出手段と、巻取スプールに到達した
フィルムを巻取スプールによって巻き取る巻取手段とを
備え、送出手段によるフィルムの給送速度よりも、巻取
手段によるフィルムの輸送速度の方が高速であるカメラ
のフィルム給送装置において、送出手段のフィルムの送
出時の速度と巻取手段の巻き取り速度を比較すること
で、オートローディングの成功検出が確実に行うことが
でき、フィルムオートローディングの確実性が向上する
効果を有している。
【図1】本発明に係るカメラのフィルム給送装置の構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】本発明に係るカメラのフィルム給送装置の構成
を説明するカメラの背面図。
を説明するカメラの背面図。
【図3】本発明に係るカメラの基本動作を説明するフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図4】本発明に係るカメラの基本動作を説明するフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図5】本発明に係るカメラの基本動作を説明するフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図6】本発明に係るカメラのフィルム給送装置による
オートローディングの第一の実施形態の動作を説明する
フローチャート。
オートローディングの第一の実施形態の動作を説明する
フローチャート。
【図7】本発明に係るカメラのフィルム給送装置による
オートローディングの第二の実施形態の動作を説明する
フローチャート。
オートローディングの第二の実施形態の動作を説明する
フローチャート。
【図8】本発明に係るカメラのフィルム給送装置による
フィルム繰り出し時のPセンサとMセンサの信号関係を
説明する説明図。
フィルム繰り出し時のPセンサとMセンサの信号関係を
説明する説明図。
【図9】本発明に係るカメラのフィルム給送装置による
フィルム巻き取り時のPセンサとMセンサの信号関係を
説明する説明図。
フィルム巻き取り時のPセンサとMセンサの信号関係を
説明する説明図。
1…カメラ本体 2…フィルムパトローネ 3…パトローネ室 5…撮影レンズ鏡筒 9…スプロケット 21…制御回路 22…スプール軸 23…モータ 24…スプール室 25…フォーク部材 29…Pセンサ 30…Mセンサ 31…フィルム給送回路 33…パーフォレーション検出回路 34…モータ回転検出回路 36…スイッチ入力回路 62…EEPROM
Claims (3)
- 【請求項1】 フィルムを巻取りスプールに向けて送り
出す送出手段と、上記巻取スプールに到達したフィルム
を上記巻取りスプールによって巻き取る巻取手段と、上
記送出手段によるフィルムの給送速度よりも、上記巻取
手段によるフィルムの給送速度の方が高速であるカメラ
のフィルム給送装置において、 上記フィルムの移動量を検出するフィルム移動量検出手
段と、 少なくとも上記巻取手段を駆動するモータの回転量に応
じて、パルス信号を出力するモータ回転量検出手段と、 送り出されたフィルムがスプールに到達したか否かを判
定する判定手段と、 を具備し、上記判定手段によって、フィルムがスプール
に到達していると判定された場合は、フィルムのオート
ローディング成功とすることを特徴としたカメラのフィ
ルム給送装置。 - 【請求項2】 上記判定手段は、上記フィルムの移動量
検出手段から所定のタイミングで得た一定のフィルム移
動量に対する、上記モータ回転量検出手段から得たモー
タ回転量を測定し、フィルムの給送速度を求めることを
特徴とする請求項1記載のフィルム給送装置。 - 【請求項3】 上記判定手段の判定基準は、送り出し動
作中に、フィルムの給送速度が上記巻取手段によるフィ
ルムの給送速度と同じになったか否かによって判定する
ことを特徴とする請求項1記載のフィルム給送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001159122A JP2002350962A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | カメラのフィルム給送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001159122A JP2002350962A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | カメラのフィルム給送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002350962A true JP2002350962A (ja) | 2002-12-04 |
Family
ID=19002759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001159122A Withdrawn JP2002350962A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | カメラのフィルム給送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002350962A (ja) |
-
2001
- 2001-05-28 JP JP2001159122A patent/JP2002350962A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080805 |