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JP2002345420A - おにぎり用包装シート及び包装おにぎり - Google Patents

おにぎり用包装シート及び包装おにぎり

Info

Publication number
JP2002345420A
JP2002345420A JP2001200052A JP2001200052A JP2002345420A JP 2002345420 A JP2002345420 A JP 2002345420A JP 2001200052 A JP2001200052 A JP 2001200052A JP 2001200052 A JP2001200052 A JP 2001200052A JP 2002345420 A JP2002345420 A JP 2002345420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
packaging sheet
onigiri
rice ball
longitudinal direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001200052A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Takahashi
信行 高橋
Yasunao Yamada
保直 山田
Iori Matsumoto
偉生利 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYO SEIKI JUSHI KAKO KK
Original Assignee
TOYO SEIKI JUSHI KAKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOYO SEIKI JUSHI KAKO KK filed Critical TOYO SEIKI JUSHI KAKO KK
Priority to JP2001200052A priority Critical patent/JP2002345420A/ja
Publication of JP2002345420A publication Critical patent/JP2002345420A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 おにぎり用包装シートの包装工程の大幅な簡
素化とカール発生のないおにぎり用包装シートを提供す
ることにあり、易開封性に優れ、且つ、オープニングテ
ープを使用しない衛生的な包装おにぎりを提供すること
にある。 【解決の手段】外フイルム及び内フイルムの間に挟まれ
た矩形状のおにぎり用包装シートにおいて、該フイルム
は、溶融時のホットタック性と引き裂き方向性に優れ、
常温時の物性が、長手方向(縦方向)の引張強度が17
Kgf/mm2以上、引裂強度が10gf以下、表面粗
度(Ra)が縦方向0.10μm以上、横方向0.15
μm以上、シール強度が縦、横両方向とも100gf/
15mm以上であるフイルムを使用し、且つ内フイルム
には長手方向のほぼ中央部が分離させやすい構造を有し
ておることを特徴とするおにぎり用包装シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】外フイルムと内フイルムとの
間にシート状食品を挟んだおにぎり用包装シートにおい
て、特定の性能を有するフイルムを用いて製造されてい
る新規なおにぎり用包装シート及び包装おにぎりに関す
る。
【0002】
【従来の技術】おにぎり用包装シートは、外フイルムと
内フイルムとの間に、シート状食品、特に海苔を挟ん
で、周縁部をヒートシールさせ、袋状にしたものであ
り、内フイルムは、外フイルムの両端から中央部分に互
つて重ね合わされた2枚のフイルムで構成されている。
このおにぎり用包装シートは、内フイルム側に各種の形
状を有するおにぎりを載せ、内フイルムでおにぎりを包
み込み、その端部を溶着あるいはラベルの貼着またはテ
ープで止めて、包装おにぎりとして実用に供されてい
る。おにぎりを食するときは、外フイルム側に設けられ
たオープニングテープで開封し、外フイルムを2分割さ
せ、2分割された外フイルムを左右に引き剥がしていく
と、外フイルムにそれぞれシールされた2枚の内フイル
ムも左右に分かれて引き出され、後には、海苔とおにぎ
りが残り海苔でおにぎりを包み込んで、食することがで
きる。この包装おにぎりは、海苔はおにぎりと接触する
ことなく、包装されているので、何時までも海苔の風味
を損なわないで、保存でき、世間に広く利用されてい
る。
【0003】この包装おにぎりにおいては、おにぎり
は、内フイルムで包装され、海苔は、外フイルムと内フ
イルムとの間に収納されている。このため、おにぎりの
水分等が内フイルムを介して海苔を吸湿させると、海苔
の風味が損なわれる。また、外気と接する外フイルムも
吸湿性があると、外フイルムから吸湿された水分で海苔
の風味を害する。このため、外及び内フイルムには、ポ
リプロピレンのような透湿度の小さいプラスチック等が
使用されている。しかしながら、この様なフイルムは、
一般的に表面が滑りにくく、特に、おにぎりを包む内フ
イルムの滑り性が悪いと、内フイルムを左右に引き出す
際、内フイルム表面に接しているおにぎりに力が加わ
り、おにぎりが割れてしまうことがある。このため、内
フイルムの表面は、特に滑りの良いものが使用されてい
る。一般的には、ポリプロピレンのような透湿度の小さ
いフイルムの表面に、タンカル、タルク等の無機素材を
使用したスリップ剤で表面をコートしたフイルムが使用
されている。
【0004】以上のような、包装おにぎりにおいては、
以下に示すような問題点がある。包装おにぎりから、お
にぎりを取出すのに、外フイルムにオープニングテープ
を設けているが、オープニングテープは通常、外フイル
ムの内側に粘着させ、外フイルムの中央部に設置させる
ように設計されている。しかしながら、海苔自動包装工
程では、外フイルムと内フイルムの張力調整のうえに、
さらにオープニングテープにかかる張力をそれぞれ微妙
に調節して、所望する仕上がりの綺麗な袋を得るには、
作業者の長年の経験と勘に頼らざるを得ない部分が多く
あり、このような煩雑な調整が生産性を低下させ、ま
た、不良品発生の大きな割合を占めているまた、オープ
ニングテープに塗布された粘着剤が滲み出し海苔に直接
付着するといった衛生上の問題があり、オープニングテ
ープ使用については改善の要望が非常に強い。このた
め、オープニングテープを使用しなくてもすむような、
引き裂き開封性のよい外フイルムの開発も行われてい
る。例えば、本発明者等による特開平7−138423
号公報には、一軸延伸された特種ポリオレフィン系のフ
イルムを用いることにより、かかる問題は、大幅に改良
されてはいる。しかし、内フイルムに複合フイルムを使
用し、外フイルムに上記の様な特種ポリオレフィン系の
フイルムを使用しておにぎり用シート状物を製造する
と、シート状物のヒートシール部にしばしばカールが発
生する。
【0005】カールの発生したおにぎり用シートは、そ
れ自身で不良品の対象となるが、次のおにぎりを包装す
る工程では、該シート状物は、自動供給装置から、所定
の間隔をおいて一枚ずつおにぎりの包装工程に供給され
包装される。しかし、カールの発生したシートが混ざっ
ていると、端面が揃わなく、おにぎりの包装位置がず
れ、不良品の発生を招き、作業性を大幅に損なう。ま
た、内フイルムは、2枚のものが、中央部で重ね合わせ
られるように配置されているが、これも、二本のフイル
ムのテンションをコントロールする複雑さや、フイルム
ロールの在庫管理等の煩雑さを増加させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】、本発明の目的は、お
にぎり用包装シートの包装工程の大幅な簡素化とカール
発生のないおにぎり用包装シートを提供すること、さら
に、易開封性に優れ、且つ、オープニングテープを使用
しないため、粘着剤の滲み出しの心配ない衛生的な包装
おにぎりを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、おにぎり
用包装シートの端部にカールが発生するのは、内フイル
ムと外フイルムとの熱収縮の違いが最大の原因であると
推論し、カールの発生をなくするには、外及び内フイル
ムの熱収縮の傾向を同じにすれば、カールの発生が防止
できることを予測した。しかし、現在使用されている内
フイルムは、表面の滑り性を改良した特殊な表面処理フ
イルムであり不透明である。従って、これと同じものを
外フイルムにも使用すれば、包装されたおにぎりは、透
明性がなく、内部がみられず、おにぎりの商品価値を損
なう。さらには、内フイルムは滑りが良すぎるため、包
装工程で袋を揃えるときにずれ、上手く揃えられないと
いう問題もある。逆に、外フイルムと同じものを内フイ
ルムに使用すれば、内フイルムとしての滑り性が充分で
はなく、包装おにぎりから、おにぎりを取出す際、おに
ぎりが割れる等の問題が生じる。このように、内フイル
ムに特殊なものを使用しているため、カールの発生をな
くすることは無理であると考えられた。しかしながら、
さらに、おにぎり包装に至る外及び内フイルムに必要な
滑り性について、印刷工程、おにぎり用包装シートの製
造工程、おにぎり包装工程、さらにはおにぎり開放時の
各段階にわけて、フイルムに必要な滑り性について、綿
密な検討を重ねた結果、滑り性は、おにぎり開放時にお
いて、最も高い値が必要であり、他の工程では、ある程
度の滑り性は必要であるものの、必要以上の滑り性は、
かえって工程に悪影響を与えることがわかった。さらに
は、この滑り性を表面粗度(Ra)で表すとき、表面粗
度(Ra)がある範囲にあるときに、おにぎり包装に至
る全工程を満足させられる領域があることが判明し、こ
の条件を満足させるフイルムを特定することに成功し
て、本発明に至った。
【0008】即ち、本発明は、外フイルム及び内フイル
ムの間に挟まれた矩形状のおにぎり用包装シートにおい
て、外フイルムは縦方向(本発明でいう縦方向とは、フ
イルムの長手方向を意味し、以下の文章では全てこれに
従うものとする。)の上下端部の両端またはいずれか一
方のほぼ中央部に小さな切り込み2ケ所を有し、且つ内
フイルムは縦方向のほぼ中央部が分離させやすい構造を
有しており、さらに、該外及び内フイルムに溶融時のホ
ットタック性と引き裂き方向性に優れ、常温時の物性
が、縦方向の引張強度が17kgf/mm2以上、引裂
強度が10gf以下、表面粗度(Ra)が縦方向0.1
0μm以上、横方向0.15μm以上、シール強度が
縦、横両方向とも100gf/15mm以上であるフイ
ルムを使用していることを特徴とするおにぎり用包装シ
ートであり、また、該おにぎり用包装シートより製造さ
れる包装おにぎりである。さらには、海苔自動供給装置
14から所定の形状及び大きさに裁断された海苔15が
1枚ずつ所定の間隔をおいて自動供給され、これを外フ
イルム用ロール16、内フイルム用ロール17からそれ
ぞれが引き出されたフイルムにより両面から挟み込むよ
うにしたのち、その重ね合わせ部分の左右両端部をヒー
トシールし、次いで外フイルムの縦方向の上下端部の両
方またはいずれか一方のほぼ中央部に小さな2ケ所の切
り込み2a,2bを入れ、該切り込み箇所2aと2bを
囲む箇所を避け、他の上下端部をヒートシールした後、
裁断してなるおにぎり用包装シートを製造する方法にお
いて、該内フイルム3は縦方向のほぼ中央部が分離され
やすい構造を有しおり、且つ、外及び内フイルムが、溶
融時のホットタック性と引き裂き方向性に優れ、常温時
の物性が、縦方向の引張強度が17kgf/mm2以
上、引裂強度が10g以下、表面粗度(Ra)が縦方向
0.10μm以上、横方向0.15μm以上、シール強
度が縦、横両方向とも100gf/15mm以上である
おにぎり用包装シート製造方法である。
【0009】本発明に規定されるおにぎり用包装シート
とは、縦方向の上下端部の両方またはいずれか一方のほ
ぼ中央部に小さな切り込み2ケ所を有するフイルム(以
下、このフイルムを外フイルムと称する。)と縦方向の
ほぼ中央部が分離させやすい構造を有しているフイルム
(以下、このフイルムを内フイルムと称する。)との間
に海苔が挿入されたものを意味し、外及び内フイルムに
溶融時のホットタック性と引き裂き方向性に優れ、常温
時の物性が、縦方向の引張強度が17kgf/mm2以
上、引裂強度が10gf以下、表面粗度(Ra)が縦方
向0.10μm以上、横方向0.15μm以上、シール
強度が縦、横両方向とも100gf/15mm以上であ
るフイルムを使用していることを特徴とするものであ
る。さらに、包装おにぎりとは、該おにぎり用包装シー
トの内フイルム面に、おにぎりを載せ包み込み包装され
たものである。
【0010】本発明に使用されるフイルムは、溶融時の
ホットタック性と引き裂き方向性に優れ、常温時の物性
が、縦方向の引張強度が17kgf/mm2以上、引裂
強度が10gf以下、表面粗度(Ra)が縦方向0.1
0μm以上、横方向0.15μm以上、シール強度が
縦、横両方向とも100gf/15mm以上であれば、
素材はどのようなものも使用できるが、代表的なものと
しては、ポリエチレン、ポリプロピレン等の一軸延伸さ
れたものより、適宜選択して使用すればよい。
【0011】特に好ましいフイルムは、アイソタクチッ
クインデックスが少なくとも0.95.メルトフローレ
ートが1〜50g/10minである結晶性ポリプロピ
レン:A100重量部、メルトフローレートが1〜50
g/10min、エチレン単位の含有率が2〜5重量%
の結晶性プロピレン−エチレンランダム共重合体:B5
0〜100重量部,メルトフローレートが0.5〜10
g/10min、密度が0.90〜0.94g/cm3
であるポリエチレン:C10〜50重量部及び分子量が
5000〜25000であるアタクチックポリプロピレ
ン:D10〜50重量部を主要原料として製造されてい
るフイルムである。
【0012】フイルムの製造に用いられる原料A乃至D
は、上記の各条件を満足するものを国内市場から容易に
入手できる。さらに、フイルムの製造方法についても、
特定されることはなく、一般的には、未延伸フイルムを
成形し、得られた未延伸フイルムを縦方向または横方向
に一軸延伸することにより得られる。成形方法は、通常
公知のTダイ式押出成形法等により、押出温度190〜
260℃の範囲で、厚みが50〜700μm程度の未延
伸フイルムを得、この未延伸フイルムを更に延伸温度9
5〜150℃の範囲で、2〜10倍、好ましくは、3〜
6倍の範囲で一軸延伸される。延伸フイルムは、さら
に、延伸温度以上100〜160℃の温度において、
0.1〜10秒間熱処理をして、収縮率を10%以下、
好ましくは、2〜5%にする。得られたフイルムの厚み
は、15〜70μm程度のものが使用される。この様に
して得られたフイルムは、溶融時のホットタック性と引
き裂き方向性に優れ、常温時の物性が、縦方向の引張強
度が17kgf/mm2以上、引裂強度が10gf以
下、表面粗度(Ra)が縦方向0.10μm以上、横方
向0.15μm以上、シール強度が縦、横両方向とも1
00gf/15mm以上であり、おにぎり包装シート及
び包装おにぎりに好適に使用できる。
【0013】上記おにぎり用包装シートに使用される海
苔の形状は、通常、縦方向が18〜19cm、横方向が
9.5〜10cmの矩形状の乾燥したものが使用され
る。また、この海苔を包装するためのフイルムは、外及
び内フイルム共に、海苔を包装し、左右方向及び縦方向
をヒートシールさせるに十分な長さを必要とし、通常、
海苔の大きさに対して、縦方向、横方向共に、3〜4c
m程度の大きめのものが使用される。図1に外フイルム
の一例を示す平面図である。外フイルムは、縦方向の上
下端部の両方または、いずれか一方のほぼ中央部に小さ
な切り込み2aおよび2bを2ケ所有する。切り込みの
間隔は、約1〜2cmであり、その中心点は、フイルム
のほぼ中央部に位置するようにするのが好ましい。ま
た、切り込みは、縦方向に、1〜1.5cmにわたりカ
ットされる。次いで切り込み箇所2aの外側に位置する
X、及び2bの外側に位置するYに至る領域はヒートシ
ールしないで、包装おにぎりを開封する際の開始点とし
て使用する。X及びYは、開封性を考慮して、切り込み
箇所2a及び2bから0.3〜0.5cm離れた地点と
する。尚、上記条件は、開封性等を勘案して適宜変更し
ても差し支えない。
【0014】次いで、内フイルムは、縦方向のほぼ中央
部が分離させやすい構造を有しているが、これは、包装
おにぎりを開封し、おにぎりを取りだす時、従来の内フ
イルムでは、2枚のフイルムが中央部で重ね合わせて使
用されているのに対し、中央部から容易に切断され、重
ね合わせて使用されているものと同じような効果を示す
ものである。分離させやすい構造として以下の方法が採
用される。内フイルムの縦方向の上端部のほぼ中央部
から下端部に亘り、一直線上にミシン目を設ける方法
(図2aは、本発明に使用される内フイルムにミシン目
を設けた場合の平面図である。)。この場合のミシン目
は、通常の公知の方法により入れることができるが、お
にぎりから海苔への吸湿性を考慮して、ミシン目の大き
さは、1mm以下にしておくと良い。また内フイルム
の縦方向の上下端面のほぼ中央部から2〜3cm離れた
地点A及びA′を結ぶ間隔に3〜7cmの切り込みを数
個所設ける方法(図2bは、本発明に使用される内フイ
ルムに切り込みを設けた場合の平面図である。)。この
場合、切り込みの長さによって、1個所から数ヶ所が設
けられるが、2ヶ所以上設ける場合には、切り込みと切
り込みとの間隙は、5mm以上とっておくとよい。また
切り込みは、おにぎりからの吸温性を考慮して、その巾
は、フイルムの厚みより小さくするのがこのましい。以
上の方法とフイルムに本発明で規定されるものを使用す
る場合において、包装おにぎりからおにぎりを容易に取
り出すことが出来る。本発明に規定する以外のフイルム
では、おにぎりの開封性が悪く、商品価値を損い問題が
ある。上記記載の方法の他に、ミシン目及び切り込みを
入れた個所を挟み込むようにして折り畳む方法、また
は、ミシン目または切り込みを入れた個所を2ヶ所設
け、この個所を折り畳むようにして使用する方法等も使
用できる。かかる方法を採用することにより、海苔に対
するおにぎりからの吸温の影響をさらに改善することも
出来る。
【0015】次に、フイルムの性状についての説明とそ
の測定方法を以下に詳述する。 1.ホットタック性は、おにぎり包装シートの内フイル
ム側におにぎり飯を載せ、包む込み、その端部を局部溶
着(以下、ポイントシールと称する。)しラベルを貼着
するが、その際、ラベルの貼着前に一旦ポイントシール
した袋の端部が剥離してラベルの貼着を妨害することが
ある。このポイントシール部が剥離すると、包装不良を
招き、場合によっては運転を停止するような事態が生
じ、甚だしく生包装不良を招き、場合によっては運転を
停止するような事態が生じ、甚だしく生産性を低下させ
ることがある。このポイントシールの良し悪しを判断す
るため、ホットタック性として、数値化し、発明のレベ
ルの進展を明確に判断できるようにした測定方法であ
る。その測定方法は下記の方法により、また、測定装置
の概略図を図3に示す。
【0016】ホットタック性の測定方法 試料フイルムを幅3cm、長さ60cmの短冊状に2枚
切り取り測定試料とする。測定試料2枚の両端面を揃え
て重ね合わせる。図3に示す装置で、揃えて重ね合わせ
た測定試料の片端部6を測定装置のチャック7a,7
b、から若干でるようにしてチャック7a,7bで固定
する。重ね合わせた試料12a、12bを測定装置の上
部シールバー8及び下部シールバー9の間隙20mmの
間に水平に入れ下部シールバー9の上に置く。重ね合わ
せた試料12a、12bを反チャック側の先端に錘13
a、13b(それぞれ30g)を懸吊し、ガイドロール
10a、10b及び11a、11bを介して、剥離角度
(θ)が22.5度となる方向に試料12a、12bを
掛け引っ張る。重ね合わせた試料12a、12bを上部
シールバー8及び下部シールバー9により押圧し、下記
条件でヒートシールする。ヒートシール後直ちに上部シ
ールバー8及び下部シールバー9の押圧を解除し、試料
フイルムを取出し、剥離されている箇所を測定する。シ
ール条件は下記の通り。 シール温度:160℃、シール圧力:1kg/cm2、
シール時間:0.5秒ホットタック性は、以下の判断基
準により求める。
【0017】 ホットタック性の判断基準 剥離距離 ホットタック性 50mm以下 5 50〜150mm 4 150〜200mm 3 200〜240mm 2 240〜300mm 1
【0018】ホットタック性は、通常3以上あれば、生
産性に支障なくポイントシールができるが、好ましくは
4以上、さらには5のものであれば更によい。しかし、
この数値が3未満であると、ポイントシールに支障をき
たしラベルの貼着が問題となる。
【0019】2.引き裂き方向性及び引裂強度は、包装
おにぎりから、おにぎりを取出す際の、易開封性を示す
尺度である。引き裂き方向性は、おにぎりを取り出す
際、外フイルムの分断開始点から、フイルムを引き裂き
開封し、さらにフイルムを左右方向に引っ張りながら、
握り飯に海苔が被さったた状態で取出すときの、開封の
易しさを示す尺度である。従って、この尺度は、フイル
ムに示された分断開始点から、余分な力を必要としない
で、斜めに切れたり、途中で千切れたり、引裂箇所のフ
イルム端面に毛羽立ちして、見栄えが悪くなると商品価
値を損なう。引裂後の外観(引き裂き方向性と称す
る。)を下記の判定方法により判断した。また、開封の
際には、容易に引き裂かれることが好ましく、この判断
は、引裂強度で判断される。
【0020】引き裂き方向性は、JIS K6772の
9.4項に規定される引裂試験方法に準拠して行い、下
記の判定方法により判断した。 引裂時及び引裂後の状況及び形状 評価点 直線的に引き裂かれ、ギザ、毛羽、引っかかりの発生がない状態 5 上と同じであるが、僅かに末広、先細りがある状態 4 直線的に引き裂かれるが、ギザ、毛羽、引っかかりが目立つ状態 3 引き裂く途中で、大きく末広及び先細りをする状態 2 引き裂く途中で、左右に大きくそれたり千切れる状態 1 以上の評価点と、実用面との相関関係は、評価点が4以
上であれば、略、商品価値を損なうことはないが、好ま
しくは、評価5のものが使用される。逆に評価点が3以
下であると、開封後の見栄えが悪く、消費者に不快感を
与え、商品価値を低下させるので、好ましくない。
【0021】引裂強度は、JIS K−7128の9.
B法に規定されるエルメンドルフ引裂法に準拠し2号試
験片を採用して厚み25μmのフイルムの縦方向の引裂
強度を測定する。この値は、10gf未満であることが
必要であり、好ましくは、5gf未満であり、さらに
は、0.5gf以上から3gf未満の範囲が、最も好適
に使用される範囲である。引裂強度が10gf以上であ
ると、包装おにぎりを開封するとき、力がかかりすぎ、
消費者に不快感を与えるので好ましくない。
【0022】3.引張強度は、JIS K−7127に
準拠し、縦方向の強度が測定される。縦方向の引張強度
は、17kgf/mm2未満であると、おにぎり包装時
点、或いは、おにぎり開封時点で、余分な力がフイルム
に加わると、引き裂く途中でフイルムが千切れたり、あ
るいは、おにぎり包装体の表面または裏面に貼着されて
いるラベルを切り裂く時にフイルムが千切れる等のトラ
ブルが生じ、包装品の開封不良や破損、或いは、フイル
ムの破損場所から汚染され、おにぎりの商品価値を著し
く失い、好ましくない。従って、フイルムの引張強度
は、17kgf/mm2以上、好ましくは、20kgf
/mm2以上、さらには、20kgf/mm2〜25k
gf/mm2である場合が、最も良好である。
【0023】4.シール強度は、JIS Z−171
1,8.4に規定される試験方法に準じて測定される。
ヒートシール温度は、160℃の条件で求められた値に
より判断されるが、この温度は、生産ラインのヒートシ
ール温度を想定したものであり、この値は100gf/
15mm以上であればよいが、好ましくは、150gf
/15mm以上、さらに好ましくは、200gf/15
mm以上である。シール強度は、高いほど好ましい。何
故なら、より低い温度で、必要とされる150gf/1
5mm以上が達成されると、シール温度の低温化が可能
となり、省エネ対策として好ましい。さらには、生産速
度のアップが可能となりコストダウンに貢献できる。
【0024】5.フイルムの表面粗度(Ra)は、JI
S B−0601に規定される試験方法に準じて測定さ
れる。測定機には、サーフコム554A((株)東京精
密製)を用いた。フイルムの表面粗度Ra(中心線平均
粗さ)が、縦方向0.10μm以上、横方向0.15μ
m以上、好ましくは、縦方向0.10μm〜0.40μ
m横方向0.15μm〜0.50μmである。表面粗度
(Ra)がこの値の範囲であると、おにぎり用包装シー
ト及び包装おにぎりの製造面で支障をきたす事もなく、
さらには、包装おにぎりの開放時、おにぎりが割れるこ
ともない。しかし、表面粗度(Ra)が、縦方向0.1
0μm未満、或いは、横方向0.15μm未満である
と、滑り性が悪く、おにぎり包装工程での包装フイルム
を束に揃える作業が困難になり作業性を低下させ、ま
た、包装おにぎりの開放時、おにぎりが割れることがあ
り、好ましくない。また、縦方向0.40μm以上、横
方向0.50μm以上であると、おにぎり用包装シート
を製造する際、滑り過ぎて、上記と同じく束に揃えるこ
とが困難になり、作業性が悪くなる。
【0025】6.フイルムの透明性 JIS K−7127に規定される方法に準拠して測定
される。測定機は、ヘイズメータ(日本電色工業株式会
社製:積分球式)を用いた。フイルムは、外側に使用さ
れるフイルムは、中身が見えることが好ましく、透明性
の判断としてヘイズ値が5%以下のものが好ましい。ま
た、内フイルムは、外フイルムと同じ透明性を有するも
のを使用してもよいが、場合によっては、不透明のもの
でもよい。
【0026】以上に説明した性状を有するフイルムは、
厚みは、15〜70μm程度のものが使用され、包装お
にぎりの外側及び内側に用いられるフイルムは、外側に
はヘイズ値が5%以下のものが使用されるが、その他の
性状は、全て、上記に記載された性状を有するものが用
いられる。これ等の条件を満足する限り、両者は同じ原
料によるもの、或いは、原料を異にしていても差し支え
ない。また外側及び内側に用いられるフイルムの厚み
は、15〜70μmの範囲であれば、内側の厚みが、外
側のものより薄くても、また、厚くても差し支えがな
い。
【0027】以下に、上記フイルムを使用して、代表的
なおにぎり用包装シート及び包装おにぎりの製造例を示
す。
【0028】1.おにぎり用包装シートの製造 図4は、本発明によるおにぎり用包装シート製造の概念
図であり、これを基にして具体的な製造法を以下に示
す。外及び内フイルムに、溶融時のホットタック性と引
き裂き方向性に優れ、常温時の物性が、縦方向の引張強
度が17kgf/mm2以上、引裂強度が10g以下、
表面粗度(Ra)が縦方向0.10μm以上、横方向
0.15μm以上、シール強度が縦、横両方向とも10
0gf/15mm以上であるフイルムを使用し、内フイ
ルムは縦方向のほぼ中央部が分離されやすいものとし
て、内フイルムの縦方向の上端部のほぼ中央部から下
端部に亘り、一直線上にミシン目を設けたもの又は内
フイルムの縦方向の上下端面のほぼ中央部から2〜3c
m離れた地点A及びA′を結ぶ間隙に3〜7cmの切り
込みを数個所設けたものを使用する。図4に示す様に、
海苔自動供給装置14から縦方向が18〜19cm、横
方向が9.5〜10cmの矩形状に裁断された海苔15
が1枚ずつ所定の間隔をおいて自動供給される。これを
外フイルム用ロール16、内フイルムロール17からそ
れぞれが引き出されたフイルム1及び3により両面から
挟み込むようにしたのち、中央部に配置された海苔の左
右両端部にそれぞれ1〜2cmの余裕を設け両端部を1
〜2cmの幅で、150〜170℃で0.4〜0.5秒
間ヒートシールする。然る後、縦方向の上下端部の両端
またはいずれか一方のほぼ中央部に小さな2ケ所の切り
込み2a、2b,を1〜2cmの間隔で1〜1.5cm
にわたり、切り込みを入れる。この切り込み個所2aか
ら0.5cm外側に位置するX点と2bから0.5cm
外側に位置するY点に至る個所を避け、上下端部の1〜
1.5cmの幅を150〜170℃で0.4〜0.5秒
間ヒートシールし、22cmの間隔に裁断し、海苔の左
右両端部及び縦方向の上下端部がシールされたおにぎり
用包装シートが得られる。上記の方法により得られたお
にぎり用包装シートの透視図を図5に示す。図5は内フ
イルム3にミシン目を設けた場合の例であり海苔15は
外フイルム1及び内フイルム3の左右両端部及び上下端
部の両端がヒートシール(ハッチングを付した部分)1
8aにより保護されていることを示している。
【0029】2.包装おにぎりの製造 上記のおにぎり用包装シートをおにぎり自動包装機に供
給し、この包装シートの内フイルム面におにぎりを載
せ、包み込むようにして、その端部の一部をポイントシ
ールしたあと、その上にラベルを貼着し、通常の方法に
より包装おにぎりを製造できる。ポイントシール温度は
通常150〜180℃の温度が採用される。この包装お
にぎりを開封する際には、外フイルムに設けられた2ヶ
所の切り込み口を摘んで、開封方向に引裂くようにして
反対側まで行き、外フイルムを左右に分割させていく
と、外フイルムは2分割され、ついでこの力は、外フイ
ルムの左右両端部にシールされた内フイルムにも加わ
り、内フイルムが分離、分割されて、左右に分かれて引
き出される。後には、海苔がおにぎりに被さった状態に
なり、食することができる。
【0030】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。
尚、本発明の技術範囲は、実施例に限定されるものでは
ない。
【0031】1.おにぎり包装シート及び包装おにぎり
に使用されるフイルム フイルム1 アイソタクチックインデックスが少なくとも0.95.
メルトフローレートが1〜50g/10minである結
晶性ポリプロピレン:A{株式会社グランドポリマー
製、商品名:グランドポリプロF102WE:0.9
6、MFR:1.7〜2.3g/10min}100重
量部、メルトフローレートが1〜50g/10min、
エチレン単位の含有率が2〜5重量%の結晶性プロピレ
ン−エチレンランダム共重合体:B{株式会社グランド
ポリマー製、商品名:グランドポリプロJ242WB、
MFR:1.0〜2.0g/10min}90重量部,
メルトフローレートが0.5〜10g/10min、密
度が0.90〜0.94g/cm3であるポリエチレ
ン:C{三井化学株式会社製、商品名;エボリューSP
1520、MFR:2.0g/10min、密度:0.
913g/cm3}40重量部、及び分子量が5000
〜25000であるアタクチックポリプロピレン:D
{千葉ファインケミカル株式会社製、商品名:サンアタ
ック、分子量:15000}40重量部を主要原料とす
る樹脂組成物をTダイを装備した押出機を用いて、22
0℃で溶融、混煉して、厚み100μmの未延伸フイル
ムを得た。この未延伸フイルムを102℃の加熱ロール
で予熱し、周速の異なる一致のロール間で4倍に延伸
し、厚み25μmの縦方向に一軸延伸されたフイルムを
得た。次いで、このフイルムを135℃において1秒間
熱処理を行い、更に該フイルムの片面にコロナ放電処理
を施して、フイルム1を得た。
【0032】フイルム2 フイルム1において、結晶性プロピレン−エチレンラン
ダム共重合体:B90重量部を50重量部に、ポリエチ
レン:C40重量部を10重量部に、アタクチックポリ
プロピレン:D40重量部を10重量部に、それぞれ代
えた他は、全てフイルム1に示す同じ原料と同じ方法を
用いて、フイルム2を得た。
【0033】フイルム3 カットテープを必要とする市販のフイルムとして、サン
・トックス株式会社製商品名FL50を用いた。
【0034】フイルム4 内フイルムとして使用されている市販のフイルムとし
て、東レ合成フイルム株式会社製商品名YM−52を用
いた。以上のフイルムの性状は下記の表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】2.おにぎり用包装シート及び包装おにぎ
りの製造 フイルム1〜4を用いて、以下に示す方法により、おに
ぎり用包装シート及び包装おにぎりを得た。
【0037】実施例1 厚み25μm、幅18.5cmのフイルム1を使用し
た。内フイルム用には、、幅18.5cmの略中央部
に、0.3mmのミシン目を1mm間隔に入れたものを
使用し、外フイルムはフイルム1をそのまま用いた。図
4に示す様に、海苔自動供給装置14から縦18.5c
m、横10.0cmの大きさに裁断された海苔15が1
枚ずつ0.5秒の間隔で自動供給され、これに外フイル
ム用ロール16、内フイルム用ロール17からそれぞれ
が引き出されたフイルム1及び3により両面から挟み込
むようにする。その後、外及び内フイルムが重なり合っ
た左右両端部をそれぞれ幅1.5cmを160℃、0.
5秒間ヒートシールし、次いで外フイルム1の縦方向の
上下端部の中央部に、1.5cmの切りこみ2a、2
b,を1.0cmの間隔に2ケ所入れる。この2aと2
bの外側0.5cmの地点X及びYを囲む個所を避け、
上下端部を1.5cmに亘り、160℃、0.5秒間ヒ
ートシールし、22cmの間隔で裁断して、包装おにぎ
り1を得た。さらにこの包装おにぎり1におにぎりを包
み込み、その端部の一部を160℃、0.5秒間ポイン
トシールした後、その上にラベルを貼着して包装おにぎ
り1を得た。
【0038】実施例2 ミシン目の代わりに切り込みを入れた内フイルムを使用
した。内フイルムは、図2bに示すように、上下端部か
ら3cm離れた地点AからA′に至る間に、幅10μ
m、長さ6cmの切り込みを2箇所入れたものを用いた
他は全て実施例1と全く同じ様にして、それぞれ包装シ
ート2及び包装おにぎり2を得た。
【0039】実施例3 厚み25μmのフイルム2を用いた他は、実施例1と全
く同じ様にして、それぞれ包装シート3及び包装おにぎ
り3を得た。
【0040】実施例4 厚み25μm、幅が14.5cmのフイルム1を外フイ
ルムとし、内フイルム用として、厚み22μm、幅が1
8.5cmのフイルム2を使用した他は、実施例1と全
く同様にして、それぞれ包装シート4及び包装おにぎり
4を得た。
【0041】比較例1 厚み25μm、幅が14.5cmのフイルム1を外フイ
ルムとし、厚み25μm、幅が14.5cmのフイルム
4を使用した他は、実施例1と全く同様にして、それぞ
れおにぎり用包装シート比1及び包装おにぎり比1を得
た。
【0042】比較例2 厚み25μm、幅が14.5cmのフイルム1を外フイ
ルムとし、厚み25μm、幅が80cmのフイルム4を
内フイルムとして2枚使用した。図6からオープニング
テープロール24a,24bを使用しないで、外ロール
20と内ロールの20a、20bの2本を使用し、2本
の内ロールから引き出されるフイルム23a及び23b
の重ね合わせ部分が2cmになるようにした。海苔自動
供給装置14から縦18.5cm、横10.0cmの大
きさに裁断された海苔15が1枚ずつ、0.5秒の間隔
で自動供給され、これを外フイルム用ロール20と内ロ
ール22a、22bからそれぞれが引き出されたフイル
ム23a、23bにより海苔を挟み込むようにしたの
ち、160℃で左右両端部をそれぞれ、1.5cmをヒ
ートシールし、その後、縦方向の上下をそれぞれ1.0
cmを160℃でヒートシールした後、22.0cm間
隔に裁断してなるおにぎり用包装シート比2を得、さら
に、実施例1と同じようにこの包装シート比2におにぎ
りを包み込み包装おにぎり比2を得た。
【0043】比較例3 厚み25μm、幅が14.5cmのフイルム3を外フイ
ルムとし、厚み25μm、幅が80cmのフイルム4を
内フイルムとして2枚使用した。図6から、外フイルム
用ロール20と内フイルム用ロール22a、22bの2
本、さらにオープニングテープロール24a、24bを
作動させた。2本の内フイルム用ロールから引き出され
るフイルム23a及び23bの重ね合わせ部分は2.0
cmになるようにした。海苔自動供給装置14から縦1
8.5cm、横10.0cmの大きさに裁断された海苔
15が1枚ずつ、0.5秒の間隔で自動供給され、これ
を外フイルム用ロール20と内ロール22a、22bか
らそれぞれが引き出されたフイルムにより海苔を挟み込
むようにするのと同時に、オープニングテープ24a、
24bは引き出される外フイルムの縦方向のほぼ中央部
外面に粘着させる。その後、左右1.5cmをヒートシ
ールし、その後、縦方向の上下をそれぞれ1.0cmを
160℃でヒートシールした後、22.0cm間隔に裁
断してなるおにぎり用包装シート比3を得、実施例1と
同じようにこの包装シート比3におにぎりを包み込み包
装おにぎり比3を得た。
【0044】実施例1〜4及び比較例1〜3で得られた
おにぎり用包装シート及び包装おにぎりについて、下記
の方法により評価し、その結果を表2に纏めた。
【0045】1.おにぎり用包装シート おにぎり用包装シート製造時のカールの発生 カール発生有無の判定は、おにぎり包装シート両端部の
水平面から上下方向いずれかへの反り高さが0.3cm
以上あるものをカール有りと判断した。おにぎり用包装
シートを100枚製造したときのカールの発生状況 カールの発生が皆無であった。 ◎ 1〜2個の割合でカールが発生した。 △ 5個以上にカールが発生した。 ×
【0046】 シール性 シール不良が皆無 ○ シール不良が1〜2%発生した。 △ シール不良が2%以上発生した。 ×
【0047】生産性 生産速度を以下の基準で判断した。 1分間に100個以上の生産が可能である。 ○ 1分間に50〜100個の生産が可能である。 △ 1分間に50個以下の生産しかできない。 ×
【0048】作業性 作業者のフイルムの送り出し時の張力調整の難易度を以
下の基準で判断した。 作業が容易で、運転にトラブルの発生がない。 ○ 1時間の運転で、フイルムの張力調整に数回 にわたり支障をきたした。 △ フイルムの張力調整に手間取り、作業停止に いたることが生じる。 ×
【0049】2.包装おにぎりの性能 ヒートシール性と包装おにぎりの易開封性について下記
の判断基準によった。 包装おにぎり100個製造したときの発生状況 ポイントシール性 シール時点での不良品の発生なし ○ やや不良品の発生あり △ 不良品の発生大 ×
【0050】易開封性 得られた包装おにぎりを開封して易開封性の判断をし
た。 極めて容易に開封でき、おにぎりに割れがみとめられない。 ○ 開封時、引裂き個所にギザ、毛羽が認められるもの. △ 開封時、引裂区途中で、左右に大きくそれるか、 またはおにぎりに割れがみとめられるもの。 ×
【0051】
【表2】
【0052】表2の結果から、本発明によるおにぎり用
包装シートは、作業性が極めて優れ、カールの発生がな
く、シール性にきわめて優れ、更には、このおにぎり用
包装シートから得られる包装おにぎりは、ホットタック
性に優れ、易開封性が極めてよく、商品価値の高いもの
である。これに反して、比較例1では、おにぎり用包装
シートにカールの発生が認められ、作業性も本発明のも
のに比して良くなく、包装おにぎりとしては、ホットタ
ック性に劣る。また比較例2では、包装おにぎりとして
は、易開封性は良好であるが、ホットタック性に劣り、
さらにおにぎり用包装シートにはカールの発生がみら
れ、作業性はよくない。また、従来の工法である比較例
3では、おにぎり用包装シートの作業性が極めて悪く、
また、包装おにぎりにした場合に、オープニングテープ
使用による粘着剤の染み出しの心配がある。
【0053】
【発明の効果】本発明により、おにぎり用シートは、従
来の製造法に比較して、工程の管理が容易となり、作業
者の負担が低減される。さらには、得られたおにぎり用
シートはカールの発生が殆どなく、また、かかるおにぎ
り用シートよりえられる包装おにぎりは、ホットタック
性に優れているため、生産性が向上し、且つ包装おにぎ
りは易開放性に優れ、オープニングテープ使用による粘
着剤の染み出しの心配もなく衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明に使用される外フイルムの一例を示
す平面図。
【図2】aは、本発明に使用される内フイルムにミシン
目を設けた場合の平面図。bは、本発明に使用される内
フイルムに切り込みを設けた場合の1例を示す平面図。
【図3】は、ホットタック性測定装置の概要を示す図。
【図4】は、本発明によるおにぎり用包装シート製造の
概念図。
【図5】は、本発明によるおにぎり用包装シートの透視
図。
【図6】は、従来のおにぎり用包装シート製造の概念
図。
【符号の説明】
1、外フイルム 2a、2b、切り込み口 3、内フイルム 4、ミシン目 A、A′切り込み開始点及び終了点 5、切り込み線 6、測定試料片端末 7a、7bチャック 8、上部シールバー 9、下部シールバー 10a、10b、ガイドロール 11a、11b、ガイドロール θ 剥離角度 12a、12b 重ね合わせ試料 13a、13b 錘 14、海苔自動供給装置 15、海苔 16、外ロール 17、内ロール 18、ヒートシール装置 18a、ヒートシール部分(ハッチングを付した部分) 19、切り込み装置 20、外ロール 21、外フイルム 22a、22b、内ロール 23a、23b、内フイルム 24a、24b、オープニングロール 25a、25b、オープニングテープ X、Y、ヒートシール境界線
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月6日(2001.8.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】次いで、内フイルムは、縦方向のほぼ中央
部が分離させやすい構造を有しているが、これは、包装
おにぎりを開封し、おにぎりを取りだす時、従来の内フ
イルムでは、2枚のフイルムが中央部で重ね合わせて使
用されているのに対し、中央部から容易に切断され、重
ね合わせて使用されているものと同じような効果を示す
ものである。分離させやすい構造として以下の方法が採
用される。内フイルムの縦方向の上端部のほぼ中央部
から下端部に亘り、一直線上にミシン目を設ける方法
【図2(a)】 は、本発明に使用される内フイルムにミ
シン目を設けた場合の平面図である。)。この場合のミ
シン目は、通常の公知の方法により入れることができる
が、おにぎりから海苔への吸湿性を考慮して、ミシン目
の大きさは、1mm以下にしておくと良い。また内フ
イルムの縦方向の上下端面のほぼ中央部から2〜3cm
離れた地点A及びA′を結ぶ間隔に3〜7cmの切り込
みを数個所設ける方法
【図2(b)】 は、本発明に使用される内フイルムに切
り込みを設けた場合の平面図である。)。この場合、切
り込みの長さによって、1個所から数ヶ所が設けられる
が、2ヶ所以上設ける場合には、切り込みと切り込みと
の間隔は、5mm以上とっておくとよい。また切り込み
は、おにぎりからの吸湿性を考慮して、その巾は、フイ
ルムの厚みより小さくするのがこのましい。以上の方法
とフイルムに本発明で規定されるものを使用する場合に
おいて、包装おにぎりからおにぎりを容易に取り出すこ
とが出来る。本発明に規定する以外のフイルムでは、お
にぎりの開封性が悪く、商品価値を損い問題がある。上
記記載の方法の他に、ミシン目及び切り込みを入れた個
所を挟み込むようにして折り畳む方法、または、ミシン
目または切り込みを入れた個所を2ヶ所設け、この個所
を折り畳むようにして使用する方法等も使用できる。か
かる方法を採用することにより、海苔に対するおにぎり
からの吸温の影響をさらに改善することも出来る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】実施例2 ミシン目の代わりに切り込みを入れた内フイルムを使用
した。内フイルムは、
【図2(b)】 に示すように、上下端部から3cm離れ
た地点AからA′に至る間に、幅10μm、長さ6cm
の切り込みを2箇所入れたものを用いた他は全て実施例
1と全く同じ様にして、それぞれ包装シート2及び包装
おにぎり2を得た。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明に使用される外フイルムの一例を示
す平面図。
【図2(a)】 は、本発明に使用される内フイルムにミ
シン目を設けた場合の平面図。
【図2(b)】 は、本発明に使用される内フイルムに切
り込みを設けた場合の1例を示す平面図。
【図3】は、ホットタック性測定装置の概要を示す図。
【図4】は、本発明によるおにぎり用包装シート製造の
概念図。
【図5】は、本発明によるおにぎり用包装シートの透視
図。
【図6】は、従来のおにぎり用包装シート製造の概念
図。
【符号の説明】 1、外フイルム 2a、2b、切り込み口 3、内フイルム 4、ミシン目 A、A′ 切り込み開始点及び終了点 5、切り込み線 6、測定試料片端末 7a、7b チャック 8、上部シールバー 9、下部シールバー 10a、10b、ガイドロール 11a、11b、ガイドロール θ 剥離角度 12a、12b 重ね合わせ試料 13a、13b 錘 14、海苔自動供給装置 15、海苔 16、外ロール 17、内ロール 18、ヒートシール装置 18a、ヒートシール部分(ハッチングを付した部分) 19、切り込み装置 20、外ロール 21、外フイルム 22a、22b、内ロール 23a、23b、内フイルム 24a、24b、オープニングロール 25a、25b、オープニングテープ X、Y、ヒートシール境界線
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2(a)】
【図2(b)】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年2月27日(2002.2.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】追加
【補正内容】
【0051】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 75/62 B65D 75/62 A B 85/50 85/50 E Fターム(参考) 3E035 AA09 AB10 BC03 BD10 CA07 3E067 AA17 AB13 AC01 AC08 BA31A BB15A BB16A BB18A CA11 CA24 CA30 EA06 EB03 FA01 FC01 3E086 AA02 AB01 AC07 AC12 AC15 AC16 AC22 AC34 BA04 BA15 BA33 BB51 BB90 CA02 DA08 4B023 LC08 LE15 LP18

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外フイルム及び内フイルムの間に挟まれた
    矩形状のおにぎり用包装シートにおいて、外フイルムは
    長手方向(縦方向)の上下端部の両端またはいずれか一
    方のほぼ中央部に小さな切り込み2ケ所を有し、且つ内
    フイルムは長手方向のほぼ中央部が分離させやすい構造
    を有しており、さらに、該外または内フイルムに溶融時
    のホットタック性と引き裂き方向性に優れ、常温時の物
    性が、長手方向(縦方向)の引張強度が17Kgf/m
    m2以上、引裂強度が10gf以下、表面粗度(Ra)
    が縦方向0.10μm以上、横方向0.15μm以上、
    シール強度が縦、横両方向とも100gf/15mm以
    上であるフイルムを使用していることを特徴とするおに
    ぎり用包装シート。
  2. 【請求項2】溶融時のホットタック性が、160℃のシ
    ール温度での評価において、5段階評価で、5の値を有
    することを特徴とする請求項1記載のおにぎり用包装シ
    ート。
  3. 【請求項3】引き裂き方向性が、5段階評価で、5の値
    を有することを特徴とする請求項1記載のおにぎり用包
    装シート。
  4. 【請求項4】引張強度が20Kgf/mm2以上である
    請求項1記載のおにぎり用包装シート。
  5. 【請求項5】引張強度が20〜25Kgf/mm2であ
    る請求項1記載のおにぎり用包装シート。
  6. 【請求項6】表面粗度(Ra)が、縦方向が0.10μ
    m〜0.40μmであり、横方向が0.15μm〜0.
    50μmである請求項1記載のおにぎり用包装シート。
  7. 【請求項7】シール強度が縦、横両方向とも150g/
    15mm以上である請求項1記載のおにぎり用包装シー
    ト。
  8. 【請求項8】シール強度が縦、横両方向とも200gf
    /15mm以上である請求項1記載のおにぎり用包装シ
    ート。
  9. 【請求項9】外フイルム及び内フイルムの厚みが、15
    〜70μmである請求項1記載のおにぎり用包装シー
    ト。
  10. 【請求項10】外フイルムがヘイズ値5%以下である請
    求項1記載のおにぎり用包装シート。
  11. 【請求項11】内フイルムの長手方向のほぼ中央部の分
    離されやすい構造が、内フイルムの縦方向の上端部から
    下端部に亘り、一直線状にミシン目が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載のおにぎり用包装シート。
  12. 【請求項12】内フイルム中央部の分離されやすい構造
    が、内フイルムの縦方向の上下端部のほぼ中央部から2
    〜3cm離れた地点A及びA′を結ぶ間隔に3〜7cm
    の切り込みを数ヶ所が設けられていることを特徴とする
    請求項1記載のおにぎり用包装シート。
  13. 【請求項13】外フイルム及び内フイルムに、アイソタ
    クチックインデックスが少なくとも0.95、メルトフ
    ローレートが1〜50g/10minである結晶性ポリ
    プロピレン:A100重量部、メルトフローレートが1
    〜50g/10min、エチレン単位の含有率が2〜5
    重量%の結晶性プロピレン−エチレンランダム共重合
    体:B50〜100重量部,メルトフローレートが0.
    5〜10g/10min、密度が0.90〜0.94g
    /cm3であるポリエチレン:C10〜50重量部及び
    分子量が5000〜25000であるアタクチックポリ
    プロピレン:D10〜50重量部を主要原料として製造
    されているフイルムを使用していることを特徴とする請
    求項1記載のおにぎり用包装シート。
  14. 【請求項14】フイルムの延伸倍率が2〜10倍である
    請求項9記載のおにぎり用包装シート。
  15. 【請求項15】長手方向(縦方向)の上下端部の両端ま
    たはいずれか一方のほぼ中央部に小さな切り込み2ケ所
    を有する外フイルムと、長手方向のほぼ中央部が分離さ
    せやすい構造を有している内フイルムからなり、さら
    に、該外及び内フイルムに溶融時のホットタック性と引
    き裂き方向性に優れ、常温時の物性が、長手方向(縦方
    向)の引張強度が17Kgf/mm2以上、引裂強度が
    10gf以下、表面粗度(Ra)が縦方向0.10μm
    以上、横方向0.15μm以上、シール強度が縦、横両
    方向とも100gf/15mm以上であるフイルムを用
    いて製造されている矩形状のおにぎり用包装シートの内
    面におにぎりを載せ包み込み包装された包装おにぎり。
  16. 【請求項16】矩形状のおにぎり用包装シートにアイソ
    タクチックインデックスが少なくとも0.95.メルト
    フローレートが1〜50g/10minである結晶性ポ
    リプロピレン:A100重量部、メルトフローレートが
    1〜50g/10min、エチレン単位の含有率が2〜
    5重量%の結晶性プロピレン−エチレンランダム共重合
    体:B50〜100重量部,メルトフローレートが0.
    5〜10g/10min、密度が0.90〜0.94g
    /cm3であるポリエチレン:C10〜50重量部及び
    分子量が5000〜25000であるアタクチックポリ
    プロピレン:D10〜50重量部を主要原料として製造
    されているフイルムを使用していることを特徴とする請
    求項15記載の包装おにぎり。
  17. 【請求項17】フイルムの延伸倍率が2〜10倍である
    請求項15記載の包装おにぎり。
  18. 【請求項18】海苔自動供給装置14から所定の形状及
    び大きさに裁断された海苔15が1枚ずつ所定の間隔を
    おいて自動供給され、これを外フイルム用ロール16内
    フイルム用ロール17からそれぞれが引き出されたフイ
    ルムにより両面から挟み込むようにしたのち、その重ね
    合わせ部分の左右両端部をヒートシールし、次いで外フ
    イルム1の縦方向の上下端部の両方またはいずれか一方
    のほぼ中央部に小さな2ケ所の切り込み2a,2bを入
    れ、該切り込み箇所2aの外側に位置するXから2bの
    外側に位置するYを囲む箇所を避け、他の上下端部をヒ
    ートシールした後、裁断してなるおにぎり用包装シート
    を製造する方法において、該内フイルム3は長手方向の
    ほぼ中央部が分離されやすい構造を有しており、且つ、
    外及び内フイルムが、溶融時のホットタック性と引き裂
    き方向性に優れ、常温時の物性が、長手方向(縦方向)
    の引張強度が17kgf/mm2以上、引裂強度が10
    gf以下、表面粗度(Ra)が縦方向0.10μm以
    上、横方向0.15μm以上、シール強度が縦、横両方
    向とも100gf/15mm以上であるおにぎり用包装
    シート製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014210595A (ja) * 2013-04-18 2014-11-13 鈴木 允 包装シート及び棒状包装飯塊
JP2015100330A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 鈴木 允 包装シート及び棒状包装飯塊
JP2015124362A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 株式会社プライムポリマー 熱可塑性樹脂組成物製シート
KR101553348B1 (ko) * 2013-12-18 2015-09-15 김예주 주먹밥 포장 시트와 이를 이용한 스틱 주먹밥의 제조 방법
JP2016214204A (ja) * 2015-05-26 2016-12-22 鈴木 允 包装シート、包装飯塊及び包装飯塊の包装を解く方法

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