JP2002344411A - Ofdm復調装置及び方法 - Google Patents
Ofdm復調装置及び方法Info
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Abstract
誤り率を向上させる。 【解決手段】 OFDM受信装置1は、FFT演算した
後の振幅変調信号を波形等化するイコライザ8を有して
いる。このイコライザ8は、SP信号を抽出するSP信
号抽出回路11と、抽出したSP信号を時間方向に補間
する時間方向補間フィルタ12と、時間方向に補間した
SP信号をさらに周波数方向に補間する周波数方向補間
フィルタ13とを有している。周波数方向補間フィルタ
16は、補間対象となる搬送波の位置がシンボルの端部
分であれば、フィルタのタップ数を少なくする。
Description
重化伝送(OFDM:Orthogonal Frequency Division
Multiplexing)方式によるデジタル放送等に適用される
OFDM復調装置及び方法に関する。
て、直交周波数分割多重方式(OFDM:Orthogonal F
requency Division Multiplexing)と呼ばれる変調方式
が提案されている。このOFDM方式は、伝送帯域内に
多数の直交する副搬送波(サブキャリア)を設け、それ
ぞれのサブキャリアの振幅及び位相にデータを割り当
て、PSK(Phase Shift Keying)やQAM(Quadratu
re Amplitude Modulation)によりデジタル変調する方
式である。
で伝送帯域を分割するため、サブキャリア1波あたりの
帯域は狭くなり変調速度は遅くはなるが、トータルの伝
送速度は、従来の変調方式と変わらないという特徴を有
している。また、このOFDM方式は、多数のサブキャ
リアが並列に伝送されるためにシンボル速度が遅くなる
という特徴を有している。そのため、このOFDM方式
は、シンボルの時間長に対する相対的なマルチパスの時
間長を短くすることができ、マルチパス妨害を受けにく
くなる。また、OFDM方式は、複数のサブキャリアに
対してデータの割り当てが行われることから、変調時に
は逆フーリエ変換を行うIFFT(Inverse Fast Fouri
er Transform)演算回路、復調時にはフーリエ変換を行
うFFT(Fast Fourier Transform)演算回路を用いる
ことにより、送受信回路を構成することができるという
特徴を有している。
ルチパス妨害の影響を強く受ける地上波デジタル放送に
適用することが広く検討されている。このようなOFD
M方式を採用した地上波デジタル放送としては、例え
ば、ヨーロッパではDVB−T(Digital Video Broadc
asting-Terrestrial)という規格が提案され、日本では
ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcas
ting -Terrestrial)といった規格が提案されている。
すように、OFDMシンボルと呼ばれるシンボル単位で
伝送される。このOFDMシンボルは、送信時にIFF
Tが行われる信号期間である有効シンボルと、この有効
シンボルの後半の一部分の波形がそのままコピーされた
ガードインターバルとから構成されている。このガード
インターバルは、OFDMシンボルの前半部分に設けら
れている。例えば、DVB−T規格(2Kモード)にお
いては、OFDMシンボル内に、2048本のサブキャ
リアが含まれている。また、有効シンボル内の2048
本のサブキャリアのうち、1705本のサブキャリアに
データが変調されている。また、ガードインターバル
は、有効シンボルの例えば1/4の時間長の信号とされ
ている。
してQAM系の変調を用いるOFDM方式においては、
伝送時にマルチパス等の影響により各サブキャリアに変
調された信号にひずみが生じると、各サブキャリア毎に
振幅及び位相の特性が異なるものとなってしまう。その
ため、受信側では、各サブキャリア毎の振幅及び位相が
等しくなるように、受信信号を波形等化をする必要があ
る。OFDM方式では、送信側で伝送信号中に所定の振
幅及び所定の位相のパイロット信号を伝送シンボル内に
散在させておき、受信側でこのパイロット信号の振幅及
び位相を監視して、伝送路の周波数特性を求め、この求
めた伝送路の特性により受信信号を等化するようにして
いる。伝送路の特性を算出するために用いられるパイロ
ット信号のことをスキャッタードパイロット信号(S
P)信号と呼ぶ。
格で採用されているSP信号のOFDMシンボル内にお
ける配置パターンを示す。
サブキャリア方向(周波数方向)に12本のサブキャリ
アに1本の割合でBPSK変調されたSP信号が挿入さ
れている。さらに、DVB−T規格やISDB−T規格
では、SP信号の挿入位置をOFDMシンボル毎に3サ
ブキャリアずつ周波数方向にシフトさせている。その結
果、OFDMシンボル方向(時間方向)の同一のサブキ
ャリアに対して、4OFDMシンボルに1回の割合でS
P信号が挿入されることとなる。
規格では、SP信号を空間的に散在させた状態でOFD
Mシンボルに挿入し、本来の情報に対するSP信号の冗
長度を低くしている。
特性を算出する場合、SP信号が挿入されたサブキャリ
アに対してはその特性を特定することはできるが、それ
以外のサブキャリア即ち本来の情報が含まれているその
他のサブキャリアに対しては、その特性を直接的に算出
することはできない。そのため、受信側では、2次元補
間フィルタを用いてSP信号をフィルタリングすること
により、本来の情報が含まれている他のサブキャリアの
伝送路の特性を推定している。
特性の推定処理は以下のように行われる。
受信したOFDM信号から、情報成分を取り除き、図7
に示した位置に挿入されたSP信号のみを抽出する。
信号を時間方向の補間フィルタに入力して時間方向補間
処理を行い、各OFDMシンボル毎に、SP信号が配置
されているサブキャリアの伝送路特性を推定する。その
結果、図9に示すように、全てのOFDMシンボルに対
して、周波数方向に3サブキャリア毎、伝送路特性を推
定することができる。
補間したSP信号を周波数方向の補間フィルタに入力し
て周波数方向補間処理を行い、OFDMシンボル内の全
サブキャリアの伝送路特性を推定する。その結果、受信
したOFDM信号の全てのサブキャリアに対して、伝送
路特性を推定することができる。
ィルタの減衰特性や遷移特性を向上させるため、フィル
タのタップを多くすることが望ましい。しかしながら、
OFDM信号の伝送路特性の推定を行う場合、時間方向
の補間処理にタップ数が多いフィルタを用いると、遅延
線の遅延量が非常に大きくなってしまい実装が困難とな
ってしまう。このような実装上の理由から、伝送路特性
の推定を行う場合には、時間方向フィルタに、ハードウ
ェア規模の小さい0次ホールドフィルタが用いられるの
が一般的である。
タによって実現した場合の構成例を図11に示す。図1
1に示す0次ホールドフィルタ100は、第1から第3
の3つの遅延素子101,102,103と、第1から
第3の3つの加算器104,105,106とから構成
される。すなわち、0次ホールドフィルタ100は、タ
ップ係数が全て1のFIRフィルタとして構成される。
力信号として、各OFDM信号の所定のサブキャリア番
号に挿入されているSP信号が、時間方向(OFDMシ
ンボル方向)に順次入力される。なお、SP信号が挿入
されていない部分(本来の情報が含まれている部分)で
は、0が入力される。第1の遅延素子101は、入力信
号を1タイミング分遅延させる。第2の遅延素子102
は、第1の遅延素子101の出力信号をさらに1タイミ
ング分遅延させる。第3の遅延素子103は、第2の遅
延素子102の出力信号をさらに1タイミング分遅延さ
せる。すなわち、各遅延素子101〜103は、1タイ
ミング分遅延された遅延信号と、2タイミング分遅延さ
れた遅延信号と、3タイミング分遅延された遅延信号と
を出力する。また、第1の加算器104は入力信号と第
1の遅延素子101の出力信号とを加算して出力し、第
2の加算器105は第1の加算器104の出力信号と第
2の遅延素子102の出力信号とを加算して出力し、第
3の加算器106は第2の加算器105の出力信号と第
3の遅延素子103の出力信号とを加算して出力する。
らは、図12に示すように、実際に抽出されたSP信号
の値を3OFDMシンボル分ホールドして出力する。す
なわち、実際に受信されたSP信号の値を、続く3つの
OFDMシンボルに対する推定値として出力する。
理を行う場合は、時間方向と比較して遅延線の遅延量が
小さい。そのため、時間方向フィルタよりもタップ数が
多いフィルタを用いて、減衰特性や遷移特性を向上させ
ることができる。
数方向フィルタを実現した場合の構成例を図13に示
す。図13に示すFIRフィルタ200は、第1から第
20の20個の遅延素子201〜220と、0番目から
20番目の21個の乗算器230〜250と、加算器2
51とから構成される。
として、3サブキャリア間隔で伝送路特性が推定された
信号が、時間方向フィルタから周波数方向(サブキャリ
ア方向)に順次入力される。なお、伝送路の特性が推定
されていない部分(本来の情報が含まれている部分)で
は、0が入力される。
イミング分遅延させる。第2の遅延素子202は、第1
の遅延素子201の出力信号をさらに1タイミング分遅
延させる。第3の遅延素子203は、第2の遅延素子2
02の出力信号をさらに1タイミング分遅延させる。以
後、各遅延素子204は、直前の遅延素子の出力信号を
1タイミング分遅延させる。すなわち、各遅延素子20
1〜120からは、1〜20タイミング分遅延された遅
延信号が出力される。また、0番目の乗算器230は遅
延されていない入力信号に係数k0を乗算し、1番目の
乗算器231は第1の遅延素子201の出力信号に係数
k1を乗算し、2番目の乗算器232は第2の遅延素子
202の出力信号に係数k2を乗算し、以後、各乗算器
232〜250は対応する遅延素子203〜220の出
力信号に係数k3〜k20を乗算する。そして、加算器
251は、全ての乗算器230〜250の乗算出力を加
算して出力する。
の中心位置にあるサブキャリアの伝送路特性を3倍補間
するように、予め係数k0〜k20が設定されている。
は、OFDMシンボル内の各サブキャリアに対する伝送
路特性を推定することができる。
数方向補間フィルタを用いて2次元的な補間処理を施す
ことにより、全てのサブキャリアにおける伝送路特性を
受信側で推定することができる。
の補間を行う場合、OFDMシンボル単位で、フィルタ
リング処理を完結させなければならない。すなわち、連
続したシーケンシャルなデータではなく、ある一定のデ
ータ単位毎に、フィルタリング処理を行わなければなら
ない。
DMシンボル内の端部分(低周波部分或いは高周波部
分)のサブキャリアを補間点とするときには、図14に
示すように、OFDMシンボルの帯域外の信号成分が補
間用のサンプル信号としてフィルタ内に含まれてしま
い、実際に受信した信号が入力されていなければならな
い位置の遅延素子内に真値を供給することができなかっ
た。
置の遅延素子内に真値を供給できない場合には、そこに
適当な値を仮定して補間点を求める。
ともなって補間の誤差が増大してしまう。従って、伝送
路特性の推定値に誤差を生ずることになる。すなわち、
図15に示すように、OFDMシンボルの帯域端(低周
波数部分及び高周波数部分)における伝送路特性の推定
値は、OFDMシンボルの帯域中心部における伝送路特
性の推定値と比較して誤差が大きくなってしまう。
DM信号の受信周波数特性を補正したとしても、OFD
M信号の帯域端のサブキャリアで伝送される情報は、C
/Nが高くても伝送誤りが増大してしまっていた。
ものであり、高精度に伝送路の伝達特性を推定して情報
の誤り率を向上させるOFDM復調装置及び方法を提供
することを目的とする。
復調装置は、所定の帯域内の複数のサブキャリアに対し
て情報が分割されて直交変調されることにより生成され
た伝送シンボルを伝送単位とし、特定の電力であって且
つ特定の位相とされたパイロット信号が上記伝送シンボ
ル内の所定のサブキャリアに離散的に挿入された直交周
波数分割(OFDM)信号を復調するOFDM復調装置
であって、上記OFDM信号を上記伝送シンボル単位で
フーリエ変換するフーリエ変換手段と、上記フーリエ変
換手段によりフーリエ変換された信号から各伝送シンボ
ル毎に上記パイロット信号を抽出するパイロット信号抽
出手段と、上記パイロット信号抽出手段により抽出され
た上記パイロット信号を時間方向補間フィルタ及び周波
数方向補間フィルタを用いて補間することにより伝送シ
ンボル内の全てのサブキャリアの伝送路特性を算出する
補間手段と、上記補間手段により算出された各サブキャ
リアの伝送路特性に基づき、上記フーリエ変換手段によ
りフーリエ変換された信号を波形等化する波形等化手段
と、上記補間手段の周波数方向補間フィルタに対するタ
ップ数を制御するタップ数制御手段とを備え、上記タッ
プ数制御手段は、補間対象となるサブキャリアの伝送シ
ンボル内での位置に応じて、上記周波数方向補間フィル
タのタップ数の変化させることを特徴とする。
号から伝送路特性を推定するための周波数方向補間フィ
ルタのタップ数を、推定するサブキャリアの伝送シンボ
ル内での位置に応じて変化させる。例えば、受信して得
られたパイロット信号のみが補間用のサンプル信号とし
て遅延素子内に含まれるように、シンボル位置に応じて
上記周波数方向補間フィルタのタップ数を制御する。
の帯域内の複数のサブキャリアに対して情報が分割され
て直交変調されることにより生成された伝送シンボルを
伝送単位とし、特定の電力であって且つ特定の位相とさ
れたパイロット信号が上記伝送シンボル内の所定のサブ
キャリアに離散的に挿入された直交周波数分割(OFD
M)信号を復調するOFDM復調方法であって、上記O
FDM信号を上記伝送シンボル単位でフーリエ変換し、
フーリエ変換された信号から各伝送シンボル毎に上記パ
イロット信号を抽出し、時間方向補間フィルタ及び周波
数方向補間フィルタを用い、補間対象となるサブキャリ
アの伝送シンボル内での位置に応じて上記周波数方向補
間フィルタのタップ数の変化させながら、抽出された上
記パイロット信号を補間することにより伝送シンボル内
の全てのサブキャリアの伝送路特性を算出し、算出され
た各サブキャリアの伝送路特性に基づき、フーリエ変換
された信号を波形等化することを特徴とする。
号から伝送路特性を推定するための周波数方向補間フィ
ルタのタップ数を、推定するサブキャリアの伝送シンボ
ル内での位置に応じて変化させる。例えば、受信して得
られたパイロット信号のみが補間用のサンプル信号とし
て遅延素子内に含まれるように、シンボル位置に応じて
上記周波数方向補間フィルタのタップ数を制御する。
て、図面を参照しながら説明する。
放送の受信装置(OFDM受信装置)について説明す
る。図1は、OFDM受信装置のブロック構成図であ
る。この図1では、ブロック間で伝達される信号が複素
信号の場合には太線で信号成分を表現し、ブロック間で
伝達される信号が実数信号の場合には細線で信号成分を
表現している。
に、アンテナ2と、チューナ3と、A/D変換回路4
と、デジタル直交復調回路5と、FFT演算回路6と、
ウィンドウ同期回路7と、イコライザ8と、デマッピン
グ回路9と、エラー訂正回路10とを備えている。
ン放送の放送波は、OFDM受信装置1のアンテナ2に
より受信され、RF信号としてチューナ3に供給され
る。
チューナ3によりIF信号に周波数変換され、A/D変
換回路4に供給される。IF信号は、A/D変換回路4
によりデジタル化され、デジタル直交復調回路5に供給
される。なお、A/D変換回路4は、DVB−T規格
(2Kモード)においては、このOFDM時間領域信号
の有効シンボルを2048サンプル、ガードインターバ
ルを例えば512サンプルでサンプリングされるような
クロックで量子化する。
(キャリア周波数)のキャリア信号を用いて、デジタル
化されたIF信号を直交復調し、ベースバンドのOFD
M信号を出力する。このデジタル直交復調回路5から出
力されるベースバンドのOFDM信号は、FFT演算さ
れる前のいわゆる時間領域の信号である。このことか
ら、以下デジタル直交復調後でFFT演算される前のベ
ースバンド信号を、OFDM時間領域信号と呼ぶ。この
OFDM時間領域信号は、直交復調された結果、実軸成
分(Iチャンネル信号)と、虚軸成分(Qチャネル信
号)とを含んだ複素信号となる。デジタル直交復調回路
5により出力されるOFDM時間領域信号は、FFT演
算回路6及びウィンドウ同期回路7に供給される。
号に対してFFT演算を行い、各サブキャリアに直交変
調されているデータを抽出して出力する。このFFT演
算回路6から出力される信号は、FFTされた後のいわ
ゆる周波数領域の信号である。このことから、以下、F
FT演算後の信号をOFDM周波数領域信号と呼ぶ。
ボルから有効シンボル長の範囲(例えば2048サンプ
ル)の信号を抜き出し、すなわち、1つのOFDMシン
ボルからガードインターバル分の範囲を除き、抜き出し
た2048サンプルのOFDM時間領域信号に対してF
FT演算を行う。具体的にその演算開始位置は、OFD
Mシンボルの境界から、ガードインターバルの終了位置
までの間のいずれかの位置となる。この演算範囲のこと
をFFTウィンドウと呼ぶ。
たOFDM周波数領域信号は、OFDM時間領域信号と
同様に、実軸成分(Iチャンネル信号)と、虚軸成分
(Qチャネル信号)とからなる複素信号となっている。
この複素信号は、例えば、16QAM方式や64QAM
方式等で直交振幅変調された信号である。OFDM周波
数領域信号は、イコライザ8に供給される。
DM時間領域信号を有効シンボル期間分遅延させて、ガ
ードインターバル部分とこのガードインターバルの複写
元となる信号との相関性を求め、この相関性が高い部分
に基づきOFDMシンボルの境界位置を算出し、その境
界位置を示すウィンドウ同期信号Wsyncを発生す
る。FFTウィンドウ同期回路7は、発生したウィンド
ウ同期信号WsyncをFFT演算回路6に供給する。
ト信号(SP信号)を用いて、OFDM周波数領域信号
の位相等化及び振幅等化を行う。位相等化及び振幅等化
がされたOFDM周波数領域信号は、デマッピング回路
9に供給される。
り振幅等化及び位相等化されたOFDM周波数領域信号
を、16QAM方式に従ってデマッピングを行ってデー
タの復号をする。デマッピング回路9により復号された
データは、エラー訂正回路10に供給される。
に対して、例えば、ビタビ復号やリード−ソロモン符号
を用いたエラー訂正を行う。エラー訂正が行われたデー
タは、例えば後段のMPEG復号回路等に供給される。
に説明する。
と、時間方向補間フィルタ12と、周波数方向補間フィ
ルタ13と、1/X回路14と、複素乗算回路15とを
備えている。
6から出力されたOFDM周波数領域信号が供給され
る。SP信号抽出回路11は、OFDM周波数領域信号
からSP信号のみを抽出する。SP信号は、各OFDM
シンボル内に離散的に挿入されており、その挿入位置は
予め規格により定められている。SP信号抽出回路11
は、シンボル毎に異なるサブキャリア位置にSP信号が
挿入されていることから、供給されたOFDM周波数領
域信号のシンボル番号を参照し、そのシンボル番号から
どのインデックス番号のサブキャリアにSP信号が挿入
されているかを規格に基づき算出し、SP信号を抽出す
る。SP信号抽出回路11は、抽出したSP信号を時間
方向補間フィルタ12に供給する。
フィルタから構成され、SP信号を時間軸方向にフィル
タリングすることによって補間処理を行い、伝送路特性
を推定する。具体的には、この時間方向補間フィルタ1
2は、実際に抽出されたSP信号の値を3OFDMシン
ボル分ホールドすることによって、補間処理を行う。時
間方向補間処理がされたSP信号は、OFDMシンボル
単位で、周波数方向補間フィルタ13に供給される。
(Finite Impulse Response)フィルタから構成され、
SP信号を周波数方向(サブキャリア方向)に補間し、
OFDMシンボル内のすべてのサブキャリアに対する振
幅及び位相の周波数特性を推定する。すなわち、伝送路
の周波数特性H(ω)を推定する。この周波数方向補間
フィルタ13により求められた全サブキャリアに対する
伝送路の周波数特性H(ω)は、1/X回路14に供給
される。
波数特性H(ω)に対して逆数演算を行う。逆数演算が
行われた伝送路の周波数特性1/H(ω)は、複素乗算
回路15に供給される。
らOFDM周波数領域信号と、逆演算が行われた伝送路
の周波数特性1/H(ω)とを複素乗算をし、波形等化
を行う。
フィルタ13の構成についてさらに説明をする。
が制御可能な3倍補間を行うFIRフィルタ構成となっ
ている。周波数方向補間フィルタ13は、例えば、図2
に示すように、第1から第20の20個の遅延素子21
〜40と、0番目から20番目の21個の乗算器50〜
70と、加算器71と、係数制御部72とから構成され
る。
力信号として、3サブキャリア間隔で伝送路特性が推定
された信号が、時間方向フィルタ12から周波数方向
(サブキャリア方向)に順次入力される。なお、伝送路
の特性が推定されていない部分(時間方向補間フィルタ
12によって伝送路が推定されていない部分)では、0
が入力される。
ミング分遅延させる。第2の遅延素子22は、第1の遅
延素子21の出力信号をさらに1タイミング分遅延させ
る。第3の遅延素子23は、第2の遅延素子22の出力
信号をさらに1タイミング分遅延させる。以後、各遅延
素子24〜40は、直前の遅延素子の出力信号を1タイ
ミング分遅延させる。すなわち、各遅延素子21〜40
からは、1〜20タイミング分遅延された遅延信号が出
力される。また、0番目の乗算器50は遅延されていな
い入力信号に係数k0を乗算し、1番目の乗算器51は
第1の遅延素子21の出力信号に係数k1を乗算し、2
番目の乗算器52は第2の遅延素子22の出力信号に係
数k2を乗算し、以後、各乗算器52〜70は対応する
遅延素子23〜40の出力信号に係数k3〜k20を乗
算する。そして、加算器71は、全ての乗算器50〜7
0の乗算出力を加算して出力する。
生し、各乗算器50〜70に供給する。
るサブキャリアのインデックス番号に応じて、係数k0
〜k20を変化させ、FIRフィルタのタップ数を制御
する。具体的には、低周波数部分及び高周波数部分のO
FDMシンボルの端部分のサブキャリアが補間対象とな
っている際には、タップ数を少なくし、OFDMシンボ
ルの中心部分のサブキャリアが補間対象となっている際
には、タップ数を多く(最大値)とするように制御を行
う。
のサブキャリアがあり、時間方向補間フィルタ12によ
る補間の結果各OFDMシンボルのインデックスが#
1,#4,#7,#10…といったサブキャリアにSP
信号が挿入されており、さらに、フィルタの遅延素子の
数が20個(21タップ)であった場合には、係数制御
部72は、以下のように係数k0〜k20の値を変化さ
せ、タップ数を制御する。
も低周波数のサブキャリアが補間点の場合)には、図3
のAに示すように、タップ数が5となるように係数k0
〜k20の値を設定する。また、サブキャリア番号#2
の場合には、図3のBに示すように、タップ数が7とな
るように係数k0〜k20の値を設定する。サブキャリ
ア番号#3の場合には、図3のCに示すように、タップ
数が9となるように係数k0〜k20の値を設定する。
以後、補間点が1つ増加するにともないタップ数を2増
加させ、サブキャリア番号#8の場合には、図3のEに
示すように、タップ数が19となるように係数k0〜k
20の値を設定する。そして、サブキャリア番号#9以
降は、図3のF,Gに示すように、タップ数を21がと
なるように係数k0〜k20の値を設定し、その係数を
固定する。
9までは、図4のA〜Cに示すように、タップ数が21
となるように係数k0〜k20の値を設定しておく。続
いて、サブキャリア番号#2040が補間点の場合に
は、図4のDに示すように、タップ数が19となるよう
に係数k0〜k20の値を設定する。続いて、サブキャ
リア番号#2041が補間点の場合には、図4のEに示
すように、タップ数が17となるように係数k0〜k2
0の値を設定する。以後、補間点が1つ増加するにとも
ないタップ数を2減少させ、サブキャリア番号#204
7の場合には、図3のFに示すように、タップ数が5と
なるように係数k0〜k20の値を設定し、サブキャリ
ア番号#2048の場合には、図3のGに示すように、
タップ数が3となるように係数k0〜k20の値を設定
する。
補間を行う場合、参照値にダミーデータを挿入すること
なく、実際に受信して得られた信号のみを用いて補間処
理を行うことが可能となる。すなわち、時間方向補間フ
ィルタ12から出力された有効な値(真値)のみを、入
力信号として用いることができるように、そのタップ数
を変化させている。
M受信装置1では、伝送路特性を補間によって推定する
際、その補間対象となるサブキャリアがOFDMシンボ
ル内の低周波数部分或いは高周波数部分であれば、遅延
素子内にダミーの信号を入力せずに、その補間対象のサ
ブキャリアの値を検出できるように、タップ数が制御さ
れる。
なくすることができ、高精度に伝送路の伝達特性を推定
して情報の誤り率を向上させることができる。
補間フィルタ13の構成は、図2に示した構成のみなら
ず、補間対象となっているサブキャリア番号に応じてタ
ップ数を制御できる構成であればどのような構成として
もよい。
タップ、7タップ、9タップ・・・21タップという各
タップ数の補間フィルタ80〜89を並列に設けてお
き、これら各補間フィルタ80〜89全てに入力信号を
供給する。そして、セレクタ90が補間対象となるサブ
キャリア番号に応じて、いずれか一つの補間フィルタを
選択して出力するような構成としてもよい。
法では、パイロット信号から伝送路特性を推定するため
の補間フィルタのタップ数を、推定するサブキャリアの
伝送シンボル内での位置に応じて変化させる。そのた
め、本発明では、高精度に伝送路の伝達特性を推定して
情報の誤り率を向上させることができる。
ック構成図である。
の図である。
数の具体的な設定値を説明するための図である。
数の具体的な設定値を説明するための図である。
るための図である。
明するため図である。
の挿入位置について説明するための図である。
ルタ処理について説明するための図である。
されたサブキャリアについて説明するための図である。
フィルタ処理について説明するための図である。
図である。
た伝送路特性を説明するための図である。
るための図である。
の補間処理について説明するための図である。
誤差が発生する領域について説明するための図である。
FFT演算回路、7ウィンドウ同期回路、8 イコラ
イザ、9 デマッピング回路、11 SP信号抽出回
路、12 時間方向補間フィルタ、13 周波数方向補
間フィルタ、14 1/X回路、15 複素乗算回路
Claims (4)
- 【請求項1】 所定の帯域内の複数のサブキャリアに対
して情報が分割されて直交変調されることにより生成さ
れた伝送シンボルを伝送単位とし、特定の電力であって
且つ特定の位相とされたパイロット信号が上記伝送シン
ボル内の所定のサブキャリアに離散的に挿入された直交
周波数分割(OFDM)信号を復調するOFDM復調装
置において、 上記OFDM信号を上記伝送シンボル単位でフーリエ変
換するフーリエ変換手段と、 上記フーリエ変換手段によりフーリエ変換された信号か
ら各伝送シンボル毎に上記パイロット信号を抽出するパ
イロット信号抽出手段と、 上記パイロット信号抽出手段により抽出された上記パイ
ロット信号を時間方向補間フィルタ及び周波数方向補間
フィルタを用いて補間することにより伝送シンボル内の
全てのサブキャリアの伝送路特性を算出する補間手段
と、 上記補間手段により算出された各サブキャリアの伝送路
特性に基づき、上記フーリエ変換手段によりフーリエ変
換された信号を波形等化する波形等化手段と、 上記補間手段の周波数方向補間フィルタに対するタップ
数を制御するタップ数制御手段とを備え、 上記タップ数制御手段は、補間対象となるサブキャリア
の伝送シンボル内での位置に応じて、上記周波数方向補
間フィルタのタップ数の変化させることを特徴とするO
FDM復調装置。 - 【請求項2】 上記タップ数制御手段は、受信して得ら
れたパイロット信号のみが補間用のサンプル信号として
遅延素子内に含まれるように、上記周波数方向補間フィ
ルタのタップ数を制御することを特徴とする請求項1記
載のOFDM復調装置。 - 【請求項3】 所定の帯域内の複数のサブキャリアに対
して情報が分割されて直交変調されることにより生成さ
れた伝送シンボルを伝送単位とし、特定の電力であって
且つ特定の位相とされたパイロット信号が上記伝送シン
ボル内の所定のサブキャリアに離散的に挿入された直交
周波数分割(OFDM)信号を復調するOFDM復調方
法において、 上記OFDM信号を上記伝送シンボル単位でフーリエ変
換し、 フーリエ変換された信号から各伝送シンボル毎に上記パ
イロット信号を抽出し、 時間方向補間フィルタ及び周波数方向補間フィルタを用
い、補間対象となるサブキャリアの伝送シンボル内での
位置に応じて上記周波数方向補間フィルタのタップ数の
変化させながら、抽出された上記パイロット信号を補間
することにより伝送シンボル内の全てのサブキャリアの
伝送路特性を算出し、 算出された各サブキャリアの伝送路特性に基づき、フー
リエ変換された信号を波形等化することを特徴とするO
FDM復調方法。 - 【請求項4】 受信して得られたパイロット信号のみが
補間用のサンプル信号として遅延素子内に含まれるよう
に、上記周波数方向補間フィルタのタップ数を制御する
ことを特徴とする請求項3記載のOFDM復調方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001142098A JP2002344411A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | Ofdm復調装置及び方法 |
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JP2001142098A JP2002344411A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | Ofdm復調装置及び方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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