[go: up one dir, main page]

JP2002343491A - シールドコネクタ - Google Patents

シールドコネクタ

Info

Publication number
JP2002343491A
JP2002343491A JP2001150985A JP2001150985A JP2002343491A JP 2002343491 A JP2002343491 A JP 2002343491A JP 2001150985 A JP2001150985 A JP 2001150985A JP 2001150985 A JP2001150985 A JP 2001150985A JP 2002343491 A JP2002343491 A JP 2002343491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield
connector
female
male
shielded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001150985A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Koyata
憲 小八田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2001150985A priority Critical patent/JP2002343491A/ja
Publication of JP2002343491A publication Critical patent/JP2002343491A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールド系統の電気的接続を簡略化し、部品
点数を少なくして、コストを低減したシールドコネクタ
を提供する。 【解決手段】 シールド電線12の心線12aに圧着される
雌端子34を備えた雌コネクタ16と、前記雌端子34に接続
される雄端子24を備えた雄コネクタ14とからなる。雄コ
ネクタ14は、電気機器10のシールドケース10aの内側に
取り付けられる雄ハウジング50を有している。雌コネク
タ16は、シールド電線12のシールド層12cの外周に装着
されて前面が前記シールドケース10aに押し付けられる
ゴムパッキング56を有している。このゴムパッキング56
の前面に前記シールド層12cの端部を拡開した状態で、
ゴムパッキング56をシールドケース10aに押し付けるこ
とにより、シールド層12cとシールドケース10aを直接
接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、シールド層を備
えたシールド電線を、電気機器等に接続したり、相互に
接続したりするのに使用されるシールドコネクタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】 図5に従来のシールドコネクタを示
す。このシールドコネクタは例えば自動車内部に設置さ
れた電気機器10にシールド電線12を水密に接続するのに
使用される。このシールドコネクタは、相互に嵌合可能
な雄コネクタ14と雌コネクタ16とからなり、雄コネクタ
14は電気機器10に取り付けられ、雌コネクタ16はシール
ド電線12の端部に取り付けられている。電気機器10の本
体(図示せず)はアルミダイキャスト等で作製されたシ
ールドケース10a内に収容されている。シールド電線12
は心線12a、絶縁層12b、シールド層12c及びシース12
dを有している。
【0003】 雄コネクタ14は、PBT(ポリブチレン
テレフタレート)等のエンジニアリングプラスチックで
作製された雄ハウジング18を有しており、雄ハウジング
18の内面には銅合金等の導電性金属の薄板を筒状に成形
したシールドパイプ20が強固に固着されている。シール
ドパイプ20は後端側にシールドケース10aと接触するよ
うに広げられた弾性片20aを有している。またシールド
パイプ20の後端側にはPBT等のエンジニアリングプラ
スチックで作製された端子ホルダ22が強固に固定され、
この端子ホルダ22に銅合金等の板で形成された雄端子24
が強固に保持されている。前記雄ハウジング18は後端側
にフランジ部18aを有しており、このフランジ部18aの
端面にはシリコーンゴム等で作製されたシールリング26
が取り付けられている。
【0004】 上記のように構成された雄コネクタ14
は、前記フランジ部18aのボルト穴18bを、シールドケ
ース10aの雌ねじ穴10bに合わせて、ボルト(図示せ
ず)をねじ込むことにより、電気機器10に固定される。
これによりシールドパイプ20とシールドケース10aが弾
性片20aを介して電気的に接続されると共に、雄ハウジ
ング18とシールドケース10a間がシールリング26によっ
て水密に封止される。
【0005】 次に雌コネクタ16を組立順序に従って説
明する。シールド電線12上には予めシリコーンゴム等で
作製されたリング状の電線シール部材28と、PBT等の
エンジニアリングプラスチックで作製されたリング状の
リテーナ30を挿通しておく。電線シール部材28とリテー
ナ30はシールド電線12の長手方向に摺動可能である。次
にシールド電線12の端部に露出するシールド層12c上に
黄銅等の導電性金属で作製されたシールドリング32を圧
着し、さらに心線12aに雌端子34を圧着する。
【0006】 その後、雌端子34を雌ハウジング36内に
挿入する。すると雌端子34はハウジングランス36aによ
り雌ハウジング36内部に係止される。雌ハウジング36に
は銅合金等の導電性金属で作製された筒状のシールドパ
イプ38がインサートモールドにより一体に設けられてい
る。雌端子34を雌ハウジング36内に挿入すると、前記シ
ールドリング32の外周部がシールドパイプ38の内周面に
接触する。これによりシールド電線12のシールド層12c
と雌ハウジング36のシールドパイプ38とがシールドリン
グ32を介して電気的に接続される。
【0007】 次に電線外周に挿通しておいた電線シー
ル部材28を引き戻して図示の位置に配置すると共に、リ
テーナ30を引き戻して雌ハウジング36に取り付ける。こ
の取り付けは、リテーナ30のロックアーム30aを雌ハウ
ジング36の係止突起36bに引っ掛けることにより行う。
これによりシールド電線12と雌ハウジング36の間が水密
に封止される。以上で雌コネクタ16の組立が完了する。
なお雌ハウジング36には、前述の雄ハウジング18との間
を水密に封止するリング状のハウジングシール部材40が
取り付けられている。
【0008】 以上のように構成された雌コネクタ16
を、前述のようにシールドケース10aに取り付けられた
雄コネクタ14に嵌合させると、雌ハウジング36のロック
アーム36cが雄ハウジング18の係止突起18cに引っ掛か
り、雌コネクタ16は引き抜けなくなる。これで、雌ハウ
ジング36と雄ハウジング18の間はハウジングシール部材
40により封止される。また雌ハウジング36のシールドパ
イプ38と雄ハウジング18のシールドパイプ20とが接触
し、雌端子34と雄端子24が嵌合する。その結果、シール
ド電線12のシールド層12cが電気機器10のシールドケー
ス10aと電気的に接続され、シールド電線12が電気機器
10に水密に接続される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】 従来のシールドコネ
クタにおいては、シールド電線のシールド層12cは、シ
ールドリング32、雌側シールドパイプ38、雄側シールド
パイプ20を順次介して電気機器のシールドケース10aに
接続されることになる。これらの部品間の接続個所のう
ち、シールドリング32と雌側シールドパイプ38との接続
個所及び雌側シールドパイプ38と雄側シールドパイプ20
との接続個所では、相手のパイプの中に、それよりやや
小径のパイプを挿入して擦り合わせにより接続をするよ
うになっており、双方のパイプは、その形状が円筒状で
あっても角筒状であっても、外形寸法及び内形寸法がそ
れぞれ精密に作製されなければならない。もし、これら
の寸法に誤差があると、挿入ができなくなるか、パイプ
間に隙間ができて接触不良を起こすことになる。また従
来のシールドコネクタは部品点数が多いため、コスト高
になる。
【0010】 以上説明したシールドコネクタはシール
ド電線を電気機器に接続するものであるが、シールド電
線同士を接続するシールドコネクタにもこれと同様な問
題が存在する。
【0011】 本発明の目的は、以上のような問題点に
鑑み、シールド系統の電気的接続を簡略化し、部品点数
を少なくして、コストを低減したシールドコネクタを提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
め、本発明に係る機器接続用のシールドコネクタは、シ
ールド電線の心線に圧着される雌端子を備えた雌コネク
タと、前記雌端子に接続される雄端子を備えた雄コネク
タとからなり、前記雄コネクタは、電気機器のシールド
ケースの内側に取り付けられる雄ハウジングを有してお
り、前記雌コネクタは、シールド電線のシールド層の外
周に装着されて前面が前記電気機器のシールドケースに
押し付けられるゴムパッキングを有しており、このゴム
パッキングの前面に前記シールド層の端部を拡開した状
態で、ゴムパッキングをシールドケースに押し付けるこ
とにより、シールド層とシールドケースを直接接触させ
るようになっている、ことを特徴とするものである。
【0013】 上記のシールドコネクタにおいて、ゴム
パッキングは、その前面にシールド電線のシールド層の
端部を拡開した状態に保持するシールド層保持部を有し
ているものであることが好ましい。
【0014】 また上記のシールド層保持部は、ゴムパ
ッキングの前面に形成された環状溝と、この環状溝内に
前記拡開した状態のシールド層の先端を押し込み固定す
る固定リングとから構成されていることが好ましい。
【0015】 また本発明に係るシールド電線接続用の
シールドコネクタは、一方のシールド電線の心線に圧着
される雌端子を備えた雌コネクタと、他方のシールド電
線の心線に圧着される雄端子を備えた雄コネクタとから
なり、前記雌コネクタ及び雄コネクタはそれぞれシール
ドパイプを有しており、両コネクタのシールドパイプは
前記雌端子と雄端子が接続されたときに先端部が互いに
接触するようになっており、かつ前記雌コネクタ及び雄
コネクタはそれぞれ、シールド電線のシールド層の外周
に装着されて前記シールドパイプ内に押し込まれるゴム
パッキングを有しており、このゴムパッキングの外周面
に前記シールド層の端部を拡開した状態で、ゴムパッキ
ングをシールドパイプに押し込むことにより、前記シー
ルド層がシールドパイプの内面に接触するようになって
いる、ことを特徴とするものである。
【0016】 このシールドコネクタにおいて、雌コネ
クタ及び雄コネクタはそれぞれ、ゴムパッキングの外周
面上に拡開されたシールド層の先端部をシールド電線の
外周面上に固定する固定リングを有しているものである
ことが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態を、
図面を参照して詳細に説明する。
【0018】〔実施形態1〕 図1は本発明の一実施形
態を示す。このシールドコネクタは、シールド電線12を
電気機器10に接続するものである。図1(A)は垂直断
面図、(B)は水平断面図である。図において、10は電
気機器、10aは電気機器10のシールドケース、12はシー
ルド電線、14は雄コネクタ、16は雌コネクタである。雄
コネクタ14、雌コネクタ16とも従来のようなシールドパ
イプを備えていない。
【0019】 雄コネクタ14は、電気機器のシールドケ
ース10aの内側に取り付けられる雄ハウジング50と、こ
の雄ハウジング50の後端に固定支持された雄端子24とか
ら構成されている。雄端子24の接触部は雄ハウジング50
の内部空間に突出している。雄ハウジング50の内部空間
は、シールドケース10aに形成された穴52を通してシー
ルドケース50の外部空間とつながっている。
【0020】 一方、雌コネクタ16は、雌端子34を内部
に収容固定する雌ハウジング54、シールド電線のシール
ド層12cからシース12dにかけての外周に装着されるゴ
ムパッキング56、及びゴムパッキング56をシールドケー
ス10aに押し付けるリテーナ58などから構成されてい
る。雌ハウジング54はPBT等のエンジニアリングプラ
スチックで作製され、リテーナ58は金属あるいはPBT
等のエンジニアリングプラスチックで作製される。ゴム
パッキング56はシールド電線のシース12dの外周に押し
付けられる筒部56aとシールドケース10aの外面に押し
付けられるフランジ部56bとを有している。またゴムパ
ッキング56の前面(シールドケース10a側の面)には環
状溝60が形成され、この環状溝60には固定リング62が押
し込まれるようになっている。固定リング62は、ゴムパ
ッキング56の前面に拡開されたシールド層12cの先端部
を環状溝60内に押し込み固定するものである。
【0021】 雌コネクタ16は次のように組み立てられ
る。まずシールド電線12の端部を図2のように段剥ぎ
し、露出した心線12aに雌端子34を圧着する。雌端子34
の矢印A方向の投影断面の大きさは、シールド電線12の
矢印A方向の投影断面内に入る大きさとすることが好ま
しい。またシールド層12cの露出部分の長さLは前述の
ようにゴムパッキング56の前面に拡開して、固定リング
62で押さえることができる長さとする。
【0022】 次に、雌端子34を圧着したシールド電線
12を、図3に示すように予めゴムパッキング56を取り付
けたリテーナ58に挿通する。その後、シールド電線のシ
ールド層12cの端部をゴムパッキング56の前面にほぼ均
等に拡開した後、ゴムパッキング56の環状溝60に固定リ
ング62を押し込む。これによってシールド層12の先端が
環状溝60内に押し込まれ、同溝60内に保持されることに
なる。このあと、雌端子34の先端側から雌ハウジング54
(図1参照)を装着すれば、雌コネクタ16の組立が完了
する。
【0023】 このようにして組み立てられた雌コネク
タ16は、図1に示すように、電気機器のシールドケース
10aの外部から、穴52を通して雄ハウジング50に挿入さ
れる。挿入が完了すると、雄端子24と雌端子34が電気的
に接続されると共に、ゴムパッキング56のフランジ部56
bがシールドケース10aに押し付けられる。このためゴ
ムパッキング56の前面に拡開されているシールド層12c
の端部がシールドケース10aの穴52の縁に接触し、シー
ルド層12cとシールドケース10aが電気的に接続され
る。
【0024】 一方、リテーナ58は、その後端側から先
端側に向けて伸びる弾性アーム64を有しており、この弾
性アーム64の先端(自由端)には係止突起66が形成され
ている。図1のように雄コネクタ14と雌コネクタ16の嵌
合が完了すると、この係止突起66が、シールドケース10
aに設けられた係止部68に係合して、雌コネクタ16が雄
コネクタ14から抜け出すのを防止する。この状態で、ゴ
ムパッキング56のフランジ部56bはシールドケース10a
とリテーナ58の間に挟まれて、この両者間を水密に封止
し、筒部56aはシールド電線のシース12dとリテーナ58
の間に挟まれて、この両者間を水密に封止する。
【0025】 以上説明したように、この実施形態のシ
ールドコネクタは、シールド電線12のシールド層12cが
ゴムパッキング56の弾性反発力により電気機器のシール
ドケース10aに直接接触するようになっているので、従
来のシールドコネクタより部品点数を大幅に削減できる
と共に、シールド用部品の接触箇所が少ないためシール
ド系統の接続の信頼性を向上させることができる。
【0026】 なお、雄コネクタ14と雌コネクタ16の嵌
合を解除するときは、弾性アーム64を手指等で力を加え
て弾性変形させ、係止突起66と係止部68の係合を解除し
た後、雌コネクタ16を引き抜けばよい。
【0027】〔実施形態2〕 図4は本発明の他の実施
形態を示す。このシールドコネクタはシールド電線12A
と12Bを接続する雄コネクタ14と雌コネクタ16とから構
成されるものである。図4(A)は垂直断面図、(B)
は水平断面図である。
【0028】 雄コネクタ14は雄ハウジング18内に一方
のシールド電線12Aの心線12aに圧着された雄端子24を
備えており、雌コネクタ16は雌ハウジング36内に他方の
シールド電線12Bの心線12aに圧着された雌端子34を備
えている。また雄コネクタ14は長手方向中間部が雄ハウ
ジング18と一体化されたシールドパイプ20を有してお
り、雌コネクタ16も同様に長手方向中間部が雌ハウジン
グ36と一体化されたシールドパイプ38を有している。雄
コネクタ14のシールドパイプ20の先端部20tは雄ハウジ
ング18の先端筒部18t内に突出しており、雌コネクタ16
のシールドパイプ38の先端部38tも同様に雌ハウジング
36の先端筒部36t内に突出している。
【0029】 シールド電線12A、12Bのシールド層12
cの外周にはそれぞれゴムパッキング56が装着されてお
り、このゴムパッキング56の外周面にはシールド層12c
の端部が拡開され、折り返されている。シールド層12c
の先端はシース12d上に位置し、固定リング62によりシ
ース12d上に保持されている。またシールド電線のシー
ス12dの外周には防水シールゴム70と押さえリング72が
装着されている。
【0030】 上記のように端末処理を行った一方のシ
ールド電線12Aの端部を雄ハウジング18に挿入し、他方
のシールド電線12Bの端部を雌ハウジング36に挿入する
と、両電線のシールド層12cがそれぞれゴムパッキング
56の弾性反発力でシールドパイプ20、38の内面に押し付
けられ、シールドパイプ20、38と電気的に接続される。
また雄ハウジング18及び雌ハウジング36の後端にはそれ
ぞれ防水シールゴム70が押し込まれ、シールド電線12
A、12Bとの間の水密性が保たれる。防水シールゴム70
は押さえリング72により雄ハウジング18及び雌ハウジン
グ36の後端から脱出しないように保持される。
【0031】 図4は以上のように組み立てられた雄コ
ネクタ14と雌コネクタ16を嵌合させた状態を示してい
る。すなわち、雄コネクタ14と雌コネクタ16を嵌合させ
ると、雄端子24と雌端子34が嵌合して両電線の心線12a
が電気的に接続され、シールドパイプ20の先端部20tと
シールドパイプ38の先端部38tが互いに接触して両電線
のシールド層12cが電気的に接続され、雄ハウジング18
の先端筒部18tと雌ハウジング36の先端筒部36tが嵌合
して防水シールゴム74により両コネクタ14、16間の水密
性が確保される。
【0032】 この実施形態のシールドコネクタは、シ
ールド電線のシールド層をゴムパッキングの弾性反発力
によりによりシールドパイプの内面に直接接触させるよ
うになっているため、従来より部品点数を少なくできる
と共に、シールドパイプの寸法精度をゆるくでき、また
シールド用部品の接触箇所が少ないためシールド系統の
接続の信頼性を向上させることができる。
【0033】
【発明の効果】 以上説明したように本発明によれば、
シールド電線のシールド層をゴムパッキングによりシー
ルド部材に接触させるようにしたことにより、シールド
コネクタの部品点数を少なくできると共に、寸法精度を
ゆるくできるため、コスト低減を図ることができる。ま
たシールド系統の部品の接触箇所が少なくなるため、信
頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るシールドコネクタの一実施形態
を示す、(A)は垂直断面図、(B)は水平断面図。
【図2】 図1のコネクタを組み立てる過程でシールド
電線の端部に雌端子を取り付けた状態を示す斜視図。
【図3】 図1のコネクタを組み立てる過程の、図2の
次の段階を示す一部切開斜視図。
【図4】 本発明に係るシールドコネクタの他の実施形
態を示す、(A)は垂直断面図、(B)は水平断面図。
【図5】 従来の機器接続用シールドコネクタを示す垂
直断面図。
【符号の説明】
10:電気機器 10a:シールドケース 12:シールド電線 14:雄コネクタ 16:雌コネクタ 24:雄端子 34:雌端子 50:雄ハウジング 54:雌ハウジング 56:ゴムパッキング 58:リテーナ 60:環状溝 62:固定リング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド電線の心線に圧着される雌端子
    を備えた雌コネクタと、前記雌端子に接続される雄端子
    を備えた雄コネクタとからなり、 前記雄コネクタは、電気機器のシールドケースの内側に
    取り付けられる雄ハウジングを有しており、 前記雌コネクタは、シールド電線のシールド層の外周に
    装着されて前面が前記電気機器のシールドケースに押し
    付けられるゴムパッキングを有しており、このゴムパッ
    キングの前面に前記シールド層の端部を拡開した状態
    で、ゴムパッキングをシールドケースに押し付けること
    により、シールド層とシールドケースを直接接触させる
    ようになっている、 ことを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 【請求項2】 ゴムパッキングは、その前面にシールド
    電線のシールド層の端部を拡開した状態に保持するシー
    ルド層保持部を有していることを特徴とする請求項1記
    載のシールドコネクタ。
  3. 【請求項3】 シールド層保持部は、ゴムパッキングの
    前面に形成された環状溝と、この環状溝内に前記拡開し
    た状態のシールド層の先端部を押し込み固定する固定リ
    ングとから構成されていることを特徴とする請求項2記
    載のシールドコネクタ。
  4. 【請求項4】 一方のシールド電線の心線に圧着される
    雌端子を備えた雌コネクタと、他方のシールド電線の心
    線に圧着される雄端子を備えた雄コネクタとからなり、 前記雌コネクタ及び雄コネクタはそれぞれシールドパイ
    プを有しており、両コネクタのシールドパイプは前記雌
    端子と雄端子が接続されたときに先端部が互いに接触す
    るようになっており、 かつ前記雌コネクタ及び雄コネクタはそれぞれ、シール
    ド電線のシールド層の外周に装着されて前記シールドパ
    イプ内に押し込まれるゴムパッキングを有しており、こ
    のゴムパッキングの外周面に前記シールド層の端部を拡
    開した状態で、ゴムパッキングをシールドパイプに押し
    込むことにより、前記シールド層がシールドパイプの内
    面に接触するようになっている、 ことを特徴とするシールドコネクタ。
  5. 【請求項5】 雌コネクタ及び雄コネクタはそれぞれ、
    ゴムパッキングの外周面上に拡開されたシールド層の先
    端部をシールド電線の外周面上に固定する固定リングを
    有していることを特徴とする請求項4記載のシールドコ
    ネクタ。
JP2001150985A 2001-05-21 2001-05-21 シールドコネクタ Pending JP2002343491A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001150985A JP2002343491A (ja) 2001-05-21 2001-05-21 シールドコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001150985A JP2002343491A (ja) 2001-05-21 2001-05-21 シールドコネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002343491A true JP2002343491A (ja) 2002-11-29

Family

ID=18995922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001150985A Pending JP2002343491A (ja) 2001-05-21 2001-05-21 シールドコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002343491A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006004755A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Sumitomo Wiring Syst Ltd シールドコネクタ
JP2014225334A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 日産自動車株式会社 コネクタ
JP2023057199A (ja) * 2021-10-11 2023-04-21 矢崎総業株式会社 シールドコネクタ

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5285991U (ja) * 1975-12-24 1977-06-27
JPS59146174A (ja) * 1982-11-26 1984-08-21 ノ−ザン・テクノロジ−ズ・リミテツド カバ−装置
JPH0386577U (ja) * 1989-12-21 1991-09-02
JPH07220813A (ja) * 1994-02-03 1995-08-18 Yazaki Corp シールドコネクタ
JPH07245153A (ja) * 1994-03-07 1995-09-19 Yazaki Corp シールドコネクタ
JPH0878098A (ja) * 1994-09-07 1996-03-22 Yazaki Corp 機器直付用シールドコネクタ
JPH1126092A (ja) * 1997-06-27 1999-01-29 Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho:Kk シールドコネクタ
JP2000164302A (ja) * 1998-11-25 2000-06-16 Furukawa Electric Co Ltd:The シールド電線用コネクタ
JP2000294344A (ja) * 1999-04-07 2000-10-20 Yazaki Corp シールドコネクタ構造
JP2001068221A (ja) * 1999-08-26 2001-03-16 Matsushita Electric Works Ltd シールド線の金属ケースへの取付構造

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5285991U (ja) * 1975-12-24 1977-06-27
JPS59146174A (ja) * 1982-11-26 1984-08-21 ノ−ザン・テクノロジ−ズ・リミテツド カバ−装置
JPH0386577U (ja) * 1989-12-21 1991-09-02
JPH07220813A (ja) * 1994-02-03 1995-08-18 Yazaki Corp シールドコネクタ
JPH07245153A (ja) * 1994-03-07 1995-09-19 Yazaki Corp シールドコネクタ
JPH0878098A (ja) * 1994-09-07 1996-03-22 Yazaki Corp 機器直付用シールドコネクタ
JPH1126092A (ja) * 1997-06-27 1999-01-29 Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho:Kk シールドコネクタ
JP2000164302A (ja) * 1998-11-25 2000-06-16 Furukawa Electric Co Ltd:The シールド電線用コネクタ
JP2000294344A (ja) * 1999-04-07 2000-10-20 Yazaki Corp シールドコネクタ構造
JP2001068221A (ja) * 1999-08-26 2001-03-16 Matsushita Electric Works Ltd シールド線の金属ケースへの取付構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006004755A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Sumitomo Wiring Syst Ltd シールドコネクタ
JP2014225334A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 日産自動車株式会社 コネクタ
JP2023057199A (ja) * 2021-10-11 2023-04-21 矢崎総業株式会社 シールドコネクタ
JP7362708B2 (ja) 2021-10-11 2023-10-17 矢崎総業株式会社 シールドコネクタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3485150B2 (ja) シールドコネクタ
US9106066B2 (en) Wire fixing member
JP4550305B2 (ja) 機器接続用シールドコネクタ
JPH10312856A (ja) 機器直付用シールドコネクタ
CN105914521A (zh) 连接器防水结构
JP2001135422A (ja) 機器直付けのシールド型電気コネクタ
JP6125924B2 (ja) コネクタ
JP4278846B2 (ja) 機器接続用シールドコネクタ
CN106898887A (zh) 电缆的连接器结构
JP2000123923A (ja) シールド電線接続部構造
JP2982100B2 (ja) シールドコネクタ
JP2002343491A (ja) シールドコネクタ
JP3595132B2 (ja) 機器直付シールドコネクタのシールド構造
JP2000100525A (ja) シールドコネクタ及びその製造方法
JP4369602B2 (ja) 機器接続用シールドコネクタ
JP3267240B2 (ja) 防水コネクタ
CN112290279A (zh) 连接器
JP6317990B2 (ja) コネクタの防水構造
WO2016208420A1 (ja) コネクタ
JP2001006798A (ja) 防水コネクタ
JP6258240B2 (ja) コネクタの防水構造
JP5408721B2 (ja) コネクタ
JP2018014214A (ja) ゴム栓および防水コネクタ
JP2901127B2 (ja) 防水コネクタ
JP4495091B2 (ja) 防水コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040706