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JP2002340042A - カップリング - Google Patents

カップリング

Info

Publication number
JP2002340042A
JP2002340042A JP2001148104A JP2001148104A JP2002340042A JP 2002340042 A JP2002340042 A JP 2002340042A JP 2001148104 A JP2001148104 A JP 2001148104A JP 2001148104 A JP2001148104 A JP 2001148104A JP 2002340042 A JP2002340042 A JP 2002340042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
spacer
coupling
oil
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001148104A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Teraoka
正夫 寺岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tochigi Fuji Sangyo KK filed Critical Tochigi Fuji Sangyo KK
Priority to JP2001148104A priority Critical patent/JP2002340042A/ja
Publication of JP2002340042A publication Critical patent/JP2002340042A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カップリングの組み付け性と車載性を向上さ
せ、オイルの封入量を多くして耐久性を向上させ、トル
ク伝達容量を大きくする。 【解決手段】 トルク伝達部材3,5と、これらを連結
するクラッチ7とを備え、部材3の軸方向端部に、クラ
ッチ7に隣接して配置したスペーサ21を、位置決め手
段32,53,55,57により部材3,5に対して軸
方向に位置決めすることにより、スペーサ21を介して
部材3,5を径方向にセンタリングし、軸方向に位置決
めした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の動力伝達
系などに用いられるカップリングに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平10−329562号公報に図2
のような駆動力伝達装置301が記載されている。
【0003】駆動力伝達装置301は、回転ケース30
3、インナーシャフト305、メインクラッチ307、
ボールカム309、プレッシャープレート311、カム
リング313、パイロットクラッチ315、アーマチャ
317、電磁石319などから構成されている。
【0004】駆動力伝達装置301は4輪駆動車におい
て2輪駆動走行時に切り離される後輪側のプロペラシャ
フトを分断して配置されており、回転ケース303は前
側のプロペラシャフトに連結され、インナーシャフト3
05は後側のプロペラシャフトに連結されている。
【0005】電磁石319を励磁すると、アーマチャ3
17が吸引されてパイロットクラッチ315を押圧し締
結させる。パイロットクラッチ315が締結されると、
ボールカム309にエンジンの駆動力が掛かり、発生し
たカムスラスト力によってメインクラッチ307が押圧
され、駆動力伝達装置301が連結されて後輪側に駆動
力が伝達され、車両は4輪駆動状態になる。
【0006】また、電磁石319の励磁を停止すると、
パイロットクラッチ315が開放されてボールカム30
9のカムスラスト力が消失し、メインクラッチ307が
開放されて駆動力伝達装置301の連結が解除され、後
輪側が切り離されて車両は2輪駆動状態になる。
【0007】回転ケース303とインナーシャフト30
5はボールベアリング321とニードルベアリング32
3によってセンタリングされている。
【0008】また、回転ケース303とインナーシャフ
ト305は、サークリップ325,327と段差部32
9,331とにより、ボールベアリング321を介して
軸方向に位置決めされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、駆動力伝達装
置301は、回転ケース303とインナーシャフト30
5のセンタリングと軸方向の位置決めが、ボールベアリ
ング321とサークリップ325,327と段差部32
9,331などによって行われており、組み付けは、工
程が多く、作業性が悪い。
【0010】さらに、ボールベアリング321のため
に、軸方向と径方向に大きな配置スペースが必要である
から、駆動力伝達装置301は、それだけ大型になる
か、または、内部スペースが狭くなる。
【0011】駆動力伝達装置301が大型になると、車
載性の面で不利となる。
【0012】また、内部スペースが狭くなると、封入で
きるオイル量が少なくなり、オイルの劣化が早くなっ
て、耐久性に影響し易い。
【0013】また、クラッチや、クラッチを操作するア
クチュエータなどの配置スペースも狭くなるから、アク
チュエータや、内部に収容可能なクラッチが小型にな
り、必要なトルク伝達容量を得ることが難しくなる。
【0014】そこで、本発明は、組み付け性と車載性に
優れると共に、オイルの封入量を増やして耐久性を向上
させ、トルク伝達容量を大きくしたカップリングの提供
を目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1のカップリング
は、ケース状トルク伝達部材と、軸状トルク伝達部材
と、これらを連結するクラッチとを備え、ケース状トル
ク伝達部材の軸方向端部に、クラッチに隣接して、スペ
ーサを配置し、軸方向の位置決め手段によりこのスペー
サを前記両トルク伝達部材に対して軸方向に位置決めす
ることにより、スペーサを介して両トルク伝達部材を径
方向にセンタリングし、軸方向に位置決めしたことを特
徴としている。
【0016】このように、本発明のカップリングは、ケ
ース状トルク伝達部材と軸状トルク伝達部材とのセンタ
リングと軸方向の位置決めを、クラッチに隣接配置され
たスペーサを用いて行っている。
【0017】このスペーサは、例えば、クラッチの部材
(例えば、クラッチ板)をケース状トルク伝達部材に連
結するスプライン部に連結することができるから、ボー
ルベアリングを位置決めなどに用いた従来例と異なっ
て、組み付け作業は、工程が少なく極めて簡単であり、
低コストで行える。
【0018】また、スペーサをケース状トルク伝達部材
の軸方向端部に配置したことによって、この端部をスペ
ーサの軸方向位置決め手段に利用することが可能にな
り、こうすることによって、段差部やサークリップのよ
うな軸方向位置決め手段が1個減少し、それだけ構造が
簡単になり、コストが低減される。
【0019】また、スペーサが位置決め手段によって軸
方向に位置決めされているから、スペーサは、クラッチ
に隣接していても、例えば、多数枚からなるクラッチ板
の累積磨耗の影響から解放されており、正常な位置決め
機能が保たれる。
【0020】また、スペーサは、ボールベアリングより
安価であり、それだけコストが低減される。
【0021】また、スペーサは、ボールベアリングより
狭いスペースに配置できるから、カップリングの大型化
と、車載性が向上する。
【0022】また、内部スペースが狭くなることが避け
られるから、封入オイル量の減少によるオイルの劣化が
抑制され、カップリングの耐久性への影響が抑制され
る。
【0023】また、充分な容量のクラッチを収容し、大
きなアクチュエータを用いることが可能になり、所望の
トルク伝達容量が得られる。
【0024】請求項2の発明は、請求項1に記載された
カップリングであって、スペーサに、オイルを収容する
複数個の空間が形成されていることを特徴としており、
請求項1の構成と同等の作用・効果を得ることができ
る。
【0025】また、スペーサに形成された空間の容量だ
けオイルの収容量が増加し、この増加分だけオイルの劣
化が抑制され、カップリングの耐久性が向上する。
【0026】また、スペーサの空間に収容されたオイル
によって、隣接するクラッチに対するオイルの供給機能
が大きく向上するから、クラッチ(カップリング)の耐
久性向上効果がさらに大きくなる。
【0027】また、空間を複数個設けたことにより、空
間を形成したことによるスペーサ及びカップリングの回
転アンバランスを低減することが可能である。
【0028】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載されたカップリングであって、軸方向位置決め
手段が、サークリップであることを特徴としており、請
求項1または請求項2の構成と同等の作用・効果を得る
ことができる。
【0029】また、サークリップでスペーサを位置決め
するこの構成は、構造が簡単であり、低コストに実施す
ることができる。
【0030】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載されたカップリングであって、アクチュエータ
により作動及び停止操作されるパイロット機構と、カム
機構とを備え、パイロット機構が作動するとカム機構に
トルクが掛かり、発生した押圧力によってクラッチが連
結されることを特徴としており、請求項1〜3の構成と
同等の作用・効果を得ることができる。
【0031】この構成では、パイロット機構が作動する
とカム機構にトルクが掛かり、発生した押圧力によって
クラッチ(メインクラッチ)が連結されると共に、カム
機構の倍力機能によって大きなトルク伝達容量が得られ
る。
【0032】また、スペーサが位置決め手段によって軸
方向に位置決めされているから、その位置決め機能は、
隣接するメインクラッチに生じた累積磨耗の影響を受け
ることはない。
【0033】
【発明の実施の形態】図1によって電磁式カップリング
1(本発明の一実施形態)の説明をする。
【0034】電磁式カップリング1は、請求項1,2,
3,4の特徴を備えており、4輪駆動車において2輪駆
動走行時に切り離される後輪側(リヤデフ側)と原動機
側(トランスファ)側との間に配置されている。また、
左右の方向はこの車両の左右の方向であり、図1の右方
はこの車両の前方(原動機側)に相当する。なお、符号
を与えていない部材等は図示されていない。
【0035】電磁式カップリング1とリヤデフ(エンジ
ンの駆動力を左右の後輪に配分するデファレンシャル装
置)は、この順で前後方向に配置され、デフキャリヤに
収容されている。
【0036】電磁式カップリング1は、回転ケース3
(ケース状トルク伝達部材)、中空のインナーシャフト
5(軸状トルク伝達部材)、多板式のメインクラッチ7
(クラッチ)、ボールカム9(カム機構)、プレッシャ
ープレート11、カムリング13、多板式のパイロット
クラッチ15、アーマチャ17、電磁石19(アクチュ
エータ)、スペーサ21、コントローラなどから構成さ
れている。
【0037】なお、ボールカム9、プレッシャープレー
ト11、カムリング13、パイロットクラッチ15、ア
ーマチャ17、電磁石19などによってメインクラッチ
7のパイロット機構が構成されている。
【0038】回転ケース3は、それぞれがスチール材料
で作られた動力伝達軸23及び円筒部材25、非磁性材
料のリング27、鉄系合金(磁性材料)で作られたロー
タ29などから構成されている。
【0039】動力伝達軸23にはフランジ部31が形成
され、円筒部材25の前方には壁部32(軸方向の位置
決め手段)が形成されており、動力伝達軸23と円筒部
材25はこれらのフランジ部31と壁部32で溶接され
ている。
【0040】リング27は互いの間に設けられたネジ部
33によって円筒部材25の後部側開口に螺着されてお
り、ロータ29は互いの間に設けられたネジ部35によ
ってリング27に螺着されている。さらに、円筒部材2
5とリング27は互い間の嵌合部37で径方向にセンタ
リングされており、リング27とロータ29は互い間の
嵌合部39で径方向にセンタリングされている。
【0041】また、非磁性材料で作られたリング27
は、磁束を通す円筒部材25と磁性材料のロータ29と
の間で磁束の漏洩を防止している。
【0042】ロータ29のネジ部35にはナット41が
螺着されており、そのダブルナット機能によってリング
27とロータ29(ネジ部35)の弛みを抑制し、固定
機能を高めている。
【0043】また、ナット41とリング27と円筒部材
25の各押圧面43,45はネジ部33,35のネジス
ラスト力によって互いに押圧されシール機能を与えられ
ており、これらのシール機能によってオイル漏れが防止
されている。
【0044】動力伝達軸23は、デフキャリヤから前方
に突き出しており、そのスプライン部47に連結された
コンパニオンフランジと継ぎ手とプロペラシャフトなど
を介してトランスファ側に連結されている。エンジンの
駆動力はこれらの動力伝達系を介して回転ケース3に伝
達される。
【0045】スペーサ21は非磁性材料で作られてお
り、動力伝達軸23のフランジ部31との間に形成され
た嵌合部49に嵌合し、径方向にセンタリングされてい
ると共に、円筒部材25の内周に形成されたスプライン
部51に連結され、円筒部材25に対して回り止めされ
ている。
【0046】インナーシャフト5は後方から回転ケース
3に貫入しており、その前端はスペーサ21の内周に形
成された支承部52に支承され、スペーサ21(嵌合部
49)を介して円筒部材25に対し径方向にセンタリン
グされている。
【0047】また、スペーサ21は、円筒部材25の内
周に取り付けられたサークリップ53(軸方向の位置決
め手段)と壁部32との間で軸方向に位置決めされてお
り、インナーシャフト5は、サークリップ55(軸方向
の位置決め手段)と段差部57(軸方向の位置決め手
段)とでスペーサ21を挟み込むことにより、スペーサ
21を介して軸方向に位置決めされている。
【0048】なお、サークリップ53を用いずに、円筒
部材25に段差部を形成し、スペーサ21を軸方向に位
置決めしてもよい。
【0049】非磁性材料で作られたスペーサ21は、磁
束を通すインナーシャフト5と回転ケース3(円筒部材
25)との間に配置されることによって、これらの間で
磁束の漏洩を防止している。
【0050】また、インナーシャフト5の後端はニード
ルベアリング59を介してロータ29の内周に支承され
ている。
【0051】また、インナーシャフト5とロータ29と
の間には、ニードルベアリング59の内側に、断面がX
字状のシールであるXリング61が配置され、オイル漏
れを防止している。
【0052】また、インナーシャフト5の内周に形成さ
れたスプライン部62にはドライブピニオンシャフトが
連結されている。このドライブピニオンシャフトにはド
ライブピニオンギアが一体に形成されており、ドライブ
ピニオンギアはリヤデフ側のリングギアと噛み合ってい
る。インナーシャフト5の回転はこれらの動力伝達系を
介してリヤデフに伝達される。
【0053】回転ケース3は上記の押圧面43,45と
Xリング61とによって密封されており、その内部に
は、動力伝達軸23のフランジ部31に形成されたオイ
ル孔からオイルが注入される。また、オイルを注入した
後このオイル孔はチェックボールを圧入してシールされ
ている。
【0054】スペーサ21には、径方向の外側と内側に
それぞれ複数個の貫通孔63,65(空間)が形成され
ており、回転ケース3内部のオイル封入量はこれら貫通
孔63,65の容量だけ増大している。
【0055】また、これらの貫通孔63,65は、スペ
ーサ21(電磁式カップリング1)の回転バランスを崩
さないように、それぞれが周方向等間隔に配置されてい
る。
【0056】また、中空のインナーシャフト5には、同
様にオイルの封入量を増大させる容量増大空間部67が
設けられており、カバー69によって密封されている。
この容量増大空間部67には、回転ケース3内部の他の
部分と同様に、注入されたオイルと空気が収容されてい
る。また、容量増大空間部67はインナーシャフト5に
形成された複数個所の径方向流路71によってメインク
ラッチ7側と連通している。
【0057】メインクラッチ7は、回転ケース3(円筒
部材25)とインナーシャフト5との間に配置されてお
り、そのアウタープレート73は円筒部材25のスプラ
イン部51に連結され、インナープレート75はインナ
ーシャフト5の外周に形成されたスプライン部77に連
結されている。
【0058】また、これらのインナープレート75は、
鉄系合金で作られたプレートの両面にペーパーの摩擦材
料を貼り付けたペーパークラッチ板であり、下記のよう
に、円筒部材25(アウタープレート73)とインナー
シャフト5との間で磁束を遮断している。
【0059】ボールカム9は、プレッシャープレート1
1とカムリング13との間に配置されている。
【0060】プレッシャープレート11は、内周をイン
ナーシャフト5の外周に形成されたスプライン部77に
連結されており、ボールカム9のスラスト力によってメ
インクラッチ7を回転ケース3(スペーサ21)との間
で押圧し、締結させる。
【0061】カムリング13は、インナーシャフト5の
外周に摺動自在に配置されており、カムリング13とロ
ータ29との間には、ボールカム9のカム反力を受ける
スラストベアリング79とワッシャ81が配置されてい
る。
【0062】パイロットクラッチ15は、回転ケース3
(円筒部材25)とカムリング13との間に配置されて
おり、そのアウタープレート83は円筒部材25のスプ
ライン部51に連結され、インナープレート85はカム
リング13の外周に形成されたスプライン部87に連結
されている。
【0063】アーマチャ17は、プレッシャープレート
11とパイロットクラッチ15との間に配置されてお
り、外周を円筒部材25のスプライン部51に移動自在
に連結されている。
【0064】電磁石19のコア89は、ロータ29に形
成されたリング状の凹部91に適度なエアギャプを介し
て貫入していると共に、両側シール型のボールベアリン
グ93によってロータ29上に支承されている。
【0065】また、コア89に設けられた溝95にはダ
ストカバー97の脚部99が係合している。このダスト
カバー97はデフキャリヤ側に連結されており、電磁石
19(コア89)の回り止めをしている。
【0066】電磁石19のリード線101はダストカバ
ー97の内側に沿って配線されており、グロメット10
3を通してデフキャリヤの外部に引き出され、車載のバ
ッテリに接続されている。
【0067】ロータ29とパイロットクラッチ15とア
ーマチャ17によって電磁石19の磁路が構成されてい
る。
【0068】ロータ29は非磁性体であるステンレス鋼
のリング105によって径方向の外側と内側に分断され
ている。また、パイロットクラッチ15の各プレート8
3,85には、リング105と対応する径方向位置に、
複数個所の切り欠き107と、これらの切り欠き107
を連結するブリッジ部が周方向に設けられている。これ
らのリング105と切り欠き107とによって、磁路上
での磁力の短絡が防止されている。
【0069】コントローラは、車速、操舵角、横Gなど
から旋回走行を検知し、あるいは、路面状態などに応じ
て、電磁石19の励磁、励磁電流の制御、励磁停止など
を行う。
【0070】電磁石19が励磁されると、上記の磁路に
磁力ループ109が形成されてアーマチャ17が吸引さ
れ、ロータ29との間でパイロットクラッチ15を押圧
し締結させる。
【0071】パイロットクラッチ15が締結されると、
パイロットクラッチ15を介して回転ケース3に連結さ
れたカムリング13と、インナーシャフト5側のプレッ
シャープレート11とを介してボールカム9に伝達トル
クが掛かり、発生したカムスラスト力を受けてプレッシ
ャープレート11が前方に移動し、メインクラッチ7を
押圧して締結させる。
【0072】このように電磁式カップリング1が連結さ
れると、エンジンの駆動力はインナーシャフト5から上
記のドライブピニオンシャフトなどの動力伝達系を介し
てリヤデフを回転させ、リヤデフから左右の後輪に配分
されて車両は4輪駆動状態になり、悪路などの走破性
や、車体の安定性が向上する。
【0073】このとき、電磁石19の励磁電流を制御す
ると、パイロットクラッチ15の滑りに変化が生じてボ
ールカム9のカムスラスト力が変わり、メインクラッチ
7の押圧力が変化して後輪に送られる駆動力の大きさが
変わるから、前後輪間の駆動力配分比を制御することが
できる。
【0074】例えば、旋回走行中にこのような駆動力配
分比の制御を行うと、車両の操縦性や安定性などを大き
く向上させることができる。
【0075】電磁石19の励磁を停止すると、パイロッ
トクラッチ15が開放されてボールカム9のカムスラス
ト力が消失し、メインクラッチ7が開放されて電磁式カ
ップリング1の連結が解除され、リヤデフ側が切り離さ
れて、車両は前輪駆動の2輪駆動状態になる。
【0076】また、磁束を通す円筒部材25と電磁石1
9の磁路を構成するロータ29との間に非磁性のリング
27を配置したことによって円筒部材25側への磁力漏
洩が防止される。
【0077】さらに、インナーシャフト5と回転ケース
3(円筒部材25)との間に非磁性のスペーサ21を配
置し、インナープレート75にペーパークラッチ板を用
いたことにより、回転ケース3(円筒部材25)とイン
ナーシャフト5との間で磁力の漏洩が防止される。
【0078】このように電磁石19の磁力ロスが防止さ
れて、アーマチャ17に効率良く磁力が導かれるから、
パイロットクラッチ15で必要なパイロットトルクが得
られ、電磁式カップリング1を介して後輪側へ所定の駆
動力が伝達される。
【0079】回転ケース3に封入されているオイルは、
電磁式カップリング1の遠心力によって内部を循環し、
メインクラッチ7、ボールカム9、パイロットクラッチ
15、インナーシャフト5とスペーサ21の摺動部(支
承部52)、スプライン部51,77,87、スラスト
ベアリング79、ワッシャ81、カムリング13の内周
とインナーシャフト5の外周との摺動面、Xリング61
などに供給され、これらを充分に潤滑・冷却する。
【0080】また、容量増大空間部67のオイルは、イ
ンナーシャフト5の径方向流路71から遠心力によって
メインクラッチ7側に流入し、アウタープレート73と
インナープレート75との摺動面に与えられ、潤滑・冷
却効果をさらに向上させている。
【0081】また、メインクラッチ9の各インナープレ
ート75にはオイル孔111が形成されており、各プレ
ート73,75の摺動面に対するオイルの移動を促進
し、これらの潤滑・冷却効果を向上させている。
【0082】また、プレッシャープレート11には貫通
孔113が形成されており、オイルによる移動抵抗を軽
減してメインクラッチ7の操作レスポンスを向上させる
と共に、オイルの流路になって、ボールカム9、パイロ
ットクラッチ15側へのオイルの移動を促進し、これら
の潤滑・冷却効果を向上させている。
【0083】上記のように、回転ケース3とインナーシ
ャフト5は、スペーサ21、壁部32、サークリップ5
3,55、段差部57などによって軸方向に位置決めさ
れているから、メインクラッチ7(プレート73とプレ
ート75)、パイロットクラッチ15(プレート83と
プレート85)、プレッシャープレート11とアーマチ
ャ17などで、互いの接触による各部材の偏磨耗が防止
されると共に、ボールカム9のクリアランスと機能が正
常に保たれる。
【0084】また、回転ケース3とインナーシャフト5
は、スペーサ21によって前端部が径方向にセンタリン
グされ、ニードルベアリング59によって後端部が径方
向にセンタリングされており、これらのセンタリング機
能によって、インナーシャフト5の振れと、インナーシ
ャフト5の振れによる電磁式カップリング1の振動が防
止されている。
【0085】なお、電磁式カップリング1の組付けは、
次のように行われる。
【0086】先ず、スペーサ21を段差部57に突き当
てながらインナーシャフト5に取り付けた後、サークリ
ップ55で軸方向に固定し、この状態で、スペーサ21
を嵌合部49とスプライン部51で円筒部材25に取り
付ける。
【0087】次いで、回転ケース3とインナーシャフト
5に、メインクラッチ7(プレート73,75)、ボー
ルカム9、アーマチャ17、パイロットクラッチ15、
スラストベアリング79、ワッシャ81、リング27、
ロータ29、ニードルベアリング59、Xリング61な
どをこのような順序で取り付ける。
【0088】さらに、電磁石19とボールベアリング9
3をロータ29に取り付けて、電磁式カップリング1の
組付けを終了する。
【0089】こうして、電磁式カップリング1が構成さ
れている。
【0090】電磁式カップリング1は、上記のように、
回転ケース3とインナーシャフト5をスペーサ21など
によって軸方向に位置決めしたことにより、メインクラ
ッチ7、パイロットクラッチ15、ボールカム9などの
機能が正常に保たれて、耐久性が向上する。
【0091】また、スペーサ21などのセンタリング機
能によって、インナーシャフト5の振れと電磁式カップ
リング1の振動が防止される。
【0092】また、スペーサ21の組み付けに、回転ケ
ース3のスプライン部51を利用したことによって、ボ
ールベアリング321を用いた従来例と異なり、組み付
け作業が極めて簡単になり、組み付けコストが低減され
た。
【0093】また、回転ケース3の壁部32をスペーサ
21の軸方向位置決め手段に利用したから、軸方向位置
決め手段が1個減少して、構造が簡単になり、コストが
さらに低減されている。
【0094】また、スペーサ21は、軸方向に位置決め
されているから、メインクラッチ7に隣接していても、
プレート73,75が摩擦したときの累積磨耗の影響を
受けることはなく、位置決め機能が正常に保たれる。
【0095】また、スペーサ21は、ボールベアリング
より安価であり、それだけコストが低減される。
【0096】また、スペーサ21は、ボールベアリング
より狭いスペースに配置できるから、従来例と異なっ
て、電磁式カップリング1の大型化と、大型化による車
載性が向上されると共に、内部スペースの狭隘化が防止
され、封入オイル量の減少によるオイルの劣化が抑制さ
れ、耐久性が高く保たれる。
【0097】また、スペーサ21に設けた貫通孔63,
65によってオイルの封入量が増加し、オイルの劣化抑
制効果が向上する。
【0098】特に、オイルを収容する貫通孔63,65
をスペーサ21に設けたことにより、隣接するメインク
ラッチ7(プレート73,75)に対するオイルの供給
機能が大きく向上し、メインクラッチ7(電磁式カップ
リング1)の耐久性がさらに向上する。
【0099】また、複数個の貫通孔63,65は、上記
のように、スペーサ21の回転バランスを崩さないよう
に配置されており、貫通孔63,65を形成したことに
よるスペーサ21及び電磁式カップリング1の回転アン
バランスを防止している。
【0100】また、内部スペースの狭隘化が回避された
ことによって、メインクラッチ7、パイロットクラッチ
15、ボールカム9、電磁石19などにそれぞれ充分な
容量のものを用いることが可能になり、所望のトルク伝
達容量を得ている。
【0101】また、サークリップ53,55を用いてス
ペーサ21を位置決めする構成は、構造が簡単であり、
実施コストが安価である。
【0102】また、電磁式カップリング1は、ボールカ
ム9の倍力機能によって大きなトルク伝達容量が得られ
ると共に、アクチュエータに電磁石19を用いたことに
よって、後輪側に伝達される駆動力を精密に制御するこ
とが可能であり、車両の走行性と旋回性などを大幅に向
上させることができる。
【0103】なお、電磁式カップリング1では、上記の
ように、非磁性材料のスペーサ21とペーパーのインナ
ープレート75(メインクラッチ7)の磁束遮断機能に
よって、回転ケース3とインナーシャフト5との間で磁
力の漏洩を防止している。
【0104】この磁束遮断機能によって、バッテリのロ
スが軽減し、エンジンの燃費が向上すると共に、インナ
ーシャフト5に機械構造用鋼を用いることが可能にな
り、低コストでありながら充分なトルクを伝達すること
ができる。
【0105】また、スペーサ21は、非磁性材料に限ら
ず、それ以外の材料から任意に選択することができる。
【0106】さらに、スペーサ21はトルクの伝達に関
与せず、大きな強度を求められないから、樹脂、銅合
金、アルミニューム合金、オーステナイト系ステンレス
鋼などのように広い範囲の非磁性材料から所望の材料を
任意に選択することもできる。
【0107】なお、請求項2において、スペーサに形成
される空間は、実施形態のように貫通孔でもよく、ある
いは、凹部でもよい。
【0108】また、請求項4において、パイロット機構
は、多板クラッチ、単板クラッチ、コーンクラッチのよ
うな摩擦クラッチを用いたパイロットクラッチ機構だけ
でなく、クラッチを用いずに電磁石でパイロット機能を
行う公知のパイロット機構を用いてもよい。
【0109】また、クラッチの操作手段(アクチュエー
タ)は、電磁石に限らず、例えば、電動モータや、流体
圧のアクチュエータなどでもよい。
【0110】また、メインクラッチやパイロットクラッ
チは、多板クラッチの他に、例えば、単板クラッチやコ
ーンクラッチのように、摩擦クラッチであればどのよう
な形式のクラッチでもよい。また、これらは湿式でも乾
式でもよい。
【0111】また、実施形態において、メインクラッチ
7は、ケース状トルク伝達部材(回転ケース3)と軸状
トルク伝達部材(インナーシャフト5)との間で駆動力
を伝達するための機構であり、アウタープレート73と
インナープレート75だけでは意味を持たず、回転ケー
ス3とインナーシャフト5とアウタープレート73とイ
ンナープレート75はいずれもメインクラッチ7に必須
の構成部材である。
【0112】また、同様な理由によって、パイロットク
ラッチ15には、回転ケース3とカムリング13とアウ
タープレート83とインナープレート85が必須の構成
部材である。
【0113】また、ボールカム9(カム機構)は、伝達
された駆動トルクをメインクラッチ7の押圧力に変換す
るための機構であり、プレッシャープレート11、カム
リング13、これらに形成されたカム面、これらの間に
配置されるボールだけでなく、プレッシャープレート1
1に駆動力を伝達するインナーシャフト5、カムリング
13に駆動力を伝達する回転ケース3とパイロットクラ
ッチ15などが必須の構成部材になる。
【0114】なお、本発明のカップリングは、デファレ
ンシャル装置の差動回転部材の間に配置することによっ
て、差動制限機構に用いることもできる。
【0115】
【発明の効果】本発明のカップリングは、ケース状トル
ク伝達部材と軸状トルク伝達部材のセンタリング及び軸
方向位置決めをスペーサで行うことにより、クラッチ部
材を連結するスプライン部にこのスペーサを連結するこ
とによって、組み付け作業が極めて簡単になり、低コス
トになる。
【0116】また、ケース状トルク伝達部材の軸方向端
部を、スペーサの軸方向位置決め手段に利用することに
よって、軸方向位置決め手段の個数が減少し、構造が簡
単になり、コストが低減される。
【0117】また、軸方向に位置決めされているスペー
サは、クラッチ板の累積磨耗の影響から解放されてお
り、位置決め機能が正常に保たれる。
【0118】また、ボールベアリングより安価なスペー
サを用いたことによって、コストが低減される。
【0119】また、ボールベアリングより狭いスペース
に配置できるスペーサを用いたことによって、カップリ
ングの大型化と車載性が向上されると共に、内部スペー
スの狭隘化が回避され、封入オイル量の減少によるオイ
ルの劣化が抑制され、カップリングの耐久性への影響が
抑制される。
【0120】また、充分な容量のクラッチを収容すると
共に、大きなアクチュエータを用いることが可能にな
り、所望のトルク伝達容量が得られる。
【0121】請求項2のカップリングは、請求項1の構
成と同等の効果を得ることができる。
【0122】また、スペーサに形成した空間によってオ
イルの収容量が増加し、オイル劣化の抑制効果とカップ
リングの耐久性とが向上する。
【0123】また、スペーサの空間に収容されたオイル
によってクラッチへのオイル供給機能が大きく向上し、
クラッチ(カップリング)の耐久性がさらに向上する。
【0124】請求項3のカップリングは、請求項1また
は請求項2の構成と同等の効果を得ることができる。
【0125】また、サークリップでスペーサを位置決め
するこの構成は、構造が簡単であり、低コストで実施で
きる。
【0126】請求項4のカップリングは、請求項1〜3
の構成と同等の効果を得ることができる。
【0127】また、この構成では、カム機構の倍力機能
によって大きなトルク伝達容量が得られる。
【0128】また、軸方向に位置決めされているスペー
サは、クラッチ板が摩擦してもその累積磨耗の影響から
解放されており、位置決め機能が正常に保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の断面図である。
【図2】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 電磁式カップリング(カップリング) 3 回転ケース(ケース状トルク伝達部材) 5 インナーシャフト(軸状トルク伝達部材) 7 メインクラッチ(クラッチ) 9 ボールカム(カム機構:パイロット機構) 15 パイロットクラッチ(パイロット機構) 19 電磁石(アクチュエータ:パイロット機構) 21 スペーサ 32 回転ケース3の壁部(軸方向位置決め手段) 53,55 サークリップ(軸方向位置決め手段) 57 段差部(軸方向位置決め手段) 63,65 スペーサ21に形成された貫通孔(空間)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース状トルク伝達部材と、軸状トルク
    伝達部材と、これらを連結するクラッチとを備え、ケー
    ス状トルク伝達部材の軸方向端部に、クラッチに隣接し
    て、スペーサを配置し、軸方向の位置決め手段によりこ
    のスペーサを前記両トルク伝達部材に対して軸方向に位
    置決めすることにより、スペーサを介して両トルク伝達
    部材を径方向にセンタリングし、軸方向に位置決めした
    ことを特徴とするカップリング。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された発明であって、ス
    ペーサに、オイルを収容する複数個の空間が形成されて
    いることを特徴とするカップリング。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載された発
    明であって、軸方向位置決め手段が、サークリップであ
    ることを特徴とするカップリング。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載された発
    明であって、アクチュエータにより作動及び停止操作さ
    れるパイロット機構と、カム機構とを備え、パイロット
    機構が作動するとカム機構にトルクが掛かり、発生した
    押圧力によってクラッチが連結されることを特徴とする
    カップリング。
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