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JP2002337775A - 自動二輪車のテールライト取付け構造 - Google Patents

自動二輪車のテールライト取付け構造

Info

Publication number
JP2002337775A
JP2002337775A JP2001145393A JP2001145393A JP2002337775A JP 2002337775 A JP2002337775 A JP 2002337775A JP 2001145393 A JP2001145393 A JP 2001145393A JP 2001145393 A JP2001145393 A JP 2001145393A JP 2002337775 A JP2002337775 A JP 2002337775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tail
light
taillight
motorcycle
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001145393A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Iizuka
利男 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP2001145393A priority Critical patent/JP2002337775A/ja
Publication of JP2002337775A publication Critical patent/JP2002337775A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズとライト取付部との間に隙間が生じる
ことによる見栄えの低下を防止できる自動二輪車のテー
ルライト取付け構造を提供する。 【解決手段】 後輪の上方を覆うリヤフェンダ19の後
端部19bにテールライト62を取付けるようにした自
動二輪車のテールライト取付け構造において、上記リヤ
フェンダ19に該リヤフェンダ19とで筒状のライト取
付部60を形成するテールブラケット61を取付け、該
ライト取付部60内に上記テールライト62を装着し、
該テールライト62とライト取付部60との間に両者の
隙間を覆うテールカバー80を挿着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車の後端
部にテールライトを取付けるための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車の車体にテールライトを取付
ける場合、例えばリヤフェンダの後端部にテールブラケ
ットを取付け、該テールブラケットと後端部とでライト
取付部を形成し、該ライト取付部内にテールライトをこ
れのレンズが外部に露出するように装着する場合があ
る。
【0003】また外観の向上を図る観点から、多数のL
EDを基板に配列してなるテールライトを使用する場合
がある。この場合、各LEDの発熱を外部に放熱するた
めに上記基板面積を大きくするようにしており、このた
め基板がレンズより大きくなる場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記テール
ライトのレンズには金型により射出成形する際の型抜き
の勾配が必要であるが、この勾配の如何によってはレン
ズとライト取付部との間に隙間が生じ易く、見栄えが低
下するおそれがある。
【0005】また、多数のLEDを基板に配列したテー
ルライトを使用する場合には、基板がレンズより大きく
なり易く、このためレンズとライト取付部との隙間が大
きくなり、この点からさらに見栄えが低下するという懸
念がある。
【0006】またテールライトをフレーム等の支持部に
対して車両前方側から取付ける構造を採用した場合に
は、レンズ(発光部)に対して外方に突出するフランジ
状の被支持部を設け、該被支持部を支持部にボルト締め
等で取り付けることが必要となる。このようにすると車
両後面の有効面積に対して上記フランジ状の被支持部の
分だけレンズ(発光部)を小さくせざるを得ず、有効面
積をめいっぱい使うことはできない。
【0007】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、レンズとライト取付部との隙間による見栄え
の低下を防止でき、また車両後面の有効面積をめいっぱ
い使用してレンズを大きくできる自動二輪車のテールラ
イト取付け構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、後輪
の上方を覆うリヤフェンダの後端部にテールライトを取
付けるようにした自動二輪車のテールライト取付け構造
において、上記リヤフェンダに該リヤフェンダとで筒状
のライト取付部を形成するテールブラケットを取付け、
該ライト取付部内に上記テールライトを装着し、該テー
ルライトとライト取付部との間に両者の隙間を覆うテー
ルカバーを挿着したことを特徴としている。
【0009】請求項2の発明は、請求項1において、上
記テールライトは、多数のLEDが配列された基板をベ
ース板に固定し、該ベース板に碗状のレンズを装着した
構造のものであることを特徴としている。
【0010】請求項3の発明は、請求項2において、上
記ベース板の外周縁にフランジ部が突出形成され、該フ
ランジ部に上記レンズの開口縁部が溶着されていること
を特徴としている。
【0011】請求項4の発明は、車体の後端部にテール
ライトをテールブラケットを介して取り付けるようにし
た自動二輪車のテールライト取付け構造において、車両
前後方向視でテールライトのLEDを覆うレンズ(発光
部)にラップする部位に被支持部を形成し、該テールラ
イトを上記テールブラケットの支持部に対して車両後方
側から当接させて取付け、上記レンズの後面と略同形状
の開口を有し、該レンズの全周囲を覆うテールカバーを
上記テールライトのさらに車両後方側から上記テールブ
ラケットに当接させて取り付けたことを特徴としてい
る。
【0012】請求項5の発明は、請求項4において、ラ
イセンスプレートを照らすライセンスランプが上記テー
ルライトとは別体に設けられていることを特徴としてい
る。
【0013】請求項6の発明は、請求項4又は5におい
て、上記支持部を有するテールブラケットは車両後部を
構成するカバー部材に設けられていることを特徴として
いる。
【0014】
【発明の作用効果】請求項1の発明にかかるテールライ
ト取付け構造によれば、リヤフェンダとテールブラケッ
トとで形成したライト取付部とテールライトとの間に両
者の隙間を覆うテールカバーを挿着したので、レンズの
抜き勾配やLEDの基板面積によって上記ライト取付部
とテールライトとの間に隙間が生じてもテールカバーで
埋めることができ、見栄えの低下を防止できる。
【0015】またテールブラケットにテールライトとテ
ールカバーを予めサブ組みしたものをリヤフェンダに取
り付けることにより、テールカバーを車両後側から上記
隙間に挿入した状態に取付けることが可能であり、組付
けを容易に行なうことができる。
【0016】請求項2の発明では、テールライトを、多
数のLEDが配列された基板をベース板に固定し、該ベ
ース板にレンズを固着したものとしたので、LEDの個
数,レイアウトの自由度が高くなりテールライトの外観
を向上できる。この場合、上記LEDの配列に伴って基
板やレンズが大型化してテールライトとライト取付部と
の隙間が大きくなることが考えられるが、この場合でも
テールカバーで隙間を覆うことができ、見栄えの悪化を
防止できる。
【0017】請求項3の発明では、上記ベース板の外縁
部にフランジ部を突出形成し、該フランジ部にレンズの
開口周縁部を溶着したので、テールライトの製造が容易
で、かつ必要な強度を確保し易い。この場合フランジ部
の分だけ上記隙間が大きくなるおそれがあるが、この場
合でもこの隙間をテールカバーで埋めることができ、見
栄えの悪化を防止できる。
【0018】請求項4の発明では、テールライトをこれ
の被支持部を車両後側からテールブラケットの支持部に
当接させて取り付けたので、上述の外方に突出するフラ
ンジ状の被支持部を設ける必要がなく、レンズ(発光
部)を車両後面の有効面積に対応して大きくすることが
でき、外部からの見られ易さ、つまり被視認性を向上で
きる。なお、LEDの場合発光量が少ないため、被視認
性を確保するにはレンズ面積を極力大きくする必要があ
る。
【0019】また、テールカバーでテールライトの全周
を覆ったので、テールライトの後面以外から洩れる光を
低減させることができ、この点からも被視認性を向上で
きる。
【0020】請求項5の発明では、ライセンスランプを
テールライトと別体としたので、テールライトからの光
でライセンスプレートも照らすといった必要はなく、テ
ールライトのレンズ全面をテールライト専用の赤色にす
ることができ、かつテールカバーでレンズの下面も覆う
ことができ、これらの点からも被視認性を向上できる。
ちなみに、ライセンスランプをテールライトが兼用して
いる場合は、上記レンズの下面は光がライセンスプレー
ト側に透過するようクリアにするとともにテールカバー
で覆わないようにする必要がある。
【0021】請求項6の発明では、テールブラケットを
車両後部のカバー部材、例えばリヤフェンダに設けたの
で、フレームをテールライトの支持のために車両最後尾
まで延長する必要がなく軽量化が可能である。即ち、L
EDテールライトは反射鏡等が不要な分軽量であり、リ
ヤフェンダ等のカバー部材によっても充分に支持でき
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0023】図1ないし図11は、本発明の一実施形態
による自動二輪車のテールライト取付け構造を説明する
ための図であり、図1〜図3はそれぞれ自動二輪車の右
側面図,左側面図,平面図、図4はテールライトユニッ
トの背面図、図5,図6,図7はそれぞれテールライト
ユニットの断面側面図(図4のV-V 線,VI-VI線,VII-VII
線断面図)、図8,図9はテールライトユニットの断面
平面図(図4のVIII-VIII 線,IX-IX線断面図)、図1
0,図11はテールカバーの背面図,底面図である。
【0024】図において、1は本実施形態構造が適用さ
れた自動二輪車であり、これは以下の概略構造を有す
る。即ち、該自動二輪車1のダブルクレードル型の車体
フレーム2の前端に位置するヘッドパイプ40によりフ
ロントフォーク3が左右に操向自在に支持されている。
このフロントフォーク3の下端で前輪4が軸支され、上
端には操向ハンドル5がハンドルホルダ22を介して固
定支持されている。この操向ハンドル5の支持部の前側
近傍にはヘッドライト16が装着されている。そしてこ
のヘッドライト16の上側でかつ上記操向ハンドル5の
支持部の前側の近傍にはタコメータ17が装着され、さ
らに該操向ハンドル5の支持部の後側近傍にはスピード
メータ18が装着されている。
【0025】上記フロントフォーク3は、インナチュー
ブ10aをアウタチューブ10b内に伸縮自在に挿入し
てなる左,右一対のフォーク本体10,10を備えたい
わゆる倒立型テレスコピックフォークである。上記イン
ナチューブ10aの下端部により上記前輪4が支持さ
れ、上記アウタチューブ10bの上部が車体フレーム2
のヘッドパイプ40により支持されている。
【0026】上記左,右のフォーク本体10,10のア
ウタチューブ10b,10bの上端同士はハンドルクラ
ウン11により結合され、さらに該アウタチューブ10
a,10aの高さ方向中央よりやや上部同士はアンダブ
ラケット12により結合されており、これにによりフロ
ントフォーク3はフォーク状をなしている。
【0027】また車体フレーム2の後端に位置するリヤ
アームブラケット41によりリヤアーム6が上下揺動自
在に枢支され、該リヤアーム6の後端で後輪7が軸支さ
れている。該後輪7の上方にはリヤフェンダ19が配設
され、該リヤフェンダ19の後端部にはテールライトユ
ニット20が装着されている。
【0028】そして上記車体フレーム2のクレードル内
にOHV式動弁機構を備えた横置きV型2気筒でトラン
スミッション一体型のエンジンユニット8が搭載されて
いる。このエンジンユニット8の出力軸の左端に固着さ
れた駆動プーリ(図示せず)と上記後輪7に固着された
従動プーリ42とは歯付きベルト43により連結されて
いる。
【0029】また上記エンジンユニット8に接続された
排気装置21は、前側気筒に接続されたフロントエキパ
イ52と後側気筒に接続されたリヤエキパイ53とを途
中で合流させ、該合流部に大径の消音器54を接合した
タイプのものであり、車両右側を後方に延びるように配
設されている。
【0030】そして上記車体フレーム2の右,左の前端
下側コーナ部には右フートブラケット38,左フートブ
ラケット39がボルト締め固定されている。上記右フー
トブラケット38には右フートレスト48及びブレーキ
ペダル49が装着され、左フートブラケット39には左
フートレスト50及びチェンジペダル51が装着されて
いる。
【0031】さらにまた上記エンジンユニット8の上方
には車体フレーム2のタンクレール44を覆うように燃
料タンク9が搭載され、車体フレーム2のタンクレール
44に続くシートレール45上にシート15が燃料タン
ク9に続くようにかつ着脱自在に搭載されている。な
お、シートレール45の後端部には左,右一対のフェン
ダブラケット46が接続されて後方に延びており、該フ
ェンダブラケット46により上記リヤフェンダ19が支
持されている。
【0032】上記リヤフェンダ19は横断面円弧状に形
成された板金製のものであり、該リヤフェンダ19の後
端部19bに上記テールライトユニット20が配設され
ている。このテールライトユニット20は、図4〜図1
1に示すように、上記リヤフェンダ(カバー部材)19
に取り付けられ、該リヤフェンダ19とで横断面半楕円
形の筒状をなすライト取付部60を形成する樹脂製のテ
ールブラケット61と、該ライト取付部60内に装着さ
れたテールライト62とを備えている。
【0033】上記テールブラケット61は、上記ライト
取付部60の下壁63a,前壁63b及び左,右側壁6
3c,63cを構成するブラケット本体部63と、該ブ
ラケット本体部63の下壁63aに続いて車両後方に突
出するように一体形成されたライセンスランプ支持部6
4と、該ライセンスランプ支持部64に続いて下方に延
びるように一体形成されたライセンスプレート取付け部
65とを備えている。なお、上記ライト取付部60の天
壁はリヤフェンダ19で構成されている。
【0034】上記ライセンスランプ支持部64の後端面
にはライセンスランプ66が取付けられており、これの
後端面には反射器66aが貼着されている。上記ライセ
ンスプレート取付け部65には取付け金具67を介して
ライセンスプレート68が取付けられている。また上記
ブラケット本体部63の左,右下縁部にはフラッシャラ
ンプ69,69が取付けられている。
【0035】上記ブラケット本体部63の前壁63bに
は車両前方に延びる取付け片63dが一体形成されてお
り、該取付け片63dの車幅方向中央から左右にそれぞ
れ偏位した位置に2ヶ所と左,右側部とがそれぞれ上記
リヤフェンダ19にボルト70により締結固定されてい
る。また上記取付け片63dには配線コード71を支持
するクランプ凹部63eが切欠き状に形成されている。
【0036】上記テールライト62は、多数のLED7
4が配設された配線基板75を略皿状のベース板76に
固定するとともに、該ベース板76に上記LED74を
覆う略碗状のレンズ77を装着してなるものである。な
お、82はレンズ77の内側開口を閉塞するよう貼着さ
れたインナレンズである。上記各LED74は車幅方向
に所定間隔をあけて、かつ上下2列をなすよう配置され
ている。
【0037】上記ベース板76の外周縁にはフランジ部
76aが外方に突出するよう形成されている。また上記
レンズ77の開口周縁にはスカート状の接合段部77a
が外方に膨出するよう形成されており、該接合段部77
aは上記フランジ部76aに接合されている。詳細には
ベース板76とレンズ77を治具(不図示)により装着
し、上記接合段部77aとフランジ部76aとを狭持し
て互いに圧接させた状態で高周波溶着したものである。
【0038】上記レンズ77は金型を用いて樹脂により
射出成形されたものである。従って該レンズ77の側周
壁77bには型抜きのための勾配が設けられている。即
ち、上記側周壁77bは接合段部77aから遠ざかるほ
ど高さ方向寸法,車幅方向寸法とも徐々に小さくなるよ
うに形成されている。
【0039】上記ベース板76の車幅方向中央部及び
左,右側部にはそれぞれボス部(被支持部)76bが形
成されており、各ボス部76bは上記ブラケット本体部
63の前壁(支持部)63bに緩衝部材78を介在させ
てタッピングスクリュウ79により締め付け固定されて
いる。即ち、テールライト62は、車両後側からテール
ブラケット61の前壁63bに当接されて取り付けられ
ている。また上記テールブラケット61の取付け片63
dには差し込み孔63fが形成されており、左,右側壁
63cには係合孔63gが繰り抜いて形成されている
(図6,図9参照)。
【0040】そして上記ライト取付部60とテールライ
ト62との間には両者60,62の隙間を覆うととも
に、特に上記レンズ77の接合段部77aが車両後方か
ら見えないように覆うテールカバー80が配設されてい
る。このテールカバー80は樹脂製のものであり、後方
に露出する縦壁部80bに上記レンズ77の側周壁77
bに沿うようにレンズ開口80aを形成するとともに、
該縦壁部80bの上辺縁に車両前方に延びる天壁部80
cを一体形成した構造のものである。
【0041】上記天壁部80cの前端中央部には上記差
し込み孔63fに挿入される位置決め片80dが突出形
成されており、左,右側端部には上記係合孔63gに係
合する係合爪80eが突出形成されている。また上記天
壁部80cの位置決め片80dの左,右側方には固定片
80f,80fが突出形成されている。
【0042】上記テールカバー80はテールライト62
と共にテールブラケット61に予めサブ組みされる。詳
細にはまずブラケット本体部63にテールライト62が
取り付けられ、テールカバー80がテールライト62を
囲むように車両後側から装着され、上記位置決め片80
dが差し込み孔63fに挿入されるとともに、左,右の
係合爪80eが係合孔63gに嵌装される。これにより
テールカバー80の前後,上下,左右方向の位置決めが
なされる。この状態で各固定片80fがブラケット本体
部63にタッピングスクリュウ81により締め付け固定
される。このようにしてテールブラケット61にテール
ライト62及びテールカバー80を取付けてサブ組立体
とし、これをリヤフェンダ19に組付ける。
【0043】なお、上記テールカバー80とリヤフェン
ダ19とを樹脂等により一体形成することも可能であ
る。
【0044】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。本実施形態のテールライト取付け構造によれば、リ
ヤフェンダ19の後端部19bにテールブラケット61
を取付け、該テールブラケット61とリヤフェンダ19
とで半楕円形状のライト取付部60を形成し、該ライト
取付部60にテールライト62を装着するとともに、ラ
イト取付部60とテールライト62との間に両者60,
62の隙間を覆うテールカバー80を装着したので、レ
ンズ77の抜き勾配や配線基板75の基板面積を大きく
したことによって上記隙間が大きくなってもテールカバ
ー80で埋めることができ、見栄えの低下を防止でき
る。
【0045】またテールブラケット61にテールライト
62を取付け固定し、該テールブラケット61にテール
カバー80を位置決め固定したので、テールカバー80
とテールライト62のレンズ77との合わせ精度を高め
ることができ、外観を向上できる。
【0046】さらにまた、テールブラケット61にテー
ルライト62とテールカバー80とを予めサブ組みした
ものをリヤフェンダ19に取り付けたので、上記隙間を
埋めるテールカバー80を車両後側から上記隙間に挿入
した状態に取り付けることが可能で、かつ該取り付けが
容易である。
【0047】また上記テールカバー80を車両後側から
レンズ77を覆うように前方に向けて装着して取付ける
ようにしたので、上述の隙を覆うことができるととも
に、上記テールライト62の抜き勾配や接合段部77a
によってテールライト62の前側部分が大きくなってい
るのを後方から見えないように確実に覆うことができ、
外観を向上できる。
【0048】本実施形態では、上記テールライト62
を、多数のLED74が配列された配線基板75をベー
ス板76に固定し、該ベース板76にLED74を覆う
ように碗状のレンズ77を固着したものとしたので、L
ED74の個数,レイアウトの自由度が高くなりテール
ライト62の外観を向上できる。この場合、上記LED
74の配列に伴って配線基板75やレンズ77が大型化
してテールライト62とライト取付部60との隙間が大
きくなることが考えられるが、この場合でもテールカバ
ー80で隙間を埋めることができ、見栄えの悪化を防止
できる。
【0049】また上記ベース板76の外縁部にフランジ
部76aを突出形成し、該フランジ部76aにレンズ7
7の接合段部77aを高周波溶着により接合したので、
テールライト62の製造が容易で、かつ必要な強度を確
保し易い。この場合、フランジ部76aの突出分だけ隙
間が大きくなるおそれがあるが、この場合でもこの隙間
を上記テールカバー80で埋めることができ、見栄えの
悪化を防止できる。
【0050】またテールライト62をこれのボス部76
bを車両後側からテールブラケット61の前壁63bに
当接させて取り付けたので、上述の外方に突出するフラ
ンジ状の被支持部を設ける必要がなく、レンズ77を車
両後面の有効面積に対応して大きくすることができ、被
視認性を向上できる。なお、LEDの場合1個当りの発
光量が少ないため、被視認性を確保するには個数を増し
てレンズ面積を極力大きくする必要がある。
【0051】また、テールカバー80でテールライト6
2のレンズ77の全周を覆ったので、該レンズ77の後
面以外から洩れる光を低減させることができ、この点か
らも被視認性を向上できる。
【0052】さらにまた、本実施形態では、ライセンス
ランプ66をテールライト62と別体としたので、テー
ルライト62からの光でライセンスプレート68も照ら
すといった必要はなく、テールライト62のレンズ77
の全面を赤色にすることができ、かつテールカバー80
でレンズ77の下面も覆うことができ、これらの点から
も被視認性を向上できる。ちなみに、ライセンスランプ
66をテールライト62が兼用している場合は、上記レ
ンズ77の下面は光がライセンスプレート68側に透過
するようクリアにするとともにテールカバー80で覆わ
ないようにする必要がある。
【0053】また、テールブラケット61を車両後部の
リヤフェンダ19に取り付けけたので、フレームをテー
ルライト62の支持のために車両最後尾まで延長する必
要がなく軽量化が可能である。ちなみにLEDテールラ
イトは従来のバルブ式のものに比べて反射鏡が不要等に
より軽量であり、リヤフェンダによっても充分に支持で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるテールライト取付け
構造を説明するための自動二輪車の右側面図である。
【図2】上記自動二輪車の左側面図である。
【図3】上記自動二輪車の平面図である。
【図4】上記自動二輪車のリヤフェンダに配設されたテ
ールライトユニットの背面図である。
【図5】上記テールライトユニットの断面側面図(図4
のV-V 線断面図)である。
【図6】上記テールライトユニットの断面側面図(図4
のVI-VI 線断面図)である。
【図7】上記テールライトユニットの断面側面図(図4
のVII-VII 線断面図)である。
【図8】上記テールライトユニットの断面平面図(図4
のVIII-VIII 線断面図)である。
【図9】上記テールライトユニットの断面平面図(図4
のIX-IX 線断面図)である。
【図10】上記テールライトユニットのテールカバーの
背面図である。
【図11】上記テールライトカバーの底面図である。
【符号の説明】
7 後輪 19 リヤフェンダ 60 ライト取付部 61 テールブラケット 62 テールライト 66 ライセンスランプ 68 ライセンスプレート 74 LED 75 基板 76 ベース板 76a フランジ部 77 レンズ 80 テールカバー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後輪の上方を覆うリヤフェンダの後端部
    にテールライトを取付けるようにした自動二輪車のテー
    ルライト取付け構造において、上記リヤフェンダに該リ
    ヤフェンダとで筒状のライト取付部を形成するテールブ
    ラケットを取付け、該ライト取付部内に上記テールライ
    トを装着し、該テールライトとライト取付部との間に両
    者の隙間を覆うテールカバーを挿着したことを特徴とす
    る自動二輪車のテールライト取付け構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記テールライト
    は、多数のLEDが配列された基板をベース板に固定
    し、該ベース板に碗状のレンズを装着した構造のもので
    あることを特徴とする自動二輪車のテールライト取付け
    構造。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記ベース板の外周
    縁にフランジ部が突出形成され、該フランジ部に上記レ
    ンズの開口縁部が溶着されていることを特徴とする自動
    二輪車のテールライト取付け構造。
  4. 【請求項4】 車体の後端部にテールライトをテールブ
    ラケットを介して取り付けるようにした自動二輪車のテ
    ールライト取付け構造において、車両前後方向視でテー
    ルライトのLEDを覆うレンズ(発光部)にラップする
    部位に被支持部を形成し、該テールライトを上記テール
    ブラケットの支持部に対して車両後方側から当接させて
    取付け、上記レンズの後面と略同形状の開口を有し、該
    レンズの全周囲を覆うテールカバーを上記テールライト
    のさらに車両後方側から上記テールブラケットに当接さ
    せて取り付けたことを特徴とする自動二輪車のテールラ
    イト取付け構造。
  5. 【請求項5】 請求項4において、ライセンスプレート
    を照らすライセンスランプが上記テールライトとは別体
    に設けられていることを特徴とする自動二輪車のテール
    ライト取付け構造。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5において、上記支持部を
    有するテールブラケットは車両後部を構成するカバー部
    材に設けられていることを特徴とする自動二輪車のテー
    ルライト取付け構造。
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