JP2002329289A - 車両検出方法及び装置 - Google Patents
車両検出方法及び装置Info
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な方法でありながら、車両の進入情報に
加えて他の情報も同時に呈示することができる車両検出
方法及び装置を提供すること。 【解決手段】 車両の進入を検出する手段と、進入され
た車両の車体色を検出する手段とを設けた。そして、車
両の進入を検出するとともに、進入された前記車両の車
体に検出光を当て、前記車体から反射されて来る検出光
を受光手段により受け、車体の進入情報と共に車体色の
情報も同時に呈示できるようにした。車体の進入情報と
共に車体色の情報を同時に呈示でき、車両の特定がより
正確に行なえるという作用を有する。
加えて他の情報も同時に呈示することができる車両検出
方法及び装置を提供すること。 【解決手段】 車両の進入を検出する手段と、進入され
た車両の車体色を検出する手段とを設けた。そして、車
両の進入を検出するとともに、進入された前記車両の車
体に検出光を当て、前記車体から反射されて来る検出光
を受光手段により受け、車体の進入情報と共に車体色の
情報も同時に呈示できるようにした。車体の進入情報と
共に車体色の情報を同時に呈示でき、車両の特定がより
正確に行なえるという作用を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両、例えば自動
車や電車等の進入を検出するための車両検出方法及び装
置に関するものである。
車や電車等の進入を検出するための車両検出方法及び装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より車両が特定の区域に進入したの
を検出する方法としては、色々な方法が知られている。
一般的な方法は、車両が進入されて来る進入路を挟んで
両側に投光器と受光器をそれぞれ配置し、投光器からの
光を受光器で常に受けるようにしていて、その間を車両
が横切って受光器への光が遮断されると、そのときの信
号変化により検出する方法である。また、他の方法とし
ては、車両が進入されて来る進入路に対して検出波を常
に照射し、そこからの反射波の変化を検出して車両の進
入の有無を検出するようにした方法もある。何れにして
も、従来の方法では、車両の進入の有無は検出するもの
の、車体の色までは検出する機能は持たされていない。
を検出する方法としては、色々な方法が知られている。
一般的な方法は、車両が進入されて来る進入路を挟んで
両側に投光器と受光器をそれぞれ配置し、投光器からの
光を受光器で常に受けるようにしていて、その間を車両
が横切って受光器への光が遮断されると、そのときの信
号変化により検出する方法である。また、他の方法とし
ては、車両が進入されて来る進入路に対して検出波を常
に照射し、そこからの反射波の変化を検出して車両の進
入の有無を検出するようにした方法もある。何れにして
も、従来の方法では、車両の進入の有無は検出するもの
の、車体の色までは検出する機能は持たされていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の車両検出方法では、車両が進入したか否かは検出でき
るが、車体の色までは検出できない。しかしながら、例
えば車体の色がある程度特定されている車両等の通過を
検出するような場合等は、その車体の色も同時に検出で
きるようにすると操作の簡略が図れる。例えば、犯罪捜
査等で車体の色が特定されているような場合は、ある地
点を該当車体色の車両が通過したことを知ることができ
れば、それにすぐさま対応できる。また、電車の通過を
管理するような場合では、車体の色を知ることによっ
て、どの電車が進入されたか等を比較的正確に知ること
ができる。したがって、進入された車両の情報を簡単な
方法でより多く得られる検出方法が望まれる。
の車両検出方法では、車両が進入したか否かは検出でき
るが、車体の色までは検出できない。しかしながら、例
えば車体の色がある程度特定されている車両等の通過を
検出するような場合等は、その車体の色も同時に検出で
きるようにすると操作の簡略が図れる。例えば、犯罪捜
査等で車体の色が特定されているような場合は、ある地
点を該当車体色の車両が通過したことを知ることができ
れば、それにすぐさま対応できる。また、電車の通過を
管理するような場合では、車体の色を知ることによっ
て、どの電車が進入されたか等を比較的正確に知ること
ができる。したがって、進入された車両の情報を簡単な
方法でより多く得られる検出方法が望まれる。
【0004】本発明は、上記した問題に鑑みなされたも
ので、簡単な方法でありながら、車両の進入情報に加え
て他の情報も同時に呈示することができる車両検出方法
及び装置を提供することを目的とするものである。
ので、簡単な方法でありながら、車両の進入情報に加え
て他の情報も同時に呈示することができる車両検出方法
及び装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、車両の進入を検出する手段と、進入され
た車両の車体色を検出する手段とを設けて、車体の進入
情報と共に車体色の情報も同時に呈示できるようにした
ものである。
成するために、車両の進入を検出する手段と、進入され
た車両の車体色を検出する手段とを設けて、車体の進入
情報と共に車体色の情報も同時に呈示できるようにした
ものである。
【0006】そして、本発明は、車両の進入を検出する
とともに、進入された前記車両の車体に検出光を当て、
前記車体から反射されて来る検出光を受光手段により受
け、前記受光手段の出力レベルから前記車体の色も同時
に検出するようにしたことを特徴とする車両検出方法で
あり、車体の進入情報と共に車体色の情報を同時に呈示
できるという作用を有する。
とともに、進入された前記車両の車体に検出光を当て、
前記車体から反射されて来る検出光を受光手段により受
け、前記受光手段の出力レベルから前記車体の色も同時
に検出するようにしたことを特徴とする車両検出方法で
あり、車体の進入情報と共に車体色の情報を同時に呈示
できるという作用を有する。
【0007】本発明はまた、前記車両の進入を検出する
手段を前記車体の進入路を挟んで互いに反対側に配置さ
れた投光器と受光器とで構成するとともに、前記車体の
色を検出する車体色検出手段における前記受光手段を、
前記車両の進入を検出する手段の前記受光器と兼用した
ことを特徴とする車両検出方法であり、受光器を兼ねる
ことによって部品点数を減らすことができ、コストを下
げて安価に提供できるとともに、装置の小型・軽量化が
図れるという作用を有する。
手段を前記車体の進入路を挟んで互いに反対側に配置さ
れた投光器と受光器とで構成するとともに、前記車体の
色を検出する車体色検出手段における前記受光手段を、
前記車両の進入を検出する手段の前記受光器と兼用した
ことを特徴とする車両検出方法であり、受光器を兼ねる
ことによって部品点数を減らすことができ、コストを下
げて安価に提供できるとともに、装置の小型・軽量化が
図れるという作用を有する。
【0008】本発明はまた、前記車体の色を検出するた
めの前記検出光は、前記車両の進入が検出されてから所
定時間発光するようにしたことを特徴とする車両検出方
法であり、検出光は検出を必要とするときだけ発光させ
ることができるので、節電が図れるという作用を有す
る。
めの前記検出光は、前記車両の進入が検出されてから所
定時間発光するようにしたことを特徴とする車両検出方
法であり、検出光は検出を必要とするときだけ発光させ
ることができるので、節電が図れるという作用を有す
る。
【0009】本発明はまた、車両の進入を検出する車両
進入検出手段と、前記進入された車両の車体に向かって
検出光を当てる投光手段と前記車体から反射されて来る
前記検出光を受けて受光された光のレベルに応じた信号
を出力する受光手段と前記受光手段の出力レベルから前
記車体の色を判定する色判定手段とを有する車体色検出
手段とを備え、前記車両の進入の有無と車体の色を同時
に検出することを特徴とする車両検出装置であり、車体
の進入情報と共に車体色の情報を同時に呈示できるとい
う作用を有する。
進入検出手段と、前記進入された車両の車体に向かって
検出光を当てる投光手段と前記車体から反射されて来る
前記検出光を受けて受光された光のレベルに応じた信号
を出力する受光手段と前記受光手段の出力レベルから前
記車体の色を判定する色判定手段とを有する車体色検出
手段とを備え、前記車両の進入の有無と車体の色を同時
に検出することを特徴とする車両検出装置であり、車体
の進入情報と共に車体色の情報を同時に呈示できるとい
う作用を有する。
【0010】本発明はまた、前記車両進入検出手段を前
記車体の進入路を挟んでそれぞれ反対側に配置された投
光器と受光器とで構成するとともに、前記車体色検出手
段の前記受光手段を前記車両検出手段の前記受光器と兼
用したことを特徴とする請求項4記載の車両検出装置で
あり、受光器を兼ねることによって部品点数を減らすこ
とができ、コストを下げて安価に提供できるとともに、
装置の小型・軽量化が図れるという作用を有する。
記車体の進入路を挟んでそれぞれ反対側に配置された投
光器と受光器とで構成するとともに、前記車体色検出手
段の前記受光手段を前記車両検出手段の前記受光器と兼
用したことを特徴とする請求項4記載の車両検出装置で
あり、受光器を兼ねることによって部品点数を減らすこ
とができ、コストを下げて安価に提供できるとともに、
装置の小型・軽量化が図れるという作用を有する。
【0011】本発明はまた、前記車体色検出手段の前記
投光手段が、前記車両の進入が検出された後から検出光
を発するように制御する制御手段を設けたことを特徴と
する車両検出装置であり、検出光は検出を必要とすると
きだけ発光させることできるので、節電が図れるという
作用を有する。
投光手段が、前記車両の進入が検出された後から検出光
を発するように制御する制御手段を設けたことを特徴と
する車両検出装置であり、検出光は検出を必要とすると
きだけ発光させることできるので、節電が図れるという
作用を有する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
る車両検出装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態における車両検出装置の概略構成
配置図である。図1において、符号1は進入路に進入さ
れた自動車を示しており、本例では図1中の矢印2の方
向に進む場合を一例としている。10は車両検出装置の
全体を制御する制御装置で、11は車両進入検出用の投
光器、12は車体色検出用の投光器、13は車両進入検
出用の受光手段と車体色検出用の受光手段を兼ねる受光
器である。
る車両検出装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態における車両検出装置の概略構成
配置図である。図1において、符号1は進入路に進入さ
れた自動車を示しており、本例では図1中の矢印2の方
向に進む場合を一例としている。10は車両検出装置の
全体を制御する制御装置で、11は車両進入検出用の投
光器、12は車体色検出用の投光器、13は車両進入検
出用の受光手段と車体色検出用の受光手段を兼ねる受光
器である。
【0013】ここで、上記車両検出用の投光器11は、
受光器13とは車両進入路を挟んで反対側に配置されて
いるとともに、車両進入方向において受光器13とずれ
た位置に配置されている。すなわち、本例では車両進行
方向に対して受光器13が前方で、投光器11が後方に
配置されている。しかし、この構造では、投光器11か
ら投射された光14は受光器13で受けることができる
状態になっている。また、投光器11と受光器13との
高さは、車両進入路に進入された自動車1により検出光
路14が遮られて、自動車1の進入が検出できる高さ
(本例ではバンパの高さ)に設定してある。これに対し
て車体色検出用の投光器12は、車両進入路に対して受
光器13と同じ側に、受光器13と並んで配置されてい
る。そして、投光器12から投射される検出光路15
は、検出光路14と交差する状態にして設けられ、車両
進入路に自動車1が進入されている状態で投光器12か
ら検出光が照射されると、検出光が自動車1の車体側面
に当たって反射し、その反射された検出光が受光器13
に入射して受けられる状態になっている。
受光器13とは車両進入路を挟んで反対側に配置されて
いるとともに、車両進入方向において受光器13とずれ
た位置に配置されている。すなわち、本例では車両進行
方向に対して受光器13が前方で、投光器11が後方に
配置されている。しかし、この構造では、投光器11か
ら投射された光14は受光器13で受けることができる
状態になっている。また、投光器11と受光器13との
高さは、車両進入路に進入された自動車1により検出光
路14が遮られて、自動車1の進入が検出できる高さ
(本例ではバンパの高さ)に設定してある。これに対し
て車体色検出用の投光器12は、車両進入路に対して受
光器13と同じ側に、受光器13と並んで配置されてい
る。そして、投光器12から投射される検出光路15
は、検出光路14と交差する状態にして設けられ、車両
進入路に自動車1が進入されている状態で投光器12か
ら検出光が照射されると、検出光が自動車1の車体側面
に当たって反射し、その反射された検出光が受光器13
に入射して受けられる状態になっている。
【0014】図2は制御装置10内の回路構成を投光器
11,12及び受光器13と共に示した図である。図2
の回路構成を説明すると、16は車両検出装置の全体を
制御する中央処理装置(CPU)で、17は受光器13
の出力レベルを検出するレベル検出器である。18はス
イッチング回路(S/W回路)で、車体色検出用の投光
器12の発光を制御するもので、投光器12をある一定
周期で発光(パルス発光)させる。19は車体色判定部
で、レベル検出器17からの信号から車体色を判定する
ものである。また、ここで判定された車体色は、ディス
プレイ20に表示されるとともに、メモリ21に測定し
た日時とともにデータとして格納される。
11,12及び受光器13と共に示した図である。図2
の回路構成を説明すると、16は車両検出装置の全体を
制御する中央処理装置(CPU)で、17は受光器13
の出力レベルを検出するレベル検出器である。18はス
イッチング回路(S/W回路)で、車体色検出用の投光
器12の発光を制御するもので、投光器12をある一定
周期で発光(パルス発光)させる。19は車体色判定部
で、レベル検出器17からの信号から車体色を判定する
ものである。また、ここで判定された車体色は、ディス
プレイ20に表示されるとともに、メモリ21に測定し
た日時とともにデータとして格納される。
【0015】図3は本実施の形態において自動車の検出
と車体の色を検出する処理手順の一例を示すフローチャ
ートで、図4は検出時における投光器11,12の信号
波形及び受光器13の出力波形を示す図である。そこ
で、図3の処理手順に従って本実施の形態における車両
検出装置の動作を次に説明する。まず、この車両検出装
置では、車両進入検出用の投光器11は常にオンされ、
受光器13に向けて常に光を発した状態となっており、
また受光器13からは一定レベルの信号が出力されてい
る。そして、ステップST1では、このときにおける受
光器13の出力信号レベルから自動車が検出区域に入っ
たか否かを監視している。一方、車体検出用の投光器1
2はオフ状態におかれている。
と車体の色を検出する処理手順の一例を示すフローチャ
ートで、図4は検出時における投光器11,12の信号
波形及び受光器13の出力波形を示す図である。そこ
で、図3の処理手順に従って本実施の形態における車両
検出装置の動作を次に説明する。まず、この車両検出装
置では、車両進入検出用の投光器11は常にオンされ、
受光器13に向けて常に光を発した状態となっており、
また受光器13からは一定レベルの信号が出力されてい
る。そして、ステップST1では、このときにおける受
光器13の出力信号レベルから自動車が検出区域に入っ
たか否かを監視している。一方、車体検出用の投光器1
2はオフ状態におかれている。
【0016】次に、自動車1が進入されて来て図1中の
点P1の位置まで進入されると、検出光路14が自動車
1により遮られ、受光器13の信号レベルは0に近い状
態まで低下する。すると、この信号レベルの状態から自
動車1が検出区域に入ったと判定される(ステップST
2)。また、検出区域に入ったことが検出されると、ス
イッチング回路18を介して車体色検出用の投光器12
が一定周期でパルス点灯する(ステップST3)。な
お、投光器12が点灯しても、自動車1が投光器12か
らの検出光路15を遮断する図1中の位置P2に進行す
るまでの間は、受光器13の信号レベルは0に近い状態
のまま変わらない。
点P1の位置まで進入されると、検出光路14が自動車
1により遮られ、受光器13の信号レベルは0に近い状
態まで低下する。すると、この信号レベルの状態から自
動車1が検出区域に入ったと判定される(ステップST
2)。また、検出区域に入ったことが検出されると、ス
イッチング回路18を介して車体色検出用の投光器12
が一定周期でパルス点灯する(ステップST3)。な
お、投光器12が点灯しても、自動車1が投光器12か
らの検出光路15を遮断する図1中の位置P2に進行す
るまでの間は、受光器13の信号レベルは0に近い状態
のまま変わらない。
【0017】自動車1が図1中の位置P2を通過する
と、検出光路15を横切りながら走行している状態とな
り、投光器12から照射された光は、自動車1の車体側
面で反射し、これが受光器13に入射される。この反射
されて受光器13に入射される光は、投光器12がパル
ス発光している状態と同じパルス波として入射される。
そして、このときの受光器13の出力信号が車体色判定
部19に送られ、車体色判定部19で受光器13の出力
信号レベルから車体色の判定が行われる(ステップST
4)。
と、検出光路15を横切りながら走行している状態とな
り、投光器12から照射された光は、自動車1の車体側
面で反射し、これが受光器13に入射される。この反射
されて受光器13に入射される光は、投光器12がパル
ス発光している状態と同じパルス波として入射される。
そして、このときの受光器13の出力信号が車体色判定
部19に送られ、車体色判定部19で受光器13の出力
信号レベルから車体色の判定が行われる(ステップST
4)。
【0018】ここでの判定は、例えば次のようにして判
定される。受光器13から出力される信号のレベルh
(図4参照)は、自動車1の車体の色によって反射され
て来る光のレベルが異なり、白系統の場合ではレベルが
高く、黒系統に行くに従ってレベルが低くなる。この性
質をもとに、車体色判定部19には受光器13の出力レ
ベルに対応した色データが格納されていて、その色デー
タと受光来13の出力レベルとを比較し、車体色を明度
で判定する。また、ここで判定された色は、判定された
日時と共にディスプレイ21に順次表示される。
定される。受光器13から出力される信号のレベルh
(図4参照)は、自動車1の車体の色によって反射され
て来る光のレベルが異なり、白系統の場合ではレベルが
高く、黒系統に行くに従ってレベルが低くなる。この性
質をもとに、車体色判定部19には受光器13の出力レ
ベルに対応した色データが格納されていて、その色デー
タと受光来13の出力レベルとを比較し、車体色を明度
で判定する。また、ここで判定された色は、判定された
日時と共にディスプレイ21に順次表示される。
【0019】自動車1が図1中のP2の位置を通過し終
わると、それまで自動車1により遮られていた投光器1
1からの光が受光器13に連続して入射され、このとき
の受光器13における出力レベルから、自動車1が検出
区域より出た、すなわち自動車1の後端が図1中のP2
の位置から抜け出たことが認識される(ステップST
5)。すると、スイッチング回路18を介して車体色検
出用の投光器12のパルス発光が停止[消灯]される
(ステップST6)。次いで、車体色判定部19で検出
された車体色の検出結果が、判定された日時と共にメモ
リ21に格納されると(ステップST7)、1台目の自
動車1の進入検出と車体色の検出が完了する。そして、
再び次の自動車の進入検出と車体色の検出が同様にして
行われる。
わると、それまで自動車1により遮られていた投光器1
1からの光が受光器13に連続して入射され、このとき
の受光器13における出力レベルから、自動車1が検出
区域より出た、すなわち自動車1の後端が図1中のP2
の位置から抜け出たことが認識される(ステップST
5)。すると、スイッチング回路18を介して車体色検
出用の投光器12のパルス発光が停止[消灯]される
(ステップST6)。次いで、車体色判定部19で検出
された車体色の検出結果が、判定された日時と共にメモ
リ21に格納されると(ステップST7)、1台目の自
動車1の進入検出と車体色の検出が完了する。そして、
再び次の自動車の進入検出と車体色の検出が同様にして
行われる。
【0020】なお、車体の色を判定する場合、自動車の
ボディの位置によって色が異なることも少なくないが、
この場合にはパルス検出された信号から、どの色が一番
多いかによって色を特定したり、あるいは検出時間内の
パルス波形を連続的に記録してパターンとして検出して
も良い。また、そのままパターンで表示したり、記憶し
たりしても良い。
ボディの位置によって色が異なることも少なくないが、
この場合にはパルス検出された信号から、どの色が一番
多いかによって色を特定したり、あるいは検出時間内の
パルス波形を連続的に記録してパターンとして検出して
も良い。また、そのままパターンで表示したり、記憶し
たりしても良い。
【0021】したがって、本実施の形態における車両検
出装置では、自動車が検出区域に進入されて来るとその
進入を検出することができるとともに、受光器13の出
力レベルから上記車体の色も同時に検出することができ
る。これにより、車体を特定するデータが増加(進入し
てきたというデータと、その自動車の色のデータ)する
ので、より正確な情報を知ることができる。また、車両
の進入を検出する手段と車体色を検出する手段とで、受
光器を兼ねた構成としているので、部品点数を減らすこ
とができる。これにより、コストを下げて安価に提供で
きるとともに、装置の小型・軽量化が図れる。さらに、
車体色検出用の投光器12は、自動車1が検出区域に入
ったら点灯し、検出区域から出たら消灯するようにして
いて、連続点灯は行わずに、検出するときだけ点灯する
ようにしているので、節電が図れる。
出装置では、自動車が検出区域に進入されて来るとその
進入を検出することができるとともに、受光器13の出
力レベルから上記車体の色も同時に検出することができ
る。これにより、車体を特定するデータが増加(進入し
てきたというデータと、その自動車の色のデータ)する
ので、より正確な情報を知ることができる。また、車両
の進入を検出する手段と車体色を検出する手段とで、受
光器を兼ねた構成としているので、部品点数を減らすこ
とができる。これにより、コストを下げて安価に提供で
きるとともに、装置の小型・軽量化が図れる。さらに、
車体色検出用の投光器12は、自動車1が検出区域に入
ったら点灯し、検出区域から出たら消灯するようにして
いて、連続点灯は行わずに、検出するときだけ点灯する
ようにしているので、節電が図れる。
【0022】なお、上記実施の形態では、自動車1に適
用した場合について説明したが、自動車に限ることな
く、電車等の車両を扱う場合にも同様にして適用できる
もので、本発明は自動車以外の車両で実施する場合にも
権利を主張するものである。また、車体色検出用の投光
器12は、1つだけ設けた場合を示したが、位置を変え
て複数箇所に受光器と共に設けても良いものである。
用した場合について説明したが、自動車に限ることな
く、電車等の車両を扱う場合にも同様にして適用できる
もので、本発明は自動車以外の車両で実施する場合にも
権利を主張するものである。また、車体色検出用の投光
器12は、1つだけ設けた場合を示したが、位置を変え
て複数箇所に受光器と共に設けても良いものである。
【0023】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態より明らかな
ように、車体検出区域に進入して来る車両の進入と、車
体の色とを検出することができるので、車体を特定する
データが増加し、より正確な情報を提供することができ
る。また、車両の進入を検出する手段と車体色を検出す
る手段とで、受光器を兼ねた構成としているので、部品
点数を減らすことができ、コストを下げて安価に提供で
きるとともに、装置の小型・軽量化が図れる。さらに、
車体色検出用の投光器を、自動車が検出区域に入ったら
点灯させ、検出区域から出たら消灯するように、連続点
灯させずに、検出するときだけ点灯するようにしている
ので、節電が図れる等の効果が期待できる。
ように、車体検出区域に進入して来る車両の進入と、車
体の色とを検出することができるので、車体を特定する
データが増加し、より正確な情報を提供することができ
る。また、車両の進入を検出する手段と車体色を検出す
る手段とで、受光器を兼ねた構成としているので、部品
点数を減らすことができ、コストを下げて安価に提供で
きるとともに、装置の小型・軽量化が図れる。さらに、
車体色検出用の投光器を、自動車が検出区域に入ったら
点灯させ、検出区域から出たら消灯するように、連続点
灯させずに、検出するときだけ点灯するようにしている
ので、節電が図れる等の効果が期待できる。
【図1】本発明の実施の形態における車両検出装置の概
略構成配置図
略構成配置図
【図2】本発明の実施の形態における制御回路構成ブロ
ック図
ック図
【図3】本発明の実施の形態における検出処理手順の一
例を示すフローチャート
例を示すフローチャート
【図4】本発明の実施の形態での検出時における動作波
形を示す図
形を示す図
1 自動車 2 自動車の進行方向 10 制御装置 11 車両進入検出用の投光器 12 車体色検出用の投光器 13 受光器 14 検出光路 15 検出光路 16 中央処理装置 17 レベル検出器 18 スイッチング回路 19 車体色判定部 20 ディスプレイ 21 メモリ
Claims (6)
- 【請求項1】 車両の進入を検出するとともに、進入さ
れた前記車両の車体に検出光を当て、前記車体から反射
されて来る検出光を受光手段により受け、前記受光手段
の出力レベルから前記車体の色も同時に検出するように
したことを特徴とする車両検出方法。 - 【請求項2】 前記車両の進入を検出する手段を前記車
体の進入路を挟んで互いに反対側に配置された投光器と
受光器とで構成するとともに、前記車体の色を検出する
車体色検出手段における前記受光手段を、前記車両の進
入を検出する手段の前記受光器と兼用したことを特徴と
する請求項1記載の車両検出方法。 - 【請求項3】 前記車体の色を検出するための前記検出
光は、前記車両の進入が検出されてから所定時間発光す
るようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の
車両検出方法。 - 【請求項4】 車両の進入を検出する車両進入検出手段
と、 前記進入された車両の車体に向かって検出光を当てる投
光手段と前記車体から反射されて来る前記検出光を受け
て受光された光のレベルに応じた信号を出力する受光手
段と前記受光手段の出力レベルから前記車体の色を判定
する色判定手段とを有する車体色検出手段とを備え、 前記車両の進入の有無と車体の色を同時に検出すること
を特徴とする車両検出装置。 - 【請求項5】 前記車両進入検出手段を前記車体の進入
路を挟んで互いに反対側に配置された投光器と受光器と
で構成するとともに、前記車体色検出手段の前記受光手
段を前記車両検出手段の前記受光器と兼用したことを特
徴とする請求項4記載の車両検出装置。 - 【請求項6】 前記車体色検出手段の前記投光手段が、
前記車両の進入が検出された後から検出光を発するよう
に制御する制御手段を設けたことを特徴とする請求項4
または5のいずれかに記載の車両検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001135687A JP2002329289A (ja) | 2001-05-07 | 2001-05-07 | 車両検出方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001135687A JP2002329289A (ja) | 2001-05-07 | 2001-05-07 | 車両検出方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002329289A true JP2002329289A (ja) | 2002-11-15 |
Family
ID=18983103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001135687A Pending JP2002329289A (ja) | 2001-05-07 | 2001-05-07 | 車両検出方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002329289A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008152627A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Hitachi Ltd | 車色判別システム |
JP2009134591A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 車色判定装置、車色判定システム及び車色判定方法 |
JP2011018380A (ja) * | 2010-10-14 | 2011-01-27 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 車色判定装置、車色判定システム及び車色判定方法 |
JP2014146287A (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-14 | Secom Co Ltd | 撮影システム |
CN111912344A (zh) * | 2020-09-08 | 2020-11-10 | 哈尔滨市科佳通用机电股份有限公司 | 一种车辆尺寸识别及路线限制系统及方法 |
-
2001
- 2001-05-07 JP JP2001135687A patent/JP2002329289A/ja active Pending
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