[go: up one dir, main page]

JP2002328513A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2002328513A
JP2002328513A JP2001186501A JP2001186501A JP2002328513A JP 2002328513 A JP2002328513 A JP 2002328513A JP 2001186501 A JP2001186501 A JP 2001186501A JP 2001186501 A JP2001186501 A JP 2001186501A JP 2002328513 A JP2002328513 A JP 2002328513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
toner
forming apparatus
toner supply
slider
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001186501A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kawahara
真一 川原
Masakuni Konshiya
将国 近者
Hiroshi Hosokawa
浩 細川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001186501A priority Critical patent/JP2002328513A/ja
Publication of JP2002328513A publication Critical patent/JP2002328513A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な操作で、かつトナー飛散の問題がない
ようなトナー補給装置を備えた画像形成装置を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 トナー受入口56を有する画像形成装置
2本体に対して直接的、又は間接的に着脱されるトナー
補給装置6を備え、該トナー補給装置6には、画像形成
装置2本体に装着したときに該トナー受入口56に対向
するトナー供給口54が形成されているとともに、該ト
ナー供給口54を開閉するシャッター部材88が備えら
れた画像形成装置2において、該シャッター部材88に
は突起部94を設け、該画像形成装置2本体側には該突
起部94に係合して該シャッター部材88を押し上げる
突起押し上げ部を有するスライダ55と、該スライダ5
5の動作を案内する案内リブ114とを設けた画像形成
装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に用いる現像装置に
係り、詳しくは、トナー及び磁性粒子からなる一成分、
または二成分現像方式のトナー、または現像剤を現像装
置に供給する機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置では、トナー補給
装置にトナー供給口が形成されていると共に、画像形成
装置本体側には、トナー受入口が形成され、トナー補給
装置を画像形成装置本体に装着したときに両者が対向す
る基本構成となっている。この種のトナー補給方式で
は、トナー飛散による機内汚染や作業環境の汚染等を回
避する観点から、トナー補給装置を画像形成装置本体に
装着したときにのみ上記トナー供給口とトナー受入口
が、連通する構成が必要となる。
【0003】特開平9−120203号公報に開示され
たトナー補給装置によれば、トナー受入口を有する画像
形成装置本体に対して、直接的に又は間接的に着脱され
るトナー補給装置を備え、当該トナー補給装置には、画
像形成装置本体に装着したときに上記トナー受入口に対
向するトナー供給口が形成されているとともに当該トナ
ー供給口を開閉するシャッター部材が備えられた画像形
成装置において、上記シャッター部材が湾曲可能な弾性
部材とこれを支持する支持部材とから構成されて上記ト
ナー供給口に対して交差状態に設けられ、上記トナー補
給装置には上記弾性部材を上記トナー供給口に沿うよう
に湾曲状態に案内するガイド部が設けられている、とい
う構成を採っている。さらに、上記シャッター部材に突
起部が形成されているとともに、上記画像形成装置本体
側には上記突起部に係合して上記シャッター部材を開閉
駆動する案内リブが設けられているので、トナー補給装
置の着脱動作のみでシャッター部材を開閉することが可
能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記機
構ではトナー補給装置の着脱動作により、着脱動作を行
ないながらシャッター部材を徐々に開閉していくため
に、トナー補給装置のトナー供給口と、上記トナー供給
口に接合するプロセスカートリッジのトナー補給口とが
完全に接合される前にシャッター部材が開き始める、あ
るいは、シャッター部材が完全に閉状態になる前にトナ
ー補給装置のトナー供給口と、プロセスカートリッジの
トナー補給口との接合がずれるといったことが起こる。
このため、トナー補給装置の着脱動作時の振動で、シャ
ッター部材からトナー補給装置のトナー供給口の周縁部
にトナーが飛散して画像形成装置内を汚染してしまう。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、簡便な操作
で、かつトナー飛散の問題がないようなトナー補給装置
を備えた画像形成装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、トナー受入口を有する画
像形成装置本体に対して直接的、又は間接的に着脱され
るトナー補給装置を備え、 該トナー補給装置には、画
像形成装置本体に装着したときに該トナー受入口に対向
するトナー供給口が形成されているとともに、 該トナ
ー供給口を開閉するシャッター部材が備えられた画像形
成装置において、 該シャッター部材には突起部を設
け、 該画像形成装置本体側には該突起部に係合して該
シャッター部材を押し上げる突起押し上げ部を有するス
ライダと、 該スライダの動作を案内する案内リブとを
設けた画像形成装置とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像形成装置において、 前記突起押し上げ部が、二
股に分割した形状である画像形成装置とする。請求項3
に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置におい
て、 前記二股に分割した突起押し上げ部のうち、上側
の突起押し上げ部の先端の傾斜角度が、画像形成装置本
体に設けられた前記案内リブの傾斜角度よりも大きい画
像形成装置とする。請求項4に記載の発明は、請求項2
に記載の画像形成装置において、 前記上側の突起押し
上げ部の先端の傾斜角度が、漸増している画像形成装置
とする。請求項5に記載の発明は、請求項2又は4に記
載の画像形成装置において、前記案内リブの傾斜角度
が、漸増している画像形成装置とする。請求項6に記載
の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記突起押し上げ部が回動自在に取り付けられている
画像形成装置とする。
【0008】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
6のいずれかに記載の画像形成装置において、 前記ス
ライダの開閉動作を、前記トナー補給装置のトナーボト
ルの開/閉栓動作と兼ねて同時に行わせる 画像形成装
置とする。請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7
のいずれかに記載の画像形成装置において、 前記トナ
ー補給装置の画像形成装置本体からの取り出しは、前記
スライダの動作により前記シャッター部材を閉じた状態
でのみ可能である画像形成装置とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る画像形成
装置の概要断面図である。画像形成装置2には、図示し
ない、画像形成装置本体に着脱自在に配設されるプロセ
スカートリッジ4と、このプロセスカートリッジ4に着
脱自在に配設されるトナー補給装置6が備えられてお
り、プロセスカートリッジ4には、像担持体としての感
光体8と、現像装置10とが一体的に収納されている。
感光体8の周囲には、帯電ローラ12、転写ローラ1
4、クリーニングブレード16等が備えられており、現
像装置10には、攪拌スクリュー18、20、現像スリ
ーブ22、ドクターブレード24等が備えられている。
図1中、符号26はトナーリサイクルベルトを、符号2
8はトナー濃度センサを示している。
【0010】次に、図1に基づいて画像形成装置2にお
ける作像動作を説明する。感光体8は除電光32により
除電され、表面電位が0〜−150Vの基準電位に平均
化される。次に帯電ローラ12により帯電され、表面電
位が−1100V前後となる。次に露光光34で露光さ
れ、光が照射された部分(画像部)は表面電位が0〜−
290Vとなる。現像スリーブ22には−800V前後の
バイアス電圧がかけられているため、現像スリーブ22
上のトナーが上記画像部分に付着する。トナー像が作ら
れた感光体8は回転移動し、図示しない給紙部より転写
紙先端部と画像先端部とが転写ローラ14部位で一致す
るようなタイミングで転写紙が送られ、転写ローラ14
部で感光体8表面のトナー像が転写紙へ転写される。そ
の後転写紙は図示しない定着部へ送られ、熱と圧力によ
りトナーが転写紙へ融着されてコピーとして排出され
る。感光体8上に残った残留トナーはクリーニングブレ
ード16により掻き落とされ、その後感光体8は除電光
32により残留電荷を除電されてトナーの無いまっさら
な状態となり、再び次の作像工程へ移る。
【0011】次に、現像装置10について説明する。現
像スリーブ22は、内部に5極の磁石を配置した固定軸
を有し、この外周面を非磁性のバイプ材で覆う構成で、
このパイプ材が回転することで現像剤が現像スリーブ2
2上を移動する。本実施の形態においては、現像剤は、
キャリアと呼ばれる小さな鉄球とトナーより構成される
二成分タイプの現像剤であるが、本発明は、これに限る
ものでなく、一成分であっても二成分であってもよく、
また、一成分タイプのトナーが磁性タイプであっても非
磁性タイプであってもよい。現像剤は、攪拌スクリュー
18、20で攪拌されながら循環し、これによってトナ
ーは電荷を持ち、キャリアに付着して感光体8表面まで
運ばれ、静電気力の作用で感光体8へ付着可能となる。
現像剤のうち、キヤリアは循環しているが、トナーは感
光体8上の画像部分へ付着するので消費される。従っ
て、適宜補給する必要がある。また、現像剤は感光体8
への供給量を一定にしないと、画像濃度不良や濃度ムラ
を発生するので、現像剤の流入量を規制する上記ドクタ
ーブレード24が配置されている。
【0012】図1に示すように、トナー補給装置6に
は、概略、トナー収容容器としてのトナーボトル38
と、トナーホッパ部40を一体に有してトナーボトル3
8を収容する受台42と、トナーホッパ部40に装着さ
れてトナーボトル38と一体的に回転するボトル保持部
材44が備えられており、ボトル保持部材44は複数の
押し出し部材46を有している。トナーホッパ部40に
は開口部48が形成されており、この開口部48の外面
にはトナー補給量を適正にするための弾性を有する補給
量規制部材50が設けられている。また、開口部48の
外方にはトナー導入カバー52が取り付けられており、
このトナー導入カバー52の下端には水平状に開口する
トナー供給口54が形成されている。一方、プロセスカ
ートリッジ4側には、現像装置10の攪拌スクリュー2
0の上部位置をもって、同じく水平状に開口するトナー
受入口56が形成されており、 トナー補給装置6の装
着位置でトナー供給口54とトナー受入口56は対向す
るようになっている。トナーボトル38のトナー吐出口
38aからトナーホッパ部40に流出したトナーは(矢
印A)、ボトル保持部材44の押し出し部材46で押し
上げられ(矢印B)、開口部48を通ってトナー導入力
バ−52に入り込み(矢印C)、連通状態にあるトナー
供給口54とトナー受入口56を通って現像装置10内
へ補給される(矢印D)。そして、これらのトナー供給
口54とトナー受入口56はそれぞれ次に説明するシャ
ッター部材で開閉されるようになっている。
【0013】図15は、特開平9−120203号公報
で開示されたトナー補給装置のシャッター部材の開閉動
作を示す断面図であり、(a)はシャッター部材が閉じ
ている状態の断面図、(b)はシャッター部材が上昇し
てトナー供給口が開口した状態の断面図である。シャッ
ター部材88は、図15(a)に示すように、バネ部材
96の付勢力でトナー供給口54を閉じた状態にあり、
弾性部材90は円孤状のガイド部93に沿って湾曲し、
その先端はスポンジシール部材100に食い込んでい
る。このため、トナーホッパ部40の開口部48とトナ
ー供給口54との間はトナー漏れを生じない状態にシー
ルされている。図15(a)において、符号52dはト
ナー導入カバー52の上面に形成されたバネ受け凹部
を、92aは支持部材92に一体に形成されたバネ座を
示す。
【0014】かかる状態からトナー補給装置6の押し込
み操作がなされると、支持部材92に一体に形成された
突起部94の円柱部分が現像部上ケース43に一体に形
成された案内リブ114の上り傾斜面114aに当接
し、図15(b)に示すように、バネ部材96の付勢力
に抗して押し上げられ、最終的に案内リブ114の平坦
な頂部114cで静止する。この動作に伴って弾性部材
90もガイド部98に沿って上昇(退避)し、トナー供
給口54は開口される。トナー補給装置6を引き出す
と、突起部94が傾斜面114aを下ることになるの
で、バネ部材96の付勢力でシャッター部材88は自動
的に閉じる方向に移動し、弾性部材90が垂直状態から
トナー供給口54に沿うように湾曲して図15(a)に
示す閉状態となる。
【0015】しかしながら、図15に示した構成では、
トナー補給装置6の着脱動作を行ないながらシャッター
部材88を徐々に開閉していく構成であるために、トナ
ー補給装置のトナー供給口と、上記トナー供給口に接合
するプロセスカートリッジのトナー補給口とが完全に接
合される前にシャッター部材が開き始める、あるいは、
シャッター部材が完全に閉状態になる前にトナー補給装
置のトナー供給口と、プロセスカートリッジのトナー補
給口との接合がずれるといったことが起こる。このた
め、トナー補給装置6の着脱動作時の振動により、シャ
ッター部材88からトナー補給装置6のトナー供給口5
4の周縁部にトナーが飛散して画像形成装置2内を汚染
してしまう。
【0016】そこで、本発明の画像形成装置は、シャッ
ター部材88に設けられた突起部94に係合して開閉動
作するためのスライダを設け、案内リブ114の形状に
従ってスライダを動作させ、それによってシャッター部
材88を開閉する構成とする。スライダには、シャッタ
ー部材88の突起部94に係合して押し上げる突起押し
上げ部を設ける。このような構成により、トナー補給装
置6を画像形成装置2本体に装着し、トナー補給装置の
トナー供給口54とプロセスカートリッジのトナー受入
口56とが、完全に接合した状態で、シャッター部材8
8の開閉を行うことが可能となる。
【0017】以下に、本発明の画像形成装置に備えられ
たスライダの構成及び動作について詳細に説明する。図
2は、スライダの第一の構成を示す図である。トナー補
給装置6のシャッター部のトナー導入カバー52に、ス
ライダ55と、スライダ55をカム84cに当接させる
ための圧縮スプリング53とを取り付けるための3本の
軸部57を備え、軸部57に案内されてスライダ55が
動作する。スライダ55には、突起部94に係合してこ
れを押し上げるための突起押し上げ部が、図中の符号5
5a、55bのような二股に分割された形状で取り付け
られている。突起押し上げ部55a、55bは、弾性変
形が可能な部材からなる。また、カム84cはトナーボ
トルの開/閉栓動作を行うハンドル84の一部に設けら
れているので、スライダ55の動作はトナーボトルの開
/閉栓動作と兼ねて一動作で同時に行うことができる。
【0018】スライダ55の動作については、図3ない
し図5を用いて説明する。図3は、トナー補給装置6を
画像形成装置2にセットした直後の状態を示す図であ
る。この時のハンドル84は図2に示した姿勢であり、
ハンドル84を図中の矢印方向に回動させることによ
り、スライダ55は図3の矢印方向に移動する。トナー
補給装置6を画像形成装置2にセットすると、支持部材
92の突起部94近傍にプロセスカートリッジ4に設け
られた案内リブ114が来る様になっており、スライダ
55の移動により、スライダ55の先端部に設けられた
突起押し上げ部55aが案内リブに沿って弾性変形しな
がら持ち上げられ、突起部94を持ち上げる(図4)。
更に、スライダ55が移動することにより、スライダ5
5に設けられた突起押し上げ部55bが突起部94を更
に持ち上げる(図5)ことにより弾性部材90が引き上
げられてトナー供給口54が開放される。
【0019】トナー補給装置6セット直後の状態(図
3)からスライダ55を動作させるハンドル84を倒し
ていくときに、スライダ支持部57にかかる荷重を減ら
す目的で以下のような構成とすることが好ましい。トナ
ー補給装置6セット直後の状態では、スライダ55がス
ライダ支持部57の根元から遠い位置にあるので、支点
となる上記根元に、特に大きな荷重がかかることにな
る。そのため、スライダ55動作の初期は突起部94の
押し上げにより受ける荷重を比較的小さく抑えるため
に、突起部94の押上げ量を少なくし、スライダ55が
スライダ支持部57の根元に近いところでは突起部94
の押上げ量を大きくする様な構成とする。具体的には、
上側の突起押上げ部55bの先端の傾斜角度B(図5)
を、プロセスカートリッジに設けられた案内リブ114
の傾斜角度A(図3)よりも大きくする。または、図6
に示すように、上側の突起押上げ部55bの先端の傾斜
角度B(図5)、案内リブ114の傾斜角度A(図3)
のどちらか、または両方が漸増している構成とする。
【0020】また、トナー補給装置6のトナー供給口5
4とプロセスカートリッジ4のトナー受入口56が接合
していない状態、例えば、トナー補給装置6を画像形成
装置2本体外に取り出した状態や、プロセスカートリッ
ジ4を画像形成装置2本体内にセットせずにトナー補給
装置6を画像形成装置2本体にセットした状態で、トナ
ー供給口54が不用意に開放されるとトナーがこぼれて
周囲に飛散し汚染してしまう。これを防止するために、
第一の構成では、スライダ55に設けられた突起押し上
げ部を下側の55aと上側の55bの二股にし、プロセ
スカートリッジ4に設けられた案内リブ114が支持部
材92の突起部94近傍にない場合にハンドル84を操
作した場合には、突起部94が突起押し上げ部55aと
突起押し上げ部55bの間に入り込むことによりトナー
供給口54の開放を回避する構成としている。
【0021】図7は、スライダの第二の構成を示す図で
ある。スライダ55と、トナー導入カバー52に設けら
れた3本の軸部57の構成は、第一の構成と同様であ
る。第二の構成においては、スライダ55に取り付けら
れた突起押し上げ部55dの形状が、図7に示す形状
で、かつ回動可能な構成となっている。第二の構成にお
けるスライダ55の動作について、図8ないし図10を
用いて説明する。図8は、トナー補給装置6を画像形成
装置2にセットした直後の状態である。この時のハンド
ル84は図7で示した姿勢であり、ハンドル84を図中
の矢印方向に回動させることにより、スライダ55は図
8の矢印方向に移動する。トナー補給装置6を画像形成
装置2にセットすると、支持部材92の突起部94近傍
にプロセスカートリッジ4に設けられた案内リブ114
が来る様になっており、スライダ55の移動により、ス
ライダ55の先端部に設けられた突起押し上げ部 55
dが案内リブに沿って回動しながら持ち上げられ、突起
部94を持ち上げる(図9、図10)ことにより弾性部
材90が引き上げられてトナー供給口54が開放され
る。
【0022】また、トナー補給装置6のトナー供給口5
4とプロセスカートリッジ4のトナー受入口56が接合
していない状態でトナー供給口54が開放されることを
防止するために、第二の構成においては、次のような構
成としている。図11は、トナー補給装置6のトナー供
給口54とプロセスカートリッジ4のトナー受入口56
が接合していない状態を示す図である。図11に示すよ
うに、トナー導入カバー52の下に案内リブ114が来
ていない状態では、突起押し上げ部55dは下方に退避
しているために、ハンドル84を操作したとしても、突
起押し上げ部55dの状態は図12及び図13に示す位
置であり、突起部94を押上げることはない。したがっ
て、トナー供給口54が開放されてトナーがこぼれ、周
囲に飛散することはない。
【0023】ところで、トナー補給装置6を画像形成装
置2本体外に取り出す際にトナー供給口54が開放され
た状態でこれを行うと、トナーがこぼれて周囲に飛散し
汚染してしまう。汚染を防止するために、本発明の画像
形成装置は、トナー補給装置6の画像形成装置2本体か
らの取り出しは、スライダ55の動作によりシャッター
部材88を閉じた状態でのみ可能な構成としている。画
像形成装置2本体には、トナー補給装置6を取り付ける
ためのガイド板が設けられており、その先端には、図1
4に示すように、ガイド板に固定され板バネ110で支
持された抜け止め用ストッパ112が設けられている。
この抜け止め用ストッパ112を下方に押し下げた状態
でトナー補給装置6を装着し、装着後抜け止め用ストッ
パ112を戻すと、図8に示すように、抜け止め用スト
ッパ112が受台42の先端部に係合し、トナー補給装
置6は抜け止め状態に保持される。更に、この抜け止め
用ストッパ112は、ハンドル84を図2又は図7に示
すような水平方向に引き上げた状態、すなわち、トナー
補給装置6のトナー供給口54が閉状態でないと操作で
きない位置に設けられている。つまり、抜け止め用スト
ッパ112の少なくとも一部はハンドル84より内側
(画像形成装置2本体寄り)で、かつ、垂直姿勢時のハ
ンドル84の手前側(トナー補給装置6の引き抜き方
向)からの投影範囲内に設置されているため、ハンドル
84が垂直方向に押し下げられている状態、ずなわち、
トナー補給装置6のトナー供給口54が開状態では、ハ
ンドル84自体が障害となって抜け止め用ストッパ11
2を操作することは不可能な構成となっている。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によ
り、トナー補給装置のトナー供給口を開閉するシャッタ
ー部材に突起部を設け、画像形成装置本体側には突起部
に係合してシャッター部材を押し上げる突起押し上げ部
を有するスライダと、スライダの動作を案内する案内リ
ブとを設けたことで、トナー補給装置の着脱動作時にお
いて、トナー補給装置のトナー供給口とプロセスカート
リッジのトナー受入口とが、完全に接合した状態で、シ
ャッター部材の開閉を行うことが可能となり、トナー補
給装置のトナー供給口からのトナー飛散による汚染のな
い画像形成装置を提供することができる。また、トナー
補給装置のトナー供給口のシャッター部材の開閉動作
は、トナーボトルの開/閉栓動作と兼ねて一動作で行わ
れるので、操作を簡便にすることがきる。さらに、トナ
ー補給装置の画像形成装置本体からの取り出しは、スラ
イダの動作によりシャッター部材を閉じた状態でのみ可
能な構成とすることで、トナー補給装置取り出し時にト
ナーがトナー供給口よりこぼれて飛散することのない画
像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概要断面図であ
る。
【図2】スライダの第一の構成を示す図である。
【図3】スライダの動作を示す図である。
【図4】スライダの動作を示す図である。
【図5】スライダの動作を示す図である。
【図6】スライダ支持部にかかる荷重を減らすための構
成を示す図である。
【図7】スライダの第二の構成を示す図である。
【図8】スライダの動作を示す図である。
【図9】スライダの動作を示す図である。
【図10】スライダの動作を示す図である。
【図11】トナー補給装置のトナー供給口とプロセスカ
ートリッジのトナー受入口が接合していない状態におけ
るスライダの動作を示す図である。
【図12】トナー補給装置のトナー供給口とプロセスカ
ートリッジのトナー受入口が接合していない状態におけ
るスライダの動作を示す図である。
【図13】トナー補給装置のトナー供給口とプロセスカ
ートリッジのトナー受入口が接合していない状態におけ
るスライダの動作を示す図である。
【図14】抜け止め用ストッパの構成を示す図である。
【図15】従来のトナー補給装置のシャッター部材の開
閉動作を示す断面図であり、(a)はシャッター部材が
閉じている状態の断面図、(b)はシャッター部材が上
昇してトナー供給口が開口した状態の断面図である。
【符号の説明】
2 画像形成装置 4 プロセスカートリッジ 6 トナー補給装置 8 感光体 10 現像装置 12 帯電ローラ 14 転写ローラ 16 クリーニングブレード 18、20 攪拌スクリュー 22 現像スリーブ 24 ドクターブレード 26 トナーリサイクルベルト 28 トナー濃度センサ 32 除電光 34 露光光 38 トナーボトル 38a トナー吐出口 40 トナーホッパ部 42 受台 43 現像部上ケース 44 ボトル保持部材 46 押し出し部材 48 開口部 50 補給量規制部材 52 トナー導入カバー 52d バネ受け凹部 53 圧縮スプリング 54 トナー供給口 55 スライダ 55a、55b、55d 突起押し上げ部 55c 押圧部 56 トナー受入口 57 スライダ支持部 84 ハンドル 84c カム 88 シャッター部材 90 弾性部材 92 支持部材 92a バネ座 93 ガイド部 94 突起部 96 バネ部材 98 ガイド部 100 スポンジシール部材 110 板バネ 112 抜け止め用ストッパ 114 案内リブ 114a 傾斜面 114c 頂部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H071 BA03 BA13 BA14 BA19 BA23 BA35 DA08 2H077 AA02 AA05 AA09 AA35 BA08 CA11 GA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー受入口を有する画像形成装置本体
    に対して直接的、又は間接的に着脱されるトナー補給装
    置を備え、 該トナー補給装置には、画像形成装置本体に装着したと
    きに該トナー受入口に対向するトナー供給口が形成され
    ているとともに、 該トナー供給口を開閉するシャッター部材が備えられた
    画像形成装置において、 該シャッター部材には突起部を設け、 該画像形成装置本体側には該突起部に係合して該シャッ
    ター部材を押し上げる突起押し上げ部を有するスライダ
    と、 該スライダの動作を案内する案内リブとを設けたことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記突起押し上げ部が、二股に分割した形状であること
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像形成装置におい
    て、 前記二股に分割した突起押し上げ部のうち、上側の突起
    押し上げ部の先端の傾斜角度が、画像形成装置本体に設
    けられた前記案内リブの傾斜角度よりも大きいことを特
    徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の画像形成装置におい
    て、 前記上側の突起押し上げ部の先端の傾斜角度が、漸増し
    ていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項2又は4に記載の画像形成装置に
    おいて、 前記案内リブの傾斜角度が、漸増していることを特徴と
    する画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記突起押し上げ部が回動自在に取り付けられているこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の画
    像形成装置において、 前記スライダの開閉動作を、前記トナー補給装置のトナ
    ーボトルの開/閉栓動作と兼ねて同時に行わせることを
    特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の画
    像形成装置において、 前記トナー補給装置の画像形成装置本体からの取り出し
    は、前記スライダの動作により前記シャッター部材を閉
    じた状態でのみ可能であることを特徴とする画像形成装
    置。
JP2001186501A 2001-03-02 2001-06-20 画像形成装置 Pending JP2002328513A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001186501A JP2002328513A (ja) 2001-03-02 2001-06-20 画像形成装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-58691 2001-03-02
JP2001058691 2001-03-02
JP2001186501A JP2002328513A (ja) 2001-03-02 2001-06-20 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002328513A true JP2002328513A (ja) 2002-11-15

Family

ID=26610540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001186501A Pending JP2002328513A (ja) 2001-03-02 2001-06-20 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002328513A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009122213A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Panasonic Corp トナーカートリッジ、記録装置、プロセスカートリッジ、及びシャッター開閉装置
US8903283B2 (en) 2012-08-17 2014-12-02 Ricoh Company, Ltd. Shutter assembly, powder container, cleaning device, and image forming apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009122213A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Panasonic Corp トナーカートリッジ、記録装置、プロセスカートリッジ、及びシャッター開閉装置
US8903283B2 (en) 2012-08-17 2014-12-02 Ricoh Company, Ltd. Shutter assembly, powder container, cleaning device, and image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1927897B1 (en) Image forming apparatus and developing agent cartridge
KR20150020088A (ko) 현상제 공급 장치
WO2019059418A1 (ja) 現像剤補給容器及び現像剤補給システム
WO2019059415A1 (ja) 現像剤補給容器及び現像剤補給システム
JP2013152361A (ja) 画像形成装置
CN101770197B (zh) 显影装置
JP2004258472A (ja) トナー補給装置
CN103376712A (zh) 用于与图像形成装置配合使用的显影单元的关闭器
JP2994974B2 (ja) 現像装置
JP5523146B2 (ja) 画像形成装置
US6983114B2 (en) Process cartridge whose drum-shutter supporting portions are outside the optical path of light exposing a photosensitive drum, and electrophotographic image forming apparatus detachably attaching such a process cartridge
JP3452296B2 (ja) 画像形成装置
JP2002328513A (ja) 画像形成装置
JPH05150627A (ja) 現像装置
JP3648355B2 (ja) 画像形成装置
JP3356249B2 (ja) 画像形成装置
JP2006330619A (ja) 現像カートリッジおよび画像形成装置
JP3502732B2 (ja) 画像形成装置
JP3599959B2 (ja) 画像形成装置
JPH08110692A (ja) 画像形成装置
US11493860B2 (en) Toner cartridge, developing unit, process cartridge, and image forming apparatus
JP2001027839A (ja) 画像形成装置
JPH07175398A (ja) トナーカートリッジ及びトナー補給機構及びトナー補給方法及び画像形成装置
JPH0618373Y2 (ja) 現像装置
JPH05289504A (ja) 電子写真装置