JP2002325028A - 周波数走査形受信機 - Google Patents
周波数走査形受信機Info
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- H04B1/16—Circuits
- H04B1/26—Circuits for superheterodyne receivers
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
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- H03D7/00—Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
- H03D7/16—Multiple-frequency-changing
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03J—TUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
- H03J7/00—Automatic frequency control; Automatic scanning over a band of frequencies
- H03J7/02—Automatic frequency control
- H03J7/04—Automatic frequency control where the frequency control is accomplished by varying the electrical characteristics of a non-mechanically adjustable element or where the nature of the frequency controlling element is not significant
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Power Engineering (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 第1局発のPLLの周波数の設定に時間を要
さず、簡単な回路構成で、受信周波数の設定ができる方
式を確立することを課題とする。 【解決手段】 第1局発LO1のPLLの基準周波数を
高く設定した場合に第2IF以下に周波数誤差がでる場
合には、周波数弁別器DSCRの出力を用いて第2局発
LO2または第3局発の周波数を適切な周波数のものに
制御回路が切り換えて、上記周波数誤差を零となるよう
に制御する。
さず、簡単な回路構成で、受信周波数の設定ができる方
式を確立することを課題とする。 【解決手段】 第1局発LO1のPLLの基準周波数を
高く設定した場合に第2IF以下に周波数誤差がでる場
合には、周波数弁別器DSCRの出力を用いて第2局発
LO2または第3局発の周波数を適切な周波数のものに
制御回路が切り換えて、上記周波数誤差を零となるよう
に制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はVHF帯やUHF帯
等で用いられる周波数走査形受信機に係り、特に周波数
変換用局部搬送波の周波数設定方式の改良に関する。
等で用いられる周波数走査形受信機に係り、特に周波数
変換用局部搬送波の周波数設定方式の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】VHF帯で使用される電波は、通常、1
5KHz間隔に、UHF帯では12.5KHz間隔になるよう
割り当てられている。しかし、15KHz間隔といって
も、その帯域のすべてに渉って万遍なく15KHz間隔で
割り当てられているのではなく、15KHz間隔で割り当
てられた幾つかの電波からなるグループがあり、そこか
ら20KHz×N離れてまた15KHz間隔で割り当てられた
電波のグループがある、というような15KHzの倍数関
係でない電波のグループが随所にある。12.5KHz間
隔の周波数帯についても、事情は同様である。しかも電
波の不足から、VHF帯の15KHz間隔は7.5KHz間隔
に、UHF帯の12.5KHz間隔は6.25KHz間隔に移
行しつゝある。
5KHz間隔に、UHF帯では12.5KHz間隔になるよう
割り当てられている。しかし、15KHz間隔といって
も、その帯域のすべてに渉って万遍なく15KHz間隔で
割り当てられているのではなく、15KHz間隔で割り当
てられた幾つかの電波からなるグループがあり、そこか
ら20KHz×N離れてまた15KHz間隔で割り当てられた
電波のグループがある、というような15KHzの倍数関
係でない電波のグループが随所にある。12.5KHz間
隔の周波数帯についても、事情は同様である。しかも電
波の不足から、VHF帯の15KHz間隔は7.5KHz間隔
に、UHF帯の12.5KHz間隔は6.25KHz間隔に移
行しつゝある。
【0003】このような広帯域の間隔の電波をカバーす
るためのいわゆる全波走査形受信機では、選局(同調)
のために位相同期ループ・PLL(Phase Locked Loo
p)で制御された第1局発(第1局部発振器)を用いる
のが常套手段である。これは、そのPLLを構成する分
周器の分周比を制御することによって、基準発振器(水
晶発振器)の基準発振周波数の整数倍の周波数信号を出
力できるので、安定した走査形の第1局発が構成でき
る。
るためのいわゆる全波走査形受信機では、選局(同調)
のために位相同期ループ・PLL(Phase Locked Loo
p)で制御された第1局発(第1局部発振器)を用いる
のが常套手段である。これは、そのPLLを構成する分
周器の分周比を制御することによって、基準発振器(水
晶発振器)の基準発振周波数の整数倍の周波数信号を出
力できるので、安定した走査形の第1局発が構成でき
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これを現実に
適用した場合、つぎのような不都合が生じる。すなわ
ち、上記構成の受信機では基準周波数(参照周波数とも
いう)の整数倍の周波数信号しか出力できないことか
ら、第1局発の基準周波数は全受信周波数(正しくは第
1局発としての周波数であるが、受信周波数についても
同様)の最大公約数に設定する必要があるが、現在、上
述のような雑多な周波数間隔の配列になっているので、
基準周波数は2.5KHzとか3.125KHzとかの極めて
低い周波数に選定せざるを得なくなる。基準周波数を低
くすると、この周波数に見合ってPLLのループフィル
タのカットオフ周波数も下げざるを得なくなるから、必
然的にPLLの応答は遅くなり、選局時の受信周波数の
セッティングに時間がかかってしまうことになる。
適用した場合、つぎのような不都合が生じる。すなわ
ち、上記構成の受信機では基準周波数(参照周波数とも
いう)の整数倍の周波数信号しか出力できないことか
ら、第1局発の基準周波数は全受信周波数(正しくは第
1局発としての周波数であるが、受信周波数についても
同様)の最大公約数に設定する必要があるが、現在、上
述のような雑多な周波数間隔の配列になっているので、
基準周波数は2.5KHzとか3.125KHzとかの極めて
低い周波数に選定せざるを得なくなる。基準周波数を低
くすると、この周波数に見合ってPLLのループフィル
タのカットオフ周波数も下げざるを得なくなるから、必
然的にPLLの応答は遅くなり、選局時の受信周波数の
セッティングに時間がかかってしまうことになる。
【0005】そこで、本発明の課題はPLLの基準周波
数の設定に時間を要さず、出来る限り簡単な回路構成
で、選局時の受信周波数の設定ができる周波数走査形受
信機を提供することにある。
数の設定に時間を要さず、出来る限り簡単な回路構成
で、選局時の受信周波数の設定ができる周波数走査形受
信機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するため、位相同期ループを用いる第1局部発振器、第
2局部発振器、第N局部発振器(Nは正の整数)及び周
波数弁別器等を有する周波数走査形受信機において、選
局時に上記周波数弁別器の出力に応じた誤差周波数を判
別して第2又は第N局部発振器の出力する局部搬送波の
周波数を切り換えて上記出力が零となるように制御する
制御手段を備えたことを要旨とする。
するため、位相同期ループを用いる第1局部発振器、第
2局部発振器、第N局部発振器(Nは正の整数)及び周
波数弁別器等を有する周波数走査形受信機において、選
局時に上記周波数弁別器の出力に応じた誤差周波数を判
別して第2又は第N局部発振器の出力する局部搬送波の
周波数を切り換えて上記出力が零となるように制御する
制御手段を備えたことを要旨とする。
【0007】本発明において、前記制御手段は、メモリ
ーと、上記メモリーに前記位相同期ループの周波数設定
データを与えて、該メモリーから出力により第2又は第
N局部発振器の局部搬送波の周波数を設定する設定手段
と、前記誤差周波数に応じて上記メモリーの設定データ
を更新する手段とで構成してもよい。
ーと、上記メモリーに前記位相同期ループの周波数設定
データを与えて、該メモリーから出力により第2又は第
N局部発振器の局部搬送波の周波数を設定する設定手段
と、前記誤差周波数に応じて上記メモリーの設定データ
を更新する手段とで構成してもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】PLLの基準周波数は、上記セッ
ティング時間の点からは出来るだけ高い周波数の方がよ
いが、高く選ぶと出力搬送波の周波数間隔が広がるか
ら、それだけ周波数誤差を持った第1IF(第1中間周
波)信号の数(誤差の種類)が増え、低く選ぶとその逆
で、誤差の種類は少なくなるが前述のセッティング時間
の問題が出てくる。そこでいま、基準周波数を7.5KH
zもしくは6.25KHz程度として、実際に使用されてい
る電波を選局して受信したとすると、誤差周波数の種類
は3〜5種類程度である。この第1IF信号にたいし
て、第2局発の周波数を誤差周波数に対応してこれを零
とするように選択すれば、第2IFでは正しい周波数と
なる。誤差周波数が幾らになっているかは、周波数弁別
器を設けその出力を見れば容易に分かる。したがってま
ず第2局発を正規の周波数に設定して受信し、周波数弁
別器の出力電圧の大きさから、誤差周波数を判別して複
数個設けた第2局発用水晶振動子の中より適切なものを
選択して上記出力電圧を零となるようにすればよい。こ
のような構成ならば、回路規模の増加はそう大きくなく
て済む。
ティング時間の点からは出来るだけ高い周波数の方がよ
いが、高く選ぶと出力搬送波の周波数間隔が広がるか
ら、それだけ周波数誤差を持った第1IF(第1中間周
波)信号の数(誤差の種類)が増え、低く選ぶとその逆
で、誤差の種類は少なくなるが前述のセッティング時間
の問題が出てくる。そこでいま、基準周波数を7.5KH
zもしくは6.25KHz程度として、実際に使用されてい
る電波を選局して受信したとすると、誤差周波数の種類
は3〜5種類程度である。この第1IF信号にたいし
て、第2局発の周波数を誤差周波数に対応してこれを零
とするように選択すれば、第2IFでは正しい周波数と
なる。誤差周波数が幾らになっているかは、周波数弁別
器を設けその出力を見れば容易に分かる。したがってま
ず第2局発を正規の周波数に設定して受信し、周波数弁
別器の出力電圧の大きさから、誤差周波数を判別して複
数個設けた第2局発用水晶振動子の中より適切なものを
選択して上記出力電圧を零となるようにすればよい。こ
のような構成ならば、回路規模の増加はそう大きくなく
て済む。
【0009】以上のような構成によって、性能、動作と
も十分な受信機を構成することができるが、この構成に
さらにつぎのような回路を付加すれば、一層の動作の高
速化が可能となる。それは、周波数弁別器の出力で判定
した使用すべき第2局発周波数を、第1局発周波数(P
LLの周波数設定データで可)とともに、書き替え可能
なROM(Read Only Memory)又はEEPROM(Elec
trically Erasable Programmable Read Only Memory)
等のメモリーに設定しておくことである。選局に際して
は、通常はこのROMの出力で第2局発を設定し、必要
に応じて周波数弁別器の出力を用いてROMの内容(第
2局発の設定周波数)を更新すればよい。これは電波の
周波数が、そう頻繁には変更されないからこの構成が可
能であって、この構成によって、周波数弁別器、判定回
路、切り替え回路等の応答時間分だけ早くなる。なお、
第2局発として数個の水晶振動子を切り換える代わり
に、VCO(Voltage Controlled Oscillator)を用
い、これを周波数弁別器の出力で制御することによって
AFC(Automatic Frequency Control)を構成するこ
とも考えられる。
も十分な受信機を構成することができるが、この構成に
さらにつぎのような回路を付加すれば、一層の動作の高
速化が可能となる。それは、周波数弁別器の出力で判定
した使用すべき第2局発周波数を、第1局発周波数(P
LLの周波数設定データで可)とともに、書き替え可能
なROM(Read Only Memory)又はEEPROM(Elec
trically Erasable Programmable Read Only Memory)
等のメモリーに設定しておくことである。選局に際して
は、通常はこのROMの出力で第2局発を設定し、必要
に応じて周波数弁別器の出力を用いてROMの内容(第
2局発の設定周波数)を更新すればよい。これは電波の
周波数が、そう頻繁には変更されないからこの構成が可
能であって、この構成によって、周波数弁別器、判定回
路、切り替え回路等の応答時間分だけ早くなる。なお、
第2局発として数個の水晶振動子を切り換える代わり
に、VCO(Voltage Controlled Oscillator)を用
い、これを周波数弁別器の出力で制御することによって
AFC(Automatic Frequency Control)を構成するこ
とも考えられる。
【0010】
【実施例】以下図面を用いて本発明の周波数走査形受信
機の一実施例について説明する。図1はこの実施例の回
路構成図である。図1において、1は高周波信号の入力
端子、RFは高周波増幅器、FC1は第1周波数変換
器、LO1は第1局部発振器(第1局発)、REFは基
準信号発生器、2は周波数設定信号入力端子、IF1は
第1中間周波増幅器(第1IF増幅器)、FC2は第2
周波数変換器、LO2は第2局部発振器(第2局発)、
3は第2局発の切り換え信号入力端子、IF2は第2中
間周波増幅器(第2IF増幅器)、DSCRは周波数弁
別器、DECは判定回路、COLは制御回路、4は復調
信号出力端子である。
機の一実施例について説明する。図1はこの実施例の回
路構成図である。図1において、1は高周波信号の入力
端子、RFは高周波増幅器、FC1は第1周波数変換
器、LO1は第1局部発振器(第1局発)、REFは基
準信号発生器、2は周波数設定信号入力端子、IF1は
第1中間周波増幅器(第1IF増幅器)、FC2は第2
周波数変換器、LO2は第2局部発振器(第2局発)、
3は第2局発の切り換え信号入力端子、IF2は第2中
間周波増幅器(第2IF増幅器)、DSCRは周波数弁
別器、DECは判定回路、COLは制御回路、4は復調
信号出力端子である。
【0011】選局(同調)時に入力端子1に与えられた
高周波信号は高周波増幅器RFを通じて第1周波数変換
器FC1に加えられ、第1局発LO1よりの局部搬送波
により第1IFに周波数変換される。第1局発LO1は
前述したPLLで制御され、基準信号発生器REFより
加えられる基準周波数(例えば7.5KHz)の整数倍の
周波数の第1局部搬送波を出力するものである。基準周
波数の何倍にするかは端子2より加えられる設定信号に
より、PLL内の分周器の分周比を制御することで行わ
れる。第1中間周波数(第1IF)に変換された信号は
第1IF増幅器IF1を通じて第2周波数変換器FC2
に加えられ、ここで第2局発LO2よりの第2局部搬送
波により第2IF信号となる。この信号は第2IF増幅
器IF2を通じて周波数弁別器DSCRに加えられて復
調される。
高周波信号は高周波増幅器RFを通じて第1周波数変換
器FC1に加えられ、第1局発LO1よりの局部搬送波
により第1IFに周波数変換される。第1局発LO1は
前述したPLLで制御され、基準信号発生器REFより
加えられる基準周波数(例えば7.5KHz)の整数倍の
周波数の第1局部搬送波を出力するものである。基準周
波数の何倍にするかは端子2より加えられる設定信号に
より、PLL内の分周器の分周比を制御することで行わ
れる。第1中間周波数(第1IF)に変換された信号は
第1IF増幅器IF1を通じて第2周波数変換器FC2
に加えられ、ここで第2局発LO2よりの第2局部搬送
波により第2IF信号となる。この信号は第2IF増幅
器IF2を通じて周波数弁別器DSCRに加えられて復
調される。
【0012】第2局発LO2は、最初は正規の周波数の
第2局部搬送波が出力されるよう制御されているので、
7.5KHz(今の場合)の整数倍の周波数の電波を受信
した場合、周波数誤差は無いから、周波数弁別器DSC
Rの出力はゼロである。しかし、前述のように、7.5
KHzの整数倍の周波数から+2.5KHzあるいは−2.5
KHz等だけズレた周波数の電波があるから、選局時にこ
れら電波を受信した時は、周波数弁別器DSCRはこの
ズレに対応して正または負の出力を生じる。したがって
判定回路DECはこの周波数誤差を判別して制御回路C
OLが第2局発LO2の周波数を適切な周波数のものに
切り換えて上記周波数誤差(DSCR出力)を零とする
ように制御する。
第2局部搬送波が出力されるよう制御されているので、
7.5KHz(今の場合)の整数倍の周波数の電波を受信
した場合、周波数誤差は無いから、周波数弁別器DSC
Rの出力はゼロである。しかし、前述のように、7.5
KHzの整数倍の周波数から+2.5KHzあるいは−2.5
KHz等だけズレた周波数の電波があるから、選局時にこ
れら電波を受信した時は、周波数弁別器DSCRはこの
ズレに対応して正または負の出力を生じる。したがって
判定回路DECはこの周波数誤差を判別して制御回路C
OLが第2局発LO2の周波数を適切な周波数のものに
切り換えて上記周波数誤差(DSCR出力)を零とする
ように制御する。
【0013】図2は、本発明の他の実施例で前述のよう
に、図1の回路にメモリーMEMを追加して、選局の度
に第2局発LO2を設定し直さなくてもよいようにした
ものである。すなわち、通常は、端子2よりPLLの周
波数設定データが与えられると、書き換え可能メモリー
MEMはこれをアドレス入力として、予め設定してある
周波数の第2局部搬送波を出力し、これによって制御回
路COLは第2局発LO2の周波数を適切なものに設定
する。したがって第1局発LO1のPLLの設定データ
が与えられると、メモリーMEMを通じて直ちに第2局
発LO2の周波数は設定されるから、時間的には第1局
発LO1よりも第2局発LO2の方が早く設定される。
そして、必要に応じてメモリーMEMの内容は判定回路
DECの出力によって更新される。端子5は第2局発L
O2の周波数の設定を判定回路DECの出力で行わせる
か、あるいはメモリーMEMの出力で行わせるかの制
御、およびメモリー内容を更新するか否かを制御する制
御信号の入力端子である。
に、図1の回路にメモリーMEMを追加して、選局の度
に第2局発LO2を設定し直さなくてもよいようにした
ものである。すなわち、通常は、端子2よりPLLの周
波数設定データが与えられると、書き換え可能メモリー
MEMはこれをアドレス入力として、予め設定してある
周波数の第2局部搬送波を出力し、これによって制御回
路COLは第2局発LO2の周波数を適切なものに設定
する。したがって第1局発LO1のPLLの設定データ
が与えられると、メモリーMEMを通じて直ちに第2局
発LO2の周波数は設定されるから、時間的には第1局
発LO1よりも第2局発LO2の方が早く設定される。
そして、必要に応じてメモリーMEMの内容は判定回路
DECの出力によって更新される。端子5は第2局発L
O2の周波数の設定を判定回路DECの出力で行わせる
か、あるいはメモリーMEMの出力で行わせるかの制
御、およびメモリー内容を更新するか否かを制御する制
御信号の入力端子である。
【0014】以上、PLLの基準周波数の整数倍以外の
周波数については、すべて第2局発LO2で対応するよ
う説明したが、第3局発がある場合には第3局発で対応
するようにしてもよいことは云うまでもない。
周波数については、すべて第2局発LO2で対応するよ
う説明したが、第3局発がある場合には第3局発で対応
するようにしてもよいことは云うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、PLLに
よる第1局部発振器を用いた周波数走査形受信機でVH
FやUHFの電波を受信し選局する場合、第1局部発振
器のPLLの基準周波数は、カバー範囲内の全ての周波
数にたいして最大公約数になるように選ぶ必要がある。
これにたいし、実際の電波は全て等間隔には割り当てら
れていないから、基準周波数は必然的に低い周波数に選
定せざるを得ず、その結果PLLの設定に時間を要して
いた。しかし、本発明によれば、受信電波の周波数が等
間隔で割り当てられているものとしてPLLを設計でき
るから、PLLの基準周波数を高い周波数に設定でき、
PLLの設定時間を早くすることができる。
よる第1局部発振器を用いた周波数走査形受信機でVH
FやUHFの電波を受信し選局する場合、第1局部発振
器のPLLの基準周波数は、カバー範囲内の全ての周波
数にたいして最大公約数になるように選ぶ必要がある。
これにたいし、実際の電波は全て等間隔には割り当てら
れていないから、基準周波数は必然的に低い周波数に選
定せざるを得ず、その結果PLLの設定に時間を要して
いた。しかし、本発明によれば、受信電波の周波数が等
間隔で割り当てられているものとしてPLLを設計でき
るから、PLLの基準周波数を高い周波数に設定でき、
PLLの設定時間を早くすることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す回路構成図である。
【符号の説明】 1 高周波信号入力端子 2 周波数設定信号入力端子 3 第2局発切り換え信号入力端子 4 復調信号出力端子 5 メモリーの更新・非更新切り換え信号入力端子 RF 高周波増幅器 FC1 第1周波数変換器 LO1 第1局部発振器 REF 基準信号発生器 IF1 第1中間周波増幅器 FC2 第2周波数変換器 LO2 第2局部発振器 IF2 第2中間周波増幅器 DSCR 周波数弁別器 DEC 判定回路 MEM メモリー COL 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 信明 東京都港区三田3−12−17 株式会社ゼネ ラルリサーチオブエレクトロニックス内 Fターム(参考) 5J103 AA11 CA08 DA05 DA38 DA46 HA04 5K020 AA02 BB09 DD26 GG04 GG11 KK04
Claims (2)
- 【請求項1】 位相同期ループを用いる第1局部発振
器、第2局部発振器、第N局部発振器(Nは正の整数)
及び周波数弁別器等を有する周波数走査形受信機におい
て、 選局時に上記周波数弁別器の出力に応じた誤差周波数を
判別して第2又は第N局部発振器の出力する局部搬送波
の周波数を切り換えて上記出力が零となるように制御す
る制御手段を備えたことを特徴とする周波数走査形受信
機。 - 【請求項2】 前記制御手段は、メモリーと、 上記メモリーに前記位相同期ループの周波数設定データ
を与えて、該メモリーから出力により第2又は第N局部
発振器の局部搬送波の周波数を設定する設定手段と、 前記誤差周波数に応じて上記メモリーの設定データを更
新する手段と、を備えたことを特徴とする周波数走査形
受信機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001129062A JP2002325028A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 周波数走査形受信機 |
US10/127,216 US6968165B2 (en) | 2001-04-26 | 2002-04-22 | Frequency scanning receiver permitting quick PPL setting |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001129062A JP2002325028A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 周波数走査形受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002325028A true JP2002325028A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=18977648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001129062A Pending JP2002325028A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | 周波数走査形受信機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6968165B2 (ja) |
JP (1) | JP2002325028A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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