JP2002324897A - 強誘電体半導体メモリ装置及びその製造方法 - Google Patents
強誘電体半導体メモリ装置及びその製造方法Info
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Abstract
れた強誘電体ランダムアクセスメモリ装置の提供を目的
とする。 【解決手段】 本発明の強誘電体ランダムアクセスメモ
リ装置は、下部電極と、PZT膜と、SrRuO3を含む上部電
極の積層により形成された強誘電体キャパシタを有し、
PZT膜は、約17個/μm2以下の密度のピンホールを
含む。
Description
り、特に、強誘電体キャパシタを有する半導体メモリに
関する。
ンピュータを含む多種の情報処理装置において、高速主
記憶装置として普及している。しかし、従来の半導体装
置は、本質的に揮発性であり、半導体装置に保持された
情報は、電源を切ったときに失われる。そのため、通常
のコンピュータ及びコンピュータシステムでは、実際に
は、プログラム及びデータを保持する大容量補助記憶装
置として、磁気ディスク装置が使用されている。
く、壊れやすく、本質的に機械的衝撃によって損傷しや
すい。さらに、磁気ディスク装置は、一般的に、大量の
電力を消費し、アクセス速度が低い、という欠点があ
る。
コンピュータシステムでは、不揮発性補助記憶装置とし
てフラッシュメモリを使用する傾向が増え始めている。
フラッシュメモリは、MOSトランジスタと類似の構造を
もち、情報を電荷の形で絶縁性浮遊ゲートに保持する。
フラッシュメモリは、LSIの形式で、半導体チップ上に
モノリシック集積させるために適した構造をもつことに
注意する必要がある。したがって、磁気ディスク装置に
匹敵する大容量記憶装置を、フラッシュメモリを用いて
設計しようとする試みがなされている。
は、熱電子をトンネル絶縁膜を通過させて浮遊ゲート型
電極へ流すことによって実現される。一方、情報の消去
は、浮遊ゲート中の電子を、トンネル絶縁膜を通して、
ソース領域又はチャネル領域へ流すことによって実現さ
れる。したがって、フラッシュメモリには、情報の書き
込みや消去にかなりの時間を要する、という本質的な欠
点がある。さらに、フラッシュメモリは、一般的に、書
き込み動作及び消去動作の繰り返し後にトンネル絶縁膜
が損なわれる、という問題を生ずる。トンネル絶縁膜が
劣化すると、読み出し動作又は消去動作は不安定にな
り、信頼性が低下する。フラッシュメモリと類似した構
造を有するEEPROMにも同様の問題が生じる。
欠点に鑑みて、コンピュータの補助記憶装置として、更
には、高速主記憶装置として、強誘電体半導体メモリ
(以下では、FeRAMのように呼ぶ)が提案されている。
強誘電体半導体メモリは、情報を自発分極の形で強誘電
体キャパシタ絶縁膜に保持する。
と同様にメモリセルトランジスタ及びメモリセルキャパ
シタを含む。メモリセルキャパシタは、キャパシタ絶縁
膜のため、PZT (Pb(Zr,Ti)O3) 又は PLZT ((Pb,La)(Z
r,Ti)O3) のような強誘電体材料を使用する。そのた
め、強誘電体半導体メモリは、LSIを形成するためのモ
ノリシック集積に好適である。
シタ絶縁膜の自発分極を制御することによって情報の書
き込みを行なうので、書き込み動作は、フラッシュメモ
リの1000倍以上の高速で実現される。上述の通り、
フラッシュメモリでは、情報の書き込みは、熱電子をト
ンネル絶縁膜を通して浮遊ゲートへ注入することによっ
て行なわれる。また、分極は、電圧を印加するだけ制御
されるので、電力消費量もフラッシュメモリの場合の約
10分の1に低減される。さらに、トンネル絶縁膜を使
用しない強誘電体半導体メモリの寿命は、フラッシュメ
モリの寿命の10万倍に延びる。
れている。
の何れの型でもよいSi基板11に構築されたメモリセル
トランジスタを含む。図1には、セル構造体の半分が示
されているが、図1で使用されたプロセスは、通常のCM
OSプロセスにすぎないことに注意する必要がある。pウ
エル11Aは、Si基板11に形成され、Si基板11には
フィールド酸化膜12によって活性領域が画成される。
Si基板11には、活性領域に対応したゲート電極13が
設けられ、ゲート電極13は、FeRAMのワード線を構成
する。さらに、図示されないゲート酸化膜がSi基板11
とゲート電極13の間に挟まれ、n+型の拡散領域11
B及び11Cが、メモリセルトランジスタのソース領域
及びドレイン領域として、ゲート電極13の両側面でp
ウエル11A内に形成される。これにより、チャネル領
域が拡散領域11Bと拡散領域11Cの間のpウエルに
形成される。
基板11の表面を覆うように設けられたCVD酸化膜14
によって覆われる。Pt/Ti構造を有する下部電極15
を、CVD酸化膜14に堆積する。ここで、下部電極15
は、FeRAMのドライブ線を構成する。PZT若しくはPLZTか
らなる強誘電体キャパシタ絶縁膜16は、下部電極15
を多い、Ptからなる上部電極17は、強誘電体キャパシ
タ絶縁膜16に形成される。
16及び上部電極17は、一体として強誘電体キャパシ
タを形成する。強誘電体キャパシタは、全体として、別
の中間層絶縁膜18によって覆われる。
ーン17を露出させるため中間層絶縁膜18に形成さ
れ、コンタクトホール18B及び18Cは、それぞれ、
拡散層11B及び11Cを露出させるため中間層絶縁膜
18及び14に形成される。
ール18Aとコンタクトホール18Bを電気的に接続す
るようにAl合金によって形成される。
が、コンタクトホール18Cで拡散領域11Cと電気的
に接触するように中間層絶縁膜18に設けられる。局所
配線パターン19A及びビット線19Bは、パッシベー
ション膜20によって覆われる。
16のスイッチング電荷を最大にさせ、リーク電流を最
小限に抑えることが重要である。さらに、強誘電体キャ
パシタ膜16は、長時間に亘って初期スイッチング電荷
を維持する。
来、スパッタリングプロセスを用いて、アモルファス相
の形で強誘電体キャパシタ絶縁膜16を成膜させ、O2雰
囲気中で結晶化プロセスを適用している。
イッチング電荷を維持するため、強誘電体キャパシタ絶
縁膜に酸素欠陥が形成されないように酸化雰囲気中で上
部電極17を形成することが望ましい。したがって、上
部電極17にPtではなくIrO2のような導電酸化物を使用
することが提案されている。
絶縁膜16と、IrO2からなる上部電極とを備えた強誘電
体キャパシタは、スイッチング電荷の値が時間経過と共
に減少するというPZT膜16の経年疲労の問題を生じ
る。この疲労の問題を回避するためには、PZT膜16に
相当な量のCa及びSrをドープすることが必要であるが、
このようなPZT膜16のドーピングは、スイッチング電
荷の値を減少を招く。
されたPZT膜を含む強誘電体キャパシタ絶縁膜がSrRuO3
を含む上部電極と組み合わされたFeRAMに関する発明が
なされている。しかし、上述の構造を有する強誘電体キ
ャパシタは、疲労を抑制することが可能ではあるが、リ
ーク電流による悪影響をうける。IrO2又はSrRuO3の上部
電極と組み合わされたPZT膜のリーク特性の低下に関し
ては、たとえば、Stolichnov, I., et al., "ELECTRICA
L TRANSPORT PROPERTIES OF Pb(Zr,Ti)O3/OXIDEELECTRO
DE INTERFACE, 9th European Meeting on Ferroelectri
city, Praha, Czech Republic, July 12, 1999を参考に
するとよい。
上記の従来技術の問題点に鑑みて、疲労特性や劣化や信
頼性が改善された、新しいタイプの強誘電体ランダムア
クセスメモリ装置の提供を目的とする。
される強誘電体キャパシタに対するリーク電流が少ない
強誘電体ランダムアクセスメモリ装置の提供を目的とす
る。
スメモリ装置の製造方法の提供を目的とする。
め、本発明により提供される強誘電体ランダムアクセス
メモリは、活性層を載せる基板と、上記基板に設けら
れ、上記活性層と電気的に接続する下部電極と、少なく
ともPb、Zr及びTiを含有し、ペロブスカイト構造を有
し、下面から上面へ連続的に広がって柱状微構造を形成
する多数の結晶粒子を含み、上記結晶粒子は数十ナノメ
ートルのサイズのピンホールを有する、強誘電体膜と、
上記強誘電体膜に設けられた導電酸化物膜を含み、ペロ
ブスカイト構造を有し、Sr及びRuを含有する上部電極
と、を備え、上記強誘電体膜は、Ca及びSrを更に含有
し、上記強誘電体膜は、34/μm2を超えない密度で
ピンホールが設けられている。
モリの製造方法は、少なくともPb、Zr、Ti、Ca及びSrを
含有するターゲットを使用するスパッタ法によりペロブ
スカイト構造を有する強誘電体膜を下部電極に成膜する
工程と、分圧が低いO2を含有する第1の不活性雰囲気中
で上記強誘電体膜を熱処理する工程と、第2の酸化雰囲
気中で上記強誘電体膜を熱処理する工程と、ペロブスカ
イト構造を有し、Sr及びRuを含有する導電膜を上記強誘
電体膜に成膜する工程と、を含み、上記ターゲットは、
Caの濃度が0.035を超えず、Srの濃度が0.025
を超えないように、上記ターゲット中のZr原子及びTi原
子の和に正規化された夫々の濃度でCa及びSrを含有す
る。
ク電流は、強誘電体膜内のピンホール密度を34/μm
2未満、好ましくは、約17/μm2以下になるように
制御することによって最小限に抑えられる。このような
ピンホール密度の低下は、強誘電体膜中のCa及びSrの含
有量を減少させることによって実現される、という点
で、本発明の強誘電体キャパシタは、スイッチング電荷
の値を大きくすることが可能である。本発明において、
強誘電体膜の疲労の問題は、強誘電体膜と上部電極の両
方がペロブスカイト構造をもつこと、並びに、強誘電体
膜と上部電極の間の格子ミスフィットの程度が上部電極
にIrO2を使用する場合よりも減少することによって、Ca
及びSrの含有量が強誘電体膜中で減少した場合でも、巧
く回避される。
メモリの製造方法は、Pb、Zr及びTiを含有する強誘電体
膜をスパッタ法により下部電極に成膜する工程と、分圧
が低いO2を含有する第1の不活性雰囲気中で上記強誘電
体膜を熱処理する工程と、ペロブスカイト構造を有し、
Sr及びRuを含有する導電膜の上部電極を、上記強誘電体
膜に成膜する工程と、第2の酸化雰囲気中で上記強誘電
体膜及び上記上部電極を熱処理する工程と、を含む。
中で行われる熱処理工程の前に、したがって、強誘電体
膜にピンホールを形成する前に、強誘電体膜に形成され
る。さらに、強誘電体膜中のピンホールの形成は、強誘
電体膜の上面を上部電極で機械的に保持する間に、2回
目の熱処理工程の結果として抑制される。このように処
理された強誘電体膜は、特徴的な平坦かつ滑らかな上面
を備える。
面と共に以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
うな構造を有する多種の強誘電体キャパシタのリーク特
性に関する調査研究を行なった。
0は、酸化膜32によって覆われたSi基板31に形成さ
れる。Ti層33AとPt層33Bの積層により構成される
下部電極33は、スパッタ法によって20nmの厚さの
Ti層33Aと175nmの厚さのPt層33Bを続けて堆
積することによって、酸化膜32に形成される。
に、種々の条件下で、スパッタ法によってPZT膜34を
約200nmの厚さで形成した。このように形成したPZ
T膜34は、5%を超えない割合のO2を含有するAr雰囲
気中、90秒間の非常に短い時間に亘って600℃の第
1の熱処理(アニール処理)が加えられ、次に、O2雰囲
気中、20秒間に亘って725℃の第2の熱処理(アニ
ール処理)が加えられる。
て、下部電極33に緻密化が生じ、Ti層33AからPt層
33Bの表面へのTiの移動は最小限に抑えられる。さら
に、PZT膜34に結晶化が起こり、最初にアモルファス
相の形で成膜させたPZT膜34は、強誘電性を帯びる。
これに対し、第2のアニーリングプロセスの結果とし
て、PZT膜34は、更なる緻密化が加えられ、酸素欠陥
が補われる。したがって、PZT膜34の強誘電性が一層
高められる。第1のアニーリングプロセス及び第2のア
ニーリングプロセスを加えられたPZT膜34は、膜が緻
密化した結果としてピンホールをもつことに注意する必
要がある。
がスパッタ法によってPZT膜34に形成される。かくし
て形成された上部電極35は、IrO2又はSrRuO3を含む場
合、結晶化のため更なるアニーリングが加えられる。Ir
O2又はSrRuO3を含む上部電極35の結晶化は、725℃
の温度の酸化雰囲気中で行なわれる。
タに対して、上部電極35に種々の変更を加えた場合
に、測定されたリーク電流が示されている。表1は、Zr
原子及びTi原子の和に関して正規化された夫々の濃度
(Ca=Ca/(Zr+Ti), Sr=Sr/(Zr+Ti))が0.05及び
0.025であるCa及びSrを含む従来のPZTターゲット
が、PZT膜34のスパッタプロセス中に使用されている
場合を表わす。表2は、Zr原子及びTi原子の和に関して
正規化された夫々の濃度が0.035及び0.025で
あるCa及びSrを含むPZTターゲットが、PZT膜34のスパ
ッタプロセス中に使用されている場合を表わす。表3
は、Zr原子及びTi原子の和に関して正規化された夫々の
濃度が0.02及び0.01であるCa及びSrを含むPZT
ターゲットが、PZT膜34のスパッタプロセス中に使用
されている場合を表わす。表4は、実質的にCa及びSrを
含まないPZTターゲットがPZT膜34のスパッタプロセス
中に使用されている場合を表わす。
度は、スパッタターゲット中のCa及びSrの含有量、すな
わち、SrRuO3を含む上部電極35がPZT膜34に形成さ
れている場合には、PZT膜34中のCa及びSrの含有量の
減少に伴って減少することがわかる。さらに、リーク電
流は、上部電極35がPt又はIrO2により構成される場合
には、ピンホール密度の影響を受けないことに注意する
必要がある。
合、PZTターゲットが表1に示される濃度レベル0.0
5及び0.025、並びに、表2に示される濃度レベル
0.035及び0.025のように、Zr原子及びTi原子
に関して正規化された濃度レベルのCa及びSrを含有する
とき、10−2A/cm2の大きいリーク電流が観測さ
れることがわかる。さらに、リーク電流は、表3又は表
4に示されるように、正規化濃度レベルが0.02以下
のCa及び正規化濃度レベルが0.01以下のSrを含有す
るターゲットを使用するとき、1×10−5A/cm2
のレベルまで減少する。
T膜34が約34/μm2のピンホール密度を有し、Ca
及びSrを含む表3若しくは表4の条件下で形成されたPZ
T膜34が約17/μm2のピンホール密度を有すると
いう点から見て、上部電極35がSr及びRuを含有する導
電ペロブスカイトにより形成される場合に、PZT膜34
のピンホールは、何らかの形でリークパスとしての役割
を果たす、と考えられる。
る場合、このようなリーク特性の依存性は見られない。
この観測結果は、リーク電流のメカニズムが、IrO2もし
くはPtが上部電極35のために使用された場合と、SrRu
O3が上部電極35のために使用された場合との間で異な
る、ということを示す。
の状態において、走査電子顕微鏡によって観察された表
2に対応したPZT膜34の表面微構造が示されている。
ーゲット2CS5を使用するスパッタ法によって形成された
PZT膜34は、上方向から見たとき、顆粒状テクスチャ
ーを有し、PZT膜34は、数10ナノメートルの略均一
サイズの結晶粒子により形成され、各結晶粒子は、下部
電極33への下側境界面まで、PZT膜34の主面に対し
略垂直に広がる。
分解能から判断して、数ナノメートルのサイズを有する
多数のピンホールを含み、各ピンホールは、図5に示さ
れるように、PZT膜34の主面に対して略垂直に広が
る。ピンホールは、酸化雰囲気中で行なわれる第2のア
ニーリング工程の結果として現れ、PZT膜34の緻密化
の結果として形成されることに注意する必要がある。
ールの平均表面密度は、約34/μm2であることに注
意する必要がある。このピンホール密度の値は、PZT膜
34が表1に示された従来のPZTターゲットStdを使用し
てスパッタ法によって形成された図3(B)の場合にも
得られる。
態で走査電子顕微鏡によって観察された、表3に対応し
たPZT膜34の表面微構造を示す。
ZT膜34が数10ナノメートルの略均一サイズの結晶粒
子により形成されているという点で、図3(A)の顆粒
状テクスチャーと類似した顆粒状テクスチャーを表面に
具備することが判る。但し、図4(A)のテクスチャー
の場合、ピンホール密度は、17/μm2まで低減され
る。
態で、表3に対応したPZT膜34を、走査電子顕微鏡に
よって観察した表面微構造を示す。
ZT膜34が数10ナノメートルの略均一サイズの結晶粒
子により形成されているという点で、図3(A)の顆粒
状テクスチャーと類似した顆粒状テクスチャーを表面に
具備することが判る。但し、図4(B)のテクスチャー
の場合、ピンホール密度は、1/μm2未満まで低減さ
れる。
(A)及び(B)の観察から、SrRuO3を含む上部電極3
5がPZT膜34に設けられた場合、PZT膜34のピンホー
ル密度、すなわち、ピンホールに沿ってPZT膜34を流
れるリーク電流は、PZT膜が表3若しくは表4の条件下
で形成されたとき、有効に減少させられることに注意す
る必要がある。
ル法によって形成された場合の図2における強誘電体キ
ャパシタ30のリーク特性を示す。表5、6及び7は、
上部電極35がPt、IrO2、及び、SrRuO3によって形成さ
れた場合に対するリーク電流を表現する。表5は、PZT
膜34が密度34/μm2のピンホールを含む場合を表
わし、表6は、PZT膜34が密度17/μm2のピンホ
ールを含む場合を表わす。さらに、表7は、PZT膜34
が約1/μm2未満の密度のピンホールを含む場合を表
わす。
よって形成されるならば、PZT膜34のピンホール密度
は、SrRuO3膜が上部電極35としてPZT膜34に設けら
れている場合でも、リーク電流に影響を与えない。その
ため、PZT膜34のリーク電流のPZT膜34のピンホール
密度への依存性は、上部電極35がSrRuO 3により形成さ
れるのと同時に、PZT膜34がスパッタ法によって形成
されたときに顕著に現れる現象である。
より形成されたPZTキャパシタ絶縁膜34がSrRuO3上部
電極と組み合わされた強誘電体キャパシタ30のリーク
電流を最小限に抑えるため、O2雰囲気中で行なわれる2
回目のアニーリングプロセスによる結晶化プロセス後
に、スパッタ法で形成されたPZT膜34が34/μm2
未満のピンホール密度を有するように、それぞれの正規
化された濃度レベルが0.035及び0.025未満で
あるCa及びSrを含有するPZTスパッタターゲットを用い
ることが好ましい。より好ましくは、結晶化プロセス後
に、スパッタ法で形成されたPZT膜34が約17/μm
2以下のピンホール密度を有するように、正規化濃度レ
ベルが約0.02のCa及び約0.01のSrを含有するPZ
Tスパッタターゲットを使用する。
が、Ca及びSrの含有量が減少したときに顕著になり始め
るという傾向はあるが、正規化されたCa及びSrの濃度レ
ベルが約0.02及び0.01まで減少したとしても、
PZT膜がPZT膜34と類似したペロブスカイト構造を有す
るSrRuO3上部電極35で覆われている限り、重大な疲労
の問題は生じない。
タ30における種々の要素のSIMSプロファイルが、
PZT膜34が表1のスパッタターゲットを用いて形成さ
れ、SrRuO3(SRO)の上部電極35と組み合わされた場合
について示されている。表1に示したように、このよう
にして形成された強誘電体キャパシタ30は、1×10
−2A/cm2の大きいリーク電流を示す。
電極35からPZT膜34への広範囲に亘る拡散が発生し
ていることがわかる。図6(A)に示されるようなSr及
びRuの広範囲の拡散は、図5に概略的に示されるように
PZT膜34に形成されたピンホールに沿って発生する。
換言すると、図6(A)の結果は、PZT膜34中のピン
ホールがSr及びRuの上部電極35からPZT膜34への拡
散パスとしての役割を果たす、という仮説を裏付ける。
のSEM像のPZT膜34の表面で観察される凹凸は、PZT
膜34の結晶化の結果として、PZT膜34に成長したPZT
の柱状結晶粒子に対応する。
に従って形成されたPZT膜34がSrRuO3からなる上部電
極と組み合わされた場合のSIMSプロファイルが示さ
れている。
膜34への侵入は実質的に抑制される。このSr及びRu拡
散の顕著な減少は、ピンホール密度が約17/μm2以
下のレベルまで減少した結果として生じる。
トは、Zr原子及びTi原子を4:6の比で含有していた。
これに対し、表4の実験例では、PZTターゲットは、
3:7の比のZr原子及びTi原子を含有している。
の影響を調べるため、含有するZrとTiの比が3:7であ
る点を除いて従来使用されているPZTターゲットと類似
したPZTターゲットを用いて、PZT膜34を図2の強誘電
体キャパシタ30に堆積させた。
トの組成を示している。
用したターゲットに対応し、ターゲット1CS8は、表3の
実験で使用したターゲットに対応し、ターゲットQLは、
表4の実験で使用したターゲットに対応する。さらに、
ターゲットstdは、表1の実験で使用したターゲットに
対応する。
を用いて形成された場合、SrRuO3の上部電極がPZT膜3
4に形成されたときに、1×10−2A/cm2の大き
いリーク電流が観測される。これに対し、表8のターゲ
ットZr/TiをPZT膜34の堆積のため使用した場合、リー
ク電流は、1×10−5A/cm2未満のレベルまで低
下する。
のZr/Ti比は、SrRuO3上部電極35をPZTキャパシタ絶縁
膜34と共に使用する強誘電体キャパシタ30のリーク
特性に影響を与えることがわかり、また、Zr/Ti比は、
好ましくは2/3未満、より好ましくは、3/7未満に
セットすべきであることがわかる。
部電極35とPZT膜34を組み合わせて使用する図2の
強誘電体キャパシタ30内のPZT膜34を通るリーク電
流を抑制するため、図7(A)に示すように、スパッタ
法を用いてPZT膜34を形成し、図7(B)に示すよう
に、予備的な結晶化のため、約650℃の適度な温度の
ArとO2の混合雰囲気中でPZT膜34をアニーリングし、
図7(C)に示すように、スパッタ法を用いてSrRuO3か
らなる上部電極35を上述の如く処理されたPZT膜34
に成膜し、図7(D)に示すように、完全な結晶化と緻
密化のため、約725℃の高温のO2雰囲気中で更なる
アニーリングを加える。
るSrRuO3の上部電極35の成膜は、PZT膜34に図7
(D)の工程で完全な結晶化と緻密化が行なわれる前に
実行される。換言すると、上部電極35がPZT膜34に
形成される段階で、ピンホールは、PZT膜34に殆ど形
成されない。図7(C)の状態におけるピンホール密度
は、約17/μm2であると考えられる。
ば、PZT膜34に、より高温で行なわれる2回目のアニ
ーリングで完全結晶化プロセスが加えられたとしても、
図7(D)の構造体において、リーク電流の増加は観測
されず、リーク電流の大きさは1×10−5A/cm2
以下のオーダーに抑制される、ことが確認された。
4の上面においてピンホール密度が低下し、或いは、実
質的に零にされているだけではなく、PZT膜34の上面
が平坦かつ滑らかであることを特徴とする。図7(D)
のプロセス中に、PZT膜34の緻密化の結果として、PZT
膜34に離散的な空隙が形成される場合があるが、これ
らの空隙は、Sr原子及びRu原子の拡散パス、すなわち、
リーク電流の電流パスを与えるために、連結、或いは、
整列されることはない。SrRuO3上部電極が存在するた
め、ピンホールの形成が効率的に抑制され、PZT膜34
に粗い面が出現することも効率的に抑制される、と考え
られる。
明の第1の実施例による半導体装置の製造方法が示され
ている。
A及びn型ウエル41BがSi基板41に形成される。Si
基板41はp型とn型の何れでも構わない。Si基板41
は、p型ウエル41A及びn型ウエル41Bの夫々に活
性領域を画成するフィールド酸化膜42によって覆われ
る。
Aの活性領域及びn型ウエル41Bの活性領域に形成さ
れ、p型ポリシリコンゲート電極44Aがp型ウエル4
1A内のゲート酸化膜43に形成される。同様に、n型
ポリシリコンゲート電極44Bがn型ウエル41Bに対
応したゲート酸化膜43に形成される。図示された例で
は、ポリシリコン配線パターン44C及び44Dが、ポ
リシリコンゲート電極44A及び44Bと同様に、フィ
ールド酸化膜42に形成される。
A及び側壁絶縁膜をセルフ・アライメント・マスクとし
て使用して、n型不純物素子をイオン注入プロセスによ
って導通させることにより、n型拡散領域41a及び4
1bがp型ウエル41Aの活性領域に形成される。同様
に、p型拡散領域41c及び41dは、ゲート電極44
B及び側壁絶縁膜をセルフ・アライメント・マスクとし
て使用したp型不純物素子のイオン注入プロセスによっ
て、n型ウエル41Bの活性領域に形成される。
ス以上のプロセスではない。
て、約200nmの厚さでSiON膜45を図8(B)の構
造体に堆積し、さらに、CVD法を用いてSiO2膜46を約
1000nmの厚さでSiON膜に堆積する。
ストッパーとして用いてSiO2膜46にCMPプロセスを施
し、図9(A)の工程で、コンタクトホール46A〜4
6DをSiO2膜46に形成し、拡散領域41a、41b、
41c及び41dがコンタクトホール46A、46B、
46C及び46Dによって露出されるようにプレーナー
化する。図示した例では、SiO2膜46には、さらに、コ
ンタクトホール46Eが形成され、配線パターン44C
を露出する。
7が図9(A)の構造体に堆積され、コンタクトホール
46A〜46Eを埋める。このように堆積されたW層4
7は、SiO2膜46をストッパーとして用いてCMPプロセ
スが施される。研磨プロセスの結果として、Wプラグ4
7A〜47Eがコンタクトホール46A〜46Eに対応
させて形成される(図9(C))。
からなる酸化ストッパー膜48と、SiO2膜49を、それ
ぞれ、100nm及び130nmの厚さで図9(C)の
構造体に順番に堆積させ、その後に、N2雰囲気中でアニ
ーリングプロセスを行なう。
ッタ法を用いて、20nmの厚さのTi膜50及び175
nmの厚さのPt膜51を続けてSiO2膜49に堆積させ
る。Ti膜50及びPt膜51には、形成されるべき強誘電
体キャパシタの下部電極層が構成される。
くはPLZTの強誘電体膜52が、図10(B)の工程で、
Zr原子とTi原子の合計に関して正規化された濃度レベル
が0.035未満のCaと0.025未満のSr、より好ま
しくは、約0.02以下のCaと約0.01以下のSrを含
有するスパッタターゲットを使用するスパッタ堆積法を
用いて形成される。或いは、約3/7以下の比でZr原子
及びTi原子を含有するPZT若しくはPLZTのスパッタター
ゲットが図10(B)の工程で使用される。
誘電体膜52は、最初に行なわれる600℃のO2とArの
混合雰囲気中のアニーリングと、次に行なわれる725
℃の酸化雰囲気中のアニーリングとによって、結晶化さ
せられる。
RuO3膜53を、強誘電体膜52に成膜し、厚さ50nm
のスパッタプロセスによって上部電極層として処理され
る。
ストパターンが上部電極層53に形成され、続いて、強
誘電体膜52にSrRuO3の上部電極パターン53Aを形成
するためドライエッチング法によって上部電極層53の
パターニング処理が行なわれる。図10(C)の工程で
は、強誘電体膜52は、上部電極パターン53Aのスパ
ッタリング及びパターニングの後に、上記のスパッタリ
ング及びパターニング処理の結果として強誘電体膜52
に生じた損傷を回復させるため、O2雰囲気中でリカバリ
ー・アニーリングが施されることに注意する必要があ
る。このようなリカバリー・アニーリングの結果とし
て、SrRuO3上部電極パターン53Aは、結晶化される。
されるべきキャパシタ絶縁膜の形状に対応した形状を有
するレジストパターンが強誘電体絶縁膜52に形成さ
れ、強誘電体絶縁膜52は、上記のレジストパターンを
マスクとして用いて、ドライエッチング法で処理され
る。その結果として、所望のキャパシタ絶縁膜パターン
52Aが下側にある下部電極層51に形成される。さら
に、エンキャプシュレート層52Bが、厚さ約20nm
のスパッタ法を用いて、強誘電体膜52を構成する材料
の組成と実質的に同一の組成である強誘電体材料によっ
て下部電極層51に形成される。このようにして堆積し
たエンキャプシュレート層52Bは、O2雰囲気中でRTA
法によってアニーリングされる。エンキャプシュレート
層52Bは、強誘電体キャパシタ絶縁膜パターン52A
を還元から保護する。
ストパターンが下部電極層51に形成され、エンキャプ
シュレート層52Bを形成されるべき下部電極パターン
に対応したパターンで覆う。さらに、エンキャプシュレ
ート層52Bと、エンキャプシュレート層52Bの下側
にあるPt膜50及びTi膜51にドライエッチング法を実
施することにより、下部電極パターン51Aが形成され
る。
トパターンは、図11(B)の工程で除去され、下部電
極パターン51Aのドライエッチングプロセス中に強誘
電体キャパシタ膜52Aに加えられた損傷は、O2雰囲気
中で再生アニーリング処理を実施することによって復元
される。
法を用いてSiO2膜54を図11(B)の構造体に、典型
的に約200nmの厚さで堆積させ、続いて、SOG膜5
5をSiO2膜54に形成する。ここで、SOG膜55は、下
にあるSiO2膜54に形成された任意の鋭い段差を平滑化
する。SiO2膜54及びSOG膜55は、一体として、中間
層絶縁膜56を形成する。
電極パターン53A及び下部電極バターン51Aをそれ
ぞれ露出させるため、コンタクトホール56A及び56
Bが中間層絶縁膜56に形成され、さらに、コンタクト
ホール56C及び56Dが、下側にあるSiO2膜49及び
SiN膜48を通してWプラグ47B及び47Dをそれぞ
れ露出させるため、図12(B)の工程で、中間層絶縁
膜56に形成される。さらに、図12(A)の工程で
は、コンタクトホール56A及び56Bを形成するドラ
イエッチングプロセスの後に、O2雰囲気中で再生アニー
リング処理が行なわれる。再生アニーリングプロセスの
結果として、ドライエッチングプロセス中に強誘電体膜
パターン52A及び52Bに生じた損傷は取り除かれ
る。
配線パターン57Aがコンタクトホール56Aとコンタ
クトホール56Cを電気的に接続するようTiN膜によっ
て形成される。同様に、局所配線パターン57B及び5
7Cは、コンタクトホール56B及び56Cに関して形
成される。
膜58が図12(C)の構造体に形成され、コンタクト
ホール58A、58B及び58Cが、Wプラグ47A、
局所配線パターン58B、及び、Wプラグ47Cを夫々
露出させるため、図13(B)の工程で、SiO2膜に形成
される。
極59A、59B及び59Cが、それぞれ、コンタクト
ホール58A、58B及び58Cに対応して形成され
る。
形成する処理は、多層配線構造体を形成刷るため、必要
に応じて繰り返される。
膜パターン52Aを通るリーク電流は、Ca及びSrの含有
量が減少させられたPZTスパッタターゲットを用いて、
強誘電体膜52内のピンホールを約17/μm2以下の
レベルまで減少させることによって、巧く最小限に抑え
られる。
を参照して、本発明の第2の実施例を説明する。
ロセスは、図8(A)の工程から図10(B)の工程ま
で第1の実施例と同じように進む。PZT若しくはPLZTの
強誘電体膜52は、第1の実施例の場合と類似したスパ
ッタ法を用いて、下部電極層52に堆積する。
積させられた強誘電体膜52は、結晶化のためのArとO2
の混合雰囲気中で、第1のRTAプロセスを用いてアニー
リングが加えられ、SrRuO3からなる上部電極層53が、
上記の第1のRTAプロセスの直後に強誘電体膜52に成
膜される。
は、完全結晶化及び緻密化のためのO2雰囲気中で、第2
のRTAプロセスに対応した第2のアニーリングが加えら
れる。
と同様に、図10(C)〜図13(C)の工程が順番に
行なわれる。
より形成され、SrRuO3の上部電極53Aが上に堆積させ
られたPZTの強誘電体キャパシタ絶縁パターン52Aを
流れるリーク電流を最小限に抑えることが可能である。
はなく、多様な変形及び変更が本発明の精神を逸脱する
ことなく実施される。
が考えられる。
該活性層と電気接続され、該基板に設けられた下部電極
と、少なくともPb、Zr及びTiを含み、下面から上面へ連
続的に広がって柱状微構造を形成する多数の結晶粒子を
含み、該結晶粒子はピンホールを有する、ペロブスカイ
ト型の強誘電体膜と、該強誘電体膜に設けられ、Sr及び
Ruを含有するペロブスカイト型の導電酸化物膜の上部電
極と、を備え、該強誘電体膜は、Ca及びSrを更に含有
し、該強誘電体膜は、1μm2当たり34個を超えない
密度でピンホールが設けられている、強誘電体ランダム
アクセスメモリ装置。・・・(1)。
トルのサイズを有する、付記1記載の強誘電体ランダム
アクセスメモリ装置。
たり17個の密度でピンホールが設けられている、付記
1記載の強誘電体ランダムアクセスメモリ装置。
たり1個の密度でピンホールが設けられている、付記1
記載の強誘電体ランダムアクセスメモリ装置。
の主面に対し垂直に延びる、付記1乃至4のうちいずれ
か一項記載の強誘電体ランダムアクセスメモリ装置。
る結晶粒子に対応した凹凸を有する、付記1乃至5のう
ちいずれか一項記載の強誘電体ランダムアクセスメモリ
装置。・・・(2)。
びSrを含有するターゲットを使用してスパッタ法を用い
てペロブスカイト型の強誘電体膜を下部電極に成膜する
工程と、低い分圧のO2を含有する第1の不活性雰囲気中
で該強誘電体膜を熱処理する工程と、第2の酸化雰囲気
中で該強誘電体膜を熱処理する工程と、Sr及びRuを含有
するペロブスカイト型の導電膜を該強誘電体膜に成膜す
る工程と、を含み、該ターゲットは、該ターゲット中の
Zr原子及びTi原子の和で正規化された濃度で表わしたと
きに、0.035を超えない濃度のCaと、0.025を
超えない濃度のSrを含有する、強誘電体ランダムアクセ
スメモリ装置の製造方法。・・・(3)。
ト中のZr原子及びTi原子の和で正規化された濃度で表わ
したときに、0.02以下の濃度のCaと、0.01以下
の濃度のSrを含有する、付記7記載の強誘電体ランダム
アクセスメモリ装置の製造方法。
原子の比が2:3未満となる割合でZr原子及びTi原子を
含有する、付記7又は8記載の強誘電体ランダムアクセ
スメモリ装置の製造方法。
Ti原子の比が3:7以下となる割合でZr原子及びTi原子
を含有する、付記7又は8記載の強誘電体ランダムアク
セスメモリ装置の製造方法。
に成膜する工程は、該第2の酸化雰囲気中で該強誘電体
膜を熱処理する工程の後に、該強誘電体膜が1μm2当
たりに34個未満の密度でピンホールが含まれるように
行なわれる、付記7乃至10のうちいずれか一項記載の
強誘電体ランダムアクセスメモリ装置の製造方法。・・
・(4)。
に成膜する工程は、該第2の酸化雰囲気中で該強誘電体
膜を熱処理する工程の後に、該強誘電体膜が1μm2当
たりに17個以下の密度でピンホールが含まれるように
行なわれる、付記11記載の強誘電体ランダムアクセス
メモリ装置の製造方法。
O2を含有するAr雰囲気であり、該第2の雰囲気は、O2雰
囲気であり、該第1の不活性雰囲気中で該強誘電体膜を
熱処理する工程は、第1の温度で行なわれ、該第2の雰
囲気中で該強誘電体膜を熱処理する工程は、第1の温度
よりも高い第2の温度で行なわれる、付記7乃至12の
うちいずれか一項記載の強誘電体ランダムアクセスメモ
リ装置の製造方法。・・・(5)。
誘電体膜をスパッタ法により下部電極に成膜する工程
と、低い分圧のO2を含有する第1の不活性雰囲気中で該
強誘電体膜を熱処理する工程と、Sr及びRuを含有するペ
ロブスカイト型の導電膜の上部電極を、該強誘電体膜に
成膜する工程と、第2の酸化雰囲気中で該強誘電体膜及
び該上部電極を熱処理する工程と、を含む、強誘電体ラ
ンダムアクセスメモリ装置の製造方法。・・・(6)。
O2を含有するAr雰囲気であり、該第2の酸化雰囲気は、
O2雰囲気であり、該第1の不活性雰囲気中で該強誘電体
膜を熱処理する工程は、第1の温度で行なわれ、該第2
の雰囲気中で該強誘電体膜を熱処理する工程は、第1の
温度よりも高い第2の温度で行なわれる、付記14記載
の強誘電体ランダムアクセスメモリ装置の製造方法。
温度で行なわれる熱処理の工程の後に、該強誘電体膜に
ピンホールが形成されないように選択される、付記15
記載の強誘電体ランダムアクセスメモリ装置の製造方
法。・・・(7)。
温度で行なわれる熱処理の工程の後に、該強誘電体膜の
上面に滑らかで平坦な表面が維持されるように選択され
る、付記15記載の強誘電体ランダムアクセスメモリ装
置の製造方法。・・・(8)。
温度で行なわれる熱処理の工程の後に、該強誘電体膜に
完全な緻密化が生じるように選択される、付記15乃至
17のうちいずれか一項記載の強誘電体ランダムアクセ
スメモリ装置の製造方法。・・・(9)。
る、付記14乃至18のうち何れか一項記載の強誘電体
ランダムアクセスメモリ装置の製造方法。・・・(1
0)。
3である、付記14乃至19のうち何れか一項記載の強
誘電体ランダムアクセスメモリ装置の製造方法。
セスメモリ装置の疲労特性や劣化や信頼性を改善するこ
とができる。
断面図である。
PZT膜の表面微構造の説明図(その1)である。
PZT膜の表面微構造の説明図(その2)である。
ラフである。
製造方法の工程図(その1)である。
製造方法の工程図(その2)である。
の製造方法の工程図(その3)である。
の製造方法の工程図(その4)である。
の製造方法の工程図(その5)である。
の製造方法の工程図(その6)である。
Claims (10)
- 【請求項1】 活性層が設けられた基板と、 該活性層と電気接続され、該基板に設けられた下部電極
と、 少なくともPb、Zr及びTiを含み、下面から上面へ連続的
に広がって柱状微構造を形成する多数の結晶粒子を含
み、該結晶粒子はピンホールを有する、ペロブスカイト
型の強誘電体膜と、 該強誘電体膜に設けられ、Sr及びRuを含有するペロブス
カイト型の導電酸化物膜の上部電極と、を備え、 該強誘電体膜は、Ca及びSrを更に含有し、 該強誘電体膜は、1μm2当たり34個を超えない密度
でピンホールが設けられている、強誘電体ランダムアク
セスメモリ装置。 - 【請求項2】 該強誘電体膜は、含まれている結晶粒子
に対応した凹凸を有する、請求項1記載の強誘電体ラン
ダムアクセスメモリ装置。 - 【請求項3】 少なくともPb、Zr、Ti、Ca及びSrを含有
するターゲットを使用してスパッタ法を用いてペロブス
カイト型の強誘電体膜を下部電極に成膜する工程と、 低い分圧のO2を含有する第1の不活性雰囲気中で該強誘
電体膜を熱処理する工程と、 第2の酸化雰囲気中で該強誘電体膜を熱処理する工程
と、 Sr及びRuを含有するペロブスカイト型の導電膜を該強誘
電体膜に成膜する工程と、を含み、 該ターゲットは、該ターゲット中のZr原子及びTi原子の
和で正規化された濃度で表わしたときに、0.035を
超えない濃度のCaと、0.025を超えない濃度のSrを
含有する、強誘電体ランダムアクセスメモリ装置の製造
方法。 - 【請求項4】 該強誘電体膜を該下部電極に成膜する工
程は、該第2の酸化雰囲気中で該強誘電体膜を熱処理す
る工程の後に、該強誘電体膜が1μm2当たりに34個
未満の密度でピンホールが含まれるように行なわれる、
請求項3記載の強誘電体ランダムアクセスメモリ装置の
製造方法。 - 【請求項5】 該第1の不活性雰囲気は、O2を含有する
Ar雰囲気であり、 該第2の雰囲気は、O2雰囲気であり、 該第1の不活性雰囲気中で該強誘電体膜を熱処理する工
程は、第1の温度で行なわれ、 該第2の雰囲気中で該強誘電体膜を熱処理する工程は、
第1の温度よりも高い第2の温度で行なわれる、請求項
4記載の強誘電体ランダムアクセスメモリ装置の製造方
法。 - 【請求項6】 Pb、Zr及びTiを含有する強誘電体膜をス
パッタ法により下部電極に成膜する工程と、 低い分圧のO2を含有する第1の不活性雰囲気中で該強誘
電体膜を熱処理する工程と、 Sr及びRuを含有するペロブスカイト型の導電膜の上部電
極を、該強誘電体膜に成膜する工程と、 第2の酸化雰囲気中で該強誘電体膜及び該上部電極を熱
処理する工程と、を含む、強誘電体ランダムアクセスメ
モリ装置の製造方法。 - 【請求項7】 該第1の不活性雰囲気は、O2を含有する
Ar雰囲気であり、 該第2の酸化雰囲気は、O2雰囲気であり、 該第1の不活性雰囲気中で該強誘電体膜を熱処理する工
程は、第1の温度で行なわれ、 該第2の雰囲気中で該強誘電体膜を熱処理する工程は、
第1の温度よりも高い第2の温度で行なわれ、 該第1の温度は、該第1の温度で行なわれる熱処理の工
程の後に、該強誘電体膜にピンホールが形成されないよ
うに選択される、請求項6記載の強誘電体ランダムアク
セスメモリ装置の製造方法。 - 【請求項8】 該第1の不活性雰囲気は、O2を含有する
Ar雰囲気であり、 該第2の酸化雰囲気は、O2雰囲気であり、 該第1の不活性雰囲気中で該強誘電体膜を熱処理する工
程は、第1の温度で行なわれ、 該第2の雰囲気中で該強誘電体膜を熱処理する工程は、
第1の温度よりも高い第2の温度で行なわれ、 該第1の温度は、該第1の温度で行なわれる熱処理の工
程の後に、該強誘電体膜の上面に滑らかで平坦な表面が
維持されるように選択される、請求項6記載の強誘電体
ランダムアクセスメモリ装置の製造方法。 - 【請求項9】 該第2の温度は、該第2の温度で行なわ
れる熱処理の工程の後に、該強誘電体膜に完全な緻密化
が生じるように選択される、請求項7又は8記載の強誘
電体ランダムアクセスメモリ装置の製造方法。 - 【請求項10】 該上部電極はSrRuO3である、請求項6
乃至9のうち何れか一項記載の強誘電体ランダムアクセ
スメモリ装置の製造方法。
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