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JP2002308957A - 変性ノボラック樹脂および感光性樹脂組成物 - Google Patents

変性ノボラック樹脂および感光性樹脂組成物

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JP2002308957A
JP2002308957A JP2001118028A JP2001118028A JP2002308957A JP 2002308957 A JP2002308957 A JP 2002308957A JP 2001118028 A JP2001118028 A JP 2001118028A JP 2001118028 A JP2001118028 A JP 2001118028A JP 2002308957 A JP2002308957 A JP 2002308957A
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JP
Japan
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novolak resin
meth
mol
resin
hydroxyl group
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Pending
Application number
JP2001118028A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Endo
充雄 遠藤
Yasuoki Fujikawa
八洲興 藤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Highpolymer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Showa Highpolymer Co Ltd filed Critical Showa Highpolymer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紫外線露光及び希アルカリ水溶液による現像
が可能であって、耐熱性の優れる硬化物を形成する樹脂
および感光性樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 ノボラック樹脂のフェノール性水酸基
1.0モルに対して0.95モル以下のグリシジル(メ
タ)アクリレートを反応させて得られた、フェノール性
水酸基を有する部分(メタ)アクリロイル化ノボラック
樹脂に、多塩基酸無水物を反応させてカルボキシル基を
導入した変性ノボラック樹脂。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紫外線露光及び希
アルカリ水溶液による現像が可能であって、耐熱性の優
れる硬化物を形成することができるプリント配線板製造
用ソルダーレジストやアディティブ接着剤などに好適な
変性ノボラック樹脂および感光性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板において、導体回路の永
久保護被膜形成用としてソルダーレジストが広く使用さ
れている。また、ファインパターン、高密度化に伴い、
導体回路形成においては、従来のサブトラクティブ法か
らアディティブ法を採用することが多くなってきてい
る。
【0003】これらの分野に用いられている樹脂として
は、ノボラック型フェノール樹脂のフェノール性水酸基
にエピクロルヒドリンを反応させて得られるノボラック
型エポキシ樹脂に、ラジカル重合性の不飽和一塩基酸を
反応させて得られるエポキシアクリレート(ビニルエス
テル樹脂)や、更にエポキシアクリレートに多塩基酸無
水物を付加させた反応生成物、或いはノボラック型フェ
ノール樹脂中のフェノール性水酸基にグリシジル(メ
タ)アクリレートを反応させて得られる部分(メタ)ア
クリロイル化ノボラック樹脂等が知られている。
【0004】しかし、エポキシアクリレート及び多塩基
酸無水物を付加させた反応生成物においては、樹脂中に
フェノール性水酸基が存在しないため、フェノール性水
酸基に基づく特徴、つまり耐熱性等が十分でない。ま
た、特開2000−104034号公報には、部分(メ
タ)アクリロイル化ノボラック樹脂が半田付け工程での
260℃前後の温度にも耐える耐熱性を有することが示
されているが、この場合、アルカリ水溶液での溶解性は
主に樹脂中のフェノール性水酸基によるものであるた
め、炭酸ソーダ水溶液での現像が困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、紫外
線露光及び炭酸ソーダ等の希アルカリ水溶液による現像
が可能であって、更にフェノール性水酸基に基づく耐熱
性等の特性に優れた硬化物を形成することが出来る、プ
リント配線板製造用ソルダーレジストやアディティブ接
着剤などに好適な樹脂および感光性樹脂組成物を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ノボラッ
ク樹脂のフェノール性水酸基に対して0.95モル以下
のグリシジル(メタ)アクリレートを反応させることに
より生成した、フェノール性水酸基を有する部分(メ
タ)アクリロイル化ノボラック樹脂に対して、多塩基酸
無水物を反応させて該樹脂中にカルボキシル基を導入す
ることにより、変性ノボラック樹脂がフェノール性水酸
基とカルボキシル基の両方を有することから、希アルカ
リ水溶液による現像が可能であって、且つ耐熱性等の特
性に優れた樹脂および感光性樹脂組成物が得られること
を見出し、本発明に到達した。
【0007】即ち本発明は、ノボラック樹脂のフェノー
ル性水酸基1.0モルに対して0.95モル以下のグリ
シジル(メタ)アクリレートを反応させて得られたフェ
ノール性水酸基を有する部分(メタ)アクリロイル化ノ
ボラック樹脂に、多塩基酸無水物を反応させてカルボキ
シル基を導入したことを特徴とする変性ノボラック樹脂
および、該変性ノボラック樹脂と、光重合開始剤、及び
エポキシ樹脂を含有することを特徴とする感光性樹脂組
成物である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるノボラック樹
脂を合成するためのフェノール類モノマーは芳香核に水
酸基を有する化合物であり、例えば、フェノール、クレ
ゾール、キシレノール、ブチルフェノール、オクチルフ
ェノール、ノニルフェノール等のアルキルフェノール
類、更に、カテコール、レゾルシン、ヒドロキノン等の
多価フェノール類、ビスフェノールA、ビスフェノール
F、ビスフェノールS等の多核フェノール類等を挙げる
ことができる。これらの化合物は1種若しくは2種以上
を組み合わせても良い。
【0009】また、本発明に用いられるノボラック樹脂
を合成するためのアルデヒド類は、例えば、ホルムアル
デヒド、パラホルムアルデヒド、フルフラール、ベンズ
アルデヒド等を挙げることができる。これらのアルデヒ
ド類は、1種若しくは2種以上を組み合わせても良い。
【0010】これらのフェノール類及びアルデヒド類か
らノボラック樹脂が合成され、これとグリシジル(メ
タ)アクリレートと反応してフェノール性水酸基を有す
る部分(メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂が得られ
る。フェノール性水酸基を有する部分(メタ)アクリロ
イル化ノボラック樹脂は、上記のノボラック樹脂とグリ
シジル(メタ)アクリレートをアミン類等の塩基性触媒
存在下、50〜120℃、好ましくは60〜85℃の温
度範囲で反応させることにより得られる。50℃未満で
は反応が遅く実用的ではない。又、120℃を越えると
合成中にゲル化を起こす危険性がある。部分(メタ)ア
クリロイル化ノボラック樹脂を合成する際は、反応中の
ゲル化を防止する目的で重合禁止剤を加えても良い。ま
た、反応中はエアーバブリングを行っても良い。
【0011】ノボラック樹脂とグリシジル(メタ)アク
リレートの反応に用いる塩基性触媒としては、反応を促
進する物であれば良く、例えば、脂肪族アミン、芳香族
アミン、イミダゾール等が使用できる。これらの触媒の
使用量は、処方条件に応じ適宜決められるが、一般的に
はノボラック樹脂100重量部に対して0.1〜10重
量部の範囲が適当である。
【0012】重合禁止剤としては、例えば、キノン類、
多価フェノール類、フェノール類、有機ならびに無機の
銅塩、アミン類、ニトロ化合物、オキシム類、硫黄類、
N-ニトロソフェニルヒドロキシルアミンアルミニウム塩
等が挙げられる。
【0013】また、ノボラック樹脂とグリシジル(メ
タ)アクリレートの反応は、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、アセトン等の反応溶媒の存在下で
行うことができる。
【0014】部分(メタ)アクリロイル化ノボラック樹
脂の製造において、ノボラック樹脂に反応せしめるグリ
シジル(メタ)アクリレートの割合は、ノボラック樹脂
のフェノール性水酸基1.0モルに対して0.95モル
以下であり、好ましくは0.3〜0.9モルである。
0.9モルを越えると、フェノール性水酸基に起因する
特長が得られなくなる。また、0.3モル未満であると
生成物の粘度が高く取り扱いが困難であると共に、紫外
線露光による硬化反応性が充分満足できるものでない。
【0015】部分(メタ)アクリロイル化ノボラック樹
脂に反応させる多塩基酸無水物は、グリシジル(メタ)
アクリレートの付加により生成するアルコール性水酸基
と付加反応をし、カルボキシル基を生成し得る物であれ
ば良く、特に限定されない。このような多塩基酸無水物
としては、無水フタル酸、無水コハク酸、無水マレイン
酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタ
ル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、テトラブロモ
無水フタル酸、トリメリット酸等の二塩基酸無水物、ビ
フェニルテトラカルボン酸二無水物、ナフタレンテトラ
カルボン酸二無水物、ブタンテトラカルボン酸無水物、
無水ピロメリット酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸
二無水物等の脂肪族あるいは芳香族四塩基酸二無水物等
を挙げることができ、これらの1種若しくは2種以上を
組み合わせても良い。
【0016】多塩基酸無水物の使用量は特に限定はしな
いが、硬化物の耐熱性を発揮するためにフェノール性水
酸基が残存する程度の量で、更に炭酸ソーダ等の希アル
カリ水溶液での現像が可能となる程度の使用量が好まし
い。具体的には、部分(メタ)アクリロイル化ノボラッ
ク樹脂におけるアルコール性水酸基1.0モルに対し
て、0.2〜1.0モルである。多塩基酸無水物の反応
は、ノボラック樹脂の部分(メタ)アクリロイル化と同
条件にて行うことができる。
【0017】本発明の変性ノボラック樹脂は、種々の目
的で変性された物でも良く、補助成分として、充填剤、
離型剤、シランカップリング剤、着色剤、難燃剤、可塑
剤、酸化防止剤、及び反応性希釈剤等の添加剤を加えて
も良い。添加剤としては例えばラジカル重合性モノマー
があり、(メタ)アクリル酸類、(メタ)アクリルアミ
ド類、スチレン、ビニルピロリドン、ジアリルフタレー
ト等が挙げられる。
【0018】また、本発明の変性ノボラック樹脂を紫外
線露光によって硬化する際は、光重合開始剤が必要であ
り、3級アミン等の重合促進剤を添加しても良い。ま
た、硬化物の耐アルカリ性や耐湿性等を発現させるため
にエポキシ樹脂を予め添加しておくことが必要であり、
露光後アフターキュアをすることが好ましい。エポキシ
樹脂の添加量はカルボキシル基が残存しない程度の量が
良い。
【0019】このように硬化物において、この変性ノボ
ラック樹脂の特徴を十分に発揮するために、変性ノボラ
ック樹脂と、光重合開始剤、及びエポキシ樹脂を含有す
る感光性樹脂組成物が用いられる。本発明の変性ノボラ
ック樹脂は、樹脂中にラジカル重合性の(メタ)アクリ
ロイル基を有するので、熱や光によるラジカル重合が可
能である。また、樹脂中にカルボキシル基を有するた
め、炭酸ソーダ等の希アルカリ水溶液による現像が可能
である。
【0020】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに詳述す
るが、本発明は以下の実施例により制限されるものでは
ない。尚、実施例中の部は重量部を表す。
【0021】合成例(変性ノボラック樹脂の合成) 温度計、攪拌機及び還流冷却器を備えたセパラブルフラ
スコにフェノールノボラック樹脂(ポリスチレン換算に
よる重量平均分子量:370)100部、メチルエチル
ケトン30部、グリシジルメタクリレート97.5部
(フェノール性水酸基1.0モルに対し0.7モル)、
N-ニトロソフェニルヒドロキシルアミンアルミニウム塩
0.03部、トリエチルアミン2部を仕込み、75℃で
6時間反応し部分メタクリロイル化ノボラック樹脂を得
た。更に、テトラヒドロ無水フタル酸52.2(アルコ
ール性水酸基1.0モルに対して0.5モル)部を添加
し、75℃で3時間反応した。エチルカルビトールアセ
テート30.4部を添加し、変性ノボラック樹脂(A-1)
を得た。160℃、2時間風乾での不揮発分は76%で
あった。25℃での粘度は22Pa・sであった。
【0022】合成比較例(比較用変性ノボラック樹脂の
合成) 温度計、攪拌機及び還流冷却器を備えたセパラブルフラ
スコにフェノールノボラック樹脂(ポリスチレン換算に
よる重量平均分子量:370)100部、メチルエチル
ケトン30部、グリシジルメタクリレート139部(フ
ェノール性水酸基1.0モルに対し1.0モル)、N-ニ
トロソフェニルヒドロキシルアミンアルミニウム塩0.
03部、トリエチルアミン4部を仕込み、75℃で6時
間反応した。更に、テトラヒドロ無水フタル酸76部
(アルコール性水酸基1.0モルに対して0.5モル)
を仕込み、75℃で1時間、80℃で2時間反応した。
エチルカルビトールアセテート130部を添加し、メタ
クリロイル化ノボラック樹脂(B-1)を得た。160℃、
2時間風乾での不揮発分は66%であった。25℃での
粘度は1.0Pa・sであった。
【0023】(ノボラック樹脂溶液の調製)合成例及び
合成比較例に用いたものと同じノボラック樹脂をエチル
カルビトールアセテートに溶解し、160℃、2時間風
乾での不揮発分が65%となる樹脂溶液を調製した。
【0024】(エポキシ樹脂溶液の調製)クレゾールノ
ボラック型エポキシ樹脂として「エピクロン N-68
0」(大日本インキ化学工業株式会社製)をエチルカル
ビトールアセテートに溶解し、160℃、2時間風乾で
の不揮発分が65%となる樹脂溶液を調製した。
【0025】実施例1〜3及び比較例1〜2 合成例で得られた変性ノボラック樹脂溶液の不揮発分1
00部に対して、光重合開始剤として2-メチル−1-[4-
(メチルチオ)フェニル]-2-モルフォリノプロパン-1-
オン(チバ・スペシャルテイ・ケミカルズ社製、商品名
「イルガキュア907」)6部をプロピレングリコール
モノメチルエーテルアセテート18部に溶解した液、上
記エポキシ樹脂溶液、更に変性ノボラック樹脂溶液とエ
ポキシ樹脂溶液の不揮発分に対し2部の2-エチル-4-
メチルイミダゾール(四国化成株式会社製)を添加し液
状の感光性樹脂組成物を調製した。また、比較例とし
て、合成比較例で得られた比較用変性ノボラック樹脂を
用いて同様に液状の感光性樹脂組成物を調製した。ま
た、下記の特性評価を行い、結果を第1表に併記した。
【0026】[現像性-1] :アセトンで脱脂したブリキ
板上に、約50μmの厚さに感光性樹脂組成物を塗布
し、熱風循環式乾燥炉中で80℃、20分乾燥して、未
露光塗膜を得た。ついで、30℃、1%炭酸ソーダ水溶
液で90秒間現像を行い、元の膜厚と現像後の膜厚の差
を現像時間で除した値を、露光前アルカリ溶解速度[nm/
sec]とした。
【0027】[現像性-2] :現像性-1と同様に未露光塗
膜を得た。ついで、超高圧水銀灯により500mJ/cm2
光を行い、現像性-1と同様に露光後アルカリ溶解速度[n
m/sec]を測定した。
【0028】[硬化塗膜の色] :アセトンで脱脂した銅
張積層板(FR-4)上に、約50μmの厚さに感光性樹脂
組成物を塗布し、熱風循環式乾燥炉中で80℃、20分
乾燥して、未露光塗膜を得た。ついで、超高圧水銀灯に
より500mJ/cm2露光を行い、更に熱風循環式乾燥炉中
で150℃、60分加熱硬化した。硬化後の塗膜の色を
目視で判断した。
【0029】[鉛筆硬度] :上記同様に硬化塗膜を得
て、鉛筆硬度を測定した。
【0030】[耐アルカリ性] :上記同様に硬化塗膜を
得て、40℃, 20wt%苛性ソーダ水溶液に2時間浸漬
し、塗膜の状態を目視で観察した。 ○:変化無し。 ×:溶解又は膨潤
【0031】[半田耐熱性] :上記同様に硬化塗膜を得
て、25mm角に試験片として切り出した。260℃の半
田浴に、120秒1回および10秒10回、浸漬した後
の試験片の状態を目視で観察した。 ○:変化無し。 △:一部剥がれがある。 ×:割れ・剥がれがある。
【0032】
【表1】
【0033】
【発明の効果】本発明の変性ノボラック樹脂は、紫外線
露光及び炭酸ソーダ等の希アルカリ水溶液による現像が
可能であって、更にフェノール性水酸基に基づく耐熱性
等の特性に優れた硬化物を形成することが出来る。よっ
て、本発明の変性ノボラック樹脂は、プリント配線板製
造用ソルダーレジストやアディティブ接着剤などに好適
な感光性樹脂組成物として用いられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C09J 161/06 C09J 161/06 163/00 163/00 Fターム(参考) 2H025 AA04 AB15 AC01 AD01 BC74 BC85 CA01 CC20 FA03 FA17 FA29 4J011 AA05 PA86 PC02 QB11 RA10 SA00 TA01 UA01 UA06 VA01 VA02 WA01 WA06 4J027 AH03 CA10 CA36 CB10 CC05 CD08 CD09 CD10 4J033 CA02 CA03 CA04 CA05 CA12 CA13 CA14 CA19 CA25 HA12 HB03 HB10 4J040 DF021 EB031 EC001 GA01 GA07 KA13 LA08 NA20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノボラック樹脂のフェノール性水酸基
    1.0モルに対して0.95モル以下のグリシジル(メ
    タ)アクリレートを反応させて得られた、フェノール性
    水酸基を有する部分(メタ)アクリロイル化ノボラック
    樹脂に、多塩基酸無水物を反応させてカルボキシル基を
    導入したことを特徴とする変性ノボラック樹脂。
  2. 【請求項2】 ノボラック樹脂に反応せしめるグリシジ
    ル(メタ)アクリレートが、ノボラック樹脂のフェノー
    ル性水酸基1.0モルに対して、0.3〜0.9モルで
    ある請求項1記載の変性ノボラック樹脂。
  3. 【請求項3】 部分(メタ)アクリロイル化ノボラック
    樹脂に反応せしめる多塩基酸無水物が、グリシジル(メ
    タ)アクリレートを反応させることにより生成したアル
    コール性水酸基1.0モルに対して、0.2〜1.0モ
    ルである請求項1又は2記載の変性ノボラック樹脂。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載の変性ノボ
    ラック樹脂と、光重合開始剤、及びエポキシ樹脂を含有
    することを特徴とする感光性樹脂組成物。
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