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JP2002304960A - 偏向装置及び表示装置 - Google Patents

偏向装置及び表示装置

Info

Publication number
JP2002304960A
JP2002304960A JP2001106058A JP2001106058A JP2002304960A JP 2002304960 A JP2002304960 A JP 2002304960A JP 2001106058 A JP2001106058 A JP 2001106058A JP 2001106058 A JP2001106058 A JP 2001106058A JP 2002304960 A JP2002304960 A JP 2002304960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
deflection coil
deflection
horizontal deflection
deflection yoke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001106058A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Murata
明夫 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001106058A priority Critical patent/JP2002304960A/ja
Publication of JP2002304960A publication Critical patent/JP2002304960A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏向ヨーク後方の歪み磁界を相殺させて、画
面周辺のフォーカスを改善する。 【解決手段】 偏向ヨーク16を構成する鞍型の水平偏
向コイルの後端をフラットベンド部17B′形状と成
し、このフラットベンド形状よりの洩れ磁束を相殺する
様に水平偏向コイル17のフラットベンド部17B′の
後方に歪み補正用の磁界補正手段23を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインライン型の陰極
線管に装着される偏向装置及びこの偏向装置を備えたテ
レビジョン受像機或はコンピュータ等の表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビジョン受像機或はコンピュ
ータ用の表示装置は図6に示す様に表示装置の筐体内に
配設された陰極線管(以下CRTと記す)10を有し、
このCRT10は表示画像を映出するパネル部11と、
漏斗状のファンネル部12と、このファンネル部12と
管状のネック部13を継ぐコーン部14とから成るガラ
ス管体から成り、パネル部11内には赤(R)、緑
(G)、青(B)の各色蛍光体を所定のパターンで配列
した蛍光面(図示せず)及び色選択機構となるアパーチ
ャグリル(図示せず)が設けられ、ネック部13には電
子ビーム出射源となるカソードを含む電子銃15が設け
られ、コーン部14には電子銃15から出射されたイン
ライン状の電子ビームBR ,BG ,BB を偏向する偏向
装置(以下偏向ヨークと記す)16が装着されている。
【0003】電子銃15から出射した電子ビームBR
G ,BB はネック部13の管軸方向(Z軸方向)から
出射され、偏向ヨーク16によってパネル11の内面
で、X軸方向に水平走査Lされ、Y軸方向に垂直走査V
される。
【0004】図7は図6のCRTに装着される偏向ヨー
クの一部を破断した側面図を図9は図7の半体の側断面
図を示すもので、偏向ヨーク16は漏斗状に形成した合
成樹脂等のセパレータ19の内側に鞍型の水平偏向コイ
ル17を設け、セパレータ19の外側に鞍型の垂直偏向
コイル18が設けられ、更にこの垂直偏向コイル18の
外周に漏斗状のフェライト等の磁性材料から成るコア2
0が配設される。コア20は水平及び垂直偏向コイル1
7,18の磁界をより強め、コマ補正コイル22はコマ
歪を補正するため、リングマグネット21は電子銃15
の組立て誤差を補正するために偏向ヨーク16の後部
(電子銃15側)に設けられている。
【0005】上述の水平偏向コイル17及び垂直偏向コ
イル18は図8(A)及び(B)に示す様に鞍型に形成
される。図8(A)は水平偏向コイル17の半体を鞍型
に巻線金型を用いて巻回し、前部及び後部ベンドアップ
部17F,17Bを半円状に形成した場合の斜視図であ
り、図8(B)は前部ベンドアップ部17Fを矩形状と
成し、後部ベンドアップ部17Bを半円状と成した偏向
電力削減用の水平偏向コイル17を示している。
【0006】上述の鞍型の水平偏向コイル17の前部ベ
ンドアップ部17F及び後部ベンドアップ部17Bは図
9の様にセパレータ19の前部のベンド収納部19Fと
後部のベンド収納部19Bに挿入され、鞍型の垂直偏向
ヨーク18の前後のベンドアップ部もベンド収納部19
F及び19Bの後壁及び前壁間に配設されている。
【0007】この様な前部及び後部ベンドアップ部(渡
り部)17F及び17Bを有する水平偏向コイル17の
CRT10のネック部13の管軸方向(Z軸方向)のZ
=0位置をCRT10のリファレンスライン(設計上の
原点)上にとり、後部ベンドアップ部17Bの後方のZ
軸上のZ1 ,Z2 ,Z3 の±X軸方向の磁界の測定ポイ
ントを図10に示す。
【0008】図11はこの様な測定ポイントでのZ1
−50mm、Z2 =−55mm、Z 3 =−60mmでの
±X軸方向の距離(±15mm)の磁界の強さをプロッ
トした測定結果を示すものであり、この曲線から所定の
Z軸上の±X軸の左右端(L/R)での磁界の強さの変
化は比較的に少ないことが解る。
【0009】上述の如き偏向ヨーク16の水平偏向コイ
ル17に対し、図12(A),(B)に示す様に後部ベ
ンドアップ部17BをCRT10のZ軸の半円状の管壁
に沿わせて電子銃15側に延設した後部フラットベンド
部17B′を有する鞍型の水平偏向コイル17が提案さ
れている。図12(A)は丸型を図12(B)は角型の
水平偏向コイルを示している。
【0010】この様なフラットベンド部17B′を有す
る水平偏向コイル17の図10と同様のZ=Z1
2 ,Z3 上での±X軸上での磁界の強さの測定ポイン
トを図13に、その測定結果を図11と同様に図14に
示す。
【0011】上述の比較結果をみると、後部ベンドアッ
プ部17Bをフラットベンド部17B′と成したもので
はX軸の中心から±X軸方向に離れるに従って磁界の変
化が大きく、後部をベンドアップ型にした場合に比べて
磁界歪が大きくなる。
【0012】又、CRTに設けた磁界制御素子(Field
Controller)を用いて生ずるパネル部の中央ラスタの対
角方向で生ずるコマ収差を補正するために偏向ヨークの
後端部にCRTのZ軸に沿って4枚の磁性片を対角状に
固定させた偏向ヨークが特開昭55−157846号公
報に開示されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に後部ベンド
アップ部17B及びフラットベンド部17B′を設けた
水平偏向コイル17の後部近傍の側断面図である図15
(A)及び図15(B)によって、図11及び図14の
測定結果の違いについて説明する。
【0014】図15(A)及び図15(B)の様に後部
ベンドアップ部17B及び後部のフラットベンド部17
B′を有する水平偏向コイル17の主巻線17Mから発
生する磁界は実線で示す様に主磁界φM 及び漏洩磁束φ
L の方向に発生する。一方、後部ベンドアップ部17B
及び後部フラットベンド部17B′から発生する磁界方
向は共に破線で示すベンド部磁界φB を発生して共に主
巻線部17Mからの主磁界φM 及び漏洩磁界φL をベン
ド部磁界φB が相殺する方向に発生している。
【0015】従って、CRT10のZ軸の電子銃15側
に延設したフラットベンド部17B′を有する水平偏向
コイル17は漏洩磁界φL を相殺するためのベンド磁界
発生中心位置距離がR1 >R2 となってフラットベンド
部17B′を有する水平偏向コイル17の方がキャンセ
ルする磁界が強く働くと共に磁界の有効径φ1 及びφ 2
はφ1 >φ2 となっている。
【0016】従って、言い換えれば後部フラットベンド
部を有する鞍型の水平偏向コイル17の端の磁界の有効
径φ2 が小さいことは漏洩磁界φL の歪磁界(バレル磁
界)も大きく歪(バレル磁界)んでいる為に図14の様
に±X軸方向で磁界の強さが比較的大きく変化する原因
となっている。
【0017】この様な漏洩磁界φL のバレル状の歪み磁
界を相殺するために主巻線17Mの発生磁界φM をピン
状に歪ませる必要がある。
【0018】偏向ヨーク16全体で考えた場合CRT1
0のパネル部11の画面上では全域でコンバージェンス
するが、漏洩磁界φL を相殺させるために主巻線17M
の主磁界φM で図16(A)の様にCRT10のパネル
側からみたネック部13のビームはピン形状の歪み磁界
を作っているため、パネル部11の右側の赤電子ビーム
R が大きなピン歪を受けてパネル部11の右側でみる
とインライン状は配された各電子ビームBR ,BG ,B
B のうち赤電子ビームBR がピン磁界(垂直方向磁界)
で大きな収束作用を受ける。今、視感度の高い緑電子ビ
ームBG をジャストフォーカスさせると、赤電子ビーム
R はオーバーフォーカスとなり、青電子ビームBB
アンダフォーカスとなって赤電子ビームBR の電子ビー
ムスポットBR ′は大きくなり、青電子ビームBB ′が
小さくなる。
【0019】上述の如き要因で生ずる図12(A),
(B)の様なフラットベンド部17B′を持った水平偏
向コイル17を用いた偏向ヨーク16でCRT10のパ
ネル部11に映出される赤、緑、青の電子ビームスポッ
トBR ,BG ,BB はパネル部11の画面右側の右端か
ら例えば2〜3cm(画面の大きさで異なる。)の範囲
でのビームスポットのサイズは図16(B)の様に
R ′>BB ′となり、パネル部11の画面左側ではビ
ームスポットのサイズはBB ′>BR ′となっている。
【0020】一方、特開昭55−157846号公報に
示された偏向ヨークでは偏向ヨークのコマ収差(感度不
良)を補正するために偏向ヨークの後部に歪補正手段を
設けたものであり、これはパネル部中央で発生する緑電
子ビームBG に対する垂直偏向磁界の作用が他の2つの
赤及び青電子ビームBR ,BB に対する作用に対して充
分とならずBG の感度に対する他のBR ,BB の感度が
不足することで生ずるパネル部の画面の対角方向のコマ
収差を補正するものであり、本発明の補正を施そうとす
る歪とは全く別異のものである。
【0021】本発明は叙上の課題を解消するために成さ
れたもので、発明が解決しようとする課題はフラットベ
ンド型の水平偏向コイルを用いた偏向ヨーク及びこの偏
向ヨークを備えた表示装置のパネル部上の画面の左右端
或は画面コーナでのフォーカスが甘くなる点を簡単な補
正手段で補正しようとするものである。
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる本発明
は鞍型の水平偏向コイル17の後部をフラットベンド部
17B′とした偏向ヨークであって、水平偏向コイル1
7のフラットベンド部17B′の後端より後方の水平方
向(X軸)にインラインに並んだビームのサイドビーム
を偏向方向側に互いに引張る様な磁界補正手段23を配
設して成ることを特徴とする偏向ヨーク16としたもの
である。
【0022】請求項1の本発明によればフラットベンド
形状の鞍型の水平偏向コイルとすることで生ずる主磁界
のピン歪によるパネル画面上の左右の青及び赤電子ビー
ムのスポットサイズの増大を抑え画面の周辺で良好なフ
ォーカスを得ることが出来る。
【0023】請求項2に係わる本発明は磁界補正手段が
インラインに並んだサイドビームのバレル磁界を相殺す
る様な水平方向に配した1対のマグネット23であるこ
とを特徴とする請求項1記載の偏向ヨーク16としたも
のである。
【0024】請求項2の本発明によれば1対のマグネッ
トで水平偏向コイルのX軸方向のバレル状の歪を補正可
能となる。
【0025】請求項3に係わる、本発明はマグネット2
3をCRT10のネック部13と水平偏向コイル17に
装着されるセパレータ19のネック部との間或はセパレ
ータ19のネック部の外周に配設したことを特徴とする
請求項1又は請求項2記載の偏向ヨーク16としたもの
である。
【0026】請求項3の本発明によれば、水平偏向コイ
ル17に形成した後部フラットベンド部17B′が形成
するバレル状の漏洩磁界を相殺する様に水平偏向コイル
の後部フラットベンド部17B′より後方に配設するこ
とで左右の赤及び青の電子ビームスポットサイズを適宜
調整可能となる。
【0027】請求項4に係わる、本発明は鞍型の水平偏
向コイル17の後部をフラットベンド部17B′とした
偏向ヨーク16を備えた表示装置であって、水平偏向コ
イル17のフラットベンド部17B′の後端より後方の
水平方向(X軸)にインラインに並んだビームのサイド
ビームを偏向方向側に互いに引張る様な磁界補正手段2
3を配設した偏向ヨーク16を備えて成ることを特徴と
する表示装置としたものである。
【0028】斯かる、請求項4の本発明に依ればフラッ
トベンド形状の鞍型の水平偏向コイルとすることで生ず
る主磁界のピン歪によるパネル画面上の左右の青及び赤
電子ビームのスポットサイズの増大を抑え画面の周辺で
良好なフォーカス画面を得ることが出来る。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の偏向装置(偏向ヨーク)
及びこの偏向ヨークを備えた表示装置を図1乃至図5を
用いて詳記する。尚、図6乃至図16との対応部分には
同一符号を付して、説明を進める。
【0030】図1は従来の図7に対応する偏向ヨークの
1形態例を示す本発明の側面図、図2は図9に対応する
偏向ヨークの他の1形態例を示す本発明の半体の側断面
図である。
【0031】図1はセパレータ19のコマ補正コイル2
2とリングマグネット21装着部間を拡げて、セパレー
タ19がCRT10のネック部13を囲繞する様に形成
されたセパレータネック部19A上に磁界補正手段とし
ての1対の板状マグネット23をセパレータネック部1
9AのX軸方向(水平方向)に対向配置した場合であ
る。
【0032】図2(A)に示す他の形態例の半体の偏向
ヨーク16で図9と異なる点はCRT10のコーン部1
4に装着される偏向ヨーク16の漏斗状のセパレータ1
9は水平偏向コイル18の後部フラットベンド部17
B′の終端部に続いて磁界補正手段の例えば1対のマグ
ネット23を収納可能な延設部17Cが設けられてい
る。
【0033】図2(B)はマグネット23を収納可能な
延設部17Dをコマ補正コイル22の下側に設けた場合
の側断面図を示している。
【0034】図3は図1のA−A′断面矢視図を図4は
図2(A)及び図2(B)のB−B′及びC−C′断面
矢視図を示すものであり、図3の場合はセパレータ19
のセパレータネック部19Aの外壁部分にCRT10の
Z軸と水平方向に直交するX軸方向の左側面にCRT1
0のネック部13の管壁に沿った扁平で矩形状のプラス
チックマグネット(又はゴムマグネット)23Lを配設
し、矩形状のマグネット23Lの一端である例えば上側
をN極に下側をS極に着磁する。
【0035】同様にセパレータネック部19A部分には
CRT10のZ軸と水平方向に直交するX軸方向の右側
面にCRT10のネック部13の管壁に沿った扁平な矩
形状のプラスチックマグネット(又はゴムマグネット)
23Rをマグネット23Lと対向する様に配設し、矩形
状のマグネット23Rの一端である上側をS極に下側を
N極に着磁させる。
【0036】図4は図3と同様構成のマグネットをCR
T10のネック部13の管壁の外周とセパレータ19の
延設部17C又は17D間に設けた場合である。
【0037】又、フラットベンド型の水平偏向コイル1
7では図12(A),(B)に示す様に後部ベンドアッ
プ部17Bが形成されていないので、図9で示す様に後
方のベンド収納部19Bが無いため矢印B方向にズレる
ためにセパレータ19の後部にフック部19Bを形成
し、このフック部19Bを図12(A),(B)で示す
水平偏向コイル17の三角形状の空間部と成された窓部
17Wの終端に図2(A)及び図2(B)の様に挿入し
て、B方向へのズレを防いでいる。又、前部ベンドアッ
プ部17Fをセパレータ19の開口側でホットメルト等
の接着剤で固定している。
【0038】上述の磁界補正手段であるマグネット23
L及び23RをCRT10のネック部13に装着した場
合の磁界相殺動作を図5(A)乃至図5(C)で説明す
る。
【0039】図5(A)は図15(B)に於ける後端の
XY面に於けるネック部13内の漏洩磁束φL を示すも
のでバレル状の磁界を発生している。尚、この磁界の向
きはCRT10のパネル部11に映出される画面を正面
から視た時の右側を偏向するとき向きを示している。
【0040】図5(B)は本発明のマグネット23L及
び23Rによって発生する磁界を示すもので一対のマグ
ネット23L,23RのN極からS極に向かうネック内
のマグネットの発生磁界φMgはピン状の磁界を生ずる。
【0041】図5(C)は図5(A)及び図5(B)の
合成磁界φCMを示すもので両面の右側を偏向する時は左
マグネット23L側では相殺され、右マグネット23R
では加算され赤の電子ビームBR がネック部13のX軸
方向の外側(右側)に引張られる様な磁界が合成され
る。
【0042】同様の原理で図示しないが画面左側に偏向
する時は主偏向磁界φM の向きは逆になり青の電子ビー
ムBB が外側(左側)に引張られる様な磁界が合成され
る。
【0043】尚、上述の磁界補正手段はマグネットを用
いた例を説明したが、コイル等で構成してもよいことは
明らかである。
【0044】本発明の偏向ヨーク及び表示装置によれば
フラットベンド型の水平偏向コイルを用いることでフェ
ライト等で作製した磁気コアを分割せずに使えると共に
フラットベンド型で得られる偏向ヨークの小型化、偏向
感度の向上、ネックシャドー余裕を多く得る等の効果を
損なわずに偏向電力を削減しつつ、画面周辺で良好なフ
ォーカスを得ることが出来る。
【0045】
【発明の効果】本発明の偏向ヨーク及び偏向ヨークを有
する表示装置によれば下記に示す効果が得られる。 1)偏向電力を削減することができ、且つ画面周辺で良
好なフォーカスを得ることができる。 2)構造的に持つ磁界歪を大幅な変更なしに、簡単な方
法で改善することができる。 3)フラットベンドの優位性であるフェライトコアを分
割せずに使えるための生産性向上が維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偏向ヨークの1形態例を示す側面図で
ある。
【図2】本発明の偏向ヨークの他の形態例を示す半体の
側断面図である。
【図3】図1のA−A′断面矢視図である。
【図4】図2のB−B′及びC−C′断面矢視図であ
る。
【図5】本発明の偏向ヨークの動作説明図である。
【図6】本発明の表示装置に適用可能な陰極線管の斜視
図である。
【図7】従来の偏向ヨークの側面図である。
【図8】従来の偏向ヨークに用いる水平偏向コイルの斜
視図である。
【図9】従来の偏向ヨークの半体の側断面図である。
【図10】図8に示す水平偏向コイルの磁界の強さの計
測ポイントを示す図である。
【図11】図10の計測ポイントの実測グラフである。
【図12】従来の偏向ヨークに用いる他の水平偏向コイ
ルの斜視図である。
【図13】図12に示す水平偏向コイルの磁界の強さの
計測ポイントを示す図である。
【図14】図13の計測ポイントの実測グラフである。
【図15】従来の水平偏向コイルの後部の磁界を説明す
るための発生磁界の説明図である。
【図16】画面上の両サイドの電子ビームスポットの発
生原因説明図である。
【符号の説明】
10‥‥陰極線管(CRT)、11‥‥パネル部、14
‥‥コーン部、15‥‥電子銃、16‥‥偏向装置(偏
向ヨーク)、17‥‥鞍型水平偏向コイル、18‥‥垂
直偏向コイル、19‥‥セパレータ、20‥‥磁気コ
ア、23‥‥磁界補正手段(マグネット)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鞍型の水平偏向コイルの後部をフラット
    ベンド部とした偏向装置であって、 上記水平偏向コイルのフラットベンド部の後端より後方
    の水平方向(X軸)にインラインに並んだビームのサイ
    ドビームを偏向方向側に互いに引張る様な磁界補正手段
    を配設して成ることを特徴とする偏向装置。
  2. 【請求項2】 前記磁界補正手段がインラインに並んだ
    サイドビームのバレル磁界を相殺する様な上記水平方向
    に配した1対のマグネットであることを特徴とする請求
    項1記載の偏向装置。
  3. 【請求項3】 前記マグネットを陰極線管のネック部と
    上記水平偏向コイルの装着されるセパレータのネック部
    と間或は該セパレータのネック部の外周に配設したこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の偏向装置。
  4. 【請求項4】 鞍型の水平偏向コイルの後部をフラット
    ベンド部とした偏向ヨークを備えた表示装置であって、 上記水平偏向コイルのフラットベンド部の後端より後方
    の水平方向(X軸)にインラインに並んだビームのサイ
    ドビームを偏向方向側に互いに引張る様な磁界補正手段
    を配設した偏向ヨークを備えて成ることを特徴とする表
    示装置。
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