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JP2002075249A - ブラウン管用偏向ヨーク - Google Patents

ブラウン管用偏向ヨーク

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Publication number
JP2002075249A
JP2002075249A JP2001191015A JP2001191015A JP2002075249A JP 2002075249 A JP2002075249 A JP 2002075249A JP 2001191015 A JP2001191015 A JP 2001191015A JP 2001191015 A JP2001191015 A JP 2001191015A JP 2002075249 A JP2002075249 A JP 2002075249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
funnel
ferrite core
deflection
deflection yoke
ray tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001191015A
Other languages
English (en)
Inventor
Uu Yon Yan
ウー ヨン ヤン
Yon Hoo Rin
ヨン ホー リン
Gyoo Howan Kim
ギョー ホワン キム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LG Electronics Inc
Original Assignee
LG Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR10-2000-0051058A external-priority patent/KR100377120B1/ko
Priority claimed from KR10-2000-0059501A external-priority patent/KR100389047B1/ko
Priority claimed from KR1020000064286A external-priority patent/KR20020034213A/ko
Application filed by LG Electronics Inc filed Critical LG Electronics Inc
Publication of JP2002075249A publication Critical patent/JP2002075249A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/70Arrangements for deflecting ray or beam
    • H01J29/72Arrangements for deflecting ray or beam along one straight line or along two perpendicular straight lines
    • H01J29/76Deflecting by magnetic fields only

Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏向感度を高めながらも電子ビームの収束及
び偏向感度を容易に補正することが可能で、電子銃の設
計自由度及び偏向ヨークの設計自由度を拡大し得るブラ
ウン管用偏向ヨークを実現する。 【解決手段】 ファンネル110のネック部111に設けら
れ、電子銃114から放射された電子ビームをスクリーン1
13の該当の位置に偏向させるように水平偏向コイル12
1、垂直偏向コイル123及びフェライトコア125を包含し
て構成されたブラウン管用偏向ヨークにおいて、水平偏
向コイル121はファンネル110の内部に設けられ、フェラ
イトコア125はファンネル110の外部に設けられ、垂直偏
向コイル123はファンネル110の内部及び外部のうち何れ
か片方に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信した電気信号
を映像信号に再現するブラウン管に関し、詳しくは、電
子銃から放射された電子ビームをスクリーンに偏向させ
るブラウン管用偏向ヨークに関する。
【0002】
【従来の技術】ブラウン管は、電気信号を電子ビームの
作用によって映像、図形及び文字などの光学的な相に変
換して映像を表示する装置であって、テレビ、モニタな
どの映像表示器に用いられる。従来のブラウン管におい
ては、図5に示したように、真空バルブのファンネル(f
unnel)10と、ファンネル10と結合されて真空を維持す
るとともに、内面に赤、緑、青の蛍光体が塗布されて色
相を再現するパネル12と、ファンネル10の後方側に設け
られてパネル12に赤、緑、青の電子ビームを放射する電
子銃14と、パネル12から所定の距離だけ離れて設けられ
て色選別機能を行うシャドーマスク16と、ファンネル10
のネック部11に設けられて電子銃14から放射された電子
を偏向させる偏向ヨーク20と、を包含して構成されてい
る。
【0003】ここで、偏向ヨーク20は、電子銃14から放
射された電子ビームがスクリーン12aの画面の所望の位
置の該当の画素に順次到達するように、コイルにより発
生される磁界の原理を利用してビームを偏向させる機能
を有する。このような機能を有する偏向ヨーク20は、垂
直方向の磁界を発生させて偏向中心を基準にビームを水
平方向に偏向させる水平偏向コイル21と、水平方向の磁
界を発生させて偏向中心を基準にビームを垂直方向に偏
向させる垂直偏向コイル23と、水平偏向コイル21及び垂
直偏向コイル23に印加された電流により生成された磁場
が外部に損失されることを防止すると同時に磁気力を補
強するフェライトコア25と、により構成され、水平偏向
コイル21と垂直偏向コイル23との相手位置を決定し相互
間の絶縁を確保するようにホルダー27がさらに包含され
る。
【0004】このように構成された従来のブラウン管に
おいては、電子銃14から電子ビームが放出されると、こ
の電子ビームが偏向ヨーク20の内部を通過してスクリー
ン12aに到達するように構成される。このとき、電子ビ
ームは、水平偏向コイル21の磁界の影響により水平方向
の運動を行い、垂直偏向コイル23の磁界の影響により垂
直方向の運動を行うので、電子銃14から放出された電子
ビームは、水平及び垂直偏向コイル21、23の影響により
水平方向の運動と垂直方向の運動とが重なってスクリー
ン12a上のあらゆる領域に到達するようになっている。
【0005】また、フェライトコア25は、垂直及び水平
偏向コイル21、23により形成される磁界が周辺空間に漏
洩されないように防止すると同時に、磁気力を補強して
充分な偏向力を形成させる機能を有する。従来のブラウ
ン管においては、偏向ヨーク20がファンネル10の外部に
設けられているので、偏向ヨーク20の位置調整が簡便で
電子ビームの収束(convergence)及び偏向感度を補正
することが容易であるという長所を有するが、偏向中心
から磁界が拡大されるに連れて偏向性能が低下し、ま
た、偏向ヨーク20が外部に露出されているため、実際の
製作過程や運搬中において偏向ヨーク20が物理的な影響
を受け、よって、偏向ヨーク20の位置を再設定しなけれ
ばならないという問題点がある。
【0006】そこで、偏向ヨーク20がファンネル10の外
部に装着された従来の外部設置型偏向ヨーク式ブラウン
管の問題点を改善するために、偏向ヨークがファンネル
10の内部に設けられたインネック(in-neck)偏向ヨー
ク式ブラウン管が開発されている。詳しくは、図6に示
すように、ファンネル10'の内部には電子銃14'に連結さ
れるホルダー27'が設けられ、ホルダー27'は水平偏向コ
イル21'、垂直偏向コイル23'及びフェライトコア25'支
持し得るように構成されている。
【0007】このように偏向ヨーク20'がファンネル10'
の内部に設けられる場合、ファンネル10'のネック部11'
は図5に示されたブラウン管のネック部11よりも相対的
に広い構造を有し、また、偏向ヨーク20'がファンネル1
0'の内部に設けられるため、ブラウン管の全体的な外観
構造が簡単になるという長所がある。特に、このような
インネック偏向ヨーク式ブラウン管の場合は、図5に示
されたブラウン管のように偏向ヨーク20がファンネル10
の外部に設けられたときよりも偏向感度が向上する。こ
の理由を説明すると次の通りである。
【0008】通常、電子ビームの偏向感度は、垂直及び
水平への偏向のために偏向コイルに印加される電流及び
電圧による電力により表現され、数式で表現すると次の
ようである。
【0009】
【数1】
【0010】
【数2】
【0011】ここで、PH及びPVは、それぞれ水平偏向感
度及び垂直偏向感度、LH及びRVは、それぞれ水平偏向コ
イルのインダクタンス及び垂直偏向コイルのレジスタン
ス、IH及びIVは、それぞれ水平偏向コイル及び垂直偏向
コイルに印加された電流を意味する。上述した式(1)及
び式(2)を参照すると、通常、ブラウン管の偏向感度
は、少量の電力によっても偏向力が高くなることが好ま
しいので、式(1)及び図6において、PH及びPVが小さいほ
ど偏向感度が良いことを意味する。
【0012】一般のブラウン管の場合、水平方向に印加
される電流の周波数は15.75kHz以上の高周波であるた
め、式(1)に示したように電力にはインダクタンス値が
主な調整因子になり、一方、垂直方向に印加される電流
の周波数は60Hzの低い周波数であるため、このときは抵
抗値が主な調整因子となる。結局、ブラウン管の偏向感
度を改善するためには、同一電流値で水平偏向コイルの
LH値及び垂直偏向コイルのRV値を減少させれば良いわけ
である。
【0013】このように、インネック偏向ヨーク式ブラ
ウン管の場合は、偏向ヨーク20'がファンネル10'の内部
に設けられるため、水平及び垂直偏向コイル21'、23'に
同量の電流を印加しても、ファンネル10'の内部に一層
大きい磁界が発生し、よって、電子ビームの上下左右へ
の偏向力が向上するという特徴がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来のインネック偏向ヨーク式ブラウン管においては、偏
向ヨーク20'がファンネル10'の内部に設けられているた
め外部の物理的な影響を最小化することができるという
長所はあるが、偏向ヨーク20'がファンネル10'の内部に
設けられた後は電子ビームの収束(convergence)及び
偏向感度を補正することは困難であるという問題があっ
た。
【0015】また、従来のインネック偏向ヨーク式ブラ
ウン管においては、偏向ヨーク20'を構成するフェライ
トコア25'に含まれているガス成分が、ブラウン管の製
作過程やブラウン管の作動時に、高温によってファンネ
ル10'の内部にもれて、性能が低下するという問題があ
った。本発明は、このような従来の問題に鑑みて行われ
たもので、フェライトコアはファンネルの外部に設け、
水平及び垂直偏向コイルはファンネルの内部に設けるこ
とによって、偏向感度を高めながらも電子ビームの収束
及び偏向感度を容易に補正することが可能であり、電子
銃の大口径化に必要な電子銃の設計自由度及び偏向ヨー
クの設計自由度を拡大し得るブラウン管用偏向ヨークを
提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係るブラウン管用偏向ヨークにおいて
は、ファンネルのネック部に設けられ、電子銃から放射
された電子ビームをスクリーンの該当の位置に偏向させ
ることができるように、水平偏向コイル、垂直偏向コイ
ル及びフェライトコアを包含して構成されたブラウン管
用偏向ヨークにおいて、水平偏向コイルはファンネルの
内部に設けられ、フェライトコアはファンネルの外部に
設けられ、垂直偏向コイルはファンネルの内部及び外部
のうち何れか片方に設けられることを特徴とする。
【0017】ここで、本発明に係るブラウン管用偏向ヨ
ークの第1の実施形態によると、垂直偏向コイルは、フ
ァンネルの内部に設けられて水平偏向コイルと一緒に電
子銃に固定されたホルダーにそれぞれ固定される。ま
た、フェライトコアは、ファンネルの外部で上下左右へ
の運動ができるように、フェライトコアの内径がファン
ネルの外径よりも大きく形成されてファンネルの外部に
固定手段により固定されている。
【0018】また、本発明に係るブラウン管用偏向ヨー
クの他の実施形態によると、垂直偏向コイルは、フェラ
イトコアと一緒にファンネルの外部に設けられる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対
し、図面を用いて説明する。本発明に係るブラウン管用
偏向ヨークの第1の実施形態においては、図1に示した
ように、ファンネル110と、ファンネル110の前方側に結
合されるパネル112と、ファンネル110の後方側に設けら
れて電子ビームを放射する電子銃114と、パネル112と所
定の距離だけ離れて設けられるシャドーマスク116と、
により構成される。特に、ファンネル110のネック部111
には、電子銃114から放射された電子ビームをスクリー
ン113の該当の位置に偏向させる偏向ヨーク120が設けら
れている。
【0020】偏向ヨーク120は、垂直方向の磁界を発生
させて偏向中心を基準に電子ビームを水平方向に偏向さ
せる水平偏向コイル121と、水平方向の磁界を発生させ
て偏向中心を基準に電子ビームを垂直方向に偏向させる
垂直偏向コイル123と、それら水平偏向コイル121及び垂
直偏向コイル123に印加された電流により生成された磁
場が外部に損失されることを防止すると同時に磁気力を
補強するフェライトコア125と、により構成される。こ
こで、水平偏向コイル121及び垂直偏向コイル123は、フ
ァンネル110のネック部111内部に設けられ、フェライト
コア125はファンネル110の外部に設けられる。
【0021】このように、水平偏向コイル121及び垂直
偏向コイル123はファンネル110のネック部111内に設け
られて電子ビームが移動する空間に最大限近接して配置
される。また、フェライトコア125は、水平及び垂直偏
向コイル121、123の設けられたファンネル110のすぐ外
側の側に設けられて、水平及び垂直偏向コイル121、123
から発生された磁界の漏洩を防止するように構成されて
いる。
【0022】更に、水平偏向コイル121及び垂直偏向コ
イル123は、電子銃114に固定されたホルダー127にそれ
ぞれ設けられてその位置が固定されるが、フェライトコ
ア125の内径は、フェライトコア125が設けられたファン
ネル110の外径より大きく形成されて、ファンネル110の
外部で上下左右へ運動できるように設けられている。こ
のように本発明においては、ファンネル110を中心にし
て内部には水平偏向コイル121及び垂直偏向コイル123が
設けられ、外部にはフェライトコア125が設けられる。
これによって、フェライトコア125の内径が広くなるに
従ってインダクタンス低下成分及び偏向感度の減少成分
が相殺されるため、全体的に偏向感度が向上する。
【0023】そして、フェライトコア125の内径を調整
する時、同一大きさの水平偏向コイル121及び垂直偏向
コイル123を基準に、フェライトコア125の内径が小さく
なるとインダクタンス値が大きくなので偏向電流は減少
し、フェライトコア125の内径が大きくなるとインダク
タンス値が減少するので偏向電流の値は大きくなる。こ
のように、フェライトコア125の内径を変化させること
によって偏向感度を調節することができる。
【0024】このように、フェライトコア125の内径
は、フェライトコア125が設けられた部分のファンネル1
10の外径よりある程度大きく形成されるため、偏向ヨー
ク120の中心軸を基準にフェライトコア125の傾斜位置調
整及び前後位置調整が可能になり、よって、ファンネル
110の内部に設けられた水平偏向コイル121と垂直偏向コ
イル123との非対称性、若しくは、ミスアラインメント
(mis-alignment)によって発生される磁界の不均一性
を補正することができる。
【0025】水平偏向コイル121及び垂直偏向コイル123
の形状及び位置によって発生する磁界の分布は、フェラ
イトコア125の位置及び形状によって変化するので、フ
ェライトコア125の中心軸が水平偏向コイル121及び垂直
偏向コイル123の中心軸に一致するように調整すること
によって磁界の非対称性を低減することができる。以上
説明したように、本発明においては、水平偏向コイル12
1及び垂直偏向コイル123がファンネル110の内部に設け
られているため、従来のインネック偏向ヨーク式ブラウ
ン管のような偏向感度を得ることが可能であり、また、
フェライトコア125がファンネル110の外部に設けられて
いるため、電子銃114の中心と偏向ヨーク120の中心との
間に軸が外れることを容易に補正することができる。
【0026】また、フェライトコア125がファンネル110
の外部に設けられるため、ファンネル110の内部空間に
余裕ができて電子銃114の大口径化に必要な電子銃114の
設計自由度及び偏向ヨーク120の設計自由度が拡大され
ると共に、ブラウン管の生産性増大及び製造費用を節減
することができる。ここで、フェライトコア125の支持
構造においては、図2に示すように、両方側の開放され
たファンネル(funnel)形状のホルダー130により位置
が固定される。
【0027】ホルダー130は、フェライトコア125を内側
で固定できるように、内部の両方側にフェライトコア12
5の流動を制限する流動制限突条133、134がそれぞれ設
けられる。詳しくは、フェライトコア125の内径がファ
ンネル110に最大限に近接するように位置したときに漏
洩磁界が最小化する条件を形成するために、ホルダー13
0はフェライトコア125の外側面を囲みながら位置を固定
し得るような構造に形成される。
【0028】そのために、ホルダー130は、ウェッジ140
を使用してフェライトコア125の傾斜を調整し得るよう
に、スクリーン113方向の先端部131の内径がフェライト
コア125のスクリーン側の先端部の内径よりも所定の水
準以上大きく形成される。従って、フェライトコア125
がホルダー130により支持された状態でスクリーン113側
からフェライトコア125とファンネル110間に楔状のウェ
ッジ140を挿入すると、フェライトコア125の上下左右へ
の傾斜位置調整が可能になり、よって、ファンネル110
の内部に位置された水平及び垂直偏向コイル121、123の
組立位置誤差による特性を容易に補正することができ
る。
【0029】ホルダー130の電子銃方向の終端部132は、
ファンネル110のネック部111の回りに組立てられるバン
ド式締付体135により固定される。バンド式締付体135
は、リング形状のバンド136及びバンド136の両端部を締
結する締結部材137により形成される。なお、ホルダー1
30は、水平及び垂直偏向電流に同期された調整電流を印
加できるように、4極、6極及び8極などの多極素子を連
結して画面のミス収束を補正することができる。
【0030】また、ホルダー130は、偏向ヨーク120に附
属された一部の回路基板を取り付けられるように突起部
を形成して構成することもできる。一方、上述した本発
明に係るブラウン管用偏向ヨークの第1の実施形態にお
いては、フェライトコア125がホルダー130により固定さ
れているが、別途のホルダーを利用せず、急速に硬化す
る接着剤などを利用してフェライトコア125をファンネ
ル110の回りの面に直ちに付着して固定することもでき
る。
【0031】そして、本発明に係るブラウン管用偏向ヨ
ークの第2の実施形態においては、図3に示したように、
垂直偏向コイル221がファンネル210の外部に設けられ
る。詳しくは、水平偏向コイル221だけがファンネル210
の内部に設けられて、垂直偏向コイル223及びフェライ
トコア225はファンネル210の外部に設けられる。ここ
で、水平偏向コイル221は電子銃214に固定されたホルダ
ー227に支持されて位置が固定される。
【0032】また、垂直偏向コイル223は、その両方端
部がファンネル210から遠ざかる方向に切り曲げられた
サドル形状に形成され、切り曲げられてない部分がフェ
ライトコア225の内側に固定される。更に、フェライト
コア225は、直ちにファンネル210側に装着されて固定さ
れるか、または、図1に示したようなホルダー130を介し
てファンネル210の外部に固定することができる。
【0033】一方、水平偏向コイル221及び垂直偏向コ
イル223は、別途の構造物を利用せず、接着部材などを
利用してファンネル210の内面及び外面に密着されるよ
うに付着して構成することもできる。なお、図中、参照
符号213はスクリーン、211はファンネル210のネック部
をそれぞれ示したものである。
【0034】また、本発明に係るブラウン管用偏向ヨー
クの第3の実施形態においては、図4に示すように、垂直
偏向コイル323がフェライトコア325にトロイダル形状に
巻かれて設けられる。このような形状を有する偏向ヨー
ク320は、水平偏向コイル321がファンネル310の内部に
設けられ、垂直偏向コイル323が巻かれたフェライトコ
ア325はファンネル310の外部に設けられる。
【0035】なお、図中、参照符号311はファンネル310
のネック部、314は電子銃、327は水平偏向コイル321を
支持するホルダーをそれぞれ示したものである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るブラ
ウン管用偏向ヨークの各実施形態においては、次のよう
な効果を有する。まず、第1の実施形態の場合は、フェ
ライトコアをファンネルの外部に容易に固定させると同
時に、偏向ヨークの補正作業を行うときフェライトコア
の位置調整を簡便に行い得るという効果がある。
【0037】そして、第2及び第3の実施形態の場合は、
ファンネルの内部に水平偏向コイルが設けられているた
め、ファンネル内部荷重を低減し得ると同時に水平方向
に一層大きい偏向角を形成することが可能で、このよう
に偏向角を大きくすることによって、電流の消耗量を減
少させ、ブラウン管の全長を低減し得るという効果があ
る。
【0038】また、垂直偏向コイル及びフェライトコア
がファンネルの外部に設けられるため、電子銃の大口径
化に必要な電子銃の設計自由度及び偏向ヨークの設計自
由度も増大し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブラウン管用偏向ヨークの第1の
実施形態を示した断面構成図である。
【図2】図1のフェライトコア支持構造を示した詳細図
である。
【図3】本発明に係るブラウン管用偏向ヨークの第2の
実施形態を示した断面構成図である。
【図4】本発明に係るブラウン管用偏向ヨークの第3の
実施形態を示した断面構成図である。
【図5】従来の外部設置型偏向ヨーク式ブラウン管を示
した断面構成図である。
【図6】従来のインネック偏向ヨーク式ブラウン管を示
した断面構成図である。
【符号の説明】
110…ファンネル 111…ネック部 112…パネル 113…スクリーン 114…電子銃 116…シャドーマスク 120…偏向ヨーク 121…水平偏向コイル 123…垂直偏向コイル 125…フェライトコア 130…ホルダー 135…バンド式締付体
フロントページの続き (72)発明者 リン ヨン ホー 大韓民国,デク,ブク−ク,エウプネ−ド ン,ラッキー アパートメント 104− 1006 (72)発明者 キム ギョー ホワン 大韓民国,キュンサンブク−ド,グミ,オ テ−ドン,41ビー,デドン 1−チャ ア パートメント 102−702 Fターム(参考) 5C042 FF02 FF05 FF06 FG17 FG18 FG32 FG33 FG37 JJ01 JJ13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンネルのネック部に設けられ、電子
    銃から放射された電子ビームをスクリーンの該当の位置
    に偏向させることができるように、水平偏向コイル、垂
    直偏向コイル及びフェライトコアを包含して構成された
    ブラウン管用偏向ヨークにおいて、 前記水平偏向コイルは前記ファンネルの内部に設けら
    れ、 前記フェライトコアは前記ファンネルの外部に設けら
    れ、 前記垂直偏向コイルは前記ファンネルの内部及び外部の
    うち何れか片方に設けられることを特徴とするブラウン
    管用偏向ヨーク。
  2. 【請求項2】 前記垂直偏向コイルは、前記ファンネル
    の内部に設けられる請求項1に記載のブラウン管用偏向
    ヨーク。
  3. 【請求項3】 前記水平偏向コイル及び垂直偏向コイル
    は、前記電子銃に固定されたホルダーにそれぞれ設けら
    れる請求項2に記載のブラウン管用偏向ヨーク。
  4. 【請求項4】 前記フェライトコアは、前記ファンネル
    の外部で上下左右への運動ができるように、該フェライ
    トコアの内径が前記ファンネルの外径よりも大きく形成
    されて前記ファンネルの外部に固定手段により固定され
    る請求項2に記載のブラウン管用偏向ヨーク。
  5. 【請求項5】 前記固定手段は、両方側が開放されたフ
    ァンネル形状に形成されて前記ファンネルの外部に固定
    されたホルダーである請求項4に記載のブラウン管用偏
    向ヨーク。
  6. 【請求項6】 前記ホルダーは、前記フェライトコアの
    外方側に位置して該フェライトコアを固定させる請求項
    5に記載のブラウン管用偏向ヨーク。
  7. 【請求項7】 前記ホルダーは、内部の両方側に前記フ
    ェライトコアの動きを制限する複数個の流動制限部をそ
    れぞれ具備する請求項6に記載のブラウン管用偏向ヨー
    ク。
  8. 【請求項8】 前記ホルダーは、前記ファンネルのネッ
    ク部の回りに取り付けられるバンド式締付手段により固
    定される請求項5に記載のブラウン管用偏向ヨーク。
  9. 【請求項9】 前記固定手段は、前記フェライトコアと
    前記ファンネルとの間に挿入される複数個のウェッジで
    ある請求項4に記載のブラウン管用偏向ヨーク。
  10. 【請求項10】 前記垂直偏向コイルは、前記ファンネ
    ルの外部に設けられる請求項1に記載のブラウン管用偏
    向ヨーク。
  11. 【請求項11】 前記水平偏向コイルは、前記電子銃に
    固定されたホルダーに設けられる請求項10に記載のブラ
    ウン管用偏向ヨーク。
  12. 【請求項12】 前記垂直偏向コイルは、サドル形状に
    形成され、前記フェライトコアの内側に固定される請求
    項10に記載のブラウン管用偏向ヨーク。
  13. 【請求項13】 前記垂直偏向コイルは、前記フェライ
    トコアにトロイダル形状に巻かれて設けられる請求項10
    に記載のブラウン管用偏向ヨーク。
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