JP2002299469A - 半導体装置 - Google Patents
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- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
の信頼性を向上した半導体装置の提供。 【解決手段】 半導体基板上の窒化処理されたゲート絶
縁膜、ゲート絶縁膜上のP型多結晶シリコンゲート電
極、前記ゲート電極上の絶縁膜、前記ゲート電極をマス
クとして自己整合的に半導体基板表面付近に導入された
低濃度の不純物領域と、前記ゲート電極と間隔を空けて
半導体基板表面付近に導入された高濃度の不純物領域か
らなり、表面チャネル型P型トランジスタと埋め込みチ
ャネル型N型トランジスタを構築した半導体装置。
Description
体装置に関する。
圧管理用に用いられるボルテージレギュレータ、スィチ
ングレギュレータ、ボルテージデテクター等の半導体集
積回路を構成する半導体装置に関する。
を示す。P型半導体基板に形成されたゲート電極がN+型
の多結晶シリコンからなるNチャネル型MOSトランジスタ
(以後NMOSと表記)と、Nウェル領域に形成されたゲー
ト電極がやはりN+型の多結晶シリコンからなるPチャネ
ル型MOSトランジスタ(以後PMOSと表記)とからなる相
補型MOS構造(Complementary MOS、以後CMOSと表記)
である。
ソースおよびドレインという不純物領域に極性が反対の
不純物がドープされたチャネル領域がはさまれた構造で
は、チャネル領域を縮小するにしたがって、ソースとド
レインに印加される電圧によってチャネル領域と不純物
領域の境界付近の電界が大きくなる。その結果、トラン
ジスタの動作は極めて不安定になる。そのような問題点
を解決するトランジスタ構造としてスペーサーを用いた
LDD(Lightly-Doped-Drain)がある。
シリコンゲート電極22、ゲート絶縁膜21、スペーサ
ー23、低濃度の不純物領域、高濃度の不純物領域から
なる。そして、高濃度の不純物領域よりも浅く設けられ
た低濃度の不純物領域がLDDと呼ばれる。このような
領域を設けることによって、チャネル領域と不純物領域
の境界近傍の電界を小さくし、素子の動作を安定化させ
ることが可能となる。
オフセット型LDD構造が知られている。この構造は図
2に示すように、N型多結晶シリコンゲート電極22、
ゲート絶縁膜21、低濃度の不純物領域、高濃度の不純
物領域からなり、LDD構造のようなスペーサー23を
持たない。このため、高濃度の不純物領域とN型多結晶
シリコンゲート電極との間隔は、前記のスペーサー23
を用いたLDD構造の場合とは異なり、広く設定でき
る。これにより、ドレイン印可電圧7Vの場合は0.5
〜1.0um程度、10Vの場合は0.7〜2.0um
程度、36Vの場合は2.0〜5.0um程度に設定さ
れていた。
様に層間絶縁膜10として、ボロン・リンガラス層及び
リンガラス層を形成する。層間絶縁膜10の形成には、
例えば、減圧CVD法を用いればよい。その後、層間絶
縁膜に電極形成用の穴を開け、金属電極11を形成す
る。こうして相補型半導体装置が完成する。
る半導体装置において、標準的なしきい値電圧である
0.7V程度のエンハンスメント型のNMOS(以後E型NMO
Sと表記)は、ゲート電極の導電型がN+型の多結晶シリ
コンであるためゲート電極と半導体基板の仕事関数の関
係からチャネルが半導体基板の表面に形成される表面チ
ャネルであるが、標準的なしきい値電圧である−0.7
V程度のエンハンスメント型のPMOS(以後E型PMOSと表
記)は、N+型多結晶シリコンであるゲート電極とNウェ
ルの仕事関数の関係からチャネルが半導体基板表面より
も幾分半導体基板内側に形成される埋込みチャネルとな
っている。
電圧動作を実現すべくしきい値電圧を例えば−0.5V
以上に設定する場合、MOSトランジスタの低電圧動作の
一指標であるサブスッレッショルド特性は極めて悪化
し、従ってPMOSのオフ時におけるリーク電流は増加し、
結果として半導体装置の待機時における消費電流が著し
く増加し、近年需要が大きく今後もその市場がさらに発
展すると言われている携帯電話や携帯端末に代表される
携帯機器への適用が困難であるという問題を有してい
る。
電流を両立させる技術的方策として、NMOSのゲート電極
の導電型がN型であり、PMOSのゲート電極の導電型をP型
としたいわゆる同極ゲート技術が一般に知られていると
ころである。この場合E型NMOSとE型PMOSともに表面チャ
ネル型のMOSトランジスタであるため、しきい値電圧を
小さくしても極端なサブスレッショルド係数の悪化に至
らず低電圧動作および低消費電力がともに可能となる。
コン単極だけのゲート電極であるCMOSに比べ、その製造
工程においてNMOS、PMOSともにゲートの極性を各々作り
分けるために工程数が増加し製造コストや製造工期の増
大を招き、さらに最も基本的な回路要素であるインバー
タ回路においては通常は、面積効率の向上のためにNMOS
とPMOSのゲートはメタルを介しての結線を避け平面的に
NMOSからPMOSまで連続な1個の多結晶シリコンないしは
多結晶シリコンと高融点金属シリサイドとの積層からな
るポリサイド構造によりレイアウトされるが、多結晶シ
リコン単層から形成される場合にはその多結晶シリコン
中のPN接合のインピーダンスが高く実用的でないこと、
ポリサイド構造の場合にはN型とP型の不純物は工程にお
ける熱処理中に高融点金属シリサイド中を高速でお互い
に逆導電型のゲート電極へ拡散し、その結果として仕事
関数が変化してしきい値電圧が安定しないなどの、コス
ト面や特性面において問題を有している。
圧動作や低消費電力であるパワーマネージメント半導体
装置やアナログ半導体装置の実現を可能とする構造を提
供することを目的とする。
題を解決するために以下の手段を用いた。 (1)Nチャネル型MOSトランジスタとPチャネル型MOSト
ランジスタを有する相補型MOS半導体装置において、前
記Nチャネル型MOSトランジスタのゲート電極の導電型が
P型であり、前記Pチャネル型MOSトランジスタのゲート
電極の導電型がP型である相補型MOS半導体装置とした。 (2)前記Nチャネル型MOSトランジスタのP型ゲート電
極および前記Pチャネル型MOSトランジスタのP型ゲート
電極が第一の多結晶シリコンからなる相補型MOS半導体
装置とした。 (3)前記Nチャネル型MOSトランジスタのP型ゲート電
極および前記Pチャネル型MOSトランジスタのP型ゲート
電極が第一の多結晶シリコンと第一の高融点金属シリサ
イドとの積層からなるポリサイド構造である相補型MOS
半導体装置とした。 (4)前記第一の多結晶シリコン単層からなる前記P型
ゲート電極の膜厚は2000Åから5000Åの範囲で
ある相補型MOS半導体装置とした。 (5)前記第一の多結晶シリコンと前記第一の高融点金
属シリサイドとの積層である前記ポリサイド構造からな
る前記P型ゲート電極において、前記第一の多結晶シリ
コンの膜厚が2000Åから4500Åの範囲であり、
前記第一の高融点金属シリサイドの膜厚が500Åから
3000Åの範囲である相補型MOS半導体装置とした。 (6)前記第一の高融点金属シリサイドがタングステン
シリサイドもしくはモリブデンシリサイドもしくチタン
シリサイドもしくはプラチナシリサイドである相補型MO
S半導体装置とした。 (7)前記Nチャネル型MOSトランジスタのP型ゲート電
極および前記Pチャネル型MOSトランジスタのP型ゲート
電極を構成する前記第一の多結晶シリコンは不純物濃度
が1×1018atoms/cm3以上のボロンまたはBF2を含む
相補型MOS半導体装置とした。 (8)前記Nチャネル型MOSトランジスタおよび前記Pチ
ャネル型MOSトランジスタは、ソースとドレインが前記P
型ゲート電極と平面的にオーバーラップしている高不純
物濃度の拡散層からなるシングルドレイン構造である第
一の構造のMOSトランジスタを含む相補型MOS半導体装置
とした。 (9)前記Nチャネル型MO Sトランジスタおよび前記Pチ
ャネル型MOSトランジスタは、ドレイン側だけが前記P型
ゲート電極と平面的にオーバーラップしているかもしく
はソースとドレインの両方が前記P型ゲート電極と平面
的にオーバーラップしている低不純物濃度の拡散層と、
ドレイン側だけが前記P型ゲート電極と平面的にオーバ
ーラップしないかもしくはソースとドレインの両方が前
記P型ゲート電極と平面的にオーバーラップしない高不
純物濃度の拡散層とからなる第二の構造のMOSトランジ
スターを含む相補型MOS半導体装置。 (10)前記第二の構造のMOSトランジスタにおける前
記低不純物濃度拡散層の不純物濃度が1×1016〜1×
1018atoms/cm3であり、前記第一の構造のMOSトラン
ジスタおよび前記第二の構造のMOSトランジスタにおけ
る前記高不純物濃度拡散層の不純物濃度が1×1019at
oms/cm3以上である相補型MOS半導体装置。 (11)前記Nチャネル型MOSトランジスタの前記第二の
構造のMOSトランジスタにおける前記低不純物濃度拡散
層の不純物が砒素またはリンであり、前記Nチャネル型M
OSトランジスタの前記第一の構造のMOSトランジスタお
よび前記第二の構造のMOSトランジスタにおける前記高
不純物濃度拡散層の不純物が砒素またはリンである相補
型MOS半導体装置。 (12)前記Pチャネル型MOSトランジスタの前記第二の
構造のMOSトランジスタにおける前記低不純物濃度拡散
層の不純物がボロンまたはBF2であり、前記Pチャネル型
MOSトランジスタの前記第一の構造のMOSトランジスタお
よび前記第二の構造のMOSトランジスタにおける前記高
不純物濃度拡散層の不純物がボロンまたはBF2である相
補型MOS半導体装置とした。
に基づいて説明する。本実施例ではP型半導体基板上に
相補型トランジスタを形成した場合を説明しているが、
N型半導体基板上にも本発明を適用できる。
ンジスタに本発明を用いた場合の断面図である。N型ト
ランジスタは、窒化処理されたゲート絶縁膜1と、ゲー
ト絶縁膜1上に形成されたP型多結晶シリコンゲート電
極2と、P型多結晶シリコンゲート電極2をマスクとし
て自己整合的に半導体基板表面付近に導入された低濃度
のN型不純物領域5と、P型多結晶シリコンゲート電極
2と間隔を空けて半導体基板表面付近に導入された高濃
度のN型不純物領域6からなる。さらにN型トランジス
タ上には、電極形成のためのコンタクトホールが開けら
れたPSGあるいはBPSG層間絶縁膜10が形成さ
れ、金属電極11が形成される。一方P型トランジスタ
は、窒化処理されたゲート絶縁膜1と、ゲート絶縁膜1
上に形成されたP型多結晶シリコンゲート電極2と、P
型多結晶シリコンゲート電極2をマスクとして自己整合
的に半導体基板表面付近に導入された低濃度のP型不純
物領域5と、P型多結晶シリコンゲート電極2と間隔を
空けて半導体基板表面付近に導入された高濃度のP型不
純物領域6と、Nウェル領域9からなる。さらにP型ト
ランジスタ上には、電極形成のためのコンタクトホール
が開けられたPSGあるいはBPSG層間絶縁膜10が
形成され、金属電極11が形成される。
厚さについて考えると、同じイオン注入濃度に対しては
薄いほうがシート抵抗が小さくなり有利であるが、P型
のイオン注入で使われるボロンは酸化膜を突き抜けやす
い。そのため、P型多結晶シリコンゲート電極2にイオ
ン注入されたボロンはゲート絶縁膜1を突き抜けてトラ
ンジスタのチャネル領域に染み出し、トランジスタの特
性ばらつき要因となる。このためイオン注入濃度を減ら
してボロンのチャネル領域への染み出しを防ぐ方法があ
るが、本発明では多結晶シリコンゲート電極の膜厚を2
000Å以上にすることでイオン注入時にボロンが多結
晶シリコンゲート電極2を突き抜けてトランジスタのチ
ャネル領域に染み出すのを防ぐ。2000Å以下ではイ
オン注入時のエネルギーでボロンが多結晶シリコンゲー
ト電極2を突き抜け、その後のプロセス中の熱処理でボ
ロンがゲート絶縁膜を通してチャネル領域に染み出し、
特性ばらつきを引き起こす。逆に多結晶シリコンゲート
電極2の厚みが厚い場合、ボロンの突き抜けは防ぐこと
ができるがシート抵抗の増加を引き起こす。本発明のト
ランジスタが使われる回路ではシート抵抗が1kΩ/□
以下であるので、それを満たす多結晶ポリシリコンゲー
ト電極2の厚みは5000Å以下となる。よってゲート
電極がP型多結晶ポリシリコンゲート電極2単層の場
合、その厚みは2000Å以上5000Å以下となる。
るため、P型多結晶シリコンゲート電極に含まれている
ボロンが製造工程の熱処理によりゲート絶縁膜1を通り
ぬけ、トランジスタのチャネル領域に染み出すことを防
ぐことができると共に、ゲート絶縁膜1界面の界面準
位、トラップ、結晶の未結合手を窒素が埋め、ホットエ
レクトロン耐性が上がり、ゲート絶縁膜1の信頼性を向
上させる。
多結晶シリコンゲート電極2とすることで、Nウェル9
とゲート電極の仕事関数の関係からエンハンスメント型
P型トランジスタのチャネルは表面チャネルとなるが、
表面チャネル型P型トランジスタにおいてはしきい値電
圧を例えば−0.5V以上に設定しても極端なサブスレ
ッショルド係数の悪化に至らず低電圧動作および低消費
電力がともに可能となる。
晶シリコンゲート電極2とP型半導体基板12の仕事関
数の関係からエンハンスメント型N型トランジスタのチ
ャネルは埋込みチャネルとなるが、しきい値を所望の値
に設定する場合に拡散係数の小さな砒素をしきい値制御
用ドナー不純物として使用できるためチャネルは極めて
浅い埋込みチャネルとなる。従ってしきい値電圧を例え
ば0.5V以下の小さな値に設定しても、しきい値制御
用アクセプター不純物として拡散係数が大きくイオン注
入のプロジェクションレンジも大きいボロンを使用せざ
るを得ず深い埋込みチャネルとなるN型多結晶シリコン
をゲート電極としたエンハンスメント型P型トランジス
タの場合に比べ、サブスレッショルドの劣化やリーク電
流の増大を著しく抑制できる。
シリコン単極をゲート電極としたCMOSは、従来のN+多
結晶シリコン単極をゲート電極としたCMOSに比べ、低電
圧動作および低消費電力に対し有効な技術であることが
理解される。
わゆる同極ゲートCMOS技術が一般的に知られているとこ
ろであるが、同極ゲート形成においてはゲート電極をP
型とN型に作り分けるために通常の単極ゲートプロセス
に比べ少なくともマスク工程が2工程追加必要となる。
単極ゲートCMOSの標準的なマスク工程数は10回程度で
あるが、同極ゲートとすることで概算20%の工程コス
ト増となり、半導体装置のパフォーマンスとコストの総
合的な観点からも本発明によるP型多結晶シリコン単極
のゲート電極によるCMOSが有効といえよう。
ト電極はP型多結晶シリコン単層としたが、その場合P型
多結晶シリコン単層でのシート抵抗値は100Ω/□程
度と大きく、高速動作や高周波対応の必要な半導体装置
への適用は難しいという問題を有していた。その対策と
してP型多結晶シリコンゲート電極2の上にタングステ
ンシリサイドやモリブデンシリサイドやチタンシリサイ
ドやプラチナシリサイドなどの高融点金属シリサイド膜
3を形成したいわゆるポリサイド構造をゲート電極とし
低抵抗化したのが図3に示す構造である。
ト絶縁膜1と、ゲート絶縁膜1上に形成されたP型多結
晶シリコンゲート電極2と、P型多結晶シリコンゲート
電極2上に形成された金属シリサイド膜3と、金属シリ
サイド膜3上に形成されたNSG層間絶縁膜4と、P型
多結晶シリコンゲート電極2、金属シリサイド膜3、N
SG層間絶縁膜4をマスクとして自己整合的に半導体基
板表面付近に導入された低濃度のN型不純物領域5と、
P型多結晶シリコンゲート電極2と間隔を空けて半導体
基板表面付近に導入された高濃度のN型不純物領域6か
らなる。さらにN型トランジスタ上には、電極形成のた
めのコンタクトホールが開けられたPSGあるいはBP
SG層間絶縁膜10が形成され、金属電極11が形成さ
れる。一方P型トランジスタは、窒化処理されたゲート
絶縁膜1と、ゲート絶縁膜1上に形成されたP型多結晶
シリコンゲート電極2と、P型多結晶シリコンゲート電
極2上に形成された金属シリサイド膜3と、金属シリサ
イド膜3上に形成されたNSG層間絶縁膜4と、P型多
結晶シリコンゲート電極2、金属シリサイド膜3、NS
G層間絶縁膜4をマスクとして自己整合的に半導体基板
表面付近に導入された低濃度のP型不純物領域5と、P
型多結晶シリコンゲート電極2と間隔を空けて半導体基
板表面付近に導入された高濃度のP型不純物領域6と、
Nウェル領域9からなる。さらにP型トランジスタ上に
は、電極形成のためのコンタクトホールが開けられたP
SGあるいはBPSG層間絶縁膜10が形成され、金属
電極11が形成される。
の種類と膜厚によるが、標準的には500Åから250
0Åの膜厚で十数Ω/□から数Ω/□のシート抵抗値で
ある。MOSの動作そのものはP型多結晶シリコンと半導体
との仕事関数で決まるため、低電圧動作、低消費電力、
低コストに関しては図1で説明した効果と同等な効果が
得られ、ゲート電極が低抵抗化される分、さらに半導体
装置性能の向上となる。
が、高速動作や高周波対応に必要なシート抵抗は十数Ω
/□以下なのでこれを満たす金属シリサイド膜厚は50
0Å以上となる。また金属シリサイド膜3の膜厚を厚く
すればシート抵抗が下がるが、プロセス上、多結晶シリ
コンゲート電極2の上に金属シリサイド膜3が形成され
るため、段差が大きくなってしまう。この段差がプロセ
ス上許容される範囲は、多結晶シリコンゲート電極厚+
金属シリサイド膜厚=5000Åであるため、多結晶シ
リコンゲート電極2の膜厚は4500Å以下である。さ
らに、P型多結晶シリコンゲート電極2を形成するため
のイオン注入時に懸念されるボロンの突き抜けを防止す
るため、多結晶シリコンゲート電極2の厚みは2000
Å以上とする。以上の条件から、金属シリサイド膜3を
用いたゲート電極の場合、多結晶シリコンゲート電極の
膜厚は2000Åから4500Åの範囲であり、金属シ
リサイド膜3の膜厚は500Åから3000Åの範囲と
なる。
N型トランジスタに比べて比較的多く使用される半導体
集積回路装置において、チャネル長の短チャネル化が容
易となるようP型トランジスタを表面チャネル型のトラ
ンジスタで構成し、その駆動能力の向上と小型化を促進
させたものである。
ャネルをN型トランジスタに適用した場合、N型トラン
ジスタのみに対しては不利益なものではあるが、従来の
埋め込みチャネルP型トランジスタとのパフォーマンス
の比較においては、従来より著しく向上しさせることが
できる。これは仮にN型とP型トランジスタが同一のチ
ャネル長であっても、N型トランジスタのキャリアであ
るエレクトロンの方がP型トランジスタのキャリアであ
るホールより移動度が大きい事による。
を決定する際、必ずしも短チャネル効果で決まらない場
合がある。それは、N型トランジスタの基板電流による
バイポーラ動作(スナップバック現象)が生じてしまう
場合である。これは、短チャネル化に伴いドレイン電
流、ドレイン電界が増加しホットキャリアの発生が増進
されるためである。一方、P型トランジスタはホットキ
ャリアの発生がN型に比べて著しく少ないため、スナッ
プバック現象でチャネル長が決定されることはほとんど
ない。つまり、本発明のようなアプリケーションの場
合、一般的な微細化の常識とは反対で、N型トランジス
タよりもむしろ、P型トランジスタの方がより短チャネ
ル化が容易である。そうしたことからも、本発明のP型
トランジスタを表面チャネルで構成しN型トランジスタ
を埋め込みチャネルで構成したことはたいへん効果的で
ある。
ア発生は、表面チャネルよりもむしろ埋め込みチャネル
の場合の方が少ない。これは、図4に示す表面チャネル
型トランジスタと埋め込みチャネルトランジスタのホッ
トキャリア発生領域にあるように、表面チャネルではホ
ットキャリア発生領域はゲート酸化膜付近に形成される
が、埋め込みチャネルの場合、ホットキャリア発生領域
はゲート酸化膜より深い領域に形成される。このため、
ホットキャリアがトラップされ、トランジスタ特性劣化
をもたらすゲート酸化膜とチャネル領域との距離が遠ざ
かり、トランジスタ特性の劣化が少なくなる。
限界が、リーク電流で決定されない場合、スナップバッ
ク現象による短チャネル化の限界をブレークスルーでき
る要因となる。つまり、この場合、N型トランジスタの
短チャネル化をも推進できる。
ート電極2をマスクにN型不純物を注入する際、P型多
結晶シリコンゲート電極2の濃度低下による、抵抗の増
大、ゲート電極の空乏化が懸念される。この課題を解決
するため、P型多結晶シリコンゲート電極2上に絶縁膜
4を形成したり、あるいは金属シリサイド膜3を形成し
さらに金属シリサイド膜3上に絶縁膜4を形成した。こ
れにより、P型多結晶シリコンゲート電極2をマスクに
N型不純物を注入する際にP型多結晶シリコンゲート電
極2にN型不純物が注入されないようにすることを可能
とすることができる。
域の構造を見ると、不純物濃度の低い領域と不純物濃度
の高い領域からなる。LDD構造も同じ構造をとるが、
LDD構造はスペーサーの厚みで不純物濃度の低い領域
の幅が決まってしまう。それに対し本発明による半導体
装置では、不純物濃度の高い領域と多結晶シリコンゲー
ト電極2との間隔を、任意に設定することができる。こ
れにより、ドレイン印可電圧7Vの場合は0.5〜1.
0um程度、10Vの場合は0.7〜2.0um程度、
36Vの場合は2.0〜5.0um程度に設定する。
濃度であるが、高い領域の濃度は多結晶シリコンゲート
電極2のシート抵抗は1kΩ/□以下という限定から1
×1019atoms/cm3以上となる。本発明で用いられるト
ランジスタのドレイン印加電圧は数Vから40Vを想定
しているので、不純物濃度の低い領域の濃度は1×10
16〜1×1018atoms/cm3の範囲となる。
純物領域7はボロンないしはBF2を用い濃度が1×10
16〜1×1018atoms/cm3程度であり、低濃度のN型不
純物領域5はリンないしは砒素を用い濃度が1×1016
〜1×1018atoms/cm3程度である。一方、高濃度のP
型不純物領域8はボロンないしはBF2を用い濃度が1×
1019atoms/cm3以上であり、高濃度のN型不純物領域
6はリンないしは砒素を用い濃度が1×1019atoms/c
m3以上である。
を構成するトランジスタはP型多結晶シリコンをゲート
電極に用いているため、P型トランジスタのチャネルが
表面チャネルで、N型トランジスタのチャネルが埋め込
みチャネルで形成される。この表面チャネルP型トラン
ジスタは従来の埋め込みチャネルP型トランジスタに比
べて、そのトランジスタ特性の安定度や、信頼度、パフ
ォーマンスに優れている。特にチャネル長を縮小する場
合のソース、ドレイン間リーク電流を著しく低減でき、
微細化を容易にした。
について述べたが、ゲルマニウムや炭化珪素、砒化ガリ
ウム等の他の材料を使用する半導体装置にも本発明が適
用できる。さらに本発明では、ゲート電極の低抵抗化が
重要な役割を果たすが、本発明で主として記述したシリ
コンゲート以外にも、P型トランジスタを表面チャネル
化できる物質等をゲート電極として用いてもよい。ま
た、実施例ではP型半導体基板上のトランジスタの作製
工程について記述したが、石英やサファイヤ等の絶縁性
基板上に形成された多結晶あるいは単結晶半導体被膜を
利用した薄膜トランジスタ(TFT)の作製にも本発明
が適用できる。
的な効果を図5を用いて説明する。図5は半導体装置に
よる正型ボルテージレギュレータの構成概要を示す。ボ
ルテージレギュレータは基準電圧回路51.とエラーア
ンプ52とPMOS出力素子53と抵抗57からなる分圧回
路58とからなり、入力端子54に任意の電圧が入力さ
れても常に一定の電圧を必要とされる電流値とともに出
力端子55に出力する機能を有する半導体装置である。
ュレータには入力電圧の低電圧化、低消費電力化、小入
出力電位差でも高電流を出力できること、出力電圧の高
精度化、低コスト化、小型化などが市場から要求されて
いる。特に低コスト化と小型化は優先度の高い要求であ
る。以上の要求に対し、本発明の構造、すなわち低コス
トで低しきい値電圧化が可能なCMOSによりエラーアンプ
やPMOS出力素子や基準電圧回路を構成し、低コストで高
抵抗かつ高精度であるP−抵抗体により分圧回路を構成
することにより低電圧動作、低消費電力、出力電圧の高
精度化への対応が可能となる。さらに最も優先度の高い
要求である低コスト化、即ちチップサイズの縮小や小型
化に対して本発明の構造は極めて多大な効果をもたらす
ことを具体的に説明する。
るが、それはP型トランジスタ出力素子の駆動能力に1
00%依存し、製品によってはチップ面積のほぼ半分を
P型トランジスタ出力素子が占める場合がある。従って
このP型トランジスタ出力素子のサイズを如何に縮小で
きるかが低コスト化および小型化のキーとなる。
力電位差下で高電流出力の市場要求も強いことは述べた
が、これはP型トランジスタ出力素子においてゲートに
印加される電圧が小さくかつソースとドレイン間電圧が
小さい非飽和動作モードにおいて高電流であることを指
す。非飽和動作におけるMOSトランジスターのドレイン
電流は Id=(μ・Cox・W/L)×{(Vgs−Vth)−1/2・Vds}×Vds −(1)式 Id:ドレイン電流 μ:移動度 Cox:ゲート絶縁膜容量 W:チャネル幅 L:チャネル長 Vgs:ゲート・ソース間電圧 Vth:しきい値電圧 Vds:ドレイン・ソース間電圧 で表される。面積を増やさず、VgsやVdsが小さくても十
分大きいドレインとするには、(1)式よりチャネル長
の縮小並びにVthの低下を行う必要がある。
ゲートとしたCMOS構造は、オフ時のリーク電流を抑制し
たまましきい値電圧の低電圧化並びにチャネル長の縮小
が行なえるため、上記のVRの低コスト化および小型化に
対して非常に有効な手段であることが理解されよう。勿
論同極ゲートCMOS技術を用いてもチップサイズに関して
は同等な効果は得られるが、コストの面で工程増となる
ため総合的には本発明ほどの効果には至らない。
ンゲート電極のCMOS構造による利点として、基準電圧回
路をエンハンスメント型N型トランジスタとディプリー
ション型のN型トランジスタ(以後D型NMOSと表記)で構
成する場合、E型NMOS、D型NMOS両方ともに埋込みチャネ
ル型となるため各々のトランジスタのしきい値電圧や相
互コンダクタンスの温度変化に対する変化具合を同程度
とすることができ、従来のN型多結晶シリコンをゲート
電極とした場合のE型NMOSが表面チャネル型でD型NMOSが
埋込みチャネル型から構成される基準電圧回路に比べ、
温度変化に対し出力電圧変化の小さい基準電圧回路を提
供できることも挙げられる。
電極CMOS構造により、従来のN型多結晶シリコンゲート
構造では、特にそのディプリーション型のしきい値電圧
のばらつきが大きいため実使用に耐えなかったP型トラ
ンジスタのエンハンスメント/ディプリーション型基準
電圧回路も実用可能となる。従ってエンハンスメント/
ディプリーション型による基準電圧回路においてN型ト
ランジスタもしくはP型トランジスタのどちらもが選択
が可能であり、回路設計における自由度が増えるという
利点も本発明は有している。
明の効果を説明したが、やはり高出力素子を搭載するス
イッチングレギュレータや低電圧動作、低消費電力、低
コスト、小型化などの要求が強いボルテージディテクタ
においても、本発明の適用によりボルテージレギュレー
タと同様に多大な効果が得られることも言及しておく。
うな構造にすることによって以下のような効果がある。 N型トランジスタのゲート電極がP型多結晶シリコン
ゲート電極、P型トランジスタのゲート電極がP型多結
晶シリコンゲート電極という構造にすることによって、
N型トランジスタは埋め込みチャネル型トランジスタに
なり、P型トランジスタは表面チャネル型トランジスタ
になる。これにより、スナップバック現象でチャネル長
が決定される場合、N型トランジスタよりもむしろP型
トランジスタの方がより短チャネル化が容易となる。特
にボルテージレギュレータ用半導体集積回路装置におい
ては、P型トランジスタが占める面積比率が著しく大き
いため、P型トランジスタの短チャネル化による高駆動
化、小型化の効果は大きく、コスト低減効果も著しい。
さらに、表面チャネルではホットキャリア発生領域はゲ
ート酸化膜付近に形成されるが、埋め込みチャネルの場
合ホットキャリア発生領域はゲート酸化膜より深い領域
に形成されるため、ホットキャリアがトラップされ、ト
ランジスタ特性劣化をもたらすゲート酸化膜とチャネル
領域との距離が遠ざかり、トランジスタ特性の劣化が少
なくなるという効果がある。 ゲート絶縁膜を窒化処理することによって、ゲート絶
縁膜1界面の界面準位、トラップ、結晶の未結合手を窒
素が埋め、ホットエレクトロン耐性が上がり、ゲート絶
縁膜1の信頼性を向上させる。さらに、P型多結晶シリ
コンゲート電極に含まれているボロンが製造工程の熱処
理によりゲート絶縁膜1を通りぬけ、トランジスタのチ
ャネル領域に染み出すことを防ぐことができる。 トランジスタのソース・ドレイン領域の構造が不純物
濃度の低い領域と不純物濃度の高い領域からなり、さら
に不純物濃度の高い領域と多結晶シリコンゲート電極と
の間隔を、任意に設定することができる。これにより、
アプリケーションによってドレイン印可電圧を変える場
合、製造工程条件を変えることなく、不純物濃度の高い
領域と多結晶シリコンゲート電極との間隔を変えること
で対応することができるという効果がある。 P型多結晶シリコンゲート電極上、あるいは金属シリ
サイド膜上に絶縁膜を形成することにより、P型多結晶
シリコンゲート電極をマスクにN型不純物を注入する際
にP型多結晶シリコンゲート電極にN型不純物が注入さ
れないようにすることを可能とし、P型多結晶シリコン
ゲート電極の濃度低下による抵抗の増大、ゲート電極の
空乏化を防ぐ効果がある。
要図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 Nチャネル型MOSトランジスタとPチャネ
ル型MOSトランジスタを有する相補型MOS半導体装置にお
いて、前記Nチャネル型MOSトランジスタのゲート電極の
導電型がP型であり、前記Pチャネル型MOSトランジスタ
のゲート電極の導電型がP型であり、かつ、Nチャネル
型MOSトランジスタ、Pチャネル型MOSトランジス
タのゲート絶縁膜は窒化処理されていることを特徴とす
る相補型MOS半導体装置。 - 【請求項2】 前記Nチャネル型MOSトランジスタのP型
ゲート電極および前記Pチャネル型MOSトランジスタのP
型ゲート電極が第一の多結晶シリコンからなることを特
徴とする請求項1記載の相補型MOS半導体装置。 - 【請求項3】 前記Nチャネル型MOSトランジスタのP型
ゲート電極および前記Pチャネル型MOSトランジスタのP
型ゲート電極が第一の多結晶シリコンと第一の高融点金
属シリサイドと絶縁膜との積層からなるポリサイド構造
であることを特徴とする請求項1記載の相補型MOS半導
体装置。 - 【請求項4】 前記Nチャネル型MOSトランジスタおよび
前記Pチャネル型MOSトランジスタは、ドレイン側だけが
前記P型ゲート電極と平面的にオーバーラップしている
かもしくはソースとドレインの両方が前記P型ゲート電
極と平面的にオーバーラップしている低不純物濃度の拡
散層と、ドレイン側だけが前記P型ゲート電極と平面的
にオーバーラップしないかもしくはソースとドレインの
両方が前記P型ゲート電極と平面的にオーバーラップし
ない高不純物濃度の拡散層とからなる第二の構造のMOS
トランジスタを含むことを特徴とする請求項1、2、3
に記載の相補型MOS半導体装置。 - 【請求項5】 前記第一の多結晶シリコン単層からなる
前記P型ゲート電極の膜厚は2000Åから5000Å
の範囲であることを特徴とする請求項1から4記載の相
補型MOS半導体装置。 - 【請求項6】 前記第一の多結晶シリコンと前記第一の
高融点金属シリサイドとの積層である前記ポリサイド構
造からなる前記P型ゲート電極において、前記第一の多
結晶シリコンの膜厚が2000Åから4500Åの範囲
であり、前記第一の高融点金属シリサイドの膜厚が50
0Åから3000Åの範囲であることを特徴とする請求
項1から5に記載の相補型MOS半導体装置。 - 【請求項7】 前記第二の構造のMOSトランジスタにお
ける前記低不純物濃度拡散層の不純物濃度が1×1016
〜1×1018atoms/cm3であり、前記第一の構造のMOS
トランジスタおよび前記第二の構造のMOSトランジスタ
における前記高不純物濃度拡散層の不純物濃度が1×1
019atoms/cm3以上であることを特徴とする請求項1か
ら6に記載の相補型MOS半導体装置。 - 【請求項8】 前記Nチャネル型MOSトランジスタの前記
第二の構造のMOSトランジスタにおける前記低不純物濃
度拡散層の不純物が砒素またはリンであり、前記Nチャ
ネル型MOSトランジスタの前記第一の構造のMOSトランジ
スタおよび前記第二の構造のMOSトランジスタにおける
前記高不純物濃度拡散層の不純物が砒素またはリンであ
ることを特徴とする請求項1から7に記載の相補型MOS
半導体装置。 - 【請求項9】 前記Pチャネル型MOSトランジスタの前記
第二の構造のMOSトランジスタにおける前記低不純物濃
度拡散層の不純物がボロンまたはBF2であり、前記Pチャ
ネル型MOSトランジスタの前記第一の構造のMOSトランジ
スタおよび前記第二の構造のMOSトランジスタにおける
前記高不純物濃度拡散層の不純物がボロンまたはBF2で
あることを特徴とする請求項1から8に記載の相補型MO
S半導体装置。
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