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JP2002297085A - 階調表示方法及び階調表示装置 - Google Patents

階調表示方法及び階調表示装置

Info

Publication number
JP2002297085A
JP2002297085A JP2001102479A JP2001102479A JP2002297085A JP 2002297085 A JP2002297085 A JP 2002297085A JP 2001102479 A JP2001102479 A JP 2001102479A JP 2001102479 A JP2001102479 A JP 2001102479A JP 2002297085 A JP2002297085 A JP 2002297085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
modulation
light source
gradation display
gradation
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001102479A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kameyama
健司 亀山
Toshiaki Tokita
才明 鴇田
Ikuo Kato
幾雄 加藤
Hiroyuki Sugimoto
浩之 杉本
Yasuyuki Takiguchi
康之 滝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001102479A priority Critical patent/JP2002297085A/ja
Publication of JP2002297085A publication Critical patent/JP2002297085A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はこれら従来技術の問題点に鑑み、光
効率を下げずに高画質、高階調を実現する階調表示方法
及び階調表示装置を提供することにある。 【解決手段】 少なくとも空間光変調素子と、これを照
明する光源を備えた階調表示装置において行う階調表示
方法において、前記光源の強度変調を行い、前記空間光
変調素子は、階調を行うための1単位を複数の画素で構
成し、各画素は個別にON/OFFおよび面積変調表示
を行うこととした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロジェクタや、フ
ァインダ形式のディスプレイに用いられる階調表示方法
及び階調表示装置に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】空間光変調素子における階調表示方法
は、各種報告され、製品化されている。階調を行うため
には、画素を透過または反射する光量を変調することで
実現される。各種変調方法が実用化されている。近年の
画素の高密度化と高解像度化に対応して、空間光変調素
子(ライトバルブ、以下LVという)としてはスイッチ
ング特性が良好なデジタルミラーデバイス(以下、DM
Dという)、強誘電液晶等が使用されている。これらの
デバイス自体は中間調表示を持たないため、駆動上の工
夫により階調表示を行う必要がある。図12から図15
に従来技術の階調表示の比較を示す。比較のために、各
図とも64階調表示時の状態を示している。図では、横
軸を時間軸とし、基本的に1フレームの期間を示してい
る。図中に示した階調数(階調1,2,3,10)は、
この階調を示すためにONにする画素を矢印で、示して
いる。図12に1つの階調表示方法として、面積変調の
方式を示す。図12は,面積比、1:8の面積変調であ
る。面積比1、面積比8それぞれのピクセルは単独でO
N/OFF可能である。面積変調では、1フレームは7
サブフレームに分割されている。別の方法として、1フ
レームを複数のサブフレームに分割し、各サブフレーム
で画素をON/OFFすることで、1フレーム内の光量
を変調するパルス幅変調の方法が使用されている。
【0003】図13は、パルス幅変調のみで表示したも
のである。単純にパルス幅で階調を表現するため、フレ
ームは63分割される。高いフレーム周波数の例として
は、RGBを時分割で駆動するフィールドシーケンシャ
ルや、LVからの画像を時分割で動かすことで高精細化
する駆動方法等が上げられる。また、「Osamu Akimoto
et al,“Hight-resolution FLC Microdisplay”,Projec
tion Display 2000. Vol.3954(2000) pp.104-110」(以
下従来技術1という)開示の技術では、フレームの初期
の一部は光源変調を行い、大部分をパルス幅変調で変調
を行う駆動方法を発表している。光源変調とPWMを組
み合わせることで、サブフレームを長くすることが可能
となった。図14は、光源変調とパルス幅変調を組み合
わせたものである。3bitを光源変調、3bitをパ
ルス幅変調で表示している。フレームは10分割され
る。図14では、縦軸は光強度を示し、初めの3bit
は、1:2:4の強度比の光源変調を示している。4b
it目以降は光源変調を行わず、100%照度で駆動し
ている。LVは、駆動時に立ち上がりまたは立ち下がり
に時間がかかる。立ち上がりまたは立ち下がり時間中
は、画像表示のために本来想定したON/OFFの中間
状態が生じるため、この部分の全体に占める割合が低い
ほど、表示品質は良好となる。つまり、サブフレームは
長いほど表示品質は良好となる。フレーム周波数を60
Hzとすると、図12から図14のサブフレーム時間は
それぞれ表7に示す値となる。
【表7】 特開平7−212686号公報(以下従来技術2とい
う)開示の発明では、空間光変調素子のパルス幅変調と
光源の光強度変調を組み合わせたものを開示している。
この方法により、光源をLVと同時に変調することで、
従来の方法に対してサブフレームの分割数を減らすこと
が可能となり、高階調ヘの対応を可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】階調を表示する方法と
しては、1枚の画面を表示している時間を複数のサブフ
レームに分割し、各サブフレームのON/OFF等をお
こなう方法が一般に行われている。この方法で階調数を
上げるためには、フレームをより多くのサブフレームに
分割する必要がある。但し、LVには応答速度があるた
め、最短サブフレームがLV応答速度より短くなると、
サブフレーム中に充分な表示がおこなえず、表示品質が
劣化する。一方、表示品質を劣化させない階調表示方法
として、面積変調方式において既存の画素を複数個まと
めてON/OFFする画素数で、階調を表記する方式が
ある。しかしこの方式では、階調表示に必要な数の画素
をひとまとめにする必要から、たとえば16階調を表示
するためには、4×4−1=15の画素を表示の1単位
としてとりあつかい、各画素のON/OFFを行うこと
で、0〜15まで(16階調)を表示する。この場合、
表示パネル全体の解像度は、1/15に低下する。また
従来のパルス変調のみの方式では、液晶は有限の立ち上
がり立ち下がり時間がかかるため、応答が間に合わない
可能性がある。液晶の応答が間に合わない場合、階調表
示全体を通して、光の利用効率は低下し、全体に暗い表
示となる。また従来技術1で開示された技術の内容で
は、光源をパルス幅と強度の両方を変調することで、光
量を変調する部分と、光源は変調せずに、空間光変調素
子(液晶パネル等)のパルス幅変調を組み合わせて階調
表示を行う。階調の下位を光源変調で示し、上位をパル
ス幅階調をおこなうことで、光利用効率が高く、分割数
が比較的少ない駆動方法であるが、基本的に光源変調を
行う以上、光利用効率は低下するという問題があった。
さらに従来技術2で開示された発明では、単純なパルス
幅変調の欠点を補うために光源強度変調を行うものであ
り、1フレームにわたり光源の強度変調を行っているた
め光利用効率は極端に低下するという問題があった。本
発明はこれら従来技術の問題点に鑑み、光効率を下げず
に高画質、高階調を実現する階調表示方法及び階調表示
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の階調表示
方法では、少なくとも空間光変調素子と、これを照明す
る光源を備えた階調表示装置において行う階調表示方法
において、前記光源の強度変調を行い、前記空間光変調
素子は、階調を行うための1単位を複数の画素で構成
し、各画素は個別にON/OFFおよび面積変調表示を
行う。請求項2記載の階調表示方法では、請求項1記載
の階調表示方法において、面積変調を2画素から構成
し、カラー表示を構成する一色が表示する階調数を、2
nで表現すると、少なくとも表示を行う1単位を面積変
調するための面積比は、nが偶数の場合、略1:2n/2
の関係を示し、nが奇数の場合、略1:2( n-1)/2の関
係を示す。請求項3記載の階調表示方法では、請求項1
または2記載の階調表示方法において、1フレームのサ
ブフレームへの分割数は、nが偶数の場合、n/2の関
係を示し、nが奇数の場合、(n+1)/2の関係を示
し、使用する光源変調は、1から最大値を上記サブフレ
ームへの分割数とする連続した自然数の番号を、分割し
た各フレームに付加し、その付加した番号をmとする
と、各サブフレームでの光源の強度すなわちサブフレー
ム(m〜1)の強度は略(光源の最高照度)×(1/
2)m-1で示す。請求項4記載の階調表示方法では、請
求項1、請求項2または請求項3記載の階調表示方法に
おいて、面積変調を行う画素の変調方法として、サブフ
レーム内の時間に係数をかけた値を100%とするパル
ス幅変調を使用する。請求項5記載の階調表示方法で
は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の階調表示
方法において、画像を1フレーム内で時分割し、分割し
た画像を空間変調素子に表示する。請求項6記載の階調
表示装置では、少なくとも空間光変調素子と、これを照
明する光源を備えた階調表示装置において行う階調表示
装置において、請求項1乃至請求項5記載のいずれかの
階調表示を行うことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、空間光変調素子(ライ
トバルブ、以下LVという)の階調表示方法に関するも
のである。より詳しくは、階調を表示するために分割さ
れた表示時間(以下サブフレーム時間という)を長くす
ることで、LVの応答速度による階調表示数の制限を緩
和するものである。以下に本発明の具体的な例を示し、
説明する。階調を表示する方法としては、1枚の画面を
表示している時間を複数のサブフレームに分割し、各サ
ブフレームのON/OFF等をおこなう方法が一般に行
われている。この方法で階調数を上げるためには、フレ
ームをより多くのサブフレームに分割する必要がある。
但し、LVには応答速度があるため、最短サブフレーム
がLV応答速度より短くなると、サブフレーム中に充分
な表示がおこなえず、表示品質が劣化する。本発明は、
階調表示を少なくともLVと照明する光源を使用する表
示装置で光源の光強度変調(以下、光源変調を記す)
と、LVのデューティ比(以下、PWMと記す)と、表
示を行う最少単位を複数の画素で構成した面積比で変調
(以下、面積変調という)する階調表示方法である。
【0007】図1には、NDフィルタを使用した単色プ
ロジェクタの構造図を示す。ランプ25からの連続光
は、円周方向に透過率を規定したNDフィルタ22で各
強度に分割される。一例を上げれば、1:2:4:8と
なる。偏光変換装置26で偏光変換および光軸を調整
し、PBS24で反射してLV23に入射する。LV2
3で偏光方向が変調された光のみ、PBS24を透過し
て投射レンズ27からスクリーンへ投射される。この構
成に回転カラーフィルタを加え、RGB各色毎にNDフ
ィルタ22が1回転させることで、カラー化を実現する
ことができる。ここで21はNDフィルタ22の斜視図
を示す。コントローラ50は後述する制御方法におい
て、LV23、ランプ25を制御する。高解像度化を実
現する方法として、画素を1画面毎に移動させて(シフ
トさせて)その位置に対応する画像を表示する方法を用
いることができる。(以下この方法をピクセルシフトと
記載する) 画素は、ピエゾ素子等でシフトする。図2にLV23周
辺の説明図を示す。LV23には、それぞれ2軸方向に
動かすためのピエゾ素子32、33を設けた。LV23
は、各ピエゾ素子の動作により、ピエゾ素子近傍に記載
した方向にLV23をシフトする。
【0008】図3に本発明の表示装置を示す。光源であ
るRGBそれぞれの発光色をもつLED45はRBGを
順次発光する。LED45からの光は、偏光変換装置4
6で偏光変換および光軸を調整し、PBS44で反射し
てLV43に入射する。LV43で偏光方向が変調され
た光のみ、PBS44を透過して投射レンズ47からス
クリーンへ投射される。駆動は、LED45を1フレー
ム60Hzの1/12(=1.39msec)毎にR,
G,Bを切り替えて点灯し、LVへはこのLED発光色
に対応したデータを表示する。RGBを4.17mse
cで表示したのち、ピエゾ素子41により図の水平方向
右へシフトし、再びRGBを表示したのちピエゾ素子4
1は変化させず、ピエゾ素子42により図中上方向にシ
フトする。以下、ピエゾの動作とLVのシフト状態を表
1に示す。
【表1】 表1のLVの移動方向は、図2に対し、上下左右を定義
し、ピエゾ動作により、前の位置からの移動方向を示し
たものである。本発明の一つの構成は、表示する階調数
と面積変調に使用する画素を分割する面積比の関係を明
らかにしたものである。面積変調については、階調を表
示するための最少単位の分割数が増加すると加工精度が
必要となる。また、個別にON/OFFを制御する必要
性から信号線の本数が増加し、LVインターフェースが
繁雑かつコスト高になる。階調性確保に効果が高く、好
ましい分割数は、2である。画像を構成するカラー表示
を行うための1色の階調数を2nと表記すると、画素を
構成する面積比を、nが偶数の場合、略1:(2n/2
とし、nが奇数の場合、略1:(2(n-1)/2)とするも
のである。ここで、nが奇数の場合、本発明のn−1の
偶数にまとめる方法と、従来のn+1の偶数にまとめる
方法がある。n+1にまとめる方法では、面積変調を行
うための面積比が、n−1にまとめる方法にくらべて大
きくなり、製造時により一掃の微細加工を必要とする。
結果、n+1にまとめると、製造コストの増加、歩留ま
りの低下を起こす可能性がある。以上の理由から本発明
では、nが奇数の場合には、n−1の偶数にまとめるこ
とで、加工コストの低減を実現している。面積の範囲
は、加工後の面積バラツキや、照明光の照度ムラ等によ
る影響を考慮して、±20%以内に抑えることが望まし
い。階調性を重視し、加工精度を維持することで、±1
0%以内が、もっと望ましい範囲である。階調の再現性
を高くするために寸法について、最も好ましいのは±5
%以内の範囲である。
【0009】続いて、具体的な例を示して説明する。 ・nが偶数の場合(256階調表示の場合 256階調=28より、n=8である。このとき、面積
変調を行う画素の面積比は、1:2n/2より1:16と
なる。サブフレームへの分割数は、n=8が偶数なの
で、n/2=4となる。光源の強度は分割された各フレ
ームに順次4、3、2、1を対応させた場合、対応させ
た数値をmとすると各サブフレームの光源強度は、順次
(光源の最高照度)×(1/2)m -1で示す強度とな
る。ここでmは最大値をフレームの分割数とする自然数
であり、上記例では、m=4、3、2、1となる。この
例では、光源の最高照度を1とすると、各サブフレーム
は、1/8:1/4:1/2:1、光源の最高照度を8
とすると1:2:4:8となる。階調の方法は、光源の
強度を順次、略(光源の最高照度)×(1/2)m -1
示す強度である。この場合は、分割数m=4であり、強
度比は1:2:4:8となる。図5にこの場合の分割の
状態を示す。面積比1のピクセルを1〜4、面積比16
のピクセルを5〜8に示す。表2に、図5中の各ピクセ
ルナンバーと光源変調による光源強度および結果として
ピクセルから得られる光強度(LV強度と記す)の関係
を示す。
【表2】 表2より明らかなように、LV強度は1〜128間で2
のべき乗のすべての値をとっている。これにより、面積
比1、16ピクセルの組み合わせにより、すべてOFF
のとき、LV強度=0となるため0〜255までの25
6階調を表示することができる。参考までに、単純なP
WMでは、1フレームは255に分解する必要がある。
【0010】nが奇数の場合の例を以下に説明する。1
28階調=27より、n=7である。この場合は、面積
比は(1:2( n-1)/2)より、1:8となる。サブフレ
ームへの分割数は、(n+1)/2に分割され、この場
合は4となる。光源の強度は分割された各フレームに順
次4、3、2、1を対応させた場合、対応させた数値を
mとすると)各サブフレームの光源強度は、順次(光源
の最高照度)×(1/2)m -1で示す強度となる。ここ
でmは最大値をフレームの分割数とする自然数である。
上記例では、m=4、3、2、1であり、光源の最高照
度を1とすると、各サブフレームは、1/8:1/4:
1/2:1、光源の最高照度を8とすると1:2:4:
8となる。光源の強度は順次(光源の最高照度)×(1
/2)m -1で示す強度となる。この場合は、分割数m=
4であり、強度比は1:2:4:8となる。図6におい
て、面積比1の画素は、使用しないサブフレームが生じ
るが、全体の分割数は、必要最小限に設定されている。
本発明では、4分割で128階調を表示することができ
る。尚、1画素を形成する各ピクセルの形状について、
本発明は、制限を加えるものではない。表3に、図6中
の各ピクセルナンバーと光源変調による光源強度および
結果としてピクセルから得られる光強度(LV強度と記
す)の関係を示す。
【表3】 ここで128階調を単純なPWMで表示するためには、
1フレームを127に分割する必要がある。(図13参
照) 光源変調の範囲としては、略(光源の最高照度)×(1
/2)m -1で示される各照度について、範囲として±1
0%以内の範囲で調整することが望ましい。階調の再現
性から、さらに好ましくは±5%以内の範囲で調整する
ことが好ましい。光源変調においては、上記式の値が理
論値となるが、必要に応じて上記範囲において視感度補
正等を行うことで自然な表示を得ることができる。
【0011】本発明のもう一つの構成は、高階調表示の
表示装置を実現するために、画素面積の微細加工の負担
を軽減することを目的としている。具体的には、特に加
工上問題になるのは、微小面積のピクセルを作製するこ
とである。そこで、本発明では、小さいほうの画素をサ
ブフレーム内でのデューティ比を調整することで、更に
微細加工を行ったことと同じ効果を実現するものであ
る。例を上げて説明する。上記で説明したように、25
6階調は、LVの一単位の画素を、面積比1:16に分
割し、フレームを4分割することで実現することがき
る。本発明では、この256階調を、1:16より低い
面積比で実現するものである。面積比1:8のLVを使
用し、面積比1の画素を各サブフレーム中、デューティ
比1/2で駆動し、1フレーム分割数は4とすること
で、256階調を表示することが可能となる。図7にタ
イミングチャートを示す。面積比1:8のピクセルで、
図7中の1〜4は、面積比1のピクセルがサブフレーム
内で1/2デューティで駆動されている。素子面積自体
の比は、1〜4ピクセルは5〜8ピクセルに対して1:
8の面積比を持つが、駆動した結果は、1:16の比と
なる。
【0012】表4に各項目毎の詳細を示す。LV強度
(相対値)は、1〜128間で2のべき乗のすべての値
をとっている。これにより、面積比1:8ピクセルの組
み合わせにより、すべてOFFのとき、LV強度=0と
なるので、0〜255までの256階調を表示すること
ができる。
【表4】 また、この方法を使用して画素面積バラツキをサブフレ
ーム中のPWMを行う期間(デューティ比)を調整する
ことで修正することが可能となる。これにより加工精度
バラツキによる階調表示ムラを少なくすることが可能と
なる。本来LVの画素数以上の画像データに対し、LV
の一画素からの映像情報を、時分割でスクリーン上の異
なる位置に表示することで高解像度化を図る駆動方法
(以下ピクセルシフトという)がある。ピクセルシフト
は、特に通常の駆動方法に加えて、複数の画面を表示す
ることから、サブフレームの時間が短くなる。本発明で
は、階調表示を従来の方法より長いサブフレームを実現
し、この高解像度化に対する応答速度の限界をさげるも
のである。
【0013】例を示す。フレーム周波数60Hzで、2
56階調、カラー化についてはフィールドシーケンシャ
ルを使用し、ピクセルシフトとして4画素分をシフトす
る場合について説明する。ピクセルシフトについての説
明を図8に示す。図8は、4画素分をシフトする場合に
ついて示している。LVはスクリーン上の4画素に相当
するデータを時分割で順次表示する。これをLV自身
や、レンズ等光学素子である光学的な手段を高速に移動
させることで、表示する画素数は、LV画素数の4倍と
なる。本発明による駆動で、(面積比1:16に分割
し、光源変調を4レベル(最高照度を8とした場合に、
強度比=1:2:4:8)とした場合、)サブフレーム
期間を算出すると、347μsecとなる。この時間で
は、デジタルミラーデバイス(以下DMDという)はも
ちろん、強誘電性液晶でも、応答速度80μsec程度
で駆動可能である。一方、従来技術によるPWM単独で
階調を表示する場合は、サブフレームは11μsecと
なり、DMD素子(応答速度約10μsec)でもかろ
うじてサブフレーム中に立ち上がる程度であり、本来の
画質が得られない。本発明に使用する光源としては、強
度変調を実現できること以外に制限は無く、LED、無
機・有機EL、電気光学素子(EOM)による変調や音
響光学素子(AOM)による変調をかけたレーザ光を使
用することができる。特に、小型化と照度の点およびフ
ィールドシーケンシャル等を考えると、LEDが有望で
ある。カラー表示を実現する方法として、フィールドシ
ーケンシャルがLVコストの低減がら有効である。これ
は、1枚のLVに、時分割で赤、緑、青の光を照射(赤
緑青を1組みとして、120Hz程度の人間の目でフリ
ッカを感じない周波数を使用する。赤、緑、青を単独フ
レームと考えると360Hz)し、照射された光に対応
する表示データをLVに表示することで、LV数を削減
した低コスト化を図ったものである。このフィールドシ
ーケンシャルは、原理上、先に述べたようにフレーム周
波数が高いため、従来の階調表示方法では、応答速度は
10μsecのDMD等、高速応答のデバイスでのみ商
品化されているのが現状である。本発明の階調表示方法
を使用することで、階調表示特性が優れた投射装置を実
現することができる。
【0014】光源としては、光源変調が可能なものであ
れば使用可能である。例としては上記したLED、レー
ザや、強度変調をおこなうランプ光源を使用することが
できる。ランプ光源を使用する場合の一例を上げれば、
回転するフィルタで、図11に示す用に円周方向に透過
率を規定したNDフィルタを配置することで、ランプ光
を変調することができる。図11は、光源を4レベルに
変調する場合を示している。図に示すフィルタを回転さ
せ、フィルタの透過率によりランプを直接強度変調する
ことなく光源強度変調を実現するものである。例として
は、各フィルタの透過率の比を1:2:4:8(8は最
高照度)とすることで、使用することができる。LVと
しては、特に制限を加えるものではない。画素毎の階調
表示については画素自体が階調表示可能であっても、ま
た2値表示のみの場合にはON/OFF時間の変調で階
調を表示できれば、使用することができる。本発明が高
速なフレームレートへの対応を目的とすることから、ス
イッチング素子と組み合わせた強誘電液晶や、DMDが
望ましい。本発明による表示装置は、フロントプロジェ
クション型、リアプロジェクション型のような投射型
や、バックやフロントに照明をもつ直視型等が可能で、
形式にとらわれることなく実現可能である。
【0015】(第1の実施例)フィールドシーケンシャ
ルを想定し、64階調の表示装置を作製し、比較をおこ
なった。 試作1:本発明により、1画素は、面積比1:8の2ピ
クセルで構成した。照明にLEDを使用し、1、2、4
…(2のべき乗)で示される強度比に調整した。本発明
では、図9に示すタイミングで、1フレームを3分割
し、各フレームでLED照度を最大値を4として、1:
2:4とすることで、64階調を表示することができ
た。表5に各画素の動作とLV強度の関係を示す。1フ
レーム60Hzでは、階調を表示するためのサブフレー
ムは、1.9msecとなった、
【表5】 試作2:比較のために、表示を行う1単位を面積比1:
4の2ピクセルで構成した場合、試作1と同じく64階
調を表示する装置を試作した。光源変調は試作1と同じ
く強度比1:2:4とした。結果、図10(表6にサブ
フレームと階調表示の関係を示す。)に示す階調表示が
可能となり、フレームは5サブフレームに分割すること
で64階調以上を実現できた。1フレーム60Hzで
は、サブフレームは、1.11msecとなった。
【表6】 比較の結果、本発明の面積変調(面積比の規定)によ
り、サブフレーム期間を長くすることができた。尚、表
6は表中の数までで表示可能な階調数を示している。
【0016】(第2の実施例)フィールドシーケンシャ
ルを想定し、256階調の表示装置を作製し、比較をお
こなった。 試作3:本発明により、1画素は、面積比1:16の2
ピクセルで構成した。照明にLEDを使用し、1、2、
4…(2のべき乗)で示される強度比に調整した。結
果、本発明では、図5に示すタイミングで、1フレーム
を4分割し、各フレームでLED照度を最高照度を8と
した場合1:2:4:8とすることで、256階調を表
示することができた。1フレーム60Hzでは、階調を
表示するためのサブフレームは、1.4msecとなっ
た、試作4:比較のために、1画素を1:4の2ピクセ
ルで構成すること以外は、試作1と同じ構成の装置を試
作し、256階調を実現する方法を検討した。結果、光
源変調を試作3と同じ1:2:4:8とすると、1フレ
ームは9分割となり、1フレーム60Hzでは、階調を
表示するためのサブフレームは617μsecとなる。
光源変調を採光照度を16とした場合1:2:4:8:
16とすると、1フレームは7分割となり、1フレーム
60Hzでは、階調を表示するためのサブフレームは7
94μsecとなる。比較の結果、本発明の面積変調
(面積比)により、サブフレーム期間を長くすることが
できた。比較例の試作4の結果から、光源変調の数を増
加することで、サブフレームへの分割数を削減可能であ
ることがわかる。しかし、光源強度を高速で切り替える
ことはコストの増加をもたらす。現実的な光源の変調数
としては、5階調以下が望ましい。もっとも望ましく
は、4階調となる。(本発明の構成では、光源変調4階
調を使用することで、コンピュータ画像として高画質と
される1677万色(各色256階調)を実現可能であ
る。)
【0017】(第3の実施例)実施例1で試作した表示
装置(試作1)を使用し、本発明による256階調の表
示装置を作製した。1画素を構成する面積比1:8のピ
クセルのうち、面積比1ピクセルの駆動時間を面積比8
ピクセルの1/2とした。タイミングチャートを図7に
示す。本発明による駆動方法で、1フレームを4分割
し、各フレームでLED照度を1:2:4:8とするこ
とで、256階調を表示することができた。1フレーム
60Hzでは、階調を表示するためのサブフレームは、
1.4msecとなった。比較のために、同じ256階
調を表示可能である実施例5、試作3の表示装置と比較
を行った。LEDの点灯タイミング、1フレームの分割
数は、両者同じであるが、1画素を構成する2ピクセル
の面積比が異なり、本発明によるものでは、面積比1:
8であり、比較例では1:16である。画素の高精細化
が進むことで、小さい面積の画素は,よりいっそう小型
化される。本発明により、工程を簡略化でき、安価に高
精細表示を実現できることがわかった。
【0018】(第4の実施例)図8において、LV上へ
は、スクリーン上の1→2→3→4に対応するデータを
順次表示。これに対応してLVからの画像を対応するス
クリーン上へ投射する。応答速度(立ち上がり)が80
μsecである強誘電性液晶を使用し、1フレームの表
示時間に図8に示す4画素分の画像を表示するピクセル
シフトを行う駆動方法で、64階調表示装置を作製し
た。階調表示装置は、光源にRGB各LEDアレイを使
用し、各色を個別に点灯させることによりフィールドシ
ーケンシャルを実現した。ピクセルシフトには、2軸方
向にピエゾ素子を使用してLVをシフトすることでおこ
なった。本発明による方法では、面積比1:8、LED
照明は図9に示すタイミングで1:2:4の強度比で駆
動することで実現できた。1フレーム60Hzでは、階
調を表示するためのサブフレームは、460μsecと
なった。使用した強誘電液晶の応答速度80μsecか
ら、このサブフレーム期間中、83%の期間を実効的な
表示時間とすることができた。比較のために、使用する
LVを面積比1:4のものに交換した表示装置を作製し
た。比較のために作製した表示装置では、1フレーム6
0Hz時に、サブフレームは278μsecとなった。
強誘電液晶の応答時間から、サブフレームの有効な表示
期間は、71%となり、本発明の階調方法では、より長
いサブフレーム期間を確保することができ、表示品質を
向上させることがわかった。
【0019】(第5の実施例)応答速度(立ち上がり)
が80μsecである強誘電性液晶を使用し、1フレー
ムの表示時間に図8に示す4画素分の画像を表示するピ
クセルシフトを行う駆動方法で、256階調表示装置を
作製した。階調表示装置は、光源にRGB各LEDアレ
イを使用し、各色を個別に点灯させることによりフィー
ルドシーケンシャルを実現した。ピクセルシフトには、
2軸方向にピエゾ素子を使用してLVをシフトすること
でおこなった。本発明による方法では、面積比1:1
6、LED照明は図5に示すタイミングで1:2:4:
8の強度比で駆動することで実現できた。1フレーム6
0Hzでは、階調を表示するためのサブフレームは、約
340μsecとなった。使用した強誘電液晶の応答速
度80μsecから、このサブフレーム期間中、76%
の期間を実効的な表示時間とすることができた。比較の
ために、使用するLVを面積比1:4のものに交換した
表示装置を作製した。光源変調は、比較のために本発明
によるものと同じ1:2:4:8とした。比較のために
作製した表示装置では、1フレーム60Hz時に、サブ
フレームは154μsecとなった。強誘電液晶の応答
時間から、サブフレームの有効な表示期間は、48%と
なり、コントラスト比の低下が見られた。発明の階調方
法では、画質の劣化は見られなかった。本発明では、よ
り長いサブフレーム期間を確保することができ、表示品
質を向上させることがわかった。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、光源変調、P
WM、面積変調を組み合わせることで、階調を構成する
ためのサブフレームの時間を長く確保することができ
た。これにより、既存のLVでは応答速度の制限から表
示できない階調数や、時分割駆動、高解像度化の駆動方
法を実現した。請求項2記載の発明では、面積変調の面
積比を規定することで、フレームの分割数を少なくする
ことができ、サブフレーム時間を長く確保することがで
きた。請求項3記載の発明では、サブフレームの分割数
を規定することで、フレームの分割数を少なくすること
ができ、サブフレーム時間を長く確保することができ
た。請求項4記載の発明では、面積変調の微小面積によ
る効果を、画素のON/OFF時間(デューティ比)を
調整することで実現し、加工時の微細化を行わなくて
も、高階調表示を実現することができた。また、製造コ
ストを削減することができた。請求項5記載の発明で
は、光源変調、面積変調、PWMを使用することで、サ
ブフレーム時間を長く確保することができ、従来の空間
光変調素子では実現が困難であったフィールドシーケン
シャルとピクセルシフトおよび高階調表示を実現するこ
とができた。請求項6記載の発明では、光源変調、面積
変調、PWMを使用することで、サブフレーム時間を長
く確保することができ、高階調表示と高画質を両立させ
た表示装置を実現することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】階調表示装置の構成図。
【図2】LV周辺の構成図。
【図3】階調表示装置の別の構成図。
【図4】本発明による画素の一例を示す図。
【図5】本発明による256階調を示すタイムチャー
ト。
【図6】本発明の別の実施例による256階調を示すタ
イムチャート。
【図7】本発明の別の実施例による256階調を示すタ
イムチャート。
【図8】ピクセルシフトの説明図。
【図9】本発明別の実施例による256階調を示すタイ
ムチャート。
【図10】本発明別の実施例による256階調を示すタ
イムチャート。
【図11】円周方向に配置した透過率を規定したNDフ
ィルタを示す図。
【図12】従来の面積変調の例を示しており、64階調
を7分割で表示する図。
【図13】従来のパルス幅変調による階調表示の例を示
す図。
【図14】従来の光源階調とパルス幅変調による階調表
示の例を示す図。
【符号の説明】
1〜4 面積比1のピクセル 5〜8 面積比8のピクセル 21 NDフィルタ斜視図 22 NDフィルタ 23 LV 25 ランプ 26 偏光変換装置 27 投射レンズ 32、33 ピエゾ素子 50 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/133 575 G02F 1/133 575 G09G 3/34 G09G 3/34 J D 3/36 3/36 H04N 5/66 H04N 5/66 A (72)発明者 杉本 浩之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 滝口 康之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H093 NA54 NA55 NC42 ND04 ND06 NE06 5C006 AA12 AA15 AA17 AA22 AC02 AF44 BB11 BB29 EA01 EC11 FA56 5C058 BA08 BA25 BB03 EA01 EA02 EA14 EA23 EA26 EA51 5C080 AA10 AA18 BB05 CC03 DD03 EE29 FF09 JJ02 JJ04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも空間光変調素子と、これを照
    明する光源を備えた階調表示装置において行う階調表示
    方法において、前記光源の強度変調を行い、前記空間光
    変調素子は、階調を行うための1単位を複数の画素で構
    成し、各画素は個別にON/OFFおよび面積変調表示
    を行うことを特徴とする階調表示方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の階調表示方法において、
    面積変調を2画素から構成し、カラー表示を構成する一
    色が表示する階調数を、2nで表現すると、少なくとも
    表示を行う1単位を面積変調するための面積比は、 nが偶数の場合、略1:2n/2の関係を示し、 nが奇数の場合、略1:2( n-1)/2の関係を示すことを
    特徴とする階調表示方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の階調表示方法に
    おいて、1フレームを分割した個々のフレーム(以下サ
    ブフレームという)への分割数は、 nが偶数の場合、n/2の関係を示し、 nが奇数の場合、(n+1)/2の関係を示し、 使用する光源変調は、1から最大値を上記サブフレーム
    への分割数とする連続した自然数の番号を、分割した各
    フレームに付加し、その付加した番号をmとすると、各
    サブフレームでの光源の強度すなわちサブフレーム(m
    〜1)の強度は 略(光源の最高照度)×(1/2)m-1 で示されることを特徴とする階調表示方法。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3記載
    の階調表示方法において、面積変調を行う画素の変調方
    法として、サブフレーム内の時間に係数をかけた値を1
    00%とするパルス幅変調を使用することを特徴とする
    階調表示方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の階調表示方法において、画像を1フレーム内で時分割
    し、分割した画像を空間変調素子に表示することを特徴
    とする階調表示方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも空間光変調素子と、これを照
    明する光源を備えた階調表示装置において行う階調表示
    装置において、請求項1乃至請求項5記載のいずれかの
    階調表示方法を制御するコントローラを設けることを特
    徴とする階調表示装置。
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