JP2002295657A - 車輌のパーキング制御装置 - Google Patents
車輌のパーキング制御装置Info
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Abstract
る際に、大きな音やシフトショックなどを低減した車輌
のパーキング制御装置を提供する。 【解決手段】 傾斜検出手段101が車輌の傾斜状態を
検出して、解除前切換手段102が、シフトレバー40
によりパーキング状態の解除を指令され、かつ傾斜検出
手段101により車輌が傾斜していることを検出した際
に、傾斜方向に基づき、レンジ切替え駆動装置30を介
して油圧制御装置20をDレンジ又はRレンジに設定す
る。そして、解除前切換検出手段103が、該解除前切
換手段102により該油圧制御装置20がDレンジ又は
Rレンジに形成されたことを検出すると、解除手段10
4がパーキング状態を解除する。それにより、車輌が傾
斜している状態でパーキング状態を解除する前に、車輌
の出力軸に発生している該車輌の自重による負荷に対し
て前進方向又は後進方向のトルクを作用させる。
Description
制御装置に係り、詳しくは、坂道等に車輌を停止し、か
つパーキングギヤが係合しているパーキングレンジの状
態で、該パーキングギヤを円滑に解除するためのパーキ
ング制御装置に関する。
動変速機などにおいて、運転者などがシフトレバーを所
定のレンジに選択すると、電気的な信号などの指令によ
りレンジ切替え駆動装置を駆動し、シフト操作手段(マ
ニュアルバルブ)を選択されたレンジに操作する、いわ
ゆるシフトバイワイヤシステムが適用されているものが
ある。
ング制御装置では、例えば運転者がシフトレバーをP
(パーキング)レンジに選択すると、上記レンジ切替え
駆動装置にPレンジを指令し、該レンジ切替え駆動装置
が駆動することで該指令を伝達して油圧制御装置をPレ
ンジ(ニュートラル状態)に形成する。そして、該油圧
制御装置がPレンジに形成されると、パーキング機構を
駆動し、車輪に連動する自動変速機の出力軸上に配設さ
れたパーキングギヤとパーキングポールとを機械的に噛
合わせてパーキング状態を形成している。
ーキング制御装置においては、車輌が傾斜している状態
(例えば坂道などに車輌を停車している状態)でシフト
レバーをPレンジに選択し、パーキングギヤとパーキン
グポールとを噛合わせると、車輌の自重によって車輪に
トルク負荷が生じて、ドライブシャフトなどを介して自
動変速機などの出力軸上のパーキングギヤが回転方向に
負荷されている状態となる。
を示すタイムチャートである。図8に示すように、時点
t0において、車輌が傾斜した状態で、かつパーキング
状態(図中P−on)である場合には、上述したように
車輌の自重によりパーキングギヤにトルク負荷が生じ、
自動変速機などの出力軸にはトルクT1が発生してい
る。
レバーをP(パーキング)レンジからD(ドライブ)レ
ンジに選択すると、該シフトレバーからの指令によりパ
ーキング機構が駆動され、時点t2においてパーキング
ギヤとパーキングポールとの噛合いが解除される(図中
P−off)。一方、レンジ切替え駆動装置も該シフト
レバーからの指令により駆動され、該レンジ切替え駆動
装置から伝達された指令により、時点t3において油圧
制御装置はDレンジを形成し、パーキング状態が解除さ
れる。
は、時点t3において油圧制御装置がDレンジを形成す
るに先立って、時点t2においてパーキングギヤとパー
キングポールとが解除されてしまうため、時点t2と時
点t3との間は、出力軸が解放状態となっていた。その
ため、時点t2において該出力軸の車輌の自重によるト
ルク負荷が瞬時に解放されて、図8中に示すように、該
出力軸のトルクTは該負荷の解放に伴って振動しながら
Dレンジの状態であるトルクTDに収束する形となって
いた。つまり、車輌が傾斜している状態でパーキング解
除すると、大きな音やシフトショックなどが発生すると
いう問題があった。
き、パーキング状態の解除を指令された際に前進状態又
は後進状態を形成し、もって上記課題を解決した車輌の
パーキング制御装置を提供することを目的とするもので
ある。
(例えば図1乃至図7参照)、シフト(例えばPレン
ジ,Rレンジ,Nレンジ,Dレンジなど)を選択・指令
するための操作手段(40)と、前記操作手段(40)
の指令に基づいて前進状態及び後進状態を形成する制御
装置(20)と、前記シフトのパーキングレンジ(例え
ばPレンジ)指令に基づいてパーキング状態又は該パー
キング状態を解除するパーキング機構(1)と、を備え
た車輌のパーキング制御装置(50)において、車輌の
傾斜状態を検出する傾斜検出手段(101)と、前記操
作手段(40)により前記パーキング状態の解除を指令
され、かつ前記傾斜検出手段(101)により前記車輌
が傾斜していることを検出した際に、前記傾斜方向に基
づいて前記制御装置(20)を前進状態又は後進状態に
設定する解除前切換手段(102)と、前記解除前切換
手段(102)により前記前進状態又は後進状態が形成
された後に前記パーキング状態を解除する解除手段(1
04)と、を備える、ことを特徴とする車輌のパーキン
グ制御装置(50)にある。
照)、前記解除前切換手段(102)により前記前進状
態又は後進状態が形成されたことを検出する解除前切換
検出手段(103)を備え、前記解除手段(104)
は、前記解除前切換検出手段(103)による検出に基
づいて前記パーキング状態を解除してなる、請求項1記
載の車輌のパーキング制御装置(50)にある。
照)、前記パーキング機構(1)は、自動変速機の出力
軸をロックするものであって、前記解除前切換検出手段
(103)は、前記解除前切換手段(102)により前
進状態又は後進状態が形成されたことを、入力回転数
(例えばクラッチC1の回転数)の変化に基づいて検出
してなる、請求項2記載の車輌のパーキング制御装置
(50)にある。
照)、前記傾斜検出手段(101)は、前記車輌が停止
する直前に前記傾斜方向を記憶することで前記傾斜を検
出してなる、請求項1ないし3のいずれか記載の車輌の
パーキング制御装置(50)にある。
照)、前記傾斜検出手段(101)は、平坦勾配として
算出された前記車輌の基準加速度(AB)と前記車輌の
実際の加速度(AV)とに基づいて前記傾斜を検出され
てなる、請求項4記載の車輌のパーキング制御装置(5
0)にある。
照)、前記解除前切換手段(102)は、前記傾斜が登
坂方向である場合に前進状態(例えばDレンジ)を設定
し、前記傾斜が降坂方向である場合に後進状態(例えば
Rレンジ)を設定してなる、請求項1ないし5のいずれ
か記載の車輌のパーキング制御装置(50)にある。
するためのものであるが、これは、発明の理解を容易に
するための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成
に何等影響を及ぼすものではない。
出手段が車輌の傾斜状態を検出して、解除前切換手段
が、操作手段によりパーキング状態の解除を指令され、
かつ傾斜検出手段により車輌が傾斜していることを検出
した際に、傾斜方向に基づいて制御装置を前進状態又は
後進状態に設定し、解除手段が該解除前切換手段により
前進状態又は後進状態が形成された後にパーキング状態
を解除するので、車輌が傾斜している状態でパーキング
状態を解除する前に、出力軸に発生している該車輌の自
重によるトルク負荷に対抗するように前進方向又は後進
方向のトルクを入力側から作用させることができ、円滑
にパーキング状態を解除することができる。それによ
り、パーキング状態を解除する際に発生する大きな音や
シフトショックを低減することができる。
換検出手段が解除前切換手段により前進状態又は後進状
態が形成されたことを検出し、解除手段は、該解除前切
換検出手段による検出に基づいてパーキング状態を解除
するので、パーキング状態を解除する前に、出力軸に発
生している該車輌の自重によるトルク負荷に対して前進
方向又は後進方向のトルクを、確実に作用させてからパ
ーキング状態を解除することができる。
換検出手段は、解除前切換手段により前進状態又は後進
状態が形成されたことを、入力回転数の変化に基づいて
検出するので、パーキング状態を解除する前に、自動変
速機の出力軸が固定されている状態でありながら、所定
変速段が形成されたことを検出することができる。
手段は、車輌が停止する直前に傾斜方向を記憶すること
で傾斜を検出するので、パーキング状態を解除する際
に、停車中である車輌の傾斜方向を検出することができ
る。
として算出された車輌の基準加速度と車輌の実際の加速
度とに基づいて車輌が停車する際の傾斜を検出するの
で、パーキング状態を解除する際の車輌の傾斜方向を精
度良く検出することができる。
換手段は、傾斜が登坂方向である場合に前進状態を設定
し、傾斜が降坂方向である場合に後進状態を設定するの
で、出力軸に発生している該車輌の自重によるトルク負
荷に対して前進方向又は後進方向のトルクを打消す方向
に作用させることができる。
ング制御装置を図に沿って説明する。図1は本発明に係
るパーキング機構を示す模式図である。パーキング機構
1は、不図示の例えば自動変速機などの出力軸上に配設
されたパーキングギヤ2と、該パーキングギヤ2に噛合
うパーキングポール3と、該パーキングギヤ3を駆動す
るためのパーキングロッド8と、から構成されている。
固定されており、該出力軸の回転に伴い図中矢印A−B
で示す回転方向に回転する。パーキングポール3は、不
図示のミッションケースなどに対して固定されている支
点4を介して図中矢印C−Dで示す方向に回動自在に配
設されており、該支点4にはパーキングポール3を矢印
D方向に付勢するバネ5が配設されている。パーキング
ロッド8には、その軸上に図中矢印E−Fで示す軸方向
に対して移動自在に配設されたカム7を備えており、該
カム7はバネ10により矢印F方向に付勢されている。
また、パーキングロッド8とパーキングポール3とは、
例えばワイヤーリング9などにより位置ずれしないよう
に支持されている。
矢印F方向の位置に駆動されると、該カム7によりパー
キングポール3がバネ5の付勢に反して矢印C方向に押
圧される。すると、パーキングポール3の爪がパーキン
グギヤ2に噛合って、該パーキングギヤ2の回転方向
(矢印A−B方向)を固定し、パーキング状態にする。
また、パーキングロッド8のカム7がバネ10の付勢に
反して矢印E方向の位置に駆動されると、該カム7によ
るパーキングポール3の押圧が解除され、バネ5の付勢
により矢印D方向に駆動される。すると、パーキングポ
ール3の爪とパーキングギヤ2と噛合いが解除されるこ
とで、該パーキングギヤ2及び出力軸を回転自在とし
て、つまりパーキング状態を解除する。
について図2及び図3に沿って説明する。図2及び図3
はパーキング制御装置を示す模式図である。図2に示す
ように、パーキング制御装置50は、上述したパーキン
グ機構1のパーキングロッド8をその軸方向(矢印E−
F方向)に駆動するモータ12と、例えば不図示の自動
変速機などを変速制御する油圧制御装置(制御装置)2
0と、不図示の運転席に備えられているシフトレバー
(操作手段)40から選択されたシフトの指令を該油圧
制御装置20に伝達するレンジ切替え駆動装置30と、
から構成されている。
ー40からの指令を受け、詳しくは後述する制御部(E
CU)100を介して駆動するモータ21を備えてお
り、またモータ21のモータ軸21aにはディテントレ
バー22が固定されて配設されている。一方、ディテン
トスプリング24は、その一端側の固定部24bにて油
圧制御装置20に固定されており、他端側にはローラ2
4aを有して、上記ディテントレバー22の先端部分に
形成されている例えば6個の溝部22aに嵌入係合して
いる。また、該ディテントレバー22にはピン25が植
設されており、該ピン25は油圧制御装置20のマニュ
アルバルブ23の先端に有する2枚の円板23a,23
aの間に挿入されて係合している。
てレンジを選択すると、制御部100を介して指令がモ
ータ21に伝達される。該指令を受けたモータ21は、
選択されたレンジの指令に基づいてモータ軸21aを図
中矢印G−H方向に所定量回転し、該モータ軸21aに
固定されているディテントレバー22を所定量回動す
る。すると、ディテントスプリング24のローラ24a
が、ディテントレバー22の例えば6個の溝部22aと
の嵌入係合している位置を替えて再度嵌入係合する。そ
して、ディテントレバー22に植設されたピン25を介
してマニュアルバルブ23が上記指令に合わせて図中矢
印I−J方向に駆動され、油圧制御装置20にシフトレ
バー40からの指令を伝達する。
えば6個の溝部22aは、それぞれシフトレバー40の
各レンジに対応しており、例えばマニュアルバルブ23
を矢印J方向に駆動した位置(モータ軸21aが矢印H
方向に回転した位置)から順に、例えば「P」,
「R」,「N」,「D」,「S(Ds)」,「L」の各
レンジに対応している。また、シフトレバー40の各レ
ンジが例えば5個である場合(例えば「P」,「R」,
「N」,「D」,「Ds」である場合)は、ディテント
レバー22の先端部分の溝部22aが5個であり、つま
りシフトレバー40のレンジ数に対して上記溝部22a
がそれぞれ形成されている。
替え駆動装置30について説明したが、例えば図3に示
すパーキング制御装置50’のレンジ切替え駆動装置3
0’のような構成であってもよい。レンジ切替え駆動装
置30’内には、例えば不図示のソレノイドバルブ等を
有しており、シフトレバー40からの指令が制御部10
0を介して伝達されると、該ソレノイドバルブなどが駆
動され、油圧制御装置20内に有するマニュアルバルブ
にレンジの指令を伝達するように構成されている。
グ)レンジにシフトレバー40をシフトした場合は、上
述のように油圧制御装置20にPレンジの指令が伝達さ
れ、該油圧制御装置20がPレンジ(ニュートラル状
態)を形成する一方で、制御部100を介してモータ1
2に該パーキング指令が伝達される。すると、該モータ
12によりパーキングロッド8が矢印F方向に駆動され
て、上述のようにパーキングギヤ2とパーキングポール
3が噛合って、つまりパーキング状態となる。
U)100について図4に沿って説明する。図4は本発
明に係る制御部を示すブロック図である。図4に示すよ
うに、制御部100は、傾斜検出手段101、解除前切
換手段102、解除前切換検出手段103及び解除手段
104を備えている。
ら、例えばスロットル開度、車速、エンジン回転数、例
えば自動変速機などの入力軸回転数、自動変速機のギヤ
比、などを検知し、それら各パラメータに基づいて、平
坦路を走行している状態を想定した基準加速度ABを算
出し、また実際に走行している状態の実際加速度AVを
検知する。そして、基準化速度ABと実際加速度AVと
の差に基づいて車輌の傾斜状態を検出し、車輌が停車す
る直前に該車輌の傾斜状態を記憶する(詳しくは後述す
る)。
外(例えばDレンジ、Nレンジ、Rレンジなど)に選択
されると、該シフトレバー40からパーキング状態の解
除の指令が上記傾斜検出手段101に出力される。する
と、該傾斜検出手段101は、上述のように記憶した車
輌の傾斜状態に基づいて、登坂方向又は降坂方向に傾斜
している場合には、解除前切換手段102にパーキング
解除の指令及び車輌の傾斜方向を出力し、平坦路である
場合には、解除手段104にパーキング解除の指令を出
力する。
101は、上述のように基準化速度ABと実施加速度A
Vとに基づいて車輌の傾斜状態を検出しているが、これ
に限らず、例えば、傾斜角センサを使用して車輌の傾斜
状態を検出する、ナビゲーションシステムの情報に基づ
いて車輌の傾斜状態を検出する、上記モータ12の駆動
を行った際の電流通電量を検出することでパーキングギ
ヤに生じているトルク負荷を検出して車輌の傾斜状態を
検出する、GPSを車輌の前後に配置してそれら2個の
情報に基づいて車輌の傾斜状態を検出する、などの何れ
の検出方法でもよく、これらに限らず、車輌の傾斜状態
が検出できるものであればよい。
段101により検出された車輌の傾斜状態に基づいて、
例えば車輌が登坂路(登坂方向の傾斜状態)に停車して
いることを判断すると、前進方向の変速段(例えばDレ
ンジ)を設定する(切換える)ようにレンジ切替え駆動
装置30に出力し、例えば車輌が降坂路(降坂方向の傾
斜状態)に停車していることを判断すると、後進方向の
変速段(例えばRレンジ)を設定する(切換える)よう
にレンジ切替え駆動装置30に出力する。
制御装置20内の入力軸のトルク伝達を行う摩擦係合手
段、即ち、エンジンからのトルクを例えば自動変速機の
入力軸に(特に前進時に)伝達する入力クラッチ(例え
ばクラッチC1)の回転数変化を検出することで、上記
解除前切換手段102の出力によりレンジ切替え駆動装
置30が駆動して油圧制御装置20が所定変速段(例え
ば前進状態のDレンジ又は後進状態のRレンジ)が形成
されたこと(切換えられたこと)を検出すると、解除手
段104に出力する。また、該油圧制御装置20が所定
変速段に形成されていない(切換えられていない)場合
は、解除変速手段102に再度所定変速段を設定するよ
うに出力する。
出手段103は、油圧制御装置20内の入力軸のトルク
伝達を行う摩擦係合要素(例えばクラッチC1)の回転
数変化を検出することで、所定変速段が形成されたこと
を検出しているが、これに限らず、各摩擦係合要素を制
御する油圧の変化、トルクコンバータのタービン回転数
変化、油圧制御装置20の指令値の変化、などに基づい
て所定変速段が形成されたことを検出してもよく、更
に、これらに限らず、解除前切換手段102により油圧
制御装置20が所定変速段に形成されたことを検出でき
るものであれば、何れのものであってもよい。また、解
除前変速検出手段103を配設せずに、解除前切換手段
102からの出力に基づいてタイマーを起動し、該タイ
マーに基づいて所定変速段が形成されるタイミングを図
4中破線で示すように解除手段に出力するようにしても
よい。
が、油圧制御装置20が所定変速段に形成されたことを
検出し、出力すると、解除手段104は、パーキング機
構1にパーキング状態の解除を出力し、モータ12を駆
動してパーキングギヤ2とパーキングポール3との噛合
いを解除し、つまりパーキング状態を解除する。
傾斜検出手段101により車輌の傾斜状態に基づいて平
坦路であると判断された場合には、該傾斜検出手段10
1から出力されたパーキング状態の解除の指令に基づい
てパーキング機構1にパーキング状態の解除を出力し、
パーキング状態の解除を行う。
解除を行うと、レンジ切替え駆動装置30にシフトレバ
ー40により選択されたレンジ(例えばDレンジ、Nレ
ンジ、Rレンジなど)の指令を出力して、該レンジ切替
え駆動装置30を介して油圧制御装置20に該指令を伝
達し、油圧制御装置20は選択されたレンジを形成す
る。
輌の傾斜状態を検出する制御について図5に沿って詳細
説明する。図5は車輌の傾斜状態を検出する制御を示す
フローチャートである。図5に示すように、車輌が走行
している状態では、車輌の傾斜状態を検出する制御をス
タートする(S200)。すると、上述したように、各
種センサ60により検知された、例えばスロットル開
度、車速、エンジン回転数、自動変速機の入力軸回転
数、自動変速機のギヤ比、などのパラメータに基づい
て、平坦路を走行している状態を想定して基準加速度A
Bを算出し(S201)、またそれらパラメータに基づ
いて車輌の実際の加速度AVを検知する(S202)。
度AVとが同じ値である場合は(S203)、車輌は平
坦路を走行しているので、傾斜検出手段101は平坦路
であることを記憶し(S207)、リターンする(S2
08)。一方、基準加速度A Bと実際の加速度AVとが
同じ値でない場合は(S203)、基準加速度ABが実
際の加速度AVより大きい値であるか否かを判定する
(S204)。
きい値である場合は、平坦路を走行している状態よりも
実際の加速度AVが小さい値である状態、つまり登坂路
を走行している状態であるので、傾斜検出手段101は
登坂路であることを記憶し(S205)、リターンする
(S208)。また、基準加速度ABが実際の加速度A
Vより大きい値でない場合は、平坦路を走行している状
態よりも実際の加速度AVが大きい値である状態、つま
り降坂路を走行している状態であるので、傾斜検出手段
101は降坂路であることを記憶し(S206)、リタ
ーンする(S208)。
返されているが、車輌が停車すると該制御を終了する。
すると、上記傾斜検出手段101には、車輌が停車する
直前の傾斜方向(平坦路、登坂路、又は降坂路)が記憶
されており、つまり停車中である車輌の傾斜を検出する
ことができる。また、車輌の傾斜を、上記基準加速度A
Bと実際の加速度AVとに基づいて検出するので、パー
キング状態を解除する際の車輌の傾斜方向を精度良く検
出することができる。
のパーキング制御装置50の制御について図6に沿って
説明する。図6は本発明を適用し得る自動変速機のパー
キング制御装置50の制御を示すフローチャートであ
る。例えば運転者によりシフトレバー40が、Pレンジ
に選択されている状態からその他のレンジ(例えばDレ
ンジ、Nレンジ、Rレンジなど)に選択されると、該シ
フトレバー40がパーキング解除の指令を出力し、制御
部100は制御をスタートする(S300)。
1に入力されると(図4参照)、該傾斜検出手段101
は上記車輌が停車する直前に記憶した傾斜方向に基づい
て車輌が傾斜しているか否かを判断する(S301)。
車輌が傾斜していないこと(平坦路であること)を判断
すると、傾斜検出手段101は、解除手段104にパー
キング解除の指令を出力する。すると、該解除手段10
4は、パーキング機構1にパーキング解除の指令を出力
し、該パーキング機構1がパーキングポール3を駆動し
てパーキング状態を解除する(S307)。
え駆動装置30に選択されたレンジの指令を出力して、
該レンジ切替え駆動装置30を介して油圧制御装置20
が選択されたシフトのレンジ(例えばDレンジ、Nレン
ジ、Rレンジなど)を形成し(S308)、制御を完了
する(S309)。
が傾斜している(登坂路又は降坂路である)ことを判断
すると、傾斜検出手段101は、パーキング解除の指令
及び車輌の傾斜状態を解除前切換手段102に出力す
る。そして、該指令及び傾斜状態を入力した解除前切換
手段102は、該車輌の傾斜方向が登坂方向であるか否
かを判断する(S302)。
向が登坂方向であることを判断すると、レンジ切替え駆
動装置30にDレンジ(前進方向の変速段)の指令を出
力して、該レンジ切替え駆動装置30をDレンジに設定
する。すると、該レンジ切替え駆動装置30を介して油
圧制御装置20は、Dレンジを形成して(S303)、
前進方向のトルクを自動変速機の出力軸に伝達すること
で車輌の自重による後進方向のトルク負荷を打消すよう
に作用させる。
油圧制御装置20に有する駆動源を接・断する摩擦係合
手段(例えばクラッチC1)の回転数変化を検出し、該
油圧制御装置20がDレンジを形成したか否かを判断し
(S304)、Dレンジが形成されていないことを判断
すると、解除前切換手段102に出力し、該解除前切換
手段102は再度Dレンジの指令を出力して、該レンジ
切替え駆動装置30をDレンジに設定し、油圧制御装置
20を、再度Dレンジに形成する(S303)。
除前切換手段102は、該車輌の傾斜方向が登坂方向で
ないことを判断すると、レンジ切替え駆動装置30にR
レンジ(後進方向の変速段)の指令を出力して、該レン
ジ切替え駆動装置30をRレンジに設定し、該レンジ切
替え駆動装置30を介して油圧制御装置20は、Rレン
ジを形成して(S305)、後進方向のトルクを自動変
速機の出力軸に伝達することで車輌の自重による前進方
向のトルク負荷を打消すように作用させる。
は、該油圧制御装置20に有する駆動源を接・断する摩
擦係合手段(例えばクラッチC1)の回転数変化を検出
し、該油圧制御装置20がRレンジを形成したか否かを
判断し(S306)、Rレンジが形成されていないこと
を判断すると、解除前切換手段102に出力し、該解除
前切換手段102は再度Rレンジの指令を出力して、該
レンジ切替え駆動装置30をRレンジに設定し、油圧制
御装置20を、再度Rレンジに形成する(S305)。
6において油圧制御装置20がDレンジ又はRレンジを
形成したことを判断すると、解除前切換検出手段103
は解除手段104にパーキング解除の指令を出力する。
該パーキング解除の指令を入力した該解除手段104
は、パーキング機構1を駆動してパーキング状態を解除
する(S307)。
ジを形成し、降坂路ではRレンジを形成しているので、
つまり出力軸には、パーキング状態を解除する前に車輌
の自重によるトルク負荷が打消される方向にトルクが作
用されて、上記パーキングギヤ2とパーキングポール3
との噛合いを円滑に解除し、つまりパーキング状態を円
滑に解除することができる。それにより、パーキング状
態を解除する際に発生する大きな音やシフトショックを
低減することができる。
接・断する摩擦係合手段(例えばクラッチC1)の入力
回転数の変化を検出しているので、パーキング状態を解
除する前に、つまり出力軸が固定されている状態であり
ながら、所定変速段が形成されたことを検出することが
できる。更に、該検出に基づいてパーキング状態を解除
するので、パーキング状態を解除する前に、出力軸に発
生している該車輌の自重によるトルク負荷に対して前進
方向又は後進方向のトルクを打消す方向に、確実に作用
させてからパーキング状態を解除することができる。
トレバー40により選択されたレンジの指令を出力し、
レンジ切替え駆動装置30を介して油圧制御装置20を
選択されたレンジに形成し(S308)、制御を完了す
る(S309)。
装置50を適用した際の一例を図7に沿って説明する。
図7はパーキング状態を解除する際を示すタイムチャー
トである。図7に示すように、時点t0において車輌が
登坂方向に傾斜状態で、かつパーキング状態(図中P−
on)である。上述したように、この状態ではパーキン
グギヤ2に車輌の自重によるトルク負荷が生じており、
自動変速機の出力軸トルクTは、後進方向のトルクT1
が発生している。
バー40をDレンジに選択すると、傾斜検出手段101
により車輌の傾斜が登坂方向であることを検出し、解除
前切換手段102がレンジ切替え駆動装置30をDレン
ジに設定する。すると、時点t2において油圧制御装置
20がDレンジに形成され、自動変速機の出力軸にDレ
ンジのトルクが、例えば不図示のトルクコンバータなど
の作用により徐々に伝達する。そのため、該出力軸トル
クTは、後進方向のトルクT1とDレンジのトルクとが
徐々に打消し合う形で出力軸トルクTDになる。
によりパーキング機構1が駆動されるが、該時点t3で
は出力軸トルクTがDレンジのトルクTDになってお
り、円滑にパーキングギヤ2とパーキングポール3との
噛合いが解除されて(図中P−off)、つまりパーキ
ング状態を解除する際に発生する大きな音やシフトショ
ックを低減することができる。
斜が登坂方向で、選択されたレンジがDレンジである
が、車輌の傾斜が降坂方向でRレンジが選択された場合
は、出力軸トルクTの発生する方向が反対であるが、同
様に制御されることは勿論である。また、車輌の傾斜が
登坂方向でRレンジが選択された場合は、時点t3の後
にRレンジが形成され、車輌の傾斜が降坂方向でDレン
ジが選択された場合は、時点t3の後にDレンジが形成
されるが、時点t3までの制御が同様であることは勿論
である。
いて、シフトを選択するための操作手段としてシフトレ
バー40としているが、これに限らず、運転者のシフト
選択の意思を例えば電気的な信号によって伝達するもの
であればよく、シフトスイッチ、シフトボタン、音声入
力装置など各種の態様を採用してもよい。
を自動変速機に適用した一例として説明したが、前進状
態と後進状態とを切換える制御装置と、パーキング機構
と、をそれぞれ独立して制御できるものであれば本発明
を適用することができ、例えばハイブリッド車輌、電気
自動車などにおいても、同様に適用することができる。
ャート。
御装置の制御を示すフローチャート。
ート。
ムチャート。
Claims (6)
- 【請求項1】 シフトを選択・指令するための操作手段
と、前記操作手段の指令に基づいて前進状態及び後進状
態を形成する制御装置と、前記操作手段の指令に基づい
てパーキング状態又は該パーキング状態を解除するパー
キング機構と、を備えた車輌のパーキング制御装置にお
いて、 車輌の傾斜状態を検出する傾斜検出手段と、 前記操作手段により前記パーキング状態の解除を指令さ
れ、かつ前記傾斜検出手段により前記車輌が傾斜してい
ることを検出した際に、前記傾斜方向に基づいて前記制
御装置を前進状態又は後進状態に設定する解除前切換手
段と、 前記解除前切換手段により前記前進状態又は後進状態が
形成された後に前記パーキング状態を解除する解除手段
と、を備える、 ことを特徴とする車輌のパーキング制御装置。 - 【請求項2】 前記解除前切換手段により前記前進状態
又は後進状態が形成されたことを検出する解除前切換検
出手段を備え、 前記解除手段は、前記解除前切換検出手段による検出に
基づいて前記パーキング状態を解除してなる、 請求項1記載の車輌のパーキング制御装置。 - 【請求項3】 前記パーキング機構は、自動変速機の出
力軸をロックするものであって、 前記解除前切換検出手段は、前記解除前切換手段により
前進状態又は後進状態が形成されたことを、入力回転数
の変化に基づいて検出してなる、 請求項2記載の車輌のパーキング制御装置。 - 【請求項4】 前記傾斜検出手段は、前記車輌が停止す
る直前に前記傾斜方向を記憶することで前記傾斜を検出
してなる、 請求項1ないし3のいずれか記載の車輌のパーキング制
御装置。 - 【請求項5】 前記傾斜検出手段は、平坦勾配として算
出された前記車輌の基準加速度と前記車輌の実際の加速
度とに基づいて前記傾斜を検出されてなる、 請求項4記載の車輌のパーキング制御装置。 - 【請求項6】 前記解除前切換手段は、前記傾斜が登坂
方向である場合に前進状態を設定し、前記傾斜が降坂方
向である場合に後進状態を設定してなる、 請求項1ないし5のいずれか記載の車輌のパーキング制
御装置。
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