JP2002275052A - 界面活性物質膜で構成される小胞の保存及び分離法とその製品 - Google Patents
界面活性物質膜で構成される小胞の保存及び分離法とその製品Info
- Publication number
- JP2002275052A JP2002275052A JP2001083972A JP2001083972A JP2002275052A JP 2002275052 A JP2002275052 A JP 2002275052A JP 2001083972 A JP2001083972 A JP 2001083972A JP 2001083972 A JP2001083972 A JP 2001083972A JP 2002275052 A JP2002275052 A JP 2002275052A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substance
- vesicles
- surfactant
- vesicle
- gel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】リポソームは、安定性に乏しく保管や運送が困
難なため工場での大量生産が困難であった。 【解決手段】氷点以下の低温液体に薄い板状にしたリポ
ソーム懸濁液入り容器を浸すことで小胞内外の水がほぼ
同時に凍結しリポソームを破壊せず凍結保存できる。ま
たゲル分子にリポソームを取り込ますことで物理的衝撃
から小胞を保護し、乾燥を防止して保存を可能とした。
これらの手段で従来使用直前に調整しなければならなか
ったリポソームを工場で製造して容易に使用することが
可能となる。
難なため工場での大量生産が困難であった。 【解決手段】氷点以下の低温液体に薄い板状にしたリポ
ソーム懸濁液入り容器を浸すことで小胞内外の水がほぼ
同時に凍結しリポソームを破壊せず凍結保存できる。ま
たゲル分子にリポソームを取り込ますことで物理的衝撃
から小胞を保護し、乾燥を防止して保存を可能とした。
これらの手段で従来使用直前に調整しなければならなか
ったリポソームを工場で製造して容易に使用することが
可能となる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、界面活性物質膜で
構成される小胞の保存に関するものであり、化粧品、医
薬品、飼料、堆肥、食品製造等に用いられる。
構成される小胞の保存に関するものであり、化粧品、医
薬品、飼料、堆肥、食品製造等に用いられる。
【0002】
【従来の技術】リポソームは、DDS等に用いられてい
るが通常患者に投与する直前に製造し、投与している。
るが通常患者に投与する直前に製造し、投与している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リポソーム等の界面活
性物質膜で構成される人工小胞は、安定性に乏しく長期
間の保存や運搬が困難である。また、製造過程のなか
で、小胞に取り込まれなかった物質と小胞の分離法が複
雑でコストや時間が掛かった。
性物質膜で構成される人工小胞は、安定性に乏しく長期
間の保存や運搬が困難である。また、製造過程のなか
で、小胞に取り込まれなかった物質と小胞の分離法が複
雑でコストや時間が掛かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、第一に界面活
性物質膜で構成される小胞を含む懸濁液を薄い熱伝導の
良い容器に入れ、凝固点の低い液状物質中で急速凍結さ
せることで小胞内外の凍結がほぼ同時に起こり小胞を破
壊することなく凍結保存が可能となる。次にゲル状物質
中に界面活性物質膜で構成される小胞を保持させること
を特徴とする界面活性物質膜で構成される小胞の保存法
とその製品を手段とし、更に、界面活性物質膜で構成さ
れる小胞及び小胞内部に取り込めなかった物質を水また
は、食塩水中で比重の差により分離することを特徴とす
る界面活性物質膜で構成される小胞の分離法とその製品
を解決手段とする。該小胞は膜厚が極めて薄く、乾燥や
物理的衝撃に弱いため乾燥を防止すると共に物理的衝撃
を和らげる手段としてゲル中に小胞を保持することで長
期保存と運搬を可能とした。膜を脂質等比重の軽いもの
で構成する場合、水や塩水中に未分離製品を放つことに
より比重差により小胞と残渣を容易に分離できる。さら
に、小胞を構成する膜は透過性があるためゲル状物質の
構成成分の一部が、小胞内部の流体構成成分の一部と同
一物質で構成することにより小胞内に予期せぬ不純物の
混合を防止できる。また、界面活性物質膜は、リポソー
ムのような単層または多重層のリン脂質膜であってもよ
い。小胞内部の流体主成分を動植物の体液で構成するこ
とで、堆肥、飼料、化粧品、薬剤として用いることがで
きる。ゲル状物質に凍結防止剤及び/又は、血液に対す
る抗凝固剤及び/又は、防腐剤及び/又は、防カビ剤を
添加することで、冷蔵保存時の凍結や血液の凝固、腐敗
やカビによる汚染を防止できる。ゲル状物質構成成分中
に塩化ナトリウムを含有させることにより、体液を小胞
に内包した場合の浸透圧の極端な差をなくすことが可能
となる。また、成分中に糖質や蛋白を含有したゲル状物
質中に消化酵素を添加し、糖質や蛋白をグリコーゲンや
アミノ酸に代謝させることで、薬剤として生体内への直
接投与が可能となる。
性物質膜で構成される小胞を含む懸濁液を薄い熱伝導の
良い容器に入れ、凝固点の低い液状物質中で急速凍結さ
せることで小胞内外の凍結がほぼ同時に起こり小胞を破
壊することなく凍結保存が可能となる。次にゲル状物質
中に界面活性物質膜で構成される小胞を保持させること
を特徴とする界面活性物質膜で構成される小胞の保存法
とその製品を手段とし、更に、界面活性物質膜で構成さ
れる小胞及び小胞内部に取り込めなかった物質を水また
は、食塩水中で比重の差により分離することを特徴とす
る界面活性物質膜で構成される小胞の分離法とその製品
を解決手段とする。該小胞は膜厚が極めて薄く、乾燥や
物理的衝撃に弱いため乾燥を防止すると共に物理的衝撃
を和らげる手段としてゲル中に小胞を保持することで長
期保存と運搬を可能とした。膜を脂質等比重の軽いもの
で構成する場合、水や塩水中に未分離製品を放つことに
より比重差により小胞と残渣を容易に分離できる。さら
に、小胞を構成する膜は透過性があるためゲル状物質の
構成成分の一部が、小胞内部の流体構成成分の一部と同
一物質で構成することにより小胞内に予期せぬ不純物の
混合を防止できる。また、界面活性物質膜は、リポソー
ムのような単層または多重層のリン脂質膜であってもよ
い。小胞内部の流体主成分を動植物の体液で構成するこ
とで、堆肥、飼料、化粧品、薬剤として用いることがで
きる。ゲル状物質に凍結防止剤及び/又は、血液に対す
る抗凝固剤及び/又は、防腐剤及び/又は、防カビ剤を
添加することで、冷蔵保存時の凍結や血液の凝固、腐敗
やカビによる汚染を防止できる。ゲル状物質構成成分中
に塩化ナトリウムを含有させることにより、体液を小胞
に内包した場合の浸透圧の極端な差をなくすことが可能
となる。また、成分中に糖質や蛋白を含有したゲル状物
質中に消化酵素を添加し、糖質や蛋白をグリコーゲンや
アミノ酸に代謝させることで、薬剤として生体内への直
接投与が可能となる。
【0005】
【発明の実施の形態】リポソーム調製後の懸濁液を密封
容器に封入して紫外線や放射線照射により非加熱殺菌処
理し、急速冷凍やゲル分子に取り込ませ、低温保存する
ことでリポソームの破壊や凝集を防止し、更に品質の劣
化を防止することができる。
容器に封入して紫外線や放射線照射により非加熱殺菌処
理し、急速冷凍やゲル分子に取り込ませ、低温保存する
ことでリポソームの破壊や凝集を防止し、更に品質の劣
化を防止することができる。
【0006】
【実施例1】本例では、急速冷凍法による保存法を示
す。図1は、本実施例の工程を説明するフローチャート
である。1はリポソームの調整工程、2は懸濁液を献血
用採血容器に封入して非加熱殺菌を行う工程、3は液体
窒素中に浸し、凍結する工程、4は冷凍保存工程、5は
解凍工程、6は投与工程である。リポソームを調製し
(1)、懸濁液をポリエチレン製献血用採血容器に封入
する。封入後の容器全体の厚みは熱伝導を考慮して10
mm程度とし、密封後更にエックス線照射により非加熱
殺菌を行う(2)。次に摂氏零下130度の液体窒素に
容器を浸し急速凍結させる(3)。保管は液体窒素中で
保管し(4)、使用時の解凍は常温水中で解凍する
(5)。その後開封または注射器で投与使用する
(6)。また懸濁液中に血液等が含まれる場合等、懸濁
液とリポソームを分離する必要がある場合は、水や食塩
水中に懸濁液を静かに放ち、浮いている上清を集めて分
離する。
す。図1は、本実施例の工程を説明するフローチャート
である。1はリポソームの調整工程、2は懸濁液を献血
用採血容器に封入して非加熱殺菌を行う工程、3は液体
窒素中に浸し、凍結する工程、4は冷凍保存工程、5は
解凍工程、6は投与工程である。リポソームを調製し
(1)、懸濁液をポリエチレン製献血用採血容器に封入
する。封入後の容器全体の厚みは熱伝導を考慮して10
mm程度とし、密封後更にエックス線照射により非加熱
殺菌を行う(2)。次に摂氏零下130度の液体窒素に
容器を浸し急速凍結させる(3)。保管は液体窒素中で
保管し(4)、使用時の解凍は常温水中で解凍する
(5)。その後開封または注射器で投与使用する
(6)。また懸濁液中に血液等が含まれる場合等、懸濁
液とリポソームを分離する必要がある場合は、水や食塩
水中に懸濁液を静かに放ち、浮いている上清を集めて分
離する。
【0007】前述工程3の液体窒素に代えてアンモニ
ア、アルコール、クロロホルム、フロン等凝固点が零下
30度以下の液体に浸潤させてもよい。但し、これらの
液体を使用する場合はできるだけ凝固点に近い低温度で
使用することが望ましい。また、充分な量の冷媒液とで
きるだけ厚みの薄い容器とすることが望ましい。
ア、アルコール、クロロホルム、フロン等凝固点が零下
30度以下の液体に浸潤させてもよい。但し、これらの
液体を使用する場合はできるだけ凝固点に近い低温度で
使用することが望ましい。また、充分な量の冷媒液とで
きるだけ厚みの薄い容器とすることが望ましい。
【0008】
【実施例2】本例では、ゲルによる保存法を示す。図2
は、本実施例の工程を説明するフローチャートである。
Aはリポソームの調整工程、Bは懸濁液に生理食塩水、
でんぷん及びその代謝酵素を添加する添加工程、Cは攪
拌工程、Dは封入殺菌工程、Eは保存工程、Fはインキ
ュベート工程、Gは攪拌投与工程である。リポソームを
調整し(A)、次に懸濁液に生理食塩水、でんぷん及び
その代謝酵素であるヘキソキナーゼ、ホスホグルコムタ
ーゼ、ホスホリラーゼを添加し(B)、低温で攪拌する
ことで酵素活性を抑えながら懸濁液をゲル化し、ゲル分
子内にリポソームを取り込む(C)。更に密封容器に封
入して非加熱殺菌し(D)、凍結しない程度の低温で冷
蔵保存する(E)。使用時には容器を摂氏37度の温水
でゲルが液状のグリコーゲンになるまで数時間時々転倒
混和しながらインキュベートする(F)ことで、それま
で低温のため抑えられていた代謝酵素の活性が亢進して
でんぷんを代謝する。その後よく転倒混和して投与する
(G)。リポソームに蛋白が含まれておらず、ゲル中に
蛋白が含まれる場合は、ペプシン、キモトリプシン、ペ
プチダー、パパイン、微生物由来のプロナーゼ等の蛋白
代謝酵素を添加すること蛋白をアミノ酸に代謝して該懸
濁液を直接体内に投与することができる。
は、本実施例の工程を説明するフローチャートである。
Aはリポソームの調整工程、Bは懸濁液に生理食塩水、
でんぷん及びその代謝酵素を添加する添加工程、Cは攪
拌工程、Dは封入殺菌工程、Eは保存工程、Fはインキ
ュベート工程、Gは攪拌投与工程である。リポソームを
調整し(A)、次に懸濁液に生理食塩水、でんぷん及び
その代謝酵素であるヘキソキナーゼ、ホスホグルコムタ
ーゼ、ホスホリラーゼを添加し(B)、低温で攪拌する
ことで酵素活性を抑えながら懸濁液をゲル化し、ゲル分
子内にリポソームを取り込む(C)。更に密封容器に封
入して非加熱殺菌し(D)、凍結しない程度の低温で冷
蔵保存する(E)。使用時には容器を摂氏37度の温水
でゲルが液状のグリコーゲンになるまで数時間時々転倒
混和しながらインキュベートする(F)ことで、それま
で低温のため抑えられていた代謝酵素の活性が亢進して
でんぷんを代謝する。その後よく転倒混和して投与する
(G)。リポソームに蛋白が含まれておらず、ゲル中に
蛋白が含まれる場合は、ペプシン、キモトリプシン、ペ
プチダー、パパイン、微生物由来のプロナーゼ等の蛋白
代謝酵素を添加すること蛋白をアミノ酸に代謝して該懸
濁液を直接体内に投与することができる。
【0009】
【発明の効果】実施例1では、氷点以下の低温液体に薄
い板状にしたリポソーム懸濁液入り容器を浸すことで小
胞内外の水がほぼ同時に凍結し、リポソームを破壊せず
凍結保存できる。また、実施例2ではゲル分子にリポソ
ームを取り込ますことで物理的衝撃から小胞を保護し、
さらに乾燥を防止して保存を可能とした。更に、ゲル成
分を代謝酵素でグリコーゲン等の体内物質に代謝するこ
とで、薬剤を封入したリポソームをそのまま静脈に投与
することが可能となる。これらの手段で従来使用直前に
調整しなければならなかったリポソームを工場で製造し
て容易に使用することが可能となる。
い板状にしたリポソーム懸濁液入り容器を浸すことで小
胞内外の水がほぼ同時に凍結し、リポソームを破壊せず
凍結保存できる。また、実施例2ではゲル分子にリポソ
ームを取り込ますことで物理的衝撃から小胞を保護し、
さらに乾燥を防止して保存を可能とした。更に、ゲル成
分を代謝酵素でグリコーゲン等の体内物質に代謝するこ
とで、薬剤を封入したリポソームをそのまま静脈に投与
することが可能となる。これらの手段で従来使用直前に
調整しなければならなかったリポソームを工場で製造し
て容易に使用することが可能となる。
【図1】実施例1の工程を説明するフローチャートを示
した説明図である。
した説明図である。
【図2】実施例2の工程を説明するフローチャートを示
した説明図である。
した説明図である。
1 リポソームの調整工程 2 封入、非加熱殺菌
工程 3 凍結工程 4 保存工程 5 解凍工程 6 投与工程 A リポソームの調整工程 B 添加工程 C 攪拌ゲル化工程 D 封入殺菌工程 E 保存工程 F インキュベート工
程 G 攪拌投与工程
工程 3 凍結工程 4 保存工程 5 解凍工程 6 投与工程 A リポソームの調整工程 B 添加工程 C 攪拌ゲル化工程 D 封入殺菌工程 E 保存工程 F インキュベート工
程 G 攪拌投与工程
Claims (9)
- 【請求項1】 界面活性物質膜で構成される小胞を含む
懸濁液を薄い熱伝導の良い容器に入れ、凝固点の低い液
状物質中で急速凍結させることを特徴とする界面活性物
質膜で構成される小胞の保存法とその製品。 - 【請求項2】 ゲル状物質中に界面活性物質膜で構成さ
れる小胞を保持させることを特徴とする界面活性物質膜
で構成される小胞の保存法とその製品。 - 【請求項3】 界面活性物質膜で構成される小胞及び小
胞内部に取り込めなっかた物質を水または、食塩水中で
比重の差により分離することを特徴とする界面活性物質
膜で構成される小胞の分離法とその製品。 - 【請求項4】 前記ゲル状物質の構成成分の一部が、小
胞内部の流体構成成分の一部と同一物質であることを特
徴とする請求項2または請求項3に記載の界面活性物質
膜で構成される小胞の保存及び分離法とその製品。 - 【請求項5】 前記界面活性物質膜が人工の単層または
多重層のリン脂質膜であることを特徴とする請求項1乃
至請求項4の内いずれか一つに記載の界面活性物質膜で
構成される小胞の保存及び分離法とその製品。 - 【請求項6】 前記小胞内部の流体主成分が動植物の体
液であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の内い
ずれか一つに記載の界面活性物質膜で構成される小胞の
保存及び分離法とその製品。 - 【請求項7】 前記ゲル状物質に凍結防止剤及び/又
は、血液に対する抗凝固剤及び/又は、防腐剤及び/又
は、防カビ剤を添加したことを特徴とする請求項2乃至
請求項6の内いずれか一つに記載の界面活性物質膜で構
成される小胞の保存及び分離法とその製品。 - 【請求項8】 前記ゲル状物質構成成分中に塩化ナトリ
ウムが含まれていることを特徴とする請求項2乃至請求
項7の内いずれか一つに記載の界面活性物質膜で構成さ
れる小胞の保存及び分離法とその製品。 - 【請求項9】 成分中に糖質または蛋白を含有した前記
ゲル状物質中に消化酵素を添加し、糖質や蛋白をグリコ
ーゲンやアミノ酸に代謝させることを特徴とする請求項
2乃至請求項8の内いずれか一つに記載の界面活性物質
膜で構成される小胞の保存及び分離法とその製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001083972A JP2002275052A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 界面活性物質膜で構成される小胞の保存及び分離法とその製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001083972A JP2002275052A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 界面活性物質膜で構成される小胞の保存及び分離法とその製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002275052A true JP2002275052A (ja) | 2002-09-25 |
Family
ID=18939711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001083972A Pending JP2002275052A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 界面活性物質膜で構成される小胞の保存及び分離法とその製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002275052A (ja) |
-
2001
- 2001-03-23 JP JP2001083972A patent/JP2002275052A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7202020B2 (en) | Compositions, methods and apparatuses for preserving platelets | |
Lovelock | The denaturation of lipid-protein complexes as a cause of damage by freezing | |
US5863715A (en) | Methods for bulk cryopreservation encapsulated islets | |
JP5180912B2 (ja) | 灌流の応用における使用のための方法および組成物 | |
ES2644416T3 (es) | Conservación mediante vaporización | |
US4473552A (en) | Anaerobic method for preserving whole blood, tissue and components containing living mammalian cells | |
JPS63502592A (ja) | 蛋白質の保存 | |
JPS62114901A (ja) | 生物学的材料を保存及び貯蔵する方法 | |
CN102746372B (zh) | 一种细胞外基质冷冻干燥保护液及其使用方法 | |
Franks | Biological freezing and cryofixation | |
EP1161143B1 (en) | Compositions and methods for preserving platelets | |
US3841515A (en) | Apparatus for the preservation of biological substances | |
Holovati et al. | Emerging role for use of liposomes in the biopreservation of red blood cells | |
JP2002275052A (ja) | 界面活性物質膜で構成される小胞の保存及び分離法とその製品 | |
CN115885980B (zh) | 一种外泌体冷藏保存保护液及应用 | |
US6218099B1 (en) | Methods and compositions for use in perfusion applications | |
JPS623785A (ja) | 活性細胞及び生鮮組織の保存方法 | |
JPH01106829A (ja) | スーパーオキサイドジスムターゼ保持リポソーム製剤の凍結乾燥法 | |
Hickman | Investigating Membrane Protection of Red Blood Cells in the Presence of Mono and Disaccharides at Hypothermic Storage Conditions | |
JP2004286301A (ja) | 含水物中における物質の凍結濃縮を抑制する方法 | |
Mitchell | Frozen blood | |
Djordjevich | SYNTHETIC ERYTHROCYTES VIA THE LIPID ENCAPSULATION OF HEMOGLOBIN. | |
US20050112686A1 (en) | Method for introducing molecules into biological samples | |
NZ201599A (en) | Preserving biological substances containing mammalian cells |