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JP2002251294A - 2重化交絡方式及び2重化交絡装置 - Google Patents

2重化交絡方式及び2重化交絡装置

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Publication number
JP2002251294A
JP2002251294A JP2001049361A JP2001049361A JP2002251294A JP 2002251294 A JP2002251294 A JP 2002251294A JP 2001049361 A JP2001049361 A JP 2001049361A JP 2001049361 A JP2001049361 A JP 2001049361A JP 2002251294 A JP2002251294 A JP 2002251294A
Authority
JP
Japan
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confounding
circuit
signal
duplex
signals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001049361A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Sudo
裕史 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Priority to BR0200649-9A priority patent/BR0200649A/pt
Priority to CNB021051704A priority patent/CN1177413C/zh
Priority to NZ517440A priority patent/NZ517440A/en
Priority to US10/081,190 priority patent/US7028242B2/en
Priority to AU18678/02A priority patent/AU784712B2/en
Publication of JP2002251294A publication Critical patent/JP2002251294A/ja
Priority to US11/337,605 priority patent/US7398447B2/en
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/03Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
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    • H03M13/05Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words using block codes, i.e. a predetermined number of check bits joined to a predetermined number of information bits
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  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2重化プロセッサ装置の交絡信号の送受信に
おけるバックワイヤリングボードとプロセッサボードの
故障あるいは出力ドライバの故障時に現用系を定めるこ
とを可能とする。 【解決手段】 0side10のパリティ生成回路10
1は、各信号線の入力信号s11に冗長ビットを付加し
てパラレル信号s12、p10とし、パラレルシリアル
変換回路103はタイミング信号t10によりシリアル
信号s13に多重して出力する。1side11のシリ
アルパラレル変換回路111は、シリアル信号s13を
パラレル信号s14、パリティ信号p11、タイミング
信号t10を復元し、パリティチェック回路112はパ
ラレル信号s14をパリティ信号p11でチェックし正
常であれば状態保持回路113に状態信号として出力s
15して保持し、異常であれば保持データをクリアす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は2重化交絡方式に関
し、特に、2重化プロセッサシステムにおけるプロセッ
サボード間の交絡情報の異常を検出可能な2重化交絡方
式及び2重化交絡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、現用系及び予備系プロセッサボー
ドからなる2つのプロセッサ装置をメイトとして使用
し、故障時にプロセッサ装置の切り換えを行うような2
重化プロセッサシステム(2重化処理装置)において
は、前記メイト間で各種の情報、信号等のデータを相互
に送受信する交絡部を有する多重化交絡方式が採用され
る。
【0003】図5は、従来の一般的な2重化交絡方式の
構成例を示す図である。2重化処理装置のそれぞれに対
応する交絡部である0side50と1side51と
の間に複数のバスを設け、それぞれに現用系であること
を示す信号、2重化動作中であることを示す信号、プロ
セッサが実行中であることを示す信号など、動作モード
を示す信号s50、s51を送受するための信号駆動用
のバスドライバ500、510を備える。
【0004】従来の2重化交絡方式では、前記動作モー
ドを示す信号s50、s51は複数のバスドライバ50
0、510を使用して個別信号s5として送受してお
り、交絡部の障害に対して2重化装置が異常動作を起こ
さないことが要求される。この要請に応えるために、例
えば、特開昭59−172836号公報では、交絡部を
構成するケーブルについて、ケーブル抜けを検出するこ
とにより、両系の状態異常が発生しないようにすること
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記先行技術文献に開
示された方式では、ケーブル抜けに対しこれを検出する
ことにより対処を可能にするものであるが、ケーブル抜
け以外の故障、例えばプロセッサボード上の出力部品や
ボード上の故障の検出及び対処が可能なものではなかっ
た。
【0006】つまり、ボードの障害や出力ドライバの故
障により状態変化の連絡線がハイレベルあるいはローレ
ベルに固定する障害が発生した場合、受信側は2重化処
理装置としての状態異常を起こした動作となる。例え
ば、何れのプロセッサ装置が現用系としてサービス等の
処理動作を行うかが不定となる等により、正常な2重化
運転ができないことになる。
【0007】また、例えば前記受信側が予備系としての
状態異常を起こすと、2重化装置として予備系から現用
系へ切り替わった場合、動作を開始するための初期状態
等の設定が異常となり、結果的に正常な2重化運転がで
きないという問題も生じる。
【0008】さらに従来の方式では、上記のような場合
に現用系が定まらない状態となるため片系での装置の立
ち上げもできず、システムダウンを引き起こす可能性が
ある。
【0009】特に2重化処理装置においては、単一のプ
ロセッサカードを使用した1重化運転中において、2重
化するために新たに予備系のプロセッサカードをモジュ
ールに挿入した際に、当該予備系のプロセッサカードの
交絡信号にハイレレベル又はローレベルに固定するとこ
ろのハイレベルスタックやローレベルスタックがあった
場合、系構成に異常を引き起こしてシステムダウンを起
こすことがあるという問題がある。
【0010】(目的)本発明の主な目的は、2重化処理
装置における交絡信号の送受信にケーブル抜けに加え各
種の故障を検出し、故障に対する対処を可能とした2重
化交絡方式及び2重化交絡装置を提供することにある。
【0011】本発明の他の主な目的は、バックワイヤリ
ングボードとプロセッサボードの故障あるいは出力ドラ
イバの故障時においても2重化処理装置の現用系を定め
ることを可能にし、システムに対する信頼性及び利用性
(availability)を向上させた2重化交絡方式及び2重
化処理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、2枚のプロセ
ッサを使用してシステムの信頼性及び利用性(availabi
lity)を高めるという2重化処理装置のプロセッサ間を
接続する交絡部として、交絡信号に冗長ビットを付加し
シリアル信号に多重して送受信するという構成を設け
る。特に、動作モードを示す信号を送信する時に冗長ビ
ットを付加しシリアル信号化して出力する構成を設け
る。また、2重化交絡装置に関し、出力ドライバと入力
ドライバとを有する2重化交絡信号制御において、冗長
ビット付加回路とタイミング生成回路とパラレルシリア
ル変換回路とシリアルパラレル変換回路と冗長ビットに
よるチェック回路と状態保持回路を有する。前記冗長ビ
ット付加回路がパリティビットあるいはエラーコレクシ
ョンコードあるいはCRCコードにより構成されること
を特徴とする。また、前記状態保持回路は、タイマ機能
を有し一定時間にタイミング信号が来ない場合に保持デ
ータをクリアする構造を有する。つまり、本発明の2重
化交絡方式は、現用系及び予備系の2重化プロセッサ装
置の複数の交絡信号を送受する交絡部を有する2重化交
絡方式において、交絡部間は、複数の交絡信号に冗長ビ
ットを付加しシリアル信号に多重化して送受信すること
を特徴とする。
【0013】本発明の2重化交絡方式は、2重化プロセ
ッサ装置の動作モードを決定する送信側及び受信側の交
絡部を有するプロセッサボード間の2重化交絡方式にお
いて、送信側の交絡部は、複数の交絡信号に冗長ビット
を付加する冗長ビット付加回路と、前記冗長ビットと複
数の交絡信号とを多重化する多重化回路とを備え、受信
側の交絡部は、前記多重化された受信信号を多重分離し
て複合する復号化回路と、前記冗長ビットにより符号誤
りをチェックする冗長符号チェック回路と、前記チェッ
ク結果が正常の場合に前記複合化回路からの交絡信号を
保持し、前記チェック結果が異常の場合に保持データを
クリアする状態保持回路とを備えたことを特徴とする。
前記冗長ビットは、パリティビットあるいはエラーコレ
クションコードあるいはCRCコードであることを特徴
とする。
【0014】本発明の2重化交絡装置は、2重化プロセ
ッサ装置の動作モードを決定するプロセッサボードの交
絡部に出力ドライバ及び入力ドライバを有する2重化交
絡装置において、前記出力ドライバは、タイミング生成
回路と、前記タイミング生成回路の出力により複数の交
絡信号に冗長ビットを発生する冗長ビット付加回路と、
前記複数の交絡信号及び冗長ビットをシリアル信号とす
るパラレルシリアル変換回路とを有し、前記入力ドライ
バは、受信したシリアル信号をパラレル信号に変換する
シリアルパラレル変換回路と、前記パラレル信号の冗長
ビットにより複数の交絡信号の符号誤りをチエックする
冗長符号チェック回路と、前記チェック結果が正常の場
合に前記パラレル信号の交絡信号を保持し、前記チェッ
ク結果が異常の場合に保持データをクリアする状態保持
回路とを有することを特徴とする。前記冗長ビットは、
パリティビットあるいはエラーコレクションコードある
いはCRCコードであることを特徴とする。また、前記
シリアルパラレル変換回路が生成するタイミング信号を
入力するタイマ回路を備え、前記タイマ回路が一定時間
内にタイミング信号を受信しない場合に前記状態保持回
路の保持データをクリアすることを特徴とする。
【0015】前記各2重化交絡装置において、前記2重
化プロセッサ装置は、それぞれ予備系時に前記状態保持
回路の保持データにより現用系への切り替わり時の初期
動作モードを設定して待機することを特徴とする。
【0016】より具体的には、本発明に係る2重化交絡
方式は、現用系であることを示す信号、2重化動作中で
あることを示す信号、プロセッサが実行中であることを
示す信号などから構成される信号により2重化処理装置
の動作モードを設定するのために構成され使用される。
【0017】本発明は、2重化処理装置の動作モードを
決定する交絡部におけるプロセッサボード間の交絡信号
に交絡信号の出力側に冗長ビット付加回路と多重化回路
を設け、受信側に復号化回路と冗長符号チェック回路と
状態保持回路を設けたことを特徴としている。
【0018】2重化系構成の動作モードを示す信号がメ
イト間を接続しているという構成に対し、本発明に従っ
て、送信側に冗長ビットとしてパリティジェネレータと
生成したパリティも含んだパラレルシリアル変換回路を
設けており、受信側にシリアルパラレル変換回路とパリ
ティチェック回路と状態保持回路を設けている。また、
この状態保持回路は、パリティチェック回路がパリティ
エラーを検出すると保持内容をクリアするという動作を
実行する(図1)。
【0019】本発明によれば、基板接続コネクタを備え
モジュール(ユニット)を構成する基板ボードのバック
ワイヤリングボード(BWB)、あるいはプロセッサを
搭載するプロセッサボー、あるいはプロセッサボード上
の部品の故障時に、対向するメイト系からの動作モード
の信号を無効にし、前記メイト系のプロセッサボードが
例えば未実装状態と同様に判断することで、現用系が決
定できずシステムの状態が不定となる問題を回避するこ
とを可能とする。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の多重化交絡方式の一実施
の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0021】(構成の説明)図1は、本発明の一実施の
形態としての2重化交絡方式を示すブロック図である。
本実施の形態の2重化交絡方式は、2重化処理装置の0
系装置と1系装置に対応する交絡部として0side1
0(以下、「0系」ともいう)と1side11(以
下、「1系」ともいう)の2重化構成でなり、0sid
e10の送信側の構成は、パリティ生成回路101と、
タイミング生成回路102と、パラレルシリアル変換回
路103とから構成され、また、1side11の受信
側の構成は、シリアルパラレル変換回路111と、パリ
ティチェック回路112と、メイト系である0系の動作
状態を保持する状態保持回路113とから構成されてい
る。なお、図1には0系から1系への信号の伝達を行う
構成のみを示しているが、交絡部の回路としては1系か
ら0系に向かう信号の伝達回路も同様に具備する。
【0022】図2は、本発明の実施の形態の2重化処理
装置における両方向の構成を備える交絡部自体のブロッ
ク図である。パリティ生成回路101、タイミング生成
回路102、パラレルシリアル変換回路103からなる
出力ドライバ、及び、シリアルパラレル変換回路10
4、パリティチェック回路105、状態保持回路106
からなる入力ドライバを備える。以下、本実施の形態を
便宜上、図1に示す構成に基づいてその構成及び動作を
説明する。
【0023】図1において、0side10は、パリテ
ィ生成回路101は動作モード等の信号s11を入力
し、信号s12及びパリティビットp10を出力する。
またタイミング生成回路102は、一定周期(フレーム
周期)でタイミング信号t10を発生する。パラレルシ
リアル変換回路103は、パリティ生成回路101から
の信号s12及びパリティビットp10を入力し、タイ
ミング生成回路102から出力される前記タイミング信
号t10のタイミングで多重した後、シリアル信号s1
3としてメイト系の1side11に出力する。
【0024】1side11は、シリアルパラレル変換
回路111はシリアル信号s13を入力して処理し、パ
ラレル化した信号s14とパリティ信号p11及びタイ
ミング信号t11を出力し、パリティチェック回路11
2は、タイミング信号t11のタイミングでパリティチ
ェックを行い有効データであれば状態保持回路113に
信号を保持する。
【0025】図1に示す本実施の形態においては、2重
化処理装置の2重化系を決定する信号線の信号s11の
一例として、現用系を示す信号ACTN(ローレベルに
より現用系であることを示す)、2重化の動作状態を示
す信号SYCN(ローレベルにより2重化運転中である
ことを示す)、実行中であることを示す信号RUNN
(ローレベルにより実行中であることを示す)からなる
動作モード信号が使用される。
【0026】つまり、各信号線はメイト間で情報交換す
ることで2重化系構成の動作を決定するものであり、本
実施の形態のパリティ生成回路101は、各信号線の入
力信号ACTN、SYCN、RUNN信号s11を入力
し冗長ビットを付加してパラレル信号s12、p10と
してパラレルシリアル変換回路s12に出力する。な
お、パリティ処理では一例としてハイレベルの数が奇数
個になるようパリティ信号を付加する処理を行う。ま
た、パラレルシリアル変換回路103は入力信号s1
2、p10をタイミング生成回路102から出力するタ
イミング信号t10でシリアル信号に多重してシリアル
信号s13をメイト系の1side11に出力する。
【0027】1side11ではメイト系の0side
10からのシリアル信号s13をシリアルパラレル変換
回路111に入力する。シリアルパラレル変換回路11
1は、パラレル信号s14とパリティ信号p11とメイ
ト系(0side)のタイミング信号t10を復元して
生成したパリティチェックタイミング信号t11を出力
する。
【0028】また、パリティチェック回路112は入力
信号のパラレル信号s14とパリティ信号p11をパリ
ティチェックタイミング信号t11の示すタイミングで
チェックし正常であれば状態保持回路113に出力信号
s15を状態信号として保持する。
【0029】パラレル信号s14、p11にエラーがあ
ればクリア信号c11を出力し状態保持回路113の保
持内容をクリアする。なお、交絡情報のACTN、SY
CN、RUNNs11は負論理であることから状態保持
回路113のクリアではメイト状態出力信号s16をハ
イレベルにする。
【0030】以上により状態保持回路113は、パリテ
ィチェックタイミング信号t11によってパリティチェ
ック回路112からの出力信号s15を常に保持し、状
態保持回路113はメイト系の状態を示す信号を出力信
号s16として出力する。また、パリティエラー等が検
出された場合、パリティチェック回路112からのクリ
ア信号c11によりディアサートするように構成され
る。
【0031】図1に示すパリティ生成回路、タイミング
生成回路、パラレルシリアル変換回路、シリアルパラレ
ル変換回路及びパリティチェック回路は、当業者にとっ
てよく知られており、また本発明とは直接関係しないの
で、その詳細な構成は省略する。
【0032】なお、以上の説明では0系から1系への信
号の伝達を行う構成に関して行ったが、2重化交絡方式
としては1系から0系に向かう信号の伝達回路を備え
る。つまり、2重化処理装置の交絡部としては、図2に
示すように両方向の構成及び機能を有することは前述の
とおりである。
【0033】以上のように本実施の形態の各交絡部内に
おいて、前述のようにパリティエラーを活用することに
より、現用系であることを示す信号等が異常であるか否
かを決定可能であり、現用系が不定となる等の異常を回
避することができる。また、本実施の形態では状態保持
回路を有しており、該状態保持回路を前述のように制御
することにより、例えば、現用系のプロセッサ装置の動
作モードの状態情報を予備系のプロセッサ装置側に常時
送信して、予備系のメモリ等に現用系の動作モードの状
態を常に更新・記憶し予備系から現用系への切り換えに
備える制御を確実に実施することを可能とする。
【0034】(動作の説明)次に、本実施の形態の2重
化交絡方式の動作を図3に示す動作タイミングのタイム
チャートを参照して、動作モード信号を0sideから
1sideに伝達する場合の動作について説明する。
【0035】0side(0系)においては、複数の動
作モード信号(ACTN、SYCN、RUNN)s11
を一定のフレーム周期のタイミング信号t10のタイミ
ングでパリティビットp10を生成し、メイト系の1s
ide(1系)にパリティビットを付加したシリアル信
号s13として送信し、1side(1系)において
は、受信したシリアル信号s13に基づいてパリティチ
エックにより正常性を確認した場合に複数の動作モード
信号(ACTN、SYCN、RUNN)s16を復元、
保持し、出力する。
【0036】つまり0系では、パラレルシリアル変換回
路103において、タイミング生成回路102が生成し
た一定周期のタイミング信号t10により、その立ち上
がりのタイミング(t1、t3)でStart(スター
ト)ビットを出力し、続いて動作モード信号ACTN、
SYCN、RUNNをビット単位幅で順に出力し、AC
TNビット、SYCNビット、RUNNビットとし、最
後に生成したパリティビットをParityビットとし
て付加し、1フレームとしてまとめシリアル信号s13
として出力する。ここで、生成されるタイミング信号t
10の周期はシリアル信号のビット数(1フレーム)以
上の間隔を持っている。
【0037】一方1系では、シリアルパラレル変換回路
111において、前記シリアル信号s13を入力し、S
tartビットを検出することによりシリアル信号から
パラレル信号を検出するタイミング(t1、t3)を得
るとともに、パリティチエックタイミング(t2、t
4)で、図2に示す1sideのパラレル信号ACT
N、SYCN、RUNNs14とパリティチェックタイ
ミング信号t11を生成する。そして、パリティチェッ
ク回路112はパリティチェックタイミング信号t11
でパリティチェックを行い、パリティエラーがなけれ
ば、パリティチェックタイミング信号t11のタイミン
グ(t2、t4)で状態保持回路113の記憶内容を更
新する。図2に示すように1sideの状態保持回路1
13の動作モード信号ACTN、SYCN、RUNN
は、パリティチェックタイミング信号t11毎に更新さ
れ、また、パリティエラーがある場合は、前回に状態保
持した出力が維持される。
【0038】なお、以上の動作は図1に示す0系から1
系への信号の伝達のみの動作であるが、交絡部の回路で
あるから、1系から0系に向かう信号の伝達回路につい
ても同様に行われる。また、本実施の形態は、現用系の
動作中の動作モードを予備系にて前記状態保持回路を介
して記憶しておき、予備系から現用系に切り替わった場
合に、当該記憶内容の動作モードで即時に動作を開始す
る2重化処理装置の交絡部として適用して好適である。
【0039】(他の実施の形態)以上の実施の形態では
パリティチエックにより交絡信号の正常性を確保してい
るが、パリティチエックに加えて交絡信号の受信回路側
に更なる工夫を付加することにより、誤動作を防止する
ことが可能である。例えば、前記実施の形態の基本的構
成において、交絡信号の受信側にタイマ回路を設けパリ
ティチェックタイミング信号が一定時間内に検出できな
い場合に情報保持回路のデータをクリアするように構成
する。
【0040】図4は、このようなタイマ回路を設けた実
施の形態を示すブロック図である。高速なクロック信号
をクロック端子clから入力して計数するタイマ回路1
14を設け、前記タイマ回路114のリセット端子Rに
シリアルパラレル変換回路111のパリティチェックタ
イミング信号t11を入力し、パリティチェックタイミ
ング信号t11がタイマ回路114を設定した一定時間
内にリセットしない場合に、タイマ回路114からタイ
ムアウト信号c12を出力して情報保持回路113をク
リアするように構成する。このような構成を付加するこ
とにより、タイムアウト時に情報保持回路113のデー
タをクリアすることが可能となり、メイト系のカード抜
け等によるパリティチェックタイミング信号の発生の誤
動作を検出することができ、異常動作を防止することが
可能となる。
【0041】以上の実施の形態では、冗長ビット生成回
路としてパリティ生成回路を用いてエラー訂正処理を実
施した例を説明したが、パリティチェックを使用する代
わりに1ビットエラーを訂正し2ビットエラーを検出す
るエラーコレクションコードやCRCコードを使用する
構成とすることが可能である。また、冗長コード生成回
路とタイミング生成回路とパラレルシリアル変換回路を
同一チップ内に、シリアルパラレル変換回路と冗長ビッ
ト復号回路と状態保持回路とを同一チップ内に構成する
ことができる。このような構成とすることにより簡易に
製造でき、且つ接続不良による誤動作を防止することが
できる。
【0042】さらに、交絡信号として2重化動作モード
を示す信号のみでなく、2重化処理装置で使用するエマ
ージェンシ動作を規定する信号に冗長ビットを付加して
多重化して送受するように構成することも可能であり、
このように構成することにより2重化処理装置のさらな
るシステムダウン時間の抑止に有効である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、プロセッサボードを使
用する現用系及び予備系の2重化プロセッサ間の複数の
交絡信号を冗長ビットを付加しシリアル信号に多重化し
て送受することにより、メイト間の交絡部相互の正常性
のチェックが可能であり、2重化処理装置の故障の検
出、対処及び現用系と予備系との切り換えの円滑化が可
能である。
【0044】また、2重化プロセッサ装置のメイト間を
接続する信号のドライバの故障やプリントワイヤリング
ボードとバックワイヤリングボードの故障よりハイレベ
ルあるいはローレベルに信号線が固定された場合にも、
冗長ビットによってメイト間の交絡信号の正常性がチェ
ックされるので、2重化プロセッサ装置の動作モードの
異常による現用系の特定、状態設定及び立ち上げ系を決
定できないという問題を回避することができる。また、
立ち上げ系を決定できない場合、2重化システムはシス
テムダウン状態となため、本発明により2重化プロセッ
サ装置のシステムダウン時間を短縮することが可能であ
る。
【0045】特に、2重化プロセッサ装置において、1
重化運転中の装置構成から2重化構成にするためにプロ
セッサカードをモジュールに挿入した際に、そのプロセ
ッサカードの交絡信号にハイレベルスタックやローレベ
ルスタックがあった場合に発生する系構成異常によるシ
ステムダウンを抑止する効果がある。
【0046】また、本発明ではメイト間の交絡信号をシ
リアル信号に多重することから信号本数を削減している
ので、製造不良が発生するポイント数も低減することも
できる。
【0047】しかも、信号本数を削減していることから
ドライバ部品点数を削減し、バックワイヤリングボード
上の本数低減はバックワイヤリングボードの層数の低減
につながり、システムコストを下げるという点でも効果
がある。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態の2重化交絡方式のシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図2】 両方向の構成を備える2重化処理装置の交絡
部のブロック図である。
【図3】 本実施の形態の動作タイミングを示す図であ
る。
【図4】 他の実施の形態を示すブロック図である。
【図5】 従来の交絡部の構成例を示す図である。
【符号の説明】
101 パリティ生成回路 102 タイミング生成回路 103 パラレルシリアル変換回路 104、111 シリアルパラレル変換回路 105、112 パリティチェック回路 106、113 状態保持回路 114 タイマ回路 500 送信ドライバ 510 受信ドライバ s11、s12、s14、s15、s16 状態表示信
号 s13 メイト間の状態通知信号 p10、p11 パリティ信号 c11 保持データのクリア信号 t10 パラレルシリアル変換回路からのタイミング信
号 t11 パリティチェックタイミング信号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2重化プロセッサ装置間の複数の交絡信
    号を送受する交絡部を有する2重化交絡方式において、 交絡部間は、複数の交絡信号に冗長ビットを付加しシリ
    アル信号に多重化して送受信することを特徴とする2重
    化交絡方式。
  2. 【請求項2】 2重化プロセッサ装置の動作モードを決
    定するプロセッサボード間の交絡部を有する2重化交絡
    方式において、 送信側の交絡部は、複数の交絡信号に冗長ビットを付加
    する冗長ビット付加回路と、前記冗長ビットと複数の交
    絡信号とを多重化する多重化回路とを備え、受信側の交
    絡部は、前記多重化された受信信号を多重分離して複合
    する復号化回路と、前記冗長ビットにより符号誤りをチ
    ェックする冗長符号チェック回路と、前記チェック結果
    が正常の場合に前記複合化回路からの交絡信号を保持
    し、前記チェック結果が異常の場合に保持データをクリ
    アする状態保持回路とを備えたことを特徴とする2重化
    交絡方式。
  3. 【請求項3】 前記冗長ビットは、パリティビットある
    いはエラーコレクションコードあるいはCRCコードで
    あることを特徴とする請求項2記載の2重化交絡方式。
  4. 【請求項4】 2重化プロセッサ装置の動作モードを決
    定するプロセッサボードの交絡部に出力ドライバ及び入
    力ドライバを有する2重化交絡装置において、 前記出力ドライバは、タイミング生成回路と、前記タイ
    ミング生成回路の出力により複数の交絡信号に冗長ビッ
    トを発生する冗長ビット付加回路と、前記複数の交絡信
    号及び冗長ビットをシリアル信号とするパラレルシリア
    ル変換回路を有し、前記入力ドライバは、受信したシリ
    アル信号をパラレル信号に変換するシリアルパラレル変
    換回路と、前記パラレル信号の冗長ビットにより複数の
    交絡信号の符号誤りをチエックする冗長符号チェック回
    路と、前記チェック結果が正常の場合に前記パラレル信
    号の交絡信号を保持し、前記チェック結果が異常の場合
    に保持データをクリアする状態保持回路とを有すること
    を特徴とする2重化交絡装置。
  5. 【請求項5】 前記冗長ビットは、パリティビットある
    いはエラーコレクションコードあるいはCRCコードで
    あることを特徴とする請求項4記載の2重化交絡装置。
  6. 【請求項6】 前記シリアルパラレル変換回路が生成す
    るタイミング信号を入力するタイマ回路を備え、前記タ
    イマ回路が一定時間内にタイミング信号が受信されない
    場合に前記状態保持回路の保持データをクリアすること
    を特徴とする請求項4又は5記載の2重化交絡装置。
  7. 【請求項7】 前記2重化プロセッサ装置は、それぞれ
    予備系時に前記状態保持回路の保持データにより現用系
    への切り替わり時の初期動作モードを設定して待機する
    ことを特徴とする請求項4、5又6記載の2重化交絡装
    置。
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