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JP2002251252A - 携帯電話機、並びにその文字入力方法、及びその文字表示方法 - Google Patents

携帯電話機、並びにその文字入力方法、及びその文字表示方法

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Publication number
JP2002251252A
JP2002251252A JP2001102103A JP2001102103A JP2002251252A JP 2002251252 A JP2002251252 A JP 2002251252A JP 2001102103 A JP2001102103 A JP 2001102103A JP 2001102103 A JP2001102103 A JP 2001102103A JP 2002251252 A JP2002251252 A JP 2002251252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
character
kana
assigned
adan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001102103A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromichi Kubo
博道 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PURESUTO KK
Original Assignee
PURESUTO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PURESUTO KK filed Critical PURESUTO KK
Priority to JP2001102103A priority Critical patent/JP2002251252A/ja
Publication of JP2002251252A publication Critical patent/JP2002251252A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 小型・軽量という携帯電話機本来の要求を充
足し、操作性に優れた日本語入力を可能とする。 【解決手段】 複数の操作キーのそれぞれに、日本語の
五十音を構成する「あ段」、または「各行」、または
「あ段」、および「あ段」の「濁音」、「半濁音」、
「拗音」の仮名文字を割り当て、前記「あ段」、または
「各行」、または「あ段」、および「あ段」の「濁
音」、「半濁音」、「拗音」の仮名文字のそれぞれに、
日本語の五十音を構成する子音を表現するためのアルフ
ァベット文字を割り当て、さらに、前記「あ段」、また
は「各行」の仮名文字の子音を有していない「あ」、ま
たは「あ行」にも、「あ行」を子音として表現するため
のアルファベット文字(例えば「A」)を割り当てると
ともに、前記複数の操作キーのそれぞれに、4つの母音
「I」、「U」、「E」、および「O」を割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機、携帯
端末機、および小型のキーボードに関し、特に携帯電話
機における日本語入力方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機において、文字入力方
法は「0〜9」のダイヤルキーのそれぞれに五十音の各
行が割り当てられていた。例えば、ダイヤルキーの
「2」に「かきくけこ」というように、日本語の「か
行」が割り当てられ、この「2」キーの押下を繰り返す
ごとに「か→き→く→け→こ」というようにスクロール
して文字が選択されるようになっていた。例えば、
「こ」の入力は、ダイヤルキーの「2」を5回押下する
ことにより、「こ」が選択されていた。即ち、スクロー
ルによる仮名入力方式に従った操作キーに対する操作に
よって入力していた。また、携帯端末機、および小型の
キーボードにおいて、複数の操作キーのそれぞれに、母
音または子音を表現するためのアルファベット文字が割
り当てられ、所望の仮名文字列を、ローマ字入力方式に
従った操作キーに対する操作によって入力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、従来の
携帯電話機においては、各キーに五十音の各行が割り当
てられていた。このため、所望の仮名文字を入力する場
合、例えば、「あ段」や「い段」の仮名文字の入力に際
し、キーを1回、または2回の押下により入力できる
が、その反面、「え段」や「お段」の仮名文字の入力に
際しては、4回、または5回と、より多くの押下回数を
必要とし、その操作が頻雑であった。また、携帯端末
機、および小型のキーボードにおいては、ローマ字入力
方式に従った入力方法が多く用いられていた。このた
め、所望の仮名文字を入力する場合、「あ段」の入力に
おいても、子音と母音の2個のキーの押下を必要とし、
その操作が頻雑であった。さらに詳しくは、スクロール
による仮名入力方式とローマ字入力方式に従った操作キ
ーに対する操作を比較すると、「あ段」を入力する場
合、仮名入力方式においては、1回の押下で入力できる
が、ローマ字入力方式においては、異なった2個のキー
の押下を必要とし、その操作が頻雑であった。また、
「い段」を入力する場合、仮名入力方式、およびローマ
字入力方式のいずれにおいても2回の押下で入力できる
が、ローマ字入力方式においては異なった2個のキーの
押下を必要とし、その操作が頻雑である。さらに、「お
段」を入力する場合、ローマ字入力方式においては、2
回の押下により入力できるが、仮名入力方式おいては5
回の押下を必要とし、その操作が頻雑である。このよう
に、スクロールによる仮名入力方式、またはローマ字入
力方式のいずれか単独による入力は、必然的に押下回数
が多くなり、その操作が頻雑であった。なお、キーの押
下回数を減らし、迅速に入力するためにはキーを多く設
けることで解消できるが、形状が大型化、重量化する。
従って、本発明の課題は小型、軽量という携帯電話機、
携帯端末機、および小型のキーボード本来の要求を充足
するとともに、既存の携帯電話機が有する操作キーの数
を前提にした日本語入力の操作性に優れた入力方法を提
供することにより、前述の欠点を解消しようとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の操作キ
ーのそれぞれに、日本語の五十音を構成する「あ段」の
仮名文字を割り当て、前記「あ段」の仮名文字のそれぞ
れに、日本語の五十音を構成する子音を表現するための
アルファベット文字を割り当て、さらに、前記「あ段」
の仮名文字の子音を有していない「あ」にも、「あ行」
を子音として表現するためのアルファベット文字、例え
ば「A」を割り当てるとともに、前記複数の操作キーの
それぞれに、4つの母音「I」、「U」、「E」、およ
び「O」が割り当てられた携帯電話機であって、所望の
仮名文字列を、仮名入力方式、およびローマ字入力方式
に従った前記操作キーに対する操作によって、両入力方
式を併用して入力する。
【0005】また、複数の操作キーのそれぞれに、日本
語の五十音を構成する「各行」の仮名文字を割り当て、
前記「各行」の仮名文字のそれぞれに、日本語の五十音
を構成する子音を表現するためのアルファベット文字を
割り当て、さらに、前記「各行」の仮名文字の子音を有
していない「あ行」の仮名文字にも、「あ行」を子音と
して表現するためのアルファベット文字、例えば「A」
を割り当てるとともに、前記複数の操作キーのそれぞれ
に、4つの母音「I」、「U」、「E」、および「O」
を割り当て、所望のかな文字列を、前記操作キーに対す
る操作によって、仮名入力方式、およびローマ字入力方
式の両入力方式を併用して入力する。
【0006】また、複数の操作キーのそれぞれに、日本
語の五十音を構成する「あ段」、および「あ段」の「濁
音」、「半濁音」、「拗音」の仮名文字を割り当て、前
記「あ段」、および「あ段」の「濁音」、「半濁音」、
「拗音」の仮名文字のそれぞれに、日本語の五十音を構
成する子音を表現するためのアルファベット文字を割り
当て、さらに、前記「あ段」の仮名文字の子音を有して
いない「あ」にも、「あ行」を子音として表現するため
のアルファベット文字、例えば「A」を割り当てるとと
もに、前記複数の操作キーのそれぞれに、4つの母音
「I」、「U」、「E」、および「O」を割り当て、所
望のかな文字列を、前記操作キーに対する操作によっ
て、仮名入力方式、およびローマ字入力方式の両入力方
式を併用して入力する。
【0007】また、前記複数の操作キーは、「0〜
9」、「*」、および「#」のダイヤルキー、並びに所
定の機能キーであり、前記複数の操作キーの「0〜
9」、「*」および「#」のダイヤルキーはマトリクス
状に配置され、さらに、前記所定の機能キーはダイヤル
キーの上方、または下方に配置され、且つ、前記4つの
母音の「I」、「U」、「E」、および「O」を対応す
る操作キーは、マトリクス状に配置されたダイヤルキー
の列方向のそれぞれに割り当てられるか、若しくは所定
の機能キーのそれぞれに割り当てる。
【0008】また、仮名入力方式によって入力された文
字を、仮名文字、または子音を表現するためのアルファ
ベット文字、または仮名文字と子音を表現するためのア
ルファベット文字の、いずれかの方法によって表示す
る。
【0009】さらに、日本語の五十音を構成する「あ
段」、または「各行」、または「あ段」、および「あ
段」の「濁音」、「半濁音」、「拗音」の仮名文字、日
本語の五十音を構成する子音を表現するためのアルファ
ベット文字、「あ行」を子音として表現するためのアル
ファベット文字(例えば「A」)、および4つの母音
「I」、「U」、「E」、「O」が割り当てられた複数
の操作キーと、前記操作キーに対する操作に基づく入力
文字を記憶するバッファと、前記バッファに記憶された
入力文字を、仮名入力方式に従って、またはローマ字入
力方式に従った交換ルールに基づいて、特定の仮名文字
に交換する交換手段と、前記バッファに記憶された内容
を表示する表示手段とを備え、前記バッファに記憶され
た内容を、日本語辞書に基づいて、所定の漢字に変換す
る。
【0010】また、複数の操作キーのそれぞれに、日本
語の五十音を構成する「あ段」、または「各行」、また
は「あ段」、および「あ段」の「濁音」、「半濁音」、
「拗音」の仮名文字を割り当て、前記「あ段」、または
「各行」、または「あ段」、および「あ段」の「濁
音」、「半濁音」、「拗音」の仮名文字のそれぞれに、
日本語の五十音を構成する子音を表現するためのアルフ
ァベット文字を割り当て、さらに、前記「あ段」、また
は「各行」の仮名文字の子音を有していない「あ」、ま
たは「あ行」の仮名文字にも、「あ行」を子音として表
現するためのアルファベット文字(例えば「A」)を割
り当てるとともに、前記複数の操作キーのそれぞれに、
4つの母音「I」、「U」、「E」、および「O」が割
り当てられた携帯電話機の日本語入力制御方法であっ
て、前記操作キーに対する操作に基づく入力文字を、仮
名入力方式に基づいて制御し、またはローマ字入力方式
に従った交換ルールに基づいて、特定の仮名文字に交換
するように制御する日本語入力制御方法である。
【0011】また、日本語の五十音を構成する「あ
段」、または「各行」、または「あ段」、および「あ
段」の「濁音」、「半濁音」、「拗音」の仮名文字、日
本語の五十音を構成する子音を表現するためのアルファ
ベット文字、「あ行」を子音として表現するためのアル
ファベット文字(例えば「A」)、および4つの母音
「I」、「U」、「E」、「O」が割り当てられた複数
の操作キーに対する操作に基づいて、入力文字を特定す
る入力手段と、前記入力手段により特定された入力文字
を記憶するバッファと、前記バッファに記憶された入力
文字を、仮名入力方式に従って、またはローマ字入力方
式に従った交換ルールに基づいて、特定の仮名文字に交
換する交換手段と、前記バッファに記憶された内容を表
示するように制御する表示手段とを備える。
【0012】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。図1、および図2は、本
実施形態に係る携帯電話機の正面図である。携帯電話機
1の筐体の前面には、複数の操作キー2(図中、点線
内)、ディスプレー3が形成されている。操作キー2
は、「0〜9」、「*」、および「#」のダイヤルキ
ー、各種機能キーを備える。ダイヤルキーは、3列4段
のマトリクス状に配置され、ダイヤルキーの上方には機
能キーが配置されている。なお、機能キーとは、利用者
が「通話」や「切」のためのオンフック、およびオフフ
ックキー、電話番号登録、日本語入力などの機能の操作
に用いるキーであり、機能キーの操作により、日本語入
力モードにすると、仮名入力方式、およびローマ字入力
方式の両入力方式を併用した入力ができ、両入力方式に
従った操作キーに対する操作によって入力を行う。
【0013】次に、本発明の第1の実施の形態に関して
図1を参照して詳細に説明する。携帯電話機1の前面に
3列4段のマトリクス状に配置された「0〜9」のダイ
ヤルキーの左列から右列へ、上段から下段へ(下段は中
央)、日本語の五十音を構成する「あ段」の仮名文字
「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、
「ま」、「や」、「ら」、「わ」を順に割り当て、さら
に、前記「あ段」の仮名文字のそれぞれに、日本語の五
十音を構成する子音を表現するためのアルファベット文
字「A」、「K」、「S」「T」、「N」、「H」
「M」、「Y」、「R」、「W」(図示せず)を割り当
てる。また、子音を有していない「あ」にも、子音とし
て「あ行」を表現するためのアルファベット文字「A」
を割り当てる。なお、図中ダイヤルキーに記載したアル
ファベット文字は英字入力に際して用いるものである。
また、4つの母音「I」、「U」、「E」、および
「O」は、マトリクス状に配置された「0〜9」、
「*」、および「#」のダイヤルキーの1段目の全列に
「I」(図中、ダイヤルキー左列の左側に記載)、2段
目の全列に「U」、3段目の全列に「E」、および4段
目の全列に「O」を割り当てるが、しかし、母音が割り
当てられたダイヤルキーは、「あ段」の入力された列の
み母音の入力機能となる。さらに、機能キーのそれぞれ
に、濁音「゛」、半濁音「゜」、拗音「小文字に変
換」、読点「。」、句点「、」、長音「ー」、記号等
(図示せず)を割り当てる。
【0014】つづいて、第1の実施の形態の仮名入力方
式、およびローマ字入力方式の両入力方式を併用した入
力方法について、図3を参照して説明する。「あ段」の
仮名文字「あ」、「か」、「さ」・・・「わ」が割り当
てられたダイヤルキーの「0〜9」のいずれかのキーを
押下すると、仮名入力方式に基づいて、「あ段」の仮名
文字が仮入力し、さらに「あ段」の仮名文字に割り当て
られた子音のアルファベット文字「A」、「K」、
「S」・・・「W」も仮入力する。また、「あ段」の仮
名文字を仮入力することにより、「あ段」を入力した
列、即ち3列中1列のみ母音の入力が可能となり、前記
「あ段」が入力した列に割り当てられた1段目の
「I」、2段目の「U」、3段目の「E」、および4段
目の「O」のいずれかのキーを押下することにより、入
力方式がローマ字入力方式に替わるとともに、ローマ字
入力方式に基づいて、前記母音のアルファベット文字と
前記仮名文字に割り当てられた子音のアルファベット文
字との組み合わせから、「い段」、「う段」、「え
段」、および「お段」の仮名文字に交換する。なお、子
音を有していない「あ」は、「A」によって子音を表現
し、子音「A」と母音「I」、「U」、「E」、および
「O」の組み合わせから「い段」、「う段」、「え
段」、および「お段」、即ち「い」、「う」、「え」、
および「お」の仮名文字に交換する。また、「あ段」の
仮名文字「あ」、「か」、「さ」・・・「わ」の入力
は、いずれかのダイヤルキーを押下して「あ段」の仮名
文字、および子音のアルファベット文字を仮入力し、つ
づいて、「あ段」を仮入力した列以外の残2列のいずれ
かのダイヤルキーを押下(次の文字入力に際しての押
下)するか、若しくはカーソルを右に移動させることに
よって入力する。また、ローマ字入力方式では、「N
N」によって表現されることが多い「ん」の入力は、
「あ段」の「わ」と「W」を仮入力し、母音が割り当て
られたいずれかのキーを押下することにより、入力でき
るようにすることが好ましい。さらに詳しくは、例え
ば、「あ段」の「か」を入力する場合、ダイヤルキーの
「2」を押下すると、「か」と[K]が仮入力し、つづ
いて残2列のいずれかのダイヤルキーを押下(次の入力
文字に際しての押下)するか、カーソルを右に移動させ
ることにより、「か」が入力する。また、「お段」の
「こ」を入力する場合、ダイヤルキーの「2」を押下す
ると「か」と[K]が仮入力し、つづいてダイヤルキー
の「0」を押下すると、母音の「O」が仮入力し、ロー
マ字入力方式に基づいて、「KO」の組み合わせから
「こ」に変換する。また、「お段」の母音である「お」
を入力する場合、ダイヤルキーの「1」を押下すると
「あ」と[A]が仮入力し、つづいてダイヤルキーの
「*」を押下すると、母音の「O」が仮入力し、ローマ
字入力方式に基づいて、「AO」の組み合わせから
「お」に変換する。即ち、「あ段」は1回の押下で入力
できる仮名入力方式に基づき、「い段」、「う段」、
「え段」、および「お段」は、2回の押下による子音と
母音の組み合わせから仮名文字に交換するローマ字入力
方式に基づいた、両入力方式を併用して入力する。な
お、機能キーのそれぞれに割り当てられた濁音、半濁
音、拗音、読点、句点、長音、記号等は、決められたキ
ー操作によって入力する。
【0015】次に、本発明の第2の実施の形態に関して
図2を参照して詳細に説明する。携帯電話機1の前面に
3列4段のマトリクス状に配置された「0〜9」のダイ
ヤルキーの左列から右列へ上段から下段へ(下段は中
央)、日本語の五十音を構成する仮名文字の「あ行」、
「か行」、「さ行」、「た行」、「な行」、「は行」、
「ま行」、「や行」、「ら行」、「わ行」(図中、「あ
段」の仮名文字を記載)を割り当て、さらに、前記各行
の仮名文字のそれぞれに、日本語の五十音を構成する子
音を表現するためのアルファベット文字「A」、
「K」、「S」「T」、「N」、「H」「M」、
「Y」、「R」、「W」(図示せず)を割り当てる。ま
た、子音を有していない「あ行」の仮名文字にも、子音
として「あ行」を表現するためのアルファベット文字
「A」を割り当てる。なお、図中ダイヤルキーに記載し
たアルファベット文字は英字入力に際して用いるもので
ある。また、ダイヤルキーの上方に配置された機能キー
のそれぞれに、4つの母音「I」、「U」、「E」、お
よび「O」を割り当て、さらに、機能キーのそれぞれ
に、濁音「゛」、半濁音「゜」、拗音「小文字に変
換」、読点「。」、句点「、」、長音「ー」、記号等
(図示せず)を割り当てる。
【0016】つづいて、第2の実施の形態の仮名入力方
式、およびローマ字入力方式の両入力方式を併用した入
力方法について、図4を参照して説明する。各行の仮名
文字「あ行」、「か行」、「さ行」・・・「わ行」が割
り当てられたダイヤルキーの「0〜9」のいずれかのキ
ーの押下を繰り返すごとに、仮名入力方式に基づいて、
「あ段→い段→う段→え段→お段」」の仮名文字がスク
ロールによって仮入力し、前記スクロールによって仮入
力した「あ段〜お段」仮名文字は、他のダイヤルキーを
押下(次の文字入力に際しての押下)するか、若しくは
カーソルを右に移動させることによって入力する。ま
た、前記仮名文字「あ段〜お段」を仮入力することによ
り、仮名文字に割り当てられた子音のアルファベット文
字「A」、「K」、「S」・・・「W」も仮入力し、機
能キーに割り当てられた母音「I」、「U」、「E」、
「O」のいずれかのキーを押下することにより、入力方
式がローマ字入力方式に替わるとともに、ローマ字入力
方式に基づいて、前記母音のアルファベット文字と前記
仮名文字に割り当てられた子音のアルファベット文字と
の組み合わせから、「い段」、「う段」、「え段」、お
よび「お段」の仮名文字に交換する。即ち、入力文字を
オーバースクロールした場合においても、機能キーに割
り当てられた母音「I」、「U」、「E」、および
「O」のいずれかのキーを押下することにより、ローマ
字入力方式に基づいて、子音と母音の組み合わせから
「い段〜お段」の仮名文字に交換する。また、子音を入
力することなく機能キーに割り当てられた母音「I」、
「U」、「E」、および「O」のいずれかの機能キーを
押下すると、仮名入力方式に基づいて、「い」、
「う」、「え」および「お」の仮名文字が仮入力し、つ
づいて、他のダイヤルキーを押下(次の文字入力に際し
ての押下)するか、若しくはカーソルを右に移動させる
ことによって「い」、「う」、「え」および「お」の仮
名文字が入力する。また、ローマ字入力方式では、「N
N」によって表現されることが多い「ん」の入力は、
「あ段」の「わ」と「W」を仮入力し、機能キーに割り
当てられた母音のいずれかのキーを押下することによ
り、入力できるようにし、さらに、「わ行」にも「ん」
を割り当て、スクロールによって入力できるようにする
ことが好ましい。さらに詳しくは、例えば、「か行」の
「か」を入力する場合、ダイヤルキーの「2」を1回押
下すると、「か」と[K]が仮入力し、つづいて、他の
ダイヤルキーを押下(次の文字入力に際しての押下)す
るか、カーソルを右に移動させることにより、「か」が
入力する。また、「か行」の「こ」を入力する場合、ダ
イヤルキーの「2」を5回押下を繰り返すと、「こ」と
「K」が仮入力し、つづいて他のダイヤルキーを押下
(次の文字入力に際しての押下)する、若しくは、ダイ
ヤルキーの「2」を1回押下すると、「か」と「K」が
仮入力し、つづいて、機能キーに割り当てられた母音
「O」を押下すると、ローマ字入力方式に基づいて「K
O」の組み合わせから、「こ」に交換する。即ち、「あ
段」、「い段」は1回、および2回の比較的少ない押下
回数で入力できるスクロールによる仮名入力方式によっ
て入力し、スクロールによる仮名入力方式では3回、4
回、および5回と多くの押下回数を必要とする「う
段」、「え段」、および「お段」は、2回の押下回数に
よる子音と母音の組み合わせから仮名文字に交換するロ
ーマ字入力方式に基づいてた、両入力方式を併用して入
力する。なお、機能キーのそれぞれに割り当てられた濁
音、半濁音、拗音、読点、句点、長音、記号等は、決め
られたキー操作によって入力する。
【0017】次に、本発明の第3の実施の形態に関して
図1、2を参照して詳細に説明する。第3の実施の形態
は、前記第1、および第2の実施の形態の併用であっ
て、図1に示したように、「0〜9」のダイヤルキーの
左列から右列へ、上段から下段へ(下段は中央)、日本
語の五十音を構成する「あ段」の仮名文字「あ」、
「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、
「や」、「ら」、「わ」を順に割り当て、さらに、「濁
音」、「半濁音」、および「拗音」を有する前記「あ
段」の仮名文字には、「あ段」の「濁音」、「半濁
音」、および「拗音」の仮名文字(図示せず)を割り当
てる。例えば、「濁音」、「半濁音」を有している
「は」には、「ば」、および「ぱ」を割り当て、「拗
音」を有している「や」には、「や」を割り当てる。な
お、「た」には拗音が無く、「た行」の「つ」に拗音を
有しているので、拗音を表現する、例えば小文字の
「た」、または「っ」を割り当てる。また、前記「あ
段」、および「あ段」の「濁音」、「半濁音」、「拗
音」の仮名文字のそれぞれに、日本語の五十音を構成す
る子音を表現するためのアルファベット文字「A」、
「K」、「S」、「T」、「N」、「H」「M」、
「Y」、「R」、「W」、および「G」、「Z」、
「D」、「xT」、「B」、「P」「xY」(図示せ
ず)を割り当てる。また、子音を有していな「あ行」の
仮名文字にも、子音として「あ行」を表現するためのア
ルファベット文字「A」を割り当てる。なお、「x
T」、「xY」の「x」はローマ字入力方式に基づい
て、拗音入力に際する「x」である。また、図中ダイヤ
ルキーに記載したアルファベット文字は英字入力に際し
て用いるものである。さらに、図2に示したように、ダ
イヤルキーの上方に配置された機能キーのそれぞれに、
4つの母音「I」、「U」、「E」、および「O」を割
り当て、さらに、読点「。」、句点「、」、長音
「ー」、記号等(図示せず)は、機能キーのそれぞれに
割り当てるか、若しくは、ダイヤルキーの「0〜9」に
割り当てる。
【0018】つづいて、第3の実施の形態の仮名入力方
式、およびローマ字入力方式の両入力方式を併用した入
力方法について、図5を参照して説明する。「あ段」、
「あ段」の「濁音」、「半濁音」、および「拗音」の仮
名文字が割り当てられたダイヤルキーの「0〜9」のい
ずれかのキーを押下すると、仮名入力方式に基づいて、
「あ段」の仮名文字「あ」、「か」、「さ」・・・
「わ」が仮入力し、前記「あ段」の仮名文字に「濁
音」、「半濁音」、および「拗音」が割り当てられたキ
ーの押下を繰り返すごとに、「あ段の濁音→あ段の半濁
音」、または「あ段の拗音」の仮名文字がスクロールに
よって仮入力する。また、前記スクロールによって仮入
力した「あ段」、「あ段」の「濁音」、「半濁音」、お
よび「拗音」の仮名文字は、他のダイヤルキーを押下
(次の文字入力に際しての押下)するか、若しくはカー
ソルを右に移動させることによって入力する。また、前
記「あ段」、あ段の「濁音」、「半濁音」、および「拗
音」の仮名文字を仮入力することにより、仮名文字に割
り当てられた子音のアルファベット文字も仮入力し、つ
づいて、機能キーに割り当てられた母音「I」、
「U」、「E」、および「O」のいずれかのキーを押下
することにより、入力方式がローマ字入力方式に替わる
とともに、ローマ字入力方式に基づいて、前記母音のア
ルファベット文字と前記仮名文字に割り当てられた子音
のアルファベット文字との組み合わせから、「い段」、
「う段」、「え段」、および「お段」の仮名文字、並び
に「い段」、「う段」、「え段」、および「お段」の
「濁音」、「半濁音」、および「拗音」の仮名文字に変
換する。また、ローマ字入力方式では「NN」によって
表現されることが多い「ん」の入力は、「あ段」の
「わ」と「W」を仮入力し、母音が割り当てられたいず
れかのキーを押下することにより、入力できるように
し、さらに、「わ行」にも「ん」を割り当て、スクロー
ルによって入力できるようにすることが好ましい。さら
に詳しくは、例えば、「は」を入力する場合、数字キー
の「6」を押下すると、「は」と「H」が仮入力し、つ
づいて、他のダイヤルキーを押下(次の文字入力に際し
ての押下)するか、カーソルを右に移動させることによ
り、「は」が入力する。また、半濁音の「ぽ」の入力
は、数字キーの「6」の押下を3回繰り返すと、「はH
→ばB→ぱP」とスクロールして「ぱ」と「P」が仮入
力し、つづいて、機能キーに割り当てられた母音「O」
のキーを押下すると、ローマ字入力方式に基づいて「P
O」の組み合わせから、仮名文字の「ぽ」に交換する。
また、拗音の「ゅ」を入力する場合、数字キーの「8」
の押下を2回繰り返すと、「やY→ゃxY」とスクロー
ルして「ゃ」と「xY」が仮入力し、つづいて、機能キ
ーに割り当てられた母音「U」のキーを押下すると、ロ
ーマ字入力方式に基づいて「xYU」の組み合わせか
ら、仮名文字の「ゅ」に交換する。なお、読点、句点、
長音、記号等を機能キーのそれぞれに割り当てた場合
は、決められたキー操作によって入力し、また、ダイヤ
ルキーの「0〜9」に割り当てた場合は、キーの押下を
繰り返すごとに、「あ段の仮名文字→句点」とスクロー
ルによって入力する。また、「あ段」の仮名文字が割り
当てられたダイヤルキーの「0〜9」に絵文字の登録を
可能とし、キーの押下を繰り返すごとに、「あ段の仮名
文字→絵文字1→絵文字2」と、登録した絵文字をスク
ロールによって入力できるようにすることも可能であ
る。
【0019】前記の様に、第1、第2、および第3の実
施の形態において、「あ段」の仮名文字は、1回の押下
で入力できる仮名入力方式に基づいて入力し、「い段〜
お段」は、スクロールによる仮名入力方式、または2回
の押下による子音と母音の組み合わせによって入力でき
るローマ字入力方式に基づいた両入力方式に従った操作
キーに対する操作によって入力する。また、両入力方式
を併用して入力することにより、ローマ字入力方式に基
づく母音の「A」が不要となり、「I」、「U」、
「E」、「O」の4つの母音を割り当てる既存の携帯電
話機が有する操作キーの数を前提にした3列4段による
日本語入力の操作性に優れた入力方法である。なお、図
3、4、および5の上段に記載した数字または「*」、
および「#」は、ダイヤルキーである。
【0020】次に、携帯電話機のディスプレーに表示す
る表示例(図示せず)について説明する。仮名入力方式
に基づいて仮入力された文字の表示方法を、例えば、
「か」と「K」を仮入力した場合、仮名文字の「か」を
表示して仮名文字が仮入力できたことを表現し、ローマ
字入力方式に基づく子音を表示しない。または、アルフ
ァベット文字の「K」を表示してローマ字入力方式に基
づく子音が仮入力されたことを表現し、仮名文字を表示
しない。または、仮名文字とアルファベット文字の「か
K」を表示して仮名文字とローマ字入力方式に基づく子
音が仮入力されたことを表現する。
【0021】本実施形態に係る携帯電話機の機能構成
(図示せず)を説明する。携帯電話機は、機能実現手段
として、主制御部、キー入力部、表示部および記憶部、
並びに通話制御部、音声入力部、音声出力部、および送
受信部を備える。主制御部は、携帯電話機の全体の動作
を司るもので、マイクロコンピュータ、およびその周辺
回路によって実現される。このマイクロコンピュータ
は、記憶部に保持された制御プログラムを解釈実行する
ことにより、所定の機能を実現する。キー入力部は、操
作キーのうち利用者によって押下された操作キーに関す
る情報を主制御部に通知する。主制御部は、現時点の実
行状態に応じて、この通知に基づいて押下された操作キ
ーに対応する入力情報(文字)を特定する。このような
キー入力に関する処理は、キーマトリクス回路をスキャ
ン信号によりスキャンして、そのスキャン結果に基づ
き、どの操作キーが押下されたかを検出することにより
行われる。表示部は、主制御部の制御の下、キー入力部
からの入力情報や携帯電話機の状態に関する情報を表示
する。ここで、携帯電話機の状態に関する情報とは、例
えば、現在の入力モード、電波の受信状態や留守録の有
無等があげられる。記憶部は、制御プログラムやプログ
ラム作業領域、キー変換情報、電話帳情報、日本語変換
辞書等を記憶するものである。記憶部は、ROMやRA
M、EEPROM等により実現される。通話制御部、音
声入力部、音声出力部、および送受信部は、携帯電話機
としての機能を実現するためのものである。つまり、こ
れらの機能実現手段は、音声入力部から入力された音声
等に対して変調等の所定の処理を行って、これを電波と
して相手方(例えば基地局等)に送信するとともに、相
手方から受信した電波に対して復調等の所定の処理を行
って、これを音声として出力すべく音声出力部に送出す
ることにより、無線通話を実現する。
【0022】本実施形態に係る携帯電話機の実行状態
(図示せず)を説明する。電源OFFの状態から、利用
者が電源キーを押下すると、携帯電話機は、電源ONの
状態になり、電話番号入力モードに移行する。このモー
ドにおいて、利用者が入力モード切替キーを押下する
と、日本語入力モードに移行して、日本語文字列を仮名
入力方式、およびローマ字入力方式の両入力方式を併用
して入力することが可能になる。このモードにおいて、
利用者が入力モード切替キーを押下すると、英数字入力
モードに移行し、さらに入力モード切替キーを押下する
と、最初の電話番号入力モードに戻る。なお、電源ON
の状態の各モードにおいて、電源キーを押下すると、電
源OFFの状態になる。
【0023】本実施形態に係る携帯電話機における日本
語入力モードを実現する機能実現手段(図示せず)の構
成を説明する。前記日本語入力モードは、主制御部、キ
ー入力部、表示部、および記憶部が共働することにより
実現される。判別部は、キー入力部から入力情報を受け
取ると、その内容(入力文字の種類)を判別し、その判
別結果を入力制御部に通知する。入力制御部は、その判
別結果に応じて、仮名変換部あるいは漢字変換部を起動
し、または仮入力バッファに記憶されている内容を読み
出して、確定バッファに書き込む。具体的には、入力制
御部は、入力情報が母音または子音である場合、仮名変
換部を起動する。また、入力制御部は、入力情報が変換
指示である場合、漢字変換部を起動し、入力情報が確定
指示である場合、仮入力バッファに保持されている文字
列を読み出して、これを確定バッファに書き込む。仮名
変換部は、仮入力バッファに保持されている内容に従っ
て、キー変換テーブルを参照して、所定の仮名文字に変
換する。
【0024】本実施形態に係る携帯電話機の仮名変換部
の動作例(図示せず)を説明するキー入力部から文字が
入力され、仮入力バッファに「KA」が保持されたとす
る。また、母音または子音を表現するアルファベット文
字は半角(1バイト)、仮名文字は全角(2バイト)で
表現されるものとする。仮名変換部は、キー変換テーブ
ルを参照し、「KA」の組み合わせから「か」に変換す
る。
【0025】本実施形態に係る携帯電話機のキー変換テ
ーブルの一例(図示せず)を説明する。キー変換テーブ
ルは、ローマ字入力方式における仮名変換のためのルー
ルを記憶している。仮名変換部は、仮入力バッファに保
持されている文字またはその組み合わせから、その変換
ルールに従って所定の仮名文字を特定し、仮入力バッフ
ァの内容を置換する。漢字変換部は、キー入力部から変
換指示が与えられると、仮入力バッファに保持されてい
る内容に対し、日本語辞書を参照して、仮名漢字変換を
行う。即ち、キー入力部から入力された入力情報は、一
旦、仮入力バッファに保持された状態で、適宜かな変換
および漢字変換が行われ、確定指示が与えられると、入
力制御部を介して、確定バッファに書き込まれる。表示
制御部は、仮入力バッファに保持されている仮入力状態
の内容または確定バッファに保持されている確定状態の
内容を、所定のタイミングで読み出して表示データを生
成し、これを表示部に出力する。また、表示制御部は、
確定指示が与えられる前の仮入力状態の場合には、仮入
力バッファに保持されている内容を読み出し、仮入力状
態を示す表示形態で表示されるように、表示データを生
成する。また、表示制御部は、確定指示が与えられた確
定状態の場合には、確定バッファに保持されている内容
を読み出し、確定状態を示す表示形態で表示されるよう
に、表示データを生成する。これにより、仮入力バッフ
ァまたは確定バッファに保持されている内容は、その入
力状態に応じた表示形態で、表示部に表示されることに
なる。
【0026】本実施形態に係る携帯電話機の日本語入力
モード時の動作(図示せず)を説明する。日本語入力モ
ードにおいて、携帯電話機は、特定の操作キーが押下さ
れるまで、入力待ち状態になる。携帯電話機は、利用者
によって操作キーが押下されると、当該操作キーが、仮
名文字と子音、母音、および特殊キーが割り当てられて
いる操作キーか否かを判断し、仮名文字と子音が割り当
てられている操作キーである場合には、当該操作キーに
従った仮名文字入力処理を行うとともに、当該操作キー
に従った子音入力処理を行う。つまり、母音、及び子音
入力処理は、仮入力バッファに保持された内容を、キー
変換テーブルに基づき、適宜置換する。また、これら仮
名文字、および子音の表示は仮名文字、又はアルファベ
ット文字、又は仮名文字とアルファベット文字のいずれ
かの方法によって表示するものである。また、母音が割
り当てられている操作キーであると判断した場合には、
当該操作キーに従った母音入力処理を行う。また、特殊
操作キーであると判断した場合には、当該特殊キーに従
った特殊文字入力処理を行う。以下、同様に、携帯電話
機は、当該操作キーが変換キーであると判断した場合に
は、仮入力バッファに保持された内容に基づいて漢字変
換処理を行い、確定キーであると判断した場合には、仮
入力バッファの内容を読み出して、確定バッファに書き
込む。また、クリアキーであると判断した場合には、仮
入力バッファの内容を1文字分消去する。そして、電源
キーが押下されるまで、上記処理を繰り返す。以上の通
り、本実施形態によれば、携帯電話機にマトリクス状に
配置された既存のダイヤルキーや各種機能キーのそれぞ
れに、五十音を構成する仮名文字と子音、および母音を
割り当てることにより、日本語文字列を当該キーによる
仮名入力方式、およびローマ字入力方式の両入力方式で
入力できるようになる。これにより、小型・軽量という
携帯電話機本来の要求を充足しつつ、所望の日本語文字
列を仮名入力方式、およびローマ字入力方式を併用して
少ない押下回数で入力することができるようになる。
【0027】また、前記の実施形態において、特にこれ
にこだわるものではなく、動作に矛盾が生じない限り、
処理の順序を入れ替えまたは並行動作するように構成し
ても良い。なお、本発明は、携帯電話機のみならず、小
型・軽量が要求されつつ、日本語入力が要求される携帯
端末機、および小型のキーボードにも適用する。また、
テレビ等の家電製品のリモートコントローラ等に用いる
ことも可能である。
【0028】
【発明の効果】前述の様に本発明は、小型・軽量という
携帯電話機、携帯端末機、および小型のキーボード本来
の要求を充足するとともに、既存の携帯電話機が有する
操作キーの数を前提にした日本語入力の操作性に優れた
入力方法を提供することができる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す携帯電話機の
正面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す携帯電話機の
正面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す説明図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2 操作キー 3 ディスプレー 4 送話口 5 受話口 6 アンテナ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の操作キーのそれぞれに、日本語の
    五十音を構成する「あ段」の仮名文字を割り当て、前記
    「あ段」の仮名文字のそれぞれに、日本語の五十音を構
    成する子音を表現するためのアルファベット文字を割り
    当て、さらに、前記「あ段」の仮名文字の子音を有して
    いない「あ」にも、「あ行」を子音として表現するため
    のアルファベット文字、例えば「A」を割り当てるとと
    もに、前記複数の操作キーのそれぞれに、4つの母音
    「I」、「U」、「E」、および「O」が割り当てられ
    た携帯電話機であって、所望の仮名文字列を、仮名入力
    方式、およびローマ字入力方式に従った前記操作キーに
    対する操作によって、両入力方式を併用して入力できる
    ようにしたことを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 複数の操作キーのそれぞれに、日本語の
    五十音を構成する「各行」の仮名文字を割り当て、前記
    「各行」の仮名文字のそれぞれに、日本語の五十音を構
    成する子音を表現するためのアルファベット文字を割り
    当て、さらに、前記「各行」の仮名文字の子音を有して
    いない「あ行」の仮名文字にも、「あ行」を子音として
    表現するためのアルファベット文字、例えば「A」を割
    り当てるとともに、前記複数の操作キーのそれぞれに、
    4つの母音「I」、「U」、「E」、および「O」が割
    り当てられたことを特徴とする請求項1記載の携帯電話
    機。
  3. 【請求項3】 複数の操作キーのそれぞれに、日本語の
    五十音を構成する「あ段」、および「あ段」の「濁
    音」、「半濁音」、「拗音」の仮名文字を割り当て、前
    記「あ段」、および「あ段」の「濁音」、「半濁音」、
    「拗音」の仮名文字のそれぞれに、日本語の五十音を構
    成する子音を表現するためのアルファベット文字を割り
    当て、さらに、前記「あ段」の仮名文字の子音を有して
    いない「あ」にも、「あ行」を子音として表現するため
    のアルファベット文字、例えば「A」を割り当てるとと
    もに、前記複数の操作キーのそれぞれに、4つの母音
    「I」、「U」、「E」、および「O」が割り当てられ
    たことを特徴とする請求項1、または2記載の携帯電話
    機。
  4. 【請求項4】 前記複数の操作キーは、「0〜9」、
    「*」、および「4#」のダイヤルキー、並びに所定の
    機能キーであり、前記複数の操作キーの「0〜9」、
    「*」および「#」のダイヤルキーはマトリクス状に配
    置され、さらに、前記所定の機能キーはダイヤルキーの
    上方、または下方に配置され、且つ、前記4つの母音の
    「I」、「U」、「E」、および「O」を対応する操作
    キーは、マトリクス状に配置されたダイヤルキーの列方
    向のそれぞれに割り当てられるか、若しくは所定の機能
    キーのそれぞれに割り当てられたことを特徴とする請求
    項1、2、または3記載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 仮名入力方式によって仮入力された文字
    を、仮名文字、または子音を表現するためのアルファベ
    ット文字、または仮名文字と子音を表現するためのアル
    ファベット文字の、いずれかの方法によって表示したこ
    とを特徴とする請求項1、2、または3記載の携帯電話
    機の表示方法。
  6. 【請求項6】 日本語の五十音を構成する「あ段」、ま
    たは「各行」、または「あ段」、および「あ段」の「濁
    音」、「半濁音」、「拗音」の仮名文字、日本語の五十
    音を構成する子音を表現するためのアルファベット文
    字、「あ行」を子音として表現するためのアルファベッ
    ト文字(例えば「A」)、および4つの母音「I」、
    「U」、「E」、「O」が割り当てられた複数の操作キ
    ーと、前記操作キーに対する操作に基づく入力文字を記
    憶するバッファと、前記バッファに記憶された入力文字
    を、仮名入力方式に従って、またはローマ字入力方式に
    従った交換ルールに基づいて、特定の仮名文字に交換す
    る交換手段と、前記バッファに記憶された内容を表示す
    る表示手段とを備え、前記バッファに記憶された内容
    を、日本語辞書に基づいて、所定の漢字に変換すること
    を特徴とすると請求項1、2、または3記載の携帯電話
    機。
  7. 【請求項7】 複数の操作キーのそれぞれに、日本語の
    五十音を構成する「あ段」、または「各行」、または
    「あ段」、および「あ段」の「濁音」、「半濁音」、
    「拗音」の仮名文字を割り当て、前記「あ段」、または
    「各行」、または「あ段」、および「あ段」の「濁
    音」、「半濁音」、「拗音」の仮名文字のそれぞれに、
    日本語の五十音を構成する子音を表現するためのアルフ
    ァベット文字を割り当て、さらに、前記「あ段」、また
    は「各行」の仮名文字の子音を有していない「あ」、ま
    たは「あ行」にも、「あ行」を子音として表現するため
    のアルファベット文字(例えば「A」)を割り当てると
    ともに、前記複数の操作キーのそれぞれに、4つの母音
    「I」、「U」、「E」、および「O」が割り当てられ
    た携帯電話機の日本語入力制御方法であって、前記操作
    キーに対する操作に基づく入力文字を、仮名入力方式に
    基づいて制御し、またはローマ字入力方式に従った交換
    ルールに基づいて、特定の仮名文字に交換するように制
    御することを特徴とする携帯電話機の日本語入力制御方
    法。
  8. 【請求項8】 日本語の五十音を構成する「あ段」、ま
    たは「各行」、または「あ段」、および「あ段」の「濁
    音」、「半濁音」、「拗音」の仮名文字、日本語の五十
    音を構成する子音を表現するためのアルファベット文
    字、「あ行」を子音として表現するためのアルファベッ
    ト文字(例えば「A」)、および4つの母音「I」、
    「U」、「E」、「O」が割り当てられた複数の操作キ
    ーに対する操作に基づいて、入力文字を特定する入力手
    段と、前記入力手段により特定された入力文字を記憶す
    るバッファと、前記バッファに記憶された入力文字を、
    仮名入力方式に従って、またはローマ字入力方式に従っ
    た交換ルールに基づいて、特定の仮名文字に交換する交
    換手段と、前記バッファに記憶された内容を表示するよ
    うに制御する表示手段と、を備えたことを特徴とすると
    携帯電話機の制御回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005055988A (ja) * 2003-08-06 2005-03-03 Ntt Docomo Inc 情報処理装置
JP2007047901A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Nec Corp かな文字入力装置、かな文字入力方法、及び、プログラム
JP2007183810A (ja) * 2006-01-06 2007-07-19 Nec Corp 円形入力デバイスを利用した文字入力装置、方法、プログラム及び携帯電話機

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