[go: up one dir, main page]

JP2002249056A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

Info

Publication number
JP2002249056A
JP2002249056A JP2001045196A JP2001045196A JP2002249056A JP 2002249056 A JP2002249056 A JP 2002249056A JP 2001045196 A JP2001045196 A JP 2001045196A JP 2001045196 A JP2001045196 A JP 2001045196A JP 2002249056 A JP2002249056 A JP 2002249056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
holder
housing
rolling bearing
drive shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001045196A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Kuze
真史 久世
Masanori Kobayashi
正典 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP2001045196A priority Critical patent/JP2002249056A/ja
Publication of JP2002249056A publication Critical patent/JP2002249056A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】操舵補助力を伝達するギヤの歯打ち音を低減す
るための構成を、煩雑な作業を行うことなく能率良く組
み立てることができる電動パワーステアリング装置を提
供する。 【解決手段】操舵補助力発生用電動アクチュエータ8の
回転を、ハウジング21に覆われる駆動シャフト50に
設けられた駆動ギヤ9から従動ギヤ10を介してステア
リングシャフト3に伝達する。そのハウジング21によ
り保持されるホルダー60により、その駆動シャフト5
0を支持する軸受52が径方向に沿って変位可能に保持
される。その軸受52に、駆動ギヤ9を従動ギヤ10に
押し付けるための弾力を作用させる弾性部材61が、そ
のホルダー60により保持される。そのホルダー60と
軸受52と弾性部材61とは、一体的にハウジング21
の内部に嵌め合わされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操舵補助力発生用
電動アクチュエータの回転を、ギヤを介してステアリン
グシャフトに伝達する電動パワーステアリング装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】操舵補助力発生用電動アクチュエータ
と、そのアクチュエータにより回転駆動される駆動シャ
フトと、その駆動シャフトを覆うハウジングと、その駆
動シャフトの外周に設けられた駆動ギヤと、その駆動ギ
ヤに噛み合う従動ギヤとを備え、そのアクチュエータの
回転を、その駆動ギヤから従動ギヤを介してステアリン
グシャフトに伝達する電動パワーステアリング装置が汎
用されている。
【0003】上記のような電動パワーステアリング装置
においては、駆動ギヤと従動ギヤとの間にバックラッシ
ュがあるため、操舵補助力を付与する際に駆動ギヤの歯
と従動ギヤの歯とが互いに衝突して歯打ち音が発生す
る。その音が車両の運転者に異常音として認識されると
いう問題がある。
【0004】そこで、特開2000−43739号公報
に開示されている電動パワーステアリング装置において
は、そのハウジングにより、その駆動シャフトの一端を
支持する軸受を径方向に沿って変位可能に保持し、その
駆動ギヤを従動ギヤに押し付ける弾力を軸受に作用させ
るばね体を、その軸受とハウジングのねじ孔にねじ合わ
されるねじ体との間に配置している。その弾力により駆
動ギヤを従動ギヤに押し付けることで、駆動ギヤと従動
ギヤとの間のバックラッシュをなくし、その歯打ち音の
発生を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、ハウジングの内部に軸受と駆動ギヤとを組み込んだ
後に、ハウジングのねじ孔にばね体を挿入し、しかる後
に、そのねじ孔にばね体をねじ合わせる必要がある。そ
のため、組み立て工程が煩雑になるという問題がある。
また、その従来技術においては、ハウジングにより軸受
を径方向に沿って変位可能に保持するため、そのハウジ
ングに軸受の変位を許容する凹部を設けている。しか
し、その凹部の寸法誤差が過大であったり、軸受との接
触で凹部が磨耗すると、駆動ギヤの従動ギヤへの押し付
け方向に直交する径方向への軸受の変位を規制すること
ができなくなる。この場合、ハウジングそのものの交換
作業が必要になるため、その対応は容易ではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、操舵補助力発
生用電動アクチュエータと、そのアクチュエータにより
回転駆動される駆動シャフトと、その駆動シャフトを覆
うハウジングと、その駆動シャフトに設けられた駆動ギ
ヤと、その駆動ギヤに噛み合う従動ギヤとを備え、その
アクチュエータの回転を、その駆動ギヤから従動ギヤを
介してステアリングシャフトに伝達する電動パワーステ
アリング装置において、そのハウジングによりホルダー
が保持され、そのホルダーにより、その駆動シャフトを
支持する軸受が径方向に沿って変位可能に保持され、そ
の軸受に、その駆動ギヤを従動ギヤに押し付けるための
弾力を作用させる弾性部材が、そのホルダーにより保持
され、そのホルダーと軸受と弾性部材とは、一体的にハ
ウジングの内部に嵌め合わされていることを特徴とす
る。本発明の構成によれば、ハウジングの内部にホルダ
ーと軸受と弾性部材とを一ユニットとして一体的に嵌め
合わせ、駆動ギヤと従動ギヤとを組み付けるだけで、そ
の弾性部材を駆動シャフトの径方向に弾性変形させ、そ
の駆動ギヤを従動ギヤに押し付ける弾力を軸受に作用さ
せることができる。
【0007】その軸受を、その駆動ギヤの従動ギヤへの
押し付け方向に沿う径方向において変位するように案内
すると共に、その押し付け方向に直交する径方向への変
位を規制するガイド孔が、そのホルダーに形成され、そ
のガイド孔に挿入された軸受の外周とガイド孔の内周と
の間に、その弾性部材が挿入され、その駆動ギヤと従動
ギヤとのかみ合わせによるホルダーに対する軸受の変位
により弾性部材が圧縮変形することで、前記弾力が付与
されるのが好ましい。これにより、そのガイド孔の寸法
誤差が過大であったり、軸受との接触でガイド孔が磨耗
することで、駆動ギヤの従動ギヤへの押し付け方向に直
交する径方向への軸受の変位を規制することができなく
なっても、ハウジングを交換することなく、ホルダーを
交換するだけで対応できる。
【0008】その駆動シャフトは、一端側においてハウ
ジングにより保持される軸受により支持され、他端側に
おいて前記ホルダーにより保持される軸受により支持さ
れることで、軸方向に離れた2位置において支持され、
その駆動シャフトを一端側において支持する軸受は、内
外輪を有する第1転がり軸受とされ、その駆動シャフト
を他端側において支持する軸受は、内外輪を有する第2
転がり軸受とされ、そのハウジングの内周へのホルダー
の外周の嵌め合わせは隙間嵌めとされ、そのハウジング
に、その第1転がり軸受の外輪を、その第2転がり軸受
に向かい押し付けるネジ部材がねじ合わされ、その駆動
シャフトに、両軸受の間において、各軸受の内輪に接す
る内輪受け部が設けられ、そのホルダーに、そのネジ部
材による第1転がり軸受の外輪の押し付けに基づき、そ
の第2転がり軸受の外輪が押し付けられる外輪受け部が
設けられ、その外輪受け部への第2転がり軸受の外輪の
押し付けに基づき、各転がり軸受に軸方向から予圧が付
与されると共に、そのホルダーがハウジングの内面に押
し付けられるのが好ましい。ホルダーをハウジングに隙
間嵌めし、ハウジングにねじ合わされるネジ部材により
第1転がり軸受の外輪を第2転がり軸受に向かい押し付
けるだけで、両転がり軸受に軸方向から予圧を付与する
と同時に、ホルダーをハウジングの内面に押し付けて固
定することができる。これにより、ホルダーの組み付け
作業を軸受への予圧付与作業と同時に能率良く迅速に行
うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1、図2に示す車両用電動パワ
ーステアリング装置1は、ステアリングホイール2の操
舵により発生する操舵トルクを、ステアリングシャフト
3によりピニオン4に伝達することで、そのピニオン4
に噛み合うラック5を移動させる。そのラック5の動き
がタイロッドやナックルアーム等(図示省略)を介して
車輪6に伝達されることで舵角が変化する。
【0010】そのステアリングシャフト3は、ステアリ
ングホイール2に連結される第1シャフト3aと、この
第1シャフト3aにピン22により連結される筒状の第
2シャフト3bと、この第2シャフト3bの外周にブッ
シュ25を介して相対回転可能に嵌め合わされる筒状の
第3シャフト3cとに分割されている。各シャフト3
a、3b、3cの中心に沿ってトーションバー23が挿
入されている。そのトーションバー23の一端は第1シ
ャフト3aと第2シャフト3bとに前記ピン22により
連結され、他端はピン24により第3シャフト3cに連
結されている。これにより、その第2シャフト3bと第
3シャフト3cとは操舵トルクに応じて弾性的に相対回
転可能とされている。その第2シャフト3bは、ハウジ
ング21に圧入されたステアリングコラム30によりブ
ッシュ31を介して支持される。その第3シャフト3c
は、ハウジング21により保持される軸受26、軸受2
7により支持される。その第3シャフト3cの外周に上
記ウォームホイール10が一体化されている。
【0011】そのステアリングシャフト3により伝達さ
れる操舵トルクを検出するトルクセンサ7が設けられて
いる。そのトルクセンサ7は、第2シャフト3bに固定
される磁性材製の第1検出リング36と、第3シャフト
3cに固定される磁性材製の第2検出リング37と、両
検出リング36、37の対向間を覆う検出コイル33と
を有する。第1検出リング36の端面に周方向に沿って
設けられる複数の歯36aと、第2検出リング37の端
面に周方向に沿って設けられる複数の歯37aとの対向
面積が、第2シャフト3bと第3シャフト3cの操舵ト
ルクに応じた弾性的な相対回転に応じて変化する。その
変化に対応して検出コイル33の発生磁束に対する磁気
抵抗が変化することから、その検出コイル33の出力に
基づき操舵トルクが検出できる。このトルクセンサ7は
公知の構成のものを用いることができる。
【0012】そのトルクセンサ7により検出された操舵
トルクに応じて駆動される操舵補助力発生用モータ(電
動アクチュエータ)8がハウジング21に取り付けられ
ている。そのモータ8により駆動シャフト50が回転駆
動される。すなわち、そのモータ8の出力シャフト8a
と一体に回転する筒状カッブリング41に、駆動シャフ
ト50の一端がセレーション50aを介して軸方向変位
可能に挿入されている。
【0013】そのトルクセンサ7の検出トルクに応じて
モータ8が駆動されることで、その操舵トルクに応じた
操舵補助力が付与される。すなわち、その駆動シャフト
50の外周にウォーム(駆動ギヤ)9が一体的に同行回
転するように設けられている。そのウォーム9に噛み合
うウォームホイール(従動ギヤ)10が、ステアリング
シャフト3に同行回転するように設けられている。その
モータ8の回転がウォーム9からウォームホイール10
を介してステアリングシャフト3に伝達されることで操
舵補助力が付与される。そのステアリングシャフト3の
一部、トルクセンサ7、駆動シャフト50、ウォーム
9、およびウォームホイール10がハウジング21によ
り覆われる。
【0014】その駆動シャフト50は、一端側において
第1転がり軸受51により支持され、他端側において第
2転がり軸受52により支持されることで、軸方向に離
れた2位置において支持されている。その第1転がり軸
受51はハウジング21により保持され、外輪51a、
内輪51b、転動体51cを有する。その第2転がり軸
受52は、ハウジング21により保持されるリング状の
ホルダー60により保持され、外輪52a、内輪52
b、転動体52cを有する。
【0015】図3、図4に示すように、そのホルダー6
0は、その外周60aがハウジング21の内周21aに
嵌め合わされることで、そのハウジング21により保持
されている。そのホルダー60の外周60aと、この外
周60aが嵌め合わされるハウジング21の内周21a
とは円筒面に添い、そのハウジング21の内周21aへ
のホルダー60の外周60aの嵌め合わせは隙間嵌めと
されている。
【0016】そのホルダー60の内周孔は、駆動シャフ
ト50の軸方向から視て長孔状のガイド孔60bと、こ
のガイド孔60bよりも小さな長孔状の通孔60cとで
構成され、そのガイド孔60bと通孔60cとの境界の
段差面により外輪受け部60dが構成されている。その
第2転がり軸受52は、そのガイド孔60bに挿入され
ることで、径方向に沿って変位可能にホルダー60によ
り保持される。すなわち、そのガイド孔60bは、その
第2転がり軸受52が、そのウォーム9のウォームホイ
ール10への押し付け方向に沿う径方向(図3において
矢印A方向)において変位するように案内すると共に、
その押し付け方向に直交する径方向(図3において矢印
B方向)への変位を規制する。
【0017】そのガイド孔60bに挿入された第2転が
り軸受52の外輪外周52a′とガイド孔60bの内周
との間に挿入されることで、弾性部材61がホルダー6
0により保持されている。これにより、そのホルダー6
0と第2転がり軸受52と弾性部材61とは、一ユニッ
トとして一体的にハウジング21の内部に嵌め合わされ
ている。その弾性部材61として本実施形態ではゴムが
用いられている。
【0018】その弾性部材61は、駆動シャフト50の
軸方向から視て略円弧形状を有し、その駆動シャフト5
0よりもウォームホイール10から離れた位置に配置さ
れている。そのウォーム9をハウジング21内に組み込
み、しかる後にウォームホイール10をハウジング21
内に組み込むことで、ウォーム9とウォームホイール1
0とを噛み合わせると、駆動シャフト50の軸心は、図
3においてOで示す噛み合わせ前の位置から、O′で示
す噛み合わせ後の位置に、図中αで示す量だけ径方向に
変位する。これにより、そのαだけホルダー60に対し
て第2転がり軸受52が変位し、弾性部材61は圧縮変
形する。この圧縮変形により、その弾性部材61は、ウ
ォーム9をウォームホイール10に押し付けるための弾
力を第2転がり軸受52に作用させる。その弾力をF、
その弾性部材61のバネ定数をKとして、その弾力はF
=K・αとなる。本実施形態では、その第2転がり軸受
52の外輪外周52a′と弾性部材61との間に、弾性
部材61よりも硬質で摩擦係数の小さな合成樹脂製のス
ペーサ62が介在され、そのガイド孔60bへ弾性部材
61を挿入した後に第2転がり軸受52を円滑に挿入で
きるものとされている。
【0019】図2に示すように、その第1転がり軸受5
1を保持するハウジング21の内周に形成された雌ねじ
21bに、環状の雄ネジ部材53がねじ合わされる。そ
の雄ネジ部材53の外周にはロックナット54がねじ合
わされる。その雄ネジ部材53は、その第1転がり軸受
51の外輪51aのモータ側端面を、上記第2転がり軸
受52に向かい押し付ける。
【0020】その駆動シャフト50に、両軸受51、5
2の間において、第1転がり軸受51の内輪51bの反
モータ側端面に接する第1内輪受け部50bと、第2転
がり軸受52の内輪52bのモータ側端面に接する第2
内輪受け部50cとが形成されている。その第2転がり
軸受52の外輪52aの反モータ側端面は、上記ホルダ
ー60の外輪受け部60dに接するものとされている。
その雄ネジ部材53による第1転がり軸受51の外輪5
1aの押し付けに基づき、押し付け力が外輪51aから
軸受転動体51cを介して内輪51bに伝達され、その
内輪51bは第1内輪受け部50bに押し付けられ、さ
らに、その押し付け力は第2内輪受け部50cから第2
転がり軸受52の内輪52bに伝達され、その内輪52
bから軸受転動体52cを介して外輪52aに伝達さ
れ、その外輪52aが外輪受け部60dに押し付けられ
る。その第2転がり軸受52の外輪52aの外輪受け部
60dへの押し付けに基づき、ホルダー60がハウジン
グ21の内面21cに押し付けられると共に、各転がり
軸受51、52に軸方向から予圧が付与される。
【0021】上記構成によれば、ハウジング21の内部
にホルダー60と第2転がり軸受52と弾性部材61と
を一ユニットとして一体的に嵌め合わせ、ウォーム9と
ウォームホイール10とを組み付けるだけで、その弾性
部材61を駆動シャフト50の径方向に弾性変形させ、
そのウォーム9をウォームホイール10に押し付ける弾
力を第2転がり軸受52に作用させることができる。ま
た、ガイド孔60bの寸法誤差が過大であったり、第2
転がり軸受52との接触でガイド孔60bが磨耗するこ
とで、ウォーム9のウォームホイール10への押し付け
方向に直交する径方向への第2転がり軸受52の変位を
規制することができなくなっても、ハウジング21を交
換することなく、ホルダー60を交換するだけで対応で
きる。さらに、ホルダー60をハウジング21に隙間嵌
めし、ハウジング21にねじ合わされる雄ネジ部材53
により第1転がり軸受51の外輪51aを第2転がり軸
受52に向かい押し付けるだけで、両転がり軸受51、
52に軸方向から予圧を付与すると同時に、ホルダー6
0をハウジング21の内面に押し付けて固定することが
できる。これにより、ホルダー60の組み付け作業を軸
受51、52への予圧付与作業と同時に能率良く迅速に
行うことができる。
【0022】本発明は上記実施形態に限定されない。例
えば、弾性部材61はゴムに限定されず、弾力を作用さ
せることができれば良く、バネや合成樹脂等を用いても
よい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、操舵補助力を伝達する
ギヤの歯打ち音を低減するための構成を、煩雑な作業を
行うことなく能率良く組み立てることができる電動パワ
ーステアリング装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の電動パワーステアリング装
置の断面図
【図2】図1のII‐II線断面図
【図3】本発明の実施形態の電動パワーステアリング装
置における要部の正断面図
【図4】図3のIV‐IV線断面図
【符号の説明】
1 電動パワーステアリング装置 3 ステアリングシャフト 8 モータ(操舵補助力発生用電動アクチュエータ) 9 ウォーム(駆動ギヤ) 10 ウォームホイール(従動ギヤ) 21 ハウジング 50 駆動シャフト 50b 第1内輪受け部 50c 第2内輪受け部 51 第1転がり軸受 52 第2転がり軸受 53 雄ネジ部材 60 ホルダー 60b ガイド孔 60d 外輪受け部 61 弾性部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D033 CA04 CA05 JC01 3J009 DA05 DA13 EA06 EA19 EA23 EA32 EC06 FA08 3J012 AB07 BB03 CB03 DB07 FB10 5H607 AA04 BB01 CC01 CC03 DD03 DD07 DD19 EE32

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操舵補助力発生用電動アクチュエータと、
    そのアクチュエータにより回転駆動される駆動シャフト
    と、その駆動シャフトを覆うハウジングと、その駆動シ
    ャフトに設けられた駆動ギヤと、その駆動ギヤに噛み合
    う従動ギヤとを備え、そのアクチュエータの回転を、そ
    の駆動ギヤから従動ギヤを介してステアリングシャフト
    に伝達する電動パワーステアリング装置において、その
    ハウジングによりホルダーが保持され、そのホルダーに
    より、その駆動シャフトを支持する軸受が径方向に沿っ
    て変位可能に保持され、その軸受に、その駆動ギヤを従
    動ギヤに押し付けるための弾力を作用させる弾性部材
    が、そのホルダーにより保持され、そのホルダーと軸受
    と弾性部材とは、一体的にハウジングの内部に嵌め合わ
    されていることを特徴とする電動パワーステアリング装
    置。
  2. 【請求項2】その軸受を、その駆動ギヤの従動ギヤへの
    押し付け方向に沿う径方向において変位するように案内
    すると共に、その押し付け方向に直交する径方向への変
    位を規制するガイド孔が、そのホルダーに形成され、そ
    のガイド孔に挿入された軸受の外周とガイド孔の内周と
    の間に、その弾性部材が挿入され、その駆動ギヤと従動
    ギヤとのかみ合わせによるホルダーに対する軸受の変位
    により弾性部材が圧縮変形することで、前記弾力が付与
    される請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 【請求項3】その駆動シャフトは、一端側においてハウ
    ジングにより保持される軸受により支持され、他端側に
    おいて前記ホルダーにより保持される軸受により支持さ
    れることで、軸方向に離れた2位置において支持され、
    その駆動シャフトを一端側において支持する軸受は、内
    外輪を有する第1転がり軸受とされ、その駆動シャフト
    を他端側において支持する軸受は、内外輪を有する第2
    転がり軸受とされ、そのハウジングの内周へのホルダー
    の外周の嵌め合わせは隙間嵌めとされ、そのハウジング
    に、その第1転がり軸受の外輪を、その第2転がり軸受
    に向かい押し付けるネジ部材がねじ合わされ、その駆動
    シャフトに、両軸受の間において、各軸受の内輪に接す
    る内輪受け部が設けられ、そのホルダーに、そのネジ部
    材による第1転がり軸受の外輪の押し付けに基づき、そ
    の第2転がり軸受の外輪が押し付けられる外輪受け部が
    設けられ、その外輪受け部への第2転がり軸受の外輪の
    押し付けに基づき、各転がり軸受に軸方向から予圧が付
    与されると共に、そのホルダーがハウジングの内面に押
    し付けられる請求項1または2に記載の電動パワーステ
    アリング装置。
JP2001045196A 2001-02-21 2001-02-21 電動パワーステアリング装置 Pending JP2002249056A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001045196A JP2002249056A (ja) 2001-02-21 2001-02-21 電動パワーステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001045196A JP2002249056A (ja) 2001-02-21 2001-02-21 電動パワーステアリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002249056A true JP2002249056A (ja) 2002-09-03

Family

ID=18907039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001045196A Pending JP2002249056A (ja) 2001-02-21 2001-02-21 電動パワーステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002249056A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005085040A1 (ja) * 2004-03-09 2005-09-15 Favess Co., Ltd. 電動パワーステアリング装置
KR100723732B1 (ko) * 2005-11-02 2007-05-30 주식회사 만도 웜 기어 유격 보상 장치를 구비한 전동식 동력 보조조향장치
JP2007319411A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Toto Ltd 自動開閉装置
CN100398374C (zh) * 2004-04-07 2008-07-02 丰田自动车株式会社 滚珠螺杆装置及电动转向装置
DE102008009107A1 (de) * 2008-02-14 2009-08-27 Jtekt Europe Untersetzungsgetriebe mit Schnecke und Schneckenrad
JP2011038644A (ja) * 2003-06-25 2011-02-24 Nsk Ltd ウォーム減速機及び電動式パワーステアリング装置
JP2013226898A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
KR101509794B1 (ko) * 2009-11-02 2015-04-08 현대자동차주식회사 전동식 파워스티어링의 노이즈 저감 구조
JP2015187461A (ja) * 2014-03-26 2015-10-29 株式会社ショーワ ウォーム付勢構造体
JP2017036045A (ja) * 2016-11-10 2017-02-16 株式会社ジェイテクト 電動パワーステアリング装置
US9638307B2 (en) 2012-04-25 2017-05-02 Jtekt Corporation Electric power steering device
KR20200098263A (ko) 2019-02-12 2020-08-20 현대자동차주식회사 전동 조향장치의 노이즈 저감 장치

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011064327A (ja) * 2003-06-25 2011-03-31 Nsk Ltd ウォーム減速機及び電動式パワーステアリング装置
JP2011069495A (ja) * 2003-06-25 2011-04-07 Nsk Ltd ウォーム減速機及び電動式パワーステアリング装置
JP2011038644A (ja) * 2003-06-25 2011-02-24 Nsk Ltd ウォーム減速機及び電動式パワーステアリング装置
WO2005085040A1 (ja) * 2004-03-09 2005-09-15 Favess Co., Ltd. 電動パワーステアリング装置
US7748492B2 (en) 2004-03-09 2010-07-06 Jtekt Corporation Electric power steering device
CN100398374C (zh) * 2004-04-07 2008-07-02 丰田自动车株式会社 滚珠螺杆装置及电动转向装置
KR100723732B1 (ko) * 2005-11-02 2007-05-30 주식회사 만도 웜 기어 유격 보상 장치를 구비한 전동식 동력 보조조향장치
JP2007319411A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Toto Ltd 自動開閉装置
DE102008009107A1 (de) * 2008-02-14 2009-08-27 Jtekt Europe Untersetzungsgetriebe mit Schnecke und Schneckenrad
DE102008009107B4 (de) * 2008-02-14 2010-06-17 Jtekt Europe Mechanisches Untersetzungsgetriebe mit Schnecke und Schneckenrad
KR101509794B1 (ko) * 2009-11-02 2015-04-08 현대자동차주식회사 전동식 파워스티어링의 노이즈 저감 구조
JP2013226898A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
US9638307B2 (en) 2012-04-25 2017-05-02 Jtekt Corporation Electric power steering device
JP2015187461A (ja) * 2014-03-26 2015-10-29 株式会社ショーワ ウォーム付勢構造体
US9671011B2 (en) 2014-03-26 2017-06-06 Showa Corporation Worm biasing structure
JP2017036045A (ja) * 2016-11-10 2017-02-16 株式会社ジェイテクト 電動パワーステアリング装置
KR20200098263A (ko) 2019-02-12 2020-08-20 현대자동차주식회사 전동 조향장치의 노이즈 저감 장치
US11370486B2 (en) 2019-02-12 2022-06-28 Hyundai Motor Company Noise reduction apparatus for electric power steering system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6708796B2 (en) Electric power steering apparatus
JP6020893B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
EP1714851B1 (en) Electric power steering device
JPH0920256A (ja) 電動パワーステアリング装置
JPH092298A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2002249056A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5984010B2 (ja) ステアリング装置
JP3658683B2 (ja) 電動式舵取装置
JP2011105075A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2002096749A (ja) 電動式舵取装置
JP4232536B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2008265550A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2003014055A (ja) ウォーム減速装置のバックラッシュ調整装置
EP1813507B1 (en) Electric power steering apparatus
JP4775220B2 (ja) 伝達比可変装置
JP2003028153A (ja) 電動式動力舵取装置
JP4085802B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP2001158368A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP2002154443A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP3645688B2 (ja) ラックピニオン式ステアリング装置
JP2003004105A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP4085867B2 (ja) ウォーム支持装置及び電動パワーステアリング装置
JP3328719B2 (ja) 動力舵取装置
JP2002211420A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2014193697A (ja) ステアリング装置