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JP2002238799A - 衛生薄葉用紙およびその衛生薄葉用紙を収納した物品 - Google Patents

衛生薄葉用紙およびその衛生薄葉用紙を収納した物品

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JP2002238799A
JP2002238799A JP2001044278A JP2001044278A JP2002238799A JP 2002238799 A JP2002238799 A JP 2002238799A JP 2001044278 A JP2001044278 A JP 2001044278A JP 2001044278 A JP2001044278 A JP 2001044278A JP 2002238799 A JP2002238799 A JP 2002238799A
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paper
tensile strength
sanitary thin
thin paper
tissue paper
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JP2001044278A
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Akira Hirasawa
朗 平沢
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Daio Paper Corp
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Daio Paper Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ソフトタイプのティシュペーパーにふんわり感
を与える。 【解決手段】方向の引張破断伸びが15〜25%であ
り、かつ、乾燥時の横方向の引張り強さが32N/m以
上であり、さらに、乾燥時の引張り強さの縦横比(縦方
向の引張り強さ/横方向の引張り強さ)が3.0以下の
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柔らかで肌触り感
のよい衛生薄葉用紙に関し、具体的にはティシュペーパ
ーまたはトイレットペーパーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ティシュペーパーやトイレットペ
ーパーなどの衛生薄葉用紙において、通常のものよりも
柔らかさ、手触り感といった質感を向上させた、ソフト
タイプまたは柔らかタイプなどと呼ばれる衛生薄葉用紙
(以下、これらを総称してソフトタイプ製品と記載す
る)が市販に供されている。このソフトタイプ製品の需
要が高まりつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年の生活ス
タイルが変化する中で、より高級感をもたらす、ふんわ
り感や良好な手触りを示すもの、より具体的にはたとえ
ば柔らかさを備えながら、薄ぺっらい感じではなくある
程度の嵩高な質感が訴求されるようになっている。
【0004】従来のソフトタイプ製品は、紙厚を薄くし
たり、パルプとして細胞壁の薄い木材繊維を使用した
り、柔軟剤の添加により、柔らかさや肌触り感を向上さ
せることを指向しているためにふんわりとした質感がほ
とんどない。
【0005】しかも、従来のソフトタイプ製品は、引張
破断伸び等の紙力の構成は、主に引き出し時における破
れおよびちぎれ防止性のみを考慮して設定されている。
紙力、紙厚、質感はそれぞれが互いに相関関係にあり、
従来ソフトタイプ物品の紙力の構成のままでは、紙厚を
厚くしても薄くしても、柔らかさを向上させるとともに
ふんわり感を付与することは困難である。
【0006】このために、従来のソフトタイプ製品は、
ふんわり感、柔らかさ、手触りといった質感と紙力とを
バランスよく両立させるには至っていない。
【0007】他方、ふんわり感を向上させるための手段
として、前述のように細胞壁の薄い木材繊維を選択的し
たり、多量の柔軟剤を使用したりする方法は、いずれも
コスト高となるため好ましくない。
【0008】したがって、本発明の主たる課題は、ふん
わり感及び良好な手触りを示し、たとえば柔らかさを備
えながら、薄ぺっらい感じではなくある程度の嵩高な質
感を持ち、高級感を与える衛生薄葉用紙、特にはティシ
ュペーパーまたはトイレットペーパーを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑みて、本発
明者らが鋭意研究を重ねた結果、引張破断伸び、引張り
強さおよびその縦横比をそれぞれ所定の範囲に設定する
ことで、従来ソフトタイプ製品と同等の破れおよびちぎ
れ防止性を有し、しかも、既存のソフトタイプ製品以上
の柔らかさを有し、さらに、ふんわりした質感を与える
ことが可能なことを知見した。
【0010】すなわち請求項1記載の発明は、縦方向の
引張破断伸びが15〜25%であり、かつ、乾燥時の横
方向の引張り強さが32N/m以上であり、さらに、乾
燥時の引張り強さの縦横比(縦方向の引張り強さ/横方
向の引張り強さ)が3.0以下であることを特徴とする
衛生薄葉用紙である。
【0011】請求項2項記載の発明は、柔軟剤が、0.
01〜1%含有されている請求項1記載の衛生薄葉用紙
である。
【0012】請求項3記載の発明は、前記柔軟剤が、炭
素数22〜28の4級アンモニウム塩である請求項2記
載の衛生薄葉用紙である。
【0013】請求項4記載の発明は、衛生薄葉用紙が1
プライまたは2プライのティシュペーパーまたはトイレ
ットペーパーであり、クレープ率が20〜30%である
請求項1〜3のいずれか1項に記載の衛生薄葉用紙であ
る。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれか1項に記載の衛生薄葉用紙が、使用時の引き出し
方向と用紙の横方向とが一致した状態で収納箱に収納さ
れていることを特徴とする衛生薄葉用紙を収納した物品
である。
【0015】(作用効果)本発明の衛生薄葉用紙は、紙
力、質感の相関関係を十分に考慮し、クレープの波延在
方向を横方向として、縦方向の引張破断伸びが15〜2
5%であり、かつ、前記縦方向と直交する横方向の乾燥
時の引張り強さが32N/m以上であり、さらに、乾燥
時の引張り強さの縦横比(縦方向の引張り強さ/横方向
の引張り強さ)が3.0以下とした。
【0016】ティシュペーパーを収納箱内に収納する形
態とする場合、収納箱の窓を覆うシートのスリットから
引き出す際に抵抗があるので、破断が生じることがあ
る。通常のティシュペーパーと収納箱との関係は、引き
出し方向の引張強さが、横方向(箱の長手方向)引張強
さに対して極端に大きく、その比は3.8以上である。
本発明では、乾燥時の引張り強さの縦横比(縦方向の引
張り強さ/横方向の引張り強さ)が3.0以下、より望
ましくは2.5以下にする。縦方向の引張強さを低下さ
せるとともに、縦方向の引張破断伸びが従来のものが一
般的に10程度であるものに対して、15〜25%と極
端に大きくことによって、柔らか感を与える。過度に紙
厚を薄くすることにより柔らか感を与える必要性もなく
なり、必要な紙厚を持ちつつも、柔らか感及び良好な手
触りを呈するので、ふんわりした質感のものとなる。
【0017】乾燥時の横方向の引張強さを32N/m以
上とする限り、縦方向の紙力、具体的には乾燥時の縦方
向の引張り強度を従来製品よりも低下させる方向で調整
しても、スリットからの引き出し時における破断は生じ
ない。
【0018】なお。本明細書中における引張強さおよび
引張破断伸びは乾燥時のものであり、測定値は、JIS
P 8113及びJIS P 8132に基づくもの
である。
【0019】前記衛生薄葉用紙が、特にティシュペーパ
ーである場合は、紙厚を100〜150μm、特に10
4〜130μmとすることにより、嵩高感を与えるもの
となる。従来製品は、厚手タイプのもので85μm程度
である。これによって、よりふんわり感を有するものと
なる。
【0020】ティシュペーパーは、一枚もの(1プラ
イ)であってもよく、二枚重ね(2プライ)のものであ
ってもよい。同様にトイレットペーパーについても、一
層もの(1プライ)であってもよく、二層重ね(2プラ
イ)のものであってもよい。
【0021】前記衛生薄葉用紙は、柔軟剤を0.01〜
1%含有させると、紙力を低下させることなく、さらに
柔らかさや手触り感が向上する。この柔軟剤としては、
炭素数22〜28の4級アンモニウム塩が好ましく、か
かる柔軟剤は、紙力の影響が少ないうえに質感を向上さ
せる効果が高い。
【0022】本発明の衛生薄葉用紙は、柔軟性が高く変
形性に富み、しかも、縦方向の引張破断伸び大きく、さ
らに引張強さの縦横比が3.0以下で縦横の引張強さの
差が小さい。しかも、横方向の引張り強さが32N/m
以上としている。したがって、スリットからの引き出し
方向を用紙の横方向とする、従来例とは反対の収納形態
としても、引き出し時の破れやちぎれ等を生じることが
ない。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照しながらさらに詳述する。本発明に係る衛生薄葉用紙
としては、ティシュペーパー、トイレットペーパー、ち
り紙等を挙げることができるが、以下では、ティシュペ
ーパーとする場合について説明する。
【0024】本発明では、ティシュペーパーの縦方向及
び横方向については、抄紙の流れ方向、すなわちクレー
プ波延在方向を横方向、直角方向を縦方向とするもので
ある。また、以下の形態では、2枚重ね(2プライ)の
場合について述べるが、枚葉(1プライ)のものも可能
である。重ね枚数としては、2枚重ね(2プライ)のも
のを200組、合計400枚のものが好適であるので、
以下の説明もこの場合を基本としている。
【0025】本実施の形態に係るティシュペーパーは、
JIS P 8113に基づく縦方向の引張破断伸びを
15〜25%とし、JIS P 8113に基づく横方
向の引張強さを32N/m以上(望ましくは0.37N
/m以上)とすることにより十分な強度を有し、特に、
使用の際、たとえば拭き取り時などにおいてティシュペ
ーパーがやぶれるのを防止することができる。
【0026】さらに、ティシュペーパーの引張強さの縦
横比は、3.0以下する。乾燥時の縦方向の引張強さを
上げると、強度は増すものの柔軟性に劣る。縦方向の引
張強さを下げると、柔軟性は向上するものの強度に劣
る。従来は、この比率が3.0倍を超えるものが主流で
あったが、本発明に従って、乾燥時の縦方向の引張強さ
を抑制し、その代わりに乾燥時の横方向の引張強さを高
めるように調整することにより、手触りの良さ、ふんわ
りした感触を与え、かつ十分な強度を有するものを得る
ことができる。
【0027】本発明の実施の形態に係るティシュペーパ
ーの紙厚は、100〜150μm、特に105〜145
μmとするのが望ましい。かかる紙厚とすると、非常に
ふんわり感を有するティシュペーパーとなる。
【0028】上記詳述の本発明の衛生薄葉用紙は、常法
により製造できるが、好ましくは100%パルプからな
るものである。この場合、NBKP:LBKPの割合と
しては、10:90〜70:30、好ましくは35:6
5〜50:50、特に好ましくは40:60〜45:5
5である。
【0029】湿式抄造後にクレープ加工を行なう。クレ
ープ加工の概略を図1に示す。図2は、A部の拡大斜視
図である。図中、Dはワイヤドライヤー、Rは巻き取り
リール、Tは裁断前のティシュペーパー原紙である。本
実施の形態に係るティシュペーパーのクレープ加工は、
ティシュペーパーの縦方向の伸び率が15〜25%、好
ましくは7〜13%となるように行なうのが望ましい。
また、クレープ数が35〜60本/cm、特に45〜5
2本/cmとなるように行うのが好ましい。このため
に、数式1によるクレープ率を、20〜30%、特に2
2〜27%とするのが望ましい。
【0030】
【数1】
【0031】一方、本発明の衛生薄葉用紙には、公知の
柔軟剤が0.01〜1%含有されていてもよい。前記柔
軟剤としては、例えば、界面活性剤および多価アルコー
ル類、それらを溶解させる溶剤、および副次的添加剤
(少量成分)が含有された従来既知のものである。
【0032】上記界面活性剤の具体例としては、カルボ
ン酸塩系のアニオン界面活性剤、スルホン酸塩系のアニ
オン界面活性剤、硫酸エステル塩系のアニオン界面活性
剤、リン酸エステル塩系のアニオン界面活性剤(特にア
ルキルリン酸エステル塩)等のアニオン界面活性剤;ソ
ルビタン脂肪酸エステル、ジエチレングリコールモノス
テアレート、ジエチレングリコールモノオレエート、グ
リセリルモノステアレート、グリセリルモノオレート、
プロピレングリコールモノステアレート等の多価アルコ
ールモノ脂肪酸エステル、N−(3−オレイロキシ−2
−ヒドロキシプロピル)ジエタノールアミン、ポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビッ
ト蜜ロウ、ポリオキシエチレンソルビタンセスキステア
レート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキ
シエチレンソルビタンセスキステアレート、ポリオキシ
エチレングリセリルモノオレート、ポリオキシエチレン
モノステアレート、ポリオキシエチレンモノラウレー
ト、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエ
チレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテル等の、非イオン界面活性剤;第4級アンモニウム
塩、アミン塩又はアミン等のカチオン界面活性剤;カル
ボキシ、スルホネート、サルフェートを含有する第2級
または第3級アミンの脂肪族誘導体、または複素環式第
2級または第3級アミンの脂肪族誘導体等の、両性イオ
ン界面活性剤;などを使用することができる。なかで
も、特に炭素数22〜28の第4級アンモニウム塩であ
る界面活性剤が好ましい。
【0033】前記多価アルコール類の具体例としては、
グリセリンまたはプロピレングリコールあるいはそれら
の混合物等を挙げることができ、特にグリセリンが好ま
しい。
【0034】前記副次的添加剤の具体例としては、ソル
ビトールまたはグルコースあるいはそれらの混合物等の
糖類、香料、着色料、防腐剤、酸化防止剤などが挙げら
れる。
【0035】柔軟剤の添加方法については限定されな
い。従来既知の技術に基づいて適宜添加方法を定めれば
よい。柔軟剤の添加方法の一例を述べれば、抄紙後に印
刷によって柔軟剤を塗工してもよいし、スプレーによっ
て吹き付けて含浸もよい。また、パルプスラリーに柔軟
剤を添加するようにしてもよい。
【0036】(収納形態)次いで、本実施の形態に係る
ティシュペーパーの収納形態について詳述する。図3に
示すように、ティシュペーパー3を収納箱1から取り出
すに際しては、ティシュペーパー3の側縁近傍の中央部
における摘み部3Tを持って引き上げる。このとき、テ
ィシュペーパーの横方向端部が、引き上げに伴って徐々
にスリット2Aの両端2a,2bに集まる。集まったテ
ィシュペーパー3が、スリット2Aの両端2a,2bに
引っ掛かりながら引き上げ動作がなされるため、いま引
き上げ動作を行なっているティシュペーパーに対して、
摘み部3Tとスリット2Aの両端2a,2bとを結ぶ部
分に集中的に引張力F,Fが働く。特に取り出し動作の
後半段階では、折り重ねによって後続のティシュペーパ
ーも引き上げるための力も必要となり、その分の引張力
が加算される。ティシュペーパーに作用する引張力Fに
ついて、補足説明すると、取り出し時の前半では、X
(ティシュペーパーの横方向端部をスリット2Aの両端
2a,2bに集める力:後続のティシュペーパーとの摩
擦力に抗して分離するための力も含まれる)+Y(ティ
シュペーパー3とスリット2Aの両端2a,2bとの摩
擦力に抗して引き上げる力)であり、後半では、ほぼX
+Yに対して、Z(折り重ねによって後続のティシュペ
ーパーも引き上げるための力)も加算される。ソフトタ
イプのティシュペーパーにおいては、この摘み部3Tと
スリット2Aの両端2a,2bとを結ぶ引張力Fは、テ
ィシュペーパー3の引き出し方向への破断力として作用
する。従って、従来のソフトタイプ製品では、引き出し
方向が引張強さの弱い用紙の横方向になるように収納す
ると引き出し時に破断が生じるが、本発明の実施の形態
に係るティシュペーパー3では、引き出し方向が用紙の
横方向になるように収納しても破断は生じない。引き出
し方向を横方向とすることは製造が容易になるので望ま
しい。
【0037】<実験例>本発明の実験例を下記に示す。
本発明の実施例および比較例について柔らかさおよびふ
んわり感の評価を行ったので、結果を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】[柔らかさ]表中の柔らかさの評価は、実
施例および比較例の感触を、30人の被験者が5点満点
で評価した値の平均値である。
【0040】[ふんわり感]表中のふんわり感の評価
は、実施例および比較例の感触を、30人の被験者が5
点満点で評価した値の平均値である。
【0041】表1より、本発明の実施例1および2は、
柔らかさおよびふんわり感の質感テストで、高い評価が
得られた。
【0042】
【発明の効果】以上詳説の通り、本発明によれば、ふん
わり感及び良好な手触りを示し、たとえば柔らかさを備
えながら、薄ぺっらい感じではなくある程度の嵩高な質
感を持ち、高級感を与える衛生薄葉用紙、特にはティシ
ュペーパーまたはトイレットペーパーが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクレープ加工の概略を示す図であ
る。
【図2】そのA部の拡大斜視図である。
【図3】本発明に係るティシュペーパーの収納形態を説
明する図である。
【符号の説明】
1…収納箱、1A…窓、2…シート、2A…スリット、
3…衛生薄葉用紙、L…スリットの有効長さ、D・・・
ワイヤドライヤー、R・・・巻き取りリール、T・・・
ティシュペーパー原紙。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦方向の引張破断伸びが15〜25%であ
    り、かつ、乾燥時の横方向の引張り強さが32N/m以
    上であり、さらに、乾燥時の引張り強さの縦横比(縦方
    向の引張り強さ/横方向の引張り強さ)が3.0以下で
    あることを特徴とする衛生薄葉用紙。
  2. 【請求項2】柔軟剤が、0.01〜1%含有されている
    請求項1記載の衛生薄葉用紙。
  3. 【請求項3】前記柔軟剤が、炭素数22〜28の4級ア
    ンモニウム塩である請求項2記載の衛生薄葉用紙。
  4. 【請求項4】衛生薄葉用紙が1プライまたは2プライの
    ティシュペーパーまたはトイレットペーパーであり、ク
    レープ率が20〜30%である請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の衛生薄葉用紙。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項に記載の衛生
    薄葉用紙が、使用時の引き出し方向と用紙の横方向とが
    一致した状態で収納箱に収納されていることを特徴とす
    る衛生薄葉用紙を収納した物品。
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