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JP2002229160A - 遮光編地 - Google Patents

遮光編地

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Publication number
JP2002229160A
JP2002229160A JP2001029599A JP2001029599A JP2002229160A JP 2002229160 A JP2002229160 A JP 2002229160A JP 2001029599 A JP2001029599 A JP 2001029599A JP 2001029599 A JP2001029599 A JP 2001029599A JP 2002229160 A JP2002229160 A JP 2002229160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knitted fabric
light
shielding
pile
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001029599A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Fujimoto
靖弘 冨路本
Yoshihisa Sakata
義久 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Fibers Ltd
Original Assignee
Unitika Fibers Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unitika Fibers Ltd filed Critical Unitika Fibers Ltd
Priority to JP2001029599A priority Critical patent/JP2002229160A/ja
Publication of JP2002229160A publication Critical patent/JP2002229160A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム容器に貼る際に編地が伸びることが
なく接着でき、写真感光フィルムや印画紙等の感光性シ
ートへの汚染のない遮光性能の向上した遮光編地と、こ
のような遮光編地を遮光部材として使用した感光性シー
ト用容器を提供する。 【解決手段】 カチオン可染ポリエステルマルチフィラ
メントからなり、該経編地の圧縮率が10%以上、50
%以下であり、かつ経方向の4.9N/2.5cm荷重時
の伸長率が3%以下である経編地、及びこの経編地を引
き出し口に貼付した感光性シート用容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真感光フィルム
や印画紙等の感光性シートの遮光に用いられる遮光編
地、及びこれを用いた写真感光フィルムや印画紙等の感
光性シートを収納する感光シート用容器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、写真感光フィルムや印画紙等の感
光性シートを収納する感光シート用容器としては、シー
トフィルム用のカセットや、ロールフィルム用のパトロ
ーネ、シート状印画紙用のカセット等があるが、そのい
ずれにも写真感光フィルムや印画紙等の感光性シートを
引き出す部分には、光が容器内部に侵入して容器内部の
感光性が感光するのを防止する目的で、遮光部材が設け
られている。この遮光部材が布である場合、これをテレ
ンプ布と呼んでいる。このテレンプ布は、上記の遮光機
能を持たせるため、一般に、黒色等に着色されている
が、この遮光機能の他に、感光性シートの引き出しや、
巻き戻しの際に傷を付けぬよう、柔軟性を持つことが必
要である。
【0003】実公昭46−20539号公報には、ビス
コース、アセテート等の柔軟性のある原糸を捲縮加工し
た無芯パイル糸を基布上に織成してなる遮光テレンプ布
を写真フィルム引き出し口に設けたフィルム容器が提案
されている。しかし、パイル糸を基布に織布してなる、
ベルベット織あるいはビロード織とも称するいわゆる織
物構造のテレンプ布の場合には、テレンプ布作成の過程
でホツレや、毛抜けを起こし易く、生産工程が複雑で生
産コストが高くなる上、フィルム容器に組み込むと、写
真フィルムの引き出し、または写真フィルムの巻き戻し
の際に、写真フィルムとの摩擦によりホツレや、毛抜け
を起こし、この屑が写真フィルムの感光膜に付着して写
真撮影に障害を来すことがあった。
【0004】一方、編地は、テレンプ布作成の過程での
ホツレや毛抜けを比較的少なくできるが、伸び易いた
め、フィルム容器に貼る際に、うまく貼ることができな
いといった問題があった。特開平8−15825号公報
には、緯糸挿入という方法を採用して、緯方向の伸びは
低く抑えた編地をフィルム用遮光部材として使用するこ
とが提案されているが、経方向の伸びを抑制することが
できないため緯方向を力がかかる方向として用いなけれ
ばならず、容器に貼る作業をするに際して、編地の幅に
相当する長さであるせいぜい2〜3mの長さの編地しか
準備できず、経方向に使用できる場合に比較して生産効
率が悪く、生産工程に乗せにくいものであった。
【0005】また、フィルム用遮光部材に使用する繊維
材料として、材料コスト、遮光性、フィルム引き出し等
の向上の目的でポリエステル系繊維が用いられるように
なってきたが、実公平7−50742号公報の記載にも
あるごとく、ポリエステル繊維に対する分散染料の着色
系においては、染着機構がいわゆるファンデアワルス結
合を主体とする物理的結合のみに依存している。したが
って、熱エネルギー等により簡単に結合が解かれ染料分
子が繊維表面に浮遊する現象、いわゆるサーモブリ−デ
ィング現象が起こるため、染色加工時に手を加えなけれ
ばならい等の種々の問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な現
状に鑑みて行われたもので、フィルム容器に貼る際に編
地が伸びることがなく接着でき、しかも、写真感光フィ
ルムや印画紙等の感光性シートへの汚染のない遮光性能
の向上した遮光編地、及び該遮光編地を使用した感光性
シート用容器を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するもので、感光シート用容器のシート引き出し部分
に取り付ける遮光部材として用いるパイルを有する経編
地であって、該経編地は、カチオン可染ポリエステルマ
ルチフィラメントからなり、該経編地の圧縮率が10%
以上、50%以下であり、かつ経方向の4.9N/2.
5cm荷重時の伸長率が3%以下であることを特徴とする
遮光編地、パイルの20%以上が仮撚加工糸で形成され
ていることを特徴とする上記の遮光編地、パイルが、筬
のフリが3針間以上である組織で編成後起毛することに
より形成されていることを特徴とする上記遮光編地、経
編地のグランド部分が鎖編とデンビ編組織の組合せ、ま
たは経糸挿入とデンビ編組織の組合せで編成されている
上記の遮光編地、及び上記の遮光編地を、遮光部材とし
てシート引き出し部に設けてなることを特徴とする感光
シート用容器を要旨とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の遮光編地は、パイルを有する経編地であ
る。パイルを有する経編地は、2列の針床を有するダブ
ルトリコット編機やダブルラッセル編機で編成した編地
の2列の針床を連結して編成する連結糸を切断してカッ
トパイルを有するパイル経編地としたり、1列針床のト
リコット編機やラッセル編機でサテン等の浮きの長い編
組織にて編成し、浮きの長い組織部の糸条を起毛するこ
とによってカットパイルとしたパイル経編地として得る
ことができる。1列針床のトリコット編機やラッセル編
機を用いサテン組織で編成する場合には、図1や図2に
示すように、3針間以上、好ましくは5〜7針間横振り
してニットしたサテン組織で編成し、横振り部分を起毛
してカットパイルとしたパイル経編地としたものが好ま
しい。
【0009】本発明の遮光編地は、カチオン可染ポリエ
ステルマルチフィラメントからなる経編地であるが、本
発明でいうカチオン可染ポリエステルマルチフィラメン
トとは、カチオン染料で染色可能な共重合ポリエステル
からなるマルチフィラメントであり、カチオン染料で染
色可能な共重合ポリエステルの例としては、ポリエステ
ルの全酸成分に対して0.5〜5.0モル%の5−ナト
リウムスルホイソフタル酸を共重合したポリエステル
や、ポリエステルの全酸成分に対して1.5〜3.5モ
ル%の5−ナトリウムスルホイソフタル酸と、2.0〜
7.0モル%のアジピン酸とを共重合したポリエステル
が挙げられる。本発明でこのようなカチオン可染ポリエ
ステルマルチフィラメントを使用する理由は、次のとお
りである。分散染料で染色した編地を遮光部材として使
用した感光性シート用容器の場合、真夏の炎天下に置か
れた自動車の室内に、カメラに装填した状態又は、フィ
ルムケースに収納した状態でパトローネフィルムを放置
すると、フィルムは高温に曝露され、感光乳剤層のゼラ
チン内に含まれる水分が蒸発凝集を起こす。従って、遮
光部材の繊維表面に遊離した染料が凝集水分を介在とし
て、写真フィルムに転移し汚染するという問題が起こる
が、カチオン染料で染色したカチオン可染ポリエステル
マルチフィラメントからなる編地は、染色の際に、繊維
と染料がイオン結合しているので上記のような問題は起
こらない。
【0010】本発明の遮光編地は、JIS L−102
2の試験方法に従って測定した圧縮率が10%以上、5
0%以下である。圧縮率は、0.7KPaの圧力を加え
たときの厚さ(mm)をTとし、19.6KPaの圧力を
加えたときの厚さ(mm)をSとしたとき、下記の式にて
算出したものである。 圧縮率(%)=((T−S)/T)×100 圧縮率が10%未満の場合には、感光性シートと遮光編
地の接触が少なくなり、感光性シートの引き出し抵抗は
小さいものの遮光性に劣るものとなってしまう。一方圧
縮率が50%を超えてしまうと遮光性については問題は
ないが、遮光編地のパイルが倒れてしまいフィルムとの
接触面積が大きくなり、引き出し抵抗が大きくなり感光
性シートの引き出しや巻き取り時に問題が発生するので
好ましくない。
【0011】本発明の遮光編地にこのような性能をもた
らすには、パイルの20%以上が仮撚加工糸で形成され
ているのが好ましく、全てのパイルが仮撚加工糸で形成
されていてもよい。パイルを仮撚加工糸で形成させる
と、全てのパイルをストレート原糸で形成させる場合に
比較して、パイルにボリュームが出て、遮光性が向上す
ると共に感光性シートとの接触面積が小さくなり、引き
出し抵抗を小さくすることが可能になる。
【0012】本発明の遮光編地は、経方向の4.9N/
2.5cm荷重時の伸長率が3%以下である。4.9N/
2.5cm荷重時の伸長率は、JIS L1018の定速
伸長形引張試験機にて、試験試料幅2.5cm、つかみ間
隔10cm、引張速度10cm/分の条件で定速伸長し、
4.9N/2.5cm荷重時の伸びを読み、算出する。経
方向の4.9N/2.5cm荷重時の伸長率が3%を越え
る編地であると、テープ状に仕上る際に幅を一定に保て
なかったり、ホットメルト接着剤を塗布する際や、容器
の引きだし部に貼る際に、編地が伸びてしまい接着不良
となったり、パイルの密度にバラツキができて均一な遮
光性が保てなくなる等の問題が生じてくる。
【0013】編地の経方向の4.9N/2.5cm荷重時
の伸長率を3%以下にする方法としては、経方向の伸長
性を抑制するため、編地のグランド部は筬の振りの小さ
い組織とし、図1に示す鎖編Aとデンビ組織Bの組合わ
せ、あるいは図2に示す経糸挿入Dとデンビ組織Bの組
合わせで形成するのが好ましい。デンビ組織によって編
成すると、肉厚感が得られ、光透過の抑制や経伸びの規
制に寄与する。
【0014】本発明の遮光編地は、通常黒色のカチオン
染料で染色を行ない、カチオン可染ポリエステルの通常
の仕上加工工程で仕上げて得られる。本発明の遮光編地
は、写真感光フィルムや印画紙等の感光性シートを収納
する感光シート用容器の引き出し口に設けられる遮光部
材、感光物質を対象とした機器類の遮光を目的とした内
張り等に用いられる。
【0015】本発明の感光シート用容器は、写真感光フ
ィルムや印画紙等の感光性シートを遮光的に収納し、引
き出し口から感光性シートを引き出す構造の容器であ
り、上記の遮光編地を感光性シートの引き出し口に設け
たものであって、特にシート状及びロール状の各種感光
シート(カラー印画紙、電算写植フィルム及び印画紙,
JIS135型写真フィルム、感熱紙、感光樹脂マイク
ロフィルム等)を収納する容器等に適用できる。
【0016】上記の遮光編地を、感光シート用容器に設
ける方法としては、遮光編地を目止め後、ホットメルト
接着剤を塗布し、さらに所定寸法に切断した後、容器の
所定の張り付け箇所に置き、熱や超音波や高周波によっ
て、溶融再活性させて貼ることができる。その他、目止
め剤と接着剤を兼ねる目止め接着剤を用いる方法、両面
接着テープを用いる方法等がある。
【0017】
【作用】本発明の遮光編地は、ポリエステルカチオン可
染マルチフィラメントで構成したパイル編地であって圧
縮率、伸長率を特定の範囲にすることによって、フィル
ム容器に容易に貼り付けることができ、さらに高熱環境
においてもサーモブリデイング現象が起こることなく、
また遮光性を維持しつつ、感光性シートの引き出し抵抗
が小さく感光性シートに傷を付けることなく引き出し及
び巻き戻しを行うことができる。
【0018】
【実施例】次に、本発明を実施例により具体的に説明す
る。実施例における評価は、次ぎの方法により行なっ
た。 編地の4.9N/2.5cm荷重時の伸長率 JIS L1018の定速伸長形引張試験機にて、試料
幅2.5cm、つかみ間隔10cm、引張速度10cm/分の
条件で定速伸長し、4.9N/2.5cm荷重時の伸びを
読み、算出する。 2)編地の圧縮率 JIS L−1022に準じて厚さを測定し、0.7K
Paの圧力を加えたときの厚さ(mm)をTとし、19.
6KPaの圧力を加えたときの厚さ(mm)をSとしたと
き、下記の式にて算出する。 圧縮率(%)=((T−S)/T)×100 3)引き出し抵抗の評価方法 試料を写真パトローネのフィルム引き出し口に組み込
み、このパトローネ内にASA感度400の写真フィル
ムを装填し、フィルムの引き出し状態について以下の4
段階で評価した。 ◎:非常に良好、○:良好、△:やや不良、×:不良 4)遮光性の評価 試料を写真パトローネのフィルム引きし出口に組み込
み、このパトローネ内にASA感度400の写真フィル
ムを装填し、カメラにて写真撮影を行い、フィルムを現
像して露光していないかについて以下の4段階で行っ
た。 ◎:非常に良好、○:良好、△:やや不良、×:不良 5)汚染の評価 試料を写真パトローネのフィルム引きし出口に組み込
み、このパトローネ内にASA感度400の写真フィル
ムを装填し、フィルムケース内に収容し、フィルムケー
スを80℃で20時間の条件での高温暴露を行なった
後、フィルムを現像し、試料が接触していた部分の汚染
を目視にて観察し、以下の2段階で評価した。 ○:汚染なし、×:汚染が見られる
【0019】実施例1 28ゲージトリコット編機により、グランド部用として
83デシテックス/36フィラメントのカチオン可染ポ
リエステルマルチフィラメント糸を用い、パイル用とし
て83デシテックス/36フィラメントのカチオン可染
ポリエステルマルチフィラメント糸の仮撚加工糸を用い
て、図1に示す組織で編成した編地を、カチオン染料
(日本化薬株式会社製Kayagryl Black R-ED)を用いて
130℃、30分の条件で染色し、次に通常該編地に使
用されるブラッシング、シャーリングの処理を行うこと
により、パイル密度の高い本発明の遮光性経編地を得
た。得られた遮光性経編地の裏面にウレタン系接着剤を
塗布して、写真パトローネのフィルム引し出し口に組み
込み、本発明のフィルム容器を得た。
【0020】実施例2 パイル用として83デシテックス/36フィラメントの
カチオン可染ポリエステルマルチフィラメント糸と83
デシテックス/36フィラメントのカチオン可染ポリエ
ステルマルチフィラメント糸の仮撚加工糸を1本交互に
用いて、図2に示す組織で編成すること以外は実施例1
と同様にして、本発明の遮光性経編地を得て、本発明の
フィルム容器を得た。
【0021】比較例1 グランド部用として通常のポリエステルマルチフィラメ
ント糸83デシテックス/36フィラメントを用い、パ
イル用として通常のポリエステルマルチフィラメント糸
83デシテックス/36フィラメントの仮撚加工糸を用
い、分散染料(住友化学工業株式会社製Sumikaron Blac
k S-BL)染色を行うこと以外は実施例1と同様にして比
較例1の編地を得た。
【0022】比較例2 図3に示す組織に変更して編成すること以外は、実施例
1と同様にして行って比較例2の編地を得た。
【0023】比較例3 図4に示す組織に変更して編成すること以外は、実施例
1と同様にして行って比較例3の編地を得た。得られた
実施例1〜実施例2及び比較例1〜比較例3について評
価した結果を併せて表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】以上のように表1から明らかなように、実
施例1、2については汚染評価及び伸長率、圧縮率、遮
光性、引き出し抵抗いずれも良好であった。通常のポリ
エステル繊維を用いた比較例1については、伸長率及び
圧縮率、引き出し抵抗は良好なものの汚染評価の劣るも
のであった。パイル形成糸条の筬の振りが小さい組織で
編成した結果パイルの高さが低いパイル編地となった比
較例2については、圧縮率が小さく遮光性の劣るもので
あった。パイル形成糸条の筬の振りが大きい組織で編成
した結果パイルの高さが高くなり、グランド部分をデン
ビ編組織で編成比較例3については、編地の伸長率が大
きくて遮光性が不安定で、圧縮率が大きくて引き出し抵
抗の点で劣るものであった。
【0026】
【発明の効果】本発明の遮光編地は、写真感光フィルム
や印画紙等の感光性シートを収納する感光シート用容器
の感光性シートの引き出し口への貼付作業性がよく、本
発明の遮光編地を引き出し口に用いた感光シート用容器
は、感光シートの引き出し抵抗が小さく、サーモブリー
デイング現象による汚染が起こらず、綺麗な感光物を得
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いることのできる編組織の一例を示
す編成組織図である。
【図2】本発明に用いることのできる編組織の一例を示
す編成組織図である。
【図3】比較例に用いた編成組織図である。
【図4】比較例に用いた編成組織図である。
【符号の説明】
A パイル編地におけるグランド部の糸条 B パイル編地におけるグランド部の糸条 C パイル編地におけるパイル部の糸条 D パイル編地におけるグランド部の糸条 E パイル編地におけるパイル部の糸条 F パイル編地におけるグランド部の糸条 G パイル編地におけるパイル部の糸条
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03C 3/00 585 G03C 3/00 585F G03B 27/46 G03B 27/46 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光シート用容器のシート引き出し部分
    に取り付ける遮光部材として用いるパイルを有する経編
    地であって、該経編地は、カチオン可染ポリエステルマ
    ルチフィラメントからなり、該経編地の圧縮率が10%
    以上、50%以下であり、かつ経方向の4.9N/2.
    5cm荷重時の伸長率が3%以下であることを特徴とする
    遮光編地。
  2. 【請求項2】 パイルの20%以上、あるいは全てのパ
    イルが仮撚加工糸で形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の遮光編地。
  3. 【請求項3】 パイルが、筬のフリが3針間以上である
    組織で編成後起毛することにより形成されていることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の遮光編地。
  4. 【請求項4】 経編地のグランド部分が鎖編とデンビ編
    組織の組合せ、または経糸挿入とデンビ編組織の組合せ
    で編成されている請求項1、請求項2または請求項3記
    載の遮光編地。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3または請
    求項4に記載の遮光編地を、遮光部材としてシート引き
    出し部に設けてなることを特徴とする感光シート用容
    器。
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