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JP2002226237A - 熱遮蔽膜付複層ガラス - Google Patents

熱遮蔽膜付複層ガラス

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Publication number
JP2002226237A
JP2002226237A JP2001020666A JP2001020666A JP2002226237A JP 2002226237 A JP2002226237 A JP 2002226237A JP 2001020666 A JP2001020666 A JP 2001020666A JP 2001020666 A JP2001020666 A JP 2001020666A JP 2002226237 A JP2002226237 A JP 2002226237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
double
film
heat
shielding film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001020666A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiyuki Asano
径幸 浅野
Satoshi Yamauchi
聡 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Publication date
Application filed by Central Glass Co Ltd filed Critical Central Glass Co Ltd
Priority to JP2001020666A priority Critical patent/JP2002226237A/ja
Publication of JP2002226237A publication Critical patent/JP2002226237A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】透視性のある熱線反射膜や低放射率(Low−
E)膜等の熱遮蔽膜を有する複層ガラスであっても、ス
ジ状やまだら状の縞模様を発生させない複層ガラスに関
する。 【解決手段】対向する2枚のガラス板の外周部をスペー
サー材を介し接着後、シーリング材にて密封した複層ガ
ラス板において、外側ガラス板をその空気層面側に透視
性のある熱遮蔽膜を形成した未強化フロートガラスと
し、室内側ガラス板を強化ガラスとし、前記熱遮蔽膜を
熱線反射膜または低放射膜(Low−E膜)とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱線反射膜や低放
射率(Low−E、Low-Emissivityの略)膜等の熱遮蔽
膜を有する複層ガラスであって、特に透視性のある熱遮
蔽膜を設けた時でもスジ状やまだら状の縞模様を発生さ
せない複層ガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス板の表面にスプレー法やスパッタ
リング法によって金属等の酸化物薄膜を形成した熱線反
射ガラスや、ガラス板面に熱線反射フイルムを貼着した
ガラス板は、可視光や日射光に対して優れた反射、吸収
特性があり、従来より建築用や車両用の窓ガラスとし
て、太陽の直射光の軽減やプライバシー性の保護を目的
として広く使われている。
【0003】一方、近年、省エネルギーの観点から建家
の冷暖房負荷を軽減させるために複層ガラスが、広く普
及するようになってきているが、これらの省エネ効果を
より高めるために前記金属等の酸化物薄膜を形成した
り、熱線反射フイルムを貼着した熱線反射ガラスを複層
ガラスを構成するガラス板として用いることも良く行わ
れている。
【0004】これらの複層ガラスを構成するガラス板と
しては、室内側、室外側ガラス共に倍強度のガラス板を
用いたり、未強化ガラス(生板とも呼ばれることがあ
る)を用いることが多く、熱線反射膜は、複層ガラスの
空気層に面した側のガラス板のいずれかの面に設けられ
る。
【0005】例えば実開昭56−70079号公報に
は、熱線反射フイルム体を貼着したガラス板と他のガラ
ス板とを、前記フイルム面を内側にして間隔をおき対立
させ、その周辺部を気密に接合し一体化して成る複層ガ
ラスが開示されている。
【0006】あるいは、特開平1−105895号公報
には、本体着色熱吸収性ガラスからなる外側ガラス板
と、アニールしたガラスから成り外側ガラス板の方に向
いた面上に15nm〜40nmの範囲の厚さの銀層を含
む被膜を有する内側ガラス板を備えた二重ガラスユニッ
トが開示されており、さらに、外側ガラス板を全体的に
または部分的に強化されたガラスからなる二重ガラスユ
ニットとしたものが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平1−105
895号公報に示されるもので、室外側ガラス板を強化
ガラス板としたものについては、室外側ガラス板が破損
した時に、破損したガラス板が全体に亘って多数の小さ
な破砕片となって地上に落下し、建物の高さが高くなる
につれて、前記破砕片が地上に到達するときの衝撃力が
大きくなるので、安全上好ましくない。
【0008】このような場合には、割れたときの破片の
大きさが細かくなく、窓枠のシール材の接着力によって
破片を接着して支持する未強化ガラスや倍強度ガラスの
方が有効であり、一般的にビル等の外壁に用いられてい
る。
【0009】一般的に強化ガラスや倍強度ガラスなど熱
処理をしたガラス板は、ガラス板の内部に必然的に偏光
歪みを有し、可視光透過性の高い透視性のある熱線反射
ガラスを膜付けした倍強度ガラスの場合、この偏光歪み
によって歪み縞模様が発生することが一般的に良く知ら
れていたが、特に倍強度ガラスは強化ガラスとした時よ
りもこの縞模様の発生が顕著であった。
【0010】特に透明な倍強度ガラスをもう1枚組み合
わせた複層ガラスとすると、つまり前記複層ガラスを構
成する2枚のガラス板を倍強度ガラスとし、外側の倍強
度ガラスの室内側面、つまり複層ガラスの空気層側の面
に熱線反射膜を設けた場合には、倍強度ガラスのもつ内
部歪みによって熱線反射膜面上にスジ状やまだら状の縞
模様が単板の時に比べて一層顕著となり、室内側方向か
ら室外をみる場合のみならず、室外側方向から室内をみ
る場合においても、前記縞模様によって外観上の見栄え
が悪いという問題点があった。
【0011】この縞模様は、前記倍強度ガラスに透視性
のある熱線反射膜等を膜付けした仕様の特有の現象であ
り、倍強度ガラスの製造方法によってその模様の形状に
多少の違いはある。
【0012】また、前記複層ガラスを構成する2枚のガ
ラス板を未強化ガラス(生板ガラス)とし、外側の未強
化ガラスの室内側面、つまり複層ガラスの空気層側の面
に熱線反射膜を設けた場合には、熱線反射膜面上にスジ
状やまだら状等の縞模様の発生することはなく、室内外
の両方向からみても外観上の見栄えが悪くなるというこ
とはないが、熱割れ等が発生し易くなり、強度上劣ると
いう問題点があり、板厚構成を厚くせざるを得なかっ
た。
【0013】さらに、前記実開昭56−70079号公
報に記載した熱線反射フイルムを貼着した複層ガラス
は、ガラス板へのフイルムの均一な貼着作業に時間と手
間が掛かるだけでなく、ガラス板に貼着させたフイルム
の接着部分が、経年使用によって太陽光による劣化や変
色の恐れがあり、見栄えが悪くなるのは避けられなかっ
た。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点の
解決を図る、すなわちガラス板面に透視性のある熱線反
射膜等の熱遮蔽膜を設けた場合であっても、スジ状やま
だら状等の種々の縞模様を発生させず、室内外の両方向
からみて外観上の見栄えが劣ることなく、複層ガラスの
総厚みを低く抑えたままで、熱割れの発生もなく、建家
の冷暖房負荷を軽減させ、かつ、太陽の直射光の軽減や
プライバシー性の保護も兼ね備え、風圧強度を維持で
き、ガラス板としての透視性も良く、騒音も遮断できる
ことを目的とする。
【0015】すなわち、本発明は、対向する2枚のガラ
ス板の外周部をスペーサー材を介し接着後、シーリング
材にて密封した複層ガラス板において、外側ガラス板を
その空気層面側に透視性のある熱遮蔽膜を形成した未強
化フロートガラスとし、室内側ガラス板を強化ガラスと
したことを特徴とする熱遮蔽膜付複層ガラスである。
【0016】あるいは、本発明は、前記外側ガラスとし
て、未強化ガラス、倍強度ガラス、強化ガラスのいずれ
かと、熱遮蔽膜を成膜した未強化ガラスとからなる合わ
せガラスとし、前記熱遮蔽膜を空気層に面するように構
成したことを特徴とする上述の熱遮蔽膜付複層ガラスで
ある。
【0017】あるいはまた、本発明は、前記内側ガラス
として、未強化ガラス、倍強度ガラス、強化ガラスより
同種又は異種のいずれかを自在に組み合わせた合わせガ
ラスとしたことを特徴とする上述の熱遮蔽膜付複層ガラ
スである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の複層ガラスGの実施例を
図1に示す。
【0019】本発明は、対向する2枚のガラス板1、2
の外周部を乾燥剤入りのスペーサー材5を介して接着
後、スペーサー材5とガラス板1、2間の凹部にシーリ
ング材6を充填密封した複層ガラスGにおいて、外側ガ
ラス板1をその空気層4に面する側に熱遮蔽膜3を形成
した未強化フロートガラス(通常、生板と称する)と
し、一方、室内側ガラス板2を強化ガラスとしたもので
ある。
【0020】あるいは、前記外側ガラス1として、複数
枚のガラス板をPVB(ポリビニルブチラール)等の中
間膜で接着した合わせガラスとし、合わせガラスを構成
するガラス板として、未強化ガラス、倍強度ガラス、強
化ガラスのいずれか1つのガラス板1aと、熱遮蔽膜3
を成膜した未強化ガラス1bとからなる合わせガラス1
とし、前記熱遮蔽膜3を空気層4に面する側に構成した
ものであっても良いが、この場合、未強化ガラス板と未
強化ガラス板とからなる合わせガラスとするのが縞模様
の発生を防止する上で好ましい。
【0021】さらに、前記内側ガラス2についても同様
に、複数枚のガラス板をPVB等の中間膜で接着した合
わせガラスとし、合わせガラスを構成するガラス板とし
て、未強化ガラス、倍強度ガラス、強化ガラスより同種
又は異種のガラス板を組み合わせて接着した合わせガラ
スとしても良い。
【0022】前記熱遮蔽膜3の可視光透過率は通常小さ
くなるに従って、内部歪みを有する強化ガラスや倍強度
ガラスの板面に成膜しても内部歪みによる縞模様等は目
立たないが、可視光透過率が大きくなるに従って縞模様
が目立つようになる。特に、倍強度ガラスの場合は強化
ガラスに比べて縞模様が強く顕れる。
【0023】しかしながら、内部歪みが倍強度ガラスに
比べて非常に少ない未強化ガラスに成膜した場合には可
視光透過率がある程度大きくなっても目立つことはな
い。
【0024】前記熱遮蔽膜3としては、熱線反射膜また
は低放射膜(Low−E膜)等があげられる。
【0025】ここで、前記複層ガラスGには飛散防止膜
を貼着することもできる。
【0026】また、前記複層ガラスGを構成する外側ガ
ラス板1、内側ガラス板2のそれぞれを合わせガラスと
した場合において、接着剤であるPVB等の樹脂フイル
ムは、破損したガラスを飛散させないばかりでなく、紫
外線吸収剤を添加しておけば室内に入射する紫外線をも
制限しカットすることができ、これにより人体に有害な
紫外線の入射を制限でき、また室内の装飾品等の退色等
も防止できる。
【0027】さらに、この紫外線をカットする機能によ
り、前記ガラス板の支持構造におけるシール材としての
シリコーンシール材に紫外線が照射されるのを防ぎ、シ
ール材としての保持力や複層ガラスの密封性(低透湿
性)の持続性を上げることができる。
【0028】さらにまた、合わせガラスを異厚構成とす
れば、防音、遮音効果があることが知られており、乗り
物等の室外からの騒音や、室外への騒音の低減を図るこ
とができ、複層ガラスの持つ断熱性に加えて防音、遮音
に対しても効果がある。
【0029】以上好適な実施例について述べたが、本発
明はこれに限定されるものではなく種々の応用が考えら
れるものである。
【0030】前記スペーサーとしては、乾燥剤や吸湿剤
を封入したアルミニウム等の金属製スペーサーが一般的
であるが、乾燥剤や吸湿剤等を練り込んだプラスチック
等の樹脂スペーサーでも良い。実施例 図1に示すように、複層ガラスGの外側ガラス板1とし
て、その室内側に面する面に金属薄膜等からなる熱線反
射膜3を形成した板厚6mmの未強化のフロートガラス
とした。また、室内側ガラス板2を、板厚12mmの強
化ガラスとし、2枚のガラス板1、2間の空気層4の厚
みを10mmとした。
【0031】室外側に設けた熱線反射ガラス1を未強化
のフロートガラスとしたことにより、内部歪みによる縞
模様の発生がみられず、また、室内側ガラス2を強化ガ
ラスとしたことによって、万一該強化ガラスが自爆した
場合でも、室外側に落下する危険性は少ない。
【0032】さらに、風圧荷重は複層ガラスGの2枚の
ガラス板1、2の板厚比1:2(室外側の板厚6mm:
室内側の板厚を12mm)によって分散されるので、室
外側の未強化のガラス板1を薄くしても、室内側のガラ
ス板2を厚くすれば、強度上の問題はなく、複層ガラス
Gの総厚み22mmを従来の複層ガラスの総厚みに比べ
てやや薄くでき、熱割れ等の危険性もない。
【0033】図2に示す変形実施例としては、前記実施
例の複層ガラスGの外側ガラス板1を板厚4mmの未強
化ガラス1aと板厚4mmの未強化ガラス1bとをPV
B等の中間膜によって接着した合わせガラスとしたもの
であり、該合わせガラス1を構成する板であってその室
内側に配置する未強化ガラス1bの室内側に面する板面
に金属薄膜等からなる熱線反射膜3を形成した板厚8m
mの合わせガラスとした。
【0034】また、室内側ガラス板2を、板厚12mm
の強化ガラスとし、2枚のガラス板1、2間の空気層4
の厚みを10mmとした。
【0035】室外側に設けた合わせガラス1を構成する
熱線反射膜3を有するガラス板1bを未強化のフロート
ガラスとしたことにより、内部歪みによる縞模様の発生
がみられず、また、室内側ガラス2を強化ガラスとした
ことによって、万一該強化ガラスが自爆した場合でも、
室外側に落下する危険性は少ない。
【0036】さらに、室外側ガラス1を合わせガラスと
したことにより、室外側ガラス1が破損しても、地上へ
の落下を防ぐことができる。
【0037】図3に示す別の変形実施例としては、複層
ガラスGの外側ガラス板1として、その室内側に面する
面に金属薄膜等からなる熱線反射膜3を形成した板厚6
mmの未強化のフロートガラスとした。
【0038】また、室内側ガラス板2を、板厚6mmの
強化ガラス2aと板厚6mmの未強化ガラス2bとをP
VB等の中間膜2cによって接着した合わせガラスとし
た板厚12mmの合わせガラスとし、2枚のガラス板
1、2間の空気層4の厚みを10mmとした。
【0039】室外側に設けた熱線反射ガラス1を未強化
のフロートガラスとしたことにより、内部歪みによる縞
模様の発生がみられず、また、室内側ガラス2を合わせ
ガラスとしたことによって、万一室内側ガラス2が割れ
た場合でも、室外側に落下することはない。
【0040】さらに、風圧荷重等についても実施例と同
様に強度上の問題はなく、複層ガラスGの総厚み22m
mを従来の複層ガラスの総厚みに比べてやや薄くでき、
熱割れ等の危険性もない。比較例1 図4に示すものは、通常一般的に使用される複層ガラス
の構成であり、複層ガラスG’の外側ガラス板1’と
し、その室内側に面する面に金属薄膜等からなる熱線反
射膜3を形成した板厚10mmの倍強度ガラスとした。
また、室内側ガラス板2’を、板厚10mmの倍強度ガ
ラスとし、2枚のガラス板1’、2’間の空気層4の厚
みを10mmとした総厚み30mmの複層ガラスG’と
した。
【0041】室外側ガラス1’として設けた熱線反射ガ
ラスは倍強度ガラスであるため、ガラス板の内部に歪み
を有しており、熱線反射膜3によってスジ状やまだら状
の縞模様の発生がみられた。比較例2 図5に示すように、複層ガラスG”の外側ガラス板1”
として、その室内側に面する面に金属薄膜等からなる熱
線反射膜3を形成した板厚15mmの未強化のフロート
ガラスとした。また、室内側ガラス板2”についても、
板厚15mmの未強化のフロートガラスとし、2枚のガ
ラス板1”、2”間の空気層4の厚みを10mmとして
総厚み40mmの複層ガラスG”とした。
【0042】この場合、構成するガラス板を2枚とも未
強化フロートガラスとするので、内部歪みによるスジ状
やまだら状の縞模様の発生はみられないが、ガラス板が
熱割れを起こす可能性が高く、各ガラス板の厚みを厚く
せざるを得ず、総厚みが厚くなってしまうという問題が
ある。
【0043】
【発明の効果】本発明は、ガラス板に透視性のある熱遮
蔽膜を設けた複層ガラスであっても、ガラス板面にスジ
状やまだら状等の種々の縞模様を発生させることなく、
室内外の両方向からみても外観上の見栄えが劣ることが
ない。
【0044】また、複層ガラスの総厚みを倍強度ガラス
と倍強度ガラスからなる複層仕様に対しても、同厚また
は薄く抑えたままで熱割れの発生もなく、風圧強度を維
持できる。
【0045】さらに、万一ガラスが割れても室外側への
落下の危険性が少なく、建家の冷暖房負荷も軽減でき、
かつ、太陽の直射光の軽減やプライバシー性の保護も兼
ね備え、騒音も遮断することができる。
【0046】また、前記したように、前記複層ガラスを
構成する外側ガラス板、または内側ガラス板の少なくと
も一方を合わせガラスとした場合においては、PVB等
の樹脂フイルムにより、破損したガラスを飛散させない
ばかりでなく、室内に入射する紫外線をも制限しカット
することができ、これにより人体に有害な紫外線の入射
を制限でき、また室内の装飾品等の退色等も防止でき
る。
【0047】さらにまた、合わせガラスが異厚構成とな
ることで防音効果が期待でき、乗り物等の室外からの騒
音や、室外への騒音を低減を図ることができ、複層ガラ
スの持つ断熱性に加えて遮音、防音に対して効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複層ガラスの縦断面図。
【図2】変形実施例の複層ガラスの縦断面図。
【図3】別の変形実施例の複層ガラスの縦断面図。
【図4】比較例1の複層ガラスの縦断面図。
【図5】比較例2の複層ガラスの縦断面図。
【符号の説明】
G、G’、G” 複層ガラス 1、1’、1” 外側ガラス板 2、2’、2” 内側ガラス板 3 熱遮蔽膜 4 空気層 5 スペーサー 6 シーリング材
フロントページの続き Fターム(参考) 4G061 AA02 AA03 AA04 AA11 AA20 AA21 AA23 AA26 AA27 BA01 BA02 CA02 CB02 CB14 CD02 CD19 CD21 DA26 DA43

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する2枚のガラス板の外周部をスペー
    サー材を介し接着後、シーリング材にて密封した複層ガ
    ラス板において、外側ガラス板をその空気層面側に透視
    性のある熱遮蔽膜を形成した未強化フロートガラスと
    し、室内側ガラス板を強化ガラスとしたことを特徴とす
    る熱遮蔽膜付複層ガラス。
  2. 【請求項2】前記外側ガラスとして、未強化ガラス、倍
    強度ガラス、強化ガラスのいずれかと、熱遮蔽膜を成膜
    した未強化ガラスとからなる合わせガラスとし、前記熱
    遮蔽膜を空気層に面するように構成したことを特徴とす
    る請求項1記載の熱遮蔽膜付複層ガラス。
  3. 【請求項3】前記内側ガラスとして、未強化ガラス、倍
    強度ガラス、強化ガラスより同種又は異種のいずれかを
    自在に組み合わせた合わせガラスとしたことを特徴とす
    る請求項1または2記載の熱遮蔽膜付複層ガラス。
  4. 【請求項4】前記熱遮蔽膜を熱線反射膜または低放射膜
    (Low−E膜)としたことを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか1項に記載の熱遮蔽膜付複層ガラス。
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