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JP2002222721A - インダクタ - Google Patents

インダクタ

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Publication number
JP2002222721A
JP2002222721A JP2001017924A JP2001017924A JP2002222721A JP 2002222721 A JP2002222721 A JP 2002222721A JP 2001017924 A JP2001017924 A JP 2001017924A JP 2001017924 A JP2001017924 A JP 2001017924A JP 2002222721 A JP2002222721 A JP 2002222721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
inductor
permanent magnet
resin
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001017924A
Other languages
English (en)
Inventor
Mizuho Sato
瑞穂 佐藤
Kuninaga Sato
邦長 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
NEC Tokin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Tokin Corp filed Critical NEC Tokin Corp
Priority to JP2001017924A priority Critical patent/JP2002222721A/ja
Publication of JP2002222721A publication Critical patent/JP2002222721A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F3/00Cores, Yokes, or armatures
    • H01F3/10Composite arrangements of magnetic circuits
    • H01F2003/103Magnetic circuits with permanent magnets

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気バイアス効果を極端に低下させることな
く、比較的高価な磁石材料を削減し、コストダウンと軽
量化を図ることができるインダクタを提供する。 【解決手段】 磁気空隙を有する磁性コア11aおよび
11bのコア辺の周囲にコイル12を巻回し、さらに、
磁気空隙内に永久磁石13を装着してなるインダクタで
ある。永久磁石13は、磁束の中心軸に垂直な断面が中
空形状を呈している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性コアに巻回さ
れたコイルを備えた磁気素子に関し、詳しくは、各種電
子機器やスイッチング電源等に使用され、直流バイアス
を用いてコアロスを低減するインダクタおよびトランス
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器の小型化・軽量化が
進められている。これに伴い、電子機器全体に占める電
源部の相対的な容積比率は、増大する傾向にある。これ
は、各種の回路がLSI化される一方で、電源部の回路
要素に必須のインダクタやトランスなどの磁気部品の小
型化が困難なためであり、電源部の小型化・軽量化のた
めに様々の方法が試みられてきた。
【0003】インダクタやトランスなどの磁気素子(以
下、まとめてインダクタと称する)を小型化・軽量化す
るためには、磁性材料から成る磁性コアの容積を減少化
することが効果的である。一般に、コアを小型化する
と、磁性コアが磁気飽和し易くなるため、電源として扱
える電流値が小さくなってしまうという問題がある。こ
の問題を解決するための方策として、磁性コアの一部に
磁気空隙(ギャップ)を設けることで磁性コアの磁気抵
抗を増大させ、電流値の減少を防ぐ技術が知られてい
る。ただし、この場合、これらの磁気部品の磁気インダ
クタンスが低下する。
【0004】この磁気インダクタンスの低下を防止する
方法として、例えば特開平01−169905号公報に
は、磁気バイアス発生用の永久磁石を用いた磁性コアの
構造に関する技術が記載されている。この技術は、永久
磁石を用いて磁性コアに直流の磁気バイアスを与え、結
果として、ギャップを透過し得る磁力線の本数を増加さ
せる方法である。
【0005】図6を参照して、この種の従来のインダク
タは、ボビン14に巻回されたコイル12内に、磁性コ
ア11aおよび11bの断面円形の中央磁脚112aお
よび112bが挿通されている。そして、永久磁石83
が、中央磁脚112aおよび112bのギャップ間に装
着されている。
【0006】より具体的には、中央磁脚112aおよび
112bの各断面積は、232.4mm(直径は、1
7.20mm)、中央磁脚112aおよび112b間の
ギャップ距離は1.87mmである。一方、永久磁石8
3は、図7(a)および(b)に示すように、外径D8
3が17.20mm、厚さt83が1.87mmであ
る。
【0007】図6に示されたものをも含め、従来のこの
種のインダクタにおいては、磁性コアのギャップ内に装
着される永久磁石は、その厚さがギャップ距離により規
定されると共に、端面の面積が中央磁脚の断面積(端面
面積)に応じている。即ち、永久磁石の体積は、磁性コ
アの中央磁脚間のギャップの容積により規定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】発明者等は、インダク
タのコストダウンや軽量化のために、磁気バイアス効果
の極端な低下を伴うことなく、永久磁石材料の使用量を
低減する術はないかを検討した。
【0009】まず、永久磁石の厚さについては、その厚
さを縮小させるために磁性コアのギャップ距離を狭める
と、所望の磁気抵抗を得ることが困難になり、好ましく
ない。また、永久磁石の外形(例えば、直径)について
は、これを縮小した場合、磁気バイアス効果が大きく低
下することが、発明者等の実験により判明したので、こ
れも好ましくない。
【0010】それ故、本発明の課題は、磁気バイアス効
果を極端に低下させることなく、比較的高価な磁石材料
を削減し、コストダウンと軽量化を図ることができるイ
ンダクタを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、磁気空
隙を有する磁性コアのコア辺の周囲にコイルを巻回し、
さらに、該磁気空隙内に永久磁石を装着してなるインダ
クタにおいて、前記永久磁石は、磁束の中心軸に垂直な
断面が中空形状を呈することを特徴とするインダクタが
得られる。
【0012】尚、前記永久磁石は、磁束の中心軸に垂直
な前記断面が該中心軸を中心とした有心中空形状を呈し
ていてもよい。
【0013】本発明によればまた、前記永久磁石は、固
有保磁力が10KOe以上、Tcが500℃以上、粉末
平均粒径が2.5〜50.0μm、組成がSm(Co
bal Fe0.15−0.25Cu
0.05−0.06Zr0.02−0.03
.0−8.5である希土類磁石粉末と、体積比が30%
以上のポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリフェニルサ
ルファイト樹脂、シリコン樹脂、ポリエステル樹脂、芳
香族系ナイロン、および液晶ポリマー樹脂のいずれか一
種の樹脂またはニ種以上の樹脂の複合体とにより形成さ
れ、比抵抗が0.1Ωcm以上であると共に、前記希土
類磁石粉末の表面が、体積比が0.1〜10.0%のZ
n、Al、Bi、Ga、In、Mg、Pb、Sb、およ
びSnいずれか一種またはニ種以上の合金で被覆される
か、あるいは複合体が形成されており、もしくは、前記
希土類磁石粉末が、前記樹脂と混合する前に、シランカ
ップリング材またはチタンカップリング材である分散剤
によって表面処理されている前記インダクタが得られ
る。
【0014】本発明によればさらに、前記磁性コアは、
MnZn系またはNiZn系フェライト、珪素鋼板、ま
たはアモルファスから成る前記インダクタが得られる。
【0015】
【作用】本発明によるインダクタは、永久磁石のうちの
磁性コアからの磁束が集中しない内部を中空にすること
で磁石体積を減少させるため、中空ではない永久磁石と
ほぼ同等の磁気バイアス効率を維持できる。よって、磁
気バイアス効果を極端に低下させることなく、比較的高
価な磁石材料を削減できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
インダクタについて、図面を参照しながら説明する。
【0017】[実施の形態1]図1を参照して、本イン
ダクタは、磁気空隙(ギャップ)を有する軟磁性体から
成る磁性コア11aおよび11bの一コア辺である断面
円形の中央磁脚112aおよび112bの周囲にコイル
12を巻回し、さらに、ギャップ内に永久磁石13を装
着してなるインダクタである。本インダクタにおいて、
磁性コア11aおよび11bは、それぞれ断面略E字形
を呈し、それぞれのコア辺(磁脚)端面を付き合わせる
ようにして構成されている。さらに本インダクタは、コ
イル12を巻回し、かつ、コイル12の巻線端が電気的
に接続された端子を植設したボビン14を有している。
【0018】永久磁石13は、磁束の中心軸に垂直な断
面が中空形状を呈している。中空部は、磁束中心と同心
の有心形状を呈している。
【0019】磁性コア11aおよび11bは、Mn−Z
n系フェライトからなり、透磁率が4×10−3H/
m、磁路長が95.5mm、ならびに、中央磁脚112
aおよび112bの実効断面積が232.4mm(直
径は、17.20mm)という形状である。磁性コア1
1aおよび11bは、MnZn系またはNiZn系フェ
ライト、珪素鋼板、またはアモルファスから成っていて
もよい。また、コイル12は、巻回数が6ターンで、直
流抵抗が0.76mΩある。中央磁脚112aおよび1
12b間のギャップ距離は1.87mmである。
【0020】一方、永久磁石13は、図2(a)および
(b)に示すように、外径D13が17.20mm、厚
さt13が1.87mmである。断面積は、中実状部が
232.4mm、中空状部が185.9mm(中実
状部の80%)である。永久磁石13は、コイル12に
よる磁界と逆向きの磁束が生じるように配置される。
【0021】さらに詳しくは、永久磁石13は、焼結し
たBa系フェライトマグネットであり、保磁力が100
A/m以上、ならびに、残留磁束密度が0.4Tという
特性である。ただし、好ましくは、永久磁石13は、 固有保磁力が10KOe以上、Tcが500℃以上、
粉末平均粒径が2.5〜50.0μm、組成がSm(C
bal.Fe0.15−0.25Cu0.05
−0.06Zr0.02−0.037.0−8.5
ある希土類磁石粉末と、 体積比が30%以上のポリイミド樹脂、エポキシ樹
脂、ポリフェニルサルファイト樹脂、シリコン樹脂、ポ
リエステル樹脂、芳香族系ナイロン、および液晶ポリマ
ー樹脂のいずれか一種の樹脂またはニ種以上の樹脂の複
合体と により形成する。希土類磁石粉末の表面は、体積比が
0.1〜10.0%のZn、Al、Bi、Ga、In、
Mg、Pb、Sb、およびSnいずれか一種またはニ種
以上の合金で被覆されるか、あるいは複合体が形成され
ているか、もしくは、希土類磁石粉末が、樹脂と混合す
る前に、シランカップリング材またはチタンカップリン
グ材である分散剤によって表面処理されていることが好
ましい。
【0022】接着剤15としては、エポキシ系接着剤を
使用したが、上記希土類磁石粉末、即ち、固有保磁力が
10KOe以上、Tcが500℃以上、粉末平均粒径が
2.5〜50.0μm、組成がSm(Cobal.Fe
0.15−0.25Cu0. 05−0.06Zr
0.02−0.037.0−8.5である希土類磁石
粉末を含有していてもよい。
【0023】図5に、図1に示した本インダクタと、図
6に示した従来のインダクタとの直流重畳特性を示す。
図5から明らかなように、中空状の永久磁石13を有す
る本インダクタ(ラインA)は、中実状の永久磁石83
を有する従来のインダクタ(ラインB)に比べ、直流重
畳特性について殆ど遜色ないことが分かる。よって、永
久磁石を中空状にして磁石材料を削減したことによる、
直流重畳特性への悪影響は少いといえる。
【0024】永久磁石13は、より高特性にするために
は、ボンド磁石の作製時に磁場配向により異方性化され
ており、ボンド磁石の着磁磁場を2.5T以上で、なお
かつ組み立て後に着磁することにより、優れた直流重畳
特性が得られ、しかもコアロス特性の劣化が生じない磁
心を形成できる事を発見した。これは、優れた直流重畳
特性を得るのに必要な磁石特性は、エネルギー積より
も、むしろ、固有保磁力であり、従って、比抵抗の高い
永久磁石を使用しても、固有保磁力が高ければ、充分に
高い直流重畳特性が得られる事を見出したことによる。
【0025】比抵抗が高く、しかも固有保磁力が高い磁
石は、一般的には、希土類磁石粉末をバインダーととも
に混合して成形した希土類ボンド磁石で得られるが、保
磁力の高い磁石粉末であれば、どのような組成のもので
も可能である。希土類磁石粉末の種類は、SmCo系、
NdFeB系、SmFeN系とあるが、リフロー条件及
び耐酸化性を考慮すると、Tcが500℃以上、保磁力
が10KOe以上の磁石が必要であり、現状では、Sm
2Co17系磁石に限定される。
【0026】チョークコイル用及びトランス用としての
磁性コアとしては、軟磁気特性を有する材料であればな
んでも有効であるが、一般的には、MnZn系またはN
iZn系フェライト、圧粉磁心、珪素鋼板、アモルファ
ス等が用いられる。
【0027】また、磁性コア11aおよび11bの形状
についても特に制限があるわけではなく、トロイダルコ
ア、EEコア、EIコア等あらゆる形状の磁心に本発明
の適用が可能である。
【0028】永久磁石13に対する要求特性は、固有保
磁力については、10KOe以下では磁心に印可される
直流磁界によって保磁力が消失するので、それ以上の保
磁力が必要であり、また、比抵抗は、大きいほど良いが
0.1Ω・cm以上であればコアロス劣化の大きな要因
にはならない。また、粉末の平均最大粒径が50μm以
上になるとコアロス特性が劣化するので、粉末の最大粒
径は、50μm以下である事が望ましく、最小粒径が
2.5μm以下になると粉末熱処理及びリフロー時に粉
末の酸化による磁化の減少が顕著になるため、2.5μ
m以上の粒径が必要である。
【0029】以下の表1に、磁性コア11aおよび11
bに適用できる各種軟磁性材料の特性を示す。また、以
下の表2に、永久磁石33に適用できる各種硬磁性材料
の特性を示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】[実施の形態2]図3を参照して、本イン
ダクタは、磁気空隙(ギャップ)を有する軟磁性体から
成る磁性コア11a´および11b´の一コア辺である
断面正方形の中央磁脚112a´および112b´の周
囲にコイル12´を巻回し、さらに、ギャップ内に永久
磁石23を装着してなるインダクタである。本インダク
タにおいて、磁性コア11a´および11b´は、それ
ぞれ断面略E字形を呈し、それぞれのコア辺(磁脚)端
面を付き合わせるようにして構成されている。さらに本
インダクタは、コイル12´を巻回し、かつ、コイル1
2´の巻線端が電気的に接続された端子を植設したボビ
ン14´を有している。
【0033】永久磁石23は、磁束の中心軸に垂直な断
面が中空形状を呈している。中空部は、磁束中心と同心
の有心形状を呈している。
【0034】磁性コア11a´および11b´は、Mn
−Zn系フェライトからなり、透磁率が4×10−3
/m、磁路長が95.5mm、ならびに、中央磁脚11
2a´および112b´の実効断面積が232.4mm
(正方形一辺は、15.3mm)という形状である。
磁性コア11a´および11b´は、MnZn系または
NiZn系フェライト、珪素鋼板、またはアモルファス
から成っていてもよい。また、コイル12´は、巻回数
が6ターンで、直流抵抗が0.76mΩある。中央磁脚
112a´および112b´間のギャップ距離は1.8
7mmである。
【0035】一方、永久磁石23は、図4(a)および
(b)に示すように、正方形一辺A23が15.3m
m、厚さt23が1.87mmである。断面積は、中実
状部が232.4mm、中空状部が185.9mm
(中実状部の80%)である。永久磁石23は、コイル
12´による磁界と逆向きの磁束が生じるように配置さ
れる。
【0036】磁性コア11a´および11b´、および
永久磁石23の材質はそれぞれ、実施の形態1と同様の
ものが選択できる。
【0037】また、本インダクタの直流重畳特性も、図
5に示した実施の形態1(ラインA)と同等の結果であ
った。
【0038】以上説明した実施の形態1および2におい
ては、永久磁石の中空部が磁束方向に貫通した形状であ
ったが、本発明においては、磁性コアに接する部分のみ
中実状を呈する中空立体状を呈していてもよい。このよ
な中空立体状の永久磁石は、例えば、片側にて中空部が
露出開口した磁石片を、その開口同士を突き合わせるこ
とで組み立て可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明によるインダクタは、磁気空隙を
有する磁性コアのコア辺の周囲にコイルを巻回し、さら
に、磁気空隙内に永久磁石を装着してなるインダクタに
おいて、永久磁石が、磁束の中心軸に垂直な断面が中空
形状を呈しているため、磁気バイアス効果を極端に低下
させることなく、比較的高価な磁石材料を削減し、コス
トダウンと軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるインダクタの構成
を示す概略的な断面図である。
【図2】図1に示すインダクタにおける永久磁石の形状
を示す図であり、(a)は上面図、(b)は断面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態2によるインダクタの構成
を示す概略的な断面図である。
【図4】図3に示すインダクタにおける永久磁石の形状
を示す図であり、(a)は上面図、(b)は断面図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態1によるインダクタならび
に比較例としての従来のインダクタの直流重畳特性を示
す図である。
【図6】従来のインダクタの構成を示す概略的な断面図
である。
【図7】図6に示すインダクタにおける永久磁石の形状
を示す図であり、(a)は上面図、(b)は断面図であ
る。
【符号の説明】
11a、11b、11a´、11b´ 磁性コア 112a、112b、112a´、112b´ 中央
磁脚 12、12´ コイル 13、23、83 永久磁石 14、14´ ボビン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B22F 3/00 C22C 19/00 J C22C 19/00 19/07 E 19/07 33/02 J 33/02 H01F 17/04 F H01F 17/04 21/08 21/08 B22F 3/02 R // B22F 3/02 H01F 37/02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気空隙を有する磁性コアのコア辺の周
    囲にコイルを巻回し、さらに、該磁気空隙内に永久磁石
    を装着してなるインダクタにおいて、 前記永久磁石は、磁束の中心軸に垂直な断面が中空形状
    を呈することを特徴とするインダクタ。
  2. 【請求項2】 前記永久磁石は、磁束の中心軸に垂直な
    前記断面が該中心軸を中心とした有心中空形状を呈する
    請求項1に記載のインダクタ。
  3. 【請求項3】 前記永久磁石は、 固有保磁力が10KOe以上、Tcが500℃以上、粉
    末平均粒径が2.5〜50.0μm、組成がSm(Co
    bal.Fe0.15−0.25Cu0.0
    5−0.06Zr0.02−0.037.0−8.5
    である希土類磁石粉末と、 体積比が30%以上のポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、
    ポリフェニルサルファイト樹脂、シリコン樹脂、ポリエ
    ステル樹脂、芳香族系ナイロン、および液晶ポリマー樹
    脂のいずれか一種の樹脂またはニ種以上の樹脂の複合体
    とにより形成され、 比抵抗が0.1Ωcm以上であると共に、 前記希土類磁石粉末の表面が、体積比が0.1〜10.
    0%のZn、Al、Bi、Ga、In、Mg、Pb、S
    b、およびSnいずれか一種またはニ種以上の合金で被
    覆されるか、あるいは複合体が形成されており、 もしくは、前記希土類磁石粉末が、前記樹脂と混合する
    前に、シランカップリング材またはチタンカップリング
    材である分散剤によって表面処理されている請求項1ま
    たは2に記載のインダクタ。
  4. 【請求項4】 前記磁性コアは、MnZn系またはNi
    Zn系フェライト、珪素鋼板、またはアモルファスから
    成る請求項1乃至3のいずれかに記載のインダクタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108431908A (zh) * 2015-12-17 2018-08-21 原子能和替代能源委员会 呈现低磁损耗的感应磁芯
WO2023112579A1 (ja) * 2021-12-14 2023-06-22 株式会社村田製作所 インダクタ部品

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CN108431908A (zh) * 2015-12-17 2018-08-21 原子能和替代能源委员会 呈现低磁损耗的感应磁芯
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