JP2002222395A - 非接触icラベルを用いたメディア管理方法 - Google Patents
非接触icラベルを用いたメディア管理方法Info
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Landscapes
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
- Credit Cards Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ビデオテープ等記録メディアの利用管理を簡便
に定コストで実現することを課題とする。 【解決手段】非接触ICラベルのリーダーライタ装置3
とディスプレイ5を接続しメディア管理手段を備えた制
御装置4により、不揮発メモリ領域を有する非接触IC
ラベル6を貼付けたメディアを管理するメディア管理装
置であって、対象メディアが1回使用される毎に、メデ
ィアの使用回数またはメディアの使用回数と使用時間を
計数して、これを前記非接触ICラベル6に記憶させる
ことにより、対象メディアの品質劣化状態を、メディア
の使用回数またはメディアの利用回数と累積使用時間か
ら管理できることを特徴とするメディア管理装置1、に
より上記課題を解決する。
に定コストで実現することを課題とする。 【解決手段】非接触ICラベルのリーダーライタ装置3
とディスプレイ5を接続しメディア管理手段を備えた制
御装置4により、不揮発メモリ領域を有する非接触IC
ラベル6を貼付けたメディアを管理するメディア管理装
置であって、対象メディアが1回使用される毎に、メデ
ィアの使用回数またはメディアの使用回数と使用時間を
計数して、これを前記非接触ICラベル6に記憶させる
ことにより、対象メディアの品質劣化状態を、メディア
の使用回数またはメディアの利用回数と累積使用時間か
ら管理できることを特徴とするメディア管理装置1、に
より上記課題を解決する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレン
タル業、放送局でのビデオテープやオーディオテープ利
用、データ記録用テープ等、品質が劣化するメディアに
おいて、利用状況管理を行う情報システムに関するもの
である。
タル業、放送局でのビデオテープやオーディオテープ利
用、データ記録用テープ等、品質が劣化するメディアに
おいて、利用状況管理を行う情報システムに関するもの
である。
【0002】
【従来技術】テープは、記録再生時に物理的にヘッドと
接触することと、テープ走行時に発生する各種ガイド機
構やテープ巻取り機構等との接触により発生する磨耗
と、により画質・音質劣化が進行することが知られてい
る。また、光ディスクにおいても経年変化によりデータ
が消失されてしまうことが知られている。したがって、
例えば、ビデオテープレンタル業においては、鑑賞に支
障のない一定品質以上のテープを如何に在庫するか、品
質の劣化したビデオテープを如何に除外するかが顧客サ
ービスの重要なポイントとなっている。
接触することと、テープ走行時に発生する各種ガイド機
構やテープ巻取り機構等との接触により発生する磨耗
と、により画質・音質劣化が進行することが知られてい
る。また、光ディスクにおいても経年変化によりデータ
が消失されてしまうことが知られている。したがって、
例えば、ビデオテープレンタル業においては、鑑賞に支
障のない一定品質以上のテープを如何に在庫するか、品
質の劣化したビデオテープを如何に除外するかが顧客サ
ービスの重要なポイントとなっている。
【0003】店頭からビデオテープを除外する判断基準
として、実際に映像・音声を視聴し、人的に判断するこ
とは可能ではあるが、現実的に大量のビデオテープ全て
をチェックすることは困難である。そこで、貸し出し回
数とテープ劣化の進行度合いに相関関係があることに着
目し、回数が一定基準に達した場合に、初めて人的にチ
ェックしたり、あるいは、無条件に除外する、という方
式を考えることができる。この場合、個々のビデオテー
プ全てにユニークなIDを付して、貸し出し回数を管理
する情報システムが必要となる。しかし、個々のビデオ
テープ全てにユニークなIDを付す業務、貸し出しの度
に係員が当該メディアのIDを入力する運用が必要な
上、どのテープを何回貸し出したかを管理するコンピュ
ータシステムが必要となってしまう。その運用負荷は高
く、また、システム構築コストも必要とされる。結果的
に、無管理のまま、顧客からのクレームが無い限りテー
プ貸し出しを続け、顧客へのサービス低下が発生する、
ということが有り得る。
として、実際に映像・音声を視聴し、人的に判断するこ
とは可能ではあるが、現実的に大量のビデオテープ全て
をチェックすることは困難である。そこで、貸し出し回
数とテープ劣化の進行度合いに相関関係があることに着
目し、回数が一定基準に達した場合に、初めて人的にチ
ェックしたり、あるいは、無条件に除外する、という方
式を考えることができる。この場合、個々のビデオテー
プ全てにユニークなIDを付して、貸し出し回数を管理
する情報システムが必要となる。しかし、個々のビデオ
テープ全てにユニークなIDを付す業務、貸し出しの度
に係員が当該メディアのIDを入力する運用が必要な
上、どのテープを何回貸し出したかを管理するコンピュ
ータシステムが必要となってしまう。その運用負荷は高
く、また、システム構築コストも必要とされる。結果的
に、無管理のまま、顧客からのクレームが無い限りテー
プ貸し出しを続け、顧客へのサービス低下が発生する、
ということが有り得る。
【0004】また、ビデオテープレンタル業では、予め
映画や音楽コンサート等のコンテンツを録画済みのテー
プを貸し出すため、同一のテープを再利用して別のコン
テンツを上書き録画する、という形態は無いが、放送局
等においては同一のテープで様々なコンテンツを何度も
上書き録画することが一般的である。この利用形態で
は、コンテンツが異なってしまうため、利用状況統計に
よりある程度品質劣化の予測をたてる、ということは困
難なため、たとえ購入した日付が最近であっても、非常
に頻繁に利用され、購入日付が古いテープよりも劣化が
ひどいということも当然発生していた。よって前記利用
状況の管理は更に煩雑であり、把握しにくい状況となっ
ていた。
映画や音楽コンサート等のコンテンツを録画済みのテー
プを貸し出すため、同一のテープを再利用して別のコン
テンツを上書き録画する、という形態は無いが、放送局
等においては同一のテープで様々なコンテンツを何度も
上書き録画することが一般的である。この利用形態で
は、コンテンツが異なってしまうため、利用状況統計に
よりある程度品質劣化の予測をたてる、ということは困
難なため、たとえ購入した日付が最近であっても、非常
に頻繁に利用され、購入日付が古いテープよりも劣化が
ひどいということも当然発生していた。よって前記利用
状況の管理は更に煩雑であり、把握しにくい状況となっ
ていた。
【0005】情報システムにおいては、サーバに装着さ
れた大容量ハードディスクのバックアップメディアとし
てDAT(Digital Audio Tape)やDLT(Digital Li
nearTape)といったテープが利用されている。また、C
D−RやMOといったディスク型記録メディアも普及し
ている。この場合も、確実なバックアップに心がけるた
めには、メディアの品質や利用状況に細心の注意を払う
べきではあるが、実際にはなかなか定量的にメディアの
品質を管理できていないのが現状である。
れた大容量ハードディスクのバックアップメディアとし
てDAT(Digital Audio Tape)やDLT(Digital Li
nearTape)といったテープが利用されている。また、C
D−RやMOといったディスク型記録メディアも普及し
ている。この場合も、確実なバックアップに心がけるた
めには、メディアの品質や利用状況に細心の注意を払う
べきではあるが、実際にはなかなか定量的にメディアの
品質を管理できていないのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を考慮してなされたものであり、ビデオテープレン
タル業者や、放送局等において、使用するメディアの品
質を一定水準以上に維持させるための簡便で、安価なメ
ディア管理の仕組みを提供することを課題とする。
題点を考慮してなされたものであり、ビデオテープレン
タル業者や、放送局等において、使用するメディアの品
質を一定水準以上に維持させるための簡便で、安価なメ
ディア管理の仕組みを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、非接
触ICラベルのリーダーライタ装置とディスプレイを接
続しメディア管理手段を備えた制御装置により、不揮発
メモリ領域を有する非接触ICラベルを貼付けたメディ
アを管理するメディア管理装置であって、対象メディア
が1回使用される毎に、メディアの使用回数またはメデ
ィアの使用回数と使用時間を計数して、これを前記非接
触ICラベルに記憶させることにより、対象メディアの
品質劣化状態を、メディアの使用回数またはメディアの
利用回数と累積使用時間から管理できることを特徴とす
るメディア管理装置により上記課題を解決することを要
旨とする。前記ディスプレイは、メディアを使用(出
庫)する時、または返却する時に、前記非接触ICラベ
ルの内容を表示させるために備える。
触ICラベルのリーダーライタ装置とディスプレイを接
続しメディア管理手段を備えた制御装置により、不揮発
メモリ領域を有する非接触ICラベルを貼付けたメディ
アを管理するメディア管理装置であって、対象メディア
が1回使用される毎に、メディアの使用回数またはメデ
ィアの使用回数と使用時間を計数して、これを前記非接
触ICラベルに記憶させることにより、対象メディアの
品質劣化状態を、メディアの使用回数またはメディアの
利用回数と累積使用時間から管理できることを特徴とす
るメディア管理装置により上記課題を解決することを要
旨とする。前記ディスプレイは、メディアを使用(出
庫)する時、または返却する時に、前記非接触ICラベ
ルの内容を表示させるために備える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態を説明してゆく。図1は、本発明の一実施形態であ
る放送局用ビデオテープ管理システム1の全体構成図で
ある。2は、非接触ICラベル6(以下単にICラベル
とも記す)を貼り付けたビデオテープ、3はテープ置き
台兼ICラベルリードライト装置、4は制御装置として
のコンピュータ本体、5はディスプレイである。
形態を説明してゆく。図1は、本発明の一実施形態であ
る放送局用ビデオテープ管理システム1の全体構成図で
ある。2は、非接触ICラベル6(以下単にICラベル
とも記す)を貼り付けたビデオテープ、3はテープ置き
台兼ICラベルリードライト装置、4は制御装置として
のコンピュータ本体、5はディスプレイである。
【0009】非接触ICラベルとは、印刷物に非接触デ
ータキャリア機能を持たせることが可能な不揮発メモリ
を搭載した小型薄型軽量の非接触ICチップのことであ
る。典型的なものとしては米国モトローラ社の商品名Bi
statix(バイスタティックス)がある。これは、128
バイト程度の不揮発メモリを搭載した小型の非接触IC
チップで、15ミリ角程度のラベル形状となっている。
印刷物の原紙上に導電性のインキを使ってアンテナパタ
ーンを印刷した後、バイスタティックス端子と印刷した
アンテナパターンが接触するように貼り付けることによ
り、印刷物に非接触データキャリア機能を持たせること
ができる。図2はこのバイスタティックにより構成した
ICラベルの構造図である。シール台紙63上にアンテ
ナ62を印刷により形成し、その上にICチップ61を
貼り付けて構成される。図6に、このICラベル6を貼
り付けたテープメディア2を示す。
ータキャリア機能を持たせることが可能な不揮発メモリ
を搭載した小型薄型軽量の非接触ICチップのことであ
る。典型的なものとしては米国モトローラ社の商品名Bi
statix(バイスタティックス)がある。これは、128
バイト程度の不揮発メモリを搭載した小型の非接触IC
チップで、15ミリ角程度のラベル形状となっている。
印刷物の原紙上に導電性のインキを使ってアンテナパタ
ーンを印刷した後、バイスタティックス端子と印刷した
アンテナパターンが接触するように貼り付けることによ
り、印刷物に非接触データキャリア機能を持たせること
ができる。図2はこのバイスタティックにより構成した
ICラベルの構造図である。シール台紙63上にアンテ
ナ62を印刷により形成し、その上にICチップ61を
貼り付けて構成される。図6に、このICラベル6を貼
り付けたテープメディア2を示す。
【0010】テープ置き台兼ICラベルリードライト装
置3は、送受信ユニットを内蔵しており、テープ置き台
に載せたビデオテープ2に貼り付けられたICラベル6
との間で電磁誘導により非接触で信号を受け渡すことが
できる。コンピュータ本体4とはシリアルデータ線等で
接続される。テープ置き台にはセンサーが取付けられて
おり、テープメディアが台に載せられると、センサーが
検知してコンピュータ本体4に信号を送るようになって
いる。
置3は、送受信ユニットを内蔵しており、テープ置き台
に載せたビデオテープ2に貼り付けられたICラベル6
との間で電磁誘導により非接触で信号を受け渡すことが
できる。コンピュータ本体4とはシリアルデータ線等で
接続される。テープ置き台にはセンサーが取付けられて
おり、テープメディアが台に載せられると、センサーが
検知してコンピュータ本体4に信号を送るようになって
いる。
【0011】コンピュータ本体4には、メディア管理プ
ログラムがインストールされており、このプログラムが
起動することでメディア管理手段として動作する。この
メディア管理プログラムは、初期化処理を行う初期化処
理プログラム、出庫処理を行う出庫処理プログラム、返
却処理を行う返却処理プログラムから構成される。
ログラムがインストールされており、このプログラムが
起動することでメディア管理手段として動作する。この
メディア管理プログラムは、初期化処理を行う初期化処
理プログラム、出庫処理を行う出庫処理プログラム、返
却処理を行う返却処理プログラムから構成される。
【0012】放送局用ビデオテープ管理システム1の運
用の流れと、メディア管理手段の動作を図3、図4およ
び図5により以下に説明してゆく。使用していないビデ
オテープはテープメディア在庫棚のような一定の場所に
保管されているものとする。コンピュータ本体4は起動
するとメディア管理プログラムを起動させて、テープ置
き台3にテープメディアが置かれるのを待つ。尚、図3
から図5で「PC」とあるのはコンピュータ本体4のこ
とである。
用の流れと、メディア管理手段の動作を図3、図4およ
び図5により以下に説明してゆく。使用していないビデ
オテープはテープメディア在庫棚のような一定の場所に
保管されているものとする。コンピュータ本体4は起動
するとメディア管理プログラムを起動させて、テープ置
き台3にテープメディアが置かれるのを待つ。尚、図3
から図5で「PC」とあるのはコンピュータ本体4のこ
とである。
【0013】図3は、初期化作業のフローチャートであ
る。まず、初期化作業を説明する。まず、作業者は、I
Cラベルを未使用のビデオテープに貼付する(S1
0)。次に、テープを所定の置き場所(システム側の送
受信ユニット3と通信可能な範囲内)に置く(S1
2)。するとテープ置き台3はテープメディアが置かれ
たことをコンピュータ本体4に通知する。コンピュータ
本体4はこの信号を受けて図8の対話画面を表示する
(S13)。作業者はこの対話画面上でキーボードまた
はマウスの操作により「初期化ボタン」を選択する(S
14)。すると、初期化処理プログラムが呼出され、コ
ンピュータのクロックを利用して現在の年月日時を「初
期化日時」として、ICラベルに登録し、「利用回数=
0」としてICラベルに登録し、「利用フラグ=0」
(0=未使用、1=利用中、2=保管中とする)として
ICラベルに登録し、「累積利用期間=0年0月0日
間」としてICラベルに登録する。以上でテープに必要
な情報が記録され、使用可能な状態となる。
る。まず、初期化作業を説明する。まず、作業者は、I
Cラベルを未使用のビデオテープに貼付する(S1
0)。次に、テープを所定の置き場所(システム側の送
受信ユニット3と通信可能な範囲内)に置く(S1
2)。するとテープ置き台3はテープメディアが置かれ
たことをコンピュータ本体4に通知する。コンピュータ
本体4はこの信号を受けて図8の対話画面を表示する
(S13)。作業者はこの対話画面上でキーボードまた
はマウスの操作により「初期化ボタン」を選択する(S
14)。すると、初期化処理プログラムが呼出され、コ
ンピュータのクロックを利用して現在の年月日時を「初
期化日時」として、ICラベルに登録し、「利用回数=
0」としてICラベルに登録し、「利用フラグ=0」
(0=未使用、1=利用中、2=保管中とする)として
ICラベルに登録し、「累積利用期間=0年0月0日
間」としてICラベルに登録する。以上でテープに必要
な情報が記録され、使用可能な状態となる。
【0014】図4は、登録されているテープメディアを
使用するためにテープメディア在庫棚より出庫する時の
手順を示すフローチャートである。メディア出庫時の操
作および管理装置1の動作は以下の通りである。まず、
テープを所定の置き場所(システム側の送受信ユニット
と通信可能な範囲内)に置く(S20)。するとテープ
置き台3はテープメディアが置かれたことをコンピュー
タ本体4に通知する。コンピュータ本体4はこの信号を
受けて図8の対話画面を表示する(S21)。作業者は
この対話画面上でキーボードまたはマウスの操作により
「出庫ボタン」を選択する。すると、出庫処理プログラ
ムが呼出され、コンピュータ本体4内蔵のクロックを利
用して現在の年月日時を「利用開始日時」としてICラ
ベルに記録する(S22)。ICラベルからPCに「利
用回数」を読出す(S24)。PC上で「利用回数+1
=利用回数」のカウントアップを行う(S26)。イン
クリメントされた「利用回数」、「利用フラグ=1」と
してICラベルに上書する(S28)。次に、記録した
内容(=ICラベルに記録された内容)をディスプレイ
5に表示する(S30)。図7は、ディスプレイ5に表
示された状況表示画面の例である。この画面では、利用
回数が小さいので「良好」が丸付きで表示されている
が、利用回数が一定以上になると「注意」または「中
止」に丸が付くようになる。この基準は、管理装置1を
使用する管理責任者がその部署の管理基準に従って事前
にメディア管理プログラムに設定する。最後に「記録完
了です。」というアナウンス、もしくは「ピッ」という
ビープ音で記録完了を告知する(S32)。
使用するためにテープメディア在庫棚より出庫する時の
手順を示すフローチャートである。メディア出庫時の操
作および管理装置1の動作は以下の通りである。まず、
テープを所定の置き場所(システム側の送受信ユニット
と通信可能な範囲内)に置く(S20)。するとテープ
置き台3はテープメディアが置かれたことをコンピュー
タ本体4に通知する。コンピュータ本体4はこの信号を
受けて図8の対話画面を表示する(S21)。作業者は
この対話画面上でキーボードまたはマウスの操作により
「出庫ボタン」を選択する。すると、出庫処理プログラ
ムが呼出され、コンピュータ本体4内蔵のクロックを利
用して現在の年月日時を「利用開始日時」としてICラ
ベルに記録する(S22)。ICラベルからPCに「利
用回数」を読出す(S24)。PC上で「利用回数+1
=利用回数」のカウントアップを行う(S26)。イン
クリメントされた「利用回数」、「利用フラグ=1」と
してICラベルに上書する(S28)。次に、記録した
内容(=ICラベルに記録された内容)をディスプレイ
5に表示する(S30)。図7は、ディスプレイ5に表
示された状況表示画面の例である。この画面では、利用
回数が小さいので「良好」が丸付きで表示されている
が、利用回数が一定以上になると「注意」または「中
止」に丸が付くようになる。この基準は、管理装置1を
使用する管理責任者がその部署の管理基準に従って事前
にメディア管理プログラムに設定する。最後に「記録完
了です。」というアナウンス、もしくは「ピッ」という
ビープ音で記録完了を告知する(S32)。
【0015】図5は、テープメディアを返却する時の手
順を示すフローチャートである。メディア返却時の操作
および管理装置1の動作は以下の通りである。まず、テ
ープを所定の置き場所(システム側の送受信ユニットと
通信可能な範囲内)に置く(S40)。するとテープ置
き台3はテープメディアが置かれたことをコンピュータ
本体4に通知する。コンピュータ本体4はこの信号を受
けて図8の対話画面を表示する(S41)。作業者はこ
の対話画面上でキーボードまたはマウスの操作により
「返却ボタン」を選択する。すると、返却処理プログラ
ムが呼出され、コンピュータ本体4内蔵のクロックを利
用して現在の年月日時を「返却日時」としてICラベル
に上書する(S42)。ICラベルから「利用開始日
時」および「累計利用期間」を読出す(S44)。「返
却日時」から利用開始時に記録した「利用開始日時」を
減算し、「今回の利用期間」を算出(S46)。「累計
利用期間」に「今回の利用期間」を加算して、「累計利
用期間」を計算する(S48)。「累計利用期間」およ
び「利用中フラグ=2」としてICラベルに上書する
(S50)。記録完了をディスプレイ5に表示する(S
52)。音声で知らせる(S54)。返却なので「利用
回数」は更新されない。
順を示すフローチャートである。メディア返却時の操作
および管理装置1の動作は以下の通りである。まず、テ
ープを所定の置き場所(システム側の送受信ユニットと
通信可能な範囲内)に置く(S40)。するとテープ置
き台3はテープメディアが置かれたことをコンピュータ
本体4に通知する。コンピュータ本体4はこの信号を受
けて図8の対話画面を表示する(S41)。作業者はこ
の対話画面上でキーボードまたはマウスの操作により
「返却ボタン」を選択する。すると、返却処理プログラ
ムが呼出され、コンピュータ本体4内蔵のクロックを利
用して現在の年月日時を「返却日時」としてICラベル
に上書する(S42)。ICラベルから「利用開始日
時」および「累計利用期間」を読出す(S44)。「返
却日時」から利用開始時に記録した「利用開始日時」を
減算し、「今回の利用期間」を算出(S46)。「累計
利用期間」に「今回の利用期間」を加算して、「累計利
用期間」を計算する(S48)。「累計利用期間」およ
び「利用中フラグ=2」としてICラベルに上書する
(S50)。記録完了をディスプレイ5に表示する(S
52)。音声で知らせる(S54)。返却なので「利用
回数」は更新されない。
【0016】以上で、本発明の一実施形態であるメディ
ア管理装置1の構成と操作の流れ、動作を説明したが、
本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、発明
の主旨を逸脱しない範囲でさまざまな構成が可能であ
る。例えば、制御装置としてのコンピュータ本体4は、
必ずしも必要ではない。マイクロプロセッサとメディア
管理プログラムを格納したROM、小型の液晶ディスプ
レイなど最小限の構成要素をテープ置き台兼ICラベル
リードライト装置3上に搭載してテープ置き台が制御装
置として動作する簡単な構成でも構わない。また、必要
に応じて、非接触ICラベルの不揮発メモリの容量の範
囲で、ここで述べた以外の情報を記録してメディアを管
理してもよい。そのようにして、メディア管理装置1は
ビデオレンタル業者用のメディア管理装置として使用す
ることもできる。
ア管理装置1の構成と操作の流れ、動作を説明したが、
本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、発明
の主旨を逸脱しない範囲でさまざまな構成が可能であ
る。例えば、制御装置としてのコンピュータ本体4は、
必ずしも必要ではない。マイクロプロセッサとメディア
管理プログラムを格納したROM、小型の液晶ディスプ
レイなど最小限の構成要素をテープ置き台兼ICラベル
リードライト装置3上に搭載してテープ置き台が制御装
置として動作する簡単な構成でも構わない。また、必要
に応じて、非接触ICラベルの不揮発メモリの容量の範
囲で、ここで述べた以外の情報を記録してメディアを管
理してもよい。そのようにして、メディア管理装置1は
ビデオレンタル業者用のメディア管理装置として使用す
ることもできる。
【0017】
【発明の効果】本発明のメディア管理装置は、メディア
に非接触ICラベルを貼り付けて管理するので、非接触
でのデータの読み書きが行えることにより、極めて簡単
な操作でメディアを管理することが可能である。また、
個々のメディアの使用履歴情報は全てICラベル上に記
憶させるため、管理装置側は単純に構成できる。以上、
本発明のメディア管理装置により、簡便に、安価なコス
トで、個々のメディアの品質劣化状況を定量的に把握
し、ユーザークレームの生じないメディア管理を実施す
ることができるという顕著な効果を奏することができ
る。
に非接触ICラベルを貼り付けて管理するので、非接触
でのデータの読み書きが行えることにより、極めて簡単
な操作でメディアを管理することが可能である。また、
個々のメディアの使用履歴情報は全てICラベル上に記
憶させるため、管理装置側は単純に構成できる。以上、
本発明のメディア管理装置により、簡便に、安価なコス
トで、個々のメディアの品質劣化状況を定量的に把握
し、ユーザークレームの生じないメディア管理を実施す
ることができるという顕著な効果を奏することができ
る。
【図1】 本発明の実施形態であるメディア管理装置1
の全体図
の全体図
【図2】 メディア管理装置1に用いられるICラベル
の構造図
の構造図
【図3】 メディア管理装置1の運用流れ図(初期化)
である。
である。
【図4】 メディア管理装置1の運用流れ図(出庫)で
ある。
ある。
【図5】 メディア管理装置1の運用流れ図(返却)で
ある。
ある。
【図6】 メディア管理装置1で用いられるラベルを貼
り付けたビデオテープ例である。
り付けたビデオテープ例である。
【図7】 ICラベルに記録されている情報の表示例で
ある。
ある。
【図8】 テープを置き台3に置いた時にディスプレイ
5に現れる作業選択画面である。
5に現れる作業選択画面である。
1 メディア管理装置 2 ICラベル付メディア 3 メディア置き台型ICラベルリードライト装置 4 制御装置本体 5 ディスプレイ 6 非接触ICラベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 23/30 G11B 27/00 E 27/00 G06K 19/00 Q Fターム(参考) 2C005 MA34 MA36 MA40 NA09 SA04 TA22 TA27 3E038 AA04 BA09 BA20 BB01 CA03 CA05 CA06 CA07 CB02 CB03 CB10 CC01 DA07 DB06 FA10 5B035 BA03 BB09 CA23 CA29 5B058 CA15 CA23 KA06 YA01 5D110 AA04 AA27 AA29 DA06 DA13 DA17 DB08 DB17 DC05 DC15 DD13 DE04 EA15
Claims (1)
- 【請求項1】 非接触ICラベルのリーダーライタ装置
とディスプレイを接続しメディア管理手段を備えた制御
装置により、不揮発メモリ領域を有する非接触ICラベ
ルを貼付けたメディアを管理するメディア管理装置であ
って、対象メディアが1回使用される毎に、メディアの
使用回数またはメディアの使用回数と使用時間を計数し
て、これを前記非接触ICラベルに記憶させることによ
り、対象メディアの品質劣化状態を、メディアの使用回
数またはメディアの使用回数と累積使用時間から管理で
きることを特徴とするメディア管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001017634A JP2002222395A (ja) | 2001-01-25 | 2001-01-25 | 非接触icラベルを用いたメディア管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001017634A JP2002222395A (ja) | 2001-01-25 | 2001-01-25 | 非接触icラベルを用いたメディア管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002222395A true JP2002222395A (ja) | 2002-08-09 |
Family
ID=18883797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001017634A Pending JP2002222395A (ja) | 2001-01-25 | 2001-01-25 | 非接触icラベルを用いたメディア管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002222395A (ja) |
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2001
- 2001-01-25 JP JP2001017634A patent/JP2002222395A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101014 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110223 |