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JP2002218585A - スピーカ - Google Patents

スピーカ

Info

Publication number
JP2002218585A
JP2002218585A JP2001009785A JP2001009785A JP2002218585A JP 2002218585 A JP2002218585 A JP 2002218585A JP 2001009785 A JP2001009785 A JP 2001009785A JP 2001009785 A JP2001009785 A JP 2001009785A JP 2002218585 A JP2002218585 A JP 2002218585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
speaker
thickness
voice coil
coupled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001009785A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Oshika
寿弘 大鹿
Masahide Sumiyama
昌英 隅山
Masatoshi Okuyama
昌俊 奥山
Tomoyasu Takase
智康 高瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001009785A priority Critical patent/JP2002218585A/ja
Publication of JP2002218585A publication Critical patent/JP2002218585A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は各種映像音響機器に使用される狭い
幅のスピーカに関するものであり、薄形化を図っても再
生周波数帯域、能率、歪み等について適宜選択可能なス
ピーカの提供を目的とするものである。 【解決手段】 本発明は狭幅のスピーカにおいて、平板
状の振動板20のボイスコイル8との結合部分の近傍を
高密度部20aとし、周縁を低密度部20bとするか、
またはその逆の関係を振動板20で形成することによ
り、再生周波数帯域、能率、歪み等を調整して所望の特
性のスピーカを得るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種映像音響機器に
使用されるスピーカに関するものであり、特に狭い幅の
スピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図26〜図27により説明
する。図26は従来の狭幅型のいわゆるスリム形のスピ
ーカの短径方向の断面図であり、図27は同要部である
振動板の斜視図である。
【0003】同図26、図27によると、1aおよび1
bは逆方向に着磁された直方体のマグネットであり、上
部に磁気ギャップ2aを設けた上部プレート2を接着結
合するとともに、下部に磁気ギャップ3aを設けた下部
プレート3を接着結合し、これらで磁気回路5を構成し
ている。
【0004】6は前記上部プレート2に接着結合された
フレームであり、7はこのフレーム6に外周縁が接着結
合された振動板であり、8はこの振動板7の短径中央に
長径方向に形成されたスリット7aに挿通し上部8aで
接着固着されるとともに、下部プレート3にダンパー支
持部10aを介して接着結合されたダンパー10により
下部8bを支持された、平板状のボイスコイルである。
【0005】なお、前記ダンパー10のボイスコイル8
の支持によって、ボイスコイル8の上側および下側のコ
イル部8cが上部プレート2のスリット状の磁気ギャッ
プ2a、下部プレート3のスリット状の磁気ギャップ3
a内にそれぞれ位置するように配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスピーカでは振動板7は広い再生周波数帯域と低歪
み特性を確保するために断面をV字形としていたが、振
動系重量が増加し能率が低下する。また、薄型化も困難
であるという課題を有するものとなっていた。
【0007】本発明は上記課題を解決し、広い周波数帯
域、高能率、低歪み、薄形化の課題を解決した優れたス
ピーカを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載の発明は、平板状のボイス
コイルを用いるスピーカであって、振動板として前記ボ
イスコイルとの結合部分の近傍の密度と外周部分の密度
を異なる密度とした平板状の振動板を用いたものであ
り、ボイスコイルとの結合部分の近傍と外周部分の振動
板の密度を異ならせることによって、再生周波数帯域、
能率、歪みについて適宜選択を可能とするものである。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のスピーカの振動板のボイスコイルとの結合部
分の近傍の密度を高密度としたものであり、スピーカと
しての広い周波数帯域、高能率、低歪化を実現する優れ
たスピーカの提供を可能とするものである。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載の振動板のボイスコイルとの結合部分の近傍の
密度を低密度としたものであり、周辺部の振動系重量を
増加させて再生周波数帯域の下限値を低下させ、低域再
生に優れたスピーカの提供を可能とするものである。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1に記載の振動板を発泡倍率を異ならせた樹脂成形板に
より形成するものであり、発泡成形により容易に樹脂成
形により形成できるものである。
【0012】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1に記載の振動板を少なくとも2種以上の密度の異なる
樹脂を段階的射出またはプレス成形により得られた樹脂
成形板により容易に形成するものであり、段階的射出ま
たはプレス成形による樹脂成形により容易に形成できる
ものである。
【0013】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1に記載の振動板を少なくとも2種以上の密度の異なる
樹脂成形板を結合して形成したものであり、2種の密度
の異なる樹脂成形板を結合することで容易に形成できる
ものである。
【0014】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1に記載の振動板を少なくとも2種以上の密度の異なる
材料を用い、段階的に抄紙して形成するものであり、抄
紙により容易に形成できるものである。
【0015】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
1に記載の振動板を予め骨格状のリブを抄紙金型に配置
して抄紙を行って形成するものであり、抄紙部分の密度
とリブの密度の違いを用いて容易に形成できるものであ
る。
【0016】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
1に記載の振動板を樹脂成形時にこの樹脂材料と密度の
異なる断片をインサート成形して形成するものであり、
インサートによって容易に形成できるものである。
【0017】本発明の請求項10に記載の発明は、振動
板として前記ボイスコイルとの結合部分の近傍の厚みと
外周部分の厚みを異ならせた板状の振動板を用いること
で請求項1と同様に平板状の振動板の剛性を部分的に変
えて再生周波数帯域、能率、歪みについて適宜選択を可
能とするものである。
【0018】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項10の振動板のボイスコイルとの結合部分の近傍の厚
みを周縁より厚くしたものであり、スピーカとしての広
い周波数帯域、高能率、低歪化を実現する優れたスピー
カの提供を可能とするものである。
【0019】本発明の請求項12に記載の発明は、請求
項10の振動板のボイスコイルとの結合部分の近傍の厚
みを周縁より薄くしたものであり、周辺部の振動系重量
を増加させて再生周波数帯域の下限値を低下させ、低域
再生に優れたスピーカの提供を可能とするものである。
【0020】本発明の請求項13に記載の発明は、請求
項10の振動板を成形中の樹脂成形板に気体または液体
を内封して厚みを厚く形成したものであり、成形中に気
体または液体を射出して内封することで容易に成形の平
板の振動板を得ることができるものである。
【0021】本発明の請求項14に記載の発明は、請求
項10の振動板を補強リブを貼り付けて厚みを厚くして
形成したものであり、補強リブを貼り付けることで容易
に平板の振動板を得ることができるものである。
【0022】本発明の請求項15に記載の発明は、請求
項10の振動板を厚みの異なる部材を一体化して厚みを
厚くして形成したものであり、厚みの異なる部材を一体
化することで容易に平板の振動板を得ることができるも
のである。
【0023】本発明の請求項16に記載の発明は、請求
項10の振動板を粘弾性材料または接着剤または塗料を
塗布して厚みを厚くして形成したものであり、容易に平
板の振動板を得ることができるものである。
【0024】本発明の請求項17に記載の発明は、請求
項10の振動板を抄紙後、成形圧力を部分的に変えて厚
みを厚くして形成したものであり、抄紙後、成形圧力を
部分的に変えることで容易に平板の振動板を得ることが
できるものである。
【0025】本発明の請求項18に記載の発明は、請求
項10の振動板を骨格状のリブを抄紙金型に配置して抄
紙を行い厚みを厚くして形成したものであり、骨格状の
リブを抄紙金型に配置して抄紙を行うことで容易に平板
の振動板を得ることができるものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスピーカの一実施
の形態について図1から図25により説明する。なお、
説明にあたっては従来技術と同一部分は同一番号を付与
し、説明を省略して説明する。
【0027】(実施の形態1)図1は本発明のスピーカ
の一実施の形態であるスリムスピーカの短径方向の断面
図であり、図2は同要部である振動板の斜視図であり、
図3は同断面図であり、主として請求項1〜請求項9に
係る実施の形態について説明するものである。
【0028】同図によると従来技術との相違点は振動板
にあり、振動板20は平板状の発泡樹脂よりなる成形板
からなるとともにボイスコイル8の上部8aとの結合部
分は高密度部20aを形成し、周縁部は低密度部20b
を形成している。この高密度部20aと低密度部20b
の形成は樹脂を発泡させる時の発泡倍率を適宜変化させ
て成形することによって形成されるものである。
【0029】なお、前述のごとく高密度部20aを設け
たことで、この高密度部20aの部分は高剛性となり高
域まで効率よく再生させることが可能となるとともに、
不要共振による歪みの発生を抑制し、周縁部は低密度部
20bとして振動系重量の増加による中高域の再生レベ
ルの低下を抑制するものである。
【0030】以上の構造により、振動板の密度を均一と
した場合に比べ、広い再生周波数帯域、高能率、低歪と
することができ、高音質と薄形化の課題を解決するもの
である。
【0031】なお、発泡の調整によって上記実施の形態
1とは逆に周縁部の密度を高く、中心部の密度を低くし
た場合には高域が減衰した特性が得られ、周縁部の振動
系重量の増加によって再生周波数帯域の下限値も下が
り、低域再生に適したスピーカが得られるものである。
【0032】上記実施の形態1においては成形樹脂の発
泡密度を調整することで中心部または周縁部に高密度部
または低密度部を形成することを説明したが、以下は密
度を調整する展開例を示すものであり、以下の展開例に
おいては中心部を高密度部、周縁部を低密度部としたも
ので説明するが、上記実施の形態1で説明したように周
縁部を高密度部とし、中心部を低密度部とすることも可
能である。以下展開例について説明する。
【0033】図4、図5は展開例の平板状の振動板の斜
視図および断面図を示すものであり、22は平板状の振
動板であり、ボイスコイル8との結合部分の近傍の高密
度部22aと低密度部22bから構成されており、高密
度部22aと低密度部22bを形成するために2種類の
密度の異なる成形樹脂を段階的に射出またはプレス成形
することにより形成するものである。
【0034】なお、成形時の密度の異なる樹脂の数や材
質、それぞれの樹脂での成形形状を変えることでさまざ
まな特性のスピーカを提供することも可能となるもので
ある。
【0035】図6、図7は他の展開例の平板状の振動板
の斜視図および断面図を示すものであり、24は平板状
の振動板であり、ボイスコイル8との結合部分の近傍の
高密度部24aと低密度部24bから構成されており、
高密度部24aを形成する樹脂成形板と低密度部24b
を成形する樹脂成形板を溶着、接着等の既知の手段で結
合一体化したものである。
【0036】なお、本展開例は結合することで振動板2
4を形成するものであるので、樹脂成形板にこだわるこ
となく、金属材料や布材や紙材等であっても良く、これ
らを適宜採用し、材料毎の形状や材料の数を変えること
で図4の展開例と同様、さまざまな特性のスピーカを提
供することも可能となるものである。
【0037】図8、図9も他の展開例の平板状の振動板
の斜視図および断面図を示すものであり、26は平板状
の振動板であり、ボイスコイル8との結合部分の近傍の
高密度部26aと低密度部26bから構成されており、
密度の異なる抄紙材料を用い段階的に抄紙を行うことで
高密度部26aと低密度部26bを形成するものであ
る。
【0038】図10、図11も他の展開例の平板状の振
動板の斜視図および断面図を示すものであり、28は平
板状の振動板であり、骨格状のリブ28aをボイスコイ
ル8との結合部分の近傍に設けることで剛性の高い高密
度部側とし、その周縁を低密度部側とするものであり、
このリブ28aを抄紙金型内に配置して抄紙することで
振動板28としての密度をボイスコイル8との結合部分
の近傍を高密度部とし、周縁を低密度部とするものであ
る。なお、このリブ28aの材質、形状を適宜変更する
ことでさまざまな特性のスピーカを提供することも可能
となるものである。
【0039】図12、図13も他の展開例の平板状の振
動板の斜視図および断面図を示すものであり、30は平
板状の樹脂成形により形成された振動板であり、ボイス
コイル8との結合部分の近傍には高密度のインサート部
材30aがインサート成形により一体化されている。こ
のインサート部材30aの材質、形状、インサート個所
を適宜設定することでさまざまな特性のスピーカを提供
することも可能となるものである。
【0040】(実施の形態2)図14は本発明のスピー
カの他の実施の形態であるスリムスピーカの要部である
振動板の斜視図であり、図15は同断面図であり、本実
施の形態2は主として請求項10〜請求項18に係る実
施の形態について説明するものである。
【0041】スリム型のスピーカに用いられる平板状の
振動板について実施の形態1が振動板の密度を部分的に
変えて剛性を変えてスピーカの所望の特性を薄形化を図
った中で実現するものであるのに対し、本実施の形態2
は平板状のスピーカの厚みを部分的に変えて剛性を変
え、スピーカの所望の特性を薄形化を図った中で実現す
るものである。なお、厚みを部分的に変更する関係上、
振動板を平面または平板状と表現することは不適当かも
しれないが、従来技術が断面V形状のものであり、これ
と比較した時、より平面(平板)的であるという意味で
板状という表現を用いている。
【0042】同図によると、31は平板状の振動板であ
り、この振動板31はボイスコイル8の上部8aとの結
合部分には厚肉部31aを形成し、周縁部には薄肉部3
1bを形成している。
【0043】この厚肉部31aと薄肉部31bの形成は
振動板31を成形によって作製する時に内部に液体また
は気体31cを射出・内封することによって形成するも
のである。
【0044】以上のように、ボイスコイル8との結合部
分の近傍の厚みを厚くしたことによってこの厚肉部31
aの剛性を高め、高域でのボイスコイル8からの駆動力
を効率よく音圧に変換できるとともに、周縁の薄肉部3
1bは軽くて振動系重量の増加による中高域の再生レベ
ルの低下を防ぐものである。従って、従来のものより広
い再生周波数帯域、高能率、低歪の高音質のスピーカを
薄形化して提供できるものである。
【0045】なお、上記実施の形態2では厚肉部31a
をボイスコイル8との結合部分である中央に設けたが、
周縁に厚肉部を設け、ボイスコイル8との結合部分の近
傍を薄肉部としてスピーカを構成することも可能であ
り、この場合には高域が減衰した特性が得られ、周縁部
分の振動系重量の増加によって再生周波数帯域の下限値
が低下し、低域再生に適したスピーカが得られるもので
ある。
【0046】なお、以下は展開例であり、主としてボイ
スコイル8との結合部分の近傍を厚肉部とする具体的な
例について説明するが、前述したごとく周縁部を厚肉部
とし、ボイスコイル8との結合部分の近傍を薄肉部とし
て振動板を形成し、スピーカを構成することも可能であ
り、前述した低音再生に適したスピーカが得られるもの
である。
【0047】図16、図17は展開例である平板状に形
成した振動板の斜視図および断面図を示すものであり、
32は平板状の振動板であり、ボイスコイル8との結合
部分の近傍の厚肉部32aと周縁の薄肉部分から構成さ
れており、厚肉部32aは補強リブを貼り付けて形成す
るものである。なお、振動板32および補強リブの材
質、材厚は必要とされるスピーカの特性に合わせて適宜
選択することができる。
【0048】図18、図19も展開例である平板状に形
成した振動板の斜視図および断面図を示すものであり、
33は略平板状の振動板であり、ボイスコイル8との結
合部分の近傍の厚肉部33aと周縁の薄肉部33bから
構成されており、別の部材からなる厚肉部33aと薄肉
部33bを接着・溶着等の既知の方法で結合して形成す
るものである。なお、厚肉部33aと薄肉部33bの形
状、材質、使用する接着剤によって種々の特性のスピー
カを形成することも可能である。
【0049】図20、図21も展開例である平板状に形
成した振動板の斜視図および断面図を示すものであり、
振動板34のボイスコイル8との結合部分の近傍に略直
線上に接着剤34aを塗布することで厚肉部とし、剛性
を高めたものである。
【0050】なお、接着剤34aに代えて既知の粘弾性
材料や塗料などを用いることも可能で、塗布範囲や材
質、厚み等によって種々の特性のスピーカを形成するこ
とも可能である。
【0051】図22、図23も展開例である平板状に形
成した振動板の斜視図および断面図を示すものであり、
振動板を抄紙によって形成した後、加圧成形する時に部
分的に圧力を変えて厚肉部35aと薄肉部35bを有す
る振動板35を形成するものである。なお、成形圧力や
厚肉部35a、薄肉部35bの形成範囲、位置によって
種々の特性のスピーカの提供が可能となるものである。
【0052】図24、図25も展開例である平板状に形
成した振動板の斜視図および断面図を示すものであり、
振動板を作製するための抄紙金型に予め骨格状のリブ3
6aを配置して、抄紙を行い振動板36を形成するもの
である。リブ36aによって剛性の高い厚肉部の主要部
分を形成するものであり、このリブ36aの材質、形状
を適宜変更することで種々の特性のスピーカの提供が可
能となるものである。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明は、平板状の振動板
内の密度または厚みを適宜変更することで再生周波数帯
域、能率、歪み等について適宜選択の可能な薄形化した
狭幅型のスピーカの提供を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピーカの一実施の形態であるスリム
スピーカの短径方向の断面図
【図2】同要部である振動板の斜視図
【図3】同断面図
【図4】同要部である振動板の展開例の斜視図
【図5】同断面図
【図6】同要部である振動板の展開例の斜視図
【図7】同断面図
【図8】同要部である振動板の展開例の斜視図
【図9】同断面図
【図10】同要部である振動板の展開例の斜視図
【図11】同断面図
【図12】同要部である振動板の展開例の斜視図
【図13】同断面図
【図14】本発明のスピーカの他の実施の形態であるス
リムスピーカの要部である振動板の斜視図
【図15】同断面図
【図16】同要部である振動板の展開例の斜視図
【図17】同断面図
【図18】同要部である振動板の展開例の斜視図
【図19】同断面図
【図20】同要部である振動板の展開例の斜視図
【図21】同断面図
【図22】同要部である振動板の展開例の斜視図
【図23】同断面図
【図24】同要部である振動板の展開例の斜視図
【図25】同断面図
【図26】従来の狭幅型のスリム形のスピーカの短径方
向の断面図
【図27】同要部である振動板の斜視図
【符号の説明】
2a,3a 磁気ギャップ 5 磁気回路 6 フレーム 8 ボイスコイル 10 ダンパー 20,22,24,26,28,30 振動板 20a,22a,24a,26a 高密度部 20b,22b,24b,26b 低密度部 28a リブ 30a インサート部材 31,32,33,34,35,36 振動板 31a,32a,33a,35a 厚肉部 31b,33b,35b 薄肉部 31c 液体または気体 34a 接着剤 36a リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥山 昌俊 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高瀬 智康 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D012 BA06 BB05 CA04 CA07 5D016 AA05 BA01 BA04 BA05 EC01 FA02 JA08

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリット状の磁気ギャップを設けた磁気
    回路と、この磁気回路に結合されたフレームと、このフ
    レームに外周縁が結合された振動板と、この振動板に結
    合されるとともに前記磁気回路の磁気ギャップに挿通さ
    れ前記磁気回路に結合されたダンパーで支持された平板
    状のボイスコイルからなるスピーカであって、少なくと
    も前記振動板として前記ボイスコイルとの結合部分の近
    傍の密度と外周部分の密度を異なる密度とした平板状の
    振動板を用いたスピーカ。
  2. 【請求項2】 振動板のボイスコイルとの結合部分の近
    傍の密度を高密度とした請求項1に記載のスピーカ。
  3. 【請求項3】 振動板のボイスコイルとの結合部分の近
    傍の密度を低密度とした請求項1に記載のスピーカ。
  4. 【請求項4】 発泡倍率を異ならせた樹脂成形板を振動
    板として用いた請求項1に記載のスピーカ。
  5. 【請求項5】 少なくとも2種以上の密度の異なる樹脂
    を段階的に射出またはプレス成形して振動板を形成した
    請求項1に記載のスピーカ。
  6. 【請求項6】 少なくとも2種以上の密度の異なる樹脂
    成形板を結合して振動板を形成した請求項1に記載のス
    ピーカ。
  7. 【請求項7】 少なくとも2種以上の密度の異なる材料
    を用い、段階的に抄紙して振動板を形成した請求項1に
    記載のスピーカ。
  8. 【請求項8】 予め骨格状のリブを抄紙金型に配置して
    抄紙を行って振動板を形成した請求項1に記載のスピー
    カ。
  9. 【請求項9】 樹脂材料と密度の異なる断片をインサー
    ト成形して振動板を形成した請求項1に記載のスピー
    カ。
  10. 【請求項10】 スリット状の磁気ギャップを設けた磁
    気回路と、この磁気回路に結合されたフレームと、この
    フレームに外周縁が結合された振動板と、この振動板に
    結合されるとともに前記磁気回路の磁気ギャップに挿通
    され前記磁気回路に結合されたダンパーで支持された略
    平板状のボイスコイルからなるスピーカであって、少な
    くとも前記振動板として前記ボイスコイルとの結合部分
    の近傍の厚みと外周部分の厚みを異ならせた板状の振動
    板を用いたスピーカ。
  11. 【請求項11】 振動板のボイスコイルとの結合部分の
    近傍の厚みを周縁より厚くした請求項10に記載のスピ
    ーカ。
  12. 【請求項12】 振動板のボイスコイルとの結合部分の
    近傍の厚みを周縁より薄くした請求項10に記載のスピ
    ーカ。
  13. 【請求項13】 成形中の樹脂成形板に気体または液体
    を内封して厚みを厚くした請求項10に記載のスピー
    カ。
  14. 【請求項14】 補強リブを貼り付けて厚みを厚くした
    請求項10に記載のスピーカ。
  15. 【請求項15】 厚みの異なる部材を一体化して厚みを
    厚くした請求項10に記載のスピーカ。
  16. 【請求項16】 粘弾性材料または接着剤または塗料を
    塗布して厚みを厚くした請求項10に記載のスピーカ。
  17. 【請求項17】 抄紙後、成形圧力を部分的に変えて厚
    みを厚くした請求項10に記載のスピーカ。
  18. 【請求項18】 骨格状のリブを抄紙金型に配置して抄
    紙を行い厚みを厚くした請求項10に記載のスピーカ。
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