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JP2002213659A - 水素ホース - Google Patents

水素ホース

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Publication number
JP2002213659A
JP2002213659A JP2001009819A JP2001009819A JP2002213659A JP 2002213659 A JP2002213659 A JP 2002213659A JP 2001009819 A JP2001009819 A JP 2001009819A JP 2001009819 A JP2001009819 A JP 2001009819A JP 2002213659 A JP2002213659 A JP 2002213659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
hydrogen
resin material
hose
intermediate layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001009819A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamaguchi
博 山口
Nobuaki Kameda
宜暁 亀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2001009819A priority Critical patent/JP2002213659A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水素ホース10は、樹脂により軽量化および
振動箇所における耐久性を図るとともに、耐水素透過性
および耐水性に優れたものとすること。 【解決手段】 水素ホース10は、流路10aに面し温
度20℃、湿度65%のときの平衡吸水率が0.1%以
下の第1樹脂材料から形成された内層12と、内層上に
積層されエチレンビニルアルコール共重合体(EVO
H)から形成された中間層14と、中間層14上に積層
され、温度20℃、湿度65%のときの平衡吸水率が
0.7%以上の第2樹脂材料から形成された外層16と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素ガスまたは水
素を含んだ水を流すための樹脂製の水素ホースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の水素ガスの送給のために
使用するホースとして、例えば、特開平9−14528
号公報の技術が知られている。図3は従来の技術にかか
る水素ホース100の一端側を示す断面図である。図3
において、水素ホース100は、口金101aと一体的
に形成されたスチール製の蛇腹管101と、蛇腹管10
1の外周表面に被覆された熱収縮性のEPDMゴム製の
チューブ102と、チューブ102の外周表面に編組さ
れたカーボン繊維からなる繊維ブレード層103とから
構成されている。上記チューブ102および繊維ブレー
ド層103は、かしめリング104により口金101a
の端部に締結されている。
【0003】この水素ホース100を製造するには、ま
ず、口金101aと蛇腹管101とからなる金属管を用
意する。次に熱収縮前のチューブ(図示省略)を用意す
る。このとき、チューブの内径は、口金101aの最大
外径程度とする。このチューブを、口金101aから挿
通して蛇腹管101の外周表面に位置させる。その状態
でチューブを加熱して熱収縮させ、チューブ102とす
る。続いて、カーボン繊維製の糸を用いて、チューブ1
02の外周表面に、ブレーダ機(図示省略)で編組する
ことで繊維ブレード層103を形成する。水素ホース1
00では、肉厚の薄い蛇腹管101により水素透過性お
よび可撓性を高めるとともに、繊維ブレード層103に
より、大きな内圧に対して蛇腹管101の長手方向への
変形を抑制している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、水素ホース1
00は、スチール製であるので、軽量化への支障となる
だけでなく、燃料電池のポンプなどの振動箇所に使用し
た場合に金属疲労を生じて十分な耐久性を得ることがで
きないという問題があった。また、水素ホースにおい
て、水素と同時に水も流れる場合には、水がイオン化し
て酸性水となって流れるために、錆などに対する対策を
講じる必要があり、コストアップを招く。
【0005】これを解決する手段として、耐水素透過性
に優れた樹脂材料、たとえば、エチレンビニルアルコー
ル共重合体(EVOH)からホースを形成することも検
討されている。しかし、EVOHは、耐水性に劣るため
に、ホース内を水が流れる場合に、機械的強度の低下を
招くとともに、耐水素透過性を劣化させるという問題が
あった。
【0006】本発明は、上記従来の技術の問題を解決す
るものであり、樹脂により軽量化および振動箇所におけ
る耐久性を図るとともに、耐水素透過性および耐水性に
優れた水素ホースを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を解決するためになされた本発明は、内層、中間
層および外層を備えた水素ホースにおいて、中間層は、
エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)から形
成され、内層は、平衡吸水率が中間層より小さい第1樹
脂材料から形成され、外層は、平衡吸水率が内層より大
きい第2樹脂材料から形成されたことを特徴とする。
【0008】本発明にかかる水素ホースは、耐水透過性
に優れたEVOHから形成された中間層を有しているの
で、流路に流れる水素が外部に逃げるのを防止する。水
素ホースは、内層、中間層および外層の3層とも樹脂材
料で形成されているので、軽量であり、しかも振動に強
く、耐久性に優れている。
【0009】本発明の好適な態様として、流路に面し、
温度20℃、湿度65%のときの平衡吸水率が0.1%
以下の第1樹脂材料から形成された内層と、内層上に積
層され、エチレンビニルアルコール共重合体(EVO
H)から形成された中間層と、中間層上に積層され、温
度20℃、湿度65%のときの平衡吸水率が0.7〜
4.0%の第2樹脂材料から形成された外層と、を備え
たことを特徴とする。
【0010】内層は、平衡吸水率が中間層より小さい第
1樹脂材料、例えば、温度20℃、湿度65%のときの
平衡吸水率が0.1%以下の第1樹脂材料から形成され
ているので、流路を流れる流体により大きく膨潤したり
することがなく、中間層のEVOHが湿度の高い状態に
なるのを防ぐ。すなわち、内層は、EVOHを水により
膨潤させないで、耐水素透過性を劣化させるのを防止す
る。
【0011】また、外層は、内層より平衡吸水率が大き
い材料、例えば、温度20℃、湿度65%のときの平衡
吸水率が0.7〜4.0%の第2樹脂材料から形成され
ているので、EVOHからなる中間層が膨潤した場合に
も水分を速やかに吸収する。外層の水分は、該外層の表
面から蒸発により逃がされる。
【0012】したがって、中間層は、流路を流れる流体
に対して内層により膨潤しないように保護され、水分を
含んだときには外層へ速やかに移行するから、水分をた
くさん含んだ状態になることがなく、耐水素透過性の低
下や機械的強度の低下を生じることがない。
【0013】また、外層は、EVOHと異なった樹脂材
料で形成できるので、他の機能、例えば、機械的強度の
向上や、耐熱性などの他の機能を付加することができ
る。
【0014】第1樹脂材料の好適な材料として、ポリエ
チレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、オレフィン
系熱可塑性エラストマー(TPO)、フッ素系樹脂、ス
チロール系樹脂のいずれかを適用することができる。ま
た、第2樹脂材料の好適な材料として、ナイロン6、ナ
イロン66、ナイロン11、ナイロン12などのポリア
ミド(PA)、アセチルセルロース、フェノールなどの
樹脂材料のいずれかを適用することができる。
【0015】また、水素ホースとして、内層、中間層お
よび外層を蛇腹管の積層体に適用することにより、曲げ
箇所への使用を容易にし引き回し性を向上させるととも
に、耐振動性を向上させることができ、さらに蛇腹管の
ように水分が除去し難い形状に対して一層耐水性を向上
させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施の形態にかかる
水素ホース10を長手方向に切断した断面図である。図
1において、水素ホース10は、図示しない燃料電池装
置のポンプに接続されるホースであり、3層に積層され
ることにより、フレキシブル性、耐圧性、耐水素透過
性、耐水性および耐酸性を有するように形成されてい
る。すなわち、水素ホース10は、流路10aに面する
内層12と、中間層14と、外層16とを積層すること
により構成されている。
【0018】以下、水素ホース10の各部の構成につい
て説明する。 (1) 内層12 内層12は、耐水性に優れた第1樹脂材料から形成され
ている。第1樹脂材料として、ポリエチレン(PE)、
ポリプロピレン(PP)、オレフィン系熱可塑性エラス
トマー(TPO)、フッ素系樹脂、スチロール系樹脂の
いずれかを適用することができる。樹脂層の耐水性を、
一定条件下(温度、湿度)における平衡吸水率により定
義すると、第1樹脂材料は、温度20℃、湿度65%の
ときの平衡吸水率が0.1%以下に、好ましくは、0.
001〜0.01%に調製する。
【0019】(2) 中間層14 中間層14は、耐水素透過性に優れたポリエチレンビニ
ルアルコール(EVOH)から形成されている。EVO
Hとして、湿度65%のときの平衡吸水率が0.5〜
5.0%に調製したものを用いることができる。
【0020】(3) 外層16 外層16は、含水特性に富んだ第2樹脂材料から形成さ
れている。第2樹脂材料として、耐熱性に優れたポリア
ミド樹脂(ナイロン)、フッ素系樹脂、スチロール系樹
脂などを用いることができる。外層16の第2樹脂材料
は、内層12と同様に、平衡吸水率により定義すると、
温度20℃、湿度65%のときの平衡吸水率が0.7〜
4.0%に、好ましくは、1.5〜3.5%に調製した
ものを用いることができる。
【0021】なお、内層12と中間層14との間、また
は中間層14と外層16との間には、各層の接合性を高
めるために、接着剤や各層の樹脂材料をブレンドした接
着層を設けてもよい。中間層14と外層16との間に接
着剤を用いた場合には、中間層14に含まれた水分を逃
がすために透水性を備えていることが好ましい。
【0022】水素ホース10の各層の厚さも、フレキシ
ブル性、耐圧性、耐水素透過性、耐水性などを考慮して
定められており、たとえば、水素ホース10の内径φを
8〜16mm、肉厚tを0.5〜2mmとした場合にお
いて、内層12が0.3〜1mm、中間層14が0.2
〜1mm、外層16が0.3〜1mmの範囲に定める。
【0023】水素ホース10は、内層12、中間層14
および外層16を同時押出する方法、内層12から順次
積層する方法、中間層14を形成した後に内層12また
は外層16をコーティングする方法により製造すること
ができる。
【0024】上記実施の形態にかかる水素ホース10
は、耐水素透過性に優れたEVOHから形成された中間
層14を有しているので、流路10aに流れる水素が外
部に逃がす量をきわめて低減できる。
【0025】水素ホースは、内層12、中間層14およ
び外層16の3層とも樹脂材料で形成されているので、
軽量であり、しかも振動に強く、耐久性に優れている。
このような耐振動特性に優れているから、燃料電池装置
における水素を供給するためのポンプに適用した場合に
は、振動を吸収し、金属パイプを用いた場合のように疲
労による劣化を生じない。
【0026】また、内層12は、温度20℃、湿度65
%のときの平衡吸水率が0.1%以下の第1樹脂材料、
つまり耐水性に優れた樹脂材料から形成されているの
で、流路10aを流れる流体により膨潤する量がきわめ
て少なく、中間層14が水分を多く含んだ状態になるの
を防ぐ。すなわち、内層12は、EVOHの中間層14
が水により膨潤して耐水素透過性を劣化させるのを防止
することができる。
【0027】さらに、外層16は、温度20℃、湿度6
5%のときの平衡吸水率が0.7%以上の第2樹脂材
料、つまり、内層12より吸水率に優れた樹脂材料から
形成されているので、中間層14中の水分が速やかに外
層16へ移行する。外層16の水分は、該外層16の表
面から蒸発により逃がされる。
【0028】したがって、中間層14は、流路10aを
流れる流体に対して内層12により膨潤しないように保
護され、水分量が多くなったときには、外層16へ速や
かに移行するから、水分をたくさん含んだ状態になるこ
とがなく、耐水素透過性の低下や機械的強度の低下を生
じることがない。
【0029】また、外層16は、中間層14と異なった
樹脂材料で形成されているので、他の機能、例えば、機
械的強度の向上や、耐熱性などの他の機能を付加するこ
とができる。
【0030】ここで、水素ホース10のガス透過量を測
定するにあたり、水素ガスの代用として、Heガスを用
い、以下の実験により測定した。Heは高分子素材を透
過する際の透過量が水素の透過量と概ね同様の挙動を示
すため、安全性と簡便性の観点からHeによる透過量測
定を実施した。本実施の形態にかかる内層PP、中間層
EVOH、外層PAの水素ホース10(実施例)と、E
VOHからなる中間層に接する内層および外層にPPを
用いた比較例1と、外層を用いない内層PPおよび中間
層EVOHからなる比較例2とを作成し、それらについ
て温度20℃、He内圧1atm、相対湿度65%の条
件下において、Heの透過量を調べた。まず、前述の条
件下に24hr以上調整した後、Heガスを封入し、透
過量を測定した場合、実施例1および比較例1,2はい
ずれも0.5cc・cm/m・24hr・atmの透
過量であったのに対し、各試料に水を流し、水滴が付着
した状態で同様の測定を行なったところ、実施例1で
は、0.6cc・cm/m・24hr・atmであっ
たのに対し、比較例1は、0.8cc・cm/m・2
4hr・atm、また、比較例2は、1.0cc・cm
/m・24hr・atmとなった。
【0031】図2は第2の実施の形態にかかる水素ホー
ス20を説明する説明図である。第2の実施の形態は、
水素ホース20の一部を蛇腹部で形成した構成に特徴を
有している。水素ホース20は、蛇腹部22を有するホ
ース本体21と、補強層としての網状袋体30と、リン
グ34と、口金36とを備えている。
【0032】ホース本体21は、谷部22aと山部22
bとを順次配列した蛇腹部22と、この蛇腹部22の両
端のスリーブ24とを一体に形成し、第1の実施の形態
にかかる水素ホースと同じ積層体から形成されている。
蛇腹部22は、筒状管体を、図示しない金型の蛇腹形状
の成形面に倣わせるようにブロー成形する方法や、転造
などにより形成することができる。また、スリーブ24
は、蛇腹部22の両端部からそれぞれ筒状に形成されて
いる。
【0033】上記網状袋体30は、綾織りで形成されか
つ両側に開口を有する袋状であり、蛇腹部22を覆った
ときに長手方向に引張り状態かつ伸び難い状態にて、つ
まり蛇腹部22の山部22bを押圧した状態で覆ってい
る。網状袋体30を織るための糸として、引張強度が強
く、かつ剛性の高い、いわゆる腰の強いものが好まし
く、例えば、1本または数本のモノフィラメントを合糸
した補強糸を用いることができる。こうした補強糸の一
例として、1本に1260デニールのポリアミド(ナイ
ロン)糸と2本の500デニールのポリエステル糸とを
合糸したものを用いることができる。このような補強糸
を用いて綾織りで網状袋体30を形成すると、網状袋体
30を長手方向に圧縮したり引っ張ったりしても、補強
糸自体は、伸び縮みすることがなく、補強糸同士のなす
角度だけを変化させるので、円筒形状を保持したまま網
状袋体30の径を拡径したり縮径したりすることができ
る。
【0034】網状袋体30の両端部は、スリーブ24の
外周でリング34,34によりそれぞれ固定され、すな
わち、スリーブ24,24の両側に口金36,36をそ
れぞれ挿入し、各スリーブ24の上に網状袋体30の端
部を乗せて、リング34により、かしめ固定されてい
る。
【0035】上記水素ホース20の構成において、流路
に水素ガスなどを通過させたときに、蛇腹部22を膨張
させる内圧が加わる。この内圧は、蛇腹部22を拡径さ
せるよりも、主に伸長させる力として作用する。このと
き、網状袋体30は、その両端でリング34を介して蛇
腹部22に固定され、蛇腹部22を長手方向に伸ばす力
に対して大きな抵抗力を発揮する。
【0036】次に、水素ホース20を製造する工程につ
いて説明する。まず、3層のパリソンを成形した後に、
パリソンをブロー成形や転造により蛇腹部22の形状に
賦形することによりホース本体21を成形する。その
後、網状袋体30を拡径させてスリーブ24から蛇腹部
22に挿入する。そして、網状袋体30を、長手方向に
引き伸ばすことで縮径させて蛇腹部22に密着させて外
周を覆う。さらに、網状袋体30の両端で、リング3
4,34をかしめることにより、スリーブ24,24に
固定する。これにより、本実施の形態の水素ホース20
が得られる。
【0037】上記水素ホース20によれば、蛇腹部22
を有するホース本体21を3層に形成することにより、
耐水性、耐水素透過性などの第1の実施の形態と同様な
特長を有するとともに、曲げ箇所への使用を容易にし引
き回し性を向上させ、さらに蛇腹管のように水分が除去
し難い形状につき一層耐水性を向上させることができ
る。
【0038】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる水素ホース
10を長手方向に切断した断面図である。
【図2】第2の実施の形態にかかる水素ホース20を説
明する説明図である。
【図3】従来の技術にかかる水素ホース100の一端側
を示す断面図である。
【符号の説明】
10…水素ホース 10a…流路 12…内層 14…中間層 16…外層 20…水素ホース 21…ホース本体 22…蛇腹部 22a…谷部 22b…山部 24…スリーブ 30…網状袋体 34…リング 36…口金
フロントページの続き Fターム(参考) 3H111 AA02 BA15 BA25 BA34 CA47 CA53 CB04 CC13 CC19 DA07 DA26 DB02 EA06 4F100 AK01B AK01C AK03B AK04B AK07B AK46C AK62B AK66B AK69A AL09B BA03 BA07 BA10B BA10C BA15 DA11 DA13 GB31 GB90 JB07 JB16B JD02 JD15B JD15C JL00 JL03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内層、中間層および外層を備えた水素ホ
    ースにおいて、 中間層は、エチレンビニルアルコール共重合体(EVO
    H)から形成され、 内層は、平衡吸水率が中間層より小さい第1樹脂材料か
    ら形成され、 外層は、平衡吸水率が内層より大きい第2樹脂材料から
    形成されたことを特徴とする水素ホース。
  2. 【請求項2】 流路に面し、温度20℃、湿度65%の
    ときの平衡吸水率が0.1%以下の第1樹脂材料から形
    成された内層と、 内層上に積層され、エチレンビニルアルコール共重合体
    (EVOH)から形成された中間層と、 中間層上に積層され、温度20℃、湿度65%のときの
    平衡吸水率が0.7〜4.0%の第2樹脂材料から形成
    された外層と、 を備えたことを特徴とする水素ホース。
  3. 【請求項3】 請求項2の水素ホースにおいて、 第1樹脂材料は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレ
    ン(PP)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TP
    O)のいずれかにより形成され、上記第2樹脂材料は、
    ポリアミド(PA)から形成されている水素ホース。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3の水素ホースに
    おいて、 内層、中間層および外層は、蛇腹管を構成している水素
    ホース。
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