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JP2002209200A - 情報配信システム及び情報送信装置及び情報受信装置 - Google Patents

情報配信システム及び情報送信装置及び情報受信装置

Info

Publication number
JP2002209200A
JP2002209200A JP2001002524A JP2001002524A JP2002209200A JP 2002209200 A JP2002209200 A JP 2002209200A JP 2001002524 A JP2001002524 A JP 2001002524A JP 2001002524 A JP2001002524 A JP 2001002524A JP 2002209200 A JP2002209200 A JP 2002209200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
information
unit
chat
slide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2001002524A
Other languages
English (en)
Inventor
Mariko Kurihara
まり子 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001002524A priority Critical patent/JP2002209200A/ja
Publication of JP2002209200A publication Critical patent/JP2002209200A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

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  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影された映像データとこの映像データと同
期を取って表示されるスライドのスライドデータとを組
み合わせた同期コンテンツの配信を放送型サービスの形
式で効率に行なうことができる情報配信システムを提供
する。 【解決手段】 撮影された映像データとこの映像データ
と同期を取って表示されるスライドのスライドデータと
を組み合わせた同期コンテンツを番組として配信する時
に、情報送信装置が登録された番組情報に基づいて番組
の配信スケジュールを作成し、この配信スケジュールに
従って番組を配信し、情報受信装置が情報送信装置から
配信された番組の番組表画面に中から、視聴希望番組を
選択し、視聴番組に視聴希望番組を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はライブ映像とスラ
イド情報とを組み合せて表示する同期コンテンツを、デ
ィジタル衛星通信回線を介して受講者のいる複数の遠隔
地の拠点へ送信し、受講者にサービスを提供する情報配
信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は、例えば特開平12−1157
36号公報に記載の従来の情報配信システムの構成図で
ある。図17において、情報配信システムは地点A、地
点B、地点Cの3地点から構成される。1は映像入力装
置、2は映像入力装置1に接続された情報送信装置、3
はルータ、8は構内専用線で、これらは地点Aに存在す
る。また、9はルータ3と接続された電話回線または専
用線等の回線、4は回線9と接続されたオペレーション
センタで、これらは地点Bに存在する。さらに、10は
ディジタル衛星通信回線、11は電話回線、5はオペレ
ーションセンタ4とディジタル衛星通信回線10及び電
話回線11で接続された情報受信装置で、これらは地点
Cに存在する。なお、情報送信装置2と情報受信装置5
は、それぞれ記憶装置6、記憶装置7を備え、地点Cは
複数箇所存在する。
【0003】次に、動作について説明する。情報送信装
置2から、情報受信装置5に対してライブ映像送信中
に、送信側の情報送信装置2で行われたスライド切り替
えを情報受信装置5のスライド表示に反映させるために
必要な表示情報をディジタル衛星通信回線10を利用し
てマルチキャスト送信する。情報受信装置5では、スラ
イド表示情報をもとに、送信された映像と同期を取って
スライドを表示する。これにより、送信側の情報送信装
置2から送信された映像と、選択的に表示されるスライ
ドとを組み合わせて、受信側の情報受信装置5で、送信
された映像の再生と、この再生映像と同期を取りながら
スライド表示を行う動的なナビゲーションを実現するも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】従来のシステムは、上記のような映像とス
ライドの同期した同期コンテンツを放送型サービスとし
て提供するには、決まった時間にスケジューリングして
配信することができず、受講者が使用する情報受信装置
5に事前に配信スケジュールを通知することができず、
同一時間帯に複数コンテンツを配信し、これを受講者が
選択的に視聴することができなかった。また、受講者
も、同期コンテンツの蓄積は配信時間内にしか行えず、
配信時間に不在の場合でも、TVのビデオ録画のように
事前に予約して自動的に蓄積を行える手段が提供されて
おらず、利便性の面で問題があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、同期コンテンツの配信を、TV
放送のように決まった時間にスケジューリングする手
段、受講者に事前に配信スケジュールを通知する手段、
同一時間帯に複数コンテンツを配信し、これを受講者が
選択的に視聴できる手段を備えることにより、同期コン
テンツ配信を放送型サービスの形式で提供することがで
き、また、同期コンテンツの配信時に受講者が不在の場
合は、TVのビデオ録画のように事前に予約しておけば
自動的に蓄積を行なうことができる情報配信システムを
提供することを目的とする。さらに、この情報配信シス
テムの実現により、同期コンテンツを利用する受講者の
利便性の向上を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、撮影され
た映像データとこの映像データと同期を取って表示され
るスライドのスライドデータとを組み合わせた同期コン
テンツを番組として配信する番組情報を登録する番組表
情報入力部と、上記番組情報に基づいて上記番組の配信
スケジュールを作成し、この配信スケジュールに従って
上記番組の配信要求をする配信スケジューリング部と、
上記配信スケジューリング部からの要求に基づいて上記
番組の配信を行う送信部とを有する情報送信装置と、上
記情報送信装置により配信された上記番組の番組表画面
が表示される番組表画面表示部と、上記番組表画面表示
部に表示された上記番組表画面の中から視聴希望番組が
選択されると、この選択された視聴希望番組を表示する
番組表示部とを有する情報受信装置と、を備えたもので
ある。
【0008】第2の発明は、チャットデータが入力され
る第1のチャット表示・入力部と、上記第1のチャット
表示・入力部により入力されたチャットデータの送信を
行う第1のチャット送受信部とを有する情報受信装置
と、上記第1のチャット送受信部により送信されたチャ
ットデータを表示し、この表示されたチャットデータに
対する新たなチャットデータが入力される第2のチャッ
ト表示・入力部と、上記第2のチャット表示・入力部に
より入力された新たなチャットデータの送信を行う第2
のチャット送受信部とを有する情報送信装置と、を備え
たものである。
【0009】第3の発明は、上記番組情報を保存する第
1の記憶装置を有する情報送信装置と、ユーザにより番
組登録画面に放送日、チャンネル、番組名、番組開始時
刻、番組終了時刻、番組内容から構成される番組情報が
入力されると、この番組を識別する番組IDを発行し、
この番組IDと上記番組情報とを上記第1の記憶装置に
保存することにより上記番組情報の登録を行う番組表情
報入力部と、を備えたものである。
【0010】第4の発明は、上記第1の記憶装置に保存
された番組開始時刻、番組終了時刻に基づいて番組放送
時間を求め、上記送信部にこの番組放送時間だけ上記番
組の配信要求をする配信スケジューリング部を備えたも
のである。
【0011】第5の発明は、上記番組の配信処理の結果
を上記配信スケジューリング部に送る送信部と、上記配
信処理の結果に基づいて上記番組が正常に配信されたか
否かを確認する配信スケジューリング部と、を備えたも
のである。
【0012】第6の発明は、上記情報受信装置から番組
表画面の要求を受けると、上記番組表情報入力部により
登録された番組情報に基づいて番組表画面を生成、表示
する番組表画面生成・表示部を有する情報送信装置と、
上記番組表画面生成・表示部により生成された上記番組
表画面を上記番組表画面表示部に表示する情報受信装置
と、を備えたものである。
【0013】第7の発明は、上記番組表画面表示部に表
示された上記番組表画面中から視聴希望番組が選択され
ると、この視聴希望番組番組の番組視聴画面を作成する
番組画面生成部を有する情報送信装置と、上記番組画面
生成部により作成された上記番組視聴画面を上記番組表
示部に表示する情報受信装置と、を備えたものである。
【0014】第8の発明は、上記番組表画面表示部に表
示された上記番組表画面中から蓄積予約する番組を選択
し、この選択した番組の蓄積予約処理の要求をする蓄積
予約入力・表示部と、蓄積予約入力・表示部からの番組
の蓄積予約処理の要求を受けると、蓄積開始時刻を求
め、蓄積開始時刻になったら番組の蓄積処理開始を要求
する蓄積スケジューリング部と、上記蓄積スケジューリ
ング部からの要求に基づいて番組の蓄積処理を実行する
記録・再生部と、上記記録・再生部で蓄積された番組を
保存する第2の記憶装置と、を有する情報受信装置を備
えたものである。
【0015】第9の発明は、上記映像データを再生表示
する映像表示部と上記スライドデータを表示するスライ
ド表示部を有する番組表示部と、上記第2の記憶装置に
保存された蓄積番組の同期コンテンツを読み出し、上記
映像表示部に映像データの再生表示をさせ、上記スライ
ド表示部に上記映像データの再生表示タイミングに合わ
せて上記スライドデータを表示させる記録・再生部と、
を備えたものである。
【0016】第10の発明は、上記第2の記憶装置に保
存された蓄積番組を上記番組表示部に再生表示させる時
に生じたチャット情報とこの再生表示された蓄積番組と
を合わせた蓄積時チャット情報を上記上記情報送信装置
に送信する蓄積チャット表示・送信部を有する情報受信
装置と、上記蓄積チャット表示・送信部により送信され
た蓄積時チャット情報の送信先情報受信装置の識別と番
組とを識別する蓄積チャット受信・解析部を有する上記
情報送信装置と、を備えたものである。
【0017】第11の発明は、上記番組表示部により視
聴希望番組を表示すること及び蓄積予約入力・表示部に
より上記蓄積予約処理の要求をすることをトリガとして
番組視聴・蓄積予約操作の履歴情報を収集、送信を行う
履歴情報生成・送信部を有する情報受信装置と、上記履
歴情報生成・送信部から送信される上記履歴情報を受信
し、上記第1の記憶装置に保存する履歴情報受信部を有
する情報送信装置と、を備えたものである。
【0018】第12の発明は、撮影された映像データと
この映像データと同期を取って表示されるスライドのス
ライドデータとを組み合わせた同期コンテンツを番組と
して配信する番組情報を登録する番組表情報入力部と、
上記番組情報に基づいて上記番組の配信スケジュールを
作成し、この配信スケジュールに従って上記番組の配信
要求をする配信スケジューリング部と、上記配信スケジ
ューリング部からの要求に基づいて上記番組の配信を行
う送信部と、を備えたものである。
【0019】第13の発明は、撮影された映像データと
この映像データと同期を取って表示されるスライドのス
ライドデータとを組み合わせた同期コンテンツを番組と
して情報送信装置から配信された番組の番組表画面が表
示される番組表画面表示部と、上記番組表画面表示部に
表示された上記番組表画面の中から視聴希望番組が選択
されると、この選択された視聴希望番組を表示する番組
表示部と、を備えたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明は、教育
や各種プレゼンテーションを行う目的で、講師または講
演者(以後講師と記載)が講義または講演(以後講義と
記載)を撮影したライブ映像と、テキストや説明資料な
ど参考資料として使用するスライド情報(静止画・テキ
ストなどのファイル形式のファイル群でスライドのよう
に一定順序で1つずつ表示して使用するものを示す)を
組み合せて表示する同期コンテンツ(データ)を、ディ
ジタル衛星通信回線を介して、受講者のいる複数の遠隔
地の拠点へ送信し。
【0021】受講者は、これら送信された同期コンテン
ツを表示画面から視聴することにより講義を受けること
ができ、また、講師が講義中に説明のために画面上の表
示スライドを切替えると、受講者の見ている画面のスラ
イド表示も自動的に同じスライドに切替えることにより
受講者をナビゲーションし、さらに、質疑応答などの用
途でチャットを行うことにより双方向コミュニケーショ
ンを図ることを狙いとしたものであり、主に遠隔地を結
んでの教育・プレゼンテーション・ショッピングなどの
サービスをTV放送形式で番組表に従い提供するもので
ある。
【0022】以下、この発明の実施の形態1を図を参照
して説明する。図1は、実施の形態1の情報配信システ
ムの構成図である。図1において、情報配信システムは
地点A、地点B、地点Cの3地点から構成される。1は
複数の映像入力装置、200は複数の映像入力装置1に
接続された情報送信装置、3はルータ、8は構内専用線
で、これらは地点Aに存在する。また、9はルータ3と
接続された電話回線または専用線等の回線、4は回線9
と接続されたオペレーションセンタで、これらは地点B
に存在する。さらに、10はディジタル衛星通信回線、
11は電話回線、500はオペレーションセンタ4とデ
ィジタル衛星通信回線10及び電話回線11で接続され
た情報受信装置で、これらは地点Cに存在する。なお、
情報送信装置200と情報受信装置500はそれぞれ記
憶装置6、記憶装置7を備え、地点Cは複数箇所存在す
る。
【0023】図2は、情報送信装置200の構成図であ
る。図2において、21は映像入力部、22は映像送信
部、23はスライド表示部、24はスライド特定情報送
信部、25チャット表示・入力部、26はチャット送受
信部、27は記録・再生部、28は番組表情報入力部、
29は番組表画面生成・表示部、30は番組画面生成
部、31は配信スケジューリング部、32は蓄積チャッ
ト受信・解析部、33は履歴情報受信部である。
【0024】ここで、図2に示す情報送信装置200の
処理動作について説明する。まず、講師が所定のスケジ
ュールに従い、社内の教育センタなどのスタジオ設備の
整った施設(図1の地点A内に存在)で講義を開始す
る。この講師の講義風景は、アナログビデオカメラなど
の複数の映像入力装置1によって撮影され、撮影された
データは情報送信装置200の映像入力部21に送られ
る。映像入力部21はリアルタイムに入力された映像デ
ータをエンコード処理して、映像送信部22に送る。映
像送信部22は、この映像データをマルチキャスト方式
で送信先アドレスを指定してストリーム送信処理を行
う。この映像データは、構内専用線8、ルータ3、回線
9を経由して、オペレーションセンタ4に送信される。
さらに、映像データはオペレーションセンタ4からディ
ジタル衛星通信回線10を介して情報受信装置500に
送信される。
【0025】また、スライド表示部23は、情報送信装
置200の画面上に教材テキストのスライド画像を表示
する。講師は講義の進行に合わせ、画面上にあるスライ
ド切り替えボタンのクリック操作によって、この表示ス
ライドを切り替えることができる。スライド表示部23
は、ボタンクリック操作のイベント処理として、スライ
ド切り替え(該当するスライド画像ファイル名を取得し
て表示を切り替える)を行う。続いて、スライド表示部
23は、取得した切り替え先スライド画像ファイル名
を、スライド特定情報として、スライド特定情報送信部
24に送る。スライド特定情報送信部24は、送信先グ
ループアドレスを指定して、マルチキャストで送信す
る。このスライド特定情報は、上記の映像データと同様
に、構内専用線8、ルータ3、回線9を経由して、オペ
レーションセンタ4に送信される。さらに、スライド特
定情報はオペレーションセンタ4からディジタル衛星通
信回線10を介して情報受信装置500に送信される。
【0026】チャット表示・入力部25は、チャット送
受信部26が受信したチャットデータの表示及び講師の
よるチャットデータの入力/表示を行う。チャット送受
信部26は、受講者が情報受信装置500から送信した
チャットデータの受信と、講師の入力したチャットデー
タの送信を行う。
【0027】また、記録・再生部27は、映像入力部2
1で入力された映像データを接続された記憶装置6に蓄
積することができる。また、これと同時に、記録・再生
部27は記憶装置6に、上記の講師によるスライド切り
替え操作のイベント処理として、スライド表示部23で
生成されたスライド特定情報(スライド画像のファイル
名)とイベント発生時の映像再生位置に関する情報(映
像蓄積開始時刻からの経過時間)とを関連付けて蓄積す
ることができる。
【0028】これにより、講師映像と、この講師映像に
同期表示可能なスライド映像とを組み合わせた同期コン
テンツを蓄積保存することができる。さらに、記録・再
生部27は、同期コンテンツとして、上記の映像及びス
ライド特定情報・イベント発生時の映像再生位置に関す
る情報の蓄積中に、チャット表示部に表示したチャット
データを記憶装置6に蓄積することができる。
【0029】図3は、情報受信装置500の構成図であ
る。図3において、41は映像受信部、42は映像表示
部、43はスライド特定情報受信部、44はスライド表
示部、45はチャット表示・入力部、46はチャット送
受信部、47は記録・再生部、48は番組表画面表示
部、49は蓄積予約入力・表示部、50は蓄積スケジュ
ーリング部、51は蓄積チャット表示・送信部、52は
履歴情報生成・送信部である。
【0030】ここで、図3に示す情報受信装置500の
処理動作について説明する。情報受信装置500は、情
報送信装置200から送られた映像データを映像受信部
41で受信し、映像表示部42がこの受信した映像デー
タをデコード処理し、画面上にリアルタイムに転送レー
トを保証しながら表示を行う。これにより、受講者は講
師映像をライブ映像として見ることができる。
【0031】また、情報受信装置500は、情報送信装
置200から送られたスライド特定情報をスライド特定
情報受信部43で受信し、スライド表示部44が画面上
に該当するスライド特定情報(スライド画像のファイル
名)を得て、スライド画像を表示する。これにより、常
に情報受信装置500(受講者が使用する情報受信装
置)の画面上に、情報送信装置200(講師が使用する
情報送信装置)の画面上の表示スライドと同一スライド
を表示することができ、受講者は講師と同じスライドを
見ることができる。
【0032】また、受信したチャットデータに対して
は、チャット送受信部46を経て、チャット表示・入力
部45の機能により、画面上に表示する。また、チャッ
ト表示・入力部45が画面からチャットデータの入力を
行い、チャット送受信部46が、この入力したチャット
データの送信を行う。
【0033】さらに、記録・再生部47は、映像表示部
42に表示された映像データを入手し、接続された記憶
装置7に蓄積することができる。また、これと同時に、
記録・再生部47は記憶装置7に、上記の講師によるス
ライド切り替え操作のイベント処理として、スライド表
示部44で生成されたスライド切り替え時のスライド特
定情報(スライド画像のファイル名)と映像再生位置情
報(映像蓄積開始時刻からの経過時間)とを関連付けて
蓄積することができる。これにより講師映像と、これに
同期表示可能なスライド映像を組み合わせた同期コンテ
ンツとして蓄積保存することができる。
【0034】また、記録・再生部47は、上記の各情報
の他に、チャット表示部に表示したチャットデータも合
わせて記憶装置7に蓄積することができる。記録・再生
部47で蓄積された上記の同期コンテンツは、記録・再
生部47によって再生することができ、ライブで視聴し
た際と同様に、映像再生とこれに同期したスライド表示
を再現することができる。また、講義中にやりとりされ
たチャットデータも合わせて表示し、閲覧することがで
きる。
【0035】次に、情報配信システムでの各処理動作に
ついて説明する。まず、番組登録の動作について説明す
る。図4は、同期コンテンツを番組として配信する予定
を登録するための番組登録画面の例を示す図である。こ
の番組登録画面から、番組情報を設定する。即ち、番組
属性情報として、放送日、放送チャンネル、番組名(番
組タイトル)、開始時刻、終了時刻、番組内容、映像コー
テ゛ックなどを設定することにより、番組情報の設定を行な
う。また、番組内容に応じたキーワードなど、この他に
も必要な属性があれば、入力できるような登録画面とす
る。
【0036】図5は、情報送信装置200の記憶装置6
に格納された番組情報ファイルの記述例を示す図であ
る。ここで、番組情報ファイルは上記番組属性情報が記
述されたファイルである。このように、情報送信装置2
00の記憶装置6には、番組IDの他、図4の番組登録
画面で設定された上記番組属性情報が格納されている。
【0037】図6は、番組登録処理の手順を示したフロ
ーチャートである。図6に従い情報送信装置200が行
なう番組登録の動作について説明する。まず、ユーザが
図4に示す番組登録画面から番組情報の設定を行なう
(ステップS1)。図2に示す番組表情報入力部28は
標準的なWebブラウザをベースとしたGUIを持ち、
図4に示す番組登録画面から番組情報の設定を行うこと
により番組登録を行なうことができる。この例では、放
送日、チャンネル、番組名、開始時刻、終了時刻、番組
内容(番組の説明テキスト)・コーテ゛ックなどの番組属性情
報を、番組情報として入力する。
【0038】入力が完了したら、ユーザは図4に示す番
組登録画面下の「登録」ボタンを押す。すると、番組表
情報入力部28は、番組を識別するためのユニークな番
号、即ち他の番号と重複しない番組IDを発行する(ス
テップS2)。番組IDの発行は、他の番号と重複しな
いユニークな値となるようにシーケンシャルな番号を付
与しても構わない。また、チャンネル番号を示すチャン
ネルIDから、対応する番組を確認できるようにするた
め、番組IDは、放送日・開始時刻・チャンネル番号を
組み合わせたものとしても構わない。例えば、放送日が
2000年10月1日、開始時刻が午前10時ちょうど、放
送チャンネルが1チャンネルの番組なら、番組IDを
「20001001100000001」(下3桁がチャンネル番号を示
す)とする。
【0039】続いて、番組表情報入力部28は、図5に
示す番組情報ファイルの記述例のように、ステップS1
で設定した番組情報と、ステップS2で発行した番組I
Dを記述した番組情報ファイルを出力し、記憶装置6の
所定のディレクトリに格納する(ステップS3)。これ
により、番組登録が行なわれることになる。
【0040】ここでは、番組情報ファイルは番組毎に出
力することとした。また、出力する番組情報ファイル名
は「20001001100000001。txt」といった番組IDを用い
た命名方式とし、ファイル名と番組との対応付を確認が
容易に行なえるようにした。なお、番組情報は上記のよ
うなファイルではなく、既存のDBシステムを使って管
理しても構わない。また、以後、記憶装置6に記録した
番組情報ファイルは、番組表画面の生成、番組配信スケ
ジューリングなどの処理を行なう際に使用する。
【0041】次に、番組表画面作成・表示の動作につい
て説明する。図7は、登録済み番組一覧を表示する番組
表画面の一例を示す図である。放送日毎に、各チャンネ
ルの配信番組の番組名(「番組1a」と記述したものに
相当)を放送時間順に並べて表示している。図7の「番
組1a」、「番組2a」などの番組タイトル部分をクリ
ックすると、図8の番組視聴画面に移動する。図8は、
番組表画面からの番組選択操作によって起動される番組
視聴画面の一例を示す図である。なお、図7の番組表画
面の番組名横のチェックボックス(□)は、番組予約の
際に使用する蓄積予約ボタンであり、チェック状態にす
るとその番組の蓄積を行うものである。
【0042】情報送信装置200の番組画面生成部30
は、ユーザから番組表画面表示の要求を受ける都度、番
組表画面生成・表示部29に図7で示す番組表画面を表
示するための番組表画面生成プログラムを起動させる。
これの基づいて、番組表画面生成・表示部29が、番組
表画面を生成し、表示する。
【0043】番組表画面生成・表示部29は、CGI(Com
monGatewayInterface)などのHTML自動生成プログラム/
スクリプトにより実現される。その処理内容は、情報送
信装置200の記憶装置6から、図6のステップS3の
処理に従って記憶装置6の所定のディレクトリに格納さ
れた番組情報ファイルを全て読み出し、個々のファイル
から放送日、チャンネル番号、開始時刻、終了時刻、番
組タイトルなどの番組属性情報を取得し、これらのデー
タをレイアウトして表示するものであり、具体的には図
7に示すような番組表画面の記述ファイル(HTMLファイ
ル)を自動生成するものである。
【0044】なお番組表画面の生成処理において、放送
終了分の番組は除外して、放送中あるいは放送がまだ始
まっていない番組のみ表示するようにしても良い。これ
は、放送終了分の番組情報ファイルをファイル名の番組
ID部分から識別し、これらのファイルは読み出さない
ようにすることで可能である。
【0045】次に、登録された番組のスケジュールに従
った番組配信の動作について説明する。図9は、情報送
信装置200の記憶装置6に格納されたチャンネル情報
の記述例を示す図である。チャンネル情報としては、各
チャンネル番号に割り当てられた、映像入力装置21、
マルチキャストアドレス、ポート番号などの情報が格納
されており、番組登録時に指定された配信チャンネル番
号と、実際の番組配信時に使用する映像入力部21、マ
ルチキャストアドレス・ポート番号との対応関係を得る
ためのものである。チャンネル情報は、システム運用開
始前に予め作成しておく。ここでは、1ファイル1チャ
ンネルとして作成する方式となっており、この例では、
チャンネル3の情報を定義している。ファイル名の命名
は、チャンネル番号を識別できるように、チャンネル番
号を含めた「3ch。txt」のようなものにしても良い。
【0046】図10は、情報送信装置200の配信スケ
ジューリング部31の動作手順を示したフローチャート
である。以下、図10に従い、配信スケジューリング部
31の動作について述べる。配信スケジューリング部3
1は、以下の処理を繰り返す。
【0047】まず、番組表情報入力部28が、番組情報
ファイルを格納した記憶装置6の所定のディレクトリを
定期的にチェックし、新規に生成された番組情報ファイ
ルの有無をチェックする(ステップS11)。新規に登
録された番組情報があるか否かがチェックされ(ステッ
プS12)、新規に登録された番組情報ファイルがない
場合は、ステップS11に戻り、再度同じ処理を繰り返
す。一方、新規に登録された番組情報ファイルがある場
合は、検出した新規登録分の番組情報ファイルを読み出
して、チャンネル番号、開始時刻、終了時刻を取得して
記憶装置6に記憶する(ステップS13)。
【0048】次に、取得したチャンネル番号に該当する
チャンネルのチャンネル情報ファイルを読み出し、その
チャンネルに割り当てられた映像入力部21の識別情
報、マルチキャストアドレス、ポート番号の情報を取得
し、これらの情報を記憶装置6に記憶する(ステップS
14)。
【0049】続いて、ステップS13で取得した開始時
刻、終了時刻から番組放送時間Aを計算する(ステップ
S15)。さらに、現在時刻を取得し、開始時刻までの
時間Bを計算し、続いて配信準備処理にかかる時間Cを
Bから差し引いた時間Dを求め、時間Dだけwaitする
(ステップS16)。
【0050】次に、waitが終了したら、映像送信部22
に対し、ステップS13で記憶した映像入力部21の識
別情報、マルチキャストアドレス、ポート番号の情報
を、ステップS14で求めた番組放送時間Aの間だけ送
信するように要求を送る(ステップS17)。
【0051】映像送信部22は、配信スケジューリング
部31からの送信要求を受信したら、指定されたチャン
ネルの映像入力部21からの入力ストリームを、指定さ
れた番組放送時間Aの間だけ、指定されたマルチキャス
トアドレス・ポート番号で送出する処理を行ない、開始
処理の結果を返す(ステップS18)。ここで、入力ス
トリームは、映像入力部21から出力される映像情報等
を示すものである。
【0052】次に、映像送信部22からの応答を待機
し、応答内容に応じて番組配信開始の成功、失敗が後か
ら確認する(ステップS19)。また、番組放送開始ま
でに、接続された映像入力装置1からの入力映像を、番
組配信に使用する映像入力部21を経由して映像送出部
22に出力できるよう準備をしておく必要がある。なお
開始時刻から、映像入力部1のカメラの前で講師が講義
を始めるなどの動作を行なう。
【0053】ここで、番組放送中に講師が行なったスラ
イド操作は、以下の手順で、情報受信装置500に送信
され、スライドの同期表示がなされる。まず、情報送信
装置200の画面上には、スライド表示部23により、
教材テキストのスライド画像が表示されている。講師は
講義の進行に合わせ、画面上にあるスライド切り替えボ
タンのクリック操作を行い、この表示スライドを切り替
えることができる。スライド表示部23は、この切り替
えボタンクリック操作のイベント処理として、該当する
スライド画像ファイル名を取得して表示の切り替えを行
い、その結果、表示スライドが切り替わる。
【0054】続いて、スライド表示部23は、取得した
切り替え先スライド画像ファイル名を、スライド特定情
報として、スライド特定情報送信部24に送る。スライ
ド特定情報送信部24は、送信先グループアドレスを指
定して、マルチキャストで送信する。このスライド特定
情報は、専用回線8、ルータ3、回線9を経由して、オ
ペレーションセンタ4に送信される。さらにオペレーシ
ョンセンタ4からディジタル衛星通信回線10を介し
て、情報受信装置500に送信される。
【0055】送信されたスライド特定情報は、情報受信
装置500のスライド特定情報受信部43を経て、スラ
イド表示部44の機能により、画面上に該当するスライ
ド画像のファイル名を得て、スライドが表示される。こ
れにより、常に情報受信装置500の画面上に、情報送
信装置200の画面上の表示スライドと同一スライドを
表示することができ、受講者は講師と同じスライドを見
ることができる。
【0056】次に、番組表画面に登録された番組の視聴
の動作について説明する。番組表画面から番組選択操作
によって起動される番組視聴画面の一例は図8に示すと
おりである。ここで、映像フレームの記述ファイル(HT
ML)は、一般的な映像再生用のプラグインあるいはヘル
パーアプリケーション形式の映像再生プログラム(Real
Player、Windows Media Player、 QuickTime Playerな
ど)と、その映像再生プログラムに番組映像を受信・表
示させるために必要な映像再生プログラム向けパラメー
タ情報(配信映像のマルチキャストアドレス、ポート番
号などの情報)を、それぞれ使用するプログラムの作法
に従った形式で記述した内容となっている。また、上記
マルチキャストアドレス、ポート番号は、番組の放送チ
ャンネル番号、即ちチャンネルIDを手がかりに、記憶
装置7に記憶されているチャンネル情報ファイルから取
得するものである。
【0057】情報受信装置500上での番組選択操作に
よって起動される番組視聴画面の一例は図8に示す通り
である。番組視聴画面はブラウザ上にブラウザ画面とし
て表示される。画面は、3つのフレームから構成されて
いる。右側がスライド表示領域、スライド切り替えボタ
ン(前頁ボタン・次頁ボタン)を含むスライド用フレー
ム、左上が映像表示領域を含む映像用フレーム、左下が
チャット内容表示領域、チャット書き込み領域、前記チ
ャット書き込み領域に入力したテキストを送信する送信
ボタンを含むチャット用フレームである。
【0058】映像フレームの記述ファイル(HTML)は、
一般的な映像再生用のプラグインあるいはヘルパーアプ
リケーション形式の映像再生プログラム(RealPlayer、
Windows Media Player、 QuickTime Playerなど)と、
その映像再生プログラムに番組映像を受信・表示させる
ために必要な映像再生プログラム向けパラメータ情報
(配信映像のマルチキャストアドレス、ポート番号な
ど)情報を、それぞれ使用するプログラムの作法に従っ
た形式で記述した内容となっている。なお、前記マルチ
キャストアドレス、ポート番号は、番組のチャンネル番
号を手がかりに、記憶装置7に記憶された該当するチャ
ンネルのチャンネル情報ファイルから取得する、
【0059】また、受講者だけでなく、情報送信装置2
00上の講師用画面にもこの画面レイアウトを利用して
も構わない。ただし、同じ画面レイアウトを使用して
も、スライド切り替えボタンクリック時の操作が、講師
用画面と受講者用画面とでは動作が異なることに注意す
る。情報送信装置200の講師用画面として、図8の画
面レイアウトを使用する場合、上記のスライド切り替え
ボタンクリック操作により情報送信装置200の画面上
のスライドと、情報受信装置500の画面上のスライド
両方が切り替わる。この動作の説明は、先に説明した通
りである
【0060】一方、情報受信装置500の受講者用画面
でスライド切り替えボタンクリック操作を行った場合
は、その操作を行った情報受信装置500の画面上のス
ライドしか切り替わらず、情報送信装置200や、他の
情報受信装置の画面表示の切り替えは発生しない。
【0061】このように、講師、受講者は、図8に示す
ような画面イメージで、映像・スライド・チャット内容
を同時に見ることができる。さらに画面上で、スライド
表示の切り替え、チャットの書き込み、書き込んだチャ
ットの送信といった各種操作を行うことができる。
【0062】図11は、番組表から選択した番組の再生
画面を生成・表示する処理の手順を示したフローチャー
トである。この処理は、図7の番組表画面から番組名を
選択し、クリックする操作のイベント処理として起動さ
れる。
【0063】地点Cの受講者は、情報受信装置500上
で番組表画面表示部48のWebブラウザから、番組表
画面生成・表示部29の生成した上記の番組画面記述フ
ァイルにアクセスすることにより、番組表画面を見るこ
とができる。また、番組表画面生成・表示部29が生成
した前記の番組画面記述ファイルは、番組表画面表示部
48の機能によって、番組表画面として情報受信装置5
00のWebブラウザ上に表示される。
【0064】続いて、受講者は図7に示す番組表画面か
ら現在放送されている番組を探して、現在放送の番組中
から見たいものがあれば、番組名部分をクリックする
と、図8に示すような番組視聴画面が表示され、その番
組を視聴することができる。
【0065】先に述べたように、図8の番組視聴画面の
作成は、図7の番組表画面から番組名を選択し、クリッ
クするイベントに対する処理として、番組画面生成部3
0が行なうものであり、図11に示す処理手順により実
行される。
【0066】次に、番組視聴処理について図11に示す
フローチャートに従って説明する。まず、図7の番組表
画面から番組名を選択し、クリックすると、番組画面生
成部30がその番組の番組情報ファイルを特定して、特
定した番組情報ファイルを読み出し、番組情報ファイル
に記述された各種番組属性情報を取得する(ステップS
21)。
【0067】次に、現在時刻を取得し、取得した属性情
報のうちの放送日・開始時刻と比較して、番組が終了済
みでないか確認する(ステップS22)。なお、この処
理は、番組表を終了済み番組を表示しないように作成し
た場合は不要となる。また、番組が終了済みの場合は、
既に番組は終了していて受講できないので「番組は終了
しました」等のダイアログを表示するなどして受講者へ
の通知を行ない、その後の再生処理は行なわない。
【0068】一方、番組が終了済みでない場合は、要求
元の端末が情報送信装置200か、情報受信装置500
かの識別を行い、講師用及び受講者のいずれか該当する
方の番組画面を作成し、情報受信装置500のWebブ
ラウザ上に表示され(ステップS23)、この表示され
た番組が再生される(ステップS24)。いずれの番組
画面も、図8に示す画面レイアウトのように、映像は映
像用フレームの映像表示領域に、スライドはスライド用
フレームのスライド表示領域に、チャットデータはチャ
ット用フレームのチャット内容表示領域に表示するよう
に記述される。
【0069】また、番組画面の各フレームの記述ファイ
ルは、既存のweb技術(CGIやActiveServerPageなど)を
利用して自動生成される。記述ファイルには、選択され
た番組のスライドデータ・チャットデータ・映像データ
を正しく表示するために必要な情報(スライドファイル
名、チャットデータ格納ファイル名、映像データを受信
するためのマルチキャストアドレス・ポート番号など)
を含めて生成される。さらに、番組画面を表示した時点
で既に番組が開始済みの場合、スライドデータはその時
点の配信映像に同期するスライドファイルを表示する。
【0070】以上のように、同期コンテンツを配信時間
を決めて番組として登録し、番組表の形で番組情報を視
聴者に提示し、指定された時刻に自動的に配信し、これ
を視聴するための準備を、簡易な手続きで実現可能にし
た。この結果、受講者は、多くのコンテンツからよりニ
ーズにあった番組を選択して視聴することができる。ま
た、今回はTV番組のチャンネルのように、複数の配信
先マルチキャストアドレスを使い分け、複数コンテンツ
の同時配信を簡易な手順で、効率的に運用することがで
きる。
【0071】また、従来は、コンテンツ毎に講師用画
面、受講者画面を事前に作成、配布しておいてから番組
配信を手動で行なう必要があった。このため、番組数が
多くなると作業量が増加し効率的な運用が行なえなかっ
た。しかし、本発明では、機能拡張により、複数の番組
を同時配信することを簡易な操作で行なうことができ
る。
【0072】次に、情報受信装置500で実行される、
登録された番組の録画の動作について説明する。情報受
信装置500のWebブラウザ上に表示した図7に示す
番組表画面上から、蓄積予約入力・表示部49によって
番組表画面上にリストアップされた番組の蓄積予約を行
うことができる。また、蓄積スケジューリング部50に
より、予約された予定に従い、蓄積予約した番組の放送
中に情報受信装置500の記憶装置7上に、放送されて
いる同期コンテンツの蓄積を行う。この処理手順につい
て、図12に従い説明する。
【0073】図12は、蓄積スケジューリング処理の処
理動作を示すフローチャートである。まず始めに、図7
に示す番組表画面上の番組名横の蓄積予約用チェックボ
ックスをチェックする。このチェックボックスをチェッ
クする操作を行うと、蓄積予約入力・表示部49が、以
下の処理を実行する。
【0074】まず、蓄積予約入力・表示部49は、番組
表画面上でチェックした番組を選択し、この選択した番
組の番組IDを取得する(ステップS31)。次に、番組
IDを手がかりに、情報送信装置500に接続した記憶装
置7に格納された番組属性ファイルから該当する番組の
番組属性ファイルを特定する。続いて、その番組属性フ
ァイルを読み出し、蓄積処理実行に必要な属性情報(番
組ID、 番組名、開始時刻、終了時刻、チャンネル番
号)を取得する。
【0075】次に、蓄積予約情報の登録処理として、上
記の記憶装置7上にあらかじめ作成しておいた専用の格
納ディレクトリ下に格納された蓄積予約ファイルに、先
に取得した属性情報を書き込む、即ち、先に取得した属
性情報を蓄積予約情報に登録する(ステップS32)。
続いて、蓄積スケジューリング部50に対し、蓄積予約
処理を依頼し、先に取得した番組の属性情報を送信す
る。なお、上記の蓄積予約ファイルは1システムに1フ
ァイル存在し、上記のように、蓄積予約の発生する都
度、蓄積予約ファイルへの追加書き込みを行う。
【0076】図13は、蓄積予約情報の記述形式の例を
示した図である。図13には、先に蓄積予約された番組
の属性情報(開始時刻、終了時刻、番組ID、番組タイト
ル、チャンネル番号)が登録されている。これら登録された
番組の属性情報は、上記の番組情報ファイルから取得し
た値が格納されたものである。また、蓄積予約入力・表
示部49は、この記憶装置7上に格納された蓄積予約フ
ァイルを参照することによって、システムに登録された
蓄積予約状況を一覧表示する予約番組一覧画面の生成・
表示を行うことができる。
【0077】次に、蓄積予約入力・表示部49からの要
求を受けた蓄積スケジューリング部50は、現在時刻か
ら番組開始時刻までの時間を計算する(ステップS3
3)。実際に番組の蓄積を実行するのは番組開始時刻か
らであるため、ここで現在時刻から番組蓄積処理を開始
するまでの待機時間を求めている。さらに、蓄積スケジ
ューリング部50は、先に求めた番組開始までの待機時
間だけ待機する(ステップS34)。
【0078】次に、蓄積スケジューリング部50は、先
に得た待機時間が経過するのを待ち、蓄積予約した番組
の開始時刻となったら、記録・再生部47に対し、番組
の蓄積処理開始を要求する。記録・再生部47は、これ
を受けて指定された番組の蓄積処理を開始する(ステッ
プS35)。
【0079】ここで、記録・再生部47の番組の蓄積動
作は、以下の手順で行う。まず、情報受信装置500の
記録・再生部47が、映像受信部41から出力される映
像データのうち、該当番組の映像データを、番組開始時
刻から終了時刻までの間、接続された記憶装置7に映像
ファイルとして保存する。
【0080】また同様に、記録・再生部47は、スライ
ド特定情報受信部43が番組開始時刻から終了時刻まで
の間に該当番組のスライド特定情報を受信する都度、そ
の時点での番組開始時刻からの経過時刻と、受信した該
当番組のスライド特定情報とをあわせて、スライド同期
情報ファイルとして接続された記憶装置7上に記録す
る。
【0081】スライド特定情報受信部43が受信するス
ライド特定情報は、地点Aで講師が情報送信装置200
の画面上でスライド切り替え操作を行う都度、スライド
特定情報送信部24によって生成・送信される。スライ
ド特定情報には、切り替えたスライドファイル名などス
ライドを特定するための情報が含まれる。
【0082】また、番組配信中にチャットのやりとりが
あった場合は、番組放送中に図8のチャット内容表示領
域に表示された全チャットデータ(テキスト)のファイ
ルを記憶装置7上に保存する。さらに、記録・再生部4
7は、上記のスライド同期ファイルに、先に記録する映
像ファイルのファイル名、先頭ページのスライドファイ
ル名、最終ページのスライドファイル名、スライド枚数
(スライドファイルの数)、また、チャットデータファ
イル名が存在する時にはこのチャットデータファイル名
も合わせて記録する。
【0083】このように、ステップS31の操作により
蓄積予約した番組は、番組配信終了後、蓄積予約した情
報受信装置500の記憶装置7上への記録は完了し、い
つでも見たいときに、同期コンテンツとして再生して視
聴することが可能となる。
【0084】また、上記の蓄積予約した同期コンテンツ
の再生動作について、図14に従って説明する。図14
は、蓄積予約により蓄積した同期コンテンツの同期再現
処理のフローチャートである。まず、記録・再生部47
は指定した蓄積番組のスライド同期情報ファイルを読
み、使用する映像ファイル名を取得する(ステップS4
1)。続いて、映像表示部42に、この映像ファイルを
読み出す準備を開始させ(再生開始時の遅延吸収のため
のバッファリング処理などを行う)(ステップS4
2)、さらに、スライド表示部44に最初に表示すべき
スライドファイル名を取得させる(ステップS43)。
【0085】続いて、記録・再生部47は、映像表示部
42に、映像ファイルを再生表示する準備が完了した
ら、映像の再生を開始させ(ステップS44)、これと
同時にスライド表示部44に先にファイル名を取得した
先頭スライドを表示させる(ステップS45)。また、
このタイミングを開始時点として経過時間の測定を行う
(ステップS46)。
【0086】その後、記録・再生部47は、この経過時
刻の進行を監視して、同期情報ファイルに記録されたス
ライド操作時間になると、その時に切り替えたスライド
ファイルへの表示切り替え要求をスライド表示部44に
送り(SステップS47)、これを受けてスライド表示
部44はスライド切り替えを実行する(ステップS4
8)。
【0087】同様に、記録・再生部47は、スライド同
期情報ファイルに記憶されているスライド操作時の経過
時刻・切り替え後のスライドファイル名のデータがなく
なるまで、これらの記録に従ったスライド切り替えをス
ライド表示部44に実行させる。これにより、番組放送
時と同様のタイミングで、映像に同期するスライド切り
替えを再現する。さらに映像再生が終了したら(ステッ
プS49)、記録・再生部47は、経過時間の測定を終
了する(ステップS50)。
【0088】なお、映像再生中に再生位置のスキップを
行った場合は、この変更された再生位置を得て、そこか
ら再生開始位置からの経過時間を再計算して、その時間
経過に従い記録された同期情報を参照する。さらに、予
約蓄積したコンテンツに、チャットデータが含まれる場
合は、蓄積チャット表示・送信部51により、記録され
た全チャットデータを図8のチャット内容表示領域上に
表示する。
【0089】以上のように、TV放送と同様の番組録画
が可能となり、受講者にとって必要なコンテンツを逃さ
ずに、自己の都合に合わせて見たいときに繰り返し視聴
することが可能となり、受講者の利便性・同期コンテン
ツの有効利用を図ることができる。
【0090】次に、蓄積した番組を再生した時のチャッ
トに関する動作について説明する。図15は、蓄積番組
再生時のチャット処理の処理動作を示すフローチャート
である。まず、蓄積した番組を再生するための番組再生
画面を表示し、同期コンテンツの再生を開始する。ここ
で、番組再生画面は、図8の番組視聴画面と同様の画面
である。この再生処理において、蓄積チャット表示・送
信部51は、番組再生開始の際、再生する番組の番組ID
と、再生を行っている自分自身の端末、即ち情報受信装
置500の端末IDを取得し、これらの2つの値を組み合
わせて番組再生情報として記憶装置7上に記憶する(ス
テップS51)。
【0091】上記の端末IDとは、システムで個々の情報
受信装置500を識別するため、それぞれに与えたユニ
ークな番号である。本システムでは、各情報受信装置5
00には、それぞれ端末IDが割り当てられており、記憶
装置7上にこの端末IDを保持している。
【0092】上記の番組再生画面のチャットフレーム部
は、蓄積チャット表示・送信部51によって、記録した
チャットテキストの表示のみでなく番組放送時の番組視
聴用の番組画面と同様、テキストを入力・送信できるよ
うになっている。
【0093】次に、蓄積した番組の再生を続けるうちに
生じた質問事項などを図8に示す番組視聴画面と同様の
番組再生画面のチャット書込み領域に書き込み、番組再
生画面の送信ボタンをクリックする(ステップS5
2)。
【0094】前記の送信ボタンをクリックする操作を行
うことにより、チャット表示・入力部45が、先にチャ
ット書き込み領域に書き込んだチャットテキストを、蓄
積チャット表示・送信部51に送信する。蓄積時チャッ
ト表示・送信部51は、受信したチャットデータと、先
にステップS41で記憶装置7上に記憶した端末ID、番
組IDとを合わせ、蓄積時チャット情報として情報送信装
置200に送信する(ステップS53)。
【0095】次に、情報送信装置200の蓄積チャット
受信・解析部32が、情報受信装置500が送信した蓄
積時チャット情報を受信し、記憶装置6に記憶する(ス
テップS54)。また、蓄積チャット受信・解析部32
は先に記憶した蓄積時チャット情報の番組ID、端末IDを
解析することで、受信したチャットデータがどの番組宛
で、どの情報受信装置500から送信されたチャットデ
ータかを識別し、受信したチャットデータを講師まで通
知する処理を行なう(ステップS55)。
【0096】ここで、受信したチャットデータの講師へ
の通知は例えば、以下のようにして行なう。あらかじ
め、情報送信装置200の記憶装置6上に、各番組の番
組IDと講師のメールアドレス、各情報受信装500の端
末IDとを、その情報受信端末の使用者である受講者のメ
ールアドレスを登録しておく。
【0097】蓄積チャット受信・解析部32が、先に受
信した蓄積時チャット情報の番組IDから担当番組を特定
し、担当講師のメールアドレス宛に送信処理を行えば、
講師まで受講者の情報受信装置500から蓄積番組再生
時に情報受信装置200に番組再生画面から送信したチ
ャットデータがどの番組のチャットデータかを識別する
ことが可能となる。
【0098】さらに、蓄積チャット受信・解析部32
が、先に受信した蓄積時チャット情報から、端末IDを参
照してこれに対応する情報受信装置500のメールアド
レスを取得して、上記の担当講師宛メールに添付して送
信すれば、講師はメールを受信して質問内容を確認した
後、質問の回答をメールで質問者まで返送することもで
きる。
【0099】以上のように、番組再生画面から送信した
チャットデータがどの番組のチャットデータかを識別す
ることが可能となる。また、ステップS44で蓄積した
蓄積時チャットデータから該当番組を特定し、受信した
チャットテキストを別途、登録しておいた該当番組の講
師のメールアドレス宛にメールで自動送信する処理を行
うなど、タイムラグはあるが、番組放送終了後も、何ら
かの形で受講者と番組講師間の双方向のコミュニケーシ
ョン手段を提供することができる。即ち、受講者は番組
放送中だけでなく、番組終了後でも蓄積した同期コンテ
ンツの再生中にチャットデータを送信することが可能で
あり、講師への質問を行うことができる。また、番組放
送中の場合と違い、受講者が講師からの回答を得るまで
にタイムラグはあるが、受講者と番組講師間で双方向コ
ミュニケーションを行う手段を提供することができる。
【0100】さらに、受講者はいつでも講師に対して質
問や、意見を送信することができ、蓄積のみの場合より
も番組の学習効果を高めることができる。また、講師側
はより多くの受講者からの質問に対応したり、多様な意
見を得ることができ、より効率的・効果的な講義を行う
ためのヒントを得ることができる。
【0101】次に、受講者の視聴・蓄積予約操作の履歴
情報収集に関する動作について説明する。図16は、視
聴履歴や蓄積履歴などのユーザが行なった各種操作の履
歴を情報受信装置500の履歴情報生成・送信部52か
ら情報配信装置200に送信し、情報配信装置200の
履歴情報受信部33でこれを受信し、保存する処理の処
理動作を示すフローチャートである。番組放送の視聴
や、蓄積予約などの各種履歴の収集は、受講者による図
8の番組視聴画面の起動や、図7の番組表画面での蓄積
予約の操作をトリガとして、図16のフローチャートに
従って処理が行なわれる。
【0102】まず、履歴収集のトリガとなる処理が行な
われる。即ち、最初に図7の番組表画面から、見たい番
組名をクリックしてその番組の番組画面を表示したり、
番組名横の蓄積予約チェックボックスをクリックしてチ
ェック状態にする操作を行なう。
【0103】履歴情報生成・送信部52は、番組再生操
作に対する履歴収集・送信を行う。この機能は、ソフト
部品プログラムHistorySenderとして実現されており、
選択した番組の再生画面を構成するいずれかのフレーム
の記述ファイル(HTML)上に埋め込まれている。また履
歴情報生成・送信部52は、蓄積予約・蓄積実行操作に
対する履歴収集・送信も行なう。この機能も、前記のHi
storySenderとして実現されている。
【0104】ここで、ソフト部品プログラムとは、Java
アプレットやActiveXコントロールのようなWebブラ
ウザを表示している端末上で動作するプログラムであ
る。ソフト部品プログラムは、独自のプロパティ(変
数)を設けて値を保持させたり、独自の処理を定義した
メソッド(関数)を持つことができる。
【0105】上記HistorySenderは、3つのプロパティ
であるProgramID(番組IDを格納)、ClientID(端末
IDを格納)、OperationCode(視聴、蓄積予約などの操
作種別情報を格納)を持つ。また、上記HistorySender
は、以下の処理を行なうメソッドSendを持つ。即ち、こ
のメソッドは、上記3つのプロパティ情報をまとめて履
歴情報とし、情報送信装置200に向けて作成した履歴
情報を送信する処理を行なう。このHistorySenderは専
用のGUIを必要としないため、不可視なものとして作成
し、画面記述ファイル中に画面に埋め込み時には、ユー
ザからは見えない状態で使用することが望ましい。
【0106】次に、番組視聴履歴収集の場合は、Histor
ySenderを埋め込んだフレームの記述ファイル(HTML)
上に、フレーム表示(初期化)イベントのイベント処理
として、3つのプロパティであるProgramID、Client
ID、OperationCodeにそれぞれ値をセットする。Progr
amIDは、番組画面上の記述ファイル(HTML)上に変数と
して設定しておいた値を、またClientIDは情報受信装
置500を識別するための情報として事前にユニークな
値が割り当てられており、レジストリや所定のiniファ
イルに格納されている値で、これらを参照して取得す
る。さらに、OperationCodeは、“番組視聴”を意味す
るコードを設定する。
【0107】蓄積予約に場合は、図16のフローチャー
トに示すとおり、番組表画面の蓄積予約チェックボック
スクリックイベントのイベント処理として、上記と同様
に、3つのプロパティの設定を行なう。OperationCode
は、“蓄積予約”を意味するコードを設定する(ステッ
プS61)。
【0108】次に、番組視聴・蓄積予約のいずれの場合
も、上記イベント処理内の継続処理として、履歴情報を
作成する。履歴情報は、ステップS61でHistorySende
rに設定した3種類のプロパティの値を取得して生成す
る(ステップS62)。続いて、番組視聴・蓄積予約の
いずれの場合も、上記イベント処理内の継続処理とし
て、情報受信装置200に向けて地上回線を経由して送
信する(ステップS63)。
【0109】次に、情報送信装置200の履歴情報受信
部33は、常時、履歴情報送信部52からの履歴情報受
信を待機しており、ステップS63で送信された履歴情
報を受信する(ステップS64)。続いて、履歴情報受
信部33は、受信した履歴情報を所定形式で記憶装置6
上に保存する(ステップS65)。
【0110】以上のように、情報送信装置200は、各
情報受信装置500の番組に対するアクセス履歴・利用
形態(放送時の視聴、あるいは録画による利用)に関す
る統計情報を自動的に収集・蓄積することが可能とな
る。この結果、記憶装置6に蓄積した受信済みの履歴情
報は、人気番組の分析に利用するなど、効果的な番組運
営のために活用することができる。
【0111】また、記憶装置6に蓄積した受信済みの履
歴情報を利用して、番組放送中の講師に対して、現在の
受講者数を通知したり、受信した端末IDから事前に登
録したその端末IDに対応する各受講者のプロフィール
情報を表示することも可能となる。この結果、番組放送
中においても、視聴中の受講者の傾向を把握して、受講
者レベルに合わせた説明内容に調整するといった、受講
者にとってより効果的な内容の講義を提供することも可
能になる。
【0112】さらに、収集した履歴情報は、番組を視聴
したり、蓄積を行なった場合に課金を行なうための手段
として使用することも可能となる。例えば、収集した履
歴情報から人気の高い番組を調べ、さらにこれらに対す
るアクセス履歴からアクセスした受講者に対して課金を
行ない、確実な収益を得る、といったより効率的な番組
運営に活用することもできる。
【0113】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0114】第1、第3の発明は、撮影された映像デー
タとこの映像データと同期を取って表示されるスライド
のスライドデータとを組み合わせた同期コンテンツを番
組として配信する時に情報送信装置が登録された番組情
報に基づいて番組の配信スケジュールを作成し、この配
信スケジュールに従って番組を配信し、情報受信装置が
情報送信装置から配信された番組の番組表画面に中か
ら、視聴希望番組を選択し、視聴番組に視聴希望番組を
表示することにより、同期コンテンツを番組として配信
し、多くの同期コンテンツの中から必要な同期コンテン
ツを視聴することができるので、同期コンテンツの配信
を放送型サービスの形式で効率に行なうことができる。
【0115】第2の発明は、情報送信装置から情報送信
装置にチャットデータが送られると、このチャットデー
タに対する新たなチャットデータが情報送信装置から情
報送信装置に送られることにより、同期データが番組と
して配信され表示された時にチャットデータのやり取り
ができるので、より効率的な情報の送受信ができる。
【0116】第3、第4の発明は、ユーザにより番組情
報が入力されると、番組表情報入力部はこの番組を識別
する番組IDを発行し、この番組IDと番組情報とを記
憶装置に保存し、配信スケジューリング部は記憶装置に
保存された番組情報に基づいて番組放送時間を求め、送
信部にこの番組放送時間だけ番組の配信要求することに
より、番組時間分の番組送信をすることができ、同期コ
ンテンツの配信を放送型サービスの形式で効率に行なう
ことができる。
【0117】第5の発明は、送信部が番組の配信処理の
結果を配信スケジューリング部送ることにより、配信ス
ケジューリング部は番組が正常に配信されたか否かを確
認することができる。
【0118】第6の発明は、情報送信装置は情報受信装
置から番組表画面の要求を受けると、番組表画面を生
成、表示し、情報受信装置は情報送信装置により生成さ
れた番組表画面を番組表画面表示部に表示することによ
り、情報受信装置は要求した番組表画面を表示すること
ができる。
【0119】第7の発明は、情報送信装置は番組表画面
表示部に表示された番組表画面中から視聴希望番組が選
択されると、この視聴希望番組番組の番組視聴画面を作
成すし、情報受信装置は情報送信装置により作成された
番組視聴画面を番組表示部に表示することにより、情報
受信装置は要求した番組視聴画面を表示することができ
る。
【0120】第8の発明は、情報受信装置が番組表画面
表示部に表示された番組表画面中から蓄積予約する番組
を選択し、この選択した番組の蓄積予約処理の要求をす
ると、番組の蓄積処理が実行され、番組が記憶装置に蓄
積されることにより、見たい時に繰り返し番組を視聴す
ることができる。
【0121】第9の発明は、情報受信装置は映像表示部
に映像データが、スライド表示部にスライドデータが表
示されるので、多くの同期コンテンツからニーズに合っ
た情報を選択して視聴することができる。
【0122】第10の発明は、蓄積番組の再生表示時に
生じたチャット情報とこの再生表示された蓄積番組とを
合わせた蓄積時チャット情報を上記上記情報送信装置に
送信することにより、いつでも情報送信装置に情報を送
信することができる。
【0123】第11の発明は、情報受信装置が番組視聴
・蓄積予約操作の履歴情報を収集、送信を行ない、情報
送信装置が情報受信装置から送信される履歴情報を受信
することにより、蓄積情報により番組の利用状況を確認
できるなど、蓄積情報を番組運営のために活用すること
ができる。
【0124】第12の発明は、撮影された映像データと
この映像データと同期を取って表示されるスライドのス
ライドデータとを組み合わせた同期コンテンツを番組と
して配信する時に、情報送信装置が登録された番組情報
に基づいて番組の配信スケジュールを作成し、この配信
スケジュールに従って番組を配信することにより、多く
の同期コンテンツの中から必要な同期コンテンツを視聴
することができる、同期コンテンツを番組として配信す
ることができるので、同期コンテンツの配信を放送型サ
ービスの形式で効率に行なうことができる。
【0125】第13の発明は、撮影された映像データと
この映像データと同期を取って表示されるスライドのス
ライドデータとを組み合わせた同期コンテンツを番組と
して情報送信装置から配信された番組の番組表画面に中
から、視聴希望番組を選択し、視聴番組に視聴希望番組
を表示することにより、多くの同期コンテンツの中から
必要な同期コンテンツを視聴することができるので、同
期コンテンツの配信を放送型サービスの形式で効率に行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の情報配信システムの構成図。
【図2】 実施の形態1における情報送信装置200の
構成図。
【図3】 実施の形態1における情報受信装置500の
構成図。
【図4】 実施の形態1における番組登録画面を示す
図。
【図5】 実施の形態1において記憶装置6に格納され
た番組情報ファイルの記述例を示す図。
【図6】 実施の形態1における番組登録処理の手順を
示したフローチャート。
【図7】 実施の形態1における登録済み番組一覧を表
示する番組表画面を示す図。
【図8】 実施の形態1における番組視聴画面を示す
図。
【図9】 実施の形態1において記憶装置6に格納され
たチャンネル情報の記述例を示す図。
【図10】 実施の形態1における配信スケジューリン
グ部31の動作を示したフローチャート。
【図11】 実施の形態1において番組表から選択した
番組の再生画面を生成・表示する処理の手順を示したフ
ローチャート。
【図12】 実施の形態1における蓄積スケジューリン
グ処理の処理動作を示すフローチャート。
【図13】 実施の形態1における蓄積予約情報の記述
形式の例を示す図。
【図14】 実施の形態1において蓄積予約により蓄積
した同期コンテンツの同期再現処理のフローチャート。
【図15】 実施の形態1における蓄積番組再生時のチ
ャット処理の処理動作を示すフローチャート。
【図16】 実施の形態1において各種操作の履歴を保
存する処理の処理動作を示すフローチャート。
【図17】 従来の情報配信システムの構成図。
【符号の説明】 1 映像入力装置、200 情報送信装置、3 ルー
タ、4 オペレーションセンタ、500 情報受信装
置、6 記憶装置、7 記憶装置、8 構内専用線、9
回線、10 ディジタル衛星通信回路、11 電話回
線。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影された映像データとこの映像データ
    と同期を取って表示されるスライドのスライドデータと
    を組み合わせた同期コンテンツを番組として配信する番
    組情報を登録する番組表情報入力部と、上記番組情報に
    基づいて上記番組の配信スケジュールを作成し、この配
    信スケジュールに従って上記番組の配信要求をする配信
    スケジューリング部と、上記配信スケジューリング部か
    らの要求に基づいて上記番組の配信を行う送信部とを有
    する情報送信装置と、 上記情報送信装置により配信された上記番組の番組表画
    面が表示される番組表画面表示部と、上記番組表画面表
    示部に表示された上記番組表画面の中から視聴希望番組
    が選択されると、この選択された視聴希望番組を表示す
    る番組表示部とを有する情報受信装置と、 を備えたことを特徴とする情報配信システム。
  2. 【請求項2】 上記情報受信装置は、チャットデータが
    入力される第1のチャット表示・入力部と、上記第1の
    チャット表示・入力部により入力されたチャットデータ
    の送信を行う第1のチャット送受信部とを備え、 上記情報送信装置は、上記第1のチャット送受信部によ
    り送信されたチャットデータを表示し、この表示された
    チャットデータに対する新たなチャットデータが入力さ
    れる第2のチャット表示・入力部と、上記第2のチャッ
    ト表示・入力部により入力された新たなチャットデータ
    の送信を行う第2のチャット送受信部とを備えたことを
    特徴とする請求項1記載の情報配信システム。
  3. 【請求項3】 上記情報送信装置は、上記番組情報を保
    存する第1の記憶装置を備え、 上記番組表情報入力部は、ユーザにより番組登録画面に
    放送日、チャンネル、番組名、番組開始時刻、番組終了
    時刻、番組内容から構成される番組情報が入力される
    と、この番組を識別する番組IDを発行し、この番組I
    Dと上記番組情報とを上記第1の記憶装置に保存するこ
    とにより上記番組情報の登録を行うことを特徴とする請
    求項1記載の情報配信システム。
  4. 【請求項4】 上記配信スケジューリング部は、上記第
    1の記憶装置に保存された番組開始時刻、番組終了時刻
    に基づいて番組放送時間を求め、上記送信部にこの番組
    放送時間だけ上記番組の配信要求をすることを特徴とす
    る請求項3記載の情報配信システム。
  5. 【請求項5】 上記送信部は、上記番組の配信処理の結
    果を上記配信スケジューリング部に送り、 上記配信スケジューリング部は、上記配信処理の結果に
    基づいて上記番組が正常に配信されたか否かを確認する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報配信システム。
  6. 【請求項6】 上記情報送信装置は、上記情報受信装置
    から番組表画面の要求を受けると、上記番組表情報入力
    部により登録された番組情報に基づいて番組表画面を生
    成、表示する番組表画面生成・表示部を備え、 上記情報受信装置は、上記番組表画面生成・表示部によ
    り生成された上記番組表画面を上記番組表画面表示部に
    表示することを特徴とする請求項1記載の情報配信シス
    テム。
  7. 【請求項7】 上記情報送信装置は、上記番組表画面表
    示部に表示された上記番組表画面中から視聴希望番組が
    選択されると、この視聴希望番組番組の番組視聴画面を
    作成する番組画面生成部を備え、 上記情報受信装置は、上記番組画面生成部により作成さ
    れた上記番組視聴画面を上記番組表示部に表示すること
    を特徴とする請求項1記載の情報配信システム。
  8. 【請求項8】 上記情報受信装置は、上記番組表画面表
    示部に表示された上記番組表画面中から蓄積予約する番
    組を選択し、この選択した番組の蓄積予約処理の要求を
    する蓄積予約入力・表示部と、 蓄積予約入力・表示部からの番組の蓄積予約処理の要求
    を受けると、蓄積開始時刻を求め、蓄積開始時刻になっ
    たら番組の蓄積処理開始を要求する蓄積スケジューリン
    グ部と、 上記蓄積スケジューリング部からの要求に基づいて番組
    の蓄積処理を実行する記録・再生部と、 上記記録・再生部で蓄積された番組を保存する第2の記
    憶装置と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の情
    報配信システム。
  9. 【請求項9】 上記番組表示部は、上記映像データを再
    生表示する映像表示部と上記スライドデータを表示する
    スライド表示部を備え、 上記記録・再生部は、上記第2の記憶装置に保存された
    蓄積番組の同期コンテンツを読み出し、上記映像表示部
    に映像データの再生表示をさせ、上記スライド表示部に
    上記映像データの再生表示タイミングに合わせて上記ス
    ライドデータを表示させることを特徴とする請求項8記
    載の情報配信システム。
  10. 【請求項10】 上記情報受信装置は、上記第2の記憶
    装置に保存された蓄積番組を上記番組表示部に再生表示
    させる時に生じたチャット情報とこの再生表示された蓄
    積番組とを合わせた蓄積時チャット情報を上記上記情報
    送信装置に送信する蓄積チャット表示・送信部を備え、 上記上記情報送信装置は、上記蓄積チャット表示・送信
    部により送信された蓄積時チャット情報の送信先情報受
    信装置の識別と番組とを識別する蓄積チャット受信・解
    析部を備えたことを特徴とする請求項1記載の情報配信
    システム。
  11. 【請求項11】 上記情報受信装置は、上記番組表示部
    により視聴希望番組を表示すること及び蓄積予約入力・
    表示部により上記蓄積予約処理の要求をすることをトリ
    ガとして番組視聴・蓄積予約操作の履歴情報を収集、送
    信を行う履歴情報生成・送信部を備え、 上記情報送信装置は、上記履歴情報生成・送信部から送
    信される上記履歴情報を受信し、上記第1の記憶装置に
    保存する履歴情報受信部を備えたことを特徴とする請求
    項8記載の情報配信システム。
  12. 【請求項12】 撮影された映像データとこの映像デー
    タと同期を取って表示されるスライドのスライドデータ
    とを組み合わせた同期コンテンツを番組として配信する
    番組情報を登録する番組表情報入力部と、上記番組情報
    に基づいて上記番組の配信スケジュールを作成し、この
    配信スケジュールに従って上記番組の配信要求をする配
    信スケジューリング部と、上記配信スケジューリング部
    からの要求に基づいて上記番組の配信を行う送信部と、
    を備えたことを特徴とする情報送信装置。
  13. 【請求項13】 撮影された映像データとこの映像デー
    タと同期を取って表示されるスライドのスライドデータ
    とを組み合わせた同期コンテンツを番組として情報送信
    装置から配信された番組の番組表画面が表示される番組
    表画面表示部と、上記番組表画面表示部に表示された上
    記番組表画面の中から視聴希望番組が選択されると、こ
    の選択された視聴希望番組を表示する番組表示部と、を
    備えたことを特徴とする情報受信装置。
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