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JP2002207247A - 投写表示システムおよびそのためのプロジェクタ - Google Patents

投写表示システムおよびそのためのプロジェクタ

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Publication number
JP2002207247A
JP2002207247A JP2001003660A JP2001003660A JP2002207247A JP 2002207247 A JP2002207247 A JP 2002207247A JP 2001003660 A JP2001003660 A JP 2001003660A JP 2001003660 A JP2001003660 A JP 2001003660A JP 2002207247 A JP2002207247 A JP 2002207247A
Authority
JP
Japan
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image
projectors
projector
unit
display system
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001003660A
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English (en)
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Inventor
Kesatoshi Takeuchi
啓佐敏 竹内
Kazuyoshi Nakamura
和喜 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2001003660A priority Critical patent/JP2002207247A/ja
Publication of JP2002207247A publication Critical patent/JP2002207247A/ja
Publication of JP2002207247A5 publication Critical patent/JP2002207247A5/ja
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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台のプロジェクタを用いて、連続する1
つの画像を容易に表示することのできる技術を提供す
る。 【解決手段】 投写表示システムは、複数台のプロジェ
クタで構成される。各プロジェクタは、原画像信号を用
いて、投写面上に表示される表示画像を表す表示画像信
号を生成するための表示画像生成部を備えている。そし
て、表示画像生成部は、投写表示システムを構成するプ
ロジェクタの台数情報を記憶するための台数情報記憶部
と、自己のプロジェクタに割り当てられる識別情報を記
憶するための識別情報記憶部と、台数情報と識別情報と
に応じて、原画像信号によって表される原画像内の一部
または全部の部分画像を抽出する抽出処理を実行すると
ともに、抽出された部分画像のデータサイズを拡大する
拡大処理を実行して、抽出拡大画像を生成するための抽
出拡大部と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数台のプロジ
ェクタを用いて投写面上に画像を表示する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】比較的大きな画像を表示したい場合に
は、画像を拡大して表示することができるプロジェクタ
がよく用いられる。そして、さらに大きな画像を表示し
たい場合には、複数台のプロジェクタを備える投写表示
システムが用いられる。このような投写表示システムで
は、投写面上に連続した1つの画像が表示されるよう
に、各プロジェクタは、投写面上の互いに異なる位置
に、互いに異なる部分を含む画像を表示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
投写表示システムを用いて投写面上に1つの連続する画
像を表示する場合には、分配器を用いて原画像を複数の
部分画像に分割して、分割された画像を複数台のプロジ
ェクタのそれぞれに適切に供給しなければならず、手間
が掛かるという問題があった。
【0004】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、複数台のプロジ
ェクタを用いて、連続する1つの画像を容易に表示する
ことのできる技術を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の投
写表示システムは、複数台のプロジェクタを備え、各プ
ロジェクタによって投写表示される複数の画像を投写面
上に表示する投写表示システムであって、前記複数台の
プロジェクタのそれぞれは、外部から与えられる原画像
信号を受け取るための画像入力部と、前記原画像信号を
用いて、前記投写面上に表示される表示画像を表す表示
画像信号を生成するための表示画像生成部と、前記表示
画像信号に応じて画像を形成する光を射出する電気光学
装置と、前記電気光学装置から射出された光を投写する
投写光学系と、を備え、前記表示画像生成部は、前記投
写表示システムを構成するプロジェクタの台数情報を記
憶するための台数情報記憶部と、自己のプロジェクタに
割り当てられる識別情報を記憶するための識別情報記憶
部と、前記台数情報と前記識別情報とに応じて、前記原
画像信号によって表される原画像内の一部または全部の
部分画像を抽出する抽出処理を実行するとともに、抽出
された前記部分画像のデータサイズを拡大する拡大処理
を実行して、抽出拡大画像を生成するための抽出拡大部
と、を備えることを特徴とする。
【0006】この投写表示システムでは、各プロジェク
タは、台数情報と識別情報とに応じて、原画像内の一部
または全部の部分画像を抽出して、抽出された部分画像
を拡大する抽出拡大部を備えている。したがって、投写
表示システムを構成する各プロジェクタは、互いに異な
る部分画像を、容易に投写表示することができる。この
結果、複数台のプロジェクタを用いて、連続する1つの
画像を容易に表示することが可能となる。
【0007】上記の投写表示システムにおいて、前記拡
大処理では、前記部分画像のデータサイズが前記原画像
のデータサイズとほぼ等しくなるように、前記部分画像
のデータサイズを拡大するようにしてもよい。
【0008】例えば、原画像のデータサイズが、プロジ
ェクタの電気光学装置のデータサイズと整合している場
合には、上記のようにすれば、容易に抽出拡大画像を生
成することができる。
【0009】上記の投写表示システムにおいて、前記表
示画像生成部は、さらに、前記台数情報と前記識別情報
とに応じて、前記部分画像の抽出範囲と拡大倍率とを決
定するテーブルを備え、前記抽出拡大部は、前記テーブ
ルから得られる前記抽出範囲と前記拡大倍率とに従っ
て、前記抽出処理および前記拡大処理を実行することが
好ましい。
【0010】このように、テーブルを用いれば、台数情
報と識別情報とに応じて、部分画像の抽出範囲と拡大倍
率とを容易に決定することができる。
【0011】また、上記の投写表示システムにおいて、
前記表示画像生成部は、さらに、前記投写面上に表示さ
れる前記表示画像の歪みが補正されるように、前記抽出
拡大画像を調整する歪み補正部を備えることが好まし
い。
【0012】このように、歪み補正部を用いれば、各プ
ロジェクタによって投写面上に表示される表示画像の歪
みを低減させることができる。したがって、複数台のプ
ロジェクタによる表示画像を、重なり合わないように、
投写面上に表示させることができる。
【0013】上記の投写表示システムにおいて、前記複
数台のプロジェクタのそれぞれは、さらに、前記複数台
のプロジェクタ間のデータ伝送を可能とするために、自
己のプロジェクタを他のプロジェクタと接続するための
接続制御部を備え、前記接続制御部は、前記複数台のプ
ロジェクタの接続に応じて、自己のプロジェクタの接続
順序を示す接続順序データと、前記複数台のプロジェク
タの接続台数を示す台数データとを取得し、前記接続順
序データを前記識別情報として前記識別情報記憶部に格
納し、前記台数データを前記台数情報として前記台数情
報記憶部に格納するようにしてもよい。
【0014】こうすれば、プロジェクタの接続に応じ
て、各プロジェクタの接続順序と、複数台のプロジェク
タの接続台数とが、各プロジェクタに割り当てられるの
で、複数台のプロジェクタを用いて、連続する1つの画
像をさらに容易に表示することが可能となる。
【0015】本発明のプロジェクタは、複数台準備する
ことによって、上記のいずれかに記載の投写表示システ
ムを構成可能であることを特徴とする。
【0016】このようなプロジェクタを複数台準備すれ
ば、各プロジェクタは、互いに異なる部分画像を、容易
に投写表示することができる。この結果、複数台のプロ
ジェクタを用いて、連続する1つの画像を容易に表示す
ることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】A.第1実施例:次に、本発明の
実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、本発明
の第1実施例としての投写表示システムを示す説明図で
ある。この投写表示システムは、3台のプロジェクタP
J1〜PJ3を備えている。
【0018】各プロジェクタPJ1〜PJ3には、図示
しない画像供給装置から同じアナログ画像信号AV1が
供給されている。各プロジェクタPJ1〜PJ3は、同
じアナログ画像信号AV1を用いて、異なる画像をスク
リーンSC上に表示する。具体的には、各プロジェクタ
PJ1〜PJ3は、アナログ画像信号AV1によって表
される原画像のうち、互いに異なる部分を抽出してスク
リーンSC上に表示する。この結果、スクリーンSC上
には、互いに異なる3つの個別画像で構成される1つの
連続する全体画像(自動車の画像)が表示される。な
お、図1では、原画像を横方向に3倍に拡大した全体画
像が、スクリーンSC上に拡大表示されている。
【0019】図1の投写表示システムにおいては、3台
のプロジェクタPJ1〜PJ3は、ケーブルによってカ
スケード接続されている。初期設定時には、第1のプロ
ジェクタPJ1とコンピュータPCもケーブルによって
接続される。コンピュータPCからの制御信号に基づい
て、カスケード接続が確立されると、3台のプロジェク
タは投写表示システムとして機能する。
【0020】図2は、図1の各プロジェクタPJ1〜P
J3の内部構成の一例を示すブロック図である。各プロ
ジェクタは、CPU200と、画像信号処理部210
と、フレームメモリ211と、OSD(オンスクリーン
ディスプレイ)処理部220と、OSDメモリ221
と、液晶ライトバルブ駆動部240と、液晶ライトバル
ブ250と、制御信号処理部260と、番号データメモ
リ282と、台数データメモリ284と、抽出拡大条件
テーブル289を含む処理条件メモリ288と、照明光
学系100と、投写レンズ102とを備えている。CP
U200と、画像信号処理部210と、OSD処理部2
20と、制御信号処理部260と、3つのメモリ28
2,284,288とは、バス200bによって互いに
接続されている。液晶ライトバルブ250は、照明光学
系100によってほぼ均一に照明されており、液晶ライ
トバルブ250に形成された画像は、投写レンズ102
によってスクリーンSC上に投写される。なお、図2に
おいて、照明光学系100,投写レンズ102の図示
は、簡略化されている。
【0021】なお、本実施例におけるCPU200と、
画像信号処理部210と、フレームメモリ211と、O
SD処理部220と、OSDメモリ221と、番号デー
タメモリ282と、台数データメモリ284と、抽出拡
大条件テーブル289を含む処理条件メモリ288と
が、本発明における表示画像生成部に相当する。
【0022】画像入力端子208は、外部の画像供給装
置(図示せず)から供給されたアナログ画像信号AV1
を受け取る。なお、アナログ画像信号AV1としては、
例えば、パーソナルコンピュータから出力されたコンピ
ュータ画像を表すRGB信号や、ビデオレコーダやテレ
ビジョン受信機から出力された動画を表すコンポジット
画像信号などの画像信号が供給される。
【0023】画像信号処理部210は、アナログ画像信
号AV1をAD変換して、変換された画像データをフレ
ームメモリ211に書き込む機能と、画像データをフレ
ームメモリ211から読み出す機能とを有している。
【0024】画像信号処理部210は、内部に抽出拡大
部214を備えている。抽出拡大部214は、画像デー
タをフレームメモリ211から読み出す際に、画像デー
タによって表される原画像内の一部または全部の部分画
像を抽出する抽出処理を実行する。また、抽出拡大部2
14は、抽出された部分画像のデータサイズを拡大する
拡大処理を実行する。
【0025】抽出拡大部214による抽出および拡大処
理は、番号データメモリ282に記憶された番号データ
と、台数データメモリ284に記憶された台数データと
に応じて、抽出拡大条件テーブル289から得られる条
件に従って実行される。ここで、番号データは、各プロ
ジェクタに割り当てられた識別情報を意味しており、台
数データは、投写表示システムを構成するプロジェクタ
の台数情報を意味している。
【0026】なお、この説明からも分かるように、番号
データメモリ282と台数データメモリ284とは、本
発明における識別情報記憶部と台数情報記憶部とに相当
する。
【0027】抽出拡大部214で生成された抽出拡大画
像を表す画像データDV1は、画像信号処理部210か
ら出力され、OSD処理部220に供給される。なお、
抽出拡大部214の処理については、さらに、後述す
る。
【0028】OSD処理部220は、制御信号処理部2
60からの要求に応じて、メニュー画像などを表すOS
D画像データを、画像データDV1と合成する処理を行
う。ユーザは、メニュー画像に従って、プロジェクタの
各部の機能を制御することができる。
【0029】OSDメモリ221には、メニュー画像を
構成するグラフィックデータやフォントデータなどが所
定のフォーマットで記憶されている。メニュー画像を表
示する際には、OSD処理部220は、OSDメモリ2
21からメニュー画像データを読み出してOSD画像デ
ータを生成する。OSD処理部220は、このOSD画
像データを画像信号処理部210から出力された画像デ
ータDV1と合成する。なお、OSD処理部220が、
OSD画像データを画像データDV1と合成しない場合
には、OSD処理部から出力される画像データDV2
は、画像信号処理部210から出力される画像データD
V1と同じである。
【0030】OSD処理部220から出力された画像デ
ータDV2は、液晶ライトバルブ駆動部240に供給さ
れる。液晶ライトバルブ駆動部240は、この画像デー
タDV2に応じて、液晶ライトバルブ250を駆動す
る。液晶ライトバルブ250は、照明光学系100から
射出された光を変調する。液晶ライトバルブ250から
射出される画像を形成する光(変調光)は、投写レンズ
102によってスクリーンSC上に投写され、スクリー
ンSC上に画像が表示される。
【0031】信号入出力部262は、第1の入出力端子
262aと第2の入出力端子262bとを含んでいる。
第1および第2の入出力端子262a,262bにはケ
ーブルが接続され、他の装置と電気的に接続される。例
えば、図2に示す装置が図1の第1のプロジェクタPJ
1である場合には、第1および第2の入出力端子262
a,262bには、それぞれコンピュータPCおよび第
2のプロジェクタPJ2が電気的に接続される。同様
に、図2に示す装置が第2のプロジェクタPJ2である
場合には、第1および第2の入出力端子262a,26
2bには、それぞれ第1および第3のプロジェクタPJ
1,PJ3が電気的に接続される。
【0032】制御信号処理部260(図2)は、信号入
出力部262を介してコンピュータPCから供給される
制御信号に基づいて、カスケード接続を確立させ、複数
台のプロジェクタ間のデータ伝送を可能とする。そし
て、制御信号処理部260は、制御信号に基づいて、プ
ロジェクタの各部の機能を制御する。例えば、制御信号
処理部260は、コンピュータPCからの命令に従っ
て、処理条件メモリ288に格納された種々の処理条件
を変更することができる。画像信号処理部210は、処
理条件メモリ288に格納された処理条件に従って画像
処理を実行する。また、制御信号処理部260は、リモ
コンRCからの操作信号に基づいてプロジェクタの各部
の機能を制御する。
【0033】なお、制御信号処理部260と信号入出力
部262とが、本発明における接続制御部に相当する。
【0034】図3は、各プロジェクタのカスケード接続
を確立させるための手順を示すフローチャートである。
ここで、カスケード接続の確立とは、複数台のプロジェ
クタにおいてカスケード接続によるデータ伝送が可能と
なることを意味している。カスケード接続の確立作業
は、主として、プロジェクタを会議室等に設置する設置
作業者によって行われる。なお、図3の各工程は、図1
に示すように、コンピュータPCと3台のプロジェクタ
PJ1〜PJ3とがケーブルによって予め接続された状
態で行われる。
【0035】ステップS1では、コンピュータPCが、
3台のプロジェクタPJ1〜PJ3のカスケード接続を
確立させるための制御信号を出力する。
【0036】ステップS2では、各プロジェクタに順次
供給される制御信号に基づいて、各プロジェクタにおい
てカスケード接続の接続順序が設定される。具体的に
は、各プロジェクタに供給される制御信号は、カスケー
ド接続の順序を示す番号データ(接続順序データ)を含
んでおり、各プロジェクタの制御信号処理部260(図
2)は、供給された番号データを処理して、処理済み制
御信号を出力する。
【0037】例えば、第1のプロジェクタPJ1には、
接続順序が1番目であることを示す番号データ「1」が
供給される。第1のプロジェクタPJ1の制御信号処理
部260は、番号データ「1」を認識し、番号データメ
モリ282に格納する。そして、制御信号処理部260
は、供給された番号データ「1」をインクリメントして
番号データ「2」を生成し、処理済み制御信号として出
力する。第2および第3のプロジェクタについても同様
である。
【0038】次に、ステップS3においては、各プロジ
ェクタにおいてカスケード接続の接続台数が設定され
る。具体的には、各プロジェクタの制御信号処理部26
0は、割り当てられた番号データを、ケーブルを介して
コンピュータPCに伝送する。第1のプロジェクタPJ
1に割り当てられた番号データ「1」は、直接、コンピ
ュータPCに伝送される。第2のプロジェクタPJ2の
番号データ「2」は、割り当てられた番号データの小さ
なプロジェクタ(すなわち、第1のプロジェクタPJ
1)を介してコンピュータPCに伝送される。第3のプ
ロジェクタPJ3についても同様である。各プロジェク
タの制御信号処理部260は、他のプロジェクタから伝
送される番号データから、カスケード接続されたプロジ
ェクタの接続台数(本実施例では、3台)を認識し、台
数データ「3」を台数データメモリ284に格納する。
【0039】なお、本実施例では、ステップS3におい
て、各プロジェクタの制御信号処理部260は、割り当
てられた番号データとともに、処理条件メモリ288に
格納された処理条件もコンピュータPCに伝送する。
【0040】このように各プロジェクタの番号データが
コンピュータPCに伝送されると、投写表示システムの
カスケード接続が確立される(ステップS4)。このと
き、コンピュータPCの表示部には、各プロジェクタの
処理条件を設定するための設定画面が表示される。この
ように設定画面が表示されると、設置作業者は、カスケ
ード接続が確立されたことを容易に知ることができる。
【0041】図4は、投写表示システムのカスケード接
続が確立された際に、コンピュータPC(図1)の表示
部に表示される設定画面を示す説明図である。この設定
画面は、投写表示システムの接続状態を示す接続状態表
示領域A1と、各プロジェクタの処理条件を示す処理条
件表示領域A2とを含んでいる。
【0042】接続状態表示領域A1には、コンピュータ
PCに3台のプロジェクタPJ1〜PJ3がカスケード
接続された様子が示されている。なお、4台のプロジェ
クタで投写表示システムが構成されている場合には、4
台のプロジェクタがカスケード接続された様子が表示さ
れる。
【0043】処理条件表示領域A2には、「映像」設定
フィールドや「音声」設定フィールド、「抽出拡大」設
定フィールドなどが含まれている。「映像」設定フィー
ルドには、例えば、入力解像度やトラッキング,コント
ラストなどの映像に関する処理条件が表示される。「音
声」設定フィールドには、音声に関する処理条件が表示
される。「抽出拡大」設定フィールドには、後述するよ
うに、抽出拡大条件テーブル289の内容が表示され
る。
【0044】なお、図4の接続状態表示領域A1では、
符号「1」が付された第1のプロジェクタPJ1が選択
されている。そして、処理条件表示領域A2には、選択
された第1のプロジェクタPJ1についての「映像」設
定フィールドが表示されている。
【0045】設置作業者は、コンピュータPC(図1)
の表示部に表示された設定画面において、各プロジェク
タの処理条件を確認しながら、マウスやキーボードを操
作することにより処理条件を変更することが可能であ
る。設定画面において処理条件が変更されると、ケーブ
ルを介して、各プロジェクタの処理条件メモリ288内
に格納された処理条件が変更される。
【0046】上記のようにして、複数台のプロジェクタ
のカスケード接続が確立されると、複数台のプロジェク
タは、投写表示システムとして機能する。カスケード接
続が確立されるとコンピュータPCは不要となるため、
図1に示す第1のプロジェクタPJ1とコンピュータP
Cとの間のケーブルは、取り外される。ただし、ユーザ
は、リモコンRCを用いて、各プロジェクタの処理条件
を変更することが可能である。
【0047】カスケード接続に応じて、各プロジェクタ
に番号データと台数データとが割り当てられると、図1
に示すように、各プロジェクタPJ1〜PJ3は、同じ
アナログ画像信号AV1を用いて、スクリーンSC上に
異なる個別画像を自動的に表示する。
【0048】図5は、図1に示す第1のプロジェクタP
J1の抽出拡大部214の処理内容を示す説明図であ
る。図5(A)は、プロジェクタPJ1に供給されるア
ナログ画像信号AV1によって表される原画像(自動車
の画像)を示している。図5(B)は、抽出拡大部21
4で生成された画像データDV1によって表される抽出
拡大画像を示している。
【0049】図5(A),(B)に示すように、抽出拡
大部214は、原画像のうちの左側1/3の部分画像を
抽出する抽出処理を実行するとともに、抽出された部分
画像のデータサイズを拡大する拡大処理を実行する。具
体的には、抽出拡大部214は、部分画像のデータサイ
ズが原画像のデータサイズとほぼ等しくなるように、部
分画像のデータサイズを横方向に3倍に拡大する拡大処
理を実行する。
【0050】図1に示す第2および第3のプロジェクタ
PJ2,PJ3の抽出拡大部214の処理も同様であ
る。ただし、第2および第3のプロジェクタPJ2,P
J3では、それぞれ原画像のうちの中央1/3,右側1
/3の部分画像が抽出される。
【0051】図6は、3台のプロジェクタPJ1〜PJ
3によってスクリーンSC上に表示された全体画像WA
を示す説明図であり、図1と同じである。この全体画像
WAは、3つの個別画像WA1〜WA3で構成されてい
る。第1の個別画像WA1は、第1のプロジェクタPJ
1によって表示され、図5(B)に示す抽出拡大画像に
対応する。同様に、第2および第3の個別画像WA2,
WA3は、それぞれ第2および第3のプロジェクタPJ
2,PJ3によって表示されている。このようにして、
投写表示システムは、アナログ画像信号AV1によって
表される原画像(図5(A))を横方向に3倍に拡大し
た1つの連続する全体画像WAを表示することができ
る。
【0052】図5,図6に示すような、各プロジェクタ
の抽出拡大部214による抽出および拡大処理は、番号
データメモリ282に記憶された番号データと、台数デ
ータメモリ284に記憶された台数データとに応じて実
行される。具体的には、抽出拡大部214は、番号デー
タと台数データとに応じて決定される部分画像の抽出範
囲と拡大倍率とに従って、抽出および拡大処理を実行す
る。本実施例では、部分画像の抽出範囲および拡大倍率
は、抽出拡大条件テーブル289を参照することによっ
て得られる。
【0053】図7は、抽出拡大条件テーブル289の内
容を示す説明図である。図7に示す条件テーブル289
には、投写表示システムが2〜4台のプロジェクタで構
成される場合の部分画像の抽出範囲と拡大倍率とが示さ
れている。なお、図7では、矩形枠内のハッチが付され
た範囲が、原画像内における部分画像の抽出範囲を示し
ている。ただし、実際には、抽出範囲は、原画像内にお
ける座標値や、フレームメモリ211内のアドレス値な
どによって指定される。また、拡大倍率は、横方向の拡
大倍率を示す「H」と、縦方向の拡大倍率を示す「V」
とによって指定されている。
【0054】本実施例では、投写表示システムは3台の
プロジェクタで構成されているので、台数データメモリ
284には台数データ「3」が割り当てられている。こ
のとき、番号データ「1」が割り当てられた第1のプロ
ジェクタPJ1の抽出拡大部214は、原画像内におけ
る左側1/3の部分画像を抽出して、部分画像を横方向
に3倍に拡大した抽出拡大画像を生成する。番号データ
「2」が割り当てられた第2のプロジェクタPJ2の抽
出拡大部214は、原画像内における中央1/3の部分
画像を抽出して、部分画像を横方向に3倍に拡大した抽
出拡大画像を生成する。同様に、番号データ「3」が割
り当てられた第3のプロジェクタPJ3の抽出拡大部2
14は、原画像内における右側1/3の部分画像を抽出
して、部分画像を横方向に3倍に拡大した抽出拡大画像
を生成する。このように、条件テーブル289を用いれ
ば、台数データと番号データとに応じて、部分画像の抽
出範囲と拡大倍率とを容易に決定することができる。
【0055】なお、図7の条件テーブル289から分か
るように、投写表示システムが2台のプロジェクタで構
成される場合には、第1および第2のプロジェクタの抽
出拡大部214は、それぞれ、原画像内における左側1
/2,右側1/2の部分画像を抽出して、部分画像を横
方向に2倍に拡大した抽出拡大画像を生成する。このと
き、スクリーンSC上には、原画像が横方向に2倍に拡
大された1つの連続する全体画像が表示される。
【0056】同様に、投写表示システムが4台のプロジ
ェクタで構成される場合には、各プロジェクタの抽出拡
大部214は、それぞれ原画像内における1/4の部分
画像を抽出して、部分画像を縦方向および横方向に2倍
ずつ拡大した抽出拡大画像を生成する。なお、このと
き、スクリーンSC上には、原画像が縦方向および横方
向に2倍ずつ拡大された1つの連続する全体画像が表示
される。
【0057】ところで、図7に示すような条件テーブル
289を用いる場合には、3台のプロジェクタPJ1〜
PJ3で投写表示システムが構成されると、各プロジェ
クタは、図7に示すように、常に、原画像を横方向に3
等分したような部分画像を抽出する。そして、各プロジ
ェクタPJ1〜PJ3は、3つの部分画像をそれぞれ横
方向に3倍に拡大して、図6に示すように、スクリーン
SC上に1つの連続する全体画像WAを構成する3つの
個別画像WA1〜WA3を表示する。しかしながら、投
写表示システムにおいては、3つの個別画像を用いて他
の全体画像をスクリーンSC上に表示したい場合もあ
る。そこで、本実施例では、条件テーブル289の内容
を変更できるように工夫している。以下では、コンピュ
ータPCにおいて表示される設定画面において、条件テ
ーブル289の内容を変更する場合について説明する。
【0058】図8は、抽出拡大条件テーブル289の内
容を変更する際に、コンピュータPCの表示部に表示さ
れる設定画面を示す説明図である。図8では、処理条件
表示領域A2に、「抽出拡大」設定フィールドが表示さ
れている。なお、「抽出拡大」設定フィールドが選択さ
れると、接続状態表示領域A1では、3台のプロジェク
タPJ1〜PJ3すべてが自動的に選択される。
【0059】「抽出拡大」設定フィールドには、接続状
態表示領域A1に表示される3台のプロジェクタPJ1
〜PJ3のそれぞれが抽出する部分画像の種々の組み合
わせが表示されている。なお、4台のプロジェクタで投
写表示システムが構成されている場合には、4台のプロ
ジェクタのそれぞれが抽出する部分画像の種々の組み合
わせが表示される。
【0060】図8に示す1番目の組み合わせ「A」は、
図7に示す抽出拡大条件テーブル289において、台数
データが「3」の場合に、各プロジェクタが抽出する部
分画像の組み合わせに相当する。1番目の組み合わせ
「A」が条件テーブル289内に格納されている場合に
は、図6に示すように、スクリーンSC上には、原画像
が横方向に3倍に拡大された1つの連続する全体画像W
Aが表示される。なお、初期設定では、この1番目の組
み合わせ「A」が条件テーブル289内に格納されてい
る。
【0061】図8の2番目の組み合わせ「B」を用いる
場合には、第1および第2のプロジェクタPJ1は、そ
れぞれ原画像のうちの左側1/2,右側1/2の部分画
像を抽出して、部分画像を横方向に2倍に拡大した抽出
拡大画像を生成する。そして、第3のプロジェクタPJ
3は、原画像のうちの全部の部分画像を抽出して、部分
画像を縦方向および横方向に1倍に拡大した抽出拡大画
像(すなわち、等倍の画像)を生成する。
【0062】図9は、図8に示す2番目の組み合わせ
「B」が抽出拡大条件テーブル289内に格納された場
合に、スクリーンSC上に表示される全体画像WBを示
す説明図である。図示するように、スクリーンSC上に
は、第1および第2のプロジェクタPJ1,PJ2によ
って表示される個別画像WB1,WB2によって、1つ
の連続する画像が表示され、第3のプロジェクタによっ
て表示される個別画像WB3によって、1つの画像が表
示される。
【0063】図8の3番目の組み合わせ「C」は、2番
目の組み合わせ「B」とほぼ同様である。すなわち、第
1のプロジェクタPJ1は、原画像のうちの全部の部分
画像を抽出する。そして、第2および第3のプロジェク
タPJ2,PJ3は、それぞれ原画像のうちの左側1/
2,右側1/2の部分画像を抽出する。
【0064】図10は、図8に示す3番目の組み合わせ
「C」が抽出拡大条件テーブル289内に格納された場
合に、スクリーンSC上に表示される全体画像WCを示
す説明図である。図示するように、スクリーンSC上に
は、第1のプロジェクタPJ1によって表示される個別
画像WC1によって、1つの画像が表示され、第2およ
び第3のプロジェクタPJ2,PJ3によって表示され
る個別画像WC2,WC3によって、1つの連続する画
像が表示される。
【0065】図8の4番目の組み合わせ「D」を用いる
場合には、各プロジェクタPJ1〜PJ3は、原画像の
うちの全部の部分画像を抽出して、部分画像を縦方向お
よび横方向に1倍に拡大した抽出拡大画像(すなわち、
等倍の画像)を生成する。
【0066】図11は、図8に示す4番目の組み合わせ
「D」が抽出拡大条件テーブル289内に格納された場
合に、スクリーンSC上に表示される全体画像WDa,
WDbを示す説明図である。図11(A)に示す全体画
像WDaは、各プロジェクタPJ1〜PJ3によって表
示される個別画像WD1〜WD3を、スクリーン上で横
方向に並べることにより表示されている。このように、
3つの個別画像WD1〜WD3を並べて表示する場合に
は、各プロジェクタPJ1〜PJ3に、互いに異なるア
ナログ画像信号を供給することにより、異なる内容の個
別画像を並べて表示することができるという利点があ
る。一方、図11(B)に示す全体画像WDbは、各プ
ロジェクタPJ1〜PJ3によって表示される個別画像
WD1〜WD3を、スクリーンSC上で一致させること
により表示されている。このように、3つの個別画像W
D1〜WD3をスクリーンSC上で一致させれば、1つ
の明るい全体画像WDbを表示することができるという
利点がある。
【0067】図8の5番目の組み合わせ「E」は、通
常、3台のプロジェクタが縦方向に並んだ状態で配置さ
れる場合に用いられる。3台のプロジェクタPJ1〜P
J3は、それぞれ原画像のうちの上側1/3,中央1/
3,下側1/3の部分画像を抽出して、部分画像を縦方
向に3倍に拡大した抽出拡大画像を生成する。
【0068】図12は、図8に示す5番目の組み合わせ
「E」が抽出拡大条件テーブル289内に格納された場
合に、スクリーンSC上に表示される全体画像WEを示
す説明図である。図示するように、スクリーンSC上に
は、3台のプロジェクタPJ1〜PJ3によって表示さ
れる縦方向に並んだ3つの個別画像WE1〜WE3によ
って、1つの連続する画像が表示される。
【0069】なお、図8において、いずれかの組み合わ
せが選択されると、コンピュータPCは、条件テーブル
289の内容を変更するための制御信号を出力する。そ
して、各プロジェクタPJ1〜PJ3の制御信号処理部
260は、制御信号に従って、条件テーブル289の内
容(部分画像の抽出範囲および拡大倍率)を変更する。
【0070】このように、条件テーブル289の内容を
変更可能にすれば、投写表示システムにおいて、3つの
個別画像を用いて種々の全体画像をスクリーンSC上に
表示することが可能となる。
【0071】以上説明したように、本実施例の投写表示
システムを構成する各プロジェクタPJ1〜PJ3は、
アナログ画像信号AV1を用いて、スクリーンSC上に
表示される表示画像を表す画像データDV2を生成する
ための表示画像生成部を備えている。そして、表示画像
生成部は、台数データと識別データとに応じて、アナロ
グ画像信号AV1によって表される原画像内の一部また
は全部の部分画像を抽出して、抽出された部分画像のデ
ータサイズを拡大する抽出拡大部214を備えている。
これにより、投写表示システムを構成する各プロジェク
タPJ1〜PJ3は、互いに異なる部分画像を、容易に
投写表示することができ、この結果、複数台のプロジェ
クタを用いて、連続する1つの画像を容易に表示するこ
とが可能となる。
【0072】B.第2実施例:図1に示すようにプロジ
ェクタをあおり投写で用いる場合には、投写表示される
画像は、実際には、台形に歪む。これは、投写レンズ1
02から射出される光がスクリーンSCに達するまでの
距離が、画像の各点で異なることに起因する。このよう
な画像歪み(台形歪み)は、各プロジェクタのほぼ正面
にスクリーンSCが配置され、各プロジェクタとスクリ
ーンSCとの距離が比較的長い場合には無視することが
できる。しかし、スクリーンSC上に表示される画像の
歪みが無視できないような場合には、歪みを補正するよ
うに、各プロジェクタの液晶ライトバルブに形成される
画像を表す光が調整されていることが好ましい。なお、
プロジェクタによって発生する台形歪みとその補正につ
いては、例えば、特開平8−98119号公報に記載さ
れている。
【0073】図13は、投写表示システムにおいて発生
し得る画像歪みを示す説明図である。図示するように、
各プロジェクタPJ1〜PJ3がスクリーンSCの正面
位置より下方に配置される場合には、各プロジェクタP
J1〜PJ3によってスクリーンSC上に投写表示され
る個別画像WK1〜WK3は、上側に膨らんだ略台形形
状となる。
【0074】図14は、投写表示システムにおいて発生
し得る他の画像歪みを示す説明図である。図14の第2
のプロジェクタPJ2によって表示される個別画像WK
2’では、図13と同じ上下方向の台形歪みが発生して
いるが、第1および第3のプロジェクタPJ1,PJ3
によって表示される個別画像WK1’,WK3’では、
上下方向の台形歪みとともに、左右方向の台形歪みも発
生している。具体的には、第1のプロジェクタPJ1に
よって表示される個別画像WK1’は、上側に膨らむと
ともに、左側にも膨らんでいる。また、第3のプロジェ
クタPJ3によって表示される個別画像WK3’は、上
側に膨らむとともに、右側にも膨らんでいる。これは、
図14では、図13の場合と比べ、第1および第3のプ
ロジェクタPJ1,PJ3が第2のプロジェクタPJ2
に近い位置に配置されているからである。
【0075】図13,図14に示すように、プロジェク
タがスクリーンSC上に画像を表示する場合には、プロ
ジェクタとスクリーンSCとの位置関係によって、上下
方向の台形歪みや左右方向の台形歪みが発生し得る。こ
のような画像歪みは、複数台のプロジェクタによって表
示される複数の個別画像を用いて、連続する1つの画像
を表示する投写表示システムにおいては、より顕著な問
題となる。これは、画像歪みを有する個別画像を並べる
場合には、隣り合う個別画像間で重なりが生じてしま
い、画像が連続しなくなるからである。
【0076】図15は、第2実施例におけるプロジェク
タの内部構成の一例を示すブロック図である。このプロ
ジェクタの内部構成は、図2に示すプロジェクタの内部
構成とほぼ同じであるが、OSD処理部220と液晶ラ
イトバルブ駆動部240との間に、歪み補正部230が
追加されている。歪み補正部230は、OSD処理部2
20から出力された画像データDV2を調整して、調整
済み画像データDV2’を液晶ライトバルブ駆動部24
0に供給する。
【0077】本実施例では、歪み補正部230は、OS
D処理部220の後段に設けられているので、OSD処
理部220によって生成されたメニュー画像がスクリー
ンSC上に表示される場合にも、メニュー画像の歪みを
補正することができる。
【0078】なお、本実施例におけるCPU200と、
画像信号処理部210と、フレームメモリ211と、O
SD処理部220と、OSDメモリ221と、歪み補正
部230と、番号データメモリ282と、台数データメ
モリ284と、抽出拡大条件テーブル289を含む処理
条件メモリ288とが、本発明における表示画像生成部
に相当する。
【0079】図16は、図14に示す第2のプロジェク
タPJ2の歪み補正部230の処理内容を示す説明図で
ある。
【0080】図16(A−1)は、画像データDV2に
よって表される画像を示しており、この画像は、画像デ
ータDV2とDV1とが同じ場合には、抽出拡大部21
4によって生成される抽出拡大画像である。歪み補正部
230が画像データDV2を調整しない場合には、この
抽出拡大画像が液晶ライトバルブ250に形成される。
このとき、スクリーンSC上には、図16(A−2)に
示すように、上側に膨らんだ略台形形状の個別画像WK
2’が表示される。
【0081】図16(B−1)は、調整済み画像データ
DV2’によって表される画像を示しており、この画像
は、歪み補正部230によって生成される調整済み画像
である。この調整済み画像は、台形画像と背景画像とで
構成されている。台形画像は、図16(A−2)と逆、
すなわち、下側に膨らんだ略台形形状を有している。ま
た、背景画像は、黒画素で構成されている。そして、こ
の調整済み画像が液晶ライトバルブ250に形成される
と、調整済み画像内の台形画像によって、スクリーンS
C上には、図16(B−2)に示す略矩形形状の個別画
像WKC2が表示される。なお、略矩形形状の個別画像
WKC2は、図16(A−2)に示す個別画像WK2’
と同じ領域内に表示される。
【0082】図16では、図14に示す第2のプロジェ
クタPJ2の歪み補正部230の処理について説明した
が、図13の各プロジェクタPJ1〜PJ3の歪み補正
部230も、同じ処理を実行すればよい。一方、図14
の第1および第3のプロジェクタの歪み補正部230
は、上下方向および左右方向の台形歪みを補正するよう
に、調整済み画像を生成すればよい。
【0083】このように、本実施例では、各プロジェク
タは、スクリーンSC上に表示される個別画像の歪みが
補正されるように、抽出拡大画像を調整して、調整済み
画像を生成する歪み補正部230を備えている。具体的
には、歪み補正部230は、スクリーンSC上で発生し
得る画像歪みと逆の関係となるような歪みを有する調整
済み画像を生成する。このような歪み補正部を用いれ
ば、投写面上に表示される個別画像の歪みを低減させる
ことができ、この結果、複数台のプロジェクタによる複
数の個別画像を、重なり合わないように、スクリーンS
C上に表示させることが可能となる。
【0084】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、
例えば次のような変形も可能である。
【0085】(1)上記実施例では、図4,図8に示す
ように、コンピュータPCの表示部に表示される設定画
面において、各プロジェクタの処理条件を設定する場合
について説明したが、ユーザは、リモコンRCを用いて
各プロジェクタにメニュー画像を表示させ、このメニュ
ー画像において抽出拡大条件テーブル289を含む処理
条件メモリ288内の処理条件を設定するようにしても
よい。
【0086】また、上記実施例では、カスケード接続が
確立された後に、コンピュータPCと第1のプロジェク
タPJ1とを接続するケーブルを取り外しているが、こ
のケーブルは取り外さなくてもよい。この場合には、ユ
ーザは、リモコンRCのみでなく、コンピュータPCの
表示部に表示される設定画面においても処理条件を変更
することが可能となる。
【0087】(2)上記実施例では、図3で説明したよ
うに、コンピュータPCから出力される制御信号に基づ
いて、複数台のプロジェクタ間のデータ伝送が可能とな
っているが、第1のプロジェクタPJ1の制御信号処理
部260が、上記の制御信号を出力するようにしてもよ
い。この場合には、カスケード接続の際に用いられるコ
ンピュータPCを省略することができるという利点があ
る。
【0088】また、上記実施例では、ケーブルを用いて
投写表示システムのカスケード接続を実現しているが、
ケーブルを用いずに無線でカスケード接続を実現するよ
うにしてもよい。例えば、水平方向に並べて配置された
プロジェクタによって投写表示システムが構成される場
合には、各プロジェクタの左側面および右側面に、隣接
する装置との無線信号を入出力する信号入出力部を設け
るようにすればよい。こうすれば、プロジェクタの配置
に応じてカスケード接続の接続順序や接続台数を決定す
ることが可能となる。
【0089】一般には、複数台のプロジェクタのそれぞ
れは、複数台のプロジェクタ間のデータ伝送を可能とす
るために、自己のプロジェクタを他のプロジェクタと接
続するための接続制御部を備えていればよい。
【0090】(3)上記実施例では、カスケード接続に
応じて、番号データと台数データとが、各プロジェクタ
に自動的に割り当てられて、番号データメモリと台数デ
ータメモリに格納されているが、カスケード接続しない
ようにしてもよい。例えば、各プロジェクタに、番号デ
ータと台数データとを記憶するためのスイッチを設け、
ユーザが、番号データと台数データとを設定するように
してもよい。
【0091】一般に、各プロジェクタの表示画像生成部
は、投写表示システムを構成するプロジェクタの台数情
報を記憶するための台数情報記憶部と、自己のプロジェ
クタに割り当てられる識別情報を記憶するための識別情
報記憶部とを備えていればよい。
【0092】(4)上記実施例では、原画像のデータサ
イズが、フレームメモリ211や液晶ライトバルブ25
0のデータサイズと整合していることを前提として説明
した。このため、本実施例の抽出拡大部214は、部分
画像のデータサイズが原画像のデータサイズとほぼ等し
くなるように、部分画像のデータサイズを拡大してい
る。しかしながら、原画像のデータサイズが、フレーム
メモリ211や液晶ライトバルブ250のデータサイズ
と整合していない場合もある。例えば、原画像のデータ
サイズが、フレームメモリや液晶ライトバルブのデータ
サイズより小さい場合には、通常、原画像のデータサイ
ズを拡大してフレームメモリ211に書き込む。このよ
うな場合には、部分画像のデータサイズは、原画像のデ
ータサイズに代えて、フレームメモリや液晶ライトバル
ブのデータサイズとほぼ等しくなるように拡大されるこ
とが好ましい。
【0093】また、上記実施例では、部分画像の抽出範
囲と拡大倍率とは、抽出拡大条件テーブル289を用い
て決定されているが、番号データと台数データとから、
抽出範囲と拡大倍率とを算出するようにしてもよい。
【0094】一般に、抽出拡大部は、台数情報と識別情
報とに応じて、原画像信号によって表される原画像内の
一部または全部の部分画像を抽出する抽出処理を実行す
るとともに、抽出された部分画像のデータサイズを拡大
する拡大処理を実行して、抽出拡大画像を生成すればよ
い。
【0095】(5)上記実施例では、3台のプロジェク
タを水平方向に並べた投写表示システムについて説明し
ているが、2台あるいは4台以上のプロジェクタを水平
方向に並べたり、垂直方向に並べたりした投写表示シス
テムについても適用可能である。
【0096】本発明は、一般に、複数台のプロジェクタ
を備え、各プロジェクタによって投写表示される複数の
画像を投写面上に表示する投写表示システムに適用可能
である。
【0097】(6)上記実施例では、プロジェクタの電
気光学装置として液晶ライトバルブ250(図2,図1
5)を用いているが、電気光学装置としては、画像信号
に応じて画像を形成する光を射出する種々の装置を利用
することができる。例えば、DMD(ディジタル・マイ
クロミラー・デバイス)(TI社の商標)などのマイク
ロミラー型光変調装置を用いてもよいし、高輝度ブラウ
ン管やプラズマディスプレイパネルを用いてもよい。
【0098】(7)上記実施例において、ハードウェア
によって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置
き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによっ
て実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換え
るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としての投写表示システム
を示す説明図である。
【図2】図1の各プロジェクタPJ1〜PJ3の内部構
成の一例を示すブロック図である。
【図3】各プロジェクタのカスケード接続を確立させる
ための手順を示すフローチャートである。
【図4】投写表示システムのカスケード接続が確立され
た際に、コンピュータPC(図1)の表示部に表示され
る設定画面を示す説明図である。
【図5】図1に示す第1のプロジェクタPJ1の抽出拡
大部214の処理内容を示す説明図である。
【図6】3台のプロジェクタPJ1〜PJ3によってス
クリーンSC上に表示された全体画像WAを示す説明図
である。
【図7】抽出拡大条件テーブル289の内容を示す説明
図である。
【図8】抽出拡大条件テーブル289の内容を変更する
際に、コンピュータPCの表示部に表示される設定画面
を示す説明図である。
【図9】図8に示す2番目の組み合わせ「B」が抽出拡
大条件テーブル289内に格納された場合に、スクリー
ンSC上に表示される全体画像WBを示す説明図であ
る。
【図10】図8に示す3番目の組み合わせ「C」が抽出
拡大条件テーブル289内に格納された場合に、スクリ
ーンSC上に表示される全体画像WCを示す説明図であ
る。
【図11】図8に示す4番目の組み合わせ「D」が抽出
拡大条件テーブル289内に格納された場合に、スクリ
ーンSC上に表示される全体画像WDa,WDbを示す
説明図である。
【図12】図8に示す5番目の組み合わせ「E」が抽出
拡大条件テーブル289内に格納された場合に、スクリ
ーンSC上に表示される全体画像WEを示す説明図であ
る。
【図13】投写表示システムにおいて発生し得る画像歪
みを示す説明図である。
【図14】投写表示システムにおいて発生し得る他の画
像歪みを示す説明図である。
【図15】第2実施例におけるプロジェクタの内部構成
の一例を示すブロック図である。
【図16】図14に示す第2のプロジェクタPJ2の歪
み補正部230の処理内容を示す説明図である。
【符号の説明】
100…照明光学系 102…投写レンズ 200…CPU 200b…バス 208…画像入力端子 210…画像信号処理部 211…フレームメモリ 214…抽出拡大部 220…OSD処理部 221…OSDメモリ 230…歪み補正部 240…液晶ライトバルブ駆動部 250…液晶ライトバルブ 260…制御信号処理部 262…信号入出力部 262a,262b…入出力端子 282…番号データメモリ 284…台数データメモリ 288…処理条件メモリ 289…抽出拡大条件テーブル RC…リモコン PC…パーソナルコンピュータ PJ1〜PJ3…プロジェクタ SC…スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H059 BA12 2H088 EA14 MA20 5C058 BA21 BA23 BA24 BB11 BB25 EA03 EA12 EA26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のプロジェクタを備え、各プロジ
    ェクタによって投写表示される複数の画像を投写面上に
    表示する投写表示システムであって、 前記複数台のプロジェクタのそれぞれは、 外部から与えられる原画像信号を受け取るための画像入
    力部と、 前記原画像信号を用いて、前記投写面上に表示される表
    示画像を表す表示画像信号を生成するための表示画像生
    成部と、 前記表示画像信号に応じて画像を形成する光を射出する
    電気光学装置と、 前記電気光学装置から射出された光を投写する投写光学
    系と、を備え、 前記表示画像生成部は、 前記投写表示システムを構成するプロジェクタの台数情
    報を記憶するための台数情報記憶部と、 自己のプロジェクタに割り当てられる識別情報を記憶す
    るための識別情報記憶部と、 前記台数情報と前記識別情報とに応じて、前記原画像信
    号によって表される原画像内の一部または全部の部分画
    像を抽出する抽出処理を実行するとともに、抽出された
    前記部分画像のデータサイズを拡大する拡大処理を実行
    して、抽出拡大画像を生成するための抽出拡大部と、を
    備えることを特徴とする投写表示システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の投写表示システムであっ
    て、 前記拡大処理では、前記部分画像のデータサイズが前記
    原画像のデータサイズとほぼ等しくなるように、前記部
    分画像のデータサイズを拡大する、投写表示システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の投写表示システムであっ
    て、 前記表示画像生成部は、さらに、 前記台数情報と前記識別情報とに応じて、前記部分画像
    の抽出範囲と拡大倍率とを決定するテーブルを備え、 前記抽出拡大部は、前記テーブルから得られる前記抽出
    範囲と前記拡大倍率とに従って、前記抽出処理および前
    記拡大処理を実行する、投写表示システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の投
    写表示システムであって、 前記表示画像生成部は、さらに、 前記投写面上に表示される前記表示画像の歪みが補正さ
    れるように、前記抽出拡大画像を調整する歪み補正部を
    備える、投写表示システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の投
    写表示システムであって、 前記複数台のプロジェクタのそれぞれは、さらに、 前記複数台のプロジェクタ間のデータ伝送を可能とする
    ために、自己のプロジェクタを他のプロジェクタと接続
    するための接続制御部を備え、 前記接続制御部は、 前記複数台のプロジェクタの接続に応じて、自己のプロ
    ジェクタの接続順序を示す接続順序データと、前記複数
    台のプロジェクタの接続台数を示す台数データとを取得
    し、前記接続順序データを前記識別情報として前記識別
    情報記憶部に格納し、前記台数データを前記台数情報と
    して前記台数情報記憶部に格納する、投写表示システ
    ム。
  6. 【請求項6】 複数台準備することによって投写表示シ
    ステムを構成可能なプロジェクタであって、 外部から与えられる原画像信号を受け取るための画像入
    力部と、 前記原画像信号を用いて、投写面上に表示される表示画
    像を表す表示画像信号を生成するための表示画像生成部
    と、 前記表示画像信号に応じて画像を形成する光を射出する
    電気光学装置と、 前記電気光学装置から射出された光を投写する投写光学
    系と、を備え、 前記表示画像生成部は、 前記投写表示システムを構成するプロジェクタの台数情
    報を記憶するための台数情報記憶部と、 自己のプロジェクタに割り当てられる識別情報を記憶す
    るための識別情報記憶部と、 前記台数情報と前記識別情報とに応じて、前記原画像信
    号によって表される原画像内の一部または全部の部分画
    像を抽出する抽出処理を実行するとともに、抽出された
    前記部分画像のデータサイズを拡大する拡大処理を実行
    して、抽出拡大画像を生成するための抽出拡大部と、を
    備えることを特徴とするプロジェクタ。
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