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JP2002201064A - 誘電体磁器組成物、積層セラミックコンデンサとその製造方法 - Google Patents

誘電体磁器組成物、積層セラミックコンデンサとその製造方法

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Publication number
JP2002201064A
JP2002201064A JP2000397587A JP2000397587A JP2002201064A JP 2002201064 A JP2002201064 A JP 2002201064A JP 2000397587 A JP2000397587 A JP 2000397587A JP 2000397587 A JP2000397587 A JP 2000397587A JP 2002201064 A JP2002201064 A JP 2002201064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mol
dielectric
composition
multilayer ceramic
ceramic capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000397587A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuhiro Takahashi
哲弘 高橋
Taisei Shoji
大成 東海林
Kiyoji Handa
喜代二 半田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Chemi Con Corp filed Critical Nippon Chemi Con Corp
Priority to JP2000397587A priority Critical patent/JP2002201064A/ja
Publication of JP2002201064A publication Critical patent/JP2002201064A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Inorganic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好に焼結可能で、鉛レスハンダを使用した
場合でもクラックが生じにくく、優れた電気的特性を示
す、内部電極としてNiを用いた積層セラミックコンデ
ンサ用として好適な誘電体磁器組成物を提供する。 【解決手段】 組成式がBaTiO3からなる主組成物
に対して、BaO−Ln23−MgO−BaSiO3
MnO−RO3(但し、LnはSc,Y,Nd,Pr,
Sm、RはW,Moから選択された1種または2種以上
の元素)からなる添加物を、2.0〜6.0wt%含有
させてなる誘電体磁器組成物であって、前記添加物を構
成する各成分が、それぞれBaO=0〜20mol%、
Ln23=2〜25mol%、MgO=5〜35mol
%、BaSiO3=5〜45mol%、MnO=1〜1
0mol%、RO3=2〜10mol%であり、その平
均粒径が0.3μm以下になるように調製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層セラミックコ
ンデンサ用の誘電体磁器組成物、その組成物を用いた積
層セラミックコンデンサとその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】小型・高性能化の要求に伴い、積層セラ
ミックコンデンサ(MLC)においては、近年、ますま
す小型化、多層化が進展しており、一般的には以下に示
すような方法により作製されている。まず、誘電体粉末
に有機バインダーや可塑剤、有機溶剤を混合してスラリ
ーを作製し、ドクターブレード法等によりセラミックグ
リーンシートを作製する。得られたグリーンシート上に
内部電極となる電極材料を塗布し、複数枚積層して熱圧
着し、一体化させたものを大気中において1300℃前
後で焼成して焼成体を作製する。得られた焼成体の端面
に内部電極と電気的に導通する外部電極を焼き付けるこ
とにより作製される。
【0003】これまで、この積層セラミックコンデンサ
の内部電極としては、大気中で焼成した場合でも誘電体
材料と反応せず、酸化することによる抵抗の増大も起こ
らないという理由から、白金、パラジウム、銀−パラジ
ウムといった貴金属が用いられてきた。しかし、近年の
貴金属の高騰、特にパラジウムが高価になっているた
め、製造コストが高くなるといった問題が生じていた。
そこで、製造コストの削減を図るために、上記の貴金属
と同様な特性を示す卑金属のNiを内部電極として用い
た積層コンデンサが製造されている。
【0004】このように内部電極としてNiを用いる場
合、大気中及び酸化雰囲気中での焼成ではNiが酸化さ
れ、内部電極としての役割を果たさなくなるといった問
題が生じるため、還元雰囲気下での焼成が必要となる。
しかし、この条件下では、誘電体セラミックの主成分で
あるTiの価数が4価から3価に還元されるため、半導
体化すると共に、平均寿命も急激に低下する。そこで、
その対策として、アクセプターであるMnO,Co23
等を添加することによってTiの還元を抑制し、また、
再酸化処理によって酸素空位の低減を図り、平均寿命の
低下を防止している。しかしながら、上記再酸化処理に
も、誘電率への影響が大きく、誘電率の温度依存性に悪
影響を及ぼす恐れがあるといった問題点があった。
【0005】また、近年の環境問題を考えると、実装す
る際に通常用いられているハンダには鉛が含まれてお
り、環境問題を引き起こす原因となり得るため、鉛レス
ハンダの使用が要望されている。そのため、現在では、
鉛レスハンダの開発及び実用化が盛んに行われ、Sn−
Bi−Ag,Sn−Ag−Cu,Sn−Ag−Bi−G
e系等に代表されるような鉛レスハンダが使用され始め
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯電話に
代表されるように、電子機器の小型化、軽量化、低価格
化の必要性が急激に増大している現在、積層セラミック
コンデンサに対しても、低価格化、大容量化、高耐圧
化、高絶縁化、高信頼性の要求が増大している。その中
で、低価格化については、上述したように内部電極に卑
金属のNiを用いることにより、貴金属であるPd,A
g−Pdを使用するよりも低価格に抑えることが可能と
なった。
【0007】しかしながら、内部電極に卑金属のNiを
用いるという技術は、これまでは、内部電極の使用量が
多くなる高積層品、つまり、低い電界強度下(3V/μ
m以下)の大容量品のみに適用されることが多く、高い
電界強度下(3V/μm以上)では、静電容量、耐圧、
絶縁抵抗の温度依存性、DCバイアス特性及び信頼性の
低下という問題が頻繁に発生している。
【0008】また、鉛レスハンダを用いて実装する際、
処理温度が通常の鉛入りハンダよりも20〜30℃程度
高くなるため、クラックが発生しやすいという欠点もあ
る。さらに、これまでに、大容量化するために通常用い
られている誘電体材料(例えば、特開平6−34273
5号、特開平10−255549号、特開昭61−10
1459号、特公昭61−14611号等)を用いる
と、高誘電率は得られるものの、高い電界強度下(3V
/μm以上)では、耐圧及び絶縁抵抗、信頼性ともに著
しく低下し、高温(150℃)での絶縁抵抗の低下(C
R積の低下)という欠点があった。
【0009】本発明は、以上のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
良好に焼結可能で、鉛レスハンダを使用した場合でもク
ラックが生じにくく、優れた電気的特性を示す、内部電
極としてNiを用いた積層セラミックコンデンサ用とし
て好適な誘電体磁器組成物を提供することにある。
【0010】本発明の別の目的は、そのような組成物を
用いて、静電容量の温度特性がJIS規格で規定するB
特性及びEIA規格で規定するX7R特性をそれぞれ満
足する信頼性の高い積層セラミックコンデンサを提供す
ることであり、さらに、そのような優れた積層セラミッ
クコンデンサを製造可能な、環境性に優れた製造方法を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の目
的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、請求項1に記載
の通り、誘電体材料として、組成式がBaTiO3から
なる主組成物に対して、BaO−Ln23−MgO−B
aSiO3−MnO−RO3(但し、LnはSc,Y,N
d,Pr,Sm、RはW,Moから選択された1種また
は2種以上の元素)からなる添加物を、2.0〜6.0
wt%含有させてなることを特徴とする誘電体磁器組成
物を用いることにより、上記目的を達成し得ることを見
出した。
【0012】なお、主成分であるチタン酸バリウム(B
aTiO3)に上記添加物を添加する場合、まず、添加
物を1100℃以上の高温度で仮焼きし、粉砕すること
により均一化し、これをベースとなるBaTiO3に添
加することが好ましい。この方法により、焼結した後に
粒界に選択的にこれらの添加物を均一に析出させること
が可能となり、絶縁抵抗及び信頼性の向上が見られる。
また、添加物の比重差が小さいために、より均一なグリ
ーンシートを作製することができる。
【0013】また、請求項2に記載の通り、前記BaO
−Ln23−MgO−BaSiO3−MnO−RO3(但
し、LnはSc,Y,Nd,Pr,Sm、RはW,Mo
から選択された1種または2種以上の元素)からなる添
加物を構成する各成分は、それぞれBaO=0〜20m
ol%、Ln23=2〜25mol%、MgO=5〜3
5mol%、BaSiO3=5〜45mol%、MnO
=1〜10mol%、RO3=2〜10mol%であ
り、この添加物の平均粒径は、0.3μm以下であるこ
とが望ましい。
【0014】なお、さらに好ましくは、ベースとなるB
aTiO3の平均粒径が0.3〜0.5μmである原料
に、平均粒径が0.3μm以下の上記添加物を混合する
ことが望ましい。これにより、焼成時に均一な焼成が行
われるため、クラックを生じにくくなる。そのため、層
厚が5〜40μmの広範囲において、安定した電気特性
が得られる。
【0015】ここで、添加物の添加量及び各成分の範囲
は、次の理由によって決定されている。まず、BaO−
Ln23−MgO−BaSiO3−MnO−RO3(但
し、LnはSc,Y,Nd,Pr,Sm、RはW,Mo
から選択された1種または2種以上の元素)からなる添
加物を、ベースとなるチタン酸バリウムに対して2.0
〜6.0wt%添加することとしたのは、次の理由によ
る。すなわち、上記添加物の添加量が2.0wt%以下
では、1250℃以下での焼成が困難となり、緻密な焼
結体が得られず、素子の機械的強度が弱くなるためであ
る。また、鉛レスハンダをハンダ付けする際に、クラッ
クが発生しやすくなるためである。また、高い電界強度
下(3V/μm以上)において、耐圧や絶縁抵抗を向上
させたり、DCバイアス印可時の静電容量の低下を小さ
くする効果がほとんど見られないためである。一方、上
記添加物の添加量が6.0wt%以上では、誘電率が低
下するためである。
【0016】また、Ln成分として、Sc,Y,Nd,
Pr,Smから選択された1種又は2種以上の元素とし
たのは、これらはほぼ同様の特性を示し、これらから選
択された1成分を使用しても、組み合わせて使用しても
同様な効果が得られることが確認されたからである。さ
らに、R成分として、W,Moから選択された1種又は
2種の元素としたのも同様の理由によるものである。
【0017】また、主組成物であるBaTiO3及び添
加物の平均粒径を制限したのは、耐圧が120V/μm
以上となる優れたMLCを得ることができるためであ
る。
【0018】さらに、BaO−Ln23−MgO−Ba
SiO3−MnO−RO3(但し、LnはSc,Y,N
d,Pr,Sm、RはW,Moから選択された1種また
は2種以上の元素)からなる添加物を構成する各成分
を、それぞれBaO=0〜20mol%、Ln23=2
〜25mol%、MgO=5〜35mol%、BaSi
3=5〜45mol%、MnO=1〜10mol%、
RO3=2〜10mol%としたのは、以下の理由によ
る。
【0019】すなわち、BaOの量を上記の範囲に限定
したのは、この範囲外では、耐圧、絶縁抵抗及びDCバ
イアス特性の改善に効果がないためである。また、Ln
23(LnはSc,Y,Nd,Pr,Smから選択され
た1種または2種以上の元素)の量を上記の範囲に限定
したのは、25mol%以上では、誘電率が1000以
下となると共に、CR積及び信頼性(高温負荷、耐湿負
荷等)が低下するためであり、一方、2mol%以下で
は、絶縁抵抗の向上に効果がなく、信頼性も悪いためで
ある。
【0020】MgOの量を上記の範囲に限定したのは、
5mol%以下では温度特性がEIA規格のX7R特性
及びJIS規格のB特性の両方を満たさなくなり、絶縁
抵抗の向上の効果がないためである。一方、35mol
%以上では誘電率及び絶縁抵抗が低下し、誘電損失が増
加するためである。
【0021】BaSiO3の量を上記の範囲に限定した
のは、5mol%以下では焼結助材としての効果がほと
んど見られないためであり、一方、45mol%以上で
は、誘電率の低下が生じるためである。
【0022】MnOの量を上記の範囲に限定したのは、
1mol%以下では半導体化するためであり、10mo
l%以上では絶縁抵抗が低下し、容量温度特性がEIA
規格のX7R特性を満たさなくなるためである。
【0023】RO3(RはW,Moから選択された1種
または2種以上の元素)の量を上記の範囲に限定したの
は、2mol%より少ない場合は、誘電率及び耐圧も十
分な値が得られないだけでなく、焼成時のクラックが生
じるためである。一方、10mol%より多い場合に
は、容量温度特性がEIA規格のX7R特性を満たさな
くなるためである。
【0024】また、請求項3に記載の通り、前記添加物
に、さらにCaZrO3又はSrZrO3の少なくともい
ずれか一方をそれぞれ2〜15mol%添加することに
より、絶縁抵抗特性がさらに向上することが判明した。
なお、CaZrO3又はSrZrO3の量を上記の範囲に
限定したのは、15mol%以上では焼結性が低下する
ためであり、2mol%以下では絶縁抵抗特性の向上に
効果がないためである。
【0025】このように、前記添加物にCaZrO3
はSrZrO3の少なくともいずれか一方を添加した場
合に、より良好な結果が得られた理由は、主組成物であ
るBaTiO3のBサイト成分であるTiの一部にZr
が置換されることにより、Tiの価数変化(+4→+
3)を抑制しているためであると考えられる。つまり、
総合的には、耐還元性を向上させる効果があり、再酸化
処理した際の絶縁抵抗の向上が大きくなるものと考えら
れる。
【0026】また、CaZrO3及びSrZrO3の形
は、単体添加つまりCaO+ZrO2として添加した場
合より、より安定して粒界に存在できるため、絶縁抵抗
を向上させることができると考えられる。また、単体添
加では、TiサイトにZrが置換されやすくなるため、
粒成長を起こしやすくなり、X7R特性に特有なコアー
シェル構造を得にくくなるためであると考えられる。
【0027】また、主成分であるチタン酸バリウムに上
記添加物を添加する方法としては、最初に特定の成分
(例えば、MgOやMnO)等をBaTiO3と高温で
反応させ、その後に残りの成分を加えるような2段階プ
ロセスを用いても良い。
【0028】誘電体磁器組成物を上記のような組成範囲
にすることにより、1100〜1250℃の還元雰囲気
焼成温度で、EIA規格のX7R特性やJIS規格のB
特性を持つ誘電体材料を容易に得ることができる。
【0029】さらに、誘電率を1500〜2500に維
持したままで、高い電界強度(5V/μm)で使用した
時、静電容量と絶縁抵抗との積(CR積)が25℃で4
000〜6000Ω・F、150℃で500Ω・F以上
で、耐圧も120V/μm以上と極めて高く、5V/μ
mの印可時における静電容量の低下率が40%以下であ
る誘電体材料、及びこれを用いたMLCを作製すること
ができる。
【0030】請求項4に記載の製造方法は、内部電極と
誘電体を交互に積層して積層体を形成し、この積層体を
焼成して積層セラミックコンデンサを製造する方法にお
いて、請求項1から請求項3に記載された誘電体磁器組
成物の中から選択された組成物を誘電体として使用する
ことを特徴としている。この方法によれば、請求項1〜
3に記載された組成物を用いることにより、クラックを
発生することなく良好に焼結可能であるため、ハンダ付
けによるクラックを防止することができるので、その電
気的特性を向上させることができる。
【0031】請求項5に記載の製造方法は、請求項4に
記載の方法において、前記積層体を、前記誘電体磁器組
成物の焼結粒子が0.2〜0.5μmとなる条件で焼成
し、熱処理することを特徴としている。この方法によれ
ば、耐圧及び絶縁抵抗、DCバイアス特性に優れたML
Cを得ることができる。
【0032】請求項6に記載の積層セラミックコンデン
サは、請求項5に記載の方法により製造されたことを特
徴としている。すなわち、請求項5に記載の製造方法を
用いることによって、優れた電気的特性を持つ、高性能
で信頼性の高い積層セラミックコンデンサを得ることが
できる。特に、本発明は、誘電体層が5〜40μmの広
範囲の積層セラミックコンデンサに好適である。
【0033】以上述べたように、本発明による積層セラ
ミックコンデンサの製造方法としてより望ましい範囲は
以下の通りである。すなわち、ベースとなるBaTiO
3の平均粒径が0.3〜0.5μmである原料を用い、
添加物としてBaO−Ln23−MgO−BaSiO3
−MnO−RO3(但し、LnはSc,Y,Nd,P
r,Sm、RはW,Moから選択された1種または2種
以上の元素)の各成分が、それぞれBaO=0〜20m
ol%、Ln23=2〜25mol%、MgO=5〜3
5mol%、BaSiO3=5〜45mol%、MnO
=1〜10mol%、RO3=2〜10mol%であ
り、その平均粒径が0.3μm以下である酸化物成分
に、さらに、CaZrO3又はSrZrO3の少なくとも
いずれか一方を、それぞれ2〜15mol%加えた酸化
物成分を、ベースとなるBaTiO3に2.0〜6.0
wt%添加した誘電体を、1150〜1250℃で焼成
し、焼成後の平均粒径を0.2〜0.5μmにすること
である。
【0034】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を挙げ、本発明
をさらに詳細に説明する。 [1.製造工程] [1−1.誘電体スラリーの調製]誘電体ベース材料と
して、平均粒径が0.3μmのBaTiO3を用いた。
なお、このBaTiO3は水熱育成で得られたものを使
用した。また、添加物である酸化物成分の作製に当たっ
ては、まず、BaO、Ln23(Ln=Sc,Y,N
d,Pr,Smの1種または2種以上の元素)、Mg
O、BaSiO3、MnO、RO3(R=W,Moの1種
または2種以上の元素)及びCaZrO3、SrZrO3
を、それぞれ、表1に示した組成に従って所定の量を秤
量した。そして、これらをアルミるつぼに入れ、115
0℃で4時間の仮焼を行った。次に、得られた仮焼粉
を、ジェットミル、アトライタミルなどの微粉砕機を用
いて粉砕することにより、平均粒径が0.2〜0.5μ
mの酸化物粉末を得た。なお、この酸化物粉末は、作製
条件により一部または全部がガラス化する場合がある
が、その組成が均一であれば得られる特性には大きな差
はない。
【0035】以上のようにして得られた誘電体ベース材
料と酸化物粉末から、表1に示したように、各材料の混
合比率の異なる複数の誘電体原料を作製した。すなわ
ち、各誘電体原料1000gに対して、水とエチルアル
コール及び分散剤を80:19:1で混合した溶剤を7
00g入れ、ホモジナイザーを用いて分散させた。この
混合物を、通常の良く知られている分散方法であるボー
ルミルやアトリッションミルを用いて20時間分散させ
た後、さらに水性エマルジョンとアクリル樹脂と可塑剤
を含む溶液を入れて、複数種類の誘電体スラリーを作製
した(実施例1〜28)。なお、これらのスラリーの粘
性は、いずれも約200cpsに調整した。
【表1】
【0036】[1−2.グリーンチップの作製]上記の
ようにして得られた誘電体スラリーを用いて、ドクター
ブレード装置により、PETフィルム上に20μmの厚
さを持つグリーンシートを成形し、このグリーンシート
上に、内部電極用ペーストを2μmの厚みで印刷した。
なお、内部電極用ペーストとしては、平均粒径0.5μ
mのNi粒子100重量部と、有機ビヒクル(エチルセ
ルロース樹脂8重量部をブチルカルビトール92重量部
に溶解したもの)40重量部、及びブチルカルビトール
10重量部とを、3本ロールにより混練し、ペースト化
したものを使用した。
【0037】次いで、PETフィルムからシートを剥離
して積層し、80℃で1トン/cm 2の静水圧を用いて
加圧接着してグリーンチップを得た。積層数は100層
とした。次に、このグリーンチップを所定サイズに切断
し、金属板セッターに搭載し、脱バインダー処理、焼成
及びアニールを、下記の条件で連続的に行ない、コンデ
ンサ素子を作製した。なお、脱バインダー処理、焼成及
びアニールの条件は、以下の通りである。また、それぞ
れの雰囲気ガスの加湿にはウェッターを用いた。 (脱バインダー処理) 昇温速度:20℃/時間 保持温度:300℃ 温度保持時間:8時間 雰囲気ガス:空気中 (焼成) 昇温速度:300℃/時間 保持温度:1200℃及び1250℃ 温度保持時間:2時間 冷却速度:200℃/時間 雰囲気ガス:加湿したN2とH2との混合ガス 酸素分圧:1×10-11atm (アニール) 保持温度:750℃ 温度保持時間:4時間 昇温、降温速度:300℃/時間 雰囲気ガス:空気 酸素分圧:2×10-1atm
【0038】[1−3.バレル処理・外部電極の形成]
得られたコンデンサ素子の端面をバレル処理により研磨
した後、平均粒径0.5μmのCu粒子100重量部
と、有機ビヒクル(エチルセルロース樹脂8重量部をブ
チルカルビトール92重量部に溶解したもの)35重量
部、及びブチルカルビトール7重量部とを混練し、ペー
スト化した外部電極用ペーストを前記端面に転写し、N
2雰囲気中で850℃にて5分間焼成して外部電極を形
成し、図1に示すような構成を有する積層セラミックコ
ンデンサを得た。なお、図において、1は誘電体層、2
は内部電極、3は外部電極である。
【0039】[2.試験結果]続いて、以下のようにし
て、誘電体組成の差異による特性比較を行った。また、
上記のようにして製造した各サンプルのサイズは、5.
7×5.0×2.3mmであり、有効誘電体層の厚さは
15μm×100層、内部電極層の厚さは約1.2μm
であった。
【0040】なお、各サンプルの誘電体層の組成は、上
記表1に示す通りであり、表1において、実施例1〜2
8は本発明に係る組成であり、参考例1〜8は本発明の
範囲外の組成である。すなわち、参考例1は、酸化物成
分をまったく添加していない誘電体組成からなるサンプ
ルであり、参考例2〜8は、それぞれ*を付した組成
が、本発明の範囲外となる誘電体組成からなるサンプル
である。
【0041】そして、この表1に示すような誘電体組成
を持つ複数のサンプルの各々について、鉛レスハンダを
用いた時の実装後のクラック数といった外観検査を行う
と共に、誘電率、容量の温度特性、誘電損失、耐圧、絶
縁抵抗等を測定したところ、下記の表2に示すような結
果が得られた。なお、この場合の検査および測定の詳細
は、次の通りである。
【0042】(外観検査)ハンダクラック数は、各組成
ごとに20個のサンプルを使用し、280℃のハンダ槽
に浸し、その後に光学顕微鏡で素子に発生しているクラ
ックを観察し、その不良率を求めた。 (容量の温度特性)容量の温度特性は、EIAのX7R
特性を満足するか否かを調べた。具体的には、LCRメ
ータにより、−55〜125℃について測定電圧1Vで
容量を測定し、容量変化率が±15%以内(基準温度2
5℃)を満足するか否かを調べた。また、−25〜85
℃について測定電圧1Vで容量を測定し、容量変化率が
±10%以内(基準温度20℃)を満足するかどうかを
調べた。両者を満足する場合を○、満足しない場合を×
とした。
【0043】(比誘電率εs及び誘電損失)20℃にお
ける静電容量を測定し、電極面積と誘電体の厚みから比
誘電率を測定した。なお、誘電率と誘電損失は1vrm
s、1.0kHzでの値を用いた。 (耐圧)MLC素子に電圧を印可して電流が10mA以
上流れた電圧を耐圧とした。測定数は各組成ごとに5個
であり、その平均を求めた。
【0044】(高い電界強度下での容量抵抗積)素子を
25℃及び150℃の恒温槽に放置し、10分後に容量
と誘電体厚み1μm当たり5V印可した時の絶縁抵抗の
1分値を測定し、その積をCR(5V/μm)とした。 (DCバイアス特性)まず、1kHz、1VrmsのA
C電圧を印可した時の静電容量を測定した後、DC75
Vと1kHz、1VrmsのAC電圧を同時に印可した
時の静電容量を測定した。得られた測定値により、静電
容量の低下率を算出した。
【表2】
【0045】表2から明らかなように、本発明に係る誘
電体組成を持つサンプル(実施例1〜28)の各特性
は、いずれも本発明の範囲外の誘電体組成を持つサンプ
ル(参考例1〜8)に比べて格段に優れている。すなわ
ち、実施例1〜28の各特性から明らかなように、本発
明に係る誘電体組成を用いた場合には、280℃のハン
ダ槽に浸してもクラックが生じない。また、耐圧に優れ
たMLCを製造することができる。また、得られたML
Cは高い電界強度下(5V/μm)でも、25℃及び1
50℃とも極めて高い絶縁抵抗を示し、さらにDCバイ
アス印可時の静電容量の低下率も小さい。
【0046】[3.他の実施例]なお、本発明は、前記
実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で他
にも多種多様な変形例を実施可能である。例えば、誘電
体磁器組成物の具体的な組成は、本発明の範囲内で適宜
選択可能である。同様に、電極用金属の組成やバインダ
ーの組成等も、適宜選択可能である。さらに、具体的な
製造工程や各工程の条件も適宜選択可能である。例え
ば、脱バインダー処理や焼成、アニールにおける温度条
件や昇温・降温速度条件、雰囲気ガス条件等は、適宜選
択可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
良好に焼結可能で、鉛レスハンダをハンダ付けする際に
クラックが生じにくく、優れた耐圧及びDCバイアス特
性を示し、高い電界強度下(5V/μm)での容量抵抗
積が高い積層セラミックコンデンサ用として好適な誘電
体磁器組成物を提供することができる。
【0048】また、そのような組成物を用いて、EIA
規格のX7R特性及びJIS規格のB特性を満たすこと
が可能な、高性能で信頼性の高い積層セラミックコンデ
ンサを提供することができる。さらに、そのような優れ
た積層セラミックコンデンサを製造可能な、環境性に優
れた製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る積層セラミックコンデンサの構成
を示す斜視図
【符号の説明】
1…誘電体層 2…内部電極 3…外部電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 半田 喜代二 東京都青梅市東青梅1丁目167番地の1 日本ケミコン株式会社内 Fターム(参考) 4G031 AA03 AA04 AA05 AA06 AA07 AA08 AA11 AA12 AA17 AA18 AA19 AA30 BA09 CA04 GA03 5E001 AB03 AC09 AE02 AE03 AE04 AH00 AH09 AJ01 AJ02 5G303 AA01 AB02 AB20 BA12 CA01 CB03 CB06 CB17 CB18 CB22 CB32 CB35 CB37 CB40 CB41 DA05 DA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組成式がBaTiO3からなる主組成物
    に対して、BaO−Ln23−MgO−BaSiO3
    MnO−RO3(但し、LnはSc,Y,Nd,Pr,
    Sm、RはW,Moから選択された1種または2種以上
    の元素)からなる添加物を、2.0〜6.0wt%含有
    させてなることを特徴とする誘電体磁器組成物。
  2. 【請求項2】 前記BaO−Ln23−MgO−BaS
    iO3−MnO−RO3(但し、LnはSc,Y,Nd,
    Pr,Sm、RはW,Moから選択された1種または2
    種以上の元素)からなる添加物を構成する各成分が、そ
    れぞれBaO=0〜20mol%、Ln23=2〜25
    mol%、MgO=5〜35mol%、BaSiO3
    5〜45mol%、MnO=1〜10mol%、RO3
    =2〜10mol%であり、前記添加物の平均粒径が
    0.3μm以下であることを特徴とする請求項1記載の
    誘電体磁器組成物。
  3. 【請求項3】 前記添加物に、CaZrO3又はSrZ
    rO3の少なくともいずれか一方を、それぞれ2〜15
    mol%加えたことを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の誘電体磁器組成物。
  4. 【請求項4】 Ni内部電極と誘電体を交互に積層して
    積層体を形成し、この積層体を焼成して積層セラミック
    コンデンサを製造する方法において、 上記請求項1から請求項3に記載された誘電体磁器組成
    物の中から選択された組成物を誘電体として使用するこ
    とを特徴とする積層セラミックコンデンサの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記積層体を、前記誘電体磁器組成物の
    焼結粒子が0.2〜0.5μmとなる条件で焼成し、熱
    処理することを特徴とする請求項4記載の積層セラミッ
    クコンデンサの製造方法。
  6. 【請求項6】 上記請求項5に記載の方法により製造さ
    れたことを特徴とする積層セラミックコンデンサ。
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