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JP2002199655A - 高速電動機 - Google Patents

高速電動機

Info

Publication number
JP2002199655A
JP2002199655A JP2000399537A JP2000399537A JP2002199655A JP 2002199655 A JP2002199655 A JP 2002199655A JP 2000399537 A JP2000399537 A JP 2000399537A JP 2000399537 A JP2000399537 A JP 2000399537A JP 2002199655 A JP2002199655 A JP 2002199655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
rotor shaft
magnetic bearing
stator
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000399537A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Hasegawa
和三 長谷川
Shinichi Ozaki
伸一 尾崎
Toshio Takahashi
俊雄 高橋
Itsuki Kuwata
厳 桑田
Muneyasu Sugitani
宗寧 杉谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd filed Critical Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority to JP2000399537A priority Critical patent/JP2002199655A/ja
Publication of JP2002199655A publication Critical patent/JP2002199655A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C32/00Bearings not otherwise provided for
    • F16C32/04Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
    • F16C32/0406Magnetic bearings
    • F16C32/044Active magnetic bearings
    • F16C32/0444Details of devices to control the actuation of the electromagnets
    • F16C32/0446Determination of the actual position of the moving member, e.g. details of sensors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C32/00Bearings not otherwise provided for
    • F16C32/04Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
    • F16C32/0406Magnetic bearings
    • F16C32/044Active magnetic bearings
    • F16C32/0474Active magnetic bearings for rotary movement
    • F16C32/048Active magnetic bearings for rotary movement with active support of two degrees of freedom, e.g. radial magnetic bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2380/00Electrical apparatus
    • F16C2380/26Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータ軸長を短縮化でき、これによりロータ
軸剛性が増して危険速度を向上させることができ、かつ
回転軸の安定性を向上させることができる高速電動機を
提供する。 【解決手段】 回転自在な回転子を形成するロータ部3
1を有するロータ軸34と、ロータ部と所定の間隙を有
して半径方向に対向配置され固定子25を形成する非回
転のステータ部26と、ロータ部を挟んで所定の間隙を
有してロータ軸を回転自在に支持する磁気軸受36、3
6´と、ロータ軸の変位を検出する少なくとも2本の変
位センサ40とを備える。変位センサ40は、磁気軸受
ステータの間又は磁気軸受ステータ内部に設置されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータ軸長を短縮
化できる高速電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】ターボ圧縮機は、レシプロ圧縮機やスク
リュウ圧縮機に比較して大容量化、小型化に適し、かつ
オイルフリー化が容易である。そのためターボ圧縮機
は、工場の空気源、空気分離の原料空気やプロセス関係
の空気源等の汎用圧縮機として多用されている。
【0003】図4は、上述するターボ圧縮機等を直結駆
動する従来の高速電動機の模式図である。この図におい
て高速電動機1には、ケーシング3の内周面4に、非回
転の固定子5が取付けられている。この固定子5は、固
定子鉄心7と図示しない固定子巻線からなり、高速電動
機のステータ部6を形成する。固定子鉄心7は、鉄損を
軽減するため複数枚の薄板鋼板を軸方向に積層させてい
る。
【0004】一方、ステータ部6の内周面と所定の間隙
δを保持して回転子10が配置されている。回転子10
は中央部近傍にロータ部11を形成する積層鉄心(ロー
タコア)12と、ロータ軸14からなる。ロータ軸14
の両端には例えば図示しない1段インペラと2段インペ
ラが取付けられる。
【0005】上述した回転子10のロータ部11と固定
子5のステータ部6とにより高速回転(例えば、10万
min-1以上)する高速電動機を形成している。
【0006】また、ロータ軸14のロータ部11を挟ん
だ状態でロータ部11の外径より小径の軸部15が設け
られている。更に夫々の軸部15と所定の間隙C1を有
してケーシング3の内周面4に磁気軸受16が配置され
ている。磁気軸受16は、ロータ軸14に発生する半径
方向の変位を制御し、高速回転可能にロータ軸14を無
接触で支持する。更に、夫々の磁気軸受16のロータ部
11と反対側には、夫々の軸部15と所定の間隙C2を
有して複数の変位センサ17が、ケーシング3の内周面
4に配置されている。この変位センサ17は、ロータ軸
14の変位を検出する。なお、磁気軸受16と変位セン
サ17で高速電動機の磁気軸受ユニットが形成されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図4において上述した
ようにロータ軸14の小径の軸部15の両端近傍には、
磁気軸受16と変位センサ17から構成される磁気軸受
ユニットが配置されている。しかし、このように変位セ
ンサが、磁気軸受の外側延長部に配置されているので、
その分ロータ軸の全長が長くなり、危険速度が低下す
る。また場合によっては曲げ一次危険速度速度を超えた
定格回転数となるため、磁気軸受の制御が複雑となると
いう問題点があった。このため、ロータ軸バランスや磁
気軸受の調整が困難で、またコストアップとなるという
問題点があった。更に、ロータ軸長が長いと、ロータ軸
の剛性が低下し回転軸に振れが生じて弾性モードとな
り、これにより回転軸の安定性が悪くなり回転数が低下
するという問題点があった。
【0008】次に、前述したロータ軸の長さの影響につ
いて、図5に示す3質点ロータモデルを使って簡単に説
明する。図5において、均一な軸の等分の位置に3個の
質量mを取付け、両端部の質量mをばね定数kの軸受で
支持している。
【0009】縦弾性係数をE、断面二次モーメントを
I、3質量m間の全長をLとすると、この場合の曲げ一
次固有値ωは、(1)式で表される。 ω=(72・E・I/m・L3 0.5 ・・・(1) 次に、3質量m間の全長をLより短いL´とした場合を
考えてみると、この時の質量をm´とすると、m´=m
・(L´/L)となるので、この時の曲げ一次固有値ω
´は、(2)式となる。 ω´=(72・E・I・L/m・L´4 0.5 ・・・(2)
【0010】従って、(1)(2)から、(3)式が導
かれる。 ω´/ω=(L4 /L´40.5 =(L/L´)2 ・・・(3) この(3)式に示すように、軸の全長を短くすることに
より曲げ一次固有値が二乗に比例して大きな値となるの
で、回転軸の安定性を向上させることが可能となる。
【0011】図6は、磁気軸受長さによる速度裕度を示
す図表である。なお横軸に磁気軸受の短縮率(%)、縦
軸に曲げ速度からの裕度(%)とした。
【0012】図6において縦軸上の裕度0%をロータ軸
の高速回転における曲げ一次危険速度の限界として、裕
度0%を挟んでプラス側は磁気軸受けにてロータ軸の回
転支持に問題のない剛体モードを、またマイナス側はロ
ータ軸の回転支持が困難である弾性モードをあらわした
ものである。この図表を参照すれば、従来から使用して
いるロータ軸長を約20%以上短縮すれば弾性モードか
らロータ軸の回転に問題のない剛体モードに移行するこ
とができる。言い換えれば、これまでよりロータ軸の全
長を少なくとも20%短縮化できれば、危険速度を問題
のない範囲まで向上させることができる。また、曲げ一
次危険速度速度内の定格回転数に抑えることができるの
で、磁気軸受の制御が容易となる。
【0013】本発明は、かかる課題を達成するために創
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、ロー
タ軸長を短縮化でき、これによりロータ軸剛性を増して
危険速度を問題のない範囲まで向上させることができ、
かつ回転軸の安定性を向上させることができる高速電動
機を提供することにある。
【0014】
【解決するための手段】本発明によれば、回転自在な回
転子を形成するロータ部(31)を有するロータ軸(3
4)と、前記ロータ部と所定の間隙を有して半径方向に
対向配置され固定子(25)を形成する非回転のステー
タ部(26)と、前記ロータ部を挟んで所定の間隙を有
してロータ軸を回転自在に支持する磁気軸受(36、3
6´)と、ロータ軸の変位を検出する少なくとも2本の
変位センサ(40)と、を備え、該変位センサが、磁気
軸受ステータの間又は磁気軸受ステータ内部に設置され
ている、ことを特徴とする高速電動機が提供される。
【0015】上記本発明の構成によれば、ロータ軸の変
位を検出する少なくとも2本(本実施形態では4本)の
変位センサを磁気軸受ステータの間又は磁気軸受ステー
タ内部に設置するので、ロータ軸長を短縮化できる。従
って、ロータ軸の全長が短くなることにより曲げ一次固
有値が二乗で増大し、剛体モードに移行することがで
き、回転軸の安定性を向上させることができる。
【0016】本発明の好ましい実施形態によれば前記磁
気軸受(36、36´)は、ロータ軸を囲むステータの
磁極が軸方向に隣接してN極とS極を構成するホモポー
ラ形磁気軸受である。
【0017】この構成によれば、変位センサを、ホモポ
ーラ形磁気軸受ステータの間又は磁気軸受ステータ内部
に設置して、ロータ軸長を従来の長さより短縮化するこ
とができる。これにより、ロータ軸を剛体モードで設計
できるため、ロータ軸の回転バランス取りが容易とな
り、製造時間の短縮化ができる。また、危険速度を大幅
に向上して、高速回転でも従来制御法を適用できるので
安定した軸支持ができる。更に、磁気軸受を適用する回
転磁界の全体装置を小型化できる。
【0018】また、別の本発明の好ましい実施形態は、
前記磁気軸受(36、36´)は、ロータ軸を囲むステ
ータの磁極が周方向に隣接してN極とS極を構成するヘ
テロポーラ形磁気軸受である。
【0019】この構成によれば、変位センサを、ヘテロ
ポーラ形磁気軸受内部に設置したので、ロータ軸長をホ
モポーラ形磁気軸受と同様に大幅に短縮し、同様の効果
を得ることができる。
【0020】更に、別の本発明の好ましい実施形態は、
前記変位センサ(40)は、渦電流形又はインダクタン
ス形又は静電容量形とした。
【0021】渦電流形のセンサを磁気軸受間又は磁気軸
受内部に設置した場合、ロータ軸が中心から変位した場
合、渦電流のエネルギー損失から容易かつ迅速にロータ
軸の変位を推定することができ、これによりロータ軸の
変位の制御が容易にできる。また、もうインダクタンス
形の変位センサを磁気軸受間又は磁気軸受内部に設置し
た場合も、ロータ軸が中心から変位すれば、コイルのイ
ンダクタンス変化から前述の渦電流形と同様にロータ軸
の変位を容易に推定し制御することができる。また、静
電容量形は、軸の変位による静電容量の変化から前述の
センサ同様に、ロータ軸の変位を推定し、制御すること
ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略す
る。
【0023】図1は、ターボ圧縮機等を直結駆動する高
速電動機を示す全体構成図である。図2は、図1のA−
A矢視図で、ホモポーラ形磁気軸受に本発明を適用した
ものである。同様に図3は、図1のA−A矢視図の別の
実施形態のヘテロポーラ形磁気軸受に本発明を適用した
ものである。
【0024】図1において、本発明の高速電動機21
は、ケーシング23の内周面24に、非回転の固定子2
5が取付けられている。この固定子25は、固定子鉄心
27と図示しない固定子巻線とからなり、高速電動機の
ステータ部26を形成する。固定子鉄心27は、鉄損を
軽減するため複数枚の薄板鋼板を軸方向に積層させてい
る。
【0025】一方、ステータ部26の内周面と所定の間
隙δを保持して回転子30が配置されている。回転子3
0は中央部近傍に高速電動機のをなすロータ部31を形
成する積層鉄心(ロータコア)32と、ロータ軸34か
らなる。ロータ軸34の両端には例えば図示しない1段
インペラと2段インペラを取付けている。
【0026】上述した回転子30のロータ部31と固定
子25のステータ部26により、高速回転(例えば、1
0万min-1以上)する高速電動機を形成している。
【0027】また、ロータ軸34のロータ部31を挟ん
だ状態でロータ部31の外径より小径の軸部35が設け
られている。更に夫々の軸部35と所定の間隙C1を有
してケーシング23の内周面24に磁気軸受36が配置
されている。磁気軸受36は、ロータ軸34に発生する
半径方向の変位を制御し、高速で回転自在にロータ軸3
4を無接触で支持する。
【0028】更に、図1及び図2において、磁気軸受3
6は、ロータ軸34を囲むステータ部26の磁極37が
軸方向に隣接してN極とS極を構成するホモポーラ形磁
気軸受である。このホモポーラ形磁気軸受36は、ケー
シング23内に取付けられている。図2(C)に示すよ
うに、各磁気軸受36は、断面形状がコ字形状でかつ積
層鋼板で形成されたステータコア38とコイル39から
なる。この構成により軸方向に隣接して、磁極37にN
極とS極を有し、非接触でロータ軸34を支持する。
【0029】また、本発明では、ロータ軸34の変位を
検出する4本の変位センサ40を、図2(A)では、4
等分されたホモポーラ形磁気軸受36の間にケーシング
23を貫通させて設置させた。また、図2(B)、
(C)の例では、同じく4本の変位センサ40を4等分
された夫々のホモポーラ形磁気軸受36内部にケーシン
グ23と共に貫通させて配置させた。
【0030】このように変位センサの設置場所を、ホモ
ポーラ形磁気軸受の間又は磁気軸受内部としたので、ロ
ータ軸長を従来の長さより大幅に短縮することができ
る。これにより前述の図5の(3)式に示したように曲
げ一次固有値が増大して回転軸の安定性が向上する。更
に図6で説明したように例えば従来設計のロータ軸でも
変位センサを磁気軸受ユニットの領域内に挿入すれば、
ロータ軸長を短縮化できれば、ロータ軸を剛体モードで
設計できるため、高速回転でも従来制御法を適用できる
ので安定した軸支持ができる。またロータ軸の回転バラ
ンス取りが容易となり、製造時間の短縮化ができる。更
に危険速度を向上させる共に磁気軸受を適用する回転磁
界の全体装置を小型化できる。
【0031】次に、図3は本発明の別の実施形態で、ヘ
テロポーラ形磁気軸受と変位センサとの関連を示す配置
図である。図3において、図2と同様に、ロータ軸34
のロータ部31を挟んだ状態でロータ部31の外径より
小径の軸部35が設けられている。更に軸部35と所定
の間隙C1を有して、ケーシング23の内周面24にロ
ータ軸34を支持する磁気軸受36´が配置されてい
る。
【0032】また、この例で、磁気軸受36´は、ロー
タ軸34の軸部35を囲むステータ41の磁極42が周
方向に隣接してN極とS極を構成するヘテロポーラ形磁
気軸受36´である。更にこのヘテロポーラ形磁気軸受
36´は、図3に示すように回転するロータ軸34の軸
部35を所定の間隙C1を有してケーシング23内に取
付けられ、ロータ軸34の軸部35を囲むステータ41
の磁極42が,周方向に隣接してコイル43により磁石
のN極とS極を構成し、対向位置にある磁極42の吸引
力を制御してロータ軸34を非接触で支持している。
【0033】このように構成されたヘテロポーラ形磁気
軸受36´に対して、図3(A)に示す例では、4本の
変位センサ40を、周方向に隣接する磁極のN極とN極
の間、及びS極とS極の間にケーシング23を貫通させ
て設置している。また、図3(B)の例では、同じく4
本の変位センサ40を45度移動させて周方向に隣接す
る磁極のN極とS極の間にケーシング23を貫通させて
配置ししている。このように変位センサの設置場所を、
ヘテロポーラ形磁気軸受の内部としたので、ロータ軸長
をホモポーラ形磁気軸受と同様に従来より短縮化でき、
前述のホモポーラ形磁気軸受と同様な効果を得ることが
できる。
【0034】また、変位センサ40には、渦電流形又は
インダクタンス形又は静電容量形を用いる。これらの変
位センサを夫々の磁気軸受の磁気軸受の間又は磁気軸受
内部に、等配の位置に設置するのがよい。渦電流形の変
位センサを設置した場合に、ロータ軸が中心から変位し
た場合は渦電流のエネルギー損失から容易かつ迅速にロ
ータ軸の変位を推定することができ、これによりロータ
軸の変位の制御が容易にできる。また、インダクタンス
形の変位センサを設置しても、ロータ軸が中心から変位
すれば、コイルのインダクタンス変化から前述の渦電流
形と同様にロータ軸の変位を容易に推定し制御すること
ができる。また、静電容量形は、軸変位による静電容量
変化により、変位を推定でき、同様の効果が得られる。
【0035】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。
【0036】
【発明の効果】上述したように本発明の高速電動機によ
れば、ロータ軸長を短縮化でき、これにより軸ロータ剛
性が増して危険速度を向上させることができ、かつ回転
軸の安定性を向上させることができる、等の優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ターボ圧縮機等を直結駆動する本発明の高速電
動機を示す全体構成図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】別の実施形態を示す図2と同様の矢視図であ
る。
【図4】従来の高速電動機の模式図である。
【図5】3質点ロータモデルを示す模式図である。
【図6】磁気軸受長さによる速度裕度を示す図表であ
る。
【符号の説明】
1、21 高速電動機駆動圧縮機 3、23 ケーシング 4、24 内周面 5、25 固定子 6、26 ステータ部 7、27 固定子鉄心 10、30 回転子 11、31 ロータ部 12、32 積層鉄心(ロータコア) 14、34 ロータ軸 15、35 軸部 16 磁気軸受 17、40 変位センサ 36 ホモポーラ形磁気軸受(磁気軸受) 36´ ヘテロポーラ形磁気軸受(磁気軸受) 37、42 磁極 38 ステータコア 39、43 コイル 41 ステータ δ、C1、C2 間隙
フロントページの続き (72)発明者 高橋 俊雄 東京都江東区豊洲2丁目1番1番地 石川 島播磨重工業株式会社東京第一工場内 (72)発明者 桑田 厳 東京都江東区豊洲2丁目1番1番地 石川 島播磨重工業株式会社東京第一工場内 (72)発明者 杉谷 宗寧 東京都江東区豊洲2丁目1番1番地 石川 島播磨重工業株式会社東京第一工場内 Fターム(参考) 3J102 AA01 BA03 BA17 CA09 CA10 CA19 DA03 DA09 DA30 DB01 DB05 DB10 GA13 5H605 AA04 BB07 CC02 CC04 EB12 5H607 AA04 BB01 BB14 BB26 CC01 DD03 DD09 DD16 FF07 GG01 GG17 HH01 HH05 HH09 5H611 AA01 AA03 PP03 QQ03 RR00 TT00 UA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在な回転子を形成するロータ部
    (31)を有するロータ軸(34)と、前記ロータ部と
    所定の間隙を有して半径方向に対向配置され固定子(2
    5)を形成する非回転のステータ部(26)と、前記ロ
    ータ部を挟んで所定の間隙を有してロータ軸を回転自在
    に支持する磁気軸受(36、36´)と、ロータ軸の変
    位を検出する少なくとも2本の変位センサ(40)と、
    を備え、 該変位センサが、磁気軸受ステータの間又は磁気軸受ス
    テータ内部に設置されている、ことを特徴とする高速電
    動機。
  2. 【請求項2】 前記磁気軸受(36、36´)は、ロー
    タ軸を囲むステータの磁極が軸方向に隣接してN極とS
    極を構成するホモポーラ形磁気軸受である、ことを特徴
    とする請求項1に記載の高速電動機。
  3. 【請求項3】 前記磁気軸受(36、36´)は、ロー
    タ軸を囲むステータの磁極が周方向に隣接してN極とS
    極を構成するヘテロポーラ形磁気軸受である、ことを特
    徴とする請求項1に記載の高速電動機。
  4. 【請求項4】 前記変位センサ(40)は、渦電流形又
    はインダクタンス形又は静電容量形である、ことを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載の高速電動機。
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Cited By (5)

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