JP2002183865A - 緊急通報システム端末装置および緊急通報システム - Google Patents
緊急通報システム端末装置および緊急通報システムInfo
- Publication number
- JP2002183865A JP2002183865A JP2000376177A JP2000376177A JP2002183865A JP 2002183865 A JP2002183865 A JP 2002183865A JP 2000376177 A JP2000376177 A JP 2000376177A JP 2000376177 A JP2000376177 A JP 2000376177A JP 2002183865 A JP2002183865 A JP 2002183865A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emergency call
- emergency
- transmission
- center
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 130
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 73
- 230000006854 communication Effects 0.000 claims description 57
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 55
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 53
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 40
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 10
- 238000012546 transfer Methods 0.000 abstract description 3
- 206010039203 Road traffic accident Diseases 0.000 description 4
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 4
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 3
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 101100316860 Autographa californica nuclear polyhedrosis virus DA18 gene Proteins 0.000 description 1
- 101100135116 Oryza sativa subsp. japonica RR12 gene Proteins 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000003909 pattern recognition Methods 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の緊急発信釦のどれが操作されたかを識
別する手段を備え、複数の緊急発信釦により異なる緊急
通報処理動作を実行できるようにした緊急通報端末装置
を提供する。 【解決手段】 緊急発信信号検出回路106は、発信釦A
7、発信釦B8の各々の押下信号を受信し、発信釦毎に
異なる信号にて制御回路114に出力する。いま、発信釦
B8が押されたとすると、制御回路114は、音声切替回
路110に対して無線機104と制御回路114を接続する信号
経路に接続する指示を行うと共に、メモリ115より、セ
ンターの電話番号を取得し、無線機104に対して電話発
信処理を開始する。センターが着信し、無線機104が前
記着信を認識した場合、着信したことを示す信号を制御
回路114に出力する。制御回路114は、着信を示す信号を
取得した場合、メモリ115より、機器ID、走行履歴デ
ータを取得すると共に、危害者に気付かれることなく発
信処理を実行していることを示す信号などを作成し、無
線機104を介して緊急通報センターに転送する処理を行
う。
別する手段を備え、複数の緊急発信釦により異なる緊急
通報処理動作を実行できるようにした緊急通報端末装置
を提供する。 【解決手段】 緊急発信信号検出回路106は、発信釦A
7、発信釦B8の各々の押下信号を受信し、発信釦毎に
異なる信号にて制御回路114に出力する。いま、発信釦
B8が押されたとすると、制御回路114は、音声切替回
路110に対して無線機104と制御回路114を接続する信号
経路に接続する指示を行うと共に、メモリ115より、セ
ンターの電話番号を取得し、無線機104に対して電話発
信処理を開始する。センターが着信し、無線機104が前
記着信を認識した場合、着信したことを示す信号を制御
回路114に出力する。制御回路114は、着信を示す信号を
取得した場合、メモリ115より、機器ID、走行履歴デ
ータを取得すると共に、危害者に気付かれることなく発
信処理を実行していることを示す信号などを作成し、無
線機104を介して緊急通報センターに転送する処理を行
う。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの車両
に搭載され、交通事故、急病などの緊急時に、警察、緊
急通報センターなど緊急通報システムを管轄するセンタ
ーに、現在の車両の位置情報、登録車両などのデータを
送信する緊急通報システム端末装置および前記装置を含
んでなる緊急通報システムに関するものである。
に搭載され、交通事故、急病などの緊急時に、警察、緊
急通報センターなど緊急通報システムを管轄するセンタ
ーに、現在の車両の位置情報、登録車両などのデータを
送信する緊急通報システム端末装置および前記装置を含
んでなる緊急通報システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車などの車両に搭載され
て、警察、消防などにおける緊急通報センターなどの緊
急通報システムを管轄する緊急通報センターに通信事業
者の基地局などを経由して電話発信処理を行う緊急通報
連絡手段を備えた緊急通報システム端末装置が知られて
いる。前記緊急通報システム端末装置は、緊急事態発生
時に、緊急通報発信手段を押下して手動により発信処理
を行う場合と、エアバッグセンサや衝突センサなどのセ
ンサ部からの信号入力により自動的に発信処理が行われ
る場合とがある。
て、警察、消防などにおける緊急通報センターなどの緊
急通報システムを管轄する緊急通報センターに通信事業
者の基地局などを経由して電話発信処理を行う緊急通報
連絡手段を備えた緊急通報システム端末装置が知られて
いる。前記緊急通報システム端末装置は、緊急事態発生
時に、緊急通報発信手段を押下して手動により発信処理
を行う場合と、エアバッグセンサや衝突センサなどのセ
ンサ部からの信号入力により自動的に発信処理が行われ
る場合とがある。
【0003】緊急通報連絡処理のデータ通信における車
両からの情報を送信する際に、車両の位置情報と共に、
前記緊急通報発信手段を押下しての発信処理、もしくは
センサーからの信号による発信処理などの発信開始手段
を判別する信号を送信し、緊急通報センターにおいて発
信してきた車両が何を契機に発信してきたのかを把握す
ることができるようになっている。
両からの情報を送信する際に、車両の位置情報と共に、
前記緊急通報発信手段を押下しての発信処理、もしくは
センサーからの信号による発信処理などの発信開始手段
を判別する信号を送信し、緊急通報センターにおいて発
信してきた車両が何を契機に発信してきたのかを把握す
ることができるようになっている。
【0004】また、緊急通報センターに位置情報や、車
両のIDなどを送信することにより、車両、登録者名、
現在位置などを把握すると共に、音声通話に移行し、音
声会話による情報伝達を行うようにしている。
両のIDなどを送信することにより、車両、登録者名、
現在位置などを把握すると共に、音声通話に移行し、音
声会話による情報伝達を行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
緊急通報システムでは、複数の発信条件を有していて
も、データ通信による位置情報伝達処理、音声通話によ
る状況伝達処理の処理方法は同一であり、データ内容の
差異、もしくは上記処理が正常に終了しなかった場合の
リトライ回数などの差異のみを有するものである。
緊急通報システムでは、複数の発信条件を有していて
も、データ通信による位置情報伝達処理、音声通話によ
る状況伝達処理の処理方法は同一であり、データ内容の
差異、もしくは上記処理が正常に終了しなかった場合の
リトライ回数などの差異のみを有するものである。
【0006】交通事故、急病などの処理においては、上
記位置情報処理、状況伝達処理を行うことで、緊急の状
態をいち早く伝達することができるため上記処理は効果
的な手段であるが、車両の乗っ取り、恐喝などの緊急状
態においては、音声による会話処理を実施してしまうた
め、危害者に緊急通報連絡処理を要請したことを知られ
てしまい、被危害者側をより危険な状況にしてしまう可
能性がある。
記位置情報処理、状況伝達処理を行うことで、緊急の状
態をいち早く伝達することができるため上記処理は効果
的な手段であるが、車両の乗っ取り、恐喝などの緊急状
態においては、音声による会話処理を実施してしまうた
め、危害者に緊急通報連絡処理を要請したことを知られ
てしまい、被危害者側をより危険な状況にしてしまう可
能性がある。
【0007】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するものであり、複数の緊急通報発信釦を備え、前記
緊急通報発信釦が操作されたことによる緊急通報発信処
理の際、どの緊急通報発信釦が操作されたかを判別する
信号を送信すると共に、特定の緊急通報発信釦の操作で
は、通常の位置情報伝達処理、音声会話による状況伝達
処理を行い、別の緊急通報発信釦の操作では、音声通話
による状況伝達を行わない、もしくは緊急通報センター
からの音声を鳴音せず、緊急通報連絡処理を実行してい
ることを気づかれることなく実行することができる緊急
通報システム端末装置および前記装置を含んでなる緊急
通報システムの提供、もしくは定期的にデータ通信処理
による位置情報伝達処理を実行することにより、車両が
どの軌跡を辿っているかが緊急通報センターにより把握
できる緊急通報システム端末装置および前記装置を含ん
でなる緊急通報システムの提供を目的とするものであ
る。
決するものであり、複数の緊急通報発信釦を備え、前記
緊急通報発信釦が操作されたことによる緊急通報発信処
理の際、どの緊急通報発信釦が操作されたかを判別する
信号を送信すると共に、特定の緊急通報発信釦の操作で
は、通常の位置情報伝達処理、音声会話による状況伝達
処理を行い、別の緊急通報発信釦の操作では、音声通話
による状況伝達を行わない、もしくは緊急通報センター
からの音声を鳴音せず、緊急通報連絡処理を実行してい
ることを気づかれることなく実行することができる緊急
通報システム端末装置および前記装置を含んでなる緊急
通報システムの提供、もしくは定期的にデータ通信処理
による位置情報伝達処理を実行することにより、車両が
どの軌跡を辿っているかが緊急通報センターにより把握
できる緊急通報システム端末装置および前記装置を含ん
でなる緊急通報システムの提供を目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載の発明は、車両に搭載され
て、緊急通報発信釦の操作により、緊急通報システムを
管轄する緊急通報センターに自動的に緊急通報連絡処理
を行う緊急通報システム端末装置において、前記緊急通
報システム端末装置は、緊急通報発信釦を複数備え、前
記緊急通報発信釦のどれかの操作により緊急通報発信処
理を行うことにより、複数の緊急通報発信釦の目的に応
じた緊急通報連絡処理を行う機能を備えさせると共に、
どの緊急通報発信釦が操作されたかを判別する信号を出
力することにより、緊急通報センター側で利用者の発信
目的を把握できるようにしたものである。
に、本発明の請求項1に記載の発明は、車両に搭載され
て、緊急通報発信釦の操作により、緊急通報システムを
管轄する緊急通報センターに自動的に緊急通報連絡処理
を行う緊急通報システム端末装置において、前記緊急通
報システム端末装置は、緊急通報発信釦を複数備え、前
記緊急通報発信釦のどれかの操作により緊急通報発信処
理を行うことにより、複数の緊急通報発信釦の目的に応
じた緊急通報連絡処理を行う機能を備えさせると共に、
どの緊急通報発信釦が操作されたかを判別する信号を出
力することにより、緊急通報センター側で利用者の発信
目的を把握できるようにしたものである。
【0009】また、本発明の請求項2乃至請求項4に記
載の発明は、複数の緊急通報発信釦のうち、特定の緊急
通報発信釦が操作された場合、通常の緊急通報発信処理
であるデータ通信による位置情報伝達処理と、音声通話
による緊急通報センターとの会話での状況伝達処理を行
い、また別の特定の緊急通報発信釦が操作された場合、
データ通信による位置情報伝達処理を行い、緊急通報セ
ンターとの音声会話による状況伝達処理において、前記
緊急通報センターからの受信音声の鳴音を禁止すると共
に、音声取得手段が取得する車両の音声信号を緊急通報
センターに送信する、もしくは音声通話による緊急通報
センターとの会話処理を実行することなく緊急通報連絡
処理を終了する機能を備えるようにしたものであり、交
通事故、急病時における通常の緊急通報処理を行うと共
に、車両の乗っ取りに遇った場合に、危害者に発見され
ることなく緊急通報連絡処理を実施することができる。
載の発明は、複数の緊急通報発信釦のうち、特定の緊急
通報発信釦が操作された場合、通常の緊急通報発信処理
であるデータ通信による位置情報伝達処理と、音声通話
による緊急通報センターとの会話での状況伝達処理を行
い、また別の特定の緊急通報発信釦が操作された場合、
データ通信による位置情報伝達処理を行い、緊急通報セ
ンターとの音声会話による状況伝達処理において、前記
緊急通報センターからの受信音声の鳴音を禁止すると共
に、音声取得手段が取得する車両の音声信号を緊急通報
センターに送信する、もしくは音声通話による緊急通報
センターとの会話処理を実行することなく緊急通報連絡
処理を終了する機能を備えるようにしたものであり、交
通事故、急病時における通常の緊急通報処理を行うと共
に、車両の乗っ取りに遇った場合に、危害者に発見され
ることなく緊急通報連絡処理を実施することができる。
【0010】また、本発明の請求項5に記載の発明は、
複数の緊急通報発信釦のうち、特定の緊急通報発信釦が
操作された場合、通常の緊急通報発信処理であるデータ
通信による位置情報伝達処理と、音声通話による緊急通
報センターとの会話での状況伝達処理を行い、また別の
特定の緊急通報発信釦が操作された場合、定期的にデー
タ通信処理による位置情報の伝達を行うことにより、緊
急通報センターが車両の軌跡を把握することが可能にな
るため、車両の乗っ取りなどの移動している車両からの
通報においても、車両の走行軌跡、現在の車両の位置な
どを把握することができる。
複数の緊急通報発信釦のうち、特定の緊急通報発信釦が
操作された場合、通常の緊急通報発信処理であるデータ
通信による位置情報伝達処理と、音声通話による緊急通
報センターとの会話での状況伝達処理を行い、また別の
特定の緊急通報発信釦が操作された場合、定期的にデー
タ通信処理による位置情報の伝達を行うことにより、緊
急通報センターが車両の軌跡を把握することが可能にな
るため、車両の乗っ取りなどの移動している車両からの
通報においても、車両の走行軌跡、現在の車両の位置な
どを把握することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
て、図面を用いて説明する。
【0012】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態に係る緊急通報システム端末装置の構成を
示すブロック図である。図1において、緊急通報端末機
器1は、自動車などの車両に搭載されて、交通事故、急
病などの緊急時に、警察、緊急通報センターなどの緊急
通報システムを管轄するセンターに、現在の車両の位置
情報、登録車両などのデータを送信して車両出動要請を
行うものである。
の実施の形態に係る緊急通報システム端末装置の構成を
示すブロック図である。図1において、緊急通報端末機
器1は、自動車などの車両に搭載されて、交通事故、急
病などの緊急時に、警察、緊急通報センターなどの緊急
通報システムを管轄するセンターに、現在の車両の位置
情報、登録車両などのデータを送信して車両出動要請を
行うものである。
【0013】車両バッテリー2は、車両に既設されてい
るもので、車両の電装品などに電源を供給する。GPS
アンテナ3は、GPS衛星からのデータを受信するため
のアンテナである。車速パルス検出回路4は、車輪の回
転速度に応じたパルス波形を出力する。通信アンテナ5
は、無線機104と、基地局との無線通信のために使用さ
れるアンテナである。
るもので、車両の電装品などに電源を供給する。GPS
アンテナ3は、GPS衛星からのデータを受信するため
のアンテナである。車速パルス検出回路4は、車輪の回
転速度に応じたパルス波形を出力する。通信アンテナ5
は、無線機104と、基地局との無線通信のために使用さ
れるアンテナである。
【0014】エアバッグECU(Expansion Control Uni
t)6は、エアバッグが展開した場合、展開したことを知
らせる信号を出力する。発信釦A7は、押下された場
合、押下されたことを示す信号を出力する。発信釦B8
は、押下された場合、押下されたことを示す信号を出力
する。インジケータ9は、LEDなどを具備することに
よりインジケータ駆動回路からの信号により点灯/消灯
を行う。
t)6は、エアバッグが展開した場合、展開したことを知
らせる信号を出力する。発信釦A7は、押下された場
合、押下されたことを示す信号を出力する。発信釦B8
は、押下された場合、押下されたことを示す信号を出力
する。インジケータ9は、LEDなどを具備することに
よりインジケータ駆動回路からの信号により点灯/消灯
を行う。
【0015】ハンドセット電話機10は、緊急通報時以外
の通常時、無線機104を用いて電話による音声会話を実
施する。スピーカ11は、緊急通報連絡処理時の音声通話
処理において、緊急通報センターからの受信音声を鳴音
する処理を行う。マイク12は、緊急通報連絡処理時の音
声通話処理において、車室内の音声を取得する処理を行
う。カーオーディオ13は、音楽などを再生すると共に緊
急通報端末機器からのミュート信号の入力時に、音声信
号を遮断する処理(ミュート処理)を実施する。
の通常時、無線機104を用いて電話による音声会話を実
施する。スピーカ11は、緊急通報連絡処理時の音声通話
処理において、緊急通報センターからの受信音声を鳴音
する処理を行う。マイク12は、緊急通報連絡処理時の音
声通話処理において、車室内の音声を取得する処理を行
う。カーオーディオ13は、音楽などを再生すると共に緊
急通報端末機器からのミュート信号の入力時に、音声信
号を遮断する処理(ミュート処理)を実施する。
【0016】緊急通報端末機器1において電源回路101
は、車両バッテリー2、もしくは補助バッテリー103か
らの電源により、無線機104および緊急通報端末機器1
内で消費する電源を供給する。電源制御回路102は、車
両バッテリー2からの電源が降下した場合、補助バッテ
リー103からの電源供給を行い緊急通報端末機器1の動
作維持を行う。補助バッテリー103は、車両バッテリー
2からの電源供給が途絶えた場合、緊急通報端末機器1
内に電源供給を行う。
は、車両バッテリー2、もしくは補助バッテリー103か
らの電源により、無線機104および緊急通報端末機器1
内で消費する電源を供給する。電源制御回路102は、車
両バッテリー2からの電源が降下した場合、補助バッテ
リー103からの電源供給を行い緊急通報端末機器1の動
作維持を行う。補助バッテリー103は、車両バッテリー
2からの電源供給が途絶えた場合、緊急通報端末機器1
内に電源供給を行う。
【0017】無線機104は、緊急通報連絡処理における
データ通信、音声通話時、もしくは通常の音声通話時に
基地局との通信処理を行う。エアバッグ展開信号検出回
路105は、エアバッグECU6から入力した展開信号な
どを制御回路114に伝達する処理を行う。
データ通信、音声通話時、もしくは通常の音声通話時に
基地局との通信処理を行う。エアバッグ展開信号検出回
路105は、エアバッグECU6から入力した展開信号な
どを制御回路114に伝達する処理を行う。
【0018】緊急発信信号検出回路106は、発信釦A
7、発信釦B8の各々の押下信号を受信し、発信釦毎に
異なる信号にて制御回路114に出力する。インジケータ
駆動回路107は、制御回路114からの点灯制御により、イ
ンジケータ9の点灯/消灯駆動を行う。
7、発信釦B8の各々の押下信号を受信し、発信釦毎に
異なる信号にて制御回路114に出力する。インジケータ
駆動回路107は、制御回路114からの点灯制御により、イ
ンジケータ9の点灯/消灯駆動を行う。
【0019】GPS受信機108は、GPSアンテナ3か
ら受信したデータなどにより生成した位置情報などのデ
ータを制御回路114に出力する。ジャイロ109は、回転角
に応じた信号を生成し、制御回路114に出力する。
ら受信したデータなどにより生成した位置情報などのデ
ータを制御回路114に出力する。ジャイロ109は、回転角
に応じた信号を生成し、制御回路114に出力する。
【0020】音声切替回路110は、通常の音声通話時、
緊急時のデータ通信時、緊急時の音声通話時などの状況
に応じて、無線機104の音声経路を切り替える処理を行
う。音声再生回路111は、緊急通報時などにおいて、状
況を音声により伝達する。スピーカアンプ112は、音声
再生回路111からの音声信号、および無線機104からの受
信音声信号を増幅し、スピーカ11の鳴音処理を実施す
る。
緊急時のデータ通信時、緊急時の音声通話時などの状況
に応じて、無線機104の音声経路を切り替える処理を行
う。音声再生回路111は、緊急通報時などにおいて、状
況を音声により伝達する。スピーカアンプ112は、音声
再生回路111からの音声信号、および無線機104からの受
信音声信号を増幅し、スピーカ11の鳴音処理を実施す
る。
【0021】エコーキャンセル回路113は、ハンズフリ
ー音声通話時に発生するエコー、ハウリングなどを抑
制、防止する。制御回路114は、緊急通報端末機器1に
おける緊急通報動作処理などの動作制御を行う。メモリ
115は、緊急通報センターの電話番号、位置履歴情報、
緊急通報時の処理履歴などのデータを格納する。リアル
タイムクロック116は、緊急通報時に緊急通報センター
に転送する時間データなどを生成する。
ー音声通話時に発生するエコー、ハウリングなどを抑
制、防止する。制御回路114は、緊急通報端末機器1に
おける緊急通報動作処理などの動作制御を行う。メモリ
115は、緊急通報センターの電話番号、位置履歴情報、
緊急通報時の処理履歴などのデータを格納する。リアル
タイムクロック116は、緊急通報時に緊急通報センター
に転送する時間データなどを生成する。
【0022】次に、本発明の第1の実施形態に係る緊急
通報システム端末装置の動作について説明する。図1に
おいて制御回路114は、GPS受信機108、ジャイロ10
9、車速パルス検出回路4から入力した情報を基に当該
車両の緯度、経度などの位置情報を生成し、メモリ115
に記録する処理を行う。前記位置情報の生成、蓄積処理
は定期的に実施することにより、走行履歴、位置情報履
歴として緊急通報連絡処理時に緊急通報センターに転送
する。
通報システム端末装置の動作について説明する。図1に
おいて制御回路114は、GPS受信機108、ジャイロ10
9、車速パルス検出回路4から入力した情報を基に当該
車両の緯度、経度などの位置情報を生成し、メモリ115
に記録する処理を行う。前記位置情報の生成、蓄積処理
は定期的に実施することにより、走行履歴、位置情報履
歴として緊急通報連絡処理時に緊急通報センターに転送
する。
【0023】また、緊急通報連絡処理以外の通常時、ハ
ンドセット電話機10を用いて電話発信処理を行うことが
できる。利用者はハンドセット電話機10のダイヤル、お
よび発信釦を押下し、目的の相手に電話発信を行う。制
御回路114は、前記ダイヤル信号を受信した場合、無線
機104に対して電話発信処理を行うと共に、音声切替回
路110に対してハンドセット電話機10と、無線機104の音
声経路を接続する制御信号を出力する。音声切替回路11
0は、前記信号により、送信音声信号、受信音声信号の
経路を、ハンドセット電話機10と、無線機104を接続す
る経路に接続する。また前記無線機104の発信処理に対
して相手話者が着信した場合、音声通話を実行する。
ンドセット電話機10を用いて電話発信処理を行うことが
できる。利用者はハンドセット電話機10のダイヤル、お
よび発信釦を押下し、目的の相手に電話発信を行う。制
御回路114は、前記ダイヤル信号を受信した場合、無線
機104に対して電話発信処理を行うと共に、音声切替回
路110に対してハンドセット電話機10と、無線機104の音
声経路を接続する制御信号を出力する。音声切替回路11
0は、前記信号により、送信音声信号、受信音声信号の
経路を、ハンドセット電話機10と、無線機104を接続す
る経路に接続する。また前記無線機104の発信処理に対
して相手話者が着信した場合、音声通話を実行する。
【0024】交通事故などの一定衝撃以上の力が車両に
印加されエアバッグが展開した場合、エアバッグECU
(Expansion Control Unit)6は、前記エアバッグが展開
したことを認識し、エアバッグ展開信号を出力する。制
御回路114は、前記エアバッグ展開信号を入力した場
合、緊急通報連絡処理を開始する。
印加されエアバッグが展開した場合、エアバッグECU
(Expansion Control Unit)6は、前記エアバッグが展開
したことを認識し、エアバッグ展開信号を出力する。制
御回路114は、前記エアバッグ展開信号を入力した場
合、緊急通報連絡処理を開始する。
【0025】また緊急通報連絡処理開始の契機として手
動発信がある。利用者が発信釦A7を押下した場合、発
信釦A7は、釦が押下されたことを示す信号を出力す
る。緊急発信信号検出回路106は、発信釦A7の押下信
号を受信し、発信釦A7からの押下であることを示す信
号にて制御回路114に出力する。制御回路114は、前記押
下信号を入力した場合においても、前記エアバッグ展開
信号を入力した場合と同様に緊急通報連絡処理を開始す
る。
動発信がある。利用者が発信釦A7を押下した場合、発
信釦A7は、釦が押下されたことを示す信号を出力す
る。緊急発信信号検出回路106は、発信釦A7の押下信
号を受信し、発信釦A7からの押下であることを示す信
号にて制御回路114に出力する。制御回路114は、前記押
下信号を入力した場合においても、前記エアバッグ展開
信号を入力した場合と同様に緊急通報連絡処理を開始す
る。
【0026】緊急通報連絡処理を開始する場合、制御回
路114は、音声切替回路110に対して無線機104と制御回
路114の信号経路を接続する指示を行うと共に、メモリ1
15より、緊急通報センターの電話番号を取得し、前記電
話番号を用いて無線機104に対して電話発信処理を開始
する。
路114は、音声切替回路110に対して無線機104と制御回
路114の信号経路を接続する指示を行うと共に、メモリ1
15より、緊急通報センターの電話番号を取得し、前記電
話番号を用いて無線機104に対して電話発信処理を開始
する。
【0027】音声切替回路110は、無線機104と、制御回
路114のデータ通信経路を接続する処理を行う。また無
線機104は、通信事業者の基地局などを介して、緊急通
報センターに電話発信処理を開始する。緊急通報センタ
ーが着信し、無線機104が前記着信を認識した場合、着
信したことを示す信号を制御回路114に出力する。
路114のデータ通信経路を接続する処理を行う。また無
線機104は、通信事業者の基地局などを介して、緊急通
報センターに電話発信処理を開始する。緊急通報センタ
ーが着信し、無線機104が前記着信を認識した場合、着
信したことを示す信号を制御回路114に出力する。
【0028】制御回路114は、着信を示す信号を取得し
た場合、メモリ115より、機器ID、走行履歴データな
どを取得し、無線機104を介して緊急通報センターに転
送する処理を行う。前記データ通信が正常に完了した場
合、音声通話に移行する。緊急通報センターは、無線機
104に対して音声通話に移行する信号を出力する。
た場合、メモリ115より、機器ID、走行履歴データな
どを取得し、無線機104を介して緊急通報センターに転
送する処理を行う。前記データ通信が正常に完了した場
合、音声通話に移行する。緊急通報センターは、無線機
104に対して音声通話に移行する信号を出力する。
【0029】無線機104は、前記音声信号に移行する信
号を受信した場合、制御回路114に対して、音声通話制
御に移行することを示す信号を出力する。制御回路114
は、音声切替回路110に対してエコーキャンセル回路113
と、無線機104を接続する制御信号の出力、エコーキャ
ンセル回路113に対して、エコーキャンセル、ハウリン
グ制御などを行う制御信号を出力して、送信音声信号、
受信音声信号の経路を接続する制御信号の出力を行う。
号を受信した場合、制御回路114に対して、音声通話制
御に移行することを示す信号を出力する。制御回路114
は、音声切替回路110に対してエコーキャンセル回路113
と、無線機104を接続する制御信号の出力、エコーキャ
ンセル回路113に対して、エコーキャンセル、ハウリン
グ制御などを行う制御信号を出力して、送信音声信号、
受信音声信号の経路を接続する制御信号の出力を行う。
【0030】音声通話の場合、緊急通報センターからの
受信音声信号は、無線機104、音声切替回路110を介して
エコーキャンセル回路113に入力する。エコーキャンセ
ル回路113では、前記受信音声信号の周波数成分を学習
するとともに、スピーカアンプ112に出力する。スピー
カアンプ112は、前記受信音声信号を増幅し、スピーカ1
1を用いて鳴音する処理を行う。
受信音声信号は、無線機104、音声切替回路110を介して
エコーキャンセル回路113に入力する。エコーキャンセ
ル回路113では、前記受信音声信号の周波数成分を学習
するとともに、スピーカアンプ112に出力する。スピー
カアンプ112は、前記受信音声信号を増幅し、スピーカ1
1を用いて鳴音する処理を行う。
【0031】また送信音声信号は、搭乗者の音声、およ
びスピーカ11から鳴音した音声として、マイク12より取
得し、前記マイク12より取得された送信音声信号は、エ
コーキャンセル回路113に入力する。エコーキャンセル
回路113では、前記学習した周波数成分を用いて、送信
音声成分である搭乗者の音声成分と、スピーカ11の音声
成分より、前記スピーカ11の音声成分をエコーと判断し
除去する処理を行う。さらにエコーキャンセル回路113
は、搭乗者の音声成分のみを抽出した送信音声信号を、
音声切替回路110、無線機104を介して緊急通報センター
に出力する。
びスピーカ11から鳴音した音声として、マイク12より取
得し、前記マイク12より取得された送信音声信号は、エ
コーキャンセル回路113に入力する。エコーキャンセル
回路113では、前記学習した周波数成分を用いて、送信
音声成分である搭乗者の音声成分と、スピーカ11の音声
成分より、前記スピーカ11の音声成分をエコーと判断し
除去する処理を行う。さらにエコーキャンセル回路113
は、搭乗者の音声成分のみを抽出した送信音声信号を、
音声切替回路110、無線機104を介して緊急通報センター
に出力する。
【0032】音声通話による情報の伝達が完了した場
合、緊急通報センターより終話処理を行い、緊急通報連
絡処理を完了する。
合、緊急通報センターより終話処理を行い、緊急通報連
絡処理を完了する。
【0033】前記緊急通報連絡処理時のデータ通信制御
時、音声通話処理時にオーディオの音声出力を禁止した
い場合、制御回路114は、カーオーディオ13に対してミ
ュート信号を出力する。カーオーディオ13は、前記ミュ
ート信号を入力した場合、電源のOFF、もしくはスピ
ーカ11への音声出力を停止することにより、鳴音を停止
する。
時、音声通話処理時にオーディオの音声出力を禁止した
い場合、制御回路114は、カーオーディオ13に対してミ
ュート信号を出力する。カーオーディオ13は、前記ミュ
ート信号を入力した場合、電源のOFF、もしくはスピ
ーカ11への音声出力を停止することにより、鳴音を停止
する。
【0034】また、緊急通報連絡処理を行っていること
を利用者に知らせる場合、制御回路114は、インジケー
タ駆動回路107に対してインジケータ9を点滅する制御
信号を出力する。インジケータ駆動回路107は、インジ
ケータ9を用いて、青色LEDの点滅処理などを行い、
利用者に緊急通報連絡処理中であることを伝達する。
を利用者に知らせる場合、制御回路114は、インジケー
タ駆動回路107に対してインジケータ9を点滅する制御
信号を出力する。インジケータ駆動回路107は、インジ
ケータ9を用いて、青色LEDの点滅処理などを行い、
利用者に緊急通報連絡処理中であることを伝達する。
【0035】さらに制御回路114は、音声再生回路111に
緊急通報連絡処理時であることを知らせる音声を出力す
る指示を行う。音声再生回路111は、内部に記録した音
声フレーズデータなどを用いて、音声再生処理を実施
し、音声データをスピーカアンプ112に出力する。スピ
ーカアンプ112は、スピーカ11を用いて音声再生音の鳴
音処理を実行する。また、車両の乗っ取り、恐喝などの
場合、緊急通報連絡処理を危害者に気付かれること無く
実施する必要がある。
緊急通報連絡処理時であることを知らせる音声を出力す
る指示を行う。音声再生回路111は、内部に記録した音
声フレーズデータなどを用いて、音声再生処理を実施
し、音声データをスピーカアンプ112に出力する。スピ
ーカアンプ112は、スピーカ11を用いて音声再生音の鳴
音処理を実行する。また、車両の乗っ取り、恐喝などの
場合、緊急通報連絡処理を危害者に気付かれること無く
実施する必要がある。
【0036】次に、発信釦B8を用いた緊急通報発信処
理の具体例を以下に記す。発信釦B8は、釦が押下され
たことを示す信号を出力する。緊急発信信号検出回路10
6は、発信釦B8の押下信号を受信し、発信釦B8から
の押下であることを示す信号にて制御回路114に出力す
る。制御回路114は、音声切替回路110に対して無線機10
4と制御回路114の信号経路を接続する指示を行うと共
に、メモリ115より、緊急通報センターの電話番号を取
得し、前記電話番号を用いて無線機104に対して電話発
信処理を開始する。音声切替回路110は、無線機104と、
制御回路114のデータ通信経路を接続する処理を行う。
理の具体例を以下に記す。発信釦B8は、釦が押下され
たことを示す信号を出力する。緊急発信信号検出回路10
6は、発信釦B8の押下信号を受信し、発信釦B8から
の押下であることを示す信号にて制御回路114に出力す
る。制御回路114は、音声切替回路110に対して無線機10
4と制御回路114の信号経路を接続する指示を行うと共
に、メモリ115より、緊急通報センターの電話番号を取
得し、前記電話番号を用いて無線機104に対して電話発
信処理を開始する。音声切替回路110は、無線機104と、
制御回路114のデータ通信経路を接続する処理を行う。
【0037】また無線機104は、通信事業者の基地局な
どを介して、緊急通報センターに電話発信処理を開始す
る。緊急通報センターが着信し、無線機104が前記着信
を認識した場合、着信したことを示す信号を制御回路11
4に出力する。制御回路114は、着信を示す信号を取得し
た場合、メモリ115より、機器ID、走行履歴データを
取得すると共に、搭乗者に気付かれることなく発信処理
を実行していることを示す信号などを作成し、無線機10
4を介して緊急通報センターに転送する処理を行う。
どを介して、緊急通報センターに電話発信処理を開始す
る。緊急通報センターが着信し、無線機104が前記着信
を認識した場合、着信したことを示す信号を制御回路11
4に出力する。制御回路114は、着信を示す信号を取得し
た場合、メモリ115より、機器ID、走行履歴データを
取得すると共に、搭乗者に気付かれることなく発信処理
を実行していることを示す信号などを作成し、無線機10
4を介して緊急通報センターに転送する処理を行う。
【0038】前記データ通信が正常に完了した場合、音
声通話に移行する。緊急通報センターは、無線機104に
対して音声通話に移行する信号を出力する。無線機104
は、前記音声信号に移行する信号を受信した場合、制御
回路114に対して、音声通話制御に移行することを示す
信号を出力する。
声通話に移行する。緊急通報センターは、無線機104に
対して音声通話に移行する信号を出力する。無線機104
は、前記音声信号に移行する信号を受信した場合、制御
回路114に対して、音声通話制御に移行することを示す
信号を出力する。
【0039】制御回路114は、音声切替回路110に対して
エコーキャンセル回路113と、無線機104を接続する制御
信号を出力し、エコーキャンセル回路113に対して、エ
コーキャンセル、ハウリング制御などを行う制御信号の
出力を行い、送信音声信号の経路の接続を行う。
エコーキャンセル回路113と、無線機104を接続する制御
信号を出力し、エコーキャンセル回路113に対して、エ
コーキャンセル、ハウリング制御などを行う制御信号の
出力を行い、送信音声信号の経路の接続を行う。
【0040】上記発信釦B8を押下しての発信の場合、
受信音声信号経路を接続しないなど、緊急通報センター
側の音声の鳴音を禁止するなどにより、車両側で音声通
話に移行していることを危害者に気付かれない配慮を行
うことも可能である。
受信音声信号経路を接続しないなど、緊急通報センター
側の音声の鳴音を禁止するなどにより、車両側で音声通
話に移行していることを危害者に気付かれない配慮を行
うことも可能である。
【0041】また配慮の手段としては、センターから音
声を出力しない方法、もしくは緊急通報端末機側で遮断
する方法もある。
声を出力しない方法、もしくは緊急通報端末機側で遮断
する方法もある。
【0042】音声通話の場合、前記マイク12より取得さ
れた送信音声信号は、エコーキャンセル回路113に入力
する。エコーキャンセル回路113では、双方向通話では
ないため、入力した音声に信号処理を加えること無く、
音声切替回路110、無線機104を介して緊急通報センター
に出力する。
れた送信音声信号は、エコーキャンセル回路113に入力
する。エコーキャンセル回路113では、双方向通話では
ないため、入力した音声に信号処理を加えること無く、
音声切替回路110、無線機104を介して緊急通報センター
に出力する。
【0043】上記発信の場合、カーオーディオ13に対す
るミュート処理を実施してもよいが、ミュートをかけな
い処理が望ましい。また、前記ミュート処理を実施する
か否かを初期設定などにより選択する処理を付加するこ
とにより、事前に選択された処理を実行することも可能
である。インジケータ9の照明制御も同様に、青色LE
Dの点滅などにより緊急通報連絡処理に移行しているこ
と示す制御も可能であるが、選択機能などにより、前記
点滅制御を禁止する処理を行うことも可能である。音声
再生処理は、危害者に気付かれる恐れがあるため、緊急
通報連絡処理時の音声案内を禁止する。
るミュート処理を実施してもよいが、ミュートをかけな
い処理が望ましい。また、前記ミュート処理を実施する
か否かを初期設定などにより選択する処理を付加するこ
とにより、事前に選択された処理を実行することも可能
である。インジケータ9の照明制御も同様に、青色LE
Dの点滅などにより緊急通報連絡処理に移行しているこ
と示す制御も可能であるが、選択機能などにより、前記
点滅制御を禁止する処理を行うことも可能である。音声
再生処理は、危害者に気付かれる恐れがあるため、緊急
通報連絡処理時の音声案内を禁止する。
【0044】なお、緊急通報端末機器1は信頼性確保を
目的として、各部位の異常監視処理を定期的に実施す
る。制御回路114は、各部位に定期信号を出力してその
応答を受信する、もしくは電圧の監視などにより、異常
検知を行う。
目的として、各部位の異常監視処理を定期的に実施す
る。制御回路114は、各部位に定期信号を出力してその
応答を受信する、もしくは電圧の監視などにより、異常
検知を行う。
【0045】例えば、無線機104の監視の場合、前記無
線機104から定期的に出力される電界強度信号を取得す
る。制御回路114は、前記定期信号を取得し、無線機104
の状態を判断する。前記定期信号が一定時間取得できな
い、もしくは長時間電界強度を確保できないなどの信号
を受信した場合、異常と判断し、インジケータ駆動回路
107にインジケータ9の赤点滅を指示する制御信号を出
力すると共に、メモリ115に対して前記異常を検出した
時刻、異常状態の内容を記録する。
線機104から定期的に出力される電界強度信号を取得す
る。制御回路114は、前記定期信号を取得し、無線機104
の状態を判断する。前記定期信号が一定時間取得できな
い、もしくは長時間電界強度を確保できないなどの信号
を受信した場合、異常と判断し、インジケータ駆動回路
107にインジケータ9の赤点滅を指示する制御信号を出
力すると共に、メモリ115に対して前記異常を検出した
時刻、異常状態の内容を記録する。
【0046】発信釦A7、もしくは発信釦B8の場合、
正常状態、押下状態、断線による開放、短絡などの状態
により異なる電圧、もしくは信号を出力する構成を具備
する。制御回路114は、前記発信釦A7、もしくは発信
釦B8が押下されたことを示す電圧を検知した場合、発
信処理を開始すると共に、開放、短絡などの異常の場
合、インジケータ9の赤点滅を指示する制御信号を出力
すると共に、メモリ115に対して前記異常を検出した時
刻、異常状態の内容を記録する。
正常状態、押下状態、断線による開放、短絡などの状態
により異なる電圧、もしくは信号を出力する構成を具備
する。制御回路114は、前記発信釦A7、もしくは発信
釦B8が押下されたことを示す電圧を検知した場合、発
信処理を開始すると共に、開放、短絡などの異常の場
合、インジケータ9の赤点滅を指示する制御信号を出力
すると共に、メモリ115に対して前記異常を検出した時
刻、異常状態の内容を記録する。
【0047】また、事故などにより車両バッテリー2が
破損し、電源の供給が不可能な場合、補助バッテリー10
3からの電源供給により電源を生成する処理を実施す
る。上記処理によって、前記車両バッテリー2からの電
源供給が途絶えた場合でも、確実に緊急通報連絡処理を
実施することが可能になる。
破損し、電源の供給が不可能な場合、補助バッテリー10
3からの電源供給により電源を生成する処理を実施す
る。上記処理によって、前記車両バッテリー2からの電
源供給が途絶えた場合でも、確実に緊急通報連絡処理を
実施することが可能になる。
【0048】図2〜図4は、本発明の第1の実施の形態
に係る制御回路114の動作シーケンスを示す。図2は、
制御回路114の通常の動作を示すシーケンスである。図
2において制御回路114は、発信起動をポーリング処
理、もしくは割り込み処理などにより、エアバッグ展開
信号11401、発信釦A7の押下11404、発信釦B8の押下
11407の状態識別を行う。
に係る制御回路114の動作シーケンスを示す。図2は、
制御回路114の通常の動作を示すシーケンスである。図
2において制御回路114は、発信起動をポーリング処
理、もしくは割り込み処理などにより、エアバッグ展開
信号11401、発信釦A7の押下11404、発信釦B8の押下
11407の状態識別を行う。
【0049】なお、エアバッグ展開信号を受信した場
合、前記エアバッグ展開信号で発信した情報を記録1140
2すると共に緊急通報連絡処理を実施する。同様に発信
釦A7、発信釦B8においても同様の処理を実施する
(11405、11408)。
合、前記エアバッグ展開信号で発信した情報を記録1140
2すると共に緊急通報連絡処理を実施する。同様に発信
釦A7、発信釦B8においても同様の処理を実施する
(11405、11408)。
【0050】図3及び図4は、制御回路114の緊急通報
連絡処理の動作を示すシーケンスである。図3及び図4
のシーケンスにおいて、ステップ11411〜11417の処理は
制御回路114によってデータ通信に移行するまでの過程
を示しており、発信条件に左右されない。またステップ
11418からの処理は、制御回路114によるデータ通信処理
であり、発信条件によって送信するデータに差異が生じ
る。
連絡処理の動作を示すシーケンスである。図3及び図4
のシーケンスにおいて、ステップ11411〜11417の処理は
制御回路114によってデータ通信に移行するまでの過程
を示しており、発信条件に左右されない。またステップ
11418からの処理は、制御回路114によるデータ通信処理
であり、発信条件によって送信するデータに差異が生じ
る。
【0051】ステップ11418の発信起動判別において、
例えば、エアバッグ展開信号による緊急通報連絡処理の
場合は、機器ID、位置履歴データと共に、エアバッグ
展開信号による発信であることを緊急通報センターに送
信する(11419)。データ通信処理が完了し音声通話に
移行する場合、エコーキャンセル回路113と無線機の接
続制御などにより、音声通話状態に移行する(1142
8)。
例えば、エアバッグ展開信号による緊急通報連絡処理の
場合は、機器ID、位置履歴データと共に、エアバッグ
展開信号による発信であることを緊急通報センターに送
信する(11419)。データ通信処理が完了し音声通話に
移行する場合、エコーキャンセル回路113と無線機の接
続制御などにより、音声通話状態に移行する(1142
8)。
【0052】音声通話の場合、発信釦B8による発信処
理と、その他の発信起動(発信釦A7)による発信処理
とでは、その発信処理が大きく異なる。すなわち、発信
釦B8での発信処理の場合、緊急通報センターは緊急通
報連絡処理を実施していることを車両側に伝達できない
ので、音声回線は、送信音声のみ接続することになる
(11429、11434)。
理と、その他の発信起動(発信釦A7)による発信処理
とでは、その発信処理が大きく異なる。すなわち、発信
釦B8での発信処理の場合、緊急通報センターは緊急通
報連絡処理を実施していることを車両側に伝達できない
ので、音声回線は、送信音声のみ接続することになる
(11429、11434)。
【0053】この場合、車両からの送信音声信号を緊急
通報センターに伝達すると共に、受信音声信号の鳴音処
理は実施しないため、車両側にいる危害者を含む搭乗者
に緊急通報連絡処理を実施していることを発見されるこ
と無く、緊急通報センター側で車両内部の情報を音声に
より取得することが可能である。
通報センターに伝達すると共に、受信音声信号の鳴音処
理は実施しないため、車両側にいる危害者を含む搭乗者
に緊急通報連絡処理を実施していることを発見されるこ
と無く、緊急通報センター側で車両内部の情報を音声に
より取得することが可能である。
【0054】さらに定期的にデータ通信処理による位置
情報の伝達を行うことにより、緊急通報センターが車両
の軌跡を把握することが可能になるため、車両の乗っ取
りなどの移動している車両からの通報においても、車両
の走行軌跡、現在の車両の位置などを把握することがで
きる。なお、音声通話に移行しない場合には、ステップ
11429に移行すること無く回線を切断する。
情報の伝達を行うことにより、緊急通報センターが車両
の軌跡を把握することが可能になるため、車両の乗っ取
りなどの移動している車両からの通報においても、車両
の走行軌跡、現在の車両の位置などを把握することがで
きる。なお、音声通話に移行しない場合には、ステップ
11429に移行すること無く回線を切断する。
【0055】図5は、音声切替回路の内部の構造を示す
具体例である。図5において、音声切替回路110はスイ
ッチを3器用意し、制御回路114からの制御信号によ
り、前記スイッチの切替制御を実施する。
具体例である。図5において、音声切替回路110はスイ
ッチを3器用意し、制御回路114からの制御信号によ
り、前記スイッチの切替制御を実施する。
【0056】データ通信処理の場合、スイッチA1101に
より無線機104を音声切替回路110に接続する。また、ス
イッチB1102、スイッチC1103の信号経路を制御回路11
4に接続することにより、制御回路114と、無線機104の
送信、受信音声信号経路が接続されるため、データ通信
処理が可能となる。
より無線機104を音声切替回路110に接続する。また、ス
イッチB1102、スイッチC1103の信号経路を制御回路11
4に接続することにより、制御回路114と、無線機104の
送信、受信音声信号経路が接続されるため、データ通信
処理が可能となる。
【0057】また、音声通話処理の場合は、スイッチA
1101を無線機104側に接続すると共に、スイッチB110
2、スイッチC1103をエコーキャンセル回路113に接続す
る。
1101を無線機104側に接続すると共に、スイッチB110
2、スイッチC1103をエコーキャンセル回路113に接続す
る。
【0058】発信釦B8が押下された場合の処理は、受
信音声信号の経路を切断するため、スイッチA1101をG
NDに接続すると共に、スイッチB1102、スイッチC11
03をエコーキャンセル回路113に接続する。
信音声信号の経路を切断するため、スイッチA1101をG
NDに接続すると共に、スイッチB1102、スイッチC11
03をエコーキャンセル回路113に接続する。
【0059】上記制御により送信音声信号の経路が接続
された状態で、受信音声信号の経路が切断され、かつG
NDに接続された状態に移行するため、車両からの音声
を緊急通報センターに送信でき、かつスピーカ11からの
鳴音を遮断できるため、車両側にいる危害者を含む搭乗
者に発見されること無く緊急通報連絡処理を実施するこ
とが可能となる。
された状態で、受信音声信号の経路が切断され、かつG
NDに接続された状態に移行するため、車両からの音声
を緊急通報センターに送信でき、かつスピーカ11からの
鳴音を遮断できるため、車両側にいる危害者を含む搭乗
者に発見されること無く緊急通報連絡処理を実施するこ
とが可能となる。
【0060】また、緊急通報センターからの音声の鳴音
を禁止する処理を伴う釦が押されたことを車両側から緊
急通報センターに通知した場合には、緊急通報を行った
車両内に危害者又は暴漢がいる可能性が高いことから、
車両の位置および車両内の会話を警察などに時々刻々知
らせるようにすることもできる。
を禁止する処理を伴う釦が押されたことを車両側から緊
急通報センターに通知した場合には、緊急通報を行った
車両内に危害者又は暴漢がいる可能性が高いことから、
車両の位置および車両内の会話を警察などに時々刻々知
らせるようにすることもできる。
【0061】(第2の実施の形態)図6は、本発明の第
2の実施の形態に係る緊急通報システム端末装置の構成
のうち緊急通報端末機器内部の制御回路の処理を示す制
御フローである。なお、緊急通報端末機器の構成自体
は、図1に示す第1の実施の形態に係る緊急通報端末機
器1の構成と同じであるので、それをそのまま流用する
ことにする。
2の実施の形態に係る緊急通報システム端末装置の構成
のうち緊急通報端末機器内部の制御回路の処理を示す制
御フローである。なお、緊急通報端末機器の構成自体
は、図1に示す第1の実施の形態に係る緊急通報端末機
器1の構成と同じであるので、それをそのまま流用する
ことにする。
【0062】図1における発信釦B8を押下した場合、
制御回路114は、車両の乗っ取りなどの危険な状態にあ
り、緊急通報連絡処理であることを搭乗者に発見される
こと無く実行する必要がある。さらに、車両が移動して
いる可能性もあるため、定期的にデータ通信により位置
情報転送処理を実行する必要がある。
制御回路114は、車両の乗っ取りなどの危険な状態にあ
り、緊急通報連絡処理であることを搭乗者に発見される
こと無く実行する必要がある。さらに、車両が移動して
いる可能性もあるため、定期的にデータ通信により位置
情報転送処理を実行する必要がある。
【0063】そこで発信釦B8が押下された場合、図6
においては、データ通信処理(11443)、送信音声のみ
による音声通話処理(11444)を実施する。ステップ114
44において前記処理が終了した場合、再度緊急通報連絡
処理を実施する(11439)。
においては、データ通信処理(11443)、送信音声のみ
による音声通話処理(11444)を実施する。ステップ114
44において前記処理が終了した場合、再度緊急通報連絡
処理を実施する(11439)。
【0064】予め規定された回数、もしくは緊急通報セ
ンターで指定した回数を確認し、前記回数に満たない場
合(11440)かつ、前回の処理から一定時間経過した場
合(11442)、緊急通報連絡処理としてのデータ通信処
理(11443)、送信音声のみによる音声通話処理(1144
4)を実施する。規定回数を終了した場合、もしくは緊
急事態が終了し、緊急通報センターが次の情報取得を必
要としない場合、緊急通報処理を終了し、通常状態に移
行する(11441、11439)。
ンターで指定した回数を確認し、前記回数に満たない場
合(11440)かつ、前回の処理から一定時間経過した場
合(11442)、緊急通報連絡処理としてのデータ通信処
理(11443)、送信音声のみによる音声通話処理(1144
4)を実施する。規定回数を終了した場合、もしくは緊
急事態が終了し、緊急通報センターが次の情報取得を必
要としない場合、緊急通報処理を終了し、通常状態に移
行する(11441、11439)。
【0065】なお、第1の実施形態および第2の実施形
態においては、緊急通報の開始は釦によるものとした
が、釦の他に、音声を用いて緊急通報を開始したり、カ
メラで搭乗者の特定の表情をパターン認識して緊急通報
を開始しても良い。
態においては、緊急通報の開始は釦によるものとした
が、釦の他に、音声を用いて緊急通報を開始したり、カ
メラで搭乗者の特定の表情をパターン認識して緊急通報
を開始しても良い。
【0066】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
によれば、緊急通報発信処理を実施するための緊急通報
発信釦を複数具備することにより、ある緊急通報発信釦
が故障した場合、別の緊急通報発信釦の操作により発信
処理を実施できるようにしたり、もしくは緊急通報発信
釦毎に緊急通報処理に差異を設けることにより、特定の
緊急通報発信釦の操作では通常の緊急通報連絡処理を実
施し、別の緊急通報発信釦の操作では、搭乗者に発見さ
れずに緊急通報連絡処理を実施することが可能になる。
によれば、緊急通報発信処理を実施するための緊急通報
発信釦を複数具備することにより、ある緊急通報発信釦
が故障した場合、別の緊急通報発信釦の操作により発信
処理を実施できるようにしたり、もしくは緊急通報発信
釦毎に緊急通報処理に差異を設けることにより、特定の
緊急通報発信釦の操作では通常の緊急通報連絡処理を実
施し、別の緊急通報発信釦の操作では、搭乗者に発見さ
れずに緊急通報連絡処理を実施することが可能になる。
【図1】本発明の第1及び第2の実施の形態に係る緊急
通報システム端末装置の構成を示すブロック図、
通報システム端末装置の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第1及び第2の実施の形態に係る制御
回路114の通常動作を示す処理フロー、
回路114の通常動作を示す処理フロー、
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る制御回路114
の緊急通報連絡処理の動作を示す処理フロー、
の緊急通報連絡処理の動作を示す処理フロー、
【図4】図3の処理フローに縦続する制御回路114の緊
急通報連絡処理の動作を示す処理フロー、
急通報連絡処理の動作を示す処理フロー、
【図5】本発明の第1及び第2の実施の形態に係る音声
切替回路110の構成を示すブロック図、
切替回路110の構成を示すブロック図、
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る緊急通報シス
テム端末装置の構成のうち緊急通報端末機器内部の制御
回路の処理を示す制御フローである。
テム端末装置の構成のうち緊急通報端末機器内部の制御
回路の処理を示す制御フローである。
1 緊急通報端末機器 2 車両バッテリー 3 GPSアンテナ 4 車速パルス検出回路 5 通信アンテナ 6 エアバッグECU 7 発信釦A 8 発信釦B 9 インジケータ 10 ハンドセット電話機 11 スピーカ 12 マイク 13 カーオーディオ 101 電源回路 102 電源制御回路 103 補助バッテリー 104 無線機 105 エアバッグ展開信号検出回路 106 緊急発信信号検出回路 107 インジケータ駆動回路 108 GPS受信機 109 ジャイロ 110 音声切替回路 111 音声再生回路 112 スピーカアンプ 113 エコーキャンセル回路 114 制御回路 115 メモリ 116 リアルタイムクロック 1101 スイッチA 1102 スイッチB 1103 スイッチC 11401〜11410 緊急通報処理監視フロー 11411〜11438 緊急通報発信処理フロー 11439〜11444 緊急通報処理フロー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/13 G08G 1/13 H04B 7/26 H04M 11/04 H04M 11/04 H04B 7/26 H Fターム(参考) 5C086 AA22 AA28 BA22 CA06 CB27 DA14 DA16 DA20 EA43 FA06 5C087 AA03 AA12 AA16 AA23 AA37 AA44 BB12 BB20 BB51 BB62 BB64 BB65 BB74 CC05 CC23 DD05 DD08 DD14 EE16 EE18 FF01 FF04 FF05 FF13 FF14 FF17 FF23 GG02 GG20 GG23 GG29 GG30 GG36 GG43 GG51 GG54 GG69 GG70 GG74 GG83 5H180 AA01 BB05 CC09 CC12 EE08 FF05 FF13 FF25 5K067 AA21 BB43 DD28 EE02 FF18 JJ20 5K101 KK14 LL12 MM07 NN14 NN17 NN31 PP03 RR12
Claims (6)
- 【請求項1】 車両に搭載され、緊急通報発信釦の操作
により、緊急通報システムを管轄するセンターに自動的
に緊急通報連絡処理を行う緊急通報システム端末装置に
おいて、前記緊急通報システム端末装置は、緊急通報発
信釦を複数備え、前記緊急通報発信釦のどれが操作され
たかを判別する信号を生成する手段と、生成された判別
信号を緊急通報センターに送信する手段を備えたことを
特徴とする緊急通報システム端末装置。 - 【請求項2】 車両に搭載され、緊急通報発信釦の操作
により、緊急通報システムを管轄するセンターに自動的
に緊急通報連絡処理を行う緊急通報システム端末装置に
おいて、前記緊急通報システム端末装置は、緊急通報発
信釦を複数備え、前記複数の緊急通報発信釦のうち、特
定の緊急通報発信釦が操作された場合、通常の緊急通報
発信処理であるデータ通信による位置情報伝達処理と、
音声通話による緊急通報センターとの会話により状況伝
達処理を行う音声伝達手段を備えたことを特徴とする緊
急通報システム端末装置。 - 【請求項3】 車両に搭載され、緊急通報発信釦の操作
により、緊急通報システムを管轄するセンターに自動的
に緊急通報連絡処理を行う緊急通報システム端末装置に
おいて、前記緊急通報システム端末装置は、緊急通報発
信釦を複数備え、前記複数の緊急通報発信釦のうち、特
定の緊急通報発信釦が操作された場合、データ通信によ
る位置情報伝達処理を実行し、緊急通報センターとの音
声会話による状況伝達処理において、前記緊急通報セン
ターからの受信音声の鳴音を禁止する手段と、音声取得
手段が取得する車両の音声信号を緊急通報センターに送
信する手段とを備えたことを特徴とする緊急通報システ
ム端末装置。 - 【請求項4】 前記緊急通報発信釦のうちのいずれか1
つの緊急通報発信釦が押下された場合、データ通信によ
る位置情報伝達処理のみを実行し、音声通話による緊急
通報センターとの会話処理を実行することなく緊急通報
連絡処理を終了する機能を備えたことを特徴とする請求
項3に記載の緊急通報システム端末装置。 - 【請求項5】 前記緊急通報発信釦のうちのいずれか1
つの緊急通報発信釦が押下された場合、データ通信によ
る位置情報伝達処理を定期的に実行する機能を備えたこ
とを特徴とする請求項3または請求項4のいずれかに記
載の緊急通報システム端末機器。 - 【請求項6】 前記請求項1乃至5のいずれかに記載の
緊急通報システム端末装置と、通報システムを統括し、
前記緊急通報システム端末装置から緊急通報発信信号を
受信する機能を備え、受信した緊急通報発信信号の内容
によってはセンターからの音声出力を禁止する機能を有
する緊急通報センターとを含んでなる緊急通報システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000376177A JP2002183865A (ja) | 2000-12-11 | 2000-12-11 | 緊急通報システム端末装置および緊急通報システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000376177A JP2002183865A (ja) | 2000-12-11 | 2000-12-11 | 緊急通報システム端末装置および緊急通報システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002183865A true JP2002183865A (ja) | 2002-06-28 |
Family
ID=18845077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000376177A Pending JP2002183865A (ja) | 2000-12-11 | 2000-12-11 | 緊急通報システム端末装置および緊急通報システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002183865A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008035695A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-02-14 | East Japan Railway Co | 防護無線自動発報装置 |
JP2009100054A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-05-07 | Kenwood Corp | 情報通信システム、情報通信装置、情報通信方法およびプログラム |
JP2011060325A (ja) * | 2010-12-08 | 2011-03-24 | Kyosan Electric Mfg Co Ltd | 交通信号装置 |
JP2017174120A (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | マツダ株式会社 | 緊急通報システム |
JP2017171093A (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | マツダ株式会社 | 緊急通報システム |
-
2000
- 2000-12-11 JP JP2000376177A patent/JP2002183865A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008035695A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-02-14 | East Japan Railway Co | 防護無線自動発報装置 |
JP2009100054A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-05-07 | Kenwood Corp | 情報通信システム、情報通信装置、情報通信方法およびプログラム |
JP2011060325A (ja) * | 2010-12-08 | 2011-03-24 | Kyosan Electric Mfg Co Ltd | 交通信号装置 |
JP2017174120A (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | マツダ株式会社 | 緊急通報システム |
JP2017171093A (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | マツダ株式会社 | 緊急通報システム |
WO2017164063A1 (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | マツダ株式会社 | 緊急通報システム |
RU2699326C1 (ru) * | 2016-03-23 | 2019-09-04 | Мазда Мотор Корпорейшн | Система уведомлений об аварийных ситуациях |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3335617B2 (ja) | 緊急通報システム端末機器、緊急通報システムおよび緊急通報システム端末機器制御方法 | |
JP2002104137A (ja) | 車両追跡用車載装置及び車両追跡システム | |
EP1800459A1 (en) | In-vehicle handsfree telephone system | |
JP2003333132A (ja) | 緊急通報機能付き電話装置 | |
JP2001222783A (ja) | 緊急通報装置 | |
JP3070850B1 (ja) | 緊急通報システム端末装置および緊急通報システム | |
JP2002183865A (ja) | 緊急通報システム端末装置および緊急通報システム | |
JP3687466B2 (ja) | 車両位置通報装置および車両位置通報システム | |
JP2000278885A (ja) | 緊急通報システム端末機器および緊急通報システム | |
JP2003233884A (ja) | ボタンスタック故障通知装置 | |
JP3343816B2 (ja) | 緊急通報システム端末機器および緊急通報システム | |
JP3070851B1 (ja) | 緊急通報システム端末装置および緊急通報システム | |
JP3255622B2 (ja) | 緊急通報システム端末機器および緊急通報システム | |
JP3416575B2 (ja) | 緊急通報システム端末装置および緊急通報システム | |
JP2002127858A (ja) | メーデーシステム | |
JP3070845B1 (ja) | 緊急通報システム端末機器および緊急通報システム | |
JP3663974B2 (ja) | 車載電話機の診断装置 | |
JP3070846B1 (ja) | 緊急通報システム端末機器および緊急通報システム | |
JP2003309667A (ja) | 車両緊急通報システム、緊急通報車載装置、車両緊急通報制御方法及びプログラム | |
JPH10322440A (ja) | 車両用通信装置 | |
JP3260125B2 (ja) | 緊急通報システム端末装置および緊急通報システム | |
JP3070844B1 (ja) | 緊急通報システム端末機器および緊急通報システム | |
JP4310903B2 (ja) | 緊急通報システム端末機器 | |
JP3313702B2 (ja) | 緊急通報システム端末機器および緊急通報システム | |
JP2000235685A (ja) | 緊急通報方法及び緊急通報システム端末機器 |