JP2002181230A - ウォーターハンマー防止器 - Google Patents
ウォーターハンマー防止器Info
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- JP2002181230A JP2002181230A JP2000381130A JP2000381130A JP2002181230A JP 2002181230 A JP2002181230 A JP 2002181230A JP 2000381130 A JP2000381130 A JP 2000381130A JP 2000381130 A JP2000381130 A JP 2000381130A JP 2002181230 A JP2002181230 A JP 2002181230A
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- JP
- Japan
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- valve
- water hammer
- valve unit
- fluid
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種弁類とウォーターハンマー防止器を組み
合わせて、小さなスペースに両者をコンパクトに取り付
けることができるウォーターハンマー防止器を得るこ
と。 【解決手段】 本体１と蓋部材２で緩衝室４を形成す
る。緩衝室４にコイルバネ８，９を介して弁ユニット７
を摺動可能に配置する。入口５又は出口６から流入して
くる高速の液体流は、弁ユニット７がコイルバネ９又は
８を圧縮することによって緩衝され、ウォーターハンマ
ーの発生を防止することができる。
合わせて、小さなスペースに両者をコンパクトに取り付
けることができるウォーターハンマー防止器を得るこ
と。 【解決手段】 本体１と蓋部材２で緩衝室４を形成す
る。緩衝室４にコイルバネ８，９を介して弁ユニット７
を摺動可能に配置する。入口５又は出口６から流入して
くる高速の液体流は、弁ユニット７がコイルバネ９又は
８を圧縮することによって緩衝され、ウォーターハンマ
ーの発生を防止することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、水撃作用即ちウォ
ーターハンマーを防止するものに関する。ウォーターハ
ンマーは、各種流体配管中の液体が高速流となって、配
管の曲り部や、配管に取り付けられている弁などに激し
く衝突して、著しい衝撃や振動を与え、場合によっては
配管や弁あるいは配管接続された装置などに損傷を与え
るものである。
ーターハンマーを防止するものに関する。ウォーターハ
ンマーは、各種流体配管中の液体が高速流となって、配
管の曲り部や、配管に取り付けられている弁などに激し
く衝突して、著しい衝撃や振動を与え、場合によっては
配管や弁あるいは配管接続された装置などに損傷を与え
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のウォーターハンマー防止
器としては、例えば特開平１１−１４８５９１号公報に
示されたものがある。これは、円筒状の本体の内部に、
螺旋状の長尺板状部材を摺動自在に取り付けて、高速液
体流の流速を減じることによって、ウォーターハンマー
を防止するものである。
器としては、例えば特開平１１−１４８５９１号公報に
示されたものがある。これは、円筒状の本体の内部に、
螺旋状の長尺板状部材を摺動自在に取り付けて、高速液
体流の流速を減じることによって、ウォーターハンマー
を防止するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のウォーター
ハンマー防止器では、長尺状の防止器本体を単独で流体
配管に取り付けなければならず、取り付けスペースが充
分に確保できない場合は防止器を単独で取り付けること
ができない問題があった。通常、流体配管には様々な弁
類や装置が取り付けられ、これらの取り付けスペースに
よって、ウォーターハンマー防止器を取り付けられなく
なるケースがある。
ハンマー防止器では、長尺状の防止器本体を単独で流体
配管に取り付けなければならず、取り付けスペースが充
分に確保できない場合は防止器を単独で取り付けること
ができない問題があった。通常、流体配管には様々な弁
類や装置が取り付けられ、これらの取り付けスペースに
よって、ウォーターハンマー防止器を取り付けられなく
なるケースがある。
【０００４】従って本発明の課題は、各種弁類とウォー
ターハンマー防止器を組み合わせて、小さなスペースに
両者をコンパクトに取り付けることができるウォーター
ハンマー防止器を得ることである。
ターハンマー防止器を組み合わせて、小さなスペースに
両者をコンパクトに取り付けることができるウォーター
ハンマー防止器を得ることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた手段は、流体配管中に流体の緩衝部材を取り
付けて、当該緩衝部材によってウォーターハンマーを緩
衝して防止するものにおいて、防止器ケーシングで緩衝
室を形成して、当該緩衝室内に少なくとも弁体と弁座か
ら成る弁ユニットを摺動可能に配置し、当該弁ユニット
の端部と緩衝室の端部との間に弾性部材を介在させたも
のである。
めに講じた手段は、流体配管中に流体の緩衝部材を取り
付けて、当該緩衝部材によってウォーターハンマーを緩
衝して防止するものにおいて、防止器ケーシングで緩衝
室を形成して、当該緩衝室内に少なくとも弁体と弁座か
ら成る弁ユニットを摺動可能に配置し、当該弁ユニット
の端部と緩衝室の端部との間に弾性部材を介在させたも
のである。
【０００６】
【発明の実施の形態】防止器ケーシングで形成した緩衝
室内に弾性部材を介在して弁ユニットを摺動可能に配置
したことにより、弁ユニットとウォーターハンマー防止
部材の両方をコンパクト形状とすることができ、小さな
スペースに取り付けることができる。
室内に弾性部材を介在して弁ユニットを摺動可能に配置
したことにより、弁ユニットとウォーターハンマー防止
部材の両方をコンパクト形状とすることができ、小さな
スペースに取り付けることができる。
【０００７】
【実施例】本実施例においては、弁ユニット７の弁とし
て所謂逆止弁を用いた例を示す。図１において、略円筒
状の本体１と蓋部材２でウォーターハンマー防止器３の
ケーシングを形成して内部には中空円筒状の緩衝室４を
設ける。この緩衝室４を介して、本体１に流体入口５を
設け、蓋部材２に流体出口６を設ける。
て所謂逆止弁を用いた例を示す。図１において、略円筒
状の本体１と蓋部材２でウォーターハンマー防止器３の
ケーシングを形成して内部には中空円筒状の緩衝室４を
設ける。この緩衝室４を介して、本体１に流体入口５を
設け、蓋部材２に流体出口６を設ける。
【０００８】緩衝室４内に弾性部材としての部分圧縮状
態のコイルバネ８，９を介在して、摺動可能に円筒状の
弁ユニット７を配置する。弁ユニット７は、中空円筒状
で流体入口５側に貫通孔１６を形成した弁ユニット本体
１０と、弁ユニット本体１０の内端に設けた環状の弁座
１１と、環状弁座１１に対向して配置した円板状の弁体
１２と、弁体１２を弁座１１方向に弾性付勢する圧縮コ
イルバネ１３、及び、弁ユニット本体１０に固着され圧
縮コイルバネ１３の一端部を保持するバネ受け部材１４
とで構成する。
態のコイルバネ８，９を介在して、摺動可能に円筒状の
弁ユニット７を配置する。弁ユニット７は、中空円筒状
で流体入口５側に貫通孔１６を形成した弁ユニット本体
１０と、弁ユニット本体１０の内端に設けた環状の弁座
１１と、環状弁座１１に対向して配置した円板状の弁体
１２と、弁体１２を弁座１１方向に弾性付勢する圧縮コ
イルバネ１３、及び、弁ユニット本体１０に固着され圧
縮コイルバネ１３の一端部を保持するバネ受け部材１４
とで構成する。
【０００９】バネ受け部材１４の中央には貫通孔１５を
設ける。また、円板状弁体１２のコイルバネ１３側端部
には凸部１８を形成して、コイルバネ１３が最大圧縮し
た場合のストッパーとする。
設ける。また、円板状弁体１２のコイルバネ１３側端部
には凸部１８を形成して、コイルバネ１３が最大圧縮し
た場合のストッパーとする。
【００１０】弁ユニット７は、入口５から流体が流入し
てくると、その流体圧力によってコイルバネ１３が圧縮
して弁体１２が弁座１１から離座することによって、流
体を出口６へと流下させ、入口５からの流体の流入がな
くなると、コイルバネ１３の弾性力によって弁体１２が
弁座１１に着座して、流体の逆流を防止するものであ
る。
てくると、その流体圧力によってコイルバネ１３が圧縮
して弁体１２が弁座１１から離座することによって、流
体を出口６へと流下させ、入口５からの流体の流入がな
くなると、コイルバネ１３の弾性力によって弁体１２が
弁座１１に着座して、流体の逆流を防止するものであ
る。
【００１１】弁ユニット本体１０の中央外周部には摺動
リング１７を嵌め込んで、本体１の内周面と摺動可能
に、且つ、流体の漏洩は防止するように配置する。
リング１７を嵌め込んで、本体１の内周面と摺動可能
に、且つ、流体の漏洩は防止するように配置する。
【００１２】入口５側からウォーターハンマーを発生す
る程度の高速液体流が流入してくると、まず、弁体１２
の凸部１８がバネ受け部材１４に接する位置まで変位
し、続いて弁ユニット７が蓋部材２側に変位してコイル
バネ９を圧縮することによって、高速液体流を緩衝して
ウォーターハンマーを防止することができる。
る程度の高速液体流が流入してくると、まず、弁体１２
の凸部１８がバネ受け部材１４に接する位置まで変位
し、続いて弁ユニット７が蓋部材２側に変位してコイル
バネ９を圧縮することによって、高速液体流を緩衝して
ウォーターハンマーを防止することができる。
【００１３】反対に出口６側から高速液体流が逆流して
くると、弁ユニット７が入口５側に変位してコイルバネ
８を圧縮することによってウォーターハンマーを防止す
ることができる。
くると、弁ユニット７が入口５側に変位してコイルバネ
８を圧縮することによってウォーターハンマーを防止す
ることができる。
【００１４】本実施例においては、弁ユニット７として
円板状の弁体１２を有する逆止弁を用いた例を示した
が、逆止弁としてはこの形状のものに限られることはな
く、例えばプレート逆止弁やバタフライ逆止弁あるいは
ボール、スイング、リフト等の逆止弁を同様に用いるこ
とができる。
円板状の弁体１２を有する逆止弁を用いた例を示した
が、逆止弁としてはこの形状のものに限られることはな
く、例えばプレート逆止弁やバタフライ逆止弁あるいは
ボール、スイング、リフト等の逆止弁を同様に用いるこ
とができる。
【００１５】また、弁ユニットとしては逆止弁に限られ
ることはなく、少なくとも弁座と弁体をユニット状に形
成したバタフライ弁やボール弁等の汎用弁にも同様に用
いることができる。
ることはなく、少なくとも弁座と弁体をユニット状に形
成したバタフライ弁やボール弁等の汎用弁にも同様に用
いることができる。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、各種弁類とウォーター
ハンマー防止器を組み合わせて、小さなスペースに両者
をコンパクトに取り付けることができる。
ハンマー防止器を組み合わせて、小さなスペースに両者
をコンパクトに取り付けることができる。
【図１】本発明のウォーターハンマー防止器の断面図。
１ 本体 ２ 蓋部材 ４ 緩衝室 ５ 流体入口 ６ 流体出口 ７ 弁ユニット ８，９ コイルバネ １０ 弁ユニット本体 １１ 弁座 １２ 弁体
Claims (1)
- 【請求項１】 流体配管中に流体の緩衝部材を取り付け
て、当該緩衝部材によってウォーターハンマーを緩衝し
て防止するものにおいて、防止器ケーシングで緩衝室を
形成して、当該緩衝室内に少なくとも弁体と弁座から成
る弁ユニットを摺動可能に配置し、当該弁ユニットの端
部と緩衝室の端部との間に弾性部材を介在させたことを
特徴とするウォーターハンマー防止器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000381130A JP2002181230A (ja) | 2000-12-15 | 2000-12-15 | ウォーターハンマー防止器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000381130A JP2002181230A (ja) | 2000-12-15 | 2000-12-15 | ウォーターハンマー防止器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002181230A true JP2002181230A (ja) | 2002-06-26 |
Family
ID=18849201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000381130A Pending JP2002181230A (ja) | 2000-12-15 | 2000-12-15 | ウォーターハンマー防止器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002181230A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008008310A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Shiroki Corp | 一方向バルブ及びドアチェック装置 |
| KR20080035398A (ko) * | 2006-10-19 | 2008-04-23 | 주식회사 유압사랑 | 소음 개선 구조를 갖는 더블 파이로트 밸브 |
| CN103438249A (zh) * | 2013-08-19 | 2013-12-11 | 西安江河电站技术开发有限责任公司 | 气体单向阀 |
| CN104782286A (zh) * | 2015-05-08 | 2015-07-22 | 杨国福 | 气吸式播种器专用真空储藏罐 |
| CN108895197A (zh) * | 2018-07-26 | 2018-11-27 | 苏州谊佳润机电制造有限公司 | 一种抗高压的截断型清管阀 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5534036U (ja) * | 1978-08-23 | 1980-03-05 | ||
| JPS61131584U (ja) * | 1985-02-05 | 1986-08-16 | ||
| JPH05187565A (ja) * | 1992-01-10 | 1993-07-27 | Inax Corp | 圧力緩和構造を備えた逆止弁 |
-
2000
- 2000-12-15 JP JP2000381130A patent/JP2002181230A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5534036U (ja) * | 1978-08-23 | 1980-03-05 | ||
| JPS61131584U (ja) * | 1985-02-05 | 1986-08-16 | ||
| JPH05187565A (ja) * | 1992-01-10 | 1993-07-27 | Inax Corp | 圧力緩和構造を備えた逆止弁 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008008310A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Shiroki Corp | 一方向バルブ及びドアチェック装置 |
| KR20080035398A (ko) * | 2006-10-19 | 2008-04-23 | 주식회사 유압사랑 | 소음 개선 구조를 갖는 더블 파이로트 밸브 |
| CN103438249A (zh) * | 2013-08-19 | 2013-12-11 | 西安江河电站技术开发有限责任公司 | 气体单向阀 |
| CN104782286A (zh) * | 2015-05-08 | 2015-07-22 | 杨国福 | 气吸式播种器专用真空储藏罐 |
| CN108895197A (zh) * | 2018-07-26 | 2018-11-27 | 苏州谊佳润机电制造有限公司 | 一种抗高压的截断型清管阀 |
| CN108895197B (zh) * | 2018-07-26 | 2024-05-07 | 跃丰阀门制造有限公司 | 一种抗高压的截断型清管阀 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070918 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091022 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091110 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100316 |