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JP2002178580A - ツール支持機構 - Google Patents

ツール支持機構

Info

Publication number
JP2002178580A
JP2002178580A JP2000381048A JP2000381048A JP2002178580A JP 2002178580 A JP2002178580 A JP 2002178580A JP 2000381048 A JP2000381048 A JP 2000381048A JP 2000381048 A JP2000381048 A JP 2000381048A JP 2002178580 A JP2002178580 A JP 2002178580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
cutter
sheet
support shaft
worm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000381048A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Sugiyama
裕一 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland DG Corp
Original Assignee
Roland DG Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roland DG Corp filed Critical Roland DG Corp
Priority to JP2000381048A priority Critical patent/JP2002178580A/ja
Publication of JP2002178580A publication Critical patent/JP2002178580A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Control Of Cutting Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ソレノイドを用いることなしに製造コストの低
減を図りながら、カッターなどのツールに付与されるツ
ール圧を変化することができるようにする。 【解決手段】所定の信号により駆動するモーターと、モ
ーターの駆動による回転力を伝達する回転力伝達機構
と、所定の支軸に揺動自在に配設され、回転力伝達機構
による回転力の伝達に伴い支軸を中心に揺動される揺動
板と、支軸に揺動自在に配設されるとともに、ツールを
保持するツール・ホルダーと、揺動板とツール・ホルダ
ーとの間に配設され、揺動板の揺動に応じてツール・ホ
ルダーに付与する付勢力を変化する弾性部材とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ツール支持機構に
関し、さらに詳細には、数値制御によりシート上に印刷
を行う印刷装置などに配設されるカッターやペンなどの
ツールを支持する際に用いて好適なツール支持機構に関
する。
【0002】なお、本明細書において「ツール」とは、
上記したカッターやペンなどのように、シートと接する
ことにより当該シートに対して切断や描画などの所定の
処理を行う器具を意味するものとする。
【0003】また、本明細書において「シート」とは、
普通紙などの紙類は勿論のこと、OHPシートあるいは
PVCシートなどのような各種の媒体を含むものとす
る。
【0004】
【従来の技術】従来より、マイクロ・コンピューターに
よって全体の動作を制御され、搬送手段によってシート
の長手方向(なお、本明細書においては、シートの長手
方向を「副走査方向」と適宜称することとする。)に沿
って搬送されるシート上を、シートの幅方向(なお、本
明細書においては、シートの幅方向を「主走査方向」と
適宜称することとする。)に沿って移動する印刷ヘッド
とカッターとを備え、印刷ヘッドによって所定の印刷を
シート上に行なうとともに、印刷が行われたシートの所
定領域をカッターによって切断するようにした印刷装置
が知られている。
【0005】こうした従来の印刷装置においては、印刷
装置の高さ方向においてカッターより下方側に位置する
ベース部材上にシートを配置するようになされている。
【0006】そして、カッターは、ベース部材上に配置
されたシートと所定の間隔を有して対向するように、印
刷装置の所定の高さ位置に配設されている。さらに、カ
ッターは、例えば、バネなどの弾性部材が有する所定の
付勢力(弾発力)によって、高さ方向における下方方
向、即ち、カッターをシートに対して押圧する方向に付
勢された状態で配設されている。
【0007】なお、本明細書においては、カッターをシ
ートに対して押圧する方向に付勢する付勢力を、「ツー
ル圧」と適宜に称することとする。
【0008】このような印刷装置において、カッターに
より所定の印刷が行われたシートの所定領域を切断する
場合には、まず、印刷装置の所定の高さ位置に配設され
たカッターを、当該所定の高さ分だけシートに近づく方
向、即ち、下方方向に下降させる。
【0009】こうして所定の高さ分だけ下降されたカッ
ターは、ベース部材上に配置されたシートと当接し、付
与されているツール圧に応じた圧力でシートを押圧する
ことになる。この状態において、カッターを主走査方向
に移動したり、シートを副走査方向へ移動したりする
と、その移動に応じてカッターによりシートの切断が行
われることになるものであり、このカッターの主走査方
向への移動とシートの副走査方向への移動とを組み合わ
せることにより、シートの所定領域を切断することがで
きる。
【0010】なお、本明細書においては、カッターなど
のツールによりシートを押圧する際におけるツール圧に
応じた圧力を、「シート押圧力」と適宜に称することと
する。
【0011】ところで、上記したような印刷装置におい
ては、印刷装置の所定の高さ位置に配設されたカッター
とベース部材上に配置されたシートとの間隔が主走査方
向において常に一定に保たれている場合には、所定の高
さ分だけカッターを下降させると、カッターは付与され
ているツール圧に応じた一定のシート押圧力でシートを
押圧することができるようになる。
【0012】従って、所定の高さ分だけカッターを下降
させた際のシート押圧力が適正な値になるように設定し
ておくと、シートを切断した際に良好な切断結果を得る
ことができるものである。
【0013】しかしながら、こうした印刷装置において
は、シートを配置するベース部材の平坦度を十分に確保
できなかったり、あるいは、印刷装置にカッターを取り
付ける際の誤差などの各種の誤差が集積したりすること
などにより、印刷装置の所定の高さ位置に配設されたカ
ッターとベース部材上に配置されたシートとの間隔が主
走査方向において一定とはならない場合がある。
【0014】このような場合には、カッターとベース部
材上に配置されたシートとの間隔が主走査方向において
変化するにもかかわらず、その一方で、カッターを下方
方向(シートに対してカッターを押圧する方向)に付勢
している弾性部材の付勢力たるツール圧が一定であるた
め、シートの切断に際してカッターが所定の高さ分だけ
下降しても、カッターが適正な一定のシート押圧力でシ
ートを押圧することができなくなってしまうという問題
点があった。
【0015】その結果、所定領域の切断に際してシート
の切り残しなどが生じてしまい、切断結果が劣化するこ
ととなっていた。
【0016】また、上記したような印刷装置の他に、例
えば、カッターを把持するとともにキャリッジに対して
上下方向移動自在に配設されたカッター・ホルダーと、
カッター・ホルダーを上方方向に付勢する弾性部材と、
カッター・ホルダーを上下方向の任意の位置(高さ)へ
移動するソレノイドとを有するツール支持機構を備えた
印刷装置が提案されている。
【0017】この印刷装置におけるこうしたツール支持
機構においては、ソレノイドへの通電を制御してソレノ
イドの駆動を制御することにより、このソレノイドの駆
動に基づきカッター・ホルダーを弾性部材の付勢力に抗
して下方方向へ移動させたり、あるいは、弾性部材の付
勢力を利用して上方方向へ移動させたりする移動量を変
化させることができる。
【0018】即ち、この移動量の変化により、カッター
・ホルダーに加わる弾性部材の付勢力、即ち、カッター
に付与されるツール圧を変化させることができるもので
ある。
【0019】しかしながら、こうしたツール支持機構を
用いたとしても、シートを配置するベース部材の平坦度
を十分に確保することができなかったり、あるいは、印
刷装置にカッターを取り付ける際の誤差などの各種の誤
差が集積した場合には、所定領域の切断に際してシート
の切り残しなどが生じてしまい、切断結果が劣化するこ
ととなっていた。
【0020】さらに、上記したツール支持機構において
は、カッターに付与するツール圧を変化させるためにソ
レノイドを用いているが、ソレノイドはモーターなどと
比較すると高価であるため、装置全体の製造コストが増
大するという新たな問題点を招来することとなってい
た。
【0021】また、実公平7−42637号「カッティ
ングプロッタの駆動装置」に開示されたツール支持機構
においては、ベース16の両側に立設された側板17A
と側板17Bとの間に、ベース16の上方に臨む断面正
方形の回転軸18が回転自在に支持されている。即ち、
回転軸18が、カッティングプロッタにおけるX方向
(主走査方向)に延長されて配設されている。
【0022】そして、この回転軸18と一体に回転しう
るスリーブ22の外周に配設されたウォームギア23
が、回転軸18の回転に伴って回転することにより、カ
ッター圧の調節を含むカッターのZ方向(上記した上下
方向と一致する方向である。)の移動が実現されている
ものである。
【0023】こうしたツール支持機構においては、カッ
ティングプロッタなどの装置全体が大型化するのに伴っ
て、側板17Aと側板17Bとの間を連結する回転軸1
8の主走査方向における全長が延長されて、回転軸18
自体の重量がかなり増加することになる。このため、回
転軸18を回転させるモータートルクを増大する必要が
あり、モーター20自体も大型化せざるを得なかった。
【0024】その結果、装置全体の大型化に伴ってツー
ル支持機構全体が大型化してしまうという新たな問題点
を招来することとなっていた。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな従来の技術の有する種々の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、ソレノイドを用
いることなしに製造コストの低減を図りながら、カッタ
ーなどのツールに付与されるツール圧を変化することが
できるようにしたツール支持機構を提供しようとするも
のである。
【0026】また、本発明の目的とするところは、装置
の主走査方向に延長される回転軸を用いることのないよ
うにして、装置全体の大型化に伴ってツール支持機構全
体を大型化する必要のないツール支持機構を提供しよう
とするものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、所定の信号
により駆動するモーターと、上記モーターの駆動による
回転力を伝達する回転力伝達機構と、所定の支軸に揺動
自在に配設され、上記回転力伝達機構による回転力の伝
達に伴い上記支軸を中心に揺動される揺動板と、上記支
軸に揺動自在に配設されるとともに、ツールを保持する
ツール・ホルダーと、上記揺動板と上記ツール・ホルダ
ーとの間に配設され、上記揺動板の揺動に応じて上記ツ
ール・ホルダーに付与する付勢力を変化する弾性部材と
を有するようにしたものである。
【0028】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
は、所定の信号により駆動するモーターと、上記モータ
ーの駆動により回転されるウォームと、所定の支軸に揺
動自在に配設されるとともに上記ウォームと噛み合うウ
ォーム歯を備え、上記ウォームの回転に伴い上記支軸を
中心に揺動される揺動板と、上記支軸に揺動自在に配設
されるとともに、ツールを保持するツール・ホルダー
と、上記支軸に巻回されて配設されるとともに、一方の
端部が上記揺動板に係止され、かつ、他方の端部が上記
カッター・ホルダーに係止されていて、上記支軸を中心
として上記一方の端部と上記他方の端部とにより形成さ
れる内角の大きさに応じた付勢力を上記カッター・ホル
ダーに付与し、上記揺動板の揺動に応じて上記内角の大
きさを変化するねじりコイル・バネとを有するようにし
たものである。
【0029】従って、本発明のうち請求項1に記載の発
明または請求項2に記載の発明によれば、ソレノイドの
代わりにモーターを用いることにより、ツール・ホルダ
ーに付与する付勢力を変化させることができるので、製
造コストの低減を図り、かつ、カッターなどのツールに
付与されるツール圧を変化することが可能になる。
【0030】また、本発明のうち請求項1に記載の発明
または請求項2に記載の発明によれば、装置の主走査方
向に延長される回転軸を用いることがないので、装置全
体の大型化に伴ってツール支持機構全体が大型化するこ
とがない。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて、本
発明によるツール支持機構の実施の形態の一例を詳細に
説明するものとする。
【0032】図1には、本発明によるツール支持機構を
備えた熱転写式印刷装置の概略構成説明図が示されてお
り、図2には、本発明によるツール支持機構の概略構成
説明図(斜視図)が示されており、図3には、本発明に
よるツール支持機構の概略構成説明図(正面図)が示さ
れており、図4には、図3におけるA矢視図(左側面
図)が示されており、図5には、図3におけるB矢視図
(右側面図)が示されており、図6には、図3における
C矢視図(平面図)が示されており、図7には、図3に
おけるD矢視図(底面図)が示されており、図8には、
本発明によるツール支持機構の概略構成説明図(背面
図)が示されている。
【0033】なお、説明の都合上、この図3に示す状態
をツール支持機構の正面図としているが、図1に示され
た熱転写式印刷装置におけるツール支持機構の態様は、
図4に示す態様に一致している。
【0034】まず、図1を参照しながら、本発明による
ツール支持機構を備えた熱転写式印刷装置10の概略構
成について説明する。
【0035】この熱転写式印刷装置10は、図示しない
マイクロ・コンピューターによって全体の動作を制御さ
れるものであり、主走査方向に延長されるとともに上面
にシート(図示せず)を配置する固定系のベース部材1
2と、ベース部材12の左右両端でベース部材12に直
交して配設された側方部材14L、14Rと、左右2つ
の側方部材14L、14Rを連結する中央壁16と、中
央壁16の壁面に平行して主走査方向に移動自在に配設
されたワイヤー18に固定的に配設されたキャリッジ2
0と、ベース部材12に配置されたシートに対向するよ
うにしてキャリッジ20に配設された印刷ヘッド24
と、印刷ヘッド24に隣接しベース部材12に対向する
ようにしてキャリッジ20に配設されたセンサー26
と、ベース部材12に対向するようにしてキャリッジ2
0の右側面側に配置されたカッター28とを有して構成
されている。
【0036】ここで、カッター28は、本発明によるツ
ール支持機構100によって支持されて、ベース部材1
2に対向するようにしてキャリッジ20の右側面側に配
置されているものであり、以下、図2乃至図8を参照し
ながら、ツール支持機構100について詳細に説明す
る。
【0037】ツール支持機構100は、キャリッジ20
の右側面に固定的に配設された基板22を備えている。
【0038】基板22の正面部22aの下端部位には、
支軸34が突設されており、また、正面部22aの中央
部位には、第1取り付け突部50a、第2取り付け突部
50bおよび第3取り付け突部50cが突設された取り
付け部材50が配設されている。
【0039】そして、支軸34には、カッター・ホルダ
ー30が揺動自在に配設されており、また、取り付け部
材50の第1取り付け突部50aには、ステッピング・
モーター52が配設されている。さらに、取り付け部材
50の第2取り付け突部50bと第3取り付け突部50
cとには、ウォーム46がその間に回転自在に位置する
ように配設されている。
【0040】カッター・ホルダー30は、図3に示す正
面形状が略L字型状の板状体であり、カッター28を把
持する先端部30aと、先端部30aが二股状に分岐さ
れて延設された板状体の腕部30cと、腕部30cの端
部たる一対の後端部30bとより構成されている。
【0041】そして、当該後端部30bにおいてカッタ
ー・ホルダー30は支軸34に揺動自在に軸支されてお
り、支軸34と二股状に分岐された腕部30cとにより
略矩形形状の孔30dが形成されることになる(図7参
照)。
【0042】カッター28は、カッター・ホルダー30
の先端部30aに穿設された孔内に配置され、ネジ32
を用いて着脱自在に固定される。
【0043】一方、基板22の下方端部には突設部22
bが突出形成されている。この突設部22bの上面に
は、突設部22bとカッター・ホルダー30の下面30
gとの間に位置するように、コイル・バネ36が配設さ
れている。
【0044】このコイル・バネ36は拡開(伸張)方向
への付勢力を有しており、カッター・ホルダー30の下
面30gに当接すると、カッター・ホルダー30を上方
方向に付勢する。
【0045】従って、例えば、振動などによりカッター
・ホルダー30が上下方向に大きく移動してしまうとき
などに、当該コイル・バネ36がカッター・ホルダー3
0を上方方向に付勢することによって、カッター・ホル
ダー30の下方方向への移動が抑止され、振動などに伴
うカッター28による意図しないシートの切断を防ぐこ
とができる。
【0046】さらに、カッター・ホルダー30を揺動自
在に軸支する支軸34には、背面部40dが基板22の
正面部22aと対向するようにして配設された揺動板4
0が揺動自在に軸支されるとともに、ねじりコイル・バ
ネ42が遊嵌されている。
【0047】ここで、揺動板40は、カッター・ホルダ
ー30の腕部30c寄りに位置する一方の端辺部40a
と、カッター・ホルダー30の腕部30cから離れて位
置する他方の端辺部40bとによって形成されるおよそ
90度の中心角を有する扇形形状の板状体であり、当該
扇形形状の円弧状の外周部位には、ウォーム46と噛み
合うウォーム歯40cが形成されている。
【0048】また、揺動板40の背面部40dにおいて
は、端辺部40b側におけるウォーム歯40cに近接す
る部位にピン44が突設されている。
【0049】なお、揺動板40が支軸34を中心に揺動
する際に、揺動板40がカッター・ホルダー30の孔3
0dを通って揺動可能なように、揺動板40とカッター
・ホルダー30とはそれぞれ寸法設定されているもので
ある。
【0050】次に、ねじりコイル・バネ42について説
明すると、ねじりコイル・バネ42は、揺動板40の背
面部40d側において、支軸34にコイル状に巻回され
て回動自在な状態で配設されている。
【0051】そして、ねじりコイル・バネ42の一方の
端部42aは、揺動板40に配設されているピン44に
係止されているとともに、他方の端部42bはカッター
・ホルダー30の上面30fに係止されている。
【0052】このねじりコイル・バネ42は、ねじり角
度、即ち、支軸34を中心として一方の端部42aと他
方の端部42bとにより形成される内角α(図3、図
9、図10および図11参照)に応じた付勢力(弾発
力)を生じるものである。具体的には、内角αを狭める
ように一方の端部42aと他方の端部42bとが接近す
ると、両者を拡開する方向への付勢力が増大するもので
ある。
【0053】そして、ねじりコイル・バネ42の端部4
2bが上面30fに係止されているカッター・ホルダー
30は、内角αに応じたねじりコイル・バネ42の付勢
力(弾発力)によって、下方方向に付勢されることにな
る。
【0054】従って、カッター28には、ツール圧とし
て内角αに応じたねじりコイル・バネ42の付勢力が付
与されることになる。
【0055】なお、この実施の形態においては、図3に
示すように内角αがαのときには、ねじりコイル・バ
ネ42がカッター・ホルダー30を下方方向に付勢する
付勢力を生じないように設定されている。即ち、内角α
がαのときには、ねじりコイル・バネ42によってカ
ッター・ホルダー30は下方方向に付勢されず、カッタ
ー28の刀部28aはベース部材12上に配置されるシ
ートと所定の間隔を有しており、所謂、カッター・アッ
プ状態となっている。
【0056】また、取り付け部材50の第1取り付け突
部50aに配設されたステッピング・モーター52の回
転軸52aには、ギア54が配設されている。一方、ウ
ォーム46の上端部には、第2取り付け突部50bを介
してギア56が配設されており、ギア54とギア56と
は噛み合うように配置されている。
【0057】なお、ステッピング・モーター52は、マ
イクロ・コンピューターの制御により出力される制御用
パスル信号のパルス数に応じて、段階的に所定角度だけ
所定周り方向に回転するものである。
【0058】ステッピング・モーター52の回転による
回転軸52aの回転は、ギア54とギア56とを介して
ウォーム46に伝達されてウォーム46に回転運動を生
ぜしめ、このウォーム46の回転運動は、ウォーム46
とウォーム歯40cが噛み合っている揺動板40に伝達
されることになる。
【0059】この実施の形態においては、所定の制御用
パルス信号に応じてステッピング・モーター52が右周
り方向(図3に示す矢印a方向)に回転した場合には、
ウォーム46は左周り方向(図3に示す矢印b方向)に
回転して、ウォーム46と噛み合うウォーム歯40cを
備えた揺動板40が、支軸34を中心に矢印c方向に回
転して移動する。
【0060】これにより、ねじりコイル・バネ42の内
角αの大きさが従前の大きさよりも小さくなり、ねじり
コイル・バネ42がカッター・ホルダー30を下方方向
に付勢する付勢力が増大する。
【0061】一方、制御用パルス信号に応じてステッピ
ング・モーター52が左周り方向(図3に示す矢印d方
向)に回転した場合には、ウォーム46は右周り方向
(図3に示す矢印e方向)に回転して、ウォーム46と
噛み合うウォーム歯40cを備えた揺動板40が、支軸
34を中心に矢印f方向に回転して移動する。
【0062】これにより、ねじりコイル・バネ42の内
角αの大きさが従前の大きさよりも大きくなり、ねじり
コイル・バネ42がカッター・ホルダー30を下方方向
に付勢する付勢力は減少する。
【0063】ここで、熱転写式印刷装置10におけるツ
ール支持機構100以外の構成については、公知の技術
を援用することができるものであるのでその詳細な説明
は省略するものとし、以下に本発明の実施に関連する事
項についてのみ説明する。
【0064】キャリッジ20は、モーターなどの駆動装
置(図示せず)の駆動に伴いワイヤー18が巻き取られ
て主走査方向に移動すると、このワイヤー18の移動に
伴って中央壁16に沿って主走査方向に移動する。
【0065】このキャリッジ20の移動に伴って、キャ
リッジ20に配設された印刷ヘッド24、センサー26
ならびにカッター28も主走査方向に移動する。
【0066】さらに、キャリッジ20に配設された印刷
ヘッド24は、熱転写式印刷装置10の高さ方向におけ
る上下方向に移動可能となされており、印刷に際しては
インクリボン(図示せず)を密着させた状態でベース部
材12に配置されたシート(図示せず)と接触するまで
下降し、そして、シートをベース部材12上に圧接した
状態で、シート上に熱転写方式で所定の印刷を行なう。
【0067】そして、センサー26は、例えば、赤外線
センサーにより構成することができ、センサー26と当
該センサー26が対向するベース部材12上に配置され
たシートのサイズを検出する。
【0068】以上の構成において、本発明によるツール
支持機構100を備えた熱転写式印刷装置10を用いて
シートの切断を行う場合について説明する。
【0069】カッター28によりシートの切断を行うに
は、予め、モーターなどの駆動装置(図示せず)の駆動
によりキャリッジ20を主走査方向に移動させ、主走査
方向における所定のポイント毎にシート間距離の検出を
行い、その検出結果をマイクロ・コンピューターのメモ
リに記憶しておく。
【0070】そして、カッター28によりシートを実際
に切断する処理を行う際には、マイクロ・コンピュータ
ーは、カッター28の各ポイントへの移動に伴い、メモ
リに記憶された各ポイント毎のシート間距離に応じて制
御用パルス信号の出力を制御する。
【0071】即ち、カッター28の各ポイントへの移動
に伴い、メモリに記憶されたそのポイントにおけるシー
ト間距離に応じてねじりコイル・バネ42の内角αの大
きさを制御して、各ポイント毎にツール圧を変化させる
ものである。
【0072】ここで、メモリに記憶されたあるポイント
におけるシート間距離が所定の基準値と一致する場合
に、ねじりコイル・バネ42の内角αをαとすること
により、適正なシート押圧力を得るために必要なツール
圧をカッター28に付与することができるものとする
(図9参照)。
【0073】この場合の動作を説明すると、上記した所
定の基準値に応じた所定の制御用パルス信号がマイクロ
・コンピューターによってステッピング・モーター52
に送出され、送出された制御用パルス信号に応じた回転
角度でステッピング・モーター52が右回転(図3に示
す矢印a方向の回転)または左回転(図3に示す矢印d
方向の回転)し、ステッピング・モーター52の回転軸
52aに配設されたギア54も右回転(図3に示す矢印
a方向の回転)または左回転(図3に示す矢印d方向の
回転)する。
【0074】そうすると、ギア54と噛み合っているギ
ア56は左回転(図3に示す矢印b方向の回転)または
右回転(図3に示す矢印e方向の回転)し、ギア56が
固定されているウォーム46も左回転(図3に示す矢印
b方向の回転)または右回転(図3に示す矢印e方向の
回転)して、揺動板40が支軸34を中心に図3におけ
る矢印c方向または矢印f方向に回転して移動する。
【0075】これにより、ねじりコイル・バネ42の内
角αの大きさは、カッター・アップのときの内角α
比べて小さい内角αとなり、ねじりコイル・バネ42
の付勢力が生じる。その結果、カッター・ホルダー30
はコイル・バネ36の付勢力に抗して下方方向へ移動、
図9に示す状態となる。
【0076】そして、この図9に示す状態のカッター2
8、即ち、内角αにおけるねじりコイル・バネ42の
付勢力たるツール圧が付与されたカッター28がシート
に当接し、カッター28は付与されているツール圧に伴
う適正なシート押圧力でシートを押圧することになり、
良好な切断結果を得ることができる。
【0077】一方、メモリに記憶されたあるポイントに
おけるシート間距離が所定の基準値より短い場合には、
そのシート間距離に応じてねじりコイル・バネ42の内
角αをαより大きなαとすることにより、適正なシ
ート押圧力を得るために必要なツール圧をカッター28
に付与するようにすればよい(図10参照)。
【0078】即ち、上記と同様にして、制御用パルス信
号によるステッピング・モーター52の駆動の制御によ
り、ねじりコイル・バネ42の内角αの大きさを内角α
に比べて大きな内角αとする。そうすると、カッタ
ー28には、シート間距離が所定の基準値と一致してい
る箇所におけるツール圧(図9参照)と比べて、より小
さなツール圧を付与することができるようになる。
【0079】カッター28は付与されているツール圧
(即ち、内角αのねじりコイル・バネ42の付勢力)
に応じたシート押圧力でシートを押圧するものであり、
ねじりコイル・バネ42の内角αを適宜の値に設定す
ることにより、適正なシート押圧力を得るために必要な
ツール圧が得られる。
【0080】また、メモリに記憶されたあるポイントに
おけるシート間距離が所定の基準値より長い場合には、
そのシート間距離に応じてねじりコイル・バネ42の内
角αをαより小さなαとすることにより、適正なシ
ート押圧力を得るために必要なツール圧をカッター28
には付与するようにすればよい(図11参照)。
【0081】即ち、上記と同様にして、制御用パルス信
号によるステッピング・モーター52の駆動の制御によ
り、ねじりコイル・バネ42の内角αの大きさを内角α
に比べて小さな内角αとする。そうすると、カッタ
ー28には、シート間距離が所定の基準値と一致してい
る箇所におけるツール圧(図9参照)と比べて、より大
きなツール圧を付与することができるようになる。
【0082】カッター28は付与されているツール圧
(即ち、内角αのねじりコイル・バネ42の付勢力)
に応じたシート押圧力でシートを押圧するものであり、
ねじりコイル・バネ42の内角αを適宜の値に設定す
ることにより、適正なシート押圧力を得るために必要な
ツール圧が得られる。
【0083】上記したようにして、主走査方向における
所定のポイント毎に、シート間距離が所定の基準値と一
致する場合には、ねじりコイル・バネ42の内角αの大
きさをαとするものであるが、シート間距離が所定の
基準値よりも短い場合には、ねじりコイル・バネ42の
内角αの大きさを大きくして(内角α>内角α)、
カッター28に所定の基準値におけるツール圧よりもよ
り小さなツール圧が付与されるようにし(図10参
照)、逆に、シート間距離が所定の基準値よりも長い場
合には、ねじりコイル・バネ42の内角αの大きさを小
さくして(内角α<内角α)、カッター28に所定
の基準値におけるツール圧よりもより大きなツール圧が
付与されるようにしている(図11参照)。
【0084】このように、シート間距離、即ち、カッタ
ー28とベース部材18上に配置されたシートとの間隔
が主走査方向において変化するような場合においても、
所定のポイント毎にツール圧を変化させることができる
ので、主走査方向において適正な一定のシート押圧力で
カッター28がシートを押圧することができるようにな
る。
【0085】上記したようにして本発明によるツール支
持機構100を有した熱転写式印刷装置10において
は、シートを配置するベース部材12の平坦度を十分に
確保できなかったり、あるいは、機械的な取り付け誤差
が集積するなどにして、当該カッター28とベース部材
12上に配置されたシートとの間隔(シート間距離)が
主走査方向において一定に保たれない場合でも、ステッ
ピング・モーター52の駆動による回転力を伝達するウ
ォーム46と当該ウォーム46に噛み合っているウォー
ム歯40cとを備えた回転力伝達機構を介して、ねじり
コイル・バネ42の内角αの大きさを変化させることに
よりツール圧を変化させることができるので、カッター
28は常に適正なシート押圧力でシートをベース部材1
2上に圧接することが可能となり、良好な切断結果を得
ることができる。
【0086】さらに、上記した熱転写式印刷装置10に
おける本発明によるツール支持機構100は、熱転写式
印刷装置10の主走査方向に延長される回転軸を用いて
いないので、熱転写式印刷装置10全体の大型化に伴っ
てツール支持機構100全体が大型化することはない。
【0087】しかも、上記した熱転写式印刷装置10に
おける本発明によるツール支持機構100は、ソレノイ
ドを用いていないので、製造コストを大幅に低減するこ
とができる。
【0088】また、本発明によるツール支持機構100
においては、ツール支持機構100にソレノイドを用い
ていないので、ソレノイドを配設するためのスペースが
必要でなくなり、装置全体を小型化することができ、省
スペース化を実現することができる。
【0089】なお、上記した実施の形態は、以下の
(1)乃至(9)に説明するように変形してもよい。
【0090】(1)上記した実施の形態においては、ギ
ア54とギア56とを介してステッピング・モーター5
2の回転がウォーム46に伝達されるようにしたが、こ
れに限られるものではないことは勿論であり、ギア54
とギア56との代わりにそれぞれローラを用い、ステッ
ピング・モーター52の回転軸52aに配設されたロー
ラーとウォーム46に配設されたローラーとによって、
ステッピング・モーター52の回転がウォーム46に伝
達されるようにしてもよい。
【0091】(2)上記した実施の形態においては、ス
テッピング・モーター52の駆動による回転力を揺動板
40に伝達する回転力伝達機構として、ウォーム46と
当該ウォーム46に噛み合っているウォーム歯40cと
を設けるようにしたが、これに限られるものではないこ
とは勿論であり、ラックとピニオンや複数のギアの連鎖
よりなる伝達機構などを用いて、ステッピング・モータ
ー52の駆動による回転力を揺動板40に伝達し、ねじ
りコイル・バネ42の内角αの大きさを変化させるよう
にしてもよい。
【0092】(3)上記した実施の形態においては、カ
ッター28による所定の切断の前に、予め主走査方向に
おけるシート間距離の検出を行うようにしたが、これに
限られるものではないことは勿論であり、切断の際にリ
アルタイムでシート間距離の検出を行い、それに基づい
て上記した切断の処理を行ってもよい。
【0093】(4)上記した実施の形態においては、ツ
ール支持機構100によりツールとしてカッター28を
支持するようにしたが、これに限られるものではないこ
とは勿論であり、ツールとしてペンなどを支持してもよ
い。
【0094】(5)上記した実施の形態においては、本
発明によるツール支持機構100が熱転写式印刷装置1
0に備えられるようにしたが、これに限られるものでは
ないことは勿論であり、例えば、ペン・プロッタやカッ
ティング・プロッタ、あるいは、インクジェット・プリ
ンタなどに本発明によるツール支持機構100が備えら
れるようにしてもよい。
【0095】(6)上記した実施の形態においては、ス
テッピング・モーター52が配設されるようにしたが、
これに限られるものではないことは勿論であり、直流モ
ーターや交流モーターあるいはブラシレス・モーターな
どの各種のモーターを配設するようにしてもよい。
【0096】(7)上記した実施の形態においては、揺
動板40とカッター・ホルダー30との間にねじりコイ
ル・バネ42を介在させて、揺動板40とカッター・ホ
ルダー30とを連係させたが、これに限られるものでは
ないことは勿論であり、所定の付勢力(弾発力)を有す
る鋏形バネあるいはコイル・バネのような他の形状のバ
ネや弾性樹脂などのような各種の弾性部材を揺動板40
とカッター・ホルダー30との間に介在するようにし
て、揺動板40とカッター・ホルダー30とを連係させ
るようにしてもよい。
【0097】(8)上記した実施の形態においては、検
出されたシート間距離に基づいた制御用パルス信号がス
テッピング・モーター52に送出されるようにしたが、
これに限られるものではないことは勿論であり、距離を
検出するのに代わって、圧力センサーとエンコーダとを
配設して、予め主走査方向における所定のポイント毎
に、カッター28をシートに当接させたときのシート押
圧力を圧力センサーで検出するとともにモーターの駆動
状態をエンコーダで検出するようにして、こうした検出
結果に基づいた制御用パルス信号がステッピング・モー
ター52に送出されるようにしてもよい。
【0098】上記したような検出結果に基づいても、ツ
ールたるカッター28の主走査方向における移動に伴っ
て、カッター28が適正なシート押圧力でシートを押圧
するようになり、良好な切断結果を得ることができる。
【0099】(9)上記した実施の形態ならびに上記し
た(1)乃至(8)に示す変形例は、適宜に組み合わせ
るようにしてもよい。
【0100】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、ソレノイドを用いることなしに製造コスト
の低減を図りながら、カッターなどのツールに付与され
るツール圧を変化することができるという優れた効果を
奏する。
【0101】また、本発明は、装置の主走査方向に延長
される回転軸を用いることのないようにして、装置全体
の大型化に伴ってツール支持機構全体が大型化すること
がないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるツール支持機構を備えた熱転写式
印刷装置を示す概略構成説明図である。
【図2】本発明によるツール支持機構を示す概略構成説
明図(斜視図)である。
【図3】本発明によるツール支持機構を示す概略構成説
明図(正面図)である(カッター・ダウン状態)。
【図4】図3におけるA矢視図(左側面図)である。
【図5】図3におけるB矢視図(右側面図)である。
【図6】図3におけるC矢視図(平面図)である。
【図7】図3におけるD矢視図(底面図)である。
【図8】本発明によるツール支持機構を示す概略構成説
明図(背面図)である。
【図9】本発明によるツール支持機構においてねじりコ
イル・バネの内角αの大きさが内角αのときのカッタ
ー・ダウン状態を示す概略構成説明図(正面図)であ
る。
【図10】本発明によるツール支持機構においてねじり
コイル・バネの内角αの大きさが内角αのときのカッ
ター・ダウン状態を示す概略構成説明図(正面図)であ
る。
【図11】本発明によるツール支持機構においてねじり
コイル・バネの内角αの大きさが内角αのときのカッ
ター・ダウン状態を示す概略構成説明図(正面図)であ
る。
【符号の説明】
10 熱転写式印刷装置 12 ベース部材 14L、14R 側方部材 16 中央壁 18 ワイヤー 20 キャリッジ 22 基板 22a 正面部 22b 突設部 24 印刷ヘッド 26 センサー 28 カッター 28a 刃部 30 カッター・ホルダー 30a 先端部 30b 後端部 30c 腕部 30d 孔 30f 上面 30g 下面 32 ネジ 34 支軸 36 コイル・バネ 40 揺動板 40a、40b 端辺部 40c ウォーム歯 40d 背面部 42 ねじりコイル・バネ 42a、42b 端部 44 ピン 46 ウォーム 50 取り付け部材 52 ステッピング・モーター 52a 回転軸 54、56 ギア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の信号により駆動するモーターと、 前記モーターの駆動による回転力を伝達する回転力伝達
    機構と、 所定の支軸に揺動自在に配設され、前記回転力伝達機構
    による回転力の伝達に伴い前記支軸を中心に揺動される
    揺動板と、 前記支軸に揺動自在に配設されるとともに、ツールを保
    持するツール・ホルダーと、 前記揺動板と前記ツール・ホルダーとの間に配設され、
    前記揺動板の揺動に応じて前記ツール・ホルダーに付与
    する付勢力を変化する弾性部材とを有するツール支持機
    構。
  2. 【請求項2】 所定の信号により駆動するモーターと、 前記モーターの駆動により回転されるウォームと、 所定の支軸に揺動自在に配設されるとともに前記ウォー
    ムと噛み合うウォーム歯を備え、前記ウォームの回転に
    伴い前記支軸を中心に揺動される揺動板と、 前記支軸に揺動自在に配設されるとともに、ツールを保
    持するツール・ホルダーと、 前記支軸に巻回されて配設されるとともに、一方の端部
    が前記揺動板に係止され、かつ、他方の端部が前記カッ
    ター・ホルダーに係止されていて、前記支軸を中心とし
    て前記一方の端部と前記他方の端部とにより形成される
    内角の大きさに応じた付勢力を前記カッター・ホルダー
    に付与し、前記揺動板の揺動に応じて前記内角の大きさ
    を変化するねじりコイル・バネとを有するツール支持機
    構。
JP2000381048A 2000-12-14 2000-12-14 ツール支持機構 Pending JP2002178580A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011218456A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Roland Dg Corp カッティング装置
JP2011218457A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Roland Dg Corp カッティング装置
JP2014008557A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Brother Ind Ltd 切断装置、及び切断装置の制御プログラム

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