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JP2002174868A - 放射線画像情報読取装置 - Google Patents

放射線画像情報読取装置

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Publication number
JP2002174868A
JP2002174868A JP2000372813A JP2000372813A JP2002174868A JP 2002174868 A JP2002174868 A JP 2002174868A JP 2000372813 A JP2000372813 A JP 2000372813A JP 2000372813 A JP2000372813 A JP 2000372813A JP 2002174868 A JP2002174868 A JP 2002174868A
Authority
JP
Japan
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stimulable phosphor
phosphor sheet
excitation light
sheet
image information
Prior art date
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Application number
JP2000372813A
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English (en)
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JP2002174868A5 (ja
Inventor
Ryosuke Furue
亮介 古江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Priority to US10/002,111 priority patent/US6677605B2/en
Publication of JP2002174868A publication Critical patent/JP2002174868A/ja
Publication of JP2002174868A5 publication Critical patent/JP2002174868A5/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B42/00Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means
    • G03B42/08Visualisation of records by optical means

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
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  • Image Input (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リジットタイプの蓄積性蛍光体シートを収納
したカセッテを取り扱う放射線画像情報読取装置におい
て、装置を小型化する。 【解決手段】 放射線画像情報が蓄積記録されたリジッ
トタイプの蓄積性蛍光体シート13を収納し、一端部に該
シート13を出し入れするための開口が設けられたカセッ
テ1を受承し、このカセッテ1から取り出した蓄積性蛍
光体シート13から放射線画像情報を読み取る放射線画像
情報読取装置において、受承したカセッテ1の開口から
シート搬出手段31、32により蓄積性蛍光体シート13を一
定速度で搬出する。そのとき、カセッテ1から取り出さ
れつつある蓄積性蛍光体シート13を、励起光主走査手段
11からの励起光10により、前記開口に近い位置において
シート搬出の方向とほぼ直交する方向に主走査し、この
蓄積性蛍光体シート13の励起光照射部分から発せられた
輝尽発光光14を光電検出手段17、27によって検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線画像情報が
蓄積記録されている蓄積性蛍光体シートに励起光を照射
し、そのとき該シートから発せられた輝尽発光光を光電
的に読み取って前記放射線画像情報を示す画像信号を得
る放射線画像情報読取装置に関し、特に詳細には、カセ
ッテに収納されている蓄積性蛍光体シートから放射線画
像情報を読み取る放射線画像情報読取装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、放射線を照射するとこの放射線エ
ネルギーの一部を蓄積し、その後、可視光やレーザ光な
どの励起光を照射すると、蓄積された放射線エネルギー
に応じて輝尽発光を示す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)
が知られており、そして、この蓄積性蛍光体を支持体上
に積層してなる蓄積性蛍光体シートを用いる放射線画像
記録再生システムが広く実用に供されている。
【0003】この放射線画像記録再生システムは、人体
等の被写体を透過させた放射線を蓄積性蛍光体シートに
照射する等してこの蓄積性蛍光体シートに被写体の放射
線画像情報を蓄積記録し、その後、レーザ光などの励起
光により該シートを2次元的に走査してその励起光照射
部分から輝尽発光光を生じさせ、この輝尽発光光を光電
読取手段により読み取って上記放射線画像情報を示す画
像信号を得るものである(例えば特開昭55-12429号、同
55-116340号、同56-104645号等参照)。
【0004】このシステムにおいて得られた画像信号
は、観察読影に適した階調処理や周波数処理などの画像
処理が施された上で、それが担持する放射線画像を診断
用可視像としてフィルムに再生記録したり、あるいはCR
T画像表示装置等に表示するために用いられる。なお、
放射線画像情報読取り後の蓄積性蛍光体シートに消去光
を照射して、そこに残存しているエネルギーを放出させ
ると、そのシートは再度放射線画像情報を蓄積記録でき
る状態となって、繰り返し使用が可能になる。
【0005】なお、上述した蓄積性蛍光体シートは多く
の場合、遮光性のカセッテに収納して取り扱われる。こ
のカセッテは、蓄積性蛍光体シートを1枚ずつ収納する
ものであり、通常は、一部に蓄積性蛍光体シートを出し
入れするための開口が設けられた函体と、この函体の上
記開口を開閉する蓋体とから構成される。
【0006】このようなカセッテを用いて放射線画像の
撮影(記録)を行なう際、カセッテは例えば被写体を透
過した放射線の照射を受ける位置に配され、それにより
カセッテ内に収納された蓄積性蛍光体シートに放射線が
照射されて、そこに放射線画像が撮影される。
【0007】放射線画像の撮影に供された後のカセッテ
は、例えば特開平5-297488号に示されるように、カセッ
テを受承する放射線画像情報読取装置にセットされ、そ
こから蓄積性蛍光体シートが取り出されて、放射線画像
情報の読取処理にかけられるようになっている。
【0008】一方、上述した放射線画像記録再生システ
ムに用いられる放射線画像情報読取装置においては、例
えば特開昭55-87970号、特開平8-1164350号等に示され
ているように、輝尽発光光の検出効率を高めてS/Nの
良い読取画像信号を得るために、1枚の蓄積性蛍光体シ
ートの一表面側、他表面側からそれぞれ輝尽発光光を検
出することが考えられている。なおその場合、蓄積性蛍
光体シートに対する励起光の照射は、該シートの一表面
側のみから行なってもよいし、あるいは両表面側から行
なってもよい。
【0009】他方、上述の蓄積性蛍光体シートとして、
実質的に撓むことのない高剛性のシートを用いることも
考えられている。このいわゆるリジットタイプの蓄積性
蛍光体シートは、可撓性の有る蓄積性蛍光体シートと異
なって、エンドレスベルト等のシート搬送手段に載せる
ような必要もなく、それ自身を直接移動させることがで
きるという利点を有する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うにカセッテに収納された蓄積性蛍光体シートから放射
線画像情報を読み取る従来の放射線画像情報読取装置
は、前記特開平5-297488号にも示されている通り、可撓
性の有る蓄積性蛍光体シートを読取対象とするものであ
って、この蓄積性蛍光体シートをカセッテ受承部から取
り出した後、装置内のシート搬送経路を通して読取部ま
で搬送し、そこで該シートを副走査移動させながら励起
光の主走査を行なって、放射線画像情報を読み取るよう
に構成されていた。
【0011】上記のカセッテに、前述したリジットタイ
プの蓄積性蛍光体シートを収納して用いることも考えら
れるが、その場合は、読取部において蓄積性蛍光体シー
トを撓ませながら副走査移動させることは不可能になる
から、読取部のシート搬送方向前後にそれぞれ該シート
1枚分のスペースを確保しておく必要が生じる。そのた
め、リジットタイプの蓄積性蛍光体シートを収納したカ
セッテを取り扱う放射線画像情報読取装置は、大型化し
やすいものとなっていた。
【0012】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、リジットタイプの蓄積性蛍光体シートを収納し
たカセッテを取り扱う放射線画像情報読取装置におい
て、装置を小型化することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による放射線画像
情報読取装置は、リジットタイプの蓄積性蛍光体シート
をカセッテから搬出する際に、その搬出動作によって励
起光の副走査を行なうようにして、装置の小型化を実現
したものである。
【0014】すなわち本発明による放射線画像情報読取
装置は、より具体的には、放射線画像情報が蓄積記録さ
れた、実質的に撓むことのない高剛性の蓄積性蛍光体シ
ートを収納し、一端部に該シートを出し入れするための
開口が設けられたカセッテを受承し、このカセッテから
取り出した前記蓄積性蛍光体シートから放射線画像情報
を読み取る放射線画像情報読取装置において、受承した
カセッテの前記開口から前記蓄積性蛍光体シートを、少
なくとも放射線画像情報の読取り中に一定速度で搬出す
るシート搬出手段と、このシート搬出手段によって前記
カセッテから取り出されつつある蓄積性蛍光体シート
を、その励起波長域にある励起光により、前記開口に近
い位置において前記搬出の方向とほぼ直交する方向に主
走査する励起光主走査手段と、この蓄積性蛍光体シート
の励起光照射部分から発せられた輝尽発光光を検出する
光電検出手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0015】なお上記シート搬出手段は、放射線画像情
報の読取り時以外では搬出速度を変えるものであっても
よく、例えば、蓄積性蛍光体シート搬出の先端部が励起
光照射位置に到達するまでは、上記一定の搬出速度より
も高速で該シートを搬出するように構成されてもよい。
【0016】また、この本発明による放射線画像情報読
取装置において、上記励起光主走査手段は、蓄積性蛍光
体シートにファンビーム状の励起光を照射するライン光
源から構成されるのが好ましい。
【0017】一方前記光電検出手段は、ラインセンサか
ら構成されるのが好ましい。またこの光電検出手段は、
前記蓄積性蛍光体シートの励起光照射部分から発せられ
た輝尽発光光を、該シートの一表面側から検出する第1
の光電検出手段と、該シートの他表面側から検出する第
2の光電検出手段とから構成されるのが望ましい。
【0018】さらに励起光主走査手段も、蓄積性蛍光体
シートの一表面側から励起光を照射する第1の励起光主
走査手段と、蓄積性蛍光体シートの他表面側から励起光
を照射する第2の励起光主走査手段とから構成されるの
が望ましい。
【0019】他方、本発明の放射線画像情報読取装置
は、蓄積性蛍光体シートとして、励起光および/または
輝尽発光光のシート面内での拡がりを規制する、異方化
された蓄積性蛍光体シートを用いるように構成されるの
が望ましい。
【0020】また本発明の放射線画像情報読取装置は、
カセッテを複数並べて受承するカセッテ保持部が設けら
れるとともに、シート搬出手段、励起光主走査手段およ
び光電検出手段と、受承した前記複数のカセッテとの相
対位置関係をずらす手段が設けられ、前記相対位置関係
をずらすことにより、前記複数のカセッテより順次搬出
した蓄積性蛍光体シートからそれぞれ前記放射線画像情
報を読み取り可能に形成されるのが望ましい。
【0021】
【発明の効果】本発明による放射線画像情報読取装置
は、受承したカセッテからリジットタイプの蓄積性蛍光
体シートを搬出する際に、カセッテの蓄積性蛍光体シー
ト出入れ用開口に近い位置において励起光を主走査させ
る一方、その搬出動作によって励起光の副走査を行なう
ように構成したから、受承したカセッテに対してシート
取出し方向前方側にほぼシート1枚分程度のスペースを
確保しておくだけで済むようになり、よって十分な小型
化が可能となる。
【0022】なおこの本発明による放射線画像情報読取
装置において、励起光主走査手段として、蓄積性蛍光体
シートにファンビーム状の励起光を照射するライン光源
を用いれば、偏向させた1本の励起光ビームで蓄積性蛍
光体シートを主走査する場合と比較すると、励起光ビー
ムの偏向のために大きなスペースを確保する必要がなく
なり、装置を小型化する上でさらに有利となる。
【0023】また本発明の放射線画像情報読取装置にお
いて、光電検出手段としてラインセンサを用いた場合
は、大きな集光体を用いて輝尽発光光を集光し、光電子
増倍管等の光電検出手段に導く場合等と比較して、輝尽
発光光検出部の構成も簡素化され、それにより装置をさ
らに小型化することが可能となる。
【0024】一方、光電検出手段が、蓄積性蛍光体シー
トの励起光照射部分から発せられた輝尽発光光を、該シ
ートの一表面側から検出する第1の光電検出手段と、該
シートの他表面側から検出する第2の光電検出手段とか
ら構成された場合は、それら2つの光電検出手段の出力
信号を加算することにより、輝尽発光光の検出効率を高
めてS/Nの良い読取画像信号を得ることが可能とな
る。
【0025】そして、励起光主走査手段が、蓄積性蛍光
体シートの一表面側から励起光を照射する第1の励起光
主走査手段と、蓄積性蛍光体シートの他表面側から励起
光を照射する第2の励起光主走査手段とから構成された
場合は、励起効率を向上させて、S/Nの良い読取画像
信号を得ることが可能となる。
【0026】また、本発明による放射線画像情報記録読
取装置が特に、蓄積性蛍光体シートとして、励起光およ
び/または輝尽発光光のシート面内での拡がりを規制す
る、異方化された蓄積性蛍光体シートを用いるように構
成された場合は、読取画像の画質を高める効果が得られ
る。
【0027】すなわち、励起光のシート面内での拡がり
が抑制されれば、拡散した励起光が所定の走査箇所以外
のシート部分を照射して、そこから輝尽発光させてしま
うことによる読取画像のボケが防止される。また、輝尽
発光光のシート面内での拡がりが抑制されれば、通常、
受光面が非常に細く形成されているラインセンサ等を用
いても、その受光面に輝尽発光光を効率良く導くことが
可能となるので、輝尽発光光の検出効率が向上し、ひい
ては光電検出手段の出力信号が担持する読取画像の画質
が向上する。
【0028】また、本発明による放射線画像情報記録読
取装置において、カセッテを複数並べて受承するカセッ
テ保持部が設けられるとともに、前記シート搬出手段、
励起光主走査手段および光電検出手段と、受承した前記
複数のカセッテとの相対位置関係をずらす手段が設けら
れ、この相対位置関係をずらすことにより、複数のカセ
ッテより順次搬出した蓄積性蛍光体シートからそれぞれ
放射線画像情報を読み取り可能とされた場合は、複数の
カセッテからそれぞれ放射線画像情報を読み取りたいと
きに、装置に対してカセッテを1つずつ脱着する毎に読
取処理を行なう必要がなくなる。つまり、複数のカセッ
テ内の各蓄積性蛍光体シートからまとめて放射線画像情
報を読み取ることが可能となり、読取処理の効率化を実
現できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実
施形態による放射線画像情報読取装置の概略側面形状を
示すものである。この第1実施形態の装置は、蓄積性蛍
光体シートを1枚収納したカセッテ1を保持部6におい
て受承、保持する筐体5を有し、この筐体5の内部に読
取部が形成されてなるものである。
【0030】カセッテ1は図6に全体形状を示すよう
に、薄い函体2と、この函体2に設けられた蓄積性蛍光
体シート出入れ用の開口2aを開閉する蓋体3とを有し
ている。これらの函体2および蓋体3は例えば合成樹脂
から形成されている。そして蓋体3は、揺動軸Aの周り
に揺動自在にして函体2に取り付けられており、このよ
うに揺動して開口2aを開閉する。なお、このように蓋
体3を揺動自在とするためには、例えば公知のヒンジ機
構を用いたり、あるいは蓋体3と函体2とを合成樹脂に
より一体成形し、蓋体3を函体2に対してヒンジ線で折
り曲げ可能としておけばよい。
【0031】このカセッテ1は、内部に蓄積性蛍光体シ
ート13を収納した状態で、例えば被写体を透過させた放
射線の照射を受ける位置に配され、それにより、蓄積性
蛍光体シート13に被写体の透過放射線画像が記録(撮
影)される。そしてこの放射線画像撮影に供された後の
カセッテ1は、上記開口2aが形成されている部分から
装置筐体5内に挿入され、保持部6によって所定位置に
保持される。またカセッテ1がこの所定位置に保持され
ると、図示しない蓋開閉手段によって蓋体3が動かさ
れ、開口2aが開かれた状態になる。
【0032】なお筐体5には、このようにカセッテ1が
保持された際に、このカセッテ1との間の隙間から外光
が内部内に進入することを防止する遮光部材(図示せ
ず)が設けられている。
【0033】次に、筐体5内に配設された読取部につい
て説明する。なお図2および図3はそれぞれ、この読取
部を構成する光学系の部分の側面形状、正面形状を示す
ものであり、以下、これらの図2および図3も参照して
説明する。
【0034】この読取部は、ファンビーム状の励起光10
を発する励起光主走査手段としてのレーザダイオードア
レイ11と、励起光10を図2に示す面内のみで集光するシ
リンドリカルレンズ12と、この励起光10が線状に照射さ
れた蓄積性蛍光体シート13の部分から励起光照射側に発
せられた輝尽発光光14を集光する第1のレンズアレイ15
と、このレンズアレイ15を通過した輝尽発光光14の光路
に配された第1の励起光カットフィルタ16と、この励起
光カットフィルタ16を透過した輝尽発光光14を検出する
第1のCCDラインセンサ17とを有している。
【0035】また、蓄積性蛍光体シート13に対して上記
励起光照射側と反対側には、輝尽発光光14を集光する第
2のレンズアレイ25と、このレンズアレイ25を通過した
輝尽発光光14の光路に配された第2の励起光カットフィ
ルタ26と、この励起光カットフィルタ26を透過した輝尽
発光光14を検出する第2のCCDラインセンサ27と、蓄
積性蛍光体シート13の全幅あるいはそれ以上の長さを有
して、該シート13の励起波長域にある波長の光(消去
光)を発する消去光源28とが設けられている。
【0036】レーザダイオードアレイ11は図3に示すよ
うに、発振波長が例えば650〜690nm帯にある複
数のレーザダイオード11a、11b、11c……が一列に並
設されてなるものである。各レーザダイオード11a、11
b、11c……から発せられた発散光状態の励起光10a、
10b、10c……は、シリンドリカルレンズ12により一方
向のみに集光されてファンビームとなり、それらのファ
ンビームが合成されてなる励起光10が蓄積性蛍光体シー
ト13の一部分を線状に照射するようになっている。
【0037】なおこのレーザダイオードアレイ11は、保
持部6に受承されているカセッテ1の開口2aに近い位
置において、蓄積性蛍光体シート13に励起光10を照射す
るように配設されている。
【0038】第1のCCDラインセンサ17は図4に平面
形状を示すように、一列に並設された多数のセンサチッ
プ(光電変換素子)17aを有するものである。本例にお
いてこの第1のCCDラインセンサ17のセンサチップ並
設方向と直交する方向の受光幅、つまりセンサチップ17
aの幅Wは約100μmである。
【0039】この第1のCCDラインセンサ17は、セン
サチップ17aが図1の蓄積性蛍光体シート13上における
励起光照射部分の長さ方向(X方向)に沿って並ぶ向き
に配設されている。なおこの第1のCCDラインセンサ
17は、幅の大きい蓄積性蛍光体シート13に対応するため
に、複数のラインセンサをその長さ方向に連ねて構成さ
れてもよい。
【0040】一方第1のレンズアレイ15は、図5に正面
形状を示す通り、例えば多数の屈折率分布型レンズ15
a、15b、15c、15d……が一列に並設されてなるもの
である。各屈折率分布型レンズ15a、15b、15c、15d
……は、蓄積性蛍光体シート13から発せられた輝尽発光
光14を集光して、図1に示すように第1のCCDライン
センサ17に導く。
【0041】なお、第2のCCDラインセンサ27は上記
第1のCCDラインセンサ17と同様に構成されたもので
あり、第2のレンズアレイ25も上記第1のレンズアレイ
15と同様に構成されたものである。
【0042】また保持部6に近い位置には、セットされ
たカセッテ1から蓄積性蛍光体シート13を取り出す取出
しローラ30が設けられている。この取出しローラ30は、
カセッテ1が上述のように保持されて開口2aが開かれ
た状態になると、この開口2aからカセッテ1内に進入
し、そこに収納されている蓄積性蛍光体シート13の上面
に圧接して回転し、そのシート13を開口2aを通してカ
セッテ1の外に取り出す。
【0043】そしてこの取出しローラ30に近い位置に
は、蓄積性蛍光体シート13を挟持して図1中で右方に送
る1対のニップローラ31,31が設けられている。さらに
これらのニップローラ31,31によるシート送り方向前方
側には、該ニップローラ31,31とともにシート搬出手段
を構成するもう1対のニップローラ32,32が設けられて
いる。
【0044】以下、上記構成の放射線画像情報読取装置
の作用について説明する。まず、前述したようにして放
射線画像の撮影に供された後のカセッテ1が本装置にセ
ットされると、取出しローラ30によって蓄積性蛍光体シ
ート13がカセッテ1の外に取り出される。
【0045】するとこの蓄積性蛍光体シート13の先端部
がニップローラ31,31の間に送り込まれ、その時点で取
出しローラ30は蓄積性蛍光体シート13から離れ、以後該
シート13は、これらのニップローラ31,31によって図1
中で右方向に(Y方向に)一定速度で搬送される。蓄積
性蛍光体シート13がこうしてある程度の距離搬送される
と、その先端部がニップローラ32,32の間に送り込ま
れ、その後該シート13はニップローラ31,31および32,
32により一定速度で搬送される。なおこのとき蓄積性蛍
光体シート13は、図示しないガイド部材によって下方か
ら受け止められ、水平な姿勢を保って搬送される。
【0046】蓄積性蛍光体シート13がこのようにして一
定速度で搬送されるとき、レーザダイオードアレイ11か
ら発せられた励起光10が蓄積性蛍光体シート13の一部に
線状に照射され、該シート13の一表面をX方向に主走査
する。それとともに蓄積性蛍光体シート13が、この主走
査の方向と直交するY方向に送られて励起光10の副走査
がなされるので、蓄積性蛍光体シート13は励起光10によ
って2次元的に走査される。
【0047】この励起光10の照射を受けた蓄積性蛍光体
シート13の部分からは、蓄積記録されている放射線画像
情報に応じた光量の輝尽発光光14が発散する。例えば青
色のこの輝尽発光光14の一部は第1のレンズアレイ15に
より集光されて第1のCCDラインセンサ17に導かれ、
該CCDラインセンサ17によって光電的に検出される。
なお、蓄積性蛍光体シート13で反射して第1のCCDラ
インセンサ17に向かって進行する励起光10は、第1の励
起光カットフィルタ16によってカットされる。
【0048】また、蓄積性蛍光体シート13の透明支持体
を透過して励起光照射側と反対側に出射した輝尽発光光
14の一部は第2のレンズアレイ25により集光されて第2
のCCDラインセンサ27に導かれ、該CCDラインセン
サ27によって光電的に検出される。なお、蓄積性蛍光体
シート13を透過して第2のCCDラインセンサ27に向か
って進行する励起光10は、第2の励起光カットフィルタ
26によってカットされる。
【0049】第1のCCDラインセンサ17は、輝尽発光
光14の光量に対応した(つまり上記放射線画像情報を示
す)アナログの光検出信号S1を出力する。この光検出
信号S1は読取回路40において増幅された後、次いでA
/D変換処理を受けてデジタル画像信号に変換される。
また同様に第2のCCDラインセンサ27も、輝尽発光光
14の光量に対応したアナログの光検出信号S2を出力す
る。この光検出信号S2は読取回路40において増幅され
た後、次いでA/D変換処理を受けてデジタル画像信号
に変換される。
【0050】上記2通りのデジタル画像信号は、読取回
路40において互いに同一画素についての信号毎に加算さ
れる。この加算処理によって得られた読取画像信号Dは
装置外に出力され、必要に応じて階調処理、周波数処理
等の処理を受けた後、例えばCRT表示装置等の画像表
示手段や、光走査記録装置等の画像記録装置に送られ、
該信号Dが担持する画像、つまり蓄積性蛍光体シート13
に蓄積記録されていた放射線画像の再生に供される。
【0051】蓄積性蛍光体シート13が副走査終端位置ま
で送られて放射線画像情報の読取りが終了すると、ニッ
プローラ31,31および32,32が前述の場合とは逆方向に回
転駆動され、蓄積性蛍光体シート13がカセッテ1内に送
り込まれる。そのとき消去光源28が点灯され、そこから
発せられた消去光が、蓄積性蛍光体シート13の透明支持
体越しにその蓄積性蛍光体層に照射される。蓄積性蛍光
体シート13の励起波長域にあるこの消去光が照射される
と、該シート13の蓄積性蛍光体層に残存していた放射線
エネルギーが放出される。
【0052】蓄積性蛍光体シート13がカセッテ1内に完
全戻されるまでに、上記消去光は蓄積性蛍光体シート13
の全面に照射され、それにより該シート13は、再度放射
線画像の撮影(記録)に使用され得る状態となる。
【0053】なお、蓄積性蛍光体シート13がニップロー
ラ31,31から離れると、取出しローラ30が再度該シート1
3に圧接し、前述の場合とは逆方向に回転駆動して、該
シート13を完全にカセッテ1内に戻す。次いで前述の蓋
開閉手段によって蓋体3が動かされ、開口2aが閉じら
れる。その後カセッテ1は装置筐体5から引き抜かれ、
再度放射線画像の記録に用いられる。
【0054】以上説明した通り本装置においては、受承
したカセッテ1からリジットタイプの蓄積性蛍光体シー
ト13を搬出する際に、カセッテ1の蓄積性蛍光体シート
取出し用開口2aに近い位置において励起光10を主走査
させる一方、その搬出動作によって励起光10の副走査を
行なうように構成したから、受承したカセッテ1に対し
てシート取出し方向前方側にほぼシート1枚分程度のス
ペースを確保しておくだけで済むようになり、よって十
分な小型化が可能となる。
【0055】また本装置は、輝尽発光光14を蓄積性蛍光
体シート13の両面側から検出しているので、その検出効
率を高めて、S/Nの良い読取画像信号Dを得ることが
できる。
【0056】また本実施形態の放射線画像情報読取装置
では、励起光主走査手段として、蓄積性蛍光体シート13
にファンビーム状の励起光10を照射するレーザダイオー
ドアレイ11を用いているので、偏向させた1本の励起光
ビームで蓄積性蛍光体シート13を主走査する場合と比較
すると、励起光ビームの偏向のために大きなスペースを
確保する必要がなくなり、装置を小型化する上でさらに
有利となる。
【0057】また本実施形態の放射線画像情報読取装置
では、光電検出手段としてCCDラインセンサ17,27を
用いているので、大きな集光体を用いて輝尽発光光を集
光し、光電子増倍管等の光電検出手段に導く場合等と比
較して、輝尽発光光検出部の構成も簡素化され、それに
より装置をさらに小型化することが可能となる。
【0058】ただし本発明においては、レーザダイオー
ドアレイ11等のライン光源に限らず、上述のように偏向
させた1本の励起光ビームで蓄積性蛍光体シート13を主
走査する構成を採用してもよいし、さらには、光電検出
手段としてラインセンサ以外の光電子増倍管等を採用し
ても構わない。
【0059】なお以上説明した実施形態のように、輝尽
発光光14を検出する光電検出手段として、受光面が細い
ラインセンサを用いる場合は、蓄積性蛍光体シートとし
て前述の異方化された蓄積性蛍光体シートを用いるのが
特に望ましい。図7は、そのような蓄積性蛍光体シート
の一例の断面形状を示すものである。この蓄積性蛍光体
シート50は、支持体51上に蓄積性蛍光体層52が形成され
てなるものであるが、蓄積性蛍光体層52は、シート厚さ
方向に延びて輝尽発光光14を反射させる反射性隔壁部材
53により、多数の微小房に細分区画されている。
【0060】このような構造を有する蓄積性蛍光体シー
ト50を例えば図1の装置において用いれば、励起光10が
照射された蓄積性蛍光体シート50の部分から発散した輝
尽発光光14は、反射性隔壁部材53の間で反射を繰り返し
てシート表面側に進行するので、シート面内で、つまり
シート厚さ方向と交わる方向に大きく散逸することがな
くなる。したがって、受光面が細いラインセンサを光電
検出手段として用いても、それらの受光面に効率良く輝
尽発光光14が導かれるので、輝尽発光光検出効率を向上
させて、高画質の放射線画像を再生可能となる。
【0061】また、上記の反射性隔壁部材53が励起光10
も反射させるように形成されている場合は、さらに好ま
しい結果が得られる。すなわち、励起光10のシート面内
での拡がりが抑制されれば、拡散した励起光10が所定の
走査箇所以外のシート部分を照射して、そこから輝尽発
光させてしまうことによる読取画像のボケが防止され
る。
【0062】なお、異方化された蓄積性蛍光体シートと
しては、上述の反射性隔壁部材53によって異方化された
シートの他、柱状結晶タイプの蓄積性蛍光体を、柱状結
晶がシート厚さ方向に延びるように配向して用いること
により、結晶表面間で励起光および/または輝尽発光光
が反射を繰り返すようにしたものを用いることもでき
る。
【0063】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図8は、本発明の第2の実施形態による放射線
画像情報読取装置の概略側面形状を示すものである。な
おこの図8において、図1中の要素と同等の要素には同
番号を付してあり、それらについての説明は特に必要の
無い限り省略する(以下、同様)。
【0064】この第2実施形態の放射線画像情報読取装
置は、図1に示したものと比較すると基本的に、レーザ
ダイオードアレイ11およびシリンドリカルレンズ12から
なる励起光主走査手段に加えて、それらとは蓄積性蛍光
体シート13を挟んで反対側となる位置に、レーザダイオ
ードアレイ41およびシリンドリカルレンズ42からなるも
う1つの励起光主走査手段が設けられている点が異なる
ものである。
【0065】本装置においては、上記レーザダイオード
アレイ11および41からそれぞれ発せられた励起光10が、
蓄積性蛍光体シート13の同一部分に照射されるようにな
っている。これらの励起光10の照射により蓄積性蛍光体
シート13から発せられた輝尽発光光14は、第1の実施形
態におけるのと同様に、第1のCCDラインセンサ17お
よび第2のCCDラインセンサ27によって検出される。
【0066】本実施形態のように、蓄積性蛍光体シート
13の同一部分を該シート13の両側から励起すれば、励起
効率が高められ、それにより読取放射線画像の画質を改
善する効果を得ることができる。
【0067】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。図9は、本発明の第3の実施形態による放射線
画像情報読取装置の概略側面形状を示すものである。こ
の第3実施形態の放射線画像情報読取装置は、図1に示
したものと比較すると基本的に、装置筐体5内の読取部
を構成する全ての要素が上下動ユニット50に搭載される
とともに、筐体5には3つのカセッテ1を上下方向に並
べて受承、保持する保持部60が形成されている点が異な
るものである。
【0068】この装置において、放射線画像撮影済みの
蓄積性蛍光体シート13を収納したカセッテ1は、最大で
3個セットすることができる。そして上下動ユニット50
は当初、図示されるように最上位のカセッテ1から蓄積
性蛍光体シート13を取り出して、そこから放射線画像情
報を読み取る位置に設定されている。この状態で、蓄積
性蛍光体シート13に対する放射線画像情報読取処理およ
び、その後の消去処理は、第1実施形態の場合と同様に
なされる。
【0069】その蓄積性蛍光体シート13からの放射線画
像情報読取処理が終了し、該シート13が最上位のカセッ
テ1内に戻されると、上下動ユニット50は、3つのカセ
ッテ1の配設ピッチと同じ距離だけ下方に移動する。つ
まり上下動ユニット50は、今度は上から2番目のカセッ
テ1から蓄積性蛍光体シート13を取り出して、そこから
放射線画像情報を読み取る位置に設定される。そしてこ
の状態で、上から2番目のカセッテ1に収納されている
蓄積性蛍光体シート13に対する放射線画像情報読取処理
および、その後の消去処理がなされる。次いでこの蓄積
性蛍光体シート13は、上から2番目のカセッテ1の中に
戻される。
【0070】その後上下動ユニット50は、3つのカセッ
テ1の配設ピッチと同じ距離だけさらに下方に移動す
る。つまり上下動ユニット50は、今度は最下位のカセッ
テ1から蓄積性蛍光体シート13を取り出して、そこから
放射線画像情報を読み取る位置に設定される。そしてこ
の状態で、最下位のカセッテ1に収納されている蓄積性
蛍光体シート13に対する放射線画像情報読取処理およ
び、その後の消去処理がなされる。次いでこの蓄積性蛍
光体シート13は、最下位のカセッテ1の中に戻される。
【0071】以上説明した通り、この第3の実施形態の
放射線画像情報読取装置においては、3つのカセッテ1
からそれぞれ放射線画像情報を読み取りたいときに、装
置に対してカセッテ1を1つずつ脱着する毎に読取処理
を行なう必要がなくなる。つまり、3つのカセッテ1内
の各蓄積性蛍光体シート13からまとめて放射線画像情報
を読み取ることが可能となり、読取処理の効率化を実現
できる。
【0072】なお、このように複数のカセッテを保持し
ておく構成を採用する場合、保持しておくカセッテの数
は3個に限られるものではなく、2つ以上何個としても
上述の効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による放射線画像情報
読取装置の概略側面図
【図2】図1の装置の要部を示す側面図
【図3】図1の装置に用いられたライン光源を示す正面
【図4】図1の装置に用いられたラインセンサを示す平
面図
【図5】図1の装置に用いられた集光レンズアレイを示
す正面図
【図6】図1の装置で取り扱われるカセッテの斜視図
【図7】本発明の放射線画像情報読取装置に用いられる
蓄積性蛍光体シートの別の例を示す概略側断面図
【図8】本発明の第2の実施形態による放射線画像情報
読取装置の概略側面図
【図9】本発明の第3の実施形態による放射線画像情報
読取装置の概略側面図
【符号の説明】
1 カセッテ 2 カセッテの函体 2a カセッテの蓄積性蛍光体シート出入れ用開口 3 カセッテの蓋体 5 筐体 6、60 カセッテ保持部 10 励起光 11、41 レーザダイオードアレイ 11a、11b、11c レーザダイオード 12、42 シリンドリカルレンズ 13、50 蓄積性蛍光体シート 14 輝尽発光光 15、25 レンズアレイ 15a、15b、15c 屈折率分布型レンズ 16、26 励起光カットフィルタ 17、27 CCDラインセンサ 17a CCDラインセンサのセンサチップ 28 消去光源 30 シート取出しローラ 31、32 ニップローラ 40 読取回路 50 上下動ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/04 101 H04N 1/04 E Fターム(参考) 2G083 AA03 BB02 BB04 CC10 DD11 DD16 EE10 2H013 AC05 5B047 AA17 BA01 BB02 BC05 BC07 BC18 BC23 CA09 CB17 5C072 AA01 BA01 CA06 DA02 DA09 EA05 NA01 NA07 VA01 WA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線画像情報が蓄積記録された、実質
    的に撓むことのない高剛性の蓄積性蛍光体シートを収納
    し、一端部に該シートを出し入れするための開口が設け
    られたカセッテを受承し、 このカセッテから取り出した前記蓄積性蛍光体シートか
    ら放射線画像情報を読み取る放射線画像情報読取装置に
    おいて、 受承したカセッテの前記開口から前記蓄積性蛍光体シー
    トを、少なくとも放射線画像情報の読取り中に一定速度
    で搬出するシート搬出手段と、 このシート搬出手段によって前記カセッテから取り出さ
    れつつある蓄積性蛍光体シートを、その励起波長域にあ
    る励起光により、前記開口に近い位置において前記搬出
    の方向とほぼ直交する方向に主走査する励起光主走査手
    段と、 この蓄積性蛍光体シートの励起光照射部分から発せられ
    た輝尽発光光を検出する光電検出手段とを備えたことを
    特徴とする放射線画像情報読取装置。
  2. 【請求項2】 前記励起光主走査手段が、前記蓄積性蛍
    光体シートにファンビーム状の励起光を照射するライン
    光源からなることを特徴とする請求項1記載の放射線画
    像情報読取装置。
  3. 【請求項3】 前記光電検出手段がラインセンサからな
    ることを特徴とする請求項1または2記載の放射線画像
    情報読取装置。
  4. 【請求項4】 前記光電検出手段として、前記蓄積性蛍
    光体シートの励起光照射部分から発せられた輝尽発光光
    を、該シートの一表面側から検出する第1の光電検出手
    段と、前記蓄積性蛍光体シートの励起光照射部分から発
    せられた輝尽発光光を、該シートの他表面側から検出す
    る第2の光電検出手段とを備えたことを特徴とする請求
    項1から3いずれか1項記載の放射線画像情報読取装
    置。
  5. 【請求項5】 前記励起光主走査手段として、前記蓄積
    性蛍光体シートの一表面側から励起光を照射する第1の
    励起光主走査手段と、前記蓄積性蛍光体シートの他表面
    側から励起光を照射する第2の励起光主走査手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載
    の放射線画像情報読取装置。
  6. 【請求項6】 前記蓄積性蛍光体シートとして、前記励
    起光および/または輝尽発光光のシート面内での拡がり
    を規制する、異方化された蓄積性蛍光体シートを用いる
    ことを特徴とする請求項1から5いずれか1項記載の放
    射線画像情報読取装置。
  7. 【請求項7】 前記カセッテを複数並べて受承するカセ
    ッテ保持部が設けられるとともに、 前記シート搬出手段、励起光主走査手段および光電検出
    手段と、受承した前記複数のカセッテとの相対位置関係
    をずらす手段が設けられ、 前記相対位置関係をずらすことにより、前記複数のカセ
    ッテより順次搬出した蓄積性蛍光体シートからそれぞれ
    前記放射線画像情報を読み取り可能に形成されたことを
    特徴とする請求項1から6いずれか1項記載の放射線画
    像情報読取装置。
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